JP2022185274A - 制御システム及び移動体、並びに制御方法、並びに制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】カビの発生を抑制することのできる制御システム及び移動体、並びに制御方法、並びに制御プログラムを提供することを目的とする。【解決手段】トラック1に設けられた冷凍機に対して適用される制御システムであって、冷凍機の蒸発器が設けられた荷室2に対して冷凍運転を行う冷凍制御部と、冷凍運転の終了を検知する検知部と、冷凍運転が終了した場合に、エバポレータユニット4Aの蒸発器の熱交換部の表面温度を上昇させる乾燥運転を行う乾燥制御部とを備える。【選択図】図1

Description

本開示は、制御システム及び移動体、並びに制御方法、並びに制御プログラムに関するものである。
荷室の温度状態を管理して荷物を目的地まで輸送するために、輸送車両には輸送用の冷凍機が搭載される(例えば特許文献1)。
特開2020-106204号公報
しかしながら、荷物を目的地で降ろした後など、荷室に荷物がない場合に冷凍機が停止されると、冷凍機の熱交換部が湿り状態となる。湿り状態が続くと、カビ等が繁殖して、異臭等の原因になる可能性がある。輸送冷凍機の分野では、冷凍機の停止時においてカビ繁殖を防止する機能が搭載されていなかった。
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、カビの発生を抑制することのできる制御システム及び移動体、並びに制御方法、並びに制御プログラムを提供することを目的とする。
本開示の第1態様は、移動体に設けられた冷凍機に対して適用される制御システムであって、前記冷凍機の蒸発器が設けられた荷室に対して冷凍運転を行う冷凍制御部と、前記冷凍運転の終了を検知する検知部と、前記冷凍運転が終了した場合に、前記蒸発器の熱交換部の表面温度を上昇させる乾燥運転を行う乾燥制御部と、を備える制御システムである。
本開示の第2態様は、移動体に設けられた冷凍機に対して適用される制御方法であって、前記冷凍機の蒸発器が設けられた荷室に対して冷凍運転を行う工程と、前記冷凍運転の終了を検知する工程と、前記冷凍運転が終了した場合に、前記蒸発器の熱交換部の表面温度を上昇させる乾燥運転を行う工程と、を有する制御方法である。
本開示の第3態様は、移動体に設けられた冷凍機に対して適用される制御プログラムであって、前記冷凍機の蒸発器が設けられた荷室に対して冷凍運転を行う処理と、前記冷凍運転の終了を検知する処理と、前記冷凍運転が終了した場合に、前記蒸発器の熱交換部の表面温度を上昇させる乾燥運転を行う処理と、をコンピュータに実行させるための制御プログラムである。
本開示によれば、カビの発生を抑制することができるという効果を奏する。
本開示の一実施形態に係るトラックの概略構成を示す斜視図である。 本開示の一実施形態に係る冷凍機の冷媒回路の一例を示す図である。 本開示の一実施形態に係るコンデンサユニットの正面図である。 本開示の一実施形態に係る制御システムのハードウェア構成の一例を示した図である。 本開示の一実施形態に係る制御システムが備える機能を示した機能ブロック図である。 本開示の一実施形態に係るエバポレータユニットの側面図である。 本開示の一実施形態に係る温水供給の構成例を示す図である。 本開示の一実施形態に係るエバポレータユニットの側面図である。 本開示の一実施形態に係る乾燥制御処理の手順の一例を示すフローチャートである。
以下に、本開示に係る制御システム及び移動体、並びに制御方法、並びに制御プログラムの一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本開示の一実施形態に係るトラック1の概略構成を示す図(斜視図)である。本実施形態では、移動体として車両であるトラック1を例示して説明するが、移動体であればトラック1に限定されない。図1に示すように、トラック1は、荷室2を有している。荷室2は、荷物を積むことができ、冷凍機によって温度管理が可能となっている。本実施形態では、トラック1の荷室2は、領域5Aと領域5Bとに区分けされており、それぞれの領域に荷物を積むことが可能とされている。また、それぞれの領域で温度管理が可能である。
