JP2022523459A - 真空濾過用濾過ヘッド、真空濾過用マニホールド、および、既存の真空濾過用濾過ヘッドの改造方法 - Google Patents

真空濾過用濾過ヘッド、真空濾過用マニホールド、および、既存の真空濾過用濾過ヘッドの改造方法 Download PDF

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Abstract

真空濾過用濾過ヘッド(1)であって、濾過ヘッド(1)は、膜フィルタ(3)の上流側から膜フィルタ(3)の下流側に膜フィルタ(3)を通り引き出される液体物質の微生物学的試験用膜フィルタ(3)の支持体(2)用レセプタクル、または、このような膜フィルタ(1)用支持体(2)と、支持体(2)の下流に位置し膜フィルタ(3)が支持体(2)上の所定の位置にある時に膜フィルタ(3)の下流側と連通して膜フィルタ(3)を通り抜けた液体物質を受けるドレンチャンバ(4)と、開口部(9)においてドレンチャンバ(4)と連通し、使用中に、液体物質を排出させる真空ポンプを含む下流の機器と連通することを目的とするドレンチャネル(5)とを含む。保護シールド(6)は、保護シールド(6)を通過したドレンチャネル(5)への流体経路(7)を保持しつつ、ドレンチャンバ(4)へのドレンチャネル(5)の開口部(9)と膜フィルタ(3)との間の仮想の直接路接続をブロック/妨害するように濾過ヘッド(1)内に配設される。

Description

本発明は、真空濾過用濾過ヘッド、真空濾過用マニホールド、および、既存の真空濾過用濾過ヘッドの改造方法に関する。
本発明は、具体的には、食品および飲料、バイオ医薬品、化粧品、病院の分野に適用可能であるが、診断、健康管理および研究、具体的にはバイオバーデンおよび無菌性試験にも適用可能である。
通常のサンプル量が10ml(ミリリットル)から1L(リットル)である、水、ソフトドリンク、ワイン等の液体の濾過可能な液体サンプルを濾過するための、上記分野におけるバイオバーデンおよび無菌性試験の現在の解決策は、一般的に、膜、および、濾過ヘッド上の膜の上流にあるサンプル流体のリザーバとして機能する漏斗を置き、テストするサンプル量を漏斗に注ぐことを含み、濾過ヘッドの出口ドレンチャネルから真空ポンプにより下流の圧力を下げることにより濾過を実行し、膜の両側の圧力差により濾過膜を通して液体サンプルを能動的に吸い出すことである。
続いて、濾過膜を濾過ヘッド上の支持体から取り外し、培養、および、さらなる試験のために寒天平板に置く。上記の濾過方法および装置を使用した現在のバイオバーデン試験は、プラスチックまたは紙のフィルタ、ステンレス鋼、プラスチックまたはガラスの再利用可能な漏斗、または、単回使用の使い捨て漏斗を使用することに基づく。
濾過ヘッドは一般的に、膜フィルタを直接、または、膜フィルタを含むホルダを介して支持する支持体を備え、膜フィルタの上流には、濾過するサンプル流体を受けて一時的に保持するリザーバ(漏斗)用のレセプタクルを備えるように設計される。この支持体は、一般的に、使用中のフィルタ膜を支持するフィルタプラットフォームまたは機械的支持体として機能する環状表面を含む。ドレンチャンバは、一般的に、フィルタが支持体上の所定の位置にある時に、膜フィルタを通り抜けたサンプルの液体物質を受けるように、支持体の下流に配置され膜フィルタの下流側と連通する。支持体は、サンプル流体が膜フィルタ材を通らずにドレンチャネルに到ることを防止するシールを有する。
フィルタ膜は対象となる微生物を捕捉し、それに応じてサンプルのリザーバとドレンチャンバの間の流体流路に配設される。
