JP2022185469A - 車両処理装置 - Google Patents

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真也 金子
Shinya Kaneko
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Abstract

【課題】洗浄液を効率よく車両に噴出することのできる技術を提供する。【解決手段】本体を備え、左右の脚部と、脚部に支えられた梁部を有した門型状の本体が、敷設面に停車した車両に対して相対移動可能な車両処理装置であって、梁部に沿って設けられ、中央から両端に向かって洗浄液が流れる管と、管の中央から一端の中途に設けられる第1電磁弁と、管の中央から他端の中途に設けられる第2電磁弁と、管の一端と前記第1電磁弁との間に設けられる第1噴射ノズルと、管の他端と前記第2電磁弁との間に設けられる第2噴射ノズルと、を備える、ことを特徴とする車両処理装置。【選択図】図3

Description

本発明は、車両処理を行う車両処理装置に関し、特に車両を洗浄する機能を備えた洗車装置に関する。
特開昭60-174350号(以下特許文献1)の洗車装置では、高圧水噴射装置を作動させ、洗車機枠体の内側に沿うように横切って配管された管へ高圧水を送水している。送られてきた高圧水は、管に間隔をあけて設けられた複数のノズルを介して車体面に付着している土砂を吹き飛ばしている。
特開昭60-174350号公報
特許文献1のような装置では、車体の上面へ向けて高圧水を噴射しているが、車体が例えば、軽自動車のような小型の車両では、ドライバーが洗車機へ入車する時、門型に形成された洗車機の本体中央より左右どちらか一方に片寄って乗り入れる場合がある。すると、洗車機上部に複数並列して設けた洗浄ノズルから噴出する洗浄水の一部は、中央よりどちらか一方に片寄って停車している小型の車両に当たらないことがある。近年の環境問題に鑑みると、車体に当たらず流れてしまう洗浄液は、無駄となり問題である。
本発明の一目的は、洗浄液を効率よく車両に噴出することのできる技術を提供するものである。
本発明の一解決手段に係る車両処理装置は、本体を備え、左右の脚部と、前記左右の脚部に支えられた梁部を有した門型状の前記本体が、敷設面に停車した車両に対して相対移動可能であって、前記梁部に沿って設けられ、中央から両端に向かって洗浄液が流れる管と、前記管の中央から一端の中途に設けられる第1電磁弁と、前記管の中央から他端の中途に設けられる第2電磁弁と、前記管の一端と前記第1電磁弁との間に設けられる第1噴射ノズルと、前記管の他端と前記第2電磁弁との間に設けられる第2噴射ノズルと、を備えることが望ましい。
一解決手段によれば、洗浄液を効率よく車両に噴射することができる。
本発明の実施形態に係わる車両処理装置の模式的な側面図である。 図1の車両処理装置の模式的な上面図である。 図1の車両処理装置の模式的な正面図である。 図1の車両処理装置の制御系のブロック図である。 図1の車両処理装置の本体部と車両側面との距離を検出するフローチャート図である。 本発明の他の実施形態による車両処理装置の模式的な正面図である。
以下の本発明における実施形態では、必要な場合に複数のセクションなどに分けて説明するが、原則、それらはお互いに無関係ではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細などの関係にある。このため、全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
また、構成要素の数(個数、数値、量、範囲などを含む)については、特に明示した場合や原理的に明らかに特定の数に限定される場合などを除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。また、構成要素などの形状に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうではないと考えられる場合などを除き、実質的にその形状などに近似または類似するものなどを含むものとする。
