JP2022159052A - 半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】メモリへの書き込み動作時におけるビット線から読み出しトランジスタ及びフローティングゲートへの電荷の注入を抑えることが可能な半導体装置を提供する。【解決手段】半導体基板と、半導体基板に設けられた第1のメモリセルと、を備え、第1のメモリセルは、データの書き込み及び消去を制御する第1の書込及び消去トランジスタと、データの読み出しを制御する第1の読出トランジスタと、第1の書込及び消去トランジスタと第1の読出トランジスタとに電荷が注入されることを抑制する第1の電荷移動抑制トランジスタと、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置、特に単層ポリシリコン型の不揮発性メモリを構成する半導体装置及びその製造方法に関する。
不揮発性の記憶装置として、書き込み及び消去トランジスタを構成する電気的に絶縁された浮遊電極層であるフローティングゲート内の電荷の蓄積状態を変化させることにより、データの書き込み及び消去を行う不揮発性メモリが知られている。かかる不揮発性メモリとして、単層のポリシリコンを用いて構成された単層ポリシリコン型の不揮発性メモリが知られている(例えば、特許文献1)。
単層ポリシリコン型の不揮発性メモリでは、例えば書き込み用のアクティブ領域として機能する第1のウェル領域、読み出し用のアクティブ領域として機能する第2のウェル領域、及び消去用のアクティブ領域として機能する第3のウェル領域が半導体基板の表層部付近に形成されている。基板表面には、第1のウェル領域から第3のウェル領域に亘ってオーバーラップするように、トンネル酸化膜及び単層のポリシリコンからなるフローティングゲートが形成されている。また、第2のウェル領域の表面には読み出しトランジスタが形成されている。
かかる不揮発性メモリでは、メモリセルが複数配列されており、隣り合う一対のメモリセルの書き込み及び消去トランジスタが共通のアクティブ領域に形成され、それぞれの読み出しトランジスタが共通のアクティブ領域に形成されている。
書き込み用のアクティブ領域は、コンタクトを介してワード線WLに接続されている。
読み出し用のアクティブ領域は、コンタクトを介してビット線BLに接続されている。消去用のアクティブ領域は、コンタクトを介して配線TLに接続されている。また、読み出しトランジスタのゲートはコンタクトを介してリード線RLに接続されている。
データ書き込み時には、例えばワード線WLに9.5V、ビット線BL及びリード線RLに0Vの電圧を印加する。また、書き込み対象として選択するセル(以下、書き込み選択セル)の配線TLには0Vを印加し、WL-TL間の電位差によりフローティングゲートの消去用のアクティブ領域上に位置する部分においてアクティブ領域からフローティングゲートに電子を注入することにより、書き込み動作を行う。一方、書き込み対象として選択しないセル(以下、書き込み非選択セル)については、配線TLに2.5Vを印加することで書き込みが行われないようにしている。また、読み出し用のアクティブ領域にコンタクトを介して接続されたソース線SLに例えば3.5Vの電圧を印加することにより、シリコン基板で発生した電子が読み出しトランジスタの形成領域におけるアクティブ領域からフローティングゲートへの電子の注入が行われないようにしている。
特開2019-62065号公報
上記のような電圧条件で書き込み選択セルへの書き込みを行う場合、BL-SL間の電位差により読み出し用のアクティブ領域のビット線BLとのコンタクトが形成された部分(BL部)で発生した電子の一部が、ソース線SLの延伸方向に移動及び加速され、読み出しトランジスタ及びフローティングゲートのゲート絶縁膜に電子が注入される。これにより、半導体メモリの特性変動が生じてしまうという問題があった。
ゲート絶縁膜に電子が注入されるのを抑制するため、ゲート絶縁膜を厚くする対策も考えられるが、その場合、書き込み動作が遅くなったり、読み出し電流が低下したりする弊害がある。また、ソース線SLに印加する電圧を下げた場合、基板から電子がゲート絶縁膜を介してフローティングゲートに注入されるため、このような対策も困難であるという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、メモリへの書き込み動作時における読み出しトランジスタ及び、書き込み及び消去トランジスタへの電荷の注入を抑えることが可能な半導体装置を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体装置は、半導体基板と、前記半導体基板に設けられた第1のメモリセルと、を備え、前記第1のメモリセルは、データの書き込み及び消去を制御する第1の書込及び消去トランジスタと、データの読み出しを制御する第1の読出トランジスタと、前記第1の書込及び消去トランジスタと前記第1の読出トランジスタとに電荷が注入されることを抑制する第1の電荷移動抑制トランジスタと、を有することを特徴とする。
本発明の半導体装置によれば、メモリへの書き込み動作時における読み出しトランジスタ及び、書き込み及び消去トランジスタへの電荷の注入を抑えることが可能となる。
本発明に係る実施例1の半導体メモリの構成を示す上面図である。 図1の半導体メモリの2-2線に沿った断面図である。 図1の半導体メモリの3-3線に沿った断面図である。 図1の半導体メモリの4-4線に沿った断面図である。 半導体装置の製造手順を示すフローチャートである。 フローティングゲートと電荷移動抑制ゲートの位置関係を示す図である。 本発明に係る実施例2の半導体メモリの構成を示す上面図である。 半導体メモリにおけるメモリセルの配列を示す図である。 データ書き込み時及び消去時にビット線及びリード線に0Vを印加する場合における、各メモリセルへの電圧印加の例を示す図である。 図9の電圧印加を行った場合に生じる非選択セルへの電子の注入を模式的に示す図である。 高温環境下において図9の電圧印加で隣接セルに繰り返し書き込みを行った場合におけるセル電流の低下を示す図である。 データ書き込み時及び消去時にビット線及びリード線に1.5Vを印加する場合における、各メモリセルへの電圧印加の例を示す図である。 図11の電圧印加を行った場合に、非選択セルへの電子の注入が抑制されることを模式的に示す図である。 高温環境下において図11の電圧印加で隣接セルに繰り返し書き込みを行った場合におけるセル電流の低下を示す図である。 電荷移動抑制トランジスタを有しない半導体メモリの構成を示す上面図である。
以下に本発明の好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下の各実施例における説明及び添付図面においては、実質的に同一または等価な部分には同一の参照符号を付している。
図1は、本発明の実施例1に係る半導体メモリ100を素子形成面の上方から見た上面図である。半導体メモリ100は、単層ポリシリコン型の不揮発性半導体メモリのメモリセルを構成する半導体装置である。半導体メモリ100は、メモリセルが複数配列された構造を有する。ここでは、半導体メモリ100を構成する複数のメモリセルのうち、互いに隣接して配置された一対の第1メモリセルM1及び第2メモリセルM2を示している。ここでは、第1メモリセルM1を書き込み選択セル、第2メモリセルM2を書き込み非選択セルとしている。なお、図1では図示を省略しているが、本実施例の半導体メモリ100では、第1メモリセルM1及び第2メモリセルM2が隣接する方向に同様の構成がさらに連続して複数形成されている。なお、以下の説明では、半導体メモリ100を構成する半導体基板のうち、図1の二点鎖線で示す第1メモリセルM1が形成されている領域を第1メモリセル領域A1、第2メモリセルM2が形成されている領域を第2メモリセル領域A2と称する。
半導体メモリ100を構成する半導体基板には、第1のアクティブ領域11、第2のアクティブ領域12、第3のアクティブ領域13A及び第4のアクティブ領域13Bが形成されている。
第1のアクティブ領域11は、上面視において、第1メモリセル領域A1及び第2メモリセル領域A2に亘って延伸するように、すなわち第1メモリセルM1及び第2メモリセルM2が隣接して配置される方向に延伸するように形成されている。第1のアクティブ領域11は、第1導電型であるN型のウェル領域から構成されている。第1のアクティブ領域11は、データの書き込み時に第1電圧(例えば、9.5V)の印加を受ける書き込み用のアクティブ領域である。第1のアクティブ領域11の表面には、タングステン等の導電体から構成されるコンタクトCTが複数設けられている。
第2のアクティブ領域12は、上面視において、第1メモリセル領域A1及び第2メモリセル領域A2に亘って延伸するように、すなわち第1メモリセルM1及び第2メモリセルM2が隣接して配置される方向に延伸するように形成されている。第2のアクティブ領域12は、第1導電型とは反対導電型の第2導電型であるP型のウェル領域から構成されている。第2のアクティブ領域12は、データ読み出し用のアクティブ領域である。第2のアクティブ領域12の表面には、タングステン等の導電体から構成されるコンタクトCTが複数設けられている。
