JP2022525522A - Hbvコアタンパク質アロステリック修飾剤の化合物の固体形態 - Google Patents

Hbvコアタンパク質アロステリック修飾剤の化合物の固体形態 Download PDF

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Abstract

本発明は、化合物(I)TIFF2022525522000036.tif72563-[(8aS)-7-[[(4S)-5-エトキシカルボニル-4-(3-フルオロ-2-メチル-フェニル)-2-チアゾール-2-イル-1,4-ジヒドロピリミジン-6-イル]メチル]-3-オキソ-5,6,8,8a-テトラヒドロ-1H-イミダゾ[1,5-a]ピラジン-2-イル]-2,2-ジメチル-プロパン酸の新規の固体形態、およびここに開示するその固体形態を含む薬学的組成物に関し、これらは、HBV感染またはHBV感染によって引き起こされる疾患に関する患者において、HBVカプシド阻害剤(もしくはHBVコアタンパク質アロステリック修飾剤)として、またはウイルス性疾患の治療もしくは予防のために使用することができる。【選択図】なし

Description

本発明は、化合物(I)
Figure 2022525522000002
3-[(8aS)-7-[[(4S)-5-エトキシカルボニル-4-(3-フルオロ-2-メチル-フェニル)-2-チアゾール-2-イル-1,4-ジヒドロピリミジン-6-イル]メチル]-3-オキソ-5,6,8,8a-テトラヒドロ-1H-イミダゾ[1,5-a]ピラジン-2-イル]-2,2-ジメチル-プロパン酸の新規な固体形態、およびここに開示するその固体形態を含む薬学的組成物に関し、これらは、HBV感染またはHBV感染によって引き起こされる疾患に関する患者において、HBVカプシド阻害剤(もしくはHBVコアタンパク質アロステリック修飾剤)として、またはウイルス性疾患の治療もしくは予防のために使用することができる。
HBVは、ヘパドナウイルス科のウイルスの一種である。HBVは、世界的に深刻な社会的健康問題であり、4億人を超える人々が、とりわけアジア太平洋地域で、この小さなエンベロープDNAウイルスに慢性的に感染している。大部分の個人は急性症状を伴う感染から回復するようだが、HBV患者の15~40%は一生の間に、臨床的疾患、最も顕著には肝炎、肝硬変、および肝細胞癌を最終的に発現することになる。毎年500,000~100万人が、HBV感染によって引き起こされる末期の肝疾患により死亡する。
HBVカプシドタンパク質は、HBV複製における本質的な役割を果たす。HBVは、240個のカプシド(またはコア)タンパク質を含む正二十面体コアを有する。カプシドタンパク質の最も重要な生物学的機能は、プレゲノムRNAをカプシド形成するための構造タンパク質として作用して、細胞質において未成熟カプシド粒子を形成することである。この工程は、ウイルスDNA複製のための必須条件である。カプシドに関係する抗HBV阻害剤がいくつか報告されている。例えば、AT-61およびAT-130(Feld J.et al. Antiviral Research 2007,168-177)という名称の化合物を含むフェニルプロペンアミド誘導体、ならびにValeant R&Dよりチアゾリジン-4-オンのクラス(WO2006/033995)が、pgRNAパッケージングを阻害することが示されている。最近の研究により、フェニルプロペンアミドは実際に、HBVカプシド集合の加速剤であり、その作用が空のカプシドの形成をもたらすことが示唆された。これらの非常に興味深い結果は、正常なウイルス集合における動態学的経路の重要性を示している。
Bay 41-4109、Bay 38-7690、およびBay 39-5493という名称の化合物を含めたヘテロアリールジヒドロピリミジン、すなわちHAPが、組織培養に基づくスクリーニングにおいて発見された(Deres K.et al. Science 2003,893)。これらのHAP類似体は、合成アロステリック活性剤として作用して、コアタンパク質の分解を生じる異常なカプシド形成を誘導することができる。HAP類似体はまた、おそらくはHAPと、カプシドの「呼吸」の際、すなわち個々のサブユニット間結合が一時的に破壊された際に遊離したダイマーとの相互作用によって、予備集合したカプシドから非カプシドポリマーにコアタンパク質を再編成した。Bay 41-4109を、HBVに感染した遺伝子組み換えマウスまたはヒト化マウスモデルに投与すると、HBV DNAの減少によってin vivo有効性が実証された(Deres K.et al.Science 2003,893;Brezillon N.et al. PLoS ONE 2011,e25096)。分子の「くさび」として作用して、通常のカプシド-タンパク質の幾何およびカプシド形成に干渉する小分子、ビスANSも示された(Zlotnick A.et al. J.Virol.2002,4848-4854)。
3-[(8aS)-7-[[(4S)-5-エトキシカルボニル-4-(3-フルオロ-2-メチル-フェニル)-2-チアゾール-2-イル-1,4-ジヒドロピリミジン-6-イル]メチル]-3-オキソ-5,6,8,8a-テトラヒドロ-1H-イミダゾ[1,5-a]ピラジン-2-イル]-2,2-ジメチル-プロパン酸(化合物(I))は、WO2015/132276において、HBVカプシド阻害剤(またはHBVコアタンパク質アロステリック修飾剤)として開示されている。
化合物(I)の形態Dは物理的に不安定であり、これによって形態の変化が生じ、さらなる薬物開発には好適でなくなることが見出された。この特許の目的の1つとして、化合物(I)の形態Dと比較して有意に改善された安定性を示す、いくつかの新規な固体形態を同定し特性決定した。良好な加工性または許容される水溶性を有する化合物(I)の新規な形態を開発することは、本発明の目的の1つである。いくつかの新規な固体形態は、化合物(I)の開発性を抜本的に増強する。
本開示は一般に、化合物(I)の新規な固体形態、およびこれらを作製する方法に関する。
原体の物理的安定性は、薬物の化学安定性性能および安全性に対する潜在的影響のため、薬剤の安定性を体系的に評価する手法の不可欠な部分である。安定性が高いほど、貯蔵寿命が長くなりうる。そのため、この発明において使用する加速および長期安定性試験は、貯蔵寿命を予測するために使用することができる。
一般に言って、非晶質薬剤は、結晶質の対応物よりも顕著に可溶型であるが、より安定ではない。別の実施形態では、驚くべきことに、化合物(I)の非晶質形態は、化合物(I)の形態Dと比較して安定性が有意に改善した。
別の実施形態では、化合物(I)のナトリウム塩形態Jは、化合物(I)の形態Dと比較して改善された安定性、および母体の化合物(I)の他の結晶形態のうちのいくつかと比較して改善された溶解度を示した。in vivo PK研究により、化合物(I)の形態Jは、Cmaxに達するまで遥かに遅い吸収速度を呈することが示された。そのため、ナトリウム塩形態Jは、徐放性経口製剤として製剤化するのに好適である。形態Jは即座にHCl塩に変換されたが、FaSSIFにおける見掛け溶解度は経時的に上昇した。そのため、ナトリウム塩形態Jは、より良好な吸収のために、SGFにおける変換を回避し、腸内環境においてより高い溶解度を達成するように、腸内放出製剤として開発することができた。
別の実施形態では、化合物(I)の形態Hは一水和物であり、化合物(I)の形態Dと比較して改善された安定性を示した。一般に言って、水和結晶形態は熱力学的に、水中で最も低い溶解度を示す。形態Hは予想外にも、形態Aよりも高い水への溶解度を示す。許容される固体形態の安定性によって、化合物(I)の形態Hは、経口懸濁製剤により好ましい。
本発明は、3-[(8aS)-7-[[(4S)-5-エトキシカルボニル-4-(3-フルオロ-2-メチル-フェニル)-2-チアゾール-2-イル-1,4-ジヒドロピリミジン-6-イル]メチル]-3-オキソ-5,6,8,8a-テトラヒドロ-1H-イミダゾ[1,5-a]ピラジン-2-イル]-2,2-ジメチル-プロパン酸の多形、塩、溶媒和物、共結晶、またはこれらの組み合わせ、ならびに固体形態の合成および生成のための方法に関する。
ここで提供する一実施形態は、化合物(I)の非晶質または固体形態、またはその溶媒和物もしくは組み合わせである。
ここで提供する別の実施形態は、化合物(I)の非晶質または固体形態であり、固体形態は形態A、形態B、形態C、形態D、形態E、形態F、形態G、形態H、形態I、形態J、形態K、形態L、形態M、形態N、形態O、形態P、形態Q、形態R、形態S、形態T、形態U、形態V、形態W、形態X、またはこれらの組み合わせである。
別の実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して6.8°±0.2°、13.0°±0.2°、20.3°±0.2°、27.1°±0.2°、27.4°±0.2°、28.8°±0.2°、および29.1°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Dである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、図1に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Dである。
別の実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して10.0°±0.2°、14.5°±0.2°、15.4°±0.2°、16.4°±0.2°、19.4°±0.2°、21.1°±0.2°、および23.2°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Aである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して10.0°±0.2°、12.3°±0.2°、13.2°±0.2°、14.5°±0.2°、15.4°±0.2°、16.4°±0.2°、19.4°±0.2°、20.3°±0.2°、21.1°±0.2°、21.6°±0.2°、23.2°±0.2°、23.7°±0.2°、24.5°±0.2°、25.5°±0.2°、および26.8°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Aである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、図2に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Aである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、図4に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する非晶質形態である。
別の実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して3.9°±0.2°、4.8°±0.2°、7.3°±0.2°、7.8°±0.2°、10.7°±0.2°、15.6°±0.2°、および19.5°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Bである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して3.9°±0.2°、4.8°±0.2°、7.3°±0.2°、7.8°±0.2°、10.7°±0.2°、15.6°±0.2°、16.2°±0.2°、16.4°±0.2°、19.5°±0.2°、20.4°±0.2°、および21.7°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Bである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、図5に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Bである。
