JP2022168255A - コインランドリーの利用料金徴収方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コインランドリーの利用時間に応じて利用料金を徴収するコインランドリーの利用料金徴収方法を提供する。【解決手段】実施形態に係るコインランドリーの利用料金徴収方法は、洗濯物処理運転を開始する運転開始工程と、前記洗濯物処理運転が開始され、洗濯工程、濯ぎ工程を終えた後に、乾燥工程における洗濯物の乾燥状態に基づいて、前記乾燥工程を終了するか否かを判断する運転終了判断工程と、前記運転終了判断工程で前記乾燥工程を終了すると判断された場合に、前記洗濯物処理運転を終了する運転終了工程と、前記運転終了工程の後に、前記洗濯物処理運転が開始されてから終了されるまでの運転時間に基づいて、利用料金を算出する利用料金算出工程と、前記利用料金を決済する決済工程と、を備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、利用料金の支払に応じて、衣類やシーツ等の洗濯物に対して洗濯や乾燥等の処理を行うコインランドリーの利用料金徴収方法に関する。
洗濯乾燥機等のコインランドリーは、複数の工程を経て洗濯物に対する処理を行う。洗濯処理においては、洗濯工程、すすぎ工程、脱水工程等を経て洗濯物を処理する。乾燥処理においては、乾燥工程、冷却工程等を経て洗濯物を処理する。
洗濯乾燥機においては、洗濯工程、すすぎ工程、脱水工程、乾燥工程、冷却工程を連続実行して、洗濯物に対して洗濯処理と乾燥処理を行う。
特開2005-341981号公報
洗濯処理や乾燥処理には、数十分から1時間程度を要する。このため、ユーザーがコインランドリーから離れて、洗濯等が終了しても洗濯物が洗濯乾燥機等の内部に放置されることがある。このとき、第三者により洗濯物が洗濯乾燥機等から勝手に取り出されと、ユーザーが不快に思ったり、盗難のおそれ等もあった。
そこで、開閉扉をロックして第三者が洗濯物に触れないようにした機能を備える洗濯乾燥機等もある。
しかしながら、コインランドリーの経営者にとっては、開閉扉をロックして第三者による洗濯物の取り出しを防止すると、洗濯物が洗濯乾燥機等の内部に放置される時間が延びて洗濯乾燥機等の稼働率が低下するリスクがある。
本発明は、洗濯物処理運転の開始から完了までの利用時間に応じた利用料金を徴収するコインランドリーの利用料金徴収方法を提供することを目的とする。
実施形態に係るコインランドリーの利用料金徴収方法は、洗濯物処理運転を開始する運転開始工程と、前記洗濯物処理運転が開始され、洗濯工程、濯ぎ工程を終えた後に、乾燥工程における洗濯物の乾燥状態に基づいて、前記乾燥工程を終了するか否かを判断する運転終了判断工程と、前記運転終了判断工程で前記乾燥工程を終了すると判断された場合に、前記洗濯物処理運転を終了する運転終了工程と、前記運転終了工程の後に、前記洗濯物処理運転が開始されてから終了されるまでの運転時間に基づいて、利用料金を算出する利用料金算出工程と、前記利用料金を決済する決済工程と、を備えることを特徴とする。
また、実施形態に係るコインランドリーの利用料金徴収方法は、前記運転終了判断工程において、ランドリー機器の温風排気路に温度センサーを設け、その測定値が設定温度以上になると、前記洗濯物が乾燥したと判定することを特徴とする。
また、実施形態に係るコインランドリーの利用料金徴収方法は、前記運転終了判断工程において、ランドリー機器の温風排気路に温度センサーを設け、その単位時間当たりの測定温度の変化率を用いて、前記洗濯物が乾燥したと判定することを特徴とする。
また、実施形態に係るコインランドリーの利用料金徴収方法は、ランドリー機器の制御部は、前記利用料金算出工程において、少なくとも前記洗濯工程の処理時間、および前記乾燥工程の処理時間に基づき前記利用料金の算出し、その算出した利用料金を前記ランドリー機器に表示して、前記利用者に料金支払いを促し、前記決済工程により前記利用料金が完済されるまで、前記ランドリー機器の扉ロックを施錠し続けることを特徴とする。
