JP2022183870A - 食品用容器 - Google Patents

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智仁 市来
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Abstract

Figure 2022183870000001
【課題】 高い強度を有し、外観不良が抑制された食品用容器を提供する。
【解決手段】 側面部及び底面部を有し、上記底面部と対向する開口が上記側面部の上端に形成された食品用容器であって、上記開口の形状と、上記底面部の形状とは異なり、上記開口の形状は、頂点の数がn個(上記nは、4~8の整数)である第一の多角形であり、上記底面部の形状は、円形、楕円形、又は、曲率半径を有する第二の多角形であり、上記底面部及び上記側面部は、断面の少なくとも一部が、スキン層に挟持された発泡樹脂層を含む食品用容器。
【選択図】 図1

Description

本発明は、食品用容器に関する。より詳しくは、断面の少なくとも一部が、スキン層に挟持された発泡樹脂層を含む食品用容器に関する。
食品用容器、日用品、家庭用電化製品等の様々な用途に、発泡成形品が用いられている。発泡成形品は、一般的に樹脂組成物を発泡させることで得られ、軽量化、コスト削減ができる。
例えば、特許文献1には、納豆を収納するための収納凹部が開口部から外方へ張り出すフランジ部を残して形成されてなるポリスチレン系樹脂発泡容器本体と、前記ポリスチレン系樹脂発泡容器にヒンジ部を介して連設された蓋体とよりなるポリスチレン系樹脂発泡容器が開示されている。
特開2020-164244号公報
食品用容器の一例として、例えば、納豆容器は、特許文献1に記載されたように、発泡剤を含むポリスチレン系樹脂組成物から発泡シートを作製し、上記発泡シートを熱成形することで得られる。しかしながら、特許文献1に開示されたような食品用容器は、断面が発泡層のみから構成されており、強度が低いという問題があった。
本発明者らは、強度が高い食品用容器について検討を行い、発泡射出成形を用いることで、得られる食品用容器の断面が、スキン層に挟持された発泡樹脂層を有する構造となるため、強度が非飛躍的に向上することに着目した。しかしながら、底面部の形状によっては、底面部の角が膨れたり、流れが不均一になった溶融樹脂がぶつかるところで接合ライン(ウェルドライン)が発生する等の外観不良が発生することがあった。
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、高い強度を有し、外観不良が抑制された食品用容器を提供することを目的とする。
本発明の一形態は、側面部及び底面部を有し、上記底面部と対向する開口が上記側面部の上端に形成された食品用容器であって、上記開口の形状と、上記底面部の形状とは異なり、上記開口の形状は、頂点の数がn個(上記nは、4~8の整数)である第一の多角形であり、上記底面部の形状は、円形、楕円形、又は、曲率半径を有する第二の多角形であり、上記底面部及び上記側面部は、断面の少なくとも一部が、スキン層に挟持された発泡樹脂層を含む食品用容器である。
上記第二の多角形は、0.5mm以上の直線部分を有することが好ましい。
上記開口の形状の面積は、上記底面部の形状の面積よりも大きいことが好ましい。
上記開口の形状の重心と上記底面部の形状の重心とは、上記接地面に対して垂直方向から見た場合に一致することが好ましい。
上記スキン層及び上記発泡樹脂層は、熱可塑性樹脂を含むことが好ましい。
上記熱可塑性樹脂は、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、変性ポリフェニレンエーテル、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルエーテルケトンから選ばれる少なくとも一種の樹脂を含むことが好ましい。
本発明の食品用容器は、高い強度を有し、外観不良の発生を抑制することができる。
実施形態に係る食品用容器の一例を示した斜視図である。 実施形態に係る食品用容器の一例を示した平面図である。 図2のA-A線断面図である。 図3の底面部及び側面部の拡大断面図である。 実施形態に係る食品用容器の製造に用いられる超臨界射出成形装置の一例を説明した模式図である。 実施例1に係る食品用容器の正面図である 実施例1に係る食品用容器の右側面図である。 実施例1に係る食品用容器の平面図である。 実施例1に係る食品用容器の底面図である。 実施例8に係る食品用容器の開口の形状を示した平面図である。 比較例7に係る食品用容器の底面部の形状を示した平面図である。
