JP2022189574A - 端子金具、及び、端子付き電線 - Google Patents

端子金具、及び、端子付き電線 Download PDF

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Tomoaki Sasaki
耕輔 木田
Kosuke Kida
俊輔 矢尾板
shunsuke Yaoita
拓也 山本
Takuya Yamamoto
伸也 橘
Shinya Tachibana
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Abstract

【課題】電線への適正な取り付けが可能な端子金具、及び、その端子金具を用いた端子付き電線を提供すること。【解決手段】端子金具20は、電線10が有する絶縁被覆12に加締められて圧着されることになる被覆加締部60と、絶縁被覆12から露出する導体芯線11に加締められて圧着されることになる導体加締部40と、を備える。被覆加締部60は、被覆加締部60及び導体加締部40の圧着を一括して行う加工治具4,80に接触することになる外側表面に、加工治具4,80と外側表面の間に生じる摩擦力を低減して加工治具4,80に対する外側表面の摺動を促進する摺動促進構造63,64,65,66,20b,20cを有する。【選択図】図6

Description

本発明は、電線に圧着されることになる端子金具、及び、電線に端子金具が圧着された端子付き電線に関する。
従来から、電線に加締められて圧着される端子金具が提案されている。この種の端子金具は、典型的には、電線が載せ置かれる載置部と、電線の導体芯線に加締められる導体加締部と、電線の絶縁被覆に加締められる被覆加締部と、を有する。そして、載置部に電線を配置した上で、加工治具(いわゆる、アンビル及びクリンパ)を用いて導体芯線および絶縁被覆を取り囲んで加締めるように導体加締部および被覆加締部を変形させることで、上述した圧着を行うようになっている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2019-212458号公報
ところで、上述したように端子金具を電線に圧着する際、一般に、載置部、導体加締部および被覆加締部は、電線の軸線に交差する方向に押し潰されるように変形することに伴い、全体として電線の軸線方向(以下、単に「軸線方向」という。)に延びるようにも変形する。ここで、一般に、導体芯線と導体加締部との間では両者を強固に密着させて良好な電気的接続を図ることが求められ、絶縁被覆と被覆加締部との間では絶縁被覆に亀裂等の過度な変形が生じない程度の密着度合いで両者を固定することが求められる。そのため、一般に、加工治具が導体加締部に及ぼす外力よりも、加工治具が被覆加締部に及ぼす外力は小さい。また、加工治具によっては、導体芯線への導体加締部の加締めと、絶縁被覆への被覆加締部の加締めと、がこの順に行われる場合もある。これらの結果、上述した軸線方向の変形は、一般に、導体加締部を中心として周辺に(即ち、導体加締部から被覆加締部に向かって)広がるように生じることになる。換言すると、被覆加締部は、導体加締部に比べて軸線方向の変形の影響をより強く受けることになる。
具体的には、被覆加締部では、加工治具に接触している箇所(特に、接触面積がアンビルよりも一般に広いクリンパに接触している箇所)では両者間の摩擦力に起因して軸線方向の変形が抑えられながら、他の箇所(特に、載置部)では軸線方向の変形が生じ易いことになる。その結果、被覆加締部は、軸線方向に対して傾いた状態で、絶縁被覆に加締められる場合がある。このような被覆加締部の傾きは、被覆加締部の本来の機能(即ち、絶縁被覆と端子金具との固定)を損なうことで電線への端子金具の適正な取り付けを妨げる要因となり得るため、出来る限り抑制されることが望ましい。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電線への適正な取り付けが可能な端子金具、及び、その端子金具を用いた端子付き電線の提供である。
前述した目的を達成するために、本発明に係る端子金具および端子付き電線は、下記[1]~[5]を特徴としている。
[1]
電線が有する絶縁被覆に加締められて圧着されることになる被覆加締部と、前記絶縁被覆から露出する導体芯線に加締められて圧着されることになる導体加締部と、を備える端子金具であって、
