JP2022170132A - 乳化第1剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】炭酸塩を配合した酸化染毛用又は毛髪脱色・脱染用乳化第1剤の保存安定性低下を解消する。【解決手段】下記(A)、(B)成分を含有する酸化染毛用又は毛髪脱色・脱染用の乳化第1剤であって、成分含有量の質量比(B)/(A)が0.15以上、pHが11未満である。(A)炭酸塩の1種以上。(B)下記(B1)~(B3)から選ばれる1種以上。(B1)N-アシルタウリン塩。(B2)炭素数14以上のアルキル基を持つアルキル硫酸塩であるアニオン性界面活性剤。(B3)4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤。【選択図】なし

Description

本発明は酸化染毛用又は毛髪脱色・脱染用の乳化第1剤組成物に関し、より詳しくは、アルカリ剤としての炭酸塩と特定のイオン性界面活性剤とを一定の質量比で含有し、所定範囲内のpHに調整された乳化第1剤組成物に関する。
複数剤式の酸化染毛剤や毛髪脱色剤は、周知のようにアルカリ剤を含有する第1剤(酸化染毛剤では酸化染料も含有する)と酸化剤を含有する第2剤を基本的な構成要素としている。第2剤の酸化剤は毛髪のメラニン色素を分解して脱色を行い、酸化染毛剤においては更に酸化染料を重合・発色させて染毛を行う。第1剤のアルカリ剤は、酸化剤の作用を強めると共に、毛髪を膨潤させて酸化染料や酸化剤の毛髪への浸透性を高めることにより、毛髪脱色作用や酸化染毛作用の確保に重要な役割を果たす。
第1剤に配合する代表的なアルカリ剤であるアンモニアには、不快な刺激臭を伴うと言う不満がある。その代替のアルカリ剤として、例えばアルカノールアミン等の有機アミンも使用されるが、頭髪に蓄積し頭皮を刺激する等の不満がある。
このような不満点を考慮し、アンモニア等に代えて、あるいはアンモニア等と共に、アルカリ剤として炭酸塩がしばしば使用される。炭酸塩の使用によりアンモニアの刺激臭を回避又は軽減できることは当然であるが、炭酸塩には処理後の毛髪明度の向上を期待できるという利点もある。
特開2010-254633号公報 特開2017-226637号公報 特開2012-240954号公報 特開2003-40747号公報
特許文献1は2剤式酸化染毛・脱色剤用の乳化第1剤に関する。表2~6に示す各処方例は、アルカリ剤である炭酸水素アンモニウムと、アニオン性界面活性剤であるセチル硫酸ナトリウム、セトステアリル硫酸ナトリウム等のアルキル硫酸塩を含有している。
特許文献1では、処方例25の評価結果を以って炭素数16以上の直鎖アルキル基を持つアルキル硫酸塩が乳化第1剤の長期保存安定性に有効であるように記載するが(段落0078)、処方例25と処方例24の対比によれば評価を左右しているのは一定の脂肪酸の配合の有無であるから、段落0078の記載は特許文献1の発明者の誤解である。
特許文献2は染毛または脱色用の第1剤乳化組成物に関する。この第1剤はアルキル硫酸又はその塩である陰イオン性界面活性剤を必須成分としており(請求項1)、アルカリ剤として各種の炭酸塩を含有し得ると言う記載がある(段落0048)。しかし炭酸塩を配合した実施例はなく、比較例の評価によれば、第1剤の必須成分である(A)第4級アンモニウム型陽イオン性界面活性剤を配合しない場合や、(A)、(B)両成分の含有量比(A)/(B)が0.2~16の範囲を逸脱する場合には、第1剤乳化組成物の安定性を確保できない。
特許文献3は酸化染毛剤、毛髪脱色剤又は毛髪脱染剤の第1剤である水中油滴型の乳化製剤に関し、この第1剤の(A)成分は、少なくとも炭酸塩を含むアルカリ剤であり、(C)成分は界面活性剤である。(C)成分としてセトステアリル硫酸ナトリウム、セチル硫酸ナトリウムを例示するが、これらのアルキル硫酸塩の配合効果は言及がなく、実施例でも全く配合していない。
特許文献4は酸化染料を含有するクリーム状等の酸化染毛剤組成物であって、優れた染毛力を維持したもとで地肌汚れを防止できるものに関し、アスコルビン酸類を1~20重量%、及び炭酸塩を含有すると共に、使用時に過酸化水素を含有する酸化剤と混合される。アルキル硫酸エステル塩であるアニオン性界面活性剤や4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤も配合可能としている。
