JP2022526339A - 回転式シェーバのユーザへの視覚フィードバックを提供するためのコンピュータ実施方法、並びに、当該実施方法を実施する装置及びコンピュータ・プログラム製品 - Google Patents

回転式シェーバのユーザへの視覚フィードバックを提供するためのコンピュータ実施方法、並びに、当該実施方法を実施する装置及びコンピュータ・プログラム製品 Download PDF

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Abstract

1つの態様によれば、回転式シェーバのユーザへの視覚フィードバックを提供するためのコンピュータ実施方法が提供される。方法は、(i)ひげそり動作中の回転式シェーバの動きを表す動き測定値を受け取ることと、(ii)受け取った動き測定値を処理して、ひげそり動作中の回転式シェーバの動きの軌道の表現を決定することと、(iii)決定した表現を処理して、2次元平面に表現を投影することと、(iv)グラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)を生成することであって、GUIが、投影した表現、及び、ひげそり動作中の回転式シェーバの正確な円形運動のための環状標的ゾーンを含むグラフィカル・テンプレートを含む、生成することと、(v)表示ユニットを使用して、生成したGUIを表示することとを有する。

Description

本発明は、回転式シェーバのユーザへの視覚フィードバックを提供することに関し、詳細には、ひげそり動作時の回転式シェーバの動きに関する視覚フィードバックを提供することに関する。
ひげそり性能は、例えば、ひげそり道具の近さ及び皮膚に生じる刺激の観点から、ユーザによるシェーバの扱いによって大きな影響を受ける。ひげそり後の皮膚刺激が大きい人々は、ひげそり運動、及び、ユーザの皮膚にシェーバが加える圧力を改善するやり方について助言又は指導を受けることにより、利益を受けることができることが知られている。これは、特に、高速で回転する1つ又は複数の円形刃を備える切断要素を使用して毛髪を切断する回転式シェーバについてのケースである。
米国特許出願第2016/262521号は、ひげそり手順の中でユーザを指導するためのシステム及び方法を説明しており、この手順では、画像センサが、ユーザの体の一部の画像を登録し、画像分析器が、画像内のデータに基づいて局所的な毛髪成長方向を決定し、コントローラが、決定した局所的な毛髪成長方向に応じて、毛髪切断デバイスを動かすべき方向についての命令を生成し、フィードバックシステムが、ユーザへの命令を提供する。デバイスの動きを加速度計で再現できること、毛髪切断デバイスの操作をユーザが変えた方がよいことを指示することも説明される。
回転式シェーバを使用したときの最適なひげそり結果のために、ユーザは、特定の範囲内の直径の円形運動に従って、シェーバを動かした方がよい。このタイプの動きは、回転式シェーバからの皮膚刺激の低減をもたらすことができる。
システムによっては、例えば米国特許出願第2016/262521号で説明されているように、シェーバを動かすべき方向について、ひげそり中にユーザへの指導を提供するものもあるが、指導命令は、音声形式で、及び/又は触感形式で、体の一部の表現についての視覚サインを使用した一連の動きの形で提供され、ユーザによっては、これらのタイプの命令が直感的でない、及び/又は従うのが難しいと思うユーザもいる。これは、テキストの形での指導命令のケースでもある。これらのタイプのフィードバックを用いると、ユーザが命令を理解し、実施するための時間を必要とし、ユーザが次の命令を理解する間、ユーザがひげそり動作を休止することにつながるので、フィードバックをリアル・タイムに提供することも困難である。これらのタイプの指導命令は、回転式シェーバで適切な円形運動を使用するようにユーザに命令するのに特に適しているわけでもない。
したがって、ユーザのひげそり性能をユーザがさらに改善できるようにするために、回転式シェーバの円形の動きに関するユーザに提供される視覚フィードバックの改善が望まれる。
本発明の第1の態様によれば、回転式シェーバのユーザへの視覚フィードバックを提供するためのコンピュータ実施方法が提供される。方法は、(i)ひげそり動作中の回転式シェーバの動きを表す動き測定値を受け取ることと、(ii)受け取った動き測定値を処理して、ひげそり動作中の回転式シェーバの動きの軌道の表現を決定することと、(iii)決定した表現を処理して、2次元平面に表現を投影することと、(iv)グラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)を生成することであって、GUIが、投影した表現、及び、ひげそり動作中の回転式シェーバの正確な円形運動のための環状標的ゾーンを含むグラフィカル・テンプレートを含む、生成することと、(v)表示ユニットを使用して、生成したGUIを表示することとを有する。したがって、方法は、回転式シェーバの円形の動きに関する視覚フィードバックをユーザに提供することを行い、このフィードバックは、ユーザのひげそり性能を改善するために、回転式シェーバの正確な運動をユーザが理解できるようにする際に非常に直観的なものである。
いくつかの実施形態では、方法は、更新後のGUIを生成するために、さらに受け取った動き測定値についてステップ(ii)~(iv)を繰り返すことと、表示ユニットを使用して、生成した更新後のGUIを表示することとをさらに有する。これらの実施形態は、ユーザが回転式シェーバを使用しているときにGUIを更新でき、ひげそり動作中の回転式シェーバの動きをユーザが調節できるようにすることを行う。
いくつかの実施形態では、方法は、環状標的ゾーンによって表された1つ又は複数の境界と、投影した表現とを比較するステップをさらに有し、GUIを生成するステップは、比較の結果に基づいて、視覚要素をさらに含めるようにGUIを生成することをさらに有する。これらの実施形態は、非常に直観的な回転式シェーバのユーザの動きについてのユーザへのさらなるフィードバックを提供する。
いくつかの実施形態では、GUIを生成するステップは、グラフィカル・テンプレートと投影した表現とのアライメントを決定することと、決定したアライメントに従って、グラフィカル・テンプレートに被せられた投影した表現を伴うGUIを生成することとを有する。これらの実施形態により、回転式シェーバの測定した回転運動が、グラフィカル・テンプレート上の環状標的ゾーンを中心に置かれること、又はアライメントされることを可能にする。
いくつかの実施形態では、動きの軌道の表現を決定するために、受け取った動き測定値を処理するステップは、動き測定値に含まれる高周波成分を除去するためにフィルタにかけることを有する。
いくつかの実施形態では、決定した表現を処理して、2次元平面に表現を投影するステップは、受け取った動き測定値に含まれる複数の動き測定値のサンプルについて、以前の複数の測定値のサンプルに基づいて瞬間の接平面の方向を計算することと、瞬間の接平面に動き測定値のサンプルを投影することと、投影した動き測定値のサンプルと、以前に投影した動き測定値のサンプルとをアライメントさせることと、アライメントさせた投影した動き測定値のサンプルにトレンド除去(de-trending)を適用することとを有する。これらの実施形態では、瞬間の接平面の方向を計算するステップは、2つの主要な固有ベクトルを識別するために、主成分分析PCAを使用することを有することができ、2つの主要な固有ベクトルは、瞬間の接平面の方向を定義する。これらの実施形態では、アライメントさせるステップは、以前に投影した動き測定値のサンプルに、投影した動き測定値のサンプルを関係づけるために、Kabschアルゴリズムを使用して、回転変換(rotation-translation)を決定することと、決定した回転変換行列を使用して、以前に投影した動き測定値のサンプルと、投影した動き測定値のサンプルとをアライメントさせることとを有することができる。
