JP2022163072A - 小児患者における癌の治療のためのラムシルマブ - Google Patents

小児患者における癌の治療のためのラムシルマブ Download PDF

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Abstract

【課題】小児癌の治療のためのラムシルマブの方法、治療、および使用を提供する。
【解決手段】ヒト患者において癌を治療する方法であって、治療有効量のラムシルマブを、それを必要とする前記ヒト患者に投与することを含み、前記ヒト患者が、骨肉腫、肉腫、褐色細胞腫、傍神経節腫、ウィルムス腫瘍、肝芽腫、NOS癌、滑膜肉腫、または線維形成性小円形細胞腫瘍のうちの1つと診断されている、方法である。
【選択図】なし

Description

本発明は、癌治療の分野に関する。より具体的には、本発明は、小児患者における癌の
治療のためのラムシルマブの使用に関する。
固形腫瘍を有する小児患者は、患者が転移性または再発性疾患を示す場合、予後が不良
となる傾向にある。ベバシズマブが小児腫瘍において研究されているが(Gururan
gan S,Fangusaro J,Poussaint TY,et al:Eff
icacy of bevacizumab plus irinotecan in
children with recurrent low-grade glioma
s--a Pediatric Brain Tumor Consortium st
udy,Neuro Oncol 16:310-7,2014)、ラムシルマブは、そ
の特異性、効力、および他の治療薬との組み合わせの可能性に加えて、異なる作用機序を
提供するため、該患者に有効な代替手段を提供し得る。
本明細書で使用する場合、「約」は、所与の値の10%以下または以上の偏差を意味す
る。非限定的な例として、重量に関して使用する場合、「約100mg」は、90mg(
この値を含む)~110mg(この値を含む)の範囲を示す。
本明細書で使用する場合、「ヒトVEGFR-2」という用語は、配列番号5のアミノ
酸配列を有するヒト血管内皮増殖因子受容体2を指す。VEGFR-2は、胎生肝キナー
ゼ-1(FLK1)、およびキナーゼ挿入ドメイン(KDR)としても知られている。
本明細書で使用する場合、「ヒトVEGF-D」という用語は、配列番号6のアミノ酸
配列を有するヒト血管内皮増殖因子-Dを指す。
ラムシルマブは、ヒト血管内皮増殖因子受容体2(VEGFR-2)に対するヒトIg
G1モノクローナル抗体である。ラムシルマブならびにラムシルマブを作製および使用す
る方法は、以前に開示されている。ラムシルマブは、先のフルオロピリミジンまたは白金
含有化学療法の日以降に疾患の進行を伴う進行性胃または食道胃接合部腺癌の治療のため
に、単一薬剤として、またはパクリタキセルとの組み合わせとして、白金系化学療法の日
以降の疾患の進行を伴う転移性肺非小細胞癌の治療のためドセタキセルとの組み合わせと
して、ならびにベバシズマブ、オキサリプラチン、およびフルオロピリミジンを用いた療
法の日以降の疾患の進行を伴う転移性結腸直腸癌の治療のためのFOLFIRI(イリノ
テカン、フォリン酸、および5-フルオロウラシル)との組み合わせとして、米国食品医
薬品局によって承認されている。
ラムシルマブの非限定的な例は、CYRAMZA(登録商標)であり、CAS登録番号
947687-13-0を有する。ラムシルマブは、軽鎖の各々が配列番号3のアミノ酸
配列を有する2つの軽鎖と、重鎖の各々が配列番号4のアミノ酸配列を有する2つの重鎖
とを含む、抗ヒトVEGFR-2抗体である。ラムシルマブの軽鎖可変領域は、配列番号
1に示されるものである。ラムシルマブの重鎖可変領域は、配列番号2に示されるもので
ある。
本明細書で使用する場合、「治療すること」、「治療する」、または「治療」という用
語は、既存の症状、障害、容態、もしくは疾患の進行もしくは重症度を抑制、減速、弱化
、低下、もしくは逆転させること、または容態の臨床症状を緩解させることを指す。有益
なまたは所望の臨床結果には、検出可能であろうと検出不可能であろうと、疾患または障
害の緩和(すなわち、疾患もしくは障害が悪化していない場合)、疾患または障害の進行
の遅延または減速、疾患または障害の緩解または緩和、および疾患または障害の寛解(部
分的であろうと全体としてであろうと)が含まれるが、これらに限定されない。治療は、
治療を受けていない場合に期待される生存と比較して、生存を延ばすことも意味すること
ができる。治療を必要とする者には、すでにその疾患に罹患している者が含まれる。いく
つかの実施形態では、本発明は薬剤として使用することができる。
本明細書で使用する場合、「癌」という用語は、典型的には未制御の細胞増殖によって
特徴付けられる哺乳動物の生理学的状態を指すか、または説明する。この定義には、良性
および悪性の癌が含まれる。
本発明の方法では、治療有効量の本明細書に記載の抗VEGFR-2抗体が、それを必
要とする哺乳動物または患者に投与される。加えて、本発明の医薬組成物は、治療有効量
の本明細書に記載の抗VEGFR-2抗体を含んでもよい。
「治療有効量」は、所望の治療結果を達成するための、必要な投薬量および必要な期間
、効果的な量を指す。治療有効量は、既知の技術の使用により、および同様の状況下で得
られた結果を観察することにより、当業者のような担当診断医によって容易に決定され得
る。患者のための治療有効量を決定する際には、限定されないが、患者の種、そのサイズ
、年齢、および全体的な健康状態、関与する特定の疾患または障害、標的部位、疾患また
は障害の重症度の程度、個々の患者の反応、投与される特定の化合物、投与様式、投与さ
れる製剤の生物学的利用率特性、選択される用法、併用薬物の使用、投与される他の薬物
、ならびに他の関連する状況を含む多数の要因が、担当診断医によって考慮される。治療
有効量はまた、治療的に有益な効果が、抗体または抗体部分の毒性または有害作用を上回
る量でもある。
一般に、投薬レジメンは、最適な所望の反応(例えば、治療反応)を提供するように調
整され得る。いくつかの実施形態では、小児患者のための用量は、約6mg/kg~約1
6mg/kg、あるいは約6mg/kg~約12mg/kg、あるいは約6mg/kg~
約10mg/kg、あるいは約6mg/kg~約8mg/kg、あるいは約8mg/kg