本発明の実施形態では、車両処理装置について、図面を参照して説明する。図1は、車両処理装置10の模式的な側面図である。図2は、図1の車両処理装置10の模式的な上面図である。図3は、図1の車両処理装置の模式的な正面図である。図4は、図1の車両処理装置の制御系のブロック図である。図5は、図1の車両処理装置の本体部と車両側面との距離を検出するフローチャート図である。図6は、本発明の他の実施形態による車両処理装置の模式的な正面図である。
門型の形状をした車両処理装置10の本体部11は、左右の脚部13R、13Lと、脚部13に支えられた梁部12を備えている。本体部11は、敷設面Gに2本で一対に敷かれたレール14上を往復で走行し、前記レール14間に停車している車両Cの洗浄を行っている。尚、位置関係として、本体部11の前方が図1中の右方向、本体部11の後方が図1中の左方向となる。
車両処理装置10は、洗浄液を貯水するタンク18を備えている。
タンク18は、給水管と接続し、洗浄液(井戸水、水道水など)をタンク内に給水している。また、タンク18は、タンク内の水量を一定に保つ機能を有す定位水弁が設けられている。定位水弁は、タンク内の洗浄液が減少すると洗浄液を給水する機能を有している。そのため、タンク18は、常に一定の洗浄液を貯水することができる。
また、タンク18は、加圧ポンプPと接続し、ポンプPが給水した洗浄液は、給水管20を介して本体部11へ送水している。
また、タンク18から給水する給水管20は、本体部11がレール14上を往復走行するため本体部11が最も前進した位置(タンク18と本体部11の距離が最も遠い時)の長さで設けられている。すると、本体部11が後方へ移動した時(タンク18と本体部11距離が最も接近する時)、給水管20は、敷設面Gへ付着し本体部11に引っ掛けてしまう。そのため、タンク18と本体部11との間に、断面がコの字状のポール19を設けている。ポール19の凹部に給水管20を沿わせ、給水管20の中途を持ち上げることで敷設面Gへ付着することを防ぎ、本体部11への引っ掛かりを防いでいる。
ポンプが稼働するとタンク18内の洗浄液が、給水管20を通り本体部11に送水される。給水管20は、分岐管21により分岐し、梁部12に配管されたトップ噴射部32と、本体部11の脚部13に配管されたサイド噴射部31へ接続され、それに伴って洗浄液も、トップ噴射部32とサイド噴射部31へ送水される。
車両処理装置10は、トップブラシ22、左右一対のサイドブラシ23、23を備えている。
トップブラシ22は、梁部12に沿った回転軸を有し、車両Cに噴射された洗浄液と共に回転しながら車両Cの主に上面を洗浄している。また、トップブラシ22は、本体部11の走行に伴って昇降移動し、車両Cの上面の形状に合わせ洗浄する機能を有している。
また、両脚部13に設けられた左右一対のサイドブラシ23、23は、両脚部13に沿った回転軸を有し、トップ噴射部32とサイド噴射部31から車両Cに噴射された洗浄液と共に回転しながら車両Cの主に側面を洗浄している。また、左右一対のサイドブラシ23、23は本体部11の走行に伴って開閉移動することで、車両Cの全面、後面、側面(周囲)を洗浄する機能を有している。
車両処理装置10は、洗浄した車両Cに向かって気体(例えば空気)を吹き付けることで車両Cに付着した洗浄液を吹き飛ばすトップブロア24と左右一対のサイドブロア25、25を有している。
トップブロア24は、梁部12に沿うように設けられ、本体部11の走行に伴って昇降移動し、車両Cの主に上面へ向けて高圧の空気を吹き付けている。
左右一対のサイドブロア25、25は、脚部13R、13Lに沿うように設けられ、本体部11の走行に伴って開閉移動し、車両Cの主に側面に向けて高圧の空気を吹き付けている。
ポンプPが稼働するとタンク内の洗浄液は、給水管20を通水し本体部11へと供給される。本体部11へ供給された洗浄液は、分岐管21により分岐しトップ噴射部32とサイド噴射部31、31へ流入する。
トップ噴射部32は、分岐管21から延伸した給水管20とトップ噴射部の管33の中央で接続され、洗浄液が流入している。管33は、間隔を空けて設けた複数の噴射ノズル34a~34fと、複数の電磁弁35a、35bを有している。