膜フィルタの下流にあるドレンチャンバは、一般的に、ドレンチャネルに連通するか、ドレンチャネルに続くことで連通するかしており、このドレンチャネルは、使用中に、サンプル流体を強制的に膜フィルタを通過させサンプル液の液体物質を濾過ヘッドから排出および放出させるために必要な減圧(真空)を生成する真空ポンプを含む下流の機器と通じることを目的としている。
一般的にこのタイプの試験は、多数の異なるサンプルが次々に連続またはバッチで行われるため、濾過ヘッド、ポンプ、またはその他の下流装置に前の試験から残存し、膜フィルタの下流側の表面に接触するサンプル流体の量が原因となり、次の膜フィルタの逆汚染が発生するリスクがある。膜フィルタのこのような逆汚染は、偽陽性の結果、および、特定の試験周期、バッチ、またはプログラムの再実行に高コストをもたらし得るため、微生物学的負担試験にとって重大な懸念事項である。
様々なタイプの濾過ヘッドの経験から、逆汚染の主な原因は、膜フィルタの背面(下流面)に飛び散る進行中サンプル液の微小液滴であることが示されている。このような微小液滴は、以下で詳細に説明する様々なシナリオにより生成され、その1つは、濾過ヘッドからの残留サンプル液体の高速吸引である。
逆汚染に対抗するための本試みは、膜フィルタの下流に、液体用に追加の拡張空間を提供し、残留液体が膜から離れた距離に適切に収容されるようにすることを含む。前回のサンプル分析後に残っている液体量は、システムの設定に応じてほぼ同じであるため、液体の上面と膜フィルタの下面との間の距離を増やすことになり得る。さらに、次の膜フィルタが濾過ヘッドに置かれると、濾過ヘッド内の空気の圧縮が少なくなるため、サンプル流体の微小液滴が生成され膜の下面に到達して当たるリスク、および、可能性が減少する。濾過ヘッド内の膜フィルタの下流にあるドレンチャンバの容積を増やすことでは、問題は部分的にしか解決されずに、濾過ヘッドのサイズを増大することになる。
逆汚染を回避するためのさらなる手段は、膜フィルタ、および、場合によっては膜支持体を濾過ヘッドから取り外した後、濾過ヘッドに残っている残留液体が排水口に除去されるまで真空ポンプを短時間運転することである。このようにして、濾過ヘッドの内部が乾燥され、残留液体が完全に除去される。真空ポンプのスイッチを切った後、全ての残留する液体サンプルを洗い流すことで、次の濾過膜試験の逆汚染を避け得る。このオプションは、残念ながら、非常に時間を消費し、エラーが発生しやすく、多くの手作業を必要とする。
ドレンチャンバの容積サイズを増大することに似たさらなる手段は、濾過ヘッドの垂直方向の長さ、具体的には濾過ヘッドのドレンチャネル部の垂直方向の長さを増加させて、濾過膜からの残留液体サンプルの液面をさらに遠ざけることである。
逆汚染を回避するための次のさらなる手段は、濾過ヘッド内のドレンチャンバの下流に三方弁を設置し、ドレンチャネルと下流の機器との接続を選択的にブロックして、試験と試験の間にドレンチャンバに空気を引き込むことができるようにすることである。このオプションも非常に時間を消費し、エラーが発生しやすく、多くの手作業を必要とするが、このタイプの解決策のさらなる特有の問題として、洗浄の質がバルブの回転速度に依存し、バルブが空気が入る位置にある時に、液滴が作業台に落下する可能性があり、清掃のための追加の労働時間が発生し得るということがある。
以下は、濾過ヘッド内の濾過膜の逆汚染につながるメカニズムのより詳細な説明である。
逆汚染は、サンプルの流れとは逆方向にある膜の面(つまり濾過膜の底または下流側であり表面)で増殖する微生物として定義される。この汚染の原因は、洗浄されていない機器または以前汚染されたサンプルから発生し得る。
残留する水または液体は、濾過ヘッド内の微生物にとって液滴による輸送の媒介体として機能することができるので、この汚染にとって重要な役割を果たし得る。