酸化染毛剤や毛髪脱色剤の第1剤には、前記のように炭酸塩がアルカリ剤としてしばしば配合される。しかし、クリーム状等の乳化第1剤に炭酸塩を配合すると、第1剤の保存安定性が低下し乳化物の分離が起こりがちであると言う問題があった。この問題は、特に炭酸塩を高配合した場合、とりわけ第1剤を高温保存した場合に顕著であった。
上記の問題に対しては、従来、第1剤に増粘剤を配合して粘性を増加させたり、界面活性剤を増量して乳化力を高める等の対応がなされている。しかし、これらの場合には、例えばクリームのハンドリングが悪化する等の実用上の不具合があり、必ずしも満足できるものではなかった。
そこで本発明は、アルカリ剤として炭酸塩を配合した酸化染毛用又は毛髪脱色・脱染用の乳化第1剤における保存安定性の低下を解消できる新たな実用的手段を提供することを、解決すべき技術的課題とする。
本願発明者は、上記課題の解決手段を研究した結果、炭酸塩を配合した酸化染毛用又は毛髪脱色・脱染用の乳化第1剤におけるとりわけ高温保存した場合の保存安定性の低下に対して、特定のイオン性界面活性剤を炭酸塩に対する一定の含有量比で配合し、かつ第1剤のpHも考慮すれば問題を解決できることを見出し、本発明を完成した。
(第1発明の構成)
上記課題を解決するための本願第1発明は、下記(A)成分及び下記(B)成分を含有する酸化染毛用又は毛髪脱色・脱染用の乳化第1剤組成物であって、(A)成分の含有量に対する(B)成分の含有量の質量比(B)/(A)が0.15以上であり、かつpHが11未満である。
(A)炭酸塩の1種以上。
(B)下記(B1)~(B3)から選ばれる1種以上。
(B1)N-アシルタウリン塩。
(B2)炭素数14以上のアルキル基を持つアルキル硫酸塩であるアニオン性界面活性剤。
(B3)4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤。
上記の第1発明において、(A)成分である炭酸塩とは、毛髪化粧料の技術分野においてアルカリ剤として用いられる炭酸塩を意味し、有機及び無機の炭酸塩を無限定に包含するのではない。炭酸塩について詳しくは後述するが、金属の炭酸塩又は炭酸水素塩が代表的である。
また、「炭素数14以上のアルキル基を持つアルキル硫酸塩」とは、炭素数が14以上である直鎖又は分岐鎖のアルキル基を持つアルキル硫酸塩を意味し、例えば炭素数が7であるアルキル基を2個備え、その合計炭素数が14であるジアルキル硫酸塩のようなものは包含しない趣旨である。
(第2発明の構成)
上記課題を解決するための本願第2発明においては、前記第1発明に係る乳化第1剤組成物がアスコルビン酸類を1~20重量%含有する第1剤組成物を除くものである。
上記の第2発明において、「アスコルビン酸類」という不明確な表現を用いているが、これは特許文献4に係る発明を正確に除外するために、特許文献4の請求項1の表現をそのまま転記したものである。
そして、「アスコルビン酸類」の不明確性を可及的に避けるため、特許文献4の段落0008に記載された説明を、本願でも踏襲する。
即ち、アスコルビン酸類とは、アスコルビン酸、アスコルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸カリウム、アスコルビン酸カルシウム、アスコルビン酸アンモニウム、アスコルビン酸モノエタノールアミン、アスコルビン酸ジエタノールアミン、エリソルビン酸、エリソルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸硫酸エステル二ナトリウム、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム、パルミチン酸アスコルビル、ステアリン酸アスコルビル、ジパルミチン酸アスコルビル、テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビル、ミリスチン酸アスコルビル、ラウリン酸アスコルビル、酢酸アスコルビル、プロピオン酸アスコルビル、酒石酸アスコルビル、クエン酸アスコルビル、コハク酸アスコルビル、安息香酸アスコルビル、(アスコルビル/トコフェリル)リン酸カリウム、アスコルビルエチル、アスコルビン酸アラントイン、アスコルビン酸キトサン、アスコルビン酸メチルシラノール、テトラデシルヘキシルアスコルビル、アミノプロピルアスコルビルフォスフェート、アスコルビン酸ポリペプタイド、アスコルビルグルコシド、アスコルビルメチルシラノールペクチネート等を言う。
