JP2022519774A - 冷却機能を備える2重ガス流装置 - Google Patents

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Abstract

第1の冷却プレート構造(75a)と、第2の冷却プレート構造と、複数の電極プレート(77a、77b)とを備え、第1の冷却プレート構造(75a)、第2の冷却プレート構造、および複数の電極プレート(77a、77b)がスタックされた構成に配置され、第1の冷却プレート構造(75a)が、スタックの第1の端部を形成し、第2の冷却プレート構造が、スタックの第2の端部を形成し、複数の電極プレート(77a、77b)が、第1の冷却プレート構造(75a)と第2の冷却プレート構造との間に配置され、各電極プレート(77a、77b)が、電極プレート(77a、77b)を貫通して延在し、電極プレート(77a、77b)の周縁部分に沿って分布する複数の冷却チャネルを備え、各冷却チャネルが、スタック内の他の電極プレート(77a、77n)の対応する冷却チャネルと位置を合わされ、第1の冷却プレート構造(75a)および第2の冷却プレート構造のそれぞれに、複数の接続チャネル(81a~81f)が設けられ、各接続チャネル(81a~81f)が、電極プレート(77a、77b)の冷却チャネルの隣接する対を接続するように構成され、それによって、第1の冷却プレート構造(75a)が、スタックの第1の端部に冷却流体の折返し経路を形成し、第2の冷却プレート構造が、スタックの第2の端部に冷却流体の折返し経路を形成して、冷却流体が冷却チャネルの全てを通って流れることを可能にする、2重ガス流装置(73)を提供する。【選択図】図5

Description

本開示は、電解槽およびその冷却部など、2重ガス流装置に関する。
水の電気分解は、水の分子を分解し、水素ガスおよび酸素ガスを形成するプロセスである。このプロセスは、水に沈めた2つの電極間を流れる電流の結果として生じる。
ある用途では、電気分解プロセスで発生した水素ガスおよび酸素ガスを圧縮することが望ましいことがある。従来、このガス圧縮は、ガスが電解槽システムから排出された後に行われてきた。
ごく最近になって、ガス圧縮を電気分解中に済ましてしまうことが提案されている。高圧電解槽システムの例が、米国特許出願第20050072688(A1)号明細書に開示されている。このシステムは、電解セル電解セルに水を送り込むポンプと、ポンプへ水が逆流することを防止するチェックバルブと、電解セル電解セルを備える電解槽スタックとを具備する。
電解槽内の高い圧力によって、電解槽内部に付加的熱が発生する。それによって電気抵抗率が増加し、その結果電解槽の効率に損失を生じる。
上記に鑑みて、本開示の全般的目的は、先行技術の問題点を解決または少なくとも緩和する2重ガス流装置を提供することである。
このため、本開示の第1の態様によれば、第1の冷却プレート構造と、第2の冷却プレート構造と、複数の電極プレートとを備え、第1の冷却プレート構造、第2の冷却プレート構造、および複数の電極プレートがスタックされた構成に配置され、第1の冷却プレート構造が、スタックの第1の端部を形成し、第2の冷却プレート構造が、スタックの第2の端部を形成し、複数の電極プレートが、第1の冷却プレート構造と第2の冷却プレート構造との間に配置され、各電極プレートが、電極プレートを貫通して延在し、電極プレートの周縁部分に沿って分布する複数の冷却チャネルを備え、電極プレートの各冷却チャネルが、スタック内の他の電極プレートの対応する冷却チャネルと位置を合わされ、第1の冷却プレート構造および第2の冷却プレート構造のそれぞれに、複数の接続チャネルが設けられ、各接続チャネルが、電極プレートの冷却チャネルの隣接する対を接続するように構成され、それによって、第1の冷却プレート構造が、スタックの第1の端部に冷却流体の折返し経路を形成し、第2の冷却プレート構造が、スタックの第2の端部に冷却流体の折返し経路を形成して、冷却流体が冷却チャネルの全てを通って流れることを可能にする、2重ガス流装置が提供される。
一実施形態によれば、第1の冷却プレート構造および第2の冷却プレート構造が、誘電性材料から製作される。
一実施形態によれば、誘電性材料が、熱伝導性ポリマー、セラミック、酸化アルミニウム、および酸化ベリリウムの1つを含む。
一実施形態によれば、電極プレートが1つ置きにアノード電極プレートであり、残りの電極プレートがカソード電極プレートである。
一実施形態によれば、2重ガス流装置が、高圧用途用の電解槽スタックである。
一実施形態によれば、隣接する電極プレートの各対が、電解セル電解セルを形成する。
一実施形態によれば、第1の冷却プレート構造が、電極プレートの冷却チャネルの第1の冷却チャネルに接続されている冷却流体入口チャネルと、電極プレートの冷却チャネルの第2の冷却チャネルに接続されている冷却流体出口チャネルとを有する。
一実施形態によれば、電極プレートは、ヒートフィンが設けられた外周面を有する。
本開示の第2の態様によれば、第1の主流体チャネルが設けられた第1の冷却流体対向面を有し、その第1の主流体チャネルが、第1の主流体チャネルに沿って延在する複数の第1のフィンを備える、第1の冷却プレートであって、第1のフィンが、第1の主流体チャネルの外側の第1の冷却流体対向面の、第1の底面に対する高さより低い、第1の主流体チャネルの第1の底面に対する最大上面高さを有する、第1の冷却プレートと、第2の主流体チャネルが設けられた第2の冷却流体対向面を有し、その第2の主流体チャネルが、第2の主流体チャネルに沿って延在する複数の第2のフィンを備える、第2の冷却プレートであって、第2のフィンが、第2の主流体チャネルの外側の第2の冷却流体対向面の、第2の底面に対する高さより低い、第2の主流体チャネルの第2の底面に対する最大面高さを有し、第1の冷却プレートと第2の冷却プレートとが、第1の冷却流体対向面が第2の冷却流体対向面に当接するように配置され、第1の主流体チャネルが、第2の主流体チャネルと鏡映関係にあり、それにより、第1の主流体チャネルと第2の主流体チャネルとによって、第1のフィンと第2のフィンとが互いに離隔配置される冷却チャネルが形成される、第2の冷却プレートと、冷却チャネルへ冷却流体を供給するように構成された流体入口および冷却チャネルから冷却流体を排出するように構成された流体出口とを具備する冷却プレート構造が提供される。
