JP2022506579A - がん及び他の状態の治療用組成物 - Google Patents

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Abstract

組成物は修飾されたグルカル分子またはガラクタル分子のうち少なくとも1つを含む。分子は、特にヒト患者にて、さらに詳しくは、対応する乳酸産生がないグルコース摂取で細胞特異的な増加を示すヒト患者にてがんの治療に有用である。組成物はまた、高いレベルのHIT活性を発現する低酸素細胞を有するヒト、低い振幅の日周振動を示す複数の細胞を有するヒト、またはヒトの細胞のミトコンドリアにて活性酸素種の増加を有するヒトを治療するのにも有用である。【選択図】図1

Description

本開示は、患者、特にヒト患者にて、さらに詳しくは、対応する乳酸産生がないグルコース摂取で細胞特異的な増加を示すヒト患者、または高いレベルのHIF活性を発現する低酸素細胞を有するヒト、または低い振幅の日周振動を示す複数の細胞を持つヒト、またはヒトの細胞のミトコンドリアで活性酸素種の増加を有するヒトにてがんを治療するのに有用である分子を指向する。
がんは異常細胞の制御されない増殖及び広がりを特徴とする多様な疾患の群である。一般に、すべての型のがんは細胞の増殖及び分裂の制御で何らかの異常を含む。細胞分裂及び/または細胞のコミュニケーションを調節する経路は、細胞増殖を制御し、制限することにおけるこれらの調節メカニズムの効果が破綻するように、または迂回されるようにがん細胞にて変化する。連続する回数の突然変異と自然選択を介して、一般に単一の変異細胞を起源とする異常細胞の群は、他の細胞に対して選択的な増殖上の利点を提供する追加の突然変異を蓄積するので、細胞塊にて優位を占める細胞型に進展する。突然変異と自然選択のこの過程は、多数の種類のがん細胞によって示される遺伝的な不安定性、体細胞突然変異から得られるまたは生殖系列からの遺伝によって得られる不安定性によって増強される。がん性細胞の増強された変異性は悪性腫瘍細胞の形成に向かうその進展の確率を高める。がん細胞はさらに進化するので、一部は局所で侵襲性になり、次いで転移して元のがん細胞の組織以外の組織をコロニー化する。腫瘍細胞集団の不均質性と共にこの特性によってがんは治療し、撲滅するのが特に難しい疾患になっている。
世界中で、1000万人を超える人々が毎年がんであると診断され、この数は2020年までに毎年1500万の新症例まで増えると推定されている。
がんは毎年600万人の死亡の原因であり、世界中の死亡の12%の原因である。がんを治療することができる方法に対するニーズが残っている。本明細書では、ヒト及び他の哺乳類におけるがんの予防及び治療に有用な医薬組成物についての基礎を提供する。
熱で活性化したサッカリドは患者、特にヒト患者にてがんを治療するのに有用な免疫賦活剤であり得ることが以前示されている。そのような治療及びそのような治療を作り出すプロセスは、参照によって本明細書に組み込まれる国際特許公開WO/2018/031435にて見いだすことができる。
既知の化合物及び本明細書で開示されている化合物の細胞膜を介した相対的な移行効率及び既知の化合物の本明細書で開示されている化合物への変換を示す図である。 本開示の組成物の分子の好ましい構造を示す図である。 本開示の組成物を合成するのに使用することができる追加の方法を示す図である。 本開示の組成物を合成するのに使用することができるその上さらなる追加の方法を示す図である。 本開示の組成物による正常細胞株及びがん細胞株の処理の用量反応曲線を示す図である。
本開示は、化学療法で活性がある組成物、その製造、及び他の化学療法剤の有無を問わないその使用を指向する。明確にするために、化学療法で活性がある組成物という用語は本明細書に記載されるような化合物の1以上を含む物質を指す。化学療法剤(複数可)という用語は本明細書で引用されている化合物以外の化学療法効果を提供する化学組成物を指す。
本明細書では、以下の式:
Figure 2022506579000002
によって表される任意の分子を含む組成物が記載されている。