(第3発明の構成)
上記課題を解決するための本願第3発明においては、前記第1発明又は第2発明に係る乳化第1剤組成物のpHが8以上である。
(第4発明の構成)
上記課題を解決するための本願第4発明においては、前記第1発明~第3発明のいずれかに係る乳化第1剤組成物における(B3)4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤が炭素数20以上のアルキル基を持つものである。
また、「炭素数20以上のアルキル基を持つ」の語義は、(B2)成分に関して前記した「炭素数14以上のアルキル基を持つ」の定義に準ずる。
(第5発明の構成)
上記課題を解決するための本願第5発明においては、前記第1発明~第4発明のいずれかに係る乳化第1剤組成物が更に下記(C)成分を0.1~12質量%含有する。
(C)25℃で固形状の油性成分。
(第6発明の構成)
上記課題を解決するための本願第6発明においては、前記第1発明~第5発明のいずれかに係る乳化第1剤組成物が(A)成分を4質量%以上含有する。
(第1発明の効果)
第1発明の第1剤組成物は(A)炭酸塩を含有する乳化組成物であるが、(B)成分として、(B1)N-アシルタウリン塩、(B2)炭素数14以上のアルキル基を持つアルキル硫酸塩であるアニオン性界面活性剤、(B3)4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤、から選ばれる1種以上も含有すると共に、(A)成分の含有量に対する(B)成分の含有量の質量比(B)/(A)が0.15以上であり、かつpHが11未満であるため、乳化第1剤における保存安定性の低下(乳化第1剤の分離)を抑制することができる。なお、炭酸塩を(B2)炭素数14以上のアルキル基を持つアルキル硫酸塩と共に配合しても、毛髪の明度向上という炭酸塩の配合効果は損なわれない。
質量比(B)/(A)が0.15未満であると(A)成分に対する(B)成分の相対量の不足のため、第1剤の保存安定性が確保されない。質量比(B)/(A)の値が高くなっても第1剤の保存安定性効果は低下しないが、効果が次第に飽和する。
本願発明者の研究によれば、炭酸塩を配合した第1剤では炭酸水素イオン[HCO ]と炭酸イオン[CO 2-]が平衡状態にあり、第1剤のpHが変わると平衡状態がいずれかのイオン側へ傾くが、炭酸水素イオン濃度と炭酸イオン濃度の積の値は一定であって、この積の値は第1剤の炭酸塩含有量により規定される。しかるに、乳化第1剤の安定性は第1剤の炭酸塩含有量によって影響される他、第1剤のpHによっても影響されることが分かった。
そのため、第1剤組成物のpHは11未満である。第1剤組成物のpHが11以上であると、第1剤の保存安定性が確保されない。
更に、(B)成分が(B1)N-アシルタウリン塩、(B2)炭素数14以上のアルキル基を持つアルキル硫酸塩であるアニオン性界面活性剤、(B3)4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤から選ばれる1種以上であるため、本発明の乳化第1剤の保存安定性が特に向上する。
(第2発明の効果)
本発明の乳化第1剤組成物からは、好ましくは、アスコルビン酸類を1~20重量%含有する第1剤組成物が除外される。
(第3発明の効果)
本発明の乳化第1剤組成物のpHが11未満であると前記したように第1剤の保存安定性が確保されるが、pHが8以上11未満である場合には、更に乳化第1剤組成物における気泡発生が防止され、併せて処理した毛髪の明度も向上する。
(第4発明の効果)
(B3)成分である4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤の種類は限定されないが、本発明の乳化第1剤の保存安定性のためには、炭素数20以上のアルキル基を持つものがより好ましい。併せて処理した毛髪の感触も向上する。
(第5発明の効果)
乳化第1剤組成物が(C)25℃で固形状の油性成分を0.1~12質量%含有すると、乳化第1剤の保存安定性が特に優れる。併せて処理した毛髪の感触も向上する。
(第6発明の効果)