以下に実施形態を掲げ、本発明について図面を参照して更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態のみに限定されるものではない。また、各構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜組み合わされてもよいし、変更されてもよい。
図1は、実施形態に係る食品用容器の一例を示した斜視図である。図2は、実施形態に係る食品用容器の一例を示した平面図である。図1に示したように、実施形態に係る食品用容器10は、側面部2及び底面部1を有し、底面部1と対向する開口3が側面部2の上端に形成されている。
食品用容器10は、開口3の形状と、底面部1の形状とが異なる。本明細書中、開口3の形状と底面部1の形状とが、一致する場合及び相似である場合は、同一形状とみなし、上記「開口3の形状と、底面部1の形状とが異なる」態様には含まない。開口3の形状とは、図1及び図2に二点鎖線で示したように、食品用容器10の内側の、接地面と平行な側面部2の上端の形状である。底面部1の形状とは、図1及び図2に一点鎖線で示したように、食品用容器10を接地面に対して垂直方向から見た場合に、容器の内側の底面部1の形状である。底面部1の形状は、食品用容器10の内側の、接地面と平行な側面部2の下端の形状でもある。
開口3の形状は、頂点の数がn個(上記nは、4~8の整数)である第一の多角形である。開口3の形状を頂点の数が4~8個である第一の多角形とすることで、開口が広くなり、食品用容器10の内部に充填された食品が食べやすくなる。また、食品用容器10の内部に充填される食品の内容量を確保しやすくなる。上記食品用容器10の内部に充填される食品としては、例えば、納豆、弁当、総菜、即席麺、スープ等が挙げられる。
上記第一の多角形は、正多角形、長方形、ひし形であることが好ましい。上記長方形の長辺に対する短辺の比(短辺/長辺)は、0.20~0.99であることが好ましい。上記ひし形の長い方の対角線に対する短い方の対角線の比は、0.30~0.99であることが好ましい。本明細書中、上記第一の多角形又は後述する第二の多角形の角に丸みがついている場合(直線と曲線との組み合わせである場合)、上記長辺、上記短辺、上記長い方の対角線、上記短い方の対角線の長さは、丸みをつけなかった場合の長方形の長辺、短辺、丸みをつけなかった場合のひし形の長い方の対角線、短い方の対角線の長さをいう。
上記第一の多角形は、直線のみで構成されてもよいし、直線と曲線との組み合わせであってもよい。上記第一の多角形が直線と曲線との組み合わせである場合、上記第一の多角形の曲率半径R1は、0.1mm以上、120mm以下であることが好ましい。上記曲率半径R1のより好ましい下限は1mmであり、より好ましい上限は70mmである。上記第一の多角形が直線と曲線との組み合わせである場合、上記第一の多角形の全ての角が、曲率半径を有することが好ましい。
開口3の形状の直径(開口3の最大長さ)は、20mm以上、250mm以下であることが好ましい。開口3の形状の直径のより好ましい下限は40mmであり、より好ましい上限は150mmである。
開口3の形状の面積は、1cm以上、500cm以下であることが好ましい。開口3の形状の面積のより好ましい下限は6cmであり、より好ましい上限は180cmである。
底面部1の形状は、円形、楕円形、又は、曲率半径を有する第二の多角形である。底面部1の形状を、円形、楕円形、又は、曲率半径を有する第二の多角形とすることで、発泡射出成形した場合に、溶融樹脂が底面部の角でぶつかり難くできることから、底面部の角が膨れの発生を抑制することができる。また、発泡射出成形した場合に、溶融樹脂の流れが不均一になり難く、ウェルドラインの発生を抑制することができる。また、食品用容器10充填される食品が納豆等である場合、容器内で混ぜやすくなる。ウェルドラインの発生をより抑制できる観点からは、底面部1の形状は、円形又は楕円形であることが好ましい。
上記楕円形の長径に対する短径の比(短径/長径)は、0.20~0.99であることが好ましい。
上記第二の多角形の頂点の数は、例えば、4~128個であってもよい。上記第二の多角形の頂点の数は、64個以下であってもよいし、32個以下であってもよいし、16個以下であってもよいし、8個以下であってもよい。上記第二の多角形は、正多角形、長方形、ひし形であることが好ましい。
上記第二の多角形は、0.5mm以上の直線部分を有することが好ましい。