式中、R、R’及びR”は独立して水素、水素、窒素及び/または酸素を伴った炭素から成り、且つ1~約24の炭素原子を含む有機官能基、水素、窒素及び/または酸素を伴い、ホウ素、ケイ素、リン、イオウから選択されるヘテロ原子、及び/またはハロゲン化合物を伴った炭素を含むヘテロ有機官能基、またはアルカリ金属イオン及びアルカリ土類イオンから選択される-1もしくは-2の電荷を有するイオンから成る群から選択される。
好ましい組成物は図2に示され、以下の構造によって表される。
Figure 2022506579000003
そのような組成物は治療されたがんにて、または特にヒトがん患者にてがんを治療するための免疫賦活剤として効果的であることが示されている。
別の例は、以下のステップを含む対象を治療する方法である。
(a)症状が特定の化学療法剤による治療を必要とするがんの前記症状を呈する対象を特定すること;
(b)治療有効量の、本開示の組成物の化合物のいずれかを投与すること;
(c)表1から選択される、有効量の追加の化学療法剤を対象に同時に、順次、または別々に投与すること。
表1
Figure 2022506579000004
Figure 2022506579000005
Figure 2022506579000006
Figure 2022506579000007
化合物は図3及び図4に示される例示的な反応に従って合成することができる。好適な技法には、D-グルカル、トリ-O-アセチル-D-グルカル、またはトリ-O-アセチル-D-ガラクタルを高温に供することが含まれる。好ましい例では、3,4,5-トリ-O-アセチル-D-グルカルまたは3,4,5-トリ-O-アセチル-D-ガラクタルを熱に供して本開示の化合物を作り出す。さらに、化合物を当該技術分野で既知の技法に従って脱アセチル化、メトキシル化及びアセチル化に供して所望のようにさらに官能基を修飾することができる。
組成物は、経口で、頬側に、及び/または経口吸入によって投与することができる。一例では、化学療法で活性がある組成物を皮下に、非経口で、経皮で、腹腔内に、筋肉内に、坐薬によって、埋め込みによって、膀胱内注入によって、眼内注入によって、腔内注入によって、動脈内注入によって、病変内注入によって、または非鼻、非頬側の粘膜への適用によって投与することができる。別の例では、化学療法で活性がある組成物は、鼻に、鼻吸入によって、鼻内注入によって、埋め込みによって、腔内注入または膀胱内注入によって、眼内に、動脈内に、病変内に、経皮で、または鼻粘膜への適用によって投与される。さらに別の例では、化学療法で活性がある組成物は局所投与される。
本開示の組成物によって治療されてもよいがんには、例えば、癌腫;肉腫;黒色腫;リンパ腫;白血病;脳腫瘍;血液で見いだされるがん;皮膚の組織で見いだされるがん;肺の組織で見いだされるがん;乳房の組織で見いだされるがん;眼で見いだされるがん;肝臓で見いだされるがん;前立腺で見いだされるがん;または膵臓の組織で見いだされるがんが挙げられる。方法を使用して対象にてポリープ、腺腫の総数、腸管腫瘍、及び/またはがん細胞増殖を治療するまたは減らすことができる。
化合物は、対応する乳酸産生がないグルコース摂取での細胞特異的な増加に関連する状態の治療または予防で効果的に使用されてもよい。化合物による治療に続いて、乳酸産生は治療より前の同じ型の細胞の乳酸産生を超えて増加することが示される。
化合物は、高いレベルのHIF活性を発現する低酸素細胞に関連する状態の治療または予防で効果的に使用されてもよい。本開示の化合物による治療に続いて、ヒトは低酸素細胞にて低いHIF活性を有する。
化合物は、低い振幅の日周振動を示す複数の細胞に関連する状態の治療または予防で効果的に使用されてもよい。本開示の化合物による治療に続いて、ヒトは治療された細胞にて日周振動の振幅で増加を有する。
化合物は、ヒトの細胞のミトコンドリアでの活性酸素種の低下に関連する状態の治療または予防で効果的に使用されてもよい。本開示の化合物による治療に続いて、ヒト患者の細胞のミトコンドリアは治療より前のレベルと比べて活性酸素種の増加を有することが示される。活性酸素種はミトコンドリアにおける電子伝達鎖での酸化的リン酸化の副産物であり、活性酸素種の増加はミトコンドリアにおける細胞呼吸の増加の効果である。
さらに、化合物はアルツハイマーの高いコレステロール及び糖尿病の治療または予防で効果的に使用されてもよい。
