JP2022525935A - 糖尿病性足部潰瘍の治療における上皮細胞増殖因子の使用 - Google Patents

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Abstract

本発明は、臨床評価の時に影響を受けた肢の切断基準を満たさない患者における糖尿病性足部潰瘍(DFU)の治療のための注射可能な医薬品の製造のための上皮細胞増殖因子(EGF)の使用であって、EGFを含む医薬品が週1回の前記潰瘍中の病巣内浸透によって投与される前記使用を示した。さらに、それは、患者におけるDFUの治療のための組成物が週1回投与されるEGFを含む医薬組成物を提供する。本発明は、週1回の潰瘍底中の病巣内浸透によって患者へEGFを投与することを含む、臨床評価の時に影響を受けた肢の切断基準を満たさない患者におけるDFUの治療のための方法を含む。

Description

本発明は、ヒトの医薬品及び製薬産業の分野に関する。特に、糖尿病性足部潰瘍(DFU)の治療のための医薬品の製造での上皮細胞増殖因子(EGF)の使用に関する。本医薬品は、創傷底への病巣内浸透によって投与される。
糖尿病は公衆衛生サービスの大きな問題であり、それは最も一般的な慢性の非伝染性の疾患のうちの1つである。International Diabetes Federationは、この疾患が成人中で8.3%の世界的な有病率であると述べている。World Health Organizationからの統計的データによれば、2045年までに、6億2900万人を越える糖尿病の集団が予測される(International Diabetes Federation.The global burden.In:International Diabetes Federation.IDF Diabetes Atlas.Geneva:IDF;2017 p.9-50)。現在のところ、糖尿病は、主に悪い食習慣及び系統的な非活動状態に起因して加速度的増加を示し続け、世界的なパンデミックな広がりの非伝染病として位置づけられた。糖尿病の患者の治療的教育は、治療の基礎である。セルフケア手段についての無知及び周期的な外来患者フォローアップの欠如は、DFU等の合併症を促進する(Al-Wahbi AM.Vasc Health Risk Manag.2010;6:923-34;Dorresteijn J,Valk JD.Diabetes Metab Res Rev 2012;28(Suppl 1):101-6)。予防プログラムが開発され、保健制度サービスが編制されているが、切断は、依然として解決が待たれる重要な問題である(Garcia Garcia Y,et al.Cuban Journal of Angiology and Vascular Surgery 2016;17(1)36-43)。
糖尿病性足病変の概念は、正確に定義することが難しい(Apelqvist J,et al.;International Working Group on the Diabetic Foot Editorial Board.Diabetes Metab Res Rev 2008:24(Suppl 1):S181-7)。2007年のInternational Diabetic Foot Consensus文書中で、糖尿病性足病変は、「糖尿病の患者の下肢におけるニューロパシー及び/または末梢動脈疾患に付随する深部組織の潰瘍形成、感染、または破壊」として定義される。潰瘍形成を受けやすい足に転換させるいくつかの因子(ニューロパシー、虚血、変形、皮膚硬結、及び浮腫等)が存在する場合に、それは「リスクのある足」と判断される(Garcia Herrera AL,Febles Sanabria R,Moliner Cartaya M.Revista Cuban of Angiology and Vascular Surgery 2016;17(1):13-24)。
