JP2022501963A - 端末機器の能力情報処理方法、端末機器及びネットワーク側機器 - Google Patents

端末機器の能力情報処理方法、端末機器及びネットワーク側機器 Download PDF

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Abstract

本開示は、端末機器の能力情報処理方法、端末機器及びネットワーク側機器を提供する。この方法は、端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きい場合に、第1のメッセージをネットワーク側機器に送信することを含み、そのうち、第1のメッセージは、端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを指示するための情報を含む、第1の情報を含む。

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、2018年9月27日に中国で提出された中国特許出願番号No.201811132639.Xの優先権を主張しており、同出願の内容の全ては、ここに参照として取り込まれる。
本開示は、通信技術分野に関し、特に端末機器の能力情報処理方法、端末機器及びネットワーク側機器に関する。
将来の移動通信システム(例えば、第5世代(5th generation、5G)通信システム)において、ネットワーク側は、ユーザ機器(User Equipment、UE)の能力に基づき、エアインターフェース接続をUEにより良く配置するために、ネットワーク側は、能力リクエスト情報をUEに送信し、UEは、ネットワーク側によって送信される能力リクエスト情報に基づき、UEの能力情報をネットワーク側に報告し、例えば、UE能力情報(すなわち、UE Capability Information)メッセージによってUEの能力情報を報告する。実際には、一般的には、パケットデータコンバージェンスプロトコル(Packet Data Convergence Protocol、PDCP)サービスデータユニット(Service Data Unit、SDU)を利用してUEの能力情報を伝送する。しかしながら、関連技術では、UEによって報告される必要がある能力情報が、PDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、UEの能力情報に関連する処理をどのように行うかについては、まだ関連解決策がない。
本開示の実施例は、端末機器の能力情報処理方法、端末機器及びネットワーク側機器を提供する。それは、UEによって報告される必要がある能力情報がPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、UEの能力情報に関する処理方式を提供するために用いられるものである。それによって、UEによって報告される必要がある能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、UEの能力情報に関する処理方式を規範化する。
上記技術的課題を解決するために、本開示は、以下のように実現される。
第1の態様によれば、本開示の実施例は、端末機器に用いられる端末機器の能力情報処理方法を提供する。この方法は、
端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きい場合に、第1のメッセージをネットワーク側機器に送信することを含み、
そのうち、前記第1のメッセージは、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを指示するための情報を含む、第1の情報を含む。
第2の態様によれば、本開示の実施例は、ネットワーク側機器に用いられる端末機器の能力情報処理方法をさらに提供する。この方法は、
端末機器によって送信される第1のメッセージを受信することを含み、
そのうち、前記第1のメッセージは、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを指示するための情報を含む、第1の情報を含む。
第3の態様によれば、本開示の実施例は、端末機器をさらに提供する。この端末機器は、
端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きい場合に、第1のメッセージをネットワーク側機器に送信するための送信モジュールを含み、
そのうち、前記第1のメッセージは、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを指示するための情報を含む、第1の情報を含む。
第4の態様によれば、本開示の実施例は、ネットワーク側機器をさらに提供する。このネットワーク側機器は、
端末機器によって送信される第1のメッセージを受信するための第1の受信モジュールを含み、
そのうち、前記第1のメッセージは、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを指示するための情報を含む、第1の情報を含む。
第5の態様によれば、本開示の実施例は、端末機器をさらに提供する。プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されており、且つ前記プロセッサで運行できるプログラムとを含み、前記プログラムが前記プロセッサによって実行される時、上記第1の態様による端末機器の能力情報処理方法のステップを実現する。
第6の態様によれば、本開示の実施例は、ネットワーク側機器をさらに提供する。プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されており、且つ前記プロセッサで運行できるプログラムとを含み、前記プログラムが前記プロセッサによって実行される時、上記第2の態様による端末機器の能力情報処理方法のステップを実現する。
第7の態様によれば、本開示の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。前記コンピュータ可読記憶媒体にプログラムが記憶されており、前記プログラムがプロセッサによって実行される時、上記第1の態様による端末機器の能力情報処理方法のステップ、又は上記第2の態様による端末機器の能力情報処理方法のステップを実現する。
本開示の実施例において、端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きい場合に、第1のメッセージをネットワーク側機器に送信し、そのうち、前記第1のメッセージは、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを指示するための情報を含む、第1の情報を含む。それによって、UEによって報告される必要がある能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことをネットワーク側機器へ指示することを実現することができる。それによって、UEによって報告される必要がある能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、UEの能力情報に関する処理方式を規範化することができる。
本開示の実施例の技術案をより明確に説明するために、以下では、本開示の実施例の記述において使用される必要がある添付図面を簡単に説明するが、明らかに、以下の記述における添付図面は、本開示のいくつかの実施例に過ぎず、当業者にとって、創造的な労力を払わない前提で、これらの添付図面に基づき、他の添付図面を得ることができる。
関連技術による初期アクセス及びUE能力報告のフローチャートである。 本開示の実施例が応用可能なネットワークシステムの構造図である。 本開示の実施例による端末機器の能力情報処理方法のフローチャートである。 本開示の実施例による別の端末機器の能力情報処理方法のフローチャートである。 本開示の実施例による別の端末機器の能力情報処理方法のフローチャートである。 本開示の実施例による別の端末機器の能力情報処理方法のフローチャートである。 本開示の実施例による別の端末機器の能力情報処理方法のフローチャートである。 本開示の実施例による端末機器の構造図である。 本開示の実施例によるネットワーク側機器の構造図である。 本開示の実施例による別の端末機器の構造図である。 本開示の実施例による別のネットワーク側機器の構造図である。
以下では、本開示の実施例における添付図面を結び付けながら、本開示の実施例における技術案を明瞭且つ完全に記述する。明らかに、記述された実施例は、本開示の一部の実施例であり、全部の実施例ではない。本開示における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を払わない前提で得られたすべての他の実施例は、いずれも本開示の保護範囲内に属する。
理解の便宜上、本開示の実施例に係るいくつかの用語を以下のように説明する。
初期アクセス及びUE能力報告:
図1を参照して、初期アクセス及びUE能力報告は、以下のようなステップを含んでもよい。
ステップ101:UEは、接続確立プロセスを発起し、且つランダムアクセスプロセスを発起し、プリアンブル(すなわち、Preamble)が携帯されているMsg1を送信する。
ステップ102:ネットワーク側機器は、UEによって送信されるMsg1に基づき、ランダムアクセス応答(Random Access Response、RARと略称される)が携帯されているMsg2を送信し、そのうち、Msg2には、Msg3の送信のための上りリンクリソースが携帯されている。
ステップ103:UEは、Msg2において割り当てられるリソースに基づき、Msg3の送信を行う。
例えば、5GシステムのRRC確立リクエスト(すなわち、RRCSetupRequest)メッセージ、又は第4世代(4th generation、4G)ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)システムのRRC接続リクエスト(すなわち、RRCConnectionRequest)メッセージである。
ステップ104:ネットワーク側機器は、UEによって送信されるMsg3に基づき、ランダムアクセスプロセスのMsg4をUEに送信する。
具体的には、UEは、競合解決に成功すると、相応なRRC接続を確立する。例えば、ネットワーク側機器は、競合解決メッセージをUEに送信する。それとともに、5Gシステムに対して、Msg4には、RRC確立(すなわち、RRCSetup)メッセージが携帯されており、4G LTEシステムに対して、Msg4には、RRC接続確立(すなわち、RRCConnectionSetup)メッセージが携帯されている。
ステップ105:UEは、ネットワーク側機器によって配信される接続配置メッセージを実行した後、接続配置完了メッセージをネットワーク側にフィードバックする。
例えば、5Gシステムにおいて、接続配置完了メッセージは、RRC確立完了(すなわち、RRCSetupComplete)メッセージであってもよい。4G LTEシステムにおいて、接続配置完了メッセージは、RRC接続確立完了(すなわち、RRCConnectionSetupComplete)メッセージであってもよい。
ステップ106:ネットワーク側機器は、能力リクエスト情報をUEに送信する。
このステップにおいて、ネットワーク側機器は、UEの能力に基づき、エアインターフェース接続をUEにより良く配置するために、能力リクエスト情報、例えば、UE能力リクエスト(すなわち、UECapabilityEnquiry)メッセージをUEに送信する。
ステップ107:UEは、ネットワーク側のリクエスト情報に基づき、UEの能力情報をネットワーク側に報告する。
例えば、UE能力情報(すなわち、UECapabilityInformation)メッセージによって、UEの能力情報を報告する。
パケットデータコンバージェンスプロトコル(Packet Data Convergence Protocol、PDCP)のデータパケットのサイズの概要:
例えば、4Gシステムにおいて、PDCPレイヤのPDCPサービスデータユニット(Service Data Unit、SDU)のデータパケットのサイズの最大値は8188バイトである。5Gシステムにおいて、PDCPレイヤのPDCP SDUのデータパケットのサイズの最大値は9000バイトである。
RRCメッセージセグメンテーション:
RRCメッセージのサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、このRRCメッセージを複数の小さなセグメントに分割してPDCPレイヤに送信して伝送する必要がある。各セグメントのサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えない。
