JP2022174678A - 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】内容に応じた、車両に関するアップデートの方法を提示する。【解決手段】ユーザ端末から第1の車両に関する第1のアップデートの依頼を受信することと、第1のアップデートがハードウェアのアップデートである場合には、ユーザ端末へ、第1のアップデートを店舗で実施することを提示することと、第1のアップデートがソフトウェアのアップデートである場合には、ユーザ端末へ、第1のアップデートを無線通信によって実施することを提示することと、を実行する制御部、を備える情報処理装置である。【選択図】図9

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラムに関する。
車両搭載型ナビゲーションシステムに用いられる地理データやナビゲーションのアップデートデータを通信リンクを通じて配布するシステムが開示されている(例えば、特許文献1)。
特開2007-226263号公報
本開示は、内容に応じた、車両に関するアップデートの方法を提示可能な情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラムを提供することを課題とする。
本開示の態様の一つは、
ユーザ端末から第1の車両に関する第1のアップデートの依頼を受信することと、
前記第1のアップデートがハードウェアのアップデートである場合には、前記ユーザ端末へ、前記第1のアップデートを店舗で実施することを提示することと、
前記第1のアップデートがソフトウェアのアップデートである場合には、前記ユーザ端末へ、前記第1のアップデートを無線通信によって実施することを提示することと、
を実行する制御部、
を備える情報処理装置である。
本開示の他の態様の一つは、
ユーザ端末から第1の車両に関する第1のアップデートの依頼を受信することと、
前記第1のアップデートがハードウェアのアップデートである場合には、前記ユーザ端末へ、前記第1のアップデートを店舗で実施することを通知することと、
前記第1のアップデートがソフトウェアのアップデートである場合には、前記ユーザ端末へ、前記第1のアップデートを無線通信によって実施することを通知することと、
を含む情報処理方法である。
本開示の他の態様の一つは、
コンピュータに、
第1の車両に関する第1のアップデートの依頼を所定のサーバへ送信することと、
前記所定のサーバから、前記第1のアップデートがハードウェアのアップデートである場合には、前記第1のアップデートを店舗で実施することを受信し、前記第1のアップデートがソフトウェアのアップデートである場合には、前記第1のアップデートを無線通信によって実施することを受信することと、
を実行させるプログラムである。
本開示によれば、内容に応じた、車両に関するアップデートの方法を提示することができる。
図1は、第1実施形態に係る車両アップデートシステムのシステム構成の一例を示す図である。 図2は、センタサーバ及びユーザ端末のハードウェア構成の一例である。 図3は、センタサーバ及びユーザ端末の機能構成の一例を示す図である。 図4は、メニュー情報データベースに保持される情報の一例である。 図5は、ユーザ情報データベースに保持される情報の一例である。 図6は、店舗情報データベースに保持される情報の一例である。 図7は、車両アップデートメニュー画面の一例である。 図8は、車両アップデートメニュー画面の一例である。 図9は、ユーザ端末の車両アップデート確認画面の一例である。 図10は、ソフトウェアのアップデートの実施方法の変更が選択された場合の画面の一例である。 図11は、センタサーバの、ユーザ端末からメニュー取得依頼を受信した場合の処理のフローチャートの一例である。 図12は、センタサーバの、ユーザ端末からアップデート確認依頼を受信した場合の処理のフローチャートの一例である。 図13は、センタサーバの、ユーザ端末からアップデート確認依頼を受信した場合の処理のフローチャートの一例である。 図14は、センタサーバの、ユーザ端末からアップデート確認依頼を受信した場合の処理のフローチャートの一例である。
例えば、車両のハードウェアをアップデートすることによって、当該車両を売却する際の査定額が上昇する可能性がある。車両のハードウェアのアップデートとは、例えば、車両の外観の変更、構成の変更、機能の追加、及び、性能の向上のためのハードウェアの追加及び変更のことをいう。
車両のハードウェアのアップデートは、例えば、所定の設備及び整備士等を備える店舗で実施される。当該店舗は、例えば、当該車両のメーカの、ディーラ、及び、工場等である。一方、車両が無線通信の機能を備える装置を搭載している場合には、ソフトウェアのアップデートは、店舗でも行うことはできるが、無線通信によっても行うことができる。無線通信でソフトウェアのアップデートする場合には、車両を店舗へ持ち込む等の手間を省くことができる。なお、本明細書において車両のソフトウェアのアップデートと称する場合には、すでに車両に搭載されているソフトウェアのアップデート、及び、新たなソフトウェアのインストールも含まれる。
本開示の態様の一つは、制御部を備える情報処理装置である。当該制御部は、ユーザ端末から第1の車両に関する第1のアップデートの依頼を受信する。また、当該制御部は、第1のアップデートがハードウェアのアップデートである場合には、当該ユーザ端末へ、第1のアップデートを店舗で実施することを通知する。当該制御部は、第1のアップデートがソフトウェアのアップデートである場合には、当該ユーザ端末へ、第1のアップデートを無線通信によって実施することを通知する。
情報処理装置は、例えば、サーバ等のコンピュータである。制御部は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサである。ユーザ端末は、例えば、スマート
フォン、タブレット端末、及び、PC(Personal Computer)等である。店舗は、例えば
、第1の車両のメーカのディーラ又は工場等である。
本開示の態様の一つによれば、第1の車両のアップデートがハードウェアかソフトウェアかに応じて、アップデートの実施方法を提示することができる。
一方、ソフトウェアのアップデートを店舗で実施したいという要望もある。例えば、車両のハードウェアのアップデートとともに車両のソフトウェアのアップデートも行われる場合、及び、通信料がかかる又は通信データ量を消費する場合等である。そこで、本開示の態様の一つでは、制御部は、第1のアップデートがハードウェアとソフトウェアの両方のアップデートを含む場合には、第1のアップデートに含まれる1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートを、店舗で実施することと、無線通信によって実施することと、のうちから選択可能にすることをさらに実行するようにしてもよい。これによって、第1の車両のユーザにソフトウェアのアップデートについて選択肢を与えることができ、第1の車両のユーザが望む方法で、ソフトウェアのアップデートを実施することができる。
また、本開示の態様の一つでは、制御部は、第1のアップデートが少なくともソフトウェアのアップデートを含み、1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートに係る合計データ量が所定の閾値以上である場合には、1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートを、店舗で実施することを推奨してもよい。第1のアップデートがハードウェアとソフトウェアの両方のアップデートを含み、合計データ量が所定の閾値未満である場合には、制御部は、1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートを、無線通信によって実施することを推奨するようにしてもよい。
ソフトウェアのアップデートに係る合計データ量が所定の閾値以上である場合には、例えば、無線通信に係る通信料金が高くなる、データ通信量の消費量が増える、又は、アップデートに時間がかかることがある。本開示の態様の一つでは、第1のアップデートがすくなくともソフトウェアのアップデートを含む場合に、ソフトウェアのアップデートに係る合計データ量に応じて、ユーザに負担が少ない実施方法を推奨することができる。
また、本開示の態様の一つでは、制御部は、第1のアップデートがハードウェアとソフトウェアの両方のアップデートを含み、1又は複数の第1のソフトウェアのうちの少なくとも一つのアップデートが第1のアップデートに含まれる第1のハードウェアのアップデートに付随している場合には、1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートを店舗で実施することを通知するようにしてもよい。また、第1のアップデートがハードウェアとソフトウェアの両方のアップデートを含み、1又は複数の第1のソフトウェアのいずれのアップデートも第1のハードウェアのアップデートに付随していない場合には、制御部は、1又は複数のソフトウェアのアップデートを、店舗で実施することと、無線通信によって実施することと、のうち、無線通信によって実施することを推奨するようにしてもよい。
ソフトウェアのアップデートがハードウェアのアップデートに付随しているとは、当該ハードウェアのアップデートがなければ当該ソフトウェアの用途がないことを示す。言い換えると、当該ソフトウェアの使用には、当該ハードウェアのアップデートが必須であることを示す。ソフトウェアのアップデートがハードウェアのアップデートに付随している場合には、例えば、当該ハードウェアのアップデートに先行して当該ソフトウェアを無線通信によってアップデートしたとしても、当該ソフトウェアの用途がない。したがって、本開示の態様の一つでは、ソフトウェアのアップデートがハードウェアのアップデートに付随している場合には、ハードウェアのアップデートともにソフトウェアのアップデートも店舗において実施することにする。これによって、第1の車両のユーザは、第1の車両のアップデートに係る手間を省くことができる。
また、本開示の態様の一つでは、制御部は、第1のアップデートがハードウェアとソフ
トウェアの両方のアップデートを含み、第1のアップデートを実施する予定の第1の店舗のスケジュールにおいて、ユーザ端末によって指定された日付から所定日数後までの間に第1のアップデートを実施可能である場合には、1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートを、店舗で実施することを推奨するようにしてもよい。また、第1のアップデートがハードウェアとソフトウェアの両方のアップデートを含み、第1の店舗のスケジュールがユーザ端末によって指定された日付から所定日数後まで空いていない場合には、制御部は、1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートを、無線通信によって実施することを推奨するようにしてもよい。
第1の店舗のスケジュールが空いていない場合には、ソフトウェアのアップデートを先行して無線通信で行った方が、より早く当該ソフトウェアによるサービスを受けることができ、ユーザにとって都合のよい場合がある。本開示の態様の一つによれば、第1の店舗のスケジュールに応じて、車両のソフトウェアのアップデートの実施方法を提示することができる。
