JP2022181751A - ケ-ブル撤去方法、さや管回収方法 - Google Patents

ケ-ブル撤去方法、さや管回収方法 Download PDF

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Abstract

【課題】確実に残置ケーブルの引き抜き撤去を行うことが可能なケ-ブル撤去方法を提供する。【解決手段】本発明に係るケ-ブル撤去方法は、管路2内に布設されたケ-ブル5を撤去するためのケ-ブル撤去方法であって、円筒状で両端に開口を有するさや管30を複数準備する準備工程と、前記管路2と前記ケ-ブル5との間にさや管30を進入させる先頭さや管進入工程(B)と、直前に進入させたさや管30の進入方向と反対側の開口と、その進入方向側の開口とが当接するようにして続くさや管30を進入させる後続さや管進入工程(C)と、前記ケ-ブル5に引張り力を加えて前記管路2から前記ケ-ブル5を引き抜く引き抜き工程(D)と、を有することを特徴とする。【選択図】 図5

Description

本発明は、地中に設けられた管路内に、撤去が行えずに残置されているケーブルを撤去するためのケ-ブル撤去方法と、このケ-ブル撤去方法が実施された後、ケ-ブル撤去で用いたさや管を回収するために実施されるさや管回収方法に関する。
送電のために用いられる電力ケーブルが、電柱が用いられることなく、一般公道の地中に埋設されていることがある。このようなケーブルを通している管路内から、当該ケーブルを撤去することが必要となるケースがある。
このようなケーブルの撤去工程として、ケーブルをマンホール部等で切断し、マンホール上方に準備されたウインチで、ケーブルの一端に引張り力を加えて一方向に引き抜き、ウインチのドラム部に巻き取っていくことによりケーブル撤去を行う方法、或いは、引張り力により引き抜いたケーブルを適当な間隔で切断していくことによりケーブル撤去を行う方法などがある。
しかしながら、このような撤去工程を実施しても、撤去が行えずに管路内に残置されているケーブルが存在する。ケーブルの撤去を不可能としている原因としては、管路に対してケーブルの外装が固着してしまったり、あるいは、管路内に侵入した土砂等がケーブル周囲に堆積してしまったり、さらに時間経過と共に、堆積した土砂等が固化してケーブルと管路が密着してしまったり、といったことを挙げることができる。
上記のような引張り力による撤去を行うことができない残置されているケーブルに対しては、開削工事によって、これを撤去することが考えられる。しかしながら、開削工事を行い、ケーブルの撤去を行うためには、多大なコストと長期の作業期間とを要することとなる。
そこで、開削工事を行わず残置ケーブルを撤去する方法として、例えば、特許文献1(特開2012-80693号公報)には、管路とケーブルの隙間に線材を通線する工程と、通線した線材と、縁切り器具とを接続する工程と、前記管路と前記ケーブル間の固着を前記縁切り器具により剥がす工程と、前記ケーブルを引抜き撤去する工程と、有するケーブルの引抜き撤去方法が提案されている。
特開2012-80693号公報
特許文献1に記載された従来技術では、管路とケーブルとの隙間に線材を通線する工程を実施する必要があるが、ケーブル外装と管路とが固着していたり、ケーブルと管路との間に土砂等が堆積していたり、堆積した土砂等が固化してケーブルと管路が密着していたりする残置ケーブルにおいては、そもそも線材を通線する工程を実施することが困難であり、前記従来技術を用いたとしても、実際的には、残置されたケーブルの引き抜き撤去を必ずしも行い得るものではない、という課題があった。
このような課題を解決するために、本発明に係るケ-ブル撤去方法は、管路内に布設されたケ-ブルを撤去するためのケ-ブル撤去方法であって、円筒状で両端に開口を有するさや管を複数準備する準備工程と、前記管路と前記ケ-ブルとの間にさや管を進入させる先頭さや管進入工程と、直前に進入させたさや管の進入方向と反対側の開口と、その進入方向側の開口とが当接するようにして続くさや管を進入させる後続さや管進入工程と、前記ケ-ブルに引張り力を加えて前記管路から前記ケ-ブルを引き抜く引き抜き工程と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係るケ-ブル撤去方法は、前記後続さや管進入工程を複数回実施することを特徴とする。
また、本発明に係るケ-ブル撤去方法は、前記先頭さや管進入工程で用いるさや管の開口には、テーパが設けられることを特徴とする。