そして、トラック1には、凝縮部(コンデンサユニット)3と、領域5Aの蒸発部(エバポレータユニット)5Aと、領域5Bの蒸発部(エバポレータユニット)5Bとが搭載されている。トラック1の運転室には、キャビンコントローラ6が設けられており、領域5A及び領域5Bの冷凍状態を操作可能となっている。
トラック1には、バッテリ8が搭載されていてもよい。バッテリ8は例えばコネクタユニット9を介して、蓄電又は放電が可能とされていてもよい。バッテリ8は、例えば、Li-ionや、Ni-MH、キャパシタ、鉛蓄電池などを採用することができる。バッテリ8は、トラック1側に設けられていても、冷凍機側に設けられていても、その他の車両取付品に設けられていてもよい。
トラック1には、オルタネータ7等の発電が可能な機器が搭載されていてもよい。
図2は、トラック1に搭載される冷凍機の冷媒回路10の一例を示す図である。図2の冷媒回路10はあくまでも一例であり、他の構成の冷媒回路10をトラック1に搭載することとしてもよい。
図2に示すように、コンデンサユニット3に対して、2つのエバポレータユニット4A及び4Bが接続されている。
コンデンサユニット3では、圧縮機11により圧縮された高温高圧の冷媒が弁SV4を介して凝縮器13へ供給される。凝縮器13では、ファン14により流れる空気と熱交換して、冷媒が熱を放出して凝縮する。そして、冷媒は、レシーバ15とドライヤ16を介して、P1で分岐する。P1で分岐した一方の冷媒は、弁SV1-Aを介して領域5Aに対して設置されたエバポレータユニット4Aへ供給される。エバポレータユニット4Aでは、膨張弁EV-Aで冷媒を膨張させて低温低圧とする。そして、冷媒は蒸発器21Aへ供給される。蒸発器21Aでは、ファン23Aにより流れる空気と熱交換して、冷媒が熱を吸収して蒸発する。これによって、領域5A内の空気が冷却される。蒸発された冷媒は、チェックバルブ26を介して領域5Bのエバポレータユニット4Bからの冷媒とP2で合流し、アキュムレータ20を介して圧縮機11へ流れ込む。
一方で、P1で分岐した他方の冷媒は、弁SV1-Bを介して領域5Bに対して設置されたエバポレータユニット4Bへ供給される。エバポレータユニット4Bでは、膨張弁EV-Bで冷媒を膨張させて低温低圧とする。そして、冷媒は蒸発器21Bへ供給される。蒸発器21Bでは、ファン23Bにより流れる空気と熱交換して、冷媒が熱を吸収して蒸発する。これによって、領域5B内の空気が冷却される。蒸発された冷媒は、チェックバルブ27を介して領域5Aのエバポレータユニット4Aからの冷媒とP2合流し、アキュムレータ20を介して圧縮機11へ流れ込む。
このようにして、冷凍サイクルが構成され、荷室2の空気の冷却が行われる。なお、図3は、コンデンサユニット3の正面図である。図3に示すように、正面から見ると、凝縮器13はコンデンサユニット3の中央側に配置され、圧縮機11は凝縮器13の横に配置される。
図2に示すように、P1の上流側と、P2の下流側とをバイパスするライン及び該ラインに設けられた弁SV5が配置されることとしてもよい。また、圧縮機11で圧縮された高温高圧の冷媒の一部を用いた、エバポレータユニットのドレンパンヒータを配置してもよい。具体的には、圧縮機11で圧縮された高温高圧の冷媒の一部をラインHDに流し、P3で分岐させる。そして、P3で分岐した一方の冷媒は、弁SV2-Aを介して領域5Aのエバポレータユニット4Aのドレンパンヒータへ供給する。ドレンパンヒータは、ドレンパンを加熱する。その後は、冷媒は、蒸発器21Aの上流側へ供給される。P3で分岐した他方の冷媒は、弁SV2-Bを介して領域5Bのエバポレータユニット4Bのドレンパンヒータへ供給する。その後は、冷媒は、蒸発器21Bの上流側へ供給される。
次に、制御システム50について説明する。
制御システム50は、トラック1に設けられた冷凍機に対して適用され、冷凍機の制御を行う。特に制御システム50は、蒸発器21におけるカビ発生を抑制するために、乾燥制御を行う。制御システム50については、例えばキャビンコントローラ6に搭載されてもよい。