本開示の実施例は、端末機器の能力情報処理方法を提供する。図2を参照して、図2は、本開示の実施例が応用可能なネットワークシステムの構造図であり、図2に示すように、端末機器11とネットワーク側機器12とを含む。そのうち、端末機器11は、携帯電話、タブレットパーソナルコンピューター(Tablet Personal Computer)、ラップトップパーソナルコンピューター(Laptop Computer)、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDAと略称される)、モバイルインターネットデバイス(Mobile Internet Device、MID)又はウェアラブルデバイス(Wearable Device)などの端末機器側機器であってもよい。説明すべきことは、本開示の実施例において、端末機器11の具体的なタイプを限定しない。ネットワーク側機器12は、例えば、マクロ基地局、LTE eNB、5G NR NB、gNBなどの基地局であってもよく、ネットワーク側機器12は、低パワーノード(Low Power Node、LPN)pico、femtoなどの従局であってもよい。又は、ネットワーク側機器12は、アクセスポイント(Access Point、AP)であってもよい。基地局は、中央ユニット(Central Unit、CU)と、この中央ユニットにより管理と制御される複数の伝送受信ポイント(Transmission Reception Point、TRP)とによって共同で構成されるネットワークノードであってもよい。なお、本開示の実施例において、ネットワーク側機器12の具体的なタイプを限定しない。
本開示の実施例において、端末機器11は、報告する必要がある端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいと判定した場合に、第1の情報を少なくとも含む第1のメッセージをネットワーク側機器12に送信してもよい。そのうち、第1の情報は、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを指示するための情報を含む。選択的に、上記第1の情報は、端末機器の能力情報のサイズ、及び前記端末機器が無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションをサポートすることを指示するための情報のうちの少なくとも一つをさらに含んでもよい。
選択的に、報告する必要がある端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいと判定した場合に、端末機器11は、報告方式に基づき、少なくとも一つのPDCP SDUを利用して前記端末機器の能力情報を伝送してもよい。そのうち、前記少なくとも一つのPDCP SDUのうちのいずれか一つのPDCP SDUに携帯されている能力情報は、前記端末機器の能力情報の一部である。
例えば、報告方式が、無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションの方式を採用して、前記端末機器の能力情報の全てを報告することを指示する場合に、端末機器11は、前記端末機器の能力情報をRRCメッセージセグメンテーションした後に、報告してもよい。報告方式が、端末機器の能力情報の一部を報告することを指示する場合に、端末機器11は、端末機器の能力情報の一部を直接報告してもよい。
なお、上記報告方式は、プロトコルによって予め定義されるものであってもよく、ネットワーク側機器によって配置されるものであってもよい。
選択的に、ネットワーク側機器12は、第2の情報を少なくとも含む第2のメッセージを端末機器11に送信してもよい。そのうち、第2の情報は、報告方式を指示するために用いられる。
選択的に、ネットワーク側機器12は、第1の情報を受信すると、第1の情報に基づき、第2の情報を少なくとも含む第2のメッセージを端末機器11に送信してもよい。
例えば、第1の情報には、前記端末機器が無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションをサポートすることを指示するための情報が含まれている場合に、RRCメッセージセグメンテーションの方式を採用して、端末機器の能力情報の全てをアップロードすることを端末機器11へ指示する。第1の情報には、前記端末機器が無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションをサポートすることを指示するための情報が含まれていない場合、又は、前記端末機器がRRCメッセージセグメンテーションをサポートしないことを指示するための情報が含まれている場合に、能力情報の一部を報告することを端末機器11へ指示する。
端末機器11は、第2のメッセージを受信すると、ネットワーク側機器12によって指示される報告方式に基づき、能力情報の報告を行ってもよい。
なお、上記第1のメッセージと第2のメッセージは、関連技術における初期アクセス及びUE能力報告プロセスにおける既存のメッセージであってもよく、追加的に送信されるメッセージであってもよい。本開示の実施例は、それを限定しない。
本開示の実施例において、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きい場合に、第1のメッセージをネットワーク側機器に送信し、そのうち、前記第1のメッセージは、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを指示するための情報を含む、第1の情報を含む。それによって、UEによって報告される必要がある能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことをネットワーク側機器へ指示することを実現することができる。それによって、UEによって報告される必要がある能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、UEの能力情報に関する処理方式を規範化することができる。
本開示の実施例は、端末機器に用いられる端末機器の能力情報処理方法を提供する。図3を参照して、図3は、本開示の実施例による端末機器の能力情報処理方法のフローチャートである。図3に示すように、以下のステップを含む。
ステップ301:端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きい場合に、第1のメッセージをネットワーク側機器に送信する。
そのうち、前記第1のメッセージは、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを指示するための情報を含む、第1の情報を含む。
本開示の実施例において、上述した、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを指示するための情報は、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを明示的に指示する情報であってもよく、例えば、一つの予め設定された指示ビットによって、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを指示してもよい。前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを暗示的に指示する情報であってもよく、例えば、端末機器の能力情報のサイズ、端末機器の能力情報のサイズとPDCP SDUのサイズの最大値との差分値などであってもよい。ネットワーク側機器は、一旦この情報を受信したら、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいと確認する。
具体的には、端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きい場合に、端末機器は、第1の情報が携帯されている第1のメッセージをネットワーク側機器に送信し、前記第1の情報は少なくとも、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを指示するための情報を含む。それによって、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことをネットワーク側機器に通知することにより、ネットワーク側機器は、相応な処理を行いやすくなる。例えば、能力情報の報告方式を端末機器へ指示する。
なお、上記第1のメッセージは、関連技術における初期アクセス及びUE能力報告プロセスにおける既存のメッセージであってもよく、追加的に送信されるメッセージ(すなわち、補助メッセージ)であってもよい。本開示の実施例は、それを限定しない。
選択的に、前記第1の情報は、
前記端末機器の能力情報のサイズ、及び
前記端末機器がRRCメッセージセグメンテーションをサポートすることを指示するための情報、のうちの少なくとも一つをさらに含んでもよい。
本開示の実施例において、上記端末機器の能力情報のサイズは、端末機器によって報告される必要がある合計能力情報のサイズであってもよい。
選択的に、ネットワーク側機器は、第1の情報に基づき、端末機器によって能力情報が報告される方式を配置してもよい。例えば、第1の情報が端末機器の能力情報のサイズを含む場合に、ネットワーク側機器は、端末機器の能力情報のサイズに基づき、RRCメッセージセグメンテーションのパラメータ、例えば、セグメント長さなどを配置してもよい。第1の情報が、前記端末機器がRRCメッセージセグメンテーションをサポートすることを指示するための情報を含む場合に、RRCメッセージセグメンテーションの方式を採用して、端末機器の能力情報などを報告するように端末機器へ指示する。
本開示の実施例による端末機器の能力情報処理方法は、端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きい場合に、第1のメッセージをネットワーク側機器に送信し、そのうち、前記第1のメッセージは、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを指示するための情報を含む、第1の情報を含む。それによって、UEによって報告される必要がある能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことをネットワーク側機器へ指示することを実現することができ、それによって、ネットワーク側機器は、相応な処理を行いやすくなる。UEによって報告される必要がある能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、UEの能力情報の処理方式を規範化することができる。
選択的に、前記方法は、
報告方式に基づき、少なくとも一つのPDCP SDUを利用して前記端末機器の能力情報を伝送することをさらに含んでもよく、
そのうち、前記少なくとも一つのPDCP SDUのうちのいずれか一つのPDCP SDUに携帯されている能力情報は、前記端末機器の能力情報の一部である。
本開示の実施例において、端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きい場合に、一つのPDCP SDUによって端末機器の能力情報の全てを伝送することができない。この場合に、報告方式に基づき、少なくとも一つのPDCP SDUを利用して前記端末機器の能力情報を伝送してもよい。そのうち、前記少なくとも一つのPDCP SDUのうちのいずれか一つのPDCP SDUに携帯されている能力情報は、前記端末機器の能力情報の一部である。それによって、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きい場合に、依然として端末機器の能力情報の報告を行うことができることを確保する。
例えば、報告方式が無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)メッセージセグメンテーションの方式を採用して、前記端末機器の能力情報の全てを報告することを指示する場合に、前記端末機器の能力情報をRRCメッセージセグメンテーションした後に、報告してもよい。報告方式が、端末機器の能力情報の一部を報告することを指示する場合に、端末機器の能力情報の一部を直接報告してもよい。
選択的に、上記報告方式は、プロトコルによって予め定義されるものであってもよく、ネットワーク側機器によって配置されるものであってもよい。
なお、本開示の実施例は、端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値以下である場合における、端末機器の能力情報の報告方式を限定しない。例えば、関連技術における端末機器の能力報告方式を採用して、端末機器の能力情報を報告してもよい。
なお、上記端末機器の能力情報は、端末機器によって報告される必要がある能力情報であってもよい。上記端末機器の能力情報の一部は、端末機器によって報告される必要がある能力情報のうちの一部の能力情報であってもよい。上記端末機器の能力情報の全ては、端末機器によって報告される必要がある能力情報のうちの全ての能力情報であってもよい。