また、本発明に係るケ-ブル撤去方法は、さや管には、中抜き部が設けられることを特徴とする。
また、本発明に係るケ-ブル撤去方法は、前記後続さや管進入工程で用いるさや管の一方の開口には、ガイド片が設けられることを特徴とする。
また、本発明に係るケ-ブル撤去方法は、前記後続さや管進入工程で用いるさや管の一方の開口には、拡径部が設けられることを特徴とする。
また、本発明に係るケ-ブル撤去方法は、前記後続さや管進入工程で用いるさや管の一方の開口には、縮径部が設けられることを特徴とする。
また、本発明に係るさや管回収方法は、前記記載のケ-ブル撤去方法が実施された後に実施されるさや管回収方法であって、前記管路の一端から他端まで線材を通線する通線工程と、前記管路の他端側において、さや管の外径より外径が大きい回収部材に、前記線材を結び付ける結び付け工程と、前記管路の一端側において、前記線材に引張り力を加えて、前記管路の一端側からさや管を取り出す取り出し工程と、を有することを特徴とする。
本発明に係るケ-ブル撤去方法は、固着した管路とケ-ブルとの間に、さや管を進入させることで、管路からケ-ブルを剥離させて、ケ-ブルを引き抜ものであり、このような本発明に係るケ-ブル撤去方法によれば、多大なコストと長期の作業期間を要する開削工事が不要となると共に、従来技術のように線材を通線する困難な工程を実施する必要がなく、確実に残置ケーブルの引き抜き撤去を行うことが可能となる。
また、本発明に係るさや管回収方法によれば、残置ケーブルの撤去に用いたさや管を、簡単に回収することが可能となる。
本発明の実施形態に係るケ-ブル撤去方法で用いるさや管圧入装置50を説明する図である。 本発明の実施形態に係るケ-ブル撤去方法で用いるさや管圧入装置50を説明する図である。 本発明の実施形態に係るケ-ブル撤去方法で用いるさや管30を説明する図である。 本発明の実施形態に係るケ-ブル撤去方法で用いるさや管30を説明する図である。 本発明の実施形態に係るケ-ブル撤去方法における各工程を段階的に説明する図である。 本発明の実施形態に係るさや管回収方法における各工程を段階的に説明する図である。 本発明の実施形態に係るさや管回収方法で用いる回収部材90を説明する図である。 回収部材90の他の態様を示す図である。 さや管30の他の態様を示す図である。 さや管30の他の態様を示す図である。 さや管30の他の態様を示す図である。 さや管30の他の態様を示す図である。 さや管30の他の態様を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るケ-ブル撤去方法で用いる先頭のさや管30を説明する図である。 本発明の他の実施形態に係るケ-ブル撤去方法で用いる先頭のさや管30の他の態様を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るケ-ブル撤去方法における各工程を段階的に説明する図である。 本発明の他の実施形態に係るさや管回収方法を説明する図である。 本発明の実施形態に係るケ-ブル撤去方法で用いるさや管圧入装置50の他の態様を説明する図である。 本発明の実施形態に係るケ-ブル撤去方法で用いるさや管圧入装置50の他の態様を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。図1及び図2は本発明の実施形態に係るケ-ブル撤去方法で用いるさや管圧入装置50を説明する図である。本発明に係るケ-ブル撤去方法は、従来の方法で撤去することが不可能であった地中に残置されたケーブルの撤去を行う方法に係るものである。また、本発明に係るケ-ブル撤去方法は、地中の管路内に通されたケーブルであれば、どのようなケーブルにも適用することが可能であり、当該ケーブルが電車の給電用であっても、通常の需要家の給電用であっても構わない。
本発明に係るケ-ブル撤去方法においては、円筒状で両端に開口を有する複数のさや管30を用いることを特徴としている。さや管30は、鋼などの剛性を有する材料で構成される。図1及び図2において、ケーブル5は管路2内で残置されたケーブルを示している。本発明に係るケ-ブル撤去方法では、まず、管路2とケーブル5との間に先頭となるさや管30を進入させる工程を実施した後、順次、直前に進入させたさや管30の進入方向と反対側の開口と、その進入方向側の開口とが当接するようにして続くさや管30を進入させていき、さや管30により、管路2とケーブル5との間の固着を引き剥がすようにしている。ここで、図1及び図2において、右方向を進入方向とし、左方向を後退方向とする。図1及び図2では、さや管30は右方向に順次押し入れられる。
