JP2022189933A - スタンドの固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の天板に対し、電子機器を確実に支持することが可能でありつつ、不使用時には容易に取り外し可能なスタンドの固定構造。【解決手段】天板とスタンドとを備えたスタンドの固定構造であって、天板及びスタンドのうち、一方が係合孔を備えるとともに、他方が係合孔に挿通可能な係合突起を備え、係合孔に係合突起が挿入されることで、スタンドが前記天板に取り外し可能に固定される。【選択図】図11

Description

本発明は、装置の天板上に電子機器を設置するためのスタンドの固定構造に関する。
スマートフォン及びタブレット端末のような電子機器を、ディスプレイが斜めになるように立てかけて設置するための電子機器スタンドとして、特許文献1及び特許文献2に記載の技術が開示されている。
なお、特許文献3に記載の技術では、空調空気供給装置において空調ユニットを操作するためのタブレットPCが、上下伸縮可能な保持アームで装置に固定されている様子が開示されている。
特開2004-70622号公報 特開2017-92495号公報 特開2020-159645号公報
測定装置のような装置を、装置とは別体の電子機器で操作することがある。その場合、その電子機器を片手で持ってもう一方の手で操作することも可能であるが、天板上に載置しておくことができれば、両手がフリーとなり作業上好都合である。さらに、ディスプレイが斜めになるように設置できれば作業者がディスプレイを見やすくなり作業効率も上昇する。そのために、特許文献1及び特許文献2に示すような電子機器スタンドを使用することもできる。
しかし、特許文献1及び特許文献2に示すような電子機器スタンドはポータブルなものでどこでも所望の場所において使用可能なものである。よって、これを装置の天板上に載置して、そこに電子機器を設置して片手で操作すると、スタンドが滑って後方へ移動してしまい、これをまた元の位置に戻したり、片手でスタンドを押さえたりするなど、かえって作業効率が低下する事態も想定される。また、スタンドを粘着テープなどで天板上に固定すると、その手間が煩雑だったり、天板を汚損したりするなどの問題も生ずる。
本開示の実施態様は、装置の天板に対し、電子機器を確実に支持することが可能でありつつ、不使用時には容易に取り外し可能なスタンドの固定構造を提供することを課題とする。
本開示の一態様は、天板とスタンドとを備えたスタンドの固定構造であって、天板及びスタンドのうち、一方が係合孔を備えるとともに、他方が係合孔に挿通可能な係合突起を備え、係合孔に係合突起が挿入されることで、スタンドが天板に取り外し可能に固定される。
本開示の実施態様によれば、装置の天板に対し、電子機器を確実に支持することが可能でありつつ、不使用時には容易に取り外し可能なスタンドの固定構造が提供される。
第一実施形態のスタンドの固定構造の組図を上方斜視図で示す。 天板における係合孔の近傍部分の上方斜視図である。 天板における係合孔の近傍部分の下方斜視図である。 中継部材の上方斜視図である。 天板に中継部材を挿入した状態の上方斜視図である。 天板に中継部材が固定された状態の上方斜視図である。 天板に中継部材が固定された状態の下方斜視図である。 支持部材の上方斜視図である。 図8の反対側から見た支持部材の上方斜視図である。 支持部材の底面図である。 中継部材に支持部材が固定された状態の上方斜視図である。 図11の反対側から見た上方斜視図である。 スタンドに電子機器が設置された状態を示す上方斜視図である。 第二実施形態のスタンドの固定構造におけるスタンドの下面の下方斜視図である。 第三実施形態のスタンドの固定構造における天面の上方斜視図である。 第四実施形態のスタンドの固定構造を模式的に断面図で示す。
以下、本開示における実施形態を、図面を参照しつつ説明する。各図において共通する符号は、特段の説明がなくとも同一の部分を指し示す。また、各図に現された各部材や各部位はあくまで模式的に描かれたものであって、実際の製品のサイズ及び位置関係は必ずしも正確には現されていない。
(1)第一実施形態
(1-1)全体構成
図1は、第一実施形態におけるスタンドの固定構造1を構成する部材の組図を上方斜視図で示すものである。本実施形態のスタンドの固定構造1は、支持部材40と中継部材60とで構成されるスタンド30が、装置の天板10に固定される構造を有している。天板10は装置の筐体の一部である天井部分であるが、これに限定されない。天板10には、天板10の天面に対し垂直方向に深さを持つ2個の矩形の係合孔20が形成されている。また、スタンド30を構成する中継部材60には、2個の係合孔20に挿通可能な2個の係合突起61a、61bが設けられる。係合孔20は有底であり、係合突起61a、61bは係合孔20の底に接触可能な長さを有する。これにより、係合突起61a、61bは係合孔20に挿入されると、係合孔20の底に接触する。これにより、天板10の係合孔20に中継部材60の係合突起61a、61bが挿入され、さらに、支持部材40が、後述するように中継部材60に固定される。
