JP2022506427A - モビリティプロシージャ - Google Patents

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Abstract

無線デバイスによって実施される方法が開示され、本方法は、無線デバイスのためのモビリティプロシージャをトリガするための条件が満たされたと決定することと、タイマーを開始することと、モビリティプロシージャの少なくとも一部の完了の前に、タイマーの満了時に、モビリティプロシージャの失敗を決定することとを含む。【選択図】図4

Description

本開示の例は、たとえば、条件付きモビリティプロシージャなど、モビリティプロシージャに関する。
概して、本明細書で使用されるすべての用語は、異なる意味が、明確に与えられ、および/またはその用語が使用されるコンテキストから暗示されない限り、関連する技術分野における、それらの用語の通常の意味に従って解釈されるべきである。1つの(a/an)/その(the)エレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどへのすべての言及は、別段明示的に述べられていない限り、そのエレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも1つの事例に言及しているものとしてオープンに解釈されるべきである。本明細書で開示されるいずれの方法のステップも、ステップが、別のステップに後続するかまたは先行するものとして明示的に説明されない限り、および/あるいはステップが別のステップに後続するかまたは先行しなければならないことが暗黙的である場合、開示される厳密な順序で実施される必要はない。本明細書で開示される実施形態のうちのいずれかの任意の特徴は、適切であればいかなる場合も、任意の他の実施形態に適用され得る。同じように、実施形態のうちのいずれかの任意の利点は、任意の他の実施形態に適用され得、その逆も同様である。同封の実施形態の他の目的、特徴、および利点は、以下の説明から明らかになる。
LTE(LTEはEUTRAと呼ばれることもある)におけるRRC_CONNECTEDユーザ機器(UE)が、測定を実施するためにネットワークによって設定され得、測定報告をトリガすると、ネットワークは、異なるセルにハンドオーバするためにUEにハンドオーバコマンドを送り得る。LTEでは、ハンドオーバコマンドは、たとえば、mobilityControlInfoと呼ばれるフィールドをもつRRC接続再設定メッセージであり得、NRでは、ハンドオーバコマンドは、たとえば、reconfigurationWithSyncフィールドをもつRRC再設定であり得る。
これらの再設定、たとえば、ハンドオーバコマンドは、実際は、(たとえば、EUTRA-EPCの場合、X2インターフェースを介して、あるいはEUTRA-5GCまたは新無線(New Radio:NR)/5Gの場合、Xnインターフェースを介して)ソースノードからの要求時にターゲットセルによって準備され、UEがソースセルとともに有する既存のRRC設定を考慮に入れる(これらはノード間要求において提供される)。パラメータの中でも、ターゲットによって提供されるその再設定は、UEがターゲットセルにアクセスするために必要とするすべての情報、たとえば、ランダムアクセス設定、ターゲットセルによって割り振られる新しいC-RNTI、およびUEがターゲットセルに関連する新しいセキュリティキーを計算することを可能にするセキュリティパラメータを含んでおり、したがって、UEは、ターゲットセルにアクセスすると、新しいセキュリティキーに基づいて(暗号化され、完全性保護された)SRB1上でのハンドオーバ完了メッセージを送ることができる。
図1は、ハンドオーバプロシージャ中のUEとソースノードとターゲットノードとの間のフローシグナリングを要約する。図1のステップ1において、測定制御および報告が、UEとソースgNBとの間で交換される。ステップ2において、ソースgNBはハンドオーバ(HO)判定を行う。ステップ3において、ソースgNBは、ターゲットgNBにハンドオーバ要求を送る。ステップ4において、ターゲットgNBは、アドミッション制御を実施する。ステップ5において、ターゲットgNBは、ソースgNBにHO要求確認応答を送る。ステップ6において、UEとソースgNBとの間でUuハンドオーバトリガ情報が交換される。UEは、古いセルからデタッチし、新しいセルに同期する。ステップ7において、ソースgNBは、ターゲットgNBにSNステータス転送を送り、バッファされたおよび輸送中のユーザデータをターゲットgNBに配信する。ソースgNBはまた、ユーザデータをターゲットgNBにフォワーディングし得る。ターゲットgNBは、ソースgNBからのユーザデータをバッファする。ステップ8において、UEは、新しいセル(ターゲットgNB)に同期し、RRC HOプロシージャを完了した。ユーザデータは、次いで、UEとターゲットgNBとの間で交換され得る。ユーザデータは、ターゲットgNBから(1つまたは複数の)ユーザプレーン機能にフォワーディングされ得る。ステップ9において、ターゲットgNBは、AMFに経路切替え要求を送る。ステップ10において、AMFと(1つまたは複数の)UPFとが、経路切替え関係5G CN内部シグナリングを交換し、実際のDL経路切替えが、(1つまたは複数の)UPFにおいて実施される。ユーザデータは、次いで、ターゲットgNBと(1つまたは複数の)UPFとの間で交換され得る。ステップ11において、AMFは、ターゲットgNBに経路切替え要求ackを返す。ステップ12において、ターゲットgNBは、ソースgNBにUEコンテキスト解放を送る。
LTEとNRの両方において、いくつかの例では、以下のように、ハンドオーバ(HO)(またはより一般的な用語でRRC_CONNECTEDにおけるモビリティ)についていくつかの原理が存在する。
- RRC_CONNECTEDにおけるモビリティは、ネットワークが、負荷条件、異なるノード中のリソース、利用可能な周波数など、現在の状況に関する最良の情報を有し得るので、ネットワークベースである。ネットワークはまた、リソース割り当て観点のために、ネットワークにおける多くのUEの状況を考慮に入れることができる。
- ネットワークは、UEがターゲットセルにアクセスする前に、そのセルを準備する。ソースセルは、HO完了メッセージを送るために使用すべきSRB1設定を含む、ターゲットセル中で使用されるべきRRC設定をUEに提供し得る。
- UEは、ターゲットセルによってターゲットC-RNTIを提供され、すなわち、ターゲットは、HO完了メッセージについてMACレベルでのMSG.3からUEを識別する。したがって、失敗が発生しない限り、コンテキストフェッチングがない。
- ハンドオーバの速度を上げるために、ネットワークは、ターゲットにどのようにアクセスすべきかに関する必要とされる情報、たとえば、RACH設定を提供し、したがって、UEは、ハンドオーバより前にSIを収集する必要がない。
- UEは、CFRAリソースを提供され得る。すなわち、ターゲットは、プリアンブル(MSG.1)からUEを識別する。これの背後にある原理は、プロシージャが、専用リソースを用いて最適化され得ることである。
- UEがターゲットセルにアクセスする前にセキュリティが準備される、すなわち、鍵は、UEがターゲットセル中で検証され得るように、RRC接続再設定完了メッセージを送る前に新しい鍵に基づいてリフレッシュされ、暗号化され、完全性保護されなければならない。
- HOコマンドが最小限に抑えられ得るように、フル再設定とデルタ再設定の両方がサポートされる。
LTEおよびNRにおけるモビリティ拡張のための2つの新しいワークアイテムが、リリース16において3GPPにおいて開始した。ワークアイテムの主要な目的は、ハンドオーバにおけるロバストネスを改善すること、およびハンドオーバにおける中断時間を減少させることである。
ハンドオーバにおけるロバストネスに関係する1つの問題は、HOコマンド、たとえば、mobilityControlInfoをもつRRC接続再設定およびreconfigurationWithSyncフィールドをもつRRC再設定が、通常、UEについての無線状態がすでに極めて不十分であるときに送られることである。その結果、HOコマンドは、たとえば、メッセージがセグメント化される場合、または再送信がある場合、時間内にUEによって成功裡に受信されないことがある。
LTEおよび新無線(NR)では、モビリティロバストネスを増加させるための異なるソリューションが過去に議論された。NRに関して議論された1つのソリューションは、「条件付きハンドオーバ」または「早期ハンドオーバコマンド」と呼ばれる(本明細書では、いくつかの例では、条件付きモビリティプロシージャと呼ばれる)。UEがハンドオーバを実行するべきである時間(および無線状態)におけるサービング無線リンクへの不要な依存を回避するために、より早期にUEにハンドオーバのためのRRCシグナリングを提供する可能性が提供されるべきである。これを達成するために、HOコマンドを、たとえば、所与の近隣がソース/サービングセルよりもXdbよくなる、A3イベントに関連する無線状態と場合によっては同様の無線状態に基づく条件に関連付けることが可能であるべきである。条件が満たされるかまたは履行されるとすぐに、UEは、提供されたハンドオーバコマンドに従ってハンドオーバを実行する。したがって、条件付きハンドオーバは、ハンドオーバ(またはより一般的には、モビリティプロシージャ)が条件の履行によってトリガされることを意味する。
そのような条件は、たとえば、ターゲットセルまたはビームの品質がサービングセルよりもXdB強くなることであり得る。先行する測定報告イベントにおいて使用されるしきい値Yは、その場合、ハンドオーバ実行条件におけるしきい値よりも低く選定されるべきである。これは、サービングセルが、早期測定報告の受信時にハンドオーバを準備することと、ソースセルとUEとの間の無線リンクが依然として安定している時間においてmobilityControlInfoをもつRRC接続再設定を提供することとを可能にする。ハンドオーバの実行は、後の時間的ポイント(およびしきい値)において行われ得る。
図2は、条件付きハンドオーバプロシージャ中のUEとサービングノードとターゲットノードとの間のシグナリングを要約する。実際には、しばしば、UEが、UEの先行するRRM測定に基づいて可能な候補として報告する多くのセルまたはビームがあり得る。ネットワークは、その場合、それらの候補のうちのいくつかについて条件付きハンドオーバコマンドを発行する自由を有するべきである。それらの候補の各々についてのRRC接続再設定は、たとえば、HO実行条件(測定すべきRSおよび超えるべきしきい値)に関して、ならびに条件が満たされるときに送られるべきRAプリアンブルに関して異なり得る。図2では、サービングgNBが、ユーザプレーンデータをUEと交換し得る。ステップ1において、UEは、「低い」しきい値をもつ測定報告をサービングgNBに送る。サービングgNBは、この早期報告に基づいてHO判定を行う。ステップ2において、サービングgNBは、ターゲットgNBに早期HO要求を送る。ターゲットgNBは、HO要求を受け付け、RRC configを構築する。ターゲットgNBは、ステップ3においてRRC configを含むHO ackをサービングgNBに返す。ステップ4において、「高い」しきい値をもつ条件付きHOコマンドがUEに送られる。その後、UEによる測定が、条件付きHOコマンドのHO条件を履行し得る。UEは、したがって、保留中の条件付きハンドオーバをトリガする。UEは、ステップ5においてターゲットgNBとの同期およびランダムアクセスを実施し、ステップ6においてHO確認が交換される。ステップ7において、ターゲットgNBは、HOが完了されたことをサービングgNBに知らせる。ターゲットgNBは、次いで、ユーザプレーンデータをUEと交換し得る。
UEが条件を評価する間、UEは、UEの現在のRRC設定に従って、すなわち、条件付きHOコマンドを適用することなしに、動作することを続けるべきである。UEが、条件が履行されると決定したとき、UEは、サービングセルから切断し、条件付きHOコマンドを適用し、ターゲットセルに接続する。
いくつかの例は、条件がUEにも提供される場合、呼び出されたコンテキストフェッチングに依拠し得、条件の履行時に、UEは、再開アクションを実行する。これは、RRC接続モードにあるUEによって実行される方法を含み得、方法は、以下を含む。
- ネットワークから、少なくとも1つの条件を含んでいるメッセージを受信すること、および提供された条件の履行を監視すること、
- 条件の履行時に、少なくとも1つのターゲットセルに向かってRRC再開プロシージャまたは等価プロシージャをトリガすること。
これは、条件付きRRC再開プロシージャ中のUEとサービングノードとターゲットノードとの間のシグナリングを要約する、図3中の流れ図によって要約され得る。図3では、サービングgNBが、ユーザプレーンデータをUEと交換し得る。ステップ1において、UEは、「低い」しきい値をもつ測定報告をサービングgNBに送る。サービングgNBは、この早期報告に基づいてHO判定を行う。ステップ2において、サービングgNBは、ターゲットgNBに早期HO要求を送る。ターゲットgNBは、HO要求を受け付ける。ターゲットgNBは、ステップ3においてHO ackをサービングgNBに返す。ステップ4において、「高い」しきい値をもつ条件付きHOコマンドがUEに送られる。その後、UEによる測定が、条件付きHOコマンドのHO条件を履行し得る。UEは、したがって、保留中の条件付きハンドオーバをトリガする。UEは、ステップ5においてターゲットgNBとの同期およびランダムアクセスを実施し、ステップ6においてターゲットgNBにRRC接続再開要求メッセージを送る。ターゲットgNBは、次いで、ユーザプレーンデータをUEと交換し得る。
現在、いくつかの課題が存在する。たとえば、ハンドオーバと再開プロシージャの両方が、失敗タイマーに基づくそれらの特定の失敗検出機構を有する。(NRでは同期をもつ再設定とも呼ばれる)ハンドオーバの場合、それはタイマーT304であり、再開の場合、それはタイマーT319である。
ハンドオーバの場合、タイマーT304は、ハンドオーバコマンドの受信時に開始し、ランダムアクセスの完了時に停止する。成功したハンドオーバの前に、タイマーの満了時に、UEは、RRC再確立プロシージャをトリガする。
再開の場合、タイマーT319は、RRC再開要求のようなメッセージの送信時に開始し、RRC再開またはRRC解放(中断設定ありまたはなし)の受信時に停止する。T319の満了時に、UEは、アイドルに入り、上位レイヤに通知し、NAS回復(たとえば、登録エリア更新)を実施する。LTEでは、同様のタイマーが存在するが、そのタイマーは、T300と呼ばれる(同じタイマーは接続確立のために使用される)。
条件付きモビリティプロシージャ(たとえば、条件付きハンドオーバまたは条件付き再開)が、LTEおよび/またはNRにおけるモビリティロバストネスを向上させるためにRel-16において指定されることが想定される。現在、失敗検出機構がなく、したがって、失敗検出時に失敗対応アクションがない。
1つの提案されるソリューションは、どのソリューションが最後に指定されるか(たとえば、条件付きハンドオーバであるのか、条件付き再開であるのか)に応じて、ハンドオーバについて、および再開について同じソリューションを有することであり得る。条件付きハンドオーバが指定される場合、前のソリューションでは、UEは、ハンドオーバメッセージ(reconfigurationWithSyncをもつRRC再設定)の受信時にタイマーT304を開始し、成功した場合、ターゲットセルとのランダムアクセスを終了するとタイマーT304を停止するものとする。しかしながら、CHO(条件付きハンドオーバ)では、そのメッセージは、無線状態が、ハンドオーバが直ちにトリガされないようなものであるときに提供され得、UEがreconfigurationWithSyncメッセージ(または等価物)を受信する瞬間からUEがターゲットセルにおいてランダムアクセスを完了する瞬間まである程度の時間を要することがある。その結果、条件付きハンドオーバプロセスの失敗がないにもかかわらず、失敗タイマーT304が満了し、UEがハンドオーバ失敗時にアクションをトリガするという高い危険がある。それは、条件付きハンドオーバで設定された多くのUEが、意図された条件付きハンドオーバの代わりに、アイドルに入り、(著しいコアネットワークシグナリング、さらなる無線シグナリング、より長いレイテンシ、パケットロスおよび中断時間を伴う)NAS回復をトリガすることをもたらし得る。
再開を伴う条件付きハンドオーバが指定された場合、上記で説明された代替の前のソリューションでは、UEは、仕様により、RRC再開要求のようなメッセージの送信時に開始されるタイマーT319を決して開始しない。したがって、保護機構がないことになる。
本開示のいくつかの態様およびそれらの実施形態は、これらまたは他の課題のソリューションを提供し得る。本明細書で開示される問題点のうちの1つまたは複数に対処する様々な実施形態が、本明細書で提案される。たとえば、無線デバイスによって実施される方法が本明細書で提案される。本方法は、無線デバイスのためのモビリティプロシージャをトリガするための条件が満たされたと決定することと、タイマーを開始することと、モビリティプロシージャの少なくとも一部の完了の前に、タイマーの満了時に、モビリティプロシージャの失敗を決定することとを含む。
本開示の一態様は、無線デバイスによって実施される方法を提供する。本方法は、無線デバイスのためのモビリティプロシージャをトリガするための条件が満たされたと決定することと、タイマーを開始することと、モビリティプロシージャの少なくとも一部の完了の前に、タイマーの満了時に、モビリティプロシージャの失敗を決定することとを含む。
本開示の別の態様は、プロセッサとメモリとを備える無線デバイスを提供する。メモリは、無線デバイスが、無線デバイスのためのモビリティプロシージャをトリガするための条件が満たされたと決定することと、タイマーを開始することと、モビリティプロシージャの少なくとも一部の完了の前に、タイマーの満了時に、モビリティプロシージャの失敗を決定することとを行うように動作可能であるような、プロセッサによって実行可能な命令を含んでいる。