~約16mg/kg、あるいは約8mg/kg~約12mg/kg、あるいは約8mg/
kg~約10mg/kg、あるいは約10mg/kg~約16mg/kg、あるいは約1
0mg/kg~約12mg/kgあるいは約12mg/kg~約16mg/kgである。
いくつかの実施形態では、小児患者のための用量は、6mg/kg、8mg/kg、10
mg/kg、12mg/kg、または16mg/kgである。いくつかの実施形態では、
前述の用量は、2週間ごとに60分かけて静脈内注入される。
ある場合には、前述のラムシルマブの投与量の下限を下回る投薬レベルが十分過ぎる可
能性があり、他の場合には、許容される副作用を伴ってより大きな用量が用いられてもよ
く、したがって、前述の投薬量は、決して本発明の範囲を限定することを意図するもので
はない。
本発明において、本明細書に記載の抗VEGFR-2抗体を投与するためには、任意の
好適な方法または経路を使用することができるが、静脈内(i.v.)投与が好ましい経
路である。しかしながら、本発明はいかなる特定の投与方法または投与経路にも限定され
るものではないことが強調されなければならない。
限定されないがラムシルマブを含む抗ヒトVEGFR-2抗体は、治療の目的で患者に
使用される場合、好ましくは医薬組成物として製剤化される。そのような医薬組成物およ
びそれを調製するためのプロセスは、当該技術分野において周知である。例えば、Rem
ington:The Science and Practice of Pharm
acy(Gennaro A.,et al.,eds.,19th ed.,Mack
Publishing Co.,1995)を参照されたい。
別段の記載がない限り、「抗体」という用語は、ジスルフィド結合によって相互接続さ
れた2つの重鎖(HC)および2つの軽鎖(LC)を含む免疫グロブリン分子を指す。各
鎖のアミノ末端部分は、その中に含まれる相補性決定領域(CDR)を介した抗原認識を
主に担う約100~約110個のアミノ酸からなる可変部を含む。各鎖のカルボキシ末端
部分は、エフェクター機能を主に担う定常領域を定義する。
本明細書で使用する場合、「軽鎖可変領域」または「LCVR」という用語は、CDR
およびフレームワーク領域(FR)のアミノ酸配列を含む抗体分子の軽鎖の一部を指す。
本明細書で使用する場合、「重鎖可変領域」「HCVR」という用語は、CDRおよび
FRのアミノ酸配列を含む抗体分子の重鎖の一部を指す。
本明細書に記載される抗体は、哺乳動物細胞において容易に産生され得、その非限定的
な例として、CHO、NS0、HEK293またはCOS細胞が挙げられる。宿主細胞は
、当該技術分野において周知の技術を使用して培養される。これに関連して、適切な宿主
細胞は、最適な所定のHC:LCベクター比、またはHC(重鎖)およびLC(軽鎖)の
両方をコードする単一のベクター系を使用して、抗体を分泌するための発現系で一過性ま
たは安定にトランスフェクトすることができる。対象となるポリヌクレオチド配列(例え
ば、抗体のポリペプチドをコードするポリヌクレオチドおよび発現制御配列)を含むベク
ターは、細胞宿主の種類に応じて異なり得る周知の方法によって宿主細胞に導入され得る
。抗体が分泌された既知組成培地は、多くの一般的に使用される技術のうちのいずれかを
使用して精製されてもよい。タンパク質精製のさまざまな方法が用いられ得、そのような
方法は、当該技術分野において既知であり、例えば、Deutscher,Method
s in Enzymology 182:83-89(1990)、およびScope
s,Protein Purification:Principles and Pr
actice,3rd Edition,Springer,NY(1994)に記載さ
れる。いくつかの例において、培地は、適合性のある緩衝液で平衡化されたカラムに都合
よく適用され得る。カラムは、非特異的結合成分を除去するために洗浄され得る。結合し
た抗体は、例えばpH勾配によって溶出され得る。抗体画分は、紫外線吸光度またはSD
S-PAGE等によって検出され得、次いで、プールされてもよい。意図する使用に応じ
て、さらなる精製は任意選択的である。抗体は、一般的な技術を使用して濃縮および/ま
たは滅菌ろ過され得る。可溶性凝集体および多量体は、サイズ排除、疎水性相互作用、イ
オン交換、マルチモーダル、またはヒドロキシアパタイトクロマトグラフィーを含む一般
的な技術によって効果的に除去され得る。これらのクロマトグラフィーステップ後の抗体
の純度は、典型的には、95%を超える。産物は、-70℃で直ちに凍結させてもよく、
または凍結乾燥させてもよい。
本開示は、治療有効量のラムシルマブを、それを必要とするヒト患者に投与することを
含む、ヒト患者において癌を治療する方法を提供し、ヒト患者は、骨肉腫、肉腫、褐色細
胞腫、傍神経節腫、ウィルムス腫瘍、肝芽腫、NOS癌、滑膜肉腫、または線維形成性小
円形細胞腫瘍のうちの1つと診断されている。
本開示は、治療有効量のラムシルマブを、それを必要とするヒト患者に投与することを
含む、ヒト患者において癌を治療する方法を提供し、ヒト患者は、骨肉腫、肉腫、褐色細
胞腫、傍神経節腫、ウィルムス腫瘍、肝芽腫、NOS癌、滑膜肉腫、または線維形成性小
円形細胞腫瘍のうちの1つと診断されており、ヒト患者は、少なくとも月齢12か月であ
るが年齢21歳以下である。
本開示は、治療有効量のラムシルマブを、それを必要とするヒト患者に投与することを
含む、ヒト患者において癌を治療する方法を提供し、ヒト患者は、骨肉腫と診断されてい
る。本開示は、治療有効量のラムシルマブを、それを必要とするヒト患者に投与すること
を含む、ヒト患者において癌を治療する方法を提供し、ヒト患者は、肉腫と診断されてい
る。本開示は、治療有効量のラムシルマブを、それを必要とするヒト患者に投与すること
を含む、ヒト患者において癌を治療する方法を提供し、ヒト患者は、褐色細胞腫と診断さ
れている。本開示は、治療有効量のラムシルマブを、それを必要とするヒト患者に投与す
ることを含む、ヒト患者において癌を治療する方法を提供し、ヒト患者は、傍神経節腫と
診断されている。本開示は、治療有効量のラムシルマブを、それを必要とするヒト患者に
投与することを含む、ヒト患者において癌を治療する方法を提供し、ヒト患者は、ウィル
ムス腫瘍と診断されている。本開示は、治療有効量のラムシルマブを、それを必要とする