さらに別の例は、上述の免疫賦活剤のいずれかと薬学的に許容される担体とを含む組成物である。一例では、組成物はさらに有効量の、表1から選択される1以上の化学療法剤を含む。さらに別の例では、組成物はさらに、1以上の抗炎症剤、抗糖尿病剤、脂質低下剤、表1から選択される追加の化学療法剤、抗ウイルス剤、抗生物質、代謝剤、小分子阻害剤、タンパク質キナーゼ阻害剤、免疫賦活剤、アポトーシス剤、抗増殖剤及び有機栄養標的化剤、及びそれらの組み合わせから成る群から選択される第2の薬剤を含む。
合成実施例1
3,4,5-トリ-O-アセチル-D-グルカル(1.16g,4.26mmol)を水(100mL)に溶解した。溶液を121度で20分間オートクレーブ滅菌し、氷槽を用いて冷ました。溶媒を凍結乾燥して水を完全に取り除いた。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(n-ヘキサン/酢酸エチル、1:1、v/v)によって精製した。収量580mg、59%。Rf=0.29及び0.40(n-ヘキサン/酢酸エチル、1:1、v/v)。得られた化合物を「RMD-Ser」と呼び、式(3)として以下に示す。RMD-Serは溶液にてジヒドロピラン形態とアルデヒド形態の間で平衡を有する。
Figure 2022506579000008
合成実施例2
3,4,5-トリ-O-アセチル-D-ガラクタル(1.16g,4.26mmol)を水(100mL)に溶解した。溶液を121度で20分間オートクレーブ滅菌し、氷槽を用いて冷ました。溶媒を凍結乾燥して水を完全に取り除いた。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(n-ヘキサン/酢酸エチル、1:1、v/v)によって精製した。収量580mg、59%。Rf=0.29及び0.40(n-ヘキサン/酢酸エチル、1:1、v/v)。得られた化合物を以下に示す。
Figure 2022506579000009
試験管内実施例1
合成実施例1の化合物をHCT116(がん)及びFHC(正常)の細胞株で調べてアポトーシス活性を評価する試験をした。投与量を変え、細胞死の割合を決定して図5に示すような用量反応曲線を得た。
実施例1.式(1):
Figure 2022506579000010
によって表される分子を含む組成物
式中、XはO及びSから成る群から選択され、R、R’及びR”は独立して水素、水素、窒素及び/または酸素を伴った炭素から成り、且つ1~約24の炭素原子を含む有機官能基、水素、窒素及び/または酸素を伴い、ホウ素、ケイ素、リン、イオウから選択されるヘテロ原子、及び/またはハロゲン化合物を伴った炭素を含むヘテロ有機官能基、またはアルカリ金属イオン及びアルカリ土類イオンから選択される-1もしくは-2の電荷を有するイオンから成る群から選択される。
実施例2.組成物の実質的な部分が式(2):
Figure 2022506579000011
によって表される分子で構成される組成物。
式中、XはO及びSから成る群から選択され、R、R’及びR”は水素、水素、窒素及び/または酸素を伴った炭素から成り、且つ1~約24の炭素原子を含む有機官能基、水素、窒素及び/または酸素を伴い、ホウ素、ケイ素、リン、イオウから選択されるヘテロ原子、及び/またはハロゲン化合物を伴った炭素を含むヘテロ有機官能基、またはアルカリ金属イオン及びアルカリ土類イオンから選択される-1もしくは-2の電荷を有するイオンから成る群から選択される;しかし、Xが酸素であり、且つR及びR’が水素である場合、R”は有機官能基、ヘテロ有機官能基、または-1もしくは-2の電荷を有するイオンから成る群から選択され、R’及びR”がアセチル基(-COCH3)である場合、Rはエチル基ではない。
実施例3.Rが水素原子である実施例2の組成物。
実施例4.R’がアセチル基である先行実施例のいずれか1つの組成物。
実施例5.R”がアセチル基である先行実施例のいずれか1つの組成物。
実施例6.R’がカルボニル基を含む先行実施例のいずれか1つの組成物。
実施例7.R”がカルボニル基を含む先行実施例のいずれか1つの組成物。
実施例8.式(2)によって表される分子が式(5):
Figure 2022506579000012
によって表される実施例2の組成物。
実施例9.式(2)によって表される分子が式(4):
