JP2022511297A - イーサネットヘッダーの圧縮方法、伸張方法および機器 - Google Patents

イーサネットヘッダーの圧縮方法、伸張方法および機器 Download PDF

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Abstract

本開示の実施例は、イーサネットヘッダーの圧縮方法、伸張方法および装置を提供し、前記圧縮方法は、前記送信端の送信PDCPエンティティーによって、第1のデータ無線ベアラDRBに対応する第1のPDCP PDUを送信し、ただし、前記第1のDRBにはイーサネットヘッダーの圧縮機能が配置された場合、前記第1のPDCP PDUは、第1のPDCP PDUに対応する第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおける特定のイーサネットフィールドが多重化されたかを示すための1つまたは複数の第1の情報を含む。

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、2018年9月7日に中国で提出された中国特許出願番号No.201811046292.7の優先権を主張しており、同出願の内容の全ては、ここに参照として取り込まれる。本開示の実施例は、通信の技術分野に関し、具体的に、イーサネットヘッダーの圧縮方法、伸張方法および機器に関する。
ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)とニューラジオNR(NewRadio)において、プロトコルには、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)側で、パケットデータコンバージェンスプロトコル(Packet Data Convergence Protocol、PDCP)のサブレイヤによってヘッダー圧縮またはヘッダー伸張機能が実行されることが規定されている。
ヘッダー圧縮プロトコルは、インターネットエンジニアリングタスクフォース(Internet Engineering Task Force、IETF)によって作成されたリクエスト・フォー・コメンツ(Request For Comments、RFC)9795プロトコルに基づくものであり、当該プロトコルには、ロバストヘッダ圧縮(Robust Header Compression、ROHC)の枠組みが定義されている。ROHC枠組みには、複数種類のヘッダー圧縮アルゴリズムがあり、プロファイル(profile)と呼ばれる。各プロファイルは、特定のネットワークレイヤ、伝送レイヤ、および、アップレイヤにおけるプロトコルの組み合わせに対応する。例えば、トランスミッション・コントロール・プロトコル(Transmission Control Protocol、TCP)/インターネットプロトコル(Internet Protocol、IP)及びリアルタイムトランスポートプロトコル(Real-time Transport Protocol、RTP)/TCP/IPが挙げられる。
ヘッダー圧縮の機能が配置されると、ヘッダー圧縮プロトコルには、以下の2種類の出力パケットが発生する。
(1)圧縮グループ化パケットであって、各圧縮グループ化パケットは、1つのPDCPサービスデータユニット(Service Data Unit、SDU)がヘッダー圧縮処理によって得られるものである。
(2)離散的ROHCフィードバックであって、PDCP SDUに関連付けられるものではなく、PDCPレイヤで発生したPDCP制御(control)プロトコルデータユニット(Protocol Data Unit,PDU)に属するものである。
PDCPレイヤのPDCP control PDUは、(1)PDCPエンティティーのフィードバック受信状態を受信すること、および、(2)PDCPエンティティーのフィードバック伸張状態を受信すること、という2種類の用途があり、ただし、離散的ROHCフィードバックのフォーマットについて、図1を参照されてよい。
モノのインターネット(Industry Internet of Thing、IIOT)アイテムは、RAN側でイーサネットヘッダー(Ethernet header)の圧縮を実行可能であることを要求しているが、関連技術においてヘッダー圧縮機能を実行するPDCPレイヤはイーサネットヘッダーの圧縮をサポートすることができない。
本開示の実施例は、ヘッダー圧縮機能を実行するPDCPレイヤがイーサネットヘッダーの圧縮をサポートしないという問題を解決するための、イーサネットヘッダーの圧縮方法、伸張方法及び機器を提供することを1つの目的にしている。
第1の態様では、本開示の実施例は、送信端に用いられるイーサネットヘッダーの圧縮方法であって、
前記送信端の送信パケットデータコンバージェンスプロトコルPDCPエンティティーによって、第1のデータ無線ベアラDRBに対応する第1のPDCP PDUを送信することを含み、
前記第1のDRBにはイーサネットヘッダーの圧縮機能が配置された場合、前記第1のPDCP PDUのPDCPサブヘッダーは、前記第1のPDCP PDUに対応する第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおける特定のイーサネットフィールドが多重化されたかを示すための1つまたは複数の第1の情報を含む、方法を提供する。
第2の態様では、本開示の実施例は、受信端に用いられるイーサネットヘッダーの伸張方法であって、
前記受信端の受信PDCPエンティティーによって、第1のDRBに対応する第1のPDCP PDUを受信すること、および、
前記第1のDRBにはイーサネットヘッダー圧縮機能が配置された場合、前記第1のPDCP PDUに対してイーサネットヘッダー伸張処理を行うこと、を含み、
前記第1のPDCP PDUのPDCPサブヘッダーは、前記第1のPDCP PDUに対応する第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおける特定のイーサネットフィールドが多重化されたかを示すための1つまたは複数の第1の情報を含む、方法を提供する。
第3の態様では、本開示の実施例は、さらに、
前記送信端の送信パケットデータコンバージェンスプロトコルPDCPエンティティーによって、第1のデータ無線ベアラDRBに対応する第1のPDCP PDUを送信するための第1の送信モジュールを備え、
前記第1のDRBにはイーサネットヘッダーの圧縮機能が配置された場合、前記第1のPDCP PDUのPDCPサブヘッダーは、前記第1のPDCP PDUに対応する第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおける特定のイーサネットフィールドが多重化されたかを示すための1つまたは複数の第1の情報を含む、送信端を提供する。
第4の態様では、本開示の実施例は、さらに、
前記受信端の受信PDCPエンティティーによって、第1のDRBに対応する第1のPDCP PDUを受信するための第3の受信モジュールと、
前記第1のDRBにはイーサネットヘッダー圧縮機能が配置された場合、前記第1のPDCP PDUに対してイーサネットヘッダー伸張処理を行うための伸張モジュールとを備え、
前記第1のPDCP PDUのPDCPサブヘッダーは、前記第1のPDCP PDUに対応する第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおける特定のイーサネットフィールドが多重化されたかを示すための1つまたは複数の第1の情報を含む、受信端を提供する。
第5の態様では、本開示の実施例は、さらに、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されているとともに、前記プロセッサにて運行できるプログラムと、を含み、前記プログラムが前記プロセッサによって実行されるとき、第1の態様に記載のイーサネットヘッダーの圧縮方法のステップを実現させる送信端を提供する。
第6の態様では、本開示の実施例は、さらに、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されているとともに、前記プロセッサにて運行できるプログラムと、を含み、前記プログラムが前記プロセッサによって実行されるとき、第2の態様に記載のイーサネットヘッダーの伸張方法のステップを実現させる受信端を提供する。
第7の態様では、本開示の実施例は、さらに、プログラムが記憶されており、前記プログラムがプロセッサによって実行されるとき、第1の態様又は第2の態様に記載のイーサネットヘッダーの圧縮方法又は伸張方法のステップを実現させる、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。
本開示の実施例では、送信端はイーサネットヘッダーに対する圧縮を行うことができ、イーサネットヘッダーのコストを大幅に低下させた。
以下の選択可能な実施の形態に対する詳細を閲覧したうえで、本開示のさまざまな他のメリットや有益な効果は、当業者にとっては明瞭なものとなるだろう。添付図面は、選択可能な実施の形態を例示するためのものに過ぎず、本開示を制限するものではない。しかも、全ての添付図面において、同一の部材は同一の参照符号で示される。
関連技術における離散的ROHCフィードバックのフォーマットの概略図である。 本開示の実施例における無線通信システムのアーキテクチャの概略図である。 本開示の実施例におけるイーサネットヘッダーの圧縮方法のフローチャートである。 本開示の実施例におけるイーサネットヘッダーの伸張方法のフローチャートである。 本開示の実施例におけるPDCP data PDUの概略図(その1)である。 本開示の実施例におけるPDCP data PDUの概略図(その2)である。 本開示の実施例におけるPDCP control PDUの概略図である。 本開示の実施例におけるPDCP data PDUの概略図(その3)である。 本開示の実施例におけるPDCP data PDUの概略図(その4)である。 本開示の実施例における送信端の構成概略図である。 本開示の実施例における受信端の構成概略図である。 本開示の実施例における端末の構成図である。 本開示の実施例におけるネットワーク機器の構成図である。
以下では、本願発明の実施例における添付図面を結び付けながら、本願発明の実施例の技術案を明確かつ完全に説明する。明らかに、記載された実施例は本願発明の一部の実施例であり、全部の実施例ではない。本願発明の実施例を基に、当業者が創造的な労力を払わないことを前提として得られる全ての他の実施例はいずれも、本願発明の保護範囲に属する。