いくつかの実施形態では、方法は、投影した表現を処理して、回転式シェーバの動きの1つ又は複数の特性についての値を決定するステップをさらに有し、GUIを生成するステップは、1つ又は複数の決定した値をさらに含めるようにGUIを生成することをさらに有する。これらの実施形態では、1つ又は複数の特性は、回転式シェーバの動きのスピード、回転式シェーバの動きの速度、回転式シェーバの動きの伸長度、回転式シェーバの動きの振幅、及び/又は回転式シェーバの動きの循環性を含むことができる。
第2の態様によれば、コンピュータ可読コードが含まれるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータ・プログラムが提供され、コンピュータ可読コードにより、適切なコンピュータ又はプロセッサによる実施時に、コンピュータ又はプロセッサが、第1の態様又はそのいずれかの実施形態による方法を実施するようにされる。
第3の態様によれば、回転式シェーバのユーザへの視覚フィードバックを提供するための装置が提供される。装置は、表示ユニットと、ひげそり動作中の回転式シェーバの動きを表す動き測定値を受け取ること、受け取った動き測定値を処理して、ひげそり動作中の回転式シェーバの動きの軌道の表現を決定すること、決定した表現を処理して、2次元平面に表現を投影すること、グラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)を生成することであって、GUIが、投影した表現、及び、ひげそり動作中の回転式シェーバの正確な円形運動のための環状標的ゾーンを含むグラフィカル・テンプレートを含む、生成すること、並びに、表示ユニットを使用して、生成したGUIを表示することを行う処理ユニットとを備える。したがって、装置は、回転式シェーバの円形の動きに関する視覚フィードバックをユーザに提供することを行い、このフィードバックは、ユーザのひげそり性能を改善するために、回転式シェーバの正確な運動をユーザが理解できるようにする際に非常に直観的なものである。
いくつかの実施形態では、処理ユニットは、更新後のGUIを生成するために、受け取った動き測定値の処理、決定した表現の処理、及びさらなる受け取った動き測定値のためのGUIの生成を繰り返すことと、表示ユニットを使用して、生成した更新後のGUIを表示することとを行うようにさらに構成される。これらの実施形態は、ユーザが回転式シェーバを使用しているときにGUIを更新でき、ひげそり動作中の回転式シェーバの動きをユーザが調節できるようにすることを行う。
いくつかの実施形態では、処理ユニットは、環状標的ゾーンによって表された1つ又は複数の境界と、投影した表現とを比較することを行い、処理ユニットは、比較の結果に基づいて、視覚要素をさらに含めるようにGUIを生成する。これらの実施形態は、非常に直観的な回転式シェーバのユーザの動きについてのユーザへのさらなるフィードバックを提供する。
いくつかの実施形態では、処理ユニットは、グラフィカル・テンプレートと投影した表現とのアライメントを決定すること、及び、決定したアライメントに従って、グラフィカル・テンプレートに被せられた投影した表現を伴うGUIを生成することによって、GUIを生成する。これらの実施形態は、回転式シェーバの測定した回転運動が、グラフィカル・テンプレート上の環状標的ゾーンを中心に置かれること、又はアライメントされることを可能にする。
いくつかの実施形態では、処理ユニットは、動き測定値に含まれる高周波成分を除去するためにフィルタにかけることによって、受け取った動き測定値を処理して、動きの軌道の表現を決定する。
いくつかの実施形態では、処理ユニットは、受け取った動き測定値に含まれる複数の動き測定値のサンプルについて、以前の複数の測定値のサンプルに基づいて瞬間の接平面の方向を計算すること、瞬間の接平面に動き測定値のサンプルを投影すること、投影した動き測定値のサンプルと以前に投影した動き測定値のサンプルとをアライメントさせること、及び、アライメントさせた投影した動き測定値のサンプルにトレンド除去を適用することによって、決定した表現を処理して、2次元平面に表現を投影する。これらの実施形態では、処理ユニットは、2つの主要な固有ベクトルを識別するために、主成分分析PCAを使用することによって、瞬間の接平面の方向を計算するように構成することができ、2つの主要な固有ベクトルは、瞬間の接平面の方向を定義する。これらの実施形態では、処理ユニットは、以前に投影した動き測定値のサンプルに、投影した動き測定値のサンプルを関係づけるために、Kabschアルゴリズムを使用して、回転変換を決定すること、及び、決定した回転変換行列を使用して、以前に投影した動き測定値のサンプルと、投影した動き測定値のサンプルをアライメントさせることによって、以前に投影した動き測定値のサンプルと、投影した動き測定値のサンプルとをアライメントさせるように構成することができる。
いくつかの実施形態では、処理ユニットは、投影した表現を処理して、回転式シェーバの動きの1つ又は複数の特性についての値を決定することを行い、処理ユニットは、1つ又は複数の決定した値をさらに含めるようにGUIを生成する。これらの実施形態では、1つ又は複数の特性は、回転式シェーバの動きのスピード、回転式シェーバの動きの速度、回転式シェーバの動きの伸長度、回転式シェーバの動きの振幅、及び/又は回転式シェーバの動きの循環性を含むことができる。
第4の態様によれば、回転式シェーバと、第3の態様又はそのいずれかの実施形態による回転式シェーバのユーザへの視覚フィードバックを提供するための装置とを備えるシステムが提供される。
いくつかの実施形態では、装置は、回転式シェーバの一部である。代替実施形態では、装置は、回転式シェーバとは別個のものである。
例示的な実施形態を、ここで、以下の図面を参照しながら、ほんの一例として説明する。
例示的な回転式シェーバの図である。 シェービング・ヘッドの例示的な回転運動を示す図である。 正確な円形運動のための例示的な環状標的ゾーンの図である。 本発明による回転式シェーバ、及び回転式シェーバのユーザへの視覚フィードバックを提供するための装置を備える例示的なシステムのブロック図である。 本発明による回転式シェーバのユーザへの視覚フィードバックを提供するための例示的な方法を示す流れ図である。 本発明による、生成された例示的なグラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)を示す図である。 本発明による、生成された別の例示的なグラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)を示す図である。
上述のように、本発明は、回転式シェーバのユーザへの視覚フィードバックを提供するためのものである。図1は、例示的な回転式シェーバの図である。回転式シェーバ2は、ユーザの手で保持されることになる本体4、及び、複数の切断要素8を含むシェービング・ヘッド6を備える。各切断要素8は、高速で回転する1つ又は複数の円形刃(図1に図示せず)を備える。好ましくは、回転式シェーバ2は、シェーバ2が、例えば、ユーザの皮膚上のほぼ円形の経路に沿って進むように、回転運動を使用して、皮膚上で動かすことになる。回転式シェーバ2は、典型的には、少なくとも2つの切断要素8、及び、(図1に示されているように)三角形に配置された、好ましくは3つの切断要素8を備えるが、異なる数の切断要素8及び/又は配置を備える回転式シェーバ2を利用してもよい。
