JP2022501703A - 無線充電方法および電子デバイス - Google Patents

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Abstract

本願は、無線充電方法および電子デバイスを開示するものであり、無線充電の分野に関する。その結果、電子デバイスの無線充電モードを逆方向無線充電モードから受信モードへ自動的に切り替えて、電子デバイスの無線充電を適応的に実装し、無線充電の信頼性を向上させ、ユーザの無線充電体験を向上させることができる。方法は、電子デバイスが、前記電子デバイスが逆方向無線充電モードにあるときに第1検出信号を送信する段階と、前記電子デバイスが、前記第1検出信号が送信される少なくとも2つの隣接する時点の間のギャップ時点に、無線充電デバイスにより送信される第2検出信号を受信する段階と、前記電子デバイスにより受信される前記第2検出信号が事前設定条件を満たしている場合に、前記電子デバイスが前記逆方向無線充電モードから順方向無線充電モードへ自動的に切り替わる段階とを含む。

Description

本願は、無線充電技術の分野、特に、無線充電方法および電子デバイスに関する。
無線充電技術の発達に伴い、ユーザは携帯電話などの電子デバイスを無線充電方式で充電することができる。このように、充電プロセスにおいて、データラインと電子デバイスとの間の適応関係などを考慮する必要がないため、ユーザによる使用が容易になる。
例えば、無線充電技術は、順方向無線充電モードおよび逆方向無線充電モードを含み得る。
例えば、電子デバイスAが電子デバイスBを無線で充電する場合、すなわち、電子デバイスAが電子デバイスBに無線充電電流を出力し、かつ、電子デバイスBが、電子デバイスAにより出力される無線充電電流を受け取る場合は、電子デバイスAは逆方向無線充電モードにあり、電子デバイスBは順方向無線充電モードにある。電子デバイスAが無線充電台上に置かれ、かつ、電子デバイスAが、無線充電台により出力される無線充電電流を受け取る場合は、電子デバイスAは順方向無線充電モードにある。
電子デバイスAが順方向無線充電モードにあり、充電のために無線充電台により出力される充電電流を受け取る場合は、電子デバイスAを順方向無線充電モードから逆方向無線充電モードに切り替えて、電子デバイスAが電子デバイスBに無線充電電流を出力できるようにするために、手動設定を実行する必要がある。同様に、電子デバイスAが逆方向無線充電モードにあり、充電電流を出力して電子デバイスBを充電する場合は、電子デバイスAを逆方向無線充電モードから順方向無線充電モードに切り替えて、無線充電台が電子デバイスAを無線で充電できるようにするために、手動設定を実行する必要がある。電子デバイスAが逆方向無線充電モードにある場合は、電子デバイスAが手動設定で逆方向無線充電モードから順方向無線充電モードに切り替わらないと、電子デバイスAが無線充電台上に置かれている場合でも、電子デバイスAは逆方向無線充電モードにある場合がある。その結果、無線充電台により出力される充電電流を電子デバイスAが受け取ることができず、電子デバイスAを充電することができず、電子デバイスAが故障していると誤解されるため、ユーザの無線充電体験に影響を与え得る。
本願の幾つかの実施形態は、電子デバイスの無線充電モードを自動的に切り替えて、無線充電の信頼性を向上させ、かつ、ユーザの無線充電体験を向上させることができるように、無線充電方法および電子デバイスを提供する。
前述の目的を達成するために、本願は以下の技術的解決策を提供する。
第1態様によれば、無線充電方法が提供される。無線充電方法は、電子デバイスが、電子デバイスが逆方向無線充電モードにあるときに第1検出信号を送信し、第1検出信号が送信される少なくとも2つの隣接する時点の間のギャップ時点に、無線充電デバイスにより送信される第2検出信号を受信する段階と、次に、電子デバイスにより受信される第2検出信号が事前設定条件を満たしている場合に、電子デバイスが逆方向無線充電モードから順方向無線充電モードへ自動的に切り替わる段階とを含む。
本願のこの実施形態で提供する無線充電方法によれば、電子デバイスが逆方向無線充電モードにあっても、電子デバイスは、電子デバイスが第1検出信号を送信する時点の間のギャップ時点に、無線充電デバイスにより送信される第2検出信号を受信することができ、電子デバイスにより受信される第2検出信号が事前設定条件を満たしている場合、電子デバイスは、逆方向無線充電モードから順方向無線充電モードへ自動的に切り替わって、電子デバイスが逆方向無線充電モードにあるときに、電子デバイスの無線充電が手動操作なしで自動的に実装されて、無線充電の信頼性およびユーザ体験を向上させることができるようにする。
実際の適用では、コストを考慮して、電子デバイスは通常、一組の充電装置、例えば、充電コイルを含む充電回路のみを備える。具体的には、充電装置は、同じ時点に、順方向無線充電モード(無線充電入力モードまたは受信モードとも呼ばれる。具体的には、充電装置が電子デバイスを充電する)または逆方向無線充電モード(無線充電出力モードまたは送信モードとも呼ばれる。具体的には、電子デバイスが、別の電子デバイスを充電するための電力供給者として機能する)でのみ動作することができる。
例えば、第1検出信号の送信周波数は第1送信周波数であり、第2検出信号の送信周波数は第2送信周波数である。ある考えられる設計方法では、第1送信周波数は第2送信周波数とは異なり、第1送信周波数は第2送信周波数の整数倍ではない。このように、無線充電デバイスが第2検出信号を送信するときに電子デバイスの充電装置がアイドル状態にある(第1検出信号を送信しない)事態が必ずある。従って、電子デバイスは、電子デバイスが第1検出信号を送信する時点の間のギャップ時点に、無線充電デバイスにより送信される第2検出信号を受信することができる。
ある考えられる設計方法では、事前設定条件は、電子デバイスにより受信される第2検出信号の電圧が第1電圧閾値より大きいこと、電子デバイスにより受信される第2検出信号の電流が第1電流閾値より大きいこと、または、電子デバイスにより受信される第2検出信号の電力が第1電力閾値より大きいことのうちの少なくとも1つを含み得る。
なお、第1電圧閾値、第1電流閾値、および第1電力閾値は、無線充電の実際の要件、例えば、バッテリ容量または充電電力に基づいて事前設定され得る。本願では詳細について説明しない。
事前設定条件を決定した結果の精度を向上させ、かつ、誤判定を回避するには、事前設定時間内に事前設定条件が満たされる最小回数を更に限定することができる。従って、別の考えられる設計方法では、事前設定条件は代替的に、事前設定時間内に電子デバイスにより受信される第2検出信号の電圧が第1電圧閾値より大きい回数が、第1回数閾値より大きいこと、事前設定時間内に電子デバイスにより受信される第2検出信号の電流が第1電流閾値より大きい回数が、第2回数閾値より大きいこと、または、事前設定時間内に電子デバイスにより受信される第2検出信号の電力が第1電力閾値より大きい回数が、第3回数閾値より大きいことのうちの少なくとも1つを含み得る。
なお、事前設定時間、第1回数閾値、第2回数閾値、および第3回数閾値は、無線充電の実際の要件、例えば、バッテリ容量または充電電力に基づいて事前設定され得る。本願では詳細について説明しない。
ある考えられる設計方法では、電子デバイスにより受信される第2検出信号が事前設定条件を満たしている場合は、無線充電方法は更に、電子デバイスが無線充電デバイスに応答信号を送信する段階と、それに対応して、無線充電デバイスが、電子デバイスにより送信される応答信号を受信する段階とを含み得る。応答信号は指示情報を保持し、指示情報は、電子デバイスにより受信される第2検出信号が事前設定条件を満たしていることを示すために使用される。
オプションで、電子デバイスにより送信される応答信号を無線充電デバイスが受信した後、無線充電デバイスは、電子デバイスの充電を開始することができる。例えば、無線充電方法は更に、無線充電デバイスが電子デバイスに充電信号を送信する段階と、電子デバイスが、無線充電デバイスにより送信される充電信号を受信する段階とを含み得る。
オプションで、充電信号の送信電力は第2検出信号の送信電力より大きい、および/または、充電信号の送信周波数は第2送信周波数より高い。
第2態様によれば、電子デバイスが提供される。電子デバイスは、送信モジュール、受信モジュール、および処理モジュールを含む。送信モジュールは、電子デバイスが逆方向無線充電モードにあるときに第1検出信号を送信するように構成される。受信モジュールは、第1検出信号が送信される少なくとも2つの隣接する時点の間のギャップ時点に、無線充電デバイスにより送信される第2検出信号を受信するように構成される。処理モジュールは、受信モジュールにより受信される第2検出信号が事前設定条件を満たしている場合に、電子デバイスを逆方向無線充電モードから順方向無線充電モードへ自動的に切り替えるように構成される。
例えば、第1検出信号の送信周波数は第1送信周波数であり、第2検出信号の送信周波数は第2送信周波数である。ある考えられる設計方法では、第1送信周波数は第2送信周波数とは異なり、第1送信周波数は第2送信周波数の整数倍ではない。
ある考えられる設計方法では、事前設定条件は、電子デバイスにより受信される第2検出信号の電圧が第1電圧閾値より大きいこと、電子デバイスにより受信される第2検出信号の電流が第1電流閾値より大きいこと、または、電子デバイスにより受信される第2検出信号の電力が第1電力閾値より大きいことのうちの少なくとも1つを含む。
別の考えられる設計方法では、事前設定条件は、事前設定時間内に電子デバイスにより受信される第2検出信号の電圧が第1電圧閾値より大きい回数が、第1回数閾値より大きいこと、事前設定時間内に電子デバイスにより受信される第2検出信号の電流が第1電流閾値より大きい回数が、第2回数閾値より大きいこと、または、事前設定時間内に電子デバイスにより受信される第2検出信号の電力が第1電力閾値より大きい回数が、第3回数閾値より大きいことのうちの少なくとも1つを含む。
ある考えられる設計方法では、送信モジュールは更に、無線充電デバイスに応答信号を送信するように構成される。応答信号は指示情報を保持し、指示情報は、電子デバイスにより受信される第2検出信号が事前設定条件を満たしていることを示すために使用される。
オプションで、受信モジュールは更に、送信モジュールが無線充電デバイスに応答信号を送信した後、無線充電デバイスにより送信される充電信号を受信するように構成される。オプションで、充電信号の送信電力は第2検出信号の送信電力より大きい、および/または、充電信号の送信周波数は第2送信周波数より高い。
第3態様によれば、チップが提供される。チップは、プロセッサおよび通信インタフェースを含む。プロセッサは、メモリ内に記憶されるコンピュータプログラムを読み取り、実行して、第1態様および第1態様の実装のいずれか1つに係る無線充電方法を実装するように構成される。
第4態様によれば、電子デバイスが提供される。電子デバイスは、プロセッサ、送受信器、およびメモリを含む。メモリは、1または複数のプログラムを記憶するように構成され、1または複数のプログラムは、コンピュータにより実行可能な命令を含み、プロセッサは、電子デバイスが実行されると、メモリ内に記憶されるコンピュータにより実行可能な命令を実行し、その結果、電子デバイスは、第1態様および第1態様の実装のいずれか1つに係る無線充電方法を実行するように送受信器を制御する。
第5態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータ命令を記憶する。コンピュータ上でコンピュータ命令が実行されると、コンピュータプログラムは、請求項1から7のいずれか一項に記載の無線充電方法を実行することができる。
第6態様によれば、コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含む。コンピュータ上でコンピュータプログラムコードが実行されると、コンピュータは、第1態様および第1態様の実装のいずれか1つに係る無線充電方法を実行することができる。
第7態様によれば、無線充電システムが提供される。無線充電システムは、無線充電デバイスと、第2態様および第2態様の実装のいずれか1つに係る電子デバイス、または、第4態様および第4態様の実装のいずれか1つに係る電子デバイスとを含む。
本願において、電子デバイス内のユニットおよびモジュールの名称がデバイスへの制限になることはない。実際の実装では、これらのユニットおよびモジュールは、当該ユニットモジュールの機能が本願の複数の実施形態のものと同様である限り、すなわち、当該ユニットおよびモジュールが本願の特許請求の範囲の保護範囲に含まれる限り、他の名称を有し得る。
本願のある実施形態に係る無線充電システムの概略構造図1である。
本願のある実施形態に係る無線充電システムの概略構造図2である。
本願のある実施形態に係る電子デバイスのハードウェア構造の概略図である。
本願のある実施形態に係る電子デバイスのソフトウェア構造の概略図である。
本願のある実施形態に係る無線充電方法の概略フローチャートである。
本願のある実施形態に係る、無線充電デバイスにより送信される第2検出信号と、電子デバイスにより送信される第1検出信号との間の時系列関係の概略図である。
本願のある実施形態に係る無線充電回路の概略構造図である。
本願のある実施形態に係る電子デバイスの概略構造図1である。
本願のある実施形態に係る電子デバイスの概略構造図2である。
以下では、添付の図面を参照しながら、本願の幾つかの実施形態で提供する無線充電方法および電子デバイスについて詳細に説明する。
本願の複数の実施形態で提供する無線充電方法は、図1Aに示す無線充電システムに適用され得る。
図1Aに示すように、無線充電システムは、第1電子デバイス101および無線充電デバイス102を含み得る。無線充電デバイス102は主に、第1電子デバイス101を無線で充電するように構成される。
例えば、無線充電ベースなどの無線充電デバイス102が、充電予定の第1電子デバイス101が無線充電デバイス102の充電盤上に置かれていることを検出すると、無線充電デバイス102は、第1電子デバイス101に充電信号を送信して、第1電子デバイス101を無線で充電する。
無線充電デバイス102は、検出信号を送信し、かつ、検出信号に対する応答信号を受信することにより、第1電子デバイス101を検出することができる。例えば、無線充電デバイス102は検出信号を送信する。無線充電デバイス102が、検出信号に応答して第1電子デバイス101により送信される応答信号を受信すると、無線充電デバイス102は、第1電子デバイス101が検出されたと判断することができる。次に、無線充電デバイス102は充電信号を送信して、第1電子デバイス101を無線で充電することができる。
