JP2022160858A - 洗濯機 - Google Patents

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貞人 椎橋
Sadato Shiibashi
哲之 河野
Tetsuyuki Kono
貴代美 加藤
Kiyomi Kato
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Abstract

【課題】処理剤タンクと処理剤ケースとを隣接して並べて配置した洗濯機において、その処理剤タンクと処理剤ケースとの上方を開閉可能に覆う蓋部材の回動半径を小さくして操作性の向上を図る。【解決手段】洗濯機は、外箱11と、前記外箱11内に設けられた水槽と、1回の運転で用いる洗濯処理剤の投入を受けるとともに、投入された前記洗濯処理剤を前記水槽に供給する処理剤ケース30と、複数回の運転に用いる洗濯処理剤を貯留可能な処理剤タンク40と、前記外箱11内に設けられ、箱状に形成されて前記外箱11の上面側が開放された開口部を有し、前記処理剤ケース30及び前記処理剤タンク40を並べて収容可能な収容部21と、前記外箱11に回動可能に設けられて回動により前記開口部を開閉するとともに、折り曲げ可能でかつ折り曲げ出た状態で回動可能に構成された蓋機構50と、を備えている。【選択図】図7

Description

本発明の実施形態は、洗濯機に関する。
近年では、ユーザの利便性向上のために、洗濯処理剤を自動投入用の処理剤タンクに予め複数回分貯留しておき、各洗濯運転時に必要量を処理剤タンクから自動的に投入する自動投入装置を備えた洗濯機が開発されている。一方で、ユーザが運転毎に処理剤を手動で投入したいというニーズも残る。このため、自動投入装置を備えた洗濯機においても、従来の処理剤ケースつまり1回の運転で使用する洗濯処理剤を運転ごとに手動で投入するための手動投入用の処理剤ケースを備えている。
処理剤タンクと処理剤ケースは、ユーザの作業性や組み立て性等を考慮すると、相互に近接した位置でかつ洗濯機の上面に配置することが好ましい。この場合、洗濯機上面の意匠性を考慮して、処理剤ケース及び処理剤タンクを覆うための蓋部材を設けることが考えられる。蓋部材は、回動により開閉可能に構成され、閉塞時には処理剤タンク及び処理剤ケースの上方を覆い、洗濯機の上面を形成する。
しかしながら、この場合、蓋部材は、処理剤タンク及び処理剤ケースの両方を覆う必要があるため大型になり易い。そして、蓋部材が大きくなると、回動半径が大きくなり、ユーザの操作性が低下する。更に、一般家庭においては、洗濯機の上部に処理剤等を載置するための棚が設けられていることも多い。そのため、蓋部材の回動半径が大きくなると、洗濯機の上部に配置された棚に接触して、円滑な開閉が行われない可能性がある。
特開2018-011618号公報
そこで、処理剤タンクと処理剤ケースとを隣接して並べて配置した洗濯機において、その処理剤タンクと処理剤ケースとの上方を開閉可能に覆う蓋部材の回動半径を小さくして操作性の向上を図ることができる洗濯機を提供する。
実施形態の洗濯機は、外箱と、前記外箱内に設けられた水槽と、1回の運転で用いる洗濯処理剤の投入を受けるとともに、投入された前記洗濯処理剤を前記水槽に供給する処理剤ケースと、複数回の運転に用いる洗濯処理剤を貯留可能な処理剤タンクと、前記外箱内に設けられ、箱状に形成されて前記外箱の上面側が開放された開口部を有し、前記処理剤ケース及び前記処理剤タンクを並べて収容可能な収容部と、前記外箱に回動可能に設けられて回動により前記開口部を開閉するとともに、折り曲げ可能でかつ折り曲げ出た状態で回動可能に構成された蓋機構と、を備えている。
第1実施形態による洗濯機の構成を概略的に示す斜視図 第1実施形態による洗濯機の内部構成を概略的に示す図 第1実施形態による洗濯機について、外箱から蓋機構を外した状態で洗濯機の上面の構成を概略的に示す平面図 第1実施形態による洗濯機について蓋機構周辺の構成を示す斜視図であって、蓋機構全体が閉じた状態を示す図 第1実施形態による洗濯機について蓋機構周辺の構成を示す斜視図であって、第1蓋部が閉じた状態でかつ第2蓋部が開いた状態を示す図 第1実施形態による洗濯機について蓋機構周辺の構成を示す斜視図であって、蓋機構を折り曲げて開いた状態を示す図 第1実施形態による洗濯機について蓋機構周辺の構成を示す斜視図であって、蓋機構を折り曲げて開くとともにタンク蓋を開いた状態を示す図 第1実施形態による洗濯機について、図3のX8-X8線に沿って示す断面図 第1実施形態による洗濯機について、図8のX9線で示す部分を拡大して示すもので、第1蓋部に対して第2蓋部が回動した状態を示す図 第1実施形態による洗濯機について、図8のX9線で示す部分を拡大して示すもので、第2蓋部が閉じた状態を示す図 第1実施形態による洗濯機について、図10のX11-X11線に沿って示す断面を更に拡大して示す断面部 第1実施形態による洗濯機について、図3のX12-X12線に沿って示す断面を拡大して示す断面図 第2実施形態による洗濯機について、図3のX8-X8線に沿って示す断面図であって、図8に相当する図