別の実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して5.1°±0.2°、10.6°±0.2°、10.8°±0.2°、12.1°±0.2°、13.6°±0.2°、および13.9°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Cである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、図6に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Cである。
別の実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して4.0°±0.2°、5.1°±0.2°、5.4°±0.2°、10.2°±0.2°、13.3°±0.2°、15.5°±0.2°、および20.2°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Eである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して4.0°±0.2°、5.1°±0.2°、5.4°±0.2°、10.2°±0.2°、10.5°±0.2°、11.8°±0.2°、12.2°±0.2°、13.3°±0.2°、13.8°±0.2°、14.6°±0.2°、15.5°±0.2°、15.8°±0.2°、16.5°±0.2°、19.5°±0.2°、20.2°±0.2°、および21.9°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Eである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、図7に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Eである。
別の実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して4.0°±0.2°、4.9°±0.2°、7.1°±0.2°、15.8°±0.2°、20.3°±0.2°、および21.9°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Fである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して4.0°±0.2°、4.9°±0.2°、7.1°±0.2°、7.4°±0.2°、7.9°±0.2°、10.6°±0.2°、11.9°±0.2°、13.1°±0.2°、13.3°±0.2°、13.8°±0.2°、15.8°±0.2°、20.3°±0.2°、21.0°±0.2°、および21.9°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Fである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、図8に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Fである。
別の実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して3.7°±0.2°、4.1°±0.2°、5.0°±0.2°、6.2°±0.2°、7.7°±0.2°、8.2°±0.2°、および17.1°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Gである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度表される3.7°±0.2°、4.1°±0.2°、5.0°±0.2°、6.2°±0.2°、7.7°±0.2°、8.2°±0.2°、11.3°±0.2°、13.3°±0.2°、13.8°±0.2°、14.5°±0.2°、16.3°±0.2°、17.1°±0.2°、19.3°±0.2°、21.1°±0.2°、および23.3°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Gである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、図9に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Gである。
別の実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して7.7°±0.2°、9.7°±0.2°、14.7°±0.2°、15.9°±0.2°、22.0°±0.2°、23.4°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Jである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して7.7°±0.2°、9.7°±0.2°、11.5°±0.2°、13.0°±0.2°、14.7°±0.2°、15.3°±0.2°、15.9°±0.2°、16.5°±0.2°、19.0°±0.2°、22.0°±0.2°、22.6°±0.2°、23.4°±0.2°、23.9°±0.2°、24.5°±0.2°、および25.3°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Jである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、図10に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Jである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は形態Jであり、形態Jは化合物(I)のナトリウム塩である。
別の実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して8.0°±0.2°、9.7°±0.2°、14.6°±0.2°、15.7°±0.2°、15.9°±0.2°、および24.1°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Hである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して6.8°±0.2°、8.0°±0.2°、9.7°±0.2°、11.6°±0.2°、14.6°±0.2°、15.2°±0.2°、15.7°±0.2°、15.9°±0.2°、18.9°±0.2°、19.9°±0.2°、22.7°±0.2°、24.1°±0.2°、24.5°±0.2°、および26.0°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Hである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、図12に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Hである。
別の実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して6.4°±0.2°、7.8°±0.2°、9.9°±0.2°、11.6°±0.2°、16.2°±0.2°、および22.1°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Iである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して6.4°±0.2°、7.8°±0.2°、9.6°±0.2°、9.9°±0.2°、11.6°±0.2°、13.0°±0.2°、14.5°±0.2°、15.0°±0.2°、15.7°±0.2°、16.2°±0.2°、18.3°±0.2°、22.1°±0.2°、23.0°±0.2°、24.3°±0.2°、および27.2°±0.2°特性ピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Iである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、図15に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Iである。
別の実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して5.4°±0.2°、13.3°±0.2°、15.9°±0.2°、16.3°±0.2°、18.0°±0.2°、および22.7°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Kである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して5.4°±0.2°、13.3°±0.2°、13.8°±0.2°、14.8°±0.2°、15.9°±0.2°、16.3°±0.2°、18.0°±0.2°、19.5°±0.2°、20.0°±0.2°、21.7°±0.2°、22.4°±0.2°、22.7°±0.2°、23.4°±0.2°、24.1°±0.2°、および28.0°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Kである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、図16に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Kである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は形態Kであり、形態Kは化合物(I)の塩酸塩である。
別の実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して6.0°±0.2°、11.8°±0.2°、15.3°±0.2°、15.8°±0.2°、18.3°±0.2°、および24.4°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Lである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度表される6.0°±0.2°、11.2°±0.2°、11.8°±0.2°、12.3°±0.2°、13.1°±0.2°、15.3°±0.2°、15.8°±0.2°、18.3°±0.2°、18.7°±0.2°、21.7°±0.2°、22.5°±0.2°、23.8°±0.2°、24.4°±0.2°、25.7°±0.2°、および27.7°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Lである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、図17に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Lである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は形態Lであり、形態Lは化合物(I)の塩酸塩である。