DFUの治療についての従来技術の水準において、国際合意によって承認され、高インパクトのジャーナル中で出版された(とりわけNational Institute for Health及びCare Excellence of the United Kingdom(NICE)等の)異なる型の治療がある。それらの内で、これらは、圧力部位の解除、真空療法、高圧酸素化、多様な特性を備えたドレッシング材(それは病巣の型に従って適用される)、及び広域スペクトラム抗微生物物質(単独または併用で)であることが示され得る。機械的、生物学的、または化学的であるかにかかわらず、異なる型の創面切除もある。加えて、皮膚代替物はこれらの患者に適用される(https://nice.org.uk/guidance/ng19、発行日:2015年8月)。それにもかかわらず、これらの治療のどれも、DFUに起因して毎年遂行される高パーセンテージの切断を低減させることができない。潰瘍の治癒は患者にとって最も重要な事象である。しかしながら、肉芽形成(病巣閉鎖と相関する中間的事象としての)は、それが通常のまたは標準的な治療に応答しない病巣において、潰瘍の感染リスク及び患肢切断のリスクを低減するので、重要な意味を持つ。
90年代の始め以来、増殖因子の投与は慢性の創傷の治療において評価された。これらの増殖因子のうちの1つは、前世紀の50年代以来、公知のEGF(低分子量タンパク質)である(Hardwicke J et al.Surgeon 2008;6:172-177)。慢性の創傷、静脈性潰瘍、及びDFUでの投与の治験において、この増殖因子は、局所経路によって反復して適用された。慢性の糖尿病性創傷における微小環境は、局所的な増殖因子の安定性、それらの化学的完全性、それらの生体利用能、及び治癒プロセスの主要な駆動力としてのそれらの生理的な役割に対して、対立的である。この環境内では、それらの受容体の常時の発現及びそれらのシグナリング能力が損なわれてしまう(Berlanga-Acosta J,et al.Int Wound J 2013;10:232-236;Tsourdi E,et al.Biomed Res Int 2013:385641)。
延長された持続的で緩慢な放出系(それはその受容体の常時の発現を維持する)下で、EGFによって創傷治癒の改善が増進されることが公知である。従来技術の水準によれば、受容体へのEGFの常時の曝露が要求される。このことは、受容体が少なくとも8~12時間曝露され、常時占められるならば、EGFの創傷治癒特性が発現され得るだろうことを意味する(Knauer DJ et al.J Biol Chem 1984,259:5623-5631;Buckley A et al.Proc Natl Acad Sci USA 1985,82:7340-7344)。
その一方で、創傷閉鎖においてEGFによって媒介される有意な効果のためには、延長された局所的な生体利用能及び受容体の適時の刺激が要求されることが示された(Kasayama S,Ohba Y,Oka T Proc Natl Acad Sci USA 1989;86:7644-7648;Berlanga-Acosta J Int Wound J 2011;8:612-620;Cama VF et al.J Diabetic Complications Med 2016;1:111)。
病巣内使用のための凍結乾燥産物(その活性成分は組み換えヒト上皮細胞増殖因子(rhEGF)である)は、DFUの治療のための医薬品として承認された。病巣の微小環境細胞が内在性タンパク質を合成することができないか、または低比率で合成することしかできないので、薬物の病巣内適用は、潰瘍底への組み換えタンパク質を提供する(補充療法)。この欠如は潰瘍治癒を妨害し、それは、慢性であること、及びしたがって合併症(患肢の局所感染及び切断等)が急増することを導く。前述の医薬品は、70%以上まで切断率を低減させ、それらの非難治性潰瘍(less complicated ulcer)において最も高いパーセンテージで低減した。rhEGFの病巣内投与はプラスの利益プロファイルを示す。何千名ものDFU患者が、この経路によって投与されて、注射可能なrhEGFにより治療された。
DFUの辺縁部及び底部でのrhEGFの浸透は、1週間あたり3回の治療のスケジュール、及び投与される医薬品の1用量あたり75μgの因子で実行される。前記投与から開始して、老化細胞(特に線維芽細胞及び角化細胞)の覚醒があり、潰瘍領域において、慢性の炎症誘発性環境から生理的な修復環境に向かう変化を開始する。それは適切な肉芽形成または有用な必須組織、及び後続して病巣閉鎖を保証する。肉芽形成プロセスは、80%を超える病巣閉鎖との相関を可能にする。肉芽形成と閉鎖との間の高い相関性にもかかわらず、影響を受けた肢で中程度の虚血の有るDFU患者が治療へと組入れられる場合に、これらのパーセンテージには相違があり得る。週3回、及び投与される1用量あたり75μgを含む、注射可能なrhEGFの投与スケジュールは、有害事象の頻繁な発生及び高費用の治療、そして患者への不快感(それは治療法からの離脱を引き起こし得る)という短所を有する。
