JP2022162586A - マットレス梱包体 - Google Patents
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Abstract
Description
その一つは、ポケットコイルマットレス7を袋(例えば、ビニール袋)に圧縮して収容した後、これをポケットコイルマットレス7の長手方向に沿ってロール状に巻く際に、コイルスプリングを収容した複数の円筒状袋体または樽(たる)状袋体(ポケット)がマットレス7の長手方向に沿って連結しているため、マットレス7をロール状に巻くことにより袋体が引っ張られ、ポケットコイル70が転倒したり傾斜したりして、袋体内のコイルスプリングが破損することであった。
ロール状に巻かれたロール状マットレスと、
ロール状マットレスの外周に巻き付けられるフィルムと、
を有し、
ロール状マットレスは、
複数のポケットコイルを内蔵したポケットコイルマットレスと、
ポケットコイルマットレスを圧縮して収容するポケットコイルマットレス収容袋と、
を有し、
ポケットコイルマットレスは、複数のポケットコイルを並列させたポケットコイル集合体を備え、
ポケットコイル集合体は、ポケットコイルマットレスの幅方向(W)に沿って、袋体の内部にコイルスプリングを収容したポケットコイルが複数連結して並列した複数のポケットコイル列からなり、
ポケットコイル集合体において、複数のポケットコイル列の位置に応じて、ポケットコイル列またはポケットコイル列群ごとに、袋体の内部に収容されるコイルスプリングの硬さを調節し、さらに、
ロール状マットレスは、
ポケットコイルマットレス収容袋に圧縮されて収容されたポケットコイルマットレスがロール状に巻かれることによって、形成される。
ポケットコイルマットレス収容袋に圧縮されて収容されたポケットコイルマットレスが、ポケットコイルマットレスの中心を長手方向(L)に通る中心線(P)に沿って二つ折りにされ、二つ折りにされたポケットコイルマットレスが、ロール状に巻かれることによって、形成される。
図1に示すように、マットレス梱包体1は、ロール状に巻かれたロール状マットレス2と、このロール状マットレス2の外周に巻き付けられるフィルム5(図6に詳細に示す。)とを有している。
図2~図4に示すように、ポケットコイルマットレス3は複数のポケットコイル30を内蔵しており、複数のポケットコイル30は並列してポケットコイル集合体39を形成している。
ただし、後述するように、ポケットコイルマットレス3を、(図4に示す)ポケットコイルマットレス3の中心をポケットコイルマットレス3の長手方向(L)に通る中心線(P)に沿って二つ折りにして梱包する場合は、中心線(P)に隣接するポケットコイル30a,30b(図4を参照)同士は、連結していなくてもよい。すなわち、中心線(P)に隣接するポケットコイル30a,30b同士が、隣り合う袋体の側面において接着されていなくてもよい。
ポケットコイル集合体39の上面に積層されるクッション部33は、袋体32の上面に対して接着剤36(例えば、ホットメルト接着剤)によって接着されている。一方、ポケットコイル集合体39の下面に積層されるクッション部33は、袋体32の下面に対して接着剤36によって接着されている。
ポケットコイル集合体39では、図4に示すように、ポケットコイル30がポケットコイルマットレス3の幅方向(W)に沿って複数連結して並列した複数のポケットコイル列37の位置に応じて、ポケットコイル列37、または、複数のポケットコイル列37のうちの一部の列から構成されるポケットコイル列群(例えば、後述するポケットコイル列群x,y,z)ごとに、袋体の内部に収容されるコイルスプリングの硬さを調節することができる。これにより、ポケットコイルマットレス3の硬さは、人間が仰臥する際に身体の部位が当たり接するマットレス3の部分に対応させて調節される。
加えて、少なくとも1つのポケットコイル列または少なくとも1つのポケットコイル列群のそれぞれのポケットコイル30に収容されるコイルスプリングはすべて、同じものであってもよい。
