JP2022180237A - 部品圧着装置および部品圧着方法 - Google Patents

部品圧着装置および部品圧着方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2022180237000001
【課題】アライメントマークの撮像を適切に行うことができる部品圧着装置を提供する。
【解決手段】部品圧着装置100は、ステージ37と、撮像部39と、圧着ツール34と、移動機構Kと、制御部2aとを備え、制御部2aは、撮像部39の第1のカメラ39Lまたは第2のカメラ39Rに対して、基板3および部品5の少なくとも一方が有する一対のアライメントマークMの一方の撮像を実行させ、その撮像後に、移動機構Kを制御することによって、その一対のアライメントマークと撮像部39との相対的な位置を変化させ、相対的な位置の変化後に、第1のカメラ39Lまたは第2のカメラ39Rに対して、一対のアライメントマークの他方の撮像を実行させる。
【選択図】図4

Description

本開示は、基板に部品を圧着する部品圧着装置などに関する。
従来、液晶パネルなどの基板に電子部品(以下、単に「部品」と呼称する)を圧着する部品圧着装置が例えば電子部品の実装装置として提供されている(特許文献1参照)。この部品圧着装置は、一対の撮像カメラを備え、その一対の撮像カメラによって、基板および部品のそれぞれに設けられている一対の位置合わせマークを撮像する。そして、その部品圧着装置は、その撮像結果に基づいて、基板と部品との位置合わせを行い、位置合わせされた状態で部品を基板に実装する。この位置合わせマークは、アライメントマークとも呼ばれる。
特開2008-218567号公報
しかしながら、上記特許文献1の部品圧着装置では、アライメントマークの撮像が難しい場合があるという課題がある。
そこで、本開示では、アライメントマークの撮像を適切に行うことができる部品圧着装置などを提供する。
本開示の一態様に係る部品圧着装置は、基板を保持するステージと、第1の撮像部および第2の撮像部を含む撮像部と、部品を保持して前記基板に前記部品を圧着する圧着ツールと、前記圧着ツール、前記ステージ、および前記撮像部のうちの少なくとも1つを移動させる移動機構と、前記撮像部、前記圧着ツールおよび前記移動機構を制御する制御部とを備え、前記制御部は、所定の撮像モードにしたがって、前記基板および前記部品の少なくとも一方が有する一対のアライメントマークを前記撮像部に撮像させ、前記撮像部による撮像結果に基づいて、前記移動機構を制御することによって、前記圧着ツールに保持されている前記部品と前記ステージに保持されている前記基板との位置合わせを行い、前記部品の前記基板への圧着を前記圧着ツールに実行させ、前記所定の撮像モードでは、前記第1の撮像部または前記第2の撮像部に対して、前記一対のアライメントマークの一方の撮像を実行させ、前記一対のアライメントマークの一方の撮像後に、前記移動機構を制御することによって、前記一対のアライメントマークと前記撮像部との相対的な位置を変化させ、前記相対的な位置の変化後に、前記第1の撮像部または前記第2の撮像部に対して、前記一対のアライメントマークの他方の撮像を実行させる。
なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD-ROMなどの記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。また、記録媒体は、非一時的な記録媒体であってもよい。
本開示の部品圧着装置は、アライメントマークの撮像を適切に行うことができる。
本開示の一態様における更なる利点および効果は、明細書および図面から明らかにされる。かかる利点および/または効果は、いくつかの実施の形態並びに明細書および図面に記載された特徴によってそれぞれ提供されるが、1つまたはそれ以上の同一の特徴を得るために必ずしも全てが提供される必要はない。
図1は、実施の形態における部品実装ラインの概略構成を示す図である。 図2は、実施の形態における部品実装ラインの平面図である。 図3は、実施の形態における部品実装ラインに備えられている、コンピュータと、そのコンピュータによって制御される各構成要素とを示す図である。 図4は、実施の形態における部品圧着装置の構成を示すブロック図である。 図5は、実施の形態における基板および部品の外観の一例を示す図である。 図6は、実施の形態における撮像部に含まれる第1のカメラおよび第2のカメラと撮像移動機構とのそれぞれの一例を示す図である。 図7は、実施の形態における部品および基板が撮像されるときの第1のカメラ、下受け部および圧着ツールをX軸方向から見た状態を示す図である。 図8は、実施の形態における撮像モードを説明するための図である。 図9は、実施の形態における制御部の撮像に関する処理動作の一例を示すフローチャートである。 図10は、実施の形態における制御部による第2の撮像モードの詳細な処理動作の一例を示すフローチャートである。 図11は、実施の形態の変形例に係る部品実装ラインの平面図である。
(本開示の基礎となった知見)
本発明者は、「背景技術」の欄において記載した特許文献1の部品圧着装置に関し、以下の問題が生じることを見出した。
上述のように、特許文献1の部品圧着装置は、一対の撮像カメラによって、部品または基板に形成されている一対のアライメントマークを撮像する。つまり、一対の撮像カメラの間隔が一対のアライメントマークの間隔に等しく調整された状態で、一対の撮像カメラは、上方にある一対のアライメントマークを下方側からそれぞれ撮像する。具体的には、一対の撮像カメラの一方は、一対のアライメントマークの一方を下方側から撮像し、一対の撮像カメラの他方は、一対のアライメントマークの他方を下方側から撮像する。
ここで、近年では、スマートウォッチなどの小型機器に部品および基板が搭載される場合がある。このような場合、部品および基板は小型化され、これらの部品および基板に形成される一対のアライメントマークの間隔も短くされる。その結果、一対の撮像カメラの間隔も短くする必要がある。しかし、一対の撮像カメラの間隔は、機械的または物理的な制約を受けるため、予め定められた最小間隔よりも短くすることができない。したがって、一対のアライメントマークの間隔がその最小間隔よりも短い場合には、一対の撮像カメラの間隔を、その一対のアライメントマークの間隔に等しく調整することができない。
このような場合には、一対のアライメントマークを適切に撮像することが難しい。そのため、部品と基板との位置合わせの精度が低下して、部品が実装された基板である実装基板の品質も低下する可能性がある。
このような課題を解決するために、本開示の一態様に係る部品圧着装置は、基板を保持するステージと、第1の撮像部および第2の撮像部を含む撮像部と、部品を保持して前記基板に前記部品を圧着する圧着ツールと、前記圧着ツール、前記ステージ、および前記撮像部のうちの少なくとも1つを移動させる移動機構と、前記撮像部、前記圧着ツールおよび前記移動機構を制御する制御部とを備え、前記制御部は、所定の撮像モードにしたがって、前記基板および前記部品の少なくとも一方が有する一対のアライメントマークを前記撮像部に撮像させ、前記撮像部による撮像結果に基づいて、前記移動機構を制御することによって、前記圧着ツールに保持されている前記部品と前記ステージに保持されている前記基板との位置合わせを行い、前記部品の前記基板への圧着を前記圧着ツールに実行させ、前記所定の撮像モードでは、前記第1の撮像部または前記第2の撮像部に対して、前記一対のアライメントマークの一方の撮像を実行させ、前記一対のアライメントマークの一方の撮像後に、前記移動機構を制御することによって、前記一対のアライメントマークと前記撮像部との相対的な位置を変化させ、前記相対的な位置の変化後に、前記第1の撮像部または前記第2の撮像部に対して、前記一対のアライメントマークの他方の撮像を実行させる。
これにより、一対のアライメントマークと撮像部との相対的な位置を変化させながら、一対のアライメントマークのそれぞれの撮像が互いに異なるタイミングで実行される。したがって、例えば、一対のアライメントマークの間隔であるマーク間ピッチが、第1の撮像部と第2の撮像部との間隔である撮像間ピッチよりも短くても、その一対のアライメントマークを適切に撮像することができる。その結果、部品と基板との位置合わせの精度を高めて、部品が圧着された基板である実装基板の品質を向上することができる。
また、前記制御部は、前記一対のアライメントマークの撮像モードを、第1の撮像モードと、前記所定の撮像モードである第2の撮像モードとに切り替え、前記第1の撮像モードでは、前記一対のアライメントマークの間隔であるマーク間ピッチに、前記第1の撮像部と前記第2の撮像部との間隔である撮像間ピッチが調整されている状態で、前記第1の撮像部による前記一対のアライメントマークの一方の撮像と、前記第2の撮像部による前記一対のアライメントマークの他方の撮像とを、前記相対的な位置を変化させることなく、前記撮像部に対して実行させてもよい。
これにより、マーク間ピッチと撮像間ピッチとが等しい場合には、一対のアライメントマークを第1の撮像部と第2の撮像部とで同時に適切に撮像することができる。これにより、実装基板の生産のスループットを向上することができる。
