JP2022163673A - 皮膚弾性改善剤及び皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚弾性改善剤及び皮膚外用剤 Download PDF

Info

Publication number
JP2022163673A
JP2022163673A JP2021126934A JP2021126934A JP2022163673A JP 2022163673 A JP2022163673 A JP 2022163673A JP 2021126934 A JP2021126934 A JP 2021126934A JP 2021126934 A JP2021126934 A JP 2021126934A JP 2022163673 A JP2022163673 A JP 2022163673A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin elasticity
skin
collagen
type
improving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021126934A
Other languages
English (en)
Inventor
元 田村
Hajime Tamura
美穂 村上
Yoshio Murakami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
Publication of JP2022163673A publication Critical patent/JP2022163673A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

【課題】皮膚弾性を改善することで、例えば皮膚のシワ、たるみ、ハリ低下等の症状を改善することのできる皮膚弾性改善剤を提供することを課題とする。【解決手段】トコフェロールニコチン酸エステル及びトコトリエノールニコチン酸エステルの一方又は両方を有効成分として含有する、皮膚弾性改善剤。【選択図】図6

Description

本発明は、皮膚弾性改善剤及び皮膚外用剤に関する。
皮膚組織は、表皮細胞、皮膚線維芽細胞等の細胞、及びI型コラーゲン、エラスチン、フィブリリン-1、トロポエラスチン等の細胞外マトリックス(ECM)により構成されている。細胞外マトリックスは、細胞間マトリックス、細胞間物質又は細胞外基質とも呼ばれ、上記細胞外の空間を充填して皮膚組織を支持する物質である。
細胞外マトリックス(ECM)は、紫外線、湿度、洗浄、ストレス、食習慣、加齢等の因子により産生量が減少し、皮膚弾性の低下をもたらす。そして、皮膚弾性の低下により、皮膚のシワ、たるみ、ハリ低下等の症状を呈するようになる。
これまでに、皮膚のシワ、たるみ等を改善するために、種々の方法が検討されてきた。
例えば、特許文献1には、(a)ナイアシンアミド、(b)ダイズ、ゴマ等のポリフェノール含有植物抽出物及び(c)ビタミンE類又はその誘導体等の油溶性有効成分を含有するシワ改善用の皮膚外用剤又は化粧料が開示されている。
また、特許文献2には、(A)ナイアシンアミド、(B)エーデルワイス抽出物及び(C)オドリコソウ抽出物を含有する皮膚外用剤を顔面に塗布しながらマッサージするシワ改善方法が開示されている。
特開2019-210216号公報 特許第6804179号明細書
しかしながら、特許文献1では、皮膚弾性の改善以外にも肌の水分量を増加させることでシワを改善するものであり、皮膚の弾性向上の観点からは、改善の余地がある。また、特許文献2では、皮膚外用剤を塗布しながらマッサージしない場合に、効果が著しく低下するが、使用者がマッサージ技術を持たなくても効果が得られるよう、マッサージなどの外的要素に頼ることなく十分なシワ改善効果が得られる剤が求められている。
本発明は、皮膚弾性を改善することで、例えば皮膚のシワ、たるみ、ハリ低下等の症状を改善することのできる皮膚弾性改善剤を提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、トコフェロールニコチン酸エステル及びトコトリエノールニコチン酸エステルの一方又は両方を有効成分として採用することにより、皮膚の弾性を改善できることを見出し、本発明を完成させるに至った。すなわち、本発明は以下のものを含む。
[1]
トコフェロールニコチン酸エステル及びトコトリエノールニコチン酸エステルの一方又は両方を有効成分として含有する、皮膚弾性改善剤。
[2]
前記皮膚弾性改善が、細胞外マトリックス関連遺伝子発現増加及び細胞外マトリックス
タンパク質合成促進によるものある、[1]に記載の皮膚弾性改善剤。
[3]
前記皮膚弾性改善が、さらに線維形成促進によるものある、[2]に記載の皮膚弾性改善剤。
[4]
前記細胞外マトリックス関連遺伝子が、I型コラーゲン遺伝子、リシルオキシダーゼ遺伝子、フィブリリン-1遺伝子、トロポエラスチン遺伝子及びエミリン-1遺伝子からなる群より選択される1種以上である、[2]又は[3]に記載の皮膚弾性改善剤。
[5]
前記細胞外マトリックスタンパク質がI型コラーゲンであり、前記線維がI型コラーゲン線維である、[3]に記載の皮膚弾性改善剤。
[6]
トコフェロールニコチン酸エステル及びトコトリエノールニコチン酸エステルの合計含有率が、85重量%以上100重量%以下である、[1]~[5]のいずれかに記載の皮膚弾性改善剤。
[7]
[1]~[6]のいずれかに記載の皮膚弾性改善剤を含有する、皮膚弾性改善用の皮膚外用剤。
[8]
化粧料組成物又は医薬外用組成物である、[7]に記載の皮膚外用剤。
[9]
[7]又は[8]に記載の皮膚外用剤を皮膚表面に塗布する塗布工程を含む、皮膚弾性改善方法。
本発明によれば、皮膚弾性を改善することで、例えば皮膚のシワ、たるみ、ハリ低下等の症状を改善することのできる皮膚弾性改善剤を提供することができる。また、好適には、本発明により、皮膚弾性改善用の皮膚外用剤を提供することができる。
実施例1,2及び比較例1~3のECM関連遺伝子発現の評価における、I型コラーゲンmRNAの発現量(相対値)を表すグラフである。 実施例1,2及び比較例1~3のECM関連遺伝子発現の評価における、リシルオキシダーゼmRNAの発現量(相対値)を表すグラフである。 実施例1,2及び比較例1~3のECM関連遺伝子発現の評価における、フィブリリン-1mRNAの発現量(相対値)を表すグラフである。 実施例1,2及び比較例1~3のECM関連遺伝子発現の評価における、トロポエラスチンmRNAの発現量(相対値)を表すグラフである。 実施例1,2及び比較例1~3のECM関連遺伝子発現の評価における、エミリン-1mRNAの発現量(相対値)を表すグラフである。 実施例3-1~3-6及び比較例4、比較例5-1~5-5のI型コラーゲン合成促進の評価における、I型コラーゲン量を表すグラフである。 実施例4-1~4-6及び比較例6、比較例7-1~7-5のI型コラーゲン合成促進の評価における、I型コラーゲン量を表すグラフである。 実施例5及び比較例8~10のI型コラーゲン線維形成促進の評価における、I型コラーゲン線維の蛍光染色画像である(図面代用写真)。 実施例5及び比較例8~10のI型コラーゲン線維形成促進の評価における、I型コラーゲン線維束の量(相対値)を示すグラフである。 実施例6及び比較例11~13の弾性線維形成促進の評価における、弾性線維の蛍光染色画像である(図面代用写真)。