マンホール3には作業員出入り口4が設けられており、この作業員出入り口4からさや管圧入装置50が搬入される。さや管圧入装置50は、さや管30を順次管路2へと圧入していく装置である。
さや管圧入装置50は本体部51と、この本体部51の上方に設けられている駆動部54とから構成される。本体部51内には、さや管圧入装置50の制御回路(不図示)が設けられ、駆動部54にはロッド部55を駆動するシリンダ(不図示)が設けられる。ロッド部55は、シリンダ(不図示)により進入方向、後退方向の両方向に駆動される。ロッド部55の一端側には、さや管30と直接当接してさや管30を管路2内へと押し込んでいく押圧部56が設けられている。
このようなさや管圧入装置50はジャッキ61によって、その高さが調整される。これにより、マンホール3底面からの、管路2の高さに対して、押圧部56が適切な位置となるように調整される。
また、本体部51の進入方向側には前方腕部52が、また、後退方向側には後方腕部53がそれぞれ設けられている。前方腕部52とマンホール3壁面との間にはジャッキ62が配され、又、後方腕部53とマンホール3壁面との間にはジャッキ63が配されている。これらジャッキ62、ジャッキ63を調整することで、さや管圧入装置50の進行、後退方向の位置調整を行うことができる。また、さや管圧入装置50は前方腕部52、後方腕部53、ジャッキを介して、マンホール3壁面に固定されるようにして取り付けられているために、ロッド部55が駆動されて、さや管30を管路2内へと押し込んでいく際の反力により、さや管圧入装置50が移動してしまうことを避けることができる。
さや管圧入装置50は、信号ケーブル57を介して操作スイッチ58から制御指令に基づいて動作するようになっている。操作スイッチ58からは、少なくとも、ロッド部55を進入方向に動作させる制御指令、ロッド部55を後退方向に動作させる制御指令、ロッド部55を緊急停止させる制御指令を発することができるようにされている。なお、操作スイッチ58からの制御指令としては、これらの制御指令に加えて、より小さいストロークでロッド部55を動作させる(ロッド部55を微動作させる)ような制御指令を設けておくこともできる。このような微動作させる制御指令を設けることで、後続するさや管30をセットする際の操作が容易となる。
図1は、先頭のさや管30から数えて3番目のさや管30を、管路2内へと押し込む前に、作業員がセットしている様子を示している。図2は、セットしたさや管30を、操作スイッチ58からの制御指令に基づいて、ロッド部55を進入方向に動作させて、さや管30を管路2内へと押し込んだ様子を示している。さや管圧入装置50によって、さや管30を管路2内へと押し込む動作をさせる時においては、作業員はマンホール3から地上に退避することが事故防止のために好ましい。このため、信号ケーブル57の長さは、マンホール3内に設置されたさや管圧入装置50本体から、地上に退避した作業員の手元までの長さを少なくとも有することが好ましい。
図3及び図4は本発明の実施形態に係るケ-ブル撤去方法で用いるさや管30を説明する図である。図3は先頭のさや管30に用いるのに好適なものであり、図4は先頭でない後続のさや管30として用いられるものである。いずれの図においても(A)は斜視図であり、(B)は模式的な断面図である。
さや管30は、管路2の内径より外径が短く、ケーブル5の外径より内径が長くなるように寸法が設定されている。これにより、さや管30は、管路2とケーブル5との間に進入させることが可能となる。
さや管30の長さ(各図(B)における左端から右端までの長さ)は長いほど、ケーブル5を管路2から引き剥がすために必要となるさや管30の数を少なくすることができる。しかしながら、さや管30はマンホール3内でさや管圧入装置50によって圧入されるものであるので、さや管30の長さはそれほど長くすることはできない。さらに、管路2はストレートのものばかりでなく、曲率を有するものがあるために、さや管30の長さは、そのような曲率を有する管路2にも対応させる必要がある。さや管30の長さは、管路2の曲率(曲げ半径)に応じて適宜設定することが好ましい。