また、前記制御部は、前記マーク間ピッチに前記撮像間ピッチが調整されているか否かを判定し、前記マーク間ピッチが前記撮像間ピッチである場合に、前記撮像モードを前記第1の撮像モードに切り替え、前記マーク間ピッチが前記撮像間ピッチでない場合に、前記撮像モードを前記第2の撮像モードに切り替えてもよい。または、前記第1の撮像部および前記第2の撮像部は、前記第1の撮像部と前記第2の撮像部との間隔である撮像間ピッチが可変に配置され、前記制御部は、前記マーク間ピッチが、前記撮像間ピッチの最小値である撮像間最小ピッチ以上であるか否かを判定し、前記マーク間ピッチが前記撮像間最小ピッチ以上である場合に、前記撮像モードを前記第1の撮像モードに切り替え、前記マーク間ピッチが前記撮像間最小ピッチ未満である場合に、前記撮像モードを前記第2の撮像モードに切り替えてもよい。
これにより、マーク間ピッチに応じて第1の撮像モードと第2の撮像モードとを自動的に切り替えることができ、部品の圧着の作業効率を向上することができる。
また、前記第2の撮像モードは、前記一対のアライメントマークの撮像に前記第1の撮像部および前記第2の撮像部が用いられる第1のパターンと、前記一対のアライメントマークの撮像に前記第1の撮像部および前記第2の撮像部のうちの一方のみが用いられる第2のパターンとを有し、前記制御部は、前記第2の撮像モードでは、第1のパターンおよび第2のパターンから何れか1つのパターンを選択し、選択された前記パターンが第1のパターンの場合には、前記第1の撮像部および前記第2の撮像部の一方に対して、前記一対のアライメントマークの一方の撮像を実行させ、前記移動機構を制御することによって前記相対的な位置を変化させ、前記相対的な位置の変化後に、前記第1の撮像部および前記第2の撮像部の他方に対して、前記一対のアライメントマークの他方の撮像を実行させ、選択された前記パターンが第2のパターンの場合には、前記第1の撮像部および前記第2の撮像部の一方に対して、前記一対のアライメントマークの一方の撮像を実行させ、前記移動機構を制御することによって前記相対的な位置を変化させ、前記相対的な位置の変化後に、前記第1の撮像部および前記第2の撮像部の一方に対して、前記一対のアライメントマークの他方の撮像を実行させてもよい。
これにより、一対のアライメントマークの撮像に、第1の撮像部および第2の撮像部の両方を用いるか、何れか一方のみを用いるかを切り替えることができ、撮像の自由度を高めることができる。
また、前記制御部は、前記パターンの選択では、前記マーク間ピッチが、前記マーク間ピッチと前記撮像間ピッチとの差分以上であるか否かを判定し、前記マーク間ピッチが前記差分以上である場合に、前記第1のパターンを選択し、前記マーク間ピッチが前記差分未満である場合に、前記第2のパターンを選択してもよい。または、前記制御部は、前記パターンの選択では、前記マーク間ピッチが、前記マーク間ピッチと前記撮像間最小ピッチとの差分以上であるか否かを判定し、前記マーク間ピッチが前記差分以上である場合に、前記第1のパターンを選択し、前記マーク間ピッチが前記差分未満である場合に、前記第2のパターンを選択し、前記第1のパターンおよび前記第2のパターンでは、前記撮像間ピッチは前記撮像間最小ピッチに調整されていてもよい。
これにより、相対的な位置の変化量を適切に抑えることができる。例えば、マーク間ピッチが上述の差分以上である場合には、その差分の距離だけ相対的な位置を変化させれば、一対のアライメントマークの一方および他方を、第1の撮像部および第2の撮像部がそれぞれ撮像することができる。つまり、マーク間ピッチの距離まで相対的な位置を変化させることなく、一対のアライメントマークの撮像を行うことができる。一方、マーク間ピッチが上述の差分未満である場合には、そのマーク間ピッチの距離だけ相対的な位置を変化させれば、一対のアライメントマークを、第1の撮像部および第2の撮像部の何れか一方のみが撮像することができる。つまり、差分の距離まで相対的な位置を変化させることなく、一対のアライメントマークの撮像を行うことができる。したがって、マーク間ピッチに応じて、相対的な位置の変化量を適切に抑えながら、一対のアライメントマークの撮像を行うことができる。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本開示を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成部材については同じ符号を付している。また、以下の実施の形態において、略等しいなどの表現を用いている。例えば、略等しいは、完全に等しいであることを意味するだけでなく、実質的に等しいである、すなわち、例えば数%程度の誤差を含むことも意味する。また、略等しいは、本開示による効果を奏し得る範囲において等しいという意味である。他の「略」を用いた表現についても同様である。
(実施の形態)
[部品実装ラインの概略構成]
図1は、本実施の形態における部品実装ラインの概略構成を示す図である。
本実施の形態における部品実装ライン1は、液晶パネルや有機EL(Electro-Luminescence)パネルなどのディスプレイパネルである基板3に部品5を実装することによって実装基板を生産するシステムである。なお、部品5は、例えば駆動回路などの電子部品である。具体的には、部品実装ライン1は、図1に示すように、基板搬入部10と、貼着部20と、仮圧着部30と、本圧着部40と、基板搬出部50とを有する。基板搬入部10、貼着部20、仮圧着部30、本圧着部40、および基板搬出部50は、この順で連結されている。
基板搬入部10は、作業者または上流側の他の装置から搬入される矩形の基板3を受け取る。そして、その基板3は下流側の貼着部20に搬出される。
貼着部20は、基板搬入部10から搬出された基板3を受け取り、その基板3の周縁にある複数の電極部4のそれぞれに接着部材を貼着する。そして、その接着部材が貼着された基板3は仮圧着部30に搬出される。なお、複数の電極部4のそれぞれは、例えば、複数の電極により構成されている。
仮圧着部30は、貼着部20から搬出された基板3を受け取り、その基板3の接着部材が貼着されている部位に部品5を搭載して圧着する。そして、その部品5が圧着された基板3は本圧着部40に搬出される。なお、仮圧着部30で実行される圧着は、仮圧着とも呼ばれる。
本圧着部40は、仮圧着部30から搬出された基板3を受け取り、その基板3に仮圧着された部品5に対して本圧着(熱圧着ともいう)を行う。そして、その本圧着が行われた基板3は基板搬出部50に搬出される。
基板搬出部50は、本圧着部40から搬出された基板3を受け取る。基板搬出部50に受け取られた基板3は下流側に搬出される。
このように、部品実装ライン1は、搬入された基板3の周縁に設けられた複数の電極部4のそれぞれに部品5を実装する部品実装作業を実行し、部品5が実装された基板3である実装基板を基板搬出部50から搬出する。
[部品実装ラインの詳細構成]
図2は、本実施の形態における部品実装ライン1の平面図である。具体的には、図2は、部品実装ライン1を上方から見た構成を示す。なお、本実施の形態において、基板の搬送方向をX軸方向と称し、鉛直方向をZ軸方向と称し、X軸方向およびZ軸方向に垂直な方向、すなわち奥行き方向をY軸方向と称す。また、X軸方向の負側および正側は、基板の搬送方向の上流側および下流側にそれぞれ相当し、Z軸方向の負側および正側は、鉛直方向の下側および上側にそれぞれ相当し、Y軸方向の負側および正側は、奥行き方向の手前側および奥側、または、前側および後側にそれぞれ相当する。
基板搬入部10は、搬入される基板3を載置するための基台1aを備える。基板搬入部10の基台1aには、基板3が載置されるステージ11が設けられている。ステージ11は、基台1aに対してZ軸方向に昇降する。また、ステージ11の上面には、複数の吸着孔11aが設けられている。このようなステージ11は、作業者または上流側の他の装置から搬入されてステージ11上に載置された基板3を、図示しないポンプ等の吸引器によって吸着孔11aから真空吸着して保持する。
貼着部20は、基板3の電極部4に接着部材であるACF(Anisotropic Conductive Film)を貼着する貼着作業(言い換えると、貼着工程)を行う機能を備える。なお、ACFは、異方性導電接着剤とも称され、基板3の電極部4と部品5とを電気的に導通させるための部材である。貼着部20は、基板移動機構21と、貼着機構22とを備える。
基板移動機構21は、基板3を移動させる機構である。基板移動機構21は、例えば、X軸方向に可動なX軸テーブルと、Y軸方向に可動なY軸テーブルと、Z軸方向に可動なZ軸テーブルと、ステージ23とを備える。基板移動機構21には、基台1b上に下方から順に、X軸テーブルと、Y軸テーブルと、Z軸テーブルと、ステージ23とが重ねて設けられている。
Y軸テーブルは、Y軸方向に延びて設けられ、X軸テーブル上をX軸方向に自在に移動する。Z軸テーブルは、Y軸テーブル上をY軸方向に自在に移動し、上部に設けられたステージ23をZ軸方向に昇降するとともにZ軸回りに回転させる。
