JP2022158830A - オープン無線アクセスネットワーク環境におけるハンドオーバーのためのターゲットセル推薦方法 - Google Patents

オープン無線アクセスネットワーク環境におけるハンドオーバーのためのターゲットセル推薦方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2022158830000001
【課題】オープン無線アクセスネットワーク環境におけるハンドオーバーのためのターゲットセル推薦方法を提供する。
【解決手段】無線アクセスネットワーク(RAN)100は、複数のユーザー機器112a~112eの少なくとも1つのアクティブベアラーに関連付けられた少なくとも1つのQCIレベルを取得し、複数の隣接セル108a、108bのそれぞれについて、受信信号強度値、第1の負荷値及び複数の第2の負荷値を取得し、複数のユーザー機器112a~112e)の少なくとも1つのQCIレベルと、受信信号強度値、複数の隣接セル108a、108bのそれぞれの第1の負荷値及び複数の第2の負荷値とに基づいて、複数の隣接セル108a、108bからターゲットセルを選択する。
【選択図】図1

Description

本開示は、無線通信システムに関し、より具体的には、オープン無線アクセスネットワーク環境におけるハンドオーバーのためのターゲットセル推薦方法に関するものである。
モバイルネットワークで動作中、ユーザー機器(UE)が「X」セルによって定義されるサービスエリアから「Y」セルによって定義される別のサービスエリアに移動する場合、このUEは、サービスエリア「X」に関連付けられた基地局との接続を解除し、サービスエリア「Y」に関連付けられた新しい基地局と接続する(つまり、新しい接続を確立する)必要がある。この動作は、ハンドオーバー(HO)またはセル再選択として知られている。無線通信システムにおいて、ネットワークの輻輳は、無線ネットワークオペレーターにとって次第に深刻化する問題である。たとえば、UEによっては、最も強い無線受信を提供するセルが、現在サービスを受けている他のUEで最も負荷が高い場合もある。そのセル(最も負荷の高いセル)にさらに多くのUEをハンドオーバーすると、すでに存在する可能性のある輻輳を一層悪化させることになる。その結果、サービス品質の低下、呼の切断、サービス拒否などが発生する可能性がある。これらのすべては、無線ネットワークオペレーターの評判を落とし、無線ネットワークオペレーターの収入の損失をもたらす結果となる可能性がある。
HOが必要であるにもかかわらず、サービングセルの不必要な切り替え、および負荷を有するセルへの切り替えといった両方の場合において、無線リソースの浪費およびシステム効率の減少が引き起こされる。したがって、HOの動作を効果的に管理するためには、セルのロードバランシングを考慮し、HOを構成する他のパラメーター(その変動を含む)を監視し、考慮することが不可欠である。パラメーターとしては、HOターゲットセルの識別、信号強度(RSRP/RSRQ)、セル負荷値、セル指示オフセット(CIO)、ヒステリシスロスなどが挙げられる。特に、現在の無線通信ネットワークの拡張がますます複雑になっていることを考慮すると、また、新しい規格やプロトコル(4G/5G規格など)が導入されていることから、無線リソースを有効に活用するために、これらのパラメーターを監視することが最も優先されることである。以下に、先行技術文献のいくつかを示す。
WO2018005089A1は、移動端末が干渉キャンセルをサポートしていることを検証するための一連のチェックを実行することを含む方法を開示している。ハンドオーバー(HO)-オフセット値は、第1のセルから第2のセルへの移動端末の無線接続のHOをトリガーするHO閾値を変更するために決定され、このHOオフセット値は、第2のセルのリソース使用率レベルに基づいて決定される。移動端末にHO閾値を変更させるために制御メッセージが送信され、制御メッセージは、通過すべきチェックに応答して送信される。
US20130109380A1は、ソースセルの隣接セルを識別する隣接セル情報および隣接セルの隣接スクランブルコードを提供することを含む方法を開示する。レポートがソースセルを通じて無線端末から受信されることにより、このレポートは、報告されたセルの報告されたスクランブルコードと、報告されたセル以外の検出されたセルの検出されたスクランブルコードとを識別する。報告されたスクランブルコード、検出されたスクランブルコードおよび隣接セル情報に基づいて、隣接セルのうちの1つがターゲットセルとして選択される。
先行技術は、上述の欠点を克服するためのさまざまなアプローチを扱っているが、QCI値(QoS要件)を使用して取り組むための重要な検討はなされていない。したがって、上記に述べられた欠点を克服する必要性がある。
本開示の第1の目的は、オープン無線アクセスネットワーク環境におけるハンドオーバー(HO)のためのターゲットセル推薦方法を提供することである。