本開示の実施例は、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きい場合に、報告方式に基づき、少なくとも一つのPDCP SDUを利用して前記端末機器の能力情報を伝送し、そのうち、前記少なくとも一つのPDCP SDUのうちのいずれか一つのPDCP SDUに携帯されている能力情報は、前記端末機器の能力情報の一部である。それによって、UEによって報告される必要がある能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、UEの能力情報の報告を行うことを実現することができ、それによって、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きい場合に、依然として端末機器の能力情報の報告を行うことを確保し、さらに、UEの能力情報の報告の柔軟性を向上させることができる。
選択的に、前記報告方式は、
無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションの方式を採用して、前記端末機器の能力情報の全てを報告すること、又は
前記端末機器の能力情報の一部を報告することを含んでもよい。
本開示の実施例において、上述した、無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションの方式を採用して、前記端末機器の能力情報の全てを報告することは、端末機器の能力情報の全てをRRCメッセージセグメンテーションすることであってもよく、各セグメントは、一つのPDCP SDUによって伝送され、すなわち、各PDCP SDUは、端末機器の能力情報の一部を伝送する。
本開示の実施例は、端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きい場合に、無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションの方式を採用して、前記端末機器の能力情報の全てを報告することにより、端末機器の能力情報の報告の完全性を確保することができ、それによって、ネットワーク側機器は、端末機器の能力情報に基づき、リソース配置をより正確に行いやすくなる。
上述した、端末機器の能力情報の一部を報告することも、すなわち、上記端末機器の能力情報のうちの一部である。例えば、端末機器の能力情報の中から、サイズがPDCP SDUのサイズの最大値以下である能力情報の一部を取得して報告してもよい。なお、本開示の実施例は、端末機器の能力情報の中から、能力情報の一部をランダムに取得して報告してもよく、ネットワーク側機器の指示に基づき、端末機器の能力情報の中から、能力情報の一部を選択して報告してもよいが、本開示の実施例は、それを限定しない。
本開示の実施例は、端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きい場合に、端末機器の能力情報の一部を報告することにより、能力情報の報告の効率を向上させることができる。
選択的に、前述した、報告方式に基づき、少なくとも一つのPDCP SDUを利用して前記端末機器の能力情報を伝送する前に、前記方法は、
前記ネットワーク側機器によって送信される第2のメッセージを受信することをさらに含み、そのうち、前記第2のメッセージは、前記報告方式を指示するための第2の情報を含む。
本開示の実施例において、ネットワーク側機器は、第1のメッセージを受信すると、第2の情報が少なくとも携帯されている第2のメッセージを端末機器に送信してもよく、上記第2の情報は、上記報告方式を指示するために用いられる。
なお、報告方式が、RRCメッセージセグメンテーションの方式を採用して、前記端末機器の能力情報の全てを報告する場合に、第2の情報は、RRCメッセージセグメンテーション配置パラメータ、例えば、セグメント番号、セグメント長さなどの情報をさらに含んでもよい。報告方式が、端末機器の能力情報の一部を報告する方式である場合に、第2の情報は、報告する必要がある能力情報の一部を指示するための指示情報をさらに含んでもよい。
なお、上記第2のメッセージは、関連技術における初期アクセス及びUE能力報告プロセスにおける既存のメッセージであってもよく、追加的に送信されるメッセージであってもよい。本開示の実施例は、それを限定しない。
本開示の実施例は、ネットワーク側機器によって報告方式を指示することにより、端末機器の能力情報の報告制御の柔軟性を向上させることができる。
選択的に、前記第2のメッセージには、能力リクエスト情報がさらに携帯されている。
本開示の実施例において、第2のメッセージには、能力リクエスト情報がさらに携帯されており、例えば、第2のメッセージは、図1に示されたUECapabilityEnquiryメッセージである。
本開示の実施例は、関連技術における初期アクセス及びUE能力報告プロセスにおける既存のメッセージによって第2の情報を送信することにより、シグナリングオーバヘッドを節約することができる。
選択的に、前記第1のメッセージは、接続配置完了メッセージであり、又は
前記第1のメッセージは、ネットワーク側機器によって送信される能力リクエスト情報に応答して送信されたメッセージであり、又は
前記第1のメッセージは、前記端末機器によって前記ネットワーク側機器に送信される補助メッセージである。
本開示の実施例において、第1のメッセージは、接続配置完了メッセージであってもよく、例えば、図1に示されたRRCSetupCompleteメッセージである。第1のメッセージは、ネットワーク側機器によって送信される能力リクエスト情報に応答して送信されたメッセージであってもよく、例えば、図1に示されたUECapabilityInformationメッセージである。
本開示の実施例は、関連技術における初期アクセス及びUE能力報告プロセスにおける既存のメッセージによって第1の情報を送信することにより、シグナリングオーバヘッドを節約することができる。
選択的に、第1のメッセージは、端末機器によってネットワーク側機器に送信される補助メッセージであってもよく、すなわち、既存のメッセージに対して、追加的に送信されるメッセージである。本開示の実施例は、補助メッセージにより第1の情報を携帯することにより、第1の情報の送信の柔軟性を向上させることができる。
選択的に、前記第1のメッセージが、ネットワーク側機器によって送信される能力リクエスト情報に応答して送信されたメッセージである場合に、前記第1のメッセージには、前記端末機器の能力情報の一部がさらに携帯されている。
本開示の実施例において、端末機器は、ネットワーク側機器によって送信される能力リクエスト情報を受信した場合に、ネットワーク側機器に第1の情報を送信し且つ端末機器の能力情報の一部を報告することができ、それにより能力情報の報告の効率を向上させることができる。
例えば、図1を参照して、ネットワーク側機器によって送信されるUECapabilityEnquiryメッセージを受信した場合に、UECapabilityInformationメッセージをネットワーク側機器に送信し、そのうち、UECapabilityInformationメッセージには、第1の情報と端末機器の能力情報の一部が携帯されている。
選択的に、前記第1のメッセージには、前記端末機器の能力情報の一部がさらに携帯されている場合に、前記第1の情報は、
前記端末機器の能力情報のサイズ、
前記端末機器が無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションをサポートすることを指示するための情報、
前記端末機器には残りの能力情報が報告されていないことを指示するための情報、及び
残りの能力情報のサイズ、のうちの少なくとも一つをさらに含んでもよく、そのうち、前記残りの能力情報は、前記端末機器の能力情報のうち、すでに報告された能力情報以外の能力情報である。
本開示の実施例において、上記端末機器の能力情報のサイズは、端末機器によって報告される必要がある合計能力情報のサイズであってもよい。上記残りの能力情報のサイズも、すなわち、端末機器によって報告される必要がある全ての能力情報のサイズとすでに報告された能力情報のサイズとの差分値である。例えば、合計能力情報のサイズが10000 Byteであり、UEによって9000 byteの能力情報が報告された場合に、UEは、残りの1000 Byteの能力情報をまだ報告していない。
なお、前記第1のメッセージには、前記端末機器の能力情報の一部が携帯されている場合に、上述した、前記端末機器の能力情報の一部を報告することは、前記端末機器の残りの能力情報を報告することであってもよい。そのうち、前記残りの能力情報は、前記端末機器の能力情報のうち、すでに報告された能力情報以外の能力情報である。上述した、RRCメッセージセグメンテーションの方式を採用して、前記端末機器の能力情報の全てを報告することは、前記端末機器の残りの能力情報をRRCメッセージセグメンテーションし、且つアップロードすることであってもよい。
本開示の実施例は、ネットワーク側機器に用いられる端末機器の能力情報処理方法を提供する。図4を参照して、図4は、本開示の実施例による別の端末機器の能力情報処理方法のフローチャートである。図4に示すように、以下のステップを含む。
ステップ401:端末機器によって送信される第1のメッセージを受信する。
そのうち、前記第1のメッセージは、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを指示するための情報を含む、第1の情報を含む。
本開示の実施例において、上述した、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを指示するための情報は、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを明示的に指示する情報であってもよく、例えば、一つの予め設定された指示ビットによって、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを指示してもよい。前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを暗示的に指示する情報であってもよく、例えば、端末機器の能力情報のサイズ、端末機器の能力情報のサイズとPDCP SDUのサイズの最大値との差分値などであってもよい。ネットワーク側機器は、一旦この情報を受信したら、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいと確認する。
具体的には、端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きい場合に、端末機器は、第1の情報が携帯されている第1のメッセージをネットワーク側機器に送信してもよく、前記第1の情報は少なくとも、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを指示するための情報を含む。それによって、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことをネットワーク側機器に通知することにより、ネットワーク側機器は、相応な処理を行いやすくなる。例えば、能力情報の報告方式を端末機器へ指示する。
なお、上記第1のメッセージは、関連技術における初期アクセス及びUE能力報告プロセスにおける既存のメッセージであってもよく、追加的に送信されるメッセージ(すなわち、補助メッセージ)であってもよい。本開示の実施例は、それを限定しない。
選択的に、前記第1の情報は、
前記端末機器の能力情報のサイズ、及び
前記端末機器がRRCメッセージセグメンテーションをサポートすることを指示するための情報、のうちの少なくとも一つをさらに含んでもよい。
本開示の実施例において、上記端末機器の能力情報のサイズは、端末機器によって報告される必要がある合計能力情報のサイズであってもよい。
選択的に、ネットワーク側機器は、第1の情報に基づき、端末機器によって能力情報が報告される方式を配置してもよい。例えば、第1の情報が端末機器の能力情報のサイズを含む場合に、ネットワーク側機器は、端末機器の能力情報のサイズに基づき、RRCメッセージセグメンテーションのパラメータ、例えば、セグメント長さなどを配置してもよい。第1の情報が、前記端末機器がRRCメッセージセグメンテーションをサポートすることを指示するための情報を含む場合に、RRCメッセージセグメンテーションの方式を採用して、端末機器の能力情報などを報告するように端末機器へ指示する。
本開示の実施例による端末機器の能力情報処理方法は、端末機器によって送信される第1のメッセージを受信し、そのうち、前記第1のメッセージは、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを指示するための情報を含む、第1の情報を含む。それによって、UEによって報告される必要がある能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことをネットワーク側機器へ指示することを実現することができ、それによって、ネットワーク側機器は、相応な処理を行いやすくなる。UEによって報告される必要がある能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、UEの能力情報の処理方式を規範化することができる。
選択的に、前記方法は、