濾過中、液体サンプルは、リザーバが完全に空になるまで、ドレンチャンネルの下流で発生する減圧(真空)によって生じる圧力差により、濾過膜を介してリザーバ(漏斗)から吸引される。リザーバが空になると、濾過膜は孔径が小さいため、空気を透過できなくなる。そのため、濾過膜の下流の濾過ヘッドの流路にまだ存在し得る液体の一部は、濾過膜が所定の位置にある限り除去できない。次の試験を実行するために、以前の濾過膜を取り外すが、下流の流路に閉じ込められた残留液体は濾過ヘッド内に残る(上述のように洗浄または乾燥しない限り)。しかしながら、この液体には潜在的に微生物が含まれ得る。
濾過ヘッドに次の濾過膜とリザーバ(漏斗)を取り付ける際、取り付け早さのため空気が膜を通って流れないので、残留液面と膜フィルタとの間の濾過ヘッド内の閉じ込められた空気により、急激な圧力上昇が発生し得る。圧縮により、残留液体が逃げられるかどうか、あるいは、どこに逃げられるかに応じて、様々な方向に噴霧または飛散する閉じ込められた液体から微小液滴が生成され得る。これらの微小液滴が膜に到達した場合、新しい濾過膜を逆汚染し、偽陽性の結果につながり得る。
逆汚染のもう1つの考えられる原因は、濾過ヘッドに置かれた膜を含む濾過ユニットのユニットカバーを素早く取り外すことであり、これにより濾過ユニット内に減圧を生じ得て、濾過ヘッド内のサンプル液体を膜の背面に吸い上げることとなり得る。
最後に、逆汚染のさらなる原因は、タップをすばやく開くこと、または、真空ポンプをすばやく起動することに起因する、高い初期吸引速度による濾過開始時における液滴の発生であり、これは、残留液体をすばやく吸い上げることによりその中心に渦が発生し、この渦が崩壊する時に、微小液滴が膜の背面に飛散し得ることによる。
本発明の目的は、従前のサンプルからの残留液体と空気に起因する、濾過ヘッド内で生成される微小液滴による微生物学的試験における膜フィルタの逆汚染のリスクの軽減を助長する、真空濾過用濾過ヘッド、真空濾過用マニホールド、および、既存の真空濾過用濾過ヘッドの改造方法を提供することである。
この問題を解決するために、本発明は、請求項1に定義する真空濾過用濾過ヘッド、請求項6に定義する真空濾過用マニホールド、および、請求項7に定義する既存の真空濾過用濾過ヘッドの改造方法を提供する。好ましい実施形態および改造は、それぞれの従属請求項に定義する。
具体的には、本発明は、膜フィルタの上流側から膜フィルタの下流側に膜フィルタを通り引き出される液体物質の微生物学的試験用膜フィルタの支持体用レセプタクル、または、このような膜フィルタ用支持体と、支持体の下流に位置し膜フィルタが支持体上の所定の位置にある時に膜フィルタの下流側と連通して膜フィルタを通り抜けた液体物質を受けるドレンチャンバと、開口部においてドレンチャンバと連通し使用中に液体物質を排出させる真空ポンプを含む下流の機器と連通することを目的とするドレンチャネルと、(保護)シールドを通過したドレンチャネルへの流体経路を保持しつつ、ドレンチャンバへのドレンチャネルの開口部と膜フィルタとの間の仮想の直接路接続をブロック/妨害するように濾過ヘッド内に配設される(保護)シールドとを含む、真空濾過用濾過ヘッドを提供する。
(保護)シールドは、濾過ヘッド内の所定の位置に恒久的に固定されるか、濾過ヘッドから取り外し可能な挿入物であると好ましい。
(保護)シールドは、ドレンチャンバまたはドレンチャネルの内部空間に配設されるか、ドレンチャンバまたはドレンチャネルから取り外し可能な挿入物であると好ましい。
(保護)シールドは、ドレンチャンバの内部空間の一部を占める本体であり、ドレンチャネルへの流体経路を保持しつつその空隙容積を減少させることが好ましく、この流体経路は、ドレンチャンバの内周/内縁(inner circumference/periphery)と本体の外周/外縁(outer circumference/periphery)の間に形成されると好ましい。