前記被覆加締部は、
当該被覆加締部及び前記導体加締部の圧着を一括して行う加工治具に接触することになる外側表面に、前記加工治具と前記外側表面の間に生じる摩擦力を低減して前記加工治具に対する前記外側表面の摺動を促進する摺動促進構造を有する、
端子金具であること。
[2]
上記[1]に記載の端子金具において、
前記摺動促進構造は、
前記加工治具から離れる向きに窪むように前記外側表面に設けられる凹部から構成される、
端子金具であること。
[3]
上記[1]に記載の端子金具において、
前記摺動促進構造は、
前記加工治具に近づく向きに突出するように前記外側表面に設けられる凸部から構成される、
端子金具であること。
[4]
上記[1]~上記[3]の何れか一つに記載の端子金具において、
前記摺動促進構造は、
前記絶縁被覆に接触することになる前記被覆加締部の内側表面に設けられる表面層よりも硬度の高い高硬度表面層を、前記外側表面に配置するように構成される、
端子金具であること。
[5]
電線と、前記電線が有する絶縁被覆に加締められて圧着される被覆加締部と前記絶縁被覆から露出する導体芯線に加締められて圧着される導体加締部とを有する上記[1]~上記[4]の何れか一つに記載の端子金具と、を備える、端子付き電線であること。
上記[1]の構成の端子金具によれば、電線の絶縁被覆に加締められて圧着されることになる被覆加締部の外側表面に、加工治具(例えば、いわゆるクリンパ)と外側表面の間に生じる摩擦力を低減して加工治具に対する外側表面の摺動を促進する摺動促進構造が、設けられる。そのため、端子金具の圧着時、摺動促進構造が無い場合に比べ、被覆加締部の外側表面が軸線方向に適度に摺動することで、軸線方向に対して傾いた状態で被覆加締部が加締められることが抑制される。これにより、圧着時に端子金具が軸線方向に延びるように変形しても、被覆加締部を絶縁被覆に適正に圧着することができる。したがって、本構成の端子金具は、電線への適正な取り付けが可能である。
上記[2]の構成の端子金具によれば、摺動促進構造として、加工治具から離れる向きに窪む凹部が、被覆加締部の外側表面に設けられる。これにより、被覆加締部の外側表面と加工治具との接触面積が小さくなることで、両者間の摺動が促進されることになる。
上記[3]の構成の端子金具によれば、摺動促進構造として、加工治具に近づく向きに突出する突部が、被覆加締部の外側表面に設けられる。これにより、被覆加締部の外側表面と加工治具との接触面積が小さくなることで、両者間の摺動が促進されることになる。
上記[4]の構成の端子金具によれば、摺動促進構造として、被覆加締部の内側表面に設けられる表面層よりも硬度の高い高硬度表面層が、外側表面に設けられる。これにより、端子金具の圧着時、外側表面の変形等に起因する加工治具への密着が生じ難くなることで、両者間の摺動が促進されることになる。なお、上記「硬度」の大小は、例えば、一般に用いられる押し込み硬さ試験(例えば、JIS Z 2251)による硬さ値に準じればよい。
上記[5]の構成の端子付き電線によれば、電線の絶縁被覆に加締められて圧着される被覆加締部の外側表面に、加工治具(例えば、いわゆるクリンパ)と外側表面の間に生じる摩擦力を低減して加工治具に対する外側表面の摺動を促進する摺動促進構造が、設けられる。そのため、端子金具の圧着時、摺動促進構造が無い場合に比べ、被覆加締部の外側表面が軸線方向に適度に摺動することで、軸線方向に対して傾いた状態で被覆加締部が絶縁被覆に加締められることが抑制される。これにより、圧着時に端子金具が軸線方向に延びるように変形しても、被覆加締部を絶縁被覆に適正に圧着することができる。したがって、端子金具が電線へ適正に取り付けられた端子付き電線を提供することが可能である。