したがって、糖尿病性足病変に罹患する患者における適正な肉芽形成及び有効な病巣閉鎖を可能にする一方で、個人の福祉及び治療の遵守を増加させる、注射可能なrhEGFについての新たな投与スキームを同定することが必要である。
本発明は、評価の時に影響を受けた肢の切断基準を満たさない患者におけるDFUの治療のための注射可能な医薬品の製造のための上皮細胞増殖因子(EGF)の使用であって、EGFを含む医薬品が週1回の潰瘍底への病巣内浸透によって投与される前記使用を示すことによって、上で言及される問題を解決する。本発明の実施形態において、患者へ投与される医薬品の1用量あたりのEGFの量は、2μg~80μgである。
本発明を実行するために、患者におけるDFUの評価は、初期診断がなされる開始時にまたは潰瘍によって影響を受けた肢の切断を予防する治療の過程の間に遂行され得る。切断基準を満たさないと判断される場合に、EGFを含有する医薬品は、週1回の潰瘍底での病巣内浸透によって投与され得る。本発明において、患者は、医学的権威によって確立された従来療法により治療される一方で、週1回のDFUの底部でのEGFの病巣内浸透を受ける。
本発明の一実施形態において、患者は、潰瘍によって影響を受けた肢の切断を防止するために以前に治療を受けている。この以前の治療は、週3回の病巣内経路によるEGFの投与からなる。一旦DFUが評価され、影響を受けた肢の切断基準を満たさないことが確認されたならば、治療を、週1回の潰瘍底中のEGFの病巣内浸透に変化させる。
今日まで、EGFは、1週間あたり3回の薬物の適用を含む治療において、何千名ものDFU患者へ病巣内投与されてきた。しかしながら、EGFが、治療の期間の一部分または治療の全体の過程の間のいずれかで週1回投与される場合に、投与レジメンの有効性のエビデンスは無い。糖尿病患者における治癒メカニズム(非糖尿病の個体において起こるものとはかなり離れている)についてほとんど知られていないので、より低頻度のEGFの適用の、この新たな療法プロトコールによるDFUの有効な閉鎖の結果は、以前の文献中で記載されているものから開始して予想することができない。
その一方で、上で明示されるように、延長された持続的で緩慢な放出系下のEGFによって創傷治癒の改善が増進され、延長された局所的な生体利用能及び受容体の適時の刺激が要求されることが公知である。本技術分野内の文献中で報告されるこのすべての予備知識に関して、本発明の事例でのように影響を受けた肢の切断基準を満たさない患者においてでさえ、DFUへのEGFの適用の頻度の減少後に、結果がより頻繁な適用により達成されるものに類似することは予想されなかった。むしろ、週1回の間隔を置いた治療が、EGF受容体の発現の減少、及びしたがってこの増殖因子による治療法への負の応答を誘導するであろうことが予想されるだろう。この理由のために、適用の頻度の低減を企てる第1の試みは、EGFの3倍にした用量(225μg)により遂行され、それは、潰瘍中でより長い時間で十分な量の増殖因子を維持することを企図した。予想外に、潰瘍中で残存するrhEGFの量が、通常用量によるものと同じであり、同じ治療効果が維持されたことが見出された。同じ満足な結果が、このタイプの潰瘍において、通常用量及び週1回のみの適用により得られたことはさらに特筆すべきことであった。
本発明の文脈において、上皮細胞増殖因子(EGF)は、それらの生物学的活性を維持するEGF分子のバリアントのうちの任意のもの;例えばC末端で短縮した(Calnan et al.,Gut 2000,47:622-627);またはN末端で短縮した(Shin et al.,Peptides 1995,16:205-210)分子を指す。ヒトEGFは、当業者に周知の宿主における組み換えデオキシリボ核酸技術(rhEGF)によって得ることができる。本発明の範囲を限定することなく、これらの宿主の中には、例えばSaccharomyces属またはPichia属の酵母;またはEscherichia coliのような細菌がある。ポリペプチドは化学的合成によっても得ることができる。