本開示の明細書及び特許請求の範囲における用語である「含む」及びその任意の変形は、非排他的な「含む」をカバーするためのものであり、例えば、一連のステップまたはユニットのプロセス、方法、システム、製品又は機器を含むことは、これらのステップまたはユニットを明瞭に列挙することに限らず、明瞭に列挙されていない、または、これらのプロセス、方法、製品または機器の固有の他のステップまたはユニットを含んでもよいことを意味している。また、明細書及び特許請求の範囲において、「及び/又は」が用いられて、接続される対象の少なくとも1つを表し、例えば、A及び/又はBとは、単一のA、単一のB、および、AとBの両方という3つの場合が存在することを意味している。
本開示の実施例では、「例示的」又は「例えば」などの言葉は、例、例証、または、説明を表すためのものである。本開示の実施例では、「例示的」または「例えば」として記述される任意の実施例または設計方案は、他の実施例または設計方案よりも更に好ましい又は更に優勢のあるものとして解釈されてはならない。適切にいうと、「例示的」又は「例えば」などの言葉を用いることは、具体的な方式により、関連した概念を表すことを目的にしている。
本明細書に記載の技術は、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)/拡張ロングタームエボリューション(LTE-Advanced、LTE-A)システムに限らず、種々の無線通信システム、例えば、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、CDMA)システム、時分割多元接続(Time Division Multiple Access、TDMA)、周波数分割多元接続(Frequency Division Multiple Access、FDMA)、直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access、OFDMA)、シングルキャリア周波数分割多元接続(Single-carrierFrequency-Division Multiple Access、SC-FDMA)及び他のシステム、例えば、第5世代移動通信(5th-generation、5G)システム及びその後続の進化型通信システムにも用いられてもよい。
用語である「システム」と「ネットワーク」は常に交換可能に用いられる。CDMAシステムでは、例えば、CDMA2000、ユニバーサル・テレストリアル・ラジオ・アクセス(Universal Terrestrial Radio Access、UTRA)などのラジオ技術を実現することができる。UTRAはワイドバンドCDMA(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA(登録商標))及び他のCDMA変形を含む。TDMAシステムは、例えば、グローバル移動通信システム(Global System for Mobile Communication、GSM)のようなラジオ技術を実現することができる。OFDMAシステムは、例えば、ウルトラモバイルブロードバンド(Ultra Mobile Broadband、UMB)、進化型UTRA(Evolution-UTRA、E-UTRA)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、Flash-OFDMなどのラジオ技術を実現することができる。UTRAとE-UTRAは移動通信システム(Universal Mobile Telecommunications System、UMTS)の部分である。LTEと更にハイレベルのLTE(例えば、LTE-A)はE-UTRAを用いた新規UMTSバージョンである。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE-AおよびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3rd Generation Partnership Project、3GPP)と呼ばれる機関からの文献に記載されている。CDMA2000とUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と呼ばれる機関からの文献に記載されている。本明細書に記載の技術は、上記言及されたシステム及びラジオ技術に用いられてもよいし、他のシステム及びラジオ技術に用いられてもよい。
以下では、添付図面を組み合わせながら、本開示の実施例を紹介する。本開示の実施例が提供するイーサネットヘッダーの圧縮方法、伸張方法および機器は、無線通信システムに用いられてもよい。
図2を参照して、本開示の実施例が提供する無線通信システムのアーキテクチャの概略図が示される。図2に示されるように、当該無線通信システムは、ネットワーク機器20と端末を含んでもよく、端末がユーザ機器(User Equipment、UE)21として記され、UE21がネットワーク機器20との通信(シグナリングの伝送又はデータの伝送)を行うことができる。実際な応用では、上記各機器間の接続は無線接続であってもよいが、各機器間の接続関係を直感的かつ便利的に表すために、図2では、実線で示される。ここに説明すべきなのは、上記通信システムは、複数のUE21を含んでもよく、ネットワーク機器20が複数のUE21との通信を行うことができる。
本開示の実施例が提供する端末は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、スーパーモバイルパーソナルコンピュータ(Ultra-Mobile Personal Computer、UMPC)、ネットブック又はパーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、モバイルインターネット機器(Mobile Internet Device、MID)、ウェアラブル機器(Wearable Device)又は車載機器などであってもよい。
本開示の実施例が提供するネットワーク機器20は、基地局であってもよく、当該基地局は、一般的に用いられる基地局であってもよいし、進化型基地局(evolved node base station、eNB)であってもよいし、5Gシステムにおけるネットワーク機器(例えば、次世代基地局(next generation node base station,gNB))又は送受信ポイント(transmission and reception point,TRP)などの機器であってもよい。
図3を参照して、本開示の実施例は、イーサネットヘッダーの圧縮方法を提供し、当該方法が送信端によって実行され、当該送信端が端末またはネットワーク機器であってもよい。具体的なステップは以下の通りである。
ステップ301:送信端の送信PDCPエンティティーによって、第1のデータ無線ベアラ(Data Radio Bearer、DRB)に対応する第1のPDCP PDUを送信すること。
ただし、第1のDRBにはイーサネットヘッダーの圧縮機能が配置された場合、前記第1のPDCP PDUのPDCPサブヘッダーは、第1のPDCP PDUに対応する第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおける特定のイーサネットフィールド(Ethernet field)が多重化されたかを示すための1つまたは複数の第1の情報を含む。
ただし、特定のイーサネットフィールド(又は、イーサネットヘッダーにおける特定のフィールド)は、イーサネットフレームフォーマットにおけるイーサネット機能を実現するためのフィールドを指してもよい。特定のイーサネットフィールドは、ターゲットメディアアクセス制御(Media Access Control、MAC)アドレス、ソースMACアドレス、種類、仮想ローカルエリアネットワークタグ(VLAN tag)などを含んでもよいが、それらに限らない。
ただし、第1の情報は、第1のPDCP PDUに対応する第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおける特定のイーサネットフィールドが多重化されたかを示すためのものである。例えば、第1の情報の値として、「1」をとると、第1の情報が対応するイーサネットフィールドがその前に送信されたデータパケットのデータフィールドが所持するイーサネットフィールドと同じであることを示し、第1のPDCP PDUのデータフィールドにおいては、当該イーサネットフィールドを所持しなくてもよい。
第1の情報は、第1のPDCP PDUに対応する第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおける特定のイーサネットフィールドが多重化されたかを示すためのものである。例えば、第1の情報の値として、「0」をとると、第1のPDCP PDUのデータフィールドが、当該第1の情報に対応するイーサネットフィールドを所持することを示す。
本開示の実施例では、選択的に、送信端が端末である場合、前記送信端の送信PDCPエンティティーによって、第1のDRBに対応する第1のPDCP PDUを送信する前に、方法は、配置メッセージを受信することをさらに含み、配置メッセージは、第2のDRBのイーサネットヘッダー圧縮機能を配置することを指示するための第2の情報、および、第3のDRBのイーサネットヘッダー圧縮機能を利用禁止することを指示するための第3の情報のうちの1つまたは複数の任意の組み合わせを含む。
ただし、第2のDRBの確立時、イーサネットヘッダー圧縮機能を配置し、第3のDRBの解放時、イーサネットヘッダー圧縮機能を利用禁止する。
ただし、第2のDRBのイーサネットヘッダー圧縮機能を利用開始する時点は、第2のDRBの確立後の任意の時点であってもよく、第3のDRBのイーサネットヘッダー圧縮機能を利用禁止する時点は、第3のDRBの解放前の任意の時点であってもよい。
ただし、第2のDRBに対応する受信PDCPエンティティーにはアウトオブオーダーデリバリー(out of order delivery)機能が配置された場合、前記第2のDRBにはイーサネットヘッダー圧縮機能が配置されない。
ただし、選択的に、配置メッセージは、無線リソースコントロール(Radio Resource Control、RRC)再配置メッセージであってもよいが、それに限らない。RRC再配置メッセージを発行するネットワーク機器は、単一接続構造におけるサービス基地局であってもよく、又は、二重接続(Dual Connectivity、DC)アーキテクチャにおける一次ノードまたは二次ノード(シグナリング無線ベアラ3(Signaling Radio Bearers 3、SRB3)が配置された場合)であってもよい。
本開示の実施例では、選択的に、送信端の送信PDCPエンティティーによって、第1のDRBに対応する第1のPDCP PDUを送信した後、方法は、送信端の受信PDCPエンティティーによって、イーサネットヘッダー伸張状態フィードバック情報を受信することをさらに含む。