乳化第1剤組成物が(A)炭酸塩の1種以上を4質量%以上含有すると、処理した毛髪の明度が特に優れる。
更に、塩類である炭酸塩を4質量%以上も高配合すると、通常は乳化第1剤組成物が不安定化する。しかし第6発明においては、4質量%以上の炭酸塩と共にイオン性界面活性剤である(B1)成分、(B2)成分(B3)成分から選ばれる1種以上を配合しているため、乳化第1剤組成物が不安定化しない。この点は、本願発明者の新知見である。併せて処理した毛髪の感触も向上する。
以下に、本発明の実施形態を、その最良の形態を含めて説明する。本発明の技術的範囲は以下の実施形態によって限定されない。
〔乳化第1剤組成物〕
本発明に係る第1剤組成物は、酸化染毛用又は毛髪脱色・脱染用の第1剤であって、乳液状、クリーム状等の乳化剤であり、(A)成分:炭酸塩の1種以上、(B)成分:(B1)N-アシルタウリン塩、(B2)炭素数14以上のアルキル基を持つアルキル硫酸塩であるアニオン性界面活性剤、(B3)4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤から選ばれる1種以上を含有し、(A)、(B)成分の含有量の質量比(B)/(A)が0.15以上であり、かつpHが11未満である。
(A)成分である炭酸塩はアルカリ剤として配合されるが、特段の不具合を生じない範囲内において、炭酸塩以外の公知の各種アルカリ剤、例えばアンモニア、アンモニウム塩、アルカノールアミン等を(A)成分と併用しても良い。
酸化染毛用の第1剤では、上記(A)、(B)成分の他に必須成分として酸化染料が配合される。酸化染料は主要中間体からなり、又は主要中間体及びカプラーからなる。場合により、酸化染料に加えて直接染料を配合しても良い。
毛髪脱色・脱染用の第1剤においては、上記の各種染料は配合されない。本発明の毛髪脱色・脱染用第1剤には、毛髪中のメラニン色素に加えて既染毛の染料も分解することを目的とする毛髪脱染剤用第1剤も、製剤的に可能であれば、包含される。
〔第2剤〕
本発明の酸化染毛用又は毛髪脱色・脱染用第1剤は、酸化剤を含有する第2剤と組み合わせて使用される。これらの剤に対して、更に任意成分を含有する第3剤等を付加して使用しても良い。これらの第2剤、第3剤の剤型は限定されないが、第1剤と同様に乳化剤であっても良い。
〔(A)成分〕
(A)成分である炭酸塩は、アルカリ剤として配合されるものであれば限定されないが、金属の炭酸塩又は炭酸水素塩を好ましく例示できる。具体的には、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸リチウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム、炭酸グアニジン、炭酸水素グアニジン等を例示できる。又、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム等を特に好ましく例示できる。
第1剤における(A)成分の1種以上の含有量は、後述する(B)成分との質量比(B)/(A)の値が所定の範囲内である限りにおいて特段に限定されない。しかし「第1発明の効果」欄及び「第6発明の効果」欄で前記した理由から、第1剤のpHが11未満であることを前提に、(A)成分の含有量は1~10質量%の範囲内であることが好ましく、特に2~8質量%の範囲内であることが好ましく、さらには4~6質量%の範囲内であることが好ましい。
〔(B)成分〕
(B)成分は、(B1)N-アシルタウリン塩、(B2)炭素数14以上のアルキル基を持つアルキル硫酸塩であるアニオン性界面活性剤、(B3)4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤から選ばれる1種以上である。(B1)成分、(B2)成分又は(B3)成分はそれぞれ単独で乳化第1剤に含有されても良く、2種以上を含有されても良い。(B1)成分、(B2)成分のアニオン性と(B3)成分のカチオン性による、異なるイオン性によるコンプレックス形成を抑制する観点から、(B1)成分及び/又は(B2)成分が第1剤に含有されることが好ましい。
(B1)成分であるN-アシルタウリン塩としては、例えばミリストイルメチルタウリンNa、パルミトイルメチルタウリンNa、ステアロイルメチルタウリンNa等の炭素数14以上のアシル基を持つN-アシルタウリン塩が好ましく例示される。又、パルミトイルメチルタウリンNa、ステアロイルメチルタウリンNaの炭素数16以上のアシル基を持つN-アシルタウリン塩が特に好ましく例示される。