別の実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して5.3°±0.2°、7.7°±0.2°、10.7°±0.2°、17.6°±0.2°、19.0°±0.2°、および19.2°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Mである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して5.3°±0.2°、7.7°±0.2°、9.4°±0.2°、10.7°±0.2°、15.5°±0.2°、17.2°±0.2°、17.6°±0.2°、19.0°±0.2°、19.2°±0.2°、19.8°±0.2°、および24.4°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Mである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、図19に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Mである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は形態Mであり、形態Mは化合物(I)の硫酸塩である。
別の実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して5.3°±0.2°、10.7°±0.2°、18.0°±0.2°、18.7°±0.2°、19.4°±0.2°、20.3°±0.2°、21.5°±0.2°、および24.7°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Nである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、図20に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Nである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は形態Nであり、形態Nは化合物(I)の硫酸塩である。
別の実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して4.9°±0.2°、10.6°±0.2°、14.3°±0.2°、22.4°±0.2°、および22.9°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Oである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して4.9°±0.2°、10.6°±0.2°、13.2°±0.2°、14.3°±0.2°、16.9°±0.2°、17.9°±0.2°、19.1°±0.2°、20.2°±0.2°、21.1°±0.2°、22.4°±0.2°、22.9°±0.2°、23.9°±0.2°、および24.4°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Oである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、図21に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Oである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は形態Oであり、形態Oは化合物(I)のベシル酸塩である。
別の実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して3.9°±0.2°、7.7°±0.2°、15.3°±0.2°、21.5°±0.2°、27.5°±0.2°、および31.8°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Pである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、図22に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Pである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は形態Pであり、形態Pは化合物(I)のカリウム塩である。
別の実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して7.9°±0.2°、8.7°±0.2°、13.2°±0.2°、15.4°±0.2°、21.8°±0.2°、26.3°±0.2°、および29.3°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Qである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して7.9°±0.2°、8.7°±0.2°、10.5°±0.2°、11.0°±0.2°、13.2°±0.2°、15.4°±0.2°、16.8°±0.2°、17.4°±0.2°、18.1°±0.2°、18.5°±0.2°、21.2°±0.2°、21.8°±0.2°、26.3°±0.2°、26.7°±0.2°、および29.3°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Qである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、図23に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Qである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は形態Qであり、形態Qは化合物(I)のカリウム塩である。
別の実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して7.5°±0.2°、7.8°±0.2°、9.9°±0.2°、14.8°±0.2°、15.4°±0.2°、15.7°±0.2°、および22.2°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Rである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して7.5°±0.2°、7.8°±0.2°、8.8°±0.2°、9.9°±0.2°、11.2°±0.2°、11.7°±0.2°、12.4°±0.2°、14.8°±0.2°、15.4°±0.2°、15.7°±0.2°、17.2°±0.2°、22.2°±0.2°、および26.3°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Rである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、図24に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Rである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は形態Rであり、形態Rは化合物(I)のカリウム塩である。
別の実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して8.3°±0.2°、8.7°±0.2°、13.7°±0.2°、15.8°±0.2°、18.0°±0.2°、および21.7°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Sである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度表される8.3°±0.2°、8.7°±0.2°、11.0°±0.2°、11.2°±0.2°、13.4°±0.2°、13.7°±0.2°、15.8°±0.2°、16.6°±0.2°、18.0°±0.2°、20.9°±0.2°、21.7°±0.2°、24.5°±0.2°、26.2°±0.2°、26.7°±0.2°、および28.6°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Sである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、図25に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Sである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は形態Sであり、形態Sは化合物(I)のカリウム塩である。
別の実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度表される8.0°±0.2°、10.8°±0.2°、11.1°±0.2°、13.3°±0.2°、15.5°±0.2°、21.5°±0.2°、および31.6°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Tである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、図26に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Tである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は形態Tであり、形態Tは化合物(I)のカルシウム塩である。
別の実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して7.5°±0.2°、10.1°±0.2°、10.6°±0.2°、13.7°±0.2°、18.9°±0.2°、20.3°±0.2°、および21.0°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Uである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して7.5°±0.2°、9.6°±0.2°、10.1°±0.2°、10.6°±0.2°、11.9°±0.2°、12.6°±0.2°、12.9°±0.2°、13.7°±0.2°、16.2°±0.2°、17.8°±0.2°、18.9°±0.2°、20.3°±0.2°、および21.0°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Uである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、図27に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Uである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は形態Uであり、形態Uは化合物(I)のカルシウム塩である。
別の実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して5.6°±0.2°、8.5°±0.2°、14.2°±0.2°、16.2°±0.2°、21.9°±0.2°、および22.4°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Vである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、図28に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Vである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は形態Vであり、形態Vは化合物(I)のアンモニウム塩である。