図4は、本実施形態に係る制御システム50のハードウェア構成の一例を示した図である。
図4に示すように、制御システム50は、コンピュータシステム(計算機システム)であり、例えば、CPU1100と、CPU1100が実行するプログラム等を記憶するためのROM(Read Only Memory)1200と、各プログラム実行時のワーク領域として機能するRAM(Random Access Memory)1300と、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)1400と、ネットワーク等に接続するための通信部1500とを備えている。なお、大容量記憶装置としては、ソリッドステートドライブ(SSD)を用いることとしてもよい。これら各部は、バス1800を介して接続されている。
また、制御システム50は、キーボードやマウス等からなる入力部や、データを表示する液晶表示装置等からなる表示部などを備えていてもよい。
なお、CPU1100が実行するプログラム等を記憶するための記憶媒体は、ROM1200に限られない。例えば、磁気ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ等の他の補助記憶装置であってもよい。
後述の各種機能を実現するための一連の処理の過程は、プログラムの形式でハードディスクドライブ1400等に記録されており、このプログラムをCPU1100がRAM1300等に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、後述の各種機能が実現される。なお、プログラムは、ROM1200やその他の記憶媒体に予めインストールしておく形態や、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供される形態、有線又は無線による通信手段を介して配信される形態等が適用されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等である。
図5は、制御システム50が備える機能を示した機能ブロック図である。図5に示されるように、制御システム50は、冷凍制御部51と、検知部52と、判定部53と、乾燥制御部54とを主に備えている。
冷凍制御部51は、冷凍機の蒸発器21が設けられた荷室2に対して冷凍運転を行う。すなわち、冷凍制御部51は、荷室2の荷物を適切に温度調整して輸送するために、荷室2を設定温度に維持するように制御を行う。すなわち、図2に示す冷凍回路を稼働させて、荷室2の空気の冷却を行う。
検知部52は、冷凍運転の終了を検知する。具体的には、検知部52は、冷凍制御部51による冷凍運転が実行されている状態から、冷凍運転が終了したことを検知する。冷凍運転が終了することとは、荷室2の空気の冷却が終了することである。換言すると、冷凍運転の終了は、蒸発器21の冷媒の流れが停止することとしてもよい。
判定部53は、乾燥運転の開始条件の判定を行う。開始条件が満たされた場合(肯定判定の場合)に、乾燥運転が開始される。開始条件が満たされない場合(否定判定の場合)には乾燥運転を開始しないこととしてもよい。
開始条件は、トラック1において乾燥運転に利用可能な電力量が有ることである。すなわち、判定部53は、トラック1において乾燥運転に利用可能な電力量の有無を判定する。これによって、乾燥運転に必要な電力が確保できることを確認した後に、乾燥運転を実行することが可能となる。
乾燥運転に利用可能な電力量とは、蓄電された電力でもよいし、発電する電力でも良い。すなわち、トラック1において確保可能な電力であれば、限定されない。
発電する電力を利用する場合には、判定部53は、トラック1に設けられた発電機(オルタネータ7)の運転状態に応じて、乾燥運転に利用可能な電力量の有無を判定する。具体的には、トラック1にオルタネータ7が搭載されており、オルタネータ7が使用されていない場合には、これから開始される乾燥運転においてオルタネータ7で発電した電力が利用可能であると判定する。オルタネータ7で発電した電力がこれから実行しようとしている乾燥運転に利用可能であればよいため、オルタネータ7が使用されていない場合だけでなく、オルタネータ7が使用されていても、乾燥運転を行うだけの余裕がある場合には、乾燥運転に利用可能な電力量が有りと判断することとしてもよい。