また、実施形態に係るコインランドリーの利用料金徴収方法は、洗濯物処理運転を開始する運転開始工程と、前記洗濯物処理運転が開始され、洗濯工程、濯ぎ工程、乾燥工程を終えた後に、冷却工程における洗濯物の冷却状態に基づいて、前記冷却工程を終了するか否かを判断する運転終了判断工程と、前記運転終了判断工程で前記冷却工程を終了すると判断された場合に、前記洗濯物処理運転を終了する運転終了工程と、前記運転終了工程の後に、前記洗濯物処理運転が開始されてから終了されるまでの運転時間に基づいて、利用料金を算出する利用料金算出工程と、前記利用料金を決済する決済工程と、を備えることを特徴とする。
また、実施形態に係るコインランドリーの利用料金徴収方法は、前記冷却工程では、ランドリー機器の加熱ユニットを停止させて、回転駆動部によりドラムを一方向に回転させながら、ファンのみを駆動させ、前記利用者が火傷をしない程度の温度まで前記洗濯物を冷して前記洗濯物処理運転を終了させることを特徴とする。
実施形態に係るコインランドリーの利用料金徴収方法が適用されるコインランドリーを示す正面図である。 コインランドリーの概略構成を示す模式図である。 コインランドリーの制御系統を示すブロック図である。 洗濯物処理運転を示すフローチャート図である。
以下、実施形態に係るコインランドリーの利用料金徴収方法が適用されるコインランドリー1を図面を参照して説明する。各図において、同一構成については同一の符号を付す。
〔コインランドリー1〕
図1はコインランドリー1を示す正面図である。
図2は、コインランドリー1の概略構成を示す模式図である。
図3は、コインランドリー1の制御系統を示すブロック図である。
コインランドリー1は、利用料金の支払いを要する洗濯乾燥機等である。
コインランドリー1は、直方体形の筐体2と、この筐体2の内部に配置された外胴3お よびドラム4を備える。
外胴3は、横向きの有底円筒体であり、筐体2の内部に配置される。ドラム4も横向きの有底円筒体であり、外胴3の内部に配置される。
筐体2は、フロントパネル2aのほぼ中央に、円形状のパネル開口2bを有する。外胴3は、衣類やシーツなどの洗濯物を出し入れする投入口6を有し、この投入口6がパネル開口2bに露出するように固定される。
フロントパネル2aには、投入口6を開閉する開閉扉7が配置される。開閉扉7は、投入口6閉塞できる円板形を有し、中央部分には窓が設けられる。開閉扉7と投入口6の縁部との間には、気密性を高めるためのシール材(不図示)が配置される。
投入口6の縁部には、ハンドル式の扉ロック8が設けられる。利用者は、ハンドルを用いて開閉扉7を開閉したり、開閉扉7をラッチ(空締まり)したり、ラッチを外したりできる。
また、扉ロック8は、後述する制御部30により開閉扉7の施錠と解錠が制御される。すなわち、制御部30は、開閉扉7を閉じてラッチした状態でハンドルを固定することができる。つまり、制御部30は、扉ロック8により開閉扉7を施錠して投入口6を密閉した状態を維持できる。
一方、制御部30が開閉扉7を解錠すると、手動でハンドルを引いてラッチを外すことが可能になり、さらに開閉扉7を開いて投入口6を開放できる。
扉ロック8には、開閉扉7を閉じてラッチした状態を検出する開閉センサー41も設けられる。開閉センサー41は、検出データーを制御部30に出力する。
外胴3は、給水管15や排水管16が接続される。外胴3は、給水管15から供給された水を貯留したり、貯留された水を排水管16を介してコインランドリー1の外部に排出したりする。
外胴3には、水位を検出する水位センサー42が設けられる。水位センサー42は、検出データーを制御部30に出力する。
外胴3には、乾燥用の温風を供給する温風供給路20と温風排出路21が接続される。
温風供給路20には、加熱ユニット22や過熱防止装置、安全装置等が配置される。加熱ユニット22は、ガスバーナーである。
温風排出路21には、フィルタ、ファン23、過熱防止装置、チャッキダンバー等が配 置される。
ファン23を回転させると、温風供給路20に導入した空気が加熱ユニット22により加熱されて、外胴3に温風が供給される。これにより、ドラム4に投入された洗濯物が乾燥する。そして、湿気を含んだ空気が外胴3から温風排出路21に導入されて、外部に排出される。
