JP2022182684A - コンベヤ支持部材、搬送装置、及び搬送ユニット - Google Patents

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政樹 池田
Masaki Ikeda
朋延 長谷川
Tomonobu Hasegawa
慎一 吉川
Shinichi Yoshikawa
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Abstract

【課題】本発明は、従来に比べて、見栄えが良好で、かつコンベヤ装置の高さ調整が容易なコンベヤ支持部材を提供する。【解決手段】コンベヤ側部材と、接地側部材を有し、コンベヤ側部材を接地側部材に対して昇降させる昇降機構を備えており、コンベヤ側部材は、コンベヤ装置の内外方向において、少なくとも一部が接地側部材と重なるように配置され、接地側部材と締結要素で結合されるものであり、昇降機構は、係合部を有する回動部材を備え、回動部材を回動させることでコンベヤ側部材を接地側部材に対して昇降可能であり、コンベヤ側部材と接地側部材の重なり部分には、連通孔が形成されており、係合部は、コンベヤ装置の内外方向において、コンベヤ側部材と接地側部材の重なり部分よりも内側にあり、道具の一部を連通孔に挿入して係合部と係合させ、道具を操作することで回動部材を回動可能である構成とする。【選択図】図7

Description

本発明は、コンベヤ装置を支持するコンベヤ支持部材、コンベヤ装置とコンベヤ支持部材を有し搬送物を搬送する搬送装置、複数の搬送装置で構成される搬送ユニットに関するものである。
従来から、製品の組み立て工場や物品の配送場では、搬送物の搬送に搬送ユニットが利用されている。この搬送ユニットは、複数のコンベヤ装置が列状に並べられ、搬送路が形成されたものであり、物品等の所望の搬送物を当該搬送路で搬送可能となっている(例えば、特許文献1)。
ところで、複数のコンベヤ装置で搬送ユニットを形成する場合、コンベヤ装置の搬送面間で高さを調整し、搬送面が連続した搬送路を形成する。例えば、特許文献2の組立て式スタンドでは、スタンドボルトを調整することでローラコンベヤの高さを調整することが可能となっている。
特開2016-37368号公報 特開2009-7085号公報
しかしながら、特許文献2の組立て式スタンドは、スタンドボルトの操作部分が脚部を構成する柱から外部に露出しており、見栄えが悪く、接触等によって操作部分が操作されてしまう場合があった。
そこで、本発明は、従来に比べて、見栄えが良好であり、かつコンベヤ装置の高さ調整が容易なコンベヤ支持部材及び搬送装置を提供することを目的とする。また、本発明は、隣接する搬送装置間で搬送面の角度の微調整が容易な搬送ユニットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の一つの様相は、コンベヤ装置を支持するコンベヤ支持部材であって、コンベヤ側部材と、接地側部材を有し、前記コンベヤ側部材を前記接地側部材に対して昇降させる昇降機構を備えており、前記コンベヤ側部材は、前記コンベヤ装置の内外方向において、少なくとも一部が前記接地側部材と重なるように配置され、前記接地側部材と締結要素で結合されるものであり、前記昇降機構は、係合部を有する回動部材を備え、前記回動部材を回動させることで前記コンベヤ側部材を前記接地側部材に対して昇降可能であり、前記コンベヤ側部材と前記接地側部材の重なり部分には、連通孔が形成されており、前記係合部は、前記コンベヤ装置の内外方向において、前記コンベヤ側部材と前記接地側部材の重なり部分よりも内側にあり、道具の一部を前記連通孔に挿入して前記係合部と係合させ、前記道具を操作することで前記回動部材を回動可能である、コンベヤ支持部材である。
ここでいう「コンベヤ装置の内外方向」とは、コンベヤ装置を平面視したときに、コンベヤ装置の中心を基準として中心側(内側)から外部側(外側)に向かう方向(外側方向)及び外部側から中心側に向かう方向(内側方向)の双方向をいう。
ここでいう「締結要素」とは、ねじ、釘、鋲、ボルトナットの組み合わせ等の上位概念であり、締結及びその解除が可能である一時締結要素を含む。
本様相によれば、連通孔に道具の一部を挿入して、コンベヤ側部材と接地側部材の重なり部分の内側にある係合部を道具で操作することで、回動部材を回動させてコンベヤ側部材を接地側部材に対して昇降させることが可能である。そのため、係合部をコンベヤ側部材及び接地側部材の重なり部分で隠すことができ、見栄えも良好となる。
また、本様相によれば、コンベヤ側部材と接地側部材の重なり部分の外側から道具によって係合部を操作できるので、作業者がコンベヤ装置の下部で高さ調整を行う必要がなく、調整作業が容易である。
好ましい様相は、前記係合部は、多角形状の開口を有する係合穴である。
本様相によれば、係合部が角部のある穴であるので、ボールポイント等を道具として使用することで道具を傾斜させても容易に操作できる。