蓄電された電力を利用する場合には、判定部53は、トラック1に設けられたバッテリ8の蓄電状態に応じて、乾燥運転に利用可能な電力量の有無を判定する。具体的には、バッテリ8の充電レベルが閾値(例えば50%)以上である場合に、これから開始される乾燥運転においてバッテリ8に蓄電されている電力が利用可能であると判定する。乾燥運転に利用可能であればよいため、バッテリ8が充電されている場合に乾燥運転に利用可能と判定してもよい。
すなわち、発電する電力を利用する場合でも、蓄電された電力を利用する場合でも、トラック1においてこれから実施しようとしている乾燥運転に使用する電力が確保可能であれば、開始条件は、肯定判定となる。
さらに、開始条件は、乾燥運転の開始のトリガになればよいため、トラック1の運転員から乾燥運転の開始の指示があることとしてもよい。この場合には、利用可能な電力量に依らず乾燥運転が開始されてもよいし、乾燥運転の開始の指示があった後に上記の電力量に関する判断を行うこととしてもよい。
開始条件については、乾燥運転の開始のトリガになれば、上記に限定されず採用してもよい。
乾燥制御部54は、冷凍運転が終了した場合に、蒸発器21の熱交換部の表面温度を上昇させる乾燥運転を行う。冷凍運転が停止すると、荷室2に配置された蒸発器21は湿り状態となる。特に、冷媒と空気との間で熱交換を行う熱交換部(例えば伝熱管やフィン)が湿り状態となり、湿り状態が継続されるとカビが繁殖する可能性がある。そこで、乾燥制御部54は、冷凍運転が終了(停止)した後に、乾燥運転を実施する。乾燥運転は、蒸発器21の熱交換部の湿り状態を抑制することが目的であるため、熱交換部の表面温度が上昇するように実施される。
具体的には、乾燥制御部54は、検知部52において冷凍運転が終了しており、さらに、判定部53により乾燥運転の開始条件が肯定判定である場合に、乾燥運転を開始する。なお、判定部53は省略することも可能であり、乾燥制御部54は、判定部53の判定結果に依らず乾燥運転の開始の制御を行うこととしてもよい。
乾燥運転は、例えば、所定時間(例えば5分)の間実行される。所定時間については、荷室2の温度(すなわち蒸発器21の周囲温度)に応じて設定されることとしてもよい。例えば温度が低い場合には、所定時間が長く設定される。乾燥運転は、荷室2(すなわち蒸発器21の周囲温度)が所定温度となるまで実施されてもよい。また、乾燥運転は、荷室2(すなわち蒸発器21の周囲温度)が所定湿度まで実施されてもよい。
乾燥運転は、具体的には、ホットガスデフロストや、ヒートポンプ加熱によって行われる。ホットガスデフロストは、凝縮器13へ送られる圧縮機11の熱い吐出ガスの一部を蒸発器21へ導いて加熱する方法である。ホットガスデフロストが可能であれば、冷媒回路10の構成は限定されない。ヒートポンプ加熱は、冷媒回路10の流れを制御して圧縮機11からのガスを蒸発器21へ流して加熱する方法である。ヒートポンプ加熱が可能であれば、冷媒回路10の構成は限定されない。
なお、乾燥運転については、ヒータによる加熱、ファンによる送風、エンジンの熱を利用した温水による加熱、及びエンジンの熱の送風の少なくともいずれか1つを用いることとしてもよい。
ヒータによる加熱では、ヒータは熱交換部に対して設けられており、例えば電気ヒータである。図6は、エバポレータユニット4Aの側面図を示している。なお、エバポレータユニット4Bも同様である。ファン23Aによって荷室2の空気が蒸発器21Aを通過して荷室2へ戻される。このような構成において、ヒータは、例えばファン23Aと蒸発器21Aとの間(ヒータ31)や、蒸発器21Aの出口側(ヒータ32)に配置される。ファン23Aによる送風は行われても行われなくてもよい。図6の配置例及び配置数は一例であり、熱交換部が乾燥できれば図6の構成に限定されない。