本発明によれば、電線への適正な取り付けが可能な端子金具、及び、その端子金具を用いた端子付き電線を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態に係る端子付き電線の側面図である。 図2(a)は、図1に示す端子金具を構成する金属板材の外側表面側の展開図であり、図2(b)は、当該金属板材の内側表面側の展開図であり、図2(c)は、図2(a)のA-A断面図である。 図3は、加工治具を用いて端子金具の導体加締部及び被覆加締部を電線に圧着させる前の状態を示す斜視図である。 図4は、図3のB-B断面図である。 図5は、図4のC-C断面図である。 図6は、加工治具を用いて端子の導体加締部及び被覆加締部を電線に圧着させた状態を示す、図5に対応する図である。 図7(a)~図7(c)は、種々の変形例に係る端子金具の被覆加締部を示す、図2(a)に対応する図である。 図8(a)~図8(c)は、他の種々の変形例に係る端子金具の被覆加締部を示す、図1に対応する図である。 図9(a)は、他の変形例に係る端子金具の被覆加締部を示す、図1に対応する図であり、図9(b)は、図9(a)のD部の金属板材の板厚方向の断面図である。 図10は、他の変形例における、図9(b)に対応する図である。 図11は、他の変形例に係る端子金具の被覆加締部を示す、図1に対応する図である。
以下、図1~図6を参照しながら、本発明の実施形態に係る端子付き電線1について説明する。図1等に示すように、端子付き電線1は、電線10の端末に端子金具20が取り付けられる(圧着される)ことで形成される。端子付き電線1では、電線10と端子金具20とが電気的に接続されている。
以下、説明の便宜上、図1~図11に示すように、「前後方向」、「幅方向」、「上下方向」、「前」、「後」、「上」、及び「下」を定義する。「前後方向」、「幅方向」及び「上下方向」は、互いに直交している。前後方向は、端子付き電線1(より具体的には、端子金具20)の延在方向と一致し、前側及び後側はそれぞれ、端子金具20の先端側及び基端側に対応している。以下、端子付き電線1を構成する各部材について順に説明する。
まず、電線10について説明する。図1及び図3等に示すように、電線10は、導体芯線11と、導体芯線11の外周を覆う絶縁被覆12と、からなる。導体芯線11は、本例では、複数本の素線の集合体である。各素線は、銅やアルミニウム等の導電性を有する金属によって形成されている。絶縁被覆12は、絶縁性を有する樹脂により構成されている。電線10への端子金具20の圧着の準備として、電線10の先端部分にて、絶縁被覆12が除去されて導体芯線11が所定の長さだけ露出している。
露出した導体芯線11における端末部11a(図1等参照)より後側の所定箇所には、後に、端子金具20の後述する導体加締部40(図1等参照)が圧着されることになる。電線10の絶縁被覆12の端末部には、後に、端子金具20の後述する被覆加締部60(図1等参照)が圧着されることになる。
次いで、端子金具20について説明する。端子金具20は、本例では、母材としての金属板材に対して、表面全体をメッキ層で覆うメッキ処理を行った後にプレス加工及び曲げ加工等の加工処理を施すことで、形成される。なお、端子金具20は、金属板材に対して、プレス加工及び曲げ加工等の加工処理を施した後に表面全体をメッキ層で覆うメッキ処理を行うことで、形成されてもよい。金属板材としては、典型的には、銅(Cu)、又は、銅(Cu)合金からなる板材が使用される。メッキ層としては、典型的には、錫(Sn)メッキ層が使用される。
端子金具20は、図1~図3等に示すように、相手側端子との端子接続部30、連結部35、導体加締部40、中間部50、及び被覆加締部60を備えている。端子接続部30、連結部35、導体加締部40、中間部50、及び被覆加締部60は、この順で、前側から後側に向けて前後方向に沿って一列に並んでいる。なお、本例では、端子接続部を有する形状の端子金具20を典型例として説明を続けるが、2本の電線同士を繋ぐための中継端子などの他の形状を有する端子にも、本発明を適用可能である。以下、説明の便宜上、板状の導体加締部40及び被覆加締部60に関し、電線10に接触する側の表面を「内側表面」と呼び、電線10に接触する側と反対側の表面を「外側表面」と呼ぶ。
端子接続部30は、端子金具20のうち、相手側端子と接続される部分であり、図1に示す例では、前後方向に延びる矩形筒状の形状を有している。端子接続部30の内部には、端子接続部30の内部に挿入された相手側端子と弾性的に接触することになるバネ片31が設けられている(図2及び図3参照)。端子接続部30は、連結部35を介して導体加締部40に繋がっている。