好ましい様相は、前記コンベヤ側部材の断面形状と、前記接地側部材の断面形状は、ともに凹状であって、凹部を有し、前記コンベヤ側部材の凹部は、前記接地側部材の凹部と同じ向きで配されていることである。
本様相によれば、コンベヤ側部材が接地側部材の内側に位置し、凹部同士が同一方向を向いている。そのため、接地側部材の凹部に沿ってコンベヤ側部材を接地側部材に対して安定して昇降させることができる。
好ましい様相は、前記係合部は、前記コンベヤ側部材の凹部の内部に配されている。
本様相によれば、係合部がコンベヤ側部材の凹部の内部に収まっており、コンベヤ側部材で保護されている。そのため、係合部に他の部材等が接触し、回動部材が回動することを防止できる。
好ましい様相は、前記コンベヤ側部材は、コンベヤ側挿入溝を有し、前記接地側部材は、接地側挿入溝を有し、前記連通孔は、前記コンベヤ側挿入溝と前記接地側挿入溝が連通溝であることである。
本様相によれば、連通孔がコンベヤ側挿入溝と接地側挿入溝が重なって形成された連通溝であるため、連通孔の延び方向に対して道具を傾斜させて挿入することができ、道具を操作しやすい。
より好ましい様相は、前記コンベヤ側部材は、コンベヤ側固定溝を有し、前記接地側部材は、接地側固定孔を有し、前記締結要素は、軸部を有し、前記軸部が前記コンベヤ側固定溝と前記接地側固定孔に挿入されていることである。
本様相によれば、締結要素を緩めることで、締結要素を取り外さずとも、締結要素の軸部がコンベヤ側固定溝と接地側固定孔に挿入された状態でコンベヤ側部材がコンベヤ側固定溝に沿って移動可能となる。
本様相によれば、締結要素を締めることで、接地側部材に対するコンベヤ側部材の位置を固定できる。
さらに好ましい様相は、前記コンベヤ側挿入溝と前記コンベヤ側固定溝は、同一面に形成され、互いに平行に延びていることである。
本様相によれば、作業者が同一面と対向して、締結要素と道具のそれぞれを操作でき、操作性が高い。
好ましい様相は、前記締結要素は、前記軸部を有した第1締結部材と、前記軸部と係合可能な軸穴を有する第2締結部材を有し、前記第1締結部材の前記軸部を前記接地側固定孔と前記コンベヤ側固定溝に挿通し、前記第2締結部材の前記軸穴と係合させた状態で、前記道具を操作することで前記回動部材を回動させて、前記コンベヤ側固定溝の延び方向に沿って前記コンベヤ側部材が昇降可能であることである。
本様相によれば、より安定してコンベヤ装置の高さを調整できる。
好ましい様相は、前記回動部材は、回動側ねじ部を有し、前記回動部材は、下端部が前記接地側部材と接触し、前記回動側ねじ部が上方に向かって延びており、前記コンベヤ側部材は、前記回動側ねじ部と螺合可能なコンベヤ側ねじ穴部を有した底板部を備えていることである。
本様相によれば、回動部材の回動側ねじ部とコンベヤ側部材のコンベヤ側ねじ穴部の螺合によって、接地側部材に対してコンベヤ側部材を昇降できる。そのため、簡便な構造であり、低コストで製造することが可能である。
好ましい様相は、前記コンベヤ装置を搬送面が傾斜した姿勢で支持するコンベヤ支持部材であって、前記コンベヤ側部材は、前記コンベヤ装置を載置する載置板部と、前記載置板部の傾斜角度を調整可能な角度調整部を有することである。
本様相によれば、角度調整部によって載置板部の傾斜角度を変更可能であるため、コンベヤ装置の搬送面の傾斜角度の調整が可能である。
本発明の一つの様相は、前記コンベヤ装置と、複数の上記したコンベヤ支持部材を有し、前記複数のコンベヤ支持部材は、前記コンベヤ装置を搬送面が傾斜した姿勢で支持することである。
本様相によれば、各コンベヤ支持部材によってコンベヤ装置の高さ調整が可能であるので、コンベヤ装置の搬送面が傾斜する搬送装置においても搬送面の高さ調整や角度調整がしやすく、好適である。
本発明の一つの様相は、上記した搬送装置を複数有する搬送ユニットであって、前記搬送装置には、第1搬送装置と、第2搬送装置があり、前記第1搬送装置と前記第2搬送装置は、搬送方向に隣接しており、前記第1搬送装置の搬送面の傾斜角度は、前記第2搬送装置の搬送面の傾斜角度と相違しており、前記第1搬送装置の搬送面の傾斜角度と、前記第2搬送装置の搬送面の傾斜角度の差は、10度以下である、搬送ユニットである。
本様相によれば、第1搬送装置の搬送面と第2搬送装置の搬送面間の傾斜角度の微調整が容易である。
本様相によれば、第1搬送装置の搬送面の傾斜角度と第2搬送装置の搬送面の傾斜角度の差が10度以下であるため、搬送ユニット全体で緩やかな傾斜を形成することができ、搬送物への負荷を軽減させることができる。
本発明のコンベヤ支持部材及び搬送装置によれば、従来に比べて、見栄えが良好であり、かつコンベヤ装置の高さ調整が容易である。
本発明の搬送ユニットによれば、隣接する搬送装置間で搬送面の角度の微調整が容易である。