また、ステージ23の上面には、複数の吸着孔23aが設けられており、ステージ23は、その上面に載置された基板3を真空吸着して保持する。このように、基板移動機構21は、基板3を吸着保持して水平面内(具体的には、X軸方向およびY軸方向)で移動させ、上下方向(具体的には、Z軸方向)に昇降させるとともにZ軸回りに回転させる。
貼着機構22は、基台1bの上方に、X軸方向に並んだ例えば2つの貼着ヘッドを備えている。各貼着ヘッドは、ACFを供給する供給部と、ACFを基板3に貼着するための貼着ツールとを備えている。2つの貼着ヘッドのそれぞれは、基板3上の複数の電極部4に対応する位置にACFを貼着する。また、2つの貼着ヘッドのそれぞれに対応する下方の位置には、貼着支持台が備えられている。
仮圧着部30は、基板3のACFが貼着された領域(すなわち圧着対象部位)に部品5を搭載して仮圧着する仮圧着工程を実行する。仮圧着部30は、基板移動機構31と、部品搭載機構32と、部品供給部33と、トレイ移動部33eとを備える。
基板移動機構31は、貼着部20の基板移動機構21と同様の構造を有する。具体的には、基板移動機構31は、基板3を保持するステージ37を有する。ステージ37の上面には、複数の吸着孔37aが設けられている。基板移動機構31は、そのステージ37上に載置された基板3をその複数の吸着孔37aによって真空吸着して保持する。また、基板移動機構31は、基板3を吸着保持するステージ37を水平面内で移動させ、上下方向に昇降させるとともにZ軸回りに回転させる機能を備える。基板移動機構31は、そのステージ37の移動および回転によって、吸着保持されている基板3のACFが貼着された領域を、部品搭載機構32のバックアップステージである下受け部36の上方に位置させる。なお、基板移動機構31は、上述のように吸着孔37aを有するが、その吸着孔37aを有さずに、そのステージ37を移動および回転させてもよい。
部品供給部33は、部品搭載機構32の奥側方(すなわちY軸方向正側)に基台1bの後部から張り出して設けられている。例えば、部品供給部33には、2つのトレイセットがX軸方向に沿って配置される。トレイセットは、複数のトレイ7からなり、これらのトレイ7はZ軸方向に沿って段積みされている。また、これらのトレイ7には、複数の部品5が例えばマトリクス状に載置されている。部品供給部33は、トレイ7ごと複数の部品5を供給する。
トレイ移動部33eは、部品供給部33から供給される、複数の部品5が載置されているトレイ7をY軸方向負側に移動させる。
部品搭載機構32は、圧着ツール34と、ツール移動機構34aと、下受け部36とを備える。ツール移動機構34aは、圧着ツール34をX軸方向およびY軸方向に移動させる。下受け部36は、ステージ37に保持されている基板3における予め定められた部位である圧着対象部位を下方から支持する。なお、この圧着対象部位は、基板3の縁部においてACFが貼着されている部位である。
圧着ツール34は、部品5を保持し、ステージ37に保持されている基板3に部品5を圧着する。具体的には、圧着ツール34は、ツール移動機構34aによってX軸方向およびY軸方向に移動し、トレイ移動部33eによって移動されたトレイ7に載置されている圧着対象の部品5の上で停止する。その後、圧着ツール34は、降下してその圧着対象の部品5を上方から吸着し、その部品5を保持しながら上昇(つまり、ピックアップ)する。そして、圧着ツール34は、ツール移動機構34aによってX軸方向およびY軸方向に移動し、下受け部36の上で停止する。その後、圧着ツール34は、Z軸方向に降下して、下受け部36に支持されている基板3の圧着対象部位にその部品5を圧着する。つまり、圧着ツール34は、吸着した部品5をACF上に搭載して基板3ごと下受け部36に押し付けることで、基板3に部品5を仮圧着する。例えば、圧着ツール34は、約80℃に加熱された状態で、部品5を基板3に圧着する。なお、仮圧着部30は、基板移動機構31によって保持されている基板3の方向を90度回転させる機構を備えてもよい。
本圧着部40は、仮圧着部30によって基板3に仮圧着された部品5を基板3に本圧着(つまり、熱圧着)する本圧着工程(つまり、熱圧着工程)を実行する。こうすることで、基板3に形成された電極部4と部品5とはACFを介して電気的に接続される。このような本圧着部40は、基板移動機構41と、圧着機構42とを備える。
基板移動機構41は、貼着部20の基板移動機構21と同様の構造を有する。具体的には、基板移動機構41は、ステージ49を有する。ステージ49の上面には、複数の吸着孔49aが設けられている。基板移動機構41は、そのステージ49上に載置された基板3をその複数の吸着孔49aによって真空吸着して保持する。また、基板移動機構41は、基板3を吸着保持するステージ49を水平面内で移動させ、上下方向に昇降させるとともにZ軸回りに回転させる機能を備える。基板移動機構41は、そのステージ49の移動および回転によって、吸着保持されている基板3の部品5が仮圧着された領域を、圧着機構42の下受け部46の上方に位置させる。
圧着機構42は、基台1b上に設けられ、圧着ツール43と下受け部46とを備える。
圧着ツール43は、加熱され、下受け部46によって支持されている基板3の部品5を下受け部46側に押圧する。例えば、圧着ツール43は、約200℃に加熱された状態で、部品5を押圧する。これにより、部品5は本圧着され、基板3に形成された電極部4と部品5とはACFを介して電気的に接続される。
基板搬出部50は、本圧着部40から搬送された基板3をステージ51上に真空吸着して保持する機能を備える。基板搬出部50において保持された基板3は、下流側の他の装置に搬出されるか、作業者によってステージ51から取り出される。
ステージ51は、基台1cに対してZ軸方向に昇降する。また、ステージ51の上面には、複数の吸着孔51aが設けられており、ステージ51は、本圧着部40から移送された基板3をその上面で真空吸着して保持する。
搬送部60は、基板3を搬送する装置である。具体的には、搬送部60は、基板搬入部10に搬入された基板3を、貼着部20、仮圧着部30、本圧着部40、および、基板搬出部50へこの順に受け渡す(移送する)機能を備える。搬送部60は、貼着部20、仮圧着部30、および本圧着部40の前方領域(すなわちY軸方向負側)に配置されている。搬送部60は、基台1a、基台1b、および、基台1cにわたってX軸方向に延びた移動ベース61上に、上流側から順に配置されている、基板搬送機構62A、基板搬送機構62B、基板搬送機構62C、および、基板搬送機構62Dを備えている。
基板搬送機構62A~62Dは、それぞれ基部63および1以上のアームユニット64を備える。本実施の形態では、基板搬送機構62A~62Dがそれぞれ2基のアームユニット64を備える場合を例示している。基部63は、移動ベース61上に設けられ、X軸方向に自在に移動する。基部63上には、2基のアームユニット64がX軸方向に並んで設けられている。アームユニット64は、基板3を上方から真空吸着する。
基板搬送機構62A~62Dのそれぞれは、ステージ11、23、37、49、51が保持する基板3を上方から真空吸着する基板受け渡し位置に移動して、昇降するステージ11、23、37、49、51から基板3の受け取りまたは受け渡しを行う。例えば、基板搬送機構62Aは、基板搬入部10のステージ11に載置された基板3を受け取り、貼着部20のステージ23に受け渡す。また、例えば、基板搬送機構62Bは、貼着部20のステージ23から基板3を受け取り、仮圧着部30のステージ37に受け渡す。また、例えば、基板搬送機構62Cは、仮圧着部30のステージ37から基板3を受け取り、本圧着部40のステージ49に受け渡す。また、例えば、基板搬送機構62Dは、本圧着部40のステージ49から基板3を受け取り、基板搬出部50のステージ51に受け渡す。
図3は、部品実装ライン1に備えられている、コンピュータと、そのコンピュータによって制御される各構成要素とを示す図である。
部品実装ライン1は、図3に示すようにコンピュータ2を備える。このコンピュータ2は、例えば、貼着部20、仮圧着部30、本圧着部40、および搬送部60などと例えば制御線によって通信可能に接続され、これらの各部を制御する。コンピュータ2は、制御部2aと、記憶部2bと、表示部2cとを備える。
表示部2cは、画像および文字などを表示し、例えば液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどで構成されている。なお、表示部2cは、これらのディスプレイに限定されることはない。
記憶部2bは、基板3のサイズ、基板3に実装される部品5の種類、実装位置、実装方向、および、基板3を移送するタイミング等の部品実装作業に必要な各種データと、制御部2aが実行する制御プログラム等とを記憶する。記憶部2bは、例えばROM(Read Only Memory)またはRAM(Random Access Memory)等により実現される。
制御部2aは、貼着部20の基板移動機構21、仮圧着部30の基板移動機構31、本圧着部40の基板移動機構41、および搬送部60を制御して、基板3を各部間で次の工程へ移送する基板移送作業を実行する。基板移送作業における上流側から下流側への基板3の移送は、各部間で同期して行われる。
