JP2022187542A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】表示画面上において、1又は複数のユーザが、複数の作業工程において対象データに対する作業を行う場合、ユーザ関連操作子又は作業工程関連操作子のうち、選択された操作子を使用可能とする。【解決手段】文書管理サーバ14のカスタマイズボタンDB48には、ユーザに関連付けられたユーザ関連ボタン、電子文書に関連付けられた文書関連ボタン、及び、作業場に関連付けられた作業場関連ボタンが登録される。ユーザがユーザ端末12から作業場にアクセスし、電子文書に関する作業をディスプレイ24に表示された表示画面上で行う場合、表示制御部58は、デフォルト表示設定又は当該ユーザからの指示に応じて、カスタマイズボタンDB48に基づいて、当該ユーザのユーザ関連ボタン、当該電子文書の文書関連ボタン、及び当該作業場の作業場関連ボタンから選択されたカスタマイズボタンを表示画面に表示させる。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
従来、表示画面上において対象データに対する作業を行う際に、表示画面に表示された操作子を操作することで、対象データに関する指示を入力することが行われている。また、従来、表示画面に表示される操作子を変更可能とする技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、表示画面に表示される操作子をカスタマイズ可能な情報処理装置であって、対象データを編集するアプリケーションの現在の編集モードに応じた操作子の中から、表示画面に表示させる操作子をユーザに選択させる情報処理装置が開示されている。また、特許文献2には、装置の動作モードに応じて表示画面上に表示させる操作子を切り替え可能な情報処理装置が開示されている。
特開2016-51427号公報 特開2005-284559
ところで、表示画面上において、1又は複数のユーザが、複数の作業工程において対象データに対する作業を行う場合がある。このような場合、ユーザに関連付けられたユーザ関連操作子と、作業工程に関連付けられた作業工程関連操作子とを用意することが考えられる。
本発明の目的は、表示画面上において、1又は複数のユーザが、複数の作業工程において対象データに対する作業を行う場合、ユーザ関連操作子又は作業工程関連操作子のうち、選択された操作子を使用可能とすることにある。
請求項1に係る発明は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、対象データに関する指示を入力するための操作子であって、ユーザに関連付けられた操作子であるユーザ関連操作子と、対象データに関する指示を入力するための操作子であって、1又は複数のユーザによる作業に係る作業工程に関連付けられた操作子である作業工程関連操作子と、が記憶された操作子データベースに基づいて、前記ユーザ関連操作子又は前記作業工程関連操作子の少なくとも一方を選択し、選択した操作子を表示画面に表示させる、ことを特徴とする情報処理装置である。
請求項2に係る発明は、前記プロセッサは、前記ユーザからの指示に応じて、前記ユーザ関連操作子又は前記作業工程関連操作子の少なくとも一方を選択する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3に係る発明は、前記作業工程関連操作子は、前記対象データに関連付けられた操作子である対象データ関連操作子、又は、前記対象データが格納されたメモリ上の領域である作業場に関連付けられた操作子である作業場関連操作子の少なくとも一方を含む、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置である。
請求項4に係る発明は、互いに異なる作業を行う複数の前記作業場が設けられ、前記作業場関連操作子は、当該作業場関連操作子に関連付けられた前記作業場で行われる作業に応じた内容の指示を入力するための操作子である、ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置である。
請求項5に係る発明は、前記ユーザ関連操作子は、当該ユーザ関連操作子に対応する前記ユーザの操作子の使用履歴に基づいて決定されたユーザ関連履歴操作子を含み、前記作業工程関連操作子は、当該作業工程関連操作子に対応する前記作業工程における操作子の使用履歴に基づいて決定された作業工程関連履歴操作子を含む、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置である。
請求項6に係る発明は、前記ユーザ関連履歴操作子は、当該ユーザの操作子の使用回数に基づいて決定された操作子であり、前記作業工程関連履歴操作子は、当該作業工程における操作子の使用回数に基づいて決定された操作子である、ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置である。
請求項7に係る発明は、前記ユーザ関連履歴操作子は、当該ユーザが順に使用した一連の操作子であり、前記作業工程関連履歴操作子は、当該作業工程において順に使用された一連の操作子である、ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置である。
請求項8に係る発明は、前記ユーザ関連履歴操作子は、当該ユーザが順に使用した一連の操作子の使用順において、当該ユーザが直前に使用した操作子の次の操作子であり、前記作業工程関連履歴操作子は、当該作業工程において順に使用された一連の操作子の使用順において、当該作業工程において直前に使用された操作子の次の操作子である、ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置である。
請求項9に係る発明は、前記プロセッサは、前記作業工程関連履歴操作子と共に、前記作業工程関連履歴操作子を過去に使用したユーザを示す情報を表示画面に表示させる、ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置である。
請求項10に係る発明は、前記ユーザ関連操作子は、当該ユーザ関連操作子に対応する前記ユーザが登録したユーザ関連登録操作子を含み、前記作業工程関連操作子は、当該作業工程関連操作子に対応する前記作業工程において作業を行ったユーザが登録した作業工程関連登録操作子を含み、前記プロセッサは、前記ユーザ関連登録操作子及び前記ユーザ関連履歴操作子の両方、又は、前記作業工程関連登録操作子及び前記作業工程関連履歴操作子の両方、の少なくとも一方を前記表示画面に表示させる、ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置である。
請求項11に係る発明は、前記プロセッサは、前記表示画面上における前記ユーザの操作に応じて、前記表示画面に表示された前記ユーザ関連履歴操作子を前記ユーザ関連登録操作子若しくは前記作業工程関連登録操作子として登録すること、又は、前記表示画面上における前記ユーザの操作に応じて、前記表示画面に表示された前記作業工程関連履歴操作子を前記ユーザ関連登録操作子若しくは前記作業工程関連登録操作子として登録すること、の少なくとも一方を実行する、ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置である。
請求項12に係る発明は、前記表示画面上における前記ユーザの操作は、前記ユーザ関連履歴操作子又は前記作業工程関連履歴操作子を前記表示画面上の特定領域までドラッグアンドドロップする操作である、ことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置である。