図3は先頭のさや管30に用いるのに好適なものであるが、その特徴は進入方向側の開口31 にテーパ33が設けられていることである。このテーパ33は、開口31に近いほどさや管30の内径が大きくなるようなものである。先頭のさや管30には、刃先状のテーパ33を設け、さや管30の圧入を容易とすることで、ケーブル5を傷付けないようにする。ケーブル5が、絶縁油が充填されたOFケーブルの場合には、ケーブルを損傷すると油漏れ生じるために、特にこのようなテーパ33が設けられたさや管30を先頭のものとして用いることが好ましい。
一方、先頭でない後続のさや管30として用いるものは図4に示すように、外径及び内径がその長さ(図4(B)における左端から右端までの長さ)に渡って変化することがないものを用いることができる。このようなさや管30は、テーパ33を設けたものより安価に構成することができる。
次に、以上のようなさや管30とさや管圧入装置50を用いたケーブル5の撤去工程について説明する。図5は本発明の実施形態に係るケ-ブル撤去方法における各工程を段階的に説明する図である。図5において、さや管圧入装置50については図示を省略している。
図5(A)は2つのマンホール3の間の管路2内に残置されているケーブル5を示している。図において、Xはケーブル5外装が管路2に固着した箇所を示しており、Yは管路2内で堆積した土砂等が固化してケーブル5と管路2が密着した箇所を示している。
続く図5(B)の工程では、管路2とケーブル5との間に先頭となるさや管30を進入させる。この時に用いるさや管30としては図3に示したものが好ましい。
続く図5(C)の工程では、後続のさや管30を順次進入させる。この工程では、直前に進入させたさや管30の進入方向と反対側の開口と、その進入方向側の開口とが当接するようにして続くさや管30を進入させていく。このように順次後続となるさや管30を管路2内に進入させていき、管路2の長さに渡ってさや管30が連続するようになると、XやYに示す、管路2とケーブル5との間の固着状態は完全に分断されることとなる。
続く図5(D)の工程では、ケーブル5は管路2との固着状態が解消された状態となっているので、ウインチ80によってケーブル5に引張り力を加えて管路2からケーブル5を引き抜き、ドラム83にケーブル5を巻き取っていく。
以上のような本発明に係るケ-ブル撤去方法は、固着した管路2とケーブル5との間に、さや管30を進入させることで、管路2からケーブル5を剥離させて、ケーブル5を引き抜ものであり、このような本発明に係るケ-ブル撤去方法によれば、多大なコストと長期の作業期間を要する開削工事が不要となると共に、従来技術のように線材を通線する困難な工程を実施する必要がなく、確実に残置ケーブルの引き抜き撤去を行うことが可能となる。
さて、以上のようなケ-ブル撤去方法が実施されると、管路2内にはさや管30が残ってしまうこととなる。さや管30が管路2内に残されたままであると、管路2の再利用などに支障をきたすこととなる。さらに、さや管30も再利用することができず、コストがかかってしまう。そこで、次に、管路2内に残されたさや管30を回収する方法について説明する。
図6は本発明の実施形態に係るさや管回収方法における各工程を段階的に説明する図である。図6(A)に示す工程では、左側のマンホール3にウインチ105を設置し、そのドラム108から線材100を引き出していき、管路2において連続しているさや管30内を通して、右側の
マンホール3まで送り出している。
続く図6(B)に示す工程では、回収部材90に先の線材100を結び付けると共に、右側の
マンホール3にもウインチ115を設置し、ドラム118に巻き取られている線材102も回収部材90に結び付ける。次に、この回収部材90にについて説明する。
図7は本発明の実施形態に係るさや管回収方法で用いる回収部材90を説明する図である。回収部材90は、概略、円筒閉容器の蓋のような形状を有している。回収部材90の内径はさや管30の外径より大きく、回収部材90の外径は管路2の内径より小さい。回収部材90は鋼材などの剛性を有する材料で構成されている。
回収部材90は、円筒部91と、この円筒部91の一端側の開口部92と、円筒部91の他端側の蓋部93とを有している。蓋部93における円筒部91内には環状部95が設けられており、蓋部93における円筒部91外には環状部96が設けられている。環状部95には線材100が結び付けられ、環状部96には線材102が結び付けられる。
