JP2022164270A - 自転車用錠および自転車 - Google Patents

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Abstract

【課題】スライダを第1位置に確実に復元移動させる。【解決手段】ケース体13内に、スライダ31が収容されたスライダ収容部14と、スライダ収容部に対して並列に設けられ、連動片16aが移動する連動片移動部18と、スライダが、第1位置と第2位置との間を移動するときに摺接して、スライダの一部を、連動片移動部に対して進退させるように、連動片の移動方向に対して交差する方向に移動させる第1案内面34および第2案内面35と、が設けられ、付勢部材30は、スライダを第1案内面および第2案内面に当接させるように付勢している。【選択図】図3

Description

本発明は、自転車用錠および自転車に関するものである。
従来から、例えば下記特許文献1に示されるように、車輪をロックする車輪錠と、車輪錠から外部に突出し、かつ車輪錠のロック動作に連動する連動ワイヤと、を備え、車輪錠は、車輪のスポーク間に挿通されるロック位置と車輪のスポーク間から退避した開錠位置との間を移動可能に設けられたかんぬき体と、連動ワイヤの一端部が取付けられたスライダと、かんぬき体の、開錠位置からロック位置に向けた移動に伴い、スライダに当接してスライダを第1位置から第2位置に移動させる連動片と、を備えた自転車用錠が知られている。
特開2004-66948号公報
しかしながら、前記従来の自転車用錠では、例えば、連動ワイヤを覆うチューブ体内にゴミ等が進入する等して、連動ワイヤが移動しにくくなると、スライダが第2位置から第1位置に完全には復帰しなくなるおそれがあった。なお、スライダの第2位置から第1位置への移動をばねの付勢力だけで行うことが多い。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、スライダを第1位置に確実に復元移動させることができる自転車用錠および自転車を提供することを目的とする。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明の自転車用錠は、車輪をロックする車輪錠と、前記車輪錠から外部に突出し、かつ前記車輪錠のロック動作に連動する連動ワイヤと、を備え、前記車輪錠は、前記車輪のスポーク間に挿通されるロック位置と前記車輪のスポーク間から退避した開錠位置との間を移動可能に設けられたかんぬき体と、前記連動ワイヤの一端部が取付けられたスライダと、前記かんぬき体の、開錠位置からロック位置に向けた移動に伴い、前記スライダに当接してこのスライダを第1位置から第2位置に移動させる連動片と、前記スライダが前記第1位置と前記第2位置との間を移動可能に収容されたケース体と、前記スライダを前記第1位置側に向けて付勢する付勢部材と、を備え、前記ケース体内に、前記スライダが収容されたスライダ収容部と、前記スライダ収容部に対して並列に設けられ、前記連動片が移動する連動片移動部と、前記スライダが、前記第1位置と前記第2位置との間を移動するときに摺接して、前記スライダの一部を、前記連動片移動部に対して進退させるように、前記連動片の移動方向に対して交差する方向に移動させる案内面と、が設けられ、前記付勢部材は、前記スライダを前記案内面に当接させるように付勢している。
この発明によれば、かんぬき体を開錠位置からロック位置に移動させるのに伴い、連動片を連動片移動部内で移動させると、連動片がスライダに当接することで、スライダが、連動ワイヤを移動させつつ、第1位置から第2位置に向けて移動し、かんぬき体が、ロック位置に到達し車輪のスポーク間に挿通される。
ケース体内には、スライダが、第1位置と第2位置との間を移動するときに摺接して、スライダの一部を、連動片移動部に対して進退させるように、連動片の移動方向に対して交差する方向に移動させる案内面が設けられている。
これにより、かんぬき体がロック位置から開錠位置に復元移動し、かつスライダが第2位置から第1位置に復元移動する際に、仮に、連動ワイヤが移動しにくくなっていて、スライダが第1位置に到達する前に停止しようとしても、連動片移動部において、連動片をスライダの一部に押し当てることによって、スライダを第1位置まで強制的に復元移動させることができる。