冷却チャネルの外側の2つの冷却流体対向面の高さが、第1および第2のフィンの最大高さより高いことによって、第1のフィンと第2のフィンとの間に空間または空隙が形成され、その空間または空隙は、2つの冷却流体対向面が互いに当接することによって、冷却プレート構造に加わる圧力に左右されずに一定に保つことができる。
フィンおよびフィン間の空間または空隙は、流体が冷却チャネル内を流れるための2つの態様を可能にする。すなわち、1)隣接する第1のフィン同士または隣接する第2のフィン同士間の狭いフィンチャネル内、および2)それほど狭くない単一のチャネルを形成する第1のフィンの端部と第2のフィン端部との間の空間内である。したがって、冷却流体を流体入口から流体出口まで冷却チャネル内で流すことを可能にするために、より小さい圧力、したがってより少ないエネルギーしか必要でなくなり得、他方、第1のフィンおよび第2のフィンによって、より効率的な冷却に向けて、より大きい冷却面が提供される。
さらに、冷却流体に何らかの異物混入がある場合、その空隙が無いと、時間経過と共に異物が堆積し、狭いフィンチャネルをブロックし得る。フィンチャネルがどこかでブロックされると、そのブロックされたチャネルを通る流体の流れが全く無くなるので、そのフィンチャネルの残りの部分が働かなくなることも意味する。空間/空隙によって、主要な流れチャネルになる空間/空隙内の流体の流れが、フィンチャネル内より多くなり、堆積によるブロックの危険性が減少する。
冷却プレート構造は、冷却流体としてガスまたは液体を用いて機能させることができる。
冷却プレート構造は、高圧用途向けの電解槽スタック用とすることができる。
一実施形態によれば、第1のフィンおよび第2のフィンは、冷却チャネルの全長の大部分に亘って延在する。第1のフィンおよび第2のフィンは、たとえば、流体入口から流体出口まで冷却チャネルの全行程に延在し得る。
一実施形態は、流体入口と流体出口との間に延在する複数の上記冷却チャネルを備える。
一実施形態によれば、第1のフィンは互いに平行に延在する。
第1のフィンは、たとえば、第1の主流体チャネルの外形と平行に延在し得、または、第1の主流体チャネルの内部で、正弦波形など、うねりもしくは波状の形状を有し得る。
一実施形態によれば、第2のフィンは互いに平行に延在する。
第2のフィンは、たとえば、第2の主流体チャネルの外形と平行に延在し得、または、第2の主流体チャネルの内部で、正弦波形など、うねりもしくは波状の形状を有し得る。
一実施形態によれば、第1のフィンは、第2のフィンと鏡映関係にある。したがって、第1のフィンは、冷却チャネル内での全長に亘って、第2のフィンと位置が合い得る。したがって、各第1のフィンが、対応する第2のフィンと位置が合い得る。
一実施形態は、冷却チャネルを封止するように構成された封止部材を備える。
一実施形態によれば、第1の冷却プレートは、第1の主流体チャネルの両側に第1の主流体チャネルの外郭線に沿う第1の封止部材溝を有し、第2の冷却プレートは、第2の主流体チャネルの両側に第2の主流体チャネルの外郭線に沿う第2の封止部材溝を有し、封止部材が、第1の封止部材溝および第2の封止部材溝の中に配置されて、冷却チャネルを封止する。この点に関して、第1の封止部材が、一組の向かい合う第1の封止部材溝と第2の封止部材溝との中に配置され、第2の封止部材が、もう一組の向かい合う第1の封止部材溝と第2の封止部材溝との中に配置される。
一実施形態によれば、封止部材は、第1の冷却流体対向面が第2の冷却流体対向面に当接するように、第1の封止部材溝の深さおよび第2の封止溝の深さに対して寸法設定されている。
一実施形態によれば、第1の冷却プレートおよび第2の冷却プレートは、誘電性材料から製作される。
一実施形態によれば、誘電性材料は、熱伝導性ポリマー、セラミック、酸化アルミニウム、および酸化ベリリウムの1つを含む。
一実施形態によれば、冷却入口および冷却出口が、冷却プレート構造の両端部に配置される。
本開示の第3の態様によれば、複数の電解セルと、第1の態様による複数の冷却プレートアセンブリとを備える高圧用途用の電解槽スタックが提供され、冷却プレートアセンブリは、電解セルと交互に配置される。
一実施形態によれば、各冷却プレート構造は、電解セルの水素チャネルに接続される水素ガスチャネルと、電解セルの酸素チャネルに接続される酸素ガスチャネルとを有する。
一実施形態によれば、各冷却プレート構造は、電解セルの第1の水チャネルに接続される第1の水チャネルと、電解セルの第2の水チャネルに接続される第2の水チャネルとを有する。
一般に、特許請求の範囲に使用される全ての用語は、ここに明確に別途定義されない限り、当技術分野でのそれら用語の通常の意味に則って理解されたい。「単数の要素、装置、構成要素、手段、工程など」への言及は、それにこだわらずに、別途明確に言及されない限り、要素、装置、構成要素、手段、工程などの少なくとも1つの事例に言及しているものと理解されたい。ここに開示されるいかなる方法の工程も、明確に言及されない限り、開示された順序そのもので実施する必要はない。
次いで、本構想の実施例が、添付図面を参照して、例として説明される。
第1の冷却プレートと第2の冷却プレートとに分離されている冷却プレート構造の例の概略前面図である。 図1aの領域Rの拡大概略図である。 線A-Aに沿った冷却プレート構造の概略断面図である。 高圧電解槽システムの例の概略図である。 電極プレートの例の概略前面図である。 2重ガス流装置の第1の側からの概略透視図である。 第1の側とは反対の第2の側からの、図5の2重ガス流装置の概略透視図である。 図5の2重ガス流装置の電極プレートの例の概略前面図である。
図1aは、冷却プレート構造1の例を示す。冷却プレート構造1は、有利には、高圧用途に使用することができる。冷却プレート構造1は、第1の冷却プレート1aおよび第2の冷却プレート1bを備える。
第1の冷却プレート1aは、第1の冷却流体対向面3aを有する。第1の冷却流体対向面3aには、第1の主流体チャネル5aが設けられる。例示された第1の冷却プレート1aには、複数の上記第1の主流体チャネル5aが設けられている。
各第1の主流体チャネル5aは、第1の封止部材溝4a、6aが側方に配置されている。
