JP2022161890A - ガイド領域を有する呼吸用マスク - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単かつ確実に装着できる改善された呼吸用マスクを提供する。【解決手段】呼吸用マスク100は、少なくとも1つの対称平面、周回シール32、及び出口を含む顔部品30を有する呼吸用マスクであって、顔部品が、対称平面の両側に配置されている少なくとも2つのアンカーポイント60を含む外面を有し、少なくとも2つのアンカーポイントがそれぞれ、接続要素80と着脱可能に接続するための収容要素70を含み、接続要素が、ストラップを収容するように形成されている。収容要素の隣に少なくとも1つのガイド領域50が配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は呼吸用マスクに関する。
呼吸用マスクは、換気(Beatmung)のため、呼吸の補助のため、あるいは固体又は液体の粒子からなるエアロゾルに対する保護マスクとして使用される。呼吸用マスクには、ガス透過性又はガス不透過性の様々な材料が使用され、ガス不透過性材料からなる呼吸用マスクは、部分的にガス透過性材料からなるか、又は息を吸う及び/若しくは息を吐くためのホース接続システムの出口を有する領域を有している。
換気又は呼吸補助のための呼吸用マスクは、利用者又は患者と換気装置(Beatmungsgeraet)とのインターフェースをなし、安定性、安全性、快適性に対する高い要件を満たし、同時に取り扱いが簡単でなければならない。呼吸用マスクは、通常、利用者又は患者の頭部にストラップで固定される。特に、在宅換気の場合、呼吸用マスクを顔に正しく装着及び固定する責任は利用者自身が負う。呼吸用マスクへのストラップの連結は、通常、複数の連結点で行われ、時として、利用者又は患者の指先の器用さに高い要求を課す。呼吸用マスクのストラップでの取付けを正しく行うことは、確実かつ効率的な換気の前提条件である。
本発明の課題は、簡単かつ確実に装着できる改善された呼吸用マスクを提供することである。
上記課題は、本発明によれば、請求項1の識別的な特徴を有する呼吸用マスクによって解決される。従属請求項は、本発明の有利な実施形態に該当する。
本発明は、少なくとも1つの対称平面、周回シール、及び出口を含む顔部品を有する呼吸用マスクに関し、顔部品が、対称平面の両側に配置されている少なくとも2つのアンカーポイントを含む外面を有し、少なくとも2つのアンカーポイントがそれぞれ、接続要素と着脱可能に接続するための収容要素を含み、接続要素がストラップを収容するように(受け入れるように)形成されている。その場合、収容要素の隣に少なくとも1つのガイド領域が配置されている。
代替的に、呼吸用マスクは、ガイド領域が接続要素を収容要素に導くように形成されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、ガイド領域が、顔部品において対称平面の両側に配置されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、ガイド領域が、顔部品の外面における凹部によって、及び/又は凸部によって形成されていることを特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、ガイド領域がガイド溝として形成され、ガイド溝は凹部によって形成されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、ガイド溝が顔部品の長さの5%~100%分延び、好ましくは顔部品の長さの50%~100%分延び、例えば95%分以上(又は95%分を超えて)延びることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、ガイド溝が、連続的に(徐々に)深くなることによって外面から最終的な凹部への移行部をなす溝入口を含むことをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、溝入口が顔部品の上端に配置されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、ガイド溝が溝底、後溝縁、前溝縁、及び端領域を含み、端領域は、溝縁の少なくとも1つ(後溝溝及び前溝縁の少なくとも1つ)によって取り囲まれる溝底の領域であることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、溝底の表面が平滑に、及び/又は構造化されて(例えば凹凸が付けられて)形成されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、溝縁の表面が平滑に、及び/又は構造化されて(例えば凹凸が付けられて)形成されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、ガイド溝が溝縁によって側方で画定され、溝縁は外面と溝底との間に配置されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、溝縁が、外面から溝底へ直線的又は湾曲して延びるように形成されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、後溝縁が溝底に対して角度α1で配置され、前溝縁が溝底に対して角度α2で配置され、角度α1、α2の大きさを互いに無関係に選択できることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、溝底から溝縁への移行部が角を付けて、及び/又は丸みを付けて形成されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、後溝縁が外面に対して角度β1で配置され、前溝縁が外面に対して角度β2で配置され、角度β1、β2の大きさを互いに無関係に選択できることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、外面から溝縁への移行部が、角を付けて、及び/又は丸みを付けて形成されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、溝縁の高さが、一定の、及び/又は様々な高さで形成されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、ガイド溝の凹部が、一定の、及び/又は様々な深さで形成され、凹部は、0.5mm~6mmの範囲の深さで形成されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、凹部が様々な深さで形成され、凹部は、端領域では1mm~6mmの深さ、好ましくは4mmの深さで形成され、凹部は、ガイド溝の他の領域では実質的に0.8mm~2mmの深さ、好ましくは1mmの深さで形成されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、ガイド溝が一定の幅で形成される、及び/又は様々な幅を有する溝幅を備えることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、ガイド溝が様々な溝幅を有し、第1の区分は、一定の溝幅Aを有する溝通路として形成され、溝幅は、溝通路の後に溝幅Bを通って溝幅Cまで連続的に増加し、溝幅は、溝幅Cに達した後に溝幅Dを通って溝幅Eまで連続的に減少することをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、前溝縁と後溝縁とが溝幅Bと溝幅Cとの間で互いに離れる方向に延びることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、前溝縁と後溝縁とが溝幅Cと溝幅Eとの間で互いに接近する方向に延びることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、溝幅Cの領域で、後溝縁が対称平面から最大限離れたところに配置され、前溝縁が対称平面に最大限近いところに配置されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、後溝縁が溝幅Bと溝幅Dとの間の領域で弧状に後退し、それによりこの領域において、ガイド溝が端領域を含む溝湾(Rinnenbucht)として形成されることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、端領域が対称平面から最大限離れたところに配置されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、溝湾が後溝縁によって取り囲まれ、溝湾横幅(Weite)が、水平延在形状において、対称平面からの距離が増加するに従って連続的に(徐々に)減少することをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、溝湾が、後溝縁が水平に延びることによって形成される第1の溝湾横幅と第2の溝湾横幅と第3の溝湾横幅とを含み、第1の溝湾横幅が第2の溝湾横幅より大きく、第2の溝湾横幅が第3の溝湾横幅より大きいことをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、後溝縁が水平に延びることによって、第1の溝湾横幅が溝