請求項13に係る発明は、前記プロセッサは、前記ユーザ関連操作子と前記作業工程関連操作子との間で、前記表示画面に表示される操作子を切り替えるための切り替え操作子を前記表示画面に表示させる、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項14に係る発明は、前記プロセッサは、前記ユーザ関連操作子及び前記作業工程関連操作子を、互いに識別可能な表示態様で前記表示画面に表示させる、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項15に係る発明は、前記ユーザ関連操作子は、当該ユーザ関連操作子に対応する前記ユーザ特有の指示を入力するための操作子である、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項16に係る発明は、コンピュータに、対象データに関する指示を入力するための操作子であって、ユーザに関連付けられた操作子であるユーザ関連操作子と、対象データに関する指示を入力するための操作子であって、1又は複数のユーザによる作業に係る作業工程に関連付けられた操作子である作業工程関連操作子と、が記憶された操作子データベースに基づいて、前記ユーザ関連操作子又は前記作業工程関連操作子の少なくとも一方を選択させ、選択した操作子を表示画面に表示させる、ことを特徴とする情報処理プログラムである。
請求項1又は16に係る発明によれば、表示画面上において、1又は複数のユーザが、複数の作業工程において対象データに対する作業を行う場合、ユーザ関連操作子又は作業工程関連操作子のうち、選択された操作子を使用することができる。
請求項2に係る発明によれば、ユーザは、ユーザ関連操作子又は作業工程関連操作子のうち、ユーザが選択した操作子を使用することができる。
請求項3に係る発明によれば、ユーザは、作業工程関連操作子として、対象データ操作子又は作業場関連操作子の少なくとも一方を使用することができる。
請求項4に係る発明によれば、ユーザは、作業場関連操作子を操作することで、当該作業場で行われる作業に応じた内容の指示を入力することができる。
請求項5に係る発明によれば、ユーザは、ユーザ関連履歴操作子を操作することで、当該ユーザが過去に使用した操作子に係る指示を入力することができ、作業工程関連履歴操作子を操作することで、当該作業工程において過去に使用された操作子に係る指示を入力することができる。
請求項6に係る発明によれば、当該ユーザの操作子の使用回数に基づいてユーザ関連履歴操作子を決定することができ、当該作業工程における操作子の使用回数に基づいて作業工程関連履歴操作子を決定することができる。
請求項7に係る発明によれば、当該ユーザが順に使用した一連の操作子をユーザ関連履歴操作子とすることができ、当該作業工程において順に使用された一連の操作子を作業工程関連履歴操作子とすることができる。
請求項8に係る発明によれば、ユーザ関連履歴操作子列の並び順において当該ユーザが直前に使用した操作子の次の操作子をユーザ関連履歴操作子とすることができ、作業工程関連履歴操作子列の並び順において当該作業工程において直前に使用された操作子を作業工程関連履歴操作子とすることができる。
請求項9に係る発明によれば、ユーザは、作業工程関連履歴操作子を過去に使用した他のユーザを把握することができる。
請求項10に係る発明によれば、ユーザは、ユーザ関連登録操作子を操作することで、当該ユーザが登録した操作子に係る指示を入力することができ、作業工程関連登録操作子を操作することで、当該作業工程において登録された操作子に係る指示を入力することができる。
請求項11に係る発明によれば、表示画面上において、ユーザ関連履歴操作子をユーザ関連登録操作子として登録することができ、又は、作業工程関連履歴操作子を作業工程関連登録操作子として登録することができる。
請求項12に係る発明によれば、表示画面上におけるドラッグアンドドロップ操作によって、ユーザ関連履歴操作子をユーザ関連登録操作子として登録することができ、又は、作業工程関連履歴操作子を作業工程関連登録操作子として登録することができる。
請求項13に係る発明によれば、ユーザは、切り替え操作子を操作することで、ユーザ関連操作子と作業工程関連操作子との間で、表示画面に表示される操作子を切り替えることができる。
請求項14に係る発明によれば、ユーザは、ユーザ関連操作子及び作業工程関連操作子を識別することができる。
請求項15に係る発明によれば、ユーザは、ユーザ関連操作子を操作することで、当該ユーザ特有の指示を入力することができる。
本実施形態に係る情報処理システムの構成概略図である。 ユーザ端末の構成概略図である。 文書管理サーバの構成概略図である。 文書管理アプリケーションの表示画面の例を示す図である。 登録DBの内容を示す概念図である。 履歴DBの内容を示す概念図である。 各カスタマイズボタンの名称を示す図である。 ユーザ関連ボタンの表示例を示す図である。 切り替えボタンの表示例を示す図である。 文書関連ボタンの表示例を示す図である。 ユーザ関連ボタン及び切り替えボタンの変形例の表示例を示す図である。 ボタン切り替えウィンドウの例を示す図である。 ユーザ関連履歴ボタンと文書関連履歴ボタンが同時に表示された表示例を示す図である。 履歴ボタンを登録ボタンとして登録する操作の様子を示す図である。 文書管理サーバの処理の流れを示すフローチャートである。
図1は、本実施形態に係る情報処理システム10の構成概略図である。情報処理システム10は、ユーザが利用するユーザ端末12、及び、情報処理装置としての文書管理サーバ14を含んで構成される。なお、図1には、ユーザ端末12が1つのみ示されているが、情報処理システム10には、複数のユーザが利用する複数のユーザ端末12を含んでいてよい。ユーザ端末12と文書管理サーバ14は、例えばインターネット回線やLAN(Local Area Network)などを含む通信回線16を介して互いに通信可能に接続される。詳しくは後述するが、文書管理サーバ14は、ユーザ端末12を用いてアクセスしてきたユーザに対して、対象データに関する指示を入力するための、表示画面に表示される操作子としてのボタンを提供する情報処理装置である。
本実施形態では、文書管理サーバ14は、ユーザに対して文書管理サービスを提供するサーバである。すなわち、本実施形態では、情報処理システム10は、対象データとしての電子文書を管理する文書管理システムである。文書管理サービスとは、ユーザから送られてきた電子文書を管理し、ユーザからの要求に応じて管理していた電子文書を当該ユーザに提供するサービスである。また、文書管理サービスにおいて、各ユーザは、管理されている電子文書に対する操作(編集、保存、あるいは送信など)が可能となっている。具体的には、文書管理サーバ14は、管理されている電子文書を処理するための文書管理アプリケーションをユーザに提供する。当該文書管理アプリケーションがユーザ端末12において実行されると、当該文書管理アプリケーションの実行画面において上述のボタンが表示される。
なお、情報処理システム10に含まれる情報処理装置としては文書管理サーバ14に限られない。すなわち、情報処理システム10は文書管理システムに限られない。情報処理装置としては、対象データに関する指示を入力するための表示画面に表示されるボタンをユーザに対して提供可能である限りにおいて、どのような装置であってもよい。例えば、情報処理装置は、対象データとしての画像データや音楽データを管理するサーバであって、これらの対象データに関する指示を入力するための表示画面に表示されるボタンをユーザに提供するサーバであってもよい。
図2は、ユーザ端末12の構成概略図である。ユーザ端末12は、例えばパーソナルコンピュータや、スマートフォンなどのタブレット端末であるが、ユーザ端末12としては、以下に説明する機能を発揮する限りにおいてどのようなコンピュータであってもよい。
通信インターフェース20は、例えばネットワークアダプタなどを含んで構成される。通信インターフェース20は、通信回線16を介して文書管理サーバ14と通信する機能を発揮する。
入力インターフェース22は、例えばタッチパネル、ボタン、マウス、あるいはキーボードなどを含んで構成される。入力インターフェース22は、ユーザの指示をユーザ端末12に入力するために用いられる。
ディスプレイ24は、例えば液晶パネルを含んで構成される。ディスプレイ24には、種々の表示画面が表示される。特に、ディスプレイ24には、文書管理サーバ14から提供されるボタン、及び、文書管理サービスに係る表示画面(いずれも詳細後述)が表示される。