導体加締部40は、電線10の露出した導体芯線11における端末部11aより後側の前記所定箇所に圧着される部分である。導体加締部40は、図1~図5に示すように、基部41(図5参照)と、一対の導体加締片42と、を有する。基部41は、(前後方向に垂直な)断面が上に開放する略U字状の形状を有して前後方向に延びている(図3及び図4参照)。一対の導体加締片42は、基部41の幅方向の一対の端部から上方に延出する腕状の形状を有する。一対の導体加締片42は、導体芯線11への圧着前の状態では、図3及び図4に示すように、幅方向外側に傾斜しながら上方に向けて延びている。
図2(b)及び図3に示すように、導体加締部40には、基部41の幅方向の一方の端から他方の端まで基部41の内側表面に沿って延びる(導体加締部40の展開状態にて幅方向に延びる)、複数(本例では3本)の溝状のセレーション43が、前後方向に間隔を空けて並ぶように形成されている。
被覆加締部60は、電線10における絶縁被覆12の端末部に圧着される部分である。被覆加締部60は、図1~図5に示すように、基部61(図5参照)と、一対の被覆加締片62と、を有する。基部61は、(前後方向に垂直な)断面が上に開放する略U字状の形状を有して前後方向に延びている。一対の被覆加締片62は、基部61の幅方向の一対の端部から上方に延出する腕状の形状を有する。一対の被覆加締片62は、絶縁被覆12への圧着前の状態では、図3及び図4に示すように、幅方向外側に傾斜しながら上方に向けて延びている。
図2(a)、図3、図5及び図6に示すように、被覆加締部60には、一方の被覆加締片62の延出端から他方の被覆加締片62の延出端まで被覆加締部60(基部61及び一対の被覆加締片62)の外側表面に沿って延びる(被覆加締部60の展開状態にて幅方向に延びる)、複数(本例では2本)の溝63が、前後方向に間隔を空けて並ぶように形成されている。溝63は、本発明の「摺動促進構造」を構成している。この点については、後に詳述する。
中間部50は、導体加締部40の基部41と、被覆加締部60の基部61とを、前後方向に繋ぐ部分である。中間部50は、基部41及び基部61と同様、(前後方向に垂直な)断面が上に開放する略U字状の形状を有して前後方向に延びている。以上、端子付き電線1を構成する各部材について説明した。
次いで、端子金具20を電線10へ圧着する際の手順について説明する。端子金具20の電線10への圧着は、本例では、図3等に示す加工治具4を用いて一括して行われる。加工治具4は、アンビル2と、クリンパ3と、を備える。アンビル2は、固定式の金型であり、端子金具20を支持する機能を果たす。クリンパ3は、アンビル2の上方に位置する移動式の金型であり、アンビル2に対して上下方向に相対移動可能となっている。
図1及び図4に示すように、加工治具4は、アンビル2として、前方アンビル90(図1では記載を省略)、導体用アンビル100、及び、被覆用アンビル110を備える。前方アンビル90、導体用アンビル100、及び被覆用アンビル110は、この順で、前側から後側に向けて前後方向に沿って一列に並んでいる。前方アンビル90は、端子金具20の端子接続部30及び連結部35を支持する機能を果たす。導体用アンビル100は、端子金具20の導体加締部40を支持する機能を果たす。被覆用アンビル110は、端子金具20の中間部50及び被覆加締部60を支持する機能を果たす。
加工治具4は、クリンパ3として、導体用クリンパ70、及び、被覆用クリンパ80を備える。導体用クリンパ70は、導体用アンビル100と上下方向に対向配置されており、導体加締部40の一対の導体加締片42を加締めて導体芯線11の前記所定箇所に対して導体加締部40を圧着させる機能を果たす。被覆用クリンパ80は、被覆用アンビル110と上下方向に対向配置されており、被覆加締部60の一対の被覆加締片62を加締めて絶縁被覆12の端末部に対して被覆加締部60を圧着させる機能を果たす。
導体用クリンパ70は、図3~図5に示すように、前面71及び後面72の間隔を厚みとする平板状の形状を有しており、その下面の幅方向中央部には、上方に窪んだ加締面73が形成されている。加締面73は、端子金具20の導体加締部40の一対の導体加締片42を案内しながら加締めるために形成されている。図4に示す形状を有する加締面73を採用することで、一対の導体加締片42は、導体芯線11を取り囲むように、且つ、下方を向いた一対の先端同士が当接しながら導体芯線11の上部に食い込むように、加締められる(図1及び図6参照)。