すなわち、本開示のスタンドの固定構造1は、天板10とスタンド30とを備え、天板10及びスタンド30のうち、一方が係合孔20を備えるとともに、他方が係合孔20に挿通可能な係合突起61a、61bを備え、係合孔20に係合突起61a、61bが挿入されることで、スタンド30が天板10に固定される。また、スタンド30の不使用時には、係合孔20から係合突起61a、61bを引き抜くことで、天板10からスタンド30を容易に取り外し可能である。すなわち、装置からスタンド30を取り外し可能である。なお、第一実施形態では、天板10が係合孔20を備え、また、スタンド30が係合突起61a、61bを備えているが、後述の第三実施形態(図15参照)に示すように、スタンド30が係合孔20を備え、また、天板10が係合突起61a、61bを備えるように構成されてもよい。本開示のスタンドの固定構造1では、係合孔20は2つの孔から構成され、また、係合突起61a、61bは2つの突起から構成されているが、これに限定されず、係合孔及び係合突起は、それぞれ1つ又は3つ以上であってもよい。
(1-2)天板10
図2及び図3は、天板10の一部を示すものであり、天板10における係合孔20の近傍部分をそれぞれ上方斜視図及び下方斜視図で示す。天板10には、係合孔20と連通する、有底で(図3参照)、平面視で細長の長方形状を呈する誘導溝21が形成されている。換言すると、誘導溝21の一端及び他端近傍の2箇所から、天面に対し垂直方向に突出するようにして係合孔20が形成されている(図2参照)。この誘導溝21は、係合孔20に挿入された係合突起61a、61bを、挿入方向(すなわち、上下方向)と直交する方向(すなわち、水平方向)にスライド可能とする構成である。すなわち、天板10に対して、中継部材60が水平方向にスライドする。なお、本開示では、水平方向のうち係合突起61a、61bが誘導溝21に沿ってスライドされる方向を長手方向と呼ぶことがある。この長手方向は、平面視で、誘導溝21が形成されている方向であると言い換えることができる。そして、誘導溝21により長手方向にスライドされた係合突起61a、61bは、誘導溝21に連接される退避部22に位置することとなる。天板10は、スタンド30が設置される装置の筐体の一部としての天面を構成しており、筐体の材質に応じて、金属板、合成樹脂板又は木材等で、上述の係合孔20、誘導溝21及び退避部22を備えるように形成されている。
すなわち、本開示のスタンドの固定構造1は、天板10及びスタンド30のうち、係合孔20を備える一方は、係合孔20と連通するとともに、係合孔20に挿入された係合突起61a、61bを挿入方向と直交する方向(すなわち、長手方向)にスライド可能とする誘導溝21をさらに備える。これにより、係合孔20に挿入された係合突起61a、61bを、誘導溝21に沿ってスライドさせることで、スタンド30が天板10に固定される。なお、後述の第三実施形態(図15参照)に示すように、スタンド30が係合孔20を備え、また、天板10が係合突起61a、61bを備えるように構成されている場合には、誘導溝21もまたスタンド30に形成されることになる。
なお、上述の実施態様とは別に、係合孔20が底を有していない実施態様も可能である。そのような実施態様は、たとえば、中継部材60において、係合突起61a、61bよりも上方で、かつ、係合突起61a、61bとは異なる平面位置に別の突起又は爪のような係止構造を設けることで可能となる。すなわち、係合突起61a、61bを係合孔20に挿入すると、天板10の上面にその係止構造が係止することで、それ以上は挿入されないようにすることができる。
また、スタンド30を天板10に固定する他の方法としては、たとえば、係合突起61a、61bが係合孔20に圧入されるような、係合孔20と係合突起61a、61bとの接触時の摩擦により、係合孔20に係合突起61a、61bが保持される構成でもよい。また、係合孔20と係合突起61a、61bとの双方に磁石を設け、磁力による吸着で天板10にスタンド30が固定される構成も可能である。なお、磁石の代わりに面ファスナーを用いても同様に天板10へのスタンド30の固定が可能である。
(1-3)中継部材60