本発明の第1実施形態の搬送ユニットの斜視図である。 図1の搬送ユニットの側面図である。 図1のコンベヤ支持部材の斜視図である。 図3のコンベヤ支持部材の要部の分解斜視図である。 図3の接地側部材を内側からみた斜視図である。 図3のコンベヤ支持部材の要部の縦断面を内側からみた断面図であり、第1締結要素を省略している。 図3のコンベヤ支持部材の要部の組立途中の断面斜視図である。 図3のコンベヤ支持部材においてコンベヤ側部材を昇降させて高さを調整する際の説明図であり、(a)は調整前の基準位置における要部の断面斜視図であり、(b)は上昇させた後の要部の断面斜視図である。 図1の搬送装置の搬送面の角度を調整する際の説明図であり、(a)は載置板部を水平とした状態を表し、(b)は載置板部を傾斜させた状態を表す。
以下、本発明の実施形態の搬送ユニット1について説明する。
本発明の第1実施形態の搬送ユニット1は、搬送物200を搬送方向に搬送するものであり、図1のように、複数の搬送装置2(2A,2B)が搬送方向に並設されたものである。
搬送ユニット1は、搬送方向において、全体として下り傾斜した傾斜搬送ユニットである。
搬送ユニット1は、図1,図2のように、各搬送装置2A,2Bがそれぞれ水平面に対して傾斜した搬送面6(6A,6B)を有しており、搬送方向に隣接する搬送装置2A,2Bの搬送面6A,6Bの傾斜角度(水平面に対する傾斜角度)が相違している。
第1搬送装置2Aの搬送面6Aの傾斜角度と、第2搬送装置2Bの搬送面6Bの傾斜角度の差は、10度以下であることが好ましく、7度以下であることがより好ましい。
搬送装置2(2A,2B)は、図2のように、コンベヤ装置3と、複数のコンベヤ支持部材5a,5bを備えており、後述する道具201を使用してコンベヤ支持部材5a,5bの高さを調整し、コンベヤ装置3の搬送面6の高さと傾斜角度が調整可能となっている。
コンベヤ装置3は、ローラコンベヤであり、主要構成部材として、図1のように、複数のローラ10と、フレーム部材11,12を備えている。
ローラ10は、搬送物200を搬送する搬送ローラである。
ローラ10は、フレーム部材11,12によって本体部分が回転可能に軸支されており、搬送方向に一定の隙間を空けて並んでいる。
コンベヤ装置3を構成するローラ10のうち、一又は複数のローラは、モータ内蔵ローラであり、ローラ本体の中にモータと減速機が内蔵されている。そして、当該ローラは、モータに給電されることによってローラ本体が回転可能となっている。
一方、コンベヤ装置3を構成する残りのローラは、従動ローラであり、上記したモータ内蔵ローラとの間でベルトが懸架され、モータ内蔵ローラから動力伝導を受けてローラ本体が回転可能となっている。なお、いずれのローラ10もモータ内蔵ローラであってもよい。
フレーム部材11,12は、各ローラ10の両端部を支持する支持部材である。
フレーム部材11,12は、図1,図2から読み取れるように、いずれも断面形状が「コ」字状の長尺体であって、支持壁部15と、天面側壁部16と、底面側壁部17を備えている。
支持壁部15は、複数の軸穴を有し、各ローラ10を軸支する壁部であって、天面側壁部16の基端部と底面側壁部17の基端部を接続する立壁部である。
天面側壁部16は、支持壁部15の上端部から折れ曲がった壁部であって、フレーム部材11,12の天面を構成する壁部である。
底面側壁部17は、支持壁部15の下端部から天面側壁部16と同一方向に折れ曲がった壁部であって、フレーム部材11,12の底面を構成する壁部である。
コンベヤ支持部材5(5a,5b)は、図2のように、コンベヤ装置3を下方側から支持する部材である。
コンベヤ支持部材5は、主に、図3,図4のように、コンベヤ側部材30と、複数の接地側部材31と、回動部材32と、第1締結要素33を有しており、図5のようにコンベヤ側部材30を接地側部材31に対して昇降させる昇降機構35を備えている。
コンベヤ側部材30は、図3,図4のように、本体部材40と、固定部材41と、第2締結要素42a,42bを備えている。
本体部材40は、図3のように、第1本体部50と、第2本体部51と、一又は複数の桟部52を備えている。
第1本体部50は、図4のように、上下方向Zに延び、延び方向に対して直交する断面形状が凹状の棒状体である。
第1本体部50は、図5のように、外側板部55と、側面板部56,57と、底板部58を有し、各板部55~57によってコンベヤ側凹部59(凹部)が形成されている。
外側板部55は、コンベヤ装置3を平面視したときにコンベヤ装置3の内外方向Yにおいて外側面を構成する部位である。
外側板部55は、図3,図4のように、延び方向(上下方向Z)の下端部側にコンベヤ側挿入溝60と、コンベヤ側固定溝61を備えており、上端部側に固定用取付穴62,63を備えている。
コンベヤ側挿入溝60は、図4のように、外側板部55の厚み方向に貫通した貫通溝であり、上下方向Zに直線状に延びた直線溝部である。
コンベヤ側固定溝61は、外側板部55の厚み方向に貫通した貫通溝であり、コンベヤ側挿入溝60と同一面に形成され、上下方向Zに直線状に延びた直線溝部である。