別の実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して6.2°±0.2°、7.5°±0.2°、7.8°±0.2°、11.4°±0.2°、15.8°±0.2°、および21.4°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Wである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して6.2°±0.2°、6.6°±0.2°、7.5°±0.2°、7.8°±0.2°、9.5°±0.2°、9.8°±0.2°、11.4°±0.2°、12.5°±0.2°、13.5°±0.2°、14.5°±0.2°、15.8°±0.2°、19.8°±0.2°、21.4°±0.2°、22.5°±0.2°、24.0°±0.2°、および26.5°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Wである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、図29に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Wである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は形態Wであり、形態Wは化合物(I)のアンモニウム塩である。
別の実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して8.6°±0.2°、11.1°±0.2°、11.4°±0.2°、14.3°±0.2°、16.0°±0.2°、16.3°±0.2°、および22.0°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Xである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、2θ度で表して7.6°±0.2°、8.6°±0.2°、11.1°±0.2°、11.4°±0.2°、12.6°±0.2°、14.3°±0.2°、16.0°±0.2°、16.3°±0.2°、19.8°±0.2°、21.5°±0.2°、22.0°±0.2°、および23.2°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Xである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は、図30に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Xである。
さらなる実施形態では、化合物(I)の固体形態は形態Xであり、形態Xは化合物(I)のアンモニウム塩である。
ここで提供する別の実施形態は、ここで開示する固体形態と、薬学的に許容される担体、添加物、希釈剤、アジュバント、ビヒクル、またはこれらの組み合わせとを含む薬学的組成物である。
ここで提供する別の実施形態は、患者におけるウイルス性疾患の治療または予防のための医薬を製造するための、ここで開示する固体形態または薬学的組成物の使用である。
別の実施形態では、ここで開示するウイルス性疾患は、HBV感染またはHBV感染によって引き起こされる疾患である。
ここで提供する別の実施形態は、HBV感染またはHBV感染によって引き起こされる疾患の治療または予防のための方法であって、治療的有効量の、ここで開示する固体形態または薬学的組成物を投与することを含む方法である。
省略形
ACN アセトニトリル
max 観測された最高濃度
DSC 示差走査熱量測定
EtOAc 酢酸エチル
FaSSIF 空腹時人工腸液
IPA イソプロパノール
IPAc 酢酸イソプロピル
IPE ジイソプロピルエーテル
Pos. 位置
Rel.Int 相対強度
RT 室温
SGF 人工胃液
TGA 熱重量分析
max 最高濃度(Cmax)が観測された時間
XRPD X線粉末回折
形態DについてのX線粉末回折パターンである。 形態AについてのX線粉末回折パターンである。 形態AのX線結晶構造を示す図である。 非晶質形態についてのX線粉末回折パターンである。 形態BについてのX線粉末回折パターンである。 形態CについてのX線粉末回折パターンである。 形態EについてのX線粉末回折パターンである。 形態FについてのX線粉末回折パターンである。 形態GについてのX線粉末回折パターンである。 ナトリウム塩形態JについてのX線粉末回折パターンである。 ナトリウム塩形態JのX線結晶構造を示す図である。 形態HについてのX線粉末回折パターンである。 形態HのDSCサーモグラムである。 形態HのTGAダイアグラムである。 形態IについてのX線粉末回折パターンである。 HCl塩形態KのX線結晶構造を示す図である。 HCl塩形態LについてのX線粉末回折パターンである。 HCl塩形態LのX線結晶構造を示す図である。 SO塩形態MについてのX線粉末回折パターンである。 SO塩形態NについてのX線粉末回折パターンである。 ベシル酸塩形態OについてのX線粉末回折パターンである。 カリウム塩形態PについてのX線粉末回折パターンである。 カリウム塩形態QについてのX線粉末回折パターンである。 カリウム塩形態RについてのX線粉末回折パターンである。 カリウム塩形態SについてのX線粉末回折パターンである。 カルシウム塩形態TについてのX線粉末回折パターンである。 カルシウム塩形態UについてのX線粉末回折パターンである。 アンモニウム塩形態VについてのX線粉末回折パターンである。 アンモニウム塩形態WについてのX線粉末回折パターンである。 アンモニウム塩形態XについてのX線粉末回折パターンである。
本発明は、以下の実施例を参照することによって、より十分に理解されるであろう。しかしながら、これらは本発明の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
化学的純度についてのHPLC方法およびアッセイ試験
HPLC条件を、ここで表1に開示する。
Figure 2022525522000003
実施例1
化合物(I)の形態Dの調製
5mLのn-プロパノール中10mgの化合物(I)の溶液を室温中に置き、エバポレートして乾燥させた。
固体が得られ、XRPDによって特性決定した。化合物(I)の形態DのXRPDパターンを、図1に示す。XRPDパターンにおける主要ピークおよび関連する強度を、下の表に示す。
特性決定方法
XRPD:Cu-Kα照射を用いる、Bruker D8 Advance回折計のX線粉末回折計。管電圧は40KVであり、管電流は40mAであった。走査範囲は3~40度2θであった。ステップサイズは、6°/分の走査速度で0.02°であった。
Figure 2022525522000004
実施例2
化合物(I)の形態Dの代替的調製
n-プロパノールと2-ブタノールとの5mL混合物中(2:8、v:v)、10mgの化合物(I)の溶液を室温中に置き、エバポレートして乾燥させた。
XRPD分析のために、固体を収集した。固体のXRPDパターンは表2のものと同じであり、化合物(I)の形態Dであることが確認された。
実施例3
化合物(I)の形態Aの調製
10mLのアセトン中10mgの化合物(I)の溶液を室温中に置き、エバポレートして乾燥させた。
化合物(I)の形態AのXRPDパターンを、図2に示す。XRPDパターンにおける主要ピークおよび関連する強度を、下の表に示す。
実験条件
XRPD:Cu-Kα照射を用いる、PANalytical EMPYREAN X線粉末回折計。管電圧は40KVであり、管電流は40mAであった。走査範囲は4~40であった。ステップサイズは、10.504°/分の走査速度で0.053°であった。
Figure 2022525522000005
図3は、形態AのX線構造を示す。Cu-Kα照射(1.54Å)を用いるBruker SMART APEX IIを使用して、296Kにおける単結晶X線強度のデータを収集した。ShelXTLソフトウェア(Bruker AXS、Karlsruhe)を使用して、構造解析および精密化を実行した。結晶データおよび構造精密化を、表4に示す。
Figure 2022525522000006
実施例4
化合物(I)の形態Aの代替的調製
1mLの酢酸エチル中10mgの化合物(I)の溶液を室温中に置き、エバポレートして乾燥させた。
XRPD分析のために、固体を収集した。固体のXRPDパターンは表3のものと同じであり、化合物(I)の形態Aであることが確認された。
実施例5
化合物(I)の形態Aの代替的調製
2mLの酢酸イソプロピル中10mgの化合物(I)の溶液を室温中に置き、エバポレートして乾燥させた。
XRPD分析のために、固体を収集した。固体のXRPDパターンは表3のものと同じであり、化合物(I)の形態Aであることが確認された。
実施例6
化合物(I)の形態Aの代替的調製
4mLのアセトニトリル中10mgの化合物(I)の溶液を室温中に置き、エバポレートして乾燥させた。
XRPD分析のために、固体を収集した。固体のXRPDパターンは表3のものと同じであり、化合物(I)の形態Aであることが確認された。
実施例7
化合物(I)の非晶質形態の調製
10mLのジクロロメタン中500mgの化合物(I)の溶液を、ロータリーエバポレーターを使用して速やかにエバポレートした。固体を30℃で一晩乾燥させた。固体をXRPDによって分析した。結果を図4に示す。
特性決定方法
XRPD:Cu-Kα照射を用いる、PANalytical EMPYREAN X線粉末回折計。管電圧は40KVであり、管電流は40mAであった。走査範囲は4~40度2θであった。ステップサイズは、10.504°/分の走査速度で0.053°であった。
実施例8
化合物(I)の非晶質形態の代替的調製
1mLのメタノール中10mgの化合物(I)の溶液を室温中に置き、エバポレートして乾燥させた。
XRPD分析のために、固体を収集した。固体のXRPDパターンは図4のものと同じであり、化合物(I)の非晶質形態であることが確認された。
実施例9
化合物(I)の非晶質形態の代替的調製
メタノールとジクロロメタンとの1mL混合溶媒中(50:50、v:v)、10mgの化合物(I)の溶液を室温中に置き、エバポレートして乾燥させた。
XRPD分析のために、固体を収集した。固体のXRPDパターンは図4のものと同じであり、化合物(I)の非晶質形態であることが確認された。
実施例10
化合物(I)の形態Bの調製
実施例7において調製した、およそ50mgの化合物(I)の非晶質形態を秤量し、ガラスバイアルに移した。0.4mLのエタノールを加えて、懸濁液を形成した。バイアルを振盪装置に取り付け、25℃で1200rpmで3分振盪し続けた。
化合物(I)の形態BのXRPDパターンを、図5に示す。XRPDパターンにおける主要ピークおよび関連する強度を、下の表に示す。
特性決定方法
XRPD:Cu-Kα照射を用いる、Bruker D8 Advance回折計のX線粉末回折計。管電圧は40KVであり、管電流は40mAであった。走査範囲は3~40度2θであった。ステップサイズは、6°/分の走査速度で0.02°であった。
Figure 2022525522000007
実施例11
化合物(I)の形態Cの調製
実施例7において調製した、およそ50mgの化合物(I)の非晶質形態を秤量し、ガラスバイアルに移した。エタノールとメチルシクロヘキサンとの0.5mL混合物(1:4、v:v)を加えて、懸濁液を形成した。懸濁液を10分かき混ぜた。
XRPD分析のために、固体を収集した。化合物(I)の形態CのXRPDパターンを、図6に示す。XRPDパターンにおける主要ピークおよび関連する強度を、下の表に示す。
特性決定方法
XRPD:Cu-Kα照射を用いる、PANalytical EMPYREAN X線粉末回折計。管電圧は40KVであり、管電流は40mAであった。走査範囲は4~40度2θであった。ステップサイズは、3.348°/分の走査速度で0.026°であった。
Figure 2022525522000008
実施例12
化合物(I)の形態Eの調製
実施例7において調製した、およそ10mgの化合物(I)の非晶質形態を秤量し、遠心分離管に移した。管を密閉容器内に置き、n-ヘプタンで満たし、16時間放置した。
固体を収集し、XRPDによって分析した。化合物(I)の形態EのXRPDパターンを、図7に示す。XRPDパターンにおける主要ピークおよび関連する強度を、下の表に示す。
特性決定方法
XRPD:Cu-Kα照射を用いる、Bruker D8 Advance回折計のX線粉末回折計。管電圧は40KVであり、管電流は40mAであった。走査範囲は3~40度2θであった。ステップサイズは、6°/分の走査速度で0.02°であった。
Figure 2022525522000009