第3のアクティブ領域13Aは、上面視で矩形の形状を有し、第1メモリセル領域A1に2ヵ所設けられている。第3のアクティブ領域13Aは、第1導電型であるN型のウェル領域から構成されている。第3のアクティブ領域13Aは、データ消去用のアクティブ領域であり、その表面にはタングステン等の導電体から構成されるコンタクトCTが設けられている。
第4のアクティブ領域13Bは、第3のアクティブ領域13Aと同様の形状を有し、第2メモリセル領域A2に2ヵ所設けられている。第4のアクティブ領域13Bは、第1導電型であるN型ウェル領域から構成されている。第4のアクティブ領域13Bは、第3のアクティブ領域13Aと同様にデータ消去用のアクティブ領域であり、その表面にはタングステン等の導電体から構成されるコンタクトCTが設けられている。
第1のメモリセルM1は、書き込み及び消去トランジスタ21A、読み出しトランジスタ22A、及び電荷移動抑制トランジスタ23Aを有している。また、第2のメモリセルM2は、書き込み及び消去トランジスタ21B、読み出しトランジスタ22B、及び電荷移動抑制トランジスタ23Bを有している。
書き込み及び消去トランジスタ21Aは、第1メモリセル領域A1において第1のアクティブ領域11、第2のアクティブ領域12、第3のアクティブ領域13Aに跨って形成されている。書き込み及び消去トランジスタ21Aは、データ書き込みとデータ消去用のトランジスタである。
書き込み及び消去トランジスタ21Aは、第1メモリセル領域A1の表面に、フローティングゲートを有している。フローティングゲートは、ポリシリコン膜からなる単層の導電層である。フローティングゲートは、第1のアクティブ領域11、第2のアクティブ領域12及び第3のアクティブ領域13Aの上面に亘り、且つ各々の表面の一部を露出するように配置されている。フローティングゲートは、第1のアクティブ領域11の表面の一部を覆う上面視で矩形形状を有する部分(以下、書き込み領域WCと称する)と、第3のアクティブ領域13Aの表面の一部を覆う上面視で矩形形状を有する部分(以下、消去領域ECと称する)と、第2のアクティブ領域12の表面を横断するように書き込み領域WCと消去領域ECとを接続する帯状の部分(以下、帯状領域と称する)と、から構成されている。
読み出しトランジスタ22Aは、第1メモリセル領域A1において、書き込み及び消去トランジスタ21Aと隣接し、第2のアクティブ領域12の延伸方向と交差する方向に、第2のアクティブ領域12を横断して形成されている。読み出しトランジスタ22Aは、データ読み出し用のトランジスタである。
読み出しトランジスタ22Aは、第1メモリセル領域A1の表面に、読み出しゲートを有している。読み出しゲートは、ポリシリコン膜からなる単層の導電層である。読み出しゲートは、長方形の形状を有し、その長手方向が第2のアクティブ領域12の延伸方向に直交し且つ第2のアクティブ領域12の表面を横断するように配置されている。読み出しゲートは、フローティングゲートの帯状領域と平行に所定間隔を隔てて配置されている。
また、電荷移動抑制トランジスタ23Aは、第1メモリセル領域A1において、読み出しトランジスタ22Aに隣接し、書き込み及び消去トランジスタ21Aとで読み出しトランジスタ22Aを挟むように形成されている。そして、第2のアクティブ領域12の延伸方向と交差する方向に、第2のアクティブ領域12を横断して形成されている。
電荷移動抑制トランジスタ23Aは、第1メモリセル領域A1の表面に、電荷移動抑制ゲートを有している。電荷移動抑制ゲートは、読み出しゲートと同様、ポリシリコン膜からなる単層の導電層から構成され、長方形の形状を有し、その長手方向が第2のアクティブ領域12の延伸方向に直交し且つ第2のアクティブ領域12の表面を横断するように配置されている。電荷移動抑制ゲートは、所定間隔を隔てて読み出しトランジスタ22Aの読み出しゲートと平行に配置されている。
電荷移動抑制トランジスタ23Aは、半導体メモリ100へのデータの書き込み動作時(以下、単に書き込み動作時と称する)において、第2のアクティブ領域12から読み出しトランジスタ22A及び、書き込み及び消去トランジスタ21Aのフローティングゲートの帯状領域への電荷の注入を抑制するために設けられている。すなわち、電荷移動抑制ゲートは、データ書き込み時や読み出し時に電圧の印加を受ける点では読み出しトランジスタ22Aの読み出しゲートと共通しているものの、書き込み、読み出し及び消去の動作に直接関与しない所謂ダミーゲートである。
書き込み及び消去トランジスタ21Bは、第2メモリセル領域A2において、第1のアクティブ領域11、第2のアクティブ領域12、第4のアクティブ領域13Bに跨って形成されている。また、書き込み及び消去トランジスタ21Bは、第2メモリセル領域A2の表面に、書き込み及び消去トランジスタ21Aのフローティングゲートと同様の形状を有するフローティングゲートを有する。書き込み及び消去用トランジスタ21Bのフローティングゲートは、第1のアクティブ領域11、第2のアクティブ領域12及び第4のアクティブ領域13Bの上面に亘り、且つ各々の表面の一部を露出するように配置されている。第1のアクティブ領域11に書き込み領域WC、第4のアクティブ領域13Bに消去領域ECが構成されている。
読み出しトランジスタ22Bは、第2メモリセル領域A2において、第1メモリセル領域A1に設けられた読み出しトランジスタ22Aと同様の構成である。また、読み出しトランジスタ22Bは、第2メモリセル領域A2の表面に、読み出しトランジスタ22Aの読み出しゲートと同様の構成及び形状を有する読み出しゲートを有する。
電荷移動抑制トランジスタ23Bは、第2メモリセル領域A2において、第1メモリセル領域A1に設けられた電荷移動抑制トランジスタ23Aと同様の構成である。また、電荷移動抑制トランジスタ23Bは、第2メモリセル領域A2の表面に、電荷移動抑制トランジスタ23Aの電荷移動抑制ゲートと同様の構成及び形状を有する電荷移動抑制ゲートを有する。
第1のメモリセルM1及び第2のメモリセルM2は、第2のアクティブ領域12において、第1のメモリセルM1と第2のメモリセルM2の境界を基準として線対称に形成されている。具体的には、第2のアクティブ領域12において、第2のアクティブ領域12の延伸方向に、書き込み及び消去トランジスタ21A、読み出しトランジスタ22A、電荷移動抑制抑制トランジスタ23A、書き込み及び消去トランジスタ23B、読み出しトランジスタ22B、電荷移動抑制トランジスタ23Bの順に形成されている。
半導体メモリ100の素子搭載面には、ワード線WL、リード線RL1、RL2、ソース線SL、ビット線BL、配線TL1、TL2、及び疑似リード線DLが設けられている。
ワード線WLは、第1のアクティブ領域11の延伸方向に沿ってすなわち、図の行方向に配線されている。ワード線WLは、第1のアクティブ領域11に設けられたコンタクトCTを介して、第1のアクティブ領域11に接続されている。
また、リード線RL1及びRL2は、ワード線WLと平行に行方向に配線されている。
リード線RL1は、第1メモリセルM1の読み出しトランジスタ22Aにコンタクトを介して接続されている。リード線RL2は、第2メモリセルM2の読み出しトランジスタ22Bにコンタクトを介して接続されている。
また、ソース線SLは、第2のアクティブ領域12上にその延伸方向、すなわち、行方向に配線されている。ソース線SLは、複数のコンタクトを介して第2のアクティブ領域12に接続されている。
ビット線BLは、第1メモリセルM1と第2メモリセルM2との境界部分の上面に配線されている。ビット線BLは、書き込み及び消去トランジスタ21A、21Bのフローティングゲートの帯状領域が延伸する方向に平行にすなわち、図の列方向に配線されている。ビット線BLは、コンタクトを介して第2のアクティブ領域12に接続されている。なお、以下の説明では、第2のアクティブ領域12のビット線BLとの接続部分含む所定範囲の領域をBL部24と称する。また、第2のアクティブ領域12のソース線SLとの接続部分含む所定範囲の領域をSL部25A、25Bと称する。
BL部24は、第2のアクティブ領域12の第1メモリセル領域A1と第2メモリセル領域A2との境界部分に位置する第1領域である。SL部25Aは、第2のアクティブ領域12の第1メモリセル領域A1に設けられた第2領域であり、SL部25Bは、第2のアクティブ領域12の第2メモリセル領域A2に設けられた第3領域である。BL部24及びSL部25Aは、書き込み及び消去トランジスタ21A、読み出しトランジスタ22A及び電荷移動抑制トランジスタ23Aの形成位置を挟んで互いに対向する位置に設けられている。またBL部24及びSL部25Bは、書き込み及び消去トランジスタ21B、読み出しトランジスタ22B及び電荷移動抑制トランジスタ23Bの形成位置を挟んで互いに対向する位置に設けられている。