検出信号は、無線充電ベースの送信コイルにより特定の時間間隔で定期的に送信されるかまたは特定の規則に従って定期的に送信され、かつ、充電を必要とする電子デバイスが近くに存在するかどうかを検出するために使用される、無線信号である。
それに対応して、応答信号は、第1電子デバイス101が検出信号を受信した後に第1電子デバイス101により無線充電デバイス102に送信される信号である。例えば、第1電子デバイス101により受信される検出信号の電流、電圧、または電力などの強度が事前設定強度閾値より大きい場合は、第1電子デバイス101および無線充電デバイス102が無線充電条件を満たしているとみなされる。例えば、第1電子デバイス101および無線充電デバイス102は「アライメント」状態にある。「アライメント」とは、第1電子デバイス101の受信コイルと無線充電デバイス102の送信コイルとの間の距離が事前設定距離より短いことを意味する。それに対応して、「ずれ」とは、第1電子デバイス101の受信コイルと無線充電デバイス102の送信コイルとの間の距離が事前設定距離より長いことを意味する。
図1Aに示す無線充電システムでは、無線充電デバイス102は電力供給者であり、逆方向無線充電モード(無線充電送信モードまたは無線充電出力モードとも呼ばれる)で動作する。それに対応して、第1電子デバイス101は電力受信者であり、順方向無線充電モード(無線充電受信モードまたは無線充電入力モードとも呼ばれる)で動作する。
実際の適用では、第1電子デバイス101は代替的に、別の電子デバイスを無線で充電するための電力供給者として機能することができる。
図1Bは、本願のある実施形態に係る、第1電子デバイス101を適用できる無線充電システムのシナリオの別の概略図である。図1Bに示すように、第1電子デバイス101は、スマートウォッチなどの第2電子デバイス103を無線で充電するための電力供給者として機能する。
図1Bに示す無線充電システムでは、第1電子デバイス101は検出信号を送信するように構成され、第2電子デバイス103は、検出信号を受信し、かつ、検出信号に対する応答信号を送信するように構成され、第1電子デバイス101は、検出信号に応答して第2電子デバイス103により送信される応答信号を受信し、第1電子デバイス101は第2電子デバイス103に充電信号を送信し、第2電子デバイス103は、第1電子デバイス101により送信される充電信号を受信する。
例えば、第1電子デバイス101は、タブレットコンピュータ(Pad)、ノートブックコンピュータ、スマートフォン、仮想現実(virtual reality、VR)デバイス、拡張現実(augmented reality、AR)デバイス、車載デバイス、またはインテリジェントウェアラブルデバイスなどの、無線充電機能および無線放電機能をサポートする電子デバイスであってよい。
なお、第1電子デバイス101は、図1Aに示す無線充電シナリオにおいて順方向無線充電モードで動作し、図1Bに示す無線充電シナリオにおいて逆方向無線充電モードで動作する。図1Aに示す無線充電シナリオと図1Bに示す無線充電シナリオとの間で第1電子デバイス101が切り替わると、通常は、第1電子デバイス101の無線充電モードを手動で切り替える必要があり、操作が比較的面倒である。逆方向無線充電モードにある第1電子デバイス101が無線充電デバイス102の充電盤上に置かれている場合でも、第1電子デバイス101は逆方向無線充電モードにあり、第1電子デバイス101は、無線充電デバイス102により送信される検出信号を受信しない。その結果、正常な無線充電接続を確立することができず、第1電子デバイス101を無線で充電することができない。
図2Aは、電子デバイス101のハードウェア構造の概略図である。
電子デバイス101は、プロセッサ210、外部メモリインタフェース220、内部メモリ221、ユニバーサルシリアルバス(universal serial bus、USB)インタフェース230、充電管理モジュール240、電力管理モジュール241、バッテリ242、アンテナ1、アンテナ2、モバイル通信モジュール250、無線通信モジュール260、オーディオモジュール270、スピーカ270A、受信器270B、マイク270C、ヘッドセットジャック270D、センサモジュール280、キー290、モータ291、インジケータ292、カメラ293、ディスプレイ294、および加入者識別モジュール(subscriber identification module、SIM)カードインタフェース295などを含み得る。センサモジュール280は、圧力センサ280A、ジャイロセンサ280B、気圧センサ280C、磁気センサ280D、加速度センサ280E、距離センサ280F、光学式近接センサ280G、指紋センサ280H、温度センサ280J、タッチセンサ280K、環境光センサ280L、および骨伝導センサ280Mなどを含み得る。
本願のこの実施形態に示す構造が電子デバイス101に対する特定の制限にはならないことが理解できる。本願の幾つかの他の実施形態では、電子デバイス101は、この図に示すものよりも多いまたは少ないコンポーネントを含むか、または幾つかのコンポーネントを組み合わせるか、または幾つかのコンポーネントを分割するか、または複数の異なるコンポーネント配置を有し得る。この図のコンポーネントは、ハードウェア、ソフトウェア、またはソフトウェアとハードウェアとの組み合わせを使用することにより実装され得る。
プロセッサ210は、1または複数の処理ユニットを含み得る。例えば、プロセッサ210は、アプリケーションプロセッサ(application processor、AP)、モデムプロセッサ、グラフィックス処理装置(graphics processing unit、GPU)、画像信号プロセッサ(image signal processor、ISP)、コントローラ、メモリ、映像コーデック、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、ベースバンドプロセッサ、および/またはニューラルネットワーク処理ユニット(neural−network processing unit、NPU)を含み得る。複数の異なる処理ユニットを独立したデバイスにしてもよいし、統合して1または複数のプロセッサにしてもよい。
コントローラは、命令動作コードおよび時系列信号に基づき動作制御信号を生成して、命令の読み取りおよび命令の実行の制御を完了することができる。
メモリは更にプロセッサ210内に配置されてよく、命令およびデータを記憶するように構成される。幾つかの実施形態では、プロセッサ210内のメモリはキャッシュメモリである。メモリは、プロセッサ210によりただ使用されるかまたは周期的に使用される、命令またはデータを記憶することができる。プロセッサ210が命令またはデータを再び使用する必要がある場合は、プロセッサ210は、命令またはデータをメモリから直接呼び出して、アクセスの繰り返しを回避し、プロセッサ210の待ち時間を短縮することができる。従って、システム効率が向上する。
幾つかの実施形態では、プロセッサ210は、1または複数のインタフェースを含み得る。インタフェースは、集積回路間(inter−integrated circuit、I2C)インタフェース、集積回路間サウンド(inter−integrated circuit sound、I2S)インタフェース、パルス符号変調(pulse code modulation、PCM)インタフェース、汎用非同期送受信器(universal asynchronous receiver/transmitter、UART)インタフェース、モバイルインダストリプロセッサインタフェース(mobile industry processor interface、MIPI)、汎用入出力(general−purpose input/output、GPIO)インタフェース、加入者識別モジュール(subscriber identity module、SIM)インタフェース、および/またはユニバーサルシリアルバス(universal serial bus、USB)インタフェースなどを含み得る。
I2Cインタフェースは双方向同期シリアルバスであり、シリアルデータライン(serial data line、SDA)およびディレイルクロックライン(derail clock line、SCL)を含む。幾つかの実施形態では、プロセッサ210は複数のグループのI2Cバスを含み得る。プロセッサ210は、複数の異なるI2Cバスインタフェースを使用することにより、タッチセンサ280K、充電器、フラッシュ、およびカメラ293などに別個に結合され得る。例えば、プロセッサ210は、I2Cインタフェースを使用することによりタッチセンサ280Kに結合されてよく、その結果、プロセッサ210は、I2Cバスインタフェースを使用することによりタッチセンサ280Kと通信して、電子デバイス101のタッチ機能を実装する。
I2Sインタフェースはオーディオ通信に使用され得る。幾つかの実施形態では、プロセッサ210は複数のグループのI2Sバスを含み得る。プロセッサ210は、I2Sバスを使用することによりオーディオモジュール270に結合されて、プロセッサ210とオーディオモジュール270との間の通信を実装することができる。幾つかの実施形態では、オーディオモジュール270は、I2Sインタフェースを使用することにより無線通信モジュール260にオーディオ信号を転送して、Bluetoothヘッドセットを使用することにより電話に応答する機能を実装することができる。
PCMインタフェースはオーディオ通信に使用されてもよく、アナログ信号をサンプリング、量子化、および符号化する。幾つかの実施形態では、オーディオモジュール270は、PCMバスインタフェースを通じて無線通信モジュール260に結合され得る。幾つかの実施形態では、オーディオモジュール270は代替的に、PCMインタフェースを使用することにより無線通信モジュール260にオーディオ信号を転送して、Bluetoothヘッドセットを使用することにより電話に応答する機能を実装することができる。I2SインタフェースおよびPCMインタフェースはどちらもオーディオ通信に使用され得る。
UARTインタフェースはユニバーサルシリアルデータバスであり、非同期通信に使用される。バスは双方向通信バスであってよい。バスは、送信予定のデータに対してシリアル通信と並列通信との間の変換を実行する。幾つかの実施形態では、UARTインタフェースは通常、プロセッサ210と無線通信モジュール260とを接続するように構成される。例えば、プロセッサ210は、UARTインタフェースを通じて無線通信モジュール260内のBluetoothモジュールと通信して、Bluetooth機能を実装する。幾つかの実施形態では、オーディオモジュール270は、UARTインタフェースを通じて無線通信モジュール260にオーディオ信号を転送して、Bluetoothヘッドセットを使用することにより音楽を再生する機能を実装することができる。
MIPIは、プロセッサ210と、ディスプレイ294またはカメラ293などの周辺コンポーネントとを接続するように構成され得る。MIPIは、カメラシリアルインタフェース(camera serial interface、CSI)およびディスプレイシリアルインタフェース(display serial interface、DSI)などを含む。幾つかの実施形態では、プロセッサ210はCSIを通じてカメラ293と通信して、電子デバイス101の撮影機能を実装する。プロセッサ210はDSIを通じてディスプレイ294と通信して、電子デバイス101の表示機能を実装する。
GPIOインタフェースは、ソフトウェアを使用することにより構成され得る。GPIOインタフェースは制御信号として構成されてもよいし、データ信号として構成されてもよい。幾つかの実施形態では、GPIOインタフェースは、プロセッサ210と、カメラ293、ディスプレイ294、無線通信モジュール260、オーディオモジュール270、またはセンサモジュール280などとを接続するように構成され得る。GPIOインタフェースは代替的に、I2Cインタフェース、I2Sインタフェース、UARTインタフェース、またはMIPIなどとして構成され得る。
USBインタフェース230は、USB標準仕様に準拠するインタフェースであり、具体的には、ミニUSBインタフェース、マイクロUSBインタフェース、またはUSB Type−Cインタフェースなどであってよい。USBインタフェース230は、充電器に接続されて電子デバイス101を充電するように構成されてもよいし、電子デバイス101と周辺デバイスとの間でデータ送信を実行するように構成されてもよいし、ヘッドセットに接続されて、ヘッドセットを使用することによりオーディオを再生するように構成されてもよい。インタフェースは代替的に、ARデバイスなどの別の電子デバイスに接続されるように構成され得る。
本願のこの実施形態に示すモジュール間のインタフェース接続関係は単に説明のための例であり、電子デバイス101の構造に対する制限にはならないことが理解できる。本願の幾つかの他の実施形態では、電子デバイス101は代替的に、前述の実施形態のものとは異なるインタフェース接続方式を使用するか、または複数のインタフェース接続方式の組み合わせを使用することができる。
充電管理モジュール240は、充電器から充電入力を受け取るように構成される。充電器は、無線充電器または有線充電器であってよい。有線充電の幾つかの実施形態では、充電管理モジュール240は、USBインタフェース230を使用することにより有線充電器から充電入力を受け取ることができる。無線充電の幾つかの実施形態では、充電管理モジュール240は、電子デバイス101の無線充電コイルを使用することにより無線充電入力を受け取ることができる。
例えば、本願のこの実施形態では、図1Aにおける電子デバイス101の充電管理モジュール240は、電子デバイス101の無線充電コイルを使用することにより無線充電入力を受け取って、電子デバイス101を無線で充電することができる。
充電管理モジュール240は更に、バッテリ242を充電するとき、電力管理モジュール241を使用することにより電子デバイス101のプロセッサまたは画面などの別のコンポーネントに電力を供給できることが理解できる。
電力管理モジュール241は、バッテリ242と、充電管理モジュール240と、プロセッサ210とを接続するように構成される。電力管理モジュール241はバッテリ242および/または充電管理モジュール240から入力を受け取り、プロセッサ210、内部メモリ221、外部メモリ、ディスプレイ294、カメラ293、および無線通信モジュール260などに電力を供給する。電力管理モジュール241は更に、バッテリ容量、バッテリのサイクルカウント、およびバッテリの健康状態(漏電またはインピーダンス)などのパラメータを監視するように構成され得る。幾つかの他の実施形態では、電力管理モジュール241は代替的に、プロセッサ210内に配置され得る。幾つかの他の実施形態では、電力管理モジュール241および充電管理モジュール240は代替的に、同じデバイス内に配置され得る。