以下に本発明の実施の形態を詳細に説明する。以下に記載する構成要件の説明は、本発明の実施形態の一例(代表例)であり、本発明はその要旨を超えない限り、これらの内容に特定はされない。
1.皮膚弾性改善剤
本発明の第1の実施形態は、トコフェロールニコチン酸エステル及びトコトリエノールニコチン酸エステルの一方又は両方を有効成分として含有する皮膚弾性改善剤である。本実施形態に係る皮膚弾性改善剤は、その皮膚弾性改善効果を発揮することで、例えば皮膚のシワ、たるみ、ハリ低下等の症状を改善することができる。なお、本明細書において、皮膚弾性改善は、皮膚弾性の維持及び向上のいずれも含む概念である。また、皮膚のシワ、たるみ、ハリ低下等の症状の改善は、当該症状の緩和及び治癒を含む概念である。
皮膚弾性改善剤の使用対象としては、皮膚の弾性の改善が望まれる対象であれば特に限定されず、例えば哺乳類、具体的にはヒトが挙げられる。対象の年齢、性別等も限定されない。
1-1.有効成分
本実施形態に係る皮膚弾性改善剤の有効成分は、トコフェロールニコチン酸エステル及びトコトリエノールニコチン酸エステルの一方又は両方であり、好ましくはトコフェロールニコチン酸エステルである。有効成分がトコフェロールニコチン酸エステル及びトコトリエノールニコチン酸エステルの両方である場合、これらは任意の混合比は任意である。
トコフェロールニコチン酸エステルは、α-、β-、γ-及びδ-トコフェロールニコチン酸エステル選択される1種以上であり、これらの2種以上を使用する場合、その組み合わせ及び比率は任意である。これらのうち、製造容易性、入手容易性、皮膚弾性改善効果の観点から、トコフェロールニコチン酸エステルは、α-トコフェロールニコチン酸エステルであることが好ましい。また、トコフェロールは、d体(天然型)及びdl体(合成型)のいずれであってもよいが、製造容易性、入手容易性、皮膚弾性改善効果の観点から、dl体であることが好ましい。すなわち、トコフェロールニコチン酸エステルの特に好ましい態様は、dl-α-トコフェロールニコチン酸エステルである。
トコトリエノール酸エステルは、α-、β-、γ-及びδ-トコトリエノールニコチン酸エステル選択される1種以上であり、これらの2種以上を使用する場合、その組み合わせ及び比率は任意である。これらのうち、製造容易性、入手容易性、皮膚弾性改善効果の観点から、トコトリエノールニコチン酸エステルは、α-トコトリエノールニコチン酸エステルであることが好ましい。また、トコトリエノールは、d体(天然型)及びdl体(合成型)のいずれであってもよいが、製造容易性、入手容易性、皮膚弾性改善効果の観点から、dl体であることが好ましい。すなわち、トコトリエノールニコチン酸エステルの特に好ましい態様は、dl-α-トコトリエノールニコチン酸エステルである。
本実施形態におけるトコフェロールニコチン酸エステル及びトコトリエノールニコチン酸エステルは、公知であるか、公知の製造方法に準じた方法により容易に製造し得るものである。また、トコフェロールニコチン酸エステル及びトコトリエノールニコチン酸エステルは、市販品を用いてもよい。
本実施形態に係る皮膚弾性改善剤中、有効成分であるトコフェロールニコチン酸エステル及びトコトリエノールニコチン酸エステルの含有量は、特に限定されないが、十分な皮膚弾性改善効果を確保する観点から、通常85重量%以上、好ましくは90重量%以上、より好ましくは95重量%以上である。また、皮膚弾性改善剤中の有効成分の含有量の上
限は、特に限定されず、通常100重量%以下であり、99重量%以下又は98重量%以下であってもよい。
本発明者らは、有効成分が皮膚弾性改善効果を奏するメカニズムについて、後述する実施例の結果に基づき、以下のように推察している。
本実施形態における有効成分であるトコフェロールニコチン酸エステル及び/又はトコトリエノールニコチン酸エステルは、細胞外マトリックス(ECM)関連遺伝子の発現を増加させ、ECMタンパク質の合成を促進する。皮膚弾性改善剤により発現が増加するECM関連遺伝子としては、好適にはI型コラーゲン遺伝子、リシルオキシダーゼ遺伝子、フィブリン-1遺伝子、トロポエラスチン遺伝子、エミリン-1遺伝子等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。また、皮膚弾性改善剤により合成が促進されるECMタンパク質としては、好適にはI型コラーゲン、リシルオキシダーゼ、フィブリリン-1、トロポエラスチン及びエミリン-1からなる群より選択される1種以上が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
ECM関連遺伝子の発現増加の評価方法としては、後述する実施例のように、例えば正常ヒト皮膚線維芽細胞(NHDF)のような皮膚モデルに本実施形態に係る皮膚弾性改善剤を加え、24時間又は48時間程度培養した後に、例えばStepOneリアルタイムPCRシステム(サーモフィッシャーサイエンティフィック社製)を用いたリアルタイムPCR(RT-PCR)法により、I型コラーゲンmRNA、リシルオキシダーゼmRNA等のECMのmRNAの発現量を測定する方法を採用することができる。
ECMタンパク質の合成促進の評価方法としては、後述する実施例のように、例えば正常ヒト皮膚線維芽細胞(NHDF)のような皮膚モデルに本実施形態に係る皮膚弾性改善剤を加え、24時間又は48時間程度培養した後に、ELISA法によりECMタンパク質の量を測定する方法を採用することができる。
また、本実施形態における有効成分は、ECMタンパク質の合成を促進するだけでなく、好適にはECMタンパク質からの線維形成を促進する。形成が促進される線維としては、コラーゲン線維及び主にフィブリリン-1から構成される弾性線維が挙げられ、本実施形態における有効成分は、特にI型コラーゲン線維の形成を促進する効果が高い。なお、本明細書において、線維形成促進は、線維の形成自体を促進すること、個々の線維のサイズを増加させて太く長い線維の形成を促進すること、及び線維の密集を促進して太い線維束の形成を促進することを含む概念である。
すなわち、本実施形態では、まず、皮膚弾性改善剤によりECMタンパク質の合成が促進され、I型コラーゲン線維の原料となるI型コラーゲン;弾性線維の原料となるフィブリリン-1、トロポエラスチン、エミリン-1等;及びこれらの線維を架橋する酵素であるリシルオキシダーゼ;が皮膚細胞中で増加する。そして、好適には、皮膚弾性改善剤により、皮膚細胞中にI型コラーゲン線維及び/又は弾性線維の原料となるECMタンパク質、並びに架橋酵素が十分に存在する状態となり、I型コラーゲン線維及び/又は弾性線維の形成が促進される結果、線維形成が優位に進行し、高い皮膚弾性改善効果が得られると推察される。