温風排出路21の下流には、温度センサー18が配置される。温度センサー18は、外胴3から温風排出路21に導入された空気の温度を測定する。そして、温度センサー18は、測定データーを制御部30に出力する。
ドラム4は、外胴3に対して隙間を隔てつつ、その開口が外胴3の投入口6に一致するように配置される。ドラム4は、後方に向けて延びる回転軸(不図示)を有し、この回転軸が外胴3により回転可能に支持される。
回転軸の後端には、モータ28等を備える回転駆動部が接続される。回転駆動部は、モータ28の回転をプーリとベルトを介して回転軸に伝達して、ドラム4を回転駆動する。
フロントパネル2aの上部には、操作入力部11が配置される。操作入力部11は、制御部30に接続されており、利用者が洗濯物処理運転に対する操作を行う。
操作入力部11に隣接して、表示部が配置される。表示部は、洗濯物処理運転に関する情報等を表示する表示部には、洗濯物処理運転に関する情報として、例えばコインランドリー1の利用時間、利用料金(超過料金、加重超過料金を含む)が表示される。
操作入力部11の右側には、料金受付部12が配置される。料金受付部(後払い料金受付部)12は、コインランドリー1の洗濯物処理運転が完了した後に、利用料金を受け付ける。
料金受付部12は、利用料金として、金銭の他、クレジットカードや各種ポイント等による支払いも受け付けることができる。
利用者が料金受付部12に金銭等を投入すると、料金受付部12は、投入された金銭等を計算して、利用料金(超過料金、加重超過料金を含む)を満たしている場合は、料金完済情報を制御部30に出力する。なお、料金受付部12と制御部30が協働して、料金完済を判断してもよい。
筐体2の内部には、コインランドリー1を統括的に制御する制御部30が配置される。制御部(洗濯物処理完了判断部、利用料金決定部)30は、例えばCPU,ROM,RAM等からなるマイクロコンピュータにより構成される。
制御部30は、ドラム4に投入された洗濯物に対する洗濯物処理運転(洗濯処理、乾燥 処理)を、予め設定された複数の運転工程を経て行う制御を実行する。
〔洗濯物処理運転:利用料金後払い〕
次に、コインランドリー1の洗濯物処理運転について説明する。特に、利用料金の後払 いについて説明する。
図4は、洗濯物処理運転を示すフローチャート図である。
まず、利用者は、コインランドリー1の開閉扉7を開いて、投入口6から洗濯物をドラム4に投入する(Step1)。そして、利用者は、開閉扉7を閉じて、扉ロック8により開閉扉7をラッチする。
さらに、利用者は、操作入力部11を操作して、洗濯コース(洗濯物処理)等を選択した後に、運転開始ボタンを押下する(Step2)。
操作入力部11の運転開始ボタンが押下されると、制御部30は、開閉扉7の開閉センサー41からの入力信号に基づいて開閉扉7のラッチを確認し、扉ロック8により開閉扉7を施錠する(Step3)。
そして、制御部30は、外胴3の水位センサー42や温度センサー18からの入力信号を受信しつつ、給水管15や排水管16の制御弁、モータ28、ファン23、加熱ユニット22等を制御して、洗濯物処理運転(洗濯処理、乾燥処理)を行う(Step4)。
洗濯処理の洗濯工程では、制御部30は、給水管15から外胴3に所定量の水を供給し 、回転駆動部のモータ28によりドラム4を正逆回転、強弱回転等させる。
洗濯工程が終了すると、制御部30は、濯ぎ工程を開始する。濯ぎ工程では、排水管16の制御弁を開放して外胴3に貯留された水を排水管16から排出した後、再び給水管15から外胴3に所定量の水を供給してドラム4を回転させる。
濯ぎが終了すると、制御部30は、排水管16の制御弁を開放して外胴3に貯留された 水を排水管16から全て排出する。
濯ぎ工程が終了すると、制御部30は、脱水工程を開始する。脱水工程では、排水管16の制御弁を開放した状態で、回転駆動部によりドラム4を一方向に回転させて、その遠心力により洗濯物の脱水を行う。
次に、制御部30は、洗濯処理から乾燥処理に移行する。
まず、乾燥工程では、制御部30は、回転駆動部によりドラム4を一方向に回転させながら、ファン23、加熱ユニット22を駆動させる。
すなわち、制御部30は、ファン23を駆動して、加熱ユニット22により昇温した空気(温風)を温風供給路20を介して外胴3に供給する。この温風にドラム4の洗濯物(脱水された洗濯物)を晒して乾燥させる。そして、制御部30は、ファン23を駆動して、洗濯物から蒸発した水分を含んだ温風を温風排出路21を介して外部に排出させる。