本発明の自転車用錠は、車輪をロックする車輪錠と、前記車輪錠から外部に突出し、かつ前記車輪錠のロック動作に連動する連動ワイヤと、を備え、前記車輪錠は、前記車輪のスポーク間に挿通されるロック位置と前記車輪のスポーク間から退避した開錠位置との間を移動可能に設けられたかんぬき体と、前記連動ワイヤの一端部が取付けられたスライダと、前記かんぬき体の、開錠位置からロック位置に向けた移動に伴い、前記スライダに当接してこのスライダを第1位置から第2位置に移動させる連動片と、前記スライダが前記第1位置と前記第2位置との間を移動可能に収容されたケース体と、を備え、前記ケース体内に、前記スライダが収容されたスライダ収容部と、前記スライダ収容部に対して並列に設けられ、前記連動片が移動する連動片移動部と、が設けられ、前記スライダは、前記連動片移動部に設けられるとともに、前記かんぬき体が開錠位置からロック位置に向かうときに前記連動片に押されるロック突部と、前記ロック突部より前記第1位置側に設けられ、前記スライダ収容部に位置する開錠突部と、を備え、前記ケース体内に、前記スライダが前記第1位置から前記第2位置に移動するときに、前記開錠突部が、前記連動片移動部に進入するように、前記スライダを案内する第1案内面と、前記スライダが前記第2位置から前記第1位置に移動したときに、前記開錠突部が、前記連動片移動部から前記スライダ収容部に復帰するように、前記スライダを案内する第2案内面と、が設けられ、前記連動片は、前記かんぬき体がロック位置から開錠位置に到達するまでに、前記連動片移動部内において、前記第1位置に位置する前記スライダの前記開錠突部に隣接する部分を、前記第2位置から離れる側に通過する。
この発明によれば、スライダがロック突部を備えているので、かんぬき体を開錠位置からロック位置に移動させるのに伴い、連動片を連動片移動部内で移動させると、連動片がロック突部を押し込むことで、スライダが、連動ワイヤを移動させつつ、第1位置から第2位置に向けて移動し、かんぬき体が、ロック位置に到達し車輪のスポーク間に挿通される。
ケース体内に第1案内面が設けられているので、スライダが第1位置から第2位置に向けて移動する際、スライダ収容部に位置する開錠突部が、連動片移動部に進入するように、スライダが第1案内面に摺接して案内される。
したがって、かんぬき体がロック位置から開錠位置に復元移動し、かつスライダが第2位置から第1位置に復元移動する際に、仮に、連動ワイヤが移動しにくくなっていて、スライダが第1位置に到達する前に停止しようとしても、連動片移動部において、連動片を開錠突部に押し当てることによって、スライダを第1位置まで強制的に復元移動させることができる。
ケース体内に第2案内面が設けられているので、スライダが第2位置から第1位置に到達するときに、開錠突部が、連動片移動部からスライダ収容部に復帰するように、スライダが第2案内面に摺接して案内される。
これにより、開錠突部に閉塞されていた連動片移動部が開放され、連動片を、連動片移動部内において、第1位置に位置するスライダの開錠突部に隣接する部分を、第2位置から離れる側に通過させつつ、かんぬき体を開錠位置に到達させることができる。
本発明の自転車は、本発明の自転車用錠を有する。
前記スライダに、突当り部が設けられ、前記ケース体内に、前記第1位置側を向く係止部が設けられ、前記突当り部が、前記係止部より前記第1位置側に位置し、かつ前記開錠突部が、前記連動片移動部内に位置した状態で、前記開錠突部が、前記連動片により前記第2位置側に向けて押し込まれたときに、前記突当り部が前記係止部に突き当たってもよい。
この場合、スライダに突当り部が、ケース体内に係止部が、それぞれ設けられているので、仮に、突当り部が、係止部より第1位置側に位置し、かつ開錠突部が、連動片移動部内に位置した状態で、かんぬき体の開錠位置からロック位置に向けた移動に伴い、連動片を連動片移動部で移動させたときに、連動片が、連動片移動部に位置する開錠突部を第2位置側に向けて押し込んでも、突当り部が係止部に突き当たることによって、スライダが第2位置に向けて強制的に移動させられるのを規制することができる。
前記かんぬき体は、円弧状に湾曲した棒体とされ、前記連動片移動部は、前記かんぬき体の円弧形状に沿って円弧状に湾曲してもよい。
この場合、連動片移動部が、かんぬき体の円弧形状に沿って円弧状に湾曲しているので、開錠突部が連動片移動部に位置した状態では、スライダを円弧状に移動させることが可能になり、スライダが第2位置から第1位置に向けて移動する過程において、前述のように、連動片が開錠突部に押し当てられたときに、連動片を開錠突部に対して長いストローク押し当てることができる。