前記端末機器によって報告方式に基づき少なくとも一つのPDCP SDUを利用して伝送された前記端末機器の能力情報を受信することをさらに含んでもよく、
そのうち、前記少なくとも一つのPDCP SDUのうちのいずれか一つのPDCP SDUに携帯されている能力情報は、前記端末機器の能力情報の一部である。
本開示の実施例において、ネットワーク側機器は、端末機器によって報告方式に基づき少なくとも一つのPDCP SDUを利用して伝送された前記端末機器の能力情報を受信することができ、そのうち、前記少なくとも一つのPDCP SDUのうちのいずれか一つのPDCP SDUに携帯されている能力情報は、前記端末機器の能力情報の一部である。それによって、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きい場合に、依然として端末機器の能力情報の報告を行うことができることを確保する。
例えば、報告方式が、RRCメッセージセグメンテーションの方式を採用して、前記端末機器の能力情報の全てを報告することを指示する場合に、前記端末機器の能力情報をRRCメッセージセグメンテーションした後に、報告してもよい。報告方式が、端末機器の能力情報の一部を報告することを指示する場合に、端末機器の能力情報の一部を直接報告してもよい。
選択的に、上記報告方式は、プロトコルによって予め定義されるものであってもよく、ネットワーク側機器によって配置されるものであってもよい。
なお、上記端末機器の能力情報は、端末機器によって報告される必要がある能力情報であってもよい。上記端末機器の能力情報の一部は、端末機器によって報告される必要がある能力情報のうちの一部の能力情報であってもよい。上記端末機器の能力情報の全ては、端末機器によって報告される必要がある能力情報のうちの全ての能力情報であってもよい。
本開示の実施例は、端末機器によって報告方式に基づき少なくとも一つのPDCP SDUを利用して伝送された前記端末機器の能力情報を受信し、そのうち、前記少なくとも一つのPDCP SDUのうちのいずれか一つのPDCP SDUに携帯されている能力情報は、前記端末機器の能力情報の一部である。それによって、UEによって報告される必要がある能力情報がPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、UEの能力情報の伝送を行うことを実現することができ、さらに、UEの能力情報の伝送の柔軟性を向上させることができる。
選択的に、前記報告方式は、
無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションの方式を採用して、前記端末機器の能力情報の全てを報告すること、又は
前記端末機器の能力情報の一部を報告することを含む。
本開示の実施例において、上述した、無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションの方式を採用して、前記端末機器の能力情報の全てを報告することは、端末機器の能力情報の全てをRRCメッセージセグメンテーションすることであってもよく、各セグメントは、一つのPDCP SDUによって伝送され、すなわち、各PDCP SDUは、端末機器の能力情報の一部を伝送する。
本開示の実施例は、端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きい場合に、無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションの方式を採用して、前記端末機器の能力情報の全てを報告することにより、端末機器の能力情報の報告の完全性を確保することができ、それによって、ネットワーク側機器は、端末機器の能力情報に基づき、リソース配置をより正確に行いやすくなる。
上述した、端末機器の能力情報の一部を報告することも、すなわち、上記端末機器の能力情報のうちの一部である。例えば、端末機器の能力情報の中から、サイズがPDCP SDUのサイズの最大値以下である能力情報の一部を取得して報告してもよい。なお、本開示の実施例は、端末機器の能力情報の中から、能力情報の一部をランダムに取得して報告してもよく、ネットワーク側機器の指示に基づき、端末機器の能力情報の中から、能力情報の一部を選択して報告してもよいが、本開示の実施例は、それを限定しない。
本開示の実施例は、端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きい場合に、端末機器の能力情報の一部を報告することにより、能力情報の報告の効率を向上させることができる。
選択的に、前述した、前記端末機器によって報告方式に基づき少なくとも一つのPDCP SDUを利用して伝送された前記端末機器の能力情報を受信する前に、前記方法は、
第2のメッセージを前記端末機器に送信することをさらに含み、そのうち、前記第2のメッセージは、前記報告方式を指示するための第2の情報を含む。
本開示の実施例において、ネットワーク側機器は、第1のメッセージを受信すると、第2の情報が少なくとも携帯されている第2のメッセージを端末機器に送信してもよく、上記第2の情報は、上記報告方式を指示するために用いられる。
なお、報告方式が、RRCメッセージセグメンテーションの方式を採用して、前記端末機器の能力情報の全てを報告する場合に、第2の情報は、RRCメッセージセグメンテーション配置パラメータ、例えば、セグメント番号、セグメント長さなどの情報をさらに含んでもよい。報告方式が、端末機器の能力情報の一部を報告する方式である場合に、第2の情報は、報告する必要がある能力情報の一部を指示するための指示情報をさらに含んでもよい。
なお、上記第2のメッセージは、関連技術における初期アクセス及びUE能力報告プロセスにおける既存のメッセージであってもよく、追加的に送信されるメッセージであってもよい。本開示の実施例は、それを限定しない。
本開示の実施例は、ネットワーク側機器によって報告方式を指示することにより、端末機器の能力情報の報告制御の柔軟性を向上させることができる。
選択的に、前記第2のメッセージには、能力リクエスト情報がさらに携帯されている。
本開示の実施例において、第2のメッセージには、能力リクエスト情報がさらに携帯されており、例えば、第2のメッセージは、図1に示されたUECapabilityEnquiryメッセージである。
本開示の実施例は、関連技術における初期アクセス及びUE能力報告プロセスにおける既存のメッセージによって第2の情報を送信することにより、シグナリングオーバヘッドを節約することができる。
選択的に、前記第1のメッセージは、接続配置完了メッセージであり、又は
前記第1のメッセージは、前記端末機器によって前記ネットワーク側機器に送信される補助メッセージである。
本開示の実施例において、第1のメッセージは、接続配置完了メッセージであってもよく、例えば、図1に示されたRRCSetupCompleteメッセージである。
本開示の実施例は、関連技術における初期アクセス及びUE能力報告プロセスにおける既存のメッセージによって第1の情報を送信することにより、シグナリングオーバヘッドを節約することができる。
選択的に、第1のメッセージは、端末機器によってネットワーク側機器に送信される補助メッセージであってもよく、すなわち、既存のメッセージに対して、追加的に送信されるメッセージである。本開示の実施例は、補助メッセージにより第1の情報を携帯することにより、第1の情報の送信の柔軟性を向上させることができる。
選択的に、前述した、前記端末機器によって送信される第1のメッセージを受信する前に、前記方法は、
能力リクエスト情報を前記端末機器に送信することをさらに含み、
そのうち、前記第1のメッセージは、前記能力リクエスト情報に応答して送信されたメッセージである。
本開示の実施例において、第1のメッセージは、ネットワーク側機器によって送信される能力リクエスト情報に応答して送信されたメッセージであってもよく、例えば、図1に示されたUECapabilityInformationメッセージである。
本開示の実施例は、関連技術における初期アクセス及びUE能力報告プロセスにおける既存のメッセージによって第1の情報を送信することにより、シグナリングオーバヘッドを節約することができる。
選択的に、前記第1のメッセージには、前記端末機器の能力情報の一部がさらに携帯されている。
本開示の実施例において、端末機器は、ネットワーク側機器によって送信される能力リクエスト情報を受信した場合に、ネットワーク側機器に第1の情報を送信し且つ端末機器の能力情報の一部を報告することができ、それにより能力情報の報告の効率を向上させることができる。
例えば、図1を参照して、ネットワーク側機器によって送信されるUECapabilityEnquiryメッセージを受信した場合に、UECapabilityInformationメッセージをネットワーク側機器に送信し、そのうち、UECapabilityInformationメッセージには、第1の情報と端末機器の能力情報の一部が携帯されている。
選択的に、前記第1のメッセージには、前記端末機器の能力情報の一部がさらに携帯されている場合に、前記第1の情報は、
前記端末機器の能力情報のサイズ、
前記端末機器が無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションをサポートすることを指示するための情報、
前記端末機器には残りの能力情報が報告されていないことを指示するための情報、及び
残りの能力情報のサイズ、のうちの少なくとも一つを含み、そのうち、前記残りの能力情報は、前記端末機器の能力情報のうち、すでに報告された能力情報以外の能力情報である。
本開示の実施例において、上記端末機器の能力情報のサイズは、端末機器によって報告される必要がある合計能力情報のサイズであってもよい。上記残りの能力情報のサイズも、すなわち、端末機器によって報告される必要がある全ての能力情報のサイズとすでに報告された能力情報のサイズとの差分値である。例えば、合計能力情報のサイズが10000 Byteであり、UEによって9000 byteの能力情報が報告された場合に、UEは、残りの1000 Byteの能力情報をまだ報告していない。
なお、前記第1のメッセージには、前記端末機器の能力情報の一部が携帯されている場合に、上述した、前記端末機器の能力情報の一部を報告することは、前記端末機器の残りの能力情報を報告することであってもよい。そのうち、前記残りの能力情報は、前記端末機器の能力情報のうち、すでに報告された能力情報以外の能力情報である。上述した、RRCメッセージセグメンテーションの方式を採用して、前記端末機器の能力情報の全てを報告することは、前記端末機器の残りの能力情報をRRCメッセージセグメンテーションし、且つアップロードすることであってもよい。
以下では、具体的な例を結び付けて、本開示の実施例による端末機器の能力情報処理方法を説明する。
例1:接続配置完了メッセージによって能力情報が大き過ぎる指示情報を報告する。
図5を参照して、本開示の実施例による端末機器の能力情報処理方法は、以下のステップを含む。
ステップ501:UEは、接続確立プロセスを発起し、且つランダムアクセスプロセスを発起し、プリアンブル(すなわち、Preamble)が携帯されているMsg1を送信する。
ステップ502:ネットワーク側機器は、UEによって送信されるMsg1に基づき、ランダムアクセス応答(すなわち、RAR)が携帯されているMsg2を送信し、そのうち、Msg2には、Msg3の送信のための上りリンクリソースが携帯されている。
ステップ503:UEは、Msg2において割り当てられるリソースに基づき、Msg3の送信を行う。
このステップは、上記ステップ103と同様である。
ステップ504:ネットワーク側機器は、UEによって送信されるMsg3に基づき、ランダムアクセスプロセスのMsg4をUEに送信する。
このステップは、上記ステップ104と同様である。
ステップ505:UEの能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、UEは、接続配置完了メッセージによって、その能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている関連情報を指示する。
このステップにおいて、上記UEの能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている関連情報も、すなわち上記第1の情報である。
ステップ506:ネットワーク側機器は、能力リクエスト情報をUEに送信する。
それに応じて、ネットワーク側機器は、ステップ505の指示情報に基づき、UEへ能力情報の報告をリクエストする前又は同時に、RRCメッセージセグメンテーション機能をUEに配置してもよい。それによって、RRCメッセージセグメンテーションの方式を採用して、前記端末機器の能力情報の全てを報告するようにUEへ指示する。UEの能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、UEは、UE能力情報の報告を行う時、UEの能力情報をRRCメッセージセグメンテーションした後に報告する。