本発明において、組織が、以下の病態:わずかな程度または控えめな中程度の虚血を有する;分泌物、不快臭、骨への浸潤(骨髄炎等)がある局所感染の徴候を示さない;炎症性徴候(患者の一般的な体調に影響を有する、浮腫、熱、紅潮、疼痛、及び潰瘍の領域中の機能性の喪失等)を示さない、すなわち、患者が全身性敗血症の徴候及び症状を有していない;大規模な筋壊死を有していない;高い弾力性の底部を有し、治癒プロセスの間に出血しやすい;可能な限り保存された感受性を有する、すなわち、患者が治癒プロセスの間に不快感を示す、場合に、DFUによって影響を受けた肢が切断基準に準拠しないと判断される。
「DFU評価」という用語は当業者に周知であり、それは医科大学及び権威によって確立された治療ガイドライン中に現われる。その一方で、本発明の目的のために、EGFの浸透という用語は、DFU底部の様々なポイントでの注射を指す。
別の態様において、本発明は、rhEGF及び薬学的に許容される賦形剤を含む、評価の時に影響を受けた肢の切断基準を満たさない患者におけるDFUの治療のための医薬組成物を提供する。前記組成物は、週1回投与される。本発明の一実施形態において、組成物は、患者へ投与される1用量あたり2~80μgの間のEGFの量を含む。範囲を限定することなく、医薬組成物のために、EGFは、安定化物質、バッファー、及び前記増殖因子の生物学的活性を影響せずに凍結乾燥を可能にする化合物のような、賦形剤及びビヒクルと共に製剤化される。
本発明は、週1回の潰瘍底中の病巣内浸透によって患者へ治療有効量のEGFを投与することを含む、評価の時に影響を受けた肢の切断基準を満たさない患者におけるDFUの治療のための方法も企図する。本発明の方法は、患者が同じ治療の過程の間に従来療法により治療されることを可能にする。
本発明の方法の一実施形態において、患者へ投与される1用量あたりのEGFの量は、2~80μgである。本発明の方法において、DFUの評価は、開始の初期診断の時にまたはDFUによって影響を受けた肢の切断を回避する治療の過程の間のいずれかで、遂行され得る。
本発明の方法の特定の実施形態において、患者は、週1回のスケジュールでEGFの病巣内浸透を受ける前に、潰瘍底中の同じ経路によって投与されるEGFにより1週間あたり3回治療される。この組み合わせた治療スケジュールは、患者において有効である一方で、この経路によってrhEGFのより低い全用量に患者を曝露して、rhEGFの病巣内投与の最も頻繁な有害事象(疼痛及び灼熱感、振戦及び悪寒等)を被る可能性の低減を可能にする。
本発明において示され得るように、意外にも、類似する肉芽形成結果は、用量で匹敵する量のrhEGFを受ける患者において確立している8週間の間の週3回の投与スケジュールと比較して、提案された新たな治療スキームにより得られた。
実施例1 DFU患者のための治療の3つのレジームにおけるrhEGFの病巣内投与。
研究に関与するDFUの患者の特徴及びそれらの病巣を、表1中で示す。平均年齢が60歳を超え、24~87歳の間の範囲であることが理解できる。患者の性別において差はなかった。2型糖尿病が優勢であった。糖尿病の発達時間は16年を上回り、病巣はほとんどがWagner分類でグレード3であった。患者は、スキーム及び投与されるrhEGFの用量に従って、3つの治療レジメンのうちの1つへ無作為に割り当てられた。病巣面積は、3つの群において20cmを超えていた。
群1及び2中の患者は、病巣の辺縁部及び底部に関する手法で、それぞれ75μg/用量または25μg/用量の率で、rhEGFを週3回病巣内に受けた。そうするために、薬物を含有するバイアルの再構成及び希釈を5mLの注射用水により遂行した。病巣の100%の肉芽形成、移植による病巣の閉鎖、または最大8週間の治療が達成された時まで、投与を行った。
群3に属する患者は、第1週の間に、病巣内経路によって薬物(75μg/用量)を週3回受けた。第2週以降から、治療を週1回用量225μgにより継続した。治療期間は8週間であったが、病巣の完全な閉鎖が先に起こったならば、または潰瘍が1cm未満のサイズに到達したならば、それはより短い期間であった。
Figure 2022525935000001
すべての群において、組み換え酵母から開始して得られて精製されたrhEGFを使用した。製剤化された産物をバイアル中で凍結乾燥し、それは25μgまたは75μgの活性医薬成分を含有していた。組成物は、薬学的に許容される賦形剤(安定化物質及びpH調節剤等)も含有した。