本開示のさらなる態様は、無線デバイスのためのモビリティプロシージャをトリガするための条件が満たされたと決定することと、タイマーを開始することと、モビリティプロシージャの少なくとも一部の完了の前に、タイマーの満了時に、モビリティプロシージャの失敗を決定することとを行うように設定された無線デバイスを提供する。
本開示の例をより良く理解するために、および本開示の例がどのように実現され得るかをより明らかに示すために、次に、単に例として、以下の図面への参照がなされる。
ハンドオーバプロシージャ中のUEとソースノードとターゲットノードとの間のシグナリングを要約する図である。 条件付きハンドオーバプロシージャ中のUEとサービングノードとターゲットノードとの間のシグナリングを要約する図である。 条件付きRRC再開プロシージャ中のUEとサービングノードとターゲットノードとの間のシグナリングを要約する図である。 無線デバイスによって実施される方法の一例のフローチャートである。 いくつかの実施形態による、無線ネットワークの一例を示す図である。 いくつかの実施形態による、ユーザ機器(UE)の一例を示す図である。 いくつかの実施形態による、仮想化環境を示す概略ブロック図である。 いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された通信ネットワークを示す図である。 いくつかの実施形態による、部分的無線接続上で基地局を介してユーザ機器と通信するホストコンピュータを示す図である。 いくつかの実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示す図である。 いくつかの実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示す図である。 いくつかの実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示す図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示す図である。 いくつかの実施形態による、仮想化装置の概略ブロック図である。
以下は、限定ではなく説明の目的で、特定の実施形態または例など、具体的な詳細を記載する。他の例が、これらの具体的な詳細から離れて採用され得ることが当業者によって諒解されよう。いくつかの事例では、よく知られている方法、ノード、インターフェース、回路、およびデバイスの詳細な説明が、不要な詳細で説明を不明瞭にしないように省略される。説明される機能が、ハードウェア回路(たとえば、特殊な機能を実施するために相互接続されたアナログおよび/または個別論理ゲート、ASIC、PLAなど)を使用して、ならびに/あるいは1つまたは複数のデジタルマイクロプロセッサまたは汎用コンピュータとともにソフトウェアプログラムおよびデータを使用して、1つまたは複数のノードにおいて実装され得ることを、当業者は諒解されよう。また、エアインターフェースを使用して通信するノードは、好適な無線通信回路を有する。その上、適切な場合、本技術は、加えて、本明細書で説明される技法をプロセッサに行わせることになるコンピュータ命令の適切なセットを含んでいる、固体メモリ、磁気ディスク、または光ディスクなど、任意の形態のコンピュータ可読メモリ内で完全に具現されると見なされ得る。
ハードウェア実装形態は、限定はしないが、デジタル信号プロセッサ(DSP)ハードウェアと、縮小命令セットプロセッサと、限定はしないが、(1つまたは複数の)特定用途向け集積回路(ASIC)および/または(1つまたは複数の)フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)を含むハードウェア(たとえば、デジタルまたはアナログ)回路と、(適切な場合)そのような機能を実施することが可能な状態機械とを含むかまたは包含し得る。
本開示のいくつかの実施形態は、(1つまたは複数の)以下の技術的利点のうちの1つまたは複数を提供し得る。例示的な方法は、条件付きモビリティのトリガリング時に開始し、条件付きモビリティプロシージャの成功裡の完了時に停止し、満了時に、失敗の検出、およびUEがコネクティビティを効率的に再獲得することを試みるプロシージャのトリガリングを含むことに関するアクションをもたらす、タイマーに基づく条件付きモビリティプロシージャのための保護失敗機構を含む。
第1の利益は、予測可能なUE挙動を規定することであり、UEは、いくつかの例では、条件付きモビリティプロシージャの失敗を検出し、その検出時に、たとえば、再確立を介して、コネクティビティを再獲得するためのアクションを実施し得る。
また、いくつかの例示的な方法は、UEが、ハンドオーバコマンドメッセージ(または等価物)の受信時にアクティブ化されるタイマーT304のための既存の機構に依拠することを回避し得、したがって、不要な早期トリガの危険を低減し得る。また、UEが条件付きメッセージを受信する瞬間からUEがターゲットセルにおいてランダムアクセスを完了する時間までの持続時間が、本開示の例において提案されるものである、UEがターゲットセルと同期することを開始する瞬間からUEがランダムアクセスプロシージャを完了する時間までの持続時間よりも予測不可能であることに留意されたい。
添付の図面を参照しながら、次に、本明細書で企図される実施形態のうちのいくつかがより十分に説明される。しかしながら、他の実施形態は、本明細書で開示される主題の範囲内に含まれており、開示される主題は、本明細書に記載される実施形態のみに限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、当業者に主題の範囲を伝達するために、例として提供される。
いくつかの実施形態では、無線デバイスによって実施される方法400の一例のフローチャートである、図4に示されている方法400が提供される。本方法は、ステップ402において、無線デバイスのためのモビリティプロシージャをトリガするための条件が満たされたと決定することを含む。たとえば、これは、候補ターゲットセル(たとえば、無線デバイスの、現在サービングセルからの移動先であり得るセル)の信号強度がしきい値レベルを上回る、および/または候補ターゲットセルの信号強度が無線デバイスのための現在サービングセルの信号強度よりもしきい値量だけ大きいと決定することを含み得る。セルの信号強度は、たとえば、無線デバイスによって測定される、セルからの信号(たとえば、参照信号)の強度であり得る。
方法400は、ステップ404において、たとえば、モビリティプロシージャをトリガするための条件が満たされたと決定したことに応答してタイマーを開始することをも含む。方法400は、ステップ406において、モビリティプロシージャの少なくとも一部が完了する前にタイマーが満了した時に、モビリティプロシージャが失敗したことを決定することをも含む。たとえば、タイマーは、第1の値から第2の値にカウントアップまたはカウントダウンし得、タイマーが第2の値に達したとき、タイマーが満了した。
したがって、いくつかの実施形態では、ハンドオーバまたは別のモビリティプロシージャに関係する(たとえば、サービングセルからの)メッセージに応答してではなく、代わりに、モビリティプロシージャをトリガするための条件が満たされたと決定したことに応答して、タイマーが開始される。いくつかの例では、タイマーは、モビリティプロシージャの少なくとも部分的な完了時に開始され、これは、たとえば、(たとえば、ステップ402において)決定することによってトリガされ得る。
いくつかの例では、方法400は、モビリティプロシージャに関連するタイマーの設定を受信することを含み得る。すなわち、たとえば、タイマーは、その特定のモビリティプロシージャのために使用されるタイマーであり得る。設定は、いくつかの例では、モビリティプロシージャの設定および/または条件の設定とともに受信され得る。いくつかの例では、タイマーの設定は、タイマーについての満了値を指示する。その満了値は、たとえば、タイマーの開始に続いて時間が満了に達するまでの時間の長さまたはカウントの数である。いくつかの例では、本方法は、たとえば、モビリティプロシージャおよび/または条件が設定または再設定される場合、たとえば、タイマーの開始に続いて(たとえば、サービングセルから)タイマーについての設定(たとえば、追加のまたは第2の再設定)を受信することと、たとえば、タイマーの設定を受信したことに応答してタイマーを停止することとを含み得る。いくつかの例では、追加の設定は、モビリティプロシージャまたは第2のモビリティプロシージャ(たとえば、第1のモビリティプロシージャとは異なり、第2のモビリティプロシージャは、同じ条件または異なる条件を有し得、いくつかの例では、同じターゲットセルまたは異なるターゲットセルに関し得る)に関連する。追加の設定は、いくつかの例では、(たとえば、モビリティプロシージャのための以前の満了値と同じであるかまたは異なり得る)タイマーについての追加の満了値および/または(たとえば、モビリティプロシージャのための以前の条件と同じであるかまたは異なり得る)モビリティプロシージャをトリガするための追加の条件を指示し得る。
いくつかの例では、条件は、モビリティプロシージャのための候補ターゲットセルまたはモビリティプロシージャのための複数の候補ターゲットセルに関連する。すなわち、たとえば、条件は、単一のターゲットセルのための単一のモビリティプロシージャに関して、あるいは複数のターゲットセルまたは候補ターゲットセルに関して適用される、同じ条件であり得る。したがって、たとえば、条件は、複数の候補ターゲットセルのうちのいずれか1つの信号強度が、しきい値を超えるかまたはサービングセルの信号強度をしきい値量だけ超えるときに、満たされ得る。
いくつかの例では、条件が満たされたと決定することは、パラメータを監視することを含む。たとえば、無線デバイスは、たとえば1つまたは複数のセルから受信された信号を測定することによって、パラメータを監視し得る。条件が満たされたと決定することは、パラメータがしきい値を超えると決定することを含み得る。パラメータは、無線デバイスにおけるモビリティプロシージャに関連する少なくとも1つの候補ターゲットセルの信号強度を含み得る。
いくつかの例では、モビリティプロシージャは、モビリティプロシージャに関連する、ターゲットセルへのハンドオーバまたは候補ターゲットセルへの再開プロシージャ(たとえば、RRC再開プロシージャ)を含む。
いくつかの例では、方法400は、モビリティプロシージャの失敗を決定すると、RRC再確立プロシージャを行うこと、および/または無線デバイスのステータスをRRC_IDLEにセットすることをさらに含む。したがって、これは、たとえば、たとえばサービングセルへの、無線デバイスのための回復されたコネクティビティを生じ得る。
いくつかの例では、方法400は、条件が満たされたとき、モビリティプロシージャを行うことを含む。本方法は、次いで、モビリティプロシージャの失敗を決定したことに応答して、モビリティプロシージャを中断(アボート)することをさらに含み得る。
いくつかの例は、同期情報をもつRRC再設定またはRRC接続再設定メッセージを受信することを含む。RRC再設定またはRRC接続再設定メッセージは、条件を指示する。メッセージはまた、たとえば、無線デバイスがターゲットセルに接続することを可能にするためのパラメータおよび/または他の情報を提供することなどによって、無線デバイスのためのモビリティプロシージャを設定し得る。
いくつかの例では、決定したことに応答してタイマーを開始することは、以下のアクション、すなわち、ランダムアクセスプリアンブルを送信すること、条件付きモビリティプロシージャのターゲットセルと同期すること、および/またはRRC再設定完了メッセージのサブミッションのうちの少なくとも1つを含む。方法400は、タイマーを開始することをも含み得、これは、たとえば、(1つまたは複数の)アクションに続いてまたはそれに応答して行われ得る。言い換えれば、たとえば、方法400は、タイマーを開始する前に条件付きモビリティプロシージャの少なくとも一部を行うことを含み得る。
タイマーは、いくつかの例では、T304タイマーを含み得る。したがって、方法400は、いくつかの例では、T304タイマーの設定を受信することを含み得、その設定は、T304タイマーについての満了値を指示する。
タイマーは、いくつかの例では、T319タイマーを含み得る。したがって、方法400は、T319タイマーの設定を受信することを含み得、その設定は、(たとえば、RRC再開メッセージ中の)T319タイマーについての満了値を指示する。
いくつかの例では、タイマーの満了値は、固定または所定の値であり得、したがって、タイマーの設定が行われないことがある。
いくつかの例では、方法400は、モビリティプロシージャの完了時に、タイマーを停止することを含む。したがって、たとえば、モビリティプロシージャの成功裡の完了に続くタイマーの満了によるモビリティプロシージャの失敗の誤った指示が回避され得る。
条件は、モビリティプロシージャに関連する候補ターゲットセルの信号強度が無線デバイスのサービングセルの信号強度よりも第1のしきい値だけ大きいかどうか、および/または候補ターゲットセルの信号強度が信号強度しきい値よりも大きいかどうかを含み得る。方法400は、次いで、いくつかの例では、候補ターゲットセルの信号強度が無線デバイスのサービングセルの信号強度よりも第2のしきい値だけ大きいことに応答して、条件付きモビリティプロシージャおよび/またはタイマーを設定することをさらに含み得、第2のしきい値は第1のしきい値よりも低い。この設定することは、たとえば、サービングセルからモビリティプロシージャに関連するメッセージを受信することを含み得るかまたはそれに応答したものであり得、したがって、本方法は、次いで、モビリティプロシージャを設定することを含む。
いくつかの例では、条件が満たされたと決定することは、A3イベントがトリガされたと決定することを含む。したがって、いくつかの例では、条件が満たされたと決定するために既存の機構が使用され得る。無線デバイスは、いくつかの例では、(たとえば、無線デバイスによって実施される測定の結果として決定された)候補ターゲットセルの信号強度が無線デバイスのサービングセルの信号強度よりも第1のしきい値だけ大きいとき、および/または候補ターゲットセルの信号強度が信号強度しきい値よりも大きい場合、A3イベントをトリガし得る。方法400は、いくつかの例では、候補ターゲットセルの信号強度が無線デバイスのサービングセルの信号強度よりも第2のしきい値だけ大きいとき、条件付きモビリティプロシージャおよび/またはタイマーを設定するメッセージを受信することをも含み得、第2のしきい値は第1のしきい値よりも低い。
次に、特定の追加の例が説明される。
本開示のいくつかの例は、条件付きモビリティプロシージャ(たとえば、ハンドオーバ、再開など)を実施するように設定された無線デバイスまたはUEによって実施される方法を提供し、方法は、以下を含む。
- ステップ1/ 条件付きモビリティプロシージャに関連する失敗タイマー設定を受信すること、
○ 条件付きモビリティプロシージャは、UEが、モビリティプロシージャ(たとえば、ハンドオーバ、再開、条件付きハンドオーバなど)をトリガするための条件を含んでいるメッセージを受信することからなり得、ステップ1/における失敗タイマーは、次いで、そのメッセージに関連する。
○ 失敗タイマー設定は、(たとえば、特定のモビリティプロシージャおよび/または特定の候補ターゲットセルに固有の)指定された失敗タイマーに関連する少なくともタイマー値を含んでいることがある、
○ 条件は、複数のセルに関連し得、条件を潜在的にトリガする各セルについて、それぞれの失敗タイマー設定があり得る、
- ステップ2/ 失敗タイマーのハンドリングを規定するモビリティプロシージャ(たとえば、ハンドオーバ、再開、条件付きハンドオーバなど)をトリガするための条件を監視すること、
- ステップ3/ ステップ1/において受信され得る条件のトリガリング時に(たとえば、ステップ1において受信され得る設定に従って)失敗タイマー中で受信された設定を用いて失敗タイマーを開始する - すなわち、たとえば、無線デバイスのためのモビリティプロシージャをトリガするための条件が満たされたと決定した後にタイマーを開始すること、
○ 条件をトリガする各潜在的セルがタイマー値に関連し得る場合、タイマーは、条件をトリガしたセルに関連する設定された値を用いて開始される、
- ステップ4/ 条件付きモビリティプロシージャの全体的または部分的完了時に、前のステップで説明された失敗タイマーを停止する、
○ それは、条件をトリガしたターゲットセルとのランダムアクセスプロシージャの完了によって指示され得る、
- ステップ5/ 前のステップにおいて説明された失敗タイマーの満了時に、条件モビリティプロシージャを失敗したと見なし、したがって、モビリティプロシージャの失敗を決定し、いくつかの例では、ネットワークへのコネクティビティを再獲得することを試みる指定されたアクションを実施する、
○ ネットワークとのコネクティビティを再獲得するための可能なアクションは、以下のうちの1つまたは複数であり得る。
・ RRC再確立プロシージャを開始する、
・ RRC_IDLE(または任意の他のスリープ状態)に進み、上位レイヤに失敗を指示し、したがって、上位レイヤが、IDLEからCONNECTEDへの遷移などの後続のアクションをトリガし得る(たとえば、登録が更新である)。
新しいタイマーを規定する例
上記で説明されたように、条件付きモビリティプロシージャが条件付きハンドオーバとして3GPPにおいて指定されることが可能である。その場合、UEは、場合によっては、RRC再設定メッセージ中で受信される同期情報をもつ再設定を含んでいる少なくとも1つのメッセージを受信し得る。それは、複数のセルに関連するかまたは単一のセルに関連するかのいずれかであり得る。
いくつかの例では、上記のステップ1/で説明された失敗タイマー設定は、少なくとも、タイマー(たとえば、T314)値からなる、たとえば、T314設定と称する、新たに規定されたタイマーである。失敗タイマーは、その場合、たとえば、T314である。条件付きハンドオーバのためのタイマー(たとえば、T314)は、(たとえば、PCellおよび/または任意のSpCellと比較した所与のセルの無線状態に基づく)モビリティ条件の履行時に開始される。厳密なタイミングは、仕様において実装される異なるソリューションにおいて異なり得、たとえば、タイマーは、条件の履行時に、または、ランダムアクセスプリアンブルの送信時に、条件を履行する、UEが接続することを試みる、ターゲットセルとの同期時に、RRC再設定完了メッセージ(またはターゲットセル中のハンドオーバ完了コマンドと等価な任意の他のメッセージ)の下位レイヤへのサブミッション時になど、条件の履行の後の任意の後続のアクションの発生時に、開始される。