回転運動で回転式シェーバ2を動かすと、特に皮膚刺激を低減させる観点から、ひげそり性能を改善することがわかってきた。特定の範囲内の半径での回転運動が、ひげそり性能を最も改善することもわかってきた。特定の範囲内の回転(又は円形)運動は、本明細書では、「正確な円形運動」又は「正確な回転運動」と呼ばれる。この特定の範囲の外側の(すなわち、半径が特定の範囲より大きい)運動は、本明細書では、「大きく不正確な円形運動」又は「大きく不正確な回転運動」と呼ばれ、この特定の範囲の内側の(すなわち、半径が特定の範囲より小さい)運動は、本明細書では、「小さく不正確な円形運動」又は「小さく不正確な回転運動」と呼ばれる。正確な回転運動は、例えば、円形経路に沿った円形運動であってもよく、ここで、円形経路の直径は、回転運動の円形経路の中心点に対応するユーザの皮膚上の点が、回転式シェーバ2の切断要素8と接触している、すなわち、回転運動の少なくとも一部について回転式シェーバ2の切断要素8によって覆われるようなものである。この例示的な定義に従うと、不正確な回転運動は、円形経路に沿った円形運動であるが、円形経路に沿った皮膚上に、回転式シェーバ2の完全回転中に回転式シェーバ2の切断要素8と全く接触していない(すなわち、円形運動の中心において皮膚の一部が外れている)円形経路で囲まれた中心領域内に、皮膚の少なくとも1つの点があるような円形経路の直径がある。間隔を空けた少なくとも2つの切断要素8、又は、図1に示されているように三角形に配置された3つの切断要素8を、回転式シェーバ2が備える場合、回転運動中のある時点に、回転運動の中心点が切断要素8によって覆われるためのこの必要条件は、回転運動の直径の上限(これを上回ると、回転運動は、大きく不正確な回転運動になる)、及び、回転運動の直径の下限(これを下回ると、回転運動は、小さく不正確な回転運動になる)の両方を配置することが理解されよう。
いくつかの実施形態では、大きく不正確な回転運動は、個々の切断要素8の外径の3倍を超える直径の円形経路に沿った円形運動に対応することができる。同様に、いくつかの実施形態では、小さく不正確な回転運動は、切断要素8の内径と、切断要素8の間の(「内接円」としても知られる)内接した円の直径との大きい方より小さい直径の円形経路に沿った円形運動に対応することができる。
一般に、それでも、用語「正確な回転運動」は、ユーザの皮膚上の回転式シェーバ2の回転運動として理解されることになり、回転式シェーバ2は、一般に、湾曲した閉路で囲まれた中心点の周囲の湾曲した閉路に沿って進み、ユーザの皮膚上の中心点は、湾曲した閉路に沿った回転式シェーバ2の完全回転運動の少なくとも一部について、回転式シェーバ2の切断要素8と接触している。経路が円形又は長円形の実施形態では、前記中心点は、円形又は長円形経路の中心点を含む。それでも、前記経路は、また、非円形及び非長円形であってもよく、この場合、前記中心点は、一般に、湾曲した閉路の幾何学的中心点を含むものと理解されることになる。
これは、図2に示されている。図2は、図1の回転式シェーバ2の上面図を示し、3つの切断要素8が、三角形の構成で配置されている。シェービング・ヘッド6の幾何学的中心又は中間点は、10とマークされている。図2は、シェービング・ヘッド6の回転円形運動の例を示す。具体的には、回転運動の円形経路の直径がAに等しいときにシェービング・ヘッド6の中心10が通る円形経路を断続線の円12が示す。回転運動の中心は、点14と示されており、回転運動の直径がAのとき、回転運動の中心点14は、完全回転の少なくとも一部について切断要素8によって覆われる(すなわち、経路12に沿ったシェービング・ヘッド6の1回の完全回転中に少なくとも1回、覆われる)。実際に、距離Aは、経路12に沿ったシェービング・ヘッド6の完全回転中のある時点において、中心点14が切断要素8によって覆われることを保証する回転運動の最大直径である。
図2は、切断要素8の内径である距離B(すなわち、切断動作を実施しない切断要素8の切断刃/切断フォイルの内側にある閉じた中心部分の直径)、及び、切断要素8の外径である距離C(すなわち、切断刃/切断フォイルの外縁)を示す。切断要素8の典型的な外径Cは、およそ2センチメートル(cm)~2.5cmであるが、他の大きさを使用することもできる。上述のように、最大直径Aは、個々の切断要素8の外径の3倍(すなわち、A=3C)であってもよい。典型的なシェービング・ヘッド6では、上記の典型的な切断要素8の大きさに基づいて、距離Aは、およそ6cm~7.5cmであってもよい。図2は、切断要素8のそれぞれの外縁の間の内接した円15も含む。この円15の直径はDであり、直径Dは、本実施形態では、距離Cより小さい。上述のように、直径B又は直径Dは(どちらの方が大きくても)、切断要素8が回転運動の中心点を外れるのを回避する回転運動の最小直径を定義し、回転運動の直径が直径B又は直径Dのどちらか一方又は両方より小さい場合に、不正確な回転運動が発生する。
上記で提示したように、正確な回転運動は、一般に、回転運動の少なくとも一部について、中心領域に位置するユーザの皮膚上の各点が覆われる(すなわち、シェービング・ヘッド6の切断要素8と接触している)ような、前記中心領域の周辺の回転運動であり、これは、回転運動の直径が下限より大きいこと(例えば、(i)切断要素8の内径Bと、(ii)切断要素8の外縁の間の内接した円15の直径Dとの両方より大きいこと)、及び、上限(例えば直径A、これは、切断要素8の外径Cの3倍であってもよい)より小さいことを必要とする。
上記の正確な回転運動の定義に基づいて、回転式シェーバ2の正確な運動は、テンプレートによってグラフィカルに表することができる。例示的なグラフィカル・テンプレート16が図3に示されている。グラフィカル・テンプレート16は、中心点18、回転式シェーバ2の正確な動きが発生するエリア又はゾーンを表す環状(すなわち、リング状)標的ゾーン20、内側の不正確なゾーン22、及び外側の不正確なゾーン24を含む。環状標的ゾーン20、内側の不正確なゾーン22、及び外側の不正確なゾーン24は、全て、中心点18を中心とする。外側の不正確なゾーン24は、標的ゾーン20の周りのリング(環)として示されているが、外側の不正確なゾーン24は、外側の境界を含まなくてもよく、標的ゾーン20によって許容される動きの半径より大きい任意の動きとして単に定義できることが理解されよう。
本発明は、このグラフィカル・テンプレート16を使用して、回転式シェーバ2のユーザへの視覚フィードバックを提供する。具体的には、回転式シェーバ2の動きが測定され、回転式シェーバ2の動きの軌道の表現が、グラフィカル・テンプレート16に投影され、その結果、ユーザは、回転式シェーバ2のユーザの動きが正確であるかどうか、不正確な場合、正確な回転運動を実現するために回転式シェーバ2の運動をどのように調節すべきかを簡単に確かめることができる。このグラフィカル・テンプレート16を使用すると、ユーザが運動を素早く且つ効率的に評価し、ユーザが実施する正確な回転運動の発生度を高めることができる。
図4は、本発明による回転式シェーバ2のユーザへの視覚フィードバックを提供するための例示的な装置30のブロック図を示す。装置30は、システム32の一部として示されており、システム32は、回転式シェーバ2も含む。図4に示した実施形態では、装置30は、回転式シェーバ2とは別個のデバイス/装置であり、したがって、装置30は、スマート・フォン、スマートウォッチ、タブレット、パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA)、ラップトップ、デスクトップ・コンピュータ、スマート・ミラー等などの、電子デバイスの形である。他の実施形態では(図4に図示せず)、装置30、及び、特に、装置30によって提供される本発明による機能は、回転式シェーバ2の一部である。