線維形成促進の評価方法としては、後述する実施例のように、例えば正常ヒト皮膚線維芽細胞(NHDF)のような皮膚モデルに本実施形態に係る皮膚弾性改善剤を加え、7日間程度培養した後に、皮膚モデルの組織切片を蛍光免疫染色法により染色し、蛍光顕微鏡により観察する方法を採用することができる。蛍光顕微鏡観察により得られる蛍光染色画像において、皮膚弾性改善剤を加えずに皮膚モデルを培養した場合(コントロール)と比
較して線維本数、線維サイズ、線維束サイズ等が増大していれば、線維形成が促進されたものと評価する。また、画像処理ソフトウェアを用い、蛍光染色画像の蛍光量から線維束の量を数値化して評価することもできる。
このように、本実施形態に係る皮膚弾性剤は、ECMタンパク質合成促進により、好ましくはECM関連遺伝子の発現促進により増加したECMタンパク質からの線維形成の促進により、皮膚弾性改善効果を奏する。したがって、本実施形態に係る皮膚弾性促進剤は、その効果に即してECM関連遺伝子発現促進剤、ECMタンパク質合成促進剤、ECMタンパク質合成及び線維形成促進剤などのように言い換えることもできる。
1-2.その他の成分
本実施形態に係る皮膚弾性改善剤は、本発明の効果を阻害しない範囲で、必要に応じてその他の成分を含有していてもよい。
その他の成分としては、ニコチン酸アミド、ビタミンE類等の公知のシワ改善剤の他、公知の賦形剤、香料、着色料、乳化剤、安定化剤、増粘剤、酵素、防腐剤、滑沢剤、界面活性剤、結合剤、吸収促進剤、吸着剤、保湿剤、可溶化剤、保存剤等が挙げられる。
また、本実施形態に係る皮膚弾性改善剤がその他の成分を含有する場合、その含有量は、特に限定されないが、1重量%以上又は2重量%以上であってよく、また、通常15重量%以下、好ましくは10重量%以下、より好ましくは5重量%以下である。
1-3.皮膚弾性改善剤の製造方法
本実施形態に係る皮膚弾性改善剤の製造方法は、特に限定されず、有効成分及びその他の成分を公知の方法で混合することにより製造することができる。このとき、各成分の混合順は、特に限定されず、全成分を一括で混合してもよく、任意の順番で混合してもよい。
或いは、皮膚弾性改善剤にその他の成分を配合しない場合、例えば市販のトコフェロールニコチン酸エステル、トコトリエノールニコチン酸エステル又はそれらの混合物をそのまま皮膚弾性改善剤として用いることもできる。
2.皮膚外用剤
本発明の第2の実施形態は、本発明の第1の実施形態に係る皮膚弾性改善剤を含有する、皮膚弾性改善用の皮膚外用剤である。本実施形態の皮膚外用剤は、皮膚弾性改善剤の効果に基づいて、皮膚のシワ、たるみ、ハリ低下等の症状を改善することができる。
皮膚外用剤における皮膚弾性改善剤の含有量は、特に限定されず、十分な皮膚弾性改善効果を確保する観点から、通常0.001重量%以上、好ましくは0.1重量%以上、より好ましくは1重量%以上、また、着色、臭い等が強くなりすぎないようにする観点から、通常35重量%以下、好ましくは30重量%以下、より好ましくは25重量%以下である。
皮膚外用剤としては、化粧料組成物、医薬外用組成物等が好ましく挙げられる。以下、本実施形態に係る皮膚外用剤の具体的態様が、化粧料組成物及び医薬外用組成物である場合について、それぞれ説明する。
2-1.化粧料組成物
本実施形態に係る皮膚外用剤は、本発明の第1の実施形態に係る皮膚弾性改善剤を、化粧料に通常使用される基剤又は担体、及び必要に応じて添加剤と共に混合して、化粧料組成物とすることができる。
2-1-1.基材又は担体
基剤又は担体としては、流動パラフィン、スクワラン、ゲル化炭化水素(プラスチベース等)、オゾケライト、α-オレフィンオリゴマー、軽質流動パラフィン等の炭化水素;メチルポリシロキサン、架橋型メチルポリシロキサン、高重合メチルポリシロキサン、環状シリコーン、アルキル変性シリコーン、架橋型アルキル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、ポリグリセリン変性シリコーン、架橋型ポリエーテル変性シリコーン、架橋型アルキルポリエーテル変性シリコーン、シリコーン・アルキル鎖共変性ポリエーテル変性シリコーン、シリコーン・アルキル鎖共変性ポリグリセリン変性シリコーン、ポリエーテル変性分岐シリコーン、ポリグリセリン変性分岐シリコーン、アクリルシリコーン、フェニル変性シリコーン、シリコーンレジン等のシリコーン油;エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等のセルロース誘導体;ポリビニルピロリドン;カラギーナン;ポリビニルブチラート;ポリエチレングリコール;ジオキサン;ブチレングリコールアジピン酸ポリエステル;ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸セチル、イソノナン酸イソノニル、テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリスリット、トリエチルヘキサノイン等のエステル類;デキストリン、マルトデキストリン等の多糖類;エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール;エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル等のグリコールエーテル;ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、グリセリン、イソプレングリコール等の多価アルコール;水等の水系基剤;等が挙げられる。
基剤又は担体は、1種を単独で、又は2種以上を任意の組み合わせ及び比率で使用することができる。
2-1-2.添加剤
化粧料組成物は、本発明の効果を損なわない範囲で、化粧料に添加される公知の添加剤、例えば界面活性剤、増粘剤、pH調整剤、キレート剤、安定化剤、刺激軽減剤、防腐剤、着色剤、分散剤、香料、パール光沢付与剤等を含んでいてよい。添加剤は、1種を単独で、又は2種以上を任意の組み合わせ及び比率で使用することができる。
界面活性剤としては、例えば、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ペンタ-2-エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ-2-エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル類;モノステアリン酸プロピレングリコール等のプロピレングリコール脂肪酸エステル類;ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油40(HCO-40)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油50(HCO-50)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60(HCO-60)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油80等の硬化ヒマシ油誘導体;モノラウリル酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン(ポリソルベート60)、モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン(ポリソルベート80)、イソステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類;ポリオキシエチレンモノヤシ油脂肪酸グリセリル;グリセリンアルキルエーテル;アルキルグルコシド;ポリオキシエチレンセチルエーテル等のポリオキシアルキレンアルキルエーテル;ステアリルアミン、オレイルアミン等のアミン類;ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、ラウリルPEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン等のシリコーン系界面活性剤;等が挙げられる。