メモリ26は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、eMMC(embedded Multi Media Card)、ROM(Read Only Memory)あるいはRAM(Random Access Memory)などを含んで構成される。メモリ26には、文書管理サービス(すなわち文書管理サーバ14)から提供される文書管理アプリケーションがインストールされている。
プロセッサ28は、広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU(Central Processing Unit)など)、及び、専用の処理装置(例えばGPU(Graphics Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、あるいは、プログラマブル論理デバイスなど)の少なくとも1つを含んで構成される。プロセッサ28としては、1つの処理装置によるものではなく、物理的に離れた位置に存在する複数の処理装置の協働により構成されるものであってもよい。プロセッサ28は、ユーザ端末12の各部を制御する。
図3は、文書管理サーバ14の構成概略図である。文書管理サーバ14は、例えばサーバコンピュータなどにより構成される。なお、文書管理サーバ14は複数のコンピュータから構成されるようにしてもよい。すなわち、以下に説明する文書管理サーバ14が発揮する機能は、複数のコンピュータの協働により実現されてもよい。
通信インターフェース40は、例えばネットワークアダプタなどを含んで構成される。通信インターフェース40は、通信回線16を介してユーザ端末12と通信する機能を発揮する。
メモリ42は、例えば、HDD、SSD、eMMC、ROMあるいはRAMなどを含んで構成される。メモリ42には、文書管理サーバ14の各部を機能させるための情報処理プログラムが記憶される。また、メモリ42には、ユーザに提供される文書管理アプリケーションが記憶される。さらに、図3に示すように、メモリ42には、ユーザDB(Data Base)44、文書DB46、及びカスタマイズボタンDB48が記憶される。
ユーザDB44には、文書管理サーバ14が提供する文書管理サービスにユーザ登録したユーザに関する情報が記憶される。例えば、ユーザDB44には、ユーザを一意に識別するユーザIDと、当該ユーザの認証情報(例えばパスワードなど)が関連付けられて記憶される。ユーザDB44に記憶される情報は、ユーザ登録処理の際に、ユーザによってユーザ端末12から文書管理サーバ14に送信される。
文書DB46には、文書管理サービスで管理される電子文書に関する情報が記憶される。例えば、文書DB46には、電子文書と、当該電子文書を一意に識別する文書IDと、当該電子文書が格納される作業場を示す情報が関連付けられて記憶されている。文書DB46に記憶される電子文書は、例えばユーザによってユーザ端末12から文書管理サーバ14に送信される。
本明細書においては、作業場とは、文書管理サービスにてユーザに提供される、メモリ42内に定義されたディレクトリ(又はフォルダと呼んでもよい)を意味する。メモリ42内には、文書管理サービスで用いる作業場構造(ディレクトリ構造)を定義することが可能となっており、文書管理サービスで管理される電子文書を定義された作業場に格納することができるようになっている。なお、各作業場には、作業場名(ディレクトリ名)あるいはメモリ42内における当該作業場の場所を示すパスなどの情報が付与されており、それで作業場を一意に識別することが可能となっている。
ユーザは、ユーザ端末12から各作業場にアクセス可能であり、当該作業場に格納されている電子文書に対する作業を行うことができる。作業場の中には、複数のユーザが同時にアクセス可能であり、当該複数のユーザが協同して作業を行う共同作業場があってもよい。このような共同作業場においては、複数のユーザが協同して電子文書に関する作業(文書編集、文書管理など)を行うことができる。また、作業場の中には、ある特定のユーザのみがアクセス可能な個人作業場があってもよい。
各作業場に対して予め役割を定義しておくことができる。例えば、作業場「請求書」においては、種々の請求書が格納されて、ユーザは、当該作業場にアクセスすることで各請求書についての作業を行うようにルールを決めておくことができる。また、例えば、作業場「一次承認」においては、作業場「請求書」から送られてきた請求書が格納されて、一次承認者(例えば課長など)は、当該作業場にアクセスすることで各請求書について一次承認作業を行うようにルールを決めておくことができる。さらに、例えば、作業場「最終承認」においては、作業場「一次承認」から送られてきた一次承認済みの請求書が格納されて、最終承認者(例えば部長など)は、当該作業場にアクセスすることで各請求書について最終承認作業を行うようにルールを決めておくことができる。
また、文書管理サービスにおいて、1又は複数の電子文書に対して複数の作業場において行われる一連の作業(これをワークフローと呼ぶ)を定義可能となっていてもよい。このように定義されたワークフローはメモリ42に記憶される。ワークフローの例としては、上記したような、電子文書「請求書」に対して、作業場「請求書」において請求者が作業を行って当該電子文書「請求書」を作業場「一次承認」へ送信する第1作業工程、作業場「請求書」から送られてきた電子文書「請求書」に対して、作業場「一次承認」において一次承認者が作業を行って当該電子文書「請求書」を作業場「最終承認」へ送信する第2作業工程、及び、作業場「一次承認」から送られてきた電子文書「請求書」に対して、作業場「最終承認」において最終承認者が作業を行う第3作業工程を含むワークフローが挙げられる。当該ワークフローでは、各作業工程で作業される電子文書が同一であったが、ワークフローは、各作業工程において異なる電子文書に対する作業が行われるものであってもよい。
上述のように、本実施形態では、「作業工程」とは、ある作業場においてある電子文書に関する作業を行う工程を意味している。したがって、本実施形態では、「作業工程」とは、電子文書又は作業場の少なくとも一方を含む概念である。
上述した作業場、各作業場の役割、及びワークフローは、ユーザによって定義可能であってよい。
操作子データベースとしてのカスタマイズボタンDB48は、カスタマイズボタンに関する情報が記憶される。文書管理アプリケーションにおいては、ユーザは電子文書に関する種々の指示を入力可能となっている。文書管理アプリケーションには、各指示に関連付けられた複数のボタンが予め用意されており、ユーザは、表示画面に表示された、所望の指示に対応したボタンを操作することによって、文書管理アプリケーションに対して指示を入力することができる。ここで、カスタマイズボタンとは、文書管理アプリケーションで使用可能なボタンのうち、ユーザ又は作業工程毎にカスタマイズされた、換言すれば、ユーザ又は作業工程に関連付けられたボタンである。カスタマイズボタンは、ユーザ及び作業工程に拘わらず常に同じように表示画面に表示される(換言すれば、誰がどの作業場でどの電子文書を文書管理アプリケーションを開いても常に同じように表示画面に表示される)通常ボタンに対比される概念である。
図3に示すように、カスタマイズボタンDB48は、登録DB50及び履歴DB52を含んで構成される。カスタマイズボタンDB48の詳細については、プロセッサ54(特に登録処理部60及び履歴管理部62)の処理と共に後述する。
プロセッサ54は、広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPUなど)、及び、専用の処理装置(例えばGPU、ASIC、FPGA、あるいは、プログラマブル論理デバイスなど)の少なくとも1つを含んで構成される。プロセッサ54としては、1つの処理装置によるものではなく、物理的に離れた位置に存在する複数の処理装置の協働により構成されるものであってもよい。プロセッサ54は、メモリ42に記憶された情報処理プログラムに従って、文書管理部56、表示制御部58、登録処理部60、及び履歴管理部62としての機能を発揮する。
文書管理部56は、予めユーザ登録されたユーザを認証処理によって認証した上で、認証済みのユーザに対して文書管理サービスを提供する。具体的には、文書管理部56は、ユーザからの指示に応じて、電子文書に関する処理(例えば、電子文書の編集、各作業場への電子文書の保存、ユーザ端末12への電子文書の送信など)を実行する。