Figure 2022506579000013
によっても表される実施例2の組成物。
実施例10.式(5)及び(6):
Figure 2022506579000014
のいずれか1つによって表される分子を含む組成物。
式中、XはO及びSから成る群から選択され、式(1)及び(2)のそれぞれにおけるR、R’及びR”は独立して水素、水素、窒素及び/または酸素を伴った炭素から成り、且つ1~約24の炭素原子を含む有機官能基、水素、窒素及び/または酸素を伴い、ホウ素、ケイ素、リン、イオウから選択されるヘテロ原子、及び/またはハロゲン化合物を伴った炭素を含むヘテロ有機官能基、及びアルカリ金属イオン及びアルカリ土類イオンから選択される-1もしくは-2の電荷を有するイオンから成る群から選択される。
実施例11.式(1)、(2)、(5)または(6)
Figure 2022506579000015
のいずれか1つによって表される化合物を含む医薬組成物。
式中、各式(1)、(2)、(5)及び(6)におけるXは独立してO及びSから成る群から選択され、式(1)、(2)、(5)及び(6)のそれぞれにおけるR、R’及びR”は独立して水素、水素、窒素及び/または酸素を伴った炭素から成り、且つ1~約24の炭素原子を含む有機官能基、水素、窒素及び/または酸素を伴い、ホウ素、ケイ素、リン、イオウから選択されるヘテロ原子、及び/またはハロゲン化合物を伴った炭素を含むヘテロ有機官能基、及びアルカリ金属イオン及びアルカリ土類イオンから選択される-1もしくは-2の電荷を有するイオンから成る群から選択され、薬学的に許容される補助剤、薬学的に許容される結合材及び薬学的に許容される担体の少なくとも1つも含む
実施例12.有効量の少なくとも1つの化学療法剤をさらに含む、実施例11の医薬組成物。
実施例13.化学療法剤が表1に列挙されている、実施例12の医薬組成物。
実施例14.医薬組成物は経口で活性がある、実施例11の医薬組成物。
実施例15.医薬組成物が錠剤、カプセル剤、または経口吸入具にて製剤化される、実施例11の医薬組成物。
実施例16.患者が実施例11~15のいずれか1つの医薬組成物を投与される、患者を治療するプロセス。
実施例17.患者がヒトである、実施例16のプロセス。
実施例18.ヒトが、対応する乳酸産生がないグルコース摂取で細胞特異的な増加を示している、実施例16のプロセス。
実施例19.治療に続いて、乳酸産生が治療より前の同じ型の細胞の乳酸産生を超えて増加することが示される、実施例18のプロセス。
実施例20.ヒトが高いレベルのHIF活性を発現する低酸素細胞を有する、実施例16のプロセス。
実施例21.治療に続いて、ヒトが低酸素細胞にて低いHIF活性を有する、実施例20のプロセス。
実施例22.ヒトが低い振幅の日周振動を示す複数の細胞を持つ、実施例16のプロセス。
実施例23.治療に続いて、ヒトが治療された細胞にて日周振動の振幅の増加を有する、実施例22のプロセス。
実施例24.ヒトがヒトの細胞のミトコンドリアにて活性酸素種の低下を有する、実施例16のプロセス。
実施例25.治療に続いて、ヒト患者の細胞のミトコンドリアが治療より前のレベルと比べて活性酸素種の増加を有することが示され;活性酸素種がミトコンドリアにおける電子伝達鎖での酸化的リン酸化の副産物であり;活性酸素種の増加がミトコンドリアでの細胞呼吸の増加の効果である、実施例24のプロセス。
実施例26.以下のステップ:(a)症状が特定の化学療法剤による治療を必要とするがんの前記症状を呈する対象を特定することと;(b)有効量の実施例1~10のいずれかの組成物を投与することと;(c)有効量の、ステップ(a)の化学療法剤を対象に同時に、逐次、または別々に投与することとを含む、対象を治療する方法。
実施例27.特定するステップ(a)の間に、表1における化学療法剤の少なくとも1つが有益であることを判定し、そのような薬剤がステップ(c)で投与される、実施例26の方法。
実施例28.ステップ(c)の化学療法剤の有効性とステップ(c)の化学療法剤及び免疫賦活剤の有効性とを比較する対照試験にてステップ(c)の化学療法剤単独よりもステップ(c)の化学療法剤及び免疫賦活剤による治療によって対象のがんの症状がさらに効果的に軽減されることが示されている、実施例26の方法。