第2の冷却プレート1bは、第2の冷却流体対向面3bを有する。第2の冷却流体対向面3bには、第2の主流体チャネル5bが設けられる。例示された第2の冷却プレート1bには、複数の上記第2の主流体チャネル5bが設けられている。
各第2の主流体チャネル5bは、第2の封止部材溝4b、6bが側方に配置されている。
第1の冷却プレート1aと第2の冷却プレート1bとは、互いに組み合わされるように構成され、第1の冷却流体対向面3aが第2の冷却流体対向面3bと向かい合い当接する。
各対応する第1の主冷却チャネル5aと第2の主冷却チャネル5bとは、鏡映関係にあり、したがって位置が合う。すなわち、これらチャネル5a、5bは同一のパターンを形成し、その結果、第1の冷却プレート1aが第2の冷却プレート1bと組み合わされると、向かい合う第1の主冷却チャネル5aと第2の主冷却チャネル5bとの間にそれぞれの流体チャネルが形成される。
第1の冷却プレート1aおよび第2の冷却プレート1bのそれぞれは、流体入口7および流体出口9を有する。流体入口7および流体出口9は、向かい合う第1の主冷却チャネル5aと第2の主冷却チャネル5bとによって形成される流体チャネルに対する、冷却プレート構造1の流体入口および流体出口を形成する。この点に関して、全ての第1の主流体チャネル5aは、第1の冷却プレート1aの流体入口7と流体出口9との間に延在する。したがって、全ての第1の主流体チャネル5aは、流体入口7aおよび流体出口9aと流体連通または流体接続されている。全ての第2の主流体チャネル5bは、第2の冷却プレート1bの流体入口7と流体出口9との間に延在する。したがって、全ての第2の主流体チャネル5bは、流体入口7および流体出口9と流体連通または流体接続されている。
第1の冷却プレート1aの流体入口7は、第1の冷却プレート1aを貫通して延在する貫通開口であり得る。第1の冷却プレート1aの流体出口9は、第1の冷却プレート1aを貫通して延在する貫通開口であり得る。流体入口7および流体出口9は、第1の主冷却チャネル5aを第1の冷却流体対向面3aに沿って長く延在させることを可能にするために、第1の冷却プレート1aの周辺領域において、第1の冷却プレート1aの両側、両端部または両角部領域に配置され得る。
第2の冷却プレート1bの流体入口7は、第2の冷却プレート1bを貫通して延在する貫通開口であり得る。第2の冷却プレート1bの流体出口9は、第2の冷却プレート1bを貫通して延在する貫通開口であり得る。流体入口7および流体出口9は、第2の主冷却チャネル5bを第2の冷却流体対向面3bに沿って長く延在させることを可能にするために、第2の冷却プレート1bの周辺領域において、第2の冷却プレート1bの両側、両端部または両角部領域に配置され得る。
第1の冷却プレート1aと第2の冷却プレート1bとの流体入口7は、位置が合わされ、それによって、冷却プレート構造1の流体入口を形成する。第1の冷却プレート1aと第2の冷却プレート1bとの流体出口9は、位置が合わされ、それによって、冷却プレート構造1の流体出口を形成する。
第1の冷却プレート1aには、第1のガスチャネル11aおよび第2のガスチャネル13aが設けられる。これらガスチャネルは、第1の主流体チャネル5aとは封止され、したがって、第1の主流体チャネル5aとは流体連通していない。第1のガスチャネル11aおよび第2のガスチャネル13aは、第1の冷却プレート1aを貫通して延在し、したがって、第1の主流体チャネル5aの延在方向の長手方向延在に対して垂直な長手方向に延在する。
第2の冷却プレート1bには、第3のガスチャネル11bおよび第4のガスチャネル13bが設けられる。これらガスチャネルは、第2の主チャネル5bとは封止され、したがって、第2の主流体チャネル5bとは流体連通していない。第3のガスチャネル11bおよび第4のガスチャネル13bは、第2の冷却プレート1bを貫通して延在し、したがって、第2の主流体チャネル5bの延在方向の長手方向延在に対して垂直な長手方向に延在する。
第1のガスチャネル11aは、第3のガスチャネル11bと位置が合わされている。第2のガスチャネル13aは、第4のガスチャネル13bと位置が合わされている。この点に関して、同じ第1のガス流が、第1のガスチャネル11を通って流れ、同じ第2のガス流が、第2のガスチャネル11bおよび第4のガスチャネル13bを通って流れる。
第1のガスチャネル11aと第3のガスチャネル11bとは、冷却プレート構造1の酸素ガスチャネルを形成し、第2のガスチャネル11bと第4のガスチャネル13bとは、冷却プレート構造1の水素ガスチャネルを形成する。
第1の冷却プレート1aには、第1の水チャネル15aおよび第2の水チャネル17aが設けられる。これら水チャネルは、第1の主チャネル5aとは封止され、したがって、第1の主流体チャネル5aとは流体連通していない。第1の水チャネル15aおよび第2の水チャネル17aは、第1の冷却プレート1aを第1の冷却プレート1aの厚さ方向に貫通して延在する。
第2の冷却プレート1bには、第1の水チャネル15bおよび第2の水チャネル17bが設けられる。これら水チャネルは、第2の主チャネル5bとは封止され、したがって、第2の主流体チャネル5bとは流体連通していない。第1の水チャネル15bおよび第2の水チャネル17bは、第2の冷却プレート1bを第2の冷却プレート1bの厚さ方向に貫通して延在する。
第1の冷却プレート1aの第1の水チャネル15aは、第2の冷却プレート1bの第1の水チャネル15bと位置が合わされ、それによって、冷却プレート構造1の第1の水チャネルを形成する。第1の冷却プレート1aの第2の水チャネル17aは、第2の冷却プレート1bの第2の水チャネル17bと位置が合わされ、それによって、冷却プレート構造1の第2の水チャネルを形成する。この点に関して、第1の水流が、第1の水チャネル15および15bを通って流れることができ、第2の水流が、第2の水チャネル17aおよび17bを通って流れることができる。
第1の水チャネル15a、15bは、中央チャネル部分と、中央チャネル部分と比較して細い、対向して配置された2つの側方フィン部16とを有する。第2の水チャネル17a、17bは、中央チャネル部分と、中央チャネル部分と比較して細い、対向して配置された2つの側方フィン部16とを有する。第1のガスチャネル11a、第2のガスチャネル13a、第3のガスチャネル11b、および第4のガスチャネル13bもまた、図1に示すように、この構成を有し得る。