この発明によれば、スライダを第1位置に確実に復元移動させることができる。
一実施形態として示した車輪錠の開錠状態を示す平面図である。 一実施形態として示したハンドル錠の開錠状態を示す斜視図である。 図1のかんぬき体を開錠位置からロック位置に移動させる際の第1動作図である。 図1のかんぬき体を開錠位置からロック位置に移動させる際の第2動作図である。 図1のかんぬき体を開錠位置からロック位置に移動させる際の第3動作図である。 図1のかんぬき体をロック位置から開錠位置に移動させる際の第1動作図である。 図1のかんぬき体をロック位置から開錠位置に移動させる際の第2動作図である。 図1の自転車用錠の作用を説明する説明図である。
以下、図面を参照し、自転車用錠および自転車の実施の形態について説明する。
自転車は、自転車用錠1と、図示されないフレームおよび車輪と、ハンドルHと、を備えている。図1および図2に示されるように、自転車用錠1は、車輪をロックする車輪錠10と、ハンドルHをロックするハンドル錠20と、車輪錠10から外部に突出し、かつ車輪錠10のロック動作に連動する連動ワイヤ28と、を備えている。図示の例では、連動ワイヤ28は、車輪錠10のロック動作に連動してハンドル錠20をロック動作させる。
なお、自転車用錠1は、ハンドル錠20を有しなくてもよい。
車輪錠10は、かんぬき体12、スライダ31、連動片16a、ケース体13、および付勢部材30を備えている。
かんぬき体12は、車輪のスポーク間に挿通されるロック位置と車輪のスポーク間から退避した開錠位置との間を移動可能に設けられている。開錠位置に位置するかんぬき体12は、ケーシング11内に収容される。ケーシング11は、平面視円弧形状を呈する湾曲した管状に形成されている。
以下、ケーシング11の平面視において、円弧形状の中心を中心軸線Oといい、中心軸線O回りに周回する方向を周方向といい、中心軸線Oに交差する方向を径方向という。中心軸線Oに沿う方向を軸方向という。
ケーシング11の両周端開口は、周方向で互いに対向している。ケーシング11の周方向と、かんぬき体12が開錠位置とロック位置との間を移動する方向と、が互いに一致している。
ケーシング11において、ケーシング11の両周端開口同士の間の隙間における周方向の中央部を通り、かつケーシング11の径方向に沿って延びる仮想線Lに対して、一方の周端開口が位置する一方側の部分11aに、錠機構15と、かんぬき体12に連結された操作片16と、が設けられている。錠機構15は、ロック位置にあるかんぬき体12の固定およびその解除を切り替える。ケーシング11において、仮想線Lに対して他方の周端開口が位置する他方側の部分11b内に、ロック位置にあるかんぬき体12を開錠位置に復帰させる第1復帰ばね17が収容されている。
かんぬき体12は、ケーシング11の円弧形状に沿う円弧状に湾曲した棒体とされ、その両周端部のうち、一端部12aは、かんぬき体12が開錠位置に位置した状態で、ケーシング11の一方の周端開口内に位置し、他端部12bは、かんぬき体12が開錠位置に位置した状態で、ケーシング11の前記他方側の部分11b内に位置している。かんぬき体12の他端部12bに、第1復帰ばね17の一端部が連結されている。第1復帰ばね17は、かんぬき体12から周方向に離れる向きに延びている。
かんぬき体12の周方向の中央領域に操作片16が設けられている。操作片16は、ケーシング11の表面から前記軸方向に突出している。
以上の構成において、かんぬき体12を第1復帰ばね17の弾性力に抗して開錠位置からロック位置に移動させると、かんぬき体12の前記一端部12aがケーシング11の一方の周端開口から突出して他方の周端開口に到達する。すなわち、ロック位置にあるかんぬき体12により、ケーシング11の両周端開口同士の間の隙間が埋められる。
図示の例では、かんぬき体12をロック位置に位置させた状態で、錠機構15におけるキー15aが錠本体15bの鍵穴に対して抜き差し自在となる一方、キー15aを操作して錠機構15を開錠すると、第1復帰ばね17の付勢力によりかんぬき体12がロック位置から開錠位置側に復帰移動させられるとともに、キー15aが錠本体15bの鍵穴から抜き出し不能となる。
