JP2022515026A - 高磁場を二次元で検知する、磁気抵抗に基づいた検知回路 - Google Patents

高磁場を二次元で検知する、磁気抵抗に基づいた検知回路 Download PDF

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Abstract

【課題】外部磁場の検知においてn次の高調波を除去し、角度誤差を減らす。【解決手段】本開示は、直列に接続された主トンネル磁気抵抗センサ素子TMR1及びTMR2を備えた主ハーフブリッジ101と、主ハーフブリッジ101に対して並列に接続されるとともに、直列に接続された副トンネル磁気抵抗センサ素子TMR3及びTMR4を備えた第1副ハーフブリッジ102とを有し、出力電圧VoutがTMR1とTMR3の間の接続部及びTMR2とTMR4の間の接続部から取り出される回路部分100を備えた磁気検知回路に関し、磁気抵抗センサ素子TMR1及びTMR3の基準磁化230がそれぞれ磁気抵抗センサ素子TMR2及びTMR4の基準磁化230に対してほぼ逆並列に配向されていて、第1副ハーフブリッジ102の検知軸線250が主ハーフブリッジ101の検知軸線250と約180°/nの角度θ異なる。nは除去すべき高調波の次数である。この磁気検知回路は、角度誤差を低減し、大きな外部磁場を検知可能にする。

Description

本開示は、外部磁場を二次元で検知する、磁気抵抗センサ素子を使用する磁気検知回路に関する。本開示は、角度誤差を低減した形で強さの大きな外部磁場の検知に関する。
磁気トンネル接合(MTJ)に基づく磁気角度センサは、市場に存在する競合技術と比べて、高い感度、広い範囲の出力抵抗、CMOSプロセスへのより良い統合及びそれ以外の多くの魅力的な特徴を提供する。
そのような磁気角度センサは、典型的には、誘電性トンネル障壁によって分離された二つの磁気的に異なる強磁性層を備えた特別なMTJ複数層フィルムを必要とする。それらの強磁性層の中の一方(検知層)は、軟磁性であり、外部磁場磁場によって容易に整列させられ、他方(基準層)は、硬磁性であり、その磁化方向をピニングされている。
トンネル磁気抵抗(TMR)効果は、検知層の磁化と基準層の磁化の間の相対的な角度の検知、それによって、外部磁場の方向の計測に用いられている。検知層と基準層の磁化の間の相対的な角度の変化は、MTJ積層体を介した導電率の変化を計測することによって決定可能である。MTJ複数層体の導電率は、検知層と基準層の正味の磁化方向の間の相対的な角度の余弦関数に従う。
図1は、ハーフブリッジ構成に配置された二つの磁気センサ素子20を示す。そのハーフブリッジ回路10は、入力電圧Vinの分数である出力電圧Voutを発生する。二つの磁気センサ素子20の中の一方は、他方の磁気センサ素子20の基準磁化230に対して逆方向にピニングされた基準磁化230を有する。両方のセンサ素子20における検知磁化210は磁場方向60に追従する。ハーフブリッジの検知軸線250は、磁気センサ20の中の一方のピニング方向と、即ち、基準磁化230の方向と一致している。図1の例では、ハーフブリッジの検知軸線250は、上部の磁気センサ20のピニング方向と一致している。検知軸線250に対して同一線上に加わる磁場が、正の磁場の強さに関する最大のVin/Vout値と、負の磁場の強さに関する最小のVin/Vout値とを提供する。それ以外の磁場方向に関するVin/Vout値は、検知軸線250への磁場の投影に比例する。ハーフブリッジ10は、2D磁場センサの基本的な機能素子である。フル2D磁場センサは、二つのハーフブリッジ回路10から得てよく、それらの検知軸線は互いにほぼ直交する。入力電圧の大きさが同じである(Vin1=Vin2)として、出力電圧の瞬間的な比率(Vout1/Vout2)の逆正接が磁場の角度を与える。同様に、それらの二つのハーフブリッジ回路10の各々は、(四つのセンサ素子20を備えた)フルブリッジで置換可能であり、その結果、ハーフブリッジ又はフルブリッジの(センサ素子20の中の一方の基準磁化230の方向に相当する)検知軸線がそれに対応するセンサ素子20に関するピニング方向231に対して平行であろう。