実施例13
化合物(I)の形態Fの調製
実施例7において調製した、およそ20mgの化合物(I)の非晶質形態を秤量し、乳鉢に移した。0.1mLのn-プロパノールを加えた。混合物を手作業で3分粉砕した。
XRPD分析のために、固体を収集した。化合物(I)の形態FのXRPDパターンを、図8に示す。XRPDパターンにおける主要ピークおよび関連する強度を、下の表に示す。
特性決定方法
XRPD:Cu-Kα照射を用いる、Bruker D8 Advance回折計のX線粉末回折計。管電圧は40KVであり、管電流は40mAであった。走査範囲は3~40度2θであった。ステップサイズは、6°/分の走査速度で0.02°であった。
Figure 2022525522000010
実施例14
化合物(I)の形態Gの調製
実施例3において調製した、およそ15mgの化合物(I)の形態Aを秤量し、ガラスバイアルに移した。2mLのエタノール/n-ヘプタン混合物(1:1、v:v)を加え、穏やかに音波処理をして、完全な溶解を確保した。約2mgのPEG 6000を加えた。溶液を室温でエバポレートして乾燥させた。
XRPD分析のために、固体を収集した。化合物(I)の形態GのXRPDパターンを、図9に示す。XRPDパターンにおける主要ピークおよび関連する強度を、下の表に示す。
特性決定方法
XRPD:Cu-Kα照射を用いる、Bruker D8 Advance回折計のX線粉末回折計。管電圧は40KVであり、管電流は40mAであった。走査範囲は3~40度2θであった。ステップサイズは、6°/分の走査速度で0.02°であった。
Figure 2022525522000011
実施例15
化合物(I)のナトリウム塩形態Jの調製
実施例3において調製した、1.0gの化合物(I)の形態Aをバイアルに秤量し、13mLのエタノールに溶解させた。溶液を、40℃の水浴下で5分撹拌した。73.19mgの水酸化ナトリウム(1.1eq.)を溶液に加え、撹拌を1分適用した。溶液は透明となり、次いで濁り、次いでジェル様となった。2.0mLのエタノールを加え、溶液が流動性になるまで、混合物を室温でかき混ぜた。室温で5時間かき混ぜた後、減圧濾過によって生成物を単離した。少量のエタノールを使用して湿潤ケーキを洗浄し、エアブローオーブン中で40℃で16時間乾燥させた。
XRPD分析のために、固体を収集した。化合物(I)のナトリウム塩形態JのXRPDパターンを、図10に示す。XRPDパターンにおける主要ピークおよび関連する強度を、下の表に示す。
実験条件
XRPD:Cu-Kα照射を用いる、PANalytical EMPYREAN X線粉末回折計。管電圧は40KVであり、管電流は40mAであった。走査範囲は4~40度2θであった。ステップサイズは、10.504°/分の走査速度で0.053°であった。
Figure 2022525522000012
図11は、ナトリウム塩形態JのX線構造を示す。Mo-Kα照射(0.71Å)を用いるBruker SMART APEX IIを使用して、293(2)Kにおける単結晶X線強度のデータを収集した。ShelXTLソフトウェア(Bruker AXS、Karlsruhe)を使用して、構造解析および精密化を実行した。結晶データおよび構造精密化を、表11に示す。
Figure 2022525522000013
実施例16
化合物(I)の形態Hの調製
実施例15において調製した、200mgの化合物(I)のナトリウム塩形態Jをバイアルに秤量し、これに20mLのFaSSIF溶液を加えて、懸濁液を形成した。得られた懸濁液を、25℃で16時間かき混ぜた。次いで、固体を濾過によって収集し、エアブロー下で、40℃で16時間乾燥させた。XRPD分析、DSC分析、およびTGA分析のために、固体を収集した。
化合物(I)の形態HのXRPDパターンを、図12に示す。XRPDパターンにおける主要ピークおよび関連する強度を、下の表に示す。
特性決定方法
XRPD:Cu-Kα照射を用いる、PANalytical EMPYREAN X線粉末回折計。管電圧は40KVであり、管電流は40mAであった。走査範囲は4~40度2θであった。ステップサイズは、3.348°/分の走査速度で0.026°であった。
DSC分析:TA Q2000、25~250℃、加熱速度10℃/分。
TGA分析:TA Q5000、25~300℃、加熱速度10℃/分。
Figure 2022525522000014
図13および図14に示すDSCおよびTGAの結果は、化合物(I)の形態Hが、60℃前後に脱水温度を有することを示している。
実施例17
化合物(I)の形態Iの調製
実施例16において調製した、10mgの化合物(I)の形態Hを、可変温度チャンバに秤量した。試料を、60℃で5分置いた。
XRPD分析のために、固体を収集した。化合物(I)の形態IのXRPDパターンを、図15に示す。XRPDパターンにおける主要ピークおよび関連する強度を、下の表に示す。
特性決定方法
XRPD:Cu-Kα照射を用いる、Bruker D8 Advance回折計のX線粉末回折計。管電圧は40KVであり、管電流は40mAであった。走査範囲は3~30度2θであった。ステップサイズは、6°/分の走査速度で0.02°であった。
Figure 2022525522000015
実施例18
化合物(I)の塩酸塩形態Kの調製
実施例3において調製した、400mgの化合物(I)の形態Aと、9.0mLのアセトンとを、45℃の水浴中のバイアルに加え、混合物を撹拌して透明溶液を得た。1.0mLのアセトン中74.4mgの濃塩酸(1.1eq.)を溶液に加えると、溶液は直ちに濁った。室温で1時間かき混ぜた後、混合物は粘着性となり、固化した。2.0mLのアセトンを加えた後、混合物は流動性となった。懸濁液を室温でさらに5時間かき混ぜ、固体を減圧濾過によって収集し、少量のアセトンを用いて洗浄し、エアブローオーブン中で40℃で16時間乾燥させた。XRPD分析のために、固体を収集した。
化合物(I)の塩酸塩形態KのXRPDパターンを、図16に示す。XRPDパターンにおける主要ピークおよび関連する強度を、下の表に示す。
実験条件
XRPD:Cu-Kα照射を用いる、PANalytical EMPYREAN X線粉末回折計。管電圧は40KVであり、管電流は40mAであった。走査範囲は4~40度2θであった。ステップサイズは、3.348°/分の走査速度で0.026°であった。
Figure 2022525522000016
実施例19
化合物(I)の塩酸塩形態Lの調製
実施例18において調製した、150mgの化合物(I)の塩酸塩形態Kを、常温において100%RHに密閉した高相対湿度チャンバ内に、3日置いた。
XRPD分析のために、固体を収集した。化合物(I)の塩酸塩形態LのXRPDパターンを、図17に示す。XRPDパターンにおける主要ピークおよび関連する強度を、下の表に示す。
実験方法
XRPD:Cu-Kα照射を用いる、PANalytical EMPYREAN X線粉末回折計。管電圧は40KVであり、管電流は40mAであった。走査範囲は4~40度2θであった。ステップサイズは、3.348°/分の走査速度で0.026°であった。
Figure 2022525522000017
図18は、塩酸塩形態LのX線構造を示す。Mo-Kα照射(0.71Å)を用いるGeminiを使用して、100.08Kにおける単結晶X線強度のデータを収集した。Olex2ソフトウェアを使用して、構造解析および精密化を実行した。結晶データおよび構造精密化を、表16に示す。
Figure 2022525522000018
実施例20
化合物(I)の硫酸塩形態Mの調製
実施例3において調製した、9.98mgの化合物(I)の形態Aを、1.5mLのIPAに加え、1.8mgの硫酸(1.1eq.)を加えて、透明溶液を得た。溶媒を0.2mLまでエバポレートし、残りをさらに16時間かき混ぜて、懸濁液が生じた。固体を遠心分離によって収集し、減圧オーブン中で40℃で16時間乾燥させた。
XRPD分析のために、固体を収集した。化合物(I)の硫酸塩形態MのXRPDパターンを、図19に示す。XRPDパターンにおける主要ピークおよび関連する強度を、下の表に示す。
特性決定方法
XRPD:Cu-Kα照射を用いる、Bruker D8 Advance回折計のX線粉末回折計。管電圧は40KVであり、管電流は40mAであった。走査範囲は3~40度2θであった。ステップサイズは、6°/分の走査速度で0.02°であった。
Figure 2022525522000019
実施例21
化合物(I)の硫酸塩形態Nの調製
実施例3において調製した、401mgの化合物(I)の形態Aと、8.0mLのIPAとをバイアルに加え、水浴中で60℃に加熱した。溶液はかき混ぜた後に透明となり、次いで室温に冷却するとわずかに濁った。1.0mLのIPA中に希釈した76.6mgの硫酸(約1.1eq.)を加えると、透明な溶液が生じた。溶液を室温で0.5時間、次いで10℃で16時間かき混ぜたが、沈殿は発生しなかった。溶媒を2~3mLまでエバポレートし、これを10℃でかき混ぜた。溶液は2分以内に非常に濁り、10℃でかき混ぜを継続すると、懸濁液が生じた(空気への曝露後、油状物となった)。10℃で5.0mLのIPEを滴下した後、混合物を室温に加熱し、16時間かき混ぜた。固体を減圧濾過によって単離し、室温で空気乾燥させた。200mgの得られた固体を、1.0mLのEtOAcに加え、これを室温で24時間かき混ぜた。固体を濾過によって収集し、少量のEtOAcを用いて洗浄し、エアブローオーブン中で40℃で24時間乾燥させた。
XRPD分析のために、固体を収集した。化合物(I)の硫酸塩形態NのXRPDパターンを、図20に示す。XRPDパターンにおける主要ピークおよび関連する強度を、下の表に示す。
特性決定方法
XRPD:Cu-Kα照射を用いる、Bruker D8 Advance回折計のX線粉末回折計。管電圧は40KVであり、管電流は40mAであった。走査範囲は3~40度2θであった。ステップサイズは、6°/分の走査速度で0.02°であった。
Figure 2022525522000020
実施例22
化合物(I)のベシル酸塩形態Oの調製
実施例3において調製した、401mgの化合物(I)の形態Aと、12.0mLの酢酸エチルとを65℃でバイアルに加え、溶液が透明になるまでかき混ぜた。溶液を室温に冷却すると、わずかに濁った。0.5mLのIPA中の122.64mgのベンゼンスルホン酸(1.2eq.)を溶液に加えると、再び透明になった。溶液を室温で0.5時間、次いで10℃で16時間撹拌すると、沈殿が発生した。懸濁液を、室温で3日撹拌し続けた。クリーム状固体を濾過によって収集し、室温で乾燥させた。
XRPD分析のために、固体を収集した。化合物(I)のベシル酸塩形態OのXRPDパターンを、図21に示す。XRPDパターンにおける主要ピークおよび関連する強度を、下の表に示す。
特性決定方法
XRPD:Cu-Kα照射を用いる、Bruker D8 Advance回折計のX線粉末回折計。管電圧は40KVであり、管電流は40mAであった。走査範囲は3~40度2θであった。ステップサイズは、6°/分の走査速度で0.02°であった。
Figure 2022525522000021
実施例23
化合物(I)のカリウム塩形態Pの調製
実施例3において調製した、10.02mgの化合物(I)の形態Aを、0.3mLのMeOHに溶解させた。1.22mgの水酸化カリウム(1.1eq.)を溶液に加え、かき混ぜて透明溶液を得た。さらに16時間かき混ぜた後、次いで溶媒を0.2mLに減少させ、10℃でさらに16時間かき混ぜを継続した。3.0mLのn-ヘプタンを溶液に加え、このとき、少量の固体が沈殿した。固体を遠心分離機によって収集し、減圧下で、40℃で24時間乾燥させた。
XRPD分析のために、固体を収集した。化合物(I)のカリウム塩形態PのXRPDパターンを、図22に示す。XRPDパターンにおける主要ピークおよび関連する強度を、下の表に示す。
特性決定方法
XRPD:Cu-Kα照射を用いる、Bruker D8 Advance回折計のX線粉末回折計。管電圧は40KVであり、管電流は40mAであった。走査範囲は3~40度2θであった。ステップサイズは、6°/分の走査速度で0.02°であった。