本開示の態様の一つでは、制御部は、第1のアップデートがハードウェアとソフトウェアの両方のアップデートを含む場合には、1又は複数の第1のソフトウェアのうちの少なくとも一つのアップデートが第1のアップデートに含まれる第1のハードウェアのアップデートに付随していること、ユーザ端末によって指定された日付から所定日数後までの間に第1のアップデートを実施可能であること、及び、1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートに係る合計データ量が所定の閾値以上であること、の少なくとも一つが満たされることによって、1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートを、店舗で実施することを推奨するようにしてもよい。これによって、第1のアップデートの内容に応じて、ソフトウェアのアップデートの実施方法を柔軟に提示することができる。
本開示の態様の一つでは、制御部は、第1のアップデートがハードウェアとソフトウェアの両方のアップデートを含み、第1のソフトウェアが複数である場合には、複数の第1のソフトウェアのそれぞれについて、アップデートを店舗で実施することと、無線通信によって実施することと、のうちいずれを推奨するか判定するようにしてもよい。これによって、第1のアップデートに含まれる複数の第1のソフトウェアのそれぞれについて、推奨するソフトウェアのアップデートの実施方法を柔軟に判定することができる。
また、本開示の態様の一つでは、第1のアップデートによって追加又は変更されるハードウェアには、第1の車両のメーカ保証が付帯するようにしてもよい。通常、ユーザ個人で車両10に追加及び変更したハードウェアについてはメーカは保証しないことが多いが、アップデートされた部品についてメーカが保証することによって、第1の車両のハードウェアのアップデートを促進させることができる。
本開示の態様の一つでは、制御部は、第1のアップデート後の第1の車両の査定額に関する情報をユーザ端末に送信するようにしてもよい。アップデート後の第1の車両の査定額に関する情報は、例えば、アップデート後の第1の車両の査定額、又は、アップデートによる第1の車両の査定額の変動値等である。本開示の態様の一つによって、第1の車両のユーザは、第1のアップデートを、アップデート後の査定額に関する情報に基づいて、実施するか否かを判定することができる。
本開示の態様の一つでは、制御部は、第1のアップデートにかかる料金に関する情報をユーザ端末に送信するようにしてもよい。これによって、ユーザは、第1のアップデートを実施するか否か、第1のアップデートの内容を変更するか否か、を決定することができる。
第1のアップデートにソフトウェアのアップデートが含まれる場合には、第1のアップデートに含まれる1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートに係る合計データ量をユーザ端末に送信するようにしてもよい。これによって、第1の車両のユーザは、第1の車両のソフトウェアのアップデートに係るデータ量を知ることができる。例えば、第1の車両のソフトウェアのアップデートの実施方法として、無線通信によって行う方法と店舗において行う方法とが提示されている場合には、アップデートに係るデータ量に基づいて、ソフトウェアのアップデートの方法を選択することができる。
本開示の他の態様の一つとして、上記情報処理装置が上記処理を実行する情報処理方法として捉えることができる。また、本開示の他の態様の一つとして、上記情報処理装置の処理をコンピュータに実行させるためのプログラム、及び、当該プログラムを記録する非一時的でコンピュータ読み取り可能な記録媒体として捉えることも可能である。
また、本開示の他の態様の一つは、コンピュータに、第1の車両に関する第1のアップデートの依頼を所定のサーバへ送信することと、所定のサーバから、第1のアップデートがハードウェアのアップデートである場合には、第1のアップデートを店舗で実施することを受信し、第1のアップデートがソフトウェアのアップデートである場合には、第1のアップデートを無線通信によって実施することを受信することと、を実行させるプログラムである。当該コンピュータは、例えば、第1の車両のユーザが使用するユーザ端末である。ユーザ端末は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、PC等である。
以下、図面に基づいて、本開示の実施の形態を説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本開示は実施形態の構成に限定されない。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る車両アップデートシステム100のシステム構成の一例を示す図である。車両アップデートシステム100は、車両のハードウェア及びソフトウェアのアップデートを提供するシステムである。車両アップデートシステム100は、センタサーバ1、ユーザ端末2、車両10に搭載される車載装置3、及び、店舗サーバ4を含む。ユーザ端末2、車載装置3、及び、店舗サーバ4は、それぞれ、車両アップデートシステム100に複数含まれるが、図1では便宜上、1台ずつ表示されている。センタサーバ1は、「情報処理装置」の一例である。車両10は、「第1の車両」の一例である。ユーザ端末2は、「ユーザ端末」の一例である。
センタサーバ1、ユーザ端末2、車載装置3、及び、店舗サーバ4は、それぞれ、ネットワークN1に接続しており、ネットワークN1を通じて通信可能である。ネットワークN1は、例えば、インターネットである。
センタサーバ1は、例えば、車両10の製造メーカによって管理されているサーバである。店舗サーバ4は、車両10の製造メーカが管轄するディーラ、工場、又は、整備場を管理するサーバである。例えば、車両10のハードウェア又はソフトウェアのアップデート、修理、及び、点検時には、車両10は店舗に持ち込まれる。
車両10は、車載装置3を搭載している。車載装置3は無線通信機能を有する。車両10は、いわゆるコネクテッドカーと呼ばれる車両である。ユーザ端末2は、例えば、車両10の所有者として車両アップデートシステム100に登録されているユーザが使用するユーザ端末である。ユーザ端末2は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、又は、PCである。ユーザ端末2は、車載装置3であってもよい。ユーザ端末2には、車両アップデートシステム100のクライアント用アプリケーションプログラムがインストールされている。
ここで、第1実施形態において、車両10のハードウェアのアップデートとは、例えば、車両10の外観の変更、構成の変更、機能の追加、及び、性能の向上のためのハードウェアの追加及び変更のことをいう。より具体的には、車両10の外観の変更に係るハードウェアのアップデートには、例えば、車体色の変更等がある。車両10の構成の変更に係るハードウェアのアップデートには、例えば、シート数の変更、サンルーフの追加、及び、自動スライドドアへの変更等がある。なお、車両のハードウェアのアップデートの具体例はこれらに限定されない。
車両10の機能の追加に係るハードウェアのアップデートには、例えば、先進安全機能に係る装置、センサ及び部品の追加がある。先進安全機能には、例えば、アンチロックブレーキングシステム(ABS)、横滑り防止装置、駐車支援システム、レーンキープアシスト、ふらつき警報システム、及び、アダプティブクルーズコントロール(ACC)等がある。車両10の性能の向上に係るアップデートには、例えば、上述の先進安全機能に係る性能の向上のためのセンサ及び部品の追加及び交換、エンジン又はモータの交換、及び、車両10が電気自動車である場合には容量の大きいバッテリへの変更等がある。
第1実施形態では、車両アップデートシステム100が扱う車両10のハードウェアのアップデートは、車両10の性能、価値、及び、車両10の所有者の満足度及び利便性等を高めるためのものであるとする。例えば、故障によって発生する、車両10を元の状態に戻すための修理は、車両アップデートシステム100が扱う車両10のハードウェアのアップデートには含まれない。一方、故障によって発生したものの、車両10の元の状態よりも価値又は性能が上がるようなハードウェアに係る修理は、車両アップデートシステム100が扱う車両10のハードウェアのアップデートに含まれてもよい。第1実施形態では、車両アップデートシステム100は、アップデートされたハードウェアに車両10のメーカの保証を提供している。なお、車両10のハードウェアのアップデートは、上述の例のものに限定されない。
第1実施形態において、車両10のソフトウェアのアップデートには、例えば、車両10に搭載されている装置及び部品等の制御に係るソフトウェアの更新、車両10に搭載されている装置にインストールされているアプリケーションソフトウェアの更新、及び、新たな機能の追加のための新たなソフトウェアの追加等がある。
車両10のソフトウェアのアップデートは、車両10を店舗へ持ち込まずとも、車載装置3の無線通信によって行うことができる。しかしながら、アップデートに係るデータ量が多い場合には、無線通信に係る通信料がかかる又はデータ通信量を消費する等の理由で、車両10のソフトウェアのアップデート店舗で行うことを希望するユーザがいる。ハードウェアとソフトウェアの両方のアップデートがある場合には、両方を店舗で行った方が効率がよい。または、例えば、ハードウェアに付随しているソフトウェアは、当該ハードウェアがアップデートされないと当該ソフトウェアをアップデートしても当該ソフトウェアの使い道がない場合がある。
以上のように、無線通信によってソフトウェアのアップデートができる場合であっても、店舗でソフトウェアのアップデートを行う方が望ましい場合がある。そこで、第1実施形態に係るセンタサーバ1は、車両10のアップデートの内容に応じてアップデートの実施方法を提示する。なお、車両10のアップデートの実施方法には、第1実施形態では、店舗での実施と、無線通信による実施とがある。
より具体的には、第1実施形態では、車両10のユーザは、車両アップデートシステム100のクライアント用アプリケーションプログラムをユーザ端末2上で起動し、ユーザ
端末2を通じて、センタサーバ1へ、車両10のアップデートを依頼するアップデート依頼を送信する。車両10のユーザは、第1実施形態では、車両10の所有者として車両アップデートシステム100に登録されているユーザであるとする。
センタサーバ1は、ユーザ端末2からアップデート依頼を受信すると、車両10のアップデートの内容に応じて、ユーザ端末2へアップデートの実施方法を提示する。例えば、車両10のアップデートがハードウェアのアップデートのみである場合には、センタサーバ1は、ユーザ端末2へ、アップデートの実施方法として、店舗での実施を提示する。例えば、車両10のアップデートがソフトウェアのアップデートのみである場合には、センタサーバ1は、ユーザ端末2へ、アップデートの実施方法として、無線通信による実施を提示する。