本開示の別の目的は、UEのアクティブベアラーのQCI値に対応するQCIレベルを使用して、HOのためのターゲットセルを識別することである。
本開示のさらに別の目的は、ハンドオーバーの対象となるUEによって受信されるQoSを改善または維持しながら、4G/LTEおよび5Gネットワークにおいて異なるセル間にわたる、ロードバランシングの改善を達成することである。
本発明の一態様において、本開示は、オープンRAN(O-RAN)環境において無線アクセスネットワーク(RAN)コントローラーによってハンドオーバー(HO)のためのターゲットセルを識別するための方法を提供する。O-RAN環境は、RANコントローラーを含む仮想ネットワークアーキテクチャーを有する。RANコントローラーは、サービングセルに配置された複数のユーザー機器と接続されている。さらに、サービングセルは、複数のユーザー機器にサービスを提供するための場所をカバーする。なお、サービングセルは、複数の隣接セルに隣接している。本方法は、複数のユーザー機器(特に、ハンドオーバーの対象となるユーザー機器)における少なくとも1つのアクティブベアラーに関連付けられた少なくとも1つのサービス品質(QoS)クラス識別子(QCI)レベルを取得するステップを含む。本方法は、複数の隣接セルのそれぞれについて、受信信号強度値、第1の負荷値、および複数の第2の負荷値を取得する別のステップを含む。この方法は、少なくとも1つのQCIレベルに基づいて複数の隣接セルからターゲットセルを選択するさらに別のステップを含み、少なくとも1つのQCIレベルは、複数のユーザー機器の少なくとも1つのQCI値、そのユーザー機器からの少なくとも1つの隣接セルの受信信号強度値、複数の隣接セルのそれぞれの第1の負荷値および複数の第2の負荷値に対応する。さらに、少なくとも1つのQCIレベルは、複数のユーザー機器の少なくとも1つのアクティブベアラーがサービスを提供するために必要とするQoS値に対応する。少なくとも1つのアクティブベアラーは、サービスを提供するために、複数のユーザー機器とパケットデータネットワークゲートウェイとの間のアクティブ接続のいずれかに対応する。さらに、受信信号強度値は、基準信号受信電力(RSRP)および基準信号受信品質(RSRQ)のうちの1つを含む。第1の負荷値は、複数の隣接セルのそれぞれの平均物理リソースブロック(PRB)利用率値を含む。複数の第2の負荷値は、複数の隣接セルのそれぞれの少なくとも1つのQCIレベルによる平均PRB利用率値を含む。
本明細書における本発明のこれらおよび他の態様は、以下の説明および添付図面と併せて考慮されると、よりよく把握され、理解されるであろう。しかしながら、以下の説明は、好ましい実施例およびその多数の具体的な詳細が示されているにもかかわらず、例示のために与えられたものであり、限定するものではないことを理解されたい。その精神から逸脱することなく、多くの変更および修正を本明細書の発明の範囲内で行うことができ、本明細書の発明は、そのようなすべての修正を含むものである。
本方法および本システムは、添付図面に示されており、全体を通して、同様の参照文字がさまざまな図面中における対応する部品を示している。本明細書における発明は、図面を参照した以下の説明からよりよく理解されるであろう。図面の詳細を以下に示す。
は、例示的な無線アクセスネットワーク(RAN)を示している。 は、オープン無線アクセスネットワーク(O-RAN)アーキテクチャーを示す。 は、オープンRAN(O-RAN)環境において、無線アクセスネットワーク(RAN)コントローラーによってハンドオーバー(HO)のためのターゲットセルを識別するための方法を示すフローチャートである。 は、QoSクラス識別子(QCI)、遅延バジェット、および損失優先度に基づく順序付けのためのテーブルである。 は、QoSクラス識別子(QCI)に基づく例示的なサービスに関する表である。 は、HOターゲットセルのQoSセンシティブな識別のための方法を示すフローチャートである。
以下の発明の詳細な説明では、発明の徹底的な理解を提供するために、複数の具体的な詳細が記載されている。しかし、本発明がこれらの具体的な詳細の有無にかかわらず実施され得ることは、当業者には明らかであろう。他の実施例では、よく知られた方法、手順および構成要素は、本発明の側面を不必要に不明瞭にしないように、詳細には記載されていない。
さらに、本発明はこれらの実装のみに限定されるものではないことは明らかであろう。本発明の範囲から離れることなく、様々な修正、変更、変形、置換および等価物が当業者には明らかであろう。
添付図面は、さまざまな技術的特徴を容易に理解するために使用され、本明細書に提示された実装は、添付図面によって限定されないことが理解されるべきである。したがって、本開示は、添付図面に特に記載されたものに加えて、任意の変更、等価物および代替物に及ぶと解釈されるべきである。本明細書では、さまざまな要素を説明するために第1、第2などの用語を使用することがあるが、これらの要素はこれらの用語によって限定されるべきではない。これらの用語は、一般に、ある要素を別の要素から区別するためにのみ使用される。