第1の冷却プレート1aおよび第2の冷却プレート1bは、好ましくは、誘電性材料から製作される。その誘電性材料は、好ましくは、良好な熱伝導特性を有する。誘電性材料は、たとえば、熱伝導性ポリマー、セラミック、酸化アルミニウム、または酸化ベリリウムから成り、または構成される。誘電性材料の代替として、第1の冷却プレート1aおよび第2の冷却プレート1bは、たとえば、銅、アルミニウム、または良好な熱伝導特性を有する他の任意の金属など、金属から製作することもできる。冷却プレートアセンブリが、電位差を伴い、良好な通電能力を有する流体/液体を伴う用途に使用される場合、冷却プレート構造は、誘電性材料から製作されることが好ましい。
以下に詳細に述べるように、冷却プレート構造1は、第1の主流体チャネル5aおよび第2の主流体チャネル5bを封止するように構成された封止部材をさらに備え、その結果、これらチャネルを流れる流体は、どの隣接するチャネルにも漏洩しない。
ここで、図2aに移ると、図1の領域Rの詳細図が示される。この詳細図は、隣接する2つの第1の主流体チャネル5aを示す。図2aの左側の第1の主流体チャネル5aには、第1の封止部材溝4aおよび6aが側方に配置され、右側の第1の主流体チャネル5aには、第1の封止部材溝6aおよび8aが側方に配置される。それぞれの封止部材19a~23aが、第1の封止部材溝4a、6a、および8a内に配置される。
第2の冷却プレート1bは、第2の封止部材溝に関して、第1の冷却プレート1aと同じ構造を有し得る。
封止部材19a~23aは、弾性を持ち得る。封止部材19a~23aは、たとえば、ゴムまたはポリマーから製作することができる。
各第1の主流体チャネル5aには、複数の第1のフィン29が設けられる。第1の主流体チャネル5aの第1のフィン29は、その第1の主流体チャネル5aに沿って延在する。本例では、第1のフィン29は、それら第1のフィンがその中に設けられている第1の主チャネル5aの長手方向延在部と平行に延在する。第1のフィン29は、流体入口7から流体出口9まで、第1の主チャネル5aの全長に沿って延在し得る。
図2bを参照すると、第1の冷却プレート1aと第2の冷却プレート1bが互いに組み合わされたときの線A-Aに沿った、冷却プレート構造1の断面図である。
各第2の主流体チャネル5aには、複数の第2のフィン31が設けられる。第2の主流体チャネル5bの第2のフィン31は、その第2の主流体チャネル5bに沿って延在する。本例では、第2のフィン31は、それら第2のフィンがその中に設けられている第2の主チャネル5bの長手方向延在部と平行に延在する。第2のフィン31は、流体入口7から流体出口9まで、第2の主チャネル5bの全長に沿って延在し得る。
流体チャネル20が、第1の主流体チャネル5aによって、封止部材19aと21aとの間に形成され、もう1つの流体チャネル20が、封止部材21aと23aとの間に形成される。
冷却チャネル20の第1のフィン29と第2のフィン31とは、流体チャネル20に沿って延在するとき、互いに鏡映関係であり得る。このため、冷却チャネルの対応する第1のフィン29と第2のフィン31とは、それらフィンの延在全体に亘って位置が揃い得る。
第1のフィン29は、それらフィンがその中に設けられている第1の主流体チャネル5aの第1の底面22aに対して最大上面高さdを有し、その高さdは、第1の主流体チャネル5aの外側の第1の冷却流体対向面3aの、第1の底面22aに対する高さDより低い。この点に関して、第1のフィン29の上縁部での第1の冷却プレート1aの厚さtは、第1の冷却流体対向面3aでの第1の冷却プレート1aの厚さTより薄い。
第2のフィン31は、それらフィンがその中に設けられている第2の主流体チャネル5bの第2の底面22bに対して最大上面高さdを有し、その高さdは、第2の主流体チャネル5bの外側の第2の冷却流体対向面3bの、第2の底面22bに対する高さDより低い。この点に関して、第2のフィン31の上縁部での第2の冷却プレート1bの厚さは、第1の冷却流体対向面3aでの第2の冷却プレート1bの厚さより薄い。
第1のフィン29および第2のフィン31の、相対的に低い最大上面または縁部の高さによって、冷却チャネルにおいて、第1のフィン29と、第1のフィン29に向かい合う第2のフィン31との間に、空隙Gが形成される。
第1の封止部材溝4a、6a、8a、第2の封止部材溝4b、6b、および封止部材19a~23aは、第1の冷却プレート1aと第2の冷却プレート1bとが互いに組み合わされたときに、第1の冷却流体対向面3aと第2の冷却流体対向面3bとが互いに当接するように、寸法設定され得る。したがって、空隙Gの大きさは、冷却プレート構造1に加えられる圧力に左右されない。空隙Gの大きさは、厚さtおよびTのみによって決定される。
第1の冷却プレート1aと第2の冷却プレート1bとは、好ましくは誘電性材料から製作されたスクリューなどの締結具を用いて、互いに組み合わすことができる。第1の冷却プレート1aおよび第2の冷却プレート1bは、また、たとえば溶接してそれらプレートを結合するなど、加熱工程を施すこともできる。
図3は、高圧電解槽システム33の例を示す。高圧電解槽システム33は、電解槽スタック35を備える。電解槽スタック25は、複数の電極プレート37aおよび37bならびに複数の冷却プレート1を備える。電極プレートの各隣接対、カソードおよびアノードは、電解セルを形成する。したがって、各電極プレート37aおよび37bは、カソードまたはアノードのどちらかとして作動させられる。冷却プレートアセンブリ1は、電解セルと交互に配置される。このために、冷却プレート構造1は、電解セルの各対の間に配置される。
各電極プレート37aおよび37bは、内側フレームおよび外側フレームを備えるフレーム構造を有し、それによって、内側フレームの内部に空間が形成される。電極プレート37aと37bとが積層されると、水で充満されるように構成される電気分解チャンバが、隣接する空間同士によって形成される。