本開示の実施例では、選択的に、送信端の受信PDCPエンティティーによって、イーサネットヘッダー伸張状態フィードバック情報を受信した後、方法は、イーサネットヘッダー伸張状態フィードバック情報がイーサネットヘッダーを成功に伸張しなかったことを示した場合、第2のPDCP PDUを送信し、前記第2のPDCP PDUのPDCPサブヘッダーは、第2のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおける特定のイーサネットフィールドが多重化されなかったことを示すための1つまたは複数の第5の情報を含み、前記第2のPDCP SDUが前記第2のPDCP PDUに対応する。
本開示の実施例では、選択的に、第1のPDCP PDUのPDCPサブヘッダーは、さらに、
前記第1のPDCP PDUに対応するデータストリームをマークするための第6の情報、
従来のPDCPサブヘッダーに対して増加したバイト長を指示するための第7の情報、
イーサネットフィールドを検証するための第8の情報、および、
第1のPDCP PDUにイーサネットヘッダー圧縮機能を行う否かを示すための第9の情報、のうちの1つまたは複数を含む。図8を参照して、Fフィールドは当該第1のPDCP PDUにイーサネットヘッダー圧縮機能を行うかを示すためのものであり、例えば、その値として「0」をとると、第1のPDCP PDUにイーサネットヘッダー圧縮機能を行わないことを示し、または、その値として「1」をとると、第1のPDCP PDUのPDCPにイーサネットヘッダー圧縮機能を行うことを示す。
本開示の実施例では、選択的に、第8の情報は、前記第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおけるすべてのイーサネットフィールドによって、特定のアルゴリズムによって算出されたものであり、前記特定のアルゴリズムは、プロトコルによって約束され、又は、ネットワーク機器と端末とのネゴシエーションによって配置される。
本開示の実施例では、選択的に、第1のDRBがイーサネットヘッダー圧縮機能を利用禁止した場合、第1のPDCP PDUのフォーマットは従来のPDCPデータフォーマットであり、図6を参照してよい。
本開示の実施例では、選択的に、前記第1のDRBがイーサネットヘッダー圧縮機能を利用禁止した場合、前記第1のPDCP PDUのPDCPサブヘッダーは、前記第1のPDCP PDUにイーサネットヘッダー圧縮機能を行うかを示すための第10の情報を含む。図9を参照して、Fフィールドは当該第1のPDCP PDUにイーサネットヘッダー圧縮機能を行うかを示すためのものであり、例えば、その値として「0」をとると、第1のPDCP PDUにイーサネットヘッダー圧縮機能を行わないことを示し、またh、その値として「1」をとると、第1のPDCP PDUのPDCPにイーサネットヘッダー圧縮機能を行うことを示す。
本開示の実施例では、イーサネットヘッダーに対する圧縮を行うことができ、ヘッダーのコストを低下させた。また、受信端からのフィードバックに基づき、圧縮機と伸張機との同期化が確保され、正しいイーサネットヘッダーに伸張できることが確保される。
図4を参照して、本開示の実施例は、イーサネットヘッダーの圧縮方法を提供し、当該方法が受信端によって実行され、当該受信端が端末またはネットワーク機器であってもよい。具体的なステップは以下の通りである。
ステップ401:受信端の受信PDCPエンティティーによって、第1のDRBに対応する第1のPDCP PDUを受信すること、
ステップ402:第1のDRBにはイーサネットヘッダー圧縮機能が配置された場合、第1のPDCP PDUに対してイーサネットヘッダー伸張処理を行うこと。
ただし、第1のPDCP PDUのPDCPサブヘッダーは、第1のPDCP PDUに対応する第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおける特定のイーサネットフィールドが多重化されたかを示すための1つまたは複数の第1の情報を含む。
本開示の実施例では、選択的に、前記第1のPDCP PDUに対してイーサネットヘッダー伸張処理を行った後、前記方法は、受信端の送信PDCPエンティティーによって、イーサネットヘッダー伸張状態フィードバック情報をフィードバックすることをさらに含む。
本開示の実施例では、選択的に、前記受信端がネットワーク機器である場合、前記受信端の受信PDCPエンティティーによって、第1のDRBに対応する第1のPDCP PDUを受信する前に、前記方法は、配置メッセージを送信することをさらに含み、前記配置メッセージは、第2のDRBのイーサネットヘッダー圧縮機能を配置することを指示するための第2の情報、および、第3のDRBのイーサネットヘッダー圧縮機能を利用禁止することを指示するための第3の情報のうちの1つまたは複数の任意の組み合わせを含む。
ただし、第2のDRBの確立時、イーサネットヘッダー圧縮機能を配置し、第3のDRBの解放時、イーサネットヘッダー圧縮機能を利用禁止する。
ただし、第2のDRBのイーサネットヘッダー圧縮機能を利用開始する時点は、第2のDRBの確立後の任意の時点であってもよく、第3のDRBのイーサネットヘッダー圧縮機能を利用禁止する時点は、第3のDRBの解放前の任意の時点であってもよい。
ただし、第2のDRBが対応する受信PDCPエンティティーにはアウトオブオーダーデリバリー(out of order delivery)機能が配置された場合、前記第2のDRBにはイーサネットヘッダー圧縮機能が配置されない。
ただし、選択的に、配置メッセージは、RRC再配置メッセージであってもよいが、それに限らない。
本開示の実施例では、選択的に、前記第1のPDCP PDUのPDCPサブヘッダーは、さらに、
前記第1のPDCP PDUに対応するデータストリームをマークするための第6の情報、
従来のPDCPサブヘッダーに対して増加したバイト長を指示するための第7の情報、
イーサネットフィールドを検証するための第8の情報、および、
前記第1のPDCP PDUにイーサネットヘッダー圧縮機能を行うか否かを示すための第9の情報、のうちの1つまたは複数を含む。図8を参照して、Fフィールドは当該第1のPDCP PDUにイーサネットヘッダー圧縮機能を行うかを示すためのものであり、例えば、その値として「0」をとると、第1のPDCP PDUにイーサネットヘッダー圧縮機能を行わないことを示し、またh、その値として「1」をとると、第1のPDCP PDUのPDCPにイーサネットヘッダー圧縮機能を行うことを示す。
本開示の実施例では、選択的に、前記第1のPDCP PDUのイーサネットヘッダーに対して伸張処理を行うことは、
前記第6の情報に関連付けられるイーサネットヘッダー伸張コンテキストを作成すること、
前記第1のPDCP PDUのデータフィールドが所持するイーサネットフィールドによって前記第7の情報の検証を行うこと、
前記第8の情報の検証が成功した場合、前記第1のPDCP PDUのデータフィールドが所持するイーサネットフィールドにより、前記第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーを取得するとともに、前記イーサネットヘッダー伸張コンテキストを更新すること、
または、
前記第6の情報に対応するイーサネットヘッダー伸張コンテキストから、前記第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおいて多重化されたイーサネットフィールドを取得すること、
前記第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおいて多重化されたイーサネットフィールドと前記第1のPDCP PDUのデータフィールドが所持するイーサネットフィールドにより、前記第8の情報の検証を行うこと、および、
前記第8の情報の検証が成功した場合、前記第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおいて多重化されたイーサネットフィールドと前記第1のPDCP PDUのデータフィールドが所持するイーサネットフィールドにより、前記第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーを取得するとともに、前記第6の情報に対応するイーサネットヘッダー伸張コンテキストを更新すること、のうちの少なくとも1つを含む。
ただし、イーサネットヘッダー伸張コンテキストは、次のデータパケットを伸張する履歴情報とされてもよい。
本開示の実施例では、送信端はイーサネットヘッダーに対する圧縮を行うことができ、ヘッダーのコストを低下させた。また、受信端からのフィードバックに基づき、圧縮機と伸張機との同期化が確保され、正しいイーサネットヘッダーに伸張できることが確保される。
以下では、例1と例2を組み合わせて、本開示の実施例におけるイーサネットヘッダー圧縮とイーサネットヘッダー伸張の処理プロセスを紹介する。
例1:
ステップ1:ネットワーク機器が無線リソースコントロールRRC(Radio Resource Control、RRC)再配置メッセージを送信端に送信し、ただし、RRC再配置メッセージは、
イーサネットヘッダー圧縮機能のデータ無線ベアラDRB(Data Radio Bearer、DRB)を配置することを示す第1の情報、および、
イーサネットヘッダー圧縮機能のDRBを利用禁止することを示す第2の情報のうちの1つまたは複数の任意の組み合わせを含む。
ただし、1つのDRBのイーサネットヘッダー圧縮機能に対する再配置は、以下のような場合に行われる。
DRBの確立時、イーサネットヘッダー圧縮機能を配置し、または、DRBの解放時、イーサネットヘッダー圧縮機能を利用禁止する。
ただし、DRBに対応するPDCPエンティティーにはアウトオブオーダーデリバリー(out of order delivery)機能が配置された場合、当該DRBにはイーサネットヘッダー圧縮機能が配置されない。
ただし、RRC再配置メッセージを発行するネットワーク機器は、単一接続構造におけるサービス基地局であってもよく、二重接続(Dual Connectivity、DC)アーキテクチャにおける一次ノードまたは二次ノード(シグナリング無線ベアラ3(Signaling Radio Bearers 3、SRB3)が配置された場合)であってもよい。
ステップ2:送信端は、ネットワーク機器から発行されたRRC再配置メッセージを受信するとともに、当該RRC再配置メッセージを応用すること。
アップレイヤ(例えば、サービスディスカバリーアプリケーションプロファイル(Service Discovery Application Profile、SDAP))からDRBが対応するデータを受信したとき、相応な処理行為は以下の通りである。
ステップ2.1:当該DRBにはイーサネットヘッダー圧縮機能が配置された場合、当該DRBに対応するPDCPエンティティーによってPDCP PDUが送信されるとき、従来(legacy)のPDCPデータフォーマット(data format)に対して、PDCP PDUのPDCPサブヘッダーが(1つまたは複数個の)バイトを増加し、当該バイトは、当該PDCP PDUに対応するPDCP SUDのイーサネットヘッダーにおけるイーサネットフィールドの多重化状況を示すためのものであること。