(B2)成分であるアルキル硫酸塩における炭素数が14以上のアルキル基としては、ミリスチル基、セチル基、ステアリル基、アラキル基、ベヘニル基等の飽和アルキル基が例示され、他にもオレイル基等の不飽和アルキル基、イソステアリル基等の分岐鎖状のアルキル基が例示される。「第4発明の効果」欄で記載した理由から、炭素数16以上のセチル基、ステアリル基等を持つものが特に好ましく、セチル硫酸Na、ステアリル硫酸Naが特に好ましく例示される。
アルキル硫酸塩としては、モノアルキル硫酸塩に限らず、ジアルキル硫酸塩等も包含される。また、硫酸塩としては、硫酸のナトリウム塩、カリウム塩の他、マグネシウム塩、アンモニウム塩等も限定なく包含される。
(B3)成分である4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤としては、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム等の塩化アルキルトリメチルアンモニウム類、臭化セチルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム等の臭化アルキルトリメチルアンモニウム類、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム等の塩化ジアルキルジメチルアンモニウム類の他、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、ステアリルトリメチルアンモニウムサッカリン、セチルトリメチルアンモニウムサッカリン、及びメチル硫酸ベヘニルトリメチルアンモニウム等が挙げられる。特に炭素数20以上のアルキル基を持つ塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム等が好ましい。
第1剤における(B)成分の1種以上の含有量は、(A)成分の場合と同様、後述する質量比(B)/(A)の値が所定の範囲内である限りにおいて特段に限定されない。しかし一般的には、(B)成分の含有量は0.5~10質量%の範囲内、特に1~5質量%の範囲内であることが好ましい。
〔質量比(B)/(A)〕
第1剤における(B)成分と(A)成分との含有量の質量比(B)/(A)の値は、「第1発明の効果」欄で前記した理由から、0.15以上である。その値の下限値は、限定される訳ではないが、0.2以上であることが好ましく、0.3以上であることが更に好ましい。又、その値の上限値は、限定される訳ではないが、4.0以下であることが好ましく、1.5以下であることがより好ましく、1.0以下であることがさらに好ましく、0.8以下であることが特に好ましい。
〔酸化染毛用又は毛髪脱色・脱染用第1剤のpH〕
酸化染毛用又は毛髪脱色・脱染用第1剤のpHは、「第1発明の効果」欄で前記した理由から、pH8以上で、かつpH11未満である。特にpH9~10の範囲内であることが好ましい。
〔(C)成分〕
(C)成分である25℃で固形状の油性成分としては、高級アルコール、高級脂肪酸、ワックス、炭化水素、動植物油脂、シリコーン類等の内、25℃で固形状であるものが挙げられる。「固形状」とは、ワセリンのような幾分ペースト状のものも含む。
乳化第1剤組成物における(C)成分の含有量は限定されないが、0.1~12質量%程度含有することが、乳化第1剤組成物の保存安定性に有利である。
(C)成分は、具体的には、炭化水素であるパラフィン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン、高級アルコールであるセタノール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、高級脂肪酸であるパルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、動植物油脂であるカカオ脂、シア脂、シリコーン類である高重合メチルポリシロキサンが例示される。
〔上記以外の成分〕
(酸化剤)
本発明の酸化染毛用又は毛髪脱色・脱染用第1剤と組み合わせて使用される酸化染毛用又は毛髪脱色・脱染用第2剤は、少なくとも酸化剤を含有する。