(保護)シールドは、ドレンチャネルへの流体経路を保持しつつ、ドレンチャンバまたはドレンチャネルの内部空間内の所定の位置にその本体を保持するように、本体の外縁に設けられた1つ以上のスペーサを備えた中実または中空の本体であることが好ましい。
本発明は、真空濾過用のマニホールドをも提供し、このマニホールドは、濾過ヘッドのそれぞれのドレンチャネルと連通する、共通の収集チャネル上に配設された、本発明による複数の濾過ヘッドを含む。
本発明はまた、既存の真空濾過用濾過ヘッドの改造方法を提供し、この濾過ヘッドは、膜フィルタの上流側から膜フィルタの下流側に膜フィルタを通り引き出される液体物質の微生物学的試験用膜フィルタの支持体用レセプタクル、または、このような膜フィルタ用支持体と、支持体の下流に位置し膜フィルタが支持体上の所定の位置にある時に、膜フィルタの下流側と連通して膜フィルタを通り抜けた液体物質を受けるドレンチャンバと、開口部においてドレンチャンバと連通し使用中に液体物質を排出させる真空ポンプを含む下流の機器と連通することを目的とするドレンチャネルとを含み、この方法は、保護シールドを通過したドレンチャネルへの流体経路を保持しつつ、ドレンチャンバへのドレンチャネルの開口部と膜フィルタとの間の仮想の直接路接続をブロック/妨害するための既存の濾過ヘッド内の(保護)シールドの配設を含む。
(保護)シールドは、濾過ヘッド内の所定の位置に恒久的に固定されるか、挿入物として濾過ヘッドに取り外し可能に挿入されるのが好ましい。
(保護)シールドは、ドレンチャンバまたはドレンチャネルの内部空間に配設されるか、挿入物としてドレンチャンバまたはドレンチャネルに取り外し可能に挿入されるのが好ましい。
(保護)シールドは、ドレンチャンバの内部空間の一部を占める本体であり、好ましくはドレンチャンバの内周/内縁と本体の外周/外縁の間のドレンチャネルへの流体経路を保持しつつ、その空隙容積を減少させることが好ましい。
保護シールドは、ドレンチャネルへの流体経路を保持しつつ、ドレンチャンバまたはドレンチャネルの内部空間内の所定の位置にその本体を保持するように、好ましくは本体の外縁に設けられた1つ以上のスペーサを備えた中実または中空の本体であることが好ましい。
本発明を、添付の図面を参照して、様々な実施形態の形で説明する。
本発明の濾過ヘッドの第1の実施形態を示す図である。 本発明の濾過ヘッドのさらなる実施形態を示す図である。 本発明の濾過ヘッドのさらに別の実施形態を示す図である。 本発明の濾過ヘッドのさらに別の実施形態を示す図である。 濾過膜の逆汚染を防止する、濾過ヘッドにおける本発明の保護シールドの機能を説明する説明図である。
本発明による真空濾過用濾過ヘッドは、膜フィルタを、好ましくは取り外し可能に、支持するための基本的な機構および関連構造、膜フィルタの上流に濾過するサンプル流体の所望の量を保持するリザーバを定義する漏斗、流路の下流側に減圧(真空)を適用する際に膜フィルタを通り漏斗からドレンチャンバとドレンチャネルを経由して下流のドレンポートまで流体経路を通りサンプル液体を誘導することに関する限り、当技術分野で知られている多くの濾過ヘッドと広く類似している。
図1に示す例示的な第1の実施形態の形態における濾過ヘッド1/1Aは、膜フィルタ3の上流側のリザーバ(図示せず)から膜フィルタを通り膜フィルタ3の下流側へさらには濾過ヘッド1の排出口8へと引き出される液体物質の微生物学的試験用の膜3のための支持体2を含む。膜フィルタ用の支持体2は、濾過ヘッドに一体化され得る、または、すなわち、洗浄、殺菌、および、異なるタイプのフィルタ膜を使用するために取り外し可能な要素であり得る。リザーバは、従来技術の様に濾過ヘッドに選択的に取り付け可能な、単回使用(使い捨て)の、または、複数回使用のいずれかの漏斗の形態であり得る。支持体は、リザーバ(漏斗)、さらには膜とも一体化されて、ユニットとして濾過ヘッドに取り付け可能/濾過ヘッドから取り外し可能とし得るフィルタ支持体、および/または、リザーバの特定の構造は、本発明の概念に特に関連していないので、ここではさらに説明せず、本発明にて限定すべきではない。