以下、複数の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各実施形態において同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態について図1~図12を参照しながら説明する。
洗濯機10は、図1及び図2に示すように、外箱11、水槽12、回転槽13、回転槽モータ14、排水機構15、操作パネル16、給水機構17、及び処理剤投入機構20を備えている。なお図1において、洗濯機10の設置面側、つまり鉛直下側を洗濯機10の下側とし、設置面の反対側、つまり鉛直上側を洗濯機10の上側とする。また、洗濯機10を正面から見た場合の左右方向を、洗濯機10の左右方向とする。洗濯機10は、例えば回転槽13の回転軸が水平へ向かう横軸型または後方へ向かって下降傾斜した斜め軸型のドラム式洗濯機である。
洗濯機10は、例えばヒートポンプ式やヒーター式の乾燥機能を有していても良いし、備えていなくてもよい。外箱11は、例えば鋼材又は樹脂材等の部材によって全体として矩形の箱状に構成されており、洗濯機10の外殻を構成する。本実施形態の場合、外箱11の上面部111は、平坦面に形成されている。水槽12は、外箱11内に配置されて、図示しないサスペンションによって弾性的に支持されている。回転槽13は、水槽12内に回転可能に配置されている。この場合、水槽12及び回転槽13は、洗濯物を収容する洗濯槽として機能する。回転槽モータ14は、水槽12の外側に設けられており、回転槽13に接続されており、駆動により回転槽13を回転させる。
図2に示す排水機構15は、水槽12内に貯留されている水を洗濯機10の機外に排出するための機能を有する。排水機構15は、排水経路151と、排水弁152と、を有している。排水経路151は、例えば可撓性を有する排水ホースで構成されており、一方の端部が排水弁152に接続され、他方の端部が洗濯機10の機外へ引き出されている。排水弁152は、例えば電磁的に開閉動作が可能な液体用の開閉弁で構成されている。排水弁152は、水槽12の底部に設けられた排水口121と、排水経路151との間に設けられており排水経路151を開閉する。
操作パネル16は、図1に示すように外箱11の上面部の前側部分に設けられている。操作パネル16には、詳細は図示しないが、電源スイッチや、スタートキー、ユーザが洗濯運転コースの設定等を行うための各種操作キーなどが設けられている。ユーザは、洗濯運転を実行させるにあたって、自動で洗濯処理剤を投入するか、または手動で1回分の洗濯処理剤を投入するかを、操作パネル16を用いて選択操作できる。なお、本実施形態において、洗濯処理剤とは、液体又は粉末の洗剤、柔軟剤仕上げ剤、及び香り付け剤を含む概念であるが、洗濯運転に使用される薬剤であればこれらに限られない。
給水機構17は、例えば外箱11内の水槽12の上方左奥部に設けられている。給水機構17は、例えば水道などの給水源からの水を受けて水槽12内への給水を行う。給水機構17は、例えば図2に示すように、接続口171、給水経路172及び給水弁173を有している。接続口171は、外箱11の上面部において、左奥部に露出するように設けられている。接続口171は、例えばホースを介して水道の蛇口等の外部の水源に接続される。
給水経路172は、接続口171から水槽12及び回転槽13までを接続する経路である。処理剤投入機構20は、例えば給水経路172の途中に設けられており、給水経路172を流れる水に洗濯処理剤を含ませて水槽12及び回転槽13内に供給する機能を有する。処理剤投入機構20は、図2に示すように、収容部21、投入ポンプ22、処理剤ケース30、処理剤タンク40、及び蓋機構50を備える。
収容部21は、樹脂又は金属部材によって箱又は容器状に構成されており、上部が開口した開口部211を有している。収容部21は、外箱11内に設けられている。収容部21の上端つまり開口部211は、上面部111よりも下方に位置している。本実施形態の場合、収容部21は、給水経路172の一部を構成している。この場合、給水弁173の出口は、直接又は間接的に収容部21に接続されている。そして、収容部21は、直接又は間接的に水槽12に接続されている。
投入ポンプ22は、処理剤タンク40とともに、洗濯処理剤を運転中に自動で水槽12及び回転槽13内に供給するための自動投入装置を構成する。投入ポンプ22は、運転中に処理剤タンク40から所定量の洗濯処理剤を吸い出し、その吸い出した洗濯処理剤を、給水経路172の途中部分に投入する機能を有する。これにより、給水経路172の途中に供給された洗濯処理剤は、給水経路172内を流れる水の流れに乗って水槽12及び回転槽13内に供給される。このように、洗濯機10は、所定量の洗濯処理剤を運転中に自動で水槽12及び回転槽13内に供給することができる。