PDCP PDUのフォーマットについて、図5を参照されてよい。図5には、PDCPシーケンス番号(Serial Number、SN)のサイズ(size)が12ビット(bit)に等しいことを例にした場合の対応するPDCP data PDUのフォーマットが示される。
ただし、コンテキストID(Context ID)の値の範囲が[0,maxethernetID-1]であり、そのうち、最大イーサネットID(maxethernet ID)がRRCによって配置されてもよい。Context IDフィールドは、1つのデータストリームを唯一にマークするものである。例えば、特定のメディアアクセス制御(Media Access Control、MAC)ソースアドレス(source address)またはMAC目的アドレス(destination address)の組み合わせに対応するデータストリームをマークし、Context IDは特定のMAC source address又はMAC destination addressの組み合わせに対応する圧縮コンテキストに関連付けられる。
ただし、Lフィールドは、legacy PDCPサブヘッダーに対して新たに増加した(又はマルチインポートとも呼ばれる)バイト長を示すためのものである。
ただし、チェック(Check)フィールドは、イーサネットフィールドを検証するためのものであり、受信端が正しいイーサネットヘッダーを成功に伸張できることが確保される。当該チェックフィールドは、PDCP SDUのイーサネットヘッダーにおけるすべてのイーサネットフィールドが特定のアルゴリズムによって算出されたものであり、特定のアルゴリズムは、プロトコルによって約束され、又は、ネットワーク機器と送信端とのネゴシエーションによって配置される。
ただし、F1、F2又はF3フィールドは、PDCP SDUのイーサネットヘッダーにおける特定のイーサネットフィールドが多重化されたか否かを示すためのものである。例えば、F1がイーサネットヘッダーのMAC source addressフィールドに対応し、F2がイーサネットヘッダーにおけるMAC destination addressフィールドに対応し、F3がイーサネットヘッダーにおけるタイプ(type)フィールドに対応する。
例えば、F1、F2、または、F3フィールドの値として、「1」をとると、当該F1、F2又はF3フィールドが多重化されたことを示す。それについて、今回送信されたデータパケットにおけるイーサネットフィールドが一つ前のデータパケットのイーサネットフィールドと同じであるため、今回送信されたデータパケットのイーサネットヘッダーには、対応するイーサネットフィールドが所持されないこととなる、と理解されてもよい。
F1、F2、または、F3フィールドの値として、「0」をとると、当該F1、F2又はF3に対応するイーサネットフィールドが多重化されないことを示すため、今回送信されたデータパケットのイーサネットヘッダーには、対応するイーサネットフィールドが所持されることになる。
ステップ2.2:1つのDRBに対してイーサネットヘッダー圧縮機能を利用禁止した場合、当該DRBに対応するPDCPエンティティーがlegacyのPDCP data PDUのフォーマットでデータ伝送を行うこと。
PDCP SN sizeが12bitであることを例にすると、対応するPDCP data PDUのフォーマットの例として、図6を参照されてよい。
ステップ3:受信PDCPエンティティーはボトムレイヤ(無線リンク制御プロトコル(Radio Link Control、RLC))から1つのDRBに対応するデータを受信すること。当該DRBには、イーサネットヘッダー圧縮機能が配置された場合、アップレイヤ(例えば、SDAP)へデータパケットをデリバリーすることを決定する前に、イーサネットヘッダーに対して伸張処理を行い、相応な処理行為は以下の通りである。
ステップ3.1:PDCP data PDUサブヘッダーが所持したcontext IDに対して、対応するイーサネット伸張コンテキストがまだ作成されていない場合、イーサネットヘッダー伸張コンテキストを作成して、context IDに関連付けるが、checkフィールドの検証が成功した場合、PDCP data PDUサブヘッダーが所持するイーサネットフィールドを基にしてイーサネットヘッダーのオリジナルイーサネットヘッダーを取得するとともに、イーサネットヘッダー伸張コンテキストを更新すること。
ステップ3.2:PDCP data PDUサブヘッダーが所持したcontext IDに対して、受信PDCPエンティティーによって対応するイーサネットヘッダー伸張コンテキストが既に作成された場合、context IDに対応する伸張コンテキストから、記憶されている多重化されたインターネットフィールドを抽出するとともに、PDCP SDUが所持する多重化されていないイーサネットフィールドを結合してcheckフィールドの検証を行い、checkフィールドの検証が成功した場合、オリジナルインターネットヘッダーを取得して、当該context IDに対応する伸張コンテキストを更新すること。
ステップ3.3:受信PDCPエンティティーによって、送信PDCPエンティティーへ、イーサネットヘッダー伸張状態フィードバック情報をフィードバックすること。
ただし、インターネットヘッダー伸張状態フィードバック情報について、図7を参照されてよい。図には、インターネット(Ethernet)に用いられるPDCP control PDUが示される。
ただし、Context IDは、特定のMAC source又はMAC destinationの組み合わせを唯一にマークする。
ただし、Aフィールドは、受信PDCPによってイーサネットヘッダーが成功に伸張されたか否かを示すためのものであり、例えば、Aフィールドの値として、「1」をとると、成功に伸張したことを示すが、Aフィールドの値として、「0」をとると、伸張が失敗したことを示す。
ステップ4:送信PDCPエンティティーは、ボトムレイヤからイーサネットヘッダー圧縮フィードバックを含むPDCP control PDUを受信し、相応な処理行為は以下の通りである。
イーサネットヘッダーを成功に伸張しなかったことをフィードバックした場合、送信PDCPエンティティーはすべてのイーサネット多重化指示フィールドを再配置する必要があり、例えば、0に設置する。
例2:
ステップ1:ネットワーク機器がRRC再配置メッセージを送信端に送信し、ただし、RRC再配置メッセージは、
イーサネットヘッダー圧縮機能のデータ無線ベアラDRB(Data Radio Bearer、DRB)を配置することを示す第1の情報、および、
イーサネットヘッダー圧縮機能のDRBを利用禁止することを示す第2の情報のうちの1つまたは複数の任意の組み合わせを含む。
ただし、1つのDRBのイーサネットヘッダー圧縮機能に対する再配置は、以下のような場合のみに行われる。
1つのDRBのイーサネットヘッダー圧縮機能を利用開始することは、DRBの確立後の任意の時点に発生してもよく、
1つのDRBのイーサネットヘッダー圧縮機能を利用禁止することは、DRBの解放前の任意の時点に発生してもよい。
ただし、1つのDRBに対応するPDCPエンティティーにはアウトオブオーダーデリバリー(out of order delivery)機能が配置された場合、当該DRBにはイーサネットヘッダー圧縮機能が配置されない。
ただし、RRC再配置メッセージを発行するネットワーク機器は、単一接続構造におけるサービス基地局であってもよく、二重接続アーキテクチャにおける一次ノードまたは二次ノード(SRB3が配置された場合)であってもよい。
ステップ2:送信端は、ネットワーク機器から発行されたRRC再配置メッセージを受信するとともに、当該再配置メッセージを応用すること。
アップレイヤ(SDAP)から1つのDRBに対応するデータを受信した場合、相応な処理行為は以下の通りである。
ステップ2.1:当該DRBにはイーサネットヘッダー圧縮機能が配置された場合、当該DRBに対応するPDCPエンティティーによってデータが送信されるとき、legacyのPDCP data PDUのフォーマットに対して、PDCPサブヘッダーが(1つまたは複数個の)バイトを増加し、イーサネットヘッダーが所持するフィールドの多重化状況を示すためのものであること。対応するPDCP data PDUのフォーマットについて、以下のように例を挙げる。
PDCP SN sizeが12bitと等しいことを例にすると、対応するPDCP data PDUのフォーマットの例として、図8を参照されてよい。
ただし、Fフィールドは当該データパケットにイーサネットヘッダー圧縮機能を行うかを示すためのものであり、例えば、その値として「0」をとると、イーサネットヘッダー圧縮機能を行わないことを示し、Fフィールドの値として「1」をとると、イーサネットヘッダー圧縮機能を行うことを示す。
ただし、Context IDの値の範囲が[0,maxethernetID-1]であり、そのうち、maxethernetIDがRRCによって配置される。Context IDフィールドは、1つのデータストリームを唯一にマークするものである。例えば、特定のMAC source address/MAC destination addressの組み合わせに対応するデータストリームをマークし、Context IDは特定のMAC source address/MAC destination addressの組み合わせに対応する圧縮コンテキストに関連付けられる。
ただし、Lフィールドは、legacy PDCPサブヘッダーに対して新たに増加した(又はマルチインポートとも呼ばれる)バイト長を示すためのものである。
ただし、チェック(Check)フィールドは、イーサネットフィールドを検証するためのものであり、受信端が正しいイーサネットヘッダーを成功に伸張できることが確保される。当該Checkフィールドは、現在報告されたすべてのイーサネットフィールドが特定のアルゴリズムによって算出されたものであり、特定のアルゴリズムは、プロトコルによって約束され、又は、ネットワーク機器と端末とのネゴシエーションによって配置される。
ただし、F1、F2又はF3フィールドは、イーサネットヘッダーにおける特定のイーサネットフィールドが多重化されたか否かを示すためのものである。例えば、F1がイーサネットヘッダーのMAC source addressフィールドに対応し、F2がイーサネットヘッダーにおけるMAC destination addressフィールドに対応し、F3がイーサネットヘッダーにおけるタイプ(type)フィールドに対応する。