制御部30は、乾燥工程において、温度センサー18からの入力信号に基づいて洗濯物の乾燥状態を判定する(Step5)。例えば、温度センサー18の測定値(温度)が60℃以上になると、洗濯物が乾燥したと判定する。
制御部30は、洗濯物が乾燥したと判定したら、冷却工程を行う。冷却工程では、加熱ユニット22を停止させて、回転駆動部によりドラム4を一方向に回転させながら、ファン23のみを駆動させる。そして、利用者が火傷をしない程度の温度まで洗濯物を冷して、洗濯物処理運転を完了させる。
このように、制御部30は、温度センサー18からの入力信号に基づいて洗濯物処理運 転の完了を判断する。
次いで、制御部30は、洗濯物処理運転の完了まで内容に応じて利用料金を決定する(Step6)。例えば、洗濯物が10kg、洗濯処理が20分、乾燥処理が40分であった場合は、制御部30は、利用料金を1600円と決定する。そして、制御部30は、この金額を操作入力部11に表示して、利用者の料金支払いを促す。
利用料金は、洗濯物処理運転の開始から完了までの時間に応じた金額に限らない。利用料金は、洗濯物処理運転に要した水量やガス量、電力量等に応じた金額であってもよい。
次いで、制御部30は、洗濯物処理運転の完了後から計時を開始する。そして、制御部30は、この計時により洗濯物処理運転完了後からの経過時間を判断する(Step7)。
この計時は、洗濯物が放置された時間に応じた超過料金(加重超過料金を含む)を算出するために行われる。制御部30は、例えば1分単位で計時を行う。
次いで、制御部30は、Step7で計時した経過時間に応じて、超過料金の有無、加算を行う(Step8~10)
Step7において洗濯物処理運転完了後からの経過時間が所定時間未満と判断されたときは、超過料金は発生させない(Step8)。
所定時間は、例えば10分である。つまり、経過時間が0分から9分までは、利用料金は1600円のままである。
洗濯物処理運転が完了した直後から超過料金を加算すると、利用者に過度な負担を与えてしまうため、10分程度の猶予(所定時間)が設定される。
次いで、後述するように、ステップ11に移り、料金完済情報の入力の有無を判断する。
Step7において、洗濯物処理運転完了後からの経過時間が所定時間(例えば10分)と判断されたときは、超過料金を加算する(Step9)。
経過時間が10分になると、超過料金として例えば100円を加算する。したがって、利用料金は、Step6で決定した1600円に、超過料金の100円を加算した1700円に設定される。
制御部30は、利用料金(1700円)を表示部に表示して、利用者の料金支払いを促す。
次いで、後述するように、ステップ11に移り、料金完済情報の入力の有無を判断する。
Step7において、洗濯物処理運転完了後からの経過時間が所定時間(例えば10分)を超えたと判断されたときは、加重超過料金を加算する(Step10)。
経過時間が11分以上になると、加重超過料金として、例えば1分毎に10円を加算する。加重超過料金は、所定時間を経過した後の時間(超過時間)に応じた料金である。
このStep10がStep9を経た後に行われる処理であるため、利用料金は、1700円に、加重超過料金の10円を加算した1710円に設定される。
制御部30は、利用料金(1710円)を表示部に表示して、利用者の料金支払いを促す。
次いで、後述するように、ステップ11に移り、料金完済情報の入力の有無を判断する。
Step8~10を経た後に、制御部30は、合計料金を算出する。そして、制御部30は、利用者が料金受付部12に金銭等を投入して、合計料金(利用料金、超過料金、加重超過料金)を完済したか否かを判断する。すなわち、制御部30は、料金受付部12から料金完済情報が入力されたか否かを判断する(Step11)。
ステップ11において、合計料金が完済されたと判断したときは、扉ロック8を解錠する(Step12)。
これにより、利用者は、開閉扉7を開いて投入口6を開放し、洗濯物をドラム4から取り出すことができる(Step13)。