処理剤ケース30及び処理剤タンク40は、収容部21に着脱可能に収容されている。処理剤ケース30と処理剤タンク40とは、収容部21内に隣接して配置されており、前後方向又は左右方向に直線上に並べられている。本実施形態の場合、処理剤ケース30と処理剤タンク40とは、収容部21内において前後方向に並べて収容される。そして、処理剤ケース30は、処理剤タンク40の前側に位置している。
処理剤ケース30は、1回の運転で用いる処理剤の投入を受けるとともに、例えば運転前に投入された処理剤を運転中に水槽12に供給するためのものである。処理剤ケース30は、例えば樹脂製であって、前後方向又は左右方向に長い矩形状でかつ上部が開口した容器状に構成されている。処理剤ケース30は、ケース側投入口301を有している。ケース側投入口301は、ユーザから洗濯処理剤の投入を受ける部分であり、容器状の上部の開口によって形成されている。ユーザは、ケース側投入口301から処理剤ケース30内に洗濯処理剤を投入する。
処理剤ケース30は、図2に示すように底部に連通穴302が形成されている。処理剤ケース30は、給水弁173を通って収容部21内に供給された水を受ける。その際、処理剤ケース30内に洗濯処理剤が投入されている場合、洗濯処理剤は、処理剤ケース30に供給された水とともに底部の連通穴302から流し落とされて水槽12内に供給される。
処理剤タンク40は、複数回の運転に用いる量の処理剤を貯留可能に構成されている。処理剤タンク40は、例えば樹脂製であって、前後方向又は左右方向に長い矩形状で中空の容器で構成されており、液状の洗濯処理剤を貯留することができる。処理剤タンク40は、複数回の運転で使用する量の洗濯処理剤を貯留するために十分な容量を有している。この場合、処理剤タンク40の容量は特に限定されないが、ユーザの利便性を考慮すると、少なくとも数百mL~2L程度に設定することが好ましい。
処理剤タンク40は、タンク側投入口401及びタンク蓋部402を有している。タンク側投入口401は、処理剤タンク40の上面に形成されており、処理剤タンク40の内部と外部とを連通している。タンク蓋部402は、処理剤タンク40の上面に例えばヒンジを介して取り付けられており、タンク側投入口401を開閉可能に構成されている。ユーザは、タンク蓋部402を開けてタンク側投入口401を露出させた状態で、タンク側投入口401から処理剤タンク40内に洗濯処理剤を投入することができる。
本実施形態の場合、洗濯機10は、処理剤ケース30として、図3等に示すように洗剤ケース31及び仕上げ剤ケース32を備えている。洗剤ケース31は、ユーザから1回の運転に用いる量の洗剤の投入を受けて、その洗剤を水槽12内に供給するためのものである。仕上げ剤ケース32は、ユーザから1回の運転用いる量の仕上げ剤の投入を受けて、その仕上げ剤を水槽12内に供給するためのものである。
また、本実施形態の場合、洗濯機10は、処理剤タンク40として、洗剤タンク41及び仕上げ剤タンク42を備えている。洗剤タンク41は、複数回分の運転に用いる量の洗剤この場合液体洗剤を貯留するためのものである。仕上げ剤タンク42は、複数回分の運転に用いる量の仕上げ剤、この場合、液体の仕上げ剤を貯留するためのものである。
洗剤ケース31及び仕上げ剤ケース32は、洗剤タンク41及び仕上げ剤タンク42に対して一方側にまとめて配置されている。本実施形態の場合、洗剤ケース31及び仕上げ剤ケース32は、洗剤タンク41及び仕上げ剤タンク42に対してユーザ側つまり前側に配置されている。この場合、洗剤ケース31及び仕上げ剤ケース32は、左右方向に長い横長の形状に形成されている。そのため、洗剤ケース31と仕上げ剤ケース32とは、前後に並べて配置されている。また、洗剤タンク41及び仕上げ剤タンク42は、前後方向に長い縦長の形状に形成されている。そのため、洗剤タンク41と仕上げ剤タンク42とは、左右方向に並べて配置されている。
蓋機構50は、外箱11に回動可能に設けられて回動により収容部21の開口部211を開閉するとともに、折り曲げ可能でかつ折り曲げ出た状態で回動可能に構成されている。すなわち、蓋機構50は、図2及び図4から図7等に示すように、外箱11の上面部111に回動可能に取り付けられており、収容部21の開口部211を開閉可能に構成されている。蓋機構50は、少なくとも2つに折り曲げ可能に構成されている。そして、蓋機構50は、少なくとも2つに折り曲げた状態で回動することで開口部211を開閉可能に構成されている。