幅Bと溝幅Dとの間に形成されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、2つの前ウェブ基部の間に第2の溝湾横幅が形成されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、上中央ウェブ基部と下中央ウェブ基部との間に第3の溝湾横幅が形成されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、端領域が、第2の溝湾横幅と第3の溝湾横幅との間の溝湾に配置されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、後溝縁の高さが端領域の領域で増加し得ることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、ガイド溝の端領域が、収容要素の空間的に隣に配置され、収容要素は、ガイド溝の端領域の上に掛かる(またがる)ことをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、収容要素が、収容空間が生じるようにガイド溝の端領域の上に掛かる(またがる)ことをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、収容要素が外面及び溝縁の一体化された構成要素であることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、収容要素が外面及び後溝縁の一体化された構成要素であることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、顔部品が硬質プラスチックから製作され、かつポリアミド、ポリカーボネート、ポリオキシメチレン、ポリスルホン、及びポリプロピレンの群から選択されることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、顔部品がポリアミドPA12から製作されることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、収容要素が顔部品と同じ材料から製作されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、収容要素と外面と後溝縁が一体に形成されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、収容要素が2つのウェブと1つのブリッジと1つの収容穴(収容直径)と1つの収容開口とを備えることとも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、ウェブが前ウェブ基部と後ウェブ基部とを含むウェブ基部面を介して後溝縁と接続され、ウェブは、溝底から空間的に離して配置されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、ウェブが直線的に及び/又は曲げて形成されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、ウェブが溝底に対して角度εで配置され、角度εの値は、30°~90°の範囲、好ましくは30°~60°の範囲であることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、ブリッジがウェブと一体に製作され、ブリッジは、溝底から空間的に離して配置されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、ウェブとブリッジと溝底とが収容空間を画定することをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、ブリッジが少なくとも部分的に、収容穴で円形に形成され、ブリッジが収容開口によって中断されることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、ブリッジが半円形に形成されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、収容要素が少なくとも1つの中央ウェブと、少なくとも1つの、好ましくは2つの貫通孔とを備え、中央ウェブがブリッジと外面との間に配置されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、中央ウェブがブリッジの半分に配置されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、少なくとも1つの中央ウェブが、上中央ウェブ基部と下中央ウェブ基部とを含む中央ウェブ基部面を介して後溝縁と接続され、中央ウェブが溝底から空間的に離して配置されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、収容開口が収容穴(収容直径)より小さく形成されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、収容開口が前方に向けられていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、接続要素が呼吸用マスクの着脱可能な部品であることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、接続要素が、顔部品と同じ材料から製作されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、接続要素が取付け要素と保持ウェブとを備え、取付け要素と保持ウェブが接続要素の互いに向かい側に配置されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、接続要素の底面が、内側の底面から外側の底面まで延びる空所を含み、それにより保持ウェブが形成されることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、空所が半月形に形成されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、保持ウェブがストラップを収容するように(受け入れるように)形成され、ストラップは、利用者及び/又は患者の頭部に呼吸用マスクを取り付けるように形成されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、取付け要素がボタンプレートと張出し部と首部とを備え、ボタンプレートは、首部を介して接続要素に形成(例えば一体成形)されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、ボタンプレートと首部が丸く、又は丸みを付けて、かつそれぞれ最大直径で形成され、ボタンプレートの最大直径は、首部の最大直径より大きいことをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、収容要素が、接続要素に形成(例えば一体成形)された取付け要素を介して接続要素を着脱可能に収容するように設定及び形成されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、収容開口が首部を収容し、収容穴に導くように設定及び形成されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、収容空間がボタンプレートを収容するように設定及び形成されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、接続要素が取付け要素を収容穴及び収容空間に収容することによって収容要素と可逆的に接続されることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、収容要素への接続要素の接続部が可動(運動可能)に、特に回転運動可能に支承されていることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、接続要素が側壁を備え、側壁は、側壁より幅広に形成されている少なくとも1つの、好ましくは2つのグリップ窪みを備えることをも特徴とする。
代替的に、呼吸用マスクは、少なくとも1つのグリップ窪みがグリップ窪み内壁とグリップ窪み外壁とを備え、グリップ窪み外壁が、リブ、波形、格子構造、ネット、及び/又はドット(斑点)の形態の、例えばリブ状の隆起の形態の少なくとも1つの構造要素を備えることをも特徴とする。
図において、本発明による呼吸用マスク100の実施例が示される。
呼吸用マスク100の前方520から側方の図である。 接続要素80のない呼吸用マスク100の前方520からの平面図である。 接続要素80のない呼吸用マスク100の左210からの図である。 本明細書中で使用される方向及び位置関係を明らかにするための顔部品30の前方520からの図である。 顔部品30の上方310からの図である。 顔部品30の下方320からの図である。 顔部品30の前方520からの平面図である。 顔部品30の一部の前方520からの平面図である。 顔部品30の一部の斜め上310からの斜視図である。 ガイド溝50の模式的断面図である。 ガイド溝50の模式的断面図である。 溝湾(湾状溝)54の領域における後溝縁51を上から見た模式的概観図である。 収容要素70を示すための顔部品30の一部の平面図である。 収容要素70の詳細を示す平面図である。 収容要素70の前方520からの模式図である。 収容要素70を前方520から示すための顔部品30の前方520からの部分図である。 接続要素80の後方420からの平面図である。 接続要素80の前方520からの斜視図である。 接続要素80の側方からの図である。 取付け要素90の詳細図である。 取付け要素90を介して収容要素70と接続された接続要素80の図である。