また、制御部2aは、貼着部20を制御する。つまり、制御部2aは、基板移動機構21によって保持される基板3の向きおよび位置を変更し、ヘッド移動モータによって複数の貼着ヘッドの間隔を変更し、貼着機構22によって基板3にACFを貼着する貼着作業を貼着部20に実行させる。
また、制御部2aは、仮圧着部30を制御する。つまり、制御部2aは、基板移動機構31によって保持される基板3の向きおよび位置を変更し、部品5の基板3への仮圧着を部品搭載機構32に実行させる。このとき、制御部2aは、仮圧着部30に備えられている撮像部39による撮像の結果に応じて基板3の位置を補正または変更してもよい。その撮像部39は、撮像移動機構38によって移動される。また、制御部2aは、部品供給部33およびトレイ移動部33eを制御することによって、部品供給部33から供給される部品5を部品搭載機構32側に移動させる。
また、制御部2aは、本圧着部40を制御することで、基板移動機構41によって保持される基板3の向きおよび位置を変更し、基板3に仮圧着された部品5を圧着機構42に本圧着させる。
また、制御部2aは、表示部2cを制御することによって、その表示部2cに画像および文字などを表示する。
このような制御部2aは、例えば、部品実装ライン1が有する各部および各機構を制御するための、記憶部2bに記憶されている制御プログラムと、その制御プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)などのプロセッサとにより実現される。
[部品圧着装置の構成]
図4は、本実施の形態における部品圧着装置100の構成を示すブロック図である。
部品圧着装置100は、部品実装ライン1における仮圧着部30と、コンピュータ2の制御部2aとからなる。
具体的には、部品圧着装置100は、制御部2aと、部品供給部33と、トレイ移動部33eと、撮像部39と、圧着ツール34と、ステージ37と、移動機構Kとを備える。
撮像部39は、第1のカメラ39Lおよび第2のカメラ39Rを含む。第1のカメラ39Lおよび第2のカメラ39Rは、それぞれ第1の撮像部および第2の撮像部の一例である。
移動機構Kは、上述のツール移動機構34a、基板移動機構31、および撮像移動機構38を含む。つまり、本実施の形態における移動機構Kは、圧着ツール34、ステージ37、および撮像部39のうちの少なくとも1つを移動させる。
制御部2aは、部品供給部33、トレイ移動部33e、撮像部39、圧着ツール34、および移動機構Kを制御する。
[部品と基板の外観]
図5は、基板3および部品5の外観の一例を示す図である。
図5の(a)に示すように、基板3には、複数のリードなどの電極からなる電極部4と、その電極部4をX軸方向に挟むように配置される一対の第1のアライメントマークMbとが形成されている。この一対の第1のアライメントマークMbの間隔である基板マーク間ピッチAbは、予め定められている。そして、電極部4を覆うようにACF91が基板3に貼り付けられている。
制御部2aは、撮像部39による基板3の撮像によって生成される基板撮像データを用いて、その一対の第1のアライメントマークMbの位置を特定する。
また、図5の(b)に示すように、部品5には、複数のリードなどの電極からなる電極部6と、その電極部6をX軸方向に挟むように配置される一対の第2のアライメントマークMcとが形成されている。この一対の第2のアライメントマークMcの間隔である部品マーク間ピッチAcは、基板マーク間ピッチAbと等しくなるように予め定められている。なお、基板マーク間ピッチAbおよび部品マーク間ピッチAcは、以下、マーク間ピッチと総称される。
制御部2aは、撮像部39による部品5の撮像によって生成される部品撮像データを用いて、その一対の第2のアライメントマークMcの位置を特定する。
[撮像部による撮像の詳細]
図6は、本実施の形態における撮像部39に含まれる第1のカメラ39Lおよび第2のカメラ39Rと撮像移動機構38とのそれぞれの一例を示す図である。
第1のカメラ39Lおよび第2のカメラ39Rは、下受け部36の下側に配置され、Z軸方向上方を撮像する。また、第1のカメラ39Lおよび第2のカメラ39Rは、X軸方向に配列されている。
撮像移動機構38は、例えば第1のカメラ39Lおよび第2のカメラ39Rのそれぞれを移動させることによって、それらの撮像範囲を移動させる。撮像移動機構38は、第1のカメラ39Lおよび第2のカメラ39RのそれぞれをX軸方向に沿って移動させることによって、それらカメラ間の距離、すなわち撮像間ピッチを変更する。
部品5が撮像されるときには、圧着ツール34は、部品5に形成されている複数の電極からなる電極部6と、その電極部6を挟むように配置される一対の第2のアライメントマークMcとが下方に向けられた状態で、その部品5を吸着保持している。そして、その一対の第2のアライメントマークMcは、下受け部36に対向するように配置される。
第1のカメラ39Lおよび第2のカメラ39Rは、下受け部36の2つの貫通部h1を介して、部品5の一対の第2のアライメントマークMcを下方側から撮像する。なお、2つの貫通部h1のそれぞれは、例えばX軸方向に沿って配列された、下受け部36の上面に開口を有する孔であって、その下受け部36をZ軸方向に沿って貫通している。第1のカメラ39Lは、X軸方向正側の貫通部h1を介して、部品5におけるX軸方向正側の第2のアライメントマークMcを撮像する。第2のカメラ39Rは、X軸方向負側の貫通部h1を介して、部品5におけるX軸方向負側の第2のアライメントマークMcを撮像する。なお、本実施の形態における貫通部h1は、孔であるが、Y軸方向正側に凹んだ溝であってもよく、透光性を有するガラスなどの部材から成っていてもよい。
基板3が撮像されるときには、ステージ37に保持されている基板3の縁部は、下受け部36の上方に配置されている。また、その縁部の上面には、複数の電極からなる電極部4と、その電極部4を挟むように配置される一対の第1のアライメントマークMbとが形成されている。さらに、その縁部の上面には、ACF91が電極部4を覆うように貼り付けられている。
第1のカメラ39Lおよび第2のカメラ39Rは、下受け部36の2つの貫通部h1を介して、基板3の一対の第1のアライメントマークMbを下方側から撮像する。なお、基板3における一対の第1のアライメントマークMbが形成されている部分は透光性を有する。したがって、基板3の上面に形成されている第1のアライメントマークMbは、その透光性を有する部分を介して撮像される。第1のカメラ39Lは、X軸方向正側の貫通部h1を介して、基板3におけるX軸方向正側の第1のアライメントマークMbを撮像する。第2のカメラ39Rは、X軸方向負側の貫通部h1を介して、基板3におけるX軸方向負側の第1のアライメントマークMbを撮像する。
また、圧着ツール34およびステージ37は、移動機構KによってX軸方向およびY軸方向に移動する。また、撮像部39は、移動機構KによってX軸方向に移動する。したがって、一対の第1のアライメントマークMbと撮像部39との相対的な位置は、移動機構Kによって変化し、同様に、一対の第2のアライメントマークMcと撮像部39との相対的な位置は、移動機構Kによって変化する。また、撮像部39に含まれる第1のカメラ39Lと第2のカメラ39Rは、その第1のカメラ39Lと第2のカメラ39Rとの間隔である撮像間ピッチが可変に配置されている。本実施の形態では、移動機構Kはその撮像間ピッチを変更する。
ここで、その撮像間ピッチは、最小値を有する。したがって、第1のカメラ39Lと第2のカメラ39Rとの間隔をその最小値未満にすることはできない。以下、その最小値は、撮像間最小ピッチとも呼ばれる。その結果、部品5および基板3のマーク間ピッチがその撮像間最小ピッチよりも短い場合には、一対の第1のアライメントマークMbまたは一対の第2のアライメントマークMcを同時に撮像することができない場合がある。
そこで、本実施の形態における制御部2aは、一対のアライメントマークの撮像モードを、その一対のアライメントマークのマーク間ピッチに応じて、第1の撮像モードと、第2の撮像モードとに切り替える。その一対のアライメントマークは、一対の第1のアライメントマークMbまたは一対の第2のアライメントマークMcである。第1の撮像モードは、第1のカメラ39Lおよび第2のカメラ39Rが、一対のアライメントマークを同時に撮像するモードである。第2の撮像モードは、第1のカメラ39Lまたは第2のカメラ39Rが、一対のアライメントマークの一方を撮像し、上述の相対的な位置が変化した後に、第1のカメラ39Lまたは第2のカメラ39Rが、一対のアライメントマークの他方を撮像するモードである。
図7は、部品5および基板3が撮像されるときの第1のカメラ39L、下受け部36および圧着ツール34をX軸方向から見た状態を示す図である。
部品5の撮像では、図7の(a)に示すように、第1のカメラ39Lは、下受け部36の下側から、その下受け部36の貫通部h1を介して、下受け部36の上方にある部品5の一対の第2のアライメントマークMcの一方を撮像する。第1の撮像モードでは、上述のように一対の第2のアライメントマークMcの一方の撮像が行われるときに、第2のカメラ39Rが、同様に、下受け部36の貫通部h1を介して部品5の一対の第2のアライメントマークMcの他方を撮像する。一方、第2の撮像モードでは、上述のように一対の第2のアライメントマークMcの一方の撮像が行われた後に、第1のカメラ39Lまたは第2のカメラ39Rが、下受け部36の貫通部h1を介して部品5の一対の第2のアライメントマークMcの他方を撮像する。