又は、ネットワーク側機器は、ステップ505の指示情報に基づき、能力情報の一部を報告するようにUEにリクエストしてもよく、このリクエストのUEによって報告される一部の能力情報のサイズは、PDCP SDUのサイズの最大値以下である。
ステップ507:UEは、ネットワーク側のリクエスト情報に基づき、UEの能力情報をネットワーク側に報告する。
このステップにおいて、UEは、ネットワーク側のリクエスト情報と報告方式に基づき、UEの能力情報をネットワーク側に報告してもよい。
例2:UE能力情報メッセージによって能力情報が大き過ぎる指示情報を報告する。
図6を参照して、本開示の実施例による端末機器の能力情報処理方法は、以下のようなステップを含む。
ステップ601:UEは、接続確立プロセスを発起し、且つランダムアクセスプロセスを発起し、プリアンブル(すなわち、Preamble)が携帯されているMsg1を送信する。
ステップ602:ネットワーク側機器は、UEによって送信されるMsg1に基づき、ランダムアクセス応答(すなわち、RAR)が携帯されているMsg2を送信し、そのうち、Msg2には、Msg3の送信のための上りリンクリソースが携帯されている。
ステップ603:UEは、Msg2において割り当てられるリソースに基づき、Msg3の送信を行う。
このステップは、上記ステップ103と同様である。
ステップ604:ネットワーク側機器は、UEによって送信されるMsg3に基づき、ランダムアクセスプロセスのMsg4をUEに送信する、
このステップは、上記ステップ104と同様である。
ステップ605:UEは、ネットワーク側機器によって配信される接続配置メッセージを実行した後、接続配置完了メッセージをネットワーク側にフィードバックする。
このステップは、上記ステップ105と同様である。
ステップ606:ネットワーク側機器は、能力リクエスト情報をUEに送信する。
このステップは、上記ステップ106と同様である。
ステップ607:UEは、ネットワーク側の能力リクエスト情報を受信した時、UEの能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、UEは、その能力情報を報告することなく、その能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている関連情報をネットワーク側へ指示する。
このステップにおいて、上記UEの能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている関連情報も、すなわち上記第1の情報である。
それに応じて、ネットワーク側機器は、ステップ607の指示情報に基づき、RRCメッセージセグメンテーション機能をUEに配置してもよい。それによって、RRCメッセージセグメンテーションの方式を採用して、前記端末機器の能力情報の全てを報告するようにUEへ指示する。UEの能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、UEは、UE能力情報の報告を行う時、UEの能力情報をRRCメッセージセグメンテーションした後に報告する。
又は、ネットワーク側機器は、ステップ605の指示情報に基づき、能力情報の一部を報告するようにUEにリクエストしてもよく、このリクエストのUEによって報告される一部の能力情報のサイズは、PDCP SDUのサイズの最大値以下である。
選択的に、上記ステップ607は、以下のようなことであってもよい。UEは、ネットワーク側の能力リクエスト情報を受信した時、UEの能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、UEは、その能力情報の一部を報告し、且つその能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている関連情報をネットワーク側へ指示してもよい。
それに応じて、上記UEの能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている関連情報は、
能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている指示情報、
全ての能力情報のサイズ(例えば、10000 Byte)、
残りの能力情報が報告されていない指示情報、
残りの報告されていない能力情報のサイズ(例えば、UEが9000 byteの能力情報を報告したが、合計能力情報のサイズが10000 Byteである場合に、UEは、残りの1000 Byteの能力情報をまだ報告していない)、及び
RRCメッセージセグメンテーション機能をサポートする指示情報、のうちの少なくとも一つを含んでもよい。
具体的には、上記ステップ607の指示情報に基づき、ネットワーク側は、RRCメッセージセグメンテーション機能をUEに配置してもよい。UEの能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、UEは、UE能力報告を行う時、UEの能力情報をRRCメッセージセグメンテーションした後に報告する。
又は、上記ステップ607の指示情報に基づき、ネットワーク側は、残りの能力情報の一部を報告するようにUEにリクエストしてもよい。例えば、ネットワーク側は、能力リクエスト情報によって、残りのUE能力情報を報告するようにUEへ指示し、UEは、ネットワーク側のこのリクエスト情報を受信すると、残りのUE能力情報をネットワーク側に報告する。UEの残りの能力情報のサイズが依然としてPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、UEは、能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている関連情報を引き続き指示することができる。
例3:補助メッセージによって能力情報が大き過ぎる指示情報を報告する。
図7を参照して、本開示の実施例による端末機器の能力情報処理方法は、以下のようなステップを含む。
ステップ701:UEは、接続確立プロセスを発起し、且つランダムアクセスプロセスを発起し、プリアンブル(すなわち、Preamble)が携帯されているMsg1を送信する。
ステップ702:ネットワーク側機器は、UEによって送信されるMsg1に基づき、ランダムアクセス応答(すなわち、RAR)が携帯されているMsg2を送信し、そのうち、Msg2には、Msg3の送信のための上りリンクリソースが携帯されている。
ステップ703:UEは、Msg2において割り当てられるリソースに基づき、Msg3の送信を行う、
このステップは、上記ステップ103と同様である。
ステップ704:ネットワーク側機器は、UEによって送信されるMsg3に基づき、ランダムアクセスプロセスのMsg4をUEに送信する。
このステップは、上記ステップ104と同様である。
ステップ705:UEは、ネットワーク側機器によって配信される接続配置メッセージを実行した後、接続配置完了メッセージをネットワーク側にフィードバックする。
このステップは、上記ステップ105と同様である。
ステップ706:UEの能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、UEは、補助メッセージをネットワーク側に報告し、それによって、その能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている関連情報を指示する。
それに応じて、ネットワーク側機器は、ステップ706の指示情報に基づき、UEへ能力情報の報告をリクエストする前又は同時に、RRCメッセージセグメンテーション機能をUEに配置してもよい。UEの能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、UEは、UE能力報告を行う時、UEの能力情報をRRCメッセージセグメンテーションした後に報告する。
又は、ネットワーク側機器は、ステップ706の指示情報に基づき、能力情報の一部を報告するようにUEにリクエストしてもよく、このリクエストのUEによって報告される一部の能力情報のサイズは、PDCP SDUのサイズの最大値以下である。
本開示の実施例による端末機器の能力情報処理方法は、UEとネットワーク側とのネゴシエーションによって行われるものである。UEは、その報告される能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、その能力情報をネットワーク側に報告してもよい。
図8を参照して、図8は、本開示の実施例による端末機器の構造図である。図8に示すように、端末機器800は、
端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きい場合に、第1のメッセージをネットワーク側機器に送信するための送信モジュール800を含み、
そのうち、前記第1のメッセージは、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを指示するための情報を含む、第1の情報を含む。
選択的に、前記端末機器は、
報告方式に基づき、少なくとも一つのPDCP SDUを利用して前記端末機器の能力情報を伝送するための伝送モジュールをさらに含み、
そのうち、前記少なくとも一つのPDCP SDUのうちのいずれか一つのPDCP SDUに携帯されている能力情報は、前記端末機器の能力情報の一部である。
選択的に、前記報告方式は、
無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションの方式を採用して、前記端末機器の能力情報の全てを報告すること、又は
前記端末機器の能力情報の一部を報告することを含む。
選択的に、前記端末機器は、
前述した、報告方式に基づき、少なくとも一つのPDCP SDUを利用して前記端末機器の能力情報を伝送する前に、前記ネットワーク側機器によって送信される第2のメッセージを受信するための受信モジュールをさらに含み、そのうち、前記第2のメッセージは、前記報告方式を指示するための第2の情報を含む。
選択的に、前記第1のメッセージは、接続配置完了メッセージであり、又は
前記第1のメッセージは、ネットワーク側機器によって送信される能力リクエスト情報に応答して送信されたメッセージであり、又は
前記第1のメッセージは、前記端末機器によって前記ネットワーク側機器に送信される補助メッセージである。
選択的に、前記第1のメッセージが、ネットワーク側機器によって送信される能力リクエスト情報に応答して送信されたメッセージである場合に、前記第1のメッセージには、前記端末機器の能力情報の一部がさらに携帯されている。
選択的に、前記第1の情報は、
前記端末機器の能力情報のサイズ、
前記端末機器が無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションをサポートすることを指示するための情報、
前記端末機器には残りの能力情報が報告されていないことを指示するための情報、及び
残りの能力情報のサイズ、のうちの少なくとも一つを含み、そのうち、前記残りの能力情報は、前記端末機器の能力情報のうち、すでに報告された能力情報以外の能力情報である。
選択的に、前記第1の情報は、
前記端末機器の能力情報のサイズ、及び
前記端末機器がRRCメッセージセグメンテーションをサポートすることを指示するための情報、のうちの少なくとも一つを含む。
選択的に、前記第2のメッセージには、能力リクエスト情報がさらに携帯されている。
本開示の実施例による端末機器800は、図3〜図7の方法の実施例において端末機器によって実現される様々な過程を実現することができる。重複を避けるために、ここでは再度言及しない。
本開示の実施例の端末機器800、送信モジュール800は、端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きい場合に、第1のメッセージをネットワーク側機器に送信するために用いられる。そのうち、前記第1のメッセージは、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを指示するための情報を含む、第1の情報を含む。それによって、UEによって報告される必要がある能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことをネットワーク側機器へ指示することを実現することができる。それによって、UEによって報告される必要がある能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、UEの能力情報に関する処理方式を規範化することができる。
図9を参照して、図9は、本開示の実施例によるネットワーク側機器の構造図である。図9に示すように、ネットワーク側機器900は、
端末機器によって送信される第1のメッセージを受信するための第1の受信モジュール901を含み、
そのうち、前記第1のメッセージは、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを指示するための情報を含む、第1の情報を含む。
選択的に、前記ネットワーク側機器は、
前記端末機器によって報告方式に基づき少なくとも一つのPDCP SDUを利用して伝送された前記端末機器の能力情報を受信するための第2の受信モジュールをさらに含み、