濾過ヘッドは、試験実行中に膜フィルタ3を通り抜けた液体物質を受けるために、支持体2の下流に位置し、膜フィルタが支持体2上の所定の位置に配置されている時に膜フィルタ3の下流側および表面と連通するドレンチャンバ4をさらに含む。
ドレンチャンバ4は、一般的に開口部9でドレンチャンバ4と連通するドレンチャネル5へと続く。ドレンチャネル5は、使用中に、排出口8から下流の機器に向けて、液体物質を排出するための例えば真空ポンプを含む下流の機器と連通することを意図している。
本発明によれば、保護シールド6は、濾過ヘッド1内に配設され、保護シールド6を、好ましくはその周りを通過するドレンチャネル5への流体経路7を保持しつつ、ドレンチャンバ4へのドレンチャネル5の開口部9と膜フィルタ3との間の仮想の直接または直線接続をブロック/妨害する(膜フィルタから排出口への液体物質の下方流を特定する図1および図2の矢印を参照のこと)。換言すれば、シールド6は、開口部9の断面が膜フィルタ3の露出部分に直線的に移動した場合に形成される仮想の直立した円筒を横切るように配設され、それにより、膜の背面または下流表面への直通路を移動する微小液滴の生成を遮蔽または遮断または防止することとなる。
図1の実施形態においては、保護シールド6は、ドレンチャンバ4の内部空間に配設された本体6aの形態である。本体6aの形の保護シールド6は、微小液滴の直接経路を遮断するだけでなく、ドレンチャンバ4の内部空間の一部を占有して、本体6aを通過する/本体6aの周りのドレンチャネル5まで(この場合は、ドレンチャンバ4の内周/内縁と本体6aの外縁との間)の流体経路7を保持しつつ、内部空間の空隙容積を減少させる。図1は濾過ヘッド1Aの中心を通る断面図を示し、濾過ヘッド1Aは実際には図1に示す断面に対してほぼ回転対称である。
本実施形態においては(および以下でさらに説明する他のすべての実施形態も同様に)、保護シールド6は、濾過ヘッド、この場合はドレンチャンバ4の内部空間から、取り外し可能な挿入体であることが好ましい。代替的に、濾過ヘッドの所定の位置に恒久的に固定し得る。ただし、取り外し可能である方が、使用後の洗浄や滅菌の作業が容易になる。
保護シールドは、その外縁に、本体をドレンチャンバの内部空間内の所定の位置に保持する1つ以上のスペーサを備える中実または中空の本体であり得る。スペーサは図1には示されていない。
図2に示す濾過ヘッド1/1Bの第2の実施形態は、保護シールド6が、ドレンチャンバ4の内部空間の形状に広範囲に一致する、より大きな本体6bの形態であるという違いを除いて、第1の実施形態と同様であり、これにより、ドレンチャンバ4の内部空間の大部分を占め、再び、膜フィルタ3の下流側からドレンチャンネル5までの本体6bを通る流体経路7を保持しつつ、その空隙容積を実質的に減少させる。
流体経路7は、第1の実施形態と同様に、ドレンチャンバ4の内周/内縁と本体6bの外周/外縁との間に形成され得る。保護シールド6(本体6b)がドレンチャンバの内部空間にぴったりとはまり、流体経路7は本体6bの外周/外縁、および/または、ドレンチャンバ4の内壁に溝の形で周りに配置された複数の凹部の形によっても形成され得る。保護シールド6の本体6bは中実でも中空でもよい。本体6bは、ドレンチャンバ4の内部空間から取り外し可能であり得て、その場合、支持体2を閉じた後、ドレンチャンバ4の上端を取り外す。