Figure 2022525522000022
実施例24
化合物(I)のカリウム塩形態Qの調製
実施例1において調製した、705.70mgの化合物(I)の形態Aを、50mLの酢酸エチルに溶解させた。バイアル中の溶液を40℃の水浴中に置き、かき混ぜて完全な溶解を確保し、次いで、218.28mgのフタルイミドカリウム(1.0eq.)を加えると、溶液はわずかに濁った。溶液を室温で16時間撹拌すると、有意に濁った。固体を濾過によって収集し、10mLの酢酸エチルによって洗浄し、エアブローオーブン中で40℃で5時間乾燥させた。
XRPD分析のために、固体を収集した。化合物(I)のカリウム塩形態QのXRPDパターンを、図23に示す。XRPDパターンにおける主要ピークおよび関連する強度を、下の表に示す。
実験条件
XRPD:Cu-Kα照射を用いる、Bruker D8 Advance回折計のX線粉末回折計。管電圧は40KVであり、管電流は40mAであった。走査範囲は3~40度2θであった。ステップサイズは、6°/分の走査速度で0.02°であった。
Figure 2022525522000023
実施例25
化合物(I)のカリウム塩形態Rの調製
実施例24において調製した、5.0mgの化合物(I)のカリウム塩形態Qを、0.5mLのIPAcに懸濁させた。懸濁液を、室温で3日撹拌した。
XRPD分析のために、固体を収集した。化合物(I)のカリウム塩形態RのXRPDパターンを、図24に示す。XRPDパターンにおける主要ピークおよび関連する強度を、下の表に示す。
特性決定方法
XRPD:Cu-Kα照射を用いる、Bruker D8 Advance回折計のX線粉末回折計。管電圧は40KVであり、管電流は40mAであった。走査範囲は3~40度2θであった。ステップサイズは、6°/分の走査速度で0.02°であった。
Figure 2022525522000024
実施例26
化合物(I)のカリウム塩形態Sの調製
実施例24において調製した、10mgの化合物(I)のカリウム塩形態Qを、可変温度チャンバに秤量した。試料を、120℃で5分置いた。
XRPD分析のために、固体を収集した。化合物(I)のカリウム塩形態SのXRPDパターンを、図25に示す。XRPDパターンにおける主要ピークおよび関連する強度を、下の表に示す。
特性決定方法
XRPD:Cu-Kα照射を用いる、Bruker D8 Advance回折計のX線粉末回折計。管電圧は40KVであり、管電流は40mAであった。走査範囲は3~30度2θであった。ステップサイズは、6°/分の走査速度で0.02°であった。
Figure 2022525522000025
実施例27
化合物(I)のカルシウム塩形態Tの調製
実施例15において調製した、20.04mgの化合物(I)のナトリウム塩形態Jを、室温の0.7mLの水に溶解させ、これに0.1mLの水中4.10mgの塩化カルシウム無水物(1.1eq.)を加え、エマルション様白色懸濁液が形成された。さらに0.4mLの水を加え、懸濁液を室温で1.5時間かき混ぜた。固体を遠心分離によって収集し、減圧オーブン中で40℃で16時間乾燥させた。
XRPD分析のために、固体を収集した。化合物(I)のカルシウム塩形態TのXRPDパターンを、図26に示す。XRPDパターンにおける主要ピークおよび関連する強度を、下の表に示す。
特性決定方法
XRPD:Cu-Kα照射を用いる、Bruker D8 Advance回折計のX線粉末回折計。管電圧は40KVであり、管電流は40mAであった。走査範囲は3~40度2θであった。ステップサイズは、6°/分の走査速度で0.02°であった。
Figure 2022525522000026
実施例28
化合物(I)のカルシウム塩形態Uの調製
実施例15において調製した、304.32mgの化合物(I)のナトリウム塩形態Jを、室温の10mLの水に、音波処理を用いて溶解させた。1.0mLの水中、約59.90mgの塩化カルシウム無水物(1.1eq.)を、上記溶液に滴下すると、溶液は直ちに濁った。室温で1時間かき混ぜた後、懸濁液は粘着性となり、固化した。室温で16時間かき混ぜながら4.0mLの水を加えた後、これは流動性となり、固体を減圧濾過によって収集し、少量の水を用いて洗浄し、エアブローオーブン中で40℃で16時間乾燥させた。
XRPD分析のために、固体を収集した。化合物(I)のカルシウム塩形態UのXRPDパターンを、図27に示す。XRPDパターンにおける主要ピークおよび関連する強度を、下の表に示す。
特性決定方法
XRPD:Cu-Kα照射を用いる、Bruker D8 Advance回折計のX線粉末回折計。管電圧は40KVであり、管電流は40mAであった。走査範囲は3~40度2θであった。ステップサイズは、6°/分の走査速度で0.02°であった。
Figure 2022525522000027
実施例29
化合物(I)のアンモニウム塩形態Vの調製
実施例3において調製した、10.34mgの化合物(I)の形態Aを、室温の0.3mLのメタノールに溶解させた。2.66mgのアンモニア溶液(1.1eq.、25%~28%)を溶液に加えると、混合物は透明であったが、16時間かき混ぜた後、沈殿が発生した。すべての溶媒を除去した後、油状物を得た。0.05mLのアセトニトリルと0.4mLのIPEとを残留物に加えると、固体が形成され、これを濾過によって収集し、減圧オーブン中で16時間乾燥させた。
XRPD分析のために、固体を収集した。化合物(I)のアンモニウム塩形態VのXRPDパターンを、図28に示す。XRPDパターンにおける主要ピークおよび関連する強度を、下の表に示す。
特性決定方法
XRPD:Cu-Kα照射を用いる、Bruker D8 Advance回折計のX線粉末回折計。管電圧は40KVであり、管電流は40mAであった。走査範囲は3~40度2θであった。ステップサイズは、6°/分の走査速度で0.02°であった。
Figure 2022525522000028
実施例30
化合物(I)のアンモニウム塩形態Wの調製
実施例3において調製した、10.47mgの化合物(I)の形態Aを、50℃で1.0mLのアセトニトリルに溶解させ、次いで、溶液を室温に冷やした。溶液への2.69mgのアンモニア溶液(1.1eq.、25%~28%)、混合物は透明であり、16時間かき混ぜた後、沈殿が発生した。溶媒の量を0.2mLまで減少させ、10℃で3日かき混ぜを継続した。固体を濾過によって収集し、減圧オーブン中で16時間乾燥させた。
XRPD分析のために、固体を収集した。
化合物(I)のアンモニウム塩形態WのXRPDパターンを、図29に示す。XRPDパターンにおける主要ピークおよび関連する強度を、下の表に示す。
特性決定方法
XRPD:Cu-Kα照射を用いる、Bruker D8 Advance回折計のX線粉末回折計。管電圧は40KVであり、管電流は40mAであった。走査範囲は3~40度2θであった。ステップサイズは、6°/分の走査速度で0.02°であった。
Figure 2022525522000029
実施例31
化合物(I)のアンモニウム塩形態Xの調製
実施例3において調製した、400.46mgの化合物(I)の形態Aを、65℃で30mLのACNに溶解させ、室温に冷却した。100.35mgのアンモニア溶液(1.1eq.、25%~28%)を、かき混ぜながら溶液に加えると、溶液は直ちに濁った。懸濁液を室温で17時間かき混ぜた。固体を濾過によって収集し、少量のアセトニトリルを用いて洗浄し、減圧オーブン中で5時間乾燥させた。
XRPD分析のために、固体を収集した。化合物(I)のアンモニウム塩形態XのXRPDパターンを、図30に示す。XRPDパターンにおける主要ピークおよび関連する強度を、下の表に示す。
特性決定方法
XRPD:Cu-Kα照射を用いる、Bruker D8 Advance回折計のX線粉末回折計。管電圧は40KVであり、管電流は40mAであった。走査範囲は3~40度2θであった。ステップサイズは、6°/分の走査速度で0.02°であった。
Figure 2022525522000030
実施例33
固体形態の安定性
異なる固体形態の40mgの化合物(I)を、温度および湿度がそれぞれ40℃および75%RHに制御された安定性チャンバ中に貯蔵した。1カ月後、試料をXRPDによって分析し、固体形態を確かめ、初期の固体形態と比較した。表29に示す結果による。形態Dおよびナトリウム塩形態Jは、実施例1において調製した当初の形態Dよりも、良好な固体形態安定性を示した。
Figure 2022525522000031
実施例34
見掛け溶解度の研究
pHバッファー(50mM)を含む異なる生体関連媒体中、5mgの化合物(I)を懸濁させることによって、見掛け溶解度を決定した。懸濁液を、25℃で24時間平衡化した。次いで、懸濁液を0.22μmPVDFフィルタを通して、2mL HPLCバイアルに濾過した。濾液の数量化は、標準溶液を参照して、HPLCによって実施した。この発明において選択した新規な固体形態の溶解度の結果を、表30に示す。この発明の新規な固体形態である形態H、形態J、および形態Qは、pH7およびpH9において、形態Aよりも高い溶解度を示した。
Figure 2022525522000032
実施例35
形態Hの溶解度および安定性の研究
5mgの化合物(I)を精製水に懸濁させることによって、水中における見掛け溶解度を決定した。懸濁液を、25℃で24時間平衡化した。次いで、懸濁液を0.22μmPVDFフィルタを通して、2mL HPLCバイアルに濾過した。濾液の定量は、標準溶液を参照して、HPLCによって実施した。固体をXRPDによって分析した。この発明において選択した新規な固体形態の溶解度研究の結果を、表31に示す。
Figure 2022525522000033
驚くべきことに、一水和物形態Hは、無水物形態Aよりも有意に高い水への溶解度を示す。
異なる固体形態の20mgの化合物(I)を、温度および湿度が25℃および60%RHに制御された安定性チャンバ中に貯蔵した。1カ月後、試料をXRPDによって分析し、固体形態を確かめ、初期の固体形態と比較した。形態Hは、実施例1において調製した当初の形態Dよりも、良好な安定性を示した。
Figure 2022525522000034
予想外に高い水への溶解度および許容される固体形態安定性によって、吸収が溶解度によって限定された化合物(I)の形態Hは、吸収をより良好に改善するために、固体剤形としてさらに開発することができた。

Claims (88)

  1. 化合物(I)の固体形態
    Figure 2022525522000035
    またはその塩、溶媒和物、もしくは組み合わせ。
  2. 非晶質形態、形態A、形態B、形態C、形態D、形態E、形態F、形態G、形態H、形態I、形態J、形態K、形態L、形態M、形態N、形態O、形態P、形態Q、形態R、形態S、形態T、形態U、形態V、形態W、もしくは形態X;またはこれらの組み合わせである、請求項1に記載の固体形態。
  3. 2θ度で表して6.8°±0.2°、13.0°±0.2°、20.3°±0.2°、27.1°±0.2°、27.4°±0.2°、28.8°±0.2°、および29.1°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Dである、請求項1または2に記載の固体形態。
  4. 図1に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Dである、請求項3に記載の固体形態。
  5. 2θ度で表して10.0°±0.2°、14.5°±0.2°、15.4°±0.2°、16.4°±0.2°、19.4°±0.2°、21.1°±0.2°、および23.2°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Aである、請求項1または2に記載の固体形態。
  6. 2θ度で表して10.0°±0.2°、12.3°±0.2°、13.2°±0.2°、14.5°±0.2°、15.4°±0.2°、16.4°±0.2°、19.4°±0.2°、20.3°±0.2°、21.1°±0.2°、21.6°±0.2°、23.2°±0.2°、23.7°±0.2°、24.5°±0.2°、25.5°±0.2°、および26.8°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Aである、請求項5に記載の固体形態。