図6(C)の工程においては、ウインチ105で線材100を巻き取りつつ、ウインチ115で線材102を送り出す。これにより、上記のような回収部材90が、管路2内から左側のマンホール3側へと、さや管30を順次押し出す。なお、線材102については省略することもできるが、線材100が切断するようなトラブルがあった場合のバックアップとして、設けておくことが好ましい。
以上のような本発明に係るさや管回収方法によれば、残置ケーブルの撤去に用いたさや管30を、回収することが可能となる。
なお、回収部材90は、先に説明した形状のものに限定されることなく、他の形状のものも用い得る。図8は回収部材90の他の態様を示す図である。先の回収部材90は、円筒部91の内周側に、先頭のさや管30の外周に嵌まり込むようにして、さや管30の回収が実施される態様ものであった。一方、図8に示す回収部材90は、蓋部93には円筒部97が設けられており、この円筒部97の外周が、先頭のさや管30の内周が嵌まり込み、蓋部93がさや管30を後退方向に押すようにして、さや管30の回収が実施される。
次に本発明の他の実施形態について説明する。他の実施形態においては、用いるさや管30が、先の実施形態と異なるものであり、その他については同様であるので説明を省略する。図9は他の実施形態で用いるさや管30を示す図である。このさや管30には中抜き部40が設けられており、さや管30の軽量化が図られている。図9に示すさや管30においては、さや管30に矩形状の中抜き部40が2カ所に設けられているが、中抜き部40の形状や数がこれに限定されるものではなく、さや管30の剛性が保たれれば、どのような中抜き部40を設けるようにしてもよい。このような実施形態によれば、さや管30が軽量化するので、取り扱い性が向上する。また、さや管30に中抜き部40が設けられることで、管路2とケーブル5との間から剥離された土砂を含む固着物の排出や処理などが容易となる。管路2とケーブル5との間から剥ぎ取られた固着物は、後続するさや管30の進入の妨げとなることがある。当該固着物が中抜き部40からさや管30の中へと入っていくと、さや管30が進入していく際の抵抗を軽減する効果を見込むことができる。これにより、後続するさや管30の進入が容易となる。また、ケ-ブル撤去後、さや管30を回収することにより、さや管30中の固着物も同時に回収することが可能となる。
図10は、先頭以外の後続するさや管30として、鋼材などで形成されたガイド片41が設けられたものを示している。図10(A)はさや管30の斜視図であり、図10(B)は先頭のさや管30に後続するさや管30として用いられる様子を示す図である。このようなガイド片41が設けられたさや管30を、後続するさや管30として用いることで、より確実にさや管30を連続して管路2内に押し込んでいくことが可能となる。また、このようなガイド片41がさや管30に設けられることで、前後のさや管同士のずれ防止を図ることが可能となる。
また、図11は、先頭以外の後続するさや管30として、開口の一端側に、主となる円筒部より径が大きい拡径部42が設けられたものを示している。図11(A)はさや管30の斜視図であり、図11(B)は先頭のさや管30に後続するさや管30として用いられる様子を示す図である。このような拡径部42が設けられたさや管30を、後続するさや管30として用いることで、より確実にさや管30を連続して管路2内に押し込んでいくことが可能となる。また、このような拡径部42がさや管30に設けられることで、前後のさや管同士のずれ防止を図ることが可能となる。
また、図12は、先頭以外の後続するさや管30として、開口の一端側に、主となる円筒部より径が小さい縮径部43が設けられたものを示している。図12(A)はさや管30の斜視図であり、図12(B)は先頭のさや管30に後続するさや管30として用いられる様子を示す図である。図11に示した拡径部42が設けられたさや管30を用いた場合には、さや管30の進入方向側に拡径部42がくるようにして用いた。一方、図12に示す縮径部43が設けられたさや管30を用いる場合には、さや管30の進入方向と反対側に縮径部43がくるようにして用いる。これは、仮に、さや管30の進入方向側に縮径部43がくるようにして用いると、ケーブル5を損傷してしまう可能性があるからである。このような縮径部43が設けられたさや管30を、後続するさや管30として用いることで、より確実にさや管30を連続して管路2内に押し込んでいくことが可能となる。また、このような縮径部43がさや管30に設けられることで、前後のさや管同士のずれ防止を図ることが可能となる。