表示制御部58は、文書管理サービスにアクセスしてきたユーザが利用するユーザ端末12のディスプレイ24に、文書管理サービスに係る表示画面を表示させる。具体的には、ユーザが文書管理サービスにアクセスして認証を受けると、表示制御部58は、当該文書管理アプリケーションの表示画面をユーザ端末12のディスプレイ24に表示させる。
図4は、表示制御部58によりユーザ端末12のディスプレイ24に表示される文書管理アプリケーションの表示画面の例を示す図である。図4には、ユーザが、ある作業場にアクセスしたときに表示される文書管理ウィンドウ70の例が示されている。文書管理ウィンドウ70には、当該作業場に格納されている電子文書のサムネイルTが表示されている。ユーザが所望のサムネイルTを操作(ダブルクリックなど)すると、表示制御部58は、当該サムネイルTに該当する電子文書の編集画面(後述)をディスプレイ24に表示させる。
また、表示制御部58は、電子文書の編集画面と共に、上述のカスタマイズボタンをユーザ端末12のディスプレイ24に表示させる。表示制御部58によるカスタマイズボタンの表示制御処理については後述する。
登録処理部60は、ユーザからの指示に応じて、ユーザ関連操作子の一部としてのユーザ関連登録ボタンを登録する。ユーザ関連登録ボタンは、ユーザによって登録され、当該ユーザに関連付けられるカスタマイズボタンである。ユーザは、文書管理アプリケーションに入力することができる指示に対応した1又は複数のボタンを選択し、それをユーザ関連登録ボタンとして登録することができる。これに限られるものではないが、例えば、ユーザは、当該ユーザ特有の指示を入力するためのボタンをユーザ関連登録ボタンとして登録しておくことができる。ユーザ特有の指示とは、例えば、当該ユーザの名前が入ったスタンプを電子文書に付す指示などである。あるいは、ユーザは、自分がよく入力する指示に関連付けられたボタンをユーザ関連登録ボタンとして登録しておくことができる。登録処理部60は、ユーザのユーザIDと、当該ユーザにより選択されたユーザ関連登録ボタンとを関連付けて登録DB50に記憶させる。
また、登録処理部60は、ユーザからの指示に応じて、対象データ関連操作子の一部としての文書関連登録ボタンを登録する。文書関連登録ボタンは、ユーザによって登録され、文書DB46に記憶されているある電子文書に関連付けられるカスタマイズボタンである。ユーザは、文書管理アプリケーションに入力することができる指示に対応した1又は複数のボタンを選択し、それを文書関連登録ボタンとして登録することができる。これに限られるものではないが、例えば、ユーザは、当該電子文書に対して自分を含む複数のユーザがよく入力すると思われる指示に関連付けられたボタンを文書関連登録ボタンとして登録しておくことができる。登録処理部60は、電子文書の文書IDと、ユーザにより選択された文書関連登録ボタンとを関連付けて登録DB50に記憶させる。
さらに、登録処理部60は、ユーザからの指示に応じて、作業場関連操作子の一部としての作業場関連登録ボタンを登録する。作業場関連登録ボタンは、ユーザによって登録され、文書管理サービスにおいて定義されているある作業場に関連付けられるカスタマイズボタンである。ユーザは、文書管理アプリケーションに入力することができる指示に対応した1又は複数のボタンを選択し、それを作業場関連登録ボタンとして登録することができる。これに限られるものではないが、例えば、ユーザは、当該作業場において行われる作業に応じた内容の指示を入力するためのボタンを作業場関連登録ボタンとして登録しておくことができる。例えば、作業場「請求書」からの電子文書が作業場「一次承認」へ送信されるというワークフローが定義されている場合、作業場「請求書」には、作業場「一次承認」へ送るボタンを作業場関連登録ボタンとして登録しておくことができる。あるいは、ユーザは、当該作業場において自分を含む複数のユーザがよく入力すると思われる指示に関連付けられたボタンを作業場関連登録ボタンとして登録しておくことができる。登録処理部60は、作業場を一意に識別する情報(例えば作業場名やパスなど)と、ユーザにより選択された作業場関連登録ボタンとを関連付けて登録DB50に記憶させる。
なお、上述の通り、本実施形態においては、「作業工程」は、電子文書又は作業場の少なくとも一方を含む概念であるから、対象データ関連操作子としての文書関連登録ボタン、又は、作業場関連操作子としての作業場関連登録ボタンの少なくとも一方は、作業工程関連操作子に相当するものである。
ユーザ関連登録ボタン、文書関連登録ボタン、及び作業場関連登録ボタン(これらを包括して「登録ボタン」と呼ぶ)の登録方法としては、例えば、ユーザは、文書管理アプリケーションにより提供されるボタン登録ウィンドウを利用することができる。当該ボタン登録ウィンドウにおいては、文書管理アプリケーションにて入力可能な指示内容(コマンドと呼んでもよい)を選択可能となっており、且つ、選択した指示内容に対応するボタンをユーザ関連登録ボタン、文書関連登録ボタン、及び作業場関連登録ボタンのいずれとして登録するかを選択可能となっている。ユーザは、指示内容と登録先のボタンの種類を選択することで、所望の指示内容に対応するボタンをユーザ関連登録ボタン、文書関連登録ボタン、及び作業場関連登録ボタンのいずれかとして登録することができる。
上述のようにして、各ユーザ、各作業工程(つまり各電子文書、各作業場)に対して登録ボタンを登録することができる。図5は、登録DB50の内容の例を示す概念図である。図5に示された登録ボタンのうち、「ユーザU001」又は「ユーザU002」が示すユーザに関連付けられたボタンがユーザ関連登録ボタンであり、「文書D001」又は「文書D002」が示す電子文書に関連付けられたボタンが文書関連登録ボタンであり、「作業場「請求書」」又は「作業場「一次承認」」が示す作業場に関連付けられたボタンが作業場関連登録ボタンである。
履歴管理部62は、文書管理サービスにおいて過去にユーザが使用したボタン(通常ボタン及びカスタマイズボタンを含む)の使用履歴を履歴DB52に登録する。特に、履歴管理部62は、各ユーザ、及び、各作業工程(つまり各電子文書、各作業場)で区別してボタンの使用履歴を登録する。
図6は、履歴DB52の内容を示す概念図である。図6に示されるように、履歴DB52には、ボタンの使用時刻と使用されたボタンとが、ユーザ毎、文書毎、作業場毎に記録される。図6に示された履歴DB52が示す内容は、作業場「請求書」において、ユーザU001が、文書D001についての作業として、2021年5月18日の時刻13:00に、当該電子文書に付箋を付すための付箋ボタン、時刻13:10に、当該電子文書に日付印を付すための日付印ボタン、時刻13:32に、当該電子文書を作業場「一次承認」へ送るための作業場「一次承認」へ送るボタンをそれぞれ使用したことを示している。また、その後、作業場「一次承認」において、ユーザU002が、文書D001についての作業として、時刻14:07に、当該電子文書に承認印を付すための承認印ボタン、時刻14:09に、当該電子文書を作業場「最終承認」へ送るための作業場「最終承認」へ送るボタンをそれぞれ使用したことを示している。さらにその後、作業場「最終承認」において、ユーザU003が、文書D001についての作業として、時刻14:30に承認印ボタン、時刻14:47に、当該電子文書を印刷するための印刷ボタンをそれぞれ使用したことを示している。
履歴DB52は、ユーザ関連操作子の一部としてのユーザ関連履歴ボタンを示すものとして利用される。ユーザ関連履歴ボタンは、履歴管理部62によって登録され、ユーザに関連付けられるカスタマイズボタンである。例えば、図6の例では、ユーザU001に関連付けられたユーザ関連履歴ボタンは、付箋ボタン、日付印ボタン、及び作業場「一次承認」へ送るボタンとすることができ、ユーザU002に関連付けられたユーザ関連履歴ボタンは、承認印ボタン及び作業場「最終承認」へ送るボタンとすることができ、ユーザU003に関連付けられたユーザ関連履歴ボタンは、承認印ボタン、及び印刷ボタンとすることができる。