[実施例]
本発明による呼吸用マスク100は、換気のためのマスク、呼吸の補助のためのマスク、又は保護マスクであり得る。呼吸用マスク100は、口鼻保護マスク、鼻マスク、又はフルフェイスマスクであり得る。以下の実施例では、換気用のフルフェイスマスクが示される。
本発明による呼吸用マスク100の他の特徴及び利点は、図をもとにした実施例の以下の説明で明らかになる。本発明は、記述される実施例に限定されない。
図1~図3は、額部品10、移行部品20、及び顔部品30、並びにホース接続システム150を有する呼吸及び/又は換気のための呼吸用マスク100の異なる斜視図を示す。
額部品10は、額パッド12、少なくとも1つの上アンカーポイント13、及び接続箇所14を備えている(図1及び図2を参照)。
移行部品20は、額部品10を接続箇所14を介して顔部品30と接続することができる。移行部品20は、長手方向に調節可能及び可動に支承され得る。
顔部品30は、周回シール32(図1にのみ示される)、連結箇所34、中間部材35、出口36(図示せず)、ガイド領域50、及び少なくとも2つのアンカーポイント60/61を備え得る。少なくとも2つのアンカーポイント60/61は、それぞれ収容要素70と接続要素80(図1にのみ示される)を備える。
図4は、顔部品30の前方520からの平面図を示す。顔部品30は、通常の形式ではほぼ三角形の形状を有する。顔部品30の三角形の形状は、殊に丸みを付けた角若しくは頂点を有する。三角形の形状は、殊に直線を有するのではなく、わずかに外側に湾曲して形成されている。
三角形の頂点40は、上端又は上方310に位置するとして定義される。三角形の頂点40は12時の位置に配置され、鼻背に設置するように形成されている。三角形の他の2つの角点は、下角点43/44として定義される。
三角形の底辺45は、2つの下角点43/44を接続し、下端又は下方320に位置するとして定義される。三角形の底辺45は、下唇と顎の間の領域に設置するように形成されている。
下角点43/44は、下記の出口36を仮想文字盤の中心とみなす場合に、3時若しくは9時の位置に配置されている。外面31で見て3時の位置に配置される角点は、左下の角点43として定義される。外面31で見て9時の位置に配置される角点は、右下の角点44として定義される。
より明確にするために、ここでは水平平面(水平面)200と垂直に延びる対称平面(対称面)300が設定される。水平平面200は水平に延びる。水平平面200は、顔部品30の最大幅を定義する。
顔部品30の最大幅は、80mm~120mm、好ましくは95mm~100mmの範囲である。例えば、顔部品(30)の最大幅は98mmである。2つのアンカーポイント60/61は顔部品の最大幅の領域に配置されている。
対称平面300は、水平平面200上に垂直に立つ。この実施例では、顔部品30は鏡面対称であり、これは、顔部品30がここに示される対称平面300により鏡像化され得ることを意味する。
対称平面300及び水平平面200という用語は、本明細書中では、呼吸用マスク100が傾倒又は回転させて示され、平面が異なったふうに見える場合でもその有効性を維持する。対称平面300は、顔部品30の最大長を定義する。
顔部品30の最大長は、40mm~200mmの範囲、好ましくは80mm~140mmの範囲、特に好ましくは90mm~130mmの範囲である。例えば、顔部品を3つのサイズカテゴリで形成することができ、顔部品30の最大長は、小実施形態では、例えば90mm~105mmの範囲であり、中実施形態では、例えば105mm~116mmの範囲であり、大実施形態では、例えば116mm~130mmの範囲である。
顔部品30の最大長に対する最大幅の比率は、予め定められた最大マスク幅を98mmとした場合、小実施形態では、例えば1:0.9~1:1.07の範囲、中実施形態では、例えば1:1.07~1:1.18の範囲、大実施形態では、例えば1:1.18~1:1.33の範囲である。
図5は、上方310から見た顔部品30を示し、図6は、下方320から見た顔部品30を示す。前平面500、中間平面450、及び後平面400は、水平平面200(図4)の切断面である。対称平面300は、平面500/450/300に対して垂直に延びる。
前平面500は、使用状態で患者の顔(図示せず)から離反する。後平面400は、使用状態で患者の顔(図示せず)の平面に相当する。平面400と平面500との間の距離は、顔部品30の最大深さを定義する。
顔部品30の外面31は、定義上、使用状態で患者の顔(図示せず)から離反した面である。外面31は、前平面500の方を向き、それに対応して前方520に位置する。
顔部品30の内面41は、定義上、使用状態で患者の顔(図示せず)の方を向く面である。内面41(図6にのみ図示)は、後平面400の方を向き、それに対応して後方420に位置する。
顔部品30は、例えばプラスチック(樹脂)から製作されている。顔部品30は、例えば射出成形法で製造され得る。しかし、安定性、強度、柔軟性、温度耐性、重量、コスト、生体適合性、外観、及び快適性に関して適切と思われる他の適切な材料及び製造法も考えられる。
顔部品30は、硬質プラスチックから製作されていることが好ましい。適切なプラスチックは、例えばポリアミド、ポリカーボネート、ポリオキシメチレン、ポリスルホン、及びポリプロピレンを含む。例えば、顔部品30は、ポリアミドPA12から製作されている。ポリアミドPA12の利点は、材料の非常に良好な温度耐性、高い耐荷重性、及び高い透明性である。
顔部品30の材料は、本実施例ではガス不透過性の材料である。しかし、顔部品30がガス透過性の材料からなることも考えられる。
図5及び図6から、顔部品30の外面31が、大部分において凸状に湾曲し、顔部品30の内面41(図6を参照)は、大部分において凹状に湾曲していることが見て取れる。顔部品30の湾曲によって、外縁33が後方420を指し、図示されない顔の表面と呼吸用マスク100の顔部品30との間に中空空間ができる。使用状態ではこの中空空間に呼吸ガスが入っている。中空空間は、顔部品30の内面41が顔の表面に触れないような大きさで形成されていることが好ましい。それと同時に、呼吸ガスが入った領域を可能な限り小さくするため、中空空間が可能な限り小さく形成されていることが好ましい。混合ガス若しくはCOが集まり得る容積が可能な限り小さく抑えられるので、可能な限り小さい容積が有利である。
図4から、アンカーポイント60/61が顔部品の最大幅の領域に配置されていることがわかる。図5及び図6から、この実施例ではアンカーポイント60/61が中間平面450と後平面400との間の領域に配置されていることが更にわかる。
アンカーポイント60/61が可能な限り下方320に、かつ可能な限り後方420に位置することが有利であり、それによって顔に装着した後に呼吸用マスク100の安定性が向上する。従って、アンカーポイント60/61は、図示されない患者の顔の可能な限り近くに位置する。しかしアンカーポイント60/61は、顔に装着した後、本明細書中で後述される接続要素80が顔に触れ得ないように、図示されない顔から離れたところに位置する。
図7は、顔部品30の前方520からの平面図を示す。上述のように、顔部品30は外面31と内面41(ここに図示せず)を備える。顔部品30は、外縁33によって画定されている。外縁33は、以下に説明されるシール32を収容するように形成されている。
顔部品30は、通常、顔部品30の外縁33に配置されるシール32(図1を参照)を有する。シール32は、顔部品30の外縁33全体に一貫して配置されている。周回シール32は、利用者/患者の顔の肌に当接するように形成されている。周回シール32は、利用者/患者の顔に適合するように柔軟性に形成されている。周回シール32は、柔軟性プラスチックから、例えばシリコーンから製作されていることが好ましい。しかし、ガス密、安定性、柔軟性、及び快適性に関して適切と思われる他の適切な材料も考えられる。
この実施例では、顔部品30は、周囲空気に対してガス密に形成されている。この実施例では、ガス交換は後述される出口36を介してのみ行うことができる。
顔部品30の頂点40に連結箇所34を配置することができる。連結箇所34により、顔部品30を移行部品20を介して額部品10と接続することができる。連結箇所34は、顔部品30を移行部品20と接続することができる。連結箇所34は、顔部品30の外表面を越えて突き出して突出部をなし得る。この突き出した突出部に移行部品20を付設することができる。連結箇所34は、例えばガイドレールとして形成することができる。
連結箇所34は、ワンピース又はツーピースで形成することができる。連結箇所34は、好ましくは顔部品30とワンピースに、かつ顔部品30と同じ材料から形成されている。換言すると、連結箇所34は、顔部品30の固定的な構成要素である。しかし、顔部品30と連結箇所34がツーピースに形成されることも考えられる。ツーピースの実施形態では、顔部品30と連結箇所34を同じ材料から製作することができる。しかし、連結箇所34が、顔部品30とは別の材料からなることも考えられる。