連動片16aは、操作片16から前記軸方向に突出し、ケーシング11およびかんぬき体12を前記軸方向に貫き、ケーシング11において、錠機構15および操作片16が設けられている表面と反対側の裏面から突出している。連動片16aは、前記軸方向に延びる円柱状に形成されている。ケーシング11における表面および裏面には、連動片16aが一体に移動可能に挿入されたガイド孔11cが各別に形成されている。ガイド孔11cの長さは、かんぬき体12の、ロック位置と開錠位置との間の移動ストロークに対応した長さとなっている。連動片16aは、かんぬき体12の、開錠位置からロック位置に向けた移動に伴い、ガイド孔11c内を移動し、スライダ31に当接してこのスライダ31を第1位置から第2位置に移動させる。この際、連動片16aは周方向に移動する。
スライダ31は、ケーシング11の裏面に設けられている。スライダ31には、連動ワイヤ28の一端部が取付けられている。図3に示されるように、スライダ31に、連動ワイヤ28の一端部における先端縁に形成された球状部28bが嵌合された固定凹部31aが形成されている。固定凹部31aは、スライダ31における第1位置側の端部に形成されている。
付勢部材30は、スライダ31を第1位置側に向けて付勢している。
ケース体13内に、スライダ31が第1位置と第2位置との間を移動可能に収容されている。ケース体13内には、スライダ31が収容されたスライダ収容部14と、スライダ収容部14に対して並列に設けられ、連動片16aが移動する連動片移動部18と、が設けられている。
スライダ収容部14内に付勢部材30が設けられている。付勢部材30は、スライダ収容部14内において、スライダ31における第1位置側の端部より第2位置側に位置する部分に設けられている。付勢部材30はコイルスプリングとされ、内側に連動ワイヤ28の一端部が挿通されている。なお、付勢部材30を設けなくてもよく、また、付勢部材30を設ける位置は適宜変更してもよい。
ハンドル錠20は、図2に示されるように、ハンドルHが嵌合されるとともに、外周面に係合溝21aが形成された筒体21と、車体フレームに装着されるとともに係合溝21aに対して進退自在に設けられた係合体22と、係合体22をかんぬき体12に連動させ、かんぬき体12がロック位置から開錠位置に移動したときに係合溝21a内の係合体22を係合溝21aから後退移動させる連動体23と、を備えている。
係合体22は、上方を向く支持板24の上面に、係合溝21aに対して進退移動可能に設けられている。支持板24に、連動ワイヤ28の他端部が上下方向に移動自在に貫設されている。
連動体23は、支持板24の上方に設けられている。連動体23は、水平方向のうち、係合体22が係合溝21aに対して進退移動する進退方向に直交する方向に延びる回転軸線回りに回転自在に設けられた回転体25と、係合体22を係合溝21aに向けて付勢するコイルスプリング26と、を備えている。
回転体25における回転軸線方向の両端部は、係合体22および連動体23を覆うカバー体27の内面に支持されている。回転体25における回転軸線方向の一端部には、連動ワイヤ28の他端部に連動ワイヤ28の上側から対向する受け板25aと、回転体25の回転軸線回りの回転移動を復帰させる回転体復帰ばね29と、が設けられている。回転体25における回転軸線方向の中間部には、係合体22に形成された凹部に係合する係止突片25bが下方に向けて突設されている。係止突片25bが係合体22の凹部に係合することにより、係合体22がコイルスプリング26による付勢力によって係合溝21a側に向けて前進移動するのを防いでいる。コイルスプリング26は、係合体22における前記進退方向に沿った係合溝21a側と反対側の後端面と、カバー体27の内面と、の間に圧縮された状態で設けられている。
以上の構成において、車輪錠10のロック動作に連動させて、連動ワイヤ28の他端部を上方に移動させ、連動ワイヤ28の他端部により受け板25aを突き上げると、回転体25が、回転体復帰ばね29を弾性変形させつつ回転軸線回りに回転させられ、係止突片25bが、係合体22の凹部内でこの凹部の内面から前記進退方向に沿った係合溝21a側に離れて、係止突片25bと凹部との係合が解除される。これにより、係合体22が、コイルスプリング26の付勢力により移動して係合溝21a内に進入し、ハンドル錠20がロック状態となる。
この状態で、連動ワイヤ28を下方に移動させると、回転体復帰ばね29が復元変形することにより、回転体25が回転軸線回りに回転させられ、係止突片25bが係合体22における凹部の内面を前記進退方向に沿った係合溝21aの反対側に押し込むことで、係合体22をコイルスプリング26の付勢力に抗して係合溝21aから後退移動させ、ハンドル錠20を開錠する。
