JP2022174836A - 衣服 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022174836000001
【課題】下半身に着用する衣服について着脱を容易にする。
【解決手段】ズボン1の右前身頃23と左前身頃24とによって形成された前立て25に跨がってマチ30を配置し、マチ30の少なくとも一部をゴム生地としている。また、ズボン1のウエスト10のウエスト右端11及びウエスト左端12に跨がってベルトを配置し、ベルトは少なくとも一部が弾性を有するゴム生地にて形成している。また、このベルトはウエスト10の前側及び奥側に配置されていてもよい。
【選択図】図2

Description

本発明は、下半身に着用する衣服に関する。
ズボンやスカート等の人の下半身に着用する衣服、いわゆるボトムス(以下、単に「ボトムス」ともいう)は、着用中にずり落ちないように人の腰で支える構成となっている。また、ボトムスは足側から着脱する場合が多いが、人の体は腰周りよりも臀部周りの方が長いため、ボトムスのうち臀部より上に位置する部分は着脱時に臀部を通過できるように開閉ないし拡径できる構成とする必要がある。
そのための構成として、ボトムスに開閉可能な前立てを形成し、またボトムスのウエストを開閉可能な構成としている。そして、ボトムスの着脱時にはウエストを開くとともに前立てを開いてボトムス上部が臀部を通過可能としている。また、ボトムスの着用時はウエストとともに前立てを閉じてボトムスを人の腰周りにフィットさせている。
ところで、ボトムスに形成した前立てには、スライドファスナーやボタンを配置して、着用時に不用意に前立てが開かないようにしている。
しかし、急いでボトムスを脱ぎたい場合など、前立てのスライドファスナー等を開放する操作に手間取る場合やあるいはそれらの操作自体が煩雑な場合がある。このことは前立てに限らず、ボトムスを着脱する際にボトムスの上部が人の臀部を通過可能とするため、ボトムス上部を拡径ないし開閉する機構についてすべて当てはまるものである。
そこで、本発明は、下半身に着用する衣服について着脱を容易にすることを目的とする。
上記課題を解決するための発明として、下半身に着用する衣服であって、身頃に形成された開閉部に跨がってマチを配置し、同マチの少なくとも一部を弾性生地とした。
また、前記開閉部は前立てであり、前記マチは右前身頃と左前身頃との間に配置されている。前記弾性生地はゴム生地である。
前記衣服のウエストの両端部に跨がったベルトを配置し、同ベルトは少なくとも一部が弾性を有する。前記ベルトは前記ウエストの前側及び奥側に配置されている。
本発明によれば、衣服の着脱が容易になる。
ズボンの斜視図。 ズボンの前立てを開いた状態を前側から見た説明図。 ズボンの前立てを開いた状態を裏側から見た説明図。 図4(a)は左前身頃へのマチの取り付け状態を裏側から見た説明図、図4(b)は右前身頃へのマチの取り付け状態を裏側から見た説明図。 第2実施形態のズボンの前立てを開いた状態を裏側から見た説明図。 図6(a)は左前身頃へのマチの取り付け状態を裏側から見た説明図、図6(b)は右前身頃へのマチの取り付け状態を裏側から見た説明図。 第3実施形態のズボンの前立てを開いた状態を裏側から見た説明図。 図8(a)は左前身頃へのマチの取り付け状態を裏側から見た説明図、図8(b)は右前身頃へのマチの取り付け状態を裏側から見た説明図。 ウエストの別例の説明図。 裏側から見たウエストの別例の説明図。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化したズボンの第1実施形態を図1~図4にしたがって説明する。
図1にズボン1の斜視図を示す。ズボン1は帯状のウエスト10とこのウエスト10の下側に縫い付けられた二股のズボン本体20とを有する。なお、ズボン1等について図1に示す向きを前といい、その反対を裏という。
ウエスト10は有端の長尺状に形成されていて、ズボン1の正面部分にてウエスト10の両端部を前後に重ね合わせて固定する構成となっている。なお、ウエスト10のうち着用者から見て右側に位置する下前(着用者側・奥側)の端部をウエスト右端11といい、着用者から見て左側に位置する上前(外側)の端部をウエスト左端12という。図1はズボン1を前から見た図のため、着用者の視点とは左右が逆となっている。なお、図示しないがウエスト10は上端で折り返された二重となっており、下端がズボン本体20の上端を前後(外側と奥側)から挟む形で縫い合わせされている。