アンテナ1、アンテナ2、モバイル通信モジュール250、無線通信モジュール260、モデムプロセッサ、およびベースバンドプロセッサなどを使用することにより、電子デバイス101の無線通信機能が実装され得る。
アンテナ1およびアンテナ2は、電磁波信号を送信および受信するように構成される。電子デバイス101内の各アンテナは、単一の通信周波数帯域または複数の通信周波数帯域をカバーするように構成され得る。更には、複数の異なるアンテナを多重化して、アンテナの利用を改善することができる。例えば、アンテナ1は、無線ローカルエリアネットワーク内のダイバーシティアンテナとして多重化され得る。幾つかの他の実施形態では、アンテナは、調整スイッチと組み合わせて使用され得る。
モバイル通信モジュール250は、2G、3G、4G、または5Gなどを含み、かつ、電子デバイス101に適用される、無線通信の解決策を提供することができる。モバイル通信モジュール250は、少なくとも1つのフィルタ、スイッチ、電力増幅器、および低雑音増幅器(low noise amplifier、LNA)などを含み得る。モバイル通信モジュール250は、アンテナ1を使用することにより電磁波を受信し、受信した電磁波に対してフィルタリングまたは増幅などの処理を実行し、電磁波を復調のためにモデムプロセッサへ転送することができる。モバイル通信モジュール250は更に、モデムプロセッサにより変調される信号を増幅し、当該信号を電磁波に変換してアンテナ1を使用することにより放射することができる。幾つかの実施形態では、モバイル通信モジュール250内の少なくとも幾つかの機能モジュールがプロセッサ210内に配置され得る。幾つかの実施形態では、モバイル通信モジュール250内の少なくとも幾つかの機能モジュールが、プロセッサ210内の少なくとも幾つかのモジュールとして同じデバイス内に配置され得る。
モデムプロセッサは変調器および復調器を含み得る。変調器は、送信予定の低周波ベースバンド信号を中高周波信号に変調するように構成される。復調器は、受信した電磁波信号を低周波ベースバンド信号に復調するように構成される。次に復調器は、復調で取得される低周波ベースバンド信号を処理のためにベースバンドプロセッサへ転送する。低周波ベースバンド信号は、ベースバンドプロセッサにより処理され、次に、アプリケーションプロセッサに転送される。アプリケーションプロセッサは、オーディオデバイス(スピーカ270Aまたは受信器270Bなどに限定されない)を使用することにより音信号を出力するか、またはディスプレイ294を使用することにより画像または映像を表示する。幾つかの実施形態では、モデムプロセッサは独立したデバイスであってよい。幾つかの他の実施形態では、モデムプロセッサはプロセッサ210から独立していてよく、モバイル通信モジュール250または別の機能モジュールとして同じデバイス内に配置される。
無線通信モジュール260は、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area network、WLAN)(例えば、ワイヤレスフィデリティ(wireless fidelity、Wi−Fi)ネットワーク)、ブルートゥース(Bluetooth、BT)、全球測位衛星システム(global navigation satellite system、GNSS)、周波数変調(frequency modulation、FM)、近距離無線通信(near field communication、NFC)技術、または赤外線(infrared、IR)技術などを含み、かつ、電子デバイス101に適用される、無線通信の解決策を提供することができる。無線通信モジュール260は、少なくとも1つの通信処理モジュールを統合する1または複数のデバイスであってよい。無線通信モジュール260は、アンテナ2を使用することにより電磁波を受信し、電磁波信号に対して周波数変調およびフィルタリング処理を実行し、処理した信号をプロセッサ210に送信する。無線通信モジュール260は更に、送信予定の信号をプロセッサ210から受信し、当該信号に対して周波数変調および増幅を実行し、当該信号を電磁波に変換してアンテナ2を使用することにより放射することができる。
幾つかの実施形態では、電子デバイス101内のアンテナ1およびモバイル通信モジュール250は結合され、電子デバイス101内のアンテナ2および無線通信モジュール260は結合され、その結果、電子デバイス101は、無線通信技術を使用することによりネットワークおよび別のデバイスと通信することができる。無線通信技術は、グローバルシステム・フォー・モバイルコミュニケーションズ(global system for mobile communications、GSM)、汎用パケット無線サービス(general packet radio service、GPRS)、符号分割多元接続(code division multiple access、CDMA)、広帯域符号分割多元接続(wideband code division multiple access、WCDMA)、時分割符号分割多元接続(time−division code division multiple access、TD−SCDMA)、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)、BT、GNSS、WLAN、NFC、FM、および/またはIR技術などを含み得る。GNSSは、グローバルポジショニングシステム(global positioning system、GPS)、全球測位衛星システム(global navigation satellite system、GLONASS)、北斗衛星導航系統(BeiDou navigation satellite system、BDS)、準天頂衛星システム(quasi−zenith satellite system、QZSS))、および/または静止衛星型衛星航法補強システム(satellite based augmentation system、SBAS)を含み得る。
電子デバイス101は、GPU、ディスプレイ294、およびアプリケーションプロセッサなどを使用することにより表示機能を実装する。GPUは画像処理用のマイクロプロセッサであり、ディスプレイ294およびアプリケーションプロセッサに接続される。GPUは、数学的かつ幾何学的な計算を実行するように構成され、画像をレンダリングするように構成される。プロセッサ210は、表示情報を生成または変更するためのプログラム命令を実行する1または複数のGPUを含み得る。
ディスプレイ294は、画像および映像などを表示するように構成される。ディスプレイ294は表示パネルを含む。表示パネルは、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)、有機発光ダイオード(organic light−emitting diode、OLED)、アクティブマトリクス式有機発光ダイオードもしくはアクティブマトリクス式有機発光ダイオード(active−matrix organic light emitting diode、AMOLED)、フレキシブル発光ダイオード(flex light−emitting diode、FLED)、ミニLED、マイクロLED、マイクロOLED、または量子ドット発光ダイオード(quantum dot light emitting diode、QLED)などを使用することができる。幾つかの実施形態では、電子デバイス101は1またはN個のディスプレイ294を含み得る。ここで、Nは1より大きな正の整数である。
電子デバイス101は、ISP、カメラ293、映像コーデック、GPU、ディスプレイ294、およびアプリケーションプロセッサなどを使用することにより撮影機能を実装することができる。
ISPは、カメラ293によりフィードバックされるデータを処理するように構成される。例えば、撮影中、シャッタが開かれ、光線がレンズを通してカメラの感光素子に透過され、光信号が電気信号に変換され、カメラの感光素子は電気信号を処理のためにISPへ送信し、電気信号は見ることのできる画像に変換される。ISPは更に、画像のノイズ、明るさ、および肌色のアルゴリズムを最適化することができる。ISPは更に、撮影シナリオの露出および色温度などのパラメータを最適化することができる。幾つかの実施形態では、ISPはカメラ293内に配置され得る。
カメラ293は、静止画像または映像をキャプチャするように構成される。物体の光学画像が、レンズを使用することにより生成され、感光素子に投影される。感光素子は、電荷結合素子(charge coupled device、CCD)または相補型金属酸化物半導体(complementary metal−oxide−semiconductor、CMOS)光電トランジスタであってよい。感光素子は光信号を電気信号に変換し、次に、ISPに電気信号を送信して、電気信号をデジタル画像信号に変換する。ISPは、デジタル画像信号を処理のためにDSPへ出力する。DSPは、デジタル画像信号をRGBまたはYUVなどの形式の標準画像信号に変換する。幾つかの実施形態では、電子デバイス101は1またはN個のカメラ293を含み得る。ここで、Nは1より大きな正の整数である。
デジタル信号プロセッサは、デジタル信号を処理するように構成される。デジタル信号プロセッサは更に、デジタル画像信号に加えて、別のデジタル信号を処理することができる。例えば、電子デバイス101が周波数を選択するとき、デジタル信号プロセッサは、周波数エネルギーなどに対してフーリエ変換を実行するように構成される。
映像コーデックは、デジタル映像を圧縮または解凍するように構成される。電子デバイス101は、1または複数の映像コーデックをサポートすることができる。このように、電子デバイス101は、複数の符号化形式、例えば、動画専門家集団(moving picture experts group、MPEG)−1、MPEG−2、MPEG−3、およびMPEG−4で映像を再生または記録することができる。
NPUは、生物学的ニューラルネットワークの構造を参照することにより、例えば、人の脳神経細胞間の伝達モードを参照することにより、入力情報を迅速に処理するニューラルネットワーク(neural−network、NN)コンピューティングプロセッサであり、更には、自己学習を継続的に実行することができる。NPUは、電子デバイス101のインテリジェント認識、例えば、画像認識、顔認識、発話認識、およびテキスト理解などのアプリケーションを実装することができる。
外部メモリインタフェース220は、マイクロSDカードなどの外部記憶カードに接続されて、電子デバイス101の記憶能力を拡張するように構成され得る。外部記憶カードは、外部メモリインタフェース220を使用することによりプロセッサ210と通信して、データ記憶機能を実装する、例えば、外部記憶カード内に音楽および映像などのファイルを記憶する。
内部メモリ221は、コンピュータにより実行可能なプログラムコードを記憶するように構成されてよく、コンピュータにより実行可能なプログラムコードは命令を含む。プロセッサ210は、内部メモリ221内に記憶される命令を実行することにより電子デバイス101の様々な機能アプリケーションおよびデータ処理を実行する。内部メモリ221は、プログラム記憶領域およびデータ記憶領域を含み得る。プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、および、少なくとも1つの機能(例えば、音再生機能または画像再生機能)により必要とされるアプリケーションプログラムなどを記憶することができる。データ記憶領域は、電子デバイス101の使用中に作成されるデータ(例えば、オーディオデータまたはアドレス帳)などを記憶することができる。また、内部メモリ221は高速ランダムアクセスメモリを含んでよく、更には、不揮発性メモリ、例えば、少なくとも1つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、またはユニバーサルフラッシュストレージ(universal flash storage、UFS)を含んでよい。
電子デバイス101は、オーディオモジュール270、スピーカ270A、受信器270B、マイク270C、ヘッドセットジャック270D、およびアプリケーションプロセッサなどを使用することにより、音楽の再生または記録などのオーディオ機能を実装することができる。
オーディオモジュール270は、デジタルオーディオ情報を出力のためにアナログオーディオ信号に変換するように構成され、アナログオーディオ入力をデジタルオーディオ信号に変換するようにも構成される。オーディオモジュール270は更に、オーディオ信号を符号化および復号するように構成され得る。幾つかの実施形態では、オーディオモジュール270はプロセッサ210内に配置されてよい、または、オーディオモジュール270内の幾つかの機能モジュールがプロセッサ210内に配置される。
スピーカ270Aは「スピーカ」とも呼ばれ、オーディオ電気信号を音信号に変換するように構成される。電子デバイス101は、スピーカ270Aを使用することにより、音楽を聴くかまたはハンズフリー通話に応答することができる。
受信器270Bは「受信器」とも呼ばれ、オーディオ電気信号を音信号に変換するように構成される。電子デバイス101が電話に応答するかまたは音声情報を受信すると、受信器270Bは、音声を聴くために人の耳の近くに置かれ得る。
マイク270Cは「マイク」または「マイク」とも呼ばれ、音信号を電気信号に変換するように構成される。ユーザは、電話をかけるかまたは音声情報を送信するとき、人の口をマイク270Cの近くに動かして音信号をマイク270Cに入力することにより音を立てることができる。少なくとも1つのマイク270Cを電子デバイス101内に配置することができる。幾つかの他の実施形態では、2つのマイク270Cを電子デバイス101内に配置して、音信号を収集し、更には、ノイズ低減機能を実装することができる。幾つかの他の実施形態では、代替的に3つ、4つ、またはそれより多くのマイク270Cを電子デバイス101内に配置して、音信号の収集、ノイズの低減、音源の識別、および指向性記録機能の実装などを行うことができる。