すべての3つの群中の患者は、National Angiology Group of Cubaによって確立されたDFU治療標準に従って遂行される従来療法を受け続けた。これは、病巣の負荷の除去、インスリンによる基礎疾患の代謝制御(それは経口血糖降下剤を補充する)、生理食塩水及び穏やかな石鹸物質による病巣の洗浄、デブリードマン、ガーゼ包帯による滅菌ドレッシング材の適用、及び病巣中に存在する感染性病原菌の型に依存する抗微生物物質からなる。
DFUの領域及び肉芽形成のパーセンテージを、面積測定法によって病巣を測定するための格子の透明フィルム及びデバイスからなる、これらの目的のために生成された市販の系(Visitrak(商標)、Smith & Nephew)によって測定した。この系は以前に検証されている(Sugama J,et al.J Clin Nurs 2007;16(7):1265-1269)。油性マジックを使用して、病巣及び肉芽形成領域の輪郭のトレーシングを、格子の透明フィルム上で遂行した。影響を受けた肢の切断の高いリスクのある患者における病巣内経路による薬物の投与後に得られた結果を、表2中で示す。
Figure 2022525935000002
肉芽形成に関して、3週目の終わりで、全治療の間に75μgの用量(1週間あたり3回)を受けた患者において、そして75μgの初回用量(週3回)に続いて毎週225μgの用量を受けた患者において、結果は優れていた。この最後の群が到達した値は意外であった。同じ潰瘍測定の点で、64%の肉芽形成が、25μg用量(1週間あたり3回)により治療された患者群において見出された。同様に、群1及び3において70%超の病巣閉鎖及び15%未満の切断リスクの低減という重要な結果が得られた。すなわち、病巣の多くが切断の状況から非切断の状況へ移った。
実施例2 病巣内経路によって治療されたDFU患者の血漿中のrhEGFレベルの決定。
薬物動態学的研究を、31名の患者から採取した血液サンプルから開始して実行した。デザインは、DFUにおけるrhEGFの病巣内投与後の反応速度パラメーターを決定するように向けられた。評価された最も重要なパラメーターは、とりわけ「曲線下面積」(AUC)及び半減期時間(t1/2)であった。患者を、以下のレベル:25μg/用量、75μg/用量、及び225μg/用量でrhEGFを含有する薬物により週3回治療した。8週間、または潰瘍面積が1cm以下の測定に到達したならばそれ未満の時間で、治療を遂行した。
患者の人口層の特徴を表3中で示す。男性は患者のうちの56.2%であった。平均年齢は63歳であった。2型糖尿病を罹患する患者は81.2%であり、糖尿病の発達の時間は、8~41年で振れる広範囲で変動した。
Figure 2022525935000003
タンパク質(rhEGF)(それは薬物の活性物質である)の測定を、第1の投与の直前(t)、第1の投与の直後(t)、及び第1の投与後の異なる時間で行った。rhEGF濃度を、商業的に入手可能なELISAキット(Quantikine(登録商標)、R&D)によって患者の血漿サンプル中で決定し、<0.7pg/mlの感度であった。この増殖因子の定量のために、キット製造者の指示書に従った。
2時間のサンプル収集は、薬物動態プロフィールを特徴づけるには十分であった。一旦この時間が終わったならば、rhEGF値は、受けた用量から独立して、ベースラインレベルに戻り、後続して増加しなかった。
25μgの用量により達成されたものに比較すれば、75μg及び225μgの用量でAUCのより高い値が検出されたことは表4中で観察され得る。この下位の用量を受けた患者は、75μg及び225μgの用量に対して、より低いt1/2の値を有していた。
Figure 2022525935000004
遂行された生体利用能分析から、25μg及び75μgの用量が適用される場合に、タンパク質のごく一部分が血液の中へ通過することが観察された。潰瘍の領域において、それぞれ約19μg及び58μg残存する。その一方で、225μg用量については、最も多い量のrhEGFが血液の中へ直ちに通過し、ごく一部分のみが潰瘍の領域中に残存する。この部分は約63μgである。したがって、投与される増殖因子の用量の増加は、組織中のより高い濃度を引き起こさない。これらの結果は、EGFの用量の増加がより大きな効果を導かないという事実に一致している。
実施例3 異なる用量及び投与スケジュールでのrhEGFの病巣内投与後のDFUの治癒。