そのうち、前記少なくとも一つのPDCP SDUのうちのいずれか一つのPDCP SDUに携帯されている能力情報は、前記端末機器の能力情報の一部である。
選択的に、前記報告方式は、
無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションの方式を採用して、前記端末機器の能力情報の全てを報告すること、又は
前記端末機器の能力情報の一部を報告することを含む。
選択的に、前記ネットワーク側機器は、
第2のメッセージを前記端末機器に送信するための第1の送信モジュールをさらに含み、そのうち、前記第2のメッセージは、前記報告方式を指示するための第2の情報を含む。
選択的に、前記第1のメッセージは、接続配置完了メッセージであり、又は
前記第1のメッセージは、前記端末機器によって前記ネットワーク側機器に送信される補助メッセージである。
選択的に、前記ネットワーク側機器は、
前述した、前記端末機器によって送信される第1のメッセージを受信する前に、能力リクエスト情報を前記端末機器に送信するための第2の送信モジュールをさらに含み、
そのうち、前記第1のメッセージは、前記能力リクエスト情報に応答して送信されたメッセージである。
選択的に、前記第1のメッセージには、前記端末機器の能力情報の一部がさらに携帯されている。
選択的に、前記第1の情報は、
前記端末機器の能力情報のサイズ、
前記端末機器が無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションをサポートすることを指示するための情報、
前記端末機器には残りの能力情報が報告されていないことを指示するための情報、及び
残りの能力情報のサイズ、のうちの少なくとも一つを含み、そのうち、前記残りの能力情報は、前記端末機器の能力情報のうち、すでに報告された能力情報以外の能力情報である。
選択的に、前記第1の情報は、
前記端末機器の能力情報のサイズ、及び
前記端末機器が無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションをサポートすることを指示するための情報、のうちの少なくとも一つを含む。
選択的に、前記第2のメッセージには、能力リクエスト情報がさらに携帯されている。
本開示の実施例によるネットワーク側機器900は、図3〜図7の方法の実施例においてネットワーク側機器によって実現される様々な過程を実現することができる。重複を避けるために、ここでは再度言及しない。
本開示の実施例のネットワーク側機器900、第1の受信モジュール901は、端末機器によって送信される第1のメッセージを受信するために用いられる。そのうち、前記第1のメッセージは、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを指示するための情報を含む、第1の情報を含む。UEによって報告される必要がある能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことをネットワーク側機器へ指示することを実現することができる。それによって、UEによって報告される必要がある能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、UEの能力情報に関する処理方式を規範化することができる。
図10は、本開示の実施例による別の端末機器の構造図である。図10を参照して、この端末機器1000は、無線周波数ユニット1001、ネットワークモジュール1002、オーディオ出力ユニット1003、入力ユニット1004、センサ1005、表示ユニット1006、ユーザ入力ユニット1007、インターフェースユニット1008、メモリ1009、プロセッサ1010、及び電源1011などの部品を含むが、それらに限定されない。当業者であれば理解できることは、図10に示された端末機器の構造は、端末機器への限定を構成するものではなく、端末機器は、図示よりも多く又は少ない部品を含んでもよく、又はある部品を組み合わせてもよく、又は異なる部品を配置してもよい。本開示の実施例において、端末機器は、携帯電話、タブレットパーソナルコンピューター、ノートパソコン、ハンドヘルドコンピューター、車載端末、ウェアラブルデバイス、及び歩数計などを含むが、それらに限定されない。
そのうち、無線周波数ユニット1001は、端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きい場合に、第1のメッセージをネットワーク側機器に送信するために用いられる。そのうち、前記第1のメッセージは、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを指示するための情報を含む、第1の情報を含む。
本開示の実施例は、UEによって報告される必要がある能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことをネットワーク側機器へ指示することを実現することができる。それによって、UEによって報告される必要がある能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、UEの能力情報に関する処理方式を規範化することができる。
選択的に、前記無線周波数ユニット1001は、さらに、
報告方式に基づき、少なくとも一つのPDCP SDUを利用して前記端末機器の能力情報を伝送するために用いられ、
そのうち、前記少なくとも一つのPDCP SDUのうちのいずれか一つのPDCP SDUに携帯されている能力情報は、前記端末機器の能力情報の一部である。
選択的に、前記報告方式は、
無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションの方式を採用して、前記端末機器の能力情報の全てを報告すること、又は
前記端末機器の能力情報の一部を報告することを含む。
選択的に、前記無線周波数ユニット1001は、さらに、
前述した、報告方式に基づき、少なくとも一つのPDCP SDUを利用して前記端末機器の能力情報を伝送する前に、前記ネットワーク側機器によって送信される第2のメッセージを受信するために用いられ、そのうち、前記第2のメッセージは、前記報告方式を指示するための第2の情報を含む。
選択的に、前記第1のメッセージは、接続配置完了メッセージであり、又は
前記第1のメッセージは、ネットワーク側機器によって送信される能力リクエスト情報に応答して送信されたメッセージであり、又は
前記第1のメッセージは、前記端末機器によって前記ネットワーク側機器に送信される補助メッセージである。
選択的に、前記第1のメッセージが、ネットワーク側機器によって送信される能力リクエスト情報に応答して送信されたメッセージである場合に、前記第1のメッセージには、前記端末機器の能力情報の一部がさらに携帯されている。
選択的に、前記第1の情報は、
前記端末機器の能力情報のサイズ、
前記端末機器が無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションをサポートすることを指示するための情報、
前記端末機器には残りの能力情報が報告されていないことを指示するための情報、及び
残りの能力情報のサイズ、のうちの少なくとも一つを含み、そのうち、前記残りの能力情報は、前記端末機器の能力情報のうち、すでに報告された能力情報以外の能力情報である。
選択的に、前記第1の情報は、
前記端末機器の能力情報のサイズ、及び
前記端末機器がRRCメッセージセグメンテーションをサポートすることを指示するための情報、のうちの少なくとも一つを含む。
選択的に、前記第2のメッセージには、能力リクエスト情報がさらに携帯されている。
理解できることは、本開示の実施例において、無線周波数ユニット1001は、情報の送受信又は通話中の信号の送受信に用いることができ、具体的には、基地局からのダウンリンクデータを受信すると、プロセッサ1010に渡して処理させる。また、上りリンクデータを基地局に送信する。一般的には、無線周波数ユニット1001は、アンテナ、少なくとも一つの増幅器、送受信機、カプラ、低雑音増幅器、及びデュプレクサなどを含むが、それらに限定されない。なお、無線周波数ユニット1001は、さらに、無線通信システムによって、ネットワーク及び他の機器と通信することができる。
端末機器は、ネットワークモジュール1002によって、無線広帯域インターネットアクセスをユーザに提供し、例えば、ユーザへ、電子メールの送受信、ウェブページの閲覧、及びストリーミングメディアへのアクセスなどを支援する。
オーディオ出力ユニット1003は、無線周波数ユニット1001又はネットワークモジュール1002によって受信される、又はメモリ1009に記憶されているオーディオデータをオーディオ信号に変換し、且つ音声として出力することができる。そして、オーディオ出力ユニット1003は、さらに端末機器1000によって実行される特定の機能に関するオーディオ出力(例えば、呼び出し信号受信音声、メッセージ受信音声など)を提供することができる。オーディオ出力ユニット1003は、スピーカ、ブザー及び受話器などを含む。
入力ユニット1004は、オーディオやビデオ信号を受信するために用いられる。入力ユニット1004は、グラフィックスプロセッサ(Graphics Processing Unit、GPU)10041及びマイクロホン10042を含んでもよい。グラフィックプロセッサ10041は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードにおいて画像キャプチャデバイス(例えばカメラ)によって得られる静止画像又はビデオの画像データに対して処理を行う。処理された画像フレームは、表示ユニット1006に表示されてもよい。グラフィックプロセッサ10041によって処理された画像フレームは、メモリ1009(又は他の記憶媒体)に記憶されてもよく、又は無線周波数ユニット1001又はネットワークモジュール1002を介して送信されてもよい。マイクロホン10042は、音声を受信することができ、且つこのような音声をオーディオデータとして処理することができる。処理されたオーディオデータは、電話の通話モードの場合に、無線周波数ユニット1001を介して移動通信基地局に送信可能なフォーマットに変換して出力されることができる。
端末機器1000は、光センサ、動きセンサ及び他のセンサのような少なくとも一つのセンサ1005をさらに含む。具体的には、光センサは、周囲光の明暗に応じて表示パネル10061の明るさを調節することができる周囲光センサと、端末機器1000が耳の側に移動した時に、表示パネル10061及び/又はバックライトをオフにすることができる近接センサとを含む。動きセンサの一つとして、加速度計センサは、各方向(一般的には3軸)における加速度の大きさを検出することができ、静止時に重力の大きさと方向を検出することができ、端末機器の姿勢(例えば、縦横スクリーンの切り替え、関連ゲーム、磁力計の姿勢校正)の識別、振動識別関連機能(例えば、歩数計、ノック)などに用いることができる。センサ1005は、指紋センサ、圧力センサ、虹彩センサ、分子センサ、ジャイロスコープ、気圧計、湿度計、温度計、赤外線センサなどをさらに含んでもよく、ここでは再度言及しない。
表示ユニット1006は、ユーザによって入力される情報又はユーザに提供した情報を表示するために用いられる。表示ユニット1006は、表示パネル10061を含んでもよく、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、有機発光ダイオード(Organic Light−Emitting Diode、OLED)等の形式で表示パネル10061を配置してもよい。
ユーザ入力ユニット1007は、入力されるデジタル又は文字情報の受信、及び端末機器のユーザによる設定と機能制御に関連するキー信号入力の生成に用いることができる。具体的には、ユーザ入力ユニット1007は、タッチパネル10071及び他の入力機器10072を含む。タッチパネル10071は、タッチスクリーンとも呼ばれ、その上又はその近傍でのユーザのタッチ操作(例えば、ユーザが指、スタイラスなどの任意の適切な物体又は付属品でタッチパネル10071上又はタッチパネル10071の近傍で行う操作)を収集することができる。タッチパネル10071は、タッチ検出装置及びタッチコントローラの2つの部分を含んでもよい。そのうち、タッチ検出装置は、ユーザのタッチ方位を検出し、且つタッチ操作による信号を検出し、信号をタッチコントローラに送信する。タッチコントローラは、タッチ検出装置からタッチ情報を受信し、且つそれを接触点座標に変換し、プロセッサ1010に送信し、プロセッサ1010によって送信されてきた指令を受信し且つ実行する。なお、抵抗式、静電容量式、赤外線及び表面音波等の複数のタイプを採用して、タッチパネル10071を実現することができる。タッチパネル10071のほか、ユーザ入力ユニット1007は、他の入力機器10072をさらに含んでもよい。具体的には、他の入力機器10072は、物理的なキーボード、機能キー(例えば、ボリューム制御キー、スイッチキーなど)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、それらに限定されない。
