JP2022177403A - 光モジュール - Google Patents

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Yuki Nakamura
将人 古川
Masahito Furukawa
麻子 山田
Asako Yamada
孝史 京野
Takashi Kyono
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Abstract

【課題】出射する光の出力の安定を図ることができる光モジュールを提供する。【解決手段】光モジュール10aは、支持板13と、支持板13上に配置される電子冷却モジュール30と、電子冷却モジュール30上に配置される半導体発光素子と、電子冷却モジュール30上に配置され、通電により発熱し、発熱時に発光しない抵抗体34と、を備える。【選択図】図2

Description

本開示は、光モジュールに関するものである。
光モジュールについては、低温から高温といった広い温度範囲の環境下で用いられる場合がある。光モジュールを構成する部材の温度を調節するために、電子冷却モジュールが用いられる場合がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2016-134416号公報
光モジュールにおいては、半導体発光素子から出射する光の出力の安定が求められる。そこで、出射する光の出力の安定を図ることができる光モジュールを提供することを本開示の目的の1つとする。
本開示に従った光モジュールは、支持板と、支持板上に配置される電子冷却モジュールと、電子冷却モジュール上に配置される半導体発光素子と、電子冷却モジュール上に配置され、通電により発熱し、発熱時に発光しない抵抗体と、を備える。
上記光モジュールによれば、出射する光の出力の安定を図ることができる。
図1は、実施の形態1に係る光モジュールの構造を示す外観斜視図である。 図2は、図1に示す光モジュールの後述するキャップを取り外した状態を示す外観斜視図である。 図3は、図2に示す光モジュールの概略平面図である。 図4は、実施の形態2に係る光モジュールの概略平面図である。 図5は、実施の形態3に係る光モジュールの概略斜視図である。 図6は、実施の形態3に係る光モジュールにおけるシステム構成を概略的に示すブロック図である。 図7は、実施の形態4に係る光モジュールの構造を示す外観斜視図である。 図8は、図7に示す光モジュールのキャップを取り外した状態を示す外観斜視図である。 図9は、図8に示す光モジュールの概略平面図である。 図10は、実施の形態5に係る光モジュールの概略平面図である。 図11は、実施の形態6に係る光モジュールの概略斜視図である。 図12は、実施の形態6に係る光モジュールにおけるシステム構成を概略的に示すブロック図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。本開示に係る光モジュールは、支持板と、支持板上に配置される電子冷却モジュールと、電子冷却モジュール上に配置される半導体発光素子と、電子冷却モジュール上に配置され、通電により発熱し、発熱時に発光しない抵抗体と、を備える。
光モジュールにおいては、半導体発光素子から出射される光の出力の安定が求められる。半導体発光素子においては、温度変化により出射する光の出力が変化する。また、半導体発光素子は、発光により自ら発熱する。よって、出射する光の出力の安定を図るために、半導体発光素子が配置される領域において温度を一定に保つことが好ましい。電流の制御により温度の調節が可能な電子冷却モジュール上に半導体発光素子を配置して、半導体発光素子の温度を一定に保つことが考えられる。
ここで、半導体発光素子から出射される光により画像を投影して映像を描画する場合がある。本発明者らは、このような場合において、半導体発光素子の温度を調節する電子冷却モジュールでは、厳密に半導体発光素子の温度を調節することは困難であることに着目した。すなわち、電子冷却モジュールによる温度の調節においては、半導体発光素子の近傍に配置されたサーミスタの温度変化を電気抵抗の変化で読み取る。そして、この温度変化をフィードバックして、半導体発光素子が狙いの温度となるよう電子冷却モジュールに供給する電流量等を調整して吸熱等を行い、温度を調節している。しかし、このような構成では、半導体発光素子とサーミスタとの間の熱抵抗により、温度変化の読み取りが遅れることになる。また、半導体発光素子と電子冷却モジュールとの間の熱抵抗も相まって、温度変化に追随した温度の調節を厳密に行うことは困難となる。特に、上記した画像を投影して映像を描画する場合、半導体発光素子に供給される電流のオンとオフとが短時間で切り替えられる。そうすると、半導体素子の発熱量が短時間で急激に変化することとなり、このような状況においては、電子冷却モジュールによる半導体発光素子の温度の調節が困難であることに、本発明者らは着目した。
そこで、本発明者らは鋭意検討し、半導体発光素子が配置される領域において、発熱量を一定に保つことを考えた。すなわち、電子冷却モジュール上の半導体発光素子が配置される領域において、半導体発光素子に電流が供給されず、発光していない時でも抵抗体が発熱していれば、電子冷却モジュールによる長期的な温度の安定を図ることができることを考え、本発明を構成するに至った。