次に、図13に基づいて、さや管30の他の態様について説明する。図において、一番右側のさや管30は先頭のものを示しており、それ以外のさや管30は後続のものを示している。本態様では、先頭のさや管30においては、進入方向端部、及び、後退方向端部のいずれにもテーパ33が設けられている。一方、後続のさや管30においては、進入方向端部に外周側テーパ38が設けられており、後退方向端部にはテーパ33が設けられている。これらのさや管30を用いることで、図に示すようにさや管30同士が当接する箇所においては、外周側テーパ38がテーパ33に嵌合するようにして、さや管30を管路2に進入させるようにすることでき、さや管同士のずれ防止を図ることが可能となる。
次に本発明の他の実施形態について説明する。図14は本発明の他の実施形態に係るケ-ブル撤去方法で用いる先頭のさや管30を説明する図である。本実施形態で用いる先頭のさや管30には4つの貫通穴34、34’、35、35’が設けられている。より詳細には、さや管30の一側面には貫通穴34、35が設けられ、一側面と対向する他側面には貫通穴34’、35’ が設けられている。一側面側の貫通穴34、35には、ワイヤ36が取り付けられている。また、他側面側の貫通穴34’、35’には、ワイヤ36’が取り付けられている。これら2本のワイヤ36、36’はそれぞれ、マンホール3内に設置されるウインチ45、45’のドラム48、48’から送り出される。
なお、先頭のさや管30に取り付けるワイヤの数は2本に限定されるものでなく、任意とすることができる。また、本実施形態ではワイヤは貫通穴を利用して取り付けられているが、ワイヤの取り付け方がこれに限定されるものではない。要は、先頭のさや管30に後続させてさや管30を進入させる際、先頭のさや管30と後続のさや管30とでワイヤを噛むようなことがないように、ワイヤを先頭のさや管30に取り付けるようにする。
また、図14では、さや管30の一側面に貫通穴34、35を設け、一側面と対向する他側面に貫通穴34’、35’ を設け、これらの貫通穴を利用して、2本のワイヤ36、36’を取り付けるようにしていたが、ワイヤの取り付け方がこのような方法に限定されるものではない。例えば、図15に示すように、さや管30の一側面にループ部37を設け、一側面と対向する他側面にループ部37’ を設け、これらのループ部を利用して、2本のワイヤ36、36’を取り付けるようにしてもよい。
このような先頭のさや管30を用いた他の実施形態に係るケ-ブル撤去方法について説明する。図16は本発明の他の実施形態に係るケ-ブル撤去方法における各工程を段階的に説明する図である。図において、Xはケーブル5外装が管路2に固着した箇所を示している。また、図16において、さや管圧入装置50については図示を省略している。
他の実施形態に係るケ-ブル撤去方法においては、さや管30を順次圧入していく前段にケーブル5に引張り力を加えておくことを特徴としている。このために、図16(A)の工程で、管路2のケーブル5の一端に仲介線材85を取り付けて、この仲介線材85を介してウインチ80によってケーブル5に引張り力を加えるようにしている。
次の図16(B)に示す工程では、先に説明した先頭のさや管30を圧入する。このとき、ウインチ45、45’はニュートラル状態とされており、さや管30の進入と共に、ワイヤ36、36’が送り出されるようにされている。
次の図16(C)に示す工程では、2番目のさや管30が圧入される。2番目以降の後続するさや管30としてはこれまで説明したさや管30と同様のものを用いることができる。さて、ケーブル5と管路2との固着部がXのみであったとすると、図16(C)の段階でケーブル5は加えられている仲介線材85を介して加えられている引張り力によって、図16(D)に示すように、ウインチ80のドラム83に巻き取られていく。このように本実施形態においては、あらかじめケーブル5に引張り力が加えられているので、少ない数のさや管30の圧入により、ケーブル5を引き抜ける可能性がある。
次に他の実施形態に係るさや管回収方法について説明する。図17は本発明の他の実施形態に係るさや管回収方法を説明する図である。先に説明したように、先頭のさや管30にはワイヤ36、36’が取り付けられている。他の実施形態に係るさや管回収方法では、ウインチ45、45’を駆動させて、これらワイヤ36、36’をドラム48、48’に巻き取っていく。これに伴い、左側のさや管30から順次管路2外へと取り出すことが可能となる。以上のような他の実施形態に係るさや管回収方法によれば、より簡便にさや管30の回収を行うことが可能となる。