上記第二の多角形は、曲率半径を有する。上記第二の多角形が、曲率半径を有するとは、第二の多角形の角に丸みがついていることをいう。上記第二の多角形は、直線と曲線との組み合わせであるともいえる。上記第二の多角形の曲率半径R2は、1mm以上、100mm以下であることが好ましい。上記第二の多角形の曲率半径R2を1mm以上とすることで、射出成形した際に、溶融樹脂の流動が不均一になることを抑制し、外観不良の発生を効果的に抑制することができる。上記曲率半径R2のより好ましい下限は5mmであり、更に好ましい下限は10mmである、上記曲率半径R2のより好ましい上限は50mmである。上記第二の多角形の全ての角が、曲率半径を有することが好ましい。
底面部1の形状の直径(底面部1の最大長さ)は、10mm以上、200mm以下であることが好ましい。底面部1の形状の直径のより好ましい下限は30mmであり、より好ましい上限は100mmである。
底面部1の形状の面積は、0.5cm以上、320cm以下であることが好ましい。底面部1の形状の面積のより好ましい下限は5cmであり、より好ましい上限は80cmである。
上記第二の多角形は、上記第一の多角形よりも曲率半径が大きくてもよい。上記第二の多角形の曲率半径R2は、上記第一の多角形の曲率半径R1よりも、10mm以上大きいことが好ましい。曲率半径R2が、曲率半径R1よりも10mm以上大きいことで、第二の多角形がより円形又は楕円形に近づくため、発泡射出成形した場合に、溶融樹脂の流れが不均一になり難く、ウェルドラインの発生を抑制することができる。
底面部1の中央には、ゲート位置6が形成されてもよい。
底面部1の厚さWは、0.15mm以上、3mm以下であることが好ましい。上記厚さWのより好ましい下限は0.2mmであり、より好ましい上限は1mmである。
開口3の形状の面積は、底面部1の形状の面積よりも大きいことが好ましい。開口3の形状の面積を、底面部1の形状の面積よりも大きくすることで、発泡射出成形した場合に、金型からの離型性をよくすることができる。開口3の形状の面積が、底面部1の形状の面積よりも小さいと、発泡成形した食品用容器を金型から取り出せなくなるおそれがある。開口3の形状の面積と底面部1の形状の面積との差は、特に限定されないが、例えば、5cm以上、50cm以下であってもよい。
開口3の形状の重心と底面部1の形状の重心とは、上記接地面に対して垂直方向から見た場合に一致することが好ましい。開口3の形状の重心と底面部1の形状の重心とが一致することで、発泡射出成形した場合に、側面部に対応するキャビティに流入する溶融樹脂の流れが均一になり、ウェルドラインの発生を抑制することができる。
側面部2の上端には、開口に沿って配置され、容器の外側に突出したフランジ4を有してもよい。また、側面部2は、容器の内側及び外側に突出した突出部5を有してもよい。側面部2に突出部5を設けることで、食品用容器10を持ちやすくできる。例えば、金型の内側に厚みのある凹部を設けることで、発泡射出成形した場合に、容器の内側及び外側に突出した突出部5を形成することができる。
食品用容器の高さHは、10mm以上、200mm以下であることが好ましい。上記高さHのより好ましい上限は100mmであり、底面部の角の膨れを抑制できる観点からは、50mm以下であることがより好ましく、30mm以下であることが更に好ましい。食品用容器の高さHは、食品用容器10の底面部1の接地面から、側面部2の上端までを垂直に結んだ高さである。側面部2の上部にフランジ4を有する場合は、上記高さHは、底面部1の接地面から、フランジ4の上面までを垂直に結んだ高さである。
図3は、図2のA-A線断面図である。図4は、図3の底面部及び側面部の拡大断面図であり、図3の点線で囲んだ部分の拡大図である。図3及び図4に示したように、底面部1及び側面部2は、断面の少なくとも一部が、スキン層11に挟持された発泡樹脂層12を含む。このような層構成は、例えば、後述する発泡射出成形により食品用容器10を製造することで得ることができる。底面部1及び側面部2の断面の少なくとも一部が、スキン層11、発泡樹脂層12を含めばよく、図3に示したように、フランジ4の外縁等は、発泡樹脂層12を有さずスキン層11のみであってもよい。
スキン層11は、外皮層ともいい、気泡を包含しない領域を指し、例えば、顕微鏡を用いて断面を50倍で観察した場合に、発泡粒子が観察されない領域である。発泡樹脂層12は、樹脂中に多数の気泡(発泡粒子)を包含する領域を指す。食品用容器10は、発泡樹脂層12を二つのスキン層11が挟持する断面構造を有することで、高い強度と耐熱性を有する。食品用容器10は、発泡樹脂層12を有することで、軽量化に加えて、熱が伝わり難くなるため、断熱性に優れる。