基板3の撮像は、部品5の撮像後に行われる。基板3の撮像では、図7の(b)に示すように、第1のカメラ39Lは、下受け部36の下側から、その下受け部36の貫通部h1を介して、下受け部36の上面に載置された基板3の一対の第1のアライメントマークMbの一方を撮像する。第1の撮像モードでは、上述のように一対の第1のアライメントマークMbの一方の撮像が行われるときに、第2のカメラ39Rが、同様に、下受け部36の貫通部h1を介して基板3の一対の第1のアライメントマークMbの他方を撮像する。一方、第2の撮像モードでは、上述のように一対の第1のアライメントマークMbの一方の撮像が行われた後に、第1のカメラ39Lまたは第2のカメラ39Rが、下受け部36の貫通部h1を介して基板3の一対の第1のアライメントマークMbの他方を撮像する。
このように、制御部2aは、基板3および部品5のそれぞれが有する一対のアライメントマークを撮像部39に撮像させる。そして、制御部2aは、撮像部39による撮像結果に基づいて、移動機構Kを制御することによって、圧着ツール34に保持されている部品5とステージ37に保持されている基板3との位置合わせを行い、部品5の基板3への圧着を圧着ツール34に実行させる。
図8は、本実施の形態における撮像モードを説明するための図である。なお、部品5または基板3は、以下、圧着対象部材Pとも称され、一対の第1のアライメントマークMbおよび一対の第2のアライメントマークMcは、以下、一対のアライメントマークMとも称される。
制御部2aは、一対のアライメントマークMを撮像するための撮像モードを第1の撮像モードと第2の撮像モードとに切替える。そして、制御部2aは、切り替えられた撮像モードにしたがって第1のカメラ39Lおよび第2のカメラ39Rに対して、圧着対象部材Pの一対のアライメントマークMの撮像を実行させる。
まず、制御部2aは、圧着対象部材Pの一対のアライメントマークMの間隔であるマーク間ピッチAと、撮像間ピッチの最小値である撮像間最小ピッチBminとを特定する。そして、制御部2aは、マーク間ピッチAが、撮像間最小ピッチBmin以上であるか否かを判定する。ここで、マーク間ピッチAが撮像間最小ピッチBmin以上である場合(すなわちA≧Bminの場合)には、制御部2aは、撮像モードを第1の撮像モードに切り替える。逆に、マーク間ピッチAが撮像間最小ピッチBmin未満である場合(すなわちA<Bminの場合)には、撮像モードを第2の撮像モードに切り替える。
第1の撮像モードは、第1のカメラ39LによるX軸方向正側のアライメントマークMの撮像と、第2のカメラ39RによるX軸方向負側のアライメントマークMの撮像とが、同時に実行されるモードである。撮像モードが第1の撮像モードに切り替えられると、制御部2aは、移動機構Kを制御することによって、図8の(a)に示すように、第1のカメラ39LをX軸方向正側のアライメントマークMの下方に配置し、第2のカメラ39RをX軸方向負側のアライメントマークMの下方に配置する。これにより、マーク間ピッチAと撮像間ピッチBとが略等しく設定される。そして、制御部2aは、一対のアライメントマークMの間隔であるマーク間ピッチAに撮像間ピッチBが調整されている状態で、第1のカメラ39Lによる一対のアライメントマークMの一方の撮像と、第2のカメラ39Rによる一対のアライメントマークMの他方の撮像とを、上述の相対的な位置を変化させることなく、撮像部39に対して実行させる。
第2の撮像モードは、図8に示すように第1のパターンと第2のパターンとを有する。この第2の撮像モードでは、何れのパターンであっても、X軸方向正側のアライメントマークMの撮像と、X軸方向負側のアライメントマークMの撮像とが、互いに異なるタイミングに実行される。つまり、第2の撮像モードでは、図8の(b)~(e)に示すように、制御部2aは、まず、第1のカメラ39Lまたは第2のカメラ39Rに対して、一対のアライメントマークMの一方の撮像を実行させる。制御部2aは、その一対のアライメントマークMの一方の撮像後に、移動機構Kを制御することによって、一対のアライメントマークMと撮像部39との相対的な位置を変化させる。制御部2aは、その相対的な位置の変化後に、第1のカメラ39Lまたは第2のカメラ39Rに対して、一対のアライメントマークMの他方の撮像を実行させる。図8の(b)~(e)の例では、X軸方向正側のアライメントマークMの撮像が先に実行され、X軸方向負側のアライメントマークMの撮像が後に実行されるが、その順序はこれに限定されることなく、逆であってもよい。
ここで、第2の撮像モードの第1のパターンは、一対のアライメントマークMの撮像に第1のカメラ39Lおよび第2のカメラ39Rが用いられるパターンである。一方、第2の撮像モードの第2のパターンは、一対のアライメントマークMの撮像に第1のカメラ39Lおよび第2のカメラ39Rのうちの一方のみが用いられるパターンである。制御部2aは、第2の撮像モードでは、第1のパターンおよび第2のパターンのうち、上述の相対的な位置の変化量が少ないパターンを選択する。つまり、制御部2aは、撮像モードが第2の撮像モードに切り替えられると、第2の撮像モードの第1のパターンおよび第2のパターンから何れか1つのパターンを選択する。このとき、制御部2aは、マーク間ピッチAが、そのマーク間ピッチAと撮像間最小ピッチBminとの差分以上であるか否かを判定する。そして、制御部2aは、マーク間ピッチAがその差分以上である場合(すなわちA≧Bmin-Aの場合)に、第1のパターンを選択し、マーク間ピッチAがその差分未満である場合(すなわちA<Bmin-Aの場合)に、第2のパターンを選択する。なお、第1のパターンおよび第2のパターンでは、撮像間ピッチBは撮像間最小ピッチBminに調整されている。
制御部2aは、選択されたパターンが第1のパターンの場合には、図8の(b)に示すように、第1のカメラ39Lの上方に、一対のアライメントマークMのうちのX軸方向正側のアライメントマークMが位置するように、移動機構Kを制御する。そして、制御部2aは、第1のカメラ39Lに対してそのX軸方向正側のアライメントマークMの撮像を実行させる。その後、制御部2aは、図8の(c)に示すように、移動機構Kを制御することによって上述の相対的な位置を変化させる。つまり、制御部2aは、第2のカメラ39Rの上方に、一対のアライメントマークMのうちのX軸方向負側のアライメントマークMが位置するように、移動機構Kを制御する。例えば、移動機構Kは、圧着ツール34またはステージ37を移動させることによって、その圧着ツール34またはステージ37に保持されている圧着対象部材PをX軸方向負側に移動させる。あるいは、移動機構Kは、撮像部39をX軸方向正側に移動させる。そして、制御部2aは、第2のカメラ39Rに対してそのX軸方向負側のアライメントマークMの撮像を実行させる。
このように、第1のパターンの場合には、制御部2aは、第1のカメラ39Lおよび第2のカメラ39Rの一方に対して、一対のアライメントマークMの一方の撮像を実行させ、移動機構Kを制御することによって上述の相対的な位置を変化させる。制御部2aは、その相対的な位置の変化後に、第1のカメラ39Lおよび第2のカメラ39Rの他方に対して、一対のアライメントマークMの他方の撮像を実行させる。
制御部2aは、選択されたパターンが第2のパターンの場合には、図8の(d)に示すように、第1のカメラ39Lの上方に、一対のアライメントマークMのうちの一方(図の8(d)では、X軸方向正側のアライメントマークM)が位置するように、移動機構Kを制御する。そして、制御部2aは、第1のカメラ39Lに対してそのアライメントマークM(図8の(d)では、X軸方向正側のアライメントマークM)の撮像を実行させる。その後、制御部2aは、図8の(e)に示すように、移動機構Kを制御することによって上述の相対的な位置を変化させる。つまり、制御部2aは、第1のカメラ39Lの上方に、一対のアライメントマークMのうちの他方(図8の(e)では、X軸方向負側のアライメントマークM)が位置するように、移動機構Kを制御する。例えば、移動機構Kは、圧着ツール34またはステージ37を移動させることによって、その圧着ツール34またはステージ37に保持されている圧着対象部材PをX軸方向(図8の(e)ではX軸方向正側)に移動させる。あるいは、移動機構Kは、撮像部39をX軸方向(図8の(e)ではX軸方向負側)に移動させる。そして、制御部2aは、第1のカメラ39Lに対してその他方(図8の(e)ではX軸方向負側のアライメントマークM)の撮像を実行させる。
このように、第2のパターンの場合には、制御部2aは、第1のカメラ39Lおよび第2のカメラ39Rの一方に対して、一対のアライメントマークMの一方の撮像を実行させ、移動機構Kを制御することによって上述の相対的な位置を変化させる。制御部2aは、その相対的な位置の変化後に、その第1のカメラ39Lおよび第2のカメラ39Rの一方に対して、一対のアライメントマークMの他方の撮像を実行させる。なお、図8の(d)および(e)の例では、その第1のカメラ39Lおよび第2のカメラ39Rの一方は、第1のカメラ39Lであるが、第2のカメラ39Rであってもよい。また、図8の(d)および(e)の例では、一対のアライメントマークMのうちのX軸方向正側のアライメントマークMの撮像を行ってからX軸方向負側のアライメントマークMの撮像を行っているが、撮像の順番は逆でもよい。