標準的なネットワーキングの用語と略称
RAN:RANは、無線アクセスネットワークの略であってよい。無線アクセスネットワーク(RAN)は、無線接続を通じて個々のデバイスをネットワークの他の部分に接続することができる、電気通信システムの一部であってよい。RANは、携帯電話やコンピューターなどのユーザー機器(UE)を電気通信システムのコアネットワークと接続する機能を提供してもよい。RANは、無線接続を確立するために基地局(eノードB、gノードBなど)を利用する電気通信システムにおけるアクセス層の必須部分であってよい。
アクティブベアラー:アクティブベアラーは、サービスを提供するためにUEとパケットデータネットワークゲートウェイとの間のトンネル接続に対応する。
O-RAN:O-RANは、先行する無線アクセスネットワークの進化版であり、先行する無線アクセスネットワークを前世代よりもオープンかつスマートなものにする。O-RANは、ネットワークインテリジェンスを強化するために、埋め込まれた機械学習システムおよび人工知能バックエンドモジュールを駆動するリアルタイム分析を提供する。さらに、O-RANには、オープンで標準化されたインターフェースを持つ仮想ネットワーク要素が含まれている。オープンインターフェースは、小規模なベンダーや通信事業者が独自のサービスを迅速に導入したり、通信事業者が独自のニーズに合わせてネットワークをカスタマイズしたりするために不可欠なものである。また、オープンなインターフェースはマルチベンダーの展開を可能にし、より競争力のある活発なサプライヤーエコシステムを実現する。同様に、オープンソースのソフトウェアやハードウェアのリファレンスデザインは、より迅速で民主的、かつパーミッションレスなイノベーションを可能にする。さらに、O-RANは、学習ベースの新技術を活用して運用性ネットワーク機能を自動化することで、自己駆動型ネットワークを導入している。これらの学習ベースのテクノロジーは、O-RANをインテリジェントなものにする。コンポーネントとネットワークの両レベルで適用される組み込み型のインテリジェンスは、ローカル無線リソースの動的な割り当てを可能にし、ネットワーク全体の効率を最適化する。O-RANのオープンインターフェースとの組み合わせにより、AIで最適化された閉ループの自動化は、ネットワーク運用の新時代となる。
QoSクラス識別子(QCI):QCIレベル(代替的にQCI値と呼ばれる)は、UE内の1つのアクティブベアラーまたはそれぞれのアクティブベアラーが必要とするQoS値に対応し、そのベアラーが要求するサービス品質(QoS)を示すものである。
準リアルタイムRANインテリジェントコントローラー(Near-RT RIC):Near-RT RICは、E2インターフェース上でのきめ細かいデータ収集およびアクションを介して、O-RAN要素およびリソースの準リアルタイム制御および最適化を可能にする論理機能である。
非リアルタイム無線インテリジェントコントローラー(Non-RT-RIC、非RT-RIC):非RT-RICは、RAN要素およびリソースの非リアルタイム制御および最適化、モデルの訓練および更新を含むAI/MLワークフロー、ならびに準RT RICにおけるアプリケーション/機能のポリシーベースのガイダンスを可能にする論理機能である。サービス管理&オーケストレーションフレームワークの一部であり、A1インターフェースを使用して準RT RICと通信する。非RT制御機能は1秒以上の制御ループ遅延を許容するが、準リアルタイム(準RT)制御機能は1秒未満の制御ループ遅延が必要である。非RT機能には、サービスおよびポリシー管理、準RT RIC機能の一部のためのRAN分析およびモデルの学習、および非RT RIC最適化が含まれる。
O-CUはO-RAN中央装置であり、RRC、SDAPおよびPDCPプロトコルをホストする論理ノードである。
O-CU-CPは、O-RAN中央ユニット-制御プレーンであり、RRCおよびPDCPプロトコルの制御プレーン部をホストする論理ノードである。
O-CPU-UPは、O-RAN中央ユニット-ユーザープレーンであり、PDCPプロトコルとSDAPプロトコルのユーザープレーン部分をホストする論理ノードである。
O-DUは、O-RAN分散ユニットであり、下位層の機能分割に基づきRLC/MAC/High-PHY層をホストする論理ノードである。
O-RUは、O-RAN無線ユニットであり、Low-PHY層、および下位層の機能分割に基づくRF処理をホストする論理ノードである。これは、3GPPの「TRP」または「RRH」に似ているが、Low-PHY層(FFT/iFFT、PRACH抽出)を含む点でより具体的である。
O1インターフェースは、運用および管理のための、サービス管理およびオーケストレーション(SMO)フレームワークの管理エンティティとO-RAN管理対象要素間のインターフェースであり、FCAPS管理、ソフトウェア管理、ファイル管理がこれにより実現される。