ヒト患者に投与することを含む、ヒト患者において癌を治療する方法を提供し、ヒト患者
は、肝芽腫と診断されている。本開示は、治療有効量のラムシルマブを、それを必要とす
るヒト患者に投与することを含む、ヒト患者において癌を治療する方法を提供し、ヒト患
者は、NOS癌と診断されている。本開示は、治療有効量のラムシルマブを、それを必要
とするヒト患者に投与することを含む、ヒト患者において癌を治療する方法を提供し、ヒ
ト患者は、滑膜肉腫と診断されている。本開示は、治療有効量のラムシルマブを、それを
必要とするヒト患者に投与することを含む、ヒト患者において癌を治療する方法を提供し
、ヒト患者は、線維形成性小円形細胞腫瘍と診断されている。
いくつかの例では、ラムシルマブは、約6mg/kg~約16mg/kgの用量で2週
間ごとに静脈内投与される。いくつかの例では、ラムシルマブは、6mg/kg~16m
g/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される。いくつかの例では、ラムシルマブは、
約8mg/kg~約12mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される。いくつかの
例では、ラムシルマブは、8mg/kg~12mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投
与される。いくつかの例では、ラムシルマブは、約6mg/kgの用量で2週間ごとに静
脈内投与される。いくつかの例では、ラムシルマブは、約8mg/kgの用量で2週間ご
とに静脈内投与される。いくつかの例では、ラムシルマブは、約10mg/kgの用量で
2週間ごとに静脈内投与される。いくつかの例では、ラムシルマブは、約12mg/kg
の用量で2週間ごとに静脈内投与される。いくつかの例では、ラムシルマブは、約16m
g/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される。
本開示は、骨肉腫、肉腫、褐色細胞腫、傍神経節腫、ウィルムス腫瘍、肝芽腫、NOS
癌、滑膜肉腫、または線維形成性小円形細胞腫瘍を有するヒト患者の治療における使用の
ためのラムシルマブを提供する。本開示は、骨肉腫、肉腫、褐色細胞腫、傍神経節腫、ウ
ィルムス腫瘍、肝芽腫、NOS癌、滑膜肉腫、または線維形成性小円形細胞腫瘍を有する
ヒト患者の治療における使用のためのラムシルマブを提供し、ヒト患者は、少なくとも月
齢12か月であるが年齢21歳以下である。
本開示は、骨肉腫を有するヒト患者の治療における使用のためのラムシルマブを提供す
る。本開示は、肉腫を有するヒト患者の治療における使用のためのラムシルマブを提供す
る。本開示は、褐色細胞腫を有するヒト患者の治療における使用のためのラムシルマブを
提供する。本開示は、傍神経節腫を有するヒト患者の治療における使用のためのラムシル
マブを提供する。本開示は、ウィルムス腫瘍を有するヒト患者の治療における使用のため
のラムシルマブを提供する。本開示は、肝芽腫を有するヒト患者の治療における使用のた
めのラムシルマブを提供する。本開示は、NOS癌を有するヒト患者の治療における使用
のためのラムシルマブを提供する。本開示は、滑膜肉腫を有するヒト患者の治療における
使用のためのラムシルマブを提供する。本開示は、線維形成性小円形細胞腫瘍を有するヒ
ト患者の治療における使用のためのラムシルマブを提供する。
本開示は、骨肉腫、肉腫、褐色細胞腫、傍神経節腫、ウィルムス腫瘍、肝芽腫、NOS
癌、滑膜肉腫、または線維形成性小円形細胞腫瘍を有するヒト患者の治療における使用の
ためのラムシルマブを含む医薬組成物を提供する。本開示は、骨肉腫、肉腫、褐色細胞腫
、傍神経節腫、ウィルムス腫瘍、肝芽腫、NOS癌、滑膜肉腫、または線維形成性小円形
細胞腫瘍を有するヒト患者の治療における使用のためのラムシルマブを含む医薬組成物を
提供し、ヒト患者は、少なくとも月齢12か月であるが年齢21歳以下である。
本開示は、骨肉腫を有するヒト患者の治療における使用のためのラムシルマブを含む医
薬組成物を提供する。本開示は、肉腫を有するヒト患者の治療における使用のためのラム
シルマブを含む医薬組成物を提供する。本開示は、褐色細胞腫を有するヒト患者の治療に
おける使用のためのラムシルマブを含む医薬組成物を提供する。本開示は、傍神経節腫を
有するヒト患者の治療において使用するためのラムシルマブを含む医薬組成物を提供する
。本開示は、ウィルムス腫瘍を有するヒト患者の治療において使用するためのラムシルマ
ブを含む医薬組成物を提供する。本開示は、肝芽腫を有するヒト患者の治療において使用
するためのラムシルマブを含む医薬組成物を提供する。本開示は、NOS癌を有するヒト
患者の治療において使用するためのラムシルマブを含む医薬組成物を提供する。本開示は
、滑膜肉腫を有するヒト患者の治療において使用するためのラムシルマブを含む医薬組成
物を提供する。本開示は、線維形成性小円形細胞腫瘍を有するヒト患者の治療において使
用するためのラムシルマブを含む医薬組成物を提供する。
試験への組み入れ基準は次のとおりである。患者は試験登録時に月齢12か月以上年齢
21歳以下であること。患者は再発性または難治性の非CNS固形腫瘍を有すること。患
者は、アルファフェトプロテインまたはベータHCGを含む血清腫瘍マーカーの上昇があ
る頭蓋外胚細胞腫瘍の患者を除き、最初の診断時または再発時に悪性腫瘍の組織学的確認
を受けていること。パートAの患者はCNS転移を有しないこと。再発性または難治性の
CNS腫瘍を有する患者は適格であり、内因性脳幹腫瘍、視覚路膠腫の患者、またはCN
S胚細胞腫瘍、およびアルファフェトプロテインもしくはベータHCGを含むCSFもし
くは血清腫瘍マーカーの上昇がある患者を除き、最初の診断時または再発時に悪性腫瘍の
組織学的確認を受けていること。患者の現在の病状は、既知の根治的療法、または許容で
きる生活の質で生存を延長することが証明されている療法がないものであること。パフォ
ーマンス水準:年齢16歳超の患者の場合はカルノフスキーが50%以上であり、年齢1
6歳以下の場合はランスキーが50以上であること。CNS腫瘍患者の神経障害は、試験
登録前の少なくとも7日間は比較的安定していること。麻痺のために歩くことはできない
が、車椅子上で起きている患者は、パフォーマンススコアを評価する目的では歩行可能と