また、車両10のアップデートは、ハードウェアとソフトウェアとの両方のアップデートを含む場合がある。この場合には、センタサーバ1は、アップデートのデータ量、ハードウェアに付随するソフトウェアであるか否か、及び、店舗のスケジュールの少なくともいずれかに応じて、提示するソフトウェアのアップデートの実施方法を判定する。
センタサーバ1は、ユーザ端末2のユーザによってアップデートの実施方法として店舗での実施が選択された場合に、当該アップデートを行う店舗として当該ユーザに指定された店舗の店舗サーバ4へアップデートの予約を行う。
したがって、第1実施形態によれば、車両10のハードウェア及びソフトウェアのアップデートを提供するシステムにおいて、車両10のアップデートの内容に応じて、アップデートの実施方法を提示することができる。
図2は、センタサーバ1及びユーザ端末2のハードウェア構成の一例である。センタサーバ1は、ハードウェア構成として、CPU 101、メモリ102、外部記憶装置103、及び、通信部104を備える。メモリ102および外部記憶装置103は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体である。
外部記憶装置103は、様々なプログラムや、各プログラムの実行に際してCPU 101が使用するデータを格納する。外部記憶装置103は、例えば、EPROM(Erasable Programmable ROM)、又は、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive)である。外部記憶装置103に保持されるプログラムには、例えば、オペレーティングシステム(OS)、車両アップデートシステム100の制御プログラム、及び、その他様々なアプリケーションプログラムがある。
メモリ102は、CPU 101に、外部記憶装置103に格納されているプログラムをロードする記憶領域および作業領域を提供したり、バッファとして用いられたりする記憶装置である。メモリ102は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random
Access Memory)のような半導体メモリを含む。
CPU 101は、外部記憶装置103に保持されたOS、及び、その他様々なアプリケーションプログラムをメモリ102にロードして実行することによって、様々な処理を実行する。CPU 101は、1つに限られず、複数備えられてもよい。CPU 101は、「制御部」の一例である。
通信部104は、例えば、LAN(Local Area Network)や専用線等の有線のネットワークカードであり、当該LAN等のアクセスネットワークを通じてネットワークN1に接続する。センタサーバ1のハードウェア構成は、図2に示されるものに限定されない。
ユーザ端末2は、ハードウェア構成として、例えば、CPU 201、メモリ202、外部記憶装置203、無線通信部204、タッチパネルディスプレイ205、及び、GPS(Global Positioning System)受信機206を備える。ただし、図2では、ユーザ端
末2のハードウェア構成として、車両アップデートシステム100に関係するハードウェアが抽出して表示されており、ユーザ端末2のハードウェア構成は図2に示されるものに限定されない。
CPU 201、メモリ202、及び、外部記憶装置203は、それぞれ、CPU 101、メモリ102、及び、外部記憶装置103と同様であるため、説明を省略する。外部記憶装置203には、車両アップデートシステム100のクライアント用アプリケーションプログラムが格納されている。
無線通信部204は、例えば、5G(5th Generation)、LTE(Long Term Evolution)、LTE-Advanced、及び、3G等の移動体通信方式、又は、WiFi等の
無線通信方式に対応する無線通信回路である。無線通信部204は、無線通信によってアクセスネットワークに接続し、当該アクセスネットワークを通じてネットワークN1に接続する。
タッチパネルディスプレイ205は、入力装置及び出力装置の一例である。例えば、タッチパネルディスプレイ205には、ユーザ操作が入力され、当該ユーザ操作の内容はCPU 201へ出力される。また、タッチパネルディスプレイ205は、CPU 201からの指示によって、画像データを表示する。
GPS受信機206は、GPS衛星からの信号を受信し、当該信号に含まれる時刻情報を用いて、位置情報を取得する。GPS受信機206が取得する位置情報は、例えば、緯度及び経度である。GPS受信機206は、GPS受信機206が稼働中、所定の周期で位置情報を取得する。ユーザ端末2のハードウェア構成は、図2に示されるものに限定されない。
車載装置3は、ハードウェア構成として、CPU、メモリ、外部記憶装置、及び、無線通信部、CAN(Controller Area Network)に接続するインタフェースを備える。車載
装置3のCPU、メモリ、外部記憶装置、及び、無線通信部は、それぞれ、CPU 101、メモリ102、外部記憶装置103、及び、無線通信部204と同様である。車載装置3は、無線通信によってソフトウェアのアップデートデータを受信し、CANを通じて、車両10内の各装置に関するソフトウェアのアップデートを行う。
図3は、センタサーバ1及びユーザ端末2の機能構成の一例を示す図である。ユーザ端末2は、機能構成として、制御部21、位置情報取得部23、及び、画面データ格納部24を備える。これらの機能構成要素は、例えば、ユーザ端末2のCPU 201が車両アップデートシステム100のクライアントアプリケーションプログラムを実行することによって達成される。
制御部21は、タッチパネルディスプレイ205の表示制御と、センタサーバ1との通信制御とを行う。例えば、制御部21は、ユーザ端末2へのユーザ操作の入力によって、車両アップデートシステム100のクライアント用アプリケーションが起動されると、センタサーバ1へ、メニュー取得依頼を送信する。メニュー取得依頼は、車両10に応じたアップデートメニューの取得を依頼するメッセージである。メニュー取得依頼とともに、車両10のユーザのユーザ識別情報及び車両10の位置情報もセンタサーバ1へ送信される。第1実施形態では、車両10の位置情報には、位置情報取得部23から取得されるユ
ーザ端末2の位置情報が用いられる。
制御部21は、センタサーバ1から、メニュー取得依頼に対する応答として、例えば、車両10に応じたアップデートメニューについてのメニュー情報と、車両10から所定範囲内に位置する店舗についての店舗情報とを受信する。メニュー情報は、アップデートメニューに関する情報であって、例えば、メニューの識別情報、及び、メニューの説明文等を含む。店舗情報は、店舗に関する情報であって、例えば、店舗の識別情報、店舗の位置情報、及び、店舗において実施可能なアップデートメニューの識別情報等を含む。
制御部21は、センタサーバ1から車両10に応じたアップデートメニューについてのメニュー情報と、車両10から所定範囲内に位置する店舗についての店舗情報とを受信すると、車両アップデートメニュー画面を表示する。車両アップデートメニュー画面は、車両10に応じたアップデートメニューを表示する画面である。車両アップデートメニュー画面は、例えば、車両10に応じたアップデートメニューについてのメニュー情報、及び、車両10から所定範囲内に存在する店舗についての店舗情報等を含む。
制御部21は、車両アップデートメニュー画面上で、ユーザが実施を希望するアップデートメニュー等が選択され、アップデート確認依頼のユーザ操作が入力された場合に、センタサーバ1へ、アップデート確認依頼を送信する。アップデート確認依頼は、アップデートに関する詳細情報の取得を依頼するメッセージである。アップデート確認依頼とともに、例えば、車両10のユーザのユーザ識別情報、ユーザによって選択されたアップデートメニューの識別情報、アップデートを実施する店舗として選択された店舗の識別情報、及び、予約希望日等もセンタサーバ1へ送信される。以降、ユーザが実施を希望するアップデートメニューを希望メニュー(desired menu)、アップデートを実施する店舗として選択された店舗を希望店舗(desired shop)と称する。なお、希望メニューは複数選択されてもよい。一方、希望店舗は、第1実施形態では、1店舗選択されるものとする。ただし、これに限定されず、希望店舗は複数選択可能なようにしてもよい。希望メニューに応じた車両10のアップデートは、「第1の車両に関する第1のアップデート」の一例である。希望店舗は、「第1の店舗」の一例である。
制御部21は、センタサーバ1から、アップデート確認依頼に対する応答として、車両10のアップデートの詳細情報とアップデート依頼の識別情報とを受信する。アップデートの詳細情報には、例えば、希望メニューについてのメニュー情報、希望メニューに含まれるハードウェア及び/又はソフトウェアのアップデートの実施方法、希望店舗についての店舗情報、及び、ハードウェア及び/又はソフトウェアのアップデートの実施予定日等の情報が含まれる。
受信される希望メニューについてのメニュー情報には、例えば、ハードウェアのアップデートの有無、ソフトウェアのアップデートの有無、アップデートによる車両10の査定額に関する情報、ソフトウェアのアップデートが含まれる場合にはソフトウェアのアップデートに係るデータ量、及び、アップデートにかかる料金等の情報が含まれる。制御部21は、車両10のアップデートの詳細情報を車両アップデート確認画面に表示する。
制御部21は、例えば、車両アップデート確認画面を通じて、アップデートの予約依頼のユーザ操作が入力されると、センタサーバ1へ、アップデートの予約依頼を送信する。アップデートの予約依頼とともに、例えば、車両10のユーザのユーザ識別情報と、アップデート依頼の識別情報もセンタサーバ1へ送信される。センタサーバ1によって店舗の予約等が行われ、例えば、アップデートの予約が成立すると、制御部21は、センタサーバ1から、予約依頼に対する応答として、予約成立の通知を受信する。
位置情報取得部23は、制御部21から位置情報の取得の指示の入力を受けると、GPS受信機206によって取得された位置情報を制御部21へ出力する。
画面データ格納部24は、外部記憶装置203の記憶領域に作成される。画面データ格納部24は、例えば、車両アップデートメニュー画面及び車両アップデート確認画面の画面データを保持する。制御部21の処理の詳細、及び、車両アップデートメニュー画面及び車両アップデート確認画面の詳細については、後述される。
次に、センタサーバ1は、機能構成として、制御部11、メニュー情報DB 12、ユーザ情報DB 13、及び、店舗情報DB 14を備える。これらの機能構成は、例えば、センタサーバ1のCPU 101が外部記憶装置103に記憶されている車両アップデートシステム100の制御プログラムを実行することによって達成される。
制御部11は、ユーザ端末2から、例えば、メニュー取得依頼、アップデート確認依頼、及び、アップデート予約依頼を受信する。制御部11は、ユーザ端末2から、メニュー取得依頼を受信した場合には、車両10に対応するアップデートメニューを取得する。車両10に対応するアップデートメニューを取得する処理は、具体的には以下の通りである。