図3に示す濾過ヘッド1/1Cのさらなる実施形態は、図1および図2に示す第1および第2の実施形態とは異なり、ドレンチャンバ4は小さな容積を有し、保護シールド6の本体6cがドレンチャンバ4の中に置かれ、複数のスペーサ6eがその下部周縁に配置され、ドレンチャンバ4へのドレンチャネルの開口部9に隣接する段4a上に取り付く。ドレンチャネル5への流体経路7は、本体6cの拡張ヘッド部6fとドレンチャンバ4の内壁との間、さらに隣接するスペーサ6eの隙間を通り形成される。
この実施形態では、フィルタ膜の支持体2は、濾過ヘッド1Cの上部にあるそのレセプタクルから取り外し可能な多孔質プレート2aの形態である。
最後に、図4に示される濾過ヘッド1/1Dの実施形態は、保護シールド6、具体的にはその本体6dがドレンチャネル5の部分に挿入されるという点で先の実施形態と異なる。図示していないが、保護シールド6の本体6dを通過する/本体6dの周りのドレンチャネル5(ドレンチャネルの下部)への流体経路7は、本体6d内のギャップまたは凹部を通り維持される。本実施形態においては、支持体2は濾過ヘッド1Dと一体に示されているが、もちろん取り外し可能であり得る。
すべての実施形態における保護シールドの機能は、本質的に同じであり、膜の下流の濾過ヘッド内に存在する前回の試験実行からの残留サンプル流体が、逆方向または上流に移動し、膜フィルタの下面側を汚染する潜在的なリスクを引き起こすことを防ぐ。図5a~図5cは、本発明の保護シールド6により逆汚染を防止する機能を、非常に概略的に説明している。図5aによると、保護シールド6は、濾過膜3と、真空ポンプを含む下流装置に通じるチャネル5との間に置かれるか、挿入される。新しい濾過膜を支持体2上に置いた(次の)試験運転の開始時に、減圧(真空)により残留サンプル液内に渦が発生し、上述のように液滴が生成され得る。ただし、保護シールド6を提供することにより、直接経路上の液滴が膜の下流または下面側に当たり試験する(次の)サンプルを汚染することを防ぐための、スクリーンまたはバリアとして機能する(図5bおよび図5c参照)。
濾過ヘッドの空隙内、具体的にはドレンチャンバ4内に保護シールド6を設けることは、濾過膜の湿潤レベルを調整するための解決策としても機能する。濾過ヘッド内の空隙の容量は、濾過後から濾過膜がその支持体から取り外される前までに存在する残留真空の容量に、部分的に相当する。その他の部分は液体に相当する。濾過後、リザーバまたは漏斗が空になると、膜は孔径が小さいため、空気を透過できなくなる。従って、漏斗から全ての液体が濾過された後、濾過ヘッドのさらに下流の、または、濾過ヘッド内の真空バルブが閉じられたとしても、濾過膜の下には減圧状態が維持される。この状態で膜を支持体から取り外すまたは引き離すと、残っている残留真空により、ドレンチャネル内に閉じ込められた残りの液体の一部が膜の下部に吸引される(ドライアウト現象)。ドライアウト容量は、濾過ヘッド内の空隙容量に直接関連する。この容量が大きいほど、膜がより乾燥する。従って、シールド6の本体が、濾過膜3の下流のドレンチャンバ4の内部空間の一部分、または、相当な部分を占有することにより、空隙容積が減少し、膜乾燥の影響が軽減される。
保護シールドのさらなる効果は、濾過後の一定時間(数分)の間、処理用の特定の緩衝液を濾過ヘッドに加えることが可能になることである。濾過後、リザーバまたは漏斗が空になると、上述の膜は孔径が小さいために空気をそれ以上透過できなくなり、濾過膜の下で減圧が維持されるというさらなる結果を招く。
緩衝液を用いるには、濾過ヘッドの下流の真空バルブを閉じたまま、濾過膜の上流にある濾過ヘッドのリザーバまたは漏斗にその液体を注ぐ。ただし、緩衝液は膜上に数分間留まるに相違ない。このとき、濾過膜の下流に残っている減圧により、緩衝液の一部が膜を通して吸い込まれる。吸い込まれた量を補う方法としては、濾過膜の上流に大量の緩衝液を追加することで、膜の上面または上面側に正しい容量が維持されていることが確実となり、濾過膜を通して吸い込まれた液体部分を補うことができる。保護シールド6の本体を配設した結果として、濾過膜3の下流のドレンチャンバ4の空隙容積が減少することにより、空スペースのサイズ、および、結果として、この状況における緩衝液の消費量が減少する。