酸化剤の種類は限定されないが、その具体例としては、過酸化水素、過酸化尿素、過酸化メラミン、過炭酸ナトリウム、過炭酸カリウム、過ホウ酸ナトリウム、過ホウ酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過酸化ナトリウム、過酸化カリウム、過酸化マグネシウム、過酸化バリウム、過酸化カルシウム、過酸化ストロンチウム、硫酸塩の過酸化水素付加物、リン酸塩の過酸化水素付加物、及びピロリン酸塩の過酸化水素付加物等が挙げられる。
酸化剤の含有量は適宜に設定されるが、酸化染毛剤又は毛髪脱色剤の使用時(各剤の混合時)において、例えば0.1質量%以上、より好ましくは2質量%以上、更に好ましくは3質量%以上であり、一方、毛髪の損傷等をより抑制する点からは15質量%以下、より好ましくは9質量%以下、更に好ましくは6質量%以下である。
(酸化染料)
酸化染毛用の第1剤に含有させる酸化染料は、染料中間体、又は染料中間体及びカプラーである。酸化染毛剤の使用時におけるこれらの酸化染料の含有量は染毛効果を考慮して適宜に決定されるものであり特段に限定されない。なお、酸性染料、塩基性染料、天然染料、ニトロ染料、HC染料、分散染料等の直接染料も適宜に配合することができる。
染料中間体の具体例としてp-フェニレンジアミン、p-トルエンジアミン、p-アミノフェノール、2,2'-[(4-アミノフェニル)イミノ]ビスエタノール及びこれらの塩が挙げられる。その他にも、2,4,5,6-テトラアミノピリミジン、2,5,6-トリアミノ-4-ピリミジノール、1-ヒドロキシエチル-4,5-ジアミノピラゾール、N-フェニル-p-フェニレンジアミン、4,4’-ジアミノジフェニルアミン、o-アミノフェノール、p-メチルアミノフェノール、2-ヒドロキシエチル-p-フェニレンジアミン、o-クロル-p-フェニレンジアミン、4-アミノ-m-クレゾール、2-アミノ-4-ヒドロキシエチルアミノアニソール、2,4-ジアミノフェノール及びこれらの塩が挙げられる。
カプラーの具体例として塩酸2,4-ジアミノフェノキシエタノール、α-ナフトール、2,6-ジアミノピリジン、5-アミノ-o-クレゾール、5-(2-ヒドロキシエチルアミノ)-2-メチルフェノール、レゾルシン、m-アミノフェノール、カテコール、ピロガロール、フロログルシン、没食子酸、ハイドロキノン、m-フェニレンジアミン、トルエン-3,4-ジアミン、ジフェニルアミン、3,3’-イミノジフェニール、1,5-ジヒドロキシナフタレン、タンニン酸、6-メトキシ-2-メチルアミノ-3-アミノピリジン、4-クロロレゾルシノール、2,7-ナフタレンジオール、3-アミノ-2,4-ジクロロフェノール、2-メチルレゾルシノール、ヒドロキシエチル-3,4-メチレンジオキサニリン、2,6-ジヒドロキシ-3,4-ジメチルピリジン、2,6-ジメトキシ-3,5-ピリジンジアミン、2-アミノ-3-ヒドロキシピリジン、5,6-ジヒドロキシインドリン、5,6-ジヒドロキシインドール及びこれらの塩が挙げられる。
(アルカリ剤)
第1剤に配合するアルカリ剤として、(A)成分以外のアンモニア、アンモニウム塩、有機アルカリ、無機アルカリ等が挙げられる。
有機アルカリとしては、アルカノールアミン(モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン等)、有機アミン類(2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール、2-アミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオール、グアニジン等)が例示される。無機アルカリとして水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等が例示される。他にも、塩基性アミノ酸(アルギニン、リジン等)及びそれらの塩等も例示される。
((B)成分以外の界面活性剤)
(B)成分、即ち(B1)~(B3)成分以外の界面活性剤として、(B)成分以外のアニオン性界面活性剤、4級アンモニウム塩型以外のカチオン性界面活性剤、及び、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤が挙げられる。