本開示に係る光モジュールによると、電子冷却モジュール上に配置される抵抗体を利用して、半導体発光素子が駆動しないタイミング、すなわち、半導体発光素子に電流が供給されないタイミングで抵抗体に通電することにより、抵抗体を発熱させることができる。すなわち、半導体発光素子の駆動の有無に応じて増減する発熱量について、発熱量が一定となるよう補正する電流量を抵抗体に供給して発熱させることにより、電子冷却モジュール上の半導体発光素子が配置される領域の温度を一定に保つようにすることができる。そうすると、半導体発光素子が配置される電子冷却モジュール上の領域において、半導体発光素子の駆動の有無にかかわらず、電子冷却モジュールの制御による急激な温度変化が生じるおそれを低減することができる。また、抵抗体は、発熱時に発光しないため、半導体発光素子から出射される光に影響を与えることはなく、かつ迷光が生ずるおそれもない。したがって、電子冷却モジュール上の半導体発光素子が配置される領域において、急激な温度変化を抑制することができる。その結果、出射する光の出力の安定を図ることができる。
上記光モジュールにおいて、半導体発光素子は、複数備えられていてもよい。このようにすることにより、複数の半導体発光素子から出射されるそれぞれの光の出力を安定させることができる。また、複数の半導体発光素子から出射される光を合波して所望の色の光を出射する場合に、それぞれの光の出力を安定させているため、色ずれの抑制を図ることができる。
上記光モジュールにおいて、半導体発光素子は、赤色の光を出射する赤色レーザダイオードと、緑色の光を出射する緑色レーザダイオードと、青色の光を出射する青色レーザダイオードと、を含んでもよい。このようにすることにより、赤色の光と緑色の光と青色の光を合波して、所望の色を出射することができる。
上記光モジュールにおいて、抵抗体は、複数備えられていてもよい。このようにすることにより、複数の抵抗体を異なる位置に配置させることができ、それぞれの位置で発熱させることができる。そうすると、電子冷却モジュール上の半導体発光素子が配置される領域の温度をより一定に保ちやすくすることができる。したがって、出射される光の出力の安定をより図ることができる。
上記光モジュールにおいて、半導体発光素子の数と抵抗体の数とは、同じであってもよい。各抵抗体からの距離が最も近い半導体発光素子は、それぞれ異なっていてもよい。このようにすることにより、各半導体発光素子が配置される位置に応じて最も距離の近い位置に各抵抗体を配置させることができる。そうすると、電子冷却モジュール上の半導体発光素子が配置される領域の温度をより一定に保つことができる。したがって、出射される光の出力の安定をより図ることができる。
上記光モジュールにおいて、半導体発光素子の電気抵抗の和と、抵抗体の電気抵抗の和とは、等しくてもよい。ここで、半導体発光素子の電気抵抗とは、駆動時の電気抵抗、すなわち、直列抵抗成分を意味する。このようにすることにより、半導体発光素子が発光している状況における消費電力と半導体発光素子が発光していない状況における消費電力とを同等とすることができる。そうすると、半導体発光素子または抵抗体に供給する電流が変動することを抑制して、種々の制御を容易にすることができる。
上記光モジュールにおいて、半導体発光素子に供給する電流および抵抗体に供給する電流を制御する制御部をさらに備えてもよい。制御部は、半導体発光素子に供給する電流の変化に応じて、抵抗体に供給する電流を制御してもよい。このようにすることにより、制御部による制御を利用し、適切なタイミングで抵抗体に電流を供給して発熱させ、電子冷却モジュール上の半導体発光素子が配置される領域の温度を一定に保つことができる。したがって、出射される光の出力の安定をより図ることができる。
上記光モジュールにおいて、電子冷却モジュール上に配置され、半導体発光素子から出射された光を走査するミラー駆動機構をさらに備えてもよい。ミラー駆動機構は、半導体発光素子から出射された光を反射するミラーを周期的に揺動させることにより、半導体発光素子から出射された光を走査する。光モジュールがミラー駆動機構を含むことにより、半導体発光素子から出射された光を走査して、光モジュール外へ出射することができる。そうすると、光モジュールにより、半導体発光素子から出射された光を用いて描画することができる。ここで、ミラーの揺動運動については、温度依存性が有り、ミラー駆動機構の温度が一定でなければ、ミラーの振れ角が大きく変化してしまう。そうすると、半導体発光素子から出射された光を適切に走査することができない。上記光モジュールによると、電子冷却モジュール上にミラー駆動機構が配置されているため、ミラー駆動機構の温度を一定に保つことが容易となる。そうすると、温度に依存してミラーの振れ角が変化することを抑制することができる。したがって、より精度よく走査された光を出射することができる。その結果、光モジュールによる描画を適切に行うことができる。
[本開示の実施形態の詳細]