下方320へ連結箇所34に続いて中間部材35を配置することができる。換言すると、中間部材35を連結箇所34と、以下に説明する出口36との間に配置することができる。中間部材35に他の機能要素、例えば圧力測定管又はCO測定管、又はそれに類するもの(図示せず)など、特に測定管を配置することができる。
中間部材35の下、及び顔部品30の下角点43/44の間に、例えば丸形状の出口36を配置することができる。出口36は、丸形から楕円形、そして更に角を付けたものまであらゆる他の形状を有することもできる。保護マスクの場合、出口を大きい面積でガス透過性材料から形成することもできる。出口36は、開口として、又は閉鎖状態に(geschlossen)形成することができる。
図7に示される出口36は、顔部品30において円形の開口として形成されている。出口36は、1つ又は複数のノッチ要素39及び係止要素38を有することができる出口縁37を含む。これらの要素を介して、例えば、顔部品30を呼吸ガス源と接続することができる接続ホースを収容するための接続管などの他の接続ユニットを開口に挿入することができる。従って、出口36にホース接続システム150(図1~図3を参照)を接続することができる。
別の実施形態では、出口36が閉鎖状態であることも考えられる。例えば、出口36を顔部品30とは別の材料から製作することができる。出口36が、ガス交換を可能にする材料から製作されているのに対して、顔部品30は、ガス交換を可能にしない材料から製作されていることが考えられる。
これに加えて、顔部品30は、以下に説明される少なくとも1つのガイド領域50と、それぞれ収容要素70及び接続要素80を有する少なくとも2つのアンカーポイント60/61とを備える。ガイド領域50は、接続要素80を収容要素70に導くように形成され、例えばガイド溝50として形成されている。
図8は、少なくとも1つのガイド溝50を備える顔部品30の外面31とともに、顔部品30の一部の前方520からの平面図を示す。図9は、顔部品30の一部の斜め上310からの斜視図を示す。
ガイド溝50は、利用者及び/又は患者が以下に説明される接続要素80をガイド溝50に沿って導くことを可能にする。特に、接続要素80を以下に説明される、ガイド溝50の端領域55(下記参照)の空間的に隣に配置された収容要素70に導くことが念頭におかれている。
ガイド溝50は、例えば顔部品30の外面31における凹部59によって形成され得る。ガイド溝(ガイドランナー)50が顔部品30の外面31における凸部、例えば隆起したガイドエッジ又はそれに類するものによって形成されていることも考えられる。
ガイド溝50は、顔部品30の少なくとも一方の側、好ましくは両側に配置されている。ガイド溝50が対称平面300(図4)の両側で対称に形成されていることが特に好ましい。
図8及び図9は例示的に、外面31に凹部59として形成されたガイド溝50を有する顔部品30の一実施例を示す。この実施例では、ガイド溝50は、対称平面300に対して対称(軸対称)である。以下に、簡単にするために、ガイド溝50の対称半部のうちの1つのみについて説明する。
ガイド溝50の凹部59は、0.5mm~6mm、好ましくは0.8mm~2mmの範囲であり、例えば、ガイド溝50は、実質的に1mmの深さに形成されている。凹部59は、ガイド溝50の特別に形成された領域に、ガイド溝50の残りの部分とは異なる深さを部分的に有することができる。凹部59の程度は、ガイド溝50が利用者及び/又は患者に確実かつ簡単な取り扱いを提供するように選択されている。
ガイド溝50は、直線的及び/又は曲線的に(geschwungen)延びることができる。ガイド溝50は、顔部品30全体にわたって延在するか、又は顔部品30の一部のみに延びることができる。ガイド溝50は、顔部品30の長さの5%~100%分延び(又は5%~100%分を超えて延び)、好ましくは50%~100%分延び(又は50%~100%分を超えて延び)、例えば、顔部品30の長さの95%分以上(又は95%分を超えて)延びる。
示される実施例では、少なくとも1つのガイド溝50が、ほとんど全外面31にわたって延在し、大部分において頂点40から底辺45へ垂直に延びるように配置されている。
ガイド溝50は、溝入口52で始まる。この実施例では、溝入口52は顔部品30の頂点40に位置する。溝入口52が顔部品30の別の点、例えば底辺45に位置することも考えられる。
溝入口52は、連続的に深くなることによって、顔部品30の外面31からガイド溝50の最終的な凹部59までの移行部をなす。
この実施形態では、凹部59は溝入口の後に、大部分において一定の深さで形成されている。凹部59は、様々な深さを有することもできる。例えば、ガイド溝50の凹部59は、本明細書中で後述される端領域55でガイド溝50がより深く形成されることができる。
ガイド溝50は、後溝縁51と前溝縁510とを備える。後溝縁51は、後平面400に実質的により近い溝縁であり、前溝縁510は、前平面500に実質的により近い溝縁である(図5も参照)。
この実施例では、後溝縁51と前溝縁510とは接触点を有していない。別の実施形態では、特に顔部品30の外面31が2つ以上のガイド溝50を備える場合に、前溝縁510と後溝縁51が1つ又は複数の箇所で接続されることが考えられる。
この実施例では、溝縁51、510は一貫して形成され、中断がない。
この実施例では、溝縁51、510は、ほとんど平滑な表面を有している。溝縁51、510のうちの1つ、及び/又は両方の溝縁51、510は、例えば波形起伏などの構造を有することも考えられる。
利用者が波形起伏を介してガイド溝50のガイドに関する触覚的フィードバックを受け取るので、溝縁51、510の構造は、ガイド特性を改善できるかもしれない。例えば、波形起伏は、別の均一及び不均一に形成された構造にすることもできる。接続要素80をガイド溝50の溝縁51、510に沿って導く利用者が収容要素70への接近に関する触覚的フィードバックを受け取るように溝縁51、510に構造を形成することができる。この例では、溝縁51、510の構造は、収容要素70により近い溝縁51、510の領域の構造がより均一になるか、又はより不均一になるように配置されることになる。
ガイド溝は溝幅58を有する。ガイド溝50の溝幅58は、実質的に前溝縁510に対する後溝縁51の位置に依存する。ガイド溝50の溝幅58は、一定に形成され得るか又は変化し得る。
ガイド溝50の溝幅58は、溝入口52で6mm~12mm、好ましくは8mm~12mm、例えば10mmの幅で形成されている。溝入口52直後の溝幅58は、定義上溝幅58Aである。
溝幅58Aに相当する一定の溝幅58を有するガイド溝50は、溝入口52から、収容要素70の空間的に隣に配置されているガイド溝50の端領域55(下記参照)へ直接延びることができる。
図8及び図9に示される実施例では、ガイド溝50は様々な溝幅58を有する。ガイド溝50は、溝幅58Aを有する溝入口52で始まる。溝幅58Aは、第1の区分が一定である。ガイド溝50の実質的に一定の溝幅58Aの第1の区分は、ここでは溝通路53と呼ばれる。
溝幅58が一定のガイド溝50では後溝縁51と前溝縁510とが互いに平行に延びる。溝幅58が一定のガイド溝50が曲がって延びる場合も平行に延び、この場合、溝縁51、510は平行曲線を描く。
溝通路53は、顔部品30の長さにわたって任意の長さで延在することができる。例えば、溝通路53は、顔部品30の長さの50%分以上(又は50%分を超えて)延びる。
この実施例では、ガイド溝50の溝幅58が溝通路53の後に増加する。溝幅58Aより大きい幅のガイド溝50の幅は溝幅58Bと呼ばれる。溝通路53は、溝幅58Bの直前で終わる。
溝幅58Bから、ガイド溝50の幅を広げることができる。例えば、溝幅58は連続的に増加することができる。ガイド溝は、溝通路53の後、溝幅58Bから最大溝幅58Cまで広がる。
この実施例では、ガイド溝の溝幅58は、溝幅58Cの後に再び減少する。溝幅58Dは、溝幅58Bに相当する。この実施例では、溝幅58Dに達した後、ガイド溝50は底辺45に沿って延び、左上の端で同じ若しくは鏡像的な形状で始まって底辺45へ延びるガイド溝50の部分と対称平面300でつながる。
図示される実施例では、底辺45では接続部が、ガイド通路50の上部におけるより小さい幅で形成される。底辺では、溝幅58A又は58B及び58Dより小さい幅を有する溝幅58Eである。
前溝縁510と後溝縁51とが互いに離れる方向に延びることに伴い、溝幅58Bと溝幅58Dとの間の溝幅58が広がる。前溝縁510は、溝幅58Bから出口36に沿って実質的に垂直に延び、対称平面300の近くに延びる。
後溝縁51は、溝幅58Bからは対称平面300から遠ざかり、後平面400の方向に延び、それによりガイド溝50は水平平面200上で広がる。溝幅58Cは、水平方向でガイド溝50の最も幅広の箇所である。溝幅58Cからは、後溝縁51が再び対称平面300の方向に延びる。
溝幅58Bと溝幅58Dとの間のガイド溝50の水平方向の延在形状は、湾状であり、溝湾54と呼ばれる。湾状とは、定義上、後溝縁51の弧状の後退によりガイド溝50がこの領域に湾、又は開いた弧の形状を有することを意味する。溝湾54は、例えば丸く延びることができ、角ばって延びることも考えられる。溝湾54は、後溝縁51によって取り囲まれる。