(B)成分以外のアニオン性界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム等の炭素数14未満のアルキル基を持つアルキル硫酸塩の他、ラウリル硫酸トリエタノールアミン等のアルキル硫酸エステル塩、POEラウリルエーテル硫酸ナトリウム等のアルキルエーテル硫酸エステル塩、POEラウリルエーテルリン酸及びその塩、N-ラウロイルグルタミン酸塩類、N-ラウロイルメチル-β-アラニン塩類を例示できる。
4級アンモニウム塩型以外のカチオン性界面活性剤としては第3級アミン化合物が例示され、具体的にはヒドロキシエーテルアルキルアミン(例えば、ヘキサデシルオキシ(2-ヒドロキシプロピル)ジメチルアミン)、エーテルアミン(例えば、N,N-ジメチル-3-ヘキサデシルオキシプロピルアミン)、アミドアミン(例えば、N-(3-(ジメチルアミノ)プロピル)ドコサナミド)第が挙げられる。
非イオン性界面活性剤としては、エーテル型のもの、エステル型のもの、アルキルグルコシド等が例示される。
エーテル型非イオン性界面活性剤の具体例として、POEセチルエーテル(セテス)、POEステアリルエーテル(ステアレス)、POEベヘニルエーテル、POEオレイルエーテル(オレス)、POEラウリルエーテル(ラウレス)、POEオクチルドデシルエーテル、POEイソステアリルエーテル、POEオクチルフェニルエーテル等が例示される。
エステル型非イオン性界面活性剤の具体例として、モノオレイン酸POEソルビタン、モノステアリン酸POEグリセリン、テトラオレイン酸POEソルビット、モノオレイン酸ポリエチレングリコール、親油型モノオレイン酸グリセリン、自己乳化型モノステアリン酸グリセリン、ショ糖脂肪酸エステル、モノミリスチン酸デカグリセリル等が例示される。
アルキルグルコシドの具体例としては、アルキル(炭素数8~16)グルコシド、POEメチルグルコシド、POEジオレイン酸メチルグルコシド等が例示される。
両性界面活性剤としては、例えばココベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、コカミドプロピルベタイン、ラウロアンホ酢酸ナトリウム、ココアンホ酢酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、及びラウリルベタイン(ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン)が挙げられる。
(油性成分)
油性成分としては、(C)25℃で固形状の油性成分以外の、流動パラフィンや軽質流動イソパラフィン等の炭化水素、オレイルアルコールや2-オクチルドデカノール等の高級アルコール、オレイン酸やイソステアリン酸等の高級脂肪酸、オリーブ油やヒマワリ油等の動植物油脂、分子量150000未満のメチルポリシロキサンや高重合メチルポリシロキサンシリコーン等が例示される。
(高分子化合物)
高分子化合物としては、カチオン化セルロース誘導体、カチオン性澱粉、カチオン化グアーガム誘導体、ジアリル4級アンモニウム塩/アクリルアミド共重合物、4級化ポリビニルピロリドン誘導体等のカチオン性高分子、キサンタンガム、カラギーナン、アルギン酸ナトリウム、ペクチン、アラビアガム等のアニオン性高分子、グアーガム、寒天、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルデキストラン、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリル酸アミド、ポリエチレングリコール等の非イオン性高分子が挙げられる。
(第1剤のその他の任意成分)
本発明の酸化染毛用又は毛髪脱色・脱染用第1剤は、上記の成分の他にも、必要に応じ、あるいは本発明の効果を阻害しない限りにおいて、第1剤に配合されることがある公知の成分、例えば、グリコール等の多価アルコール、グリセリン、ポリグリセリンの他に、ソルビトール等の糖類、パラベン等の防腐剤、アスコルビン酸等の酸化防止剤その他を任意に配合することができる。
以下に本発明の実施例及び比較例を説明する。本発明の技術的範囲はこれらの実施例及び比較例によって限定されない。
〔実施例の調製〕
末尾の表1~表3に示すように、本発明に係る乳化物である毛髪脱色・脱染用第1剤の実施例1~実施例18、及び比較例1~比較例9を常法に従って調製した。これら第1剤は、酸化剤を含有する第2剤と混合して脱色すべき毛髪に適用するものである。