まず、メニュー取得依頼とともに、車両10のユーザのユーザ識別情報及び車両10の位置情報も受信される。制御部11は、ユーザ情報DB 13から、受信されたユーザ識別情報に対応けられている車両情報を取得する。車両情報には、例えば、車両10の識別情報、車名、型式、及び車体色等が含まれている。制御部11は、例えば、車両10の車名及び型式等に対応するアップデートメニューに関する情報を、車両10に対応するアップデートメニューについてのメニュー情報として、メニュー情報DB 12から取得する。
また、制御部11は、車両10から所定範囲内に位置する店舗に関する情報を店舗情報DB 14から取得する。店舗が特定される所定範囲は、例えば、車両10の位置情報から所定の距離の範囲内、車両10の位置情報と同じエリア内、又は、車両10の位置情報から所定の時間内に車両で移動可能な範囲内等である。制御部11は、車両10に対応するアップデートメニューについてのメニュー情報と、車両10から所定範囲内に位置する店舗についての店舗情報と、をメニュー取得依頼の応答として、ユーザ端末2へ送信する。
制御部11は、ユーザ端末2から、アップデート確認依頼を受信した場合には、希望メニューの実施に係る、アップデートの詳細情報を取得する。希望メニューの実施に係る、アップデートの詳細情報を取得する処理は、具体的には、以下の通りである。
アップデート確認依頼とともに、ユーザ端末2からは、例えば、車両10のユーザのユーザ識別情報、希望メニューの識別情報、希望店舗の識別情報、及び、予約希望日等も受信される。アップデートの詳細情報には、例えば、希望メニューについてのメニュー情報、希望店舗についての店舗情報、アップデートの実施予定日、及び、ソフトウェアのアップデートが含まれる場合にはソフトウェアのアップデートの実施方法、等が含まれる。制御部11は、希望メニューについてのメニュー情報をメニュー情報DB 12から取得する。制御部11は、希望店舗についての店舗情報を店舗情報DB 14から取得する。
制御部11は、希望メニューの識別情報に対応するメニュー情報をメニュー情報DB 12から取得し、希望メニューに、ハードウェアのアップデートが含まれるか否か、ソフトウェアのアップデートが含まれるか否かを判定する。
希望メニューに少なくともハードウェアのアップデートが含まれる場合には、制御部11は、希望店舗のスケジュールを確認する。希望店舗のスケジュールは、例えば、希望店舗に対応する店舗サーバ4に問い合わせることによって取得される。制御部11は、希望店舗のスケジュールについて、予約希望日に車両10のアップデートを予約可能か否かを判定する。
希望メニューに少なくともハードウェアのアップデートが含まれており、希望店舗のスケジュールについて、予約希望日に車両10のアップデートを予約可能である場合には、制御部11は、予約希望日を実施予定日とする。希望店舗のスケジュールについて、予約希望日に車両10のアップデートを予約可能でない場合には、例えば、制御部11は、希望店舗のスケジュールから、予約希望日付近で予約可能な日を複数特定する。制御部11は、特定された予約希望日付近で予約可能な複数の日を予約可能日としてアップデートの詳細情報の一つとする。
希望メニューに少なくともソフトウェアのアップデートが含まれる場合には、制御部11は、ソフトウェアのアップデートの実施方法として提示する方法を判定する。例えば、希望メニューに含まれるアップデートがソフトウェアのみである場合には、制御部11は、ソフトウェアのアップデートの実施方法として無線通信による実施方法を提示することを決定する。この場合には、例えば、制御部11は、実施予定日は、予約希望日、又は、いつでも可能であるとする。
ただし、これに限られず、希望メニューに含まれるアップデートがソフトウェアのみである場合には、制御部11は、ソフトウェアのアップデートの実施方法として、店舗で実施する方法と、無線通信によって実施する方法とを提示することを決定してもよい。さらに、希望メニューに含まれるアップデートがソフトウェアのみである場合には、推奨するソフトウェアのアップデートの実施方法を、アップデートに係るデータサイズに基づいて決定してもよい。アップデートに係るデータサイズは、希望メニューに含まれるソフトウェアのアップデート全てのデータ量である。アップデートに係るデータサイズが所定の閾値以上である場合には、制御部11は、推奨するソフトウェアのアップデートの実施方法に、店舗で実施する方法を決定してもよい。アップデートに係るデータサイズが所定の閾値未満である場合には、制御部11は、推奨するソフトウェアのアップデートの実施方法に、無線通信によって実施する方法を決定してもよい。
例えば、希望メニューに含まれるアップデートがハードウェアとソフトウェアとの両方である場合には、制御部11は、ソフトウェアのアップデートの実施方法として、店舗での実施と無線通信による実施との選択し提示することを決定してもよい。
例えば、希望メニューに含まれるアップデートがハードウェアとソフトウェアとの両方である場合には、制御部11は、ソフトウェアのアップデートの実施方法として提示する方法を、以下のうちの少なくともいずれかに基づいて判定してもよい。例えば、ハードウェアのアップデートに付随するソフトウェアのアップデートが含まれるか否か、予約希望日から所定の日数以内に予約できるか否か、及び、アップデートに係るデータ量が所定の閾値以上であるか否か、のうちの少なくともいずれかである。制御部11は、上記のうちの少なくともいずれかが肯定判定となる場合に、提示又は推奨するソフトウェアのアップデートの実施方法として、店舗での実施を決定してもよい。なお、ソフトウェアのアップデートの実施方法の提示では、複数の方法を提示する場合には当該複数の方法間で優劣は付けられない。一方、所定のソフトウェアのアップデートの実施方法の推奨とは、複数の方法のうちのいずれかを優先させることをいう。
例えば、希望メニューに、ハードウェアとソフトウェアとの両方のアップデートが含ま
れており、ハードウェアのアップデートに付随するソフトウェアのアップデートが含まれる場合には、制御部11は、ソフトウェアのアップデートの実施方法として、店舗での実施を提示することを決定してもよい。これは、希望メニューにハードウェアのアップデートに付随するソフトウェアのアップデートが含まれる場合には、ハードウェアより先にソフトウェアのアップデートを無線通信によって実施したとしても、当該ソフトウェアの使い道がないためである。希望メニューに、ハードウェアとソフトウェアとの両方のアップデートが含まれており、ハードウェアのアップデートに付随するソフトウェアのアップデートが含まれない場合には、制御部11は、ソフトウェアのアップデートの実施方法として、店舗での実施と無線通信による実施との両方を提示することを決定してもよい。
例えば、希望メニューに含まれるアップデートがハードウェアとソフトウェアとの両方であり、予約希望日から所定の日数以内に希望店舗に予約できる場合には、制御部11は、ソフトウェアのアップデートの実施方法として、店舗での実施を推奨することを決定してもよい。希望メニューに含まれるアップデートがハードウェアとソフトウェアとの両方であり、予約希望日から所定の日数以内に希望店舗に予約できない場合には、制御部11は、ソフトウェアのアップデートの実施方法として、無線通信による実施を推奨することを決定してもよい。
例えば、希望メニューに含まれるアップデートがハードウェアとソフトウェアとの両方であり、アップデートに係るデータ量が所定の閾値以上である場合には、制御部11は、ソフトウェアのアップデートの実施方法として、店舗での実施を推奨することを決定してもよい。希望メニューに含まれるアップデートがハードウェアとソフトウェアとの両方であり、アップデートに係るデータサイズが所定の閾値未満である場合には、制御部11は、ソフトウェアのアップデートの実施方法として、無線通信による実施を推奨することを決定してもよい。
制御部11は、アップデート確認依頼の受信に応じて作成されたアップデートの詳細情報に対して識別情報を付与し、当該識別情報と当該アップデートの詳細情報とを、例えば、一時的にメモリ102に保持する。制御部11は、ユーザ端末2へ、アップデート確認依頼の応答として、希望メニューの実施に係るアップデートの詳細情報と、当該アップデートの詳細情報の識別情報とを送信する。
次に、制御部11は、ユーザ端末2から、アップデートの予約依頼を受信する。アップデートの予約依頼とともに、例えば、車両10のユーザのユーザ識別情報と、アップデートの詳細情報の識別情報も受信される。制御部11は、受信した識別情報に対応するアップデートの詳細情報を参照して、アップデートの実施方法として店舗での実施が設定されている場合には、希望店舗の店舗サーバ4へ当該車両10のアップデートの予約を行う。制御部11は、車両10のアップデートの予約が成立すると、ユーザ端末2へ、アップデートの予約依頼の応答として、予約成立の通知を送信する。
なお、車両10のアップデートに複数のソフトウェアの更新が含まれている場合には、提示又は推奨するソフトウェアのアップデートの実施方法は、ソフトウェアごとに決定されてもよい。
メニュー情報DB 12、ユーザ情報DB 13、及び、店舗情報DB 14は、外部記憶装置103の記憶領域に作成される。メニュー情報DB 12は、アップデートメニューに関する情報を保持する。ユーザ情報DB 13は、ユーザに関する情報を保持する。店舗情報DB 14は、店舗に関する情報を保持する。メニュー情報DB 12、ユーザ情報DB 13、及び、店舗情報DB 14に保持される情報の詳細は後述される。なお、センタサーバ1及びユーザ端末2の機能構成は、図3に示される例に限定されない。
図4は、メニュー情報DB 12に保持される情報の一例である。メニュー情報DB 12は、アップデートメニューに関する情報を保持する。図4に示される例では、メニュー情報DB 12の1レコードには、メニューID、メニュー名、対応車名、ハードウェア、ソフトウェア、料金、査定額変動値、及び、説明文のフィールドが含まれている。
メニューIDのフィールドには、アップデートメニューの識別情報が格納されている。メニュー名のフィールドには、アップデートメニューの名称が格納されている。対応車名のフィールドには、当該アップデートメニューに対応する車両の車名が格納されている。なお、対応車名のフィールドには、当該アップデートメニューに対応する車両の車名に加えて、型式、モデル名、及び、グレード等の車両の種類を特定する情報が含まれてもよい。
ハードウェアのフィールドには、当該アップデートメニューに含まれるハードウェアに関する情報が格納されている。例えば、ハードウェアのフィールドには、ハードウェアにン関する情報として、ハードウェアの識別情報、製品名、個数、性能、及び、追加されるハードウェアである場合には当該部品を追加することを示す情報が格納される。アップデートメニューに含まれるハードウェアが複数である場合には、それぞれのハードウェアについて、ハードウェアのフィールドに情報が格納される。
ソフトウェアのフィールドには、当該アップデートメニューに含まれるソフトウェアに関する情報が格納されている。例えば、ソフトウェアのフィールドには、ソフトウェアに関する情報として、追加又は更新されるソフトウェア名、バーション、データサイズ、及び、ハードウェアに付随しているか否かを示す情報が格納される。アップデートメニューに含まれるソフトウェアが複数である場合には、それぞれのソフトウェアについて、ソフトウェアのフィールドに情報が格納される。