いくつかの例では、3GPP TS38.331 V15.3.0(2018-09)仕様に対する以下の変更が規定され得る。少なくともいくつかの変更に下線が引かれている。
Figure 2022506427000002
7 変数および定数
7.1 タイマー
7.1.1 タイマー(報知的)
Figure 2022506427000003
T304ハンドリングに関係する例
前に説明されたように、条件付きモビリティプロシージャが条件付きハンドオーバとして3GPPにおいて指定されることが可能である。その場合、UEは、場合によっては、RRC再設定メッセージ中で受信される同期情報をもつ再設定を含んでいるメッセージを受信し得る。
いくつかの例では、失敗タイマー設定は、少なくとも、タイマーT304値からなる、タイマーT304設定である。失敗タイマー自体はT304でもあるが、異なる挙動を伴う異なるインスタンスが、通常のハンドオーバと比較して条件付きハンドオーバの場合に規定される。ハンドオーバのための既存のタイマーT304とは異なって、条件付きハンドオーバのためのタイマーT304は、(たとえば、PCellおよび/または任意のSpCellと比較した所与のセルの無線状態に基づく)モビリティ条件の履行時に開始される。厳密なタイミングは、仕様において実装される異なるソリューションにおいて異なり得、たとえば、タイマーは、条件の履行時に、または、ランダムアクセスプリアンブルの送信時に、条件を履行する、UEが接続することを試みる、ターゲットセルとの同期時に、RRC再設定完了メッセージ(またはターゲットセル中のハンドオーバ完了コマンドと等価な任意の他のメッセージ)の下位レイヤへのサブミッション時になど、条件の履行の後の任意の後続のアクションの発生時に、開始される。タイマーT304はまた、UEが、条件付きモビリティをオーバーライドする設定を受信する場合、停止され得る。
たとえば、NRの場合、3GPP TS38.331 V15.3.0(2018-09)仕様に対する以下の変更が規定され得る。少なくともいくつかの変更に下線が引かれている。
Figure 2022506427000004
7 変数および定数
7.1 タイマー
7.1.1 タイマー(報知的)
Figure 2022506427000005
T319ハンドリングに関係する例
前に説明されたように、条件付きモビリティが条件付きRRC再開プロシージャとして指定されること、たとえば、条件の履行時に、UEが、トリガリング条件に関連するターゲットセルとのRRC再開プロシージャをトリガすることが可能である。
その場合、UEは、場合によっては、RRC再開メッセージ中で受信される同期情報をもつ再設定を含んでいるメッセージを受信し得る。
いくつかの例では、失敗タイマー設定は、少なくとも、タイマーT319値からなる、タイマーT319設定である。失敗タイマー自体はT319でもあるが、異なる挙動を伴う異なるインスタンスが、通常の再開プロシージャと比較して再開(または何らかの形態の条件付き再開)を使用する条件付きハンドオーバの場合に規定される。RRC_INACTIVE状態にあるUEのための通常の再開プロシージャのための既存のタイマーT319とは異なって、再開を使用する条件付きハンドオーバのためのタイマーT319は、(たとえば、PCellおよび/または任意のSpCellと比較した所与のセルの無線状態に基づく)モビリティ条件の履行時に開始される。厳密なタイミングは、仕様において実装される異なるソリューションにおいて異なり得、たとえば、タイマーは、条件の履行時に、または、ランダムアクセスプリアンブルの送信時に、条件を履行する、UEが接続することを試みる、ターゲットセルとの同期時に、RRC再開要求メッセージ(またはターゲットセル中のハンドオーバ完了コマンドと等価な任意の他のメッセージ)の下位レイヤへのサブミッション時に、または再開始動プロシージャ時になど、条件の履行の後の任意の後続のアクションの発生時に、開始される。
TS38.331において説明されたであろうT319説明の一例が以下に示されている。
7.1.1 タイマー(報知的)
Figure 2022506427000006
条件付きモビリティのトリガリング条件に関係する例
前に説明されたように、条件付きモビリティプロシージャのトリガリング条件が履行されたとき、(1つまたは複数の)タイマーが開始され得る。以下のうちの1つまたは複数に従って、トリガリング条件が履行されたことを規定するための異なるやり方があり得る。
- トリガリング条件がUEにおいて履行されるが、UEからの通知が送られない。条件が履行されたとき、タイマーが開始される。
- UEは、トリガリング条件が履行されたとき、イベントをトリガする。イベントは、既存のA3イベントまたは新しいイベントであり得る。イベントがトリガされたとき、既存の挙動に従ってMeasurementReportが送られる。
- UEは、トリガリング条件が履行されたとき、MeasurementReport以外のメッセージを送る。メッセージは、既存のRRCメッセージであるか、または新しいメッセージであるか、あるいは下位レイヤ通知であり得る。
条件付きモビリティの設定に関係する例
ネットワークは、UEにおいてあるイベントが履行されたとき、条件付きモビリティプロシージャを設定し得る。レガシーシステムでは、たとえば、A3イベントは、ハンドオーバをトリガするために使用され、A3イベントは、いくつかの例では、条件付きハンドオーバをトリガするためにも使用され得る。A3イベントは、条件付きハンドオーバをトリガするためにと、条件付きハンドオーバのためのトリガリング条件の履行をトリガするために両方で使用され得る。そのような場合、2つの異なるしきい値がA3イベントに接続され得る。あるしきい値が、レガシーシステムの場合のようにA3イベントのために設定され得(そのしきい値は、条件付きハンドオーバの設定をトリガすることになる)、新しいしきい値が、条件付きハンドオーバの設定の一部としてreconfigurationWithSyncを含むRRC再設定メッセージ中で設定され得る。
代替的に、条件付きモビリティプロシージャをトリガするために新しいイベントが規定され得、すなわち、条件付きハンドオーバの設定をトリガし、トリガリング条件の履行をトリガする、2つの異なるイベントがある。条件付きモビリティプロシージャのトリガリング条件に関係する実施形態も参照されたい。
本明細書で説明される主題は、任意の好適な構成要素を使用する任意の適切なタイプのシステムにおいて実装され得るが、本明細書で開示される実施形態は、図5に示されている例示的な無線ネットワークなどの無線ネットワークに関して説明される。簡単のために、図5の無線ネットワークは、ネットワークQQ106、ネットワークノードQQ160およびQQ160b、ならびにWD QQ110、QQ110b、およびQQ110cのみを図示する。実際には、無線ネットワークは、無線デバイス間の通信、あるいは無線デバイスと、固定電話、サービスプロバイダ、または任意の他のネットワークノードもしくはエンドデバイスなどの別の通信デバイスとの間の通信をサポートするのに好適な任意の追加のエレメントをさらに含み得る。示されている構成要素のうち、ネットワークノードQQ160および無線デバイス(WD)QQ110は、追加の詳細とともに図示される。無線ネットワークは、1つまたは複数の無線デバイスに通信および他のタイプのサービスを提供して、無線デバイスの、無線ネットワークへのアクセス、および/あるいは、無線ネットワークによってまたは無線ネットワークを介して提供されるサービスの使用を容易にし得る。
無線ネットワークは、任意のタイプの通信(communication)、通信(telecommunication)、データ、セルラ、および/または無線ネットワーク、あるいは他の同様のタイプのシステムを含み、および/またはそれらとインターフェースし得る。いくつかの実施形態では、無線ネットワークは、特定の規格あるいは他のタイプのあらかじめ規定されたルールまたはプロシージャに従って動作するように設定され得る。したがって、無線ネットワークの特定の実施形態は、汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)、Long Term Evolution(LTE)、ならびに/あるいは他の好適な2G、3G、4G、または5G規格などの通信規格、IEEE802.11規格などの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格、ならびに/あるいは、マイクロ波アクセスのための世界的相互運用性(WiMax)、Bluetooth、Z-Waveおよび/またはZigBee規格など、任意の他の適切な無線通信規格を実装し得る。
ネットワークQQ106は、1つまたは複数のバックホールネットワーク、コアネットワーク、IPネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、有線ネットワーク、無線ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、およびデバイス間の通信を可能にするための他のネットワークを含み得る。
ネットワークノードQQ160およびWD QQ110は、以下でより詳細に説明される様々な構成要素を備える。これらの構成要素は、無線ネットワークにおいて無線接続を提供することなど、ネットワークノードおよび/または無線デバイス機能を提供するために協働する。異なる実施形態では、無線ネットワークは、任意の数の有線または無線ネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、無線デバイス、中継局、ならびに/あるいは有線接続を介してかまたは無線接続を介してかにかかわらず、データおよび/または信号の通信を容易にするかまたはその通信に参加し得る、任意の他の構成要素またはシステムを備え得る。
本明細書で使用されるネットワークノードは、無線デバイスと、ならびに/あるいは、無線デバイスへの無線アクセスを可能にし、および/または提供するための、および/または、無線ネットワークにおいて他の機能(たとえば、アドミニストレーション)を実施するための、無線ネットワーク中の他のネットワークノードまたは機器と、直接または間接的に通信することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能な機器を指す。ネットワークノードの例は、限定はしないが、アクセスポイント(AP)(たとえば、無線アクセスポイント)、基地局(BS)(たとえば、無線基地局、ノードB、エボルブドノードB(eNB)およびNRノードB(gNB))を含む。基地局は、基地局が提供するカバレッジの量(または、言い方を変えれば、基地局の送信電力レベル)に基づいてカテゴリー分類され得、その場合、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、またはマクロ基地局と呼ばれることもある。基地局は、リレーを制御する、リレーノードまたはリレードナーノードであり得る。ネットワークノードは、リモート無線ヘッド(RRH)と呼ばれることがある、集中型デジタルユニットおよび/またはリモートラジオユニット(RRU)など、分散無線基地局の1つまたは複数(またはすべて)の部分をも含み得る。そのようなリモートラジオユニットは、アンテナ統合無線機としてアンテナと統合されることも統合されないこともある。分散無線基地局の部分は、分散アンテナシステム(DAS)において、ノードと呼ばれることもある。ネットワークノードのまたさらなる例は、マルチスタンダード無線(MSR)BSなどのMSR機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)または基地局コントローラ(BSC)などのネットワークコントローラ、基地トランシーバ局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(たとえば、MSC、MME)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、測位ノード(たとえば、E-SMLC)、および/あるいはMDTを含む。別の例として、ネットワークノードは、以下でより詳細に説明されるように、仮想ネットワークノードであり得る。しかしながら、より一般的には、ネットワークノードは、無線ネットワークへのアクセスを可能にし、および/または無線デバイスに提供し、あるいは、無線ネットワークにアクセスした無線デバイスに何らかのサービスを提供することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能な任意の好適なデバイス(またはデバイスのグループ)を表し得る。
図5では、ネットワークノードQQ160は、処理回路QQ170と、デバイス可読媒体QQ180と、インターフェースQQ190と、補助機器QQ184と、電源QQ186と、電力回路QQ187と、アンテナQQ162とを含む。図5の例示的な無線ネットワーク中に示されているネットワークノードQQ160は、ハードウェア構成要素の示されている組合せを含むデバイスを表し得るが、他の実施形態は、構成要素の異なる組合せをもつネットワークノードを含み得る。ネットワークノードが、本明細書で開示されるタスク、特徴、機能および方法を実施するために必要とされるハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の好適な組合せを備えることを理解されたい。その上、ネットワークノードQQ160の構成要素が、より大きいボックス内に位置する単一のボックスとして、または複数のボックス内で入れ子にされている単一のボックスとして図示されているが、実際には、ネットワークノードは、単一の示されている構成要素を組成する複数の異なる物理構成要素を備え得る(たとえば、デバイス可読媒体QQ180は、複数の別個のハードドライブならびに複数のRAMモジュールを備え得る)。
同様に、ネットワークノードQQ160は、複数の物理的に別個の構成要素(たとえば、ノードB構成要素およびRNC構成要素、またはBTS構成要素およびBSC構成要素など)から組み立てられ得、これらは各々、それら自体のそれぞれの構成要素を有し得る。ネットワークノードQQ160が複数の別個の構成要素(たとえば、BTS構成要素およびBSC構成要素)を備えるいくつかのシナリオでは、別個の構成要素のうちの1つまたは複数が、いくつかのネットワークノードの間で共有され得る。たとえば、単一のRNCが、複数のノードBを制御し得る。そのようなシナリオでは、各一意のノードBとRNCとのペアは、いくつかの事例では、単一の別個のネットワークノードと見なされ得る。いくつかの実施形態では、ネットワークノードQQ160は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように設定され得る。そのような実施形態では、いくつかの構成要素は複製され得(たとえば、異なるRATのための別個のデバイス可読媒体QQ180)、いくつかの構成要素は再使用され得る(たとえば、同じアンテナQQ162がRATによって共有され得る)。ネットワークノードQQ160は、ネットワークノードQQ160に統合された、たとえば、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、またはBluetooth無線技術など、異なる無線技術のための様々な示されている構成要素の複数のセットをも含み得る。これらの無線技術は、同じまたは異なるチップまたはチップのセット、およびネットワークノードQQ160内の他の構成要素に統合され得る。
処理回路QQ170は、ネットワークノードによって提供されるものとして本明細書で説明される、任意の決定動作、計算動作、または同様の動作(たとえば、いくつかの取得動作)を実施するように設定される。処理回路QQ170によって実施されるこれらの動作は、処理回路QQ170によって取得された情報を、たとえば、取得された情報を他の情報に変換することによって、処理すること、取得された情報または変換された情報をネットワークノードに記憶された情報と比較すること、ならびに/あるいは、取得された情報または変換された情報に基づいて、および前記処理が決定を行ったことの結果として、1つまたは複数の動作を実施することを含み得る。
処理回路QQ170は、単体で、またはデバイス可読媒体QQ180などの他のネットワークノードQQ160構成要素と併せてのいずれかで、ネットワークノードQQ160機能を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の好適なコンピューティングデバイス、リソースのうちの1つまたは複数の組合せ、あるいはハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化された論理の組合せを備え得る。たとえば、処理回路QQ170は、デバイス可読媒体QQ180に記憶された命令、または処理回路QQ170内のメモリに記憶された命令を実行し得る。そのような機能は、本明細書で説明される様々な無線特徴、機能、または利益のうちのいずれかを提供することを含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路QQ170は、システムオンチップ(SOC)を含み得る。
いくつかの実施形態では、処理回路QQ170は、無線周波数(RF)トランシーバ回路QQ172とベースバンド処理回路QQ174とのうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施形態では、無線周波数(RF)トランシーバ回路QQ172とベースバンド処理回路QQ174とは、別個のチップ(またはチップのセット)、ボード、または無線ユニットおよびデジタルユニットなどのユニット上にあり得る。代替実施形態では、RFトランシーバ回路QQ172とベースバンド処理回路QQ174との一部または全部は、同じチップまたはチップのセット、ボード、あるいはユニット上にあり得る。