第1のパターンでは、移動機構Kによる相対的な位置の変化によって、圧着対象部材Pは撮像部39に対してX軸方向に沿って上述の差分(すなわちBmin-A)だけ移動する。一方、第2のパターンでは、移動機構Kによる相対的な位置の変化によって、圧着対象部材Pは撮像部39に対してX軸方向に沿ってマーク間ピッチAだけ移動する。したがって、A≧Bmin-Aの場合には、第1のパターンが選択されるため、その移動量、すなわち相対的な位置の変化量を、第2のパターンよりも少なくすることができる。また、A<Bmin-Aの場合には、第2のパターンが選択されるため、その移動量、すなわち相対的な位置の変化量を、第1のパターンよりも少なくすることができる。
図9は、本実施の形態における制御部2aの撮像に関する処理動作の一例を示すフローチャートである。
まず、制御部2aは、圧着対象部材Pのマーク間ピッチAを特定する(ステップS11)。さらに、制御部2aは、撮像間最小ピッチBminを特定する(ステップS12)。
そして、制御部2aは、マーク間ピッチAが撮像間最小ピッチBmin以上であるか否かを判定する(ステップS13)。ここで、制御部2aは、そのマーク間ピッチAが撮像間最小ピッチBmin以上であると判定すると(ステップS13のYes)、第1の撮像モードによる撮像を、移動機構Kおよび撮像部39に実行させる(ステップS14)。つまり、圧着対象部材Pの一対のアライメントマークMが、第1の撮像モードによって撮像される。一方、制御部2aは、そのマーク間ピッチAが撮像間最小ピッチBmin未満であると判定すると(ステップS13のNo)、第2の撮像モードによる撮像を、移動機構Kおよび撮像部39に実行させる(ステップS20)。つまり、圧着対象部材Pの一対のアライメントマークMが、第2の撮像モードによって撮像される。
図10は、本実施の形態における制御部2aによる第2の撮像モードの詳細な処理動作の一例を示すフローチャートである。つまり、図10は、図9のステップS20の処理動作を詳細に示すフローチャートである。
まず、制御部2aは、撮像間最小ピッチBminからマーク間ピッチAを減算することによって、その差分(Bmin-A)を算出する(ステップS21)。そして、制御部2aは、マーク間ピッチAがその差分(Bmin-A)以上であるか否かを判定する(ステップS22)。
ここで、制御部2aは、マーク間ピッチAがその差分(Bmin-A)以上であると判定すると(ステップS22のYes)、第1のパターンによる撮像を、移動機構Kおよび撮像部39に実行させる(ステップS23)。つまり、圧着対象部材Pの一対のアライメントマークMが、第2の撮像モードの第1のパターンによって撮像される。一方、制御部2aは、マーク間ピッチAがその差分(Bmin-A)未満であると判定すると(ステップS22のNo)、第2のパターンによる撮像を、移動機構Kおよび撮像部39に実行させる(ステップS24)。つまり、圧着対象部材Pの一対のアライメントマークMが、第2の撮像モードの第2のパターンによって撮像される。
以上のように、本実施の形態では、第2の撮像モードでは、制御部2aは、第1のカメラ39Lまたは第2のカメラ39Rに対して、一対のアライメントマークMの一方の撮像を実行させる。そして、制御部2aは、一対のアライメントマークMの一方の撮像後に、移動機構Kを制御することによって、一対のアライメントマークMと撮像部39との相対的な位置を変化させる。さらに、制御部2aは、相対的な位置の変化後に、第1のカメラ39Lまたは第2のカメラ39Rに対して、一対のアライメントマークMの他方の撮像を実行させる。
これにより、一対のアライメントマークMと撮像部39との相対的な位置を変化させながら、一対のアライメントマークMのそれぞれの撮像が互いに異なるタイミングで実行される。したがって、例えば、一対のアライメントマークMの間隔であるマーク間ピッチAが、第1のカメラ39Lと第2のカメラ39Rとの間隔である撮像間ピッチBよりも短くても、その一対のアライメントマークMを適切に撮像することができる。その結果、部品5と基板3との位置合わせの精度を高めて、部品5が圧着された基板3である実装基板の品質を向上することができる。
なお、上記実施の形態では、撮像間ピッチBが可変であって、撮像間最小ピッチBminとマーク間ピッチAと基づいて、撮像モードが第2の撮像モードに切り替えられるが、撮像間ピッチBは固定されていてもよい。この場合、制御部2aは、マーク間ピッチAが撮像間ピッチBと異なる場合に、撮像モードを第2の撮像モードに切り替える。つまり、上述の撮像間最小ピッチBminは、固定されている撮像間ピッチBに置き換えられてもよい。この場合、図9に示すフローチャートのステップS13では、制御部2aは、マーク間ピッチAが撮像間ピッチBであるか否かを判定する(ステップS13)。そして、制御部2aは、マーク間ピッチAが撮像間ピッチBである場合に、撮像モードを第1の撮像モードに切り替え(ステップS14)、マーク間ピッチAが撮像間ピッチBでない場合に、撮像モードを第2の撮像モードに切り替える(ステップS20)。つまり、マーク間ピッチAが撮像間ピッチBよりも長くても短くても、撮像モードは第2の撮像モードに切り替えられる。また、図10に示すフローチャートでは、制御部2aは、撮像間ピッチBからマーク間ピッチAを減算することによって、その差分(B-A)を算出する(ステップS21)。そして、制御部2aは、マーク間ピッチAがその差分(B-A)以上であるか否かを判定する(ステップS22)。ここで、制御部2aは、マーク間ピッチAがその差分(B-A)以上であると判定すると(ステップS22のYes)、第1のパターンによる撮像を、移動機構Kおよび撮像部39に実行させる(ステップS23)。一方、制御部2aは、マーク間ピッチAがその差分(B-A)未満であると判定すると(ステップS22のNo)、第2のパターンによる撮像を、移動機構Kおよび撮像部39に実行させる(ステップS24)。
なお、ステップS13において、マーク間ピッチAが撮像間ピッチBであるか否かを判定する際に、マーク間ピッチAと撮像間ピッチBの差分が所定の範囲内である場合にステップS14に切り替え、マーク間ピッチAと撮像間ピッチBの差分が所定の範囲を超える場合にステップS20に切り替えるようにしてもよい。この場合、所定の範囲は、第1のカメラ39Lおよび第2のカメラ39Rのそれぞれの視野に一対のアライメントマークMの一方と他方とを捉えることが可能な差分の範囲であり、例えば、第1のカメラ39Lおよび第2のカメラ39Rの視野が同じ場合、その視野の寸法の1/2である。
また、本実施の形態では、制御部2aは、撮像モードを、第1の撮像モードと第2の撮像モードとに切り替える。その第1の撮像モードでは、制御部2aは、マーク間ピッチAに撮像間ピッチBが調整されている状態で、第1のカメラ39Lによる一対のアライメントマークMの一方の撮像と、第2のカメラ39Rによる一対のアライメントマークMの他方の撮像とを、相対的な位置を変化させることなく、撮像部39に対して実行させる。
これにより、マーク間ピッチAと撮像間ピッチBとが等しい場合には、一対のアライメントマークMを第1のカメラ39Lと第2のカメラ39Rとで同時に適切に撮像することができる。これにより、実装基板の生産のスループットを向上することができる。
また、本実施の形態では、制御部2aは、マーク間ピッチAが撮像間最小ピッチBmin以上である場合に、撮像モードを第1の撮像モードに切り替え、マーク間ピッチAが撮像間最小ピッチBmin未満である場合に、撮像モードを前記第2の撮像モードに切り替える。
これにより、マーク間ピッチAに応じて第1の撮像モードと第2の撮像モードとを自動的に切り替えることができ、部品5の圧着の作業効率を向上することができる。
また、本実施の形態では、制御部2aは、第2の撮像モードでは、第1のパターンおよび第2のパターンから何れか1つのパターンを選択する。第1のパターンでは、制御部2aは、第1のカメラ39Lおよび第2の39Rの一方に対して、一対のアライメントマークMの一方の撮像を実行させ、相対的な位置の変化後に、第1のカメラ39Lおよび第2のカメラ39Rの他方に対して、一対のアライメントマークMの他方の撮像を実行させる。第2のパターンでは、制御部2aは、第1のカメラ39Lおよび第2の39Rの一方に対して、一対のアライメントマークMの一方の撮像を実行させ、相対的な位置の変化後に、その第1のカメラ39Lおよび第2のカメラ39Rの一方に対して、一対のアライメントマークMの他方の撮像を実行させる。
これにより、一対のアライメントマークMの撮像に、第1のカメラ39Lおよび第2のカメラ39Rの両方を用いるか、何れか一方のみを用いるかを切り替えることができ、撮像の自由度を高めることができる。
また、本実施の形態では、制御部2aは、マーク間ピッチAが、そのマーク間ピッチAと撮像間最小ピッチBminとの差分以上であるか否かを判定する。制御部2aは、マーク間ピッチAがその差分以上である場合に、第1のパターンを選択し、マーク間ピッチAがその差分未満である場合に、第2のパターンを選択する。また、第1のパターンおよび第2のパターンでは、撮像間ピッチBは撮像間最小ピッチBminに調整されている。