増粘剤としては、例えば、グアーガム、ローカストビーンガム、カラギーナン、キサン
タンガム、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体、ポリエチレングリコール、ベントナイト、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/ビニルピロリドン)コポリマー等が挙げられる。これらのうち、好まし添加剤は、キサンタンガム、アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリエチレングリコール、カルボキシビニルポリマー、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/ビニルピロリドン)コポリマーである。
pH調整剤としては、塩酸、硫酸等の無機酸;乳酸、乳酸ナトリウム、クエン酸、クエン酸ナトリウム、コハク酸、コハク酸ナトリウム等の有機酸;水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等の有機酸;トリエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン等の有機塩基;等が挙げられる。
キレート剤としては、EDTA、NTA、DTPA、GLDA、HEDTA、GEDTA、TTHA、HIDA、DHEG等が挙げられる。
安定化剤としては、ポリアクリル酸ナトリウム、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール等が挙げられる。
刺激軽減剤としては、甘草エキス、アルギン酸ナトリウム等が挙げられる。
防腐剤としては、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン等のパラオキシ安息香酸エステル類や、安息香、デヒドロ酢酸ナトリウム、ヒノキチオール、フェノキシエタノール等が挙げられる。
着色剤としては、無機顔料、天然色素等が挙げられる。
分散剤としては、ステアリン酸グリセリル、オレイン酸グリセリル、ステアリン酸ソルビタン、オレイン酸ソルビタン、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル類、ソルビタン脂肪酸エステル類等が挙げられる。
香料としては、天然香料、合成香料等が挙げられる。
パール光沢付与剤としては、ジステアリン酸エチレングリコール、モノステアリン酸エチレングリコール、ジステアリン酸トリエチレングリコール等が挙げられる。
2-1-3.その他の有効成分
化粧料組成物は、本発明の効果を損なわない範囲で、その他の有効成分を含んでいてもよい。なお、その他の有効成分は、本発明の第1の実施形態に係る皮膚弾性改善剤中のその他の成分と重複していてもよい。
その他の有効成分の具体例として、化粧料成分として一般に使用される、例えば、抗酸化成分;老化防止成分;抗炎症成分;美白成分;細胞賦活化成分;ビタミン類;血行促進成分;保湿成分;DNAの損傷の予防及び/又は修復作用を有する成分;抗糖化成分;ペプチド又はその誘導体;アミノ酸又はその誘導体;ヒドロキノン配糖体又はそのエステル類;等が挙げられる。その他の有効成分は、1種を単独で、又は2種以上を任意の組み合
わせ及び比率で使用することができる。
抗酸化成分としては、植物(例えば、ブドウ、オタネニンジン、コンフリー等)に由来する成分;プロアントシアニジン;アスコルビン酸及びその誘導体;グルコシルヘスペリジン;エルゴチオネイン;亜硫酸水素ナトリウム;スーパーオキサイドジスムターゼ;ヒポタウリン;アスタキサンチン;トコフェロール又はその誘導体;ジブチルヒドロキシトルエン;等が挙げられる。
老化防止成分としては、加水分解大豆タンパク、カイネチン、ニコチン酸アミド、レチノール、レチノイン酸、レチナール又はそれらの誘導体等のレチノイド類等が挙げられる。
抗炎症成分としては、植物(例えば、コンフリー)に由来する成分;アラントイン;グリチルリチン酸又はその誘導体;酸化亜鉛;塩酸ピリドキシン;酢酸トコフェロール;サリチル酸又はその誘導体;ε-アミノカプロン酸;等が挙げられる。
美白成分としては、例えば、アスコルビン酸又はその誘導体;ハイドロキノン又はその誘導体;コウジ酸;エラグ酸;フィチン酸;ブチルレゾルシノール;パントテン酸又はその誘導体;トラネキサム酸;システイン;トコフェロール、トコトリエノール等のビタミンE又はその誘導体;美白作用を有する植物成分(例えば、植物エキス);等が挙げられる。
細胞賦活化成分としては、植物(例えば、ビルベリー)に由来する成分;ε-アミノカプロン酸等のアミノ酸類;チアミン、リボフラビン、塩酸ピリドキシン、パントテン酸等のビタミン類;グリコール酸、乳酸等のα-ヒドロキシ酸類;フラボノイド;アラントイン;酢酸レチノール;パルミチン酸レチノール;等が挙げられる。
ビタミン類としては、リボフラビン、フラビンアデニンジヌクレオチド、リボフラビンリン酸エステルナトリウム等のビタミンB2類;ニコチン酸アミド等のニコチン酸類;アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム、アスコルビン酸グルコシド、テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビル、アスコルビン酸パルミテート、アスコルビン酸カルシウム、アスコルビン酸ナトリウム等のビタミンC類(アスコルビン酸又はその誘導体);チアミン塩酸塩、チアミン硝酸塩、ベンフォチアミン、フルスルチアミン塩酸塩、ビスベンチアミン等のビタミンB1類;塩酸ピリドキシン、ピリドキサール等のビタミンB6類;シアノコバラミン、メコバラミン、ヒドロキソコバラミン等のビタミンB12類;葉酸等の葉酸類;パントテン酸、パントテン酸カルシウム、パントテニルアルコール(パンテノール)等のパントテン酸類;ビオチン、ビオシチン等のビオチン類;等が挙げられる。また、その他、カルニチン、フェルラ酸、オロット酸、γ-オリザノール等のビタミン様作用因子をビタミン類の代替として使用してもよい。