本実施形態の場合、蓋機構50は、収容部21の開口部211の形状に沿った形状に形成されている。蓋機構50は、開口部211の全体を閉鎖している状態つまり折り曲げていない状態で、全体として前後方向に長い長方形状の板状に形成されている。なお、本実施形態において、蓋機構50の長手方向を蓋機構50の前後方向とし、長手方向と直交しかつ上面部111に沿った方向を蓋機構50の幅方向とする。この場合、蓋機構50の前後方向は洗濯機10の前後方向に一致し、蓋機構50の幅方向は洗濯機10の左右方向に一致する。また、蓋機構50の表面は、外箱11の上面部111と同一面上に位置している。すなわち、外箱11の上面部111と蓋機構50の表面とは全体として段差のない平坦な面に形成されている。これにより、洗濯機10の上面は全体として段差のない平坦な面に形成されている。
本実施形態の場合、蓋機構50は、蓋機構50の長手方向の途中部分で谷折り側に2つに折り曲げ可能に構成されている。なお、蓋機構50は、例えば山折りに2つに折り曲げ可能に構成しても良いし、谷折り又は山折りに3つ以上に折り曲げ可能に構成しても良い。本実施形態の場合、蓋機構50は、第1蓋部60及び第2蓋部70を有しており、第1蓋部60及び第2蓋部70は相互に回動可能に接続されている。そして、蓋機構50は、第1蓋部60と第2蓋部70との接続部分において谷折り側に折れ曲がり可能に構成されている。
なお、本実施形態において、谷折りとは、第2蓋部70の先端側が、第2蓋部70と第1蓋部60と接続部分つまり折れ曲がりの頂点部分よりも上側つまり収容部21から離れる方向へ折れ曲がることを意味する。また、山折りとは、第2蓋部70と第1蓋部60と接続部分つまり折れ曲がりの頂点部分が、第2蓋部70の先端側よりも上側つまり収容部21から離れる方向へ折れ曲がることを意味する。
第1蓋部60は、蓋機構50の開状態において処理剤タンク40を覆う位置に設けられている。また、第1蓋部60は、平面視において概ね正方形状に形成されている。第1蓋部60は、例えば平面視において左右方向の寸法が前後方向の寸法よりも若干長い長方形状に形成されている。すなわち、第1蓋部60は、蓋機構50における幅方向の寸法が、蓋機構50における長手寸法よりも若干長い寸法に設定されている。また、第1蓋部60は、図8及び図10等に示すように、閉じた状態において、上側つまり表側が平坦でかつ収容部21側つまり下側すなわち裏側が浅い容器状に形成されている。
第1蓋部60は、図8に示すように、第1回動軸601を有しており、第1回動軸601を介して外箱11又は収容部21に回動可能に接続されている。この場合、処理剤ケース30は、処理剤タンク40に対して第1回動軸601とは反対側に配置されている。第1回動軸601は、例えば第1蓋部60の左右の側面から左右側方へ突出した円柱状の部材で構成されている。本実施形態の場合、第1回動軸601は、第1蓋部60の回動中心であるとともに蓋機構50全体の回動中心となる。そのため、第1回動軸601を中心に第1蓋部60が回動すると、第1蓋部60の回動に連動して第2蓋部70も回動する。この場合、ユーザは、第1蓋部60を操作して蓋機構50全体を回動させることもできるし、第2蓋部70を操作して蓋機構50全体を回動させることもできる。なお、本実施形態では、蓋機構50の長手方向に対して第1回動軸601を蓋機構50の基端側とし、蓋機構50の長手方向に対して第1回動軸601とは反対側を蓋機構50の先端側とする。
第1蓋部60は、図5~図7、及び図9に示すように、第1手掛け部62を有している。第1手掛け部62は、ユーザが第1蓋部60を操作して蓋機構50を開閉する際にユーザの手指を掛けて操作することが可能な部分である。第1手掛け部62は、例えば第1蓋部60の周囲の端面のうち第2蓋部70側の面を例えば窪ませて形成することができる。
図5及び図8等に示すように、第2蓋部70は、蓋機構50の閉状態において処理剤ケース30を覆う位置に設けられている。すなわち、本実施形態の場合、第2蓋部70は、蓋機構50のうち前側部分を構成する。この場合、第1蓋部60は、蓋機構50のうち後側部分を構成する。第2蓋部70は、例えば平面視において正方形状又は左右方向の寸法が前後方向の寸法よりも若干長い長方形状に形成されている。本実施形態の場合、第2蓋部70は、蓋機構50における幅方向の寸法が、蓋機構50における長手寸法よりも若干長い寸法に設定されている。
この場合、第1蓋部60の前後方向の寸法は、第2蓋部70の前後方向の寸法と同等か、又は第2蓋部70の前後方向の寸法よりも若干長く設定されている。また、第1蓋部60の幅寸法と第2蓋部70の幅寸法は等しい。また、本実施形態の場合、第2蓋部70は、図8及び図10等に示すように、閉じた状態において、上側つまり表側が平坦でかつ収容部21側つまり下側すなわち裏側が浅い容器状に形成されている。