次に、本開示の光モジュールの一実施形態を、図面を参照しつつ説明する。以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照符号を付しその説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
本開示の実施の形態1に係る光モジュールについて説明する。図1は、実施の形態1に係る光モジュールの構造を示す外観斜視図である。図2は、図1に示す光モジュールの後述するキャップを取り外した状態を示す外観斜視図である。図3は、図2に示す光モジュールの概略平面図である。
図1、図2および図3を参照して、光モジュール10aは、光を形成する光形成部11と、光形成部11を取り囲み、光形成部11を封止する保護部材12と、を備える。保護部材12は、ベース体としての平板状の支持板13と、支持板13に対して溶接された蓋部であるキャップ14と、を含む。支持板13は、厚さ方向に見て矩形状であり、四隅が丸められた形状である。具体的には、支持板13は、X方向の長さの方がY方向の長さよりも長く構成されている。支持板13および後述するベース板20の厚さ方向は、矢印Zで示す方向である。支持板13は、厚さ方向の一方に位置する第1の主面13aと、厚さ方向の他方に位置する第2の主面13bと、を含む。光形成部11は、第1の主面13a上に配置される。キャップ14は、光形成部11を覆うように第1の主面13a上に接触して配置される。キャップ14には、光形成部11により形成された光を透過するガラス製の出射窓15が設けられている。光形成部11は、保護部材12により、ハーメチックシールされている。支持板13の第2の主面13b側から第1の主面13a側まで貫通し、第1の主面13a側および第2の主面13b側の両側に突出するように、複数のリードピン16が支持板13に設置されている。
光形成部11は、ベース部として平板状の形状を有するベース板20と、それぞれ直方体形状の第1ブロック部21、第2ブロック部22および第3ブロック部23と、矢印Lで示す方向に赤色の光を出射する第1の半導体発光素子としての赤色レーザダイオード41と、矢印Lで示す方向に緑色の光を出射する第2の半導体発光素子としての緑色レーザダイオード42と、矢印Lで示す方向に青色の光を出射する第3の半導体発光素子としての青色レーザダイオード43と、第1レンズ51と、第2レンズ52と、第3レンズ53と、第1フィルタ61と、第2フィルタ62と、第3フィルタ63と、サーミスタ24と、を含む。すなわち、本実施形態においては、光モジュール10aは、複数の半導体発光素子を含む。具体的には、光モジュール10aは、3つの半導体発光素子としてのレーザダイオードを含む。
ベース板20は、厚さ方向の一方に位置する第1の主面20aと、厚さ方向の他方に位置する第2の主面20bと、を含む。ベース板20の第1の主面20a上には、第1ブロック部21、第2ブロック部22および第3ブロック部23が、それぞれX方向に間隔をあけて並べて配置されている。第1ブロック部21上には、平板状の第1サブマウント26が配置されている。第2ブロック部22上には、平板状の第2サブマウント27が配置されている。第3ブロック部23上には、平板状の第3サブマウント28が配置されている。第1サブマウント26上には、赤色レーザダイオード41が配置されている。第2サブマウント27上には、緑色レーザダイオード42が配置されている。第3サブマウント28上には、青色レーザダイオード43が配置されている。赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43は、それぞれY方向に光を出射するように配置されている。なお、第3ブロック部23上には、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43の温度を検出するサーミスタ24が配置されている。サーミスタ24は、Y方向において、第3サブマウント28と間隔をあけて配置されている。
ベース板20の第1の主面20a上には、光のスポットサイズを変換する第1レンズ51、第2レンズ52および第3レンズ53が、それぞれX方向に間隔をあけて並べて配置されている。第1レンズ51、第2レンズ52および第3レンズ53は、それぞれ赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43から出射される光のスポットサイズを変換する。第1レンズ51、第2レンズ52および第3レンズ53により、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43から出射される光がコリメート光に変換される。