また、配線TL1及びTL2は、ビット線BLと平行に、すなわち、図の列方向に配線されている。配線TL1は、第1メモリセル領域A1の第3のアクティブ領域13Aにコンタクトを介して接続されている。配線TL2は、第2メモリセル領域A2の第4のアクティブ領域13Bにコンタクトを介して接続されている。
さらに、疑似リード線DLは、リード線RL1及びRL2と平行に、すなわち、図の行方向に配線されている。疑似リード線DLは、第1メモリセルM1の電荷移動抑制トランジスタ23A及び第2メモリセルM2の電荷移動抑制トランジスタ23Bにコンタクトを介して接続されている。
図2は、図1の2-2線に沿った断面図である。また、図3は、図1の3-3線に沿った断面図である。
図2に示すように、半導体メモリ100は、半導体基板30に形成された第1ウェル領域31、第2ウェル領域32、及び第3ウェル領域33から構成されている。なお、図2、図3及び図4では、半導体メモリ100を構成する半導体基板30のうち、ウェル領域が形成されていない部分をシリコン基板40として示している。
第1ウェル領域31は、データ書き込みのためのアクティブ領域である第1のアクティブ領域11を構成するN型ウェル領域である。第2ウェル領域32は、データ読み出しのためのアクティブ領域である第2のアクティブ領域12を構成するP型ウェル領域である。また、第3ウェル領域33は、データ消去のためのアクティブ領域である第3のアクティブ領域13A及び第4のアクティブ領域13Bを構成するN型ウェル領域である。
各ウェル領域の表層部の間の領域には、素子分離層(絶縁層)34が形成されている。
素子分離層34は、隣接するウェル領域の間に設けられた溝に酸化膜を埋め込むことにより形成された、STI(Shallow Trench Isolation)構造を有する。
第1ウェル領域31、第2ウェル領域32及び第3ウェル領域33の各々の表面と書き込み及び消去トランジスタ21Aのフローティングゲート、読み出しトランジスタ22Aの読み出しゲート、電荷移動抑制トランジスタ23A及び電荷移動抑制トランジスタ23Bの電荷移動抑制ゲートとの間には、シリコン酸化膜からなるトンネル酸化膜(図示を省略)が形成されている。
書き込み及び消去トランジスタ21Aは、第1メモリセルM1のフローティングゲートを構成する導電層である。第1ウェル領域31の書き込み及び消去トランジスタ21Aのフローティングゲートによって覆われた部分は、第1メモリセルM1にデータの書き込み及び消去を行う際のコントロールゲートとして機能するウェル領域である。第3ウェル領域33の書き込み及び消去トランジスタ21Aのフローティングゲートによって覆われた部分は、第1メモリセルM1にデータの書き込み及び消去を行う際のトンネルゲートとして機能するウェル領域である。第2ウェル領域32は、第1メモリセルM1からデータの読み出しを行う際の読み出しトランジスタとして機能するウェル領域である。
半導体基板30の表面には、絶縁層35が形成されている。例えば、図3に示すように、絶縁層35は、書き込み及び消去トランジスタ21Aのフローティングゲート及び電荷移動抑制トランジスタ23Aの電荷移動抑制ゲートの表面と各ウェル領域の半導体基板30の表面に露出した部分とを覆うように形成されている。
図4は、図1の4-4線に沿った断面図である。
第2ウェル領域32の半導体基板30の表面に露出した平面部分は、データ読み出しのためのアクティブ領域である第2のアクティブ領域12を構成している。第2ウェル領域32の表面には、電圧印加のためのコンタクトCTが複数設けられている。第1メモリセル領域A1における第2ウェル領域32の表面には、書き込み及び消去トランジスタ21Aのフローティングゲートの帯状の領域、読み出しトランジスタ22Aの読み出しゲート、及び電荷移動抑制トランジスタ23Aの電荷移動抑制ゲートが設けられている。また、第2メモリセル領域A2における第2ウェル領域32の表面には、書き込み及び消去トランジスタ21Bのフローティングゲートの帯状領域、読み出しトランジスタ22Bの読み出しゲート、及び電荷移動抑制トランジスタ23Bの電荷移動抑制ゲートが設けられている。
次に、本実施例の半導体メモリ100の製造方法について、図5に示す製造フローに沿って説明する。
まず、第2導電型の半導体基板、例えば、P型のSi基板の表面にフォトリソグラフィによりパターニングしたレジスト膜を形成し、イオン注入により、半導体基板の表面に第1導電型、本実施例ではN型の不純物として例えばP+(リン)或いはAs+(ヒ素)を注入する。これにより、N型のウェル領域である第1ウェル領域31及び第3ウェル領域33が形成される(STEP101)。
次に、半導体基板の表面の第1ウェル領域31及び第3ウェル領域33上にレジスト膜を形成し、第2導電型、本実施例では、P型の不純物を注入する。これにより、P型のウェル領域である第2ウェル領域32が形成される(STEP102)。
次に、第1ウェル領域31、第2ウェル領域32及び第3ウェル領域33が形成された半導体基板の表面にエッチングを行い、溝を形成する(STEP103)。
次に、溝を含む半導体基板の表面全体にCVD(Chemical Vapor Deposition)法によってSiO2等の絶縁膜を形成する。これにより、素子分離層が形成される(STEP104)。
次に、熱酸化法により、第1ウェル領域31、第2ウェル領域32及び第3ウェル領域33の各々の表面の露出した部分を覆うシリコン酸化膜を形成する。これにより、当該部分にトンネル酸化膜が形成される(STEP105)。
次に、CVD法により素子分離層及びトンネル酸化膜の表面を覆うようにポリシリコン膜を形成する。これにより、書き込み及び消去用トランジスタ21A、21Bのフローティングゲート、読み出しトランジスタ22A、22Bの読み出しゲート、電荷移動抑制トランジスタト23A、23Bの電荷移動抑制ゲートが形成される(STEP106)。
次に、上記工程を経たウェハの表面にフォトリソグラフィによりパターニングしたレジスト膜を形成する。そして、イオン注入により、第1ウェル領域31及び第3ウェル領域33の表面に、第2導電型、本実施例ではP型の不純物を注入する。これにより、第2導電型の拡散層からなるP型拡散領域が形成される(STEP107)。
以上のような工程を経た後、コンタクトCTの形成が行われ、本実施例の半導体メモリ100が製造される。
次に、データの書き込み時に各配線に印加される電圧について説明する。
第1メモリセルM1にデータを書き込む場合、ワード線WLに第1電圧(例えば、9.
5V)を印加し、第1メモリセルM1の消去領域ECである第3のアクティブ領域13Aに接続された配線TL1に第2電圧(例えば、0V)を印加する。このWL-TL1間の電位差により、書き込み及び消去トランジスタ21Aのフローティングゲートに電子が注入される。なお、データ消去時にはデータ書き込み時とは逆に、ワード線WLに第2電圧を印加し、配線TL1に第1電圧を印加することにより、フローティングゲートから第2ウェル領域32へと電子が移動する。
また、データ書き込み時において、ビット線BL及びリード線RL1には第2電圧を印加し、ソース線SLには第1電圧と第2電圧との間の電圧である第3電圧(例えば、3.5V)を印加する。そして、疑似リード線DLには、リード線RLに印加する電圧と同じ第2電圧である0Vを印加する。これにより、電荷移動抑制トランジスタ23Aの電荷移動抑制ゲートに0Vが印加される。
この電荷移動抑制トランジスタ23Aにより、第2のアクティブ領域12から読み出しトランジスタ22A及び、書き込み及び消去トランジスタ21Aへの電荷の注入が抑制される。すなわち、本実施例の電荷移動抑制トランジスタ23Aは、読み出しトランジスタ22A及び、書き込み及び消去トランジスタ21Aへの電荷の注入が抑制する役割を果たしている。
仮に、本願発明のような電荷移動抑制トランジスタがなかったとすると、データ書き込み時に、BL―SL間の電位差によってBL部24で電子が発生し、その電子がソース線SLの延伸方向に沿って移動し、読み出しトランジスタ22A及び、書き込み及び消去トランジスタ21Aのゲート絶縁膜に電子が注入し、特性変動を起こす原因となる。
これに対し、本実施例の半導体メモリ100では、BL部24で発生した電子は電荷移動抑制トランジスタ23Aに移動するため、第1メモリセルM1における読み出しトランジスタ22A及び、書き込み及び消去トランジスタ21Aへの電荷の注入が抑制される。同様に、第2メモリセルM2においても、電荷移動抑制トランジスタ23Bによって、BL部24で発生した電子の読み出しトランジスタ22B及び、書き込み及び消去トランジスタ21Bへの注入が抑制される。
尚、書き込み非選択セルである第2メモリセルM2は、データ書き込み時に、第2メモリセルM2にデータが書き込まれないように配線TL2に第1電圧と第2電圧との間の電圧である第4電圧(例えば、2.5V)を印加する。