例えば、F1、F2、または、F3フィールドの値として、「1」をとると、当該F1、F2又はF3フィールドが多重化されたことを示す。それについて、今回の送信パケットにおけるイーサネットフィールドが一つ前の送信パケットのイーサネットフィールドと同じであるため、今回送信パケットのイーサネットヘッダーには、対応するイーサネットフィールドが所持されないこととなる、と理解されてもよい。
F1、F2、または、F3フィールドの値として、「0」をとると、当該F1、F2又はF3に対応するイーサネットフィールドが多重化されないことを示す。それで、今回の送信パケットのイーサネットヘッダーには、対応するイーサネットフィールドが所持されることになる。
ステップ2.2:1つのDRBに対してイーサネットヘッダー圧縮機能を利用禁止した場合、当該DRBに対応するPDCPエンティティーがlegacyのPDCP data PDUのformatでデータ伝送を行うこと。
PDCP SN sizeが12bitと等しいことを例にすると、対応するPDCP data PDUのformatの例として、図9を参照されてよい。
Fフィールドは当該パケットにイーサネットヘッダー圧縮機能を行うかを示すためのものであり、例えば、Fフィールドの値として「0」をとると、イーサネットヘッダー圧縮機能を行わないことを示し、または、Fフィールドの値として「1」をとると、イーサネットヘッダー圧縮機能を行うことを示す。
ステップ3:受信PDCPエンティティーはボトムレイヤ(RLC)から1つのDRBに対応するデータを受信すること。DRBには、イーサネットヘッダー圧縮機能が配置された場合、アップレイヤ(SDAP)へパケットをデリバリーすることを決定する前に、イーサネットヘッダーに対して伸張処理を行い、相応な処理行為は以下の通りである。
ステップ3.1:PDCP data PDUサブヘッダーが所持したcontext IDに対して、対応するイーサネット伸張コンテキストがまだ作成されていない場合、イーサネットヘッダー伸張コンテキストを作成して、context IDに関連付けるが、checkフィールドの検証が成功した場合、PDCP data PDUサブヘッダーが所持するイーサネットフィールドを基にしてオリジナルイーサネットヘッダーを取得するとともに、イーサネットヘッダー伸張コンテキストを更新すること。
ステップ3.2:PDCP data PDUサブヘッダーが所持したcontext IDに対して、受信PDCPエンティティーによって対応するイーサネットヘッダー伸張コンテキストが既に作成された場合、context IDに対応する伸張コンテキストから、記憶されている多重化されたインターネットフィールドを抽出するとともに、PDCP SDUが所持する多重化されていないイーサネットフィールドを結合してcheckフィールドの検証を行い、検証が成功した場合、オリジナルインターネットヘッダーを取得して、当該context IDに対応する伸張コンテキストを更新すること。
ステップ3.3:受信PDCPエンティティーによって、送信PDCPエンティティーへ、イーサネットヘッダー伸張状態フィードバック情報をフィードバックすること。
インターネットヘッダー伸張状態フィードバック情報のフォーマットについて、図7を参照されてよい。図には、インターネット(Ethernet)に用いられるPDCP control PDUが示される。
ただし、Context IDは、特定のMAC source又はMAC destinationの組み合わせを唯一にマークする。
ただし、Aフィールドは、受信PDCPによってイーサネットヘッダーが成功に伸張されたか否かを示すためのものであり、例えば、Aフィールドの値として、「1」をとると、成功に伸張したことを示すが、Aフィールドの値として、「0」をとると、伸張が失敗したことを示す。
ステップ4:送信PDCPエンティティーは、ボトムレイヤからイーサネットヘッダー圧縮フィードバックを含むPDCP control PDUを受信し、相応な処理行為は以下の通りである。
イーサネットヘッダーを成功に伸張しなかったことをフィードバックした場合、送信PDCPエンティティーはすべてのイーサネット多重化指示フィールドを再配置する必要があり、例えば、0に設置する。
本開示の実施例は送信端をさらに提供し、送信端による問題解決の原理は本開示の実施例におけるヘッダー圧縮処理の方法と類似したので、当該送信端の実施について、方法の実施を参照されてよい。重複したところを省略する。
図10を参照して、本開示の実施例は送信端を提供し、当該送信端1000は、
前記送信端の送信PDCPエンティティーによって、第1のデータ無線ベアラDRBに対応する第1のPDCP PDUを送信するための第1の送信モジュール1001を備え、
前記第1のDRBにはイーサネットヘッダーの圧縮機能が配置された場合、前記第1のPDCP PDUは、前記第1のPDCP PDUに対応する第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおける特定のイーサネットフィールドが多重化されたかを示すための1つまたは複数の第1の情報を含む。
ただし、第1のPDCP PDUはPDCP PDUであってもよく、第1のPDCP SDUは当該PDCP PDUに対応するPDCP SDUであってもよい。
本開示の実施例では、選択的に、前記送信端が端末である場合、前記送信端は、さらに、
前記第1の送信モジュールが前記送信端の送信PDCPエンティティーによって、第1のDRBに対応する第1のPDCP PDUを送信する前に、配置メッセージを受信するための第1の受信モジュールを含み、
前記配置メッセージは、
第2のDRBのイーサネットヘッダー圧縮機能を配置することを指示するための第2の情報、および、
第3のDRBのイーサネットヘッダー圧縮機能を利用禁止することを指示するための第3の情報のうちの1つまたは複数の任意の組み合わせを含む。
本開示の実施例では、選択的に、前記第2のDRBの確立時、イーサネットヘッダー圧縮機能を配置し、または、前記第3のDRBの解放時、イーサネットヘッダー圧縮機能を利用禁止し、または、前記第2のDRBのイーサネットヘッダー圧縮機能を利用開始する時点は、前記第2のDRBの確立後の任意の時点であり、または、前記第3のDRBのイーサネットヘッダー圧縮機能を利用禁止する時点は、前記第3のDRBの解放前の任意の時点である。
本開示の実施例では、選択的に、前記第2のDRBに対応する受信PDCPエンティティーにはアウトオブオーダーデリバリー機能が配置された場合、前記第2のDRBにはイーサネットヘッダー圧縮機能が配置されない。
本開示の実施例では、選択的に、前記送信端は、さらに、
前記第1の送信モジュールが前記送信端の送信PDCPエンティティーによって第1のDRBに対応する第1のPDCP PDUを送信した後、前記送信端の受信PDCPエンティティーによって、イーサネットヘッダー伸張状態フィードバック情報を受信するための第2の受信モジュールを含む。
本開示の実施例では、選択的に、前記第1の送信モジュール1001は、さらに、前記イーサネットヘッダー伸張状態フィードバック情報がイーサネットヘッダーを成功に伸張しなかったことを示した場合、第2のPDCP PDUを送信するために用いられ、前記第2のPDCP PDUのPDCPサブヘッダーは、第2のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおける特定のイーサネットフィールドが多重化されなかったことを示すための1つまたは複数の第5の情報を含み、前記第2のPDCP SDUが前記第2のPDCP PDUに対応する。
本開示の実施例では、選択的に、前記第1のPDCP PDUは、さらに、
前記第1のPDCP PDUに対応するデータストリームをマークするための第6の情報、
従来のPDCPサブヘッダーに対して増加したバイト長を指示するための第7の情報、
イーサネットフィールドを検証するための第8の情報、および、
前記第1のPDCP PDUにイーサネットヘッダー圧縮機能を行うか否かを示すための第9の情報、のうちの1つまたは複数を含む。
本開示の実施例では、選択的に、前記第8の情報は、前記第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおけるすべてのイーサネットフィールドが特定のアルゴリズムによって算出されたものであり、前記特定のアルゴリズムは、プロトコルによって約束され、又は、ネットワーク機器と端末とのネゴシエーションによって配置される。
本開示の実施例では、選択的に、前記第1のDRBがイーサネットヘッダー圧縮機能を利用禁止した場合、前記第1のPDCP PDUのフォーマットは従来のPDCPデータフォーマットである。
本開示の実施例が提供する送信端は、上記方法の実施例を実行することができ、その実現原理や技術的効果が類似したので、本実施例では、ここに説明を省略する。
本開示の実施例は受信端をさらに提供し、受信端による問題解決の原理は本開示の実施例におけるヘッダー圧縮処理の方法と類似したので、当該受信端の実施について、方法の実施を参照されてよい。重複したところを省略する。
図11を参照して、本開示の実施例は受信端を提供し、当該受信端1100は、
前記受信端の受信PDCPエンティティーによって、第1のDRBに対応する第1のPDCP PDUを受信するための第3の受信モジュール110と、
前記第1のDRBにはイーサネットヘッダー圧縮機能が配置された場合、前記第1のPDCP PDUに対してイーサネットヘッダー伸張処理を行うための伸張モジュール1102とを備え、
前記第1のPDCP PDUのPDCPサブヘッダーは、前記第1のPDCP PDUに対応する第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおける特定のイーサネットフィールドが多重化されたかを示すための1つまたは複数の第1の情報を含む。
本開示の実施例では、選択的に、前記受信端は、さらに、
受信端の送信PDCPエンティティーによって、イーサネットヘッダー伸張状態フィードバック情報をフィードバックする第2の送信モジュールを含む。
本開示の実施例では、選択的に、前記受信端がネットワーク機器である場合、前記受信端は、さらに、
前記第3の受信モジュールが前記受信端の受信PDCPエンティティーによって、第1のDRBに対応する第1のPDCP PDUを受信する前に、配置メッセージを送信するための第3の送信モジュールを含み、
前記配置メッセージは、
第2のDRBのイーサネットヘッダー圧縮機能を配置することを指示するための第2の情報、および、
第3のDRBのイーサネットヘッダー圧縮機能を利用禁止することを指示するための第3の情報のうちの1つまたは複数の任意の組み合わせを含む。
本開示の実施例では、選択的に、前記第2のDRBの確立時、イーサネットヘッダー圧縮機能を配置し、または、前記第3のDRBの解放時、イーサネットヘッダー圧縮機能を利用禁止し、または、前記第2のDRBのイーサネットヘッダー圧縮機能を利用開始する時点は、前記第2のDRBの確立後の任意の時点であり、または、前記第3のDRBのイーサネットヘッダー圧縮機能を利用禁止する時点は、前記第3のDRBの解放前の任意の時点である。