血行促進成分としては、植物(例えば、オタネニンジン、アシタバ、アルニカ、イチョウ、ウイキョウ、エンメイソウ、オランダカシ、カミツレ、ローマカミツレ、カロット、ゲンチアナ、ゴボウ、コメ、サンザシ、シイタケ、セイヨウサンザシ、セイヨウネズ、センキュウ、センブリ、タイム、チョウジ、チンピ、トウキ、トウニン、トウヒ、ニンジン、ニンニク、ブッチャーブルーム、ブドウ、ボタン、マロニエ、メリッサ、ユズ、ヨクイニン、ローズマリー、ローズヒップ、モモ、アンズ、クルミ、トウモロコシ)に由来する成分;グルコシルヘスペリジン;等が挙げられる。
保湿成分としては、植物(例えば、チガヤ)に由来する成分;アラニン、セリン、ロイ
シン、イソロイシン、スレオニン、グリシン、プロリン、ヒドロキシプロリン、グルコサミン、テアニン等のアミノ酸又はその誘導体;コラーゲン、ゼラチン、エラスチン等のタンパク質、ペプチド又はその加水分解物;グリセリン、1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン等の多価アルコール;ソルビトール等の糖アルコール;レシチン、水素添加レシチン等のリン脂質;ヒアルロン酸(高分子型又は天然型、以下、保湿成分について同様。)、ヒアルロン酸ナトリウム、加水分解ヒアルロン酸、カチオン化ヒアルロン酸、アセチルヒアルロン酸又はそれらの塩;ヘパリン、コンドロイチン等のムコ多糖;乳酸、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、尿素等のNMF由来成分;ポリグルタミン酸;MPCポリマー(例えば、LIPID URE(登録商標)等)等のリン脂質極性基を有する高分子;ポリオキシプロピレンメチルグルコシド;トリメチルグリシン(ベタイン);ヒドロキシエチルウレア;アクリル酸・アクリルアミド・塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体;ソルビトール;等が挙げられる。
DNAの損傷の予防及び/又は修復作用を有する成分としては、動物(例えば、アルテミア)に由来する成分;植物(例えば、キャッツクロー)に由来する成分;DNA、DNA塩、RNA、RNA塩等の核酸成分;等が挙げられる。
抗糖化成分としては、例えば、植物エキス(例えば、ブドレジャアキシラリス葉エキス;月見草エキス;アムラーの果実、果汁又はそれらの抽出物)(特開2006-028090、特開2006-62989号等);l-アルギニン、l-リジン、加水分解カゼイン(特開2001-039816);加水分解性タンニン(特開平9-40519号);カルノシン、(「美容のための最新皮膚診断マニュアル」、フレグランスジャーナル社、2006年8月15日発行);等が挙げられる。
ペプチド又はその誘導体としては、ケラチン分解ペプチド、加水分解ケラチン、コラーゲン、魚由来コラーゲン、アテロコラーゲン、ゼラチン、エラスチン、エラスチン分解ペプチド、コラーゲン分解ペプチド、加水分解コラーゲン、塩化ヒドロキシプロピルアンモニウム加水分解コラーゲン、エラスチン分解ペプチド、コンキオリン分解ペプチド、加水分解コンキオリン、シルク蛋白分解ペプチド、加水分解シルク、ラウロイル加水分解シルクナトリウム、大豆蛋白分解ペプチド、加水分解大豆蛋白、小麦蛋白、小麦蛋白分解ペプチド、加水分解小麦蛋白、カゼイン分解ペプチド、アシル化ペプチド(パルミトイルオリゴペプチド、パルミトイルペンタペプチド、パルミトイルテトラペプチド等)等が挙げられる。
アミノ酸又はその誘導体としては、ベタイン(トリメチルグリシン)、プロリン、ヒドロキシプロリン、アルギニン、リジン、セリン、グリシン、アラニン、フェニルアラニン、β-アラニン、スレオニン、グルタミン酸、グルタミン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、シスチン、メチオニン、ロイシン、イソロイシン、バリン、ヒスチジン、タウリン、γ-アミノ酪酸、γ-アミノ-β-ヒドロキシ酪酸、カルニチン、カルノシン、クレアチン等が挙げられる。
ヒドロキノン配糖体又はそのエステル類としては、α-アルブチン、アルブチン、及びそのエステル類等が挙げられる。
2-1-4.化粧料組成物の形態
化粧料組成物の形態は、特に限定されないが、機能面からは、例えば、化粧水、乳液、クリーム、美容液、日焼け止め用化粧料、パック、ハンドクリーム、ボディローション、ボディークリーム等の基礎化粧料;洗顔料、メイク落とし、ボディーシャンプー等の洗浄用化粧料;ファンデーション、化粧下地、リップクリーム、口紅、チークカラー等のメー
クアップ化粧料;等が挙げられる。このような化粧料組成物は、常法に従って製造することができる。また、これらの化粧料組成物は、瓶、袋、缶、スプレー缶、噴霧容器、箱等の容器に封入することができる。
2-2.医薬外用組成物
本実施形態に係る皮膚外用剤は、医薬有効成分、医薬外用組成物に通常使用される基剤又は担体、及び必要に応じて添加剤と共に混合して、医薬外用組成物とすることができる。なお、本明細書において、「医薬」とは、医薬品及び医薬部外品の双方を含む概念である。
2-2-1.基剤又は担体
基剤又は担体としては、水、生理食塩液、イソプロパノール、濃グリセリン、エタノール、プロピレングリコール又はマクロゴール400等の溶剤;中鎖脂肪酸トリグリセリド、ハードファット等の合成油、ヤシ油、パーム油、パーム核油、サフラワー油、オリーブ油、ヒマシ油、アボカド油、ゴマ油、茶油、月見草油、小麦胚芽油、マカデミアナッツ油、ヘーゼルナッツ油、ククイナッツ油、ローズヒップ油、メドウフォーム油、パーシック油、ティートリー油、ハッカ油、トウモロコシ油、ナタネ油、ヒマワリ油、小麦胚芽油、アマニ油、綿実油、大豆油、落花生油、コメヌカ油、スクワラン等又はこれらの硬化油等の脂肪油;流動パラフィン(ミネラルオイル)、重質流動イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、α-オレフィンオリゴマー、ポリイソブテン、水添ポリイソブテン、ポリブテン、スクワラン、オリーブ由来スクワラン、スクワレン、トリエチルヘキサノイン等の油性基剤;イソステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸、パルミトオレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、エルカ酸、ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸、イソヘキサデカン酸、アンテイソヘンイコサン酸、長鎖分岐脂肪酸、ダイマー酸又は水素添加ダイマー酸等の高級脂肪酸;プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3-ブチレングリコール、イソプレングリコール、ジプロピレングリコール等の多価アルコール;等が挙げられる。
基剤又は担体は、1種を単独で、又は2種以上を任意の組み合わせ及び比率で使用することができる。
2-2-2.添加剤
医薬外用組成物は、本発明の効果を損なわない範囲で、公知の添加剤、例えば、懸濁化剤、増粘剤、ゲル化剤、乳化剤等を含んでいてよい。また、化粧料組成物が含んでいてもよい添加剤として例示した成分も使用できる。添加剤は、1種を単独で、又は2種以上を任意の組み合わせ及び比率で使用することができる。