ヘッドセットジャック270Dは、有線ヘッドセットに接続されるように構成される。ヘッドセットジャック270DはUSBインタフェース230であってもよいし、3.5mmのオープンモバイル電子デバイスプラットフォーム(open mobile terminal platform、OMTP)標準インタフェースまたは米国セルラ通信工業会(cellular telecommunications industry association of the USA、CTIA)標準インタフェースであってもよい。
圧力センサ280Aは、圧力信号を感知するように構成され、圧力信号を電気信号に変換することができる。幾つかの実施形態では、圧力センサ280Aはディスプレイ294上に配置され得る。抵抗性圧力センサ、誘導性圧力センサ、および静電容量型圧力センサなど、多くの種類の圧力センサ280Aがある。静電容量型圧力センサは、少なくとも2つの伝導性材料を含む平行板であってよい。圧力センサ280Aに力が加えられると、電極間の静電容量が変化する。電子デバイス101は、静電容量の変化に基づいて圧力の強さを決定する。ディスプレイ294上でタッチ操作が実行されると、電子デバイス101は、圧力センサ280Aに基づいてタッチ操作の強さを検出する。電子デバイス101は、圧力センサ280Aの検出信号に基づいてタッチ位置を計算することもできる。幾つかの実施形態では、同じタッチ位置に適用されるが異なるタッチ操作の強さを有するタッチ操作が複数の異なる操作命令に対応し得る。例えば、タッチ操作の強さが第1圧力閾値より小さいタッチ操作がSMSメッセージアプリケーションアイコン上で実行されると、SMSメッセージを表示するための命令が実行される。タッチ操作の強さが第1圧力閾値より大きいか等しいタッチ操作がSMSメッセージアプリケーションアイコン上で実行されると、SMSメッセージを作成するための命令が実行される。
ジャイロセンサ280Bは、電子デバイス101の動作姿勢を決定するように構成され得る。幾つかの実施形態では、ジャイロセンサ280Bを使用することにより、3つの軸(すなわち、X軸、Y軸、およびZ軸)の周りの電子デバイス101の角速度が決定され得る。ジャイロセンサ280Bは、撮影中の手ぶれ補正に使用され得る。例えば、シャッタが開かれると、ジャイロセンサ280Bは、電子デバイス101がジッタする角度を検出し、当該角度に基づく計算を通じて、レンズモジュールが補償する必要のある距離を取得し、レンズが逆方向の動きで電子デバイス101のジッタを相殺して手ぶれ補正を実装できるようにする。ジャイロセンサ280Bは、ナビゲーションおよび体感ゲームのシナリオで使用されてもよい。
気圧センサ280Cは、大気圧を測定するように構成される。幾つかの実施形態では、電子デバイス101は、気圧センサ280Cにより測定される大気圧の値を使用することにより高度を計算して、位置決めおよびナビゲーションを支援する。
磁気センサ280Dはホールセンサを含む。電子デバイス101は、磁気センサ280Dを使用することによりフリップレザーケースの開閉を検出することができる。幾つかの実施形態では、電子デバイス101が折り畳み式携帯電話である場合、電子デバイス101は、磁気センサ280Dに基づいてフリップカバーの開閉を検出することができる。更には、検出されるレザーケースの開閉状態、または、検出されるフリップカバーの開閉状態に基づいてフリップカバーの自動ロック解除などの機能が設定される。
加速度センサ280Eは、全ての方向(通常は3つの軸上)における電子デバイス101の加速度の大きさを検出することができ、電子デバイス101が静止しているときに、重力の大きさおよび方向を検出することができ、更には、電子デバイスの姿勢を認識するように構成され、かつ、横向きモードと縦向きモードとの間の切り替えなどのアプリケーション、または歩数計に適用され得る。
距離センサ280Fは、距離を測定するように構成される。電子デバイス101は、赤外線またはレーザで距離を測定することができる。幾つかの実施形態では、撮影シナリオにおいて、電子デバイス101は、距離センサ280Fを使用することにより測距を実行して、高速なピント合わせを実装することができる。
例えば、光学式近接センサ280Gは、発光ダイオード(LED)および光学検出器、例えば、フォトダイオードを含み得る。発光ダイオードは赤外線発光ダイオードであってよい。電子デバイス101は、発光ダイオードを使用することにより赤外光を放射する。電子デバイス101は、フォトダイオードを使用することにより近くの物体から赤外反射光を検出する。電子デバイス101は、十分な反射光を検出すると、電子デバイス101の近くに物体があると判断することができる。電子デバイス101は、不十分な反射光を検出すると、電子デバイス101の近くに物体がないと判断することができる。電子デバイス101は、光学式近接センサ280Gを使用することにより、ユーザが電子デバイス101を耳の近くで握って電話をかけていることを検出して、画面を自動的にオフにし、電力を節約することができる。光学式近接センサ280Gは、画面を自動的にロック解除またはロックするために、レザーケースモードまたはポケットモードで使用されてもよい。
環境光センサ280Lは、環境光の輝度を感知するように構成される。電子デバイス101は、感知される環境光の輝度に基づいて、ディスプレイ294の輝度を適応的に調節することができる。環境光センサ280Lは、撮影中のホワイトバランスを自動的に調節するように構成されてもよい。環境光センサ280Lは、光学式近接センサ280Gと協働することで、電子デバイス101がポケット内にあるかどうかを検出して、偶発的なタッチを防止することもできる。
指紋センサ280Hは、指紋を収集するように構成される。電子デバイス101は、収集される指紋の特徴を使用して、指紋ベースのロック解除、アプリケーションロックへのアクセス、指紋ベースの撮影、および指紋ベースの電話応答などを実装することができる。
温度センサ280Jは、温度を検出するように構成される。幾つかの実施形態では、電子デバイス101は、温度センサ280Jにより検出される温度を使用することにより温度処理ポリシを実行する。例えば、温度センサ280Jにより報告される温度が閾値を超えている場合は、電子デバイス101は、温度センサ280Jの近くに位置するプロセッサの性能を低下させることで、消費電力を削減して熱保護を実装する。幾つかの他の実施形態では、温度が別の閾値より小さい場合、電子デバイス101はバッテリ242を加熱して、電子デバイス101が低温のために異常にシャットダウンされる事態を回避する。幾つかの他の実施形態では、温度が更に別の閾値より小さい場合、電子デバイス101はバッテリ242の出力電圧をブーストして、低温により引き起こされる異常なシャットダウンを回避する。
タッチセンサ280Kは「タッチパネル」とも呼ばれる。タッチセンサ280Kはディスプレイ294上に配置され得る。タッチセンサ280Kおよびディスプレイ294は、「タッチスクリーン」とも呼ばれるタッチスクリーンを形成する。タッチセンサ280Kは、タッチセンサ280Kの上または近くで実行されるタッチ操作を検出するように構成される。タッチセンサは、検出したタッチ操作をアプリケーションプロセッサに転送して、タッチイベントの種類を決定することができる。ディスプレイ294を使用することにより、タッチ操作に関連する視覚的な出力が提供され得る。幾つかの他の実施形態では、タッチセンサ280Kは、ディスプレイ294の位置とは異なる位置の、電子デバイス101の表面上に配置されてもよい。
骨伝導センサ280Mは、振動信号を取得することができる。幾つかの実施形態では、骨伝導センサ280Mは、人の発声部位の振動骨の振動信号を取得することができる。骨伝導センサ280Mは、体の脈拍に接触して、血圧鼓動信号を受信することもできる。幾つかの実施形態では、骨伝導センサ280Mはヘッドセット内に配置されて、骨伝導ヘッドセットに組み合わされてもよい。オーディオモジュール270は、骨伝導センサ280Mにより取得される、発声部位の振動骨の振動信号に基づく解析により音声信号を取得して、音声機能を実装することができる。アプリケーションプロセッサは、骨伝導センサ280Mにより取得される血圧鼓動信号に基づいて心拍数情報を解析して、心拍数検出機能を実装することができる。
キー290は電源キーおよび音量キーなどを含む。キー290はメカニカルキーであってもよいし、タッチキーであってもよい。電子デバイス101はキー入力を受け取り、電子デバイス101のユーザ設定および機能制御に関連するキー信号入力を生成することができる。
モータ291は振動プロンプトを生成することができる。モータ291は着信振動プロンプトに使用されてもよいし、タッチ振動フィードバックに使用されてもよい。例えば、異なるアプリケーション(例えば、撮影およびオーディオ再生)上で実行されるタッチ操作が、異なる振動フィードバック効果に対応することができる。モータ291は、ディスプレイ294の異なる領域上で実行されるタッチ操作に対して、異なる振動フィードバック効果に対応することもできる。異なるアプリケーションシナリオ(例えば、時間リマインダ、情報受信、目覚まし時計、およびゲーム)が、異なる振動フィードバック効果に対応することもできる。タッチ振動フィードバック効果のカスタマイズが更にサポートされ得る。
インジケータ292は、充電状態および電力変化を示すように構成され得るか、またはメッセージ、不在着信、および通知などを示すように構成され得る、インジケータライトであってよい。
SIMカードインタフェース295は、SIMカードに接続されるように構成される。SIMカードはSIMカードインタフェース295に挿入されるか、またはSIMカードインタフェース295から引き抜かれて、電子デバイス101と接触するか、または電子デバイス101から分離され得る。電子デバイス101は、1またはN個のSIMカードインタフェースをサポートすることができる。ここで、Nは1より大きな正の整数である。SIMカードインタフェース295は、ナノSIMカード、マイクロSIMカード、およびSIMカードなどをサポートすることができる。複数のカードが同じSIMカードインタフェース295に同時に挿入され得る。これら複数のカードは同じ種類または異なる種類であってよい。SIMカードインタフェース295は、異なる種類のSIMカードと互換性があってもよい。SIMカードインタフェース295は、外部記憶カードと互換性があってもよい。電子デバイス101は、SIMカードを使用することによりネットワークとやり取りして、通話機能およびデータ通信機能などを実装する。幾つかの実施形態では、電子デバイス101は、eSIM、すなわち、埋め込みSIMカードを使用する。eSIMカードは電子デバイス101に埋め込まれてよく、電子デバイス101から分離することができない。
電子デバイス101のソフトウェアシステムは、階層アーキテクチャ、イベント駆動型アーキテクチャ、マイクロカーネルアーキテクチャ、マイクロサービスアーキテクチャ、またはクラウドアーキテクチャを使用することができる。本願のこの実施形態では、階層アーキテクチャを有するAndroidシステムが、電子デバイス101のソフトウェア構造を説明するための例として使用される。
図2Bは、本願のある実施形態に係る電子デバイス101のソフトウェア構造の概略図である。
階層アーキテクチャでは、ソフトウェアが幾つかの層に分割され、各層に明瞭な役割およびタスクがある。これらの層は、ソフトウェアインタフェースを使用することにより互いに通信する。幾つかの実施形態では、Androidシステムは4つの層、すなわち、上から下へ、アプリケーションプログラム層、アプリケーションプログラムフレームワーク層、Androidランタイム(Android runtime)およびシステムライブラリ、並びにカーネル層に分割される。
アプリケーションプログラム層は、一連のアプリケーションプログラムパッケージを含み得る。
図2Bに示すように、アプリケーションプログラムパッケージは、カメラ、ギャラリ、カレンダ、電話、地図、ナビゲーション、WLAN、Bluetooth、音楽、映像、およびメッセージングなどのアプリケーションプログラムを含み得る。
アプリケーションプログラムフレームワーク層は、アプリケーションプログラム層のアプリケーションプログラム用のプログラミングフレームワークおよびアプリケーションプログラミングインタフェース(application programming interface、API)を提供する。アプリケーションプログラムフレームワーク層は幾つかの事前定義された機能を含む。
図2Bに示すように、アプリケーションプログラムフレームワーク層は、ウィンドウマネージャ、コンテンツプロバイダ、ビューシステム、電話マネージャ、リソースマネージャ、および通知マネージャなどを含み得る。
ウィンドウマネージャは、ウィンドウプログラムを管理するように構成される。ウィンドウマネージャは、表示サイズの取得、ステータスバーがあるかどうかの判断、画面のロック、およびスクリーンショットの撮影などを行うことができる。
コンテンツプロバイダは、データを記憶および取得し、かつ、アプリケーションプログラムによる当該データへのアクセスを可能にするように構成される。データは、映像、画像、オーディオ、発信および応答される電話、閲覧履歴およびブックマーク、並びにアドレス帳などを含み得る。
ビューシステムは、テキストを表示するためのコントロール、およびピクチャを表示するためのコントロールなどの視覚的なコントロールを含む。ビューシステムは、アプリケーションプログラムを構築するように構成され得る。表示インタフェースは、1または複数のビューを含み得る。例えば、SMSメッセージ通知アイコンを含む表示インタフェースが、テキストを表示するためのビューと、ピクチャを表示するためのビューとを含み得る。
電話マネージャは、電子デバイス101の通信機能、例えば、通話状況(応答または拒否を含む)の管理を提供するように構成される。
リソースマネージャは、ローカライズされた文字列、アイコン、ピクチャ、レイアウトファイル、および映像ファイルなどの様々なリソースをアプリケーションプログラムに提供する。
通知マネージャは、アプリケーションプログラムがステータスバーに通知情報を表示できるようにし、通知型メッセージを伝達するように構成され得る。通知型メッセージは、ユーザインタラクションなしで短い休止の後に自動的に消えることができる。例えば、通知マネージャは、ダウンロードの完了およびメッセージプロンプトなどの通知を提供するように構成される。通知マネージャは、グラフまたはスクロールバーテキストの形態でシステムの上部ステータスバー上に表示される通知、例えば、バックグラウンド上で実行されているアプリケーションプログラムの通知であってもよいし、ダイアログウィンドウの形態で画面上に表示される通知であってもよい。例えば、テキスト情報がステータスバーに提示されるか、アナウンスが生成されるか、電子デバイスが振動するか、またはインジケータライトが点滅する。