また、本実施例の半導体メモリ100では、図6に示すように、第2のアクティブ領域12上における書き込み及び消去トランジスタ21Aのフローティングゲートの帯状部分の端部から電荷移動抑制トランジスタ23Aの電荷移動抑制ゲートの端部までの距離L2が、書き込み及び消去トランジスタ21Aのフローティングゲートの書き込み領域WCの帯状領域から突き出した部分の長さL1よりも短い。すなわち、距離L2は、矩形の領域である書き込み領域WCと帯状部分との境界部から、第1のアクティブ領域11の延伸方向における書き込み領域WCの端部までの長さよりも短い。このため、電荷移動抑制トランジスタを有しない場合と比べてセルサイズを増大させることなく、第2のアクティブ領域12から読み出しトランジスタ22A、及び書き込み及び消去トランジスタ21Aへの電荷の注入を抑制することができる。
なお、電荷移動抑制トランジスタ23A、23Bの配置位置は図1に示したものに限られない。また、電荷移動抑制トランジスタ23A、23Bとは別に、同様の機能を有する電荷移動抑制トランジスタをさらに設けてもよい。
図7は、かかる点に鑑みて為された実施例2の半導体メモリ200を素子形成面の上方から見た上面図である。
第1メモリセルM1は、電荷移動抑制トランジスタ23Aに加えて、電荷移動抑制トランジスタ26Aを有する。電荷移動抑制トランジスタ26Aは、第1メモリセル領域A1において、図7に示すように、例えば書き込み及び消去トランジスタ21Aを挟んで、読み出しトランジスタ22A及び電荷移動抑制トランジスタ23Aと対向する位置に形成されている。そして、第2のアクティブ領域12の延伸方向と交差する方向に、第2のアクティブ領域12を横断して形成されている。
電荷移動抑制トランジスタ26Aは、第1メモリセル領域A1の表面に、電荷移動抑制トランジスタ23Aと同様に電荷移動抑制ゲートを有している。電荷移動抑制ゲートは、電荷移動抑制トランジスタ23Aの電荷移動抑制ゲートと同様に、ポリシリコン膜からなる単層の導電層から構成されている。電荷移動抑制トランジスタ26Aの電荷移動抑制ゲートは、長方形の形状を有し、その長手方向が第2のアクティブ領域12の延伸方向に直交し且つ第2のアクティブ領域12の第1領域24と第2領域25Aとの間の表面を横断するように配置されている。電荷移動抑制トランジスタ26Aの電荷移動抑制ゲートは、第2のアクティブ領域12において、所定間隔を隔てて書き込み及び消去トランジスタ21Aのフローティングゲートと平行に配置されている。
また、電荷移動抑制トランジスタ26Aの電荷移動抑制ゲートは、電荷移動抑制トランジスタ23Aの電荷移動抑制ゲートと同様に擬似リード線DLに接続されており、データ書き込み時には読み出しトランジスタ22Aに印加される電圧と同等の電圧が印加される。
電荷移動抑制トランジスタ26Aは、電荷移動抑制トランジスタ23Aと同様、データ書き込み時における第2のアクティブ領域12から書き込み及び消去トランジスタ21A及び、読み出しトランジスタ22Aへの電荷の注入を抑制する機能を有する。
また、電荷移動抑制トランジスタ26AはBL部24よりもSL部25Aに近い位置に配置されているため、例えばデータ書き込みにおいて上記実施例1で説明したのと反対の論理で電圧を印加した場合、例えば、ビット線BLに3.5V及びソース線SLに0Vを印加するような場合に、BL―SL間の電位差により、SL部25Aで発生した電子が電荷移動抑制トランジスタ26Aに注入される。従って、電荷移動抑制トランジスタ26Aを有しない場合と比べて、配線の電圧に拘わらず、より効果的に読み出しトランジスタ22A及び、書き込み及び消去トランジスタ21Aの電荷注入を抑制することができる。
なお、第2メモリセルM2は、電荷移動抑制トランジスタ23Bに加えて、電荷移動抑制トランジスタ26Bを有する。電荷移動抑制トランジスタ26Bは、第2メモリセル領域A2において、図7に示すように、電荷移動抑制トランジスタ26Aと同様の構成である。また、電荷移動抑制トランジスタ26Bは、第2メモリセル領域A2の表面に、電荷移動抑制トランジスタ26Aの電荷移動抑制ゲートと同様の形状を有する電荷移動抑制ゲートを有する。電荷移動抑制トランジスタ26Bの電荷移動抑制ゲートは、長手方向が第2のアクティブ領域12の延伸方向に直交し且つ第2のアクティブ領域12の第1領域24と第3領域25Bとの間の表面を横断するように配置されている。電荷移動抑制トランジスタ26Bの電荷移動抑制ゲートは、第2のアクティブ領域12において、所定間隔を隔てて書き込み及び消去トランジスタ21Bのフローティングゲートと平行に配置されている。電荷移動抑制トランジスタ26Bは、電荷移動抑制トランジスタ26Aと同様の機能を有する。
電荷移動抑制トランジスタ26Bは、BL部24よりもSL部25Bに近い位置に配置されているため、上記と同様にBL―SL間の電位差により、SL部25Bで発生した電子が電荷移動抑制トランジスタ26Bに注入される。従って、電荷移動抑制トランジスタ26Bは、電荷移動抑制トランジスタ26Aと同様に、配線の電圧に拘わらず、より効果的に読み出しトランジスタ22B及び、書き込み及び消去用トランジスタ21Bへの電荷の注入を抑制することができる。
以上のように、本実施例の半導体メモリ100によれば、メモリへの書き込み動作時における読み出しトランジスタ及び、書き込み及び消去トランジスタへの電荷の注入を抑えることが可能となる。
また、実施例2の変形例として、電荷移動抑制トランジスタ23Aを設けず、電荷移動抑制トランジスタ26Aだけを設ける構成としてもよい。電荷移動抑制トランジスタ26AはBL部24よりもSL部25Aに近い位置に配置されているため、例えばデータ書き込みにおいて、例えば、ビット線BLに3.5V及びソース線SLに0Vを印加するような場合に、BL―SL間の電位差により、SL部25Aで発生した電子が電荷移動抑制トランジスタ26Aに注入される。従って、第1メモリセルM1における読み出しトランジスタ22A及び、書き込み及び消去トランジスタ21Aへの電荷の注入が抑制される。同様に、第2メモリセルM2においても、電荷移動抑制トランジスタ23Bを設けず、電荷移動抑制トランジスタ26Bだけを設ける構成とすることができる。この構成とすることによって、BL部24で発生した電子の読み出しトランジスタ22B及び、書き込み及び消去トランジスタ21Bへの注入が抑制される。
なお、本発明は上記実施例で示したものに限られない。例えば、第1のアクティブ領域11、第2のアクティブ領域12、第3のアクティブ領域13A及び第4のアクティブ領域13Bの上面視での形状は、上記実施例で示したものに限られない。
また、上記実施例では、書き込み及び消去トランジスタ21A、21Bのフローティングゲート、読み出しトランジスタ22A、22Bの読み出しゲート、電荷移動抑制トランジスタ23A、23Bの電荷移動抑制ゲートが、それぞれポリシリコンからなる導電層によって構成される場合を例として説明した。しかし、これに限られず、ポリシリコン以外の導電性を有する他の材料からなる導電層を用いてこれらを構成してもよい。
また、上記実施例で示したデータ書き込み時の電圧値は一例であり、実際の電圧値は上記実施例で示したものに限られない。すなわち、データ書き込み時において、第1のアクティブ領域11に第1電圧が印加され、第2のアクティブ領域12の第1領域に第2電圧が印加され、第2のアクティブ領域12の第2領域に第3電圧が印加される場合に、読み出しトランジスタ22A及び電荷移動抑制トランジスタ23Aに第2電圧が印加されるように構成されていればよい。また、データ書き込み時において、第1のアクティブ領域11に第1電圧が印加され、第2のアクティブ領域12の第1領域に第3電圧が印加され、第2のアクティブ領域12の第2領域に第2電圧が印加される場合に、読み出しトランジスタ22A及び電荷移動抑制トランジスタ26Aに第2電圧が印加されるように構成されていればよい。
[印加電圧の変更例]
上記実施例では、データ消去時における電圧印加の例として、ビット線BL及びリード線RL1に0V(すなわち、第2電圧)を印加し、ソース線SLに第3電圧を印加する場合について説明した。上記各実施例の半導体メモリには電荷移動抑制ゲートが設けられているため、通常はこのような電圧印加を行った場合でも、読み出しトランジスタや書き込み及び消去トランジスタへの電荷の注入を抑制することができる。
しかし、メモリセルへのデータの書き込み及び消去を繰り返し行った場合、ソース線から書き込み及び消去トランジスタのフローティングゲートに電荷の注入が生じることを発明者は見出した。特に、高温環境下(例えば、85℃)で繰り返し書き込み及び消去を行った場合に電荷の注入が大きくなる。
このようなフローティングゲートへの電荷の注入を抑えるため、データ消去時にソース線SLに印加する電圧を、第3電圧ではなく、第3電圧よりも高く第1電圧よりも低い所定の電圧(第4電圧)とすることが考えられる。これについて、以下説明する。
図8は、半導体メモリ100におけるメモリセルの配列を示す図である。ワード線WL及びビット線BLの各々の延伸方向に沿って、複数のメモリセルがマトリクス状に配列されている。