ファンによる送風では、ファンは荷室2の外の空気を蒸発器21へ供給するファンである。冷凍運転では、蒸発器21は低温状態となっている。このため、ファンにより外気を送風することによっても、蒸発器21の熱交換部を乾燥させることができる。なお、エバポレータユニット4A内に設けられたファンによる送風によっても蒸発器21の熱交換部を乾燥させることができる場合には、ファンを用いることとしてもよい。
エンジンの熱を利用した温水による加熱では、温水は、例えば、エンジンに対して設けられたラジエータ36で冷やされる前のエンジンで温められた温水である。図7は、温水供給の構成例を示す図である。図7はトラック1を上から見た図である。運転席があるキャビン38にエンジン35が設けられているため、このエンジン35の冷却のためにラジエータ36が設けられている。このため、エンジン35で温められ、ラジエータ36へ供給される前の温水の一部をバルブ37及びポンプ34を介してエバポレータユニット4Aに設けた温水コイル33へ供給する。図8は、エバポレータユニット4Aの側面図を示している。なお、エバポレータユニット4Bも同様である。ファン23Aによって荷室2の空気が蒸発器21Aを追加して、荷室2へ戻される。このような構成において、温水コイル33は、例えば蒸発器21Aの出口側に配置される。これによって、温水が温水コイル33へ供給されることで、蒸発器21Aの熱交換部の乾燥が行われる。ファン23Aによる送風は行われても行われなくてもよい。図8の配置例及び配置数は一例であり、熱交換部が乾燥できれば図8の構成に限定されない。そして、図7に示すように温水コイル33で冷まされた温水は、エンジン側へ戻される。
エンジンの熱の送風については、エンジンの余熱を利用する。すなわち、エンジンにより温められた空気を蒸発器21の熱交換部へ供給することで、該熱交換部の乾燥を行う。
乾燥の方法については、蒸発器21の熱交換部の乾燥が可能であれば、上記に限定されない。
次に、上述の制御システム50による乾燥制御処理の一例について図9を参照して説明する。図9は、本実施形態に係る乾燥制御処理の手順の一例を示すフローチャートである。図9に示すフローは、例えば、冷凍機が稼働している場合において所定の制御周期で繰り返し実行される。なお、冷凍機において、冷房運転が実行されているものとする。
まず、実行されている冷房運転の停止を検知する(S101)。
次に、乾燥運転に利用可能な電力量が有るか否かを判定する(S102)。例えば、バッテリ8の残容量が閾値以上であるか否かを判定する。乾燥運転に利用可能な電力量が無い場合(S102のNO判定)には、処理を終了する。なお、S102の判定は、開始条件の判定であり、省略することとしてもよいし、他の開始条件としてもよい。
乾燥運転に利用可能な電力量が有る場合(S102のYES判定)には、乾燥運転を実行する(S103)。乾燥運転では、蒸発器の熱交換部の表面温度を上昇させる。乾燥方法については限定されない。
このように、輸送冷凍機において乾燥制御が実行されることで、冷凍運転の終了後にカビが発生することが抑制される。
図9のフローでは、予め設定された乾燥方法が実行されることとしたが、乾燥方法を選択可能とすることとしてもよい。例えば、運転員によって乾燥方法が選択されることとしてもよい。
また、利用可能な電力量に応じて乾燥方法が選択されることとしてもよい。この場合には、制御システム50は、乾燥運転に利用可能な電力量に応じて、乾燥方法を選択する選択部を備える。すなわち、選択部には、電力量と乾燥方法とが予め複数パターン対応付けられており、乾燥運転を開始しようとする場合の利用可能な電力量に応じて乾燥方法が選択される。そして、乾燥制御部54は、選択された乾燥方法により乾燥運転を実行する。例えば、電力量が多い場合(閾値以上の場合)にはホットガスバイパスにより乾燥を行い、電力量が少ない場合(閾値未満の場合)にはファンによる送風によって乾燥を行うこととしてもよい。電力量と乾燥方法の対応関係については適宜設定可能である。