  7. 図2に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Aである、請求項5または6に記載の固体形態。
  8. 図4に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する非晶質形態である、請求項1または2に記載の固体形態。
  9. 2θ度で表して3.9°±0.2°、4.8°±0.2°、7.3°±0.2°、7.8°±0.2°、10.7°±0.2°、15.6°±0.2°、および19.5°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Bである、請求項1または2に記載の固体形態。
  10. 2θ度で表して3.9°±0.2°、4.8°±0.2°、7.3°±0.2°、7.8°±0.2°、10.7°±0.2°、15.6°±0.2°、16.2°±0.2°、16.4°±0.2°、19.5°±0.2°、20.4°±0.2°、および21.7°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Bである、請求項9に記載の固体形態。
  11. 図5に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Bである、請求項9または10に記載の固体形態。
  12. 2θ度で表して5.1°±0.2°、10.6°±0.2°、10.8°±0.2°、12.1°±0.2°、13.6°±0.2°、および13.9°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Cである、請求項1または2に記載の固体形態。
  13. 図6に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Cである、請求項12に記載の固体形態。
  14. 2θ度で表して4.0°±0.2°、5.1°±0.2°、5.4°±0.2°、10.2°±0.2°、13.3°±0.2°、15.5°±0.2°、および20.2°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Eである、請求項1または2に記載の固体形態。
  15. 2θ度で表して4.0°±0.2°、5.1°±0.2°、5.4°±0.2°、10.2°±0.2°、10.5°±0.2°、11.8°±0.2°、12.2°±0.2°、13.3°±0.2°、13.8°±0.2°、14.6°±0.2°、15.5°±0.2°、15.8°±0.2°、16.5°±0.2°、19.5°±0.2°、20.2°±0.2°、および21.9°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Eである、請求項14に記載の固体形態。
  16. 図7に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Eである、請求項14または15に記載の固体形態。
  17. 2θ度で表して4.0°±0.2°、4.9°±0.2°、7.1°±0.2°、15.8°±0.2°、20.3°±0.2°、および21.9°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Fである、請求項1または2に記載の固体形態。
  18. 2θ度で表して4.0°±0.2°、4.9°±0.2°、7.1°±0.2°、7.4°±0.2°、7.9°±0.2°、10.6°±0.2°、11.9°±0.2°、13.1°±0.2°、13.3°±0.2°、13.8°±0.2°、15.8°±0.2°、20.3°±0.2°、21.0°±0.2°、および21.9°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Fである、請求項17に記載の固体形態。
  19. 図8に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Fである、請求項17または18に記載の固体形態。
  20. 2θ度で表して3.7°±0.2°、4.1°±0.2°、5.0°±0.2°、6.2°±0.2°、7.7°±0.2°、8.2°±0.2°、および17.1°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Gである、請求項1または2に記載の固体形態。
  21. 2θ度で表して3.7°±0.2°、4.1°±0.2°、5.0°±0.2°、6.2°±0.2°、7.7°±0.2°、8.2°±0.2°、11.3°±0.2°、13.3°±0.2°、13.8°±0.2°、14.5°±0.2°、16.3°±0.2°、17.1°±0.2°、19.3°±0.2°、21.1°±0.2°、および23.3°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Gである、請求項20に記載の固体形態。
  22. 図9に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Gである、請求項20または21に記載の固体形態。
  23. 2θ度で表して7.7°±0.2°、9.7°±0.2°、14.7°±0.2°、15.9°±0.2°、22.0°±0.2°、23.4°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Jである、請求項1または2に記載の固体形態。
  24. 2θ度で表して7.7°±0.2°、9.7°±0.2°、11.5°±0.2°、13.0°±0.2°、14.7°±0.2°、15.3°±0.2°、15.9°±0.2°、16.5°±0.2°、19.0°±0.2°、22.0°±0.2°、22.6°±0.2°、23.4°±0.2°、23.9°±0.2°、24.5°±0.2°、および25.3°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Jである、請求項23に記載の固体形態。
  25. 図10に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Jである、請求項23または24に記載の固体形態。
  26. 形態Jが化合物(I)のナトリウム塩である、請求項23から25のいずれか一項に記載の固体形態。
  27. 2θ度で表して8.0°±0.2°、9.7°±0.2°、14.6°±0.2°、15.7°±0.2°、15.9°±0.2°、および24.1°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Hである、請求項1または2に記載の固体形態。
  28. 2θ度で表して6.8°±0.2°、8.0°±0.2°、9.7°±0.2°、11.6°±0.2°、14.6°±0.2°、15.2°±0.2°、15.7°±0.2°、15.9°±0.2°、18.9°±0.2°、19.9°±0.2°、22.7°±0.2°、24.1°±0.2°、24.5°±0.2°、および26.0°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Hである、請求項27に記載の固体形態。
  29. 図12に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Hである、請求項27または28に記載の固体形態。
  30. 2θ度で表して6.4°±0.2°、7.8°±0.2°、9.9°±0.2°、11.6°±0.2°、16.2°±0.2°、および22.1°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Iである、請求項1または2に記載の固体形態。
  31. 2θ度で表して6.4°±0.2°、7.8°±0.2°、9.6°±0.2°、9.9°±0.2°、11.6°±0.2°、13.0°±0.2°、14.5°±0.2°、15.0°±0.2°、15.7°±0.2°、16.2°±0.2°、18.3°±0.2°、22.1°±0.2°、23.0°±0.2°、24.3°±0.2°、および27.2°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Iである、請求項30に記載の固体形態。
  32. 図15に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Iである、請求項30または31に記載の固体形態。
  33. 2θ度で表して5.4°±0.2°、13.3°±0.2°、15.9°±0.2°、16.3°±0.2°、18.0°±0.2°、および22.7°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Kである、請求項1または2に記載の固体形態。
  34. 2θ度で表して5.4°±0.2°、13.3°±0.2°、13.8°±0.2°、14.8°±0.2°、15.9°±0.2°、16.3°±0.2°、18.0°±0.2°、19.5°±0.2°、20.0°±0.2°、21.7°±0.2°、22.4°±0.2°、22.7°±0.2°、23.4°±0.2°、24.1°±0.2°、および28.0°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Kである、請求項33に記載の固体形態。
  35. 図16に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Kである、請求項33または34に記載の固体形態。
  36. 形態Kが化合物(I)の塩酸塩である、請求項33から35のいずれか一項に記載の固体形態。
  37. 2θ度で表して6.0°±0.2°、11.8°±0.2°、15.3°±0.2°、15.8°±0.2°、18.3°±0.2°、および24.4°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Lである、請求項1または2に記載の固体形態。
  38. 2θ度で表して6.0°±0.2°、11.2°±0.2°、11.8°±0.2°、12.3°±0.2°、13.1°±0.2°、15.3°±0.2°、15.8°±0.2°、18.3°±0.2°、18.7°±0.2°、21.7°±0.2°、22.5°±0.2°、23.8°±0.2°、24.4°±0.2°、25.7°±0.2°、および27.7°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Lである、請求項37に記載の固体形態。
  39. 図17に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Lである、請求項37または38に記載の固体形態。
  40. 形態Lが化合物(I)の塩酸塩である、請求項37から39のいずれか一項に記載の固体形態。
  41. 2θ度で表して5.3°±0.2°、7.7°±0.2°、10.7°±0.2°、17.6°±0.2°、19.0°±0.2°、および19.2°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Mである、請求項1または2に記載の固体形態。
  42. 2θ度で表して5.3°±0.2°、7.7°±0.2°、9.4°±0.2°、10.7°±0.2°、15.5°±0.2°、17.2°±0.2°、17.6°±0.2°、19.0°±0.2°、19.2°±0.2°、19.8°±0.2°、および24.4°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Mである、請求項41に記載の固体形態。