上記発泡粒子の平均粒子径は、100μm以下であることが好ましい。上記平均粒子径は、任意に選択した100個の発泡粒子の平均粒子径である。上記発泡粒子の測定は、走査型電子顕微鏡(SEM)で行うことができ、例えば、日立ハイテクノロジーズ社製の「S-4800」等を用いることができる。食品用容器10の断面を観察した場合に、発泡樹脂層12の1mm×1mmの範囲に上記発泡粒子を100個以上有することが好ましい
上記スキン層及び上記発泡樹脂層は、熱可塑性樹脂を含むことが好ましい。上記熱可塑性樹脂の含有量は、例えば、食品用容器10を構成する樹脂全体に対して50重量%以上である。スキン層11、発泡樹脂層12は、食品用容器10の一部であることから、食品用容器10を構成する樹脂と同様の樹脂を含む。
上記熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、変性ポリフェニレンエーテル(PPE)、ポリアセタール(POM)、ポリカーボネート(PC)、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリ乳酸(PLA)、ポリブチレンサクシネート(PBS)、ポリブチレンサクシネートアジペート(PBSA)、ポリカプロラクトン(PCL)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリブチレンアジペートテレフタレート(PBAT)等が挙げられる。これらは、単独で用いてもよく、2種以上の樹脂を併用してもよい。上記熱可塑性樹脂は、ポリスチレン(PS)を含まないことが好ましい。
なかでも、上記熱可塑性樹脂は、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、変性ポリフェニレンエーテル、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルエーテルケトンから選ばれる少なくとも一種の樹脂を含むことが好ましい。食品用容器10は、上記ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、変性ポリフェニレンエーテル、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルエーテルケトンのいずれか一つを主成分として含むことが好ましい。主成分として含まれる樹脂とは、食品用容器10に含まれる樹脂のうち、重量換算で最も含有量が多い樹脂をいう。
上記ポリオレフィンとしては、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン等が挙げられる。上記ポリエステルとしては、ポリエチレンテレフタレート(PET)等が挙げられる。上記ポリアミドとしては、ポリアミド6、ポリアミド66等が挙げられる。
異なる樹脂の界面や、後述するフィラーと樹脂の界面は、超臨界流体を用いた発泡において、発泡起点(発泡核)として用いることができる。ポリオレフィンとポリ乳酸とは互いに溶解しない非相溶系のポリマーであることから、食品用容器10は、ポリオレフィンと、ポリ乳酸とを含んでもよい。
上記ポリオレフィンの含有量は、食品用容器10を構成する樹脂全体に対して、30重量%以上、80重量%以下であることが好ましい。上記ポリオレフィンの含有量の好ましい下限は35重量%、好ましい上限は70重量%である。
上記ポリオレフィンの溶融粘度(220℃)は、150Pa・S以上、400Pa・S以下であることが好ましい。上記ポリオレフィンの溶融粘度のより好ましい下限は200Pa・Sであり、より好ましい上限は300Pa・Sである。上記溶融粘度は、例えば、株式会社島津製作所製の「フローテスター CFT-500D」を用いて測定することができる。具体的には、測定対象となる樹脂を所定温度に加熱し流動化させ、キャピラリーダイ(内径Φ2mm、長さ10mm)を通して、所定面圧を1MPaとしたピストンによってシリンダから押し出し、ピストンの移動量と、かかった時間により粘度特性を評価することができる。
上記ポリ乳酸は、L-乳酸の単重合体、D-乳酸の単重合体、L-乳酸及びD-乳酸の共重合体、又は、それらの混合物である。
上記ポリ乳酸の溶融粘度(220℃)は、150Pa・S以上、400Pa・S以下であることが好ましい。上記ポリ乳酸の溶融粘度のより好ましい下限は200Pa・Sであり、より好ましい上限は300Pa・Sである。上記ポリ乳酸の溶融粘度は、上記ポリオレフィンの溶融粘度と同様に測定することができる。