本発明を、単一の濾過ヘッドに関して上に説明している。本発明はまた、個々の濾過ヘッドのそれぞれのドレンチャネルと連通する共通の収集チャネル上およびそれに沿って互いに隣接して配設される、本発明の複数の濾過ヘッドを一般的に有する真空濾過用マニホールドに関する。従来技術のシステムと比較して、本発明の保護シールドを備えた濾過ヘッドは、より小さく形成することができ、それにより、このようなマニホールド構造に必要な材料および設置面積を削減することができる。
本発明はまた、当初は濾過ヘッドの内部に保護シールドが設けられておらず、従って、上に概説した欠陥を被る既存の真空濾過用濾過ヘッドを、後付けにより、改造する方法に関する。上記の説明に沿って、本発明は、既存の濾過ヘッドに保護シールド6の本体を、好ましくは取り外し可能に、配設することを含む方法に関し、保護シールド6の本体を通過する/本体の周りのドレンチャネル5への流体経路7を保持しつつ、この本体は、ドレンチャンバ4へのドレンチャネル5の開口部9と膜フィルタ3との間の仮想の直接直線接続をブロック/妨害する。
上述のように、本方法に則する保護シールドは、所定の位置に恒久的に固定されるか、挿入物の形態で濾過ヘッドに取り外し可能に挿入され得る。保護シールドの本体は、上述の濾過ヘッドの実施形態と同様の、既存の濾過ヘッドの特定のタイプのドレンチャンバ4、および/または、ドレンチャネル5の内部空間に適合するように形成および寸法を設定し得る。
シールド6の本体と、本体をドレンチャンバ4および/またはドレンチャネル5の内部空間内で適切な姿勢に位置決めするためのスペーサは、1つまたは複数の要素から一体に形成することもでき、または、互いに分離可能なままであり、例えば、形状固定装置で互いに対して所定の位置に保持される別個の要素として形成することもできる。
必要に応じて、特定の保護シールド本体に必要な収容スペースを作るために、たとえば穿孔により、ドレンチャンバ、および/または、ドレンチャネルを拡張することも可能である。本方法は、濾過ヘッドの既存の設計を実質的に維持しつつ、構造を実質的に変更することなく、費用対効果の高い方法で最適化できるという利点を有する。

Claims (11)

  1. 真空濾過用濾過ヘッド(1)であって、
    膜フィルタ(3)の上流側から前記膜フィルタ(3)の下流側に前記膜フィルタ(3)を通り引き出される液体物質の微生物学的試験用前記膜フィルタ(3)の支持体(2)用レセプタクル、または、このような膜フィルタ(3)の前記支持体(2)と、
    前記支持体(2)の下流に位置し、前記膜フィルタ(3)が前記支持体(2)上の所定の位置にある時に、前記膜フィルタ(3)の下流側と連通して、前記膜フィルタ(3)を通り抜けた前記液体物質を受けるドレンチャンバ(4)と、
    開口部(9)において前記ドレンチャンバ(4)と連通し、使用中に、前記液体物質を排出させる真空ポンプを含む下流の機器と連通することを目的とするドレンチャネル(5)と、
    シールド(6)を通過したドレンチャネル(5)への流体経路(7)を保持しつつ、ドレンチャンバ(4)へのドレンチャネル(5)の開口部(9)と膜フィルタ(3)との間の仮想の直接路接続をブロック/妨害するように濾過ヘッド(1)内に配設されたシールド(6)とを含む、
    前記濾過ヘッド(1)。
  2. 前記シールド(6)が、前記濾過ヘッド(1)内の所定の位置に恒久的に固定されるか、前記濾過ヘッド(1)から取り外し可能な挿入物である、請求項1に記載の濾過ヘッド(1)。