これにより、相対的な位置の変化量を適切に抑えることができる。例えば、マーク間ピッチAが上述の差分以上である場合には、その差分の距離だけ相対的な位置を変化させれば、一対のアライメントマークMの一方および他方を、第1のカメラ39Lおよび第2のカメラ39Rがそれぞれ撮像することができる。つまり、マーク間ピッチAの距離まで相対的な位置を変化させることなく、一対のアライメントマークMの撮像を行うことができる。一方、マーク間ピッチAが上述の差分未満である場合には、そのマーク間ピッチAの距離だけ相対的な位置を変化させれば、一対のアライメントマークMを、第1のカメラ39Lおよび第2の39Rの何れか一方のみが撮像することができる。つまり、差分の距離まで相対的な位置を変化させることなく、一対のアライメントマークMの撮像を行うことができる。したがって、マーク間ピッチAに応じて、相対的な位置の変化量を適切に抑えながら、一対のアライメントマークMの撮像を行うことができる。
(変形例)
上記実施の形態では、仮圧着部30の部品供給部33は、トレイ7に載置されている部品5を供給するが、TCPなどの帯状部品収納体から部品5を打ち抜いて供給してもよい。
図11は、本変形例に係る部品実装ライン1の平面図である。具体的には、図11は、部品実装ライン1を上方から見た構成を示す。
本変形例に係る部品実装ライン1は、上記実施の形態と同様、基板搬入部10、貼着部20、本圧着部40、基板搬出部50、および搬送部60を備え、さらに、仮圧着部30の代わりに仮圧着部30Aを備える。つまり、本変形例に係る部品圧着装置100は、仮圧着部30Aと、コンピュータ2の制御部2aとから構成される。
仮圧着部30Aは、上記実施の形態の部品供給部33の代わりに、部品供給部33Hを備える。部品供給部33Hは、例えばTCP(Tape carrier package)などの帯状部品収納体が巻き付けられた供給リール33aと、打ち抜き部33bと、可動ステージ33cと、レール33dとを備える。このような部品供給部33Hは、それらの構成要素の動きによって帯状部品収納体から部品5を順次供給する。
また、仮圧着部30Aは、トレイ移動部33eの代わりに部品移動部35を備える。部品移動部35は、部品供給部33Hから供給される部品5を保持して、部品搭載機構32に含まれる圧着ツール34側に移動させる。
部品搭載機構32は、基台1b上に設けられ、圧着ツール34と下受け部36とを備える。部品移動部35によって部品5が圧着ツール34の下方に配置されると、圧着ツール34は、降下してその部品5を吸着して保持しながら上昇する。そして、圧着ツール34は、降下して、下受け部36に支持されている基板3の圧着対象部位にその部品5を圧着する。
このような本変形例に係る部品実装ライン1における部品圧着装置100でも、上記実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。なお、本変形例では、移動機構Kは、基板移動機構31と撮像移動機構38とを含む。
(その他の変形例)
以上、一つまたは複数の態様に係る部品圧着装置について、上記実施の形態およびその変形例に基づいて説明したが、本開示は、この実施の形態および変形例に限定されるものではない。本開示の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を上記実施の形態およびその変形例に施したものや、上記実施の形態およびその変形例における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本開示の範囲内に含まれてもよい。
例えば、上記実施の形態およびその変形例では、第1のアライメントマークMbおよび第2のアライメントマークMcのそれぞれの形状は十字状であるが、この形状に限定されることなく、他の形状であってもよい。
また、上記実施の形態およびその変形例では、基板3はディスプレイパネルであって、そのディスプレイパネルに部品5が仮圧着および本圧着されるが、基板3はディスプレイパネル以外の基板であってもよい。
また、上記実施の形態およびその変形例では、第2のアライメントマークMcが撮像された後に、第1のアライメントマークMbが撮像される。しかし、第1のアライメントマークMbが撮像された後に、第2のアライメントマークMcが撮像されてもよい。
また、上記実施の形態およびその変形例における第2の撮像モードでは、一対のアライメントマークMは、X軸方向正側のアライメントマークM、X軸方向負側のアライメントマークMの順に撮像されるが、逆の順に撮像されてもよい。また、一対の第1のアライメントマークMbの撮像の順番と、一対の第2のアライメントマークMcの撮像の順番とは、逆であってもよい。つまり、一対の第1のアライメントマークMbが、X軸方向正側の第1のアライメントマークMb、X軸方向負側の第1のアライメントマークMbの順で撮像される場合には、一対の第2のアライメントマークMcは、X軸方向負側の第2のアライメントマークMc、X軸方向正側の第2のアライメントマークMcの順で撮像されてもよい。また、一対の第1のアライメントマークMbの撮像の順番と、一対の第2のアライメントマークMcの撮像の順番とは、同じであってもよい。つまり、一対の第1のアライメントマークMbが、X軸方向正側の第1のアライメントマークMb、X軸方向負側の第1のアライメントマークMbの順で撮像される場合には、一対の第2のアライメントマークMcも、X軸方向正側の第2のアライメントマークMc、X軸方向負側の第2のアライメントマークMcの順で撮像されてもよい。
また、上記実施の形態およびその変形例では、部品5および基板3のそれぞれの一対のアライメントマークMの撮像が行われるが、部品5および基板3のうちの何れか一方の一対のアライメントマークMだけが撮像されてもよい。
また、上記実施の形態およびその変形例では、制御部2aは、撮像モードを切り替えるために、マーク間ピッチAおよび撮像間最小ピッチBを特定する。このときには、制御部2aは、記憶部2bに格納されているマーク間ピッチAおよび撮像間最小ピッチBminを読み出すことによって、それらを特定してもよい。また、記憶部2bには、基板3の種別ごとに、その種別の基板3の寸法と、一対の第1のアライメントマークMbの位置とを示すデータが格納されていてもよい。さらに、記憶部2bには、部品5の種別ごとに、その種別の部品5の寸法と、一対の第2のアライメントマークMcの位置とを示すデータが格納されていてもよい。制御部2aは、一対のアライメントマークMの撮像では、記憶部2bに格納されている各データに基づいて、第1のカメラ39Lおよび第2のカメラ39Rと、一対のアライメントマークMとのXY平面における位置合わせを行ってもよい。
また、上記実施の形態およびその変形例における相対的な位置の変化は、移動機構Kによる圧着対象部材Pの移動によって実現されてもよく、移動機構Kによる撮像部39の移動によって実現されてもよい。また、その相対的な位置の変化は、移動機構Kによる圧着対象部材Pおよび撮像部39の両方の移動によって実現されてもよい。
また、上記実施の形態およびその変形例では、コンピュータ2の構成要素の全部又は一部は、専用のハードウェアで構成されてもよく、或いは、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPU(Central Processing Unit)またはプロセッサ等のプログラム実行部が、HDD(Hard Disk Drive)又は半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。例えば、プログラム実行部は、図9および図10に示すフローチャートに含まれる各ステップを仮圧着部30に実行させる。
また、コンピュータ2の構成要素は、1つ又は複数の電子回路で構成されてもよい。1つ又は複数の電子回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。1つ又は複数の電子回路には、例えば、半導体装置、IC(Integrated Circuit)又はLSI(Large Scale Integration)等が含まれてもよい。IC又はLSIは、1つのチップに集積されてもよく、複数のチップに集積されてもよい。ここでは、IC又はLSIと呼んでいるが、集積の度合いによって呼び方が変わり、システムLSI、VLSI(Very Large Scale Integration)、又は、ULSI(Ultra Large Scale Integration)と呼ばれるかもしれない。また、LSIの製造後にプログラムされるFPGA(Field Programmable Gate Array)も同じ目的で使うことができる。
本開示は、例えばディスプレイパネルに部品を実装する部品実装ライン等が有する部品圧着装置に利用可能である。
1 部品実装ライン
1a、1b、1c 基台
2 コンピュータ
2a 制御部
2b 記憶部
2c 表示部
3 基板
4、6 電極部
5 部品
7 トレイ
10 基板搬入部
11、23、37、49、51 ステージ
11a、23a、37a、49a、51a 吸着孔
20 貼着部