図4は、スタンド30の一部を構成する中継部材60の上方斜視図であり、図1に示す中継部材60を反対側からのアングルで示している。中継部材60は硬質の合成樹脂製で、全体に長方形の板状を呈し、その一面の下縁側から2個の係合突起61a、61bが突出し、また上縁側から2個の第二係合突起62a、62bが突出している。2個の係合突起61a、61bはそれぞれ下縁側の端部である長方形の頂点を起点に突出しており、2個の第二係合突起62a、62bのうちの1個である第二係合突起62aは上縁側の端部である長方形の頂点を起点に突出しており、もう一つの第二係合突起62bは上縁側の別の端部から所定の距離離れた位置から突出している。係合突起61aと第二係合突起62aは挿入方向において同一直線上に位置している。2個の係合突起61a、61bの間の距離は、天板10における2個の係合孔20(図2参照)の間の距離と一致している。一方、2個の第二係合突起62a、62bの間の距離は、2個の係合突起61a、61bの間の距離よりも短い。
次に、天板10への中継部材60の固定方法について説明する。まず、2個の係合孔20に、2個の係合突起61a、61bをそれぞれ平面視で一致させるように配置して、中継部材60を天板10の誘導溝21へ挿入する。このとき、係合突起61a、61bが係合孔20内を挿入方向に沿って移動し、最終的に係合孔20の底に接触する。挿入が完了した状態を図5の上方斜視図に示す。次に、中継部材60を、誘導溝21に沿って、誘導溝21の端部まで長手方向にスライドさせる。スライドが完了した状態を図6の上方斜視図に示す。また、このスライドが完了した状態では、下方斜視図である図7に示すように、2個の係合突起61a、61bは誘導溝21に沿ってスライドされた結果、それぞれ退避部22に位置することとなっている。この状態では、係合突起61a、61bの上方は天板10で閉塞されている。換言すると、係合突起61a、61bの上方(すなわち、挿入方向の上方向)には構造としての天板10が存在し、天板10に係止されているため、中継部材60を上方へ引き抜くことは不可能となっている。この状態で、中継部材60は天板10に対して誘導溝21と直交する水平方向(すなわち、長手方向と直交する水平方向)及び上下方向の力に抗するように固定される。
(1-4)支持部材40
図8は、スタンド30の一部を構成する支持部材40の上方斜視図である。また、図9は、図8の反対側から見た支持部材40の上方斜視図である。さらに、図10は、支持部材40の底面図である。支持部材40は、側面視で略逆T字状を呈する、硬質の合成樹脂製の部材であり、長方形の板状の載置板42の半ばからやや一側に寄った位置から細長い長方形の板状の支持板41が上方に立設されている。また、載置板42の、支持板41を挟んで対向する2辺には、上方に突出した突状としての止め板44a、44bがそれぞれ形成されている。さらに、載置板42の上面において、支持板41と止め板44aとのほぼ中間位置に、一対の長方形状の支持片43が上方に向かって突設されている。支持片43の高さは止め板44a、44bの高さとほぼ同じである。
載置板42の、支持板41との境界部分には、上述の1対の第二係合突起62a、62bの間隔と等しい間隔で、矩形の1対の第二係合孔50aが開口している。この第二係合孔50aと連接して、支持板41の、載置板42との見切り部分には、矩形の第二退避部52aが1対開口している。また、支持板41の、図8に示す側とは反対側にも同様に、図9に示すようにもう1対の第二係合孔50b及び1対の第二退避部52bが開口している。これら2対の第二係合孔50a、50b及び2対の第二退避部52a、52bは、図10の底面図に示すように、載置板42の底面でかつ支持板41の直下の位置に設けられた、1本の細長い矩形状の溝である第二誘導溝51と連通している。
次に、中継部材60への支持部材40の固定方法について説明する。まず、支持部材40の2対の第二係合孔50a、50bのうち、いずれかの1対(図11では、第二係合孔50b)に、天板10に固定されている中継部材60の2個の第二係合突起62a、62b(図6参照)をそれぞれ平面視で一致させるように配置して、中継部材60の上半分を支持部材40の第二誘導溝51へ挿入する。このとき、第二係合突起62a、62bが第二係合孔50b内を挿入方向に沿って移動し、最終的に第二係合孔50bの上辺(載置板42と対面する辺)に接触する。この第二誘導溝51は、第二係合孔50bに挿入された第二係合突起62a、62bを、挿入方向と直交する方向である長手方向にスライド可能とする構成であり、これによって、支持部材40を中継部材60に沿って長手方向にスライド可能となる。第二係合突起62a、62bが第二退避部52bの端部に接触するまで、支持部材40を中継部材60の第二誘導溝51に沿って長手方向に沿ってスライドさせると、図11の上方斜視図に示すように、支持部材40が中継部材60に対して誘導溝21と直交する水平方向(長手方向と直交する水平方向)及び上下方向の力に抗するように固定された状態となる。すなわち、スタンド30が天板10に固定された状態となる。この状態に至ると、第二係合突起62a、62bは、支持部材40の載置板42に上方が係止されているため、支持部材40を上方へ引き抜くことは不可能となっている。なお、本実施形態では第二係合孔50a、50bは2つの孔から構成されているが、これに限定されず、孔は1つ又は3つ以上であってもよい。また第二係合突起62a、62bは2つの突起から構成されているが、これに限定されず、突起は1つ又は3つ以上であってもよい。