懸濁化剤、増粘剤、又はゲル化剤として使用できる成分としては、アラビアゴム、モノステアリン酸アルミニウム又は水溶性高分子[例えばメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルメロース、カルメロースナトリウム、カルメロースカルシウム、ポピドン、カルボキシビニルポリマー(カーボポール941;Noveon,Inc.製等;カルボマーともいう。)]等が挙げられる。
乳化剤としては、ステアリン酸ポリオキシル40、セスキオレイン酸ソルビタン、ポリソルベート80、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウロマクロゴール、アラビアゴム、コレステロール、ステアリン酸、モノステアリン酸グリセリン、ポピドン、ポリグリセリン脂肪酸エステル(例えば、三菱ケミカル社製「リョートーポリグリエステル」)、ショ糖脂肪酸エステル(例えば、三菱ケミカル社製「リョートーシュガーエステル」)、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ステアロイル乳酸カルシウム、大豆レシチン、卵黄レシチン、ポリソルベート等が挙げられる。
2-2-3.その他の有効成分
また、医薬外用組成物は、本発明の効果を損なわない範囲で、その他の有効成分を含んでいてもよい。なお、その他の有効成分は、本発明の第1の実施形態に係る皮膚弾性改善剤中のその他の成分と重複していてもよい。
その他の有効成分の具体例としては、例えば、化粧料組成物が含んでいてもよいその他の有効成分として例示したものが挙げられる。
2-2-4.医薬外用組成物の形態
医薬外用組成物の形態は特に限定されず、例えば、液剤、懸濁剤、乳剤、クリーム剤、軟膏剤、ゲル剤、リニメント剤、ローション剤、パップ剤等が挙げられる。これらの製剤は、第17改正日本薬局方製剤総則に記載の方法等に従い製造することができる。
2-3.皮膚弾性改善用の皮膚外用剤の表示
本実施形態に係る皮膚外用剤は、皮膚弾性改善のために用いられる皮膚外用剤である旨の表示を付して販売することができる。例えば、「皮膚弾性改善用」や「皮膚の弾性を改善する旨」等の表示であってもよく、「シワ改善用」、「たるみ改善用」、「ハリ改善用」等の皮膚弾性改善によって生じる効果に基づく表示であってもよく、「ECM関連遺伝子発現促進用」、「ECM合成促進用」、「ECM合成及び線維形成促進用」等の皮膚弾性改善のメカニズムに関する表示であってもよい。
3.皮膚弾性改善方法
本発明の第3の実施形態は、本発明の第2の実施形態に係る皮膚外用剤を皮膚表面に塗布する塗布工程を含む皮膚弾性改善方法である。
皮膚外用剤を塗布する部位は、特に限定されず、例えば顔、首、手足、身体等が挙げられ、好ましくは顔又は首である。
皮膚外用剤の皮膚表面への塗布量、塗布回数等は、皮膚状態、塗布面積、年齢、体重等に応じて適宜選択すればよい。例えば、1日当たりの有効成分の総塗布量が1mgの範囲内の用量が標準的であり、通常1日1回又は数回に分けて皮膚表面に直接塗布すればよい。
本実施形態に係る皮膚弾性改善方法は、塗布工程の他に、必要に応じてマッサージ工程、スチーミング工程等の任意の工程を含んでいてもよい。
以下に、本発明を実施例によって更に具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例の記載に限定されるものではない。
<実施例1:ECM関連遺伝子発現の評価>
皮膚弾性改善剤として、トコフェロールニコチン酸エステル(三菱ケミカル社製;dl-α-トコフェロールニコチン酸エステル;以下、「EN」と称する。)を用いた。
正常ヒト皮膚線維芽細胞(NHDF)を2.0×10cells/wellの細胞密度で播種し、これに試験サンプルとしてEN濃度50μMの溶液を添加した後、37℃で24時間培養した。培養後のNHDFから総RNAを抽出し、リアルタイムPCR装置(StepOneリアルタイムPCRシステム,サーモフィッシャーサイエンティフィック社製)を用いてI型コラーゲンmRNA、リシルオキシダーゼmRNA、フィブリリン-1mRNA、トロポエラスチンmRNA、及びエミリン-1mRNAの発現量をそれぞれ測定した。各mRNAの発現量を、皮膚弾性改善剤を添加しなかった系(比較例1)におけるmRNA発現量を1.0としたときの相対値として求めた結果を表1及び図1~5に示す。
<実施例2:ECM関連遺伝子発現の評価>
試験サンプルにおけるENの濃度を100μMとした以外は実施例1と同様にして各mRNAの発現量を求めた。結果を表1及び図1~5に示す。
<比較例1:ECM関連遺伝子発現の評価>
皮膚弾性改善剤を含む試験サンプルを添加しない条件(コントロール)とした以外は実施例1と同様にして各mRNAの発現量を求めた。結果を表1及び図1~5に示す。
<比較例2:ECM関連遺伝子発現の評価>
皮膚弾性改善剤として、ビタミンE(dl-α-トコフェロール;以下、「VE」と称する。)を用いた。
VE濃度100μMの溶液を試験サンプルとして用いた以外は実施例1と同様にして各mRNAの発現量を求めた。結果を表1及び図1~5に示す。
<比較例3:ECM関連遺伝子発現の評価>
皮膚弾性改善剤として、ニコチン酸(以下、「NA」と称する。)を用いた。
NA濃度100μMの溶液を試験サンプルとして用いた以外は実施例1と同様にして各mRNAの発現量を求めた。結果を表1及び図1~5に示す。
Figure 2022163673000002
表1及び図1~5より、ENを含有する皮膚弾性改善剤を作用させた実施例1、2では、I型コラーゲンmRNA、リシルオキシダーゼmRNA、フィブリリン-1mRNA、トロポエラスチンmRNA、及びエミリン-1mRNAの発現がコントロール(比較例1)よりも増加することが示された。中でも、I型コラーゲンmRNA、リシルオキシダーゼ mRNA、及びフィブリリン-1mRNAは、試験サンプル中のENの濃度の増加に
伴って発現量も増加しており、特にI型コラーゲンmRNA及びリシルオキシダーゼmRNAの発現量は著しく増加することが確認された。
一方、VEを含有する皮膚弾性改善剤を用いた比較例2では、I型コラーゲンmRNA及びリシルオキシダーゼmRNAの発現量はコントロール(比較例1)と同程度であり、
フィブリリン-1mRNAの発現量はコントロールよりも増加していたものの、mRNA発現の程度は実施例1及び2には及ばなかった。また、トロポエラスチンmRNA及びエミリン-1mRNAの発現量は、コントロールよりも低下していた。
NAを含有する皮膚弾性改善剤を用いた比較例3では、I型コラーゲンmRNA、リシルオキシダーゼmRNA、及びトロポエラスチンmRNAの発現量がコントロール(比較例1)よりも低下することがわかった。また、トロポエラスチンmRNAの発現量はコントロールよりも増加していたものの、mRNA発現の程度は実施例1及び2には及ばなかった。
以上の結果より、有効成分としてENを含有する皮膚弾性改善剤は、I型コラーゲン、リシルオキシダーゼ、フィブリリン-1、トロポエラスチン、及びエミリン-1の合成を促進する効果を有することが示唆された。