また、管33は、長手方向中央に給水管20と接続されているため、管33の中央から洗浄液が流入する。管33へ流入した洗浄液は、図3右方向に向かって、噴射ノズル34d、34e、34fの順に、また、同時に同左方向に向かって噴射ノズル34c、34b、34aの順に流入している。つまり、管33を流れる洗浄液は、管33中心37から両サイドに向かって流入している。
噴射ノズル34の噴口は、敷設面Gに向かって洗浄液を噴出できるよう直下へ向けて設け、主に車両の上面を洗浄している。また、噴射ノズル34は、トップブラシ22、サイドブラシ23、23が回転した際に、ブラシの毛がノズルに引っ掛からないよう管33に埋め込まれて設けられている。
噴射ノズル34a~34fは、噴出した洗浄液が本体部11の幅方向へ洗浄液が重なり合うよう所定距離離れて設けられている。これにより、両脚部13間にまんべんなく洗浄液を吹き付けている。
トップ噴射部32は、管33の噴射ノズル34bと34aとの間、また、噴射ノズル34eと34fの間に電磁弁35a、35bを備えている。電磁弁35は、管33の中心37から流入する洗浄液を管路の中途で遮断し、噴射ノズル34aと34fから噴射される洗浄液を止水する機能を有している。
サイド噴射部31、31は、分岐管21から延伸した給水管20と接続された管と、複数の噴射ノズルを有している。
サイド噴射部31、31は、複数の噴射ノズルが間隔を空け、管に配置されている。噴射ノズルは、洗浄液を水平方向へ噴射するよう噴口を設け、主に車両の側面を洗浄している。
車両処理装置10は、図示しない受付部を備えている。受付部は、音声案内部、洗車コース(例えば、水洗い、泡洗浄、ワックス、下部洗浄)の決定や取り消しなどの選択を行うキー入力部、料金の支払いを行う料金受付部が備えられ、車両Cのドライバーからの指示を受付ける機能を有している。
車両処理装置10は、車両Cのタイヤを検出するタイヤ検出部17を備えている。ドライバーは、受付部にて洗車メニューを選択後、洗車処理を受けるため車両処理装置10前側に近づけ停車する。この洗車処理を受けるため最適な位置を車両停車位置としている。
タイヤ検出部17は、車両Cの前輪が車両停車位置で停止するようレール14間に設けられている。
タイヤ検出部17は、車両Cの車幅方向に挟むよう左右一対で設けられている。左右一対のタイヤ検出部17は、センサ部を有し、一方は発光素子を発光させる発光部と他方は発光部からの発光を受光する受光部を備えている。
タイヤ検出部17間にタイヤが進入すると、発光部から発光する発光センサは、タイヤによって遮光され、受光部で受光できない。つまり、発光センサが遮光されるとタイヤ検出部17によって、車両Cが車両停車位置に停車したと検知することができる。
車両処理装置10は、車両Cが車両停車位置に停車したのち、車両Cの形状を検出する車形センサ40を備えている。車両Cを跨ぎながら走行する本体部11の走行にともなって両脚部13の天地方向に車形センサ部40を備えている。
車形センサ部40は、例えば、複数の発光素子を発光させ信号光を発光する発光部41と、信号光を受光する受光部42を備えている。本体部11の走行に伴い、車両Cの車体によって信号光が受光から遮光に転じると、受光部42も検知から不検知を検出する。つまり、車形センサ40は、車両Cの車形(シルエット)を検出する機能を有している。
また、車形センサ部40は、車両Cの形状を検出した後、車両の形状に沿って、ブラッシングや、乾燥を行うため、ブラシ22、23、23とブロア24、25、25の処理工程より先に行う必要があるため、両脚部の前端に備えられることが望ましい。
また、車両処理装置10は、車両Cが車両停車位置に停車時、車両Cの幅方向における位置を検出する位置センサ部15R、15Lを備えている。
両脚部13の前方へ突出した支持部に設けられた位置センサ15R、15L間は、本体部11の脚部内面の幅と同じ幅となるよう設けられている。また、位置センサ15は、消防法と車体認識を目安に地上高60センチを目安に設けられている。
位置センサ部15Lは、例えば車両側面に超音波を送受して距離を測定し、位置センサ15Lから車両左側面までの距離を測定する反射型検出機能を有している。