みなされる。患者は、以前のすべての抗癌療法の急性毒性作用から完全に回復しているこ
と:a.骨髄抑制化学療法:骨髄抑制化学療法の最後の投薬から少なくとも21日(以前
のニトロソ尿素の場合は42日);b.造血成長因子:長時間作用型成長因子(例えば、
Neulasta)の最後の投薬から少なくとも14日または短時間作用型成長因子の場
合は7日。有害事象が投与後7日を超えて発生することが知られている薬剤の場合、この
期間は、有害事象が発生することが知られている期間を超えるように延長すること。この
間隔の期間については、試験代表者と協議すること;c.生物製剤(抗腫瘍剤):生物製
剤の最後の投与後少なくとも7日間。投与後7日を超えて発生する有害事象が知られてい
る薬剤の場合、この期間は、有害事象が発生することが知られている期間を超えるように
延長すること。この間隔の期間については、試験代表者と協議すること;d.免疫療法:
あらゆる種類の免疫療法、例えば腫瘍ワクチンの完了後少なくとも42日;e.モノクロ
ーナル抗体:モノクローナル抗体の最終投薬後、抗体半減期少なくとも3回。(モノクロ
ーナル抗体の半減期を列記したDVLホームページの表を参照されたい。);f.XRT
:局所的な緩和的XRT(小ポート)後少なくとも14日。以前にTBI、頭蓋脊髄XR
Tを受けている場合、または骨盤の50%以上に照射を受けている場合、少なくとも15
0日が経過していること。他の相当量のBM照射を受けている場合は、少なくとも42日
が経過していること;g.TBIを用いない幹細胞注入:活性な移植片対宿主病の証拠が
なく、移植または幹細胞注入後少なくとも84日が経過していること;h.患者は、以前
にラムシルマブへの曝露を受けていないこと。患者は、適切な骨髄機能、適切な腎機能、
適切な肝機能、適切な心臓機能、適切な血圧管理、適切な凝固も有し、インフォームドコ
ンセントを提供すること。
試験への除外基準は以下のとおりである:妊婦または授乳婦は、ヒト胎児または催奇形
性毒性に関する情報が未だ利用可能でないため、本試験には登録できない;コルチコステ
ロイド、治験薬、抗癌剤、移植後の抗GVHD剤、抗炎症剤、抗血小板剤、抗高血圧薬、
抗凝固剤(例えば、ヘパリン)、ベリムマブ、ビスホスホネート誘導体を含む併用薬を服
用している患者;以下の侵襲的処置を受けたことがある、または受ける予定がある患者は
対象外である;活動性出血の証拠がある患者、過去3か月間に食道静脈瘤の既知または過
去の病歴がある患者、試験登録前6か月以内に一過性脳虚血発作(TIA)または脳血管
発作(CVA)を含むCNS動脈/静脈血栓塞栓事象の病歴がある患者は対象外である;
試験登録前3か月以内に深部静脈血栓症(肺塞栓症を含む)の病歴がある患者は対象外で
ある;試験登録前3か月以内に喀血の病歴または他の肺出血の兆候がある患者は対象外で
ある;登録前6か月以内に、グレード3以上の出血障害、血管炎の病歴があるか、または
消化管出血からの深刻な(グレード3以上の)発作があった患者は対象外である;試験登
録前14日以内に得られたベースラインMRI上で点状出血の病巣が点サイズより大きい
および/または3つ超ある、CNS腫瘍または新たなCNS出血の証拠がある患者は対象
外である(CNS腫瘍の患者には、施設によるガイドラインに従うECHOグラディエン
トMRIシーケンスが必要);New York Heart Association
の定義に従う心臓疾患、例えば、心筋梗塞、重度もしくは不安定な狭心症、末梢血管疾患
、または鬱血性心不全もしくは末梢血管疾患の病歴が知られている患者は対象外である;
試験登録前3か月以内に、瘻孔、胃腸の潰瘍もしくは穿孔、または腹腔内膿瘍の病歴があ
る患者は対象外である;試験登録前6か月以内に高血圧性クリーゼまたは高血圧性脳症の
病歴がある患者は対象外である;登録時に、治癒していない創傷、未治癒のもしくは不完
全に治癒した骨折、または複雑(開放)骨折がある患者は対象外である;HIV陽性であ
ることが知られている患者を含む免疫不全患者(一次腫瘍診断またはコルチコステロイド
の使用に関連するものを除く)は対象外である;制御されていない感染症の患者は対象外
である;以前に固形臓器移植を受けた患者は対象外である;治験責任医師の意見で、試験
の安全監視要件を順守できない可能性がある患者は対象外である。
適格な患者は42日間の治療サイクルを受けることになり、この治療サイクルでは、ラ
ムシルマブを、1日目、15日目、29日目に60分かけて静脈内投与し、42日目に疾
患を評価する。患者の疾患が少なくとも安定しており、適格性の条件がここでも満たされ
ている場合、サイクルを42日ごとに繰り返してもよい。投与されるラムシルマブの用量
は、約6mg/kg~約16mg/kgである。
ジフェンヒドラミン(1mg/kg、最大用量50mg)(または代替の抗ヒスタミン
薬)をラムシルマブの各注入前30~60分以内に患者に投与すること。ラムシルマブ投
与中はアナフィラキシー予防措置を順守すること。グレード2以上の注入反応が発生した
場合は、注入を中止し、施設のガイドラインに従って支持療法を実施すること。
ラムシルマブによる治療を受ける患者は、以下の小児癌のうちのいずれかを有し得る:
骨肉腫、肉腫、褐色細胞腫、傍神経節腫、ウィルムス腫瘍、肝芽腫、NOS癌(別途指定
のない場合)、滑膜肉腫、または線維形成性小円形細胞腫瘍を有するヒト患者の治療にお
ける使用のためのラムシルマブ。
2018年4月5日の時点で16件の特許が登録されており、DL1に登録した1人の
患者は、禁止薬(NSAIDS)の投与を理由に不適格となった。該患者には、骨肉腫(
3)、他の肉腫(6)、褐色細胞腫/傍神経節腫(2)、ウィルムス腫瘍(1)、肝芽腫
(1)、および癌腫(2)と診断された患者が含まれた。8mg/kgを投薬した6人中
1人の患者は、用量制限タンパク尿(グレード2)を有し、5人中3人の患者は50μg
/ml以上のCminssを達成した。当初、6人の患者が12mg/kgの投薬に登録
し、そのうち6人中1人にDLT(用量制限毒性)が見られたが、PKについて評価でき
たのは4人だけであった。さらに2人の患者が登録した。全体として、12mg/kgを
投与した患者について、8人中1人にDLT(タンパク尿、グレード2)が見られ、6人
中6人の患者が50μg/ml以上の目標濃度Cminssを達成した。DLTが見られ
たいずれの患者もPKサンプリングを完了しなかった。12歳未満の小児への12mg/