電解槽スタック35は、複数の薄膜をさらに備える。電解セルを形成する電極プレート27aおよび27bの各対は、薄膜によって分離され、その結果、各カソードが水素チャンバを形成し、各アノードが酸素チャンバを形成する。酸素チャンバと水素チャンバとが一体になって電気分解チャンバを形成する。薄膜は、水素ガスおよび酸素ガスが、電気分解チャンバ内で電極プレート37aと37bとの間で移動するのを防止するように構成される。
電解槽スタック35は、電解槽スタック35の第1の端部を形成する第1の端部プレート39aと、電解槽スタック35の第2の端部を形成する第2の端部プレート39bとを備える。電解セルおよび冷却プレートアセンブリ1が、第1の端部プレート39aと第2の端部プレート39bとの間に配置される。
第1の端部プレート39aには、水が電気分解チャンバに流入するのを可能にするように構成された2つの水入口41aが設けられる。高圧電解槽システム33は、それぞれの水入口41a、41bにチェックバルブ機能を持たせるように構成された各水入口41a、41bに1つずつの2つの水入口バルブ43と、ポンプPと、ポンプ制御部45とをさらに備える。
ポンプPは、水入口41a、41bを通して電解槽スタック35に水を送り込むように構成される。ポンプ制御部45は、ポンプPを制御するように構成される。たとえば、ポンプ制御部45は、1時間ごとに1回など、ほんの時々ポンプPを作動させるように構成することができる。したがって、ポンプ制御部45は時間機能を使用することができる。このように、ポンプPは、電解槽スタック35内を水位一杯につぎ足すことができ、したがって、電解槽スタック35は、たとえば1時間に1回、水で完全に満たすことができる。あるいは、ポンプ制御部45を用いてポンプPを作動させるのに、別のタイムフレームを使用することもできる。ほんの時々ポンプPを作動させることによって、高圧電解槽システム33を作動させる際のエネルギーを節約することができる。別の代替形態として、高圧電解槽システムが、電解槽スタック内の水位を検出する1つまたは複数のセンサを備え得、ポンプ制御部45が、1つまたは複数のセンサによって検出された水位に基づいてポンプを制御するように構成することができる。さらに別の代替形態として、ポンプPが常時作動してもよい。
電解槽スタック35は、酸素ガス出口46aおよび水素ガス出口46bをさらに備える。高圧電解槽システム33は、また、酸素ガス出口46aおよび水素ガス出口46bに接続された、酸素ガス流と水素ガス流との圧力を等しくする圧力補整システムを備え得る。
高圧電解槽システム33は、チェックバルブであり得るガス出口バルブ47a、47bをさらに備え得る。ガス出口バルブ47a、47bは、電解槽スタック35から酸素ガス出口46aおよび水素ガス出口46bを通って流れ出る水素ガスおよび酸素ガスのガス流量をある一定値に制限することを可能にするように構成することができる。
酸素ガス出口46aは、圧縮酸素ガスを貯蔵する酸素ガス圧力容器49に接続することができ、水素ガス出口46bは、圧縮水素ガスを貯蔵する水素ガス圧力容器51に接続することができる。
図4は、電極プレート37aまたは37bの例を示す。例示された電極プレートは、内側フレーム53および外側フレーム55を有する。内側フレーム53は、好ましくは、良好な導電特性を有する金属、たとえば銅やアルミニウムから製作される。したがって、内側フレーム53は、内側金属フレームであり得る。外側フレーム55は、熱伝導性ポリマーから製作され得る。したがって、外側フレーム55は、外側熱伝導性ポリマーフレームであり得る。外側フレーム55は、内側フレーム53を保持する。外側フレーム55は、たとえば、射出成型を用いて製作することができる。このために、製造に際し、内側フレームは、射出成型金型の内部に配置され得、熱伝導性ポリマーが型枠に注入されて、外側フレーム55を形成する。
電極プレート37a、37bは、内側フレーム53の対向側面間、したがってまた外側フレーム55の対向側面間に延在する電極要素56をさらに備える。内側フレーム53は、電極要素56が延在する領域に空間57を画成する。この空間57は、電極プレートがアノードとして働く場合には酸素チャンバ、電極プレートがカソードとして働く場合には水素チャンバである。電極プレート37a、37bは、内側フレーム53を介して電極要素56に接続される端子59を有し、その端子59は、電源に接続されるように構成される。
外側フレーム55には、酸素チャネル61および水素チャネル63が設けられる。これら2つのチャネル61および63の1つのみが、空間57と流体連通するように構成される。電極プレートがアノードとして働く場合には、酸素チャネル61のみが空間57と流体連通し、電極プレートがカソードとして働く場合には、水素チャネル63のみが空間57と流体連通する。電極プレート37aと37bとは、それらプレートの間で空間57を遮蔽する薄膜と共に配置されるので、電極プレート1つ置きに、すなわちアノード毎に、酸素チャネル61内の酸素ガス流に寄与し、電極プレート1つ置きに、すなわちカソード毎に、水素チャネル63内の水素ガス流に寄与する。
薄膜に加えて、電解槽スタック35は、複数の電気絶縁封止部材を備え得、それぞれの電気絶縁封止部材が、隣接する2つの電極プレート37aと37bとの間に挟まれて、電極プレート37aと37bとの間の電気絶縁および封止を行う。
冷却プレートアセンブリ1の酸素ガスチャネル11a、11bは、電極プレート37a、37bの酸素チャネル61に接続される。したがって、酸素ガスチャネル11a、11bは、酸素チャネル61と位置が合わされる。冷却プレートアセンブリ1の水素ガスチャネル13a、13bは、電極プレート37a、37bの水素チャネル63に接続される。したがって、水素ガスチャネル13a、13bは、水素チャネル63と位置が合わされる。
各電極プレート37a、37bには、冷却流体入口65および冷却流体出口67が設けられ得る。冷却流体入口65は、冷却プレートアセンブリ1の流体入口7と位置が合うように構成された貫通開口である。冷却流体出口57は、冷却プレートアセンブリ1の流体出口9と位置が合うように構成された貫通開口である。