料金のフィールドには、当該アップデートメニューの料金が格納されている。査定額変動値は、当該アップデートメニューの実施後の車両の査定額の変動値が格納されている。アップデートメニューの実施後の車両の査定額の変動値は、「第1のアップデート後の第1の車両の査定額に関する情報」の一例である。説明文のフィールドには、当該アップデートメニューの説明文が格納されている。
メニュー情報DB 12に保持される情報は、車両アップデートシステム100の管理者によって予め登録されている。メニュー情報DB 12の1レコードは、1つのアップデートメニューについてのメニュー情報に対応する。なお、メニュー情報DB 12に保持される情報は、図4に示されるものに限定されない。
図5は、ユーザ情報DB 13に保持される情報の一例である。ユーザ情報DB 13では、例えば、ユーザと車両10との対応付けが保持されている。図5に示されるユーザ情報DB 13の1レコードは、ユーザID及び車両情報のフィールドが含まれている。ユーザIDのフィールドには、ユーザ識別情報が格納されている。ユーザ識別情報は、車両アップデートシステム100において、ユーザを識別するために各ユーザに付与されている。
車両情報のフィールドには、車両10に関する情報が格納されている。具体的には、車両情報のフィールドには、車両ID、車名、型式、車体色、及び、車載装置IDのサブフィールドが含まれている。車両IDのサブフィールドには、車両10の識別情報が格納されている。車両10の識別情報は、例えば、車両アップデートシステム100において車両10を識別するために付与された識別情報、又は、ナンバープレートに記載された識別
情報等である。
車名のサブフィールドには、当該車両10の車名を示す情報が格納されている。型式のサブフィールドには、当該車両10の型式を示す情報が格納されている。車体色のサブフィールドには、当該車両10の車体色を示す情報が格納されている。車載装置IDのサブフィールドには、車載装置3の識別情報が格納されている。
ユーザ情報DB 13に保持される情報は、予め登録されている。図5に示されるユーザ情報DB 13に保持される情報は一例であって、ユーザ情報DB 13に保持される情報は図5に示されるものに限定されない。
図6は、店舗情報DB 14に保持される情報の一例である。店舗情報DB 14は、店舗に関する情報を保持する。図6に示される店舗情報DB 14の1レコードには、店舗ID、店舗名、位置、及び、実施可能メニューIDのフィールドが含まれている。
店舗IDのフィールドには、店舗の識別情報が格納されている。店舗名のフィールドには、当該店舗の名称が格納されている。位置のフィールドには、当該店舗の位置を示す情報が格納されている。店舗の位置を示す情報は、例えば、緯度及び経度、又は、住所等である。実施可能メニューIDのフィールドには、当該店舗において実施可能なすべてのアップデートメニューの識別情報が格納されている。店舗において実施可能とは、アップデートメニューを実施可能な設備及び人員が当該店舗に備わっていることを示す。
店舗情報DB 14に保持される情報は、予め登録されている。店舗情報DB 14の1レコードは、1店舗についての店舗情報に対応する。なお、図6に示される店舗情報DB 14に保持される情報は一例であって、店舗情報DB 14に保持される情報は図6に示されるものに限定されない。
図7、図8、図9、及び、図10は、それぞれ、ユーザ端末2の画面の一例である。図7及び図8は、それぞれ、車両アップデートメニュー画面の一例である。車両アップデートメニュー画面は、車両10に応じたアップデートメニューを表示する画面である。例えば、車両アップデートシステム100のクライアント用のアプリケーションが起動されると、制御部21がセンタサーバ1へメニュー取得依頼を送信する。メニュー取得依頼とともに、例えば、ユーザ識別情報と車両10の位置情報もセンタサーバ1へ送信される。ユーザ端末2の制御部21が、センタサーバ1から、車両10に応じたアップデートメニューについてのメニュー情報と、車両10の位置から所定範囲内の店舗についての店舗情報とを受信すると、車両アップデートメニュー画面が表示される。
図7に示される車両アップデートメニュー画面では、アップデートの対象の車両10に関する情報と、車両10に応じたアップデートメニューとが表示されている。対象の車両10に関する情報の表示欄(図中、「対象車両」の欄)では、車両10の車名、型式、車体色、及び車両の識別情報が表示されている。
アップデートメニューの表示欄(図中、「希望メニュー選択」の欄)には、車両10に応じたアップデートメニューが羅列されている。それぞれのアップデートメニューには説明文が表示されている。それぞれのアップデートメニューにはチェックボックスが備えられており、ユーザがチェックボックスにチェックを入れると、チェックが入れられたチェックボックスに対応するアップデートメニューが希望メニューとして選択される。アップデートメニューは複数選択可能である。
図7に示される車両アップデートメニュー画面中の「次へ」ボタンが選択されると、ユ
ーザ端末2の制御部21は、センタサーバ1から受信した車両10から所定範囲内に存在する店舗のうち、希望メニューを実施可能な店舗を抽出する。制御部21は、図8に示される画面へと画面を遷移させる。図8に示される車両アップデートメニュー画面には、予約希望日の入力欄とアップデートを実施可能な店舗の表示欄とが含まれている。
予約希望日の入力欄(図中、「予約希望日」の欄)では、予約希望日の年、月、及び、日がそれぞれドロップダウンメニューから選択可能になっている。アップデートを実施可能な店舗の表示欄(図中、「希望店舗選択」の欄)には、図7に示される車両アップデートメニュー画面において選択されたアップデートメニューを実施可能な店舗が羅列されている。それぞれの店舗の表示欄には、店舗の住所が示されている。それぞれの店舗の表示欄には、ラジオボタンが備えられており、ユーザがラジオボタンを選択すると、選択されたラジオボタンに対応する店舗が希望店舗として選択される。
図8に示される車両アップデートメニュー画面中の「決定」ボタンが選択されると、ユーザ端末2の制御部21は、アップデート確認依頼をセンタサーバ1へ送信する。アップデート依頼確認とともに、希望メニューの識別情報、入力された予約希望日、及び、希望店舗の識別情報もセンタサーバ1へ送信される。なお、図7及び図8に示される車両アップデートメニュー画面は一例であって、車両アップデートメニュー画面の構成は図7及び図8に示されるものに限定されない。
図9は、ユーザ端末2の車両アップデート確認画面の一例である。車両アップデート確認画面は、希望メニューに関するアップデートの詳細情報を表示する画面である。ユーザ端末2の制御部21がセンタサーバ1から、アップデート確認依頼の応答として、例えば、アップデートの詳細情報と、当該アップデートの詳細情報の識別情報と、を送信する。アップデートの詳細情報には、例えば、希望メニューについてのメニュー情報、希望店舗についての店舗情報、及び、ソフトウェアのアップデートの実施方法が含まれている。
図9に示される車両アップデート確認画面では、希望メニューについてのメニュー情報と、アップデートのまとめとが表示されている。図9に示される例では、希望メニューがメニューAであることが想定されている。そのため、希望メニューについてのメニュー情報の表示欄(図中、「希望メニュー#1」の欄)には、メニューAのメニュー情報が表示されている。図9に示される例では、メニューAのメニュー情報として、ハードウェアのアップデートがあること、ソフトウェアのアップデートがあること、メニューAにおいてソフトウェアのアップデートに係るデータ量、メニューAのアップデートの料金、及び、メニューAのアップデートを実施した後の査定変動額が表示されている。なお、希望メニューとして複数のアップデートメニューが選択されている場合には、各アップデートメニューについてメニュー情報の表示欄が設けられる。
アップデートのまとめの表示欄(図中、「今回のアップデートのまとめ」の欄)では、今回のアップデートにおける、ハードウェアのアップデートの実施場所が店舗Aであること、実施予定日、ソフトウェアのアップデートの実施方法が無線通信による実施であること、アップデートの料金、及び、査定変動額が表示されている。アップデートのメニューが複数である場合には、アップデートのまとめの表示欄内のアップデートの料金及び査定変動額は、今回のアップデートに含まれるすべてのメニューについての合計値となる。
車両アップデート確認画面には、変更ボタンと予約ボタンとが含まれている。予約ボタンが選択されると、制御部21は、センタサーバ1へ、アップデートの予約依頼を送信し、車両アップデート確認画面に表示されている内容で、車両10のアップデートの予約が行われる。
変更ボタンは、車両アップデート確認画面に表示されているアップデートの詳細情報に含まれるいずれかの情報について、変更を行う場合に選択するボタンである。変更ボタンが選択されると、例えば、希望メニュー、希望店舗(図中、「ハードウェアアップデート実施場所」)、実施予定日、及び、ソフトウェアのアップデートの実施方法について、変更可能な画面へと移行する。例えば、希望メニュー、希望店舗、又は、実施予定日のいずれかの変更が選択されると、図7又は図8の車両アップデートメニュー画面へと画面が遷移する。新たに希望メニュー、希望店舗、又は、実施予定日が選択され、決定ボタン(図8)が選択されると、制御部21は、センタサーバ1へアップデート確認依頼を送信する。
図10は、ソフトウェアのアップデートの実施方法の変更が選択された場合の画面の一例である。ソフトウェアのアップデートの実施方法の変更が選択された場合には、図10に示される画面において、アップデートのまとめの表示欄(図中、「今回のアップデートのまとめ」の欄)内に、ソフトウェアのアップデート実施方法の選択肢が表示される。選択肢の中から別の実施方法を選択することで、ソフトウェアのアップデートの実施方法を変更することができる。ただし、ソフトウェアのアップデートの実施方法の選択肢が与えられていない場合には、選択肢は表示されない。
図10に示される例の車両アップデート確認画面において予約ボタンが選択されると、ユーザ端末2の制御部21は、実施方法変更依頼をx1へ送信する。実施方法変更依頼とともに、例えば、車両10のユーザのユーザ識別情報、アップデートの詳細情報の識別情報、及び、ユーザ指定のソフトウェアのアップデートの実施方法も送信される。センタサーバ1の制御部11は、ユーザ端末2から実施方法変更依頼を受信すると、該当するアップデートの詳細情報内のソフトウェアのアップデートの実施方法をユーザ指定の実施方法に変更し、変更後のアップデートの詳細情報をユーザ端末2へ送信する。ユーザ端末2の制御部21は、センタサーバ1から変更後のアップデートの詳細情報を受信すると、当該アップデートの詳細情報を車両アップデート確認画面に表示する。