実施例29.免疫賦活剤が経口で、頬側に及び/または経口吸入によって投与される、実施例26の方法。
実施例30.免疫賦活剤が、皮下に、非経口で、経皮で、腹腔内に、筋肉内に、坐薬によって、埋め込みによって、膀胱内注入によって、眼内注入によって、腔内注入によって、動脈内注入によって、病変内注入によって、または非鼻、非頬側の粘膜への適用によって投与される、実施例26の方法。
実施例31.免疫賦活剤が、鼻に、鼻吸入によって、鼻内注入によって、埋め込みによって、腔内注入または膀胱内注入によって、眼内に、動脈内に、病変内に、経皮で、または鼻粘膜への適用によって投与される、実施例26の方法。
実施例32.免疫賦活剤が局所投与される、実施例26の方法。
実施例33.ステップ(a)のがんがさらに癌腫と診断される、実施例26の方法。
実施例34.ステップ(a)のがんがさらに肉腫と診断される、実施例26の方法。
実施例35.ステップ(a)のがんがさらに黒色腫と診断される、実施例26の方法。
実施例36.ステップ(a)のがんがさらにリンパ腫と診断される、実施例26の方法。
実施例37.ステップ(a)のがんがさらに白血病と診断される、実施例26の方法。
実施例38.ステップ(a)のがんが血液で見いだされる、実施例26の方法。
実施例39.ステップ(a)のがんが皮膚の組織で見いだされる、実施例26の方法。
実施例40.ステップ(a)のがんが肺の組織で見いだされる、実施例26の方法。
実施例41.ステップ(a)のがんが乳房の組織で見いだされる、実施例26の方法。
実施例42.ステップ(a)のがんが膵臓の組織で見いだされる、実施例26の方法。
実施例43.治療することが対象にてポリープ、腺腫の総数、腸管腫瘍、及び/またはがん細胞増殖を減らす、実施例26の方法。
実施例44.治療することががん細胞のアポトーシスを増やす、実施例26の方法。
実施例45.対象がヒトまたは哺乳類の対象である、実施例26の方法。
実施例46.さらに、1以上の抗炎症剤、抗糖尿病剤、脂質低下剤、表1から選択される追加の化学療法剤、抗ウイルス剤、抗生物質、代謝剤、小分子阻害剤、タンパク質キナーゼ阻害剤、免疫賦活剤、アポトーシス剤、抗増殖剤及び有機栄養標的化剤、及びそれらの組み合わせから成る群から選択される第2の薬剤を含む、実施例11の医薬組成物。
本明細書では、式(1)、(2)、(5)及び(6):
Figure 2022506579000016
によって表される組成物。
式中、Rは水素原子(H)であり、さらに「開環」互変異性体(1’)、(2’)、(5’)及び(6’):
Figure 2022506579000017

によって表すことができる。
そのような互変異性体では、Xはヒドロキシル(-OH)官能基またはチオール(-SH)官能基であることができ、好ましくは、Xはヒドロキシルである。

Claims (47)

  1. 式(1):
    Figure 2022506579000018
    によって表される分子を含む組成物であって、
    式中、XはO及びSから成る群から選択され;
    式中、R、R’及びR”は独立して
    水素、
    水素、窒素及び/または酸素を伴った炭素から成り、且つ1~約24の炭素原子を含む有機官能基、
    水素、窒素及び/または酸素を伴い、ホウ素、ケイ素、リン、イオウから選択されるヘテロ原子、及び/またはハロゲン化合物を伴った炭素を含むヘテロ有機官能基、または
    アルカリ金属イオン及びアルカリ土類イオンから選択される-1もしくは-2の電荷を有するイオンから成る群から選択される、前記組成物。
  2. それらの実質的な部分が式(2):
    Figure 2022506579000019
    によって表される分子を含む組成物であって、
    式中、XはO及びSから成る群から選択され;
    式中、R、R’及びR”は
    水素、
    水素、窒素及び/または酸素を伴った炭素から成り、且つ1~約24の炭素原子を含む有機官能基、
    水素、窒素及び/または酸素を伴い、ホウ素、ケイ素、リン、イオウから選択されるヘテロ原子、及び/またはハロゲン化合物を伴った炭素を含むヘテロ有機官能基、または
    アルカリ金属イオン及びアルカリ土類イオンから選択される-1もしくは-2の電荷を有するイオンから成る群から選択されるが、