  3. 前記シールド(6)が、前記ドレンチャンバ(4)または前記ドレンチャネル(5)の内部空間に配設されるか、前記ドレンチャンバ(4)または前記ドレンチャネル(5)から取り外し可能な挿入物である、請求項2に記載の濾過ヘッド(1)。
  4. 前記シールド(6)が、前記ドレンチャンバ(4)の内部空間の一部を占める本体(6a)であり、前記ドレンチャネル(5)への前記流体経路(7)を保持しつつその空隙容積を低減し、前記流体経路(7)が、好ましくは前記ドレンチャンバ(4)の内周/内縁と前記本体(6a)の外周/外縁の間に形成される、請求項3に記載の濾過ヘッド(1)。
  5. 前記シールド(6)が、前記ドレンチャネル(5)への前記流体経路(7)を保持しつつ、前記ドレンチャンバ(4)または前記ドレンチャネル(5)の内部空間内の所定の位置に前記本体(6a)を保持するように、その外周/外縁に設けられた1つ以上のスペーサを備えた中実または中空の本体(6a)である、請求項4に記載の濾過ヘッド(1)。
  6. 前記濾過ヘッド(1)のそれぞれの前記ドレンチャネル(5)と連通する共通の収集チャネル上に配設された請求項1~5のいずれか一項に記載の複数の濾過ヘッド(1)を含む、真空濾過用マニホールド。
  7. 既存の真空濾過用濾過ヘッドの改造方法であって、前記濾過ヘッド(1)が、
    膜フィルタ(3)の上流側から前記膜フィルタ(3)の下流側に前記膜フィルタ(3)を通り引き出される液体物質の微生物学的試験用前記膜フィルタ(3)の支持体(2)用レセプタクル、または、このような膜フィルタ(3)の前記支持体(2)と、
    前記支持体(2)の下流に位置し、前記膜フィルタ(3)が前記支持体(2)上の所定の位置にある時に、前記膜フィルタ(3)の下流側と連通して、前記膜フィルタ(3)を通り抜けた前記液体物質を受けるドレンチャンバ(4)と、
    開口部(9)において前記ドレンチャンバ(4)と連通し、使用中に前記液体物質を排出させる真空ポンプを含む下流の機器と連通することを目的とするドレンチャネル(5)とを含み、
    前記方法は、
    前記保護シールド(6)を通過した前記ドレンチャネル(5)への前記流体経路(7)を保持しつつ、前記ドレンチャンバ(4)への前記ドレンチャネル(5)の前記開口部(9)と前記膜フィルタ(3)との間の仮想の直接路接続をブロック/妨害するように前記既存の濾過ヘッド(1)内にシールド(6)を配設することを含む、
    前記方法。
  8. 前記シールド(6)が、前記濾過ヘッド(1)内の所定の位置に恒久的に固定されるか、挿入物として前記濾過ヘッド(1)に取り外し可能に挿入される、請求項7に記載の方法。
  9. 前記シールド(6)が、前記ドレンチャンバ(4)または前記ドレンチャネル(5)の内部空間に配設されるか、挿入物として前記ドレンチャンバ(4)または前記ドレンチャネル(5)に取り外し可能に挿入される、請求項8に記載の方法。
  10. 前記シールド(6)が、前記ドレンチャンバ(4)の内部空間の一部を占める本体(6a)であり、前記ドレンチャネル(5)への、好ましくは前記ドレンチャンバ(4)の内周/内縁と前記本体(6a)の外周/外縁の間の前記流体経路(7)を保持しつつその空隙容積を低減する、請求項9に記載の方法。
  11. 前記保護シールド(6)が、前記ドレンチャネル(5)への前記流体経路(7)を保持しつつ、前記ドレンチャンバ(4)または前記ドレンチャネル(5)の内部空間内の所定の位置に前記本体(6a)を保持するように、1つ以上のスペーサを備えた中実または中空の本体(6a)である、請求項10に記載の方法。
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