さらに、タッチパネル10071は、表示パネル10061に覆われてもよい。タッチパネル10071は、その上又はその近傍でのタッチ操作を検出すると、プロセッサ1010に伝送して、タッチイベントのタイプを特定する。その後、プロセッサ1010は、タッチイベントのタイプに基づき、表示パネル10061において相応な視覚出力を提供する。図10において、タッチパネル10071と表示パネル10061とは、2つの独立した部品として、端末機器の入出力機能を実現するものであるが、なんらかの実施例において、タッチパネル10071と表示パネル10061とを集積して、端末機器の入出力機能を実現してもよい。ここでは具体的な内容を限定しない。
インターフェースユニット1008は、外部装置と端末機器1000との接続のためのインターフェースである。例えば、外部装置は、有線又は無線ヘッドセットポート、外部電源(又は電池充電器)ポート、有線又は無線データポート、メモリカードポート、識別モジュールを有する装置を接続するためのポート、オーディオ入出力(I/O)ポート、ビデオI/Oポート、ヘッドフォンポートなどを含んでもよい。インターフェースユニット1008は、外部装置からの入力(例えば、データ情報、電力など)を受信し、且つ受信した入力を端末機器1000における一つ又は複数の要素に伝送するために用いられてもよく、又は端末機器1000と外部装置との間でデータを伝送するために用いられてもよい。
メモリ1009は、ソフトウェアプログラム及び様々なデータを記憶するために用いることができる。メモリ1009は、主に記憶プログラム領域及び記憶データ領域を含んでもよい。そのうち、記憶プログラム領域は、オペレーティングシステム、少なくとも一つの機能に必要とするアプリケーションプログラム(例えば、音声再生機能、画像再生機能など)などを記憶することができ、記憶データ領域は、携帯電話の使用に基づいて作成されるデータ(例えば、オーディオデータ、電話帳など)などを記憶することができる。なお、メモリ1009は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、不揮発性メモリを含んでもよい。例えば、少なくとも一つの磁気ディスクメモリデバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の揮発性ソリッドステートメモリデバイスなどを含んでもよい。
プロセッサ1010は、端末機器の制御センタであり、様々なインターフェース及び回線を利用して端末機器全体の各部分を接続し、メモリ1009に記憶されているソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを運用又は実行し、且つメモリ1009に記憶されているデータを呼び出すことにより、端末機器の様々な機能を実行し且つデータを処理し、それにより端末機器を全体的にモニタリングする。プロセッサ1010は、一つ又は複数の処理ユニットを含んでもよい。選択的に、プロセッサ1010は、アプリケーションプロセッサとモデムプロセッサを集積してもよい。そのうち、アプリケーションプロセッサは、主にオペレーティングシステム、ユーザインターフェース、及びアプリケーションプログラムなどを処理するものであり、モデムプロセッサは、主に無線通信を処理するものである。理解できることは、上記モデムプロセッサは、プロセッサ1010に集積されなくてもよい。
端末機器1000は、様々な部品に電力を供給する電源1011(例えば、電池)をさらに含んでもよく、選択的に、電源1011は、電源管理システムによって、プロセッサ1010に論理的に接続されてもよい。それにより、電源管理システムによって、充放電の管理、及び電力消費の管理などの機能を実現することができる。
また、端末機器1000は、図示されていない機能モジュールを含み、ここでは再度言及しない。
選択的に、本開示の実施例は、端末機器をさらに提供する。プロセッサ1010と、メモリ1009と、メモリ1009に記憶されており、且つ前記プロセッサ1010に運行できるコンピュータプログラムとを含み、このコンピュータプログラムがプロセッサ1010によって実行される時、上記端末機器の能力情報処理方法の実施例の様々な過程を実現し、且つ同様の技術的効果を達することができる。重複を避けるために、ここでは再度言及しない。
図11を参照して、図11は、本開示の実施例による別のネットワーク側機器の構造図である。図11に示すように、ネットワーク側機器1100は、プロセッサ1101と、メモリ1102と、バスインターフェース1103と、送受信機1104とを含み、そのうち、プロセッサ1101と、メモリ1102と、送受信機1104は、いずれもバスインターフェース1103まで接続される。
そのうち、本開示の実施例において、ネットワーク側機器1100は、メモリ1102に記憶されており、且つプロセッサ1101に運行できるコンピュータプログラムをさらに含み、コンピュータプログラムがプロセッサ1101によって実行される時、以下のようなステップを実現する。
端末機器によって送信される第1のメッセージを受信し、
そのうち、前記第1のメッセージは、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを指示するための情報を含む、第1の情報を含む。
選択的に、前記コンピュータプログラムがプロセッサ1101によって実行される時、さらに、
前記端末機器によって報告方式に基づき少なくとも一つのPDCP SDUを利用して伝送された前記端末機器の能力情報を受信するために用いられ、
そのうち、前記少なくとも一つのPDCP SDUのうちのいずれか一つのPDCP SDUに携帯されている能力情報は、前記端末機器の能力情報の一部である。
選択的に、前記報告方式は、
無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションの方式を採用して、前記端末機器の能力情報の全てを報告すること、又は
前記端末機器の能力情報の一部を報告することを含む。
選択的に、前記コンピュータプログラムがプロセッサ1101によって実行される時、さらに、
前述した、前記端末機器によって報告方式に基づき少なくとも一つのPDCP SDUを利用して伝送された前記端末機器の能力情報を受信する前に、第2のメッセージを前記端末機器に送信するために用いられ、そのうち、前記第2のメッセージは、前記報告方式を指示するための第2の情報を含む。
選択的に、前記第1のメッセージは、接続配置完了メッセージであり、又は
前記第1のメッセージは、前記端末機器によって前記ネットワーク側機器に送信される補助メッセージである。
選択的に、前述した、前記端末機器によって送信される第1のメッセージを受信する前に、前記方法は、
能力リクエスト情報を前記端末機器に送信することをさらに含み、
そのうち、前記第1のメッセージは、前記能力リクエスト情報に応答して送信されたメッセージである。
選択的に、前記第1のメッセージには、前記端末機器の能力情報の一部がさらに携帯されている。
選択的に、前記第1の情報は、
前記端末機器の能力情報のサイズ、
前記端末機器が無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションをサポートすることを指示するための情報、
前記端末機器には残りの能力情報が報告されていないことを指示するための情報、及び
残りの能力情報のサイズ、のうちの少なくとも一つを含み、そのうち、前記残りの能力情報は、前記端末機器の能力情報のうち、すでに報告された能力情報以外の能力情報である。
選択的に、前記第1の情報は、
前記端末機器の能力情報のサイズ、及び
前記端末機器が無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションをサポートすることを指示するための情報、のうちの少なくとも一つを含む。
選択的に、前記第2のメッセージには、能力リクエスト情報がさらに携帯されている。
選択的に、本開示の実施例は、ネットワーク側機器をさらに提供する。プロセッサ1101と、メモリ1102と、メモリ1102に記憶されており、且つ前記プロセッサ1101に運行できるコンピュータプログラムとを含み、このコンピュータプログラムがプロセッサ1101によって実行される時、上記端末機器の能力情報処理方法の実施例の様々な過程を実現し、且つ同様の技術的効果を達することができる。重複を避けるために、ここでは再度言及しない。
本開示の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶されており、このコンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、上記端末機器の能力情報処理方法の実施例の様々な過程を実現し、且つ同様の技術的効果を達することができる。重複を避けるために、ここでは再度言及しない。そのうち、前記コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、読み取り専用メモリ(Read−Only Memory、ROMと略称される)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAMと略称される)、磁気ディスク又は光ディスクなどである。
なお、本明細書における用語である「含む」、「包含する」又はそれらの任意の他の変形は、非排除性の「含む」を意図的にカバーするものであり、それによって、一連の要素を含むプロセス、方法、製品又は装置は、それらの要素を含むだけでなく、明瞭にリストされていない他の要素、又はこのようなプロセス、方法、製品又は装置に固有の他の要素も含む。これ以上の制限がない限り、「…を一つ含む」という語句で限定された要素は、この要素を含むプロセス、方法、製品又は装置に別の同一の要素が存在することが排除されていない。
以上の実施形態の記述によって、当業者が明確に理解できることは、上記実施例の方法は、ソフトウェアと必要となる汎用ハードウェアプラットフォームの方式で実現されてもよく、ハードウェアによって実施されてもよいが、多くの場合では、前者の方がより優れた実施形態である。このような理解に基づき、本開示の技術案は、本質的には、又は従来の技術に寄与する部分は、ソフトウェア製品の形式で具現化することができる。このコンピュータソフトウェア製品は、一つの記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶されており、一台の端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、空調機、又はネットワーク機器などであってもよい)に本開示の各実施例に記載の方法を実行させるための若干の指令を含む。
以上では、添付図面を結び付けて本開示の実施例を記述したが、本開示は、上述した具体的な実施形態に限定されるものではない。上述した具体的な実施形態は、例示的なものに過ぎず、限定的なものではない。当業者は、本開示の示唆で、本開示の精神及び特許請求の範囲から逸脱することなく、様々な変形を行うことができる。それらは、いずれも本開示の保護範囲内に属する。
11 端末機器
12 ネットワーク側機器
800 端末機器
801 送信モジュール
900 ネットワーク側機器
901 第1の受信モジュール
1000 端末機器
1001 無線周波数ユニット
1002 ネットワークモジュール
1003 オーディオ出力ユニット
1004 入力ユニット
1005 センサ
1006 表示ユニット
1007 ユーザ入力ユニット
1008 インターフェースユニット
1009 メモリ
1010 プロセッサ
1011 電源
1100 ネットワーク側機器
1101 プロセッサ
1102 メモリ
1103 バスインターフェース
1104 送受信機
図8を参照して、図8は、本開示の実施例による端末機器の構造図である。図8に示すように、端末機器800は、
端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きい場合に、第1のメッセージをネットワーク側機器に送信するための送信モジュール80を含み、
そのうち、前記第1のメッセージは、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを指示するための情報を含む、第1の情報を含む。
本開示の実施例の端末機器800、送信モジュール80は、端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きい場合に、第1のメッセージをネットワーク側機器に送信するために用いられる。そのうち、前記第1のメッセージは、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを指示するための情報を含む、第1の情報を含む。それによって、UEによって報告される必要がある能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことをネットワーク側機器へ指示することを実現することができる。それによって、UEによって報告される必要がある能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値を超えている場合に、UEの能力情報に関する処理方式を規範化することができる。