上記ポリ乳酸の含有量は、食品用容器10を構成する樹脂全体に対して、3重量%以上、40重量%以下であることが好ましい。上記ポリ乳酸の含有量のより好ましい下限は8重量%、より好ましい上限は30重量%である。
食品用容器10が、ポリオレフィンと、ポリ乳酸とを含む場合、食品用容器10を構成する樹脂全体に対する、上記ポリオレフィンの含有量を30重量%~80重量%の範囲内とし、上記ポリ乳酸の含有量を3重量%~40重量%の範囲内とすることで樹脂組成物の流動性を調整し、成形性を良好にすることができる。上記ポリ乳酸の含有量のより好ましい下限は8重量%、より好ましい上限は30重量%である。
また、上記ポリオレフィンとポリ乳酸との溶融粘度差は、200Pa・S以下であることが好ましい。上記溶融粘度差が200Pa・S以下であると、両成分が混合しやすい。上記溶融粘度差のより好ましい上限は150Pa・Sである。
食品用容器10は、タルク、マイカ、モンモリロナイト等の層状ケイ酸塩;炭酸カルシウム、グラスファイバー、セルロース繊維、炭素繊維等のフィラーを含有してもよい。これらのフィラーは、発泡成形品である食品用容器10の表面に発生しやすい膨れ等の成形不良を改善し、また発泡起点としても機能する。
上記フィラーの含有量は、食品用容器10を構成する樹脂全体に対して、10重量%以上、35重量%以下であることが好ましい。上記フィラー含有量のより好ましい下限は15重量%、より好ましい上限は25重量%である。
食品用容器10は、更に、分子内にカルボニル基を含む変性ポリオレフィンを含有してもよい。上記分子内にカルボニル基を含む変性ポリオレフィンとしては、例えば、ポリオレフィンに不飽和カルボン酸、不飽和カルボン酸のエステル、又は、不飽和カルボン酸の無水物を付加反応することによって得られるものが挙げられる。不飽和カルボン酸としては、例えば、マレイン酸、フマル酸、及び、イタコン酸等が挙げられる。不飽和カルボン酸のエステルとしては、例えば、マレイン酸モノメチルエステル、マレイン酸モノエチルエステル、マレイン酸ジエチルエステル、及び、フマル酸モノメチルエステル等が挙げられる。不飽和カルボン酸の無水物としては、例えば、無水イタコン酸、及び、無水マレイン酸等が挙げられる。上記分子内にカルボニル基を含む変性ポリオレフィンとしては、無水マレイン酸変性ポリプロピレン、無水マレイン酸変性ポリエチレン等の無水マレイン酸変性ポリオレフィン、グリシジルメタクリレート変性ポリオレフィン等が好適に用いられる。上記分子内にカルボニル基を含む変性ポリオレフィンは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。上記分子内にカルボニル基を含む変性ポリオレフィンは、オレフィンとビニルモノマーとの共重合体であってもよい。オレフィンとビニルモノマーとの共重合体としては、例えば、エチレン-(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン-(メタ)アクリル酸エチル共重合体、及び、エチレン-(メタ)アクリル酸メチル共重合体等が挙げられる。なお、(メタ)アクリル酸は、アクリル酸及びメタクリル酸のいずれであってもよい。
分子内にカルボニル基を含む変性ポリオレフィンの含有量は、食品用容器10を構成する樹脂全体に対して、1重量%以上、20重量%以下であることが好ましい。上記分子内にカルボニル基を含む変性ポリオレフィンの含有量のより好ましい下限は3重量%、より好ましい上限は12重量%である。
食品用容器10は、顔料フィラー、カラーマスターバッチ等を添加することで、着色されてもよい。
以下に、食品用容器10の製造方法の一例を説明する。食品用容器10は、例えば、発泡剤と樹脂組成物とを含む溶融樹脂を射出成形する発泡射出成形により製造されることが好ましい。
上記発泡剤としては、化学発泡剤を用いてもよいし、物理発泡剤を用いてもよい。上記化学発泡剤としては、例えば、炭酸水素ナトリウム、ジニトロソペンタメチレンテトラミン(DPT)、アゾジカルボンアミド(ADCA)等が挙げられる。上記物理発泡剤としては、例えば、超臨界流体が挙げられる。発泡粒子径を小さくできることから、上記発泡剤は、超臨界流体であることが好ましい。上記超臨界流体としては、例えば、二酸化炭素、窒素、アルゴン、ヘリウム等の不活性ガスの超臨界流体が用いられる。なかでも、二酸化炭素又は窒素の超臨界流体がより好ましい。発泡性に優れることから、窒素の超臨界流体が更に好ましい。