また、履歴DB52は、対象データ関連操作子の一部としての文書関連履歴ボタンを示すものとして利用される。文書関連履歴ボタンは、履歴管理部62によって登録され、電子文書に関連付けられるカスタマイズボタンである。例えば、図6の例では、文書D001に関連付けられた文書関連履歴ボタンは、付箋ボタン、日付印ボタン、作業場「一次承認」へ送るボタン、承認印ボタン、作業場「最終承認」へ送るボタン、及び印刷ボタンとすることができる。
さらに、履歴DB52は、作業場関連操作子の一部としての作業場関連履歴ボタンを示すものとして利用される。作業場関連履歴ボタンは、履歴管理部62によって登録され、作業場に関連付けられるカスタマイズボタンである。例えば、図6の例では、作業場「請求書」に関連付けられた作業場関連履歴ボタンは、付箋ボタン、日付印ボタン、及び作業場「一次承認」へ送るボタンとすることができ、作業場「一次承認」に関連付けられた作業場関連履歴ボタンは、承認印ボタン及び作業場「最終承認」へ送るボタンとすることができ、作業場「最終承認」に関連付けられたユーザ関連履歴ボタンは、承認印ボタン、及び印刷ボタンとすることができる。
なお、上述の通り、本実施形態においては、「作業工程」は、電子文書又は作業場の少なくとも一方を含む概念であるから、対象データ操作子としての文書関連履歴ボタン、又は、作業場関連操作子としての作業場関連履歴ボタンの少なくとも一方は、作業工程関連操作子に相当するものである。
なお、履歴DB52に登録されたボタンの全てを、ユーザ関連履歴ボタン、文書関連履歴ボタン、及び作業場関連履歴ボタン(これらを包括して「履歴ボタン」と呼ぶ)としなくてもよい。例えば、特定のユーザが過去に使用したボタンの使用回数に応じて当該ユーザのユーザ関連履歴ボタンを決定するようにしてもよい。履歴DB52に基づく履歴ボタンの決定方法については後述する。
以下の説明において、ユーザ関連登録ボタンとユーザ関連履歴ボタンとを含む概念をユーザ関連ボタンと、文書関連登録ボタンと文書関連履歴ボタンとを含む概念を文書関連ボタンと、作業場関連登録ボタンと作業場関連履歴ボタンとを含む概念を作業場関連ボタンと呼ぶ。各カスタマイズボタンの名称の関係は、図7にまとめた通りである。
以下、図8~14を参照しつつ、表示制御部58によるカスタマイズボタンの表示制御処理の詳細について説明する。なお、以下の説明において、登録DB50には図5に示す内容が登録されており、履歴DB52には図6に示す内容が登録されているとする。
文書管理サービスにログインしたユーザが文書管理ウィンドウ70(図4参照)にてサムネイルTを操作すると、表示制御部58は、電子文書の編集画面を当該ユーザのユーザ端末12のディスプレイ24に表示させる。ここでは、当該ユーザは、図5及び6に示されるユーザU001であるとし、当該電子文書は、図5に示される文書D002であるとし、当該電子文書に対する作業を行う作業場は、図5及び6に示される作業場「請求書」であるとする。
図8は、電子文書の編集画面にてカスタマイズボタンが表示された様子を示す図である。表示制御部58は、電子文書の編集画面を表示させると共に、カスタマイズボタンDB48を参照して、カスタマイズボタンをユーザ端末12のディスプレイ24上の表示画面に表示させる。
ここで、カスタマイズボタンには、図7に示す通り種々のボタンがあるが、デフォルト表示(つまり電子文書の編集画面が開いたときの表示)としてどのボタンが表示されるかは、当該ユーザによって予め設定しておくことができる。図8の例は、デフォルト表示設定として、ユーザ関連ボタンが設定されていた場合の例である。表示制御部58は、当該デフォルト表示設定を参照して、カスタマイズボタンDB48に基づいて、ユーザ関連ボタンを選択し、選択したユーザ関連ボタン72、特に、ユーザ関連登録ボタン74及びユーザ関連履歴ボタン76を表示画面に表示させる。
具体的には、表示制御部58は、ユーザのログイン情報に基づいて当該ユーザのユーザIDを特定した上で登録DB50を参照し、特定したユーザIDに関連付けられているユーザ関連登録ボタン74を選択する。図5を参照し、ここでは、登録DB50においてユーザU001に関連付けられている、至急ボタン、確認済みボタン、及び差戻しボタンが選択される。また、表示制御部58は、履歴DB52を参照し、特定したユーザIDに関連付けられているユーザ関連履歴ボタン76を選択する。図6を参照し、ここでは、履歴DB52においてユーザU001に関連付けられている、付箋ボタン、日付印ボタン、及び作業場「一次承認」へ送るボタンが選択される。そして、選択したユーザ関連登録ボタン74及びユーザ関連履歴ボタン76を表示画面に表示させる。
図8の例では、表示制御部58は、ユーザ関連ボタン72として、ユーザ関連登録ボタン74及びユーザ関連履歴ボタン76の両方を表示させていたが、いずれか一方のみを表示させるようにしてもよい。また、表示制御部58は、ユーザ関連登録ボタン74とユーザ関連履歴ボタン76のどちらを表示させるか、あるいは、両方表示させるかを、ユーザの指示に応じて切り替えるようにしてもよい。
図8の例では、表示制御部58は、デフォルト表示としてユーザ関連ボタン72を表示させていたが、もちろん、デフォルト表示設定次第では、表示制御部58は、カスタマイズボタンDB48に基づいて、文書関連ボタン(文書関連登録ボタン若しくは文書関連履歴ボタンの少なくとも一方)、又は、作業場関連ボタン(作業場関連登録ボタン若しくは作業場関連履歴ボタンの少なくとも一方)を選択して表示させてもよい。
表示制御部58は、各登録ボタン(図8の例では、各ユーザ関連登録ボタン74)付近に、ピン止めアイコン78を表示させている。ピン止めアイコン78は、その近傍にあるボタンが登録ボタンであることを意味するアイコンである。ユーザは、ピン止めアイコン78により、そのボタンが登録ボタンであることを把握することができる。
履歴ボタンは履歴DB52に基づいて決定されるが、上述のように、履歴DB52に基づく履歴ボタンの決定方法は、幾つかの方法を採用し得る。ここで、履歴DB52に基づく履歴ボタンの種々の決定方法について説明する。
第1の方法は、表示制御部58が、履歴DB52に登録されている、当該ユーザが過去に使用したボタンの全てをユーザ関連履歴ボタン76とする方法である。
同様に、表示制御部58は、履歴DB52に登録されている、当該電子文書に対して過去に使用されたボタンの全てを文書関連履歴ボタンとすることができ、当該作業場において過去に使用されたボタンの全てを作業場関連履歴ボタンとすることができる。
第2の方法は、表示制御部58が、履歴DB52に登録されているボタンの使用時刻に基づいて、当該ユーザが過去に使用したボタンのうち、現時点から遡って所定数のボタン、あるいは、現時点から遡って所定時間以内に当該ユーザが使用したボタンをユーザ関連履歴ボタン76とする方法である。
同様に、表示制御部58は、当該電子文書に対して過去に使用されたボタンのうち、現時点から遡って所定数のボタン、あるいは、現時点から遡って所定時間以内に当該電子文書に対して使用されたボタンを文書関連履歴ボタンとすることができ、当該作業場に対して過去に使用されたボタンのうち、現時点から遡って所定数のボタン、あるいは、現時点から遡って所定時間以内に当該作業場において使用されたボタンを作業場関連履歴ボタンとすることができる。
第3の方法は、表示制御部58が、当該ユーザが過去に使用した各ボタンについての当該ユーザによる使用回数に基づいて、ユーザ関連履歴ボタン76を決定する方法である。具体的には、表示制御部58は、当該ユーザが過去に多く使用したボタンをユーザ関連履歴ボタン76とする。例えば、表示制御部58は、当該ユーザが過去に使用した使用回数が多い方から所定数のボタン、あるいは、当該ユーザが過去に所定回数以上使用したボタンをユーザ関連履歴ボタン76とする。
同様に、表示制御部58は、当該電子文書に対して過去に使用された各ボタンについての使用回数に基づいて文書関連履歴ボタンを決定することができ、当該作業場において過去に使用された各ボタンの使用回数に基づいて作業場関連履歴ボタンを決定することができる。