なお、ソフトウェアのアップデートの実施方法が無線通信での実施から店舗への実施へ変更になった場合には、センタサーバ1の制御部11は、希望店舗へ問合せを行い、予約希望日に予約可能か否かを判定する。予約希望日に予約可能である場合には、センタサーバ1の制御部11は、該当するアップデートの詳細情報内のソフトウェアのアップデートの実施方法を無線通信による実施から店舗での実施に変更し、変更後のアップデートの詳細情報をユーザ端末2へ送信する。予約希望日に予約可能でない場合には、センタサーバ1の制御部11は、実施予定日を予約可能な日に変更し、該当するアップデートの詳細情報内のソフトウェアのアップデートの実施方法を無線通信による実施から店舗での実施に変更し、変更後のアップデートの詳細情報をユーザ端末2へ送信する。なお、車両アップデートメニュー画面、及び、車両アップデート確認画面は図7~図10に示されるものに限定されず、実施の形態に応じて適宜変更可能である。
<処理の流れ>
図11は、センタサーバ1の、ユーザ端末2からメニュー取得依頼を受信した場合の処理のフローチャートの一例である。図11に示される処理は、所定の周期で繰り返し実行される。なお、図11に示される処理の実行主体は、センタサーバ1のCPU 101であるが、便宜上、機能構成を主体として説明する。
OP101では、制御部11は、ユーザ端末2から、メニュー取得依頼を受信したか否かを判定する。ユーザ端末2からメニュー取得依頼が受信された場合には(OP101:YES)、処理がOP102へ進む。ユーザ端末2からメニュー取得依頼が受信されていない場合には(OP101:NO)、図11に示される処理が終了する。メニュー取得依
頼とともに、例えば、ユーザ端末2のユーザのユーザ識別情報及び車両10の位置情報も取得される。
OP102では、制御部11は、車両10に応じたアップデートメニューを取得する。具体的には、制御部11は、まず、ユーザ情報DB 13から、メニュー取得依頼とともに受信したユーザ識別情報に対応づく車両10の車両情報を取得する。次に、制御部11は、メニュー情報DB 12から、取得した車両10の車両情報に含まれる車名等に対応付けられたアップデートメニューを抽出する。
OP103では、制御部11は、メニュー取得依頼とともに受信した車両10の位置情報が示す位置から所定範囲内に位置する店舗を店舗情報DB 14から抽出する。OP104では、制御部11は、ユーザ端末2へ、メニュー取得依頼の応答として、OP102で取得した車両10に応じたアップデートメニューについてのメニュー情報と、OP103で取得した車両10の位置から所定範囲内に位置する店舗についての店舗情報と、を送信する。その後、図11に示される処理が終了する。
図12、図13、及び、図14は、センタサーバ1の、ユーザ端末2からアップデート確認依頼を受信した場合の処理のフローチャートの一例である。図12~図14に示される処理は、所定の周期で繰り返し実行される。
OP201では、制御部11は、ユーザ端末2からアップデート確認依頼を受信したか否かを判定する。ユーザ端末2からアップデート確認依頼が受信された場合には(OP201:YES)、処理がOP202へ進む。ユーザ端末2からアップデート確認依頼が受信されていない場合には(OP201:NO)、図12に示される処理が終了する。アップデート確認依頼とともに、例えば、車両10のユーザのユーザ識別情報、希望メニューの識別情報、及び、希望店舗の識別情報、及び、予約希望日等も受信される。
OP202では、制御部11は、メニュー情報DB 12を参照し、希望メニューの識別情報に基づいて、車両10のアップデートはハードウェアのみであるか否かを判定する。車両10のアップデートがハードウェアのみである場合には(OP202:YES)、処理がOP203へ進む。車両10のアップデートがハードウェアのみでない、すなわち、車両10のアップデートがソフトウェアのみ、又は、ハードウェアとソフトウェアの両方である場合には(OP202:NO)、処理が図13のOP301へ進む。
OP203では、制御部11は、希望店舗のスケジュールにおいて予約希望日に車両10のアップデートを予約可能であるか否かを判定する。この判定は、例えば、希望店舗に対応する店舗サーバ4に問い合わせることによって行われる。希望店舗のスケジュールにおいて予約希望日に車両10のアップデートを予約可能である場合には(OP203:YES)、処理がOP204へ進む。希望店舗のスケジュールにおいて予約希望日に車両10のアップデートを予約可能でない場合には(OP203:NO)、処理がOP205へ進む。
OP204では、制御部11は、アップデートの詳細情報をユーザ端末2へ送信する。このときのアップデートの詳細情報には、例えば、希望メニューについてのメニュー情報、希望店舗についての店舗情報、及び、アップデートの実施予定日として予約希望日が含まれる。
OP205及びOP206は、希望店舗のスケジュールにおいて予約希望日に車両10のアップデートを予約可能でない場合の処理である。OP205では、制御部11は、希望店舗の店舗サーバ4へ問い合わせて、予約希望日を含む所定の範囲内で、車両10のア
ップデートを予約可能な日を取得する。予約可能な日が取得される範囲は、例えば、予約希望日の前後1週間等である。予約可能な日は複数日程取得されてもよい。
OP206では、制御部11は、アップデートの詳細情報をユーザ端末2へ送信する。このときのアップデートの詳細情報には、例えば、希望メニューについてのメニュー情報、希望店舗についての店舗情報、及び、OP205で取得された予約可能な日が含まれる。
OP207では、制御部11は、ユーザ端末2から、アップデート予約依頼が受信されたか否かを判定する。ユーザ端末2からアップデート予約依頼が受信された場合には(OP207:YES)、処理がOP208へ進む。ユーザ端末2からアップデート予約依頼が受信されない場合には(OP207:NO)、待機状態となり、所定時間経過してもアップデート予約依頼が受信されない場合には図12に示される処理が終了する。
OP208では、制御部11は、希望店舗の店舗サーバ4へ、車両10のアップデートを予約する。OP209では、制御部11は、ユーザ端末2へ予約完了通知を送信する。その後、図12に示される処理が終了する。
図13に示される処理は、車両10のアップデートがハードウェアのみでない場合の処理である。OP301では、制御部11は、メニュー情報DB 12を参照し、希望メニューの識別情報に基づいて、車両10のアップデートはソフトウェアのみであるか否かを判定する。車両10のアップデートに含まれるアップデートがソフトウェアのみである場合には(OP301:YES)、処理がOP302へ進む。車両10のアップデートがソフトウェアのみでない、すなわち、車両10のアップデートがハードウェアとソフトウェアの両方である場合には(OP301:NO)、処理が図14のOP401へ進む。
OP302では、制御部11は、希望メニューに含まれるソフトウェアのアップデートにかかるデータサイズを取得する。希望メニューが複数である場合、又は、希望メニューに複数のソフトウェアのアップデートが含まれる場合には、アップデートにかかるデータの総量がデータサイズとして取得される。
OP303では、制御部11は、ソフトウェアのアップデートにかかるデータサイズが所定の閾値以上であるか否かを判定する。ソフトウェアのアップデートにかかるデータサイズが所定の閾値以上である場合には(OP303:YES)、処理がOP304へ進む。ソフトウェアのアップデートにかかるデータサイズが所定の閾値未満である場合には(OP303:NO)、処理がOP308へ進む。
OP304からOP307の処理は、ソフトウェアのアップデートにかかるデータサイズが所定の閾値以上である場合の処理である。OP304では、制御部11は、ソフトウェアのアップデートの実施方法として、店舗での実施及び無線通信による実施の選択肢があり、店舗での実施を推奨することを判定する。
OP305では、制御部11は、希望店舗のスケジュールにおいて予約希望日に車両10のアップデートを予約可能であるか否かを判定する。希望店舗のスケジュールにおいて予約希望日に車両10のアップデートを予約可能である場合には(OP305:YES)、処理がOP307へ進む。希望店舗のスケジュールにおいて予約希望日に車両10のアップデートを予約可能でない場合には(OP305:NO)、処理がOP306へ進む。
OP306では、制御部11は、希望店舗の店舗サーバ4へ問い合わせて、予約希望日を含む所定の範囲内で、車両10のアップデートを予約可能な日を取得する。
OP307では、制御部11は、アップデートの詳細情報をユーザ端末2へ送信する。このときのアップデートの詳細情報には、例えば、希望メニューについてのメニュー情報、希望店舗についての店舗情報、アップデートの実施予定日として予約希望日又は予約可能日、及び、ソフトウェアのアップデートの実施方法として店舗での実施及び無線通信による実施があり、店舗での実施が推奨されること、が含まれる。その後、処理は、図12のOP207へ進み、ユーザ端末2からアップデート予約依頼が受信される(図12、OP207)と、店舗へ予約が行われる(図12、OP208)。
OP308からOP311の処理は、ソフトウェアのアップデートにかかるデータサイズが所定の閾値未満である場合の処理である。OP308では、制御部11は、ソフトウェアのアップデートの実施方法として、店舗での実施及び無線通信による実施の選択肢があり、無線通信による実施を推奨することを判定する。
OP309では、制御部11は、アップデートの詳細情報をユーザ端末2へ送信する。このときのアップデートの詳細情報には、例えば、希望メニューについてのメニュー情報、希望店舗についての店舗情報、アップデートの実施予定日として予約希望日、及び、ソフトウェアのアップデートの実施方法として店舗での実施及び無線通信による実施があり、無線通信による実施が推奨されること、が含まれる。
OP310では、制御部11は、ユーザ端末2から、アップデート予約依頼が受信されたか否かを判定する。ユーザ端末2からアップデート予約依頼が受信された場合には(OP310:YES)、処理がOP311へ進む。ユーザ端末2からアップデート予約依頼が受信されない場合には(OP310:NO)、待機状態となり、所定時間経過してもアップデート予約依頼が受信されない場合には図13に示される処理が終了する。
OP311では、センタサーバ1は、ユーザ端末2へ、ソフトウェアのアップデートの案内情報を送信する。アップデートの案内情報には、例えば、対象のソフトウェアのアップデートデータのダウンロードサイトのURL(Uniform Resource Locator)、及び、データサイズ等が含まれている。その後、図13に示される処理が終了する。
図14に示される処理は、車両10のアップデートがハードウェアとソフトウェアの両方である場合の処理である。OP401では、制御部11は、メニュー情報DB 12を参照して、希望メニューに含まれるソフトウェアがハードウェアのアップデートに付随しているか否かを判定する。希望メニューに含まれるソフトウェアがハードウェアのアップデートに付随している場合には(OP401:YES)、処理がOP402へ進む。希望メニューに含まれるソフトウェアがハードウェアのアップデートに付随していない場合には(OP401:NO)、処理がOP405へ進む。
OP402からOP404の処理は、希望メニューに含まれるソフトウェアがハードウェアのアップデートに付随している場合の処理である。OP402では、制御部11は、希望店舗が予約希望日に予約可能であるか否かを判定する。希望店舗が予約希望日に予約可能である場合には(OP402:YES)、処理がOP404へ進む。希望店舗が予約希望日に予約可能でない場合には(OP402:NO)、処理がOP403へ進む。