以上では、乾燥運転を開始する条件を説明したが、他の条件に基づいて乾燥運転を実行することとしてもよい。例えば、トラック1が、往路で荷物を目的地へ輸送する輸送車両である場合には、荷物が載っていないと想定される復路を走行している場合に、乾燥運転を行うこととしてもよい。この場合には、制御システム50は、輸送車両が目的地への荷物の輸送が終了した後の復路にあることを検知する復路検知部を備えることとしてもよい。そして、乾燥制御部54は、輸送車両が復路にあることが検知された場合に、乾燥運転を行う。復路検知については、GPS等の位置情報を用いて判断してもよいし、運転者等からの荷物輸送終了(すなわち復路を走行)の指示をもらってもよく、車両が復路にあることを検知できれば検知方法は限定されない。
また、荷物の輸送がスケジューリング化されている場合には、タイマによって、配送終了後の所定時刻に乾燥運転を行うこととしてもよい。
また、検知部52は、冷凍運転が終了していることを検知することができればよいため、車両の位置情報(GPS)や、車両の中の運転員の有無に基づいて、前記冷凍運転の終了を検知することとしてもよい。運転員の有無は、Blutooth通信により、ドライバとの通信が途切れた場合に、運転員がいないと判定してもよい。また、GPS等の位置情報で、配送センターへ戻ったことを検知して、その後に乾燥運転を実行することとしてもよい。
また、乾燥方法については、乾燥剤を設けておき、乾燥剤を加熱等することによって乾燥を実施してもよい。可動ルーバを備える場合には、ルーバにより風向きを調整して、乾燥を促すこととしてもよい。
また、トラック1は、消臭機器を備えることとしてもよい。そして、乾燥運転と同時または単独で稼働することとしてもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る制御システム及び移動体、並びに制御方法、並びに制御プログラムによれば、トラック1に設けられた冷凍機(いわゆる輸送冷凍機)において、蒸発器21による荷室2の冷凍運転が終了した場合に、蒸発器21の熱交換部の表面温度を上昇させる乾燥運転を行うことで、熱交換部が湿り状態のままとなりカビ等が発生することを抑制することができる。
トラック1において乾燥運転に利用可能な電力量の有無を判定することで、乾燥運転をより確実に実行することができる。トラック1において乾燥運転に利用可能な電力量は、トラック1において蓄電された電力でもよいし、発電により得る電力でもよい。トラック1に設けられた発電機の運転状態によれば、利用可能な電力量があるかどうかを判定することができる。トラック1に設けられた蓄電池の蓄電状態によれば、利用可能な電力量があるかどうかを判定することができる。
トラック1が往路で荷物を目的地へ輸送する輸送車両である場合には、復路では目的地への荷物の輸送が終了しているため荷室2に荷物がないことが想定される。このため、輸送車両が復路にあることが検知された場合に、乾燥運転を行うことで、荷物への影響なく乾燥運転を行うことができる。
本開示は、上述の実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変形実施が可能である。なお、各実施形態を組み合わせることも可能である。
以上説明した各実施形態に記載の制御システム及び移動体、並びに制御方法、並びに制御プログラムは例えば以下のように把握される。
本開示に係る制御システム(50)は、移動体(1)に設けられた冷凍機に対して適用される制御システムであって、前記冷凍機の蒸発器(21)が設けられた荷室(2)に対して冷凍運転を行う冷凍制御部(51)と、前記冷凍運転の終了を検知する検知部(52)と、前記冷凍運転が終了した場合に、前記蒸発器の熱交換部の表面温度を上昇させる乾燥運転を行う乾燥制御部(54)と、を備える。
本開示に係る制御システムによれば、移動体に設けられた冷凍機(いわゆる輸送冷凍機)において、蒸発器による荷室の冷凍運転が終了した場合に、蒸発器の熱交換部の表面温度を上昇させる乾燥運転を行うことで、熱交換部が湿り状態のままとなりカビ等が発生することを抑制することができる。
本開示に係る制御システムは、前記移動体において前記乾燥運転に利用可能な電力量の有無を判定する判定部(53)を備え、前記乾燥制御部は、前記乾燥運転に利用可能な電力量が有る場合に、前記乾燥運転を実行することとしてもよい。
本開示に係る制御システムによれば、移動体において乾燥運転に利用可能な電力量の有無を判定することで、乾燥運転をより確実に実行することができる。移動体において乾燥運転に利用可能な電力量は、移動体において蓄電された電力でもよいし、発電により得る電力でもよい。