コンベヤ側固定溝61は、コンベヤ側挿入溝60と外側板部55の幅方向X(搬送方向)に間隔をあけて配されており、延び方向がコンベヤ側挿入溝60の延び方向と平行となっている。
固定用取付穴62,63は、図4のように、第2締結要素42a,42bと係合して固定部材41を取り付ける取付穴であり、外側板部55の外側から厚み方向に深さをもつ有底穴又は厚み方向に貫通した貫通穴である。
固定用取付穴62,63は、外側板部55の延び方向に間隔をあけて直線状に並設されている。
側面板部56は、図5のように、外側板部55の幅方向X(搬送方向)の一方の端部から内側に向かって立設された板部である。
側面板部57は、外側板部55の幅方向X(搬送方向)の他方の端部から内側に向かって立設された板部である。
すなわち、側面板部57は、外側板部55から側面板部56と同一方向(内外方向Yの内側)に立ち上がっており、間隔をあけて側面板部56と対向している。
底板部58は、図5のように、第1本体部50の底部を構成し、外側板部55の下端部から内側に向かって立設された板部である。
底板部58は、コンベヤ側ねじ穴部65を備えている。
コンベヤ側ねじ穴部65は、底板部58を厚み方向に貫通した貫通孔である。
コンベヤ側ねじ穴部65は、内側面に内ねじが切られており、後述する回動部材32の回動側ねじ部105と螺合可能な螺合穴である。
第2本体部51は、図3のように、第1本体部50と対をなし、第1本体部50と左右対称となる部位である。
第2本体部51の構成は、第1本体部50と左右対称となったこと以外は同様であるため、共通する部位については、同様の番号を付けて説明を省略する。
すなわち、第2本体部51は、外側板部55と、側面板部56,57と、底板部58を有し、各板部55~57によってコンベヤ側凹部59が形成されている。
桟部52は、コンベヤ側部材30の剛性を補強する補強桟であり、第1本体部50の中間部と第2本体部51の中間部を接続している。
固定部材41は、コンベヤ装置3をコンベヤ支持部材5に対して固定する部材である。
固定部材41は、図4のように、載置板部70と、固定板部71を有している。
載置板部70は、コンベヤ装置3を載置し、図示しない締結要素によってコンベヤ装置3を固定する板状部位である。
固定板部71は、載置板部70と連続し、載置板部70の内側端部から下方に向かって折れ曲がった板状部である。
固定板部71は、図4のように、基準穴75と、角度調整溝76(角度調整部)を備えている。
基準穴75は、第2締結要素42aによって固定板部71を本体部材40に対して取り付ける固定穴であり、固定板部71を厚み方向に貫通した貫通孔である。
角度調整溝76は、載置板部70の傾斜角度を調整可能な角度調整部である。
角度調整溝76は、第2締結要素42bによって固定板部71を本体部材40に対して取り付ける固定穴であり、載置板部70の傾斜角度を調整する溝部である。
角度調整溝76は、固定板部71を厚み方向に貫通した貫通溝であり、固定板部71を正面視したときに、基準穴75を中心に周方向に延びている。
第2締結要素42a,42bは、頭部78と、軸部79を有し、軸部79を基準穴75又は角度調整溝76に挿入して固定部材41を本体部材40に着脱可能に結合させる一時締結要素である。
接地側部材31は、図4のように、接地側本体部80と、接地側固定部81を備えている。
接地側本体部80は、上下方向Zに延び、延び方向に対して直交する断面形状が凹状の棒状体である。
接地側本体部80は、図4,図5のように、外側板部85と、側面板部86,87と、底板部88を有し、各板部85~87によって接地側凹部89が形成されている。
外側板部85は、コンベヤ装置3を平面視したときにコンベヤ装置3の内外方向Yにおいて外側面を構成する部位である。
外側板部85は、図4のように、接地側挿入溝90と、接地側固定孔91,92を備えている。
接地側挿入溝90は、外側板部85の厚み方向に貫通した貫通溝であり、上下方向Zに直線状に延びた直線溝部である。
接地側固定孔91,92は、外側板部55の厚み方向に貫通した貫通孔であり、上下方向Zに間隔をあけて並設されている。
接地側固定孔91,92は、接地側挿入溝90と同一面に形成され、外側板部85の幅方向Xに間隔をあけて配されている。
側面板部86は、図4のように、外側板部85の幅方向X(搬送方向)の一方の端部から内側に向かって立設された板部である。
側面板部87は、外側板部85の幅方向X(搬送方向)の他方の端部から内側に向かって立設された板部である。
すなわち、側面板部87は、外側板部85から側面板部86と同一方向に立ち上がっており、間隔をあけて側面板部86と対向している。
底板部88は、図5のように、接地側本体部80の底部を構成し、外側板部85の下端部から内側に向かって立設された板部である。
接地側固定部81は、底板部88と連続した底面を構成し、側面板部86から幅方向Xに張り出した張り出し部である。