OP403では、制御部11は、希望店舗の店舗サーバ4へ問い合わせて、予約希望日を含む所定の範囲内で、車両10のアップデートを予約可能な日を取得する。OP404では、制御部11は、アップデートの詳細情報をユーザ端末2へ送信する。このときのアップデートの詳細情報には、例えば、希望メニューについてのメニュー情報、希望店舗についての店舗情報、アップデートの実施予定日として予約希望日又は予約可能日、及び、
ソフトウェアのアップデートの実施方法として店舗で実施すること、が含まれる。
OP404では、アップデートするソフトウェアがハードウェアに付随しているため、ソフトウェアのアップデートを無線通信で行ってもハードウェアのアップデートが完了するまでは当該ソフトウェアを使えない。そのため、ソフトウェアのアップデートの実施方法として店舗での実施のみが通知される。ただし、これに限定されず、ソフトウェアのアップデートの実施方法の選択肢として店舗での実施と無線通信による実施が通知され、店舗での実施が推奨されるようにしてもよい。その後、処理は、図12のOP207へ進み、ユーザ端末2からアップデート予約依頼が受信される(図12、OP207)と、店舗へ予約が行われる(図12、OP208)。
OP405からOP410の処理は、希望メニューに含まれるソフトウェアがハードウェアのアップデートに付随している場合の処理である。OP405では、制御部11は、希望店舗のスケジュールにおいて予約希望日に車両10のアップデートを予約可能であるか否かを判定する。希望店舗のスケジュールにおいて予約希望日に車両10のアップデートを予約可能である場合には(OP405:YES)、処理がOP408へ進む。希望店舗のスケジュールにおいて予約希望日に車両10のアップデートを予約可能でない場合には(OP402:NO)、処理がOP406へ進む。OP406では、制御部11は、希望店舗の店舗サーバ4へ問い合わせて、予約希望日を含む所定の範囲内で、車両10のアップデートを予約可能な日を取得する。
OP407では、制御部11は、予約希望日から希望店舗の最速の予約可能な日まで所定日数以上あるか否かを判定する。所定日数は、例えば、1週間等である。予約希望日から希望店舗の最速の予約可能な日まで所定日数以上ある場合には(OP407:YES)、処理がOP409へ進む。予約希望日から希望店舗の最速の予約可能な日までの日数が所定日数未満である場合には(OP407:NO)、処理がOP408へ進む。
OP408では、制御部11は、アップデートの詳細情報をユーザ端末2へ送信する。このときのアップデートの詳細情報には、例えば、希望メニューについてのメニュー情報、希望店舗についての店舗情報、アップデートの実施予定日として予約希望日又は予約可能日、及び、ソフトウェアのアップデートの実施方法として店舗での実施及び無線通信による実施があり、店舗での実施が推奨されること、が含まれる。その後、処理は、図12のOP207へ進み、ユーザ端末2からアップデート予約依頼が受信される(図12、OP207)と、店舗へ予約が行われる(図12、OP208)。
OP409では、制御部11は、ソフトウェアのアップデートにかかるデータサイズが所定の閾値以上であるか否かを判定する。ソフトウェアのアップデートにかかるデータサイズが所定の閾値以上である場合には(OP409:YES)、処理がOP408へ進む。ソフトウェアのアップデートにかかるデータサイズが所定の閾値未満である場合には(OP409:NO)、処理がOP410へ進む。
OP410では、制御部11は、制御部11は、アップデートの詳細情報をユーザ端末2へ送信する。このときのアップデートの詳細情報には、例えば、希望メニューについてのメニュー情報、希望店舗についての店舗情報、アップデートの実施予定日として予約可能日、及び、ソフトウェアのアップデートの実施方法として店舗での実施及び無線通信による実施があり、無線通信による実施が推奨されること、が含まれる。その後、処理は、図12のOP207へ進み、ユーザ端末2からアップデート予約依頼が受信される(図12、OP207)と、店舗へ予約が行われる(図12、OP208)。
なお、図12から図14に示される処理において、ユーザ端末2へアップデートの詳細
情報が送信された後(図12のOP204及びOP206、図13のOP307及びOP309、図14のOP404、OP408、及び、OP410)、ユーザによって、希望メニュー、希望店舗、予約希望日、及び、ソフトウェアのアップデートの実施方法のいずれかが変更された場合には、ユーザ端末2からは再度アップデート確認依頼または実施方法変更依頼が送信される。これによって、センタサーバ1は、ユーザ端末2からのアップ
デートの予約依頼の受信判定処理(図12のOP207、図13のOP310)において否定判定となる。
ユーザによって、希望メニュー、希望店舗、及び、予約希望日のいずれかが変更された場合には、ユーザ端末2から再度アップデート確認依頼が受信され、例えば、センタサーバ1は、図12のOP101から処理を行う。ユーザによって、ソフトウェアのアップデートの実施方法が変更された場合には、ユーザ端末2からは実施方法変更依頼が受信され、センタサーバ1の制御部11は、該当のアップデートの詳細情報の予約希望日に希望店舗においてソフトウェアのアップデートが予約できるか否か判定する。予約希望日に希望店舗においてソフトウェアのアップデートが予約できる場合には、センタサーバ1の制御部11は、該当のアップデートの詳細情報の実施方法をユーザに指定された方法へ変更する。予約希望日に希望店舗においてソフトウェアのアップデートが予約できない場合には、センタサーバ1の制御部11は、希望店舗の店舗サーバ4から予約可能な日を取得し、該当のアップデートの詳細情報の実施予定日を予約可能な日へ変更し、ソフトウェアのアップデートの実施方法をユーザに指定された方法へ変更する。変更したアップデートの詳細情報は、ユーザ端末2へ送信され、センタサーバ1は、図12のOP207の処理のように、ユーザ端末2からのアップデートの予約依頼の受信判定処理を行う。
<第1実施形態の作用効果>
第1実施形態によれば、車両10のハードウェアをアップデート可能なシステムにおいて、車両10のアップデートの依頼があった場合に、アップデートの対象がハードウェアかソフトウェアかに応じて、適した実施方法を提示することができる。
希望メニューにソフトウェアのアップデートが含まれている場合には、ソフトウェアのアップデートについては、店舗での実施と無線通信の実施との選択肢が提示されるので、ユーザは都合に応じて好ましい方を選択することができる。また、ソフトウェアのアップデートにかかるデータサイズ、ハードウェアのアップデートに付随しているか否か、及び、店舗の予約可能な日までの日数のうちの少なくともいずれかに基づいて、提示又は推奨されるソフトウェアのアップデートの実施方法が決定される。これによって、希望メニューの内容または状況に応じて最適なソフトウェアのアップデート方法を提示又は推奨することができる。
第1実施形態では、車両10のアップデートの詳細情報の一つとして、査定額に関する情報、及び、車両のアップデートにかかる料金もユーザ端末へ送信される。これによって、ユーザは、車両10のアップデートを実施するか否かの判断材料とすることができる。例えば、査定額の増加分と料金との差分が大きければ、ユーザが車両10のアップデートを決断する後押しとなる可能性が高い。
<その他の実施形態>
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施しうる。
第1実施形態では、車両10のアップデートメニューにハードウェアとソフトウェアとの両方のアップデートが含まれている場合に、ソフトウェアがハードウェアに付随しているか否か、店舗のスケジュールが空いているか否か、及び、ソフトウェアのアップデート
に係る合計データ量が所定の閾値以上であるか否か、に基づいて、推奨されるソフトウェアのアップデートの実施方法が決定される。これに限られず、ソフトウェアがハードウェアに付随しているか否かに基づいて、推奨されるソフトウェアのアップデートの実施方法が決定されてもよい。店舗のスケジュールが空いているか否かに基づいて、推奨されるソフトウェアのアップデートの実施方法が決定されてもよい。または、ソフトウェアのアップデートに係る合計データ量が所定の閾値以上であるか否かに基づいて、推奨されるソフトウェアのアップデートの実施方法が決定されてもよい。
車両10のアップデートメニューに複数のソフトウェアのアップデートが含まれている場合には、各ソフトウェアについて、提示又は推奨するアップデートの実施方法を判定してもよい。これによって、より柔軟に車両10のアップデートメニューの内容に対応して、ソフトウェアのアップデートの実施方法を提示することができる。
本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
また、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成(サーバ構成)によって実現するかは柔軟に変更可能である。
本開示は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク、ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
1・・センタサーバ
2・・ユーザ端末
3・・車載装置
4・・店舗サーバ
10・・車両
11、21・・制御部
12・・メニュー情報データベース
13・・ユーザ情報データベース
14・・店舗情報データベース
23・・位置情報取得部
24・・画面データ格納部
100・・車両アップデートシステム
101、201・・CPU
102、202・・メモリ
103、203・・外部記憶装置
104・・通信部
204・・無線通信部
205・・タッチパネルディスプレイ
206・・GPS受信機

Claims (20)

  1. ユーザ端末から第1の車両に関する第1のアップデートの依頼を受信することと、
    前記第1のアップデートがハードウェアのアップデートである場合には、前記ユーザ端末へ、前記第1のアップデートを店舗で実施することを提示することと、
    前記第1のアップデートがソフトウェアのアップデートである場合には、前記ユーザ端末へ、前記第1のアップデートを無線通信によって実施することを提示することと、
    を実行する制御部、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記制御部は、前記第1のアップデートがハードウェアとソフトウェアの両方のアップデートを含む場合には、前記第1のアップデートに含まれる1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートを、店舗で実施することと、無線通信によって実施することと、のうちから選択可能にすることをさらに実行する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、