ベース板20の第1の主面20a上には、第1フィルタ61、第2フィルタ62および第3フィルタ63が、それぞれX方向に間隔をあけて並べて配置される。第1フィルタ61、第2フィルタ62および第3フィルタ63については、支持板13の厚さ方向に見て、それぞれの反射面がX方向およびY方向に対して45度傾斜するよう配置されている。第1フィルタ61は、赤色レーザダイオード41から出射される赤色の光を反射する。第2フィルタ62は、第1フィルタ61によって反射された赤色の光を透過し、緑色レーザダイオード42から出射された緑色の光を反射する。第3フィルタ63は、第1フィルタ61によって反射され第2フィルタ62を透過した赤色の光を透過し、第2フィルタ62によって反射された緑色の光を透過し、青色レーザダイオード43から出射された青色の光を反射する。このように、第1フィルタ61、第2フィルタ62および第3フィルタ63は、特定の波長の光を選択的に透過および反射する。その結果、第1フィルタ61、第2フィルタ62および第3フィルタ63は、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43から出射された光を合波する。合波された光は、矢印Lで示す方向に沿って進行し、出射窓15から光モジュール10aの外部へ出射される。
光モジュール10aは、電子冷却モジュール30を含む。電子冷却モジュール30は、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43の温度を調節する。電子冷却モジュール30は、TEC(Thermo-Electric Cooler)とも呼ばれ、放熱板31と、吸熱板32と、複数の半導体柱33と、を含む。電子冷却モジュール30は、支持板13と、ベース板20との間に配置される。放熱板31は、支持板13の第1の主面13a上に配置される。吸熱板32は、ベース板20の第2の主面20bと接触するように配置される。すなわち、ベース板20は、吸熱板32上に配置される。支持板13と放熱板31、ベース板20と吸熱板32はそれぞれ、図示しない接合材で接合されている。複数の半導体柱33は、ペルチェ素子から構成されており、放熱板31と吸熱板32との間において、それぞれX方向およびY方向に間隔をあけて並べて配置される。複数の半導体柱33は、放熱板31および吸熱板32に接続されている。電子冷却モジュール30に通電することにより、電子冷却モジュール30上の領域に配置される部材、本実施形態においては、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43の温度を調節することができる。電子冷却モジュール30に供給する電流を調整することにより、電子冷却モジュール30上の領域の温度を長期的に一定、具体的には、例えば35℃に保つことが容易となる。
ここで、光モジュール10aは、通電により発熱する抵抗体34を含む。光モジュール10aにおいて、抵抗体34は、一つ設けられている。抵抗体34は、電子冷却モジュール30上に配置される。具体的には、抵抗体34は、電子冷却モジュール30上に配置されるベース板20上に配置される。さらに具体的には、抵抗体34は、Y方向において、緑色レーザダイオード42を搭載する第2ブロック部22と隣り合うように配置されている。抵抗体34は、通電時において発光しない。すなわち、抵抗体34は、通電時においては、熱を発するのみであり、光を発しない。
上記光モジュール10aによると、電子冷却モジュール30上に配置される抵抗体34を利用して、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43が駆動しないタイミング、すなわち、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43に電流が供給されないタイミングで抵抗体34に通電することにより、抵抗体34を発熱させることができる。すなわち、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43の駆動の有無に応じて増減する発熱量について、発熱量が一定となるよう補正する電流量を抵抗体34に供給して発熱させることにより、電子冷却モジュール30上の赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43が配置される領域の温度を一定に保つようにすることができる。そうすると、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43が配置される電子冷却モジュール30上の領域において、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43の駆動の有無にかかわらず、電子冷却モジュール30の制御による急激な温度変化が生じるおそれを低減することができる。また、抵抗体34は、発熱時に発光しないため、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43から出射される光に影響を与えることはなく、かつ迷光が生ずるおそれもない。したがって、電子冷却モジュール30上の赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43が配置される領域において、急激な温度変化を抑制することができる。その結果、出射する光の出力の安定を図ることができる。