図2は、磁気センサ素子20のMTJ複数層体の断面図の例を示す。その最も簡単な構造では、複数層体が、強磁性基準層23と強磁性検知層21の間に挟まれたトンネル障壁スペーサ層22を備える。強磁性基準層23は、ピニング方向231にピニングされた基準磁化230を有する。強磁性検知層21は、基準磁化230に相対的に向きを自由に変えられる検知磁化210を有する。外部磁場60がセンサ素子20に対して存在する場合、基準磁化230は、ほぼピニング方向231に固定されたままである一方、検知磁化210は、外部磁場60の方向に偏向される。基準磁化230のピニングは、基準磁化230(ピニング磁場)と交換結合する(反強磁性層などの)ピニング層24によって実現可能である。
従って、外部磁場60の方向は、ハーフブリッジ回路10に直流電圧Vinを印加し(図1を参照)、分圧器の比率(Vin/Vout)を計測することによって、計測可能である。理想的な条件の下では、分圧器の比率Vin/Voutは、外部磁場の角度の余弦関数に従う。
二次元(2D)で磁場を検知する用途では、基準磁化230は、通常、面内(基準層23の面内)にある。2D磁場センサは、基準磁化230を互いに90°回転させた二つのハーフブリッジ10を配備することによって得られる。そのため、2D磁場センサは、基準磁化230の方向が直交する二つのハーフブリッジ10を組み合わせたものである。磁場センサの感度を向上させるとともに、差分出力を提供するために、ハーフブリッジ10の各々をフルブリッジに置換し得る(図3を参照)。通常は、一つのフルブリッジが二つのハーフブリッジ10を備え、一方のハーフブリッジの検知軸線250が他方のハーフブリッジの検知軸線250に対して180°の方向に配向されている。外部磁場60の角度は、直交するハーフブリッジ(又はフルブリッジ)からの分圧器の比率Vin/Voutの逆正接関数を求めることによって計測可能である。
理想的な条件の下では、2D磁場センサにおける各々の(理想的な)センサ素子20の基準磁化230は、その方向が、少なくとも外部磁場60の有効計測範囲内において外部磁場60によって影響されないように、無限の硬磁性を持つべきである。「理想的な」センサ素子20の検知磁化210も、その方向が完全に外部磁場60の方向に磁化されるように、完全に軟磁性であるべきである。
しかし、実際には、「理想的でない」センサ素子20では、検知層21は有限の磁気異方性を有する。その検知磁化210は、基準層23からの有限の漂遊磁場にさらされる可能性がある。それは、検知磁化210が外部磁場60と整列した場合に角度誤差を引き起こし、そのため、磁場検知時に角度誤差を引き起こす。それらの角度誤差は、外部磁場の強さが低下した時に角度誤差が増大するので、外部磁場の強さが小さい時の動作マージンを制限する。
更に、「理想的でない」センサ素子20では、基準磁化230が有限の硬磁性を有し、そのため、外部磁場60によって(ほんの僅かでも)偏向される可能性がある。そのことも、検知磁化210の整列時に角度誤差を生じさせる。それらの角度誤差は、外部磁場60の強さに応じて増大し、そのため、磁気センサ素子20及び磁気センサ素子20に基づく2D磁場センサの高磁場での動作マージンを制限する。外部磁場60の大きな(少なくとも50Oeを上回る)強さに関して、基準磁化230の有限の硬磁性が、ハーフブリッジ10又はフルブリッジからの出力信号Voutの特徴的な「三角」歪を引き起こす(図4を参照)。その歪は、外部磁場60の向きに対して相対的な検知磁化210の向きの角度誤差に起因する。
図4は、検知軸の方向250に対する外部磁場60の向き(Hext角度)の関数としてハーフブリッジ(フルブリッジ)式検知回路10の出力電圧Vout/Vinを図示した波形図である。特に、図4は、「綺麗な」正弦曲線(実線11)に対応する「理想的な」センサ素子20を備えたハーフブリッジ(又はフルブリッジ)式検知回路10の出力電圧Voutを出力電圧Voutの特徴的な「三角」歪を有する(破線12)「理想的でない」センサ素子20を備えたハーフブリッジ(又はフルブリッジ)式検知回路10の出力電圧Voutと比較している。