被覆用クリンパ80は、図3及び図5に示すように、前面81及び後面82の間隔を厚みとする平板状の形状を有しており、その下面の幅方向中央部には、上方に窪んだ加締面83が形成されている。加締面83は、端子金具20の被覆加締部60の一対の被覆加締片62を案内しながら加締めるために形成されている。本例では、加締面83は、加締面73と同様の形状を有している。このため、一対の被覆加締片62は、絶縁被覆12を取り囲むように、且つ、下方を向いた一対の先端同士が当接しながら絶縁被覆12の上部に食い込むように、加締められる(図1及び図6参照)。
端子金具20の電線10への圧着(具体的には、導体加締部40の導体芯線11への圧着、及び、被覆加締部60の絶縁被覆12への圧着)を一括して行う際には、まず、図5に示すように、端子金具20が、端子接続部30及び連結部35が前方アンビル90に支持され、導体加締部40が導体用アンビル100に支持され、中間部50及び被覆加締部60が被覆用アンビル110に支持されるように、アンビル2に載置される。
次いで、電線10が、露出した導体芯線11の端末部11aが連結部35に支持され、露出した導体芯線11の前記所定箇所が導体加締部40の基部41に支持され、絶縁被覆12が被覆加締部60の基部61に支持されるように、端子金具20に載置される。
次いで、図5に示す矢印のように、導体用アンビル100及び被覆用アンビル110の上方に位置する導体用クリンパ70及び被覆用クリンパ80が一体で、導体用アンビル100及び被覆用アンビル110に近づくように下降される。
導体用クリンパ70及び被覆用クリンパ80が下降する過程において、導体加締部40の一対の導体加締片42の外側表面が導体用クリンパ70の加締面73に接触する(加締面73上を摺動する)ことで、一対の導体加締片42が加締面73によって案内されながら湾曲形状に変形し(加締められ)、並びに、被覆加締部60の一対の被覆加締片62の外側表面が被覆用クリンパ80の加締面83に接触する(加締面83上を摺動する)ことで、一対の被覆加締片62が加締面83によって案内されながら湾曲形状に変形していく(加締められていく)。
図6に示すように、導体用クリンパ70及び被覆用クリンパ80が所定位置まで下降すると、一対の導体加締片42による導体加締部40の導体芯線11への圧着、並びに、一対の被覆加締片62による被覆加締部60の絶縁被覆12への圧着が完了することで、端子金具20の電線10への圧着が完了する。
これにより、図1に示す端子付き電線1が得られる。なお、図1に示す端子付き電線1には、導体加締部40と導体芯線11との圧着箇所及び導体芯線11の端末部11aを覆うように、樹脂ペースト状の止水材が設けられてもよい。止水材は、導体加締部40の一対の導体加締片42から基部41に向けて流れ落ちながら導体芯線11の端末部11aを覆うように設けられる。
以下、被覆加締部60の外側表面に複数の溝63が形成されたことによる作用について述べる。端子金具20を電線10に圧着する際、一般に、導体加締部40及び被覆加締部60は、上下方向(電線10の軸線に交差する方向)で押し潰されるように変形することに伴い、全体として前後方向(電線10の軸線方向)に延びるようにも変形する。ここで、一般に、導体芯線11と導体加締部40との間では両者を強固に密着させて良好な電気的接続を図ることが求められ、絶縁被覆12と被覆加締部60との間では絶縁被覆12に亀裂等の過度な変形が生じない程度の密着度合いで両者を固定することが求められる。そのため、本例では、加工治具4(導体用アンビル100及び導体用クリンパ70)が導体加締部40に及ぼす外力よりも、加工治具4(被覆用アンビル110及び被覆用クリンパ80)が被覆加締部60に及ぼす外力が小さくなるように、加工治具4が設計されている。この結果、上述した前後方向の変形(延び)が、導体加締部40を中心として周辺に(即ち、導体加締部40から被覆加締部60に向かって)広がるように生じる。このため、導体加締部40では、前後方向への移動が生じ難い一方で、被覆加締部60では、後方への移動が生じ易い。
ここで、仮に、被覆加締部60に溝63が設けられていない場合、被覆加締部60の後方への移動に関し、被覆用クリンパ80の加締面83に外側表面が接触している一対の被覆加締片62では、被覆加締片62の外側表面と加締面83との間の摩擦力に起因して後方への移動が相対的に生じ難く、被覆用クリンパ80の加締面83から離れた基部61では、後方への移動が相対的に生じ易いことになる。これは、上述した前後方向の変形の影響が導体加締部40から中間部50を介して基部61に及ぼされることや、被覆加締片62と被覆用クリンパ80との接触面積が基部61と被覆用アンビル110との接触面積よりも大きいこと等にも起因する。この結果、被覆加締部60に溝63が設けられていない場合、被覆加締部60は、基部61が一対の被覆加締片62に対して相対的に後方に位置するように前後方向に対して傾いた状態で、絶縁被覆12に加締められる場合があり得る。