以上、本発明に係るケ-ブル撤去方法は、固着した管路とケ-ブルとの間に、さや管を進入させることで、管路からケ-ブルを剥離させて、ケ-ブルを引き抜ものであり、このような本発明に係るケ-ブル撤去方法によれば、多大なコストと長期の作業期間を要する開削工事が不要となると共に、従来技術のように線材を通線する困難な工程を実施する必要がなく、確実に残置ケーブルの引き抜き撤去を行うことが可能となる。
また、本発明に係るさや管回収方法によれば、残置ケーブルの撤去に用いたさや管を、簡単に回収することが可能となる。
次に、本発明の実施形態に係るケ-ブル撤去方法で用いるさや管圧入装置50の他の態様を説明する。図18は他の態様に係るさや管圧入装置50を示すものである。なお、図18では、信号ケーブル57、操作スイッチ58などの構成は図示省略している。
図1に示すさや管圧入装置50においては、ロッド部55における押圧部56がさや管30を管路2内へと押し込む際、さや管圧入装置50が左斜め下方向に向かう反力を受けて、安定性を損なう可能性があった。そこで、図18に示すさや管圧入装置50では、さや管圧入装置50の本体部51がマンホール3の壁面と当接するようにして設置される。本体部51が当接する壁面はロッド部55が進入する方向と反対の方向である後退方向に存在する壁面である。
図18に示すさや管圧入装置50においては、後方腕部53とこれを支えるジャッキ63を省いている。これにより、さや管圧入装置50がさや管30を管路2内へと押し込む際の反力は、本体部51を介してマンホール3の壁面で受けることができ、さや管圧入装置50が安定する。図18に示すようにさや管圧入装置50が設置されると、さや管圧入装置50は管路2の、さや管30を押し入れていく開口から離れるような状況が発生し、ロッド部55のストロークのみでは、さや管30を管路2内へ押し込むことができない状況となることがある。
そこで、ロッド部55における押圧部56が、さや管30を管路2内へと押し込む動作を補うために、中継ガイド装置70を用いることが好ましい。この中継ガイド装置70は、ロッド部55のストロークを継ぎ足すような役目を果たす装置である。中継ガイド装置70の本体部71は図示されていない固定部材により、マンホール3の地面や壁面に対して固定されており不動とされている。
一方、本体部71は、本体部71に対して左右方向に変位する中継ロッド部75を保持している。また、この中継ロッド部75は不図示の付勢部材により、後退方向に付勢されている。中継ロッド部75の進入方向側の端部には押圧部76が設けられている。
以上のような構成の下で、さや管圧入装置50の押圧部56が、中継ロッド部75の後退方向側の端部を紙面右方向に押すと、中継ロッド部75は右方向へと変位し、押圧部76がさや管30と直接当接してさや管30を管路2内へと押し込んでいくことが可能となる。また、押圧部76によるさや管30の押し込みが完了して、ロッド部55が左方向(後退方向)に変位することで、中継ロッド部75も先の付勢力により左方向(後退方向)に変位する。
このような図18に示す、後方腕部53を省いたさや管圧入装置50と中継ガイド装置70とからなる、さや管30を管路2内に押し込むための装置群を用いることで、例えば、横溢なマンホール3やハンドホールにおいても、本発明に係るケ-ブル撤去方法を適用することができる。
図19もさや管圧入装置50の他の態様を示す図である。さや管圧入装置50の基本構成は図1に示したものと同様であるが、図19に示すものには、さや管30を押し込み位置に順次セットするマガジン部材120が設けられていることに特徴がある。
このマガジン部材120は、管路2とさや管圧入装置50との間に配されるものである。マガジン部材120の装填口125はさや管30を供給するための開口であり、この装填口125は地上における作業員出入り口4より上方の箇所に配されるようなレイアウトとすることが好ましい。作業員は、この装填口125から、さや管30を順次供給することが想定されている。
装填口125から供給されるさや管30は、図19に示すように、マガジン部材120に積まれるようにして装填された状態となる。このようなマガジン部材120の下方におけるさや管圧入装置50側には押入開口126が設けられており、管路2側には押出開口127が設けられている。押入開口126からは、さや管圧入装置50の押圧部56が進入してさや管30右方向に押し込んでいく。一方、押圧部56の進入方向への動作と共に、押出開口127からはさや管30が管路2内へと押し込まれる。さや管圧入装置50の押圧部56が押入開口126から後退すると装填されている、新たなさや管30が、次回のロッド部55のストロークにより、押圧部56で押される位置に来ることとなる。