第4の方法は、表示制御部58が、当該ユーザが過去に順に使用した一連のボタンをユーザ関連履歴ボタン76とする方法である。例えば、当該ユーザが過去において、特定の複数のボタンを特定の順番で何回も使用している場合、表示制御部58は、当該複数のボタンをユーザ関連履歴ボタン76とすることができる。詳しくは、表示制御部58は、履歴DB52に基づいて当該ユーザの過去におけるボタンの使用パターンを解析し、使用頻度の高い(具体的には所定回数以上発生している)使用パターンに含まれる一連のボタンをユーザ関連履歴ボタン76とする。例えば、あるユーザが、過去において、付箋ボタン→日付印ボタン→作業場「一次承認」に送るボタンの順に使用した頻度が高い場合には、付箋ボタン、日付印ボタン、及び作業場「一次承認」に送るボタンを当該ユーザのユーザ関連履歴ボタン76とすることができる。
同様に、表示制御部58は、当該電子文書に対して過去に順に使用された一連のボタンを文書関連履歴ボタンとすることができ、当該作業場において過去に順に使用された一連のボタンを作業場関連履歴ボタンとすることができる。
第5の方法は、表示制御部58が、当該ユーザが直前に使用したボタンを保持しておき、履歴DB52から得られた、当該ユーザが過去に順に使用した一連のボタンの使用順において、当該ユーザが直前に使用したボタンの次のボタンをユーザ関連履歴ボタン76とする方法である。例えば、あるユーザが、過去において、付箋ボタン→日付印ボタン→作業場「一次承認」に送るボタンの順に使用した頻度が高い場合であって、当該ユーザが直前に日付印ボタンを使用している場合には、作業場「一次承認」に送るボタンを当該ユーザのユーザ関連履歴ボタン76とすることができる。
同様に、表示制御部58は、当該電子文書に対して直前に使用されたボタンを保持しておき、履歴DB52から得られた、当該電子文書に対して過去に順に使用された一連のボタンの使用順において、当該電子文書に対して直前に使用されたボタンの次のボタンを文書関連履歴ボタンとすることができる。また、表示制御部58は、当該作業場において直前に使用されたボタンを保持しておき、履歴DB52から得られた、当該作業場に対して過去に順に使用された一連のボタンの使用順において、当該作業場に対して直前に使用されたボタンの次のボタンを作業場関連履歴ボタンとすることができる。
上記した第1の方法を採用した場合、履歴ボタンとして表示されるボタンの数が多くなってしまって、表示画面が煩雑になる場合がある。そのような場合には、上記した第2~第5の方法を採用することで、ユーザが使用する可能性が高いボタンを選抜して履歴ボタンとして表示させることができる。これにより、表示画面の煩雑化を抑制することができる。履歴ボタンの決定方法として、上記したいずれの方法を採用するかは、文書管理サーバ14の管理者などによって予め決定されていてもよいし、ユーザが変更可能となっていてもよい。
また、表示制御部58は、履歴DB52に登録された各カスタマイズボタンに関連付けられている指示の内容に応じて、ユーザ関連履歴ボタン、文書関連履歴ボタン、及び作業場関連履歴ボタンを決定するようにしてもよい。
例えば、日付印ボタンや承認印ボタンを操作することにより電子文書に付与される日付印や承認印は、ユーザの個人情報(名前、役職など)を含む場合がある。このような、ユーザ特有の指示を入力するためのボタンを文書関連履歴ボタンあるいは作業場関連履歴ボタンとして表示させると、他のユーザも、当該ユーザ特有の指示を入力することが可能となってしまう。したがって、履歴DB52において、日付印ボタンや承認印ボタンが、電子文書又は作業場に関連付けられていても、表示制御部58は、日付印ボタンや承認印ボタンを文書関連履歴ボタン及び作業場関連履歴ボタンに含めないようにするとよい。換言すれば、ユーザ特有の指示を入力するためのボタンは、ユーザ関連履歴ボタンのみに含めるようにするとよい。
また、例えば、作業場「請求書」で作業をした後、当該作業に係る電子文書を作業場「一次承認」へ送るというワークフローにおいては、作業場「一次承認」へ送るボタンは、作業場「請求書」で作業しているユーザに対して表示することに意味があるのであって、作業場「一次承認」で作業しているユーザに対して表示してもあまり意味がない。つまり、この場合、作業場「一次承認」へ送るボタンは、作業場「請求書」で行われる作業に応じた内容の指示を入力するためのボタンであると言える。このような場合、履歴DB52において、作業場「一次承認」へ送るボタンが、ユーザ又は電子文書に関連付けられていても、表示制御部58は、作業場「一次承認」へ送るボタンをユーザ関連履歴ボタン及び文書関連履歴ボタンに含めないようにするとよい。換言すれば、ある作業場で行われる作業に応じた内容の指示を入力するためのボタンは、作業場関連履歴ボタンのみに含めるようにするとよい。さらに換言すれば、ある作業場特有の指示を入力するためのボタンは、作業場関連履歴ボタンのみに含めるようにするとよい。
表示制御部58は、ユーザからの指示に応じて、表示画面に表示させるカスタマイズボタンを選択するようにしてもよい。例えば、図9に示すように、ユーザ関連ボタン72が表示されている場合において、表示制御部58は、ユーザ関連ボタン72と、文書関連ボタンと、作業場関連ボタンとの間で、表示画面に表示されるカスタマイズボタンを切り替えるための切り替えボタン80を表示画面に表示させる。図9の例では、切り替えボタン80として、文書関連ボタンを表示させるための切り替えボタン80a、及び、作業場関連ボタンを表示させるための切り替えボタン80bが表示されている。
図9においてユーザが切り替えボタン80aを操作すると、文書関連ボタンを表示させる指示がユーザ端末12から文書管理サーバ14へ送信される。表示制御部58は、当該ユーザからの指示に応じ、現在編集画面にて表示されている電子文書の文書ID(上述のように、ここでは文書D002である)を特定した上で登録DB50を参照し、特定した文書IDに関連付けられている文書関連登録ボタンを選択する。図5を参照し、ここでは、登録DB50において文書D002に関連付けられている印刷ボタンが選択される。また、表示制御部58は、履歴DB52を参照し、特定した文書IDに関連付けられている文書関連履歴ボタンを選択する。図6では文書D002に関する履歴が省略されているが、ここでは、「次工程へ」ボタン、及び、差分抽出ボタンが選択されたとする。そして、表示制御部58は、ユーザ関連ボタン72に代えて、選択した文書関連登録ボタン及び文書関連履歴ボタンを表示画面に表示させる。
図10は、表示画面に文書関連ボタン82が表示された様子を示す図である。ここでも、表示制御部58は、文書関連ボタン82として、文書関連登録ボタン84及び文書関連履歴ボタン86の両方を表示させているが、いずれか一方のみを表示させるようにしてもよい。また、表示制御部58は、切り替えボタン80a(図9参照)が操作された場合に、ユーザ関連登録ボタン74の表示はそのままで、ユーザ関連履歴ボタン76に代えて文書関連履歴ボタン86を表示させるようにしてもよい。この場合、ユーザ関連登録ボタン74と、文書関連履歴ボタン86との組み合わせが表示画面に表示されることになる。
履歴ボタンとして、文書関連履歴ボタン86(又は作業場関連履歴ボタン)が表示されている場合、表示制御部58は、履歴ボタンを過去に使用したユーザを示す情報を表示画面に表示させるとよい。例えば、図10に示すように、ユーザがカーソルCuを文書関連履歴ボタン86である差分抽出ボタンに合わせると、表示制御部58は、当該文書に対して差分抽出ボタンを過去に使用したユーザのユーザID(又はユーザ名)、及び、当該ユーザによる使用時刻を含むツールチップ88を表示画面に表示させる。
図10においてユーザが切り替えボタン80bを操作すると、作業場関連ボタンを表示させる指示がユーザ端末12から文書管理サーバ14へ送信される。表示制御部58は、当該ユーザからの指示に応じ、現在当該ユーザがアクセスしている作業場(上述のように、ここでは作業場「請求書」である)を特定した上で登録DB50を参照し、特定した作業場に関連付けられている作業場関連登録ボタンを選択する。図5を参照し、ここでは、登録DB50において作業場「請求書」に関連付けられている作業場「一次承認へ送る」ボタンが選択される。また、表示制御部58は、履歴DB52を参照し、特定した作業場に関連付けられている作業場関連履歴ボタンを選択する。図6を参照し、ここでは、履歴DB52において文書D002に関連付けられている、付箋ボタン、日付印ボタン、及び作業場「一次承認」へ送るボタンが選択される。そして、表示制御部58は、文書関連ボタン82に代えて、選択した作業場関連登録ボタン及び作業場関連履歴ボタンを表示画面に表示させる。