第1の端部プレート39aには、電極プレート37a、37bの冷却流体入口65および冷却プレートアセンブリ1の流体入口7に接続される冷却流体入口が設けられ得る。第2の端部プレート39bには、電極プレート37a、37bの冷却流体出口67および冷却プレートアセンブリ1の流体出口9に接続される第1の冷却流体出口が設けられ得る。第2の端部プレート39には、また、冷却プレートアセンブリ1の冷却チャネルを通って流れなかった冷却流体を電解槽スタック35から排出するために、電極プレート37a、37bの冷却流体入口65および冷却プレートアセンブリ1の流体入口7に接続された第2の冷却流体出口が設けられ得る。
各電極プレート37a、37bは、2つの水チャネル69および71をさらに備え得る。2つの水チャネルの第1の水チャネル69は、水入口41a、41bの1つに接続することができ、2つの水チャネルの第2の水チャネル71は、水入口41a、41bの他の1つに接続することができる。アノードとして作用する電極プレート37aに関しては、第1の水チャネル69が、第1の水チャネル69から空間57へ延在するチャネルを用いて、空間57と流体連通するが、第2の水チャネル71はそれをしない。カソードとして作用する電極プレート47bに関しては、第2の水チャネル71が、第2の水チャネル71から空間57へ延在するチャネルを用いて、空間57と流体連通するが、第1の水チャネル69はそれをしない。これは、アノードが、それら独自の水供給源を有し、カソードが、それら独自の水供給源を有することを意味する。これは、酸素チャンバと水素チャンバとの間の相互汚染の危険性を低減する。
第1の冷却プレート1aおよび第2の冷却プレート1bの第1の水チャネル15a、15bによって形成される、冷却プレートアセンブリ1の第1の水チャネルは、それぞれ、電極プレート37a、37bの第1の水チャネル69へ接続される。冷却プレートアセンブリ1の第1の水チャネルは、電極プレート37a、37bの第1の水チャネル69と位置が合わされる。
第1の冷却プレート1aおよび第2の冷却プレート1bの第2の水チャネル17a、17bによって形成される、冷却プレートアセンブリ1の第2の水チャネルは、それぞれ、電極プレート37a、37bの第2の水チャネル71へ接続される。冷却プレートアセンブリ1の第2の水チャネルは、電極プレート37a、37bの第2の水チャネル71と位置が合わされる。
それによって、全ての電極プレート37a、37bを通して、電解槽スタック35全体に水を流すことができる。
第1の水チャネル69は、中央チャネル部分と、中央チャネル部分と比較して細い、対向して配置された2つの側方フィン部69aとを有する。第2の水チャネル71は、中央チャネル部分と、中央チャネル部分と比較して細い、対向して配置された2つの側方フィン部71aとを有する。これは、同じまたは実質的に同じ水圧が、第1の水チャネル69および第2の水チャネル71が電解槽スタック35の中を延在するとき、それら水チャネルの全長に亘って得られる効果をもたらす。一変形形態によれば、酸素チャネル61および水素チャネル63もやはりこの構成を有し得る。
図5は、2重ガス流装置73の例の透視図を示す。以下に、2重ガス流装置73が、高圧用途用の電解槽スタックによって例示される。
2重ガス流装置73は、第1の冷却プレート構造または装置75aおよび、図6に示される、第2の冷却プレート構造または装置75bを備える。2重ガス流装置73は、複数の電極プレート77a、77bをさらに備える。第1の冷却プレート構造75a、電極プレート77a、77b、および第2の電極プレート装置75bは、積層構成に配置される。第1の冷却プレート構造75aは、スタックの第1の端部を形成し、第2の冷却プレート構造75bは、スタックの第2の端部を形成する。電極プレート77aおよび77bは、第1の冷却プレート構造75aと第2の冷却プレート構造75bとの間に配置される。
第1の冷却プレート構造75aおよび第2の冷却プレート構造75bのそれぞれは、第1の冷却プレート構造75aおよび第2の冷却プレート構造75bの周縁部分それぞれに沿って分布する複数の貫通開口80を備え得る。貫通開口80は、第1の冷却プレート構造75a、第2の冷却プレート構造75b、および複数の電極プレート77aおよび77bを積層構成に保持するために、コンプレッションロッドなどの締結部材を受け入れるように構成される。
第1の冷却プレート構造75aは、冷却流体入口79aおよび冷却流体出口79bを有する。冷却流体入口79aおよび冷却流体出口79bのそれぞれは、第1の冷却プレート構造75aを貫通して延在する貫通開口であり得る。冷却流体入口79aおよび冷却流体出口79bは、第1の冷却プレート構造75aの周縁部分に設けられ得る。
一例によれば、冷却流体入口79aおよび冷却流体出口79bには、それぞれ、半径方向内方へ延出する複数のフィンを設けることができる。
第1の冷却プレート構造75aは、複数の接続チャネル81a~81fをさらに備える。接続チャネル81a~81fは、第1の冷却プレート構造75aの周縁部分に沿って分布する。
一例によれば、接続チャネル81a~81fには、内部ヒートフィンが設けられ得る。
ここでは、第1の冷却プレート構造75aの周縁部分によって、第1の冷却プレート構造75aを廻って、第1の冷却プレート構造75aの周縁方向に延在する、冷却プレート構造75aの縁部領域が全般的に意味される。したがって、周縁部分または縁部領域は、外側境界または外周、すなわち第1の冷却プレート構造75aの前面と裏面との間に延在する側面または面に沿っていない。縁部領域は、第1の冷却プレート構造75aの前面または裏面にある。これは、同様に、第2の冷却プレート構造75bならびに電極プレート77aおよび77bにも適用される。
接続チャネルは、たとえば、第1の冷却プレート構造75aによって画成される面内で真直ぐに延在してもよく、湾曲してもよい。たとえば、一部の接続チャネルは真直ぐに延在し得、一部の接続チャネルは湾曲して延在し得る。たとえば、一部の接続チャネルは、第1の冷却プレート構造75aの周縁部分にやはり配置される隣接する貫通開口80を避けるために、湾曲させられ得る。
第1の冷却プレート構造75aは、単一の冷却プレートまたは互いに向かい合う2つの冷却プレートから成り得る。
第1の冷却プレート構造75aは、第1の冷却プレート構造75aを貫通して延在する第1のガスチャネル84aおよび第2のガスチャネル84bを有する。第1のガスチャネル84aは、酸素ガスチャネルであり得、第2のガスチャネル84bは、水素ガスチャネルであり得る。