kg用量について、登録を継続する。プロトコル療法の期間の中央値(範囲)は1(1~
8)サイクル(複数可)であった。C1後にDLTを経験した患者はおらず、その後のサ
イクルの毒性プロファイルは成人と同様であった。応答評価(RECIST)が進行中で
ある。
現在まで、ラムシルマブは、クラスエフェクトと一致する毒性プロファイルで良好な忍
容性を示している。グレード3以上の有害事象を経験した対象はいなかった。用量制限タ
ンパク尿(グレード2)がDL1およびDL2で生じた。ただし、MTDには達しなかっ
た。毒性および目標トラフ薬物濃度をエンドポイントとして使用して、2週間ごとのラム
シルマブ12mg/kgのIVをPK拡大の用量として特定した。PK拡大を12歳未満
の患者において継続する。固形腫瘍においてRP2Dを確立した後、ラムシルマブに対す
る安全性、忍容性、および反応を、再発性または難治性の脳腫瘍を患う小児および青年に
おいて評価する。
配列表
配列番号1(抗ヒトVEGFR-2抗体、LCVR)(人工配列)
DIQMTQSPSSVSASIGDRVTITCRASQGIDNWLGWYQQKP
GKAPKLLIYDASNLDTGVPSRFSGSGSGTYFTLTISSLQA
EDFAVYFCQQAKAFPPTFGGGTKVDIK
配列番号2(抗ヒトVEGFR-2抗体、HCVR)(人工配列)
EVQLVQSGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSSYSMNWVRQA
PGKGLEWVSSISSSSSYIYYADSVKGRFTISRDNAKNSLY
LQMNSLRAEDTAVYYCARVTDAFDIWGQGTMVTVSS
配列番号3(抗ヒトVEGFR-2抗体、LC)(人工配列)
DIQMTQSPSSVSASIGDRVTITCRASQGIDNWLGWYQQKP
GKAPKLLIYDASNLDTGVPSRFSGSGSGTYFTLTISSLQA
EDFAVYFCQQAKAFPPTFGGGTKVDIKRTVAAPSVFIFPP
SDEQLKSGTASVVCLLNNFYPREAKVQWKVDNALQSGNSQ
ESVTEQDSKDSTYSLSSTLTLSKADYEKHKVYACEVTHQG
LSSPVTKSFNRGEC
配列番号4(抗ヒトVEGFR-2抗体、HC)(人工配列)
EVQLVQSGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSSYSMNWVRQA
PGKGLEWVSSISSSSSYIYYADSVKGRFTISRDNAKNSLY
LQMNSLRAEDTAVYYCARVTDAFDIWGQGTMVTVSSASTK
GPSVLPLAPSSKSTSGGTAALGCLVKDYFPEPVTVSWNSG
ALTSGVHTFPAVLQSSGLYSLSSVVTVPSSSLGTQTYICN
VNHKPSNTKVDKRVEPKSCDKTHTCPPCPAPELLGGPSVF
LFPPKPKDTLMISRTPEVTCVVVDVSHEDPEVKFNWYVDG
VEVHNAKTKPREEQYNSTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKC
KVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKN
QVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSD
GSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSL
SLSPGK
配列番号5(ヒトVEGFR-2)(ホモサピエンス)
MQSKVLLAVALWLCVETRAASVGLPSVSLDLPRLSIQKDI
LTIKANTTLQITCRGQRDLDWLWPNNQSGSEQRVEVTECS
DGLFCKTLTIPKVIGNDTGAYKCFYRETDLASVIYVYVQD
YRSPFIASVSDQHGVVYITENKNKTVVIPCLGSISNLNVS
LCARYPEKRFVPDGNRISWDSKKGFTIPSYMISYAGMVFC
EAKINDESYQSIMYIVVVVGYRIYDVVLSPSHGIELSVGE
KLVLNCTARTELNVGIDFNWEYPSSKHQHKKLVNRDLKTQ
SGSEMKKFLSTLTIDGVTRSDQGLYTCAASSGLMTKKNST
FVRVHEKPFVAFGSGMESLVEATVGERVRIPAKYLGYPPP
EIKWYKNGIPLESNHTIKAGHVLTIMEVSERDTGNYTVIL
TNPISKEKQSHVVSLVVYVPPQIGEKSLISPVDSYQYGTT
QTLTCTVYAIPPPHHIHWYWQLEEECANEPSQAVSVTNPY
PCEEWRSVEDFQGGNKIEVNKNQFALIEGKNKTVSTLVIQ
AANVSALYKCEAVNKVGRGERVISFHVTRGPEITLQPDMQ
PTEQESVSLWCTADRSTFENLTWYKLGPQPLPIHVGELPT
PVCKNLDTLWKLNATMFSNSTNDILIMELKNASLQDQGDY
VCLAQDRKTKKRHCVVRQLTVLERVAPTITGNLENQTTSI
GESIEVSCTASGNPPPQIMWFKDNETLVEDSGIVLKDGNR
NLTIRRVRKEDEGLYTCQACSVLGCAKVEAFFIIEGAQEK
TNLEIIILVGTAVIAMFFWLLLVIILRTVKRANGGELKTG
YLSIVMDPDELPLDEHCERLPYDASKWEFPRDRLKLGKPL
GRGAFGQVIEADAFGIDKTATCRTVAVKMLKEGATHSEHR
ALMSELKILIHIGHHLNVVNLLGACTKPGGPLMVIVEFCK
FGNLSTYLRSKRNEFVPYKTKGARFRQGKDYVGAIPVDLK
RRLDSITSSQSSASSGFVEEKSLSDVEEEEAPEDLYKDFL
TLEHLICYSFQVAKGMEFLASRKCIHRDLAARNILLSEKN
VVKICDFGLARDIYKDPDYVRKGDARLPLKWMAPETIFDR
VYTIQSDVWSFGVLLWEIFSLGASPYPGVKIDEEFCRRLK