図19に示すような装置構成を用いたケ-ブル撤去方法によれば、後続するさや管30を速いペースで管路2に押し込んでいくことが可能となるので、作業効率を上げることが可能となる。
2・・・管路
3・・・マンホール
4・・・作業員出入り口
5・・・ケーブル
30・・・さや管
31・・・開口
32・・・開口
33・・・テーパ
34、34’・・・貫通穴
35、35’・・・貫通穴
36、36’・・・ワイヤ
37、37’・・・ループ部
38・・・外周側テーパ
40・・・中抜き部
41・・・ガイド片
42・・・拡径部
43・・・縮径部
45、45’・・・ウインチ
48、48’・・・ドラム
50・・・さや管圧入装置
51・・・本体部
52・・・前方腕部
53・・・後方腕部
54・・・駆動部
55・・・ロッド部
56・・・押圧部
57・・・信号ケーブル
58・・・操作スイッチ
61・・・ジャッキ(高さ調整用)
62・・・ジャッキ(前後位置決め用)
63・・・ジャッキ(前後位置決め調整用)
70・・・中継ガイド装置
71・・・本体部
75・・・中継ロッド部
76・・・押圧部
80・・・ウインチ(ケーブル用)
83・・・ドラム
85・・・仲介線材
90・・・回収部材
91・・・円筒部
92・・・開口部
93・・・蓋部
95・・・環状部
96・・・環状部
97・・・円筒部
100・・・線材
102・・・線材
105・・・ウインチ
108・・・ドラム
115・・・ウインチ
118・・・ドラム
120・・・マガジン部材
125・・・装填口
126・・・押入開口
127・・・押出開口
X・・・ケ-ブル外装が管路に固着した箇所
Y・・・管路2内で堆積した土砂等が固化してケーブル5と管路2が密着した箇所

Claims (8)

  1. 管路内に布設されたケ-ブルを撤去するためのケ-ブル撤去方法であって、
    円筒状で両端に開口を有するさや管を複数準備する準備工程と、
    前記管路と前記ケ-ブルとの間にさや管を進入させる先頭さや管進入工程と、
    直前に進入させたさや管の進入方向と反対側の開口と、その進入方向側の開口とが当接するようにして続くさや管を進入させる後続さや管進入工程と、
    前記ケ-ブルに引張り力を加えて前記管路から前記ケ-ブルを引き抜く引き抜き工程と、を有することを特徴とするケ-ブル撤去方法。
  2. 前記後続さや管進入工程を複数回実施することを特徴とする請求項1に記載のケ-ブル撤去方法。
  3. 前記先頭さや管進入工程で用いるさや管の開口には、テーパが設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のケ-ブル撤去方法。
  4. さや管には、中抜き部が設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のケ-ブル撤去方法。
  5. 前記後続さや管進入工程で用いるさや管の一方の開口には、ガイド片が設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のケ-ブル撤去方法。
  6. 前記後続さや管進入工程で用いるさや管の一方の開口には、拡径部が設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のケ-ブル撤去方法。
  7. 前記後続さや管進入工程で用いるさや管の一方の開口には、縮径部が設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のケ-ブル撤去方法。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のケ-ブル撤去方法が実施された後に実施されるさや管回収方法であって、
    前記管路の一端から他端まで線材を通線する通線工程と、
    前記管路の他端側において、さや管の外径より外径が大きい回収部材に、前記線材を結び付ける結び付け工程と、
    前記管路の一端側において、前記線材に引張り力を加えて、前記管路の一端側からさや管を取り出す取り出し工程と、を有することを特徴とするさや管回収方法。
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