Androidランタイムは、カーネルライブラリおよび仮想マシンを含む。Androidランタイムは、Androidシステムのスケジューリングおよび管理を担う。
カーネルライブラリは、2つの部分、すなわち、Java言語で呼び出す必要のある関数と、Androidのカーネルライブラリとを含む。
アプリケーションプログラム層およびアプリケーションプログラムフレームワーク層は、仮想マシン上で実行される。仮想マシンは、アプリケーションプログラム層およびアプリケーションプログラムフレームワーク層のJavaファイルをバイナリファイルとして実行する。仮想マシンは、オブジェクトのライフサイクル管理、スタック管理、スレッド管理、セキュリティおよび例外の管理、およびガーベージコレクションなどの機能を実行するように構成される。
システムライブラリは、複数の機能モジュール、例えば、サーフェースマネージャ(surface manager)、メディアライブラリ(Media Library)、3次元グラフィックス処理ライブラリ(例えば、OpenGL ES)、および2Dグラフィックスエンジン(例えば、SGL)を含み得る。
サーフェースマネージャは、表示サブシステムを管理し、かつ、複数のアプリケーションプログラムに2D層および3D層の融合を提供するように構成される。
メディアライブラリは、一般的に使用されている複数のオーディオ形式および映像形式、並びに静止画像ファイルなどでのプレイバックおよび記録をサポートする。メディアライブラリは、複数のオーディオ符号化形式および映像符号化形式、例えば、MPEG−4、H.264、MP3、AAC、AMR、JPG、およびPNGをサポートすることができる。
3次元グラフィックス処理ライブラリは、3次元グラフィックス描画、画像レンダリング、合成、および層処理などを実装するように構成される。
2Dグラフィックスエンジンは、2D描画用の描画エンジンである。
カーネル層は、ハードウェアとソフトウェアとの間の層である。カーネル層は、少なくともディスプレイドライバ、カメラドライバ、オーディオドライバ、およびセンサドライバを含む。
以下では、撮影キャプチャシナリオを参照しながら、例を使用することにより電子デバイス101のソフトウェアおよびハードウェアの動作プロセスについて説明する。
タッチセンサ280Kがタッチ操作を受信すると、対応するハードウェア割り込みがカーネル層に送信される。カーネル層は、タッチ操作を処理して生の入力イベント(タッチ座標、またはタッチ操作のタイムスタンプなどの情報を含む)にする。生の入力イベントはカーネル層に記憶される。アプリケーションプログラムフレームワーク層はカーネル層から生の入力イベントを取得し、入力イベントに対応するコントロールを識別する。例えば、タッチ操作はタッチタップ操作であり、タップ操作に対応するコントロールがカメラアプリケーションアイコンのコントロールである。カメラアプリケーションは、アプリケーションプログラムフレームワーク層でインタフェースを呼び出してカメラアプリケーションを有効にし、次に、カーネル層を呼び出すことによりカメラドライバを有効にし、カメラ293を使用することにより静止画像または映像をキャプチャする。
以下では、添付の図面を参照しながら、本願の幾つかの実施形態で提供する無線充電方法および電子デバイスについて説明する。
図3は、本願のある実施形態に係る無線充電方法の概略フローチャートである。図3に示すように、無線充電方法は段階S301からS303を含む。
S301:電子デバイスが逆方向無線充電モードにあるときに、電子デバイスが第1検出信号を送信する。
電子デバイスは、図1Aおよび図1Bに示す第1電子デバイス101である。
実際の適用では、電子デバイスは、無線充電コイルを有する無線充電回路を含む。図2Aに示すように、無線充電回路は、充電管理モジュール[240]、電力管理モジュール[241]、および無線充電器を含み得る。無線充電器は通常、第1検出信号を送信し、かつ、第1検出信号に対する応答信号を受信するための、無線充電コイルを含む。無線充電回路が逆方向無線充電モードで動作するということは、電子デバイスが別の電子デバイスを無線で充電しようとしていることを意味する。
第1検出信号は、逆方向無線充電モードにある電子デバイス、例えば、図1Bの電子デバイス101により、図1Bにおけるスマートウォッチなどの別の電子デバイスが無線充電条件を満たしているかどうかを検出するために使用される。スマートウォッチにより受信される第1検出信号の強度が事前設定強度閾値より大きい場合は、スマートウォッチは第1検出信号に対する第1応答信号を送信する。電子デバイスは、第1応答信号を受信した後、第1検出信号の送信を停止し、スマートウォッチに充電信号を送信して、スマートウォッチを無線で充電する。
なお、電力を節約するために、電力供給者により送信される検出信号の送信電力は通常、電力供給者により送信される充電信号の送信電力より小さく、電力供給者により送信される検出信号の送信周波数は通常、電力供給者により送信される充電信号の送信周波数より低い。
電子デバイスが逆方向無線充電モードにある場合、例えば、電子デバイスが逆方向無線充電モードに手動で設定されている場合にのみ、電子デバイスがスマートウォッチなどの別の電子デバイスを無線で充電することは容易に解る。
もちろん、電子デバイスが常に第1検出信号を送信して電力の浪費を回避するとは限らない。例えば、Qi規格では、無線充電デバイスが500ミリ秒(millisecond、ms)ごとに検出信号を送信することが規定されている。毎回検出信号を送信する持続時間は通常90msである。
例えば、電子デバイスは、電子デバイスのプロセッサを使用することにより電子デバイスの充電装置を制御して、第1検出信号を送信することができる。
S302:第1検出信号が送信される少なくとも2つの隣接する時点の間のギャップ時点に、電子デバイスが、無線充電デバイスにより送信される第2検出信号を受信する。
例えば、第1検出信号の送信周波数は第1送信周波数であり、第2検出信号の送信周波数は第2送信周波数である。
第2検出信号は、図1Aにおける電子デバイス101などの電子デバイスが無線充電条件を満たしているかどうかを検出するために、無線充電デバイスにより使用される。
ある考えられる設計方法では、第1送信周波数は第2送信周波数とは異なり、第1送信周波数は第2送信周波数の整数倍ではない。電子デバイスは、第1検出信号が送信される2つの隣接する時点の間のギャップ時点に、無線充電デバイスにより送信される第2検出信号を受信する。
図4は、本願のある実施形態に係る、無線充電デバイスにより送信される第2検出信号と、電子デバイスにより送信される第1検出信号との間の時系列関係の概略図である。
図4に示すように、電子デバイスは、時点t11からt15に第1検出信号を順次送信する。ここで、送信周波数はf1であり、対応する第1送信サイクルはT1である。無線充電デバイスは、t21からt24に第2検出信号を送信する。ここで、送信周波数はf2であり、対応する第1送信サイクルはT2であり、T2はT1より大きい、すなわち、f1はf2より低い。図4に示すように、時点t22およびt23に、電子デバイスの充電装置は第1検出信号を送信しない、すなわち、電子デバイスの充電装置はアイドル状態にあり、この場合、電子デバイスは、電子デバイスの充電装置を使用することにより、無線充電デバイスにより送信される第2検出信号を受信することができる。
図4を参照すると、t12およびt13は、電子デバイスが第1検出信号を送信する2つの隣接する時点である。電子デバイスは、t12とt13との間のギャップ時点t22に、無線充電デバイスにより送信される第2検出信号t22を受信する。
例えば、第2検出信号を受信するために電子デバイスにより使用される回路または装置は、電子デバイスの無線充電回路であってもよいし、電子デバイスの無線充電回路に結合される回路、デバイス、または装置であってもよい。
例えば、図5に示すように、無線充電デバイスの無線充電回路は送信コイルL1とキャパシタC1とを含み、電子デバイスの無線充電回路は受信コイルL2とキャパシタC2およびC3とを含む。第2検出信号を受信する無線充電回路は、電子デバイスの無線充電回路に結合されるサンプリング回路、例えば、図5のサンプリング回路であってよい。
第2検出信号を受信するために電子デバイスにより使用される回路または装置は代替的に、前述の無線充電回路から独立した別の回路、デバイス、および装置、例えば、電子デバイス内の電磁センサ(例えば、ホールセンサ)であってよいことが理解できる。本願のこの実施形態では、これについて限定しない。
電子デバイスは、サンプリング回路または電磁センサを使用することにより第2検出信号を受信した後、電子デバイスのプロセッサを使用することにより、受信した第2検出信号が事前設定条件を満たしているかどうかを判断する。
例えば、電子デバイスは、電子デバイスにより受信される第2検出信号の強度が事前設定強度閾値より大きいかどうかを判断することができる。ある考えられる設計方法では、事前設定条件は、第2検出信号の電圧が第1電圧閾値より大きいこと、第2検出信号の電流が第1電流閾値より大きいこと、または、第2検出信号の電力が第1電力閾値より大きいことのうちの少なくとも1つを含み得る。
なお、第1電圧閾値、第1電流閾値、および第1電力閾値は、無線充電の実際の要件に基づいて事前設定され得る。
事前設定条件を決定した結果の精度を向上させ、かつ、誤判定を回避するには、事前設定条件が満たされる最小回数を限定することもできる。従って、別の考えられる設計方法では、事前設定条件は代替的に、事前設定時間内に電子デバイスにより受信される第2検出信号の電圧が第1電圧閾値より大きい回数が、第1回数閾値より大きいこと、事前設定時間内に電子デバイスにより受信される第2検出信号の電流が第1電流閾値より大きい回数が、第2回数閾値より大きいこと、または、事前設定時間内に電子デバイスにより受信される第2検出信号の電力が第1電力閾値より大きい回数が、第3回数閾値より大きいことのうちの少なくとも1つを含み得る。
なお、事前設定時間、第1回数閾値、第2回数閾値、および第3回数閾値は、無線充電の実際の要件、例えば、バッテリ容量または充電電力に基づいて事前設定され得る。
S303:電子デバイスにより受信される第2検出信号が事前設定条件を満たしている場合に、電子デバイスが逆方向無線充電モードから順方向無線充電モードへ自動的に切り替わる。
電子デバイスが逆方向無線充電モードから順方向無線充電モードへ自動的に切り替わるということは、電子デバイスが、無線充電デバイスにより送信される充電信号を受信する準備ができていることを意味する。
電子デバイスにより受信される第2検出信号が事前設定条件を満たしている場合は、無線充電方法は更に段階1および段階2を含み得る。
段階1:電子デバイスが無線充電デバイスに応答信号を送信する。
応答信号は指示情報を保持する。指示情報は、電子デバイスにより受信される第2検出信号が事前設定条件を満たしていることを示すために使用され得る。指示情報は代替的に、電子デバイスが無線充電デバイスから充電信号を受信する準備ができていることを示すために使用され得る。指示情報は代替的に、充電信号を出力するように無線充電デバイスに命令するために使用され得る。
電子デバイスにより送信される応答信号を無線充電デバイスが受信した後、無線充電デバイスは電子デバイスに充電信号を送信することができる。言い換えると、無線充電方法は更に以下の段階を含み得る。
段階2:電子デバイスが、無線充電デバイスにより送信される充電信号を受信する。
なお、第2検出信号を送信するプロセスにおける過剰な電気エネルギーの浪費を削減し、かつ、充電プロセスにおける充電効率を向上させるには、無線充電デバイスが第2検出信号および充電信号を送信するときに以下の条件のうちの少なくとも1つを通常満たしている必要がある。
条件1:第2検出信号の送信周波数が充電信号の送信周波数より低い。
条件2:第2検出信号の送信電力が充電信号の送信電力より小さい。
条件3:無線充電デバイスが第2検出信号を断続的に送信する、例えば、第2検出信号を500ミリ秒ごとに10ミリ秒にわたって送信することができる。無線充電デバイスは、電子デバイスにより送信される応答信号を受信した後、電子デバイスの充電が完了するまで充電信号を継続的に送信することができる。
なお、電子デバイスが第1検出信号を送信することにより電気エネルギーが浪費される事態を回避するために、電子デバイスが順方向無線充電モードにある場合は、電子デバイスが第1検出信号を送信しない場合がある。
本願のこの実施形態で提供する無線充電方法によれば、電子デバイスは逆方向無線充電モードにあり、第1検出信号を送信する。電子デバイスは、電子デバイスが第1検出信号を送信する時点の間のギャップ時点に、無線充電デバイスにより送信される第2検出信号を受信することができ、受信した第2検出信号が事前設定条件を満たしていることを電子デバイスが検出すると、電子デバイスは逆方向無線充電モードから順方向無線充電モードへ自動的に切り替わることができ、言い換えると、電子デバイスは手動操作なしで順方向無線充電モードから逆方向無線充電モードへ自動的かつ適応的に切り替わることができ、無線充電の信頼性およびユーザ体験を向上させる。
以上では、図3から図5を参照しながら、本願の複数の実施形態で提供する無線充電方法について詳細に説明した。以下では、図6および図7を参照しながら、前述した方法の実施形態における電子デバイスについて詳細に説明する。
本願の幾つかの実施形態では、電子デバイスは、前述した方法の例に基づいて複数の機能モジュールまたは機能ユニットに分割され得る。例えば、対応する機能に基づく分割によって機能モジュールまたは機能ユニットが取得されてもよいし、2またはそれより多くの機能が統合されて1つの処理モジュールになってもよい。前述の統合されたモジュールはハードウェアの形態で実装されてもよいし、ソフトウェア機能モジュールまたは機能ユニットの形態で実装されてもよい。なお、本願の複数の実施形態では、これら複数のモジュールまたはユニットへの分割は例であり、単なる論理的な機能分割であり、実際の実装では他の分割であってよい。
図6は、前述の実施形態における電子デバイスの考えられる概略構造図である。図6に示すように、電子デバイス600は、送信モジュール601、受信モジュール602、および処理モジュール603を含む。
送信モジュール601は、電子デバイスが逆方向無線充電モードにあるときに第1検出信号を送信するように構成される。
受信モジュール602は、第1検出信号が送信される少なくとも2つの隣接する時点の間のギャップ時点に、無線充電デバイスにより送信される第2検出信号を受信するように構成される。
処理モジュール603は、受信モジュール602により受信される第2検出信号が事前設定条件を満たしている場合に、電子デバイスを逆方向無線充電モードから順方向無線充電モードへ自動的に切り替えるように構成される。