    Xが酸素であり、且つR及びR’が水素である場合、R”は有機官能基、ヘテロ有機官能基または-1もしくは-2の電荷を有するイオンから成る群から選択され、
    R’及びR”がアセチル基(-COCH)である場合、Rはエチル基ではない、前記組成物。
  3. Rが水素原子である、請求項2に記載の組成物。
  4. R’がアセチル基である、先行請求項のいずれか1項に記載の組成物。
  5. R”がアセチル基である、先行請求項のいずれか1項に記載の組成物。
  6. R’がカルボニル基を含む、先行請求項のいずれか1項に記載の組成物。
  7. R”がカルボニル基を含む、先行請求項のいずれか1項に記載の組成物。
  8. 式(2)によって表される前記分子が式(3):
    Figure 2022506579000020
    によって表される、請求項2に記載の組成物。
  9. 式(2)によって表される前記分子が式(4):
    Figure 2022506579000021
    によっても表される、請求項2に記載の組成物。
  10. 式(5)及び(6):
    Figure 2022506579000022
    のいずれか1つによって表される分子を含む組成物であって、
    式中、XはO及びSから成る群から選択され;
    式(1)及び(2)のそれぞれにおけるR、R’及びR”は独立して
    水素、水素、窒素及び/または酸素を伴った炭素から成り、且つ1~約24の炭素原子を含む有機官能基、水素、窒素及び/または酸素を伴い、ホウ素、ケイ素、リン、イオウから選択されるヘテロ原子、及び/またはハロゲン化合物を伴った炭素を含むヘテロ有機官能基、及びアルカリ金属イオン及びアルカリ土類イオンから選択される-1もしくは-2の電荷を有するイオンから成る群から選択される、前記組成物。
  11. 式(1)、(2)、(5)または(6):
    Figure 2022506579000023
    のいずれか1つによって表される化合物を含み、
    式中、各式(1)、(2)、(5)及び(6)におけるXは独立してO及びSから成る群から選択され;
    式(1)、(2)、(5)及び(6)のそれぞれにおけるR、R’及びR”は独立して水素、水素、窒素及び/または酸素を伴った炭素から成り、且つ1~約24の炭素原子を含む有機官能基、水素、窒素及び/または酸素を伴い、ホウ素、ケイ素、リン、イオウから選択されるヘテロ原子、及び/またはハロゲン化合物を伴った炭素を含むヘテロ有機官能基、及びアルカリ金属イオン及びアルカリ土類イオンから選択される-1もしくは-2の電荷を有するイオンから成る群から選択され、且つ、薬学的に許容される補助剤、薬学的に許容される結合剤及び薬学的に許容される担体のうちの少なくとも1つも含む、前記医薬組成物。
  12. さらに、治療有効量の少なくとも1つの化学療法剤を含む、請求項11に記載の医薬組成物。
  13. 前記化学療法剤が表1に列挙されている、請求項12に記載の医薬組成物。
  14. 前記医薬組成物は経口で活性がある、請求項11に記載の医薬組成物。
  15. 前記医薬組成物が錠剤、カプセル剤、または経口吸入具にて製剤化される、請求項11に記載の医薬組成物。
  16. 請求項11~15のいずれか1項に記載の、治療有効量の医薬組成物を投与することを含む、患者を治療するプロセス。
  17. 前記患者がヒトまたは哺乳類である、請求項16に記載のプロセス。
  18. 前記ヒトが、対応する乳酸産生がないグルコース摂取で細胞特異的な増加を示している、請求項16に記載のプロセス。
  19. 治療に続いて、乳酸産生が前記治療より前の同じ型の細胞の前記乳酸産生を超えて増えることが示される、請求項18に記載のプロセス。
  20. 前記ヒトが高いレベルのHIF活性を発現する低酸素細胞を有する、請求項16に記載のプロセス。
  21. 治療に続いて、前記ヒトが前記低酸素細胞にて低いHIF活性を有する、請求項20に記載のプロセス。
  22. 前記ヒトが低い振幅の日周振動を示す複数の細胞を持つ、請求項16に記載のプロセス。
  23. 治療に続いて、前記ヒトが前記治療された細胞にて日周振動の前記振幅の増加を有する、請求項22に記載のプロセス。