図11は、変形例に係るユーザ関連ボタン72’及び切り替えボタン80’の表示例を示す図である。図11の例では、ユーザ関連ボタン72’として、ユーザ関連登録ボタン74’のみが示されている。ユーザ関連ボタン72’の横に切り替えボタン80’が表示されている。ユーザが切り替えボタン80’を操作する度に、表示制御部58は、文書関連ボタン→作業場関連ボタン→ユーザ関連ボタンの順に、表示するカスタマイズボタンを切り替える。また、現在表示されているカスタマイズボタンの種類を示すタブ90を合わせて表示するとよい。これにより、ユーザは、現在表示されているカスタマイズボタンの種類を把握することができる。
図12は、ボタン切り替えウィンドウ92の表示例を示す図である。表示制御部58は、切り替えボタン80に代えてあるいは加えて、ユーザの指示に応じて、図12に示すボタン切り替えウィンドウ92を表示画面に表示させるようにしてもよい。ボタン切り替えウィンドウ92において、ユーザは、表示画面に表示させるカスタマイズボタンを選択することができるようになっている。図12の例では、ボタン切り替えウィンドウ92には、ユーザ関連ボタン、文書関連ボタン、及び作業場関連ボタンにそれぞれ関連付けられたチェックボックスが設けられており、ユーザは、所望のチェックボックスにチェックを入れることで、表示させるカスタマイズボタンを選択することができるようになっている。
ボタン切り替えウィンドウ92による選択方法によれば、ユーザは、ユーザ関連ボタン、文書関連ボタン、及び作業場関連ボタンの中から、表示させるカスタマイズボタンを複数選択することができる。例えば、ユーザ関連ボタンと文書関連ボタンを選択することができる。
図13は、ユーザ関連履歴ボタン76と文書関連履歴ボタン86が同時に表示された表示例を示す図である。ユーザが、ボタン切り替えウィンドウ92にてユーザ関連ボタンと文書関連ボタンを選択すると、図13に示すように、表示制御部58は、ユーザ関連ボタン及び文書関連ボタンを同時に表示画面に表示させる。なお、図13の例では、ユーザ関連登録ボタン74、ユーザ関連履歴ボタン76、及び文書関連履歴ボタン86が表示されているが、これに加え、文書関連登録ボタン84(図10参照)が表示されてもよいし、ユーザ関連履歴ボタン76及び文書関連履歴ボタン86のみを表示させるようにしてもよい。
ユーザ関連ボタン、文書関連ボタン、及び作業場関連ボタンの中から複数のボタンが表示画面に表示される場合、表示制御部58は、ユーザ関連ボタン、文書関連ボタン、及び作業場関連ボタンを互いに識別可能な表示態様で表示画面に表示させるとよい。図13の例では、表示制御部58は、識別用アイコン94を表示することで、ユーザ関連履歴ボタン76と文書関連履歴ボタン86とを識別可能に表示している。具体的には、表示制御部58は、ユーザ関連履歴ボタン76の近傍にユーザの形をした識別用アイコン94aを表示させ、文書関連履歴ボタン86の近傍に文書の形をした識別用アイコン94bを表示させている。
表示画面に履歴ボタンが表示された場合、登録処理部60は、表示画面上におけるユーザの操作に応じて、表示画面に表示された履歴ボタンを登録ボタンとして登録するようにしてもよい。
例えば、図14に示すように、表示画面にユーザ関連履歴ボタン76が表示された場合を考える。この場合、登録処理部60は、表示画面上におけるユーザの操作に応じて、当該ユーザ関連履歴ボタン76をユーザ関連登録ボタン、文書関連登録ボタン、又は作業場関連登録ボタンとして登録する。表示画面に文書関連履歴ボタンが表示された場合には、登録処理部60は、表示画面上におけるユーザの操作に応じて、当該文書関連履歴ボタンをユーザ関連登録ボタン、文書関連登録ボタン、又は作業場関連登録ボタンとして登録する。また、表示画面に作業場関連履歴ボタンが表示された場合には、登録処理部60は、表示画面上におけるユーザの操作に応じて、当該作業場関連履歴ボタンをユーザ関連登録ボタン、文書関連登録ボタン、又は作業場関連登録ボタンとして登録する。
履歴ボタンを登録ボタンとして登録するための表示画面上におけるユーザの操作としては、どのようなものであってもよいが、例えば、登録ボタンを表示画面上の特定領域までドラッグアンドドロップする操作であってよい。
例えば、図14の例では、表示制御部58は、ユーザ関連履歴ボタン76と共に、表示画面上に登録ボタン96を表示させる。ユーザが登録ボタン96を操作すると、表示制御部58は、ユーザ関連登録ボタン、文書関連登録ボタン、及び作業場関連登録ボタンに対応する特定領域としてのアイコン98を表示画面上に表示させる。具体的には、ユーザ関連登録ボタンに対応するアイコン98a、文書関連登録ボタンに対応するアイコン98b、及び、作業場関連登録ボタンに対応するアイコン98cを表示させる。
その上で、ユーザが、表示画面上において、カーソルCuによって所望のユーザ関連履歴ボタン76(図14の例では日付印ボタン)を所望のアイコン98へドラッグアンドドロップすると、登録処理部60は、当該ユーザ関連履歴ボタン76を登録ボタンとして登録DB50に登録する。
例えば、ユーザが、ユーザ関連履歴ボタン76としての日付印ボタンをアイコン90aへドラッグアンドドロップした場合、登録処理部60は、日付印ボタンを当該ユーザのユーザ関連登録ボタンとして登録する。また、例えば、ユーザが、ユーザ関連履歴ボタン76としての日付印ボタンをアイコン90bへドラッグアンドドロップした場合、登録処理部60は、日付印ボタンを現在編集画面にて表示されている電子文書の文書関連登録ボタンとして登録する。また、例えば、ユーザが、ユーザ関連履歴ボタン76としての日付印ボタンをアイコン90cへドラッグアンドドロップした場合、登録処理部60は、日付印ボタンを当該ユーザがアクセスしている作業場の作業場関連登録ボタンとして登録する。
文書関連履歴ボタン又は作業場関連履歴ボタンが表示されている場合にも、上記と同様に、ユーザが文書関連履歴ボタン又は作業場関連履歴ボタンをアイコン98にドラッグアンドドロップすることで、登録処理部60は、当該文書関連履歴ボタン又は当該作業場関連履歴ボタンを、ユーザ関連登録ボタン、文書関連登録ボタン、又は作業場関連登録ボタンとして登録する。
本実施形態に係る情報処理システム10の概要は以上の通りである。以下、図15に示すフローチャートに従って、文書管理サーバ14の処理の流れを説明する。
ステップS10において、文書管理サービスにログインしたユーザが文書管理ウィンドウ70(図4参照)にてサムネイルTを操作すると、表示制御部58は、電子文書の編集画面を当該ユーザのユーザ端末12のディスプレイ24に表示させる。
ステップS12において、表示制御部58は、デフォルト表示設定を参照して、カスタマイズボタンDB48から選択されたカスタマイズボタンを表示画面に表示させる。ここでは、ユーザ関連ボタンが表示されたものとする。
ステップS14において、表示制御部58は、当該ユーザからカスタマイズボタンの表示切り替え指示を受けたか否かを判定する。例えば、表示制御部58は、ユーザにより切り替えボタン80,80’(図9~11参照)が操作されたか否か、あるいは、ボタン切り替えウィンドウ92(図12参照)への操作によってユーザから表示切り替え指示があったか否かを判定する。ユーザからの表示切り替え指示が無い場合、表示制御部58は、ステップS12において表示させたカスタマイズボタン(本例ではユーザ関連ボタン)の表示を継続する。ユーザからの表示切り替え指示があった場合は、ステップS16に進む。
ステップS16において、表示制御部58は、ユーザによってどの種類のカスタマイズボタンを表示させる指示を受けたのかを判定する。
ユーザから文書関連ボタンの表示指示を受けた場合には、ステップS18に進み、表示制御部58は、ユーザ関連ボタンに代えて文書関連ボタンを表示画面に表示させる。ユーザから作業場関連ボタンの表示指示を受けた場合には、ステップS20に進み、表示制御部58は、ユーザ関連ボタンに代えて作業場関連ボタンを表示画面に表示させる。ここでは、ユーザから文書関連ボタンの表示指示を受け、表示制御部58は、ステップS18において、ユーザ関連ボタンに代えて、文書関連ボタンを表示画面に表示させたものとする。