回転体25における回転軸線方向の他端部には、回転軸線方向から見て扇形をなす表示マーク部25cが上方に向けて突設されている。表示マーク部25cの外周面において、回転軸線回りの一方側半分と他方側半分とで異なる色の塗料が塗布されている。カバー体27には、表示マーク部25cが外部から視認可能な表示窓が形成されている。回転体25が回転軸線回りに回転するのに伴い、表示マーク部25cの外周面における回転軸線回りの一方側半分および他方側半分のうちのいずれかが、表示窓を通して外側から視認可能となり、ハンドル錠20の開錠状態およびロック状態の別を認識可能になっている。
連動ワイヤ28は、外筒28a内に移動自在に挿通されている。連動ワイヤ28は外筒28aよりも長く、連動ワイヤ28の両端部はそれぞれ、外筒28aの両端開口から各別に外側に突出している。
そして本実施形態では、図1および図3に示されるように、ケース体13内の連動片移動部18が、かんぬき体12の円弧形状に沿って円弧状に湾曲している。つまり、連動片移動部18は、周方向に延びている。
連動片移動部18およびかんぬき体12それぞれの径方向の位置は、互いに同等になっている。連動片移動部18の内面のうち、径方向の内端部に位置して径方向の外側を向く内周面は、スライダ収容部14より径方向の内側に位置している。連動片移動部18は、前記軸方向から見てスライダ収容部14に内接している。連動片移動部18の長さは、スライダ収容部14の長さより長くなっている。連動片移動部18およびスライダ収容部14それぞれにおける第1位置側の端部は、同等の周方向の位置に位置している。連動片移動部18における第2位置側の端部は、スライダ収容部14における第2位置側の端部より第2位置側に位置している。
スライダ31は、ロック突部32および開錠突部(一部)33を備えている。
ロック突部32は、連動片移動部18に設けられるとともに、かんぬき体12が開錠位置からロック位置に向かうときに連動片16aにより第2位置側に向けて押される。ロック突部32は、スライダ31における第2位置側の端部に形成されている。
開錠突部33は、ロック突部32より第1位置側に設けられ、スライダ31が第1位置に位置しているときに、スライダ収容部14に位置する。開錠突部33は、スライダ31における第1位置側の端部から径方向の内側に向けて突出している。
ケース体13内に、第1案内面(案内面)34および第2案内面(案内面)35が設けられている。
第1案内面34および第2案内面35は、スライダ31が、第1位置と第2位置との間を移動するときに摺接して、スライダ31の一部を、連動片移動部18に対して進退させるように、連動片16aの移動方向(周方向)に対して交差する方向に移動させる。
スライダ31は、第1案内面34および第2案内面35に当接するように付勢部材30により付勢されている。
第1案内面34は、スライダ31が第1位置から第2位置に移動するときに、図4に示されるように、開錠突部33が、連動片移動部18に進入するように、スライダ31を案内する。
第2案内面35は、スライダ31が第2位置から第1位置に移動したときに、図7に示されるように、開錠突部33が、連動片移動部18からスライダ収容部14に復帰するように、スライダ31を案内する。
図示の例では、第1案内面34および第2案内面35は、同一の面となっている。なお、第1案内面34および第2案内面35は、互いに異なる面であってもよい。
第1案内面34および第2案内面35は、スライダ収容部14の内面のうち、第1位置側の端部に位置して、第2位置側を向く一端面に形成されている。第1案内面34および第2案内面35は、スライダ収容部14の一端面における径方向の内端部に設けられている。第1案内面34および第2案内面35は、径方向の外側から内側に向かうに従い第2位置側に向けて延びている。
第1案内面34および第2案内面35に、第1位置に位置するスライダ31の開錠突部33のうち、第1位置側を向く外面33bが押し付けられている。開錠突部33の外面33bも、第1案内面34および第2案内面35と同様に、径方向の外側から内側に向かうに従い第2位置側に向けて延びている。
スライダ収容部14の内面のうち、径方向の外端部に位置して径方向の内側を向く外周面に傾斜面37が形成されている。
傾斜面37は、第1案内面34および第2案内面35より第2位置側に位置している。傾斜面37は、スライダ収容部14の外周面のうち、図3に示されるように、第1位置に位置するスライダ31における第1位置側の端部に対して第2位置側に隣接する部分に設けられている。傾斜面37は、第1位置に位置するスライダ31における第1位置側の端部から第2位置側に離れるに従い径方向の内側に向けて延びている。