図5は、「理想的でない」センサ素子20によって引き起こされる角度のずれを示す。見てとれるとおり、歪に、より大きな高調波が生じている。
図6は、ハーフブリッジ10を備えた図1の磁気角度検知用ブリッジ回路の変化形態を図示していて、ハーフブリッジ10のセンサ素子TMR1及びTMR2は、それぞれ別のセンサ素子TMR3及びTMR4と直列に接続されている。特に、センサ素子TMR1がセンサ素子TMR3と直列に接続され、センサ素子TMR2がセンサ素子TMR4と直列に接続されている。その結果得られる電圧Voutは、電圧Vinを四つの全てのセンサ素子TMR1、TMR2、TMR3及びTMR4に印加した時に直列に接続されたセンサ素子TMR4とTMR2を介した降下電圧である。
出力信号Voutにおける高次の高調波を除去するために、センサ素子TMR3及びTMR4の基準磁化230をそれぞれセンサ素子TMR1及びTMR2の向きに対して相対的に60°動いて(シフトして)よい。言い換えると、センサ素子TMR3及びTMR4の検知軸線250は、3次の高調波を除去するために、センサ素子TMR1及びTMR2の検知軸線250に対して相対的に60°動かされている。nが除去すべき高調波の次数であるとして、180°/nの規則に従って、5次の高調波を除去するために、センサ素子TMR3及びTMR4の検知軸線250をセンサ素子TMR1及びTMR2の検知軸線250に対して相対的に36°動かされるなどであることに留意されたい。
しかし、直列に接続されたハーフブリッジ形態で配置されたTMRに基づくセンサ素子20を備えた磁場センサは、大きなTMR値に対して大きな角度誤差を有する。それは、TMR効果のコンダクタンスに応じた角度依存性に起因する。言い換えると、TMR効果では、導電率が(例えば、GMR効果の場合のように)抵抗率ではなく、外部磁場の角度の余弦に従うので、(図6に例示されている通り)センサ素子20の位相が180°/n動かされているTMRに基づくセンサ素子20を備えたハーフブリッジの直列配置形態は最適ではない。
本発明では、面内において外部磁場の向きを検知する磁気検知回路は、
直列に接続された主トンネル磁気抵抗センサ素子TMR1及びTMR2を備えた主ハーフブリッジと、
主ハーフブリッジに対して並列に接続された第1副ハーフブリッジであって、直列に接続された副トンネル磁気抵抗センサ素子TMR3及びTMR4を備え、出力電圧がTMR1とTMR3の間の接続部及びTMR2とTMR4の間の接続部から取り出される第1副ハーフブリッジと、
を有する回路部分を備え、
各センサ素子TMR1、TMR2、TMR3及びTMR4が、ピニング方向にピニングされた基準磁化を有する強磁性基準層と、自由な方向に配向可能な検知磁化を有する強磁性検知層との間に挟まれたトンネル障壁スペーサ層を備え、
磁気抵抗センサ素子TMR1及びTMR3の基準磁化が、それぞれ磁気抵抗センサ素子TMR2及びTMR4の基準磁化に対してほぼ逆並列の方向に配向されていて、
この第1副ハーフブリッジは、nが除去すべき高調波の次数であるとして、主ハーフブリッジの検知軸と約180°/nの角度異なる検知軸線を有する。
従来技術と比べて、ここで開示した磁気検知回路は、出力信号におけるn次の高調波を著しくより良好に除去することを提供するとともに、角度誤差を低減した形で強さの大きな外部磁場を検知可能にする。
本発明は、例として挙げられ、図面に図示された実施形態の記述の助けを借りて、より良く理解される。