図示される実施例では、ガイド溝50は、水平平面200において端領域55で終わる。端領域55は、水平方向で対称平面300(図5)から最大限離れたところに配置されている。
端領域55は、本明細書中で後述される溝底56を有する平面上に位置し、この端領域55においてガイド溝50の上に掛かる収容要素70の空間的に隣に位置する。この実施例では、端領域55は、後溝縁51によって湾状に取り囲まれる。
端領域55は、ガイド溝50の残りの部分より深く形成され得る(刻設され得る)。端領域55における凹部59は、1mm~6mmの深さに形成されている。例えば、凹部59は、端領域の領域では4mmの深さである。
図10及び図11において、ガイド溝50の断面の模式図が例示的に示される。ガイド溝50は、溝底56と後溝縁51と前溝縁510と溝幅58とを備える。
ガイド溝50は、溝底56によって画定されている。この実施例では、溝底56は、ほとんど平滑な表面を有する。溝底56が、例えば波形起伏などの構造を有することも考えられる。利用者が波形起伏を介してガイド溝50のガイドに関する触覚的フィードバックを受け取るので、構造はガイド特性を改善するかもしれない。例えば、波形起伏は、別の均一及び不均一に形成された構造にすることもできる。構造は、ガイド溝50に沿って接続要素80を導くユーザが、収容要素70への接近に関する触覚的フィードバックを受け取るように、ガイド溝50に形成され得る。この例では、構造は、収容要素70により近いガイド溝50の領域の構造がより均一又はより不均一になるようにガイド溝50に配置されることになる。
ガイド溝50は、後溝縁51と前溝縁510によって側方が画定されている。図10/図11から見て取れるように、溝縁51、510は、外面31から溝底56へ例えば直線的に延びることができる。溝縁51及び/又は510の凸状又は凹状の湾曲も考えられる。
角度α1及び角度α2は、後溝縁51及び前溝縁510が溝底56に配置されている角度を表す。角度α1及び角度α2は一定であり得る。角度α1及び/又は角度α2は、ガイド溝の延在形状において異なった値を有することができる。角度α1及び角度α2は、互いに無関係に形成されている。
溝縁51、510は、90°の角度α1、α2で溝底56上に垂直に配置することができる(図11A)。
好ましくは、溝縁51、510は傾いている、例えば外へ傾いている(図10及び図11B)。例えば、溝縁51、510を溝底上に鈍角α1、α2で配置することができる。角度α1、α2は、90°~180°、好ましくは90°~135°であり得る。有利な実施形態では、角度α2は、例えば90°~95°の間であり得、角度α1は、90°~135°の間で様々に形成することができる。
角度α1、α2>90°は、顔部品30が射出成形法で製作される場合に適しているが、それは、その場合、顔部品30が型から簡単に外れるからである。更に、外へ傾いたガイド溝50の洗浄は容易である。
角度α1、α2は、90°未満にすることができ、それにより溝縁51、510は内側に傾けて配置されている(図11Cを参照)。
内側に傾いた溝縁51、510は接続要素80のより良好及びより確実なガイド特性を提供できるので、角度α1、α2<90°の実施形態は有利であり得る。
例えば、溝縁51及び/又は溝縁510における内側に突出する張出し部57も、利用するのに特に有利であり得る(図11A~図11D、3列目を参照)。例えば本明細書中で後述されるボタンプレート91などの接続要素80の構成部品が張出し部57と溝底56との間を沿って導かれ得るが、そのことがガイド確実性を向上させることができるため、内側に突出する張出し部57は、ガイド溝50のガイド特性を改善するかもしれない。
溝底56から溝縁51、510への移行部に、角を付ける(図11A~図11C)か又は丸みを付ける(図11D)ことができる。丸みを付けた移行部は、洗浄に関して有利であり得る。
角度β1と角度β2は、後溝縁51と前溝縁510が外面31に対して配置されている角度を表す。角度β1及び角度β2は、例えば一定であり得る。角度β1及び/又は角度β2が、ガイド溝の延在形状において異なる値を有することも考えられる。角度β1と角度β2は、互いに無関係に形成されている。
溝縁51、510は、90°の角度β1、β2で外面31から垂直に下降することができる(図11A)。
この実施例では、角度β1、β2は90°より大きい(図10及び図11B+図11D)。例えば、溝縁51、510は、外面31に対して鈍角β1、β2で配置することができる。角度β1、β2は、90°~180°、好ましくは90°~135°であり得る。有利な実施形態では、角度β2は、例えば90~100°の間であり得、角度β1は、90~135°の間で様々に形成され得る。
溝縁51、510が外面31に対して、例えば45~90°の鋭角β1、β2で配置されていることも考えられる(図11C)。
外面31から溝縁51、510への移行部に角が付けられる(図11、1+3列目を参照)か、又は丸みが付けられて(図11、2列目を参照)もよい。丸みを付けた移行部は、洗浄に関して有利であり得る。
ガイド溝50の溝幅58は、溝縁51、510の向きと角度α1、α2及びβ1、β2、並びに溝底56の幅に依存する。溝幅58は、この実施例では、溝底56より広い(図10及び図11B)。溝幅58は、溝底56より狭い(図11C)か又は溝底56と同じ幅(図11A)であり得る。溝底56の幅に対する溝幅58の比率は、例えば一定であり得る。しかし比率は、ガイド溝50の延在形状において変化することもできる。
図12は、溝湾54の領域における後溝縁51の上から見た模式的概観図を示す。この領域の上に掛かり、本明細書中で以下に説明される収容要素70は図示されていない。
溝湾54の溝底56は、様々な横幅を有する。溝湾54の溝底56は、水平方向に横幅が減少する。これは、第1の溝湾横幅W1が第2の溝湾横幅W2より大きく、第2の溝湾横幅W2が第3の溝湾横幅W3より大きいことを意味する。
溝湾横幅W1は、溝幅58Bと溝幅58Dとの間の後溝縁51の水平方向の延在形状によって生じる溝底56の横幅である。溝湾横幅W2は、定義上、2つの前ウェブ基部73A(本明細書中で後述される)の間の溝底56の横幅である。溝湾横幅W3は、定義上、上中央ウェブ基部75Aと下中央ウェブ基部75B(本明細書中で後述される)との間の溝底56の横幅である。
ガイド溝50の端領域55は、溝湾横幅W2と溝湾横幅W3との間の溝湾54におけるガイド溝50の水平方向の端に位置する。
後溝壁51の高さ、従ってガイド溝50の凹部59は、溝湾54の領域において一定であり得る。有利には、及びこの実施例では、後溝壁51が溝湾54の領域で高さが増加することが示されている。後溝縁51の高さは、溝湾54の延在形状において、横幅1から横幅3へ連続的に(徐々に)増加し得る。
溝湾54の領域、従って端領域55でも高い溝縁51によって、この端領域55におけるガイド溝50の三次元の広がりが増す。
ガイド溝50及び特に溝縁51、510は、利用者及び/又は患者が端領域55に到達することを可能にする。利用者及び/又は患者は、端領域55に、例えば手で触れることにより到達することができる。
特に、利用者及び/又は患者が指で、特に本明細書中で以下に説明される接続要素80を溝縁51及び/又は510に沿って移動でき、それにより端領域55に達することが念頭におかれている。
有利な実施例では、ガイド溝50の水平方向の延在形状が湾状54である。それによって、利用者及び/又は患者自身が後溝縁51に向きを合わせることにより、溝湾54に位置する端領域55に到達することが可能になる。
例えば、利用者及び/又は患者は、本明細書中で以下に説明される接続要素80を後溝縁51に沿って端領域55へ導くことができ、そこでこれを以下に説明されるように、呼吸用マスク100における収容要素70に収容することによって取り付けることができる。
図4から見て取れるように、この実施例では、顔部品30の両方の下角点43/44に2つのアンカーポイント60/61が配置されている。顔部品30に更なるアンカーポイントが配置されていることも考えられる。更なるアンカーポイントを、下角点43/44から離して例えば上方310に位置するように配置することもできる。
アンカーポイント60/61は、対称平面300の両側に配置され、それに応じて、及びすでに説明したように、左アンカーポイント60と右アンカーポイント61を示す。アンカーポイント60/61は、対称平面300から最大限離れていることが好ましい。
図5から、例えば2つのアンカーポイント60/61が中間平面450と後平面400との間に配置されていることが見て取れる。アンカーポイント60/61はそれぞれ収容要素70と接続要素80とを備える。
外面31は、アンカーポイント60/61にそれぞれ収容要素70を備える。図13~図16は、収容要素70のための実施例を示す。
図13は、収容要素70の上からの概観図を示す。収容要素70は、外面31及び後溝縁51の一体化された構成要素である。
収容要素70は、一方で特定の可撓性と小さい応力亀裂感度(Spannungsrissempfindlichkeit)を有し、他方で十分な安定性を有する材料から製作されていることが有利である。収容要素70は、例えばワンピースであり、顔部品30と同じ材料から製作されている。ツーピースの実施形態も考えられる。収容要素70は、例えばポリアミドPA12から製作されている。ポリアミドPA12は、非常に安定し、応力亀裂感度が小さく、かつ温度耐性を有する。
収容要素70は、溝湾54の横幅W2と横幅W3との間に配置され(図12を参照)、ガイド溝50の端領域55の上に掛かっている(またがっている)。