装置30は、処理ユニット34及び表示ユニット36を備える。処理ユニット34は、一般に、装置30の動作を制御し、本明細書で説明される方法及び技法を装置30が実施することを可能にする。簡単に言えば、処理ユニット34は、回転式シェーバ2の動きの測定値を受け取り、測定値を処理して、標的ゾーンのグラフィカル・テンプレート16に被せた又は重ね合わせた、動きの表現を含むグラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)を生成する。
したがって、処理ユニット34は、装置30の別の構成要素から動き測定値を受け取るように構成することができ、したがって、処理ユニット34は、他の構成要素から動き測定値を受け取るための、1つ又は複数の入力ポート又は他の構成要素を含む又は備えることができる。
処理ユニット34は、生成したGUIを表示ユニット36上に表示することができ、したがって、処理ユニット34は、表示ユニット36に、生成したGUIを信号で送るための、1つ又は複数の出力ポート又は他の構成要素を備えることができる。
処理ユニット34は、本明細書で説明される様々な機能を実施するために、ソフトウェア及び/又はハードウェアを用いて、非常に多くの方式で実施することができる。処理ユニット34は、必要な機能を実施するように、及び/又は、処理ユニット34の構成要素を制御して必要な機能を実施するように、ソフトウェア又はコンピュータ・プログラム・コードを使用してプログラムする1つ又は複数のマイクロプロセッサ又はデジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)を備えることができる。処理ユニット34は、いくつかの機能を実施するための専用ハードウェア(例えば、増幅器、前置増幅器、アナログ-デジタル・コンバータ(ADC)、及び/又はデジタル-アナログ・コンバータ(DAC))と、他の機能を実施するためのプロセッサ(例えば、1つ又は複数のプログラムされたマイクロプロセッサ、コントローラ、DSP、及び関連回路機器)との組合せとして実施することができる。本開示の様々な実施形態で採用される構成要素の例は、従来のマイクロプロセッサ、DSP、特定用途向け集積回路(ASIC)、及びフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)を含むがこれらに限定されない。
処理ユニット34は、メモリ・ユニット(図4に図示せず)を備えるか、メモリ・ユニットに関連付けることができる。メモリ・ユニットは、装置30の動作の制御時、及び/又は、本明細書で説明される方法の実施又は実施時に、処理ユニット34によって使用するための、(動き測定値を含む)データ、情報、及び/又は信号を格納することができる。いくつかの実施形態では、メモリ・ユニットは、本明細書で説明される方法を含む1つ又は複数の機能を処理ユニット34が実施するように、処理ユニット34によって実施することができるコンピュータ可読コードを格納する。特定の実施形態では、プログラム・コードは、スマート・フォン、タブレット、ラップトップ、又はコンピュータのためのアプリケーションの形であってもよい。メモリ・ユニットは、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、スタティックRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、リード・オンリ・メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、及び電気的消去可能PROM(EEPROM(登録商標))などの、揮発性及び不揮発性コンピュータメモリを含むキャッシュ又はシステム・メモリなどの、非一時的機械可読媒体のいずれかのタイプを備えることができ、メモリ・ユニットは、メモリ・チップ、光ディスク(コンパクト・ディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)、若しくはBlu-Rayディスクなど)、ハードディスク、テープ・ストレージ・ソリューション、又は、(メモリ・スティック、ソリッド・ステート・ドライブ(SSD)、メモリカード等を含む)ソリッド・ステート・デバイスの形で実施することができる。
図4に示した実施形態では、装置30は、回転式シェーバ2とは別個なので、装置30は、回転式シェーバ2からの動き測定値を装置30が受け取れるようにするためのインターフェース回路機器38も含む。装置30内のインターフェース回路機器38は、回転式シェーバ2、サーバ、データベース、ユーザ・デバイス、及びセンサのいずれか1つ又は複数を含む他のデバイスとのデータ接続及び/又はデータ交換を可能にする。回転式シェーバ2(又は他の任意のデバイス)への接続は、(例えば、インターネットを介して)直接でも間接でもよく、したがって、インターフェース回路機器38は、任意の望ましい有線又はワイヤレス通信プロトコルを介して、装置30とネットワークとの間の、又は、直接的に装置30と(回転式シェーバ2などの)別のデバイスとの間の接続を可能にすることができる。例えば、インターフェース回路機器38は、WiFi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、Zigbee(登録商標)、又は(グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(GSM)、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)、ロング・ターム・エボリューション(LTE)、LTEアドバンスト等を含むがこれらに限定されない)任意のセルラー通信プロトコルを使用して動作することができる。ワイヤレス接続の場合、インターフェース回路機器38(及びしたがって、装置30)は、伝送媒体(例えば空気)で伝送/受信するための1つ又は複数の適切なアンテナを含む。代替として、ワイヤレス接続の場合、インターフェース回路機器38は、伝送媒体(例えば空気)で伝送/受信するための、装置30の外部にある1つ又は複数の適切なアンテナに、インターフェース回路機器38を接続できるようにするための手段(例えば、コネクタ又はプラグ)を含む。インターフェース回路機器38は、処理ユニット34に接続される。
表示ユニット36は、標的ゾーンのグラフィカル・テンプレート16に被せた又は重ね合わせた、回転式シェーバの動きの表現を含むGUIを表示すること、又はGUIの表示を行うことができる任意のタイプの表示ユニットであってもよい。表示ユニット36は、カラー、白黒、又はモノクロで、GUIを表示するか、GUIの表示を行う。表示ユニット36は、液晶ディスプレイ(LCD)、発光ダイオード(LED)、有機LED(OLED)、プラズマ、陰極線管(CRT)等を含むがこれらに限定されない任意の適切なディスプレイ技術を使用する表示画面であってもよく、又は表示画面を含むことができる。いくつかの実施形態では、表示画面は、タッチ機能を含む。いくつかの実施形態では、表示ユニット36は、スマート・ミラーなどの、より大きいデバイスの一部である。いくつかの実施形態では、表示ユニット36は、壁、天井、鏡等などの、別のオブジェクトにGUIを投影するための、プロジェクタの形であってもよい。
図4に示されていないが、装置30は、装置30のユーザが情報、データ、及び/若しくはコマンドを装置30に入力することを可能にする、並びに/又は、装置30が装置30のユーザに情報若しくはデータを出力することを可能にする、1つ又は複数の構成要素を含む、1つ又は複数のユーザ・インターフェース構成要素を備える。ユーザ・インターフェースは、キーボード、キーパッド、1つ又は複数のボタン、スイッチ、又はダイヤル、マウス、トラック・パッド、タッチスクリーン、スタイラス、カメラ、マイクロフォン等を含むがこれらに限定されない任意の適切な入力構成要素を備えることができ、ユーザ・インターフェースは、表示ユニット36、1つ又は複数の光又は光素子、1つ又は複数のラウドスピーカ、振動要素等を含むがこれらに限定されない任意の適切な出力構成要素を備えることができる。