本開示の実施例では、選択的に、前記第2のDRBに対応する受信PDCPエンティティーにはアウトオブオーダーデリバリー機能が配置された場合、前記第2のDRBにはイーサネットヘッダー圧縮機能が配置されない。
本開示の実施例では、選択的に、前記第1のPDCP PDUのPDCPサブヘッダーは、さらに、
前記第1のPDCP PDUに対応するデータストリームをマークするための第6の情報、
従来のPDCPサブヘッダーに対して増加したバイト長を指示するための第7の情報、
イーサネットフィールドを検証するための第8の情報、および、
前記第1のPDCP PDUにイーサネットヘッダー圧縮機能を行うか否かを示すための第9の情報、のうちの1つまたは複数を含む。
本開示の実施例では、選択的に、前記伸張モジュールは、さらに、
前記第6の情報に関連付けられるイーサネットヘッダー伸張コンテキストを作成すること、
前記第1のPDCP PDUのデータフィールドが所持するイーサネットフィールドにより前記第7の情報の検証を行うこと、
前記第8の情報の検証が成功した場合、前記第1のPDCP PDUのデータフィールドが所持するイーサネットフィールドにより、前記第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーを取得するとともに、前記イーサネットヘッダー伸張コンテキストを更新すること、
または、
前記第6の情報に対応するイーサネットヘッダー伸張コンテキストから、前記第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおいて多重化されたイーサネットフィールドを取得すること、
前記第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおいて多重化されたイーサネットフィールドと前記第1のPDCP PDUのデータフィールドが所持するイーサネットフィールドにより、前記第8の情報の検証を行うこと、および、
前記第8の情報の検証が成功した場合、前記第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおいて多重化されたイーサネットフィールドと前記第1のPDCP PDUのデータフィールドが所持するイーサネットフィールドにより、前記第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーを取得するとともに、前記第6の情報に対応するイーサネットヘッダー伸張コンテキストを更新すること、のうちの少なくとも1つを実行する。
本開示の実施例が提供する受信端は、上記方法の実施例を実行することができ、その実現原理や技術的効果が類似したので、本実施例では、ここに説明を省略する。
図12に示されるように、図12に示した端末1200は、少なくとも1つのプロセッサ1201と、メモリ1202と、少なくとも1つのネットワークインターフェース1204と、ユーザインタフェース1203と、を含む。端末機器1200における各部品は、バスシステム1205によって結合されている。理解すべきなのは、バスシステム1205は、それらの部品間の接続通信を実現するために用いられる。バスシステム1205は、データバスに加えて、電源バス、制御バス、状態信号バスをさらに含む。しかし、説明を明瞭にするために、図12では、各種類のバスを全部、バスシステム1205として標記する。
ただし、ユーザインタフェース1203は、ディスプレイ、キーボード、クリック機器(例えば、マウス、トラックボール(trackball))、タッチパネル又はタッチスクリーンなどを含んでもよい。
理解すべきなのは、本開示の実施例におけるメモリ1202は、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよく、又は、揮発性メモリと不揮発性メモリの両者を含んでもよい。ただし、不揮発性メモリは、リードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、プログラマブル読取り専用メモリ(Programmable ROM、PROM)、消去可能なプログラマブル読取り専用メモリ(Erasable PROM、EPROM)、電気的消去可能なプログラマブル読取り専用メモリ(Electrically EPROM、EEPROM)又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部高速バッファとしてのランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)であってもよい。非制限的例示的な説明により、多くの形式のRAMが利用可能なものである。例えば、静的ランダムアクセスメモリ(Static RAM、SRAM)、動的ランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータレート同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、DDRSDRAM)、エンハンスメント型同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(EnhancedSDRAM、ESDRAM)、同期接続ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synch link DRAM、SLDRAM)、および、ダイレクトメモリアクセスメモリ(Direct Rambus RAM、DRRAM)が挙げられる。本開示の実施例に記載のシステム及び方法におけるメモリ1202は、上記メモリ及び他の適切な種類のメモリを含むが、それらに限らない。
幾つかの実施の形態では、メモリ1202には、実行可能なモジュール又はデータ構成、又はそれらの副セット、又はそれらの拡張セット(操作システム12021とアプリケーションプログラム12022)という要素が保存される。
ただし、操作システム12021は、例えば、フレームレイヤ、コアライブラリレイヤ、ドライバレイヤなどの種々のシステムプログラムを含み、種々の基礎的業務の実現やハードウェアに基づくタスクの処理に用いられる。アプリケーションプログラム12022は、例えば、メディアプレイヤー(Media Player)、ブラウザー(Browser)などの種々のアプリケーションプログラムを含み、種々のアプリケーション業務の実現に用いられる。本開示の実施例における方法を実現するプログラムは、アプリケーションプログラム11022に含まれてもよい。
本開示の一実施例では、メモリ1202に保存したプログラムまたはコマンド(具体的に、アプリケーションプログラム12022に保存したプログラムまたはコマンドであってもよい)を呼び出して実行されると、以下のステップが実現される。すなわち、前記送信端の送信PDCPエンティティーによって、第1のDRBに対応する第1のPDCP PDUを送信し、ただし、前記第1のDRBにはイーサネットヘッダーの圧縮機能が配置された場合、前記第1のPDCP PDUのPDCPサブヘッダーは、1つまたは複数の第1の情報を含み、前記第1の情報は、前記第1のPDCP PDUに対応する第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおける特定のイーサネットフィールドが多重化されたかを示すためのものである。
本開示の別の実施例では、メモリ1202に保存したプログラムまたはコマンド(具体的に、アプリケーションプログラム12022に保存したプログラムまたはコマンドであってもよい)を呼び出して実行されると、以下のステップが実現される。すなわち、前記受信端の受信PDCPエンティティーによって、第1のDRBに対応する第1のPDCP PDUを受信し、前記第1のDRBにはイーサネットヘッダーの圧縮機能が配置された場合、前記第1のPDCP PDUに対してイーサネットヘッダー伸張処理を行い、ただし、前記第1のPDCP PDUのPDCPサブヘッダーは、1つまたは複数の第1の情報を含み、前記第1の情報は、前記第1のPDCP PDUに対応する第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおける特定のイーサネットフィールドが多重化されたかを示すためのものである。
本開示の実施例が提供する端末は、上記方法の実施例を実行することができ、その実現原理や技術的効果が類似したので、本実施例では、ここに説明を省略する。
図13を参照して、図13は本開示の実施例におけるネットワーク機器の構成図である。図13に示されるように、ネットワーク側機器1300は、プロセッサ1301、送受信機1302、メモリ1303、および、バスインターフェースを含み、ただし、
本開示の一実施例では、ネットワーク機器1300は、メモリ1303に記憶されているとともに、プロセッサ1301にて運行できるプログラムをさらに含み、プログラムがプロセッサ1301によって実行されるとき、以下のステップが実現される。すなわち、前記送信端の送信PDCPエンティティーによって、第1のDRBに対応する第1のPDCP PDUを送信し、ただし、前記第1のDRBにはイーサネットヘッダーの圧縮機能が配置された場合、前記第1のPDCP PDUのPDCPサブヘッダーは、1つまたは複数の第1の情報を含み、前記第1の情報は、前記第1のPDCP PDUに対応する第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおける特定のイーサネットフィールドが多重化されたかを示すためのものである。
本開示の別の実施例では、ネットワーク機器1300は、メモリ1303に記憶されているとともに、プロセッサ1301にて運行できるプログラムをさらに含み、プログラムがプロセッサ1301によって実行されるとき、以下のステップが実現される。すなわち、前記受信端の受信PDCPエンティティーによって、第1のDRBに対応する第1のPDCP PDUを受信し、前記第1のDRBにはイーサネットヘッダーの圧縮機能が配置された場合、前記第1のPDCP PDUに対してイーサネットヘッダー伸張処理を行い、ただし、前記第1のPDCP PDUのPDCPサブヘッダーは、1つまたは複数の第1の情報を含み、前記第1の情報は、前記第1のPDCP PDUに対応する第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおける特定のイーサネットフィールドが多重化されたかを示すためのものである。