ハーフブリッジ構成に配置され、ハーフブリッジの検知軸が上部のセンサ素子のピニング方向と一致する二つの磁気センサ素子の模式図である。 センサ素子に関するTMR複数層体の例の断面図である。 検知軸を180°回転させた二つのハーフブリッジから組み立てられたフルブリッジの模式図である。 図1のハーフブリッジ式検知回路の出力電圧を外部磁場の向きの関数として図示した波形図である。 完全な余弦曲線状の出力からの現実のハーフブリッジの角度のずれを外部磁場の角度の関数として示す。 副検知分岐部が直列に接続された従来技術の模式図である。 磁気角度検知用ブリッジ回路の実施形態の模式図である。 検知軸を互いに90°回転させた二つのハーフブリッジ回路を備えたフル2Dセンサ装置回路の模式図である。 図7と図6の検知用ブリッジ回路に関して角度誤差を外部磁場の強さの関数としてシミュレーションの比較を示す。 図7と図6の検知用ブリッジ回路に関して角度誤差を外部磁場の強さの関数としてシミュレーションの比較を示す。 図7と図6の検知用ブリッジ回路に関して角度誤差を外部磁場の強さの関数としてシミュレーションの比較を示す。 磁場検知用フルブリッジ回路の一つの実施形態の模式図である。 磁場検知用フルブリッジ回路の別の実施形態の模式図である。 磁場検知用フルブリッジ回路の更に別の実施形態の模式図である。
図7は、一つの実施形態による面内において外部磁場の向きを検知する磁気検知用ブリッジ回路100を示す。この磁気検知回路は、二つの直列に接続された主トンネル磁気抵抗センサ素子TMR1及びTMR2を備えた主ハーフブリッジ回路101を有する回路部分100を備える。この回路部分100は、更に、二つの直列に接続された副トンネル磁気抵抗センサ素子TMR3及びTMR4を備えた第1副ハーフブリッジ102を有する。この第1副ハーフブリッジ102は、主ハーフブリッジ回路101に対して並列に接続されている。
各トンネル磁気抵抗センサ素子TMR1、TMR2、TMR3及びTMR4は、図2に図示されている通り、強磁性基準層23と強磁性検知層21の間に挟まれたトンネル障壁スペーサ層22を備えている。この強磁性基準層23は、ピニング方向231にピニングされた基準磁化230を有する。この強磁性検知層21は、基準磁化230に対して相対的に自由な方向に向きを変えられる検知磁化210を有する。外部磁場60が存在すると、基準磁化230がほぼピニング方向231に固定されたままである一方、検知磁化210は外部磁場60の方向に偏向される。磁気抵抗センサ素子TMR1及びTMR3の基準磁化230は、それぞれ磁気抵抗センサ素子TMR2及びTMR4の基準磁化230に対してほぼ逆並列に配向されている。
入力電圧Vinは、主ハーフブリッジ回路101と第1副ハーフブリッジ102を介して印加される。出力電圧Voutは、TMR1とTMR3の間の接続部とTMR2とTMR4の間の接続部から取り出される。この回路部分100は分圧器として動作し、その際、出力電圧Voutは入力電圧Vinの分数である。図8は、二つのハーフブリッジ回路100と100’を備えたフルブリッジ式2Dセンサ装置回路30の一つの例を示す。このハーフブリッジ回路の中の一方の検知軸線250は、他方のフルブリッジ回路100’の検知軸線250に対してほぼ直交方向に配向されている。外部磁場60の向きは、各回路部分100、100’に等しい電圧Vinを印加して、それらの出力Voutの比率の逆正接関数を計算することによって計測可能である。
一つの実施形態では、第1副ハーフブリッジ102は、その検知軸線250が主ハーフブリッジ101の検知軸線250と約180°/nの角度θ異なるように構成され、ここで、nは、除去すべき高調波の次数である。
一つの実施形態では、第1副ハーフブリッジ102は、三次高調波を除去するために、第2ハーフブリッジ102の検知軸線250が主ハーフブリッジ101の検知軸線250と約60°の角度θ異なるように構成される。
別の実施形態では、第1副ハーフブリッジ102は、五次高調波を除去するために、その検知軸線250が主ハーフブリッジ101の検知軸線250と約36°の角度θ異なるように構成される。
図9aから図9cは、ここで提案した図7の「並列式」回路部分100(曲線SP)と図6の「直列式」磁気角度検知用ブリッジ回路(曲線SO)に関して、外部磁場Hextの強さの関数としてシミュレーションしたVoutの角度誤差を比較している。シミュレーションは、3.6kOeのピニング磁場と50%(図9a)、100%(図9b)及び200%(図9c)のTMRに関して実施された。図9aから図9cは、更に、シミュレーションした曲線SP及びSOを図1の「従来の」磁気角度検知用ブリッジ回路10(曲線SC)に関する外部磁場Hextの強さの関数としてシミュレーションしたVoutの角度誤差と比較している。ここで提案した図7の「並列式」回路部分100と図6の「直列式」磁気検知回路に関する回転磁場60に対する電気応答は、三次高調波だけを除去するとの仮定の下に成された。従って、第1副ハーフブリッジ102の検知軸線250は、主ハーフブリッジの検知軸線250に対して60°回転されている。