本開示に係る制御システムは、前記判定部は、前記移動体に設けられた発電機の運転状態に応じて、前記乾燥運転に利用可能な電力量の有無を判定することとしてもよい。
本開示に係る制御システムによれば、移動体に設けられた発電機の運転状態によれば、利用可能な電力量があるかどうかを判定することができる。移動体に設けられた発電機の運転状態とは、例えば、運転停止状態や、他装置への利用状態などである。
本開示に係る制御システムは、前記判定部は、前記移動体に設けられた蓄電池(8)の蓄電状態に応じて、前記乾燥運転に利用可能な電力量の有無を判定することとしてもよい。
本開示に係る制御システムによれば、移動体に設けられた蓄電池の蓄電状態によれば、利用可能な電力量があるかどうかを判定することができる。
本開示に係る制御システムは、前記移動体は、往路で荷物を目的地へ輸送する輸送車両であり、前記輸送車両が、目的地への荷物の輸送が終了した後の復路にあることを検知する復路検知部を備え、前記乾燥制御部は、前記輸送車両が復路にあることが検知された場合に、前記乾燥運転を行うこととしてもよい。
本開示に係る制御システムによれば、移動体が往路で荷物を目的地へ輸送する輸送車両である場合には、復路では目的地への荷物の輸送が終了しているため荷室に荷物がないことが想定される。このため、輸送車両が復路にあることが検知された場合に、乾燥運転を行うことで、荷物への影響なく乾燥運転を行うことができる。
本開示に係る制御システムは、前記乾燥運転は、ヒータによる加熱、ファンによる送風、エンジンの熱を利用した温水による加熱、及びエンジンの熱の送風の少なくともいずれか1つであることとしてもよい。
本開示に係る制御システムによれば、ヒータによる加熱、ファンによる送風、エンジンの熱を利用した温水による加熱、及びエンジンの熱の送風により、乾燥運転を行うことができる。
本開示に係る制御システムは、前記検知部は、前記移動体の位置情報、及び前記移動体の中の運転員の有無の少なくともいずれか一方に基づいて、前記冷凍運転の終了を検知することとしてもよい。
本開示に係る制御システムによれば、移動体の位置情報によれば例えば荷室の荷物の配送完了など、荷室の状態を推定することができるため、冷凍運転の終了を検知することができる。移動体の中の運転員の有無によっても、例えば荷室の荷物の配送完了など、荷室の状態を推定することができるため、冷凍運転の終了を検知することができる。
本開示に係る制御システムは、前記乾燥運転に利用可能な電力量に応じて、乾燥方法を選択する選択部を備え、前記乾燥制御部は、選択された乾燥方法により前記乾燥運転を実行することとしてもよい。
本開示に係る制御システムによれば、利用可能な電力量に応じて乾燥方法を選択することで、電力量に応じて柔軟に乾燥運転を実行することが可能となる。例えば、電力量が多い場合にはホットガスバイパスにより乾燥を行い、電力量が少ない場合にはファンによる送風によって乾燥を行うこととしてもよい。
本開示に係る移動体は、荷室と、前記荷室に対して設けられた冷凍機と、請求項1から8のいずれか1項に記載の制御システムと、を備える。
本開示に係る制御方法は、移動体に設けられた冷凍機に対して適用される制御方法であって、前記冷凍機の蒸発器が設けられた荷室に対して冷凍運転を行う工程と、前記冷凍運転の終了を検知する工程と、前記冷凍運転が終了した場合に、前記蒸発器の熱交換部の表面温度を上昇させる乾燥運転を行う工程と、を有する。
本開示に係る制御プログラムは、移動体に設けられた冷凍機に対して適用される制御プログラムであって、前記冷凍機の蒸発器が設けられた荷室に対して冷凍運転を行う処理と、前記冷凍運転の終了を検知する処理と、前記冷凍運転が終了した場合に、前記蒸発器の熱交換部の表面温度を上昇させる乾燥運転を行う処理と、をコンピュータに実行させる。
1 :トラック(移動体)
2 :荷室
3 :コンデンサユニット
4A :エバポレータユニット
4B :エバポレータユニット
6 :キャビンコントローラ
7 :オルタネータ
8 :バッテリ(蓄電池)
9 :コネクタユニット
10 :冷媒回路