いくつかの実施形態では、ネットワークノード、基地局、eNBまたは他のそのようなネットワークデバイスによって提供されるものとして本明細書で説明される機能の一部または全部は、デバイス可読媒体QQ180、または処理回路QQ170内のメモリに記憶された、命令を実行する処理回路QQ170によって実施され得る。代替実施形態では、機能の一部または全部は、ハードワイヤード様式などで、別個のまたは個別のデバイス可読媒体に記憶された命令を実行することなしに、処理回路QQ170によって提供され得る。それらの実施形態のいずれでも、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路QQ170は、説明される機能を実施するように設定され得る。そのような機能によって提供される利益は、処理回路QQ170単独に、またはネットワークノードQQ160の他の構成要素に限定されないが、全体としてネットワークノードQQ160によって、ならびに/または概してエンドユーザおよび無線ネットワークによって、享受される。
デバイス可読媒体QQ180は、限定はしないが、永続記憶域、固体メモリ、リモートマウントメモリ、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえば、フラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))を含む、任意の形態の揮発性または不揮発性コンピュータ可読メモリ、ならびに/あるいは、処理回路QQ170によって使用され得る情報、データ、および/または命令を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを備え得る。デバイス可読媒体QQ180は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、論理、ルール、コード、テーブルなどのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/または処理回路QQ170によって実行されることが可能であり、ネットワークノードQQ160によって利用される、他の命令を含む、任意の好適な命令、データまたは情報を記憶し得る。デバイス可読媒体QQ180は、処理回路QQ170によって行われた計算および/またはインターフェースQQ190を介して受信されたデータを記憶するために使用され得る。いくつかの実施形態では、処理回路QQ170およびデバイス可読媒体QQ180は、統合されていると見なされ得る。
インターフェースQQ190は、ネットワークノードQQ160、ネットワークQQ106、および/またはWD QQ110の間のシグナリングおよび/またはデータの有線または無線通信において使用される。示されているように、インターフェースQQ190は、たとえば有線接続上でネットワークQQ106との間でデータを送るおよび受信するための(1つまたは複数の)ポート/(1つまたは複数の)端末QQ194を含む。インターフェースQQ190は、アンテナQQ162に結合されるか、またはいくつかの実施形態では、アンテナQQ162の一部であり得る、無線フロントエンド回路QQ192をも含む。無線フロントエンド回路QQ192は、フィルタQQ198と増幅器QQ196とを備える。無線フロントエンド回路QQ192は、アンテナQQ162および処理回路QQ170に接続され得る。無線フロントエンド回路は、アンテナQQ162と処理回路QQ170との間で通信される信号を調整するように設定され得る。無線フロントエンド回路QQ192は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるべきであるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路QQ192は、デジタルデータを、フィルタQQ198および/または増幅器QQ196の組合せを使用して適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換し得る。無線信号は、次いで、アンテナQQ162を介して送信され得る。同様に、データを受信するとき、アンテナQQ162は無線信号を収集し得、次いで、無線信号は無線フロントエンド回路QQ192によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路QQ170に受け渡され得る。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを含み得る。
いくつかの代替実施形態では、ネットワークノードQQ160は別個の無線フロントエンド回路QQ192を含まないことがあり、代わりに、処理回路QQ170は、無線フロントエンド回路を備え得、別個の無線フロントエンド回路QQ192なしでアンテナQQ162に接続され得る。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路QQ172の全部または一部が、インターフェースQQ190の一部と見なされ得る。さらに他の実施形態では、インターフェースQQ190は、無線ユニット(図示せず)の一部として、1つまたは複数のポートまたは端末QQ194と、無線フロントエンド回路QQ192と、RFトランシーバ回路QQ172とを含み得、インターフェースQQ190は、デジタルユニット(図示せず)の一部であるベースバンド処理回路QQ174と通信し得る。
アンテナQQ162は、無線信号を送り、および/または受信するように設定された、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含み得る。アンテナQQ162は、無線フロントエンド回路QQ190に結合され得、データおよび/または信号を無線で送信および受信することが可能な任意のタイプのアンテナであり得る。いくつかの実施形態では、アンテナQQ162は、たとえば、2GHzから66GHzの間の無線信号を送信/受信するように動作可能な1つまたは複数の全指向性、セクタまたはパネルアンテナを含み得る。全指向性アンテナは、任意の方向に無線信号を送信/受信するために使用され得、セクタアンテナは、特定のエリア内のデバイスから無線信号を送信/受信するために使用され得、パネルアンテナは、比較的直線ラインで無線信号を送信/受信するために使用される見通し線アンテナであり得る。いくつかの事例では、2つ以上のアンテナの使用は、MIMOと呼ばれることがある。いくつかの実施形態では、アンテナQQ162は、ネットワークノードQQ160とは別個であり得、インターフェースまたはポートを通してネットワークノードQQ160に接続可能であり得る。
アンテナQQ162、インターフェースQQ190、および/または処理回路QQ170は、ネットワークノードによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作および/またはいくつかの取得動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器から受信され得る。同様に、アンテナQQ162、インターフェースQQ190、および/または処理回路QQ170は、ネットワークノードによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の送信動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器に送信され得る。
電力回路QQ187は、電力管理回路を備えるか、または電力管理回路に結合され得、本明細書で説明される機能を実施するための電力を、ネットワークノードQQ160の構成要素に供給するように設定される。電力回路QQ187は、電源QQ186から電力を受信し得る。電源QQ186および/または電力回路QQ187は、それぞれの構成要素に好適な形式で(たとえば、各それぞれの構成要素のために必要とされる電圧および電流レベルにおいて)、ネットワークノードQQ160の様々な構成要素に電力を提供するように設定され得る。電源QQ186は、電力回路QQ187および/またはネットワークノードQQ160中に含まれるか、あるいは電力回路QQ187および/またはネットワークノードQQ160の外部にあるかのいずれかであり得る。たとえば、ネットワークノードQQ160は、電気ケーブルなどの入力回路またはインターフェースを介して外部電源(たとえば、電気コンセント)に接続可能であり得、それにより、外部電源は電力回路QQ187に電力を供給する。さらなる例として、電源QQ186は、電力回路QQ187に接続された、または電力回路QQ187中で統合された、バッテリーまたはバッテリーパックの形態の電力源を備え得る。バッテリーは、外部電源が落ちた場合、バックアップ電力を提供し得る。光起電力デバイスなどの他のタイプの電源も使用され得る。
ネットワークノードQQ160の代替実施形態は、本明細書で説明される機能、および/または本明細書で説明される主題をサポートするために必要な機能のうちのいずれかを含む、ネットワークノードの機能のいくつかの態様を提供することを担当し得る、図5に示されている構成要素以外の追加の構成要素を含み得る。たとえば、ネットワークノードQQ160は、ネットワークノードQQ160への情報の入力を可能にするための、およびネットワークノードQQ160からの情報の出力を可能にするための、ユーザインターフェース機器を含み得る。これは、ユーザが、ネットワークノードQQ160のための診断、メンテナンス、修復、および他のアドミニストレーティブ機能を実施することを可能にし得る。
本明細書で使用される無線デバイス(WD)は、ネットワークノードおよび/または他の無線デバイスと無線で通信することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能なデバイスを指す。別段に記載されていない限り、WDという用語は、本明細書ではユーザ機器(UE)と互換的に使用され得る。無線で通信することは、空中で情報を伝達するのに好適な、電磁波、電波、赤外波、および/または他のタイプの信号を使用して無線信号を送信および/または受信することを伴い得る。いくつかの実施形態では、WDは、直接人間対話なしに情報を送信および/または受信するように設定され得る。たとえば、WDは、内部または外部イベントによってトリガされたとき、あるいはネットワークからの要求に応答して、所定のスケジュールでネットワークに情報を送信するように設計され得る。WDの例は、限定はしないが、スマートフォン、モバイルフォン、セルフォン、ボイスオーバーIP(VoIP)フォン、無線ローカルループ電話、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、無線カメラ、ゲーミングコンソールまたはデバイス、音楽記憶デバイス、再生器具、ウェアラブル端末デバイス、無線エンドポイント、移動局、タブレット、ラップトップ、ラップトップ組込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、スマートデバイス、無線顧客構内機器(CPE:customer premise equipment)、車載無線端末デバイスなどを含む。WDは、たとえばサイドリンク通信、V2V(Vehicle-to-Vehicle)、V2I(Vehicle-to-Infrastructure)、V2X(Vehicle-to-Everything)のための3GPP規格を実装することによって、D2D(device-to-device)通信をサポートし得、この場合、D2D通信デバイスと呼ばれることがある。また別の特定の例として、モノのインターネット(IoT)シナリオでは、WDは、監視および/または測定を実施し、そのような監視および/または測定の結果を別のWDおよび/またはネットワークノードに送信する、マシンまたは他のデバイスを表し得る。WDは、この場合、マシンツーマシン(M2M)デバイスであり得、M2Mデバイスは、3GPPコンテキストではMTCデバイスと呼ばれることがある。1つの特定の例として、WDは、3GPP狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)規格を実装するUEであり得る。そのようなマシンまたはデバイスの特定の例は、センサー、電力計などの計量デバイス、産業用機械類、あるいは家庭用または個人用電気器具(たとえば冷蔵庫、テレビジョンなど)、個人用ウェアラブル(たとえば、時計、フィットネストラッカーなど)である。他のシナリオでは、WDは車両または他の機器を表し得、車両または他の機器は、その動作ステータスを監視することおよび/またはその動作ステータスに関して報告すること、あるいはその動作に関連する他の機能が可能である。上記で説明されたWDは無線接続のエンドポイントを表し得、その場合、デバイスは無線端末と呼ばれることがある。さらに、上記で説明されたWDはモバイルであり得、その場合、デバイスはモバイルデバイスまたはモバイル端末と呼ばれることもある。
示されているように、無線デバイスQQ110は、アンテナQQ111と、インターフェースQQ114と、処理回路QQ120と、デバイス可読媒体QQ130と、ユーザインターフェース機器QQ132と、補助機器QQ134と、電源QQ136と、電力回路QQ137とを含む。WD QQ110は、WD QQ110によってサポートされる、たとえば、ほんの数個を挙げると、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、WiMAX、またはBluetooth無線技術など、異なる無線技術のための示されている構成要素のうちの1つまたは複数の複数のセットを含み得る。これらの無線技術は、WD QQ110内の他の構成要素と同じまたは異なるチップまたはチップのセットに統合され得る。
アンテナQQ111は、無線信号を送り、および/または受信するように設定された、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含み得、インターフェースQQ114に接続される。いくつかの代替実施形態では、アンテナQQ111は、WD QQ110とは別個であり、インターフェースまたはポートを通してWD QQ110に接続可能であり得る。アンテナQQ111、インターフェースQQ114、および/または処理回路QQ120は、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作または送信動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、ネットワークノードおよび/または別のWDから受信され得る。いくつかの実施形態では、無線フロントエンド回路および/またはアンテナQQ111は、インターフェースと見なされ得る。
示されているように、インターフェースQQ114は、無線フロントエンド回路QQ112とアンテナQQ111とを備える。無線フロントエンド回路QQ112は、1つまたは複数のフィルタQQ118と増幅器QQ116とを備える。無線フロントエンド回路QQ114は、アンテナQQ111および処理回路QQ120に接続され、アンテナQQ111と処理回路QQ120との間で通信される信号を調整するように設定される。無線フロントエンド回路QQ112は、アンテナQQ111に結合されるか、またはアンテナQQ111の一部であり得る。いくつかの実施形態では、WD QQ110は別個の無線フロントエンド回路QQ112を含まないことがあり、むしろ、処理回路QQ120は、無線フロントエンド回路を備え得、アンテナQQ111に接続され得る。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路QQ122の一部または全部が、インターフェースQQ114の一部と見なされ得る。無線フロントエンド回路QQ112は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるべきであるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路QQ112は、デジタルデータを、フィルタQQ118および/または増幅器QQ116の組合せを使用して適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換し得る。無線信号は、次いで、アンテナQQ111を介して送信され得る。同様に、データを受信するとき、アンテナQQ111は無線信号を収集し得、次いで、無線信号は無線フロントエンド回路QQ112によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路QQ120に受け渡され得る。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを含み得る。
処理回路QQ120は、単体で、またはデバイス可読媒体QQ130などの他のWD QQ110構成要素と併せてのいずれかで、WD QQ110機能を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の好適なコンピューティングデバイス、リソースのうちの1つまたは複数の組合せ、あるいはハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化された論理の組合せを含み得る。そのような機能は、本明細書で説明される様々な無線特徴または利益のうちのいずれかを提供することを含み得る。たとえば、処理回路QQ120は、本明細書で開示される機能を提供するために、デバイス可読媒体QQ130に記憶された命令、または処理回路QQ120内のメモリに記憶された命令を実行し得る。
示されているように、処理回路QQ120は、RFトランシーバ回路QQ122、ベースバンド処理回路QQ124、およびアプリケーション処理回路QQ126のうちの1つまたは複数を含む。他の実施形態では、処理回路は、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを含み得る。いくつかの実施形態では、WD QQ110の処理回路QQ120は、SOCを備え得る。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路QQ122、ベースバンド処理回路QQ124、およびアプリケーション処理回路QQ126は、別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。代替実施形態では、ベースバンド処理回路QQ124およびアプリケーション処理回路QQ126の一部または全部は1つのチップまたはチップのセットになるように組み合わせられ得、RFトランシーバ回路QQ122は別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。さらに代替の実施形態では、RFトランシーバ回路QQ122およびベースバンド処理回路QQ124の一部または全部は同じチップまたはチップのセット上にあり得、アプリケーション処理回路QQ126は別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。また他の代替実施形態では、RFトランシーバ回路QQ122、ベースバンド処理回路QQ124、およびアプリケーション処理回路QQ126の一部または全部は、同じチップまたはチップのセット中で組み合わせられ得る。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路QQ122は、インターフェースQQ114の一部であり得る。RFトランシーバ回路QQ122は、処理回路QQ120のためのRF信号を調整し得る。