図9aから図9cは、図1の標準的なハーフブリッジ回路10と比べて、図6と7の磁気角度検知用ハーフブリッジ回路が、より高次の高調波が除去されているために、大きな外部磁場Hextに関する著しく小さい角度誤差によって特徴付けられることを示す。
図7の「並列式」回路部分100は、外部磁場Hextの(0から900Oeの)範囲全体に渡って図1の「従来の」回路10の出力Voutよりも小さい角度誤差を有する。図6の「直列式」磁気検知回路の出力Voutは、外部磁場Hextの(0から1200Oeの)範囲全体に渡って図1の「従来の」回路10の出力Voutよりも小さい角度誤差を有する。そのため、図6と7の両方の磁気検知回路は、角度誤差における改善を示している。
TMRが増大すると、図1の「従来」の回路10、図7の「並列式」回路部分100及び図6の「直列式」磁気検知回路に関して、出力Voutにおける角度誤差が増大する結果となっている。しかし、図9aから図9cに見られるとおり、図7の「並列式」回路部分100に関する角度誤差の増大が図6の「直列式」回路に関する増大よりもずっと小さくなっている。
従って、これらのシミュレーションにより示される通り、第1副ハーフブリッジ102が主ハーフブリッジ101に対して並列に接続されている場合に、出力信号Voutにおける三次高調波の除去が、より広い範囲の外部磁場Hext及びTMRに関して、より効率的である。同じことが、より高次の高調波の除去にも言える。
図10は、別の実施形態による磁気検知用フルブリッジ回路200を示す。この検知用ブリッジ回路200は、並列に接続された、図7の回路部分のような二つの回路部分100、100’を備えている。一方の回路部分100が、トンネル磁気抵抗センサ素子TMR1、TMR2、TMR3及びTMR4で表示され、他方の回路部分100’が、トンネル磁気抵抗センサ素子TMR1’、TMR2’、TMR3’及びTMR4’で表示されている。
磁気抵抗センサ素子TMR1及びTMR3の基準磁化230は、磁気抵抗センサ素子TMR2及びTMR4の基準磁化230に対してほぼ逆並列(反対向きで平行)に配向されている。同様に、磁気抵抗センサ素子TMR1’及びTMR3’の基準磁化230は、磁気抵抗センサ素子TMR2’及びTMR4’の基準磁化230に対してほぼ逆並列に配向されている。
入力電圧Vinは、二つの並列の回路部分100、100’を介して印加される。出力電圧Voutは、TMR1とTMR3の間の接続部及びTMR1’とTMR3’の間の接続部及びTMR2’とTMR4’の間の接続部から取り出される。従って、磁気検知回路200は、分圧器として動作して、差分出力電圧Voutは、所与の磁場角度に関して入力電圧Vinの分数である。
図8に図示した回路と同様に、全てのTMR素子のピニング方向が90°回転されている二つの検知回路200がフル2D角度センサを構成する。外部磁場60の向きは、各検知回路200に等しい電圧Vinを印加して、それらの差分出力電圧Voutの比率の逆正接関数を計算することによって計測可能である。
一つの実施形態では、回路部分100、100’の第1副ハーフブリッジ102、102’は、その検知軸線250が主ハーフブリッジ101、101’の検知軸線250と約180°/nの角度θ異なるように構成され、ここで、nは除去すべき高調波の次数である。
一つの実施形態では、回路部分100、100’の第1副ハーフブリッジ102、102’は、三次高調波を除去するために、その検知軸線250が主ハーフブリッジ101、101’の検知軸線250と約60°の角度θ異なるように構成されている。