収容要素70は、この実施例では2つのウェブ73と1つのブリッジ74と収容穴(収容直径)Yと、収容開口Xとを含む。これに加えて、収容要素は、例えば少なくとも1つの中央ウェブ75と少なくとも1つの、好ましくは2つの貫通孔76を含むことができる。
図14は、収容要素70の詳細平面図を示す。図15は、収容要素70の前方520からの模式図を示す。図16は、収容要素70を前方520から示す前方520からの顔部品30の部分図を示す。
ウェブ73は、後溝縁51から延びる。ウェブ73は、ガイド溝50の溝底56の上に立ち上がり、溝底56と実質的に接触しない(図15を参照)。ウェブは、ウェブ基部面73Fを介して後溝縁51と接続されている。
ウェブ基部面73Fは、3mm~6mm、例えば5mmの幅であり、前ウェブ基部73Aから後ウェブ基部73Bへ延在する。
ウェブ73の幅は、ウェブ基部面73Fでより幅広に形成され得る(例えば5mm)。ウェブ73の幅は、更なる延在形状において、幅が4mm~1mmの範囲に減少し得る。ウェブは、実質的に、例えば3.3mmの幅である。
ウェブ73は、例えば一定の材料厚さを有することができる。ウェブ73は、1mm~4mm、例えば2mmの厚さである。ウェブ73は、2mm~20mm、例えば14mmの長さであり得る。ウェブ73は、十分な可撓性が与えられるように幅、長さ、及び厚さを互いに調整して形成されている。
ウェブ73は、例えば曲線的に、又は曲がって延びることができる。これは、ウェブが直線的に延びる必要がないことを意味する。
角度εは、ウェブ73が溝底56に対して配置されている角度を表す(図15を参照)。ウェブ73は、溝底56に対して垂直に90°の角度εで配置され得る。ウェブ73が、溝底56に対して30°~90°の角度εで、例えば30°~60°の角度εで配置されていることが好ましい。
ウェブ73の隣にブリッジ74が配置されている。ブリッジ74とウェブ73は、例えば一体に形成されている。
この実施例では、ブリッジ74は、幅と厚さがウェブ73と同等に形成され、これに対してブリッジ74は、ウェブ73より長く形成され得る。
ブリッジ74は、1mm~4mm、例えば2mmの厚さである。ブリッジ74は、10mm~30mm、例えば14mmの長さであり得る。ブリッジ74は、1mm~4mm、例えば2.3mmの幅である。
ブリッジ74は、例えば円形に形成されている。ブリッジ74は、閉じた円形に形成されているのではなく、収容開口Xによって中断されている。収容開口Xは、3mm~12mm、好ましくは5mm~8mm、例えば5.8mmの横幅で形成されている。
収容開口Xは前方520に向けられている。収容開口Xによって、ブリッジ74がほぼ半円形に形成されている。収容開口Xは、本明細書中で以下に説明される接続要素80の首部93を収容するように形成されている。
収容開口Xは、首部93Dの直径よりいくらか小さく形成され、それにより首部の収容は、押圧と、収容要素70のわずかな可撓性とによってのみ可能である。
ブリッジ74は、収容穴Yを有する。ブリッジ74の収容穴(収容直径)Yは、3mm~12mm、好ましくは5mm~8mm、例えば6.2mmである。
収容穴Yは、収容開口Xよりいくらか大きく形成されている。収容穴Yは、本明細書中で以下に説明される接続要素80の首部91を収容するように形成されている。収容穴(収容直径)Yは、首部93Dの直径よりいくらか大きく形成されている。
ウェブ73が曲げて形成され、角度εが溝底56の上に立ち上がることによって、ウェブ73、ブリッジ74、及び溝底56の間に収容空間77ができる(図15及び図16を参照)。
収容空間77は、端領域55に位置する(図13を参照)。収容空間77は、2mm~8mm、例えば4mmの高さを有する。収容空間77は、本明細書中で以下に説明されるボタンプレート91を、接続要素80の張出し部92を含めて収容するように形成されている。従って、収容空間77の深さは、ボタンプレートの長さ91Lより大きく形成されている。
少なくとも1つの中央ウェブ75は、ブリッジ74を外面31と接続する。この実施例では、中央ウェブ75は、半円形のブリッジ74の半分のところに位置する(図13)。
図14から、中央ウェブ75が中央ウェブ基部面75Fを介して後溝縁51と接続されていることが見て取れる。中央ウェブ基部面75Fは、1~6mm、例えば3mmの幅であり、上中央ウェブ基部75Aから下中央ウェブ基部75Bへ延在する。中央ウェブ75の幅は、中央ウェブ基部面75Fでより幅広に、例えば3mmに形成することができ、及び更なる延在形状において、幅が例えば2mmに減少する。
上中央ウェブ基部75Aから下中央ウェブ基部75Bへの中央ウェブ基部面75Fの幅は、漏斗状溝の上述の横幅W3に相当する(図12を参照)。
少なくとも1つの貫通孔76、この実施例では2つの貫通孔76は、中央ウェブ75とウェブ73との間に配置されている。貫通孔76は、より軽量の構造形式と材料節約とを可能にする。これに加えて、選択される材料に依存して、接続要素80を容易に係脱することを保証する可撓性を達成することができる。
収容要素70が貫通孔76及び中央ウェブ75なしに形成されることも考えられる。この場合、後溝壁51と外面31とがブリッジ74及びウェブ73へ直接移行することになる(図示せず)。
図17~図19は、本発明による接続要素80の一実施例を示す。図17は、接続要素80の後方420からの平面図を示す。図18は、接続要素80の前方520から斜めに見た斜視図を示す。図19は、接続要素80の側方からの図である。
接続要素80は、呼吸用マスク100の着脱可能な構成部品である。接続要素80は、十分な安定性を有する任意の材料から製作することができる。接続要素80は、顔部品30と同じ材料から製作されていることが好ましい。接続要素80は、硬質プラスチックから製作されていることが好ましい。適切なプラスチックは、例えばポリアミド、ポリカーボネート、ポリオキシメチレン、ポリスルホン、及びポリプロピレンを含む。例えば、接続要素80はポリアミドPA12から製作されている。接続要素80は、例えば完全にポリアミドPA12から製作されている。接続要素80の異なった構成部品が異なった材料からなることも考えられる。
図17は、例えば接続要素80の実施形態を後方420からの平面図で示す。この図には、収容要素70に取り付けた後に顔部品30(図示せず)の方に向いた面が図示される。定義上、この面は、接続要素80の内側の底面(基面)84である。この実施形態では、接続要素80は、六角形の底面を有する。底面は、他のあらゆる適切な形状を有することもできる。
底面は平面状に形成されている。従って、接続要素80の底面は、この実施形態では、曲げられるか、又は湾曲されることはない。接続要素80の底面が曲げて、又は湾曲して形成されていることも考えられる。
接続要素80は、取付け要素90を備える。定義上、取付け要素90は、接続要素80の上端94に位置する。これに加えて、接続要素80は、保持ウェブ83と空所82とを備える。定義上、保持ウェブ83と空所82は接続要素80の下端95に位置する。従って、取付け要素90及び保持ウェブ83は、接続要素の互いに向かい側に(反対側に)位置する。
接続要素80は、取付け要素90を介して顔部品30に、より厳密に言えば、顔部品30の収容要素70に手動で取り付けることができる。取付けは可逆的であり、すなわち、取付けは、材料が恒久的に変化されることなく、いつでも手動で作成され、再び解除することができる。
空所82を通って、図示されないストラップ96が延びることができる。ストラップ96は、保持ウェブ83上に延びることができ、利用者及び/又は患者の図示されない頭部に呼吸用マスク100を取り付けるために用いられる。
この実施形態では、接続要素80は、y軸を中心として軸対称に形成されている。
接続要素80は、100mm~10mm、好ましくは50mm~20mmの範囲、例えば35mmの長さである。接続要素80は、最大幅が80mm~10mm、好ましくは40~20mm、例えば27cmである。接続要素80の底面は、1mm~3mm、例えば2mmの厚さである。
図18は、接続要素80の前方520から斜めに見た斜視図を示す。図18から、接続要素80が、少なくとも1つ、好ましくは2つのグリップ窪み86を有する周回側壁85を備えることが見て取れる。グリップ窪み86は、少なくとも1つの構造要素88を備えている。
接続要素80は、全長が例えば35mmである(上記参照)。グリップ窪み86は、長さが5mm~30mm、好ましくは10~20mm、例えば17mmである。換言すると、グリップ窪み86は、接続要素80の長さの約50%分にわたって延在することが好ましい。
図19は、接続要素80を側方から示す。図19から、側壁85を様々な幅で形成できることが見て取れる。側壁85の幅は、20mm~1mm、好ましくは15mm~1mmの範囲である。この実施例では、側壁85は、上端94で約2mmの幅(B1)であり、幅が増加する。
側壁85は、グリップ窪み86の高さに約10mmの最大幅(B5)を有する。側壁85は、グリップ窪み86の後に、再びその初期幅(B1)に向かって先細りになる。従って、この実施例では、グリップ窪み86は、接続要素80の上端94若しくは下端95での側壁85の約5倍の幅である。
グリップ窪み86は、接続要素80を2本の指、例えば人差し指と親指で把持するために用いられる。グリップ窪み86の長さと幅は、殊に、利用者及び/又は患者が接続要素80を2本の指で良好かつ確実に把持できるように選択されている。