EGTRMRAPDYTTPEMYQTMLDCWHGEPSQRPTFSELVEHL
GNLLQANAQQDGKDYIVLPISETLSMEEDSGLSLPTSPVS
CMEEEEVCDPKFHYDNTAGISQYLQNSKRKSRPVSVKTFE
DIPLEEPEVKVIPDDNQTDSGMVLASEELKTLEDRTKLSP
SFGGMVPSKSRESVASEGSNQTSGYQSGYHSDDTDTTVYS
SEEAELLKLIEIGVQTGSTAQILQPDSGTTLSSPPV
現在まで、ラムシルマブは、クラスエフェクトと一致する毒性プロファイルで良好な忍容性を示している。グレード3以上の有害事象を経験した対象はいなかった。用量制限タンパク尿(グレード2)がDL1およびDL2で生じた。ただし、MTDには達しなかった。毒性および目標トラフ薬物濃度をエンドポイントとして使用して、2週間ごとのラムシルマブ12mg/kgのIVをPK拡大の用量として特定した。PK拡大を12歳未満の患者において継続する。固形腫瘍においてRP2Dを確立した後、ラムシルマブに対する安全性、忍容性、および反応を、再発性または難治性の脳腫瘍を患う小児および青年において評価する。

本発明の様々な実施形態を以下に示す。
1.ヒト患者において癌を治療する方法であって、治療有効量のラムシルマブを、それを必要とする前記ヒト患者に投与することを含み、前記ヒト患者が、骨肉腫、肉腫、褐色細胞腫、傍神経節腫、ウィルムス腫瘍、肝芽腫、NOS癌、滑膜肉腫、または線維形成性小円形細胞腫瘍のうちの1つと診断されている、方法。
2.前記ヒト患者が、少なくとも月齢12か月であるが年齢21歳以下である、上記1に記載の方法。
3.前記癌が骨肉腫である、上記1または2のいずれかに記載の方法。
4.前記癌が肉腫である、上記1または2のいずれかに記載の方法。
5.前記癌が褐色細胞腫である、上記1または2のいずれかに記載の方法。
6.前記癌が傍神経節腫である、上記1または2のいずれかに記載の方法。
7.前記癌がウィルムス腫瘍である、上記1または2のいずれかに記載の方法。
8.前記癌が肝芽腫である、上記1または2のいずれかに記載の方法。
9.前記癌がNOS癌である、上記1または2のいずれかに記載の方法。
10.前記癌が滑膜肉腫である、上記1または2のいずれかに記載の方法。
11.前記癌が線維形成性小円形細胞腫瘍である、上記1または2のいずれかに記載の方法。
12.ラムシルマブが、約6mg/kg~約16mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、上記1~11のいずれかに記載の方法。
13.ラムシルマブが6mg/kg~16mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、上記1~11のいずれかに記載の方法。
14.ラムシルマブが、約8mg/kg~約12mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、上記1~11のいずれかに記載の方法。
15.ラムシルマブが8mg/kg~12mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、上記1~11のいずれかに記載の方法。
16.ラムシルマブが、約6mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、上記1~11のいずれかに記載の方法。
17.ラムシルマブが、約8mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、上記1~11のいずれかに記載の方法。
18.ラムシルマブが、約10mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、上記1~11のいずれかに記載の方法。
19.ラムシルマブが、約12mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、上記1~11のいずれかに記載の方法。
20.ラムシルマブが、約16mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、上記1~11のいずれかに記載の方法。
21.骨肉腫、肉腫、褐色細胞腫、傍神経節腫、ウィルムス腫瘍、肝芽腫、NOS癌、滑膜肉腫、または線維形成性小円形細胞腫瘍を有するヒト患者の治療における使用のためのラムシルマブ。
22.前記ヒト患者が、少なくとも月齢12か月であるが年齢21歳以下である、上記21に記載の使用。
23.前記癌が骨肉腫である、上記21または22のいずれかに記載の使用。
24.前記癌が肉腫である、上記21または22のいずれかに記載の使用。
25.前記癌が褐色細胞腫である、上記21または22のいずれかに記載の使用。
26.前記癌が傍神経節腫である、上記21または22のいずれかに記載の使用。
27.前記癌がウィルムス腫瘍である、上記21または22のいずれかに記載の使用。
28.前記癌が肝芽腫である、上記21または22のいずれかに記載の使用。
29.前記癌がNOS癌である、上記21または22のいずれかに記載の使用。
30.前記癌が滑膜肉腫である、上記21または22のいずれかに記載の使用。
31.前記癌が線維形成性小円形細胞腫瘍である、上記21または22のいずれかに記載の使用。
32.ラムシルマブが、6mg/kg~16mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、上記21~31のいずれかに記載の使用。
33.ラムシルマブが、8mg/kg~12mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、上記21~31のいずれかに記載の使用。
34.ラムシルマブが、6mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、上記21~31のいずれかに記載の使用。
35.ラムシルマブが、8mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、上記21~31のいずれかに記載の使用。
36.ラムシルマブが、10mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、上記21~31のいずれかに記載の使用。