以下、スライダ31における第1位置側の端部のうち、スライダ31が第1位置から第2位置に移動したときに、傾斜面37に当接、若しくは近接する部分を突当り部31bという。
突当り部31bは、ロック突部32および開錠突部33より径方向の外側に位置し、かつ周方向に沿うロック突部32と開錠突部33との間に位置している。
図4および図5に示されるように、開錠突部33が、連動片移動部18に進入した状態で、開錠突部33およびロック突部32それぞれにおいて、周方向で互いに対向する対向面33a、32aは、前記軸方向から見て径方向に延びている。これらの対向面33a、32a間の周方向の距離は、連動片16aの外径より大きくなっている。開錠突部33が、連動片移動部18に進入した状態で、開錠突部33の径方向の内端部は、連動片移動部18の内周面に当接、若しくは近接する。開錠突部33が、連動片移動部18に進入した状態で、開錠突部33の外面33bのうち、少なくとも径方向の外端部は、第1案内面34および第2案内面35と周方向で対向している。
ケース体13内に、第1位置側を向く係止部36が設けられている。
係止部36は、スライダ収容部14の外周面のうち、傾斜面37から第2位置側に離れた部分に形成されている。図8に示されるように、スライダ31の突当り部31bが、係止部36より第1位置側に位置し、かつ開錠突部33が、連動片移動部18内に位置した状態で、開錠突部33が、連動片16aにより第2位置側に向けて押し込まれたときに、突当り部31bが係止部36に突き当たる。
突当り部31bが係止部36に当接し、スライダ31の第2位置側への移動が規制された状態で、開錠突部33と、連動片移動部18の内周面と、の間の径方向の隙間が、連動片16aの外径より小さくなっている。前記軸方向から見て、係止部36は、傾斜面37の延長線Xのうち、係止部36と径方向で対向する部分より径方向の外側に位置している。
図5に示されるように、スライダ31が第2位置に位置した状態で、連動片移動部18の内周面に、開錠突部33における径方向の内端部が当接、若しくは近接し、スライダ収容部14の外周面のうち、係止部36より第2位置側に位置する部分に、突当り部31bが当接、若しくは近接する。
次に、自転車用錠1の作用について説明する。
操作片16を操作して、第1復帰ばね17を伸長変形させつつ、かんぬき体12を開錠位置からロック位置に向けて移動させると、連動片16aが、ガイド孔11cに沿って移動しつつ、連動片移動部18内に進入する。連動片16aは、連動片移動部18内において、第1位置に位置するスライダ31の開錠突部33に径方向に隣接する部分を第2位置側に向けて通過し、図3に示されるように、ロック突部32の対向面32aに当接する。これにより、図5に示されるように、ロック突部32が、連動片16aにより第2位置に向けて押し込まれ、スライダ31が、付勢部材30を圧縮変形させつつ、第1位置から第2位置に向けて移動し、連動ワイヤ28の一端部が外筒28a内に押し込まれ、連動ワイヤ28の他端部が前述のように上方に移動させられることで、ハンドル錠20がハンドルHをロックする。そして、かんぬき体12が、ロック位置に到達し車輪のスポーク間に挿通されると、錠機構15がかんぬき体12を固定する。
ここで、スライダ31が第1位置から第2位置に向けて移動する際、開錠突部33の外面33bが、付勢部材30の付勢力によって第1案内面34および第2案内面35に押し付けられ、第1案内面34および第2案内面35に摺接することによって、スライダ収容部14に位置する開錠突部33が、図4に示されるように、連動片移動部18に進入するように、スライダ31が案内される。
次に、キー15aを操作して錠機構15を開錠すると、かんぬき体12が、第1復帰ばね17の付勢力によりロック位置から開錠位置側に復帰移動させられるとともに、かんぬき体12の移動に伴い連動片16aも復帰移動し、また、スライダ31が、付勢部材30の付勢力により第2位置から第1位置に向けて連動ワイヤ28とともに復帰移動する。