グリップ窪み86の高さでのグリップ窪み外壁87、すなわち側壁85は、少なくとも1つの、好ましくは複数の、例えば6個の構造要素88を有する。構造要素88は、グリップ窪み86のグリップ性(Griffigkeit)を高めるために用いられる。
少なくとも1つの構造要素88は、例えばリブ、波形、格子構造、ネット、ドット(斑点)又はそれに類するものなどの、例えば少なくとも1つの隆起を備える。この実施形態では、構造要素88は、グリップ窪み外壁87に配置されているリブ状の隆起の形態で形成されている。
グリップ窪み外壁87の構造要素88により、グリップ窪み86のグリップ性が高められる。構造要素88の形状は、それがグリップ性、快適性、及び安定性に関して最適に形成されるように選択されている。
これに対してグリップ窪み内壁89は平滑に形成されている(図18を参照)ことが好ましい。グリップ窪み内壁89を平滑に形成することは、そのようにすることで材料、従って重量を節減でき、グリップ窪み内壁89をより簡単かつ効率的に洗浄できるため有利である。
接続要素80は、取付け要素90を備える。図20は、取付け要素90の詳細を示す。接続要素80と取付け要素90はワンピース又は2ピースに形成することができる。この実施例では、接続要素80と取付け要素90はワンピースに形成されている。取付け要素90は、接続要素80の構成要素であり、接続要素80と取付け要素90は同じ材料からなる。
取付け要素90は、ボタンプレート91と張出し部92と首部93を備える。ボタンプレート91は、首部93を介して接続要素80の内側の底面84と接続されている。
首部93は、丸く、又は丸みを付けて形成され、かつ3mm~12mm、例えば6mmの最大直径93Dを有する。直径93Dは、わずかに押すだけで首部93を収容開口X(図13)に通すことができるように形成されている。直径93Dは、収容開口Xよりいくらか大きく形成される。直径93Dは、それが収容穴(収容直径)Y(図13)よりいくらか小さく形成されている。
ボタンプレート91は、丸く、又は丸みを付けて形成され、かつ3mm~14mm、例えば8mmの最大直径91Dを有する。ボタンプレートの直径91Dは、首部の直径93Dより大きい。
首部93を収容開口Xを通して収容穴Yへ挿通した場合、ボタンプレート91が収容空間77に入る。ボタンプレート91は、収容要素70の収容空間77(図15)に固定するために用いられる。有利には、片側だけ開いた空洞97をボタンプレート91に配置することができる。空洞97によって、ボタンプレートのプラスチック構成部品における材料蓄積を回避できる。
図20から、ボタンプレートの直径91Dが首部の直径93Dより大きいこと、及び首部93からボタンプレート91への移行部が上側で直線的であることが明らかになる。ボタンプレートの直径91Dは、首部の直径93Dより大きいので、ボタンプレート91は、首部の直径93Dを越えて突出し、張出し部92ができる。従って、ボタンプレート91は、首部の周囲93Dから突き出す張出し部92を備える。
首部の直径93Dは、張出し部の最大長さ92Lに沿ってボタンプレートの直径91Dに徐々に移行する。角度δは、張出し部92が首部93に対して配置される角度を表す。角度δは、例えば90~135°であり得る。
首部93は、上長さ93L1と下長さ93L2を有し、上長さ93L1は、下長さ93L2より小さい。従って、図20による図では、首部が側壁85に対して角度γをなして配置されている。角度γは、例えば90°~135°であり得る。
接続要素80は、取付け要素90の向かい側(反対側)に空所82と保持ウェブ83とを有する(図17及び図18を参照)。従って、空所82と保持ウェブ83とは接続要素80の下端95に位置する。保持ウェブ83は、接続要素80の底面が空所82を有することにより生じる。保持ウェブは、接続要素80の側壁85の一部として形成され、接続要素80の下端95に配置されている。
空所82は、図示されないストラップ96を収容できるように形成されている。ストラップ96は、その平らな側で、空所を通って保持ウェブ83上に延びることができる。空所82は、大きさと形状が、ストラップ96が簡単かつ確実に空所に挿通できるように形成されている。空所82は、この実施形態では、細長い開口として形成されている。空所は、半月形の湾曲を有する。
空所82は、80mm~10mm、好ましくは40mm~15mm、例えば22mmの幅である。空所82は、25mm~2mm、好ましくは10mm~3mm、例えば4.1mmの高さである。空所82は、それが適切なストラップ96を収容できる幅に形成されていることが有利である。更に、空所82は、ストラップ96が空所に無理なく挿通できるような高さに形成されている。
空所82は、接続要素80の底面によって画定されている。接続要素80の下端95では空所82が側壁85によって画定されている。下端95の側壁85は、保持ウェブ83を備える。換言すると、接続要素80の底面が空所82を有することから、保持ウェブ83が形成されている。
保持ウェブ83は、大きさと形状が、ストラップ96を確実に保持できるように形成されている。この実施形態では、保持ウェブ83は、接続要素80と同じ材料から製作されている。換言すると、保持ウェブ83は、接続要素80の構成要素である。
保持ウェブ83は、様々な厚さを有する。保持ウェブの厚さは、10mm~1mm、例えば5mm~2mmである。保持ウェブの厚さは、中央で例えば4mmで最大であり、側方でそれぞれ2.3mmの幅に減少する。保持ウェブ83は、適切なストラップ96が接続要素80に加えることができる引張力に耐えるような幅に形成されている。
図21は、取付け要素90を介して収容要素70と接続されている接続要素80を示す。収容要素70を接続要素80と手動で接続することができる。収容要素70と接続要素80の接続は可逆的である。接続要素80は、収容要素70と接続要素80の接続後に可動に支承される。接続要素80は、特に回転運動可能に支承されている。
ガイド溝50によって、利用者及び/又は患者が接続要素80を収容要素70に導くことが可能になる。接続要素80の取付け要素90が、例えば溝入口52(図8)でガイド溝50に挿入され得る。次いで、取付け要素90のボタンプレート91を、溝底56に、かつ溝縁51及び/又は510(図8)に沿って導くことができる。その場合、溝縁51、510は、方向付けるために用いられ、収容要素70が上に掛かるガイド溝の端領域55の方向に導く。
端領域55に達した場合、首部93が、収容開口X(図13/図14)を通って収容穴Y(図13/図14)に到達し、そこで中央ウェブ74によって大部分において取り囲まれるように、接続要素80のボタンプレート91が収容空間77に到達することができる。それによって、収容空間77にボタンプレート91及び張出し部92が位置し、そのことが、収容要素70への固定をもたらす。
収容開口Xが首部の直径93Dより最小限度に小さいことによって、及び収容要素80の材料がいくらか可撓性であることによって、取付け要素90を、わずかに押すだけで収容開口Xを通って収容空間77及び収容穴Yに通すことができる。知覚可能及び聴覚的に収容要素への取付け要素90の係止に気づくことができる。
取付け要素90が収容空間77及び収容穴Yに入ると直ちに、力を加えることなしには取付け要素90をここから取り外せなくなる。
収容穴(収容直径)Yが取付け要素90の首部の直径93Dより最小限に大きいので、接続部が可動であり、特に回転運動可能に支承される。
少なくとも2つの接続要素90を顔部品30と接続することによって、利用者及び/又は患者は、呼吸用マスク100を、接続要素90に位置する(図示されない)ストラップ96を介して確実かつ可逆的に頭部に取り付けることができる。
ガイド溝50は、患者及び/又は利用者に簡単かつ確実な取り扱いを提供する。ガイド溝50の上述の特性により十分な触覚的フィードバックが与えられるので、頭部への呼吸用マスク100の取付けは、視界が制限されるか、欠如する場合でも成功する。呼吸用マスク100の向きと収容要素80の配置を触覚により簡単に把握することができる。
これに加えて、収容要素90への接続要素80の接続は、取り扱いが簡単であり、特別な指先の器用さを必要としない。利用者は、グリップ窪み86で接続要素80を簡単かつ確実に把持でき、ガイド溝に沿って収容要素80へ導き、そこで取付け要素90をわずかに押すだけで収容開口Xに押し込むことができる。そのために、利用者は他の要素を操作する必要はない。
100 呼吸用マスク
150 ホース接続システム
200 水平平面
210 左
220 右
300 対称平面
310 上方
320 下方
400 後平面
420 後方
450 中間平面
500 前平面
520 前方
10 額部品
12 額パッド
13 上アンカーポイント
14 接続箇所
20 移行部品
30 顔部品
31 外面
32 シール
33 外縁
34 連結箇所
35 中間部材
36 出口
37 出口縁
38 係止要素
39 ノッチ要素
40 先端
41 内面
43 左下の角点
44 右下の角点
45 底辺
50 ガイド溝
51 後溝縁
510 前溝縁
52 溝入口
53 溝通路
54 溝湾
55 端領域
56 溝底
57 張出し部
58 溝幅
58A 溝幅A
58B 溝幅B
58C 溝幅C
58D 溝幅D
58E 溝幅E
W1 溝湾横幅1
W2 溝湾横幅2
W3 溝湾横幅3
α1 角度α
α2 角度α
β1 角度β