これに対し、本実施形態に係る端子付き電線1(端子金具20)では、被覆加締部60の外側表面に複数の溝63が形成されている(図6等参照)。このため、被覆加締部60の外側表面にこのような溝63が形成されていない態様と比べて、被覆加締片62の外側表面と加締面83との接触面積が小さくなる。これにより、被覆加締片62の外側表面と加締面83との間に生じる摩擦力が低減するので、加締面83に対する被覆加締片62の外側表面の後方への摺動が促進され得る。換言すれば、複数の溝63が、被覆用クリンパ80と被覆加締片62の外側表面との間に生じる摩擦力を低減して被覆用クリンパ80に対する被覆加締片62の外側表面の摺動を促進する「摺動促進構造」として機能し得る。複数の溝63が「摺動促進構造」として機能することで、被覆加締片62の外側表面が加締面83に対して後方へ適度に摺動する。この結果、基部61が一対の被覆加締片62に対して相対的に後方に位置する傾向が抑制されるので、被覆加締部60が傾いた状態で絶縁被覆12に加締められることが抑制され得る。
(作用・効果)
以上、本実施形態に係る端子付き電線1及び端子金具20によれば、電線10の絶縁被覆12に加締められて圧着されることになる被覆加締部60の外側表面に、加工治具4(具体的には、被覆用クリンパ80)と被覆加締部60の外側表面との間に生じる摩擦力を低減して被覆用クリンパ80に対する被覆加締部60の外側表面の摺動を促進する「摺動促進構造」として、複数の溝63が設けられる。そのため、端子金具20の圧着時、「摺動促進構造」が無い場合に比べ、被覆加締部60の被覆用クリンパ80に接触している箇所(被覆加締片62)が後方へ適度に摺動することで、上記のように前後方向に対して傾いた状態で被覆加締部60が絶縁被覆12に加締められることが抑制される。これにより、圧着時に端子金具20が前後方向に延びるように変形しても、被覆加締部60の本来の機能(即ち、絶縁被覆12と端子金具20との固定)を損なうことなく、被覆加締部60を絶縁被覆12に圧着することができる。したがって、本実施形態に係る端子付き電線1及び端子金具20は、電線10への適正な取り付けが可能である。
<他の形態>
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上記実施形態では、「摺動促進構造」として、複数の溝63が、被覆加締部60(基部61及び一対の被覆加締片62)の外側表面において、一方の被覆加締片62の延出端から他方の被覆加締片62の延出端まで連続して前後方向に直交する方向(被覆加締片62の展開状態にて幅方向)に延びるように設けられている。これに対し、図7(a)に示すように、「摺動促進構造」として、複数の溝63が、被覆加締部60(基部61及び一対の被覆加締片62)における基部61の幅方向中央部分を除いた領域のみの外側表面において、前後方向に直交する方向(被覆加締片62の展開状態にて幅方向)に延びるように設けられてもよい。
更に、図7(b)に示すように、「摺動促進構造」として、複数の溝63が、被覆加締部60(基部61及び一対の被覆加締片62)における一対の被覆加締片62のみの外側表面において、前後方向に延びるように設けられてもよい。
更に、図7(c)に示すように、「摺動促進構造」として、複数の島状(半球状)の窪み64が、被覆加締部60(基部61及び一対の被覆加締片62)における一対の被覆加締片62のみの外側表面に設けられてもよい。
更に、図8(a)に示すように、「摺動促進構造」として、複数の突条65が、被覆加締部60(基部61及び一対の被覆加締片62)の外側表面において、一方の被覆加締片62の延出端から他方の被覆加締片62の延出端まで連続して前後方向に直交する方向(被覆加締片62の展開状態にて幅方向)に延びるように設けられてもよい。
更に、図8(b)に示すように、「摺動促進構造」として、複数の突条65が、被覆加締部60(基部61及び一対の被覆加締片62)における一対の被覆加締片62のみの外側表面において、前後方向に延びるように設けられてもよい。