コイルスプリングの「線径」とは、コイルスプリングの太さを意味する。コイルスプリングの線径が大きくなるほど(コイルスプリングが太くなるほど)、コイルスプリングは硬くなり、コイルスプリングの線径が小さくなるほど(コイルスプリングが細くなるほど)、コイルスプリングは軟らかくなる。また、コイルスプリングの線径が大きくなるほど、コイルスプリングのばね定数の値は大きくなり、コイルスプリングの線径が小さくなるほど、コイルスプリングのばね定数の値は小さくなる。
コイルスプリングの「高さ」とは、袋体(ポケット)の内部に圧縮した状態にして収容された状態のコイルスプリングの高さを意味する。具体的には、コイルスプリングの「高さ」とは、図3に示すとおりに、袋体32の内部にコイルスプリング31がポケットコイルマットレス3の厚さ方向(T)に圧縮した状態にして収容された状態の、厚さ方向(T)のコイルスプリング31の高さをいう。なお、前述した「袋体(ポケット)の内部に圧縮した状態にして収容された状態のコイルスプリングの高さ」を、コイルインチと呼ぶこともある。
ポケットコイルマットレス3を圧縮して収容するポケットコイルマットレス収容袋4は、ポケットコイルマットレス3の外形よりも一回り程度大きいサイズであり、一辺側に開口部4aが設けられている(図6を参照)。ポケットコイルマットレス収容袋4は、合成樹脂製の袋(例えば、ビニール袋)であり、耐破裂性、強靭(きょうじん)性および柔軟性とともに、気密性などを有している。
ポケットコイルマットレス3は、次の手順により梱包される。図6を参照しながら、ポケットコイルマットレス3の梱包方法を説明する。
なお、シングルサイズ(幅約97cm×長さ約195cm)のマットレス、および、これよりも小さいサイズ[例えば、セミシングルサイズ(幅約80cm×長さ約195cm)]のマットレスでは、二つ折りにしなくてもよい。
なお、ロール状マットレス2の外周に(フィルム5の上から)らせん状に巻き付けて、ロール状マットレス2の形態を維持するための手段は、片面粘着テープに限定されない。
なお、必要に応じて、前述したように梱包されたロール状マットレス2を、段ボール箱に入れてもよい。このようにすることにより、ロール状マットレス2の搬送時の衝撃によるロール状マットレス2およびポケットコイルマットレス収容袋4の破損などが防止される。
前述のように梱包されたポケットコイルマットレス3を使用するには、マットレス梱包体1の梱包を解き、ロール状マットレス2の外周に巻き付けられたフィルム5を剥がし、ロール状マットレス2の巻き取り状態を解除し、二つ折りにされたポケットコイルマットレスを展開し、ポケットコイルマットレス収容袋4の開口部4aを切り開いてポケットコイルマットレス収容袋4を開封し、ポケットコイルマットレス収容袋4からポケットコイルマットレス3を取り出す。次いで、ポケットコイルマットレス収容袋4から取り出したポケットコイルマットレス3に対して、角部を整えたり、穏やかに揺らしたりする。すると、ポケットコイルマットレス3に内蔵されたコイルスプリングが復元し、ポケットコイルマットレス3は、元の(本来の)大きさに戻り、使用可能な状態となる。
本実施形態に係るマットレス梱包体1によれば、梱包対象のポケットコイルマットレス3が、複数のポケットコイル30を並列させたポケットコイル集合体39を備え、ポケットコイル集合体39が、ポケットコイルマットレス3の幅方向(W)に沿って、袋体32の内部にコイルスプリング31を収容したポケットコイル30が複数連結して並列した複数のポケットコイル列37からなっている。
このような構成を有することから、本実施形態に係るマットレス梱包体1では、ポケットコイルマットレス3をポケットコイルマットレス収容袋4に圧縮して収容した後、これをロール状に巻いて梱包する際に、複数のポケットコイル70がポケットコイルマットレス7の長手方向に沿って連結して並列しているポケットコイルマットレス7(図7を参照)とは異なり、ポケットコイルマットレス3をロール状に巻くことにより袋体32が引っ張られることがなく、ポケットコイル30が転倒したり傾斜したりして袋体32内のコイルスプリング31が破損するのを防ぐことができる。
このような構成を有することから、本実施形態に係るマットレス梱包体1では、ポケットコイルマットレス3上に仰臥する人間の身体の部位(例えば、肩とその周辺、腰とその周辺)がポケットコイルマットレス3に当たり接する部分に対応させて、ポケットコイルマットレス3に内蔵されたコイルスプリング31の硬さを自在に調節することができる。このため、ユーザーの体形または体格、体重、健康状態、好みなどに合わせて、ポケットコイルマットレス3のカスタマイズが可能である。