例えば、メモリセルMC0A、MC1A、MC0B及びMC1Bは、共通のソース線SLAに接続され、ソース線SLAの延伸方向に沿って一列に配置されている。また、メモリセルMC2A、MC3A、MC2B及びMC3Bは、共通のソース線SLに接続され、ソース線SLの延伸方向に沿って一列に配置されている。メモリセルMC4A、MC5A、MC4B及びMC5Bは、共通のソース線SLBに接続され、ソース線SLBの延伸方向に沿って一列に配置されている。メモリセルMC6A、MC7A、MC6B及びMC7Bは、共通のソース線SLCに接続され、ソース線SLCの延伸方向に沿って一列に配置されている。メモリセルMC0A、MC2A、MC4A及びMC6Aは、ビット線BLの延伸方向に沿って一列に配置されている。メモリセルMC1A、MC3A、MC5A及びMC7Aは、ビット線BLの延伸方向に沿って一列に配置されている。メモリセルMC0B、MC2B、MC4B及びMC6Bは、ビット線BL2の延伸方向に沿って一列に配置されている。メモリセルMC1B、MC3B、MC5B及びMC7Bは、ビット線BL2の延伸方向に沿って一列に配置されている。
図1に示す第1メモリセルM1及び第2メモリセルM2は、例えば図8のメモリセルMC2A及びMC3Aにそれぞれ対応している。メモリセルMC2A及びMC3Aは、共通のビット線BL、ワード線WL及びソース線SLに接続されている。メモリセルMC3Bは、メモリセルMC3Aと共通のワード線WL、リード線RL2及びソース線SLに接続された、メモリセルMC3Aの相補セルである。メモリセルMC5Aは、メモリセルMC3Aと共通のビット線BL及び配線TL2Aに接続されている。
図9は、印加電圧の変更前、すなわちデータ書き込み時及び消去時にビット線BL及びリード線RL1に第2電圧を印加し、ソース線SLに第3電圧を印加する場合のメモリセルMC3A、MC3B、MC2A及びMC5Aの各々に対する電圧印加の例を示す図である。ここでは、書き込み及び消去の対象である選択セルは、メモリセルMC3A、メモリセルMC2A及びメモリセルMC3B、書き込み及び消去の対象でない非選択セルは、メモリセルMC5Aとした場合を示している。また、読み出しの対象である選択セルは、メモリセルMC3A及びメモリセルMC3B、読み出しの対象でない非選択セルはメモリセルMC2A及びメモリセルMC5Aとした場合を示している。
また、書き込み及び消去トランジスタのゲート絶縁膜(酸化膜)の厚さを約70Åとし、書き込み電圧である第1電圧を9.1Vとした場合を示している。第2電圧は0V、第3電圧は4.5Vである。
[データ書き込み時(印加電圧変更前)]
データ書き込みの選択セルであるメモリセルMC3Aに接続されたビット線BL、配線TL2A及びリード線RL2には0V、ワード線WLには9.1V、ソース線SLには4.5Vが印加される。選択セルであるメモリセルMC2Aに接続された配線TL1A及びリード線RL1には、0Vが印加される。選択セルであり、メモリセルMC3Aの相補セルであるメモリセルMC3Bに接続されたビット線BL2及び配線TL2Bには、0Vが印加される。非選択セルであるメモリセルMC5Aに接続されたワード線WL2はオープン(開放)状態に制御され、ソース線SLBには4.5V、リード線RLCには0Vが印加される。
[データ消去時(印加電圧変更前)]
データ消去の選択セルであるメモリセルMC3Aに接続されたビット線BL、ワード線WL及びリード線RL2には0V、配線TL2Aには9.1V、ソース線SLには4.5Vが印加される。選択セルであるメモリセルMC2Aに接続された配線TL1Aには9.1V、リード線RL1には0Vが印加される。選択セルであり、メモリセルMC3Aの相補セルであるメモリセルMC3Bに接続されたビット線BL2には0V、配線TL2Bには9.1Vが印加される。非選択セルであるメモリセルMC5Aに接続されたワード線WL2には9.1V、ソース線SLBには4.5V、リード線RLCには0Vが印加される。
[データ読み出し時(印加電圧変更前)]
データ読み出しの選択セルであるメモリセルMC3Aに接続されたビット線BL、ワード線WL及びリード線RL2には1.5V、配線TL2A及びソース線SLには0Vが印加される。非選択セルであるメモリセルMC2Aに接続された配線TL1A及びリード線RL1には0Vが印加される。選択セルであり、メモリセルMC3Aの相補セルであるメモリセルMC3Bに接続されたビット線BL2には1.5V、配線TL2Bには0Vが印加される。非選択セルであるメモリセルMC5Aに接続されたワード線WL2には1.5Vが印加され、ソース線SLBはオープン(開放)状態に制御され、リード線RLCには0Vが印加される。
このような電圧印加によってデータの書き込み及び消去を繰り返し行うと、非選択セルでは、ソース線から書き込み及び消去トランジスタのフローティングゲートに電子の注入が生じる。かかる電子の注入は、半導体メモリに特性変動が生じる原因となる。
図10Aは、メモリセルMC3A、MC2A、及びMC3Bを選択してデータ消去を行う際の非選択セルであるメモリセルMC5Aの回路構成及び電子の注入を簡略化して示す図である。ここでは、データ消去時における印加電圧を示している。
ソース線SL(4.5V)とフローティングゲートFG(9.1V)との電圧差が大きいため、図中に矢印で示すように、ソース線SLからの電子がフローティングゲートFGに注入される。これにより、データ書き込み及び消去を繰り返すにつれて、セル電流の低下は大きくなる。また、ソース線SLに高電圧を印加し、ビット線BL及びリード線RLとの電圧差が大きくなるにつれて、リーク電流が増大する。
図10Bは、高温環境下(例えば、85℃)で繰り返し書き込み及び消去を行った場合におけるセル電流の低下を示す図である。ここでは、データ書き込み及び消去のための電圧印加前の状態、10000回のデータ書き込み及び消去を行った状態、50000回のデータ書き込み及び消去を行った状態、及び100000回のデータ書き込み及び消去を行った場合を比較して示している。データ書き込み及び消去を繰り返すにつれて、ソース線SLからフローティングゲートFGへの電子の注入に起因するセル電流の低下が大きくなる。
これに対し、下記のように印加電圧の変更を行うことにより、フローティングゲートFGへの電子の注入を抑制し、データ書き込み及び消去を繰り返すことによるセル電流の低下を抑えることができる。さらに、リーク電流が増大することを抑えることができる。
図11は、メモリセルMC3A、MC3B、MC2A及びMC5Aの各々に対する印加電圧の変更例を示す図である。
[データ書き込み時(印加電圧変更後)]
データ書き込みの選択セルであるメモリセルMC3Aに接続されたビット線BL及びリード線RL2には1.5Vが印加される。また、選択セルであるメモリセルMC2Aに接続されたリード線RL1、選択セルであり、相補セルであるメモリセルMC3Bに接続されたリード線RL2及びビット線BL2、及び非選択セルであるメモリセルMC5Aに接続されたリード線RLCにも、1.5Vが印加される。
[データ消去時(印加電圧変更後)]
データ消去の選択セルであるメモリセルMC3Aに接続されたビット線BL及びリード線RL2には1.5V、ソース線SLには6Vがそれぞれ印加される。また、選択セルであるメモリセルMC2Aに接続されたリード線RL1、選択セルであり、相補セルであるメモリセルMC3Bに接続されたリード線RL2及びビット線BL2、及び非選択セルであるメモリセルMC5Aに接続されたリード線RLCに、1.5Vが印加される。また、非選択セルであるメモリセルMC5Aに接続されたソース線SLBには6Vが印加される。
このようにデータ消去時におけるソース線の印加電圧を6Vとし、ワード線WL及び配線TLとの電圧差を小さくすることにより、ソース線からフローティングゲートへの電子の注入を抑えることができる。また、データ消去時におけるソース線の印加電圧を大きくしたことに伴い、ビット線及びリード線の印加電圧を1.5Vとし、ソース線の印加電圧との電圧差を大きくしないことにより、リーク電流が増大することを抑えることができる。
図12Aは、メモリセルMC3A、MC2A、及びMC3Bを選択してデータ消去を行う際の非選択セルであるメモリセルMC5Aの回路構成及びデータ消去時の印加電圧を示す図である。
ここでは、図10Aに示した場合と比較して、ソース線SL(6V)とフローティングゲートFG(9.1V)との電圧差が小さい。このため、ソース線SLからフローティングゲートFGへの電子の注入が抑制される。したがって、電子注入によるセル電流の低下が抑制される。また、ソース線SL(6V)とビット線BL(1.5V)及びリード線RL(1.5V)との電圧差が変化しない。このため、リーク電流が増大することが抑制される。
図12Bは、高温環境下(例えば、85℃)で繰り返し書き込み及び消去を行った場合におけるセル電流の低下を示す図である。図10Bに示した例とは異なり、ソース線からフローティングゲートへの電子の注入が抑制されるため、データ書き込み及び消去を繰り返し行うことによるセル電流の変動は生じない。