装置30の実用的実施形態は、図4に示されているものへの追加の構成要素を含むことが理解されよう。例えば、装置30は、バッテリなどの電源、又は、装置30を主電源に接続できるようにするための構成要素も含む。
図4に示されている回転式シェーバ2は、回転式シェーバ2の動きを測定するための運動センサ42、シェーバ処理ユニット44、及びインターフェース回路機器46を含む。インターフェース回路機器46は、回転式シェーバ2から装置30に信号を伝送するためのものである。インターフェース回路機器46は、装置30内のインターフェース回路機器38と通信するために、装置30内のインターフェース回路機器38について上記で概説したオプションのいずれかに従って実施することができる。
運動センサ42は、ユーザによるシェーバ2の使用中に回転式シェーバ2の動き又は運動を測定するためのものである。運動センサ42は、連続信号(若しくは複数の信号)の形の動き測定値、又は、運動センサ42のサンプリング・レートに応じた時系列の測定値のサンプルを出力することができる。運動センサ42は、運動センサ42が回転式シェーバ2の動きを直接測定するように、シェーバ2に統合されているか、そうでなければ固定されるのが好ましい。いくつかの実施形態では、運動センサ42は、例えば、3つの直交軸に沿った(すなわち、3次元の)加速度を測定する、加速度計である。代替として又はさらに、運動センサ42は、ジャイロスコープ又は磁力計を備えることができる。図4に示されているものに対する代替実施形態では、回転式シェーバ2の動きは、シェーバ2とは別個の、及びシェーバ2の運動を観察して記録する、カメラ又は他の画像キャプチャ・デバイスの形の運動センサで測定することができる。画像は、シェーバ2の動きを経時的に抽出するために分析することができる。カメラ又は画像キャプチャ・デバイスには、回転式シェーバ2の運動を2次元平面でキャプチャするという長所があり、3次元でキャプチャした運動を2次元平面に後で投影する必要を潜在的になくす。
シェーバ処理ユニット44は、一般に、例えば、ひげそり又は他の毛髪切断動作を実施するために、1つ又は複数の切断要素8を活性化及び不活性化することといった、回転式シェーバ2の動作を制御する。シェーバ処理ユニット44は、装置30内の処理ユニット34について上記で概説したオプションのいずれかに従って、非常に多くの方式で実施することができる。
シェーバ処理ユニット44は、運動センサ42に接続され、例えば、シェーバ処理ユニット44への入力ポートを介して、回転式シェーバ2の動きの測定値を運動センサ42から受け取る。いくつかの実施形態では、シェーバ処理ユニット44は、その後の処理のための装置30への伝送のために、インターフェース回路機器46に、動きの測定値(例えば、未加工の加速度データ)を出力する。代替実施形態では、シェーバ処理ユニット44は、例えばノイズ又は他のアーチファクトを低減させるために、いくつかの初期処理を測定値に対して実施し、シェーバ処理ユニット44は、その後の処理のための装置30への伝送のために、インターフェース回路機器46に、処理した動き測定値を出力する。
図4の好ましい実施形態では、装置2は、本発明による機能を提供するアプリケーションを実施しているスマート・フォン又はスマート・ミラーであり、シェーバ8とスマート・フォン2は、Bluetooth(登録商標)を使用して通信する。
装置30、又は装置30の機能が、回転式シェーバ2の一部である実施形態では、シェーバ処理ユニット44は、本発明によるGUIを生成するために、装置処理ユニット34の機能を実施することができる。
図5の流れ図は、本明細書で説明される技法による、装置30によって実施される例示的な方法を示す。方法のステップの1つ又は複数は、必要に応じて、インターフェース回路機器38(もしあれば)、及び表示ユニット36のいずれかと共に、装置30内の処理ユニット34で実施することができる。処理ユニット34は、コンピュータ・プログラム・コードの実施に応答して、1つ又は複数のステップを実施し、コンピュータ・プログラム・コードは、例えばメモリ・ユニットなどの、コンピュータ可読媒体に格納することができる。
ひげそり動作中(例えば、切断要素8が活性化された/動作中のとき、及び、回転式シェーバ2がユーザによって動かされているとき)、運動センサ42は、回転式シェーバ2の動きを測定する。
方法の第1のステップ、ステップ101において、処理ユニット34が回転式シェーバ8の動きを表す測定値を受け取る。動き測定値は、(例えば、処理ユニット34が回転式シェーバ2の一部である場合)運動センサ42から直接、処理ユニット34で受け取ることができ、又は、動き測定値は、インターフェース回路機器38を介して、処理ユニット34で受け取ることができる。リアル・タイムに、又はほぼリアル・タイムにユーザへの視覚フィードバックを提供するために、(例えば、運動センサ42のサンプリング・レートに応じて)運動センサ42が動きの測定値を、連続的、又はほぼ連続的に取得し、処理ユニット34に、連続的に、又はほぼ連続的に(すなわち、運動センサ42が測定値を取得したと同時に)提供する。動き測定値は、回転式シェーバ2の動きを3次元(3D)で表す。好ましい実施形態では、運動センサ42は加速度計であり、動き測定値は、加速度の測定値である。加速度の測定値は、3次元の加速度の測定値であってもよい。
任意選択として、受け取った測定値は、フィルタにかけて高周波ノイズを除去することができる。例えば、測定値は、ローパス・フィルタにかけて、測定信号の高周波成分を除去することができる。
ステップ103において、受け取った動き測定値を処理して、ひげそり動作中の回転式シェーバ2の動きの軌道の表現を決定する。軌道の表現は、本明細書では「軌道表現」と呼ばれる。軌道表現は、回転式シェーバ2が通ってきた経路を示す。下記でより詳細に説明する実施形態では、軌道表現は、回転式シェーバ2の実際の軌道の近似値であるが、この近似値は、本発明の目的に十分である。
ステップ103は、ひげそり動作中に受け取った全ての動き測定値から軌道の表現を決定することができ、この場合、軌道表現は、これまでにひげそり動作中に通った経路を示す。代替として、ステップ103は、ひげそり動作中に受け取った最新の動き測定値から軌道表現を決定してもよい。例えば、軌道表現は、例えば、最後の10秒、最後の20秒等といった、先行する期間に受け取った動き測定値から決定してもよい。この場合、軌道表現は、最後の10秒、20秒等の間に通った経路を示す。この代替アプローチには、ユーザが回転式シェーバ2のユーザの動きを訂正した場合、視覚フィードバックで示された「不正確な」動きは、もはや、この期間の後に視覚フィードバックに示されなくなるという長所がある。ステップ103の実施形態を、下記でより詳細に説明する。
次に、ステップ105において、軌道表現を処理して、2次元平面に軌道表現を投影する。このステップは、2次元画像を出力する表示ユニット36によって軌道表現を提示することを可能にする。ステップ105の実施形態を、下記でより詳細に説明する。動き測定値が、3次元の加速度を表す加速度測定値である好ましい実施形態では、ステップ105は、軌道表現を2次元に効果的にマップする又は「平坦化する」。
次に、ステップ107において、投影した軌道表現を含むGUI、及び、ひげそり動作中の回転式シェーバ2の正確な円形運動についての環状標的ゾーン20を含むグラフィカル・テンプレート16を生成する。したがって、ステップ107において、(2次元平面内の線の形である)投影した軌道表現は、GUIを生成するために、環状標的ゾーン20のグラフィカル・テンプレート16に被せられる又は重ね合わされる。