接地側固定部81は、図示しない締結要素の軸部を通過させて、床面等の接地面205に対して固定可能な固定溝95を備えている。
回動部材32は、図5のように、上下方向Zに延びた棒状部材であり、回動側頭部100と、回動側軸部101と、回動側規制部102を備えている。
回動側頭部100は、回動部材32の上端部に設けられたフランジ状の部位であり、上端面から下方に向けて深さを持った係合穴103(係合部)を備えている。
係合穴103は、図7のように、道具201の一部と係合可能であって、開口形状が多角形状の穴である。
本実施形態の係合穴103は、開口形状が六角形状の六角穴である。
回動側軸部101は、図6のように、回動側頭部100から下方に向かって延びた棒状部位であり、外面にねじ切りされた回動側ねじ部105を備えている。
回動側規制部102は、図6のように、回動部材32の回動によるコンベヤ側部材30の底板部58の上方への移動を規制する部位である。
回動側規制部102は、具体的にはナットであり、回動側軸部101の軸方向の中間部で回動側ねじ部105と螺合している。
第1締結要素33は、コンベヤ側部材30を接地側部材31に対して着脱可能に結合させる一時締結要素である。
第1締結要素33は、図4のように、第1締結部材110,111と、第2締結部材112によって構成されている。
第1締結部材110,111は、頭部115と軸部116を有しており、図7のように、軸部116をコンベヤ側部材30のコンベヤ側固定溝61及び接地側部材31の接地側固定孔91,92に挿通可能となっている。
第2締結部材112は、図4のように、上下方向Zに長辺をもち幅方向Xに短辺を有する長方形状の板状である。
第2締結部材112は、第1締結部材110,111の軸部116,116と係合可能な軸穴117,118を備えている。
軸穴117,118は、上下方向Zに間隔をあけて並設されている。
昇降機構35は、図5のように、コンベヤ側部材30のコンベヤ側ねじ穴部65と、接地側部材31の底板部88と、回動部材32によって構成されている。
昇降機構35は、回動部材32が回動することで、回動部材32の回動側ねじ部105とコンベヤ側部材30のコンベヤ側ねじ穴部65との螺合関係によってコンベヤ側部材30が接地側部材31に対して昇降する。
道具201は、図7のように操作部(図示しない)と、挿入軸部211を備えている。
操作部は、作業者が道具201を操作し、挿入軸部211を回動操作する部位である。
挿入軸部211は、棒状であって、先端部に道具側係合部212を備えている。
道具側係合部212は、係合穴103に係合可能な部位である。
本実施形態では、道具201としてボールポイント六角棒レンチを使用している。
続いて、本発明の搬送ユニット1の搬送装置2の各構成部材の位置関係について説明する。
搬送装置2は、図2のように、コンベヤ支持部材5a,5bが接地面205に対して直立して設けられ、コンベヤ装置3の搬送方向の両端部を支持している。搬送装置2は、コンベヤ装置3の搬送面6が傾斜する傾斜姿勢となっている。
コンベヤ装置3は、フレーム部材11,12の底面側壁部17がコンベヤ支持部材5a,5bの載置板部70に載置されており、図示しない締結要素によって固定されている。
フレーム部材11,12は、図1のように、ローラ10を挟んで対向するように、内外方向Y(搬送方向に対する直交方向であって高さ方向に対しても直交する方向)に所定の間隔を空けて設けられている。
各ローラ10は、所定の間隔を空けて搬送方向に並設されており、ベルトによって各ローラ10が接続されている。
コンベヤ装置3を水平姿勢にしたときに各ローラ10の最上部の高さは、一致しており、各ローラ10の最上部(頂部)は、搬送面6を形成している。すなわち、搬送面6とは、ローラ10の頂部を繋いだ仮想面であり、搬送物200の底部が通過する仮想面である。
コンベヤ側部材30は、図4から読み取れるように、上端部側において、固定部材41が第2締結要素42a,42bによって固定されている。すなわち、第2締結要素42aは、外側板部55の外側から基準穴75を通過して固定用取付穴62と係合しており、第2締結要素42bは、外側板部55の外側から角度調整溝76を通過して固定用取付穴63と係合している。
コンベヤ側部材30は、図5のように、下端部側において、本体部材40の下端部側の一部が接地側部材31の接地側凹部89内に、各コンベヤ側凹部59が各接地側部材31の接地側凹部89と同じ向きで配されている。すなわち、コンベヤ側部材30は、第1本体部50(第2本体部51)の各板部55~57が接地側部材31,31の接地側本体部80の各板部85~87と重なっている。
回動部材32は、図5,図6のように、回動側軸部101が回動側規制部102を挿通し、さらにコンベヤ側部材30のコンベヤ側ねじ穴部65を挿通しており、先端部が接地側部材31の底板部88に当接している。すなわち、回動部材32の回動側軸部101は、回動側ねじ部105が中間部で回動側規制部102と螺合しており、さらに回動側規制部102の下方側でコンベヤ側ねじ穴部65と螺合している。