別の実施形態では、回路部分100、100’の第1副ハーフブリッジ102、102’は、五次高調波を除去するために、その検知軸線250が主ハーフブリッジ101、101’の検知軸線250と約36°の角度θ異なるように構成されている。
一方の回路部分100における主ハーフブリッジ101、101’は、それらの検知軸線250が互いにほぼ180°の方向を向くように構成されている。
図11は、図10の磁気検知回路200の変化形態を図示していて、一方の主ハーフブリッジ101は、その検知軸線250が他方の主ハーフブリッジ101’の検知軸線250に対して約180°-180°/nの角度θの方向を向くように構成されている。
第1副ハーフブリッジ102は、その検知軸線250の方向が第1主ハーフブリッジ101の検知軸線250の方向と約180°/nの角度θ異なるように構成されている。第1副ハーフブリッジ102’は、その検知軸線250の方向が第1主ハーフブリッジ101’の検知軸線250の方向と約180°/nの角度θ異なるように構成されている。
図11の磁気検知回路200の構成は、n次とn次の高調波を同時に除去可能にする。
本発明が上述した実施例に限定されず、それ以外の実施例も特許請求の範囲内で可能であることを理解されたい。
例えば、主トンネル磁気抵抗センサ素子TMR1及びTMR2の各々は、直列に接続された複数のトンネル磁気抵抗センサ素子から構成し得る。副トンネル磁気抵抗センサ素子TMR3及びTMR4の各々は、直列に接続された複数のトンネル磁気抵抗センサ素子から構成し得る。
図12は、一つの実施形態による回路部分100を備えた磁気検知用ハーフブリッジ回路を示す。この回路部分100は、主ハーフブリッジ101、第1副ハーフブリッジ102及び第2副ハーフブリッジ103を備えていて、両方の副ハーフブリッジ102、103は、主ハーフブリッジ101に対して並列に接続されている。第1副ハーフブリッジ102の検知軸線250の方向は、主ハーフブリッジ101の検知軸線250の方向と約180°/nの角度θ異なる。第2副ハーフブリッジ103の検知軸線250の方向は、主ハーフブリッジ101と第1副ハーフブリッジ102の検知軸線250の平均的な方向と約180°/nの角度θ異なる。この回路部分100の構成は、n次とn次の高調波を同時に除去可能である。
このハーフブリッジ回路100は、主ハーフブリッジ101に対して並列に接続された複数の副ハーフブリッジ102、103等から構成し得る。追加的に接続される各副ハーフブリッジは、その検知軸線250の方向が主ハーフブリッジ101とそれ以外の全ての副ハーフブリッジの全ての検知軸線250の平均的な方向と約180°/nの角度θ異なるように構成され、ここで、nは、追加の副ハーフブリッジ毎に異なるものとなり得る。この構成は、複数の高調波の除去を可能にする。追加的に接続される各副ハーフブリッジのハーフブリッジ電気抵抗は、n次の高調波を最適に除去するように調整しなければならない。
例えば、回路部分100は、検知軸線250の方向が主ハーフブリッジ101と副ハーフブリッジ102の検知軸線250の平均的な方向と約180°/nの角度θ異なる(図示されていない)第三の副ハーフブリッジを備え得る。そのような構成は、n1次、n2次及びn3次の高調波を同時に除去可能にし、例えば、60°の角度が3次の高調波をふるい落とし、45°の角度が4次の高調波をふるい落とし、36°の角度が5次の高調波をふるい落とし、30°の角度が6次の高調波をふるい落とすなどである。nの値は、好ましくは、2よりも大きい。
図12の複数のハーフブリッジ回路100は、図10及び11に図示された回路のように、改善された磁気検知用フルブリッジ回路200を得るために、並列に接続し得る。
10 磁気検知用ハーフブリッジ回路
11 余弦状の出力曲線
12 歪んだ出力曲線
100、100’ 磁気検知用ハーフブリッジ回路
101、101’ 主ハーフブリッジ
102、102’ 第1副ハーフブリッジ
103 第2副ハーフブリッジ
21 強磁性検知層
210 検知磁化
20 MTJ複数層フィルム
22 トンネル障壁層
23 強磁性基準層
200 磁気検知回路
230 基準磁化
231 ピニング方向
250 検知軸線