なお、35%過酸化水素水を含有する一般的な組成の乳化状第2剤を調製し、上記の毛髪脱色・脱染用第1剤と所定の質量比で混合して黒色人毛の毛束に適用し、毛髪脱色試験を行ったところ、毛髪脱色効果及び処理後の毛髪感触に別段の問題はなかった。
各表の成分名を示す欄の左側欄外において、本発明の(A)成分に該当するものには「A」と付記し、本発明の(B1)、(B2)、(B3)成分に該当するものにはそれぞれ「B1」、「B2」、「B3」、と付記し、(B)成分に対する比較用の成分には「b」と付記した。各表に示すように、(A)成分としては炭酸水素アンモニウム又は炭酸ナトリウムを使用した。各表において成分の含有量を示す数値は質量%単位である。
各実施例の第1剤における(A)成分の含有量に対する(B)成分の含有量の質量比(B)/(A)は、各表中の「B/A」の欄に示した。また、各実施例及び各比較例の第1剤についてのpHは、各表中の「pH」の欄に示した。なお、pHは、調製した各実施例及び各比較例の第1剤を水で10倍希釈し、10質量%の濃度で溶解した際の25℃におけるpHを測定した。
〔実施例の評価〕
上記のように調製した各実施例及び各比較例の第1剤を、それぞれ透明容器に収容して55℃の恒温槽に搬入し、そのまま1日間(24時間)静置すると言う保存安定性の促進試験に供した。
保存安定性の促進試験を終えた各実施例及び各比較例の第1剤を恒温槽から取り出し、クリーム状第1剤における層分離の有無を観察した。その観察結果を各表中の「分離」の欄に示す。クリームが明らかに水層と油層に分離していた場合には「分離:×」と評価し、分離していない場合は、以下に示す基準に照らして評価を行った。
上記「分離:×」とならなかった場合には、それぞれ該当する実施例の未評価試料を用い、55℃の恒温槽に搬入し、そのまま7日間(168時間)静置するという、より苛酷な条件下でのクリーム状第1剤における層分離の有無を再度観察した。この苛酷な条件下での保存安定性試験でも水層と油層に分離しない場合を「未分離:◎」と評価し、5日間(120時間)経過時点で分離しなかった場合を「未分離:〇」と評価し、1日間(24時間)経過時点で分離しなかった場合を「未分離:△」と評価した。結果を表1~表3の「乳化安定性」の欄に示す。
Figure 2022170132000001
Figure 2022170132000002
Figure 2022170132000003
本発明によれば、炭酸塩を配合した酸化染毛用又は毛髪脱色・脱染用乳化第1剤の保存安定性低下を解消できる新たな手段が提供される。

Claims (6)

  1. 下記(A)成分及び下記(B)成分を含有する酸化染毛用又は毛髪脱色・脱染用の乳化第1剤組成物であって、(A)成分の含有量に対する(B)成分の含有量の質量比(B)/(A)が0.15以上であり、かつpHが11未満である乳化第1剤組成物。
    (A)炭酸塩の1種以上。
    (B)下記(B1)~(B3)から選ばれる1種以上。
    (B1)N-アシルタウリン塩。
    (B2)炭素数14以上のアルキル基を持つアルキル硫酸塩であるアニオン性界面活性剤。
    (B3)4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤。
  2. 乳化第1剤組成物がアスコルビン酸類を1~20重量%含有する第1剤組成物を除くものである請求項1に記載の乳化第1剤組成物。
  3. 乳化第1剤組成物のpHが8以上である請求項1又は請求項2に記載の乳化第1剤組成物。
  4. (B3)4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤が炭素数20以上のアルキル基を持つものである請求項1~請求項3のいずれかに記載の乳化第1剤組成物。
  5. 乳化第1剤組成物が更に下記(C)成分を0.1~12質量%含有する請求項1~請求項4のいずれかに記載の乳化第1剤組成物。
    (C)25℃で固形状の油性成分。
  6. (A)成分を4質量%以上含有する請求項1~請求項5のいずれかに記載の乳化第1剤組成物。
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