上記樹脂組成物は、上述した熱可塑性樹脂を含むことが好ましい。樹脂組成物全体に対する熱可塑性樹脂の含有量は、上述した食品用容器10を構成する樹脂全体に含有量と同量とすることができる。
上記樹脂組成物は、ポリオレフィンと、ポリ乳酸とを含んでもよく、更に、分子内にカルボニル基を含む変性ポリオレフィンを含んでもよい。樹脂組成物全体に対するポリオレフィン、ポリ乳酸、分子内にカルボニル基を含む変性ポリオレフィンの含有量は、それぞれ、上述した食品用容器10を構成する樹脂全体に対するポリオレフィン、ポリ乳酸、分子内にカルボニル基を含む変性ポリオレフィンの含有量と同量とすることができる。
上記樹脂組成物は、上述したフィラーを含んでもよい。樹脂組成物全体に対するフィラーの含有量は、それぞれ、上述した食品用容器10を構成する樹脂全体に対するフィラーの含有量と同量とすることができる。
上記溶融樹脂のMFRは、5~50g/10分であることが好ましく、10~35g/10分であることがより好ましい。溶融樹脂のMFRが10g/10分より低くなると、射出成形性(流動性)が悪くなり、発泡性も悪化することがある。一方、MFRが35g/10分よりも高くなると、キャビティ内の空気を外部へ抜くための通気溝からの樹脂漏れ(バリ)が多くなることがある。MFRは、JIS K7210に準拠し、温度230℃、荷重21.2Nで測定した数値である。
上記発泡射出成形は、樹脂組成物に超臨界流体を含浸しながら射出成形を行なう方法(以後、超臨界射出成形ともいう。)により行われることが好ましい。超臨界射出成形は、例えば、射出成形機と超臨界流体発生機とが連結された装置を用いて行うことができる。射出成形機と超臨界流体発生機とが連結された装置としては、例えば、MuCell射出成形機(MuCellはTrexel.co.Ltdの登録商標)等が挙げられる。
図5は、実施形態に係る食品用容器の製造に用いられる超臨界射出成形装置の一例を説明した模式図である。図5に示したように、成形装置20は、材料を投入するホッパ21、スクリュ23を備えた加熱シリンダ22、ノズル24を備える射出成形機に、注入制御部27を介してボンベ25及び超臨界流体発生部26が接続されている。加熱シリンダ22内で溶解させた樹脂組成物に、超臨界流体発生部26から発生した超臨界流体を高圧力下で注入し、スクリュ23で攪拌することで、樹脂組成物と超臨界流体との単一相溶解物である溶融樹脂が得られる。このような溶融樹脂は、従来公知の超臨界流体発生機により生成した超臨界流体を、溶融した樹脂組成物に高圧力下で注入し、更に攪拌することで作製できる。
射出成形装置のノズル24から注入された溶融樹脂は、ランナ34を通って、金型30内のキャビティ33に充填される。通常、金型温度は、樹脂組成物を溶解させる加熱シリンダ22の温度よりも低い温度に設定されている。そのため、金型30内のキャビティ33に充填された溶融樹脂は冷却され、固化が進行する。金型30内での圧力損失により、超臨界流体は臨界圧力に達した時点で気体へ相転移し、溶融樹脂内で気泡が発生する。一方で、金型30に接する部分は、急速に冷却されて気泡を有さない無発泡樹脂層となるため、図4に示したような、発泡樹脂層12を二つのスキン層11が挟持する断面構造が形成される。
金型30としては、凸形状を有する雄型31と凹形状を有する雌型32を有するものが挙げられる。雄型31と雌型32を嵌合させた状態で形成される空隙が、キャビティ33となる。上記キャビティの厚さは、例えば、0.5mm以上、3mm以下であってもよい。雄型31及び/又は雌型32の少なくとも一部分は、キャビティ33の容積を増大させる方向に可動することが好ましい。
上記射出成形工程は、上記溶融樹脂が固化し終わる前に、金型30の一部を移動させて、キャビティ33の容積を拡大させてもよい。溶融樹脂が固化し終わる前に、金型30の一部を動かすことによってキャビティ33を強制的に広げ、金型30内の圧力を急激に低下させることで、溶融樹脂中の超臨界流体を気体へ相転移させ、発泡を促進させることができる。このような方法をコアバックという。コアバック後に、移動させた金型の一部を保持してもよい。金型の一部を保持し、キャビティ33の容量を一定に保ちながら、溶融樹脂の固化させることで、所望の発泡量以上に発泡が進行させないようすることができる。
下記式(1)で表される超臨界流体の充填量は、0.05重量%以上、4.0重量%以下であることが好ましい。上記超臨界流体の充填量のより好ましい下限は0.08重量%であり、より好ましい上限は3.5重量%である。
超臨界流体の充填量(単位:重量%)=[(超臨界流体の流量×超臨界流体の流入時間×換算係数27.8)÷樹脂組成物の重量]×100 (1)