24 ピニング層
300 フル2Dセンサ装置回路
60、Hext 外部磁場
TMR1、TMR2 主センサ素子
TMR1’、TMR2’ 主センサ素子
TMR3、TMR4 主センサ素子
TMR3’、TMR4’ 主センサ素子
SC 図1の回路に関するシミュレーション
SP 図7の回路に関するシミュレーション
SO 図6の回路に関するシミュレーション
θ 角度

Claims (9)

  1. 直列に接続された主トンネル磁気抵抗センサ素子TMR1及びTMR2を備えた主ハーフブリッジ(101)と、
    主ハーフブリッジ(101)に対して並列に接続された第1副ハーフブリッジ(102)であって、直列に接続された副トンネル磁気抵抗センサ素子TMR3及びTMR4を備え、出力電圧(Vout)がTMR1とTMR3の間の接続部及びTMR2とTMR4の間の接続部から取り出される第1副ハーフブリッジ(102)と、
    を有する回路部分(100)を備えた、面内において外部磁場(60)の向きを検知する磁気検知用ハーフブリッジ回路であって、
    各センサ素子TMR1、TMR2、TMR3及びTMR4が、ピニング方向(231)にピニングされた基準磁化(230)を有する強磁性基準層(23)と自由な方向に向きを変えられる検知磁化(210)を有する強磁性検知層(21)との間に挟まれたトンネル障壁スペーサ層(22)を備え、
    磁気抵抗センサ素子TMR1及びTMR3の基準磁化(230)が、それぞれ磁気抵抗センサ素子TMR2及びTMR4の基準磁化(230)に対してほぼ逆並列に配向されていて、
    第1副ハーフブリッジ(102)の検知軸線(250)が、主ハーフブリッジ(101)の検知軸線(250)と約180°/nの角度(θ)異なり、ここで、nは、除去すべき高調波の次数である、
    磁気検知用ハーフブリッジ回路。
  2. 前記第1副ハーフブリッジ(102)は、三次の高調波を除去するために、その検知軸線(250)が主ハーフブリッジ(101)の検知軸線(250)と約60°の角度(θ)異なるように構成されている、請求項1に記載の磁気検知用ハーフブリッジ回路。
  3. 前記第1副ハーフブリッジ(102)は、五次の高調波を除去するために、その検知軸線(250)が主ハーフブリッジ(101)の検知軸線(250)と約36°の角度(θ)異なるように構成されている、請求項1に記載の磁気検知用ハーフブリッジ回路。
  4. 複数の副ハーフブリッジ(102、103)を備え、各副ハーフブリッジ(102、103)が主ハーフブリッジ(101)に対して並列に接続されていて、
    各副ハーフブリッジ(102、103)は、その検知軸線(250)がそれ以外の全てのハーフブリッジの平均的な検知軸線(250)と約180°/nの角度(θ)異なるように構成されている、
    請求項1から3までのいずれか一つに記載の磁気検知用ハーフブリッジ回路。
  5. nが副ハーフブリッジ(102、103)毎に異なる、請求項4に記載の磁気検知用ハーフブリッジ回路。
  6. nが2よりも大きい、請求項5に記載の磁気検知用ハーフブリッジ回路。
  7. 並列に接続された複数の回路部分(100)を有する、請求項1から6までのいずれか一つに記載の磁気検知用ハーフブリッジ回路。
  8. ハーフブリッジ回路部分(100)の中の一つにおける主ハーフブリッジと副ハーフブリッジ(101、102、103)がフルブリッジで構成されていて、主ハーフブリッジ(101)の検知軸線(250)の間の角度が180°である、請求項4から6までのいずれか一つ及び請求項7に記載の磁気検知用ハーフブリッジ回路。
  9. ハーフブリッジ回路部分(100)の中の一つにおける主ハーフブリッジと副ハーフブリッジ(101、102、103)がフルブリッジで構成されていて、主ハーフブリッジ(101)の検知軸線(250)の間の角度が180°-180°/nである、請求項4から6までのいずれか一つ及び請求項7に記載の磁気検知用ハーフブリッジ回路。
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