なお、図11の状態を反対側から見た上方斜視図である図12に示すように、もう1組の第二係合孔50aは使用されていない状態となっている。この面を反対側に返して、この1組の第二係合孔50aに第二係合突起62a、62bを挿入させれば、この面が正面を向くようにスタンド30を天板10に固定することができる。このように、第二係合突起62a、62bを、2対の第二係合孔50a、50bのいずれに挿入させるかによって、後述するように支持板41に支持される電子機器100の角度を変更することができる。
以上、本実施形態のスタンドの固定構造1においては、スタンド30が、支持部材40と、支持部材40とは別体に形成される中継部材60とで構成されている。中継部材60は、前記した係合突起61a、61bとともに第二係合突起62a、62bを備えている。支持部材40は、第二係合突起62a、62bを挿通可能な第二係合孔50a、50bと、第二係合孔50a、50bに連接されるとともに、第二係合孔50に挿入された第二係合突起62a、62bを挿入方向と直交する方向にスライド可能とする第二誘導溝51とを備えている。そして、係合突起61a、61bを天板10の係合孔20に挿入し、係合孔20に挿入された係合突起61a、61bを、誘導溝21に沿ってスライドさせることで、天板10に中継部材60が誘導溝21と直交する方向及び上下方向の力に抗するように固定される。さらに、中継部材60の第二係合突起62a、62bを、支持部材40の第二係合孔50a、50bのいずれかに挿入し、この第二係合孔50a、50bのいずれかに挿入された第二係合突起62a、62bを、第二誘導溝51に沿ってスライドさせることで、中継部材60に支持部材40が第二誘導溝51と直交する方向及び上下方向の力に抗するように固定される。すなわち、支持部材40が中継部材60を介して、天板10に対して、誘導溝21(第二誘導溝51)と直交する方向及び上下方向の力に抗するように固定される。
図13は、図12に示す状態で天板10に固定されたスタンド30に、電子機器100としてのスマートフォンが設置された状態を上方斜視図で示すものである。すなわち、本図では隠れている支持板41に電子機器100を立て掛けて、載置板42の上の支持片43に電子機器100の下縁を係止させている。この状態で、正面を向いた電子機器100のディスプレイ110を操作することができる。さらに、電子機器100の下縁を支持片43によって係止するよう支持され、支持板41は係合突起61a、61bが係合孔20に挿入されていることによって固定されている。これにより、電子機器100の自重やユーザの操作による圧力に抗してスタンド30が電子機器100を支えることができるため、電子機器100を確実に支持することが可能となる。また、支持片43の代わりに止め板44aに電子機器100の下縁を係止させて、電子機器100を立て掛ける角度を変えることもできる。さらに、支持片43に対して載置板42とは反対側にある止め板44bに電子機器100の下縁を立て掛けることもできる。なお、図12に示すもう1対の第二係合孔50aに第二係合突起62a、62bを挿入させるようにすれば、スタンド30を逆向きに固定することもできる。本実施形態では載置板42から、支持片43及び2つの止め板44a、44bへの距離をそれぞれ異ならせているため、本実施形態のスタンドの固定構造1では、電子機器100を3通りの角度のうちの所望の角度でスタンド30に立て掛けることが可能となっている。
なお、上述の実施形態のように、第二係合突起62a、62bが第二係合孔50の上辺(すなわち、載置板42と対面する辺)に接触することで挿入が止まるような構造の他に、たとえば次のような構造も可能である。すなわち、第二誘導溝51に挿入された支持部材40が第二誘導溝51の内部に設けられた天面部に接触することで、第二係合孔50への第二係合突起62a、62bの挿入が止まるようにしてもよい。
(2)第二実施形態