図2に示すように、ウエスト10には、その重なり部分にホック13が取り付けられている。具体的には、ウエスト右端11の前面に受け具14が縫い付けられている。また、ウエスト左端12の裏面には受け具14に引っ掛け可能な鉤具15が縫い付けられている。ウエスト10の受け具14に鉤具15を掛けると、図1のようにウエスト右端11とウエスト左端12とが固定されてウエスト10を閉じて周長を一定にすることができる。一方、ウエスト10の受け具14と鉤具15とを掛けない状態では図2のようにウエスト右端11とウエスト左端12とは固定されずウエスト10は開放される。
図1及び図2に示すズボン本体20は、前身頃21と後身頃22とから構成されており、さらに前身頃21は、着用者から見て右側に位置する右前身頃23と着用者から見て左側に位置する左前身頃24とから構成される。
図2に示すように、ズボン本体20の右前身頃23と左前身頃24の縁は、ウエスト10のウエスト右端11及びウエスト左端12の縁と略同じ位置となり直線状となるように位置が合わせられている。ズボン本体20の右前身頃23と左前身頃24とは、ズボン1の正面にて両者が一定幅で重なり合っており、これにより開閉部である前立て25が形成されている。
前立て25は、ズボン本体20のうち右前身頃23が下前(奥側)に、左前身頃24が上前(外側)となる。上前となる左前身頃24は、左前身頃24の生地を余分に形成しておき、裏に折り返して縫い合わせた見返し26を有する。なお、図示しないが見返し26の内側には接着芯が接着されている。一方、下前となる右前身頃23は、いわゆる持ち出し27とも呼ばれ、持ち出し27の裏には持ち出し27を反転させた形状に形成した裏地28を縫い合わせている。なお、図示しないが持ち出し27と裏地28の間にも接着芯が接着されている。
図2に示すように、ズボン本体20の右前身頃23と左前身頃24とは前立て25の下端にて縫い合わせられて開き止め29となっている。この開き止め29よりも下側部分も右前身頃23と左前身頃24が縫い合わせられている点は、通常の前立て25を有するズボン1の構成と同じである。そして、前立て25にはスライドファスナーやボタンは取り付けられておらず、代わりに右前身頃23と左前身頃24との間には右前身頃23と左前身頃24とに跨るマチ30が配置されている。
図3に、前立て25を開いた状態のズボン1を裏側から見た図を示す。また、図4(a)に左前身頃24を、図4(b)に右前身頃23をそれぞれ裏側から見た状態を示す。
マチ30は弾性生地、例えばゴム生地により構成されており、前立て25の開閉可能な部分の高さ方向全体にわたって配置されている。マチ30は矩形状のゴム生地を2つ折りとしてズボン1に縫い合わせられている。2つ折りにしたマチ30のうち前側(外側)に位置する前マチ31が左前身頃24に縫い合わせられており(図4(a))、2つ折りにしたマチ30のうち後側(奥側)に位置する後マチ32が右前身頃23に縫い合わせられている(図4(b))。なお、図4(a)と図4(b)に示すマチ30の2点鎖線はマチ30の折り曲げ部33であり、実際にはマチ30は2点鎖線の部分で2つ折りにされているが、説明の便宜上、マチ30を折り曲げ部33から2つに分けて前マチ31を図4(a)に、後マチ32を図4(b)に図示している。
具体的には、図4(a)に示すように、前マチ31の上部31aはウエスト10と左前身頃24との縫い合わせ部分に縫い合わされてウエスト10内に位置する。なお、マチ30は前マチ31の上部31aが折り曲げ部33から離れるほど後マチ32の上側に露出する形でずらして折り曲げられている。このため、前マチ31の上部31aは折り曲げ部33から離れるに従い、ウエスト10内に位置する量が大きくなる。また、前マチ31の側部31bは左前身頃24の見返し26に挟まれて縫い合わされている。
図4(b)に示すように、後マチ32の側部32bは右前身頃23の持ち出し27で裏地28との間に縫い合わされている。一方、図3にも示すように、後マチ32の上部32aは縫い合わせられておらず、前立て25を拡げたときは図2、図3に示すように、後マチ32の上部32aを中心として後マチ32が伸びることとなる。なお、前マチ31の下部31cと後マチ32の下部32cとは互いに重ねられた状態で縫い合わせられている。