図13では、バスアーキテクチャには、任意の数の相互接続されたバスとブリッジが含まれてもよい。具体的には、プロセッサ1301をはじめとする1つまたは複数のプロセッサは、メモリ1303をはじめとするメモリの種々の回路と接続されている。バスアーキテクチャは、周辺デバイス、電圧調整器、および電力管理回路等のような種々の他の回路を接続することもできる。それは、当分野で公知のものである。そのため、本明細書では、更なる説明を省略する。バスインターフェースは、インターフェースを提供する。送受信機1302は、複数の素子であってもよく、すなわち、送信機と受信機を含み、伝送媒体において種々の他の装置と通信するためのユニットを提供する。
プロセッサ1301は、バスアーキテクチャの管理や一般的な処理を行う役割を果たし、メモリ1303は、プロセッサ1301の操作時に用いられるデータを記憶することができる。
本開示の実施例が提供するネットワーク機器は、上記方法の実施例を実行することができ、その実現原理や技術的効果が類似したので、本実施例では、ここに説明を省略する。
本開示に開示された内容に記載の方法またはアルゴリズムのステップはハードウェアによって実現されてもよく、プロセッサがソフトウェアコマンドを実行することによって実現されてもよい。ソフトウェアコマンドは、相応なソフトウェアモジュールによって構成されてもよい。ソフトウェアモジュールは、RAM、フラッシュメモリ、ROM、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROMまたは当業界でよく周知された任意の他の形式の記憶媒体に記憶されてもよい。例示的な記憶媒体はプロセッサに結合させることにより、プロセッサが当該メモリ媒体から情報を読み取るようになり、かつ、当該メモリ媒体に情報を書き込むことができる。記憶媒体は、プロセッサの構成部分であってもよい。プロセッサとメモリ媒体はASICに格納してもよい。また、当該ASICはコアネットワークインターフェース機器に格納してもよい。プロセッサと記憶媒体はディスクリートコンポーネントとしてコアネットワークインターフェース機器に存在してもよい。
当業者であれば、上記1つまたは複数の例示では、本開示に記載の機能がハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、または、それらの任意の組み合わせによって実現されてもよいことを意識できる。ソフトウェアによって実現された場合、それらの機能は、コンピュータ可読媒体に記憶されてもよく、又は、コンピュータ可読媒体における1つまたは複数のコマンドまたはコードとして伝送されてもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体を含み、ただし、通信媒体が一方の箇所から他方の箇所へのコンピュータプログラムの伝送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、汎用または専門のコンピュータがアクセス可能な任意の利用可能な媒体であってもよい。
上記具体的な実施の形態では、本開示の目的、技術案、および、有益な効果について、更に詳しく説明されている。理解すべきなのは、上述した内容が本開示の具体的な実施の形態に過ぎず、本開示の保護範囲を限定するためのものではない。本開示の技術案を基にした如何なる補正、均等置換、改良などは、本開示の保護範囲に含まれているはずである。
当業者であれば分かるように、本開示の実施例は、方法、システム、または、コンピュータプログラム製品として提供されてもよい。そのため、本開示の実施例は、完全ハードウェアの実施例、完全ソフトウェアの実施例、または、ソフトウェアとハードウェアの方面を組み合わせた実施例の形式が用いられてもよい。しかも、本開示の実施例は、1つまたは複数の、コンピュータ利用可能なプログラムコードを含むコンピュータ利用可能な記憶媒体(ディスクメモリ、CD-ROM、光学メモリなどを含むが、それらに限られない)に実施されるコンピュータプログラム製品の形式が用いられてもよい。
本開示の実施例は、本開示の実施例に係る方法、装置(システム)およびコンピュータプログラム製品のフローチャートおよび/またはブロック図を参照して説明していた。理解すべきなのは、コンピュータプログラムコマンドによって、フローチャート及び/又はブロック図における各フロー及び/又はブロックや、フローチャート及び/又はブロック図におけるフロー及び/またはブロックの組み合わせが実現されてもよい。これらのコンピュータプログラムコマンドを、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、埋込型プロセッサ、または、他のプログラマブルデータ処理機器のプロセッサに提供することにより、機器を発生させ、それにより、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理機器のプロセッサによって実行されるコマンドにより、フローチャートにおける1つのフローまたは複数のフロー及び/又はブロック図の1つのブロックまたは複数のブロックに指定された機能を実現するための装置を発生させる。
これらのコンピュータプログラムコマンドは、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理機器を特定の方式で作動するようにガイドできるコンピュータ可読メモリに記憶されてもよい。それにより、当該コンピュータ可読メモリに記憶されたコマンドは、コマンド装置を含む製品を発生させ、当該コマンド装置によれば、フローチャートにおける1つのフローまたは複数のフロー及び/又はブロック図の1つのブロックまたは複数のブロックに指定された機能が実現される。
これらのコンピュータプログラムコマンドは、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理機器にロードされてもよい。それにより、コンピュータ又は他のプログラマブル機器において、一連の操作を実行して、コンピュータによって実現される処理を発生させ、さらに、コンピュータ又は他のプログラマブル機器に実行されるコマンドは、フローチャートにおける1つのフローまたは複数のフロー及び/又はブロック図の1つのブロックまたは複数のブロックに指定された機能を実現するためのステップを提供する。
明らかに、当業者は、本開示の精神や範囲から逸脱することなく、本開示の実施例に対する種々の変更や変形を行うことができる。それで、仮に、本開示の実施例に関するこれらの修正や変形は本開示の請求項及びその均等技術の範囲に属するとなると、本開示もそれらの変更や変形を含むことを意図する。
本開示の実施例では、選択的に、前記第1のPDCP PDUのイーサネットヘッダーに対して伸張処理を行うことは、
前記第6の情報に関連付けられるイーサネットヘッダー伸張コンテキストを作成すること、
前記第1のPDCP PDUのデータフィールドが所持するイーサネットフィールドによって前記第の情報の検証を行うこと、
前記第8の情報の検証が成功した場合、前記第1のPDCP PDUのデータフィールドが所持するイーサネットフィールドにより、前記第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーを取得するとともに、前記イーサネットヘッダー伸張コンテキストを更新すること、
または、
前記第6の情報に対応するイーサネットヘッダー伸張コンテキストから、前記第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおいて多重化されたイーサネットフィールドを取得すること、
前記第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおいて多重化されたイーサネットフィールドと前記第1のPDCP PDUのデータフィールドが所持するイーサネットフィールドにより、前記第8の情報の検証を行うこと、および、
前記第8の情報の検証が成功した場合、前記第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおいて多重化されたイーサネットフィールドと前記第1のPDCP PDUのデータフィールドが所持するイーサネットフィールドにより、前記第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーを取得するとともに、前記第6の情報に対応するイーサネットヘッダー伸張コンテキストを更新すること、のうちの少なくとも1つを含む。
ただし、操作システム12021は、例えば、フレームレイヤ、コアライブラリレイヤ、ドライバレイヤなどの種々のシステムプログラムを含み、種々の基礎的業務の実現やハードウェアに基づくタスクの処理に用いられる。アプリケーションプログラム12022は、例えば、メディアプレイヤー(Media Player)、ブラウザー(Browser)などの種々のアプリケーションプログラムを含み、種々のアプリケーション業務の実現に用いられる。本開示の実施例における方法を実現するプログラムは、アプリケーションプログラム12022に含まれてもよい。
明らかに、当業者は、本開示の範囲から逸脱することなく、本開示の実施例に対する種々の変更や変形を行うことができる。それで、仮に、本開示の実施例に関するこれらの修正や変形は本開示の請求項及びその均等技術の範囲に属するとなると、本開示もそれらの変更や変形を含むことを意図する。

Claims (21)

  1. 送信端に用いられるイーサネットヘッダーの圧縮方法であって、
    前記送信端の送信パケットデータコンバージェンスプロトコルPDCPエンティティーによって、第1のデータ無線ベアラDRBに対応する第1のPDCPプロトコルデータユニットPDUを送信することを含み、
    前記第1のDRBにはイーサネットヘッダーの圧縮機能が配置された場合、前記第1のPDCP PDUのPDCPサブヘッダーは、前記第1のPDCP PDUに対応する第1のPDCPサービスデータユニットSDUのイーサネットヘッダーにおける特定のイーサネットフィールドが多重化されたかを示すための1つまたは複数の第1の情報を含む、方法。
  2. 前記送信端が端末である場合、前記送信端の送信PDCPエンティティーによって、第1のDRBが対応する第1のPDCP PDUを送信する前に、前記方法は、
    配置メッセージを受信することをさらに含み、
    前記配置メッセージは、
    第2のDRBのイーサネットヘッダー圧縮機能を配置することを指示するための第2の情報、および、
    第3のDRBのイーサネットヘッダー圧縮機能を利用禁止することを指示するための第3の情報のうちの1つまたは複数の任意の組み合わせを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2のDRBの確立時、イーサネットヘッダー圧縮機能を配置し、
    または、
    前記第3のDRBの解放時、イーサネットヘッダー圧縮機能を利用禁止し、
    または、
    前記第2のDRBのイーサネットヘッダー圧縮機能を利用開始する時点は、前記第2のDRBの確立後の任意の時点であり、
    または、