第1の冷却プレート構造75aは、第1の冷却プレート構造75aを貫通して延在する第1の水チャネル86aおよび第2の水チャネル86bを有する。第1の水チャネル86aおよび第2の水チャネル86bは、2重ガス流装置73が正規の使用状態にあるとき、第1のガスチャネル84aおよび第2のガスチャネル84bの垂直方向下方に配置される。
図6は、第2の冷却プレート構造75bを表す2重ガス流装置73の透視図を示す。
第2の冷却プレート構造75bは、複数の接続チャネル88a~88gを備える。接続チャネル88a~88gは、第2の冷却プレート構造75bの周縁部分に沿って分布する。接続チャネル88a~88gは、たとえば、第2の冷却プレート構造75bによって画成される面内で真直ぐに延在してもよく、湾曲してもよい。たとえば、一部の接続チャネルは真直ぐに延在し得、一部の接続チャネルは湾曲して延在し得る。たとえば、一部の接続チャネルは、第2の冷却プレート構造75bの周縁部分にやはり配置される隣接する貫通開口80を避けるために、湾曲させられ得る。
接続チャネル88a~88gには、一例によれば、内部ヒートフィンが設けられ得る。
第2の冷却プレート構造75bは、単一の冷却プレートまたは互いに向かい合う2つの冷却プレートから成り得る。
第2の冷却プレート構造75bは、第2の冷却プレート構造75bを貫通して延在する第3のガスチャネル90aおよび第4のガスチャネル90bを有する。第3のガスチャネル90aは、酸素ガスチャネルであり得、第4のガスチャネル90bは、水素ガスチャネルであり得る。
第3のガスチャネル90aは、第1のガスチャネル84aと位置を合わせて配置され、第4のガスチャネル90bは、第1の冷却プレート構造75aの第2のガスチャネル84bと位置を合わせて配置される。
第2の冷却プレート構造75bは、第2の冷却プレート構造75bを貫通して延在する第3の水チャネル92aおよび第4の水チャネル92bを有する。第3の水チャネル92aおよび第4の水チャネル92bは、2重ガス流装置73が正規の使用状態にあるとき、第3のガスチャネル90aおよび第4のガスチャネル90bの垂直方向下方に配置される。
第3の水チャネル92aは、第1の水チャネル86aと位置を合わせて配置され、第4の水チャネル92bは、第2の水チャネル86bと位置を合わせて配置される。
第1の冷却プレート構造75aおよび第2の冷却プレート構造75bの外周または外側境界面には、ヒートフィンを設けることができる。
第1の冷却プレート構造75aおよび第2の冷却プレート構造75bのそれぞれは、たとえば、熱伝導性ポリマー、セラミック、サファイア、酸化アルミニウム、または酸化ベリリウムなどの誘電性材料、あるいは良好な熱伝導特性を有する他の任意の不活性誘電性材料から製作され得る。
図7は、電極プレート77aの例の前面図を示す。例示された電極プレート77aは、フレーム94有する。フレーム94は、たとえば、銅やアルミニウムなどの内側金属構造を備え得る。内側金属構造は、熱伝導性ポリマーによってコーティングすることができる。
フレーム94には、電極プレート77aの周縁部分に沿って分布する複数の貫通開口96が設けられる。貫通開口96は、第1の冷却プレート構造75aおよび第2の冷却プレート構造75bの対応する貫通開口80と位置が合うように構成される。電極プレート77aの貫通開口96は、第1の冷却プレート構造75aおよび第2の冷却プレート構造75bをやはり貫通して延在するそれぞれの締結部材を受け入れるように構成される。
フレーム94は、フレーム94の内面の対向側面間に延在する複数の電極要素98を備える内側空間98を画成する。各電極要素98は、コイルおよび真直ぐな電線から成り得る。
電極プレート77aは、酸素チャネル100および水素チャネル102を備える。酸素チャネル100は、第1の冷却プレート構造75aの第1のガスチャネル84aおよび第2の冷却プレート構造75bの第3のガスチャネル90aと位置を合わされ、接続される。水素チャネル102は、第1の冷却プレート構造75aの第2のガスチャネル84bおよび第2の冷却プレート構造75bの第4のガスチャネル90bと位置を合わされ、接続される。例示された電極プレート77aでは、水素チャネル102が、内側空間98に接続される。したがって、水素チャネル102が、内側空間98と流体連通する。酸素チャネル102は、内側空間98に接続されない。
電極プレート77aは、2つの水チャネル104および106をさらに備える。水チャネル104は、第1の冷却プレート構造75aの第1の水チャネル86aおよび第2の冷却プレート構造75bの第3の水チャネル92aと位置を合わされ、接続される。水チャネル106は、第1の冷却プレート構造75aの第2の水チャネル86bおよび第2の冷却プレート構造75bの第4の水チャネル92bと位置を合わされ、接続される。例示された電極プレート77aでは、水チャネル104が、内側空間98に接続される。したがって、水チャネル104が、内側空間98と流体連通する。水チャネル106は、内側空間98に接続されない。
例示された電極プレート77aはカソードである。電極プレート77bはアノードである。電極プレート77bは、電極プレート77bの酸素チャネルが水素チャネルに代わって内側空間に接続され、他方の水チャネルが内側空間に接続される以外は、電極プレート77aと同様である。2重ガス流装置73は、スタック内に交互に配置された複数の電極プレート77aと複数の電極プレート77bとを備える。隣接する電極プレート77aと77bとの対は、電解セルを形成する。
電極プレート77aには、電極プレート77aを貫通して延在する複数の冷却チャネル108a~108nが設けられる。冷却チャネル108a~108nは、電極プレート77aの周縁部分に沿って分布する。隣接する冷却チャネル108a~108nの各対は、第1の冷却プレート構造75aのそれぞれの接続チャネル81a~81fと位置を合わされ、接続される。たとえば、冷却チャネル108aおよび108bは、図7に示された電極プレート77aの面が第1の冷却プレート構造75aの方へ向けられていると見なせば、第1の冷却プレート構造75aの接続チャネル81aに接続される。隣接する冷却チャネル108a~108nの各対は、第2の冷却プレート構造75bのそれぞれの接続チャネル88a~88gと位置を合わされ、接続される。たとえば、冷却チャネル108aおよび108nは、図7に示された電極プレート77aの面の方向について上記と同じと見なして、第2の冷却プレート構造75bの接続チャネル88gに接続される。したがって、第1の冷却プレート構造75aのある接続チャネルに接続される対を形成する冷却チャネル108a~108nは、第2の冷却プレート構造75bの接続チャネルに接続される対を必ずしも形成しない。各接続チャネル81a~81fおよび88a~88gは、隣接する2つの冷却チャネル108a~108nを全体的に接続する。