ステップS22において、表示制御部58は、ユーザから電子文書の編集画面の表示終了指示を受けたか否かを判定する。表示終了指示を受けていない場合には、ステップS14に戻る。再度のステップS14においてユーザからの表示切り替え指示があり、再度のステップS16でユーザからユーザ関連ボタンの表示指示を受けた場合には、ステップS24に進む。ステップS24において、表示制御部58は、文書関連ボタンに代えて再度ユーザ関連ボタンを表示画面に表示させる。その後ステップS22にて表示終了指示を受けた場合は、ステップS26に進む。
ステップS26において、表示制御部58は、電子文書の編集画面、及び、カスタマイズボタンの表示を終了する。
以上、本発明に係る実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態では、ユーザDB44、文書DB46、及びカスタマイズボタンDB48が文書管理サーバ14のメモリ48に記憶されていたが、これらのDBは、文書管理サーバ14からアクセス可能な他の装置のメモリに記憶されていてもよい。
10 情報処理システム、12 ユーザ端末、14 文書管理サーバ、16 通信回線、20,40 通信インターフェース、22 入力インターフェース、24 ディスプレイ、26,42 メモリ、28,54 プロセッサ、44 ユーザDB、46 文書DB、48 カスタマイズボタンDB、50 登録DB、52 履歴DB、56 文書管理部、58 表示制御部、60 登録制御部、62 履歴管理部。

Claims (16)

  1. プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    対象データに関する指示を入力するための操作子であって、ユーザに関連付けられた操作子であるユーザ関連操作子と、対象データに関する指示を入力するための操作子であって、1又は複数のユーザによる作業に係る作業工程に関連付けられた操作子である作業工程関連操作子と、が記憶された操作子データベースに基づいて、前記ユーザ関連操作子又は前記作業工程関連操作子の少なくとも一方を選択し、選択した操作子を表示画面に表示させる、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記プロセッサは、前記ユーザからの指示に応じて、前記ユーザ関連操作子又は前記作業工程関連操作子の少なくとも一方を選択する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記作業工程関連操作子は、前記対象データに関連付けられた操作子である対象データ関連操作子、又は、前記対象データが格納されたメモリ上の領域である作業場に関連付けられた操作子である作業場関連操作子の少なくとも一方を含む、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 互いに異なる作業を行う複数の前記作業場が設けられ、
    前記作業場関連操作子は、当該作業場関連操作子に関連付けられた前記作業場で行われる作業に応じた内容の指示を入力するための操作子である、
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記ユーザ関連操作子は、当該ユーザ関連操作子に対応する前記ユーザの操作子の使用履歴に基づいて決定されたユーザ関連履歴操作子を含み、
    前記作業工程関連操作子は、当該作業工程関連操作子に対応する前記作業工程における操作子の使用履歴に基づいて決定された作業工程関連履歴操作子を含む、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  6. 前記ユーザ関連履歴操作子は、当該ユーザの操作子の使用回数に基づいて決定された操作子であり、
    前記作業工程関連履歴操作子は、当該作業工程における操作子の使用回数に基づいて決定された操作子である、
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記ユーザ関連履歴操作子は、当該ユーザが順に使用した一連の操作子であり、
    前記作業工程関連履歴操作子は、当該作業工程において順に使用された一連の操作子である、
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 前記ユーザ関連履歴操作子は、当該ユーザが順に使用した一連の操作子の使用順において、当該ユーザが直前に使用した操作子の次の操作子であり、
    前記作業工程関連履歴操作子は、当該作業工程において順に使用された一連の操作子の使用順において、当該作業工程において直前に使用された操作子の次の操作子である、
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記プロセッサは、前記作業工程関連履歴操作子と共に、前記作業工程関連履歴操作子を過去に使用したユーザを示す情報を表示画面に表示させる、
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  10. 前記ユーザ関連操作子は、当該ユーザ関連操作子に対応する前記ユーザが登録したユーザ関連登録操作子を含み、
    前記作業工程関連操作子は、当該作業工程関連操作子に対応する前記作業工程において作業を行ったユーザが登録した作業工程関連登録操作子を含み、
    前記プロセッサは、
    前記ユーザ関連登録操作子及び前記ユーザ関連履歴操作子の両方、又は、前記作業工程関連登録操作子及び前記作業工程関連履歴操作子の両方、の少なくとも一方を前記表示画面に表示させる、
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  11. 前記プロセッサは、
    前記表示画面上における前記ユーザの操作に応じて、前記表示画面に表示された前記ユーザ関連履歴操作子を前記ユーザ関連登録操作子若しくは前記作業工程関連登録操作子として登録すること、又は、前記表示画面上における前記ユーザの操作に応じて、前記表示画面に表示された前記作業工程関連履歴操作子を前記ユーザ関連登録操作子若しくは前記作業工程関連登録操作子として登録すること、の少なくとも一方を実行する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記表示画面上における前記ユーザの操作は、前記ユーザ関連履歴操作子又は前記作業工程関連履歴操作子を前記表示画面上の特定領域までドラッグアンドドロップする操作である、
    ことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記プロセッサは、
    前記ユーザ関連操作子と前記作業工程関連操作子との間で、前記表示画面に表示される操作子を切り替えるための切り替え操作子を前記表示画面に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  14. 前記プロセッサは、
    前記ユーザ関連操作子及び前記作業工程関連操作子を、互いに識別可能な表示態様で前記表示画面に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  15. 前記ユーザ関連操作子は、当該ユーザ関連操作子に対応する前記ユーザ特有の指示を入力するための操作子である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  16. コンピュータに、
    対象データに関する指示を入力するための操作子であって、ユーザに関連付けられた操作子であるユーザ関連操作子と、対象データに関する指示を入力するための操作子であって、1又は複数のユーザが前記対象データに関する作業を行う作業工程に関連付けられた操作子である作業工程関連操作子と、が記憶された操作子データベースに基づいて、前記ユーザ関連操作子又は前記作業工程関連操作子の少なくとも一方を選択させ、選択した操作子を表示画面に表示させる、
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
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