Claims (32)

  1. 端末機器に用いられる端末機器の能力情報処理方法であって、
    端末機器の能力情報のサイズがパケットデータコンバージェンスプロトコルPDCPサービスデータユニットSDUのサイズの最大値よりも大きい場合に、第1のメッセージをネットワーク側機器に送信することを含み、
    そのうち、前記第1のメッセージは、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを指示するための情報を含む、第1の情報を含む、端末機器の能力情報処理方法。
  2. 報告方式に基づき、少なくとも一つのPDCP SDUを利用して前記端末機器の能力情報を伝送することをさらに含み、
    そのうち、前記少なくとも一つのPDCP SDUのうちのいずれか一つのPDCP SDUに携帯されている能力情報は、前記端末機器の能力情報の一部である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記報告方式は、
    無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションの方式を採用して、前記端末機器の能力情報の全てを報告すること、又は
    前記端末機器の能力情報の一部を報告することを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 報告方式に基づき、少なくとも一つのPDCP SDUを利用して前記端末機器の能力情報を伝送する前に、前記方法は、
    前記ネットワーク側機器によって送信される第2のメッセージを受信することをさらに含み、そのうち、前記第2のメッセージは、前記報告方式を指示するための第2の情報を含む、請求項2に記載の方法。
  5. 前記第2のメッセージには、能力リクエスト情報がさらに携帯されている、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1のメッセージは、接続配置完了メッセージであり、又は
    前記第1のメッセージは、ネットワーク側機器によって送信される能力リクエスト情報に応答して送信されたメッセージであり、又は
    前記第1のメッセージは、前記端末機器によって前記ネットワーク側機器に送信される補助メッセージである、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1のメッセージが、ネットワーク側機器によって送信される能力リクエスト情報に応答して送信されたメッセージである場合に、前記第1のメッセージには、前記端末機器の能力情報の一部がさらに携帯されている、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1の情報は、
    前記端末機器の能力情報のサイズ、
    前記端末機器が無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションをサポートすることを指示するための情報、
    前記端末機器には残りの能力情報が報告されていないことを指示するための情報、及び
    残りの能力情報のサイズ、のうちの少なくとも一つを含み、そのうち、前記残りの能力情報は、前記端末機器の能力情報のうち、すでに報告された能力情報以外の能力情報である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記第1の情報は、
    前記端末機器の能力情報のサイズ、及び
    前記端末機器がRRCメッセージセグメンテーションをサポートすることを指示するための情報、のうちの少なくとも一つを含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  10. ネットワーク側機器に用いられる端末機器の能力情報処理方法であって、
    端末機器によって送信される第1のメッセージを受信することを含み、
    そのうち、前記第1のメッセージは、前記端末機器の能力情報のサイズがパケットデータコンバージェンスプロトコルPDCPサービスデータユニットSDUのサイズの最大値よりも大きいことを指示するための情報を含む、第1の情報を含む、端末機器の能力情報処理方法。
  11. 前記端末機器によって報告方式に基づき少なくとも一つのPDCP SDUを利用して伝送された前記端末機器の能力情報を受信することをさらに含み、
    そのうち、前記少なくとも一つのPDCP SDUのうちのいずれか一つのPDCP SDUに携帯されている能力情報は、前記端末機器の能力情報の一部である、請求項10に記載の方法。
  12. 前記報告方式は、
    無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションの方式を採用して、前記端末機器の能力情報の全てを報告すること、又は
    前記端末機器の能力情報の一部を報告することを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記端末機器によって報告方式に基づき少なくとも一つのPDCP SDUを利用して伝送された前記端末機器の能力情報を受信する前に、前記方法は、
    第2のメッセージを前記端末機器に送信することをさらに含み、そのうち、前記第2のメッセージは、前記報告方式を指示するための第2の情報を含む、請求項11に記載の方法。
  14. 前記第2のメッセージには、能力リクエスト情報がさらに携帯されている、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第1のメッセージは、接続配置完了メッセージであり、又は
    前記第1のメッセージは、前記端末機器によって前記ネットワーク側機器に送信される補助メッセージである、請求項10に記載の方法。
  16. 前記端末機器によって送信される第1のメッセージを受信する前に、前記方法は、
    能力リクエスト情報を前記端末機器に送信することをさらに含み、
    そのうち、前記第1のメッセージは、前記能力リクエスト情報に応答して送信されたメッセージである、請求項10に記載の方法。
  17. 前記第1のメッセージには、前記端末機器の能力情報の一部がさらに携帯されている、請求項16に記載の方法。
  18. 前記第1の情報は、
    前記端末機器の能力情報のサイズ、
    前記端末機器が無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションをサポートすることを指示するための情報、
    前記端末機器には残りの能力情報が報告されていないことを指示するための情報、及び
    残りの能力情報のサイズ、のうちの少なくとも一つを含み、そのうち、前記残りの能力情報は、前記端末機器の能力情報のうち、すでに報告された能力情報以外の能力情報である、請求項10〜17のいずれか1項に記載の方法。
  19. 前記第1の情報は、
    前記端末機器の能力情報のサイズ、及び
    前記端末機器が無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションをサポートすることを指示するための情報、のうちの少なくとも一つを含む、請求項10〜16のいずれか1項に記載の方法。
  20. 端末機器であって、
    端末機器の能力情報のサイズがパケットデータコンバージェンスプロトコルPDCPサービスデータユニットSDUのサイズの最大値よりも大きい場合に、第1のメッセージをネットワーク側機器に送信するための送信モジュールを含み、
    そのうち、前記第1のメッセージは、前記端末機器の能力情報のサイズがPDCP SDUのサイズの最大値よりも大きいことを指示するための情報を含む、第1の情報を含む、端末機器。
  21. 報告方式に基づき、少なくとも一つのPDCP SDUを利用して前記端末機器の能力情報を伝送するための伝送モジュールをさらに含み、
    そのうち、前記少なくとも一つのPDCP SDUのうちのいずれか一つのPDCP SDUに携帯されている能力情報は、前記端末機器の能力情報の一部である、請求項20に記載の端末機器。
  22. 前記報告方式は、
    無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションの方式を採用して、前記端末機器の能力情報の全てを報告すること、又は
    前記端末機器の能力情報の一部を報告することを含む、請求項21に記載の端末機器。
  23. 報告方式に基づき、少なくとも一つのPDCP SDUを利用して前記端末機器の能力情報を伝送する前に、前記ネットワーク側機器によって送信される第2のメッセージを受信するための受信モジュールをさらに含み、そのうち、前記第2のメッセージは、前記報告方式を指示するための第2の情報を含む、請求項22に記載の端末機器。
  24. 前記第1の情報は、
    前記端末機器の能力情報のサイズ、
    前記端末機器が無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションをサポートすることを指示するための情報、
    前記端末機器には残りの能力情報が報告されていないことを指示するための情報、及び
    残りの能力情報のサイズ、のうちの少なくとも一つを含み、そのうち、前記残りの能力情報は、前記端末機器の能力情報のうち、すでに報告された能力情報以外の能力情報である、請求項20〜23のいずれか1項に記載の端末機器。
  25. ネットワーク側機器であって、
    端末機器によって送信される第1のメッセージを受信するための第1の受信モジュールを含み、
    そのうち、前記第1のメッセージは、前記端末機器の能力情報のサイズがパケットデータコンバージェンスプロトコルPDCPサービスデータユニットSDUのサイズの最大値よりも大きいことを指示するための情報を含む、第1の情報を含む、ネットワーク側機器。
  26. 前記端末機器によって報告方式に基づき少なくとも一つのPDCP SDUを利用して伝送された前記端末機器の能力情報を受信するための第2の受信モジュールをさらに含み、
    そのうち、前記少なくとも一つのPDCP SDUのうちのいずれか一つのPDCP SDUに携帯されている能力情報は、前記端末機器の能力情報の一部である、請求項25に記載のネットワーク側機器。
  27. 前記報告方式は、
    無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションの方式を採用して、前記端末機器の能力情報の全てを報告すること、又は
    前記端末機器の能力情報の一部を報告することを含む、請求項26に記載のネットワーク側機器。
  28. 第2のメッセージを前記端末機器に送信するための第1の送信モジュールをさらに含み、そのうち、前記第2のメッセージは、前記報告方式を指示するための第2の情報を含む、請求項26に記載のネットワーク側機器。
  29. 前記第1の情報は、
    前記端末機器の能力情報のサイズ、
    前記端末機器が無線リソース制御RRCメッセージセグメンテーションをサポートすることを指示するための情報、
    前記端末機器には残りの能力情報が報告されていないことを指示するための情報、及び
    残りの能力情報のサイズ、のうちの少なくとも一つを含み、そのうち、前記残りの能力情報は、前記端末機器の能力情報のうち、すでに報告された能力情報以外の能力情報である、請求項25〜28のいずれか1項に記載のネットワーク側機器。
  30. 端末機器であって、
    プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されており、且つ前記プロセッサで運行できるプログラムとを含み、前記プログラムが前記プロセッサによって実行される時、請求項1〜9のいずれか1項に記載の端末機器の能力情報処理方法のステップを実現する、端末機器。
  31. ネットワーク側機器であって、
    プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されており、且つ前記プロセッサで運行できるプログラムとを含み、前記プログラムが前記プロセッサによって実行される時、請求項10〜19のいずれか1項に記載の端末機器の能力情報処理方法のステップを実現する、ネットワーク側機器。
  32. コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体にはプログラムが記憶されており、前記プログラムがプロセッサによって実行される時、請求項1〜9のいずれか1項に記載の端末機器の能力情報処理方法のステップを実現するか、又は請求項10〜19のいずれか1項に記載の端末機器の能力情報処理方法のステップを実現する、コンピュータ可読記憶媒体。
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