更に、図8(c)に示すように、「摺動促進構造」として、複数の島状(半球状)の突起66が、被覆加締部60(基部61及び一対の被覆加締片62)における一対の被覆加締片62のみの外側表面に設けられてもよい。
以上、図7(a)~図7(c)、並びに、図8(a)~図8(c)に示す何れの変形例においても、上記実施形態と同様、「摺動促進構造」として、被覆用クリンパ80の加締面83と被覆加締片62の外側表面との接触面積を小さくすることによって、被覆用クリンパ80の加締面83と被覆加締片62の外側表面との間の摺動を促進する構造を得ることができる。なお、上記実施形態、並びに、図7(a)~図7(c)及び図8(a)~図8(c)に示す変形例において、「摺動促進構造」として、「複数」の溝63、窪み64、突条65及び突起66に代えて、「単一」の溝63、窪み64、突条65及び突起66が設けられてもよい。
更に、「摺動促進構造」として、被覆加締部60の内側表面に設けられるメッキ層より硬度の高い高硬度メッキ層を被覆加締部60の外側表面に設けることによって、被覆用クリンパ80の加締面83と被覆加締片62の外側表面との間の摺動を促進する構造が採用されてもよい。この構造によれば、端子金具20の圧着時、被覆加締部60の外側表面の変形等に起因する被覆用クリンパ80の加締面83への密着が生じ難くなることで、加締面83と被覆加締片62の外側表面との間の摺動が促進され得る。
具体的には、例えば、図9に示す例では、銅(Cu)又は(Cu)合金を母材とする端子金具20の全表面(被覆加締部60の外側表面及び内側表面を含む)に、錫(Sn)メッキ層20aが形成されるとともに、被覆加締部60の外側表面には、メッキ層20aの上に更に、メッキ層20aより硬度が高い高硬度メッキ層20bが設けられている(図9(b)参照)。高硬度メッキ層20bとしては、典型的には、ニッケル(Ni)メッキ層やクロム(Cr)メッキ層が使用される。
更に、図10に示す例では、銅(Cu)又は(Cu)合金を母材とする端子金具20の全表面(被覆加締部60の外側表面及び内側表面を含む)に、錫(Sn)メッキ層20aが、外側表面側の厚さT2が内側表面側の厚さT1より小さくなるように形成され(図10の左図参照)、その後、錫(Sn)メッキ層20aに対してリフロー処理が行われる。このリフロー処理の際に端子金具20が受ける熱により、端子金具20の母材(Cu)と錫(Sn)メッキ層20aとの境界部に、銅(Cu)及び錫(Sn)の合金(Cu+Sn)からなる高硬度メッキ層20cが形成される(図10の右図参照)。高硬度メッキ層20cは、錫(Sn)メッキ層20aより硬度が高い。ここで、厚さT2を、リフロー処理によって形成される高硬度メッキ層20cの厚さ程度の小さい値に設定し、且つ、厚さT1を、厚さT2より大きい値に設定しておくことで、図10の右図に示すように、被覆加締部60の内側表面では、高硬度メッキ層20cが外部に露出しない(錫(Sn)メッキ層20aで覆われている)一方で、被覆加締部60の外側表面では、高硬度メッキ層20cが外部に露出している。
以上、図9及び図10に示す何れの変形例においても、「摺動促進構造」として、被覆加締部60の内側表面に設けられる錫(Sn)メッキ層20aより硬度の高い高硬度メッキ層20b又は20cを被覆加締部60の外側表面に設けることによって、被覆用クリンパ80の加締面83と被覆加締片62の外側表面との間の摺動を促進する構造を得ることができる。
更に、上述した各種の「摺動促進構造」の2以上を組み合わせてもよい。例えば、図11に示すように、「摺動促進構造」として、被覆用クリンパ80の加締面83と被覆加締片62の外側表面との接触面積を小さくすることによって、被覆用クリンパ80の加締面83と被覆加締片62の外側表面との間の摺動を促進する構造と、被覆加締部60の内側表面に設けられるメッキ層より硬度の高い高硬度メッキ層を被覆加締部60の外側表面に設けることによって、被覆用クリンパ80の加締面83と被覆加締片62の外側表面との間の摺動を促進する構造と、の双方を備える構造が採用されてもよい。
具体的には、図11に示す例では、「摺動促進構造」として、上記実施形態(図1参照)が有する複数の溝63と、図9に示す変形例が有する高硬度メッキ層20bとの双方が採用されている。これにより、何れか構造のみが採用される態様と比べて、被覆用クリンパ80の加締面83と被覆加締片62の外側表面との間の摺動をより一層促進する構造を得ることができる。