37.ラムシルマブが、12mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、上記21~31のいずれかに記載の使用。
38.ラムシルマブが、16mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、上記21~31のいずれかに記載の使用。
39.骨肉腫、肉腫、褐色細胞腫、傍神経節腫、ウィルムス腫瘍、肝芽腫、NOS癌、滑膜肉腫、または線維形成性小円形細胞腫瘍を有するヒト患者の治療における使用のためのラムシルマブを含む医薬組成物。
40.前記ヒト患者が、少なくとも月齢12か月であるが年齢21歳以下である、上記39に記載の使用。
41.前記癌が骨肉腫である、上記39または40のいずれかに記載の使用。
42.前記癌が肉腫である、上記39または40のいずれかに記載の使用。
43.前記癌が褐色細胞腫である、上記39または40のいずれかに記載の使用。
44.前記癌が傍神経節腫である、上記39または40のいずれかに記載の使用。
45.前記癌がウィルムス腫瘍である、上記39または40のいずれかに記載の使用。
46.前記癌が肝芽腫である、上記39または40のいずれかに記載の使用。
47.前記癌がNOS癌である、上記39または40のいずれかに記載の使用。
48.前記癌が滑膜肉腫である、上記39または40のいずれかに記載の使用。
49.前記癌が線維形成性小円形細胞腫瘍である、上記39または40のいずれかに記載の使用。
50.ラムシルマブが、6mg/kg~16mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、上記39~49のいずれかに記載の使用。
51.ラムシルマブが、8mg/kg~12mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、上記39~49のいずれかに記載の使用。
52.ラムシルマブが、6mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、上記39~49のいずれかに記載の使用。
53.ラムシルマブが、8mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、上記39~49のいずれかに記載の使用。
54.ラムシルマブが、10mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、上記39~49のいずれかに記載の使用。
55.ラムシルマブが、12mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、上記39~49のいずれかに記載の使用。
56.ラムシルマブが、16mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、上記39~49のいずれかに記載の使用。

Claims (56)

  1. ヒト患者において癌を治療する方法であって、治療有効量のラムシルマブを、それを必
    要とする前記ヒト患者に投与することを含み、前記ヒト患者が、骨肉腫、肉腫、褐色細胞
    腫、傍神経節腫、ウィルムス腫瘍、肝芽腫、NOS癌、滑膜肉腫、または線維形成性小円
    形細胞腫瘍のうちの1つと診断されている、方法。
  2. 前記ヒト患者が、少なくとも月齢12か月であるが年齢21歳以下である、請求項1に
    記載の方法。
  3. 前記癌が骨肉腫である、請求項1または2のいずれか一項に記載の方法。
  4. 前記癌が肉腫である、請求項1または2のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記癌が褐色細胞腫である、請求項1または2のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記癌が傍神経節腫である、請求項1または2のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記癌がウィルムス腫瘍である、請求項1または2のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記癌が肝芽腫である、請求項1または2のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記癌がNOS癌である、請求項1または2のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記癌が滑膜肉腫である、請求項1または2のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記癌が線維形成性小円形細胞腫瘍である、請求項1または2のいずれか一項に記載の
    方法。
  12. ラムシルマブが、約6mg/kg~約16mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与
    される、請求項1~11のいずれか一項に記載の方法。
  13. ラムシルマブが6mg/kg~16mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される
    、請求項1~11のいずれか一項に記載の方法。
  14. ラムシルマブが、約8mg/kg~約12mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与
    される、請求項1~11のいずれか一項に記載の方法。
  15. ラムシルマブが8mg/kg~12mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される
    、請求項1~11のいずれか一項に記載の方法。
  16. ラムシルマブが、約6mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、請求項1~
    11のいずれか一項に記載の方法。
  17. ラムシルマブが、約8mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、請求項1~
    11のいずれか一項に記載の方法。
  18. ラムシルマブが、約10mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、請求項1