21、31、41 基板移動機構
22 貼着機構
30、30A 仮圧着部
32 部品搭載機構
33、33H 部品供給部
33a 供給リール
33b 打ち抜き部
33c 可動ステージ
33d レール
33e トレイ移動部
34、43 圧着ツール
34a ツール移動機構
35 部品移動部
36、46 下受け部
38 撮像移動機構
39 撮像部
39L 第1のカメラ
39R 第2のカメラ
40 本圧着部
42 圧着機構
50 基板搬出部
60 搬送部
61 移動ベース
62A、62B、62C、62D 基板搬送機構
63 基部
64 アームユニット
91 ACF
100 部品圧着装置
K 移動機構
M アライメントマーク
Mb 第1のアライメントマーク
Mc 第2のアライメントマーク
P 圧着対象部材

Claims (9)

  1. 基板を保持するステージと、
    第1の撮像部および第2の撮像部を含む撮像部と、
    部品を保持して前記基板に前記部品を圧着する圧着ツールと、
    前記圧着ツール、前記ステージ、および前記撮像部のうちの少なくとも1つを移動させる移動機構と、
    前記撮像部、前記圧着ツールおよび前記移動機構を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    所定の撮像モードにしたがって、前記基板および前記部品の少なくとも一方が有する一対のアライメントマークを前記撮像部に撮像させ、
    前記撮像部による撮像結果に基づいて、前記移動機構を制御することによって、前記圧着ツールに保持されている前記部品と前記ステージに保持されている前記基板との位置合わせを行い、前記部品の前記基板への圧着を前記圧着ツールに実行させ、
    前記所定の撮像モードでは、
    前記第1の撮像部または前記第2の撮像部に対して、前記一対のアライメントマークの一方の撮像を実行させ、
    前記一対のアライメントマークの一方の撮像後に、前記移動機構を制御することによって、前記一対のアライメントマークと前記撮像部との相対的な位置を変化させ、
    前記相対的な位置の変化後に、前記第1の撮像部または前記第2の撮像部に対して、前記一対のアライメントマークの他方の撮像を実行させる
    部品圧着装置。
  2. 前記制御部は、
    前記一対のアライメントマークの撮像モードを、第1の撮像モードと、前記所定の撮像モードである第2の撮像モードとに切り替え、
    前記第1の撮像モードでは、
    前記一対のアライメントマークの間隔であるマーク間ピッチに、前記第1の撮像部と前記第2の撮像部との間隔である撮像間ピッチが調整されている状態で、前記第1の撮像部による前記一対のアライメントマークの一方の撮像と、前記第2の撮像部による前記一対のアライメントマークの他方の撮像とを、前記相対的な位置を変化させることなく、前記撮像部に対して実行させる、
    請求項1に記載の部品圧着装置。
  3. 前記制御部は、
    前記マーク間ピッチに前記撮像間ピッチが調整されているか否かを判定し、
    前記マーク間ピッチが前記撮像間ピッチである場合に、前記撮像モードを前記第1の撮像モードに切り替え、
    前記マーク間ピッチが前記撮像間ピッチでない場合に、前記撮像モードを前記第2の撮像モードに切り替える、
    請求項2に記載の部品圧着装置。
  4. 前記第2の撮像モードは、
    前記一対のアライメントマークの撮像に前記第1の撮像部および前記第2の撮像部が用いられる第1のパターンと、
    前記一対のアライメントマークの撮像に前記第1の撮像部および前記第2の撮像部のうちの一方のみが用いられる第2のパターンとを有し、
    前記制御部は、
    前記第2の撮像モードでは、第1のパターンおよび第2のパターンから何れか1つのパターンを選択し、
    選択された前記パターンが第1のパターンの場合には、
    前記第1の撮像部および前記第2の撮像部の一方に対して、前記一対のアライメントマークの一方の撮像を実行させ、
    前記移動機構を制御することによって前記相対的な位置を変化させ、
    前記相対的な位置の変化後に、前記第1の撮像部および前記第2の撮像部の他方に対して、前記一対のアライメントマークの他方の撮像を実行させ、
    選択された前記パターンが第2のパターンの場合には、
    前記第1の撮像部および前記第2の撮像部の一方に対して、前記一対のアライメントマークの一方の撮像を実行させ、
    前記移動機構を制御することによって前記相対的な位置を変化させ、
    前記相対的な位置の変化後に、前記第1の撮像部および前記第2の撮像部の一方に対して、前記一対のアライメントマークの他方の撮像を実行させる、
    請求項3に記載の部品圧着装置。
  5. 前記制御部は、
    前記パターンの選択では、
    前記マーク間ピッチが、前記マーク間ピッチと前記撮像間ピッチとの差分以上であるか否かを判定し、
    前記マーク間ピッチが前記差分以上である場合に、前記第1のパターンを選択し、
    前記マーク間ピッチが前記差分未満である場合に、前記第2のパターンを選択する、
    請求項4に記載の部品圧着装置。
  6. 前記第1の撮像部および前記第2の撮像部は、
    前記第1の撮像部と前記第2の撮像部との間隔である撮像間ピッチが可変に配置され、
    前記制御部は、
    前記マーク間ピッチが、前記撮像間ピッチの最小値である撮像間最小ピッチ以上であるか否かを判定し、
    前記マーク間ピッチが前記撮像間最小ピッチ以上である場合に、前記撮像モードを前記第1の撮像モードに切り替え、
    前記マーク間ピッチが前記撮像間最小ピッチ未満である場合に、前記撮像モードを前記第2の撮像モードに切り替える、
    請求項2に記載の部品圧着装置。
  7. 前記第2の撮像モードは、
    前記一対のアライメントマークの撮像に前記第1の撮像部および前記第2の撮像部が用いられる第1のパターンと、
    前記一対のアライメントマークの撮像に前記第1の撮像部および前記第2の撮像部のうちの一方のみが用いられる第2のパターンとを有し、
    前記制御部は、
    前記第2の撮像モードでは、第1のパターンおよび第2のパターンから何れか1つのパターンを選択し、
    選択された前記パターンが第1のパターンの場合には、
    前記第1の撮像部および前記第2の撮像部の一方に対して、前記一対のアライメントマークの一方の撮像を実行させ、
    前記移動機構を制御することによって前記相対的な位置を変化させ、
    前記相対的な位置の変化後に、前記第1の撮像部および前記第2の撮像部の他方に対して、前記一対のアライメントマークの他方の撮像を実行させ、
    選択された前記パターンが第2のパターンの場合には、
    前記第1の撮像部および前記第2の撮像部の一方に対して、前記一対のアライメントマークの一方の撮像を実行させ、
    前記移動機構を制御することによって前記相対的な位置を変化させ、
    前記相対的な位置の変化後に、前記第1の撮像部および前記第2の撮像部の一方に対して、前記一対のアライメントマークの他方の撮像を実行させる、
    請求項6に記載の部品圧着装置。
  8. 前記制御部は、
    前記パターンの選択では、
    前記マーク間ピッチが、前記マーク間ピッチと前記撮像間最小ピッチとの差分以上であるか否かを判定し、
    前記マーク間ピッチが前記差分以上である場合に、前記第1のパターンを選択し、
    前記マーク間ピッチが前記差分未満である場合に、前記第2のパターンを選択し、
    前記第1のパターンおよび前記第2のパターンでは、
    前記撮像間ピッチは前記撮像間最小ピッチに調整されている、
    請求項7に記載の部品圧着装置。
  9. 部品圧着装置が部品を基板に圧着する部品圧着方法であって、
    前記部品圧着装置は、
    前記基板を保持するステージと、
    第1の撮像部および第2の撮像部を含む撮像部と、
    前記部品を保持して前記基板に前記部品を圧着する圧着ツールと、
    前記圧着ツール、前記ステージ、および前記撮像部のうちの少なくとも1つを移動させる移動機構とを備え、
    前記部品圧着方法は、
    前記基板および前記部品の少なくとも一方が有する一対のアライメントマークを前記撮像部が撮像する撮像工程と、
    前記撮像部による撮像結果に基づいて、前記圧着ツールに保持されている前記部品と前記ステージに保持されている前記基板との位置合わせを前記移動機構が行い、前記圧着ツールが前記部品を前記基板に圧着する圧着工程とを含み、
    前記撮像工程は、
    前記第1の撮像部または前記第2の撮像部が、前記一対のアライメントマークの一方を撮像する第1の工程と、
    前記一対のアライメントマークの一方の撮像後に、前記移動機構が前記一対のアライメントマークと前記撮像部との相対的な位置を変化させる第2の工程と、
    前記相対的な位置の変化後に、前記第1の撮像部または前記第2の撮像部が、前記一対のアライメントマークの他方を撮像する第3の工程とを含む、
    部品圧着方法。
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