いくつかの実施形態では、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される機能の一部または全部は、デバイス可読媒体QQ130に記憶された命令を実行する処理回路QQ120によって提供され得、デバイス可読媒体QQ130は、いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体であり得る。代替実施形態では、機能の一部または全部は、ハードワイヤード様式などで、別個のまたは個別のデバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行することなしに、処理回路QQ120によって提供され得る。それらの特定の実施形態のいずれでも、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路QQ120は、説明される機能を実施するように設定され得る。そのような機能によって提供される利益は、処理回路QQ120単独に、またはWD QQ110の他の構成要素に限定されないが、全体としてWD QQ110によって、ならびに/または概してエンドユーザおよび無線ネットワークによって、享受される。
処理回路QQ120は、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される、任意の決定動作、計算動作、または同様の動作(たとえば、いくつかの取得動作)を実施するように設定され得る。処理回路QQ120によって実施されるようなこれらの動作は、処理回路QQ120によって取得された情報を、たとえば、取得された情報を他の情報に変換することによって、処理すること、取得された情報または変換された情報をWD QQ110によって記憶された情報と比較すること、ならびに/あるいは、取得された情報または変換された情報に基づいて、および前記処理が決定を行ったことの結果として、1つまたは複数の動作を実施することを含み得る。
デバイス可読媒体QQ130は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、論理、ルール、コード、テーブルなどのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/または処理回路QQ120によって実行されることが可能な他の命令を記憶するように動作可能であり得る。デバイス可読媒体QQ130は、コンピュータメモリ(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)または読取り専用メモリ(ROM))、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえば、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/あるいは、処理回路QQ120によって使用され得る情報、データ、および/または命令を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路QQ120およびデバイス可読媒体QQ130は、統合されていると見なされ得る。
ユーザインターフェース機器QQ132は、人間のユーザがWD QQ110と対話することを可能にする構成要素を提供し得る。そのような対話は、視覚、聴覚、触覚など、多くの形態のものであり得る。ユーザインターフェース機器QQ132は、ユーザへの出力を作り出すように、およびユーザがWD QQ110への入力を提供することを可能にするように動作可能であり得る。対話のタイプは、WD QQ110にインストールされるユーザインターフェース機器QQ132のタイプに応じて変動し得る。たとえば、WD QQ110がスマートフォンである場合、対話はタッチスクリーンを介したものであり得、WD QQ110がスマートメーターである場合、対話は、使用量(たとえば、使用されたガロンの数)を提供するスクリーン、または(たとえば、煙が検出された場合)可聴警報を提供するスピーカーを通したものであり得る。ユーザインターフェース機器QQ132は、入力インターフェース、デバイスおよび回路、ならびに、出力インターフェース、デバイスおよび回路を含み得る。ユーザインターフェース機器QQ132は、WD QQ110への情報の入力を可能にするように設定され、処理回路QQ120が入力情報を処理することを可能にするために、処理回路QQ120に接続される。ユーザインターフェース機器QQ132は、たとえば、マイクロフォン、近接度または他のセンサー、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つまたは複数のカメラ、USBポート、あるいは他の入力回路を含み得る。ユーザインターフェース機器QQ132はまた、WD QQ110からの情報の出力を可能にするように、および処理回路QQ120がWD QQ110からの情報を出力することを可能にするように設定される。ユーザインターフェース機器QQ132は、たとえば、スピーカー、ディスプレイ、振動回路、USBポート、ヘッドフォンインターフェース、または他の出力回路を含み得る。ユーザインターフェース機器QQ132の1つまたは複数の入力および出力インターフェース、デバイス、および回路を使用して、WD QQ110は、エンドユーザおよび/または無線ネットワークと通信し、エンドユーザおよび/または無線ネットワークが本明細書で説明される機能から利益を得ることを可能にし得る。
補助機器QQ134は、概してWDによって実施されないことがある、より特定の機能を提供するように動作可能である。これは、様々な目的のために測定を行うための特殊化されたセンサー、有線通信などのさらなるタイプの通信のためのインターフェースなどを備え得る。補助機器QQ134の構成要素の包含およびタイプは、実施形態および/またはシナリオに応じて変動し得る。
電源QQ136は、いくつかの実施形態では、バッテリーまたはバッテリーパックの形態のものであり得る。外部電源(たとえば、電気コンセント)、光起電力デバイスまたは電池など、他のタイプの電源も使用され得る。WD QQ110は、電源QQ136から、本明細書で説明または指示される任意の機能を行うために電源QQ136からの電力を必要とする、WD QQ110の様々な部分に電力を配信するための、電力回路QQ137をさらに備え得る。電力回路QQ137は、いくつかの実施形態では、電力管理回路を備え得る。電力回路QQ137は、追加または代替として、外部電源から電力を受信するように動作可能であり得、その場合、WD QQ110は、電力ケーブルなどの入力回路またはインターフェースを介して(電気コンセントなどの)外部電源に接続可能であり得る。電力回路QQ137はまた、いくつかの実施形態では、外部電源から電源QQ136に電力を配信するように動作可能であり得る。これは、たとえば、電源QQ136の充電のためのものであり得る。電力回路QQ137は、電源QQ136からの電力に対して、その電力を、電力が供給されるWD QQ110のそれぞれの構成要素に好適であるようにするために、任意のフォーマッティング、変換、または他の修正を実施し得る。
図6は、本明細書で説明される様々な態様による、UEの一実施形態を示す。本明細書で使用されるユーザ機器またはUEは、必ずしも、関連するデバイスを所有し、および/または動作させる人間のユーザという意味におけるユーザを有するとは限らない。代わりに、UEは、人間のユーザへの販売、または人間のユーザによる動作を意図されるが、特定の人間のユーザに関連しないことがあるか、または特定の人間のユーザに初めに関連しないことがある、デバイス(たとえば、スマートスプリンクラーコントローラ)を表し得る。代替的に、UEは、エンドユーザへの販売、またはエンドユーザによる動作を意図されないが、ユーザに関連するか、またはユーザの利益のために動作され得る、デバイス(たとえば、スマート電力計)を表し得る。UE QQ200は、NB-IoT UE、マシン型通信(MTC)UE、および/または拡張MTC(eMTC)UEを含む、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって識別される任意のUEであり得る。図6に示されているUE QQ200は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のGSM、UMTS、LTE、および/または5G規格など、3GPPによって公表された1つまたは複数の通信規格による通信のために設定されたWDの一例である。前述のように、WDおよびUEという用語は、互換的に使用され得る。したがって、図6はUEであるが、本明細書で説明される構成要素は、WDに等しく適用可能であり、その逆も同様である。
図6では、UE QQ200は、入出力インターフェースQQ205、無線周波数(RF)インターフェースQQ209、ネットワーク接続インターフェースQQ211、ランダムアクセスメモリ(RAM)QQ217と読取り専用メモリ(ROM)QQ219と記憶媒体QQ221などとを含むメモリQQ215、通信サブシステムQQ231、電源QQ233、および/または他の構成要素、あるいはそれらの任意の組合せに動作可能に結合された、処理回路QQ201を含む。記憶媒体QQ221は、オペレーティングシステムQQ223と、アプリケーションプログラムQQ225と、データQQ227とを含む。他の実施形態では、記憶媒体QQ221は、他の同様のタイプの情報を含み得る。いくつかのUEは、図6に示されている構成要素のすべてを利用するか、またはそれらの構成要素のサブセットのみを利用し得る。構成要素間の統合のレベルは、UEごとに変動し得る。さらに、いくつかのUEは、複数のプロセッサ、メモリ、トランシーバ、送信機、受信機など、構成要素の複数のインスタンスを含んでいることがある。
図6では、処理回路QQ201は、コンピュータ命令およびデータを処理するように設定され得る。処理回路QQ201は、(たとえば、ディスクリート論理、FPGA、ASICなどにおける)1つまたは複数のハードウェア実装状態機械など、機械可読コンピュータプログラムとしてメモリに記憶された機械命令を実行するように動作可能な任意の逐次状態機械、適切なファームウェアと一緒のプログラマブル論理、適切なソフトウェアと一緒のマイクロプロセッサまたはデジタル信号プロセッサ(DSP)など、1つまたは複数のプログラム内蔵、汎用プロセッサ、あるいは上記の任意の組合せを実装するように設定され得る。たとえば、処理回路QQ201は、2つの中央処理ユニット(CPU)を含み得る。データは、コンピュータによる使用に好適な形式での情報であり得る。
図示された実施形態では、入出力インターフェースQQ205は、入力デバイス、出力デバイス、または入出力デバイスに通信インターフェースを提供するように設定され得る。UE QQ200は、入出力インターフェースQQ205を介して出力デバイスを使用するように設定され得る。出力デバイスは、入力デバイスと同じタイプのインターフェースポートを使用し得る。たとえば、UE QQ200への入力およびUE QQ200からの出力を提供するために、USBポートが使用され得る。出力デバイスは、スピーカー、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、別の出力デバイス、またはそれらの任意の組合せであり得る。UE QQ200は、ユーザがUE QQ200に情報をキャプチャすることを可能にするために、入出力インターフェースQQ205を介して入力デバイスを使用するように設定され得る。入力デバイスは、タッチセンシティブまたはプレゼンスセンシティブディスプレイ、カメラ(たとえば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラなど)、マイクロフォン、センサー、マウス、トラックボール、方向性パッド、トラックパッド、スクロールホイール、スマートカードなどを含み得る。プレゼンスセンシティブディスプレイは、ユーザからの入力を検知するための容量性または抵抗性タッチセンサーを含み得る。センサーは、たとえば、加速度計、ジャイロスコープ、チルトセンサー、力センサー、磁力計、光センサー、近接度センサー、別の同様のセンサー、またはそれらの任意の組合せであり得る。たとえば、入力デバイスは、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイクロフォン、および光センサーであり得る。
図6では、RFインターフェースQQ209は、送信機、受信機、およびアンテナなど、RF構成要素に通信インターフェースを提供するように設定され得る。ネットワーク接続インターフェースQQ211は、ネットワークQQ243aに通信インターフェースを提供するように設定され得る。ネットワークQQ243aは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、別の同様のネットワークまたはそれらの任意の組合せなど、有線および/または無線ネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワークQQ243aは、Wi-Fiネットワークを含み得る。ネットワーク接続インターフェースQQ211は、イーサネット、TCP/IP、SONET、ATMなど、1つまたは複数の通信プロトコルに従って通信ネットワーク上で1つまたは複数の他のデバイスと通信するために使用される、受信機および送信機インターフェースを含むように設定され得る。ネットワーク接続インターフェースQQ211は、通信ネットワークリンク(たとえば、光学的、電気的など)に適した受信機および送信機機能を実装し得る。送信機および受信機機能は、回路構成要素、ソフトウェアまたはファームウェアを共有し得るか、あるいは、代替的に、別個に実装され得る。
RAM QQ217は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、およびデバイスドライバなど、ソフトウェアプログラムの実行中に、データまたはコンピュータ命令の記憶またはキャッシングを提供するために、バスQQ202を介して処理回路QQ201にインターフェースするように設定され得る。ROM QQ219は、処理回路QQ201にコンピュータ命令またはデータを提供するように設定され得る。たとえば、ROM QQ219は、不揮発性メモリに記憶される、基本入出力(I/O)、起動、またはキーボードからのキーストロークの受信など、基本システム機能のための、不変低レベルシステムコードまたはデータを記憶するように設定され得る。記憶媒体QQ221は、RAM、ROM、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、磁気ディスク、光ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、リムーバブルカートリッジ、またはフラッシュドライブなど、メモリを含むように設定され得る。一例では、記憶媒体QQ221は、オペレーティングシステムQQ223と、ウェブブラウザアプリケーション、ウィジェットまたはガジェットエンジン、あるいは別のアプリケーションなどのアプリケーションプログラムQQ225と、データファイルQQ227とを含むように設定され得る。記憶媒体QQ221は、UE QQ200による使用のために、多様な様々なオペレーティングシステムまたはオペレーティングシステムの組合せのうちのいずれかを記憶し得る。
記憶媒体QQ221は、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)、フロッピーディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD-DVD)光ディスクドライブ、内蔵ハードディスクドライブ、Blu-Ray光ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータ記憶(HDDS)光ディスクドライブ、外部ミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM)、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、外部マイクロDIMM SDRAM、加入者識別モジュールまたはリムーバブルユーザ識別情報(SIM/RUIM)モジュールなどのスマートカードメモリ、他のメモリ、あるいはそれらの任意の組合せなど、いくつかの物理ドライブユニットを含むように設定され得る。記憶媒体QQ221は、UE QQ200が、一時的または非一時的メモリ媒体に記憶されたコンピュータ実行可能命令、アプリケーションプログラムなどにアクセスすること、データをオフロードすること、またはデータをアップロードすることを可能にし得る。通信システムを利用する製造品などの製造品は、記憶媒体QQ221中に有形に具現され得、記憶媒体QQ221はデバイス可読媒体を含み得る。
図6では、処理回路QQ201は、通信サブシステムQQ231を使用してネットワークQQ243bと通信するように設定され得る。ネットワークQQ243aとネットワークQQ243bとは、同じ1つまたは複数のネットワークまたは異なる1つまたは複数のネットワークであり得る。通信サブシステムQQ231は、ネットワークQQ243bと通信するために使用される1つまたは複数のトランシーバを含むように設定され得る。たとえば、通信サブシステムQQ231は、IEEE802.11、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN、WiMaxなど、1つまたは複数の通信プロトコルに従って、無線アクセスネットワーク(RAN)の別のWD、UE、または基地局など、無線通信が可能な別のデバイスの1つまたは複数のリモートトランシーバと通信するために使用される、1つまたは複数のトランシーバを含むように設定され得る。各トランシーバは、RANリンク(たとえば、周波数割り当てなど)に適した送信機機能または受信機機能をそれぞれ実装するための、送信機QQ233および/または受信機QQ235を含み得る。さらに、各トランシーバの送信機QQ233および受信機QQ235は、回路構成要素、ソフトウェアまたはファームウェアを共有し得るか、または、代替的に、別個に実装され得る。