最後に、ステップ109において、表示ユニット36を使用して、生成したGUIを表示する。このようにして、ユーザは、ひげそり動作中(又はひげそり動作の最後の数秒間)に回転式シェーバ2が通った経路(軌道表現)が、環状標的ゾーン20で示された正確な回転移動境界内にあるかどうかを確かめることができる。
ステップ109において、処理ユニット34は、表示ユニット36がGUIを表示できるように、表示ユニット36に適切な信号又はデータを提供することができる。これにより、ユーザは、視覚フィードバックを眺め、回転式シェーバ2のユーザの動きを適宜調節することができる。
生成したGUIがフィードバックを、リアル・タイムに、又はほぼリアル・タイムに示すことができるように(すなわち、回転式シェーバ2の最新の動きを含めるようにGUIを更新できるように)、さらに受け取った動き測定値を使用してGUIを更新するために、ステップ101~109を、連続的に、又はほぼ連続的に(例えば、1秒あたり数回)繰り返す。
いくつかの実施形態では、方法は、環状標的ゾーン20の内側及び/又は外側の境界と、投影した軌道表現を比較することをさらに含むことができ、比較に基づいて、ステップ107で生成されたGUIに、さらなる視覚要素を含めることができる。ステップ109は、次に、さらなる視覚要素を含むGUIを表示することを含めることになる。
いくつかの実施形態では、さらなる視覚要素は、絵文字などのシンボルであってもよく、GUIで使用される特定のシンボル/絵文字は、比較の結果によって決まる。例えば、投影した軌道表現が、完全に環状標的ゾーン20内にあること、又は、十分な量の投影した軌道表現(例えば、最新部分)が、環状標的ゾーン20内にあることを比較が示す場合、シンボル/絵文字は、「チェック」又は「微笑む顔」などの「肯定的な」シンボルであってもよい。投影した軌道表現が完全に、環状標的ゾーン20の外側にあること、又は、十分な量の投影した軌道表現(例えば、最新部分)が、環状標的ゾーン20の外側にあることを比較が示す場合、シンボル/絵文字は、「×」又は「悲しい顔」などの「否定的な」シンボルであってもよい。
比較は、いくつかの異なる方式で実施することができる。例えば、比較は、投影した軌道表現のいずれかの部分、又は、投影した軌道表現の最新部分が、環状標的ゾーン20の外側にあるかどうか(すなわち、内側の不正確なゾーン22又は外側の不正確なゾーン24の中にあるかどうか)を決定することを含む。別の例として、比較は、環状標的ゾーン20の外側にある、投影した軌道表現、又は、投影した軌道表現の最新部分の比率を決定することを含む。別の例として(これは、前の例に加えてもよい)、比較は、環状標的ゾーンから内側の不正確なゾーン22に、又は外側の不正確なゾーン24に、投影した軌道表現が横切ることを何度も決定することを含む。
図6及び図7は、ユーザによる(又は異なるユーザによる)2つの異なるひげそり動作についての、本発明による、生成し、表示するそれぞれの例示的なGUI50を示す。各GUI50は、内側の不正確なゾーン22、及び外側の不正確なゾーン24を伴う環状標的ゾーン20のグラフィカル・テンプレート16、並びに、グラフィカル・テンプレート16に被せられた投影した軌道表現52を含む。各GUI50は、関連する投影した軌道表現と標的ゾーン20との比較に基づいて決定されたシンボル54(例えば絵文字)も含む。上述のように、GUI50にシンボル54を含めることは任意選択であり、GUI50内のシンボル54の位置は任意選択である。例えば、グラフィカル・テンプレート16の真ん中にシンボル54を含めるのではなく、GUI50の最上部に、又はGUI50内のほかの場所に、シンボル54を含めてもよい。
投影した軌道表現52が完全に環状標的ゾーン20内にあり、標的ゾーン20内の全体的に円形の経路に沿って進むことが図6でわかる。したがって、ユーザは、回転式シェーバ2を正確に動かしている。GUI50の真ん中にあるシンボル52は、したがって、「微笑む」絵文字である。それでも、投影した軌道表現52が長円形になっており、投影した軌道表現52が、標的ゾーン20から外へ横切り、外側の不正確なゾーン24の一部を覆っていることが図7でわかる。したがって、ユーザは、正確な円形運動で回転式シェーバ2を動かしていない。GUI50の真ん中にあるシンボル52は、したがって、「悲しい」絵文字である。
回転式シェーバ2の現在の位置及び経路をより簡単にユーザが確かめられるようにするために、最近の方の部分に対して色が薄い、経路の古い方の(最近のものでない)部分で、投影した軌道表現52が表示されることも図6及び図7でわかる。
ステップ107におけるGUI50の生成が、投影した軌道表現52とグラフィカル・テンプレート16との間のアライメントを決定し、決定したアライメントに従ってグラフィカル・テンプレート16に、投影した軌道表現52を被せる又は重ね合わせるステップを含むことが図6及び図7からわかる。一般に、投影した軌道表現52は、投影した軌道表現52の中心点を決定するために分析され、これは、GUI50内のグラフィカル・テンプレート16の中心点18とアライメントされる。投影した軌道表現52とグラフィカル・テンプレート16とのこのアライメントは、投影した軌道表現52をトレンド除去することによって取得することができる。投影した軌道表現52のトレンド除去は、投影した軌道表現52の最後の部分に一定のスピードの変位モデルをフィットさせること、及び、トレンド除去した投影した軌道表現52を取得するために、このモデルを減算することによって行うことができる。言い換えれば、トレンド除去は、一定の方向及び速度の変位を見つけ、補償することによって実施され、投影した動き測定値のサンプルの分散を最小化する。
加速度測定値から軌道表現を決定するための例示的な実施形態を以下に提供する。(例えば、加速度を二重積分することによって)加速度測定値から回転式シェーバ2の動きの実際の軌道を再現するのが難しいことがわかり、したがって、ステップ103において、動き軌道の表現(すなわち、推定)を決定する。
以下のようなsin関数及びcos関数の観点から、(擬似)周期的運動及び(擬似)円形運動を数学的に説明できると仮定することができ、
X(t)=sin(ω・t+φ)、Y(t)=cos(ω・t+φ)、Z(t)=cos(ω・t+φ) (1)
ここで、ω>0は、(瞬間の)角速度であり、φ、φ、φは、(瞬間の)位相であり(瞬間の角速度及び瞬間の位相は、両方、時間の関数をゆっくり変化させているとき、使用される)、これに対して、二次導関数(すなわち加速度)は、(X、Y、Z)の逆の信号に比例し、
Figure 2022526339000002
これは、加速度計信号の反転及びスケーリングで二重積分を置き替え得ることを示唆し、ここで、ノイズは、ローパス・フィルタにかけることで対処できる。
いくつかの実施形態では、ステップ105において2次元平面上に軌道表現を処理することは、動きの瞬間の接平面に、動き測定値を投影することを含む。具体的には、ステップ101において受け取った動き測定値に含まれる複数の動き測定値のサンプルについて、瞬間の接平面の方向が、前の複数の測定値のサンプルに基づいて計算される(これは、実質的に、瞬間の平面の時間的安定化である)。現在の動き測定値のサンプル(例えば、最後の1秒に収集されたサンプル)は、次に、瞬間の接平面に投影される。この投影は、各測定値サンプルに対する平面上の最接近点を識別し、次に、この平面上に座標軸を定義することを含む。定義した軸に対する全ての投影した点の座標を、次に、決定する。投影した動き測定値のサンプルは、次に、以前に投影した動き測定値のサンプルとアライメントされ、アライメントさせた投影した動き測定値のサンプルにトレンド除去を適用する。