  24. 前記ヒトが前記ヒトの前記細胞のミトコンドリアにて活性酸素種の低下を有する、請求項16に記載のプロセス。
  25. 治療に続いて、前記ヒトの前記細胞の前記ミトコンドリアが治療より前のレベルと比べて前記活性酸素種の増加を有することが示され;
    前記活性酸素種が前記ミトコンドリアにおける電子伝達鎖での酸化的リン酸化の副産物であり;且つ
    前記活性酸素種の増加は前記ミトコンドリアにおける細胞呼吸の増加の効果である、請求項24に記載のプロセス。
  26. 対象を治療する方法であって、
    (a)症状が特定の化学療法剤による治療を必要とするがんの前記症状を呈する前記対象を特定することと;
    (b)請求項1~10のいずれかに記載の有効量の組成物を投与することと;
    (c)前記対象にステップ(a)の有効量の化学療法剤を同時に、順次、または別々に投与することとを含む、前記方法。
  27. 前記特定するステップ(a)の間に、表1における前記化学療法剤の少なくとも1つが有益であることが判定され、そのような薬剤がステップ(c)で投与される、請求項26に記載の方法。
  28. ステップ(c)の化学療法剤の有効性とステップ(c)の化学療法剤及び前記免疫賦活剤の有効性とを比較する対照試験にてステップ(c)の化学療法剤単独によるよりもステップ(c)の化学療法剤と前記免疫賦活剤とによる治療によって、前記対象のがんの症状がさらに効果的に軽減されることが示されている、請求項26に記載の方法。
  29. 前記免疫賦活剤が経口で、頬側に、及び/または経口吸入によって投与される、請求項26に記載の方法。
  30. 前記免疫賦活剤が、皮下に、非経口で、経皮で、腹腔内に、筋肉内に、坐薬によって、埋め込みによって、膀胱内注入によって、眼内注入によって、腔内注入によって、動脈内注入によって、病変内注入によって、または非鼻、非頬側の粘膜への適用によって投与される、請求項26に記載の方法。
  31. 前記免疫賦活剤が、鼻に、鼻吸入によって、鼻内注入によって、埋め込みによって、腔内注入または膀胱内注入によって、眼内に、動脈内に、病変内に、経皮で、または鼻粘膜への適用によって投与される、請求項26に記載の方法。
  32. 前記免疫賦活剤が局所投与される、請求項26に記載の方法。
  33. ステップ(a)の前記がんがさらに癌腫と診断される、請求項26に記載の方法。
  34. ステップ(a)の前記がんがさらに肉腫と診断される、請求項26に記載の方法。
  35. ステップ(a)の前記がんがさらに黒色腫と診断される、請求項26に記載の方法。
  36. ステップ(a)の前記がんがさらにリンパ腫と診断される、請求項26に記載の方法。
  37. ステップ(a)の前記がんがさらに白血病と診断される、請求項26に記載の方法。
  38. ステップ(a)の前記がんが血液で見いだされる、請求項26に記載の方法。
  39. ステップ(a)の前記がんが皮膚の組織で見いだされる、請求項26に記載の方法。
  40. ステップ(a)の前記がんが肺の組織で見いだされる、請求項26に記載の方法。
  41. ステップ(a)の前記がんが乳房の組織で見いだされる、請求項26に記載の方法。
  42. ステップ(a)の前記がんが脾臓の組織で見いだされる、請求項26に記載の方法。
  43. 前記治療することが前記対象にてポリープ、腺腫の総数、腸管腫瘍、及び/またはがん細胞増殖を減らす、請求項26に記載の方法。
  44. 前記治療することががん細胞のアポトーシスを増やす、請求項26に記載の方法。
  45. 前記対象がヒト対象である、請求項26に記載の方法。
  46. さらに、1以上の抗炎症剤、抗糖尿病剤、脂質低下剤、表1から選択される追加の化学療法剤、抗ウイルス剤、抗生物質、代謝剤、小分子阻害剤、タンパク質キナーゼ阻害剤、免疫賦活剤、アポトーシス剤、抗増殖剤及び有機栄養標的化剤、及びそれらの組み合わせから成る群から選択される第2の薬剤を含む、請求項11に記載の医薬組成物。
  47. 式(2)によって表される前記分子が式:
    Figure 2022506579000024
    によって表される、請求項1に記載の組成物。
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