  43. 図19に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Mである、請求項41または42に記載の固体形態。
  44. 形態Mが化合物(I)の硫酸塩である、請求項41から43のいずれか一項に記載の固体形態。
  45. 2θ度で表して5.3°±0.2°、10.7°±0.2°、18.0°±0.2°、18.7°±0.2°、19.4°±0.2°、20.3°±0.2°、21.5°±0.2°、および24.7°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Nである、請求項1または2に記載の固体形態。
  46. 図20に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Nである、請求項45に記載の固体形態。
  47. 形態Nが化合物(I)の硫酸塩である、請求項45または46に記載の固体形態。
  48. 2θ度で表して4.9°±0.2°、10.6°±0.2°、14.3°±0.2°、22.4°±0.2°、および22.9°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Oである、請求項1または2に記載の固体形態。
  49. 2θ度で表して4.9°±0.2°、10.6°±0.2°、13.2°±0.2°、14.3°±0.2°、16.9°±0.2°、17.9°±0.2°、19.1°±0.2°、20.2°±0.2°、21.1°±0.2°、22.4°±0.2°、22.9°±0.2°、23.9°±0.2°、および24.4°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Oである、請求項48に記載の固体形態。
  50. 図21に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Oである、請求項48または49に記載の固体形態。
  51. 形態Oが化合物(I)のベシル酸塩である、請求項48から50のいずれか一項に記載の固体形態。
  52. 2θ度で表して3.9°±0.2°、7.7°±0.2°、15.3°±0.2°、21.5°±0.2°、27.5°±0.2°、および31.8°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Pである、請求項1または2に記載の固体形態。
  53. 図22に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Pである、請求項52に記載の固体形態。
  54. 形態Pが化合物(I)のカリウム塩である、請求項52または53に記載の固体形態。
  55. 2θ度で表して7.9°±0.2°、8.7°±0.2°、13.2°±0.2°、15.4°±0.2°、21.8°±0.2°、26.3°±0.2°、および29.3°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Qである、請求項1または2に記載の固体形態。
  56. 2θ度で表して7.9°±0.2°、8.7°±0.2°、10.5°±0.2°、11.0°±0.2°、13.2°±0.2°、15.4°±0.2°、16.8°±0.2°、17.4°±0.2°、18.1°±0.2°、18.5°±0.2°、21.2°±0.2°、21.8°±0.2°、26.3°±0.2°、26.7°±0.2°、および29.3°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Qである、請求項55に記載の固体形態。
  57. 図23に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Qである、請求項55または56に記載の固体形態。
  58. 形態Qが化合物(I)のカリウム塩である、請求項55から57のいずれか一項に記載の固体形態。
  59. 2θ度で表して7.5°±0.2°、7.8°±0.2°、9.9°±0.2°、14.8°±0.2°、15.4°±0.2°、15.7°±0.2°、および22.2°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Rである、請求項1または2に記載の固体形態。
  60. 2θ度で表して7.5°±0.2°、7.8°±0.2°、8.8°±0.2°、9.9°±0.2°、11.2°±0.2°、11.7°±0.2°、12.4°±0.2°、14.8°±0.2°、15.4°±0.2°、15.7°±0.2°、17.2°±0.2°、22.2°±0.2°、および26.3°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Rである、請求項59に記載の固体形態。
  61. 図24に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Rである、請求項59または60に記載の固体形態。
  62. 形態Rが化合物(I)のカリウム塩である、請求項59から61のいずれか一項に記載の固体形態。
  63. 2θ度で表して8.3°±0.2°、8.7°±0.2°、13.7°±0.2°、15.8°±0.2°、18.0°±0.2°、および21.7°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Sである、請求項1または2に記載の固体形態。
  64. 2θ度で表して8.3°±0.2°、8.7°±0.2°、11.0°±0.2°、11.2°±0.2°、13.4°±0.2°、13.7°±0.2°、15.8°±0.2°、16.6°±0.2°、18.0°±0.2°、20.9°±0.2°、21.7°±0.2°、24.5°±0.2°、26.2°±0.2°、26.7°±0.2°、および28.6°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Sである、請求項63に記載の固体形態。
  65. 図25に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Sである、請求項63または64に記載の固体形態。
  66. 形態Sが化合物(I)のカリウム塩である、請求項63から65のいずれか一項に記載の固体形態。
  67. 2θ度で表して8.0°±0.2°、10.8°±0.2°、11.1°±0.2°、13.3°±0.2°、15.5°±0.2°、21.5°±0.2°、および31.6°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Tである、請求項1または2に記載の固体形態。
  68. 図26に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Tである、請求項67に記載の固体形態。
  69. 形態Tが化合物(I)のカルシウム塩である、請求項66または67に記載の固体形態。
  70. 2θ度で表して7.5°±0.2°、10.1°±0.2°、10.6°±0.2°、13.7°±0.2°、18.9°±0.2°、20.3°±0.2°、および21.0°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Uである、請求項1または2に記載の固体形態。
  71. 2θ度で表して7.5°±0.2°、9.6°±0.2°、10.1°±0.2°、10.6°±0.2°、11.9°±0.2°、12.6°±0.2°、12.9°±0.2°、13.7°±0.2°、16.2°±0.2°、17.8°±0.2°、18.9°±0.2°、20.3°±0.2°、および21.0°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Uである、請求項70に記載の固体形態。
  72. 図27に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Uである、請求項70または71に記載の固体形態。
  73. 形態Uが化合物(I)のカルシウム塩である、請求項70から72のいずれか一項に記載の固体形態。
  74. 2θ度で表して5.6°±0.2°、8.5°±0.2°、14.2°±0.2°、16.2°±0.2°、21.9°±0.2°、および22.4°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Vである、請求項1または2に記載の固体形態。
  75. 図28に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Vである、請求項74に記載の固体形態。
  76. 形態Vが化合物(I)のアンモニウム塩である、請求項74または75に記載の固体形態。
  77. 2θ度で表して6.2°±0.2°、7.5°±0.2°、7.8°±0.2°、11.4°±0.2°、15.8°±0.2°、および21.4°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Wである、請求項1または2に記載の固体形態。
  78. 2θ度で表して6.2°±0.2°、6.6°±0.2°、7.5°±0.2°、7.8°±0.2°、9.5°±0.2°、9.8°±0.2°、11.4°±0.2°、12.5°±0.2°、13.5°±0.2°、14.5°±0.2°、15.8°±0.2°、19.8°±0.2°、21.4°±0.2°、22.5°±0.2°、24.0°±0.2°、および26.5°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Wである、請求項77に記載の固体形態。
  79. 図29に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Wである、請求項77または78に記載の固体形態。
  80. 形態Wが化合物(I)のアンモニウム塩である、請求項77から79のいずれか一項に記載の固体形態。
  81. 2θ度で表して8.6°±0.2°、11.1°±0.2°、11.4°±0.2°、14.3°±0.2°、16.0°±0.2°、16.3°±0.2°、および22.0°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Xである、請求項1または2に記載の固体形態。
  82. 2θ度で表して7.6°±0.2°、8.6°±0.2°、11.1°±0.2°、11.4°±0.2°、12.6°±0.2°、14.3°±0.2°、16.0°±0.2°、16.3°±0.2°、19.8°±0.2°、21.5°±0.2°、22.0°±0.2°、および23.2°±0.2°に特徴的なピークを有するX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Xである、請求項81に記載の固体形態。
  83. 図30に示すX線粉末回折(XRPD)パターンを呈する形態Xである、請求項81または82に記載の固体形態。
  84. 形態Xが化合物(I)のアンモニウム塩である、請求項81から83のいずれか一項に記載の固体形態。
  85. 請求項1から84のいずれか一項に記載の固体形態と、薬学的に許容される担体、添加物、希釈剤、アジュバント、ビヒクル、またはこれらの組み合わせとを含む、薬学的組成物。
  86. 患者におけるウイルス性疾患の治療または予防のための医薬を製造するための、請求項1から84のいずれか一項に記載の固体形態または請求項85に記載の薬学的組成物の使用。
  87. ウイルス性疾患がHBV感染である、請求項86に記載の使用。
  88. HBV感染またはHBV感染によって引き起こされる疾患の治療または予防のための方法であって、治療的有効量の、請求項1から84のいずれか一項に記載の固体形態または請求項85に記載の薬学的組成物を投与することを含む、方法。
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