本実施形態において、光モジュール10aは、赤色の光を出射する赤色レーザダイオード41、緑色の光を出射する緑色レーザダイオード42および青色の光を出射する青色レーザダイオード43を含む。すなわち、光モジュール10aは、複数の半導体発光素子を含む。よって、複数の半導体発光素子、すなわち、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43から出射されるそれぞれの光の出力を安定させることができる。また、複数の半導体発光素子から出射される光を合波して所望の色の光を出射する場合に、それぞれの光の出力を安定させているため、色ずれの抑制を図ることができる。
(実施の形態2)
次に、他の実施の形態である実施の形態2について説明する。図4は、実施の形態2に係る光モジュールの概略平面図である。実施の形態2の光モジュールは、抵抗体の数が異なる点において、実施の形態1の場合と異なっている。
図4を参照して、実施の形態2の光モジュール10bは、通電により発熱する第1の抵抗体35、第2の抵抗体36および第3の抵抗体37を含む。すなわち、本実施形態においては、光モジュール10bは、複数の抵抗体、すなわち、第1の抵抗体35、第2の抵抗体36および第3の抵抗体37を含む。第1の抵抗体35は、第1ブロック部21上に配置されている。第2の抵抗体36は、第2ブロック部22上に配置されている。第3の抵抗体37は、第3ブロック部23上に配置されている。
本実施形態においては、光モジュール10bは、3つの半導体発光素子である赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43と、3つの第1の抵抗体35、第2の抵抗体36および第3の抵抗体37と、を含む構成である。すなわち、本実施形態においては、光モジュール10bに含まれる半導体発光素子の数と、第1の抵抗体35、第2の抵抗体36および第3の抵抗体37の数とは、それぞれ3つずつで同じである。各抵抗体からの距離が最も近いレーザダイオードは、それぞれ異なっている。具体的には、第1の抵抗体35からの距離が最も近いレーザダイオードは、赤色レーザダイオード41である。第2の抵抗体36からの距離が最も近いレーザダイオードは、緑色レーザダイオード42である。第3の抵抗体37からの距離が最も近いレーザダイオードは、青色レーザダイオード43である。また、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43の電気抵抗の和と、第1の抵抗体35、第2の抵抗体36および第3の抵抗体37の電気抵抗の和とは、等しい。
このような光モジュール10bによると、複数の抵抗体、すなわち、第1の抵抗体35、第2の抵抗体36および第3の抵抗体37が備えられる。よって、第1の抵抗体35、第2の抵抗体36および第3の抵抗体37を異なる位置に配置させることができ、それぞれの位置で発熱させることができる。そうすると、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43が配置される電子冷却モジュール30上の領域の温度をより一定に保ちやすくすることができる。したがって、出射される光の出力の安定をより図ることができる。
本実施形態においては、半導体発光素子である赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43の数と、第1の抵抗体35、第2の抵抗体36および第3の抵抗体37の数とは、同じである。また、各抵抗体、具体的には、第1の抵抗体35、第2の抵抗体36および第3の抵抗体37からの距離が最も近い半導体発光素子はそれぞれ、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43と異なっている。よって、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43が配置される位置に応じて最も距離の近い位置に各抵抗体を配置させることができる。そうすると、電子冷却モジュール30上の赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43が配置される領域の温度をより一定に保つことができる。したがって、出射される光の出力の安定をより図ることができる。
本実施形態において、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43の電気抵抗の和と、第1の抵抗体35、第2の抵抗体36および第3の抵抗体37の電気抵抗の和とは、等しい。よって、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43が発光している状況における消費電力と赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43が発光していない状況における消費電力とを同等とすることができる。そうすると、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43または第1の抵抗体35、第2の抵抗体36および第3の抵抗体37に供給する電流が変動することを抑制して、種々の制御が容易になる。
(実施の形態3)