<実施例3-1~3-6:I型コラーゲン合成促進の評価1>
皮膚弾性改善剤として、ENを用いた。
正常ヒト皮膚線維芽細胞(NHDF)を2.0×10cells/wellの細胞密度で播種し、試験サンプルとしてEN濃度6.3μM、12.5μM、25μM、50μM、100μM、又は200μMの溶液をそれぞれ添加した後、37℃で48時間培養した。培養後のNHDFを遠心し、上清中のI型コラーゲンの量をプレートリーダー(Spark 10M,テカンジャパン社製)を用いたELISA法により測定した。結果を表
2及び図6に示す。
<比較例4:I型コラーゲン合成促進の評価1>
皮膚弾性改善剤を含む試験サンプルを添加しない条件(コントロール)とした以外は実施例3-1と同様にしてコラーゲン量を測定した。結果を表2及び図6に示す。
<比較例5-1~5-5:I型コラーゲン合成促進の評価1>
皮膚弾性改善剤として、VEを用いた。
VE濃度12.5μM、25μM、50μM、100μM、又は200μMの溶液を試験サンプルとして用いた以外は実施例3-1と同様にしてコラーゲン量を測定した。結果を表2及び図6に示す。
Figure 2022163673000003
<実施例4-1~4-6:I型コラーゲン合成促進の評価2>
皮膚弾性改善剤として、ENを用いた。
正常ヒト皮膚線維芽細胞(NHDF)を2.0×10cells/wellの細胞密度で播種し、試験サンプルとしてEN濃度6.3μM、12.5μM、25μM、50μM、100μM、又は200μMの溶液をそれぞれ添加した後、37℃で48時間培養した。培養後のNHDFを遠心し、上清中のI型コラーゲンの量をプレートリーダー(Spark 10M,テカンジャパン社製)を用いたELISA法により測定した。結果を表
3及び図7に示す。
<比較例6:I型コラーゲン合成促進の評価2>
皮膚弾性改善剤を含む試験サンプルを添加しない条件(コントロール)とした以外は実施例4-1と同様にしてコラーゲン量を測定した。結果を表3及び図7に示す。
<比較例7-1~7-5:I型コラーゲン合成促進の評価2>
皮膚弾性改善剤として、VEを用いた。
VE濃度12.5μM、25μM、50μM、100μM、又は200μMの溶液を試験サンプルとして用いた以外は実施例4-1と同様にしてコラーゲン量を測定した。結果を表3及び図7に示す。
Figure 2022163673000004
表2~3及び図6~7より、ENを含有する皮膚弾性改善剤を作用させた実施例3-1~3-6及び実施例4-1~4-6では、NHDF中のI型コラーゲンの量がコントロール(比較例4、6)よりも増加することが確認された。また、I型コラーゲンの増加量は、試験サンプルのEN濃度が高まるにつれ増大することもわかった。以上より、本実施例により、ENを含有する皮膚弾性剤が、高いI型コラーゲン合成促進効果を有することが実証された。
一方、VEを含有する皮膚弾性改善剤を用いた比較例5-1~5-5では、I型コラーゲン量はコントロール(比較例4)よりも少なかった。さらには、試験サンプルのVE濃度が高いほどコラーゲン量が低下していた。すなわち、VEは高濃度ではI型コラーゲン合成を阻害することが示された。
NAを含有する皮膚弾性改善剤を用いた比較例7-1~7-5では、I型コラーゲン量はコントロール(比較例6)と同程度であった。すなわち、NAにはI型コラーゲンの合成を促進する効果が低いことが示された。
<実施例5:I型コラーゲン線維形成促進の評価>
正常ヒト皮膚線維芽細胞(NHDF)を2.0×10cells/wellの細胞密度で播種し、実施例2で得た試験サンプルをした後、37℃で7日間培養した。その後、I型コラーゲン線維を構成するI型コラーゲンの蛍光免疫染色を行い、蛍光顕微鏡(BZ-X800,Keyence社製)を用いて倍率200倍で蛍光観察を行った。得られた蛍光染色画像を図8に示す。
また、蛍光染色画像を、画像処理ソフトウェアを用いて処理し、皮膚弾性改善剤を添加しなかった系(比較例8)における蛍光量を100%としたときの蛍光量を相対値として算出することで、I型コラーゲン線維束の量を求めた。結果を表4及び図9に示す。
<比較例8:I型コラーゲン線維形成促進の評価>
皮膚弾性改善剤を含む試験サンプルを添加しない条件(コントロール)とした以外は実施例5と同様にしてI型コラーゲン線維の蛍光観察及び蛍光量の数値化を行った。得られた蛍光染色画像を図8に、求めたI型コラーゲン線維束の量を表4及び図9に示す。
<比較例9:I型コラーゲン線維形成促進の評価>
比較例2の試験サンプルを用いた以外は実施例5と同様にしてI型コラーゲン線維の蛍光観察及び蛍光量の数値化を行った。得られた蛍光染色画像を図8に、求めたI型コラーゲン線維束の量を表4及び図9に示す。
<比較例10:I型コラーゲン線維形成促進の評価>
比較例3の試験サンプルを用いた以外は実施例5と同様にしてI型コラーゲン線維の蛍光観察及び蛍光量の数値化を行った。得られた蛍光染色画像を図8に、求めたI型コラーゲン線維束の量を表4及び図9に示す。
Figure 2022163673000005
表4及び図9より、有効成分としてENを含有する皮膚弾性改善剤を作用させた実施例5では、コントロール(比較例8)と比較してI型コラーゲン線維の量が顕著に多く、個々の線維の太さ及び長さ、並びに線維束の太さも顕著に増加することが示された。すなわち、ENを含有する皮膚弾性改善剤は、I型コラーゲン線維形成促進効果が優位に高いことが示された。
一方、VEを含有する皮膚弾性改善剤を用いた比較例9及びNAを含有する皮膚弾性改善剤を用いた比較例10では、実施例5よりもI型コラーゲン線維の形成が進行していなかった。これらの結果から、VE及びNAのいずれも、I型コラーゲン線維形成促進効果が低いことがわかった。
<実施例6:弾性線維形成促進の評価>
正常ヒト皮膚線維芽細胞(NHDF)を2.0×10cells/wellの細胞密度で播種し、実施例2で得た試験サンプルを添加した後、37℃で7日間培養した。その後、弾性線維の主構成成分であるフィブリリン-1の蛍光免疫染色を行い、蛍光顕微鏡(BZ-X800,Keyence社製)を用いて倍率200倍で蛍光観察を行った。得られた蛍光染色画像を図10に示す。
<比較例11:弾性線維形成促進の評価>
皮膚弾性改善剤を含む試験サンプルを添加しない条件(コントロール)とした以外は実
施例6と同様にして弾性線維の蛍光観察を行った。得られた蛍光染色画像を図10に示す。
<比較例12:弾性線維形成促進の評価>
比較例2の試験サンプルを用いた以外は実施例6と同様にして弾性線維の蛍光観察を行った。得られた蛍光染色画像を図10に示す。
<比較例13:弾性線維形成促進の評価>
比較例3の試験サンプルを用いた以外は実施例6と同様にして弾性線維の蛍光観察を行った。得られた蛍光染色画像を図10に示す。
図10より、ENを含有する皮膚弾性改善剤を作用させた実施例6では、コントロール(比較例11)と比較して弾性線維の量が多く、個々の線維の太さ及び長さ、並びに線維束の太さも増加しており、ENを含有する皮膚弾性改善剤の弾性線維形成促進効果が確認された。