第2蓋部70は、第1蓋部60に対して回動可能に構成されている。この場合、第1蓋部60は、図9及び図10に示すように、支持部61を有している。支持部61は、第1蓋部60の前端側つまり第2蓋部70側における左右両側の2か所に設けられている。支持部61は、第1蓋部60及び第2蓋部70の厚みの範囲つまり蓋機構50の厚みの範囲内に設けられている。また、2つの支持部61は、第2蓋部70の幅方向の両縁部つまり左右の両縁部に対して幅方向の内側に位置している。すなわち、蓋機構50は、図4に示すように、第1蓋部60及び第2蓋部70の左右の側面から左右の外方へ突出する部分を有していない。このため、第1蓋部60及び第2蓋部70の左右の側面は、蓋機構50の長手方向に沿って段差の無い連続した平坦な面となっている。
支持部61は、図11に示すように、第2回動軸602を有している。第2回動軸602は、例えば第1回動軸601と同様に、支持部61の左右の側面から左右側方へ突出した円柱状の部材で構成することができる。第2回動軸602は、例えば第2蓋部70の内側壁部に挿入される。これにより、第2蓋部70は、第1蓋部60に対して第2回動軸602を回動中心にして回動することができる。この場合、第2蓋部70は、第1蓋部60を回動させることなく、第2蓋部70単独で回動することができる。そして、第1蓋部60を閉じた状態で第2蓋部70が開かれると、図5に示すように、各処理剤ケース30のケース側投入口301が露出する。
また、支持部61は、図10に示すように、側方から見た場合において、第1蓋部60側へ折れ曲がったいわゆるL字状又は第1蓋部60側へ開放したU字状に形成されている。支持部61は、このL字状又はU字状に折れ曲がった内側の部分を逃げ部611としている。逃げ部611は、図9に示すように、第2蓋部70が開状態となった場合において、第2蓋部70の後端部71つまり第1蓋部60側の端部71を内側に受け入れて逃がすことができる。すなわち、第2蓋部70における第1蓋部60側の端部71は、第1蓋部60に対して第2蓋部70が回動して開いた場合に、支持部61の下側つまり第2回動軸602の下側に潜り込む。
これにより、支持部61を、蓋機構50の左右側部から左右側方に突出させない構成において、第2蓋部70の後端部71が第1蓋部60に干渉することを回避しつつ、第2蓋部70の後端部71を第1蓋部60の表面側の前端部63に極力近づけることができる。このため、蓋機構50を閉じた状態において、第1蓋部60と第2蓋部70との隙間を極力小さくすることができる。また、この場合、図4に示すように、蓋機構50が閉じた状態において、外箱11の上面部111に表れる第1蓋部60と第2蓋部70の境界部分51は、左右方向に延びる直線状つまり折れ曲がりの無い直線状に形成される。
また、第1蓋部60は、図9に示すように傾斜面631を有している。傾斜面631は、第1蓋部60の前端部分に設けられており、図9に示すように側方から見た断面において、第2蓋部70に向かって下降傾斜した形状に形成されている。この場合、傾斜面631は、支持部61側へ向かうほどつまり蓋機構50の先端側へ向かうほど下降するように傾斜している。本実施形態の場合、第1蓋部60の表面に対する傾斜面631の角度θ1は、70°~80°程度に設定されている。傾斜面631は、第1蓋部60に対して第2蓋部70が回動した際に第2蓋部70の表面に面接触して第2蓋部70の回動を規制する機能を有する。この場合、第2蓋部70の回動角度の最大値θ2は、傾斜面631の傾斜角度θ1によって規定される。この場合、第2蓋部70の表面と第1蓋部60の表面とのなす角度は、傾斜面631の傾斜角度に一致する。そして、本実施形態の場合、第1蓋部60に対する第2蓋部70の回動角度の最大値θ2は、例えば90°よりも大きい値であって110°~120°に設定されている。
蓋機構50は、図5及び図6等に示すように、第1蓋部60に対して第2蓋部70を最大まで回動させた、つまり最大角度まで折り曲げた状態で、第1回動軸601を中心に回動することができる。この場合、図8に示すように、第1回動軸601から第2蓋部70の裏面先端部702までの距離L2は、第1回動軸601から第2蓋部70の裏面基端部701までの距離L1よりも大きい。そのため、第2蓋部70を折り曲げた状態における蓋機構50の回動半径は、第1回動軸601から第2蓋部70の裏面先端部702までの距離L2となる。
また、第2蓋部70は、第2手掛け部72を有している。第2手掛け部72は、ユーザが第2蓋部70を操作して蓋機構50を開閉する際にユーザが手指を掛けることが可能な部分である。第2手掛け部72は、第2蓋部70の周囲の端面のうち先端側を傾斜面にすることで構成されている。
また、洗濯機10は、図12にも示すように、第1規制部81及び第2規制部82を更に備えている。第1規制部81及び第2規制部82は、それぞれ第1蓋部60及び第2蓋部70を閉状態から開状態に切り替える際に所定以上の力を要求するいわゆるロック機構である。第1規制部81は第1蓋部60に対応しており、第2規制部82は第2蓋部70に対応している。
すなわち、第1規制部81は、第1蓋部60が閉状態の場合に、第1蓋部60に作用する第1蓋部60の開方向への力が所定未満の場合には第1蓋部60の開方向への回動を規制して第1蓋部60を閉状態に維持する。また、第1規制部81は、第1蓋部60が閉状態の場合に、第1蓋部60に作用する第1蓋部60の開方向への力が所定以上の場合には第1蓋部60の開方向への回動の規制を解除する。