次に、さらに他の実施の形態である実施の形態3について説明する。図5は、実施の形態3に係る光モジュールの概略斜視図である。図6は、実施の形態3に係る光モジュールにおけるシステム構成を概略的に示すブロック図である。図6中に図示する矢印において、制御信号や制御およびデータの流れを示している。実施の形態3の光モジュールは、制御部を備える点において、実施の形態1の場合と異なっている。
図5および図6を参照して、実施の形態3の光モジュール10cは、制御部としてのコントローラー17を含む。図5において、コントローラー17は、一点鎖線で模式的に図示している。コントローラー17は、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42、青色レーザダイオード43、電子冷却モジュール30、抵抗体34およびサーミスタ24と電気的に接続されている。コントローラー17は、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42、青色レーザダイオード43、電子冷却モジュール30および抵抗体34へ供給する電流を制御する。具体的には、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42、青色レーザダイオード43、電子冷却モジュール30および抵抗体34へ供給する電流量や電流を供給するタイミング等を制御する。コントローラー17は、ネットワーク29を介して外部の電子機器等との通信も可能に構成されている。
コントローラー17は、色味や描画する画面の範囲等、出射する合波光に関する情報を外部から入手し、入手した情報に基づき、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43へ供給する電流および抵抗体34へ供給する電流を制御する。ここで、コントローラー17は、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43に供給する電流の変化に応じて、抵抗体34に供給する電流を調整する。具体的には、描画する画像に先立って入手した赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43へ供給する電流の情報により、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43において発生するジュール熱が算出される。そして、算出されたジュール熱に対応させて、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43に電流が供給されないタイミングで、発熱時と同等の発熱量となるように抵抗体34に電流を供給する。
このようにすることにより、制御部であるコントローラー17による制御を利用し、適切なタイミングで抵抗体34に電流を供給して発熱させ、電子冷却モジュール30上の赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43が配置される領域の温度を一定に保つことができる。したがって、出射される光の出力の安定をより図ることができる。
(実施の形態4)
次に、さらに他の実施の形態である実施の形態4について説明する。図7は、実施の形態4に係る光モジュールの構造を示す外観斜視図である。図8は、図7に示す光モジュールのキャップを取り外した状態を示す外観斜視図である。図9は、図8に示す光モジュールの概略平面図である。実施の形態4の光モジュールは、ミラー駆動機構を備える点において、実施の形態1の場合と異なっている。
図7、図8および図9を参照して、実施の形態4の光モジュール10dは、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43から出射された光を走査するミラー駆動機構70を含む。ミラー駆動機構70は、MEMS(Micro Electro Mechanical System)により構成されており、揺動運動が可能なミラー72を含む。ミラー駆動機構70は、電子冷却モジュール30、具体的には、電子冷却モジュール30に含まれる吸熱板32上に配置された三角柱状のステージ71によって支持されている。ミラー駆動機構70は、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43から出射され、合波された光を反射するミラー72を高速で周期的に揺動させることにより、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43から出射され、合波された光を走査する。走査された光を出射窓18から光モジュール10d外に出射することにより、映像を投影して描画することができる。なお、出射窓18は、キャップ14の上側、すなわち、キャップ14が支持板13に取り付けられた際に、第1の主面13aと対向する位置に設けられている。