また、同様に位置センサ部15Rは、例えば車両側面に超音波を送受して距離を測定し、位置センサ15Rから車右側面までの距離を測定する反射型検出機能を有している。
各位置センサ15R、15Lにより車両Cの右測面の距離、左側面の距離をそれぞれ測定することが出来、車両Cが本体部11に片寄って停車したときも測定することが出来る。
図3は、図1の車両処理装置の模式的な正面図である。尚、説明を明解にするため一部の装置を省略している。図3中の斜線は噴射ノズル34から噴射される洗浄液を表している。
また、図中の矢印が示すX1は、トップ噴射部32の端に位置する噴射ノズル34と水平方向の脚部13内面との距離を表し、X2は、位置センサ15Lが測定する車両左側面との距離を表し、X3は、位置センサ15Rが測定する車両右側面との距離を表している。
図3の車両Cは、道路運送車両法による小型自動車幅1.7メートル以下を想定し、車両Kは軽自動車幅1.48メートル以下を想定している。
車両C、Kのドライバーは、受付を終えた後、洗車処理を受けるため車両停車位置へ車両を前進させる。この時、車両処理装置に不慣れなドライバーは、レール14間中央を走行せず左右どちらか片寄って停車してしまう時がある。
図3は、本体部11にドライバー側(図3の図面右側)へ寄って停車した例で説明する。
車両Kは、片寄って停車すると、トップ噴射部の噴射ノズル34aから噴射される洗浄液の大部分が車両Kに当たらず敷設面Gへと流れてしまう。
位置センサ15は、測定した距離X2および距離X3を測定している。車両処理装置10は、位置センサ15が測定した距離X2および距離X3と、あらかじめ設定している距離X1とを比較すると、距離X2のほうが長いと測定し、距離X3は、距離X1より短いと測定する。
つまり、車両処理装置10は、車両Kが右脚部13Rに片寄って停車していると測定し、トップ噴射部30に設けた電磁弁35aを閉じる。
トップ噴射部30は、分岐管から延伸された給水管20と管33の中央で接続されているため、管33の中心37から両端に向かって洗浄液は流れる。そのため、管33内を流れる洗浄液は、管33に間隔を空けて設けられた噴射ノズル34c、34bまた、同時に噴射ノズル34d、34e、34fから噴出されるが、電磁弁35aを閉じると、電磁弁35aより下流に位置する噴射ノズル34aから噴出される洗浄水は断水される。
また、車両処理装置10は、図4に示すように制御部60を備えている。この制御部60は、本体部11に設けられ、センサ部、駆動部と電気的に接続され、受付部で受け付けた洗車メニュー(操作パネル)に従い、あらかじめプログラムされた手段を実行する。
制御部60は、タイヤ検出手段63と位置検出手段64と車形検出手段65、データ作成手段66、データ記憶手段67、処理手段68を有している。
制御部60は、それぞれの検出手段63、64、65が車両の停車位置、本体11内面から車両側面の位置、車両の形状を検出し、タイヤ検出部17、位置センサ部15、車形センサ部40が検出した検出結果を基に、データ作成手段66が、データを作成する。データ記憶手段67は、データ作成手段66により作成されたデータ(車両停車位置、車形データ、車両の片寄り)を記憶し、処理手段68は、記憶したデータから駆動部で噴射ノズルなどを駆動する装置を制御する。尚、各手段は、制御部60が有するものとして説明したが、別個の制御部として設けられてもよい。
次に、本車両処理装置10における位置センサ部15が検出する本体部11と車両側面との距離Xに応じて電磁弁を制御する処理工程を図5を用いて説明する。
まず、車両位置検出は、車両Kが車両停車位置に停車しているか否かを判定する(S10)。車両Kの停車を検出すると、位置センサ部15により車両Kの側面と本体部11の内面との距離X2、距離X3を測定する(S20)。車両Kと本体部との距離X2、X3を測定後、測定値があらかじめ設定された本体部11と噴射ノズルとの距離X1より、本体部11と車両K側面との距離X2、距離X3の測定値の方が長いか否かを判定する(S30)。この時、距離X2が、距離X1より長くない、もしくは同じであると、電磁弁35aは開き、距離X2がX1より長いと判定すると電磁弁35aを閉じる。