同様に、第2規制部82は、第2蓋部70が閉状態の場合に、第2蓋部70に作用する第2蓋部70の開方向への力が所定未満の場合には第2蓋部70の開方向への回動を規制して第2蓋部70を閉状態に維持する。また、第2規制部82は、第2蓋部70が閉状態の場合に、第2蓋部70に作用する第2蓋部70の開方向への力が所定以上の場合には第2蓋部70の開方向への回動の規制を解除する。この場合、ユーザは、第2蓋部70を直接作用することで第2蓋部70に力を作用させても良いし、第1蓋部60を操作することで間接的に第2蓋部70に力を作用させても良い。
本実施形態の場合、第1規制部81及び第2規制部82は、図3、図6、及び図12等に示すように、それぞれ爪部64、73及び受け部112、113によって構成されており、いわゆるスナップフィットとして機能する。爪部64、73は、図6及び図12に示すように、それぞれ第1蓋部60及び第2蓋部70において、幅方向つまり左右の両側面に設けられている。また、本実施形態の場合、爪部64、73は、それぞれ第1蓋部60及び第2蓋部70の前後方向の中央よりも前側に設けられている。つまり、爪部64、73は、各蓋部60、70において蓋機構50の長手方向に対する中央よりも先端側に設けられている。また、受け部112、113は、爪部64、73を係止可能に構成されており、例えば外箱11の爪部64、73に対応する位置に設けられている。
第1蓋部60及び第2蓋部70は、それぞれ閉状態に押し込まれると爪部64、73が受け部112、113に係止される。これにより、第1蓋部60及び第2蓋部70は、それぞれロックされて、所定未満の力では開かないようになる。また、第1蓋部60及び第2蓋部70に開方向への所定以上の力が作用すると、それぞれ爪部64、73が弾性変形して受け部112、113から外れ、これにより第1蓋部60及び第2蓋部70が回動可能な状態となる。
この構成において、ユーザは、例えば第1蓋部60を閉じた状態で第2蓋部70のみを回動させることで、図5に示すように、第2蓋部70のみを開くことができる。これにより、処理剤ケース30及び処理剤タンク40のうち処理剤ケース30のみを露出させることができる。そのため、ユーザは、第2蓋部70のみを開くことで、蓋機構50を完全に開くことなく処理剤ケース30に洗濯処理剤を投入することができる。
更に、ユーザは、第2蓋部70が開いておりかつ第1蓋部60が閉じた状態で、第1蓋部60の第1手掛け部62に手指を掛けて第1蓋部60を回動させることで、蓋機構50全体を開くことができる。これにより、図6及び図7に示すように、処理剤タンク40も外部に露出し、ユーザは、収容部21に処理剤タンク40を配置したまま処理剤タンク40に洗濯処理剤を投入したり、処理剤タンク40を収容部21から取り出したりすることができる。
以上説明した実施形態において、洗濯機10は、外箱11と、水槽12と、処理剤ケース30と、処理剤タンク40と、収容部21と、蓋機構50と、を備えている。水槽12は、外箱11内に設けられている。処理剤ケース30は、1回の運転で用いる洗濯処理剤の投入を受けるとともに、投入された処理剤を水槽12に供給するためのものである。処理剤タンク40は、複数回の運転に用いる洗濯処理剤を貯留可能に構成されている。収容部21は、外箱11内に設けられ、箱状に形成されて外箱の上面側が開放された開口部211を有し、処理剤ケース30及び処理剤タンク40を並べて収容可能に構成されている。そして、蓋機構50は、外箱11に回動可能に設けられて回動により開口部211を開閉するとともに、折り曲げ可能でかつ折り曲げた状態で回動可能に構成されている。
これによれば、蓋機構50は、折り曲げた状態で回動することができるため、蓋機構50を回動させる際の回動半径を、蓋機構50の全長に比べて小さくすることができる。その結果、ユーザの操作性が向上するとともに、例えば洗濯機10の上方に棚等が設置されている場合であっても、蓋機構50を回動させる際に蓋機構50がその棚に干渉してしまうことを抑制することができる。
処理剤ケース30は、ユーザから洗濯処理剤の投入を受けるケース側投入口301を有するとともに、処理剤タンク40に対して第1回動軸601とは反対側に配置されている。また、蓋機構50は、第1蓋部60と、第2蓋部70と、を有している。第1蓋部60は、蓋機構50の閉状態において処理剤タンク40を覆う機能を有する。第2蓋部70は、第1蓋部60に対して回動可能つまり折り曲げ可能に取り付けられており、蓋機構50の閉状態において処理剤ケース30のこの場合ケース側投入口301を覆う機能を有する。そして、蓋機構50は、第1蓋部60が閉状態で第2蓋部70を開いた場合に処理剤ケース30のケース側投入口301が露出するように構成されている。