一方、ステップ11において、合計料金が完済されていないと判断したときは、制御部30は、Step7に戻って、洗濯物処理運転完了後からの経過時間を判断する。
例えば、洗濯物処理運転完了後から5分経過してもなお、合計料金が完済されていない場合は、Step8とStep9を経てStep10が5回処理される。したがって合計料金は、1600円に超過料金100円と加重超過料金50円を加算した1750円に設定される。
制御部30は、合計料金(1750円)を表示部に表示して、利用者の料金支払いを促す。
このように、制御部30は、料金受付部12から合計料金(利用料金、超過料金、加重超過料金)の料金完済情報が入力されるまで、扉ロック8により開閉扉7を施錠し続ける(Step7~11)。
そして、上述したように、利用者が合計料金を料金受付部12に投入して完済すると、 初めて扉ロック8を解錠する(Step12)。
これにより、利用者は、開閉扉7を開いて投入口6を開放し、洗濯物をドラム4から取り出すことができる(Step13)。
以上説明したように、コインランドリー1は、開閉扉7を施解錠する扉ロック8、利用料金を受け付ける料金受付部12を備える。そして、料金受付部12から料金完済情報を受け取るまで、扉ロック8により開閉扉7を施錠し続ける。
このため、洗濯物処理運転の完了後に、第三者による洗濯物の取り出し等を防止することができる。
また、制御部30は、洗濯物処理運転の完了を判断すると共に、洗濯物処理運転の完了までの内容に応じた利用料金が決定する。このため、適切な料金を設定することができる。
しかも、利用料金を後払いすることにより、扉ロック8を解錠して開閉扉7を開くので、特別な鍵等を用意する必要がなく、装置コストや運転コストの上昇を抑えることができる。
また、制御部30は、洗濯物処理運転が完了した後に所定時間を経過しても利用料金の支払いがないときは、利用料金に超過料金を加算する。このため、コインランドリー1に洗濯物が放置されて稼働率が低下したとしても、コインランドリー1に洗濯物が放置された時間に応じた料金収入が得られる。したがって、コインランドリー1の売り上げ向上や経営の安定に貢献できる。
また、制御部30は、所定時間を経過した後の超過時間に応じた加重超過料金を超過料金に加算するので、利用者に精神的な負担を与えて料金支払いを促すことができる。
また、制御部30は、温度センサー18の測定値に基づいて洗濯物処理運転の完了を判断するので、無駄な乾燥処理を抑えることができる。
利用者にとっては、廉価な利用料金でコインランドリー1を利用できる。また、経営者にとっても、コインランドリー1の稼働率が向上するので売り上げ向上や経営の安定に貢献できる。
本発明の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
上記実施形態では、洗濯処理と乾燥処理とを実行可能なコインランドリー1を例示して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、洗濯物に対して洗濯処理のみを実行する洗濯機に本発明を適用してもよいし、あるいは、洗濯物に対して乾燥処理のみを実行する乾燥機に本発明を適用してもよい。
上記実施形態では、水を使用して洗濯を行う水洗タイプの機器を例示して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、石油系溶剤等の溶剤を使用して洗濯を行うドライクリーニングタイプの洗濯機(洗濯乾燥機)に本発明を適用してもよい。
上記実施形態では、洗濯物処理運転の完了(洗濯物の乾燥)の判断基準として、温度センサー18の測定値(温度)が所定温度以上の場合について説明したが、これに限らない。
判断基準として、例えば温度センサー18の測定値の変化率(単位時間当たりの温度の変化率)を用いてもよい。測定値と測定値の変化率の両方を用いてもよい。
上記実施形態では、温度センサー18を用いる場合について説明したが、湿度センサーを用いてもよい。温度センサー18と湿度センサーの両方を用いてもよい。
上記実施形態では、制御部30が洗濯物処理運転が完了してから利用料金を決定する場合について説明したが、これに限らない。例えば、洗濯物処理運転の開始から完了までの間に、処理時間等を予想して利用料金を決定する場合等であってもよい。例えば、複数回に分けて利用料金を決定する場合であってもよい。