コンベヤ側挿入溝60と接地側挿入溝90は、同一方向に延びて内外方向Yに重なっており、内外方向Yに連通した連通孔120を形成している。
連通孔120は、上下方向成分をもって延びた連通溝であり、本実施形態の連通孔120は、図6のように上下方向Zに延びている。
コンベヤ側固定溝61と接地側固定孔91,92は、図6のように内外方向Yに重なっている。
第1締結部材110,111の軸部116,116は、図7のようにコンベヤ側固定溝61及び接地側固定孔91,92を通過し、コンベヤ側凹部59内で第2締結部材112の軸穴117,118と係合されている。
続いて、道具201を使用してコンベヤ側部材30の高さを調整する際の推奨される手順について説明する。
まず、第1締結部材110,111を緩めつつ、図7のように第1締結部材110,111と第2締結部材112を係合させた状態で、連通孔120に道具201の挿入軸部211を挿入し、挿入軸部211の先端に設けられた道具側係合部212を係合穴103と係合させる。
このとき、道具201の挿入軸部211を連通孔120の延び方向に沿って傾斜して連通孔120に挿入する。
続いて、道具201の操作部を操作して、道具201の挿入軸部211が傾斜した状態を維持したまま道具側係合部212を回動させ、係合穴103を介して回動部材32を回動させる。
このとき、回動部材32の回動に伴って、回動部材32の回動側ねじ部105とコンベヤ側部材30のコンベヤ側ねじ穴部65の螺合関係によって回動部材32が上下方向Zに移動するが、コンベヤ側部材30に対して相対的に回動部材32の先端が接地側部材31の底板部88と当接しているため、コンベヤ側部材30が接地側部材31に対して相対的に昇降する。すなわち、図8のように回動部材32を正方向に回動させると、コンベヤ側部材30が接地側部材31に対して相対的に上昇し、回動部材32を逆方向に回動させると、コンベヤ側部材30が接地側部材31に対して相対的に下降する。
コンベヤ側部材30が所望の高さに至ると、必要に応じて、図9のように、第2締結要素42bを緩めて第2締結要素42bを固定用取付穴63と係合させた状態で、固定板部71を角度調整溝76に沿って移動させて載置板部70の傾斜角度を調整することでコンベヤ装置3の搬送面6の角度を調整し、再度、第2締結要素42bを締めて固定用取付穴63に固定する。
このとき、第2締結要素42bを緩めることで、固定板部71は基準穴75に挿入された第2締結要素42aによってしっかりとコンベヤ側部材30に固定された状態を維持しつつ、固定板部71の面方向において角度調整溝76の延び方向に回動可能となる。
そして、必要に応じて道具201の挿入軸部211を連通孔120から抜き、第1締結部材110,111を締めて、コンベヤ側部材30の位置を固定する。
本実施形態のコンベヤ支持部材5によれば、図7のように、コンベヤ側部材30のコンベヤ側挿入溝60と、接地側部材31の接地側挿入溝90によって連通孔120が形成されており、連通孔120に道具201の挿入軸部211を挿入して、道具201の道具側係合部212をコンベヤ側部材30のコンベヤ側凹部59内に配された回動部材32の係合穴103と係合させる。そして、道具201の操作部を操作することで、回動部材32を回動させてコンベヤ側部材30を接地側部材31に対して昇降させることが可能である。すなわち、コンベヤ側部材30の外側から回動部材32を操作することが可能であるため、コンベヤ装置3の下部で高さ調整を行う必要がなく、コンベヤ装置3の搬送面6の高さの調整作業が容易である。
また、本実施形態のコンベヤ支持部材5によれば、図5のようにコンベヤ側凹部59内に回動部材32が配されており、コンベヤ側部材30及び接地側部材31の内側に回動部材32の係合穴103が位置するので、コンベヤ側部材30及び接地側部材31によって係合穴103を隠すことができ、見栄えも良好となる。
本実施形態のコンベヤ支持部材5によれば、係合穴103が六角穴であり、道具201がボールポイント六角棒レンチであるため、道具201を連通孔120に沿って傾斜させても容易に操作できる。
本実施形態のコンベヤ支持部材5によれば、コンベヤ側部材30が接地側部材31の接地側凹部89の内側に位置し、コンベヤ側凹部59と接地側凹部89が同一方向を向いている。そのため、コンベヤ側部材30を接地側部材31に対して接地側凹部89に沿って安定して昇降させることができる。
本実施形態のコンベヤ支持部材5によれば、第1締結要素33を緩めることで、第1締結要素33を取り外さずとも、第1締結要素33の軸部116がコンベヤ側固定溝61と接地側固定孔91,92に挿入された状態でコンベヤ側部材30がコンベヤ側固定溝61に沿って移動可能である。
また本実施形態のコンベヤ支持部材5によれば、第1締結要素33を締めることで、接地側部材31に対するコンベヤ側部材30の位置を固定できる。