いくつかの実施形態では、2つの主要な固有ベクトルを識別するために、主成分分析(PCA)を使用し、2つの主要な固有ベクトルは、瞬間の接平面の方向を定義する。したがって、あらゆる入ってくるサンプル(X(t),Y(t)Z(t))について、加速度計の最後のN個のサンプルに基づいて、瞬間の接平面の方向が計算される(例えば、50Hzのサンプリング・レートの加速度計について、Nは60である)。瞬間の接平面の方向は、(任意選択として、ローパス・フィルタにかけた)加速度計信号のPCA分解において、第1の2つの主要な固有ベクトル
Figure 2022526339000003
によって以下のように定義され、
Figure 2022526339000004
ここで、t-N+1~tは、最後のN個のサンプルであり、C(t)、C(t)、C(t)は、PCA係数である。
PCAを使用して、瞬間の接平面の方向(これは、残余誤差の二乗平均平方根(RMS)が最小になる投影後の平面である)を定義するための様々な代替形態を当業者は気づいているであろう。
PCAに基づく例を続けると、現在の動き測定値のサンプルを瞬間の接平面に投影して、2次元信号(投影した表現)を取得するために、上記のPCA分解において
Figure 2022526339000005

Figure 2022526339000006
を考える。PCA分解において、固有ベクトル及び係数は、
Figure 2022526339000007
であるので、その極性を最終的にスイッチできる。
したがって、時間的に不変の2次元信号を保持するために、主要な固有ベクトルの方向とPCA係数は反転される。したがって、
Figure 2022526339000008
が、前の時間tに計算された、t=t-N~tの信号(X(t),Y(t)Z(t))のPCA分解に対応する場合、
Figure 2022526339000009
は、
Figure 2022526339000010

Figure 2022526339000011
とのペアを同一線上に保つために更新される。
Figure 2022526339000012

Figure 2022526339000013
との内積が負の場合、
Figure 2022526339000014
であり、
Figure 2022526339000015

Figure 2022526339000016
との内積が負の場合、
Figure 2022526339000017
である。
接平面に測定値を投影するための他の技法を当業者は気づいているであろう。
以前に投影した動き測定値のサンプルと、投影した動き測定値のサンプルをアライメントするために、(例えば、W.Kabschによる「A solution for the best rotation to relate two sets of vectors」、Acta Cryst A 1976年;32;9223、及び、W.Kabschによる「A discussion of the solution for the best rotation to relate two vectors」、Acta Cryst A 1978年;34;8278において説明されているような)Kabschアルゴリズムを、回転を決定して、以前に投影した動き測定値のサンプルに、投影した動き測定値のサンプルを関連付けるために、使用してもよい。Kabschアルゴリズムは、t=t-N+1~tの(C(t),C(t))に適用される2次元回転変換行列を提供する。
したがって、t=t-N+1~tの(C(t),C(t))は、以前の時間tに計算された、t=t-N~tの信号(X(t),Y(t)Z(t))のPCA分解に対応する
Figure 2022526339000018
にアライメントされる。
投影した測定値のサンプルをアライメントした後、投影した表現は、最終的に、元の値、すなわち(0,0)値から次第に変動して離れてゆく。投影した表現の可視化(表示)を改善するために、(すなわち、投影した表現とグラフィカル・テンプレートをアライメントすることによって)トレンド除去(好ましくは、線形トレンド除去)が使用される。トレンド除去は、最後のN個のサンプルにおける一定スピードの線形運動を仮定し、この運動を減算することによって実施される。線形トレンド除去は、以下に従って適用でき、
(t)→C(t)-a-b・t、C(t)→C(t)-a-b・t,t=t-N+1~t (5)
ここで、a1、b1、a2、b2は、以下の2乗の和を最小化するために発見した定数である。
Figure 2022526339000019
いくつかの実施形態では、投影した軌道表現は、グラフィカル・テンプレートによる表示の前にスケーリングする必要があり、及び/又は、回転式シェーバ2における加速度計の位置に応じて、投影した軌道表現を反転する必要がある(すなわち符号反転)。
いくつかの実施形態では、図5の方法は、回転式シェーバ2の動きの1つ又は複数の特性についての値を、投影した軌道表現から決定することをさらに含む。特性は、回転式シェーバ2の動きのスピード、動きの速度、動きの伸長度(例えば、PCA分解における第2の係数と第1の係数の分散の間の比率)、動きの振幅(実質的に、円形運動の平均(例えば、中間値)の半径)、動きの循環性(これは、所定の数の以前の測定値サンプル(例えば、最後の60個のサンプル)、及び/又は、運動のタイプ(例えば、円形ストローク対線形ストローク)について、t=t-N+1~tの(C(t),C(t))と、
Figure 2022526339000020
との間の回転角度の絶対和によって与えることができる)、並びに、2乗角速度を含む。特性の値は、ステップ107において生成され、ユーザに表示された、GUIに含められる。例えば、図6は、スピードを115ミリメートル/秒(mm/s)と表示でき、図7は、スピードを144mm/sと表示できる。いくつかの実施形態では、特性の決定した値は、ひげそり動作にとって正確又は適切なものであるかを決定するために評価される。例えば、回転式シェーバ2の動きのスピードは、動きスピードが正確であるかどうかを決定するために、閾値スピード、又は受入れ可能な動きのスピードの範囲と比較される。代替として、特性の値は、ユーザ、及び/又は他のユーザの母集団による、いくつかの他のひげそり動作についての測定値/投影した軌道表現で訓練された、(SVM、決定木、非線形回帰等のような)例えば標準機械学習技法を使用して、正確/不正確に分類される。決定した値と、受入れ可能な範囲又は閾値との間の比較の結果、又は分類の結果も、GUIに含められる。
動きの速度は、以下を使用して、投影した軌道表現から決定される。
Figure 2022526339000021
動きの伸長度は、以下を使用して、投影した軌道表現から決定される。
Figure 2022526339000022
動きの振幅は、以下を使用して、投影した軌道表現から決定される。
Figure 2022526339000023
動きの循環性は、以下を使用して、投影した軌道表現から決定される。
Figure 2022526339000024
(1秒あたりのラジアンで測定される)角速度は、加速度を位置と関連付け、軌道表現及び他の特徴の正規化に使用することができ、以下を使用して、回転角の和によって推定され、
Figure 2022526339000025
ここで、
Figure 2022526339000026
である。
したがって、ユーザのひげそり性能をユーザが改善できるように、回転式シェーバのユーザに提供される視覚フィードバックの改善をもたらす方法及び装置が提供される。