示されている実施形態では、通信サブシステムQQ231の通信機能は、データ通信、ボイス通信、マルチメディア通信、Bluetoothなどの短距離通信、ニアフィールド通信、ロケーションを決定するための全地球測位システム(GPS)の使用などのロケーションベース通信、別の同様の通信機能、またはそれらの任意の組合せを含み得る。たとえば、通信サブシステムQQ231は、セルラ通信と、Wi-Fi通信と、Bluetooth通信と、GPS通信とを含み得る。ネットワークQQ243bは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、別の同様のネットワークまたはそれらの任意の組合せなど、有線および/または無線ネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワークQQ243bは、セルラネットワーク、Wi-Fiネットワーク、および/またはニアフィールドネットワークであり得る。電源QQ213は、UE QQ200の構成要素に交流(AC)または直流(DC)電力を提供するように設定され得る。
本明細書で説明される特徴、利益および/または機能は、UE QQ200の構成要素のうちの1つにおいて実装されるか、またはUE QQ200の複数の構成要素にわたって分割され得る。さらに、本明細書で説明される特徴、利益、および/または機能は、ハードウェア、ソフトウェアまたはファームウェアの任意の組合せで実装され得る。一例では、通信サブシステムQQ231は、本明細書で説明される構成要素のうちのいずれかを含むように設定され得る。さらに、処理回路QQ201は、バスQQ202上でそのような構成要素のうちのいずれかと通信するように設定され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかは、処理回路QQ201によって実行されたとき、本明細書で説明される対応する機能を実施する、メモリに記憶されたプログラム命令によって表され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの機能は、処理回路QQ201と通信サブシステムQQ231との間で分割され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの非計算集約的機能が、ソフトウェアまたはファームウェアで実装され得、計算集約的機能がハードウェアで実装され得る。
図7は、いくつかの実施形態によって実装される機能が仮想化され得る、仮想化環境QQ300を示す概略ブロック図である。本コンテキストでは、仮想化することは、ハードウェアプラットフォーム、記憶デバイスおよびネットワーキングリソースを仮想化することを含み得る、装置またはデバイスの仮想バージョンを作成することを意味する。本明細書で使用される仮想化は、ノード(たとえば、仮想化された基地局または仮想化された無線アクセスノード)に、あるいはデバイス(たとえば、UE、無線デバイスまたは任意の他のタイプの通信デバイス)またはそのデバイスの構成要素に適用され得、機能の少なくとも一部分が、(たとえば、1つまたは複数のネットワークにおいて1つまたは複数の物理処理ノード上で実行する、1つまたは複数のアプリケーション、構成要素、機能、仮想マシンまたはコンテナを介して)1つまたは複数の仮想構成要素として実装される、実装形態に関する。
いくつかの実施形態では、本明細書で説明される機能の一部または全部は、ハードウェアノードQQ330のうちの1つまたは複数によってホストされる1つまたは複数の仮想環境QQ300において実装される1つまたは複数の仮想マシンによって実行される、仮想構成要素として実装され得る。さらに、仮想ノードが、無線アクセスノードではないか、または無線コネクティビティ(たとえば、コアネットワークノード)を必要としない実施形態では、ネットワークノードは完全に仮想化され得る。
機能は、本明細書で開示される実施形態のうちのいくつかの特徴、機能、および/または利益のうちのいくつかを実装するように動作可能な、(代替的に、ソフトウェアインスタンス、仮想アプライアンス、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能などと呼ばれることがある)1つまたは複数のアプリケーションQQ320によって実装され得る。アプリケーションQQ320は、処理回路QQ360とメモリQQ390とを備えるハードウェアQQ330を提供する、仮想化環境QQ300において稼働される。メモリQQ390は、処理回路QQ360によって実行可能な命令QQ395を含んでおり、それにより、アプリケーションQQ320は、本明細書で開示される特徴、利益、および/または機能のうちの1つまたは複数を提供するように動作可能である。
仮想化環境QQ300は、1つまたは複数のプロセッサのセットまたは処理回路QQ360を備える、汎用または専用のネットワークハードウェアデバイスQQ330を備え、1つまたは複数のプロセッサのセットまたは処理回路QQ360は、商用オフザシェルフ(COTS)プロセッサ、専用の特定用途向け集積回路(ASIC)、あるいは、デジタルもしくはアナログハードウェア構成要素または専用プロセッサを含む任意の他のタイプの処理回路であり得る。各ハードウェアデバイスはメモリQQ390-1を備え得、メモリQQ390-1は、処理回路QQ360によって実行される命令QQ395またはソフトウェアを一時的に記憶するための非永続的メモリであり得る。各ハードウェアデバイスは、ネットワークインターフェースカードとしても知られる、1つまたは複数のネットワークインターフェースコントローラ(NIC)QQ370を備え得、ネットワークインターフェースコントローラ(NIC)QQ370は物理ネットワークインターフェースQQ380を含む。各ハードウェアデバイスは、処理回路QQ360によって実行可能なソフトウェアQQ395および/または命令を記憶した、非一時的、永続的、機械可読記憶媒体QQ390-2をも含み得る。ソフトウェアQQ395は、1つまたは複数の(ハイパーバイザとも呼ばれる)仮想化レイヤQQ350をインスタンス化するためのソフトウェア、仮想マシンQQ340を実行するためのソフトウェア、ならびに、それが、本明細書で説明されるいくつかの実施形態との関係において説明される機能、特徴および/または利益を実行することを可能にする、ソフトウェアを含む、任意のタイプのソフトウェアを含み得る。
仮想マシンQQ340は、仮想処理、仮想メモリ、仮想ネットワーキングまたはインターフェース、および仮想記憶域を備え、対応する仮想化レイヤQQ350またはハイパーバイザによって稼働され得る。仮想アプライアンスQQ320の事例の異なる実施形態が、仮想マシンQQ340のうちの1つまたは複数上で実装され得、実装は異なるやり方で行われ得る。
動作中に、処理回路QQ360は、ソフトウェアQQ395を実行してハイパーバイザまたは仮想化レイヤQQ350をインスタンス化し、ハイパーバイザまたは仮想化レイヤQQ350は、時々、仮想マシンモニタ(VMM)と呼ばれることがある。仮想化レイヤQQ350は、仮想マシンQQ340に、ネットワーキングハードウェアのように見える仮想動作プラットフォームを提示し得る。
図7に示されているように、ハードウェアQQ330は、一般的なまたは特定の構成要素をもつスタンドアロンネットワークノードであり得る。ハードウェアQQ330は、アンテナQQ3225を備え得、仮想化を介していくつかの機能を実装し得る。代替的に、ハードウェアQQ330は、多くのハードウェアノードが協働し、特に、アプリケーションQQ320のライフサイクル管理を監督する、管理およびオーケストレーション(MANO)QQ3100を介して管理される、(たとえば、データセンタまたは顧客構内機器(CPE)の場合のような)ハードウェアのより大きいクラスタの一部であり得る。
ハードウェアの仮想化は、いくつかのコンテキストにおいて、ネットワーク機能仮想化(NFV)と呼ばれる。NFVは、多くのネットワーク機器タイプを、データセンタおよび顧客構内機器中に位置し得る、業界標準高ボリュームサーバハードウェア、物理スイッチ、および物理ストレージ上にコンソリデートするために使用され得る。
NFVのコンテキストでは、仮想マシンQQ340は、プログラムを、それらのプログラムが、物理的な仮想化されていないマシン上で実行しているかのように稼働する、物理マシンのソフトウェア実装形態であり得る。仮想マシンQQ340の各々と、その仮想マシンに専用のハードウェアであろうと、および/またはその仮想マシンによって仮想マシンQQ340のうちの他の仮想マシンと共有されるハードウェアであろうと、その仮想マシンを実行するハードウェアQQ330のその一部とは、別個の仮想ネットワークエレメント(VNE)を形成する。
さらにNFVのコンテキストでは、仮想ネットワーク機能(VNF)は、ハードウェアネットワーキングインフラストラクチャQQ330の上の1つまたは複数の仮想マシンQQ340において稼働する特定のネットワーク機能をハンドリングすることを担当し、図7中のアプリケーションQQ320に対応する。
いくつかの実施形態では、各々、1つまたは複数の送信機QQ3220と1つまたは複数の受信機QQ3210とを含む、1つまたは複数の無線ユニットQQ3200は、1つまたは複数のアンテナQQ3225に結合され得る。無線ユニットQQ3200は、1つまたは複数の適切なネットワークインターフェースを介してハードウェアノードQQ330と直接通信し得、無線アクセスノードまたは基地局など、無線能力をもつ仮想ノードを提供するために仮想構成要素と組み合わせて使用され得る。
いくつかの実施形態では、何らかのシグナリングが、ハードウェアノードQQ330と無線ユニットQQ3200との間の通信のために代替的に使用され得る制御システムQQ3230を使用して、実現され得る。
図8を参照すると、一実施形態によれば、通信システムが、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワークQQ411とコアネットワークQQ414とを備える、3GPPタイプセルラネットワークなどの通信ネットワークQQ410を含む。アクセスネットワークQQ411は、NB、eNB、gNBまたは他のタイプの無線アクセスポイントなど、複数の基地局QQ412a、QQ412b、QQ412cを備え、各々が、対応するカバレッジエリアQQ413a、QQ413b、QQ413cを規定する。各基地局QQ412a、QQ412b、QQ412cは、有線接続または無線接続QQ415上でコアネットワークQQ414に接続可能である。カバレッジエリアQQ413c中に位置する第1のUE QQ491が、対応する基地局QQ412cに無線で接続するか、または対応する基地局QQ412cによってページングされるように設定される。カバレッジエリアQQ413a中の第2のUE QQ492が、対応する基地局QQ412aに無線で接続可能である。この例では複数のUE QQ491、QQ492が示されているが、開示される実施形態は、唯一のUEがカバレッジエリア中にある状況、または唯一のUEが対応する基地局QQ412に接続している状況に等しく適用可能である。
通信ネットワークQQ410は、それ自体、ホストコンピュータQQ430に接続され、ホストコンピュータQQ430は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散サーバのハードウェアおよび/またはソフトウェアにおいて、あるいはサーバファーム中の処理リソースとして具現され得る。ホストコンピュータQQ430は、サービスプロバイダの所有または制御下にあり得、あるいはサービスプロバイダによってまたはサービスプロバイダに代わって動作され得る。通信ネットワークQQ410とホストコンピュータQQ430との間の接続QQ421およびQQ422は、コアネットワークQQ414からホストコンピュータQQ430に直接延び得るか、または随意の中間ネットワークQQ420を介して進み得る。中間ネットワークQQ420は、パブリックネットワーク、プライベートネットワーク、またはホストされたネットワークのうちの1つ、またはそれらのうちの2つ以上の組合せであり得、中間ネットワークQQ420は、もしあれば、バックボーンネットワークまたはインターネットであり得、特に、中間ネットワークQQ420は、2つまたはそれ以上のサブネットワーク(図示せず)を備え得る。
図8の通信システムは全体として、接続されたUE QQ491、QQ492とホストコンピュータQQ430との間のコネクティビティを可能にする。コネクティビティは、オーバーザトップ(OTT)接続QQ450として説明され得る。ホストコンピュータQQ430および接続されたUE QQ491、QQ492は、アクセスネットワークQQ411、コアネットワークQQ414、任意の中間ネットワークQQ420、および考えられるさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を媒介として使用して、OTT接続QQ450を介して、データおよび/またはシグナリングを通信するように設定される。OTT接続QQ450は、OTT接続QQ450が通過する、参加する通信デバイスが、アップリンクおよびダウンリンク通信のルーティングに気づいていないという意味で、透過的であり得る。たとえば、基地局QQ412は、接続されたUE QQ491にフォワーディング(たとえば、ハンドオーバ)されるべき、ホストコンピュータQQ430から発生したデータを伴う着信ダウンリンク通信の過去のルーティングを、知らされないことがあるかまたは知らされる必要がない。同様に、基地局QQ412は、UE QQ491から発生してホストコンピュータQQ430に向かう発信アップリンク通信の将来のルーティングに気づいている必要がない。
次に、一実施形態による、前の段落において説明されたUE、基地局およびホストコンピュータの例示的な実装形態が、図9を参照しながら説明される。通信システムQQ500では、ホストコンピュータQQ510が、通信システムQQ500の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するように設定された通信インターフェースQQ516を含む、ハードウェアQQ515を備える。ホストコンピュータQQ510は、記憶能力および/または処理能力を有し得る、処理回路QQ518をさらに備える。特に、処理回路QQ518は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または、命令を実行するように適応されたこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。ホストコンピュータQQ510は、ホストコンピュータQQ510に記憶されるかまたはホストコンピュータQQ510によってアクセス可能であり、処理回路QQ518によって実行可能である、ソフトウェアQQ511をさらに備える。ソフトウェアQQ511は、ホストアプリケーションQQ512を含む。ホストアプリケーションQQ512は、UE QQ530およびホストコンピュータQQ510において終端するOTT接続QQ550を介して接続するUE QQ530など、リモートユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーションQQ512は、OTT接続QQ550を使用して送信されるユーザデータを提供し得る。
通信システムQQ500は、通信システム中に提供される基地局QQ520をさらに含み、基地局QQ520は、基地局QQ520がホストコンピュータQQ510およびUE QQ530と通信することを可能にするハードウェアQQ525を備える。ハードウェアQQ525は、通信システムQQ500の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するための通信インターフェースQQ526、ならびに基地局QQ520によってサーブされるカバレッジエリア(図9に図示せず)中に位置するUE QQ530との少なくとも無線接続QQ570をセットアップおよび維持するための無線インターフェースQQ527を含み得る。通信インターフェースQQ526は、ホストコンピュータQQ510への接続QQ560を容易にするように設定され得る。接続QQ560は直接であり得るか、あるいは、接続QQ560は、通信システムのコアネットワーク(図9に図示せず)を、および/または通信システムの外部の1つまたは複数の中間ネットワークを通過し得る。図示の実施形態では、基地局QQ520のハードウェアQQ525は、処理回路QQ528をさらに含み、処理回路QQ528は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または、命令を実行するように適応されたこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。基地局QQ520は、内部的に記憶されるかまたは外部接続を介してアクセス可能なソフトウェアQQ521をさらに有する。