また、図6に示すように、電子デバイス600は更に、電子デバイス600のプログラム命令およびデータを記憶するように構成される記憶モジュール604を含み得る。
例えば、第1検出信号の送信周波数は第1送信周波数であり、第2検出信号の送信周波数は第2送信周波数である。ある考えられる設計方法では、第1送信周波数は第2送信周波数とは異なり、第1送信周波数は第2送信周波数の整数倍ではない。
ある考えられる設計方法では、事前設定条件は、電子デバイスにより受信される第2検出信号の電圧が第1電圧閾値より大きいこと、電子デバイスにより受信される第2検出信号の電流が第1電流閾値より大きいこと、または、電子デバイスにより受信される第2検出信号の電力が第1電力閾値より大きいことのうちの少なくとも1つを含む。
別の考えられる設計方法では、事前設定条件は、事前設定時間内に電子デバイスにより受信される第2検出信号の電圧が第1電圧閾値より大きい回数が、第1回数閾値より大きいこと、事前設定時間内に電子デバイスにより受信される第2検出信号の電流が第1電流閾値より大きい回数が、第2回数閾値より大きいこと、または、事前設定時間内に電子デバイスにより受信される第2検出信号の電力が第1電力閾値より大きい回数が、第3回数閾値より大きいことのうちの少なくとも1つを含む。
ある考えられる設計方法では、送信モジュール601は更に、無線充電デバイスに応答信号を送信するように構成される。
応答信号は指示情報を保持し、指示情報は、電子デバイスにより受信される第2検出信号が事前設定条件を満たしていることを示すために使用される。
オプションで、受信モジュール602は更に、送信モジュール601が無線充電デバイスに応答信号を送信した後、無線充電デバイスにより送信される充電信号を受信するように構成される。
オプションで、充電信号の送信電力は第2検出信号の送信電力より大きい、および/または、充電信号の送信周波数は第2送信周波数より高い。
本願のこの実施形態では、受信モジュール602および送信モジュール601はそれぞれ、電子デバイス内の充電コイルまたは装置を含む充電回路であってよい。
図7は、前述の実施形態における電子デバイスの別の考えられる概略構造図である。図7に示すように、電子デバイス700がプロセッサ701および通信インタフェース702を含む。プロセッサ701は、電子デバイスの動作を制御および管理する、例えば、処理モジュール603により実行される段階を実行するように構成される。また、プロセッサ701は更に、別のネットワークエンティティと通信する際に電子デバイスをサポートするように通信インタフェース702を制御する、例えば、送信モジュール601および受信モジュール602により実行される段階を実行するように構成される。また、電子デバイスは更にメモリ703およびバス704を含み得る。メモリ703は、電子デバイスのプログラムコードおよびデータを記憶するように構成される。
プロセッサ701は、電子デバイス内のプロセッサまたはコントローラであってよい。プロセッサまたはコントローラは、本願で開示する内容を参照しながら説明する様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路を実装または実行することができる。プロセッサまたはコントローラは、中央処理装置、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイもしくは別のプログラマブルロジックデバイス、トランジスタロジックデバイス、ハードウェアコンポーネント、またはこれらの任意の組み合わせであってよい。プロセッサは、本願で開示する内容を参照しながら説明する様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路を実装または実行することができる。代替的に、プロセッサは、コンピューティング機能を実装するプロセッサの組み合わせ、例えば、1または複数のマイクロプロセッサの組み合わせ、またはデジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)とマイクロプロセッサとの組み合わせであってよい。
通信インタフェース702は、電子デバイス内の送受信器、送受信回路、または通信インタフェースなどであってよい。本願のこの実施形態では、通信インタフェース702は、電子デバイス内の充電コイルまたは装置を含む充電回路であってよい。
メモリ703は電子デバイス内のメモリなどであってよい。メモリは、揮発性メモリ、例えば、ランダムアクセスメモリを含み得る。メモリは代替的に、不揮発性メモリ、例えば、リードオンリメモリ、フラッシュメモリ、ハードディスク、またはソリッドステートドライブを含み得る。メモリは代替的に、前述した種類のメモリの組み合わせを含み得る。
バス704は、拡張業界標準構造(extended industry standard architecture、EISA)バスなどであってよい。バス704は、アドレスバス、データバス、および制御バスなどに分類され得る。表現し易くするために、図7のバス704を表すために使用されている太線は1つしかないが、これは、バスが1つしかないこと、またはバスの種類が1つしかないことを意味しているわけではない。
また、本願のある実施形態は更にコンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体はコンピュータ命令を記憶する。コンピュータ上でコンピュータ命令が実行されると、コンピュータは、本願の複数の実施形態で提供する無線充電方法と、リソーススケジューリング方法の実施形態で電子デバイスまたは第2デバイスにより実行される対応する動作および/または手順とを実行することができる。
本願のある実施形態は更にコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品はコンピュータプログラムコードを含む。コンピュータ上でコンピュータプログラムコードが実行されると、コンピュータは、本願の複数の実施形態で提供するリソーススケジューリング方法と、リソーススケジューリング方法の実施形態で電子デバイスまたは第2デバイスにより実行される対応する動作および/または手順とを実行することができる。
本願は更に、前述の電子デバイスに適用され得るチップシステムを提供する。チップシステムはプロセッサおよび通信インタフェースを含む。プロセッサは、メモリ内に記憶されるコンピュータプログラムを読み取り、実行して、本願の複数の実施形態で提供する無線充電方法と、無線充電方法の実施形態で電子デバイスにより実行される対応する動作および/または手順とを実行するように構成される。メモリは、回路または電線を使用することによりプロセッサに接続される。プロセッサは、メモリ内のコンピュータプログラムを読み取り、実行するように構成される。通信インタフェースは、処理する必要のあるデータおよび/または情報を受信するように構成される。プロセッサは通信インタフェースからデータおよび/または情報を取得し、データおよび/または情報を処理する。例えば、通信インタフェースは送受信器または入出力インタフェースであってよい。
本願のある実施形態は無線充電システムを提供する。無線充電システムは前述の電子デバイスおよび無線充電デバイスを含んでよく、本願の複数の実施形態で提供する無線充電方法を実行するように構成される。電子デバイスおよび無線充電デバイスの具体的な説明については、前述した方法の実施形態および装置の実施形態を参照されたい。詳細についてはここで改めて説明しない。
本願の複数の実施形態におけるプロセッサは中央処理装置(central processing unit、CPU)であってよいことを理解されたい。代替的に、プロセッサは、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)もしくは別のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタロジックデバイス、またはディスクリートハードウェアコンポーネントなどであってよい。汎用プロセッサがマイクロプロセッサであってもよいし、プロセッサが任意の従来型プロセッサなどであってもよい。
本願の複数の実施形態におけるメモリは揮発性メモリまたは不揮発性メモリであってもよいし、揮発性メモリおよび不揮発性メモリの両方を含んでもよいことを更に理解されたい。不揮発性メモリは、リードオンリメモリ(read−only memory、ROM)、プログラマブルリードオンリメモリ(programmable ROM、PROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(erasable PROM、EPROM)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(electrically EPROM、EEPROM)、またはフラッシュメモリであってよい。揮発性メモリはランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)であってよく、外部キャッシュとして使用される。限定的な説明ではない例では、多くの形態のランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(static RAM、SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、同期型ダイナミックランダムアクセスメモリ(synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータレート同期型ダイナミックランダムアクセスメモリ(double data rate SDRAM、DDR SDRAM)、高速同期型ダイナミックランダムアクセスメモリ(enhanced SDRAM、ESDRAM)、シンクリンクダイナミックランダムアクセスメモリ(synchlink DRAM、SLDRAM)、およびダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(direct rambus RAM、DR RAM)が使用され得る。
ソフトウェア、ハードウェア(例えば、回路)、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせを使用することにより、前述の実施形態の全てまたは幾つかが実装され得る。ソフトウェアを使用して実施形態を実装する場合は、前述の実施形態はコンピュータプログラム製品の形態で完全にまたは部分的に実装され得る。コンピュータプログラム製品は、1または複数のコンピュータ命令またはコンピュータプログラムを含む。コンピュータ上でプログラム命令またはコンピュータプログラムがロードおよび実行されると、本願の複数の実施形態に係る手順または機能は完全にまたは部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または別のプログラマブル装置であってよい。コンピュータ命令はコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよいし、あるコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に送信されてもよい。例えば、コンピュータ命令は、有線(例えば、赤外線、無線、またはマイクロ波)方式で、あるウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタに送信されてよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体、または、1または複数の使用可能な媒体を統合した、サーバもしくはデータセンタなどのデータ記憶デバイスであってよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、または磁気テープ)、光学媒体(例えば、DVD)、または半導体媒質であってよい。半導体媒質はソリッドステートドライブであってよい。
本願の複数の実施形態における「および/または」という用語は、関連付けられるオブジェクトを説明するための関連付け条件のみを説明しており、3つの条件が存在し得ることを表していると理解されたい。例えば、Aおよび/またはBは、Aのみが存在する、AおよびBの両方が存在する、および、Bのみが存在するという3つの場合を表すことができる。AおよびBは単数または複数であってよい。また、本明細書における「/」という文字は通常、関連付けられるオブジェクト間の「または」の条件を表すか、または「および/または」の条件を表すことができる。詳細については、前述の説明および以下の説明を参照して理解されたい。
本願の複数の実施形態では、「少なくとも1つの」は1または複数のを意味し、「複数の」は2またはそれより多くのを意味する。「以下のうちの少なくとも1つ(のピース)」、またはそれと同様の表現は、単数のアイテム(ピース)または複数のアイテム(ピース)の任意の組み合わせを含む、これらのアイテムの任意の組み合わせを意味する。例えば、a、b、またはcのうちの少なくとも1つ(のピース)は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、またはa−b−cを表すことができる。ここで、a、b、およびcは単数または複数であってよい。
本願の複数の実施形態では、「第1」および「第2」などの用語は、異なるオブジェクトを区別すること、または同じオブジェクトの異なる処理を区別することを意図しているが、物体の特定の順序は示していない。
本願の複数の実施形態では、用語「含む(include)」、「含む(have)」、およびこれらの任意の他の変形例は、非排他的な包含をカバーすることを意図している。例えば、一連の段階またはユニットを含むプロセス、方法、システム、製品、またはデバイスは、列挙されている段階またはユニットに限定されないが、幾つかの実施形態では、他の列挙されていない段階またはユニットを更に含む、または、幾つかの実施形態では、当該プロセス、方法、製品、またはデバイスの別の固有の段階またはユニットを更に含む。
本願の複数の実施形態では、「例えば」または「例えば」という文言は、例、例示、または説明を与えることを表すために使用される。本願の複数の実施形態で「例えば」または「例えば」として説明される任意の実施形態または設計スキームは、別の実施形態または設計スキームよりも好ましいかまたはより多くの利点を有するものとして説明されるべきではない。正確には、「例えば」または「例えば」という文言の使用は、関連する概念を特定の方式で提示することを意図している。