本実施形態のコンベヤ支持部材5によれば、コンベヤ側挿入溝60とコンベヤ側固定溝61が同一面に形成され、互いに平行に延びているので、作業者が同一面と対向して、第1締結要素33と道具201のそれぞれを操作でき、操作性が高い。
本実施形態のコンベヤ支持部材5によれば、第1締結部材110,111の軸部116,116を接地側部材31の接地側固定孔91,92とコンベヤ側部材30のコンベヤ側固定溝61に挿通し、第2締結部材112の軸穴117,118と係合させた状態で、道具201を操作することで回動部材32を回動させて、コンベヤ側固定溝61の延び方向に沿ってコンベヤ側部材30を昇降させる。そのため、より安定してコンベヤ装置3の高さを調整できる。
本実施形態のコンベヤ支持部材5によれば、回動部材32の回動側ねじ部105とコンベヤ側部材30のコンベヤ側ねじ穴部65の螺合関係によって、接地側部材31に対してコンベヤ側部材30を昇降できる。すなわち、簡潔な構造でコンベヤ側部材30を昇降可能であり、低コストで製造することが可能である。
本実施形態のコンベヤ支持部材5によれば、角度調整溝76によって載置板部70の傾斜角度を変更可能であるため、コンベヤ装置3の搬送面6の傾斜角度の調整が可能である。
本実施形態の搬送装置2によれば、各コンベヤ支持部材5によって高さ調整が可能であるので、コンベヤ装置3の搬送面6が傾斜する場合であっても、高さ位置の調整が容易である。
本実施形態の搬送ユニット1によれば、第1搬送装置2Aの搬送面6と第2搬送装置2Bの搬送面6間の傾斜角度の調整が容易である。
本実施形態の搬送ユニット1によれば、第1搬送装置2Aの搬送面6の傾斜角度と第2搬送装置2Bの搬送面6の傾斜角度の差が10度以下である。そのため、搬送ユニット1全体で緩やかな傾斜を形成することができ、搬送物200への負荷を軽減させることができる。
上記した実施形態では、コンベヤ側部材30の外側板部55にコンベヤ側固定溝61が設けられ、接地側部材31の外側板部85に接地側固定孔91,92が設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではない。コンベヤ側固定溝61と接地側固定孔91,92が連通するものであれば、コンベヤ側部材30の側面板部56又は側面板部57にコンベヤ側固定溝61を設け、接地側部材31の側面板部86又は側面板部87に接地側固定孔91,92を設けてもよい。
上記した実施形態では、接地側部材31の接地側凹部89内にコンベヤ側部材30の一部が挿入され、コンベヤ側部材30の外側に接地側部材31が設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではない。コンベヤ側部材30のコンベヤ側凹部59内に接地側部材31の一部を挿入し、接地側部材31の外側にコンベヤ側部材30を設けてもよい。
上記した実施形態では、係合穴103は、六角形状の開口を有する六角穴であったが、本発明はこれに限定されるものではない。三角形状の開口を有する三角穴や四角形状の開口を有する四角穴、五角形状の開口を有する五角穴等の多角形状の開口を有する多角穴であってもよい。
上記した実施形態では、搬送ユニット1は、搬送方向において、全体として下り傾斜していたが、本発明はこれに限定されるものではない。搬送ユニット1は、搬送方向において、全体として上り傾斜していてもよい。
上記した実施形態では、搬送ユニット1は、搬送方向において、搬送面6A,6Bが傾斜した搬送装置2A,2Bが並んで構成される傾斜搬送ユニットであったが、本発明はこれに限定されるものではない。各搬送装置2A,2Bの搬送面6A,6Bは水平となっていてもよいし、搬送装置2Aの搬送面6Aを水平とし、残りの搬送装置2Bの搬送面6Bを傾斜させてもよい。
上記した実施形態では、回動部材32の回動側軸部101の全体に回動側ねじ部105が設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではない。回動部材32の回動側軸部101の一部にのみ回動側ねじ部105が設けられていてもよい。
上記した実施形態では、搬送装置2は、一つのコンベヤ装置3に対して二つのコンベヤ支持部材5a,5bで支持していたが、本発明はこれに限定されるものではない。搬送装置2は、一つのコンベヤ装置3に対して三つ以上のコンベヤ支持部材5で支持してもよい。
上記した実施形態では、コンベヤ側部材30の本体部材40は、複数の本体部50,51が桟部52によって連結されて形成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。コンベヤ側部材30の本体部材40は、一つの本体部50で構成されていてもよい。
上記した実施形態では、駆動源としてモータ内蔵ローラを使用したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、駆動源として、単なるモータと減速機の組み合わせ、モータと動力伝達機構(ギヤ、チェーン、ベルトなど)との組み合わせ、ギヤードモータ等であってもよい。さらに油圧や空圧など流体を駆動源としてもよい。