実施例1及び2において得られた結果を考慮して、研究は、影響を受けた肢の切断基準の有るDFUの患者でデザインされ、異なる用量のrhEGF、及びrhEGFの毎週の投与頻度で患者が肢の切断基準を停止するまでの投与スケジュールをアッセイすることを含んでいた。
1つの局面で、48名の患者が組入れられ、患者は、もはや影響を受けた肢の切断基準を有していないことが確認されるまで、rhEGFによる治療を週3回受けた。1週間中の反復適用のこの期間は、概して注射可能なrhEGFによる治療法の最初の3週間と一致した。次いで、rhEGFによる治療を週1回で継続した。投与経路は常に病巣内投与経路であった。8週間、または8週間前に潰瘍底が100%の有用な肉芽粗織により既にカバーされたならば、もしくは病巣が≦1cmの面積に既に到達していたならば、それ未満の時間で、完全な治療を実行した。1群あたり投与される用量は、2.5μg、25μg、50μg、及び75μgであった。7名の患者を2.5μgを受ける群、10名の患者を25μg用量を受ける群、13名の患者を50μgを受ける群、及び18名の患者を75μgを受ける群の中へ組入れた。
その一方で、93名の患者の群を、全期間の間に75μgの用量により週3回治療した。治療の期間は8週間であった。研究の終了時に、患者のこの群の結果を、前のパラグラフ中で記載される治療スケジュールを受けた群の残りと比較して対照として使用した。
患者の中で、男性が優勢であった。平均年齢は64歳であり、2型糖尿病が優勢であった。潰瘍寸法は22~27cmの間であり、大多数の患者において病巣をWagnerの分類のグレード3及び4として分類した。すべての群中の患者は、実施例1において要約されるように、National Angiology Group of Cubaによって確立されたDFUの標準的な治療に従って遂行される従来療法を受け続けた。
得られた結果を表5中で示す。類似する肉芽形成結果が、用量で同じ量のrhEGFを受けるこれらの患者において確立している8週間の間の週3回の投与のスケジュールと比較して、提案された新たな治療スケジュールにより得られたということを指摘することが重要である。
Figure 2022525935000005
フォローアップの間に、1週間あたり3回の投与、続いて1週間あたり1回の投与の組み合わせスケジュールを受けた群中で、病巣の閉鎖は、2.5μg群の4名の患者(57%)、25μg群の5名の患者(50%)、50μg群の9名の患者(69%)、及び75μg群の13名の患者(72%)において得られた。患者が1週間あたりrhEGFの3回の投与(75μg)を受けた対照として供される治療群において、病巣の閉鎖は患者の81%で観察された。同様に、切断は、rhEGF用量で異なる4つの群及び対照として供される群において12%未満であった。
意外にも、従来療法と一緒にした、本明細書において提案された新たな治療スケジュールは、80%超の切断のリスクの低減を導いた。この組み合わせた治療スケジュールは、患者において有効である一方で、この経路によって与えられるrhEGFの投与へより少ない機会で患者を曝露することによって、rhEGFの病巣内投与の最も顕著な有害事象(疼痛及び灼熱感、振戦及び悪寒等)を被る可能性の低減を可能にする。
実施例4 週1回のrhEGFの病巣内投与後のDFUの治癒。
1シリーズの症例を、従来療法(実施例1において記載されるもののような)に加えて、用量2.5μg(10名の患者)、25μg(15名の患者)、50μg(15名の患者)、または75μg(20名の患者)のrhEGFにより治療した。8週間、または病巣が1cm以下の寸法まで閉鎖されたならばそれ未満の時間で、この増殖因子による病巣内治療を週1回遂行した。患者の別の群は、病巣の完全な閉鎖が達成されるまで、従来療法のみ(手順が週3回遂行されるという差で)を受けた。
これらのシリーズ中の患者は、初期評価の時にDFUによって影響を受けた肢の切断基準を有していなかった。概して、すべての群(rhEGFが処方された患者及びこの医薬物が指示されなかった患者の両方)について、患者のより高いパーセンテージは女性であった。2型糖尿病は優勢であり、発達は15年の中央値であった。潰瘍サイズは2cm~20cm超の範囲であった。先に言及されるように、すべての患者における従来療法を、National Angiology Group of Cubaによって確立されたDFUについて治療標準に従って遂行した。表6は、治療の開始後の8~12週間の間の病巣閉鎖に関する結果を示す。週1回投与される病巣内rhEGFを含む治療法手順を、従来療法のみのものと比較する場合に、意外にも、はるかによい結果が観察され、患者の4つの群におけるrhEGFの投与を支持する。rhEGFにより治療されたすべての群における病巣閉鎖は60%~80%の間であった、一方で、従来療法のみを受けた群において病巣閉鎖は個体の45%で観察された。