本願の複数の実施形態では、「情報(information)」、「信号(signal)」、「メッセージ(message)」、「チャネル(channel)」、「シグナリング(singalling)」、および「メッセージ(message)」は、時として同じ意味で使用され得る。なお、違いが強調されていない場合、これらの用語により表される意味は一貫している。「の(of)」、「対応する(corresponding、relevant)」、および、「対応する(corresponding)」は、時として同じ意味で使用され得る。なお、違いが強調されていない場合、これらの用語により表される意味は一貫している。
本願の複数の実施形態では、時として、例えば、W内の下付き文字がW1などの間違った形態で記述され得る。違いが強調されていない場合、表される意味は一貫している。
プロセスのシーケンス番号は本願の様々な実施形態における実行順序を意味するものでないことを理解されたい。プロセスの実行順序はプロセスの機能および内部ロジックに基づいて決定されるべきであり、本願の複数の実施形態の実装プロセスに対するいかなる制限とも解釈されるべきではない。
当業者であれば、本明細書で開示する実施形態を参照しながら説明した例におけるユニットおよびアルゴリズム段階が、電子ハードウェア、または、コンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせにより実装され得ることに気付くかもしれない。これらの機能がハードウェアおよびソフトウェアのどちらで実行されるかは、技術的解決策の特定の用途および設計上の制約で決まる。当業者であれば、異なる方法を使用して、説明されている機能を特定の用途ごとに実装し得るが、こうした実装が本願の範囲を超えるものとみなされるべきではない。
当業者であれば、簡便かつ簡単な説明を目的として、前述のシステム、装置、およびユニットの詳細な動作プロセスについては、前述した方法の実施形態における対応するプロセスが参照され得ることを明確に理解できる。詳細についてはここで改めて説明しない。
本願で提供する幾つかの実施形態では、開示されるシステム、装置、および方法が別の方式で実装され得ることを理解されたい。例えば、前述した装置の実施形態は単なる例である。例えば、複数のユニットへの分割は単に論理的な機能分割であり、実際の実装では他の分割であってよい。例えば、複数のユニットまたはコンポーネントを組み合わせるかまたは統合して別のシステムにしてもよいし、幾つかの特徴を無視するかまたは実行しなくてもよい。また、表示または説明されている相互結合もしくは直接結合または通信接続は、幾つかのインタフェースを使用することにより実装され得る。装置間またはユニット間の間接結合または通信接続は、電子的形態、機械的形態、または別の形態で実装され得る。
別個の部分として説明されているユニットは、物理的に別個のものであってもなくてもよい。ユニットとして表示されている部分は、物理的ユニットであってもなくてもよく、1箇所に配置されてもよいし、複数のネットワークユニット上に分散されてもよい。実施形態の解決策の目的を達成するために、これらのユニットの幾つかまたは全てが実際の要件に基づいて選択され得る。
また、本願の複数の実施形態における機能ユニットが統合されて1つの処理ユニットになってもよいし、これらのユニットの各々が物理的に単独で存在してもよく、または、2またはそれより多くのユニットが統合されて1つのユニットになる。
これらの機能がソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、独立した製品として販売または使用されると、これらの機能はコンピュータ可読記憶媒体に記憶され得る。こうした理解に基づいて、本願の技術的解決策は本質的に、または従来技術に寄与する部分が、またはこれらの技術的解決策のうちの幾つかが、コンピュータソフトウェア製品の形態で実装され得る。コンピュータソフトウェア製品は記憶媒体内に記憶され、本願の複数の実施形態における方法の段階の全てまたは幾つかを実行するようにコンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイスであってよい)に指示するための幾つかの命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、リードオンリメモリ(read−only memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、磁気ディスク、または光ディスクなどの、プログラムコードを記憶し得る任意の媒体を含む。
前述の説明は単に本願の特定の実装であるが、本願の保護範囲を限定することを意図するものではない。本願において開示する技術的範囲内で当業者が容易に考え出す変形または置換はいずれも、本願の保護範囲に含まれるものとする。従って、本願の保護範囲は特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
本願において、電子デバイス内のユニットおよびモジュールの名称がデバイスへの制限になることはない。実際の実装では、これらのユニットおよびモジュールは、当該ユニットおよびモジュールの機能が本願の複数の実施形態のものと同様である限り、すなわち、当該ユニットおよびモジュールが本願の特許請求の範囲の保護範囲に含まれる限り、他の名称を有し得る。
I2Cインタフェースは双方向同期シリアルバスであり、シリアルデータライン(serial data line、SDA)およびシリアルクロックライン(serial clock line、SCL)を含む。幾つかの実施形態では、プロセッサ210は複数のグループのI2Cバスを含み得る。プロセッサ210は、複数の異なるI2Cバスインタフェースを使用することにより、タッチセンサ280K、充電器、フラッシュ、およびカメラ293などに別個に結合され得る。例えば、プロセッサ210は、I2Cインタフェースを使用することによりタッチセンサ280Kに結合されてよく、その結果、プロセッサ210は、I2Cバスインタフェースを使用することによりタッチセンサ280Kと通信して、電子デバイス101のタッチ機能を実装する。
I2Sインタフェースはオーディオ通信に使用され得る。幾つかの実施形態では、プロセッサ210は複数のグループのI2Sバスを含み得る。プロセッサ210は、I2Sバスを使用することによりオーディオモジュール270に結合されて、プロセッサ210とオーディオモジュール270との間の通信を実装することができる。幾つかの実施形態では、オーディオモジュール270は、I2Sインタフェースを使用することにより無線通信モジュール260にオーディオ信号を転送して、Bluetooth(登録商標)ヘッドセットを使用することにより電話に応答する機能を実装することができる。
無線通信モジュール260は、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area network、WLAN)(例えば、ワイヤレスフィデリティ(wireless fidelity、Wi−Fi(登録商標))ネットワーク)、ブルートゥース(登録商標)(Bluetooth、BT)、全球測位衛星システム(global navigation satellite system、GNSS)、周波数変調(frequency modulation、FM)、近距離無線通信(near field communication、NFC)技術、または赤外線(infrared、IR)技術などを含み、かつ、電子デバイス101に適用される、無線通信の解決策を提供することができる。無線通信モジュール260は、少なくとも1つの通信処理モジュールを統合する1または複数のデバイスであってよい。無線通信モジュール260は、アンテナ2を使用することにより電磁波を受信し、電磁波信号に対して周波数変調およびフィルタリング処理を実行し、処理した信号をプロセッサ210に送信する。無線通信モジュール260は更に、送信予定の信号をプロセッサ210から受信し、当該信号に対して周波数変調および増幅を実行し、当該信号を電磁波に変換してアンテナ2を使用することにより放射することができる。
幾つかの実施形態では、電子デバイス101内のアンテナ1およびモバイル通信モジュール250は結合され、電子デバイス101内のアンテナ2および無線通信モジュール260は結合され、その結果、電子デバイス101は、無線通信技術を使用することによりネットワークおよび別のデバイスと通信することができる。無線通信技術は、グローバルシステム・フォー・モバイルコミュニケーションズ(global system for mobile communications、GSM(登録商標))、汎用パケット無線サービス(general packet radio service、GPRS)、符号分割多元接続(code division multiple access、CDMA)、広帯域符号分割多元接続(wideband code division multiple access、WCDMA(登録商標))、時分割符号分割多元接続(time−division code division multiple access、TD−SCDMA)、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)、BT、GNSS、WLAN、NFC、FM、および/またはIR技術などを含み得る。GNSSは、グローバルポジショニングシステム(global positioning system、GPS)、全球測位衛星システム(global navigation satellite system、GLONASS)、北斗衛星導航系統(BeiDou navigation satellite system、BDS)、準天頂衛星システム(quasi−zenith satellite system、QZSS、および/または静止衛星型衛星航法補強システム(satellite based augmentation system、SBAS)を含み得る。
ディスプレイ294は、画像および映像などを表示するように構成される。ディスプレイ294は表示パネルを含む。表示パネルは、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)、有機発光ダイオード(organic light−emitting diode、OLED)アクティブマトリクス式有機発光ダイオード(active−matrix organic light emitting diode、AMOLED)、フレキシブル発光ダイオード(flex light−emitting diode、FLED)、ミニLED、マイクロLED、マイクロOLED、または量子ドット発光ダイオード(quantum dot light emitting diode、QLED)などを使用することができる。幾つかの実施形態では、電子デバイス101は1またはN個のディスプレイ294を含み得る。ここで、Nは1より大きな正の整数である。
映像コーデックは、デジタル映像を圧縮または解凍するように構成される。電子デバイス101は、1または複数の映像コーデックをサポートすることができる。このように、電子デバイス101は、複数の符号化形式、例えば、動画専門家集団(moving picture experts group、MPE−1、MPEG−2、MPEG−3、およびMPEG−4で映像を再生または記録することができる。
内部メモリ221は、コンピュータにより実行可能なプログラムコードを記憶するように構成されてよく、コンピュータにより実行可能なプログラムコードは命令を含む。プロセッサ210は、内部メモリ221内に記憶される命令を実行することにより電子デバイス101の様々な機能アプリケーションおよびデータ処理を実行する。内部メモリ221は、プログラム記憶領域およびデータ記憶領域を含み得る。プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、および、少なくとも1つの機能(例えば、音再生機能または画像再生機能)により必要とされるアプリケーションプログラムなどを記憶することができる。データ記憶領域は、電子デバイス101の使用中に作成されるデータ(例えば、オーディオデータまたはアドレス帳)などを記憶することができる。また、内部メモリ221は高速ランダムアクセスメモリを含んでよく、更には、不揮発性メモリ、例えば、少なくとも1つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、またはユニバーサルフラッシュストレージ(universal flash(登録商標)storage、UFS)を含んでよい。
マイク270Cは「マイクとも呼ばれ、音信号を電気信号に変換するように構成される。ユーザは、電話をかけるかまたは音声情報を送信するとき、人の口をマイク270Cの近くに動かして音信号をマイク270Cに入力することにより音を立てることができる。少なくとも1つのマイク270Cを電子デバイス101内に配置することができる。幾つかの他の実施形態では、2つのマイク270Cを電子デバイス101内に配置して、音信号を収集し、更には、ノイズ低減機能を実装することができる。幾つかの他の実施形態では、代替的に3つ、4つ、またはそれより多くのマイク270Cを電子デバイス101内に配置して、音信号の収集、ノイズの低減、音源の識別、および指向性記録機能の実装などを行うことができる。
電子デバイス101のソフトウェアシステムは、階層アーキテクチャ、イベント駆動型アーキテクチャ、マイクロカーネルアーキテクチャ、マイクロサービスアーキテクチャ、またはクラウドアーキテクチャを使用することができる。本願のこの実施形態では、階層アーキテクチャを有するAndroid(登録商標)システムが、電子デバイス101のソフトウェア構造を説明するための例として使用される。
カーネルライブラリは、2つの部分、すなわち、Java(登録商標)言語で呼び出す必要のある関数と、Androidのカーネルライブラリとを含む。
図4を参照すると、t12およびt13は、電子デバイスが第1検出信号を送信する2つの隣接する時点である。電子デバイスは、t12とt13との間のギャップ時点t22に、無線充電デバイスにより送信される第2検出信を受信する。
バス704は、拡張業界標準アーキテクチャ(extended industry standard architecture、EISA)バスなどであってよい。バス704は、アドレスバス、データバス、および制御バスなどに分類され得る。表現し易くするために、図7のバス704を表すために使用されている太線は1つしかないが、これは、バスが1つしかないこと、またはバスの種類が1つしかないことを意味しているわけではない。