1 搬送ユニット
2 搬送装置
2A 第1搬送装置
2B 第2搬送装置
3 コンベヤ装置
5,5a,5b コンベヤ支持部材
6,6A,6B 搬送面
30 コンベヤ側部材
31 接地側部材
32 回動部材
33 第1締結要素
35 昇降機構
58 底板部
59 コンベヤ側凹部(凹部)
60 コンベヤ側挿入溝
61 コンベヤ側固定溝
65 コンベヤ側ねじ穴部
70 載置板部
76 角度調整溝(角度調整部)
89 接地側凹部(凹部)
90 接地側挿入溝
91,92 接地側固定孔
103 係合穴(係合部)
105 回動側ねじ部
110,111 第1締結部材
112 第2締結部材
116 軸部
117,118 軸穴
120 連通孔
201 道具

Claims (12)

  1. コンベヤ装置を支持するコンベヤ支持部材であって、
    コンベヤ側部材と、接地側部材を有し、前記コンベヤ側部材を前記接地側部材に対して昇降させる昇降機構を備えており、
    前記コンベヤ側部材は、前記コンベヤ装置の内外方向において、少なくとも一部が前記接地側部材と重なるように配置され、前記接地側部材と締結要素で結合されるものであり、
    前記昇降機構は、係合部を有する回動部材を備え、前記回動部材を回動させることで前記コンベヤ側部材を前記接地側部材に対して昇降可能であり、
    前記コンベヤ側部材と前記接地側部材の重なり部分には、連通孔が形成されており、
    前記係合部は、前記コンベヤ装置の内外方向において、前記コンベヤ側部材と前記接地側部材の重なり部分よりも内側にあり、
    道具の一部を前記連通孔に挿入して前記係合部と係合させ、前記道具を操作することで前記回動部材を回動可能である、コンベヤ支持部材。
  2. 前記係合部は、多角形状の開口を有する係合穴である、請求項1に記載のコンベヤ支持部材。
  3. 前記コンベヤ側部材の断面形状と、前記接地側部材の断面形状は、ともに凹状であって、凹部を有し、
    前記コンベヤ側部材の凹部は、前記接地側部材の凹部と同じ向きで配されている、請求項1又は2に記載のコンベヤ支持部材。
  4. 前記係合部は、前記コンベヤ側部材の凹部の内部に配されている、請求項3に記載のコンベヤ支持部材。
  5. 前記コンベヤ側部材は、コンベヤ側挿入溝を有し、
    前記接地側部材は、接地側挿入溝を有し、
    前記連通孔は、前記コンベヤ側挿入溝と前記接地側挿入溝が連通溝である、請求項1~4のいずれか1項に記載のコンベヤ支持部材。
  6. 前記コンベヤ側部材は、コンベヤ側固定溝を有し、
    前記接地側部材は、接地側固定孔を有し、
    前記締結要素は、軸部を有し、前記軸部が前記コンベヤ側固定溝と前記接地側固定孔に挿入されている、請求項5に記載のコンベヤ支持部材。
  7. 前記コンベヤ側挿入溝と前記コンベヤ側固定溝は、同一面に形成され、互いに平行に延びている、請求項6に記載のコンベヤ支持部材。
  8. 前記締結要素は、前記軸部を有した第1締結部材と、前記軸部と係合可能な軸穴を有する第2締結部材を有し、
    前記第1締結部材の前記軸部を前記接地側固定孔と前記コンベヤ側固定溝に挿通し、前記第2締結部材の前記軸穴と係合させた状態で、前記道具を操作することで前記回動部材を回動させて、前記コンベヤ側固定溝の延び方向に沿って前記コンベヤ側部材が昇降可能である、請求項6又は7に記載のコンベヤ支持部材。
  9. 前記回動部材は、回動側ねじ部を有し、
    前記回動部材は、下端部が前記接地側部材と接触し、前記回動側ねじ部が上方に向かって延びており、
    前記コンベヤ側部材は、前記回動側ねじ部と螺合可能なコンベヤ側ねじ穴部を有した底板部を備えている、請求項1~8のいずれか1項に記載のコンベヤ支持部材。
  10. 前記コンベヤ装置を搬送面が傾斜した姿勢で支持するコンベヤ支持部材であって、
    前記コンベヤ側部材は、前記コンベヤ装置を載置する載置板部と、前記載置板部の傾斜角度を調整可能な角度調整部を有する、請求項1~9のいずれか1項に記載のコンベヤ支持部材。
  11. 前記コンベヤ装置と、複数の請求項1~10のいずれか1項に記載のコンベヤ支持部材を有し、
    前記複数のコンベヤ支持部材は、前記コンベヤ装置を搬送面が傾斜した姿勢で支持する、搬送装置。
  12. 請求項11に記載の搬送装置を複数有する搬送ユニットであって、
    前記搬送装置には、第1搬送装置と、第2搬送装置があり、
    前記第1搬送装置と前記第2搬送装置は、搬送方向に隣接しており、
    前記第1搬送装置の搬送面の傾斜角度は、前記第2搬送装置の搬送面の傾斜角度と相違しており、
    前記第1搬送装置の搬送面の傾斜角度と、前記第2搬送装置の搬送面の傾斜角度の差は、10度以下である、搬送ユニット。
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