ここで、スライダ31が、スライダ収容部14の一端面に到達したときに、連動片移動部18に位置する開錠突部33の外面33bが、第1案内面34および第2案内面35に摺接することによって、図7に示されるように、開錠突部33がスライダ収容部14に復帰するように、スライダ31が案内され、かつ第1位置に到達する。これにより、開錠突部33に閉塞されていた連動片移動部18が開放され、連動片16aを、連動片移動部18内において、第1位置に位置するスライダ31の開錠突部33に径方向で隣接する部分を、第2位置から離れる側に通過させつつ、かんぬき体12を開錠位置に到達させることができる。つまり、ハンドル錠20によるハンドルHのロックを解除した後に、かんぬき体12を車輪のスポーク間から離脱することができる。
以上説明したように、本実施形態による自転車用錠1によれば、ケース体13内に、スライダ31が、第1位置と第2位置との間を移動するときに摺接して、スライダ31の開錠突部33を、連動片移動部18に対して進退させるように、連動片16aの移動方向に対して交差する方向に移動させる第1案内面34および第2案内面35が設けられている。
これにより、かんぬき体12がロック位置から開錠位置に復元移動し、かつスライダ31が第2位置から第1位置に復元移動する際に、仮に、連動ワイヤ28が移動しにくくなっていて、スライダ31が第1位置に到達する前に停止しようとしても、連動片移動部18において、連動片16aをスライダ31の開錠突部33に押し当てることによって、スライダ31を第1位置まで強制的に復元移動させることができる。
図示の例では、ケース体13内に第1案内面34が設けられているので、スライダ31が第1位置から第2位置に向けて移動する際、スライダ収容部14に位置する開錠突部33が、図4に示されるように、連動片移動部18に進入するように、スライダ31が第1案内面34に摺接して案内される。
したがって、かんぬき体12がロック位置から開錠位置に復元移動し、かつスライダ31が第2位置から第1位置に復元移動する際に、仮に、連動ワイヤ28が移動しにくくなっていて、図6に示されるように、スライダ31が第1位置に到達する前に停止しようとしても、連動片移動部18において、連動片16aを開錠突部33の対向面33aに押し当てることによって、スライダ31を第1位置まで強制的に復元移動させることができる。
ケース体13内に第2案内面35が設けられているので、スライダ31が第2位置から第1位置に到達するときに、図7に示されるように、開錠突部33が、連動片移動部18からスライダ収容部14に復帰するように、スライダ31が第2案内面35に摺接して案内される。
これにより、開錠突部33に閉塞されていた連動片移動部18が開放され、連動片16aを、連動片移動部18内において、第1位置に位置するスライダ31の開錠突部33に径方向で隣接する部分を、第2位置から離れる側に通過させつつ、かんぬき体12を開錠位置に到達させることができる。つまり、ハンドル錠20によるハンドルHのロックを解除した後に、かんぬき体12を車輪のスポーク間から離脱することができる。
スライダ31に突当り部31bが、ケース体13内に係止部36が、それぞれ設けられているので、仮に、突当り部31bが、係止部36より第1位置側に位置し、かつ開錠突部33が、スライダ収容部14から径方向に移動して連動片移動部18内に位置した状態で、かんぬき体12の開錠位置からロック位置に向けた移動に伴い、図8に示されるように、連動片16aを連動片移動部18で移動させたときに、連動片16aが、連動片移動部18に位置する開錠突部33の外面33bを第2位置側に向けて押し込んでも、突当り部31bが係止部36に突き当たることによって、スライダ31が第2位置に向けて強制的に移動させられるのを規制することができる。
連動片移動部18が、かんぬき体12の円弧形状に沿って円弧状に湾曲しているので、開錠突部33が連動片移動部18に位置した状態では、スライダ31を円弧状に移動させることが可能になる。したがって、スライダ31が第2位置から第1位置に向けて移動する過程において、前述のように(図6)、連動片16aが開錠突部33の対向面33aに押し当てられたときに、連動片16aを開錠突部33の対向面33aに対して長いストローク押し当てることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、ケース体13内に係止部36を設けなくてもよい。
かんぬき体12は、開錠位置とロック位置との間を直線的に往復動してもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態および変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 自転車用錠