    前記第1のアップデートが少なくともソフトウェアのアップデートを含み、前記1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートに係る合計データ量が所定の閾値以上である場合には、前記1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートを、店舗で実施することを推奨し、
    前記第1のアップデートが少なくともソフトウェアのアップデートを含み、前記合計データ量が前記所定の閾値未満である場合には、前記1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートを、無線通信によって実施することを推奨する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、
    前記第1のアップデートがハードウェアとソフトウェアの両方のアップデートを含み、前記1又は複数の第1のソフトウェアのうちの少なくとも一つのアップデートが前記第1のアップデートに含まれる第1のハードウェアのアップデートに付随している場合には、前記1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートを店舗で実施することを通知し、
    前記第1のアップデートがハードウェアとソフトウェアの両方のアップデートを含み、前記1又は複数の第1のソフトウェアのいずれのアップデートも前記第1のハードウェアのアップデートに付随していない場合には、前記1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートを、店舗で実施することと、無線通信によって実施することと、のうち、無線通信によって実施することを推奨する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、
    前記第1のアップデートがハードウェアとソフトウェアの両方のアップデートを含み、前記第1のアップデートを実施する予定の第1の店舗のスケジュールにおいて、前記ユーザ端末によって指定された日付から所定日数後までの間に前記第1のアップデートを実施可能である場合には、前記1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートを、店舗で実施することを推奨し、
    前記第1のアップデートがハードウェアとソフトウェアの両方のアップデートを含み、前記第1の店舗のスケジュールが前記ユーザ端末によって指定された日付から所定日数後まで空いていない場合には、前記1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートを、無線通信によって実施することを推奨する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、前記第1のアップデートがハードウェアとソフトウェアの両方のアップデートを含む場合には、前記1又は複数の第1のソフトウェアのうちの少なくとも一つのアップデートが前記第1のアップデートに含まれる第1のハードウェアのアップデートに付随していること、前記ユーザ端末によって指定された日付から所定日数後までの間に前記第1のアップデートを実施可能であること、及び、前記1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートに係る合計データ量が所定の閾値以上であること、の少なくとも一つが満たされることによって、前記1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートを、店舗で実施することを推奨する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、前記第1のアップデートがハードウェアとソフトウェアの両方のアップデートを含み、前記第1のソフトウェアが複数である場合には、前記複数の第1のソフトウェアのそれぞれについて、アップデートを店舗で実施することと、無線通信によって実施することと、のうちいずれを推奨するか判定する、
    請求項2から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記第1のアップデートによって追加又は変更されるハードウェアには、前記第1の車両のメーカ保証が付帯する、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記制御部は、前記第1のアップデートの実施後の前記第1の車両の査定額に関する情報を前記ユーザ端末に送信する、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 前記制御部は、前記第1のアップデートにかかる料金に関する情報を前記ユーザ端末に送信する、
    請求項1から9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. 前記制御部は、前記第1のアップデートにソフトウェアのアップデートが含まれる場合には、前記第1のアップデートに含まれる1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートに係る合計データ量を前記ユーザ端末に送信する、
    請求項1から10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  12. ユーザ端末から第1の車両に関する第1のアップデートの依頼を受信することと、
    前記第1のアップデートがハードウェアのアップデートである場合には、前記ユーザ端末へ、前記第1のアップデートを店舗で実施することを通知することと、
    前記第1のアップデートがソフトウェアのアップデートである場合には、前記ユーザ端末へ、前記第1のアップデートを無線通信によって実施することを通知することと、
    を含む情報処理方法。
  13. 前記第1のアップデートがハードウェアとソフトウェアの両方のアップデートを含む場合には、前記第1のアップデートに含まれる1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートを、店舗で実施することと、無線通信によって実施することと、のうちから選択可能にすることをさらに含む、
    請求項12に記載の情報処理方法。
  14. 前記第1のアップデートが少なくともソフトウェアのアップデートを含み、前記1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートに係る合計データ量が所定の閾値以上である場合には、前記1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートを、店舗で実施することを推奨し、
    前記第1のアップデートが少なくともソフトウェアのアップデートを含み、前記合計データ量が前記所定の閾値未満である場合には、前記1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートを、無線通信によって実施することを推奨する、
    請求項13に記載の情報処理方法。
  15. 前記第1のアップデートがハードウェアとソフトウェアの両方のアップデートを含み、前記1又は複数の第1のソフトウェアのうちの少なくとも一つのアップデートが前記第1のアップデートに含まれる第1のハードウェアのアップデートに付随している場合には、前記1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートを、前記第1のアップデートを店舗で実施することを通知し、
    前記第1のアップデートがハードウェアとソフトウェアの両方のアップデートを含み、前記1又は複数の第1のソフトウェアのいずれのアップデートも前記第1のハードウェアのアップデートに付随していない場合には、前記1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートを、店舗で実施することと、無線通信によって実施することと、のうち、無線通信によって実施することを推奨する、
    請求項13に記載の情報処理方法。
  16. 前記第1のアップデートがハードウェアとソフトウェアの両方のアップデートを含み、前記第1のアップデートを実施する予定の第1の店舗のスケジュールにおいて、前記ユーザ端末によって指定された日付から所定日数後までの間に前記第1のアップデートを実施可能である場合には、前記1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートを、店舗で実施することを推奨し、
    前記第1のアップデートがハードウェアとソフトウェアの両方のアップデートを含み、前記第1の店舗のスケジュールが前記ユーザ端末によって指定された日付から所定日数後まで空いていない場合には、前記1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートを、無線通信によって実施することを推奨する、
    請求項13に記載の情報処理方法。
  17. 前記第1のアップデートがハードウェアとソフトウェアの両方のアップデートを含む場合には、前記1又は複数の第1のソフトウェアのうちの少なくとも一つのアップデートが前記第1のアップデートに含まれる第1のハードウェアのアップデートに付随していること、前記ユーザ端末によって指定された日付から所定日数後までの間に前記第1のアップデートを実施可能であること、及び、前記1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートに係る合計データ量が所定の閾値以上であること、の少なくとも一つが満たされることによって、前記1又は複数の第1のソフトウェアのアップデートを、店舗で実施することを推奨する、
    請求項13に記載の情報処理方法。
  18. 前記第1のアップデートがハードウェアとソフトウェアの両方のアップデートを含み、前記第1のソフトウェアが複数である場合には、前記複数の第1のソフトウェアのそれぞれについて、アップデートを店舗で実施することと、無線通信によって実施することと、のうちいずれを推奨するか判定する、
    請求項13から17のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  19. 前記第1のアップデートによって追加又は変更されるハードウェアには、前記第1の車両のメーカ保証が付帯する、
    請求項12から18のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  20. コンピュータに、
    第1の車両に関する第1のアップデートの依頼を所定のサーバへ送信することと、
    前記所定のサーバから、前記第1のアップデートがハードウェアのアップデートである場合には、前記第1のアップデートを店舗で実施することを受信し、前記第1のアップデートがソフトウェアのアップデートである場合には、前記第1のアップデートを無線通信によって実施することを受信することと、
    を実行させるプログラム。
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