ここで、ミラー72の揺動運動については、温度依存性が有り、ミラー駆動機構70の温度が一定でなければ、ミラー72の振れ角が大きく変化してしまう。そうすると、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43から出射され、合波された光を適切に走査することができない。本実施形態においては、電子冷却モジュール30上にミラー駆動機構70が配置されているため、ミラー駆動機構70の温度を一定に保つことが容易となる。そうすると、温度に依存してミラー72の振れ角が変化することを抑制することができる。すなわち、本実施形態によると、光モジュール10dは、上記構成の抵抗体34を含むため、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43の駆動の有無にかかわらず、電子冷却モジュール30の制御による急激な温度変化が生じるおそれを低減することができる。したがって、電子冷却モジュール30上の赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43が配置される領域、さらには、電子冷却モジュール30上のミラー駆動機構70が配置される領域において、急激な温度変化を抑制することができる。したがって、出射する光の出力の安定を図ることができ、より精度よく走査された光を出射することができる。その結果、光モジュール10dによる描画を適切に行うことができる。
(実施の形態5)
次に、さらに他の実施の形態である実施の形態5について説明する。図10は、実施の形態5に係る光モジュールの概略平面図である。実施の形態5の光モジュールは、抵抗体が配置される位置が異なる点において、実施の形態4の場合と異なっている。
図10を参照して、実施の形態5の光モジュール10eは、通電により発熱する抵抗体38を含む。抵抗体38は、ベース板20上ではなく、電子冷却モジュール30上に直接配置されている。具体的には、抵抗体38は、X方向において、ベース板20とミラー駆動機構70のステージ71との間に配置されている。抵抗体38は、吸熱板32上に配置されている。
このような光モジュール10eによると、抵抗体38とミラー駆動機構70との距離を比較的短くすることができる。そうすると、ミラー駆動機構70の温度を一定に保つことが容易となる。したがって、ミラー72の振れ角の精度をより高めることができ、光モジュール10eによる描画をより適切に行うことができる。
(実施の形態6)
次に、さらに他の実施の形態である実施の形態6について説明する。図11は、実施の形態6に係る光モジュールの概略斜視図である。図12は、実施の形態6に係る光モジュールにおけるシステム構成を概略的に示すブロック図である。図12中に図示する矢印において、制御信号や制御およびデータの流れを示している。実施の形態6の光モジュールは、制御部を備える点において、実施の形態4の場合と異なっている。
図11および図12を参照して、実施の形態6の光モジュール10fは、制御部としてのコントローラー19を含む。図11において、コントローラー19は、一点鎖線で模式的に図示している。コントローラー19は、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42、青色レーザダイオード43、電子冷却モジュール30、抵抗体34、ミラー駆動機構70およびサーミスタ24と電気的に接続されている。コントローラー19は、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42、青色レーザダイオード43、電子冷却モジュール30、抵抗体34およびミラー駆動機構70へ供給する電流を制御する。具体的には、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42、青色レーザダイオード43、電子冷却モジュール30、抵抗体34およびミラー駆動機構70へ供給する電流量や電流を供給するタイミング等を制御する。コントローラー19は、ネットワーク29を介して外部の電子機器等との通信も可能に構成されている。
コントローラー19は、色味や描画する画面の範囲等、出射する合波光に関する情報を外部から入手し、入手した情報に基づき、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43へ供給する電流、抵抗体34へ供給する電流およびミラー駆動機構70へ供給する電流を制御する。ここで、コントローラー19は、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43に供給する電流の変化に応じて、抵抗体34に供給する電流を調整する。具体的には、描画する画像に先立って入手した赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43へ供給する電流の情報により、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43において発生するジュール熱が算出される。そして、算出されたジュール熱に対応させて、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43に電流が供給されないタイミングで、発熱時と同等の発熱量となるように抵抗体34に電流を供給する。
このようにすることにより、制御部であるコントローラー19による制御を利用し、適切なタイミングで抵抗体34に電流を供給して発熱させ、電子冷却モジュール30上の赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43が配置される領域の温度を一定に保つことができる。したがって、出射される光の出力の安定をより図ることができる。