これに対して、本実施形態に係るマットレス梱包体1では、ポケットコイルマットレス3の幅方向(W)に沿って、ポケットコイル30が複数連結して並列しているため、(図3~図5に示すように)前述のゾーンZに対応して位置するポケットコイル列群zのそれぞれのポケットコイル30(袋体32の内部)に収容されるコイルスプリング31は、ポケットコイル30ごとに硬さを調節する必要はなく、すべて同じものであってもよい。
このような構成を有することから、ポケットコイルマットレス3を中心線(P)に沿って(ポケットコイル30aと30bとの間から)二つ折りにして梱包する場合、中心線(P)に隣接するポケットコイル30a,30bにおいて、隣り合う袋体の側面間を接着する手間が省ける。これにより、ポケットコイルマットレス3を中心線(P)に沿って二つ折りにする際に、ポケットコイルマットレス3を折りやすくすることができる。
2 ロール状マットレス
3 ポケットコイルマットレス
4 ポケットコイルマットレス収容袋
5 フィルム
30 ポケットコイル
31 コイルスプリング
32 袋体(ポケット)
37 ポケットコイル列
39 ポケットコイル集合体
x,y,z ポケットコイル列群
L ポケットコイルマットレスの長手方向
W ポケットコイルマットレスの幅方向
P ポケットコイルマットレスの中心を長手方向に通る中心線
Claims (6)
- ロール状に巻かれたロール状マットレスと、
前記ロール状マットレスの外周に巻き付けられるフィルムと、
を有したマットレス梱包体であって、
前記ロール状マットレスは、
複数のポケットコイルを内蔵したポケットコイルマットレスと、
前記ポケットコイルマットレスを圧縮して収容するポケットコイルマットレス収容袋と、
を有し、
前記ポケットコイルマットレスは、複数のポケットコイルを並列させたポケットコイル集合体を備え、
前記ポケットコイル集合体は、前記ポケットコイルマットレスの幅方向(W)に沿って、袋体の内部にコイルスプリングを収容したポケットコイルが複数連結して並列した複数のポケットコイル列からなり、
前記ポケットコイル集合体において、前記複数のポケットコイル列の位置に応じて、ポケットコイル列またはポケットコイル列群ごとに、前記袋体の内部に収容されるコイルスプリングの硬さを調節し、さらに、
前記ロール状マットレスは、
前記ポケットコイルマットレス収容袋に圧縮されて収容されたポケットコイルマットレスがロール状に巻かれることによって、形成される、
マットレス梱包体。 - 前記コイルスプリングの、ばね定数、線径、巻き数、高さおよび形状のうちの少なくとも1つを変えることにより、前記コイルスプリングの硬さを調節する、請求項1に記載のマットレス梱包体。
- 前記「複数のポケットコイル列の位置」は、前記ポケットコイルマットレス上に仰臥する人間の身体の部位とその周辺が前記ポケットコイルマットレスに当たり接する部分に対応している、請求項1または請求項2に記載のマットレス梱包体。
- 少なくとも1つのポケットコイル列または少なくとも1つのポケットコイル列群のそれぞれの袋体の内部に収容されるコイルスプリングはすべて、同じものである、請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載のマットレス梱包体。
- 前記ロール状マットレスは、
前記ポケットコイルマットレス収容袋に圧縮されて収容されたポケットコイルマットレスが、ポケットコイルマットレスの中心を長手方向(L)に通る中心線(P)に沿って二つ折りにされ、二つ折りにされたポケットコイルマットレスが、ロール状に巻かれることによって、形成される、
請求項1から請求項4のうちのいずれか一項に記載のマットレス梱包体。 - 前記ポケットコイル集合体において、前記「ポケットコイルマットレスの中心を長手方向(L)に通る中心線(P)」に隣接するポケットコイル同士は、連結していない、請求項5に記載のマットレス梱包体。
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