Figure 2022525935000006
実施例5 影響を受けた下肢の非切断の診断のDFUの患者において週1回投与される注射可能なrhEGFの効果。
DFUの治癒に対する週1回与えられる注射可能なrhEGFの病巣内投与の効果を確認するために、初期の評価または診断の時に影響を受けた下肢の切断基準を有していない患者を治療した。
患者A:糖尿病の発達が15年の62歳の男性の糖尿病患者。以下の特徴のDFUを提示していた。身体検査時に深部皮膚面に到達していない表層病巣及び感染の徴候無しであり、血行動態パラメーター及び経皮酸素分圧(TcPO)によって中程度または重篤な虚血を有していなかった。デブリードマン後の病巣のサイズは10cmであった。患者は75μgの用量のrhEGFを週1回2週間受け、前記時間後に病巣の完全な閉鎖が達成された。
患者B:糖尿病の発達が10年の54歳の男性の糖尿病患者。以下の特徴のDFUを提示していた。身体検査時に関節包及び靭帯を含む深部病巣があるが、感染または付随する骨髄炎無しであり、血行動態パラメーター及びTcPOによって中程度または重篤な虚血を有していなかった。潰瘍底は、75%超の有益な肉芽粗織によりカバーされた。潰瘍サイズは7cmであった。患者は75μgの用量のrhEGFを週1回2週間受けた。前記時間後に完全な肉芽形成応答が得られ、第1の適用の9週間後に病巣の閉鎖が達成された。
患者C:糖尿病の発達が18年の68歳の女性の糖尿病患者。以下の特徴のDFUを有していた。身体検査時に関節包及び靭帯を含む深部病巣があるが、感染及び付随する骨髄炎無しであり、血行動態パラメーター及びTcPOによって中程度または重篤な虚血を有していなかった。潰瘍サイズは7cmであった。本患者は、rhEGFを受けずに従来療法により治療された。フォローアップ評価中に、患者を管理した。前記薬物の非存在下において、完全な肉芽形成応答は14週間で得られ、20週間でDFU閉鎖はまだ得られなかった。

Claims (12)

  1. 評価の時に影響を受けた肢の切断基準を満たさない患者における糖尿病性足部潰瘍(DFU)の治療のための注射可能な医薬品の製造のための上皮細胞増殖因子(EGF)の使用であって、EGFを含む前記医薬品が、週1回、病巣内浸透によって潰瘍底に投与される前記使用。
  2. 前記患者へ投与される前記医薬品の1用量あたりのEGFの量が2~80μgである、請求項1に記載の使用。
  3. 前記DFUの前記評価が、開始時にまたは治療の過程の間に遂行される、請求項1に記載の使用。
  4. 前記DFUが、病巣内に投与されるEGFにより1週間あたり3回治療されてから、週1回、前記潰瘍底でのEGFの病巣内浸透によって治療される、請求項1に記載の使用。
  5. 前記患者が、同じ治療の過程の間に従来療法により治療される、請求項1に記載の使用。
  6. 上皮細胞増殖因子(EGF)及び薬学的に許容される賦形剤を含む、評価の時に影響を受けた肢の切断基準を満たさない患者における糖尿病性足部潰瘍(DFU)の治療のための医薬組成物であって、週1回投与される前記組成物。
  7. EGFの量が患者へ投与される用量あたり2~80μgである、請求項6に記載の組成物。
  8. 週1回の潰瘍底への病巣内浸透によって患者へ治療有効量の上皮細胞増殖因子(EGF)を投与することを含む、評価の時に影響を受けた肢の切断基準を満たさない患者における糖尿病性足部潰瘍(DFU)の治療の方法。
  9. 患者へ投与される用量あたりのEGFの量が2~80μgである、請求項8に記載の方法。
  10. 前記DFUの前記評価が、開始時にまたは治療の過程の間に遂行される、請求項8に記載の方法。
  11. 前記DFUが、病巣内に投与されるEGFにより1週間あたり3回治療されてから、週1回、潰瘍底でのEGFの病巣内浸透によって治療される、請求項1に記載の方法。
  12. 前記患者が、同じ治療の過程の間に従来療法により治療される、請求項8に記載の方法。
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