本実施形態においては、電子冷却モジュール30上にミラー駆動機構70が配置されているため、ミラー駆動機構70の温度を一定に保つことが容易となる。そうすると、温度に依存してミラー72の振れ角が変化することを抑制することができる。すなわち、本実施形態によると、光モジュール10fは、上記構成の抵抗体34を含むため、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43の駆動の有無にかかわらず、電子冷却モジュール30の制御による急激な温度変化が生じるおそれを低減することができる。したがって、電子冷却モジュール30上の赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43が配置される領域、さらには、電子冷却モジュール30上のミラー駆動機構70が配置される領域において、急激な温度変化を抑制することができる。したがって、出射する光の出力の安定を図ることができ、より精度よく走査された光を出射することができる。その結果、光モジュール10fによる描画を適切に行うことができる。
(他の実施の形態)
なお、上記の実施の形態においては、光モジュールは、赤色レーザダイオード、緑色レーザダイオードおよび青色レーザダイオードを含む構成としたが、これに限らず、少なくともいずれか1色、すなわち、赤色レーザダイオード、緑色レーザダイオードおよび青色レーザダイオードのうちの少なくともいずれか1つを含む構成であってもよい。
また、上記の実施の形態において、電子冷却モジュールについては、光モジュールが配置された周囲環境がたとえば極めて低温であった場合、吸熱板側で熱を放出し、放熱板側で熱を吸収する場合もある。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって規定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本開示の光モジュールは、出射する光の出力の安定が求められる場合に特に有利に適用され得る。
10a,10b,10c,10d,10e,10f 光モジュール
11 光形成部
12 保護部材
13 支持板
13a,13b,20a,20b 主面
14 キャップ
15,18 出射窓
16 リードピン
17,19 コントローラー
20 ベース板
21 第1ブロック部
22 第2ブロック部
23 第3ブロック部
24 サーミスタ
26 第1サブマウント
27 第2サブマウント
28 第3サブマウント
29 ネットワーク
30 電子冷却モジュール
31 放熱板
32 吸熱板
33 半導体柱
34,35,36,37,38 抵抗体
41 赤色レーザダイオード
42 緑色レーザダイオード
43 青色レーザダイオード
51 第1レンズ
52 第2レンズ
53 第3レンズ
61 第1フィルタ
62 第2フィルタ
63 第3フィルタ
70 ミラー駆動機構
71 ステージ
72 ミラー
,L,L,L,X,Y,Z 矢印

Claims (8)

  1. 支持板と、
    前記支持板上に配置される電子冷却モジュールと、
    前記電子冷却モジュール上に配置される半導体発光素子と、
    前記電子冷却モジュール上に配置され、通電により発熱し、発熱時に発光しない抵抗体と、を備える、光モジュール。
  2. 前記半導体発光素子は、複数備えられている、請求項1に記載の光モジュール。
  3. 前記半導体発光素子は、
    赤色の光を出射する赤色レーザダイオードと、
    緑色の光を出射する緑色レーザダイオードと、
    青色の光を出射する青色レーザダイオードと、を含む、請求項2に記載の光モジュール。
  4. 前記抵抗体は、複数備えられている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の光モジュール。
  5. 前記半導体発光素子の数と前記抵抗体の数とは、同じであり、
    各前記抵抗体からの距離が最も近い前記半導体発光素子は、それぞれ異なっている、請求項4に記載の光モジュール。
  6. 前記半導体発光素子の電気抵抗の和と、前記抵抗体の電気抵抗の和とは、等しい、請求項4または請求項5に記載の光モジュール。
  7. 前記半導体発光素子に供給する電流および前記抵抗体に供給する電流を制御する制御部をさらに備え、
    前記制御部は、前記半導体発光素子に供給する電流の変化に応じて、前記抵抗体に供給する電流を制御する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の光モジュール。
  8. 前記電子冷却モジュール上に配置され、前記半導体発光素子から出射された光を走査するミラー駆動機構をさらに備える、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の光モジュール。
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