これによれば、ユーザは、例えば第1蓋部60は閉じた状態で第2蓋部70のみを開くことで、ケース側投入口301を露出させて処理剤ケース30に洗濯処理剤を投入することができる。すなわち、ユーザは、例えば処理剤ケース30に対して洗濯処理剤の投入する際に、比較的長い蓋機構50全体を回動させることなく、第2蓋部70を回動させるだけでケース側投入口301を露出させることができる。これにより、ユーザの操作性や利便性を更に向上させることができる。
また、第1蓋部60は、第2蓋部70側にユーザが手指を掛けることが可能な手掛け部62を有している。これによれば、ユーザは、第1蓋部60に対して第2蓋部70を折り曲げた場合に、第1蓋部60に設けられた手掛け部62に手指を掛けて操作することができるため、操作性の向上を図ることができる。この場合、蓋機構50は、蓋機構50の折り曲げ態様に応じた複数の手掛け部を有している。本実施形態の場合、蓋機構50は、第1蓋部60に設けられた第1手掛け部62と、第2蓋部70に設けられた第2手掛け部72と、を有している。そして、ユーザは、蓋機構50の折り曲げ状態に応じて、第1手掛け部62と第2手掛け部72とを使い分けることができる。
また、洗濯機10は、第1規制部81と、第2規制部82と、を有している。第1規制部81は、第1蓋部60が閉状態の場合に、第1蓋部60に作用する第1蓋部60の開方向への力が所定未満の場合には第1蓋部60の開方向への回動を規制して第1蓋部60を閉状態に維持する機能を有する。また、第1規制部81は、第1蓋部60に作用する第1蓋部60の開方向への力が所定以上の場合には第1蓋部60の開方向への回動の規制を解除する機能を有する。
また、第2規制部82は、第2蓋部70が閉状態の場合に、第2蓋部70に作用する第2蓋部70の開方向への力が所定未満の場合には第2蓋部70の開方向への回動を規制して第2蓋部70を閉状態に維持する機能を有する。また、第2規制部82は、第2蓋部70に作用する第2蓋部70の開方向への力が所定以上の場合には第2蓋部70の開方向への回動の規制を解除する機能を有する。
すなわち、本実施形態によれば、洗濯機10は、回動可能な蓋部60、70のそれぞれに対応した規制部81、82を備えている。これによれば、洗濯機10の運転中は各規制部81、82によって各蓋部60、70の回動を規制しておくことで、例えば洗濯機10の運転中の振動等によって各蓋部60、70が暴れることを抑制できる。その結果、各蓋部60、70が暴れることによって生じる騒音等を低減することができる。
また、第1蓋部60は、支持部61を有している。支持部61は、第2蓋部70を回動可能に支持する。そして、第2蓋部70における第1蓋部60側の端部71は、第1蓋部60に対して第2蓋部70が折り曲げられた場合に支持部61の下側に潜り込む。これによれば、支持部61を、蓋機構50の左右側部から左右側方に突出させない構成において、第2蓋部70の後端部71が第1蓋部60に干渉することを回避しつつ、第2蓋部70の後端部71を第1蓋部60の前端部63に極力近づけることができる。このため、蓋機構50を閉じた状態において、第1蓋部60と第2蓋部70との隙間を極力小さくすることができる。その結果、第1蓋部60と第2蓋部70との隙間に異物等が侵入してしまうことを抑制できるとともに、蓋機構50表面の意匠を良好なものとすることができる。
そして、蓋機構50が閉じた状態において、外箱11の上面部111側に表れる第1蓋部60と第2蓋部70の境界部分51は直線状に形成される。これにより、蓋機構50表面の意匠を更に良好なものとすることができる。
(第2実施形態)
次に、図13を参照して第2実施形態について説明する。
第2実施形態では、上記第1実施形態に対して、第1蓋部60の傾斜面631の傾斜角度θ1及び第1蓋部60に対する第2蓋部70の回動角度の最大値θ2が異なる。第2実施形態における傾斜面631の傾斜角度θ1は70°より小さい角度に設定されている。すなわち、第2実施形態における傾斜面631の傾斜角度は、第1蓋部60に対して第2蓋部70の回動角度の最大値θ2が110°~120°よりも大きくなる角度に設定されている。
この場合、第1回動軸601から第2蓋部70の裏面先端部702までの距離L2は、第1回動軸601から第2蓋部70の裏面基端部701までの距離L1よりも小さい。そのため、第2実施形態では、第2蓋部70を折り曲げた状態における蓋機構50の回動半径は、第1回動軸601から第2蓋部70の裏面基端部701までの距離L1となる。
このように、本実施形態によれば、第1実施形態に比べて第2蓋部70を折り曲げた際における蓋機構50の回動半径を更に小さくすることができる。その結果、蓋機構50を回動させる際に蓋機構50がその棚に干渉してしまうことを更に効果的に抑制することができる。
なお、上記各実施形態においては、蓋機構50が谷折りに折り曲げ可能に構成された例について説明したが、蓋機構50は、山折りに折り曲げ可能に構成されても良い。