以上のように、例えばワード線WLの印加電圧が9.1Vである場合、ソース線SLの印加電圧を6Vとして、ワード線WL及び配線TLの印加電圧とソース線SLの印加電圧との電圧差を小さくすることにより、データ消去時におけるソース線SLからフローティングゲートFGへの電子の注入を抑えることができる。また、例えば、ソース線SLの印加電圧が6Vである場合、ビット線BL及びリード線RLの印加電圧を1.5Vとして、ソース線SLとビット線BL及びリード線RLの電圧差を大きくしないことにより、リーク電流が増大することを抑えることができる。
したがって、このような印加電圧の変更を行うことにより、上記実施例1及び実施例2のような電荷移動抑制ゲートによる書き込み及び消去トランジスタへの電荷の注入の抑制に加え、さらにデータ書き込み及び消去を繰り返し行った際の非選択セルにおけるフローティングゲートへの電荷の注入を抑制及びリーク電流の増大を抑制することが可能となる。
なお、図11及び図12Aを用いた説明では、ワード線WL及び配線TLの印加電圧が約9.1V、ソース線SLの印加電圧が6V、ビット線BL及びリード線RLの印加電圧が1.5Vである場合を例として説明した。しかし、具体的な電圧値はこれに限定されない。ソース線SLには、ワード線WL及び配線TLの印加電圧との電圧差が少なくとも4.5V以下、好ましくはその電圧差が3.1V以下となるような電圧が印加されればよい。また、ビット線BL及びリード線RLにはソース線SLよりも約4.5V低い電圧が印加されればよい。また、各印加電圧の電圧値には0.1V程度の誤差も含まれる。また、これらの具体的な電圧値は、ゲート絶縁膜(酸化膜)の厚さが約70Åであることを前提としており、異なる厚さのゲート絶縁膜を用いた場合、各ラインに印加される電圧は異なる電圧値となる。
すなわち、データ消去時には、ワード線WLには第1電圧が印加され、消去用配線である配線TLには第1電圧が印加され、ソース線SLには、データ書き込み時印加される第1電圧と第2電圧との間の電圧である第3電圧よりも高く且つ第1電圧よりも低い第4電圧が印加されるように構成されていればよい。さらに、ビット線BL及びリード線RLにはデータ消去時に第2電圧よりも高く且つ前記第3電圧よりも低い第5電圧が印加されるように構成されていればよい。
また、このような印加電圧の変更によるフローティングゲートへの電荷注入の抑制の効果は、上記実施例1及び実施例2のような電荷移動抑制ゲートが設けられていない半導体メモリにおいても得ることができる。
図13は、図1に示す半導体メモリ100から電荷移動抑制トランジスタ23A及び23Bを除いた半導体メモリ100Aの構成を示す上面図である。かかる構成の半導体メモリ100Aにおいても、消去時において上記印加電圧の変更例と同様の電圧印加をなすことで、非選択セルのソース線SLからフローティングゲートへの電荷の注入を抑えると共にリーク電流の増大を抑制することが可能となる。例えば、第2メモリセルMC2を選択セル、第1メモリセルMC1を非選択セルとした場合、データ消去時にワード線WL及び配線TLに9V、リード線RL1及びRL2に1.5V、ソース線SLに6Vとすることにより、ソース線SLからフローティングゲートへの電荷の注入を抑えると共にリーク電流の増大を抑制することが可能となる。
また、上記実施例で示した製造方法は一例であり、上記とは異なる工程で製造してもよい。
100 半導体メモリ
200 半導体メモリ
11 第1のアクティブ領域
12 第2のアクティブ領域
13A 第3のアクティブ領域
13B 第4のアクティブ領域
21A 書き込み及び消去トランジスタ
21B 書き込み及び消去トランジスタ
22A 読み出しトランジスタ
22B 読み出しトランジスタ
23A 電荷移動抑制トランジスタ
23B 電荷移動抑制トランジスタ
24 BL部,第1領域
25A SL部,第2領域
25B SL部,第3領域
26A 電荷移動抑制トランジスタ
26B 電荷移動抑制トランジスタ
31 第1ウェル領域
32 第2ウェル領域
33 第3ウェル領域
34 素子分離層
35 絶縁層

Claims (26)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板に設けられた第1のメモリセルと、
    を備え、
    前記第1のメモリセルは、
    データの書き込み及び消去を制御する第1の書き込み及び消去トランジスタと、
    データの読み出しを制御する第1の読み出しトランジスタと、
    前記第1の書き込み及び消去トランジスタと前記第1の読み出しトランジスタとに電荷が注入されることを抑制する第1の電荷移動抑制トランジスタと、
    を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記半導体基板に形成され、データ書き込み時に第1電圧が印加される第1導電型の第1のアクティブ領域と、
    前記半導体基板に形成され、前記第1のアクティブ領域とは離間して形成され、データ書き込み時に前記第1電圧とは異なる第2電圧が印加される第1領域と、データ書き込み時に前記第1電圧と前記第2電圧との間の電圧である第3電圧が印加される第2領域と、を有する前記第1導電型とは異なる第2導電型の第2のアクティブ領域と、
    前記半導体基板に形成され、前記第2のアクティブ領域から離間して形成され、データ書き込み時に前記第2電圧が印加される前記第1導電型の第3のアクティブ領域と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第1の書き込み及び消去トランジスタ、前記第1の読み出しトランジスタ、及び前記第1の電荷移動抑制トランジスタは、前記第2のアクティブ領域において前記第1領域と前記第2領域の間に設けられており、
    前記第1の電荷移動抑制トランジスタは、前記第2のアクティブ領域の前記第1領域と前記第1の読み出しトランジスタとの間に設けられており、
    前記第1の書き込み及び消去トランジスタは、前記第2のアクティブ領域の前記第2領域と前記第1の読み出しトランジスタとの間に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1のアクティブ領域及び前記第2のアクティブ領域の延伸方向と交差する方向に延伸し、前記第2のアクティブ領域の前記第1領域に設けられたコンタクトを介して前記第1領域に接続され、データ書き込み時に前記第2電圧の印加を受けるビット線と、
    前記第2のアクティブ領域の延伸方向に沿って延伸し、前記第2のアクティブ領域の前記第2領域に設けられたコンタクトを介して前記第2領域に接続され、データ書き込み時に前記第3電圧の印加を受けるソース線と、
    前記第2のアクティブ領域の延伸方向に沿って延伸し、前記第1の電荷移動抑制トランジスタに設けられたコンタクトを介して前記第1の電荷移動抑制トランジスタに接続され、データ書き込み時に前記第2電圧の印加を受ける疑似リード線と、
    を有することを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記第1のメモリセルは、前記第1の書き込み及び消去トランジスタと前記第1の読み出しトランジスタとに電荷が注入されることを抑制する第2の電荷移動抑制トランジスタをさらに含み、
    前記第2の電荷移動抑制トランジスタは、前記第2のアクティブ領域の前記第2領域と前記第1の書き込み及び消去トランジスタとの間に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  6. 前記第1のアクティブ領域及び前記第2のアクティブ領域の延伸方向と交差する方向に延伸し、前記第2のアクティブ領域の前記第1領域に設けられたコンタクトを介して前記第1領域に接続され、データ書き込み時に前記第2電圧の印加を受けるビット線と、
    前記第2のアクティブ領域の延伸方向に沿って延伸し、前記第2のアクティブ領域の前記第2領域に設けられたコンタクトを介して前記第2領域に接続され、データ書き込み時に前記第3電圧の印加を受けるソース線と、
    前記第2のアクティブ領域の延伸方向に沿って延伸し、前記第1の電荷移動抑制トランジスタ及び前記第2の電荷移動抑制トランジスタに設けられたコンタクトを介して前記第1の電荷移動抑制トランジスタ及び前記第2の電荷移動抑制トランジスタに接続され、データ書き込み時に前記第2電圧の印加を受ける疑似リード線と、
    を有することを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. 前記第1の書き込み及び消去トランジスタは、前記第1のアクティブ領域、前記第2のアクティブ領域、及び前記第3のアクティブ領域に跨って、前記半導体基板上に延在して形成された第1のフローティングゲートを有し、
    前記第1の読み出しトランジスタは、前記第1のフローティングゲートと離間し、且つ前記第2のアクティブ領域の延伸方向と交差する方向に前記第2のアクティブ領域を横断して形成された第1の読み出しゲートを有し、
    前記第1の電荷移動抑制トランジスタは、前記第1の読み出しゲートと離間し、且つ前記第2のアクティブ領域の延伸方向と交差する方向に前記第2のアクティブ領域を横断して形成された第1の電荷移動抑制ゲートを有することを特徴とする請求項4又は6に記載の半導体装置。