NAを含有する皮膚弾性改善剤を用いた比較例13では、弾性線維の形成は実施例6と同程度であった。また、VEを含有する皮膚弾性改善剤を用いた比較例12では、弾性線維の形成はコントロール(比較例11)と同程度であった。
以下に、本発明の皮膚外用剤である皮膚弾性改善用の化粧料組成物及び医薬外用組成物の処方例を示す。
<処方例1:化粧水>
皮膚弾性改善剤(有効成分:EN) 2.0重量%
1,3-ブチレングリコール 5.0重量%
メチルパラベン 0.3重量%
グリセリン 15.0重量%
フェノキシエタノール 0.5重量%
カルボキシビニルポリマー 9.0重量%
水酸化カリウム 0.4重量%
精製水 適量
合計 100.0重量%
<処方例2:クリーム>
皮膚弾性改善剤(有効成分:EN) 2.0重量%
グリセリン 10.0重量%
エタノール 0.4重量%
スクワラン 5.0重量%
セタノール 3.0重量%
ミツロウ 3.0重量%
アルギニン 0.3重量%
香料 適量
精製水 適量
合計 100.0重量%

Claims (9)

  1. トコフェロールニコチン酸エステル及びトコトリエノールニコチン酸エステルの一方又は両方を有効成分として含有する、皮膚弾性改善剤。
  2. 前記皮膚弾性改善が、細胞外マトリックス関連遺伝子発現増加及び細胞外マトリックスタンパク質合成促進によるものある、請求項1に記載の皮膚弾性改善剤。
  3. 前記皮膚弾性改善が、さらに線維形成促進によるものある、請求項2に記載の皮膚弾性改善剤。
  4. 前記細胞外マトリックス関連遺伝子が、I型コラーゲン遺伝子、リシルオキシダーゼ遺伝子、フィブリリン-1遺伝子、トロポエラスチン遺伝子及びエミリン-1遺伝子からなる群より選択される1種以上である、請求項2又は3に記載の皮膚弾性改善剤。
  5. 前記細胞外マトリックスタンパク質がI型コラーゲンであり、前記線維がI型コラーゲン線維である、請求項3に記載の皮膚弾性改善剤。
  6. トコフェロールニコチン酸エステル及びトコトリエノールニコチン酸エステルの合計含有率が、85重量%以上100重量%以下である、請求項1~5のいずれか1項に記載の皮膚弾性改善剤。
  7. 請求項1~6のいずれか1項に記載の皮膚弾性改善剤を含有する、皮膚弾性改善用の皮膚外用剤。
  8. 化粧料組成物又は医薬外用組成物である、請求項7に記載の皮膚外用剤。
  9. 請求項7又は8に記載の皮膚外用剤を皮膚表面に塗布する塗布工程を含む、皮膚弾性改善方法(ただし、ヒトに対する医療行為を除く)。
JP2021126934A 2021-04-14 2021-08-02 皮膚弾性改善剤及び皮膚外用剤 Pending JP2022163673A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021068198 2021-04-14
JP2021068198 2021-04-14

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022163673A true JP2022163673A (ja) 2022-10-26

Family

ID=83742299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021126934A Pending JP2022163673A (ja) 2021-04-14 2021-08-02 皮膚弾性改善剤及び皮膚外用剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022163673A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111670027B (zh) 环肽在美容中的用途
JP6242795B2 (ja) ネムノキ抽出物の新規な美容的使用およびそれに応じた局所組成物
CN102802601B (zh) 酪氨酸-精氨酸二肽在防止皮肤下垂的化妆品应用
WO2020018926A1 (en) Exosome delivery of skin care peptides
WO2019078370A1 (ja) 皮膚障害改善用組成物
FR2920967A1 (fr) Utilisation de l'hydroxymethionine en tant qu'actif anti age
FR2939799A1 (fr) Composition cosmetique comprenant des oligoglucuronanes acetyles.
FR2958542A1 (fr) Utilisation cosmetique de l'oridonine comme agent amincissant
FR2927801A1 (fr) Composition cosmetique hydratante comprenant une combinaison d'homarine et d'erythritol
FR2941231A1 (fr) Nouveaux peptides, compositions les comprenant et utilisations cosmetiques et dermo-pharmaceutiques.
JP5934164B2 (ja) 外用組成物
JP4088436B2 (ja) 皮膚外用剤
FR2958541A1 (fr) Utilisation cosmetique du geranylgeranyl-2-propanol
JP2017149780A (ja) ヒアルロン酸含有乳化組成物
JP2004323401A (ja) 皮膚外用剤
JP2005239645A (ja) コラーゲン合成促進用組成物
FR2937247A1 (fr) Composition cosmetique blanchissante et anti-rougeurs
JP2005263794A (ja) コラーゲン合成促進用組成物
FR2955326A1 (fr) Nouveau compose lipo-phosphate ou lipo-sulfate, compositions le contenant et utilisations cosmetiques et dermopharmaceutiques
JP5960505B2 (ja) 外用組成物
FR2958641A1 (fr) Nouveaux composes de type polyterpenique, compositions cosmetiques, nutraceutiques et pharmaceutiques les contenant et utilisations dans ces domaines.
JP5763953B2 (ja) 外用組成物
JP6235855B2 (ja) ウスベニアオイ又はブクリョウ、及びカフェイン又はカカオ脂を含有する毛髪用組成物。
JP2022163673A (ja) 皮膚弾性改善剤及び皮膚外用剤
JP2012036174A (ja) 外用組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240725