JP2022174698A - ビニール袋を開けやすくした補助具 - Google Patents

Abstract

【課題】 開けにくい薄くやわらかいビニール袋を簡単に開けられ、買い物の袋詰め作業のストレスを減らし、新型コロナ感染防止にも役立つように工夫したビニール袋の口を開けやすくした補助具を提供する。【解決手段】 表面が曲面状の土台（１）の曲面部に突起を設けたシリコーンシート（２）を取り付け、土台（１）の底面部にクリップ（３）を取り付けたことを特徴とする。【選択図】図１

Description

本発明は、薄くやわらかいビニール袋の口を開けやすくした補助具に関するものである。

従来、スーパーマーケットなどで使用するロール状に巻かれている薄くやわらかいビニール袋は一枚ずつ切り取り、口の部分を手で開いて購入した食品などを自分で入れていた。
従来のビニール袋は、とても薄くてやわらかくロール状にぴったり巻き付けられ、空気が抜かれて密着しているので非常に口の部分が開けにくかった。
スーパーマーケットの荷詰め作業台には、濡れたスポンジや濡れ布巾などがあり手指を湿らせるように用意されているが、いろいろな人が使用するため、衛生的にみても気軽に使えるものではなかった。
いつもの癖で指を舐めて湿らせて袋を開ける人も多くいたと思われるが、今日、新型コロナ感染が社会問題となっている状況で指を舐めることは非常に危険であった。

特開２００８－０８７８５１号公報 特開２０１１－１７３４０２号公報 特開２０１６－２２９８５号公報

そのために、次のような問題点があった。
（イ）ロール状に巻かれたビニール袋は、薄くてやわらかく、ぴったり密着して開けにくいため手指がひっかかりにくく、何回もビニール袋をクシャクシャと揉んで開けなければならなかった。
（ロ）スーパーマーケットの入り口で新型コロナ感染予防のため手指のアルコール消毒をすると、いつもよりカサカサに乾いて、より一層ビニール袋が開けにくくなった。
（ハ）荷詰め作業台の上には、お客が自由に使える濡れたスポンジや濡れ布巾など用意してあるが、コロナ禍の時代に、他人が触れたものを、また使用するということはできなくなった。
（ニ）それでも、何回もクシャクシャと揉んでもどうしてもビニール袋が開かないときは自分の指を舐めて湿らせて袋を開けることがあった。
（ホ）なにげなく、いつもの癖で指を舐めてしまう人も多い。
（ヘ）これもコロナ禍の時代になり、非常に危険な行為になってしまった。
（ト）おとなに比べて小さな子供の指は湿っているので自分の子供にビニール袋を開けさせる母親を見かけることもあった。
（チ）コロナ感染を回避して安心安全な買い物をしたいが、毎回イライラしながら袋詰め作業をしていた。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。

表面が曲面状の土台（１）の曲面部に突起を設けたシリコーンシート（２）を取り付け、土台（１）の底面部にクリップ（３）を取り付け、薄くてやわらかいビニール袋の口を開けやすくした補助具。

（イ）薄くてやわらかいビニール袋を、このビニール袋を開けやすくした補助具のシリコーンシートの突起物に軽くこすりつけるとイライラせずにカサカサした手指でもサッと開けられる。
（ロ）バックに携帯できるので、毎日使う買い物エコバックに付けておき、忘れることがない。
（ハ）軽くてバックの内側に挟んでおけば衣服に引っかかることもない。
（ニ）やわらかい素材なので手指を傷つけたりしない。
また、食品をも傷つけることはない。
（ホ）突起を設けたシリコーンシートは、弾力性と粘着性があるので軽くこするだけで力の弱い人でもビニール袋が引っかかり易い。
（ヘ）汚れても簡単に水洗いできる。
（ト）見た目もかわいらしく愛着がわく。

本発明の正面図である。 本発明を正面から見た斜視図である。 本発明の使用状態を示した斜視図である。

発明を実施するための形態について説明する。
表面が曲面状の土台（１）の曲面部に突起を設けたシリコーンシート（２）を取り付け、土台（１）の底面部にクリップ（３）を設ける。
本発明は以上のような構成である。
本発明を使用するときは、買い物バックの内ポケットやバックのふち、持ち手部分にクリップ（３）ではさんでとめ、ビニール袋の口の部分の両端を持って広げ、突起を設けたシリコーンシート（２）に軽く擦り付けるようにする。
突起を設けたシリコーンシート（２）には弾力性と粘着性があるので、擦り付けるとビニール袋の下面にあたる箇所が引っかかり、上面がずれて口がひらき開けやすくなる。
力の弱い人でも簡単にビニール袋を開けることができる。
外形が可愛らしいハリネズミの顔が土台（１）になって持っているだけで楽しくなるビニール袋を開けやすくした補助具である。
新型コロナ感染を心配するような濡れたスポンジや濡れ布巾などを使用したり、自分の指を舐めるようなことをしなくても短時間でサッと荷詰め作業が終わりストレスなく買い物ができるようになる。
土台（１）の形状は、たとえば、小動物のハリネズミ型にすると携帯するのも抵抗を感じなくて、機能的で便利である。
また、外形が可愛らしいハリネズミの顔が土台（１）になって、持っているだけで楽しくなるビニール袋を開けやすくした補助具になる。

１ ハリネズミ型土台
２ シリコーンシート
３ クリップ

Claims (1)

1. 表面が曲面状の土台（１）の曲面部に突起を設けたシリコーンシート（２）を取り付け、土台（１）の底面部にクリップ（３）を取り付け、薄くてやわらかいビニール袋の口を開けやすくした補助具。

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