11 :圧縮機
13 :凝縮器
14 :ファン
15 :レシーバ
16 :ドライヤ
20 :アキュムレータ
21A :蒸発器
21B :蒸発器
23A :ファン
23B :ファン
26 :チェックバルブ
27 :チェックバルブ
31 :ヒータ
32 :ヒータ
33 :温水コイル
34 :ポンプ
35 :エンジン
36 :ラジエータ
37 :バルブ
38 :キャビン
50 :制御システム
51 :冷凍制御部
52 :検知部
53 :判定部
54 :乾燥制御部
1100 :CPU
1200 :ROM
1300 :RAM
1400 :ハードディスクドライブ
1500 :通信部
1800 :バス
EV-A :膨張弁
EV-B :膨張弁
HD :ライン
SV1-A :弁
SV1-B :弁
SV2-A :弁
SV2-B :弁
SV4 :弁
SV5 :弁

Claims (11)

  1. 移動体に設けられた冷凍機に対して適用される制御システムであって、
    前記冷凍機の蒸発器が設けられた荷室に対して冷凍運転を行う冷凍制御部と、
    前記冷凍運転の終了を検知する検知部と、
    前記冷凍運転が終了した場合に、前記蒸発器の熱交換部の表面温度を上昇させる乾燥運転を行う乾燥制御部と、
    を備える制御システム。
  2. 前記移動体において前記乾燥運転に利用可能な電力量の有無を判定する判定部を備え、
    前記乾燥制御部は、前記乾燥運転に利用可能な電力量が有る場合に、前記乾燥運転を実行する請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記判定部は、前記移動体に設けられた発電機の運転状態に応じて、前記乾燥運転に利用可能な電力量の有無を判定する請求項2に記載の制御システム。
  4. 前記判定部は、前記移動体に設けられた蓄電池の蓄電状態に応じて、前記乾燥運転に利用可能な電力量の有無を判定する請求項2に記載の制御システム。
  5. 前記移動体は、往路で荷物を目的地へ輸送する輸送車両であり、
    前記輸送車両が、目的地への荷物の輸送が終了した後の復路にあることを検知する復路検知部を備え、
    前記乾燥制御部は、前記輸送車両が復路にあることが検知された場合に、前記乾燥運転を行う請求項1から4のいずれか1項に記載の制御システム。
  6. 前記乾燥運転は、ヒータによる加熱、ファンによる送風、エンジンの熱を利用した温水による加熱、及びエンジンの熱の送風の少なくともいずれか1つである請求項1から5のいずれか1項に記載の制御システム。
  7. 前記検知部は、前記移動体の位置情報、及び前記移動体の中の運転員の有無の少なくともいずれか一方に基づいて、前記冷凍運転の終了を検知する請求項1から6のいずれか1項に記載の制御システム。
  8. 前記乾燥運転に利用可能な電力量に応じて、乾燥方法を選択する選択部を備え、
    前記乾燥制御部は、選択された乾燥方法により前記乾燥運転を実行する請求項2から4のいずれか1項に記載の制御システム。
  9. 荷室と、
    前記荷室に対して設けられた冷凍機と、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の制御システムと、
    を備える移動体。
  10. 移動体に設けられた冷凍機に対して適用される制御方法であって、
    前記冷凍機の蒸発器が設けられた荷室に対して冷凍運転を行う工程と、
    前記冷凍運転の終了を検知する工程と、
    前記冷凍運転が終了した場合に、前記蒸発器の熱交換部の表面温度を上昇させる乾燥運転を行う工程と、
    を有する制御方法。
  11. 移動体に設けられた冷凍機に対して適用される制御プログラムであって、
    前記冷凍機の蒸発器が設けられた荷室に対して冷凍運転を行う処理と、
    前記冷凍運転の終了を検知する処理と、
    前記冷凍運転が終了した場合に、前記蒸発器の熱交換部の表面温度を上昇させる乾燥運転を行う処理と、
    をコンピュータに実行させるための制御プログラム。

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