超臨界流体が窒素の超臨界流体である場合、超臨界流体の充填量は0.05重量%以上、1.4重量%以下であることが好ましい。上記窒素の超臨界流体の充填量のより好ましい下限は0.08重量%であり、より好ましい上限は1.0重量%である。超臨界流体が二酸化炭素の超臨界流体である場合、超臨界流体の充填量は、1.0%以上、4.0重量%以下であることが好ましい。上記二酸化炭素の超臨界流体の充填量のより好ましい下限は1.2重量%であり、より好ましい上限は3.5重量%である。
以下、本発明について実施例を掲げて更に詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
<発泡用樹脂組成物の調製>
下記の実施例及び比較例における発泡容器を製造するために用いた発泡用樹脂組成物の配合原料及び配合量は以下の通りである。
樹脂組成物:PP(40wt%)/PLA(25wt%)/タルク(25wt%)/変性PP(10wt%)
PP:プライムポリマー社製「J106G」
PLA:ユニチカ株式会社製「テラマックTE-2000」
タルク:日本タルク株式会社製「MS」
変性PP:プライムポリマー社製「ZP648」
上記配合原料を上記配合量でドライブレンドし、二軸押出機(株式会社日本製鋼所製、「TEX30」)を使って温度設定220℃で混練し、ペレット状の発泡用樹脂組成物を得た。
(実施例1)
<発泡成形品の形成>
得られたペレット状の発泡用樹脂組成物を、図5に示した超臨界発生装置を搭載した射出成形機(東芝機械株式会社製)に投入した。発泡用樹脂組成物を、温度200℃に設定したシリンダ内で溶融させつつ、窒素(N2)の超臨界流体を、充填量0.5重量%、充填圧力16MPaの条件で混入させた。なお、超臨界流体の充填量(単位:重量%)は、下記式(1)で計算することができる。
超臨界流体の充填量(単位:重量%)=[(超臨界流体の流量×超臨界流体の流入時間×換算係数27.8)÷発泡用樹脂組成物の重量]×100 (1)
超臨界流体を混入して得られた溶融樹脂を、充填ピーク圧力140MPa、スクリュ背圧15MPaの条件で、金型温度を60℃に設定した金型内のキャビティに注入した。コアバック前のキャビティにおける金型の隙間距離の最小値は、0.3mmであった。金型温度は60℃とした。溶融樹脂のキャビティへの充填が完了した直後のタイミングで、コアバックを実施した。具体的には、金型の雄型を2mm後退させ、キャビティの容積を拡大させることにより、溶融樹脂の発泡を促進した。溶融樹脂の固化が完了した後、発泡成形品である食品用容器を取り出した。
実施例1の製造で用いた金型は、開口が曲率半径が2mmの正方形であり、底面部が円形である金型を用いた。得られた実施例1に係る食品用容器は、図6~図9に示した形状を有するものであった。図6は、実施例1に係る食品用容器の正面図である。図7は、実施例1に係る食品用容器の右側面図である。図8は、実施例1に係る食品用容器の平面図である。図9は、実施例1に係る食品用容器の底面図である。背面図は正面図と同一のため、背面図を省略する。左側面図は右側面図と同一のため、左側面図を省略する。実施例1に係る食品用容器の底面部の厚さは、2.3mmであった。
(実施例2~18及び比較例1~10)
開口及び底面部の形状、面積、食品用容器の高さ、又は、開口の形状の重心と底面部の形状の重心との位置を下記表1~3に示したように変更した以外は、上記実施例1と同様にして実施例2~18及び比較例1~10の食品用容器を得た。
実施例及び比較例に係る食品用容器について、以下の方法で断面を観察し、外観不良の発生の有無を評価した。外観不良の結果は、下記表1~3にまとめた。
<断面の観察>
実施例及び比較例に係る食費尿容器の側面部及び底面部の断面を、走査型電子顕微鏡(日立ハイテクノロジーズ社製の「S-4800」)を用いて観察すると、実施例及び比較例のいずれも、側面部及び底面部の断面の一部が、図4に示したような、スキン層に挟持された発泡樹脂層を含んでいた。
<外観不良(膨れ)>
実施例及び比較例に係る食品用容器について、開口側から底面部を目視にて観察し、側面部と底面部の境界部分に膨れが発生したかどうかを、以下の基準で評価した。
◎:膨れが全く見られない
〇:直径が1mm未満の膨れが1か所ある
△:直径が1mm未満の膨れが2か所ある
×:直径が1mm未満の膨れが3か所以上ある、又は、直径が1mm以上の膨れが1か所以上ある
<外観不良(ウェルドライン)>