ここで、上述した本発明に係る端子金具20及び端子付き電線1の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]~[5]に簡潔に纏めて列記する。
[1]
電線(10)が有する絶縁被覆(12)に加締められて圧着されることになる被覆加締部(60)と、前記絶縁被覆(12)から露出する導体芯線(11)に加締められて圧着されることになる導体加締部(40)と、を備える端子金具(20)であって、
前記被覆加締部(60)は、
当該被覆加締部(60)及び前記導体加締部(40)の圧着を一括して行う加工治具(4,80)に接触することになる外側表面に、前記加工治具(4,80)と前記外側表面の間に生じる摩擦力を低減して前記加工治具(4,80)に対する前記外側表面の摺動を促進する摺動促進構造(63,64,65,66,20b,20c)を有する、
端子金具(20)。
[2]
上記[1]に記載の端子金具(20)において、
前記摺動促進構造は、
前記加工治具(4,80)から離れる向きに窪むように前記外側表面に設けられる凹部(63,64)から構成される、
端子金具(20)。
[3]
上記[1]に記載の端子金具(20)において、
前記摺動促進構造は、
前記加工治具(4,80)に近づく向きに突出するように前記外側表面に設けられる凸部(65,66)から構成される、
端子金具(20)。
[4]
上記[1]~上記[3]の何れか一つに記載の端子金具(20)において、
前記摺動促進構造は、
前記絶縁被覆(12)に接触することになる前記被覆加締部(60)の内側表面に設けられる表面層(20a)よりも硬度の高い高硬度表面層(20b,20c)を、前記外側表面に配置するように構成される、
端子金具(20)。
[5]
電線(10)と、前記電線(10)が有する絶縁被覆(12)に加締められて圧着される被覆加締部(60)と前記絶縁被覆(12)から露出する導体芯線(11)に加締められて圧着される導体加締部(40)とを有する上記[1]~上記[4]の何れか一つに記載の端子金具(20)と、を備える、端子付き電線(1)。
1 端子付き電線
4 加工治具
10 電線
11 導体芯線
12 絶縁被覆
20 端子金具
20a 錫(Sn)メッキ層(メッキ層)
20b 高硬度メッキ層(高硬度表面層)
20c 高硬度メッキ層(高硬度表面層)
40 導体加締部
60 被覆加締部
63 溝(摺動促進構造、凹部)
64 窪み(摺動促進構造、凹部)
65 突条(摺動促進構造、凸部)
66 突起(摺動促進構造、凸部)
80 被覆用クリンパ(加工治具)

Claims (5)

  1. 電線が有する絶縁被覆に加締められて圧着されることになる被覆加締部と、前記絶縁被覆から露出する導体芯線に加締められて圧着されることになる導体加締部と、を備える端子金具であって、
    前記被覆加締部は、
    当該被覆加締部及び前記導体加締部の圧着を一括して行う加工治具に接触することになる外側表面に、前記加工治具と前記外側表面の間に生じる摩擦力を低減して前記加工治具に対する前記外側表面の摺動を促進する摺動促進構造を有する、
    端子金具。
  2. 請求項1に記載の端子金具において、
    前記摺動促進構造は、
    前記加工治具から離れる向きに窪むように前記外側表面に設けられる凹部から構成される、
    端子金具。
  3. 請求項1に記載の端子金具において、
    前記摺動促進構造は、
    前記加工治具に近づく向きに突出するように前記外側表面に設けられる凸部から構成される、
    端子金具。
  4. 請求項1~請求項3の何れか一項に記載の端子金具において、
    前記摺動促進構造は、
    前記絶縁被覆に接触することになる前記被覆加締部の内側表面に設けられる表面層よりも硬度の高い高硬度表面層を、前記外側表面に配置するように構成される、
    端子金具。
  5. 電線と、前記電線が有する絶縁被覆に加締められて圧着される被覆加締部と前記絶縁被覆から露出する導体芯線に加締められて圧着される導体加締部とを有する請求項1~請求項4の何れか一項に記載の端子金具と、を備える、端子付き電線。
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