また、距離X3が距離X1より長いと電磁弁35bを閉じる。
本車両処理装置10は、管33の中心37へ洗浄液を供給し、管33の中心37から両端に向かって洗浄液を流した。また、噴射ノズル34aと同34bの間、且つ噴射ノズル34eと同34fとの間に電磁弁35a、35bを設けた。
さらに、位置センサ部15R、15Lは、車両と本体部11との距離を測定し、距離X1より距離X2の方が長いと判断すると、電磁弁35Lの電磁弁を閉じ、電磁弁より下流に位置する噴射ノズル34aから噴出する洗浄液を止水することが出来る。これにより、車両にあたらず流出していた洗浄液を止水し、車両に効率よく洗浄液を吹き付けることが出来る。
図6は、車両処理装置10Aの模式的な上面図である。
車両の片寄りを検知するため車両処理装置10では、位置センサ部15を用いて説明したが、図6の車両処理装置10Aのように、車形センサ40Aを本体に沿うように門型状に構成した。車形センサ40Aの発光部41Aと受光部42Aでは、発光部41と受光部42と同様に車両側面の形状を検知する。また、車形センサ40Aは、車両上面と梁部12Aとの距離を検知する上面車形センサ部43を有している。
上面センサ部43は、発光部と受光部を有した、例えば、TOF(Time of Flight)センサであり、発光部から放射された光が車両上面で反射し受光部が受光する。上面車形センサ部43は、発光から受光までの時間を計測することで、車両C上面の形状を検出し、また、車両Cが片寄って停車する場合も検出することができる。
また、車両処理装置10Bは車形センサ40Bを備えている。車形センサ40Bは、特許6002516号で構成された車形検出装置のような複数の発光部41Bと複数の受光部42Bを備えている。発光部41Bは、例えば、水平方向と上傾斜方向と、下傾斜方向とに発光し、受光部42Bは、発光部41Bが水平方向と上傾斜方向と、下傾斜方向に発光した発光素子を受光している。
これにより、発光部41Bより水平方向に発光した信号光は水平方向に対向する受光部42Bにより検出される。この時、水平方向に発光する信号光と交差する傾斜方向に発光した信号光を受光する受光部42Bにより、車両Cが片寄って停車する場合も検出することができる。
以上、図を参考に本発明の構成を実施形態に基づき説明してきた。
前記実施形態では、車両Kを本体部11左脚部13Lに寄って停車して説明したが、これに限らず、右脚部13Rに寄って停車したときに関しても同様であることは言うまでもない。
また、超小型車両のときでは、車両の両側面の距離X2および距離X3がX1より長いと判断したときも、電磁弁35a、35bを閉じ、噴射ノズル34aと34fから噴出する洗浄液を止水することができる。
また、電磁弁35の位置を噴射ノズル34aと同34bの間、且つ噴射ノズル34eと同34fとの間で説明したが、これに限らず、例えば噴射ノズルから噴射する洗浄液の拡散する角度により、電磁弁の位置を変更してもよいし、噴射ノズルの数も限定していない。
10、10A、10B 車両処理装置
11、11A 本体部
12、12A 梁部
13、13L、13R 脚部
33 管
34a、34b、34c、34d、34e、34f 噴射ノズル
35a、35b 電磁弁
37 中心
C 車両
K 車両(軽自動車)
G 敷設面

Claims (1)

  1. 本体を備え、左右の脚部と、前記左右の脚部に支えられた梁部を有した門型状の前記本体が、敷設面に停車した車両に対して相対移動可能な車両処理装置であって、
    前記梁部に沿って設けられ、中央から両端に向かって洗浄液が流れる管と、
    前記管の中央から一端の中途に設けられる第1電磁弁と、
    前記管の中央から他端の中途に設けられる第2電磁弁と、
    前記管の一端と前記第1電磁弁との間に設けられる第1噴射ノズルと、
    前記管の他端と前記第2電磁弁との間に設けられる第2噴射ノズルと、を備える
    ことを特徴とする車両処理装置。
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