使用時に、以下の冷却流体循環を、例示された2重ガス流装置73によって得ることができる。冷却流体、通常、水などの液体が、第1の冷却プレート構造75aの冷却流体入口チャネル79aを通ってスタックに入り、第1の冷却プレート構造75aと第2の冷却プレート構造75bとの間に配置された全ての電極プレート77aおよび77bの冷却チャネル108nを通って流れた後、第2の冷却プレート構造75bに達する。冷却流体は、第2の冷却プレート構造75bの接続チャネル88gに流れ込み、その接続チャネル88gが、電極プレート77aおよび77bの冷却チャネル108aに冷却流体を導き入れ、その冷却チャネル108aを通って、冷却流体は第1の冷却プレート構造75aへ流れ戻り、接続チャネル81aに流入し、その接続チャネル81aが、冷却流体を冷却チャネル108bに導き入れる。冷却流体は、電極プレート77aおよび77bを通って第2の冷却プレート構造75bへ流れ、接続チャネル88fに流れ込み、その接続チャネル88fが、冷却流体を冷却チャネル108cに導き入れ、その冷却チャネル108cを通って、冷却流体は、第1の冷却プレート構造75aへ流れ、以後同様に続く。このようにして、冷却流体は、全ての冷却チャネル108a~108n、および全ての接続チャネル81a~81fおよび88a~88gを通って、スタック全体の中を循環する。したがって、冷却流体は、スタックの周縁に沿って、本例では反時計方向に流れた後、冷却流体出口チャネル79bに達し、そこで冷却流体はスタックから出る。このようにして、スタックの効率的な冷却を行うことができる。
第1の冷却プレート構造75aの接続チャネルと隣接する電極プレート77aまたは77bとの間に封止部材を配置して、第1の冷却プレート構造75aと隣接する電極プレート77a、77bとの間で流体封止を行うことができる。第2の冷却プレート構造75bの接続チャネルと隣接する電極プレート77aまたは77bとの間に封止部材を配置して、第2の冷却プレート構造75bと隣接する電極プレート77a、77bとの間で流体封止を行うことができる。
本構想が、主として、いくつかの実施形態を参照して上記に説明されてきた。しかしながら、当業者には容易に理解されるように、上記に開示された実施形態以外の実施形態が、添付特許請求の範囲によって定義される構想の範囲内で、同様に可能である。

Claims (8)

  1. 第1の冷却プレート構造(75a)と、
    第2の冷却プレート構造(75b)と、
    複数の電極プレート(77a、77b)と
    を備え、
    第1の冷却プレート構造(75a)、第2の冷却プレート構造(75b)、および複数の電極プレート(77a、77b)がスタックされた構成に配置され、第1の冷却プレート構造(75a)が、スタックの第1の端部を形成し、第2の冷却プレート構造(75b)が、スタックの第2の端部を形成し、複数の電極プレート(77a、77b)が、第1の冷却プレート構造(75a)と第2の冷却プレート構造(75b)との間に配置され、
    各電極プレート(77a、77b)が、電極プレート(77a、77b)を貫通して延在し、電極プレート(77a、77b)の周縁部分に沿って分布する複数の冷却チャネル(108a~108n)を備え、各冷却チャネル(108a~108n)が、スタック内の他の電極プレート(77a、77n)の対応する冷却チャネル(108a~108n)と位置を合わされ、
    第1の冷却プレート構造(75a)および第2の冷却プレート構造(75b)のそれぞれに、複数の接続チャネル(81a~81f、88a~88g)が設けられ、各接続チャネル(81a~81f、88a~88g)が、電極プレート(77a、77b)の冷却チャネル(108a~108n)の隣接する対を接続するように構成され、それによって、第1の冷却プレート構造(75a)が、スタックの第1の端部に冷却流体の折返し経路を形成し、第2の冷却プレート構造(75b)が、スタックの第2の端部に冷却流体の折返し経路を形成して、冷却流体が冷却チャネル(108a~108n)の全てを通って流れることを可能にする、
    2重ガス流装置(73)。
  2. 第1の冷却プレート構造(75a)および第2の冷却プレート構造(75b)が、誘電性材料から製作されている、請求項1に記載の2重ガス流装置(73)。
  3. 誘電性材料が、熱伝導性ポリマー、セラミック、酸化アルミニウム、および酸化ベリリウムの1つを含む、請求項2に記載の2重ガス流装置(73)。
  4. 電極プレート(77b)が1つ置きにアノード電極プレートであり、残りの電極プレート(77a)がカソード電極プレートである、請求項1から3のいずれか一項に記載の2重ガス流装置(73)。
  5. 2重ガス流装置(73)が、高圧用途用の電解槽スタックである、請求項1から4のいずれか一項に記載の2重ガス流装置(73)。
  6. 隣接する電極プレート(77a、77b)の各対が、電解セルを形成する、請求項5に記載の2重ガス流装置(73)。
  7. 第1の冷却プレート構造が、電極プレート(77a、77b)の冷却チャネル(108a~108n)の第1の冷却チャネル(108n)に接続されている冷却流体入口チャネル(79a)と、電極プレート(77a、77b)の冷却チャネル(108a~108n)の第2の冷却チャネル(108m)に接続されている冷却流体出口チャネル(79b)とを有する、請求項1から6のいずれか一項に記載の2重ガス流装置(73)。
  8. 電極プレート(77a、77b)が、ヒートフィンが設けられた外周面を有する、請求項1から7のいずれか一項に記載の2重ガス流装置(73)。
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