また、上記各実施形態では、蓋機構50は、第1蓋部60及び第2蓋部70を有して2つに折り曲げ可能な構成としたが、3つ以上の蓋部を有して3つ以上に折り曲げ可能としても良い。
更に、上記実施形態において規制部81、82は、いわゆるスナップフィットで構成した例としたが、例えば磁石で構成し磁石の吸着力を利用して各蓋部60、70の回動を規制することもできる。
また、上記各実施形態では、処理剤ケース30と処理剤タンク40とを前後方向に配置し、蓋機構50も蓋機構50の後部を支点に前後方向に開閉可能に構成しているが、処理剤ケース30と処理剤タンク40との配置及び付帯機構50の開閉方向は上記したものに限られない。例えば処理剤ケース30と処理剤タンク40とを左右方向に並べて配置しても良く、この場合、蓋機構50は、例えば左右方向に長く構成されて左右方向の一方の端部を支点に開閉可能に構成することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変更は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…洗濯機、11…外箱、12…水槽、21…収容部、211…開口部、30…処理剤ケース、301…ケース側投入口、31…洗剤ケース(処理剤ケース)、32…仕上げ剤ケース(処理剤ケース)、40…処理剤タンク、41…洗剤タンク(処理剤タンク)、42…仕上げ剤タンク(処理剤タンク)、50…蓋機構、51…境界部分、60…第1蓋部、61…支持部、62…第1手掛け部(手掛け部)、70…第2蓋部、701…裏面基端部、702…裏面先端部、71…第1蓋部側の端部、81…第1規制部(規制部)、82…第2規制部(規制部)

Claims (7)

  1. 外箱と、
    前記外箱内に設けられた水槽と、
    1回の運転で用いる洗濯処理剤の投入を受けるとともに、投入された前記洗濯処理剤を前記水槽に供給する処理剤ケースと、
    複数回の運転に用いる洗濯処理剤を貯留可能な処理剤タンクと、
    前記外箱内に設けられ、箱状に形成されて前記外箱の上面側が開放された開口部を有し、前記処理剤ケース及び前記処理剤タンクを並べて収容可能な収容部と、
    前記外箱に回動可能に設けられて回動により前記開口部を開閉するとともに、折り曲げ可能でかつ折り曲げた状態で回動可能に構成された蓋機構と、
    を備えている洗濯機。
  2. 前記処理剤ケースは、ユーザから前記洗濯処理剤の投入を受けるケース側投入口を有するとともに、前記処理剤タンクに対して前記蓋機構の回動軸とは反対側に配置され、
    前記蓋機構は、
    前記蓋機構の閉状態において前記処理剤タンクを覆う第1蓋部と、前記第1蓋部に対して回動可能に取り付けられて前記蓋機構の閉状態において前記処理剤ケースを覆う第2蓋部と、を有し、
    前記第1蓋部が閉状態で前記第2蓋部を開いた場合に前記ケース側投入口が露出する、
    請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記第1蓋部は、前記第2蓋部側にユーザが手指を掛けることが可能な手掛け部を有している、
    請求項2に記載の洗濯機。
  4. 前記第1蓋部が閉状態の場合に、前記第1蓋部に作用する前記第1蓋部の開方向への力が所定未満の場合には前記第1蓋部の開方向への回動を規制して前記第1蓋部を閉状態に維持し、前記第1蓋部に作用する前記第1蓋部の開方向への力が所定以上の場合には前記第1蓋部の開方向への回動の規制を解除する第1規制部と、
    前記第2蓋部が閉状態の場合に、前記第2蓋部に作用する前記第2蓋部の開方向への力が所定未満の場合には前記第2蓋部の開方向への回動を規制して前記第2蓋部を閉状態に維持し、前記第2蓋部に作用する前記第2蓋部の開方向への力が所定以上の場合には前記第2蓋部の開方向への回動の規制を解除する第2規制部と、を更に備えている、
    請求項2又は3に記載の洗濯機。
  5. 前記第1蓋部は、前記第2蓋部を回動可能に支持する支持部を有し、
    前記第2蓋部における前記第1蓋部側の端部は、前記第2蓋部が折り曲げられた場合に前記支持部の下側に潜り込む、
    請求項2から4のいずれか一項に記載の洗濯機。
  6. 前記蓋機構が閉じた状態において、前記外箱の上面側に表れる前記第1蓋部と前記第2蓋部の境界部分は直線状に形成される、
    請求項2から5のいずれか一項に記載の洗濯機。
  7. 前記第2蓋部は、前記第1蓋部に対して、前記蓋機構の回動軸から前記第2蓋部の裏面先端部までの距離が前記蓋機構の回動軸から前記第2蓋部の裏面基端部までの距離よりも小さくなる位置まで回動可能に構成されている、
    請求項2から6のいずれか一項に記載の洗濯機。
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