開示の実施形態に対する変形形態は、図面、本開示、及び添付の特許請求の範囲の検討から、本明細書で説明される原理及び技法を実践する際に、当業者が理解し、実施することができる。特許請求の範囲において、単語「備える」は、他の要素又はステップを除外せず、単数形は、複数形を除外しない。単一のプロセッサ又は他のユニットは、特許請求の範囲に列挙された、いくつかの項目の機能を果たす。相互に異なる従属請求項に一定の手段が列挙されるという単なる事実は、これらの手段の組合せを有利な点に使用できないことを示していない。コンピュータ・プログラムは、他のハードウェアとともに、又は他のハードウェアの一部として供給される光ストレージ媒体又はソリッド・ステート媒体などの、適切な媒体に格納されるか分散されるが、インターネット又は他の有線若しくはワイヤレス・テレコミュニケーション・システムなどを介して、他の形式でも分散される。特許請求の範囲におけるどの参照符号も、範囲を限定するものと解釈されるべきではない。

Claims (15)

  1. 回転式シェーバのユーザへの視覚フィードバックを提供するためのコンピュータ実施方法であって、前記コンピュータ実施方法は、
    (i)ひげそり動作中の前記回転式シェーバの動きを表す動き測定値を受け取るステップと、
    (ii)受け取った前記動き測定値を処理して、前記ひげそり動作中の前記回転式シェーバの動きの軌道の表現を決定するステップと、
    (iii)決定した前記表現を処理して、2次元平面に前記表現を投影するステップと、
    (iv)グラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)を生成するステップであって、前記GUIが、投影した前記表現、及び、前記ひげそり動作中の前記回転式シェーバの正確な円形運動のための環状標的ゾーンを含むグラフィカル・テンプレートを含む、生成するステップと、
    (v)表示ユニットを使用して、生成した前記GUIを表示するステップと
    を有する、コンピュータ実施方法。
  2. 前記コンピュータ実施方法が、更新後のGUIを生成するために、さらに受け取った動き測定値についてステップ(ii)~(iv)を繰り返すステップと、前記表示ユニットを使用して、生成した更新後の前記GUIを表示するステップとをさらに有する、請求項1に記載のコンピュータ実施方法。
  3. 前記コンピュータ実施方法が、
    前記環状標的ゾーンによって表された1つ又は複数の境界と、投影した前記表現とを比較するステップをさらに有し、
    前記GUIを生成するステップが、前記比較の結果に基づいて、視覚要素をさらに含めるように前記GUIを生成するステップをさらに有する、
    請求項1又は2に記載のコンピュータ実施方法。
  4. 前記GUIを生成するステップが、
    前記グラフィカル・テンプレートとの投影した前記表現とのアライメントを決定するステップと、
    決定した前記アライメントに従って、前記グラフィカル・テンプレートに被せられた投影した前記表現を伴う前記GUIを生成するステップと
    を有する、請求項1、2又は3に記載のコンピュータ実施方法。
  5. 受け取った前記動き測定値を処理して、動きの前記軌道の表現を決定するステップが、前記動き測定値に含まれる高周波成分を除去するためにフィルタにかけるステップを有する、請求項1から4のいずれか一項に記載のコンピュータ実施方法。
  6. 決定した前記表現を処理して、2次元平面に前記表現を投影するステップが、
    受け取った前記動き測定値内の複数の動き測定値のサンプルについて、以前の複数の測定値のサンプルに基づいて瞬間の接平面の方向を計算するステップと、
    前記瞬間の接平面に前記動き測定値のサンプルを投影するステップと、
    投影した前記動き測定値のサンプルと以前に投影した動き測定値のサンプルとをアライメントさせるステップと、
    アライメントさせた投影した前記動き測定値のサンプルにトレンド除去を適用するステップと
    を有する、請求項1から5のいずれか一項に記載のコンピュータ実施方法。
  7. 前記コンピュータ実施方法が、投影した前記表現を処理して、前記回転式シェーバの前記動きの1つ又は複数の特性についての値を決定するステップをさらに有し、
    前記GUIを生成するステップが、1つ又は複数の決定した前記値をさらに含めるように前記GUIを生成するステップをさらに有する、
    請求項1から6のいずれか一項に記載のコンピュータ実施方法。
  8. コンピュータ可読コードが含まれるコンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ可読コードによって、適切なコンピュータ又はプロセッサによる実施時に、前記コンピュータ又はプロセッサが、請求項1から7のいずれか一項に記載のコンピュータ実施方法を実施するようにされる、コンピュータ可読媒体。
  9. 回転式シェーバのユーザへの視覚フィードバックを提供するための装置であって、前記装置が、表示ユニットと、処理ユニットとを備え、
    前記処理ユニットは、
    ひげそり動作中の前記回転式シェーバの動きを表す動き測定値を受け取ること、
    受け取った前記動き測定値を処理して、前記ひげそり動作中の前記回転式シェーバの動きの軌道の表現を決定すること、
    決定した前記表現を処理して、2次元平面に前記表現を投影すること、
    グラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)を生成することであって、前記GUIが、投影した前記表現、及び、前記ひげそり動作中の前記回転式シェーバの正確な円形運動のための環状標的ゾーンを含むグラフィカル・テンプレートを含む、生成すること、並びに
    前記表示ユニットを使用して、生成した前記GUIを表示すること
    を行う、装置。
  10. 前記処理ユニットが、前記環状標的ゾーンによって表された1つ又は複数の境界と、投影した前記表現とを比較することを行い、前記処理ユニットが、前記比較の結果に基づいて、視覚要素をさらに含めるように前記GUIを生成する、請求項9に記載の装置。
  11. 前記処理ユニットが、前記グラフィカル・テンプレートと投影した前記表現とのアライメントを決定すること、及び、決定した前記アライメントに従って、前記グラフィカル・テンプレートに被せられた投影した前記表現を伴う前記GUIを生成することによって、前記GUIを生成する、請求項9又は10に記載の装置。
  12. 前記処理ユニットが、前記動き測定値に含まれる高周波成分を除去するためにフィルタにかけることによって、受け取った前記動き測定値を処理して、動きの前記軌道の表現を決定する、請求項9から11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 前記処理ユニットが、
    受け取った前記動き測定値に含まれる複数の動き測定値のサンプルについて、以前の複数の測定値のサンプルに基づいて瞬間の接平面の方向を計算すること、
    前記瞬間の接平面に前記動き測定値のサンプルを投影すること、
    投影した前記動き測定値のサンプルと、以前に投影した動き測定値のサンプルとをアライメントさせること、及び
    アライメントさせた投影した前記動き測定値のサンプルにトレンド除去を適用すること
    によって、決定した前記表現を処理して、2次元平面に前記表現を投影する、
    請求項9から12のいずれか一項に記載の装置。
  14. 前記処理ユニットが、投影した前記表現を処理して、前記回転式シェーバの前記動きの1つ又は複数の特性についての値を決定することを行い、
    前記処理ユニットが、1つ又は複数の決定した前記値をさらに含めるように前記GUIを生成する、
    請求項9から13のいずれか一項に記載の装置。
  15. 回転式シェーバと、
    前記回転式シェーバのユーザへの視覚フィードバックを提供するための請求項9から14のいずれか一項に記載の装置と
    を備える、システム。
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