    ~11のいずれか一項に記載の方法。
  19. ラムシルマブが、約12mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、請求項1
    ~11のいずれか一項に記載の方法。
  20. ラムシルマブが、約16mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、請求項1
    ~11のいずれか一項に記載の方法。
  21. 骨肉腫、肉腫、褐色細胞腫、傍神経節腫、ウィルムス腫瘍、肝芽腫、NOS癌、滑膜肉
    腫、または線維形成性小円形細胞腫瘍を有するヒト患者の治療における使用のためのラム
    シルマブ。
  22. 前記ヒト患者が、少なくとも月齢12か月であるが年齢21歳以下である、請求項21
    に記載の使用。
  23. 前記癌が骨肉腫である、請求項21または22のいずれか一項に記載の使用。
  24. 前記癌が肉腫である、請求項21または22のいずれか一項に記載の使用。
  25. 前記癌が褐色細胞腫である、請求項21または22のいずれか一項に記載の使用。
  26. 前記癌が傍神経節腫である、請求項21または22のいずれか一項に記載の使用。
  27. 前記癌がウィルムス腫瘍である、請求項21または22のいずれか一項に記載の使用。
  28. 前記癌が肝芽腫である、請求項21または22のいずれか一項に記載の使用。
  29. 前記癌がNOS癌である、請求項21または22のいずれか一項に記載の使用。
  30. 前記癌が滑膜肉腫である、請求項21または22のいずれか一項に記載の使用。
  31. 前記癌が線維形成性小円形細胞腫瘍である、請求項21または22のいずれか一項に記
    載の使用。
  32. ラムシルマブが、6mg/kg~16mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与され
    る、請求項21~31のいずれか一項に記載の使用。
  33. ラムシルマブが、8mg/kg~12mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与され
    る、請求項21~31のいずれか一項に記載の使用。
  34. ラムシルマブが、6mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、請求項21~
    31のいずれか一項に記載の使用。
  35. ラムシルマブが、8mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、請求項21~
    31のいずれか一項に記載の使用。
  36. ラムシルマブが、10mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、請求項21
    ~31のいずれか一項に記載の使用。
  37. ラムシルマブが、12mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、請求項21
    ~31のいずれか一項に記載の使用。
  38. ラムシルマブが、16mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、請求項21
    ~31のいずれか一項に記載の使用。
  39. 骨肉腫、肉腫、褐色細胞腫、傍神経節腫、ウィルムス腫瘍、肝芽腫、NOS癌、滑膜肉
    腫、または線維形成性小円形細胞腫瘍を有するヒト患者の治療における使用のためのラム
    シルマブを含む医薬組成物。
  40. 前記ヒト患者が、少なくとも月齢12か月であるが年齢21歳以下である、請求項39
    に記載の使用。
  41. 前記癌が骨肉腫である、請求項39または40のいずれか一項に記載の使用。
  42. 前記癌が肉腫である、請求項39または40のいずれか一項に記載の使用。
  43. 前記癌が褐色細胞腫である、請求項39または40のいずれか一項に記載の使用。
  44. 前記癌が傍神経節腫である、請求項39または40のいずれか一項に記載の使用。
  45. 前記癌がウィルムス腫瘍である、請求項39または40のいずれか一項に記載の使用。
  46. 前記癌が肝芽腫である、請求項39または40のいずれか一項に記載の使用。
  47. 前記癌がNOS癌である、請求項39または40のいずれか一項に記載の使用。
  48. 前記癌が滑膜肉腫である、請求項39または40のいずれか一項に記載の使用。
  49. 前記癌が線維形成性小円形細胞腫瘍である、請求項39または40のいずれか一項に記
    載の使用。
  50. ラムシルマブが、6mg/kg~16mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与され
    る、請求項39~49のいずれか一項に記載の使用。
  51. ラムシルマブが、8mg/kg~12mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与され
    る、請求項39~49のいずれか一項に記載の使用。
  52. ラムシルマブが、6mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、請求項39~
    49のいずれか一項に記載の使用。
  53. ラムシルマブが、8mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、請求項39~
    49のいずれか一項に記載の使用。
  54. ラムシルマブが、10mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、請求項39
    ~49のいずれか一項に記載の使用。
  55. ラムシルマブが、12mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、請求項39
    ~49のいずれか一項に記載の使用。
  56. ラムシルマブが、16mg/kgの用量で2週間ごとに静脈内投与される、請求項39
    ~49のいずれか一項に記載の使用。
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