第1実施形態のズボン1の着脱方法について説明する。
着用者は、ズボン1を着用する際、ウエスト10のホック13が掛け止められているときにはこれを外し、ウエスト10を開いた状態とする。そして、ウエスト右端11とウエスト左端12を互いに離間する方向に引っ張ると、ズボン本体20の前立て25を構成する右前身頃23と左前身頃24も同じ方向に引っ張られる。ズボン本体20の前立て25には右前身頃23と左前身頃24の間にゴム生地で形成されたマチ30が配置されている。このため、前立て25を開いた場合にマチ30も併せて伸びることとなる。
着用者はウエスト10を開き、ズボン本体20の前立て25を拡げた状態でズボン1に足を入れて、そのままズボン1を腰まで引き上げる。ウエスト10が腰に到達するとウエスト右端11とウエスト左端12とを互いに引き寄せてホック13を掛け止めればウエスト10を閉じて周長を一定長とすることができる。このとき、前立て25のマチ30には引張力が作用せず縮んだ状態に戻って前立て25は閉じられる。
また、着用状態で前立て25が開いた(右前身頃23と左前身頃24との間に空間が形成された)としてもその間にはマチ30が配置されている。このため右前身頃23と左前身頃24との間はマチ30により遮蔽され、ズボン1の内部が前立て25から視認可能になることはない。
着用者がズボン1を脱ぐ場合、先に掛け止めたウエスト10のホック13を外して、ウエスト右端11とウエスト左端12を離間する方向に引っ張る。すると、前立て25のマチ30も伸びるため前立て25を開くことができる。その状態のままズボン1を下ろせばズボン1を脱ぐことができる。
第1実施形態のズボン1によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)第1実施形態のズボン1では、前立て25を構成する右前身頃23と左前身頃24との間にスライドファスナーやボタンを設けずマチ30を配置している。このため、ズボン1を脱ぐ際にスライドファスナーやボタンの操作が不要であり、ズボン1の着脱が容易となる。
(2)第1実施形態のズボン1では、マチ30にゴム生地を使用している。このため、前立て25の開閉にあわせてマチ30が伸縮し、前立て25の開閉を阻害することがない。また、マチ30は力が作用しないときは自身の弾性力で縮み前立て25を閉じるため、ウエスト10を固定するとマチ30により前立て25も閉じられることとなる。
(3)ズボン1の着用時に前立て25が開いた(右前身頃23と左前身頃24との間に空間が形成された)としても前立て25の間はマチ30により遮蔽され、ズボン1の内部が前立て25から視認可能になることはない。
(第2実施形態)
次に、本発明を具体化したズボン1の第2実施形態を図5~図6にしたがって説明する。なお、第2実施形態は、第1実施形態のズボン1のマチ30の構成を変更したものであるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
図5に示すように、マチ30はゴム生地で形成されており、右前身頃23と左前身頃24との間に配置され、前立て25を開くとマチ30が伸びること、またマチ30により前立て25が遮蔽されることは第1実施形態と共通するが、マチ30の取り付け方が第1実施形態と相違する。
具体的には、図6(a)に示すように、前マチ31の側部31bが左前身頃24の見返し26に挟まれて縫い合わされている点は第1実施形態と同様である。一方、前マチ31の上部31aはウエスト10と左前身頃24との縫い合わせ部分には縫い合わされていない。ウエスト10と左前身頃24との縫い合わせ部分には別体にて形成された矩形状の支持片34が縫い合わせられており、その支持片34の下端に、前マチ31の上部31aが縫い合わせされている。なお、支持片34もマチ30と同様のゴム生地である。
図6(b)に示すように、後マチ32の側部32bは右前身頃23の持ち出し27で裏地28との間に縫い合わされている。一方、図5にも示すように、後マチ32の上部32aは縫い合わせられておらず、前立て25を開いたときは後マチ32の上部32aを中心としてマチ30が伸びることとなる。なお、前マチ31の下部31cと後マチ32の下部32cとが互いに重ねられた状態で縫い合わせられていることは第1実施形態と同様である。この第2実施形態のズボン1の着脱方法は第1実施形態と同様である。