    前記第3のDRBのイーサネットヘッダー圧縮機能を利用禁止する時点は、前記第3のDRBの解放前の任意の時点である、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第2のDRBに対応する受信PDCPエンティティーにはアウトオブオーダーデリバリー機能が配置された場合、前記第2のDRBにはイーサネットヘッダー圧縮機能が配置されない、請求項2に記載の方法。
  5. 前記送信端の送信PDCPエンティティーによって、第1のDRBに対応する第1のPDCP PDUを送信した後に、前記方法は、
    前記送信端の受信PDCPエンティティーによって、イーサネットヘッダー伸張状態フィードバック情報を受信することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記送信端の受信PDCPエンティティーによって、イーサネットヘッダー伸張状態フィードバック情報を受信した後、前記方法は、
    前記イーサネットヘッダー伸張状態フィードバック情報がイーサネットヘッダーを成功に伸張しなかったことを示した場合、第2のPDCP PDUを送信し、前記第2のPDCP PDUのPDCPサブヘッダーは、前記第2のPDCP PDUに対応する第2のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおける特定のイーサネットフィールドが多重化されなかったことを示すための1つまたは複数の第5の情報を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1のPDCP PDUのPDCPサブヘッダーは、さらに、
    前記第1のPDCP PDUに対応するデータストリームをマークするための第6の情報、
    従来のPDCPサブヘッダーに対して増加したバイト長を指示するための第7の情報、
    イーサネットフィールドを検証するための第8の情報、および、
    前記第1のPDCP PDUにイーサネットヘッダー圧縮機能を行う否かを示すための第9の情報、のうちの1つまたは複数を含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第8の情報は、前記第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおけるすべてのイーサネットフィールドによって、特定のアルゴリズムによって算出されたものであり、
    前記特定のアルゴリズムは、プロトコルによって約束され、又は、ネットワーク機器と端末とのネゴシエーションによって配置される、請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1のDRBがイーサネットヘッダー圧縮機能を利用禁止した場合、前記第1のPDCP PDUのフォーマットは従来のPDCPデータフォーマットであり、
    又は、前記第1のDRBがイーサネットヘッダー圧縮機能を利用禁止した場合、前記第1のPDCP PDUのPDCPサブヘッダーは、前記第1のPDCP PDUにイーサネットヘッダー圧縮機能を行うかを示すための第10の情報を含む、請求項1に記載の方法。
  10. 受信端に用いられるイーサネットヘッダーの伸張方法であって、
    前記受信端の受信パケットデータコンバージェンスプロトコルPDCPエンティティーによって、第1のデータ無線ベアラDRBに対応する第1のPDCPプロトコルデータユニットPDUを受信すること、および、
    前記第1のDRBにはイーサネットヘッダー圧縮機能が配置された場合、前記第1のPDCP PDUに対してイーサネットヘッダー伸張処理を行うこと、を含み、
    前記第1のPDCP PDUのPDCPサブヘッダーは、前記第1のPDCPプロトコルデータユニットPDUに対応する第1のPDCPサービスデータユニットSDUのイーサネットヘッダーにおける特定のイーサネットフィールドが多重化されたかを示すための1つまたは複数の第1の情報を含む、方法。
  11. 前記第1のPDCP PDUに対してイーサネットヘッダー伸張処理を行った後、前記方法は、
    前記受信端の送信PDCPエンティティーによって、イーサネットヘッダー伸張状態フィードバック情報をフィードバックすることをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記受信端がネットワーク機器である場合、前記受信端の受信PDCPエンティティーによって、第1のDRBに対応する第1のPDCP PDUを受信する前に、前記方法は、
    配置メッセージを送信することをさらに含み、
    前記配置メッセージは、
    第2のDRBのイーサネットヘッダー圧縮機能を配置することを指示するための第2の情報、および、
    第3のDRBのイーサネットヘッダー圧縮機能を利用禁止することを指示するための第3の情報のうちの1つまたは複数の任意の組み合わせを含む、請求項10に記載の方法。
  13. 前記第2のDRBの確立時、イーサネットヘッダー圧縮機能を配置し、
    または、
    前記第3のDRBの解放時、イーサネットヘッダー圧縮機能を利用禁止し、
    または、
    前記第2のDRBのイーサネットヘッダー圧縮機能を利用開始する時点は、前記第2のDRBの確立後の任意の時点であり、
    または、
    前記第3のDRBのイーサネットヘッダー圧縮機能を利用禁止する時点は、前記第3のDRBの解放前の任意の時点である、請求項12に記載の方法。
  14. 前記第2のDRBに対応する受信PDCPエンティティーにはアウトオブオーダーデリバリー機能が配置された場合、前記第2のDRBにはイーサネットヘッダー圧縮機能が配置されない、請求項12に記載の方法。
  15. 前記第1のPDCP PDUのPDCPサブヘッダーは、さらに、
    前記第1のPDCP PDUに対応するデータストリームをマークするための第6の情報、
    従来のPDCPサブヘッダーに対して増加したバイト長を指示するための第7の情報、
    イーサネットフィールドを検証するための第8の情報、および、
    前記第1のPDCP PDUにイーサネットヘッダー圧縮機能を行うか否かを示すための第9の情報、のうちの1つまたは複数を含む、請求項10に記載の方法。
  16. 前記第1のPDCP PDUに対してイーサネットヘッダー伸張処理を行うことは、
    前記第6の情報に関連付けられるイーサネットヘッダー伸張コンテキストを作成すること、
    前記第1のPDCP PDUのデータフィールドが所持するイーサネットフィールドにより前記第8の情報の検証を行うこと、
    前記第8の情報の検証が成功した場合、前記第1のPDCPプロトコルデータユニットPDUのデータフィールドが所持するイーサネットフィールドにより、前記第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーを取得するとともに、前記イーサネットヘッダー伸張コンテキストを更新すること、
    または、
    前記第6の情報に対応するイーサネットヘッダー伸張コンテキストから、前記第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおいて多重化されたイーサネットフィールドを取得すること、
    前記第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおいて多重化されたイーサネットフィールドと前記第1のPDCP PDUのデータフィールドが所持するイーサネットフィールドにより、前記第8の情報の検証を行うこと、および、
    前記第8の情報の検証が成功した場合、前記第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーにおいて多重化されたイーサネットフィールドと前記第1のPDCP PDUのデータフィールドが所持するイーサネットフィールドにより、前記第1のPDCP SDUのイーサネットヘッダーを取得するとともに、前記第6の情報に対応するイーサネットヘッダー伸張コンテキストを更新すること、のうちの少なくとも1つを含む、請求項15に記載の方法。
  17. 送信端の送信パケットデータコンバージェンスプロトコルPDCPエンティティーによって、第1のデータ無線ベアラDRBに対応する第1のPDCPプロトコルデータユニットPDUを送信するための第1の送信モジュールを備え、
    前記第1のDRBにはイーサネットヘッダーの圧縮機能が配置された場合、前記第1のPDCP PDUのPDCPサブヘッダーは、前記第1のPDCP PDUに対応する第1のPDCPサービスデータユニットSDUのイーサネットヘッダーにおける特定のイーサネットフィールドが多重化されたかを示すための1つまたは複数の第1の情報を含む、送信端。
  18. 受信端の受信パケットデータコンバージェンスプロトコルPDCPエンティティーによって、第1のデータ無線ベアラDRBに対応する第1のプロトコルデータユニットPDCP PDUを受信するための第3の受信モジュールと、
    前記第1のDRBにはイーサネットヘッダー圧縮機能が配置された場合、前記第1のPDCP PDUに対してイーサネットヘッダー伸張処理を行うための伸張モジュールとを備え、
    前記第1のPDCP PDUのPDCPサブヘッダーは、前記第1のPDCP PDUに対応する第1のPDCPサービスデータユニットSDUのイーサネットヘッダーにおける特定のイーサネットフィールドが多重化されたかを示すための1つまたは複数の第1の情報を含む、受信端。
  19. プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されているとともに、前記プロセッサにて運行できるプログラムと、を含み、
    前記プログラムが前記プロセッサによって実行されるとき、請求項1~9のいずれか1項に記載のイーサネットヘッダーの圧縮方法のステップを実現させる、送信端。
  20. プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されているとともに、前記プロセッサにて運行できるプログラムと、を含み、
    前記プログラムが前記プロセッサによって実行されるとき、請求項10~16のいずれか1項に記載のイーサネットヘッダーの伸張方法のステップを実現させる、受信端。
  21. コンピュータプログラムが記憶されており、
    前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるとき、請求項1~9のいずれか1項に記載のイーサネットヘッダーの圧縮方法のステップを実現させ、又は、請求項10~16のいずれか1項に記載のイーサネットヘッダーの伸張方法のステップを実現させる、コンピュータ可読記憶媒体。
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