β2 角度β
59 凹部
60 左アンカーポイント
61 右アンカーポイント
70 収容要素
X 収容開口
Y 収容穴(収容直径)
73 ウェブ
73F ウェブ基部面
73A 前ウェブ基部
73B 後ウェブ基部
ε 角度ε
74 ブリッジ
75 中央ウェブ
75F 中央ウェブ基部面
75A 上中央ウェブ基部
75B 下中央ウェブ基部
76 貫通孔
77 収容空間
80 接続要素
81 外側の底面
82 空所
83 保持ウェブ
84 内側の底面
85 側壁
B1 側壁幅B1
B5 側壁幅B5
86 グリップ窪み
87 グリップ窪み外壁
88 構造要素
89 グリップ窪み内壁
90 取付け要素
91 ボタンプレート
91D ボタンプレートの直径
91L ボタンプレートの長さ
92 張出し部
92L 張出し部の最大長さ
93 首部
93D 首部の直径
94 上端
95 下端
96 ストラップ
97 空洞
Y-A Y軸

Claims (26)

  1. 少なくとも1つの対称平面(300)、周回シール(32)、及び出口(36)を含む顔部品(30)を有する呼吸用マスク(100)であって、前記顔部品(30)が、前記対称平面(300)の両側に配置されている少なくとも2つのアンカーポイント(60/61)を含む外面(31)を有し、前記少なくとも2つのアンカーポイント(60/61)がそれぞれ、接続要素(80)と着脱可能に接続するための収容要素(70)を含み、前記接続要素(80)が、ストラップ(96)を収容するように形成されている、呼吸用マスク(100)において、前記収容要素(70)の隣に少なくとも1つのガイド領域(50)が配置されていることを特徴とする、呼吸用マスク(100)。
  2. 前記ガイド領域(50)は、前記接続要素(80)を前記収容要素(70)に導くように形成され、前記ガイド領域(50)は、前記顔部品(30)の前記外面(31)における凹部(59)によって、及び/又は凸部によって形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の呼吸用マスク(100)。
  3. 前記ガイド領域(50)は、前記顔部品(30)において前記対称平面(300)の両側に配置されていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の呼吸用マスク(100)。
  4. 前記ガイド領域(50)がガイド溝として形成され、前記ガイド溝(50)は凹部(59)によって形成されていることを特徴とする、請求項1~請求項3のいずれか1つに記載の呼吸用マスク(100)。
  5. 前記ガイド溝(50)は、前記顔部品(30)の長さの5%~100%分延び、好ましくは前記顔部品(30)の長さの50%~100%分延び、例えば95%分以上延びることを特徴とする、請求項1~請求項4のいずれか1つに記載の呼吸用マスク(100)。
  6. 前記ガイド溝(50)は、連続的に深くなることによって前記外面(31)から最終的な前記凹部(59)への移行部をなす溝入口(52)を含み、前記溝入口(52)は、前記顔部品(30)の上端(310)に配置されていることを特徴とする、請求項1~請求項5のいずれか1つに記載の呼吸用マスク(100)。
  7. 前記ガイド溝(50)は、溝底(56)、後溝縁(51)、前溝縁(510)、及び端領域(55)を含み、前記端領域(55)は、前記溝縁(51、510)の少なくとも1つによって取り囲まれる前記溝底(56)の領域であることを特徴とする、請求項1~請求項6のいずれか1つに記載の呼吸用マスク(100)。
  8. 前記溝底(56)の表面は、平滑に、及び/又は構造化されて形成されていることを特徴とする、請求項1~請求項7のいずれか1つに記載の呼吸用マスク(100)。
  9. 前記溝縁(51、510)の表面は、平滑に、及び/又は構造化されて形成されていることを特徴とする、請求項1~請求項8のいずれか1つに記載の呼吸用マスク(100)。
  10. 前記溝縁(51、510)の高さが、一定の、及び/又は様々な高さで形成され、それにより前記ガイド溝(50)の前記凹部(59)が、一定の、及び/又は様々な深さで形成され、前記凹部(59)は、0.5mm~6mmの範囲の深さで形成されていることを特徴とする、請求項1~請求項9のいずれか1つに記載の呼吸用マスク(100)。
  11. 前記凹部(59)が様々な深さで形成され、前記凹部(59)は、前記端領域(55)では1mm~6mmの深さ、好ましくは4mmの深さで形成され、前記凹部(59)は、前記ガイド溝(50)の他の領域では実質的に0.8mm~2mmの深さ、好ましくは1mmの深さで形成されていることを特徴とする、請求項1~請求項10のいずれか1つに記載の呼吸用マスク(100)。
  12. 前記ガイド溝(50)が様々な溝幅(58)を有し、第1の区分は、一定の溝幅(58A)を有する溝通路(53)として形成され、前記溝幅(58)は、前記溝通路(53)の後に溝幅(58B)を通って溝幅(58C)まで連続的に増加し、前記溝幅(58)は、前記溝幅(58C)に達した後に溝幅(58D)を通って溝幅(58E)まで連続的に減少することを特徴とする、請求項1~請求項11のいずれか1つに記載の呼吸用マスク(100)。
  13. 前記溝幅(58C)の領域で、前記後溝縁(51)が前記対称平面(300)から最大限離れたところに配置され、前記前溝縁(510)が前記対称平面(300)に最大限近いところに配置されていることを特徴とする、請求項1~請求項12のいずれか1つに記載の呼吸用マスク(100)。
  14. 前記後溝縁(51)は、溝幅(58B)と溝幅(58D)との間の領域で弧状に後退し、それによりこの領域において、前記ガイド溝(50)が前記端領域(55)を含む溝湾(54)として形成され、前記端領域(55)は、前記対称平面(300)から最大限離れたところに配置されていることを特徴とする、請求項1~請求項13のいずれか1つに記載の呼吸用マスク(100)。
  15. 前記溝湾(54)が前記後溝縁(51)によって囲まれ、溝湾横幅(W)は、水平延在形状において、前記対称平面からの距離が増加するに従って連続的に減少することを特徴とする、請求項1~請求項14のいずれか1つに記載の呼吸用マスク(100)。
  16. 前記後溝縁(51)の高さが、前記端領域(55)の領域で増加し得ることを特徴とする、請求項1~請求項15のいずれか1つに記載の呼吸用マスク(100)。
  17. 前記ガイド溝(50)の前記端領域(55)が、前記収容要素(70)の空間的に隣に配置され、前記収容要素(70)は、収容空間(77)が生じるように前記ガイド溝(50)の前記端領域(55)の上に掛かることを特徴とする、請求項1~請求項16のいずれか1つに記載の呼吸用マスク(100)。
  18. 前記収容要素(70)は、2つのウェブ(73)、1つのブリッジ(74)、1つの収容穴(Y)、及び1つの収容開口(X)を備え、前記ブリッジ(74)は、前記ウェブ(73)と一体に製作され、前記ブリッジ(74)は、前記溝底(56)から空間的に離して配置され、前記ウェブ(73)、前記ブリッジ(74)、及び前記溝底(56)は、前記収容空間(77)を画定することを特徴とする、請求項1~請求項17のいずれか1つに記載の呼吸用マスク(100)。
  19. 前記ウェブ(73)は、前記溝底(56)に対して角度(ε)で配置され、前記角度(ε)の値は、30°~90°の範囲、好ましくは30°~60°の範囲であることを特徴とする、請求項1~請求項18のいずれか1つに記載の呼吸用マスク(100)。
  20. 前記ブリッジ(74)は、少なくとも部分的に、収容穴(Y)で円形に形成され、前記ブリッジ(74)は、収容開口(X)によって中断されることを特徴とする、請求項1~請求項19のいずれか1つに記載の呼吸用マスク(100)。
  21. 前記収容要素(70)は、少なくとも1つの中央ウェブ(75)と、少なくとも1つの、好ましくは2つの貫通孔(76)とを備え、前記中央ウェブは、前記ブリッジ(74)と前記外面(31)との間に配置されていることを特徴とする、請求項1~請求項20のいずれか1つに記載の呼吸用マスク(100)。
  22. 前記収容開口(X)は、前方(520)に向けられていることを特徴とする、請求項1~請求項21のいずれか1つに記載の呼吸用マスク(100)。
  23. 前記接続要素(80)は、前記呼吸用マスク(100)の着脱可能な部材であり、前記収容要素(70)は、前記接続要素(80)に形成された取付け要素(90)により前記接続要素(80)を着脱可能に収容するように設定及び形成されていることを特徴とする、請求項1~請求項22のいずれか1つに記載の呼吸用マスク(100)。
  24. 前記接続要素(80)は、前記顔部品(30)と同じ材料から製作されていることを特徴とする、請求項1~請求項23のいずれか1つに記載の呼吸用マスク(100)。
  25. 前記接続要素(80)は、前記取付け要素(90)を前記収容穴(Y)及び前記収容空間(77)に収容することによって前記収容要素(70)と可逆的に接続されることを特徴とする、請求項1~請求項24のいずれか1つに記載の呼吸用マスク(100)。
  26. 前記収容要素(70)への前記接続要素(80)の接続部は、可動に、特に回転運動可能に支承されていることを特徴とする、請求項1~請求項25のいずれか1つに記載の呼吸用マスク(100)。
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