  8. 前記第1のフローティングゲートは、前記第1のアクティブ領域上に配置された第1の矩形部分と、前記第3のアクティブ領域上に配置された第2の矩形部分と、前記第2のアクティブ領域を横断し且つ前記第1の矩形部分と前記第2の矩形部分とを接続する第1の帯状部分と、を有し、
    前記第1のフローティングゲートの前記第1の帯状部分から前記第2のアクティブ領域上の前記第1の電荷移動抑制ゲートの端部までの距離は、前記第1の矩形部分と前記第1の帯状部分との境界から前記第1のアクティブ領域の延伸方向における前記第1の矩形部分の端部までの距離よりも短いことを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  9. 前記半導体基板に形成され、データ書き込み時に第1電圧が印加される第1導電型の第1のアクティブ領域と、
    前記半導体基板に形成され、前記第1のアクティブ領域とは離間して形成され、データ書き込み時に前記第1電圧と前記第1電圧とは異なる第2電圧との間の電圧である第3の電圧が印加される第1領域と、データ書き込み時に前記第2電圧が印加される第2領域と、を有する前記第1導電型とは異なる第2導電型の第2のアクティブ領域と、
    前記半導体基板に形成され、前記第2のアクティブ領域から離間して形成され、データ書き込み時に前記第2電圧が印加される前記第1導電型の第3のアクティブ領域と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  10. 前記第1の書き込み及び消去トランジスタ、前記第1の読み出しトランジスタ、及び前記第1の電荷移動抑制トランジスタは、前記第2のアクティブ領域において前記第1領域と前記第2領域の間に設けられており、
    前記第1の電荷移動抑制トランジスタは、前記第2のアクティブ領域の前記第2領域と前記第1の書き込み及び消去トランジスタとの間に設けられており、
    前記第1の読み出しトランジスタは、前記第2のアクティブ領域の前記第1領域と前記第1の書き込み及び消去トランジスタとの間に設けられていることを特徴とする請求項9に記載の半導体装置。
  11. 前記第1のアクティブ領域及び前記第2のアクティブ領域の延伸方向と交差する方向に延伸し、前記第2のアクティブ領域の前記第1領域に設けられたコンタクトを介して前記第1領域に接続され、データ書き込み時に前記第3電圧の印加を受けるビット線と、
    前記第2のアクティブ領域の延伸方向に沿って延伸し、前記第2のアクティブ領域の前記第2領域に設けられたコンタクトを介して前記第2領域に接続され、データ書き込み時に前記第2電圧の印加を受けるソース線と、
    前記第2のアクティブ領域の延伸方向に沿って延伸し、前記第1の電荷移動抑制トランジスタに設けられたコンタクトを介して前記第1の電荷移動抑制トランジスタに接続され、データ書き込み時に前記第2電圧の印加を受ける疑似リード線と、
    を有することを特徴とする請求項10に記載の半導体装置。
  12. 前記第1のメモリセルは、前記第1の書き込み及び消去トランジスタと前記第1の読み出しトランジスタとに電荷が注入されることを抑制する第2の電荷移動抑制トランジスタをさらに含み、
    前記第2の電荷移動抑制トランジスタは、前記第2のアクティブ領域の前記第1領域と前記第1の読み出しトランジスタとの間に設けられていることを特徴とする請求項10に記載の半導体装置。
  13. 前記第1のアクティブ領域及び前記第2のアクティブ領域の延伸方向と交差する方向に延伸し、前記第2のアクティブ領域の前記第1領域に設けられたコンタクトを介して前記第1領域に接続され、データ書き込み時に前記第3電圧の印加を受けるビット線と、
    前記第2のアクティブ領域の延伸方向に沿って延伸し、前記第2のアクティブ領域の前記第2領域に設けられたコンタクトを介して前記第2領域に接続され、データ書き込み時に前記第2電圧の印加を受けるソース線と、
    前記第2のアクティブ領域の延伸方向に沿って延伸し、前記第1の電荷移動抑制トランジスタ及び前記第2の電荷移動抑制トランジスタに設けられたコンタクトを介して前記第1の電荷移動抑制トランジスタ及び前記第2の電荷移動抑制トランジスタに接続され、データ書き込み時に前記第2電圧の印加を受ける疑似リード線と、
    を有することを特徴とする請求項12に記載の半導体装置。
  14. 前記第1の書き込み及び消去トランジスタは、前記第1のアクティブ領域、前記第2のアクティブ領域、及び前記第3のアクティブ領域に跨って、前記半導体基板上に延在して形成された第1のフローティングゲートを有し、
    前記第1の読み出しトランジスタは、前記第1のフローティングゲートと離間し、且つ前記第2のアクティブ領域の延伸方向と交差する方向に前記第2のアクティブ領域を横断して形成された第1の読み出しゲートを有し、
    前記第2の電荷移動抑制トランジスタは、前記第1の読み出しゲートと離間し、且つ前記第2のアクティブ領域の延伸方向と交差する方向に前記第2のアクティブ領域を横断して形成された第2の電荷移動抑制ゲートを有することを特徴とする請求項12又は13に記載の半導体装置。
  15. 前記第1のフローティングゲートは、前記第1のアクティブ領域上に配置された第1の矩形部分と、前記第3のアクティブ領域上に配置された第2の矩形部分と、前記第2のアクティブ領域を横断し且つ前記第1の矩形部分と前記第2の矩形部分とを接続する第1の帯状部分と、を有し、
    前記第1のフローティングゲートの前記第1の帯状部分から前記第2のアクティブ領域上の前記第2の電荷移動抑制ゲートの端部までの距離は、前記第1の矩形部分と前記第1の帯状部分との境界から前記第1のアクティブ領域の延伸方向における前記第1の矩形部分の端部までの距離よりも短いことを特徴とする請求項14に記載の半導体装置。
  16. 前記第1のアクティブ領域の延伸方向に沿って延伸し、前記第1のアクティブ領域に設けられたコンタクトを介して前記第1のアクティブ領域に接続され、データ書き込み時に前記第1電圧の印加を受けるワード線と、
    前記第2のアクティブ領域の延伸方向に沿って延伸し、前記第1の読み出しトランジスタに設けられたコンタクトを介して前記第1の読み出しトランジスタに接続され、データ書き込み時に前記第2電圧の印加を受ける第1のリード線と、
    を有することを特徴とする請求項2乃至15のいずれか1に記載の半導体装置。
  17. 前記半導体基板に設けられた第2メモリセルを備え、
    前記第2のメモリセルは、
    データの書き込み及び消去を制御する第2の書き込み及び消去トランジスタと、
    データの読み出しを制御する第2の読み出しトランジスタと、
    前記第2の書き込み及び消去トランジスタと前記第2の読み出しトランジスタとに電荷が注入されることを抑制する第3の電荷移動抑制トランジスタと、
    前記第2の書き込み及び消去トランジスタと前記第2の読み出しトランジスタとに電荷が注入されることを抑制する第4の電荷移動抑制トランジスタと、
    をさらに有することを特徴とする請求項8又は15に記載の半導体装置。
  18. 前記第2のアクティブ領域は、前記第1領域及び前記第2領域と離間し且つデータ書き込み時に前記第3電圧が印加される第3領域を含み、
    前記第2の書き込み及び消去トランジスタ、前記第2の読み出しトランジスタ、及び前記第3の電荷移動抑制トランジスタ、前記第4の電荷移動抑制トランジスタは、前記第2のアクティブ領域において前記第1領域と前記第3領域との間に設けられており、
    前記第3の電荷移動抑制トランジスタは、前記第2のアクティブ領域の前記第1領域と前記第2の読み出しトランジスタとの間に設けられており、
    前記第4の電荷移動抑制トランジスタは、前記第2のアクティブ領域の前記第3領域と前記第2の書き込み及び消去トランジスタとの間に設けられており、
    前記第2の読み出しトランジスタは、前記第2の書き込み及び消去トランジスタと前記第3の電荷移動抑制トランジスタとの間に設けられていることを特徴とする請求項17に記載の半導体装置。
  19. 前記第2のアクティブ領域の延伸方向に沿って延伸し、前記第2の読み出しトランジスタに設けられたコンタクトを介して前記第2の読み出しトランジスタに接続され、データ書き込み時に前記第2電圧の印加を受ける第2のリード線を含み、
    前記ソース線は、前記第2のアクティブ領域の前記第3領域に設けられたコンタクトに接続されており、
    前記疑似リード線は、前記第3の電荷移動抑制トランジスタ及び前記第4の電荷移動抑制トランジスタに設けられたコンタクトに接続されていることを特徴とする請求項18に記載の半導体装置。
  20. 前記半導体基板に形成され、前記第2のアクティブ領域及び前記第3のアクティブ領域から離間して形成され、データ書き込み時に前記第2電圧が印加される前記第1導電型の第4のアクティブ領域を含み、