従って、第2実施形態によれば、第1実施形態に記載の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(1)第2実施形態では、ウエスト10と左前身頃24との縫い合わせ部分には支持片34を縫い合わせ、その支持片34に前マチ31の上部31aを縫い合わせている。このため、前マチ31の上部31aを縫い合わせる部分が短くなり製造工程が簡素化される。
(2)支持片34もゴム生地であるため、前立て25はマチ30の伸び代と支持片34の伸び代の合計分拡げることができ、前立て25をより広く開くことができる。
(第3実施形態)
次に、本発明を具体化したズボン1の第3実施形態を図7~図8にしたがって説明する。なお、第3実施形態は、第1実施形態のズボン1のマチ30の構成を変更したものであるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
図7に示すように、マチ30はゴム生地で形成されており、右前身頃23と左前身頃24との間に配置され、前立て25を開くとマチ30も伸びること、またマチ30により前立て25が遮蔽されることは第1実施形態と共通する。一方、マチ30の形状及び取り付け方が第1実施形態と相違する。
具体的には、図8(a)、図8(b)に示すように、マチ30は2つ折りにした状態で前マチ31の側部31bと後マチ32の側部32bとがそれぞれの上部31a、32a及び下部31c、32cに対して斜辺となる台形に形成されている。
図8(a)に示すように、前マチ31は側部31bが見返し26の縁に沿った向きとなるように左前身頃24の見返し26に挟まれて縫い合わせされている。また、前マチ31の上部31aはウエスト10と左前身頃24との縫い合わせ部分に対して傾斜した状態でウエスト10と左前身頃24との縫い合わせ部分に縫い合わされてウエスト10内に位置する。前マチ31の上部31a先端(側部31bの上端でもある)はウエスト10内の上端近くに位置し、折り曲げ部33寄りの前マチ31の上部31aはウエスト10と左前身頃24との縫い合わせ部分から下に露出している。
図8(b)に示すように、後マチ32の側部32bは右前身頃23の持ち出し27とウエスト右端11の縁との間に跨がって右前身頃23の持ち出し27で裏地28との間及びウエスト右端11に縫い合わせされている。
一方、図7にも示すように、後マチ32の上部32aは縫い合わせられておらず、前立て25を拡げたときは図7に示すように、後マチ32の上部32aを中心としてマチ30が伸びることとなる。なお、前マチ31の下部31cと後マチ32の下部32cとは互いに重ねられた状態で縫い合わせられていることは第1実施形態と同様である。この第3実施形態のズボン1の着脱方法は第1実施形態と同様である。
従って、第3実施形態によれば、第1実施形態に記載の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、マチ30は、ズボン本体20の右前身頃23の持ち出し27とウエスト右端11とに跨がって縫い合わせられている。このため、前立て25を開いた状態では右前身頃23だけでなくその上に位置するウエスト右端11もマチ30による引張力を受け、前立て25のみならずウエスト10も閉じやすくなる。
(2)ウエスト10にまでマチ30が配置されているため、ズボン1においてマチ30により遮蔽される部分が増える。
第1実施形態ないし第3実施形態の変更例を説明する。特に明記しない場合は第1ないし第3実施形態共通である。
・マチ30をゴム生地で形成したが、マチ30の全てをゴム生地で形成する必要はなく、ゴム生地と伸縮性のない生地とをつなげてマチ30にしてもよい。なお、この場合、前立て25を十分開くことができる程度に伸縮性のない生地に余裕をもたせることが好ましい。
・ウエスト10を固定する構成としてホック13以外を採用してもよい。例えば、ウエスト10はボタン止めとしてもよい。また、ホック13もスナップフィットタイプとしてもよい。このような構成でもウエスト10の開閉が可能である。