通信システムQQ500は、すでに言及されたUE QQ530をさらに含む。UE QQ530のハードウェアQQ535は、UE QQ530が現在位置するカバレッジエリアをサーブする基地局との無線接続QQ570をセットアップおよび維持するように設定された、無線インターフェースQQ537を含み得る。UE QQ530のハードウェアQQ535は、処理回路QQ538をさらに含み、処理回路QQ538は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または、命令を実行するように適応されたこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。UE QQ530は、UE QQ530に記憶されるかまたはUE QQ530によってアクセス可能であり、処理回路QQ538によって実行可能である、ソフトウェアQQ531をさらに備える。ソフトウェアQQ531はクライアントアプリケーションQQ532を含む。クライアントアプリケーションQQ532は、ホストコンピュータQQ510のサポートのもとに、UE QQ530を介して人間のまたは人間でないユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。ホストコンピュータQQ510では、実行しているホストアプリケーションQQ512は、UE QQ530およびホストコンピュータQQ510において終端するOTT接続QQ550を介して、実行しているクライアントアプリケーションQQ532と通信し得る。ユーザにサービスを提供する際に、クライアントアプリケーションQQ532は、ホストアプリケーションQQ512から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供し得る。OTT接続QQ550は、要求データとユーザデータの両方を転送し得る。クライアントアプリケーションQQ532は、クライアントアプリケーションQQ532が提供するユーザデータを生成するためにユーザと対話し得る。
図9に示されているホストコンピュータQQ510、基地局QQ520およびUE QQ530は、それぞれ、図8のホストコンピュータQQ430、基地局QQ412a、QQ412b、QQ412cのうちの1つ、およびUE QQ491、QQ492のうちの1つと同様または同等であり得ることに留意されたい。つまり、これらのエンティティの内部の働きは、図9に示されているようなものであり得、別個に、周囲のネットワークトポロジーは、図8のものであり得る。
図9では、OTT接続QQ550は、仲介デバイスとこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングとへの明示的言及なしに、基地局QQ520を介したホストコンピュータQQ510とUE QQ530との間の通信を示すために抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャが、ルーティングを決定し得、ネットワークインフラストラクチャは、UE QQ530からまたはホストコンピュータQQ510を動作させるサービスプロバイダから、またはその両方からルーティングを隠すように設定され得る。OTT接続QQ550がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、さらに、ネットワークインフラストラクチャが(たとえば、ネットワークの負荷分散考慮または再設定に基づいて)ルーティングを動的に変更する判定を行い得る。
UE QQ530と基地局QQ520との間の無線接続QQ570は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線接続QQ570が最後のセグメントを形成するOTT接続QQ550を使用して、UE QQ530に提供されるOTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態の教示は、データレート、レイテンシ、電力消費ならびに/あるいは接続信頼性および/または連続性を改善し、それにより、継続的コネクティビティおよび/または他の利益など、利益を提供し得る。
1つまたは複数の実施形態が改善する、データレート、レイテンシおよび他のファクタを監視する目的での、測定プロシージャが提供され得る。測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータQQ510とUE QQ530との間のOTT接続QQ550を再設定するための随意のネットワーク機能がさらにあり得る。測定プロシージャおよび/またはOTT接続QQ550を再設定するためのネットワーク機能は、ホストコンピュータQQ510のソフトウェアQQ511およびハードウェアQQ515でまたはUE QQ530のソフトウェアQQ531およびハードウェアQQ535で、またはその両方で実装され得る。実施形態では、OTT接続QQ550が通過する通信デバイスにおいてまたはそれに関連して、センサー(図示せず)が展開され得、センサーは、上記で例示された監視された量の値を供給すること、またはソフトウェアQQ511、QQ531が監視された量を算出または推定し得る他の物理量の値を供給することによって、測定プロシージャに参加し得る。OTT接続QQ550の再設定は、メッセージフォーマット、再送信セッティング、好ましいルーティングなどを含み得、再設定は、基地局QQ520に影響を及ぼす必要がなく、再設定は、基地局QQ520に知られていないかまたは知覚不可能であり得る。そのようなプロシージャおよび機能は、当技術分野において知られ、実践され得る。いくつかの実施形態では、測定は、スループット、伝搬時間、レイテンシなどのホストコンピュータQQ510の測定を容易にするプロプライエタリUEシグナリングを伴い得る。測定は、ソフトウェアQQ511およびQQ531が、ソフトウェアQQ511およびQQ531が伝搬時間、エラーなどを監視する間にOTT接続QQ550を使用して、メッセージ、特に空のまたは「ダミー」メッセージが送信されることを引き起こすことにおいて、実装され得る。
図10は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図8および図9を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図10への図面参照のみがこのセクションに含まれる。ステップQQ610において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。ステップQQ610の(随意であり得る)サブステップQQ611において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップQQ620において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。(随意であり得る)ステップQQ630において、基地局は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが始動した送信において搬送されたユーザデータをUEに送信する。(また、随意であり得る)ステップQQ640において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行する。
図11は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図8および図9を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図11への図面参照のみがこのセクションに含まれる。本方法のステップQQ710において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。随意のサブステップ(図示せず)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップQQ720において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。送信は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局を介して通り得る。(随意であり得る)ステップQQ730において、UEは、送信において搬送されたユーザデータを受信する。
図12は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図8および図9を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図12への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップQQ810において、UEは、ホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。追加または代替として、ステップQQ820において、UEはユーザデータを提供する。ステップQQ820の(随意であり得る)サブステップQQ821において、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップQQ810の(随意であり得る)サブステップQQ811において、UEは、ホストコンピュータによって提供された受信された入力データに反応してユーザデータを提供する、クライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受信されたユーザ入力をさらに考慮し得る。ユーザデータが提供された特定の様式にかかわらず、UEは、(随意であり得る)サブステップQQ830において、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を始動する。方法のステップQQ840において、ホストコンピュータは、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図13は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図8および図9を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図13への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップQQ910において、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局は、UEからユーザデータを受信する。(随意であり得る)ステップQQ920において、基地局は、ホストコンピュータへの、受信されたユーザデータの送信を始動する。(随意であり得る)ステップQQ930において、ホストコンピュータは、基地局によって始動された送信において搬送されたユーザデータを受信する。
図14は、無線ネットワーク(たとえば、図5に示されている無線ネットワーク)における装置WW00の概略ブロック図を示す。本装置は、無線デバイスまたはネットワークノード(たとえば、図5に示されている無線デバイスQQ110またはネットワークノードQQ160)において実装され得る。装置WW00は、図VVを参照しながら説明された例示的な方法、および、場合によっては、本明細書で開示される任意の他のプロセスまたは方法を行うように動作可能である。また、図VVの方法は、必ずしも装置WW00のみによって行われるとは限らないことを理解されたい。その方法の少なくともいくつかの動作は、1つまたは複数の他のエンティティによって実施され得る。
仮想装置WW00は、1つまたは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを含み得る、処理回路、ならびに、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理などを含み得る、他のデジタルハードウェアを含み得る。処理回路は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなど、1つまたはいくつかのタイプのメモリを含み得る、メモリに記憶されたプログラムコードを実行するように設定され得る。メモリに記憶されたプログラムコードは、いくつかの実施形態では、1つまたは複数の通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびに本明細書で説明される技法のうちの1つまたは複数を行うための命令を含む。いくつかの実装形態では、処理回路は、第1の決定ユニットWW02、タイマーユニットWW04および第2の決定ユニットWW06、ならびに装置WW00の任意の他の好適なユニットに、本開示の1つまたは複数の実施形態による、対応する機能を実施させるために使用され得る。
図14に示されているように、装置WW00は、無線デバイスのためのモビリティプロシージャをトリガするための条件が満たされたと決定するように設定された第1の決定ユニットWW02と、タイマーを開始するように設定されたタイマーユニットWW04と、モビリティプロシージャの少なくとも一部の完了の前に、タイマーの満了時に、モビリティプロシージャの失敗を決定するように設定された第2の決定ユニットWW06とを含む。
ユニットという用語は、エレクトロニクス、電気デバイス、および/または電子デバイスの分野での通常の意味を有し得、たとえば、本明細書で説明されるものなど、それぞれのタスク、プロシージャ、算出、出力、および/または表示機能を行うための、電気および/または電子回路、デバイス、モジュール、プロセッサ、メモリ、論理固体および/または個別デバイス、コンピュータプログラムまたは命令などを含み得る。
以下の列挙された実施形態は、本開示の一部として提供される。
グループAの実施形態
1. 無線デバイスによって実施される方法であって、方法は、
- 無線デバイスのためのモビリティプロシージャをトリガするための条件が満たされたと決定することと、
- タイマーを開始することと、
- モビリティプロシージャの少なくとも一部の完了の前に、タイマーの満了時に、モビリティプロシージャの失敗を決定することと
を含む、方法。
2. モビリティプロシージャに関連するタイマーの設定を受信することをさらに含む、実施形態1に記載の方法。
3. タイマーの設定が、タイマーについての満了値を指示する、実施形態2に記載の方法。
4. タイマーについての設定を受信することと、タイマーを停止することとをさらに含む、実施形態2または3に記載の方法。
5. 追加の設定が、モビリティプロシージャまたは第2のモビリティプロシージャに関連する、実施形態4に記載の方法。
6. 追加の設定が、タイマーについての追加の満了値および/またはモビリティプロシージャをトリガするための追加の条件を指示する、実施形態4または5に記載の方法。
7. 条件が、モビリティプロシージャのための候補ターゲットセルまたはモビリティプロシージャのための複数の候補ターゲットセルに関連する、実施形態1から5のいずれか1つに記載の方法。
8. 条件が満たされたと決定することが、パラメータを監視することを含む、実施形態1から7のいずれか1つに記載の方法。
9. 条件が満たされたと決定することは、パラメータがしきい値を超えると決定することを含む、実施形態8に記載の方法。
10. パラメータが、無線デバイスにおけるモビリティプロシージャに関連する少なくとも1つの候補ターゲットセルの信号強度を含む、実施形態8または9に記載の方法。
11. モビリティプロシージャが、モビリティプロシージャに関連する、ターゲットセルへのハンドオーバまたは候補ターゲットセルへの再開プロシージャを含む、実施形態1から10のいずれか1つに記載の方法。
12. 再開プロシージャがRRC再開プロシージャを含む、実施形態11に記載の方法。
13. モビリティプロシージャの失敗を決定すると、RRC再確立プロシージャを行うこと、および/または無線デバイスのステータスをRRC_IDLEにセットすることをさらに含む、実施形態1から12のいずれか1つに記載の方法。
14. 条件が満たされたとき、モビリティプロシージャを行うことを含む、実施形態1から13のいずれか1つに記載の方法。
15. モビリティプロシージャの失敗を決定したことに応答して、モビリティプロシージャをアボートすることをさらに含む、実施形態14に記載の方法。
16. 同期情報をもつRRC再設定またはRRC接続再設定メッセージを受信することをさらに含む、実施形態1から15のいずれか1つに記載の方法。
17. RRC再設定またはRRC接続再設定メッセージが、条件を指示する、実施形態16に記載の方法。
18. 決定したことに応答してタイマーを開始することが、
ランダムアクセスプリアンブルを送信すること、条件付きモビリティプロシージャのターゲットセルと同期すること、および/またはRRC再設定完了メッセージのサブミッション、ならびに
タイマーを開始すること
のうちの少なくとも1つを含む、実施形態1から17のいずれか1つに記載の方法。
19. タイマーがT304タイマーを含む、実施形態1から18のいずれか1つに記載の方法。
20. T304タイマーの設定を受信することを含み、設定が、T304タイマーについての満了値を指示する、実施形態19に記載の方法。
21. タイマーがT319タイマーを含む、実施形態1から18のいずれか1つに記載の方法。
22. T319タイマーの設定を受信することを含み、設定が、T319タイマーについての満了値を指示する、実施形態21に記載の方法。
23. RRC再開メッセージ中でT319タイマーの設定を受信することを含む、実施形態22に記載の方法。
24. モビリティプロシージャの完了時に、タイマーを停止することを含む、実施形態1から23のいずれか1つに記載の方法。
25. タイマーを開始する前に条件付きモビリティプロシージャの少なくとも一部を行うことをさらに含む、実施形態1から24のいずれか1つに記載の方法。
26. 条件は、モビリティプロシージャに関連する候補ターゲットセルの信号強度が無線デバイスのサービングセルの信号強度よりも第1のしきい値だけ大きいかどうか、および/または候補ターゲットセルの信号強度が信号強度しきい値よりも大きいかどうかを含む、実施形態1から25のいずれか1つに記載の方法。
27. 候補ターゲットセルの信号強度が無線デバイスのサービングセルの信号強度よりも第2のしきい値だけ大きいことに応答して、条件付きモビリティプロシージャおよび/またはタイマーを設定することを含み、第2のしきい値が第1のしきい値よりも低い、実施形態26に記載の方法。
28. サービングセルからモビリティプロシージャに関連するメッセージを受信することと、モビリティプロシージャを設定することとを含む、実施形態27に記載の方法。
29. 条件が満たされたと決定することは、A3イベントがトリガされたと決定することを含む、実施形態1から28のいずれか1つに記載の方法。
30. 候補ターゲットセルの信号強度が無線デバイスのサービングセルの信号強度よりも第1のしきい値だけ大きいとき、A3イベントをトリガすることを含む、実施形態29に記載の方法。
31. 候補ターゲットセルの信号強度が無線デバイスのサービングセルの信号強度よりも第2のしきい値だけ大きいとき、条件付きモビリティプロシージャおよび/またはタイマーを設定するメッセージを受信することを含み、第2のしきい値が第1のしきい値よりも低い、実施形態30に記載の方法。
32.