    前記第2の書き込み及び消去トランジスタは、前記第1のアクティブ領域、前記第2のアクティブ領域、及び前記第4のアクティブ領域に跨って、前記半導体基板上に延在して形成された第2のフローティングゲートを有し、
    前記第2の読み出しトランジスタは、前記第2のアクティブ領域の延伸方向と交差する方向に前記第2のアクティブ領域を横断して形成された第2の読み出しゲートを有し、
    前記第3の電荷移動抑制トランジスタは、前記第2の読出ゲートと離間し、且つ前記第2のアクティブ領域の延伸方向と交差する方向に前記第2のアクティブ領域を横断して形成された第3の電荷移動抑制ゲートを有することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1に記載の半導体装置。
  21. 前記第2のフローティングゲートは、前記第1のアクティブ領域上に配置された第3の矩形部分と、前記第4のアクティブ領域上に配置された第4の矩形部分と、前記第2のアクティブ領域を横断し且つ前記第3の矩形部分と前記第4の矩形部分とを接続する第2の帯状部分と、を有し、
    前記第2のフローティングゲートの前記第2の帯状部分から前記第2のアクティブ領域上の前記第3の電荷移動抑制ゲートの端部までの距離は、前記第3の矩形部分と前記第2の帯状部分との境界から前記第1のアクティブ領域の延伸方向における前記第3の矩形部分の端部までの距離よりも短いことを特徴とする請求項10に記載の半導体装置。
  22. 前記第1のアクティブ領域及び前記第2のアクティブ領域の延伸方向と交差する方向に延伸し、前記第3のアクティブ領域に設けられたコンタクトを介して前記第3のアクティブ領域に接続され、データ書き込み時に前記第2電圧の印加を受ける第1の配線と、
    前記第1のアクティブ領域及び前記第2のアクティブ領域の延伸方向と交差する方向に延伸し、前記第4のアクティブ領域に設けられたコンタクトを介して前記第4のアクティブ領域に接続され、データ書き込み時に前記第2電圧と前記第3電圧との間の電圧である第4電圧の印加を受ける第2の配線と、
    を有することを特徴とする請求項20又は21に記載の半導体装置。
  23. 前記半導体基板に形成された第1導電型の第1のアクティブ領域と、
    前記半導体基板の前記第1のアクティブ領域とは離間した位置に形成され、データ書き込み時に互いに異なる電圧の印加を受ける第1領域及び第2領域を有する、前記第1導電型とは異なる第2導電型の第2のアクティブ領域と、
    前記半導体基板の前記第2のアクティブ領域とは離間した位置に形成された前記第1導電型の第3のアクティブ領域と、
    前記半導体基板の上面において1の方向に延伸し且つ前記第1のアクティブ領域に接続されたワード線と、
    前記半導体基板の上面において前記1の方向と交差する方向に延伸し且つ前記第2のアクティブ領域の前記第1領域に接続されたビット線と、
    前記半導体基板の上面において前記1の方向に延伸し且つ前記第2のアクティブ領域の前記第2領域に接続されたソース線と、
    前記半導体基板の上面において前記1の方向に延伸し且つ前記第1の読み出しトランジスタに接続されたリード線と、
    前記半導体基板の上面において前記1の方向と交差する方向に延伸し且つ前記第3のアクティブ領域に接続された消去用配線と、
    を有し、
    前記第1の書き込み及び消去トランジスタは、前記半導体基板の上面において、前記第2のアクティブ領域の上面を跨ぐように前記第1のアクティブ領域の上面から前記第3のアクティブ領域の上面まで延伸するように設けられ、
    前記第1の読み出しトランジスタは、前記第2のアクティブ領域の上面に設けられ、
    前記ワード線には、前記第1のメモリセルへのデータ消去時に第1電圧が印加され、
    前記消去用配線には、前記第1のメモリセルへのデータ消去時に前記1電圧が印加され、
    前記ソース線には、前記第1のメモリセルへのデータ書き込み時に前記第1電圧と前記第1電圧よりも低い第2電圧との間の電圧である第3電圧が印加され、データ消去時に前記第3電圧よりも高く且つ前記第1電圧よりも低い第4電圧が印加されることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  24. 前記ビット線及び前記リード線の各々には、前記第1のメモリセルへのデータ書き込み時及びデータ消去時において、前記第2電圧よりも高く且つ前記第3電圧よりも低い第5電圧が印加されることを特徴とする請求項23に記載の半導体装置。
  25. 半導体基板と、
    前記半導体基板に設けられ、データの書き込み及び消去を制御する第1の書き込み及び消去トランジスタと、データの読み出しを制御する第1の読み出しトランジスタを有する第1のメモリセルと、
    前記半導体基板の前記第1のメモリセルに隣接する位置に設けられ、データの書き込み及び消去を制御する第2の書き込み及び消去トランジスタと、データの読み出しを制御する第2の読み出しトランジスタを有する第2のメモリセルと、
    前記半導体基板に形成された第1導電型の第1のアクティブ領域と、
    前記半導体基板の前記第1のアクティブ領域とは離間した位置に形成され、データ書き込み時に互いに異なる電圧の印加を受ける第1領域及び第2領域を有する、前記第1導電型とは異なる第2導電型の第2のアクティブ領域と、
    前記半導体基板の前記第2のアクティブ領域とは離間した位置に形成された前記第1導電型の第3のアクティブ領域と、
    前記半導体基板の上面において1の方向に延伸し且つ前記第1のアクティブ領域に接続されたワード線と、
    前記半導体基板の上面において前記1の方向と交差する方向に延伸し且つ前記第2のアクティブ領域の前記第1領域に接続されたビット線と、
    前記半導体基板の上面において前記1の方向に延伸し且つ前記第2のアクティブ領域の前記第2領域に接続されたソース線と、
    前記半導体基板の上面において前記1の方向に延伸し且つ前記第1の読み出しトランジスタに接続されたリード線と、
    前記半導体基板の上面において前記1の方向と交差する方向に延伸し且つ前記第3のアクティブ領域に接続された消去用配線と、
    を備え、
    前記第1の書き込み及び消去トランジスタ及び前記第2の書き込み及び消去トランジスタは、前記半導体基板の上面において、前記第2のアクティブ領域の上面を跨ぐように前記第1のアクティブ領域の上面から前記第3のアクティブ領域の上面まで延伸するように設けられた第1のフローティングゲート及び第2のフローティングゲートを有し、
    前記第1の読み出しトランジスタ及び前記第2の読み出しトランジスタは、前記第2のアクティブ領域の上面に設けられた第1の読み出しゲート及び第2の読み出しゲートを有し、
    前記ワード線には、前記第1のメモリセルへのデータ消去時に第1電圧が印加され、
    前記消去用配線には、前記第1のメモリセルへのデータ消去時に前記第1電圧が印加され、
    前記ソース線には、前記第1のメモリセルへのデータ書き込み時に前記第1電圧と前記第1電圧より低い第2電圧との間の電圧である第3電圧が印加され、データ消去時に前記第3電圧よりも高く且つ前記第1電圧よりも低い第4電圧が印加されることを特徴とする半導体装置。
  26. 半導体装置の製造方法であって、
    前記半導体基板の1の面の第1の領域から内部に向かって延在するように第1導電型の第1のウェルを形成することにより前記第1のアクティブ領域を形成するとともに、前記半導体基板の前記1の面の前記第1の領域とは離隔した第3の領域から内部に向かって延在するように前記第1導電型の第3のウェルを形成して前記第3のアクティブ領域を形成するステップと、
    前記半導体基板の前記1の面の前記第1の領域と前記第3の領域との間に位置する第2の領域から内部に向かって延在するように、前記第1導電型とは逆極性の第2導電型の第2のウェルを形成することにより前記第2のアクティブ領域を形成するステップと、
    前記半導体基板の前記1の面の前記第2の領域と前記第1の領域及び前記第3の領域との境界部分に位置する領域から内部に向かって延在する分離層を形成するステップと、
    前記第1の領域の上面、前記第2の領域の上面及び前記第3の領域の上面に跨って前記半導体基板の前記1の面上に延在するように第1の導体層を形成することにより第1の書き込み及び消去トランジスタを形成し、前記第2の領域の延伸方向と交差する方向に前記第2の領域の上面を横断するように第2の導体層を形成することにより第1の読み出しトランジスタを形成し、前記第2の導体層と離間し且つ前記第2の領域の延伸方向と交差する方向に前記第2の領域の上面を横断するように第3の導体層を形成することにより第1の電荷移動抑制トランジスタを形成するステップと、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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