・図9に示すようにウエスト右端11とウエスト左端12との間に、ウエスト10を跨る形で弾性生地の前側ベルト16を配置してウエスト10を拡縮可能としてもよい。この場合、ウエスト左端12の縁に前側ベルト16の一端を縫い合わせ、ウエスト右端11には、前側ベルト16を隠す前側スリーブ17をウエスト10の前面に重ねて形成し、前側ベルト16は前側スリーブ17内の基端でウエスト10に縫い合わせられるようにする。このようにすると、ウエスト10にホック13を設ける必要がなく、ウエスト10を着用者の腰にフィットさせることができる。また、ズボン1の着脱時にはウエスト10を拡げる方向に引っ張れば、前側ベルト16が伸びてウエスト10が拡がると同時に前立て25も開く。さらに前側スリーブ17により前側ベルト16が露出しないため意匠性にも優れる。なお、図9では説明の便宜上マチ30は図示を略しているが、第1実施形態ないし第3実施形態のいずれのマチ30も採用することができる。
・図10に裏側を示すように、ウエスト10の裏面にも奥側ベルト18と奥側スリーブ19とを配置して前面同様の構成としてもよい。すなわち、図9に示した構成に加えて、ウエスト右端11の裏面の縁に奥側ベルト18の一端を縫い合わせ、ウエスト左端12には、奥側ベルト18を隠す奥側スリーブ19をウエスト10の裏面に重ねて形成し、奥側ベルト18は奥側スリーブ19内の基端でウエスト10に縫い合わせられるようにする。このようにすれば、ウエスト10に前側ベルト16と奥側ベルト18とを二重に配置することができ、ウエスト10をよりしっかり腰に固定することができる。ウエスト10に奥側ベルト18と奥側スリーブ19とを配置した場合には、ウエスト10に配置した前側ベルト16と前側スリーブ17と省略することもできる。なお、図10では説明の便宜上マチ30は図示を略しているが、第1実施形態ないし第3実施形態のいずれのマチ30も採用することができる。
・前側ベルト16、奥側ベルト18は弾性生地、例えばゴム生地としたが、それら全体を弾性生地にて構成する必要はなく、前側ベルト16、奥側ベルト18の一部を弾性生地とし、残りに弾性を有しない生地を使用してもよい。一部に弾性生地を使用した場合でも前側ベルト16、奥側ベルト18全体は伸縮性を有するため、同様の作用が得られる。
・各実施形態のマチ30は前立て25を例としたが、前立て25以外の部分に採用してもよい。例えば、ズボン1の前身頃21と後身頃22の間に採用してもよく、またズボン1周りのうち1箇所に限らず、2箇所に形成してもよい。さらに、前立て25のような身頃の重なり部分を設けなくてもよい。
・各実施形態及び変更例ではズボン1を例としたが、ズボン1以外のボトムスに使用してもよい。例えばスカートに採用してもよい。
・第3実施形態において、マチ30のうち縫い込まれて露出しない部分、具体的には前マチ31の上部31aをウエスト10の伸びる方向に沿った形状としてもよい。
・上半身に着用する衣服が付属していてもよい。下半身用衣服とは少なくとも人の下半身に着用する衣服であればよく、オーバーオールのように上半身に着用する衣服も含んでいてもよい。
・各実施形態の前立て25は左前身頃24を上前、右前身頃23を下前(いわゆる男前)としているが、右前身頃を上前とし左前身頃を下前(いわゆる女前)としてもよい。
1…ズボン(衣服)
10…ウエスト
16…前側ベルト(ベルト)
18…奥側ベルト(ベルト)
20…ズボン本体
21…前身頃(身頃)
22…後身頃(身頃)
23…右前身頃(身頃)
24…左前身頃(身頃)
25…前立て(開閉部)
30…マチ

Claims (5)

  1. 下半身に着用する衣服であって、身頃に形成された開閉部に跨がってマチを配置し、同マチの少なくとも一部を弾性生地とした衣服。
  2. 前記開閉部は前立てであり、前記マチは右前身頃と左前身頃との間に配置されている請求項1に記載の衣服。
  3. 前記弾性生地はゴム生地である請求項1又は2に記載の衣服。
  4. 前記衣服のウエストの両端部に跨がってベルトを配置し、同ベルトは少なくとも一部が弾性を有する請求項1ないし3のいずれか一項に記載の衣服。
  5. 前記ベルトは前記ウエストの前側及び奥側に配置されている請求項4に記載の衣服。
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