図14は、第二実施形態におけるスタンドの固定構造1におけるスタンド30の下面を、下方斜視図にて示すものである。すなわち、本実施形態のスタンド30は、第一実施形態でいう支持部材40と中継部材60とが一体に形成されたような形状を呈している。換言すると、本実施形態のスタンド30では、載置板42の底面から下方に、第一実施形態の中継部材60(図4参照)の下半分と同様の形状の中継片45が突設されている。さらに、この中継片45の一面の下縁側から図4に示すような2個の係合突起61a、61bが突出している。そして、図5に示すように、天板10に設けられた係合孔20に、スタンド30の係合突起61a、61bを挿入し、さらに、図6に示すように係合突起61a、61bをスライドさせることで、スタンド30が天板10に固定される。
(3)第三実施形態
図15は、第三実施形態におけるスタンドの固定構造1における天板10の上面を、上方斜視図にて示すものである。すなわち、本実施形態の天板10は、図6において上半分だけ視認されている中継部材60と一体に形成されたような形状を呈している。換言すると、本実施形態の天板10の上面には、第一実施形態の中継部材60の上半分が突設されたような部材である中継片15が設けられている。この中継片15の一面の上縁側から、図4に示す2個の第二係合突起62a、62bと同様に、2個の係合突起61a、61bが突出している。一方、本実施形態のスタンド30は、第一実施形態における支持部材40と同一の構造を有している。ただし、第一実施形態の第二係合孔50a、50bが係合孔20となる。そして、スタンド30に設けられた係合孔20に、天板10の係合突起61a、61bを挿入し、さらに、図11に示すように係合突起61a、61b(図11中では第二係合突起62a、62b)をスライドさせることで、スタンド30が天板10に固定される。
(4)第四実施形態
図16は、第四実施形態におけるスタンドの固定構造1を、模式的に断面図にて示すものである。本実施形態では、天板10の上面に複数個の陥凹部としての係合孔20が形成されている。また、スタンド30の載置板42の底面には、係合孔20にそれぞれ嵌入する複数個の突起としての係合突起61a、61bが形成されている。そして、複数個の係合孔20に、複数個の係合突起61a、61bをそれぞれ嵌入させつつスタンド30を天板10に載置させることで、スタンド30は天板10に対して水平方向の力に抗するように固定されることが可能となっている。
本発明は、電子機器を装置の天板上に設置するためのスタンドを、天板上に固定するための構造として利用可能である。
1 スタンドの固定構造
10 天板 15 中継片
20 係合孔 21 誘導溝 22 退避部
30 スタンド
40 支持部材 41 支持板 42 載置板
43 支持片 44a、44b 止め板 45中継片
50a、50b 第二係合孔 51 第二誘導溝
52a、52b 第二退避部
60 中継部材 61a、61b 係合突起
62a、62b 第二係合突起
100 電子機器 110 ディスプレイ

Claims (5)

  1. 天板とスタンドとを備えたスタンドの固定構造であって、
    前記天板及び前記スタンドのうち、一方が係合孔を備えるとともに、他方が前記係合孔に挿通可能な係合突起を備え、
    前記係合孔に前記係合突起が挿入されることで、前記スタンドが前記天板に取り外し可能に固定される、スタンドの固定構造。
  2. 前記天板及び前記スタンドのうち、前記係合孔を備える一方は、前記係合孔と連通するとともに、前記係合孔に挿入された前記係合突起をスライド可能とする誘導溝をさらに備え、
    前記係合孔に挿入された前記係合突起を、前記誘導溝に沿ってスライドさせることで、前記スタンドが前記天板に固定される、請求項1に記載のスタンドの固定構造。
  3. 前記天板が前記係合孔を備えるとともに、前記スタンドが前記係合突起を備える、請求項2に記載のスタンドの固定構造。
  4. 前記係合孔は有底であり、前記係合突起は前記係合孔の底に接触可能な長さである請求項3に記載のスタンドの固定構造。
  5. 前記スタンドは、支持部材と、前記支持部材とは別体に形成される中継部材とで構成され、
    前記中継部材は、前記係合突起とともに第二係合突起を備え、
    前記支持部材は、前記第二係合突起を挿通可能な第二係合孔と、前記第二係合孔に連接されるとともに、前記第二係合孔に挿入された前記第二係合突起を挿入方向と直交する方向にスライド可能とする第二誘導溝とを備え、
    前記係合突起を前記係合孔に挿入し、前記係合孔に挿入された前記係合突起を、前記誘導溝に沿ってスライドさせることで、前記天板に前記中継部材が固定され、
    前記第二係合突起を前記第二係合孔に挿入し、前記第二係合孔に挿入された前記第二係合突起を、前記第二誘導溝に沿ってスライドさせることで、前記中継部材に前記支持部材が固定される、請求項4に記載のスタンドの固定構造。
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