本願の複数の実施形態では、「例えばという文言は、例、例示、または説明を与えることを表すために使用される。本願の複数の実施形態で「例えばとして説明される任意の実施形態または設計スキームは、別の実施形態または設計スキームよりも好ましいかまたはより多くの利点を有するものとして説明されるべきではない。正確には、「例えばという文言の使用は、関連する概念を特定の方式で提示することを意図している。
(項目1)
無線充電方法であって、
電子デバイスが、上記電子デバイスが逆方向無線充電モードにあるときに第1検出信号を送信する段階と、
上記電子デバイスが、上記第1検出信号が送信される少なくとも2つの隣接する時点の間のギャップ時点に、無線充電デバイスにより送信される第2検出信号を受信する段階と、
上記電子デバイスにより受信される上記第2検出信号が事前設定条件を満たしている場合に、上記電子デバイスが上記逆方向無線充電モードから順方向無線充電モードへ自動的に切り替わる段階と
を備える方法。
(項目2)
上記第1検出信号の送信周波数が第1送信周波数であり、上記第2検出信号の送信周波数が第2送信周波数であり、上記第1送信周波数は、上記第2送信周波数とは異なり、上記第1送信周波数は、上記第2送信周波数の整数倍ではない、項目1に記載の無線充電方法。
(項目3)
上記事前設定条件は、
上記電子デバイスにより受信される上記第2検出信号の電圧が第1電圧閾値より大きいこと、
上記電子デバイスにより受信される上記第2検出信号の電流が第1電流閾値より大きいこと、または、
上記電子デバイスにより受信される上記第2検出信号の電力が第1電力閾値より大きいこと
のうちの少なくとも1つを含む、項目1または2に記載の無線充電方法。
(項目4)
上記事前設定条件は、
事前設定時間内に上記電子デバイスにより受信される上記第2検出信号の電圧が第1電圧閾値より大きい回数が、第1回数閾値より大きいこと、
事前設定時間内に上記電子デバイスにより受信される上記第2検出信号の電流が第1電流閾値より大きい回数が、第2回数閾値より大きいこと、または、
事前設定時間内に上記電子デバイスにより受信される上記第2検出信号の電力が第1電力閾値より大きい回数が、第3回数閾値より大きいこと
のうちの少なくとも1つを含む、項目1または2に記載の無線充電方法。
(項目5)
上記電子デバイスが上記無線充電デバイスに応答信号を送信する段階であって、上記応答信号は、指示情報を保持し、上記指示情報は、上記電子デバイスにより受信される上記第2検出信号が上記事前設定条件を満たしていることを示すために使用される、段階
を更に備える項目1から4のいずれか一項に記載の無線充電方法。
(項目6)
上記電子デバイスが上記無線充電デバイスに応答信号を送信する上記段階の後、
上記電子デバイスが、上記無線充電デバイスにより送信される充電信号を受信する段階
を更に備える項目5に記載の無線充電方法。
(項目7)
上記充電信号の送信電力が上記第2検出信号の送信電力より大きい、および/または、
上記充電信号の送信周波数が上記第2送信周波数より高い、
項目6に記載の無線充電方法。
(項目8)
送信モジュールと、受信モジュールと、処理モジュールとを備える電子デバイスであって、
上記送信モジュールは、上記電子デバイスが逆方向無線充電モードにあるときに第1検出信号を送信するように構成され、
上記受信モジュールは、上記第1検出信号が送信される少なくとも2つの隣接する時点の間のギャップ時点に、無線充電デバイスにより送信される第2検出信号を受信するように構成され、
上記処理モジュールは、上記受信モジュールにより受信される上記第2検出信号が事前設定条件を満たしている場合に、上記電子デバイスを上記逆方向無線充電モードから順方向無線充電モードへ自動的に切り替えるように構成される、
電子デバイス。
(項目9)
上記第1検出信号の送信周波数が第1送信周波数であり、上記第2検出信号の送信周波数が第2送信周波数であり、上記第1送信周波数は、上記第2送信周波数とは異なり、上記第1送信周波数は、上記第2送信周波数の整数倍ではない、項目8に記載の電子デバイス。
(項目10)
上記事前設定条件は、
上記電子デバイスにより受信される上記第2検出信号の電圧が第1電圧閾値より大きいこと、
上記電子デバイスにより受信される上記第2検出信号の電流が第1電流閾値より大きいこと、または、
上記電子デバイスにより受信される上記第2検出信号の電力が第1電力閾値より大きいこと
のうちの少なくとも1つを含む、項目8または9に記載の電子デバイス。
(項目11)
上記事前設定条件は、
事前設定時間内に上記電子デバイスにより受信される上記第2検出信号の電圧が第1電圧閾値より大きい回数が、第1回数閾値より大きいこと、
事前設定時間内に上記電子デバイスにより受信される上記第2検出信号の電流が第1電流閾値より大きい回数が、第2回数閾値より大きいこと、または、
事前設定時間内に上記電子デバイスにより受信される上記第2検出信号の電力が第1電力閾値より大きい回数が、第3回数閾値より大きいこと
のうちの少なくとも1つを含む、項目8または9に記載の電子デバイス。
(項目12)
上記送信モジュールは更に、上記無線充電デバイスに応答信号を送信するように構成され、上記応答信号は、指示情報を保持し、上記指示情報は、上記電子デバイスにより受信される上記第2検出信号が上記事前設定条件を満たしていることを示すために使用される、
項目8から11のいずれか一項に記載の電子デバイス。
(項目13)
上記受信モジュールは更に、上記送信モジュールが上記無線充電デバイスに上記応答信号を送信した後、上記無線充電デバイスにより送信される充電信号を受信するように構成される、
項目12に記載の電子デバイス。
(項目14)
上記充電信号の送信電力が上記第2検出信号の送信電力より大きい、および/または、
上記充電信号の送信周波数が上記第2送信周波数より高い、
項目13に記載の電子デバイス。
(項目15)
プロセッサと通信インタフェースとを備えるチップであって、上記プロセッサは、メモリ内に記憶されるコンピュータプログラムを読み取り、実行して、項目1から7のいずれか一項に記載の無線充電方法を実装するように構成される、チップ。
(項目16)
プロセッサと、送受信器と、メモリとを備える電子デバイスであって、上記メモリは、1または複数のプログラムを記憶するように構成され、上記1または複数のプログラムは、コンピュータにより実行可能な命令を含み、上記電子デバイスが実行されると、上記プロセッサは、上記メモリ内に記憶される上記コンピュータにより実行可能な命令を実行し、結果として、上記電子デバイスは、項目1から7のいずれか一項に記載の無線充電方法を実行するように上記送受信器を制御する、電子デバイス。
(項目17)
コンピュータ命令を記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、コンピュータ上で上記コンピュータ命令が実行されると、上記コンピュータプログラムは、項目1から7のいずれか一項に記載の無線充電方法を実行することができる、コンピュータ可読記憶媒体。
(項目18)
コンピュータプログラムコードを備えるコンピュータプログラム製品であって、コンピュータ上で上記コンピュータプログラムコードが実行されると、上記コンピュータは、項目1から7のいずれか一項に記載の無線充電方法を実行することができる、コンピュータプログラム製品。

Claims (18)

  1. 無線充電方法であって、
    電子デバイスが、前記電子デバイスが逆方向無線充電モードにあるときに第1検出信号を送信する段階と、
    前記電子デバイスが、前記第1検出信号が送信される少なくとも2つの隣接する時点の間のギャップ時点に、無線充電デバイスにより送信される第2検出信号を受信する段階と、
    前記電子デバイスにより受信される前記第2検出信号が事前設定条件を満たしている場合に、前記電子デバイスが前記逆方向無線充電モードから順方向無線充電モードへ自動的に切り替わる段階と
    を備える方法。
  2. 前記第1検出信号の送信周波数が第1送信周波数であり、前記第2検出信号の送信周波数が第2送信周波数であり、前記第1送信周波数は、前記第2送信周波数とは異なり、前記第1送信周波数は、前記第2送信周波数の整数倍ではない、請求項1に記載の無線充電方法。
  3. 前記事前設定条件は、
    前記電子デバイスにより受信される前記第2検出信号の電圧が第1電圧閾値より大きいこと、
    前記電子デバイスにより受信される前記第2検出信号の電流が第1電流閾値より大きいこと、または、
    前記電子デバイスにより受信される前記第2検出信号の電力が第1電力閾値より大きいこと
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項1または2に記載の無線充電方法。
  4. 前記事前設定条件は、
    事前設定時間内に前記電子デバイスにより受信される前記第2検出信号の電圧が第1電圧閾値より大きい回数が、第1回数閾値より大きいこと、
    事前設定時間内に前記電子デバイスにより受信される前記第2検出信号の電流が第1電流閾値より大きい回数が、第2回数閾値より大きいこと、または、
    事前設定時間内に前記電子デバイスにより受信される前記第2検出信号の電力が第1電力閾値より大きい回数が、第3回数閾値より大きいこと
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項1または2に記載の無線充電方法。
  5. 前記電子デバイスが前記無線充電デバイスに応答信号を送信する段階であって、前記応答信号は、指示情報を保持し、前記指示情報は、前記電子デバイスにより受信される前記第2検出信号が前記事前設定条件を満たしていることを示すために使用される、段階
    を更に備える請求項1から4のいずれか一項に記載の無線充電方法。
  6. 前記電子デバイスが前記無線充電デバイスに応答信号を送信する前記段階の後、
    前記電子デバイスが、前記無線充電デバイスにより送信される充電信号を受信する段階
    を更に備える請求項5に記載の無線充電方法。
  7. 前記充電信号の送信電力が前記第2検出信号の送信電力より大きい、および/または、
    前記充電信号の送信周波数が前記第2送信周波数より高い、
    請求項6に記載の無線充電方法。
  8. 送信モジュールと、受信モジュールと、処理モジュールとを備える電子デバイスであって、
    前記送信モジュールは、前記電子デバイスが逆方向無線充電モードにあるときに第1検出信号を送信するように構成され、
    前記受信モジュールは、前記第1検出信号が送信される少なくとも2つの隣接する時点の間のギャップ時点に、無線充電デバイスにより送信される第2検出信号を受信するように構成され、
    前記処理モジュールは、前記受信モジュールにより受信される前記第2検出信号が事前設定条件を満たしている場合に、前記電子デバイスを前記逆方向無線充電モードから順方向無線充電モードへ自動的に切り替えるように構成される、
    電子デバイス。
  9. 前記第1検出信号の送信周波数が第1送信周波数であり、前記第2検出信号の送信周波数が第2送信周波数であり、前記第1送信周波数は、前記第2送信周波数とは異なり、前記第1送信周波数は、前記第2送信周波数の整数倍ではない、請求項8に記載の電子デバイス。
  10. 前記事前設定条件は、
    前記電子デバイスにより受信される前記第2検出信号の電圧が第1電圧閾値より大きいこと、
    前記電子デバイスにより受信される前記第2検出信号の電流が第1電流閾値より大きいこと、または、
    前記電子デバイスにより受信される前記第2検出信号の電力が第1電力閾値より大きいこと
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項8または9に記載の電子デバイス。
  11. 前記事前設定条件は、
    事前設定時間内に前記電子デバイスにより受信される前記第2検出信号の電圧が第1電圧閾値より大きい回数が、第1回数閾値より大きいこと、
    事前設定時間内に前記電子デバイスにより受信される前記第2検出信号の電流が第1電流閾値より大きい回数が、第2回数閾値より大きいこと、または、
    事前設定時間内に前記電子デバイスにより受信される前記第2検出信号の電力が第1電力閾値より大きい回数が、第3回数閾値より大きいこと
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項8または9に記載の電子デバイス。
  12. 前記送信モジュールは更に、前記無線充電デバイスに応答信号を送信するように構成され、前記応答信号は、指示情報を保持し、前記指示情報は、前記電子デバイスにより受信される前記第2検出信号が前記事前設定条件を満たしていることを示すために使用される、
    請求項8から11のいずれか一項に記載の電子デバイス。
  13. 前記受信モジュールは更に、前記送信モジュールが前記無線充電デバイスに前記応答信号を送信した後、前記無線充電デバイスにより送信される充電信号を受信するように構成される、
    請求項12に記載の電子デバイス。
  14. 前記充電信号の送信電力が前記第2検出信号の送信電力より大きい、および/または、
    前記充電信号の送信周波数が前記第2送信周波数より高い、
    請求項13に記載の電子デバイス。
  15. プロセッサと通信インタフェースとを備えるチップであって、前記プロセッサは、メモリ内に記憶されるコンピュータプログラムを読み取り、実行して、請求項1から7のいずれか一項に記載の無線充電方法を実装するように構成される、チップ。
  16. プロセッサと、送受信器と、メモリとを備える電子デバイスであって、前記メモリは、1または複数のプログラムを記憶するように構成され、前記1または複数のプログラムは、コンピュータにより実行可能な命令を含み、前記電子デバイスが実行されると、前記プロセッサは、前記メモリ内に記憶される前記コンピュータにより実行可能な命令を実行し、結果として、前記電子デバイスは、請求項1から7のいずれか一項に記載の無線充電方法を実行するように前記送受信器を制御する、電子デバイス。
  17. コンピュータ命令を記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、コンピュータ上で前記コンピュータ命令が実行されると、前記コンピュータプログラムは、請求項1から7のいずれか一項に記載の無線充電方法を実行することができる、コンピュータ可読記憶媒体。
  18. コンピュータプログラムコードを備えるコンピュータプログラム製品であって、コンピュータ上で前記コンピュータプログラムコードが実行されると、前記コンピュータは、請求項1から7のいずれか一項に記載の無線充電方法を実行することができる、コンピュータプログラム製品。
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