実施例及び比較例に係る食品用容器について、側面部及び底面部を目視にて観察し、ウェルドラインの発生の有無を、以下の基準で評価した。上記ウェルドラインは、不均一になった樹脂の流れがぶつかるところでできる接合ラインを指す。
◎:ウェルドラインが全く見られない
〇:ウェルドラインが側面部の上端付近(流動末端)のみに見られる
△:ウェルドラインが側面部の流動末端以外の部分にも見られる
×:ウェルドラインが側面部の流動末端以外の部分にも見られ、かつウェルドラインに沿ったヒケがある
Figure 2022183870000002
Figure 2022183870000003
Figure 2022183870000004
下記表4に、表1~表3に示した開口の形状及び底面部の形状の具体的な形状を示した。表4中の一辺の長さ、長辺、短辺及び直交する対角線の長さは、開口の形状又は底面部の形状が曲率半径を有する場合は、丸みを付けなかった場合の長さである。図10は、実施例8に係る食品用容器の開口の形状を示した平面図である。図11は、比較例7に係る食品用容器の底面部の形状を示した平面図である。図10及び図11中の数字は辺の長さ(mm)を表す。
Figure 2022183870000005
表1及び表2の結果から、開口の形状が多角形であって、底面部の形状が円形又は楕円である実施例1~13、及び、開口の形状及び底面部の形状がともに多角形である実施例14~18は、いずれも、底面部の角が膨れ、及び、ウェルドラインの発生が抑制されていた。
なかでも、開口の形状が多角形であって、底面部の形状が円形又は楕円である方が、底面部の形状が多角形である場合よりも、ウェルドラインの発生を抑制できることが確認された。また、食品用容器の高さが低い方が、ウェルドラインが発生し難いことが確認された。更に、開口の形状の重心と底面部の形状の重心が一致した方が、ウェルドラインの発生を抑制できることが確認された。
一方で、表3に示したように、比較例1~6のように、開口の形状が円形又は楕円形であり、底面部の形状が多角形である場合は、底面部の角に膨れが発生し、ウェルドラインも発生した。また、比較例7~10のように、開口の形状、底面部の形状がともに多角形であり、底面部の曲率半径が開口部の曲率半径よりも小さい場合も、底面部の角に膨れが発生し、ウェルドラインも発生した。
1:底面部
2:側面部
3:開口
4:フランジ
5:突出部
6:ゲート位置
10:食品用容器
11:スキン層(外皮層)
12:発泡樹脂層
20:超臨界射出成形装置
21:ホッパ
22:加熱シリンダ
23:スクリュ
24:ノズル
25:ボンベ
26:超臨界流体発生部
27:注入制御部
30:金型
31:雄型
32:雌型
33:キャビティ
34:ランナ

Claims (6)

  1. 側面部及び底面部を有し、前記底面部と対向する開口が前記側面部の上端に形成された食品用容器であって、
    前記開口の形状と、前記底面部の形状とは異なり、
    前記開口の形状は、頂点の数がn個(前記nは、4~8の整数)である第一の多角形であり、
    前記底面部の形状は、円形、楕円形、又は、曲率半径を有する第二の多角形であり、
    前記底面部及び前記側面部は、断面の少なくとも一部が、スキン層に挟持された発泡樹脂層を含むことを特徴とする食品用容器。
  2. 前記第二の多角形は、0.5mm以上の直線部分を有することを特徴とする請求項1に記載の食品用容器。
  3. 前記開口の形状の面積は、前記底面部の形状の面積よりも大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の食品用容器。
  4. 前記開口の形状の重心と前記底面部の形状の重心とは、前記接地面に対して垂直方向から見た場合に一致することを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の食品用容器。
  5. 前記スキン層及び前記発泡樹脂層は、熱可塑性樹脂を含むことを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の食品用容器。
  6. 前記熱可塑性樹脂は、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、変性ポリフェニレンエーテル、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルエーテルケトンから選ばれる少なくとも一種の樹脂を含む請求項5に記載の食品用容器。

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