- ユーザデータを提供することと、
- 基地局への送信を介してホストコンピュータにユーザデータをフォワーディングすることと
をさらに含む、実施形態1から31のいずれか1つに記載の方法。
グループCの実施形態
33. モビリティを実施するための無線デバイスであって、無線デバイスが、
- グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された処理回路と、
- 無線デバイスに電力を供給するように設定された電力供給回路と
を備える、無線デバイス。
34. モビリティを実施するためのユーザ機器(UE)であって、UEは、
- 無線信号を送り、受信するように設定されたアンテナと、
- アンテナおよび処理回路に接続され、アンテナと処理回路との間で通信される信号を調整するように設定された、無線フロントエンド回路であって、
- 処理回路が、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、
無線フロントエンド回路と、
- 処理回路に接続され、UEへの情報の入力が処理回路によって処理されることを可能にするように設定された、入力インターフェースと、
- 処理回路に接続され、処理回路によって処理されたUEからの情報を出力するように設定された、出力インターフェースと、
- 処理回路に接続され、UEに電力を供給するように設定された、バッテリーと
を備える、ユーザ機器(UE)。
35. ホストコンピュータを含む通信システムであって、
- ユーザデータを提供するように設定された処理回路と、
- ユーザ機器(UE)への送信のためにユーザデータをセルラネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェースと
を備え、
- UEが無線インターフェースと処理回路とを備え、UEの構成要素が、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、通信システム。
36. セルラネットワークが、UEと通信するように設定された基地局をさらに含む、実施形態35に記載の通信システム。
37.
- ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定され、
- UEの処理回路が、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行するように設定された、
実施形態35または36に記載の通信システム。
38. ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法は、
- ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、
- ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を始動することであって、UEが、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施する、送信を始動することと
を含む、方法。
39. UEにおいて、基地局からユーザデータを受信することをさらに含む、実施形態38に記載の方法。
40. ホストコンピュータを含む通信システムであって、
- ユーザ機器(UE)から基地局への送信から発生したユーザデータを受信するように設定された通信インターフェース
を備え、
- UEが無線インターフェースと処理回路とを備え、UEの処理回路が、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、通信システム。
41. UEをさらに含む、実施形態40に記載の通信システム。
42. 基地局をさらに含み、基地局が、UEと通信するように設定された無線インターフェースと、UEから基地局への送信によって搬送されたユーザデータをホストコンピュータにフォワーディングするように設定された通信インターフェースとを備える、実施形態40または41に記載の通信システム。
43.
- ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行するように設定され、
- UEの処理回路が、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定された、
実施形態40から42のいずれか1つに記載の通信システム。
44.
- ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行し、それにより要求データを提供するように設定され、
- UEの処理回路が、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行し、それにより要求データに応答してユーザデータを提供するように設定された、
実施形態40から43のいずれか1つに記載の通信システム。
45. ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法は、
- ホストコンピュータにおいて、UEから基地局に送信されたユーザデータを受信することであって、UEが、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施する、ユーザデータを受信すること
を含む、方法。
46. UEにおいて、基地局にユーザデータを提供することをさらに含む、実施形態45に記載の方法。
47.
- UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行し、それにより、送信されるべきユーザデータを提供することと、
- ホストコンピュータにおいて、クライアントアプリケーションに関連付けられたホストアプリケーションを実行することと
をさらに含む、実施形態45または46に記載の方法。
48.
- UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行することと、
- UEにおいて、クライアントアプリケーションへの入力データを受信することであって、入力データが、クライアントアプリケーションに関連付けられたホストアプリケーションを実行することによってホストコンピュータにおいて提供される、入力データを受信することと
をさらに含み、
- 送信されるべきユーザデータが、入力データに応答してクライアントアプリケーションによって提供される、実施形態45から47のいずれか1つに記載の方法。
49. ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法は、
- ホストコンピュータにおいて、基地局から、基地局がUEから受信した送信から発生したユーザデータを受信することであって、UEが、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施する、ユーザデータを受信すること
を含む、方法。
50. 基地局において、UEからユーザデータを受信することをさらに含む、実施形態49に記載の方法。
51. 基地局において、ホストコンピュータへの、受信されたユーザデータの送信を始動することをさらに含む、実施形態49または50に記載の方法。
略語
以下の略語のうちの少なくともいくつかが本開示で使用され得る。略語間の不整合がある場合、その略語が上記でどのように使用されるかが選好されるべきである。以下で複数回リストされる場合、最初のリスティングが(1つまたは複数の)後続のリスティングよりも選好されるべきである。
1x RTT CDMA2000 1x無線送信技術
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
5G 第5世代
ABS オールモストブランクサブフレーム
ARQ 自動再送要求
AWGN 加法性白色ガウス雑音
BCCH ブロードキャスト制御チャネル
BCH ブロードキャストチャネル
CA キャリアアグリゲーション
CC キャリアコンポーネント
CCCH SDU 共通制御チャネルSDU
CDMA 符号分割多重化アクセス
CGI セルグローバル識別子
CIR チャネルインパルス応答
CP サイクリックプレフィックス
CPICH 共通パイロットチャネル
CPICH Ec/No 帯域中の電力密度で除算されたチップごとのCPICH受信エネルギー
CQI チャネル品質情報
C-RNTI セルRNTI
CSI チャネル状態情報
DCCH 専用制御チャネル
DL ダウンリンク
DM 復調
DMRS 復調用参照信号
DRX 間欠受信
DTX 間欠送信
DTCH 専用トラフィックチャネル
DUT 被試験デバイス
E-CID 拡張セルID(測位方法)
E-SMLC エボルブドサービングモバイルロケーションセンタ
ECGI エボルブドCGI
eNB E-UTRANノードB
ePDCCH 拡張物理ダウンリンク制御チャネル
E-SMLC エボルブドサービングモバイルロケーションセンタ
E-UTRA エボルブドUTRA
E-UTRAN エボルブドUTRAN
FDD 周波数分割複信
FFS さらなる検討が必要
GERAN GSM EDGE無線アクセスネットワーク
gNB NRにおける基地局
GNSS グローバルナビゲーション衛星システム
GSM 汎欧州デジタル移動電話方式
HARQ ハイブリッド自動再送要求
HO ハンドオーバ
HSPA 高速パケットアクセス
HRPD 高速パケットデータ
LOS 見通し線
LPP LTE測位プロトコル
LTE Long-Term Evolution
MAC 媒体アクセス制御
MBMS マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス
MBSFN マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス単一周波数ネットワーク
MBSFN ABS MBSFNオールモストブランクサブフレーム
MDT ドライブテスト最小化
MIB マスタ情報ブロック
MME モビリティ管理エンティティ
MSC モバイルスイッチングセンタ
NPDCCH 狭帯域物理ダウンリンク制御チャネル
NR 新無線
OCNG OFDMAチャネル雑音生成器
OFDM 直交周波数分割多重
OFDMA 直交周波数分割多元接続
OSS 運用サポートシステム
OTDOA 観測到達時間差
O&M 運用および保守
PBCH 物理ブロードキャストチャネル
P-CCPCH 1次共通制御物理チャネル
PCell 1次セル
PCFICH 物理制御フォーマットインジケータチャネル
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDP プロファイル遅延プロファイル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PGW パケットゲートウェイ
PHICH 物理ハイブリッドARQ指示チャネル
PLMN パブリックランドモバイルネットワーク
PMI プリコーダ行列インジケータ
PRACH 物理ランダムアクセスチャネル
PRS 測位参照信号
PSS 1次同期信号
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
RACH ランダムアクセスチャネル
QAM 直交振幅変調
RAN 無線アクセスネットワーク
RAT 無線アクセス技術
RLM 無線リンク管理
RNC 無線ネットワークコントローラ
RNTI 無線ネットワーク一時識別子
RRC 無線リソース制御
RRM 無線リソース管理
RS 参照信号
RSCP 受信信号コード電力
RSRP 参照シンボル受信電力または参照信号受信電力
RSRQ 参照信号受信品質または参照シンボル受信品質
RSSI 受信信号強度インジケータ
RSTD 参照信号時間差
SCH 同期チャネル
SCell 2次セル
SDU サービスデータユニット
SFN システムフレーム番号
SGW サービングゲートウェイ
SI システム情報
SIB システム情報ブロック
SNR 信号対雑音比
SON 自己最適化ネットワーク
SS 同期信号
SSS 2次同期信号
TDD 時分割複信
TDOA 到達時間差
TOA 到達時間
TSS 3次同期信号
TTI 送信時間間隔
UE ユーザ機器
UL アップリンク
UMTS Universal Mobile Telecommunication System
USIM ユニバーサル加入者識別モジュール
UTDOA アップリンク到達時間差
UTRA ユニバーサル地上無線アクセス
UTRAN ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
WCDMA ワイドCDMA
WLAN ワイドローカルエリアネットワーク

Claims (30)

  1. 無線デバイスによって実施される方法(400)であって、前記方法は、
    前記無線デバイスのためのモビリティプロシージャをトリガするための条件が満たされたと決定すること(402)と、
    タイマーを開始すること(404)と、
    前記モビリティプロシージャの少なくとも一部が完了する前に前記タイマーが満了した時に、前記モビリティプロシージャが失敗したことを決定すること(406)と
    を含む、方法(400)。
  2. 前記タイマーの設定を受信することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記タイマーの前記設定が、前記タイマーについての満了値を指示する、請求項2に記載の方法。
  4. 前記タイマーについての追加の設定を受信することと、前記タイマーを停止することとをさらに含む、請求項2または3に記載の方法。
  5. 前記条件が、前記モビリティプロシージャのための候補ターゲットセルまたは前記モビリティプロシージャのための複数の候補ターゲットセルに関連する、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記条件が満たされたと決定すること(402)は、パラメータを監視することと、前記パラメータがしきい値を超えると決定することとを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記パラメータが、前記無線デバイスにおける前記モビリティプロシージャに関連する少なくとも1つの候補ターゲットセルの信号強度を含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記条件は、前記モビリティプロシージャに関連する候補ターゲットセルの信号強度が前記無線デバイスのサービングセルの信号強度よりも第1のしきい値だけ大きいかどうか、および/または前記候補ターゲットセルの前記信号強度が信号強度しきい値よりも大きいかどうかを含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 候補ターゲットセルの信号強度が前記無線デバイスのサービングセルの前記信号強度よりも第2のしきい値だけ大きいことに応答して、条件付きモビリティプロシージャおよび/または前記タイマーを設定することを含み、前記第2のしきい値が前記第1のしきい値よりも低い、請求項8に記載の方法。
  10. 前記サービングセルから前記モビリティプロシージャに関連するメッセージを受信することと、前記モビリティプロシージャを設定することとを含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記モビリティプロシージャが、前記モビリティプロシージャに関連する、ターゲットセルへのハンドオーバまたは候補ターゲットセルへの再開プロシージャを含む、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記モビリティプロシージャが失敗したことを決定すると、RRC再確立プロシージャを行うこと、および/または前記無線デバイスのステータスをRRC_IDLEにセットすることをさらに含む、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記条件が満たされたとき、前記モビリティプロシージャを行うことを含む、請求項1から13のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記モビリティプロシージャが失敗したことを決定したことに応答して、前記モビリティプロシージャをアボートすることをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記モビリティプロシージャの完了時に、前記タイマーを停止することを含む、請求項13または14に記載の方法。
  16. 前記タイマーを開始する前に条件付きモビリティプロシージャの少なくとも一部を行うことをさらに含む、請求項13から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 同期情報をもつRRC再設定またはRRC接続再設定メッセージを受信することをさらに含み、前記RRC再設定またはRRC接続再設定メッセージが、前記条件を指示する、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記条件が満たされたと決定した後に、ランダムアクセスプリアンブルを送信すること、条件付きモビリティプロシージャのターゲットセルと同期すること、および/またはRRC再設定完了メッセージのサブミッション
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項1から17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記タイマーがT304タイマーを含む、請求項1から18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記タイマーがT319タイマーを含む、請求項1から18のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記条件が満たされたと決定することは、A3イベントがトリガされたと決定することを含む、請求項1から20のいずれか一項に記載の方法。
  22. 候補ターゲットセルの信号強度が前記無線デバイスのサービングセルの信号強度よりも第1のしきい値だけ大きいとき、前記A3イベントをトリガすることを含む、請求項21に記載の方法。
  23. 候補ターゲットセルの信号強度が前記無線デバイスのサービングセルの前記信号強度よりも第2のしきい値だけ大きいとき、条件付きモビリティプロシージャおよび/または前記タイマーを設定するメッセージを受信することを含み、前記第2のしきい値が前記第1のしきい値よりも低い、請求項22に記載の方法。
  24. 少なくとも1つのプロセッサ上で実行されたとき、前記少なくとも1つのプロセッサに、請求項1から23のいずれか一項に記載の方法を行わせる命令を備える、コンピュータプログラム。
  25. 請求項24に記載のコンピュータプログラムを含んでいるサブキャリアであって、前記サブキャリアが、電子信号、光信号、無線信号またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つを含む、サブキャリア。
  26. 請求項24に記載のコンピュータプログラムを記憶した非一時的コンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品。
  27. プロセッサとメモリとを備える無線デバイスであって、前記メモリは、前記無線デバイスが、
    前記無線デバイスのためのモビリティプロシージャをトリガするための条件が満たされたと決定すること(402)と、
    タイマーを開始すること(404)と、
    前記モビリティプロシージャの少なくとも一部が完了する前に前記タイマーが満了した時に、前記モビリティプロシージャが失敗したことを決定すること(406)と
    を行うように動作可能であるような、前記プロセッサによって実行可能な命令を含んでいる、無線デバイス。
  28. 前記メモリは、前記無線デバイスが、請求項2から23のいずれか一項に記載の方法を実施するように動作可能であるような、前記プロセッサによって実行可能な命令を含んでいる、請求項27に記載の無線デバイス。
  29. 無線デバイスであって、
    前記無線デバイスのためのモビリティプロシージャをトリガするための条件が満たされたと決定すること(402)と、
    タイマーを開始すること(404)と、
    前記モビリティプロシージャの少なくとも一部が完了する前に前記タイマーが満了した時に、前記モビリティプロシージャが失敗したことを決定すること(406)と
    を行うように設定された、無線デバイス。
  30. 前記無線デバイスが、請求項2から23のいずれか一項に記載の方法を実施するように設定された、請求項29に記載の無線デバイス。
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