10 車輪錠
12 かんぬき体
13 ケース体
14 スライダ収容部
16a 連動片
18 連動片移動部
20 ハンドル錠
28 連動ワイヤ
30 付勢部材
31 スライダ
31b 突当り部
32 ロック突部
33 開錠突部(一部)
34 第1案内面(案内面)
35 第2案内面(案内面)
36 係止部
H ハンドル

Claims (5)

  1. 車輪をロックする車輪錠と、前記車輪錠から外部に突出し、かつ前記車輪錠のロック動作に連動する連動ワイヤと、を備え、
    前記車輪錠は、
    前記車輪のスポーク間に挿通されるロック位置と前記車輪のスポーク間から退避した開錠位置との間を移動可能に設けられたかんぬき体と、
    前記連動ワイヤの一端部が取付けられたスライダと、
    前記かんぬき体の、開錠位置からロック位置に向けた移動に伴い、前記スライダに当接してこのスライダを第1位置から第2位置に移動させる連動片と、
    前記スライダが前記第1位置と前記第2位置との間を移動可能に収容されたケース体と、
    前記スライダを前記第1位置側に向けて付勢する付勢部材と、を備え、
    前記ケース体内に、
    前記スライダが収容されたスライダ収容部と、
    前記スライダ収容部に対して並列に設けられ、前記連動片が移動する連動片移動部と、
    前記スライダが、前記第1位置と前記第2位置との間を移動するときに摺接して、前記スライダの一部を、前記連動片移動部に対して進退させるように、前記連動片の移動方向に対して交差する方向に移動させる案内面と、が設けられ、
    前記付勢部材は、前記スライダを前記案内面に当接させるように付勢している、自転車用錠。
  2. 車輪をロックする車輪錠と、前記車輪錠から外部に突出し、かつ前記車輪錠のロック動作に連動する連動ワイヤと、を備え、
    前記車輪錠は、
    前記車輪のスポーク間に挿通されるロック位置と前記車輪のスポーク間から退避した開錠位置との間を移動可能に設けられたかんぬき体と、
    前記連動ワイヤの一端部が取付けられたスライダと、
    前記かんぬき体の、開錠位置からロック位置に向けた移動に伴い、前記スライダに当接してこのスライダを第1位置から第2位置に移動させる連動片と、
    前記スライダが前記第1位置と前記第2位置との間を移動可能に収容されたケース体と、を備え、
    前記ケース体内に、
    前記スライダが収容されたスライダ収容部と、
    前記スライダ収容部に対して並列に設けられ、前記連動片が移動する連動片移動部と、が設けられ、
    前記スライダは、
    前記連動片移動部に設けられるとともに、前記かんぬき体が開錠位置からロック位置に向かうときに前記連動片に押されるロック突部と、
    前記ロック突部より前記第1位置側に設けられ、前記スライダ収容部に位置する開錠突部と、を備え、
    前記ケース体内に、
    前記スライダが前記第1位置から前記第2位置に移動するときに、前記開錠突部が、前記連動片移動部に進入するように、前記スライダを案内する第1案内面と、
    前記スライダが前記第2位置から前記第1位置に移動したときに、前記開錠突部が、前記連動片移動部から前記スライダ収容部に復帰するように、前記スライダを案内する第2案内面と、が設けられ、
    前記連動片は、前記かんぬき体がロック位置から開錠位置に到達するまでに、前記連動片移動部内において、前記第1位置に位置する前記スライダの前記開錠突部に隣接する部分を、前記第2位置から離れる側に通過する、自転車用錠。
  3. 前記スライダに、突当り部が設けられ、
    前記ケース体内に、前記第1位置側を向く係止部が設けられ、
    前記突当り部が、前記係止部より前記第1位置側に位置し、かつ前記開錠突部が、前記連動片移動部内に位置した状態で、前記開錠突部が、前記連動片により前記第2位置側に向けて押し込まれたときに、前記突当り部が前記係止部に突き当たる、請求項2に記載の自転車用錠。
  4. 前記かんぬき体は、円弧状に湾曲した棒体とされ、
    前記連動片移動部は、前記かんぬき体の円弧形状に沿って円弧状に湾曲している、請求項1から3のいずれか1項に記載の自転車用錠。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の自転車用錠を有する自転車。
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