上記実施形態では、洗濯物処理運転完了後から所定時間(10分)以内は超過料金が発生しない場合について説明したが、これに限らない。洗濯物処理運転完了の直後から超過料金が発生する場合であってもよい。
上記実施形態では、超過料金が時間に応じて増額される(加重超過料金を加算する)場合について説明したが、これに限らない。超過料金が一定額の場合であってもよい。
また、超過時間に比例して一定額の加重超過料金を加算する場合に限らず、加重超過料金を指数関数的に漸増させる場合であってもよい。
操作入力部11や料金受付部12が筐体2に配置される場合について説明したが、これに限らない。操作入力部や料金受付部が筐体とは別に配置される場合であってもよい。すなわち、各コインランドリーがそれぞれ料金受付部等を備える分離型に限らず、いわゆる集中精算機方式により複数のコインランドリーの操作や支払を受け付ける場合であってもよい。
1…コインランドリー
3…外胴
4…ドラム
6…投入口
7…開閉扉
8…扉ロック
11…操作入力部、
12…料金受付部(後払い料金受付部)
18…温度センサー、
30…制御部(洗濯物処理完了判断部、利用料金決定部)

Claims (6)

  1. 洗濯物処理運転を開始する運転開始工程と、
    前記洗濯物処理運転が開始され、洗濯工程、濯ぎ工程を終えた後に、乾燥工程における洗濯物の乾燥状態に基づいて、前記乾燥工程を終了するか否かを判断する運転終了判断工程と、
    前記運転終了判断工程で前記乾燥工程を終了すると判断された場合に、前記洗濯物処理運転を終了する運転終了工程と、
    前記運転終了工程の後に、前記洗濯物処理運転が開始されてから終了されるまでの運転時間に基づいて、利用料金を算出する利用料金算出工程と、
    前記利用料金を決済する決済工程と、
    を備えることを特徴とするコインランドリーの利用料金徴収方法。
  2. 前記運転終了判断工程において、
    ランドリー機器の温風排気路に温度センサーを設け、その測定値が設定温度以上になると、前記洗濯物が乾燥したと判定することを特徴とする請求項1に記載のコインランドリーの利用料金徴収方法。
  3. 前記運転終了判断工程において、
    ランドリー機器の温風排気路に温度センサーを設け、その単位時間当たりの測定温度の変化率を用いて、前記洗濯物が乾燥したと判定することを特徴とする請求項1に記載のコインランドリーの利用料金徴収方法。
  4. ランドリー機器の制御部は、
    前記利用料金算出工程において、少なくとも前記洗濯工程の処理時間、および前記乾燥工程の処理時間に基づき前記利用料金の算出し、その算出した利用料金を前記ランドリー機器に表示して、前記利用者に料金支払いを促し、
    前記決済工程により前記利用料金が完済されるまで、前記ランドリー機器の扉ロックにより開閉扉を施錠し続けることを特徴とする請求項1に記載のコインランドリーの利用料金徴収方法。
  5. 洗濯物処理運転を開始する運転開始工程と、
    前記洗濯物処理運転が開始され、洗濯工程、濯ぎ工程、乾燥工程を終えた後に、冷却工程における洗濯物の冷却状態に基づいて、前記冷却工程を終了するか否かを判断する運転終了判断工程と、
    前記運転終了判断工程で前記冷却工程を終了すると判断された場合に、前記洗濯物処理運転を終了する運転終了工程と、
    前記運転終了工程の後に、前記洗濯物処理運転が開始されてから終了されるまでの運転時間に基づいて、利用料金を算出する利用料金算出工程と、
    前記利用料金を決済する決済工程と、
    を備えることを特徴とするコインランドリーの利用料金徴収方法。
  6. 前記冷却工程では、
    ランドリー機器の加熱ユニットを停止させて、回転駆動部によりドラムを一方向に回転させながら、ファンのみを駆動させ、前記利用者が火傷をしない程度の温度まで前記洗濯物を冷して前記洗濯物処理運転を終了させることを特徴とする請求項5に記載のコインランドリーの利用料金徴収方法。
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