xAPPは、サードパーティーによるRANへの機能拡張性を提供するための準RT RIC(206)プラットフォームへの独立したソフトウェアプラグインである。準RT RIC(206)コントローラーは、異なるオペレーターやベンダーからの、xAPPとしてのプログラマブルモジュールを使用することによって、異なる機能性を提供することができる。
gNB:NG-C/U(NG2/NG3)インターフェース上でNG-CNと名付けられた5Gコアと、S1-C/Uインターフェース上で「進化したパケットコア」(Evolved Packet Core、EPC)として名付けられた4Gコアとのインターフェース能力を有する新無線(NR)基地局。
LTE eNB:LTE eNBは、EPCおよびNG-CNへの接続性をサポートできる進化したeノードBである。
ノンスタンドアローンNR:5Gネットワークの展開構成であり、gNBは、4G EPCへの制御プレーン接続性のためのアンカーとしてLTE eノードBを必要とし、またはNG-CNへの制御プレーン接続性のためのアンカーとしてLTE eNBを必要としている。
スタンドアローンNR:gNBがコアネットワークへの接続性のための支援を必要とせず、NG2およびNG3インターフェース上でNG-CNに単独で接続できる5Gネットワーク展開構成である。
ノンスタンドアローンE-UTRA:LTE eNBがNG-CNとの制御プレーン接続性のためのアンカーとしてgNBを必要とする5Gネットワーク展開構成である。
スタンドアローンE-UTRA:4G LTE eNBがEPCに接続する典型的な4Gネットワーク展開構成である。
Xnインターフェース:新RANノードを相互接続する論理インターフェースである。すなわち、gNBとgNB、LTE eNBとgNBを相互接続し、その逆もまた然りである。
基準信号受信電力(RSRP)。RSRPは、考慮された測定周波数帯域幅内のセル固有基準信号を搬送するリソース要素の電力寄与(単位:[W])に対する線形平均として定義されてもよい。RSRPは、全帯域幅および狭帯域に広がるLTE基準信号の電力であってよい。
以下、図面、具体的には、図1~図6を参照されたい。
図1は、サービングセル(110)に配置されたサービング基地局(104)に接続された112a、112b、112c、112d、および112eなどの複数のユーザー機器(UE)を備える例示的な無線アクセスネットワーク(RAN)(100)である。さらに、RAN(100)は、それぞれの隣接セル(108a、108b)に配置された複数の隣接基地局(106a、106b)から構成される。無線アクセスネットワーク(RAN)は、無線接続を介して個々のデバイスをネットワークの他の部分に接続し得る電気通信システムの一部である。さらに、RANは、携帯電話やコンピューターなどの1つまたは複数のユーザー機器を電気通信システムのコアネットワークと接続する機能を提供してもよい。なお、RANは、無線接続を確立するために基地局(eNBおよびgNBなど)を利用する電気通信システムにおけるアクセス層の必須部分であってよい。
ある実施例では、RAN(100)は、RANコントローラー(102)を具備する。RAN(100)は、一例では、仮想ネットワークアーキテクチャー(例えば、オープン無線アクセスネットワーク(O-RAN)など)で実装され、少なくとも1つのRANコントローラー(102)を具備している。ある実施例では、RANコントローラー(102)は、複数のUE(112a~e)のハンドオーバー(HO)に関連する動作を実行するように構成される。ある実施例では、RANコントローラー(102)は、xAppである仮想アプリケーションを介して実装されてもよい。例えば、xApp-4は、RANコントローラー(102)の動作を仮想的に実行するように構成されている。
ある実施例では、RANコントローラー(102)は、RAN(100)とは別個の個別コントローラーである。この状況では、RANコントローラー(102)は、無線接続のようなネットワーク接続によってRAN(100)と接続される。
1つの実装において、xApp-4によって使用されるパラメーターは、最小RSRP/RSRQ閾値=TH0=-114dBm(RSRP用)または-13dB(RSRQ用)(デフォルト)、RSRP/RSRQバンド閾値-1=TH1=-103dBm(RSRP用)または-9dB(RSRQ用)(デフォルト)、RSRP/RSRQバンド閾値-2=TH2=-85dBm(RSRP用)または-5dB(RSRQ用)(デフォルト)、「平均」負荷閾値-1=PRBTH1=0.6(デフォルト)、「平均」負荷閾値-2=PRBTH2=0.7(デフォルト)、QTHPT(QCI/5QIごとのUEスループット閾値)=1Kbps(デフォルト)、使用したNMEAS(個別測定数)またはスループット計算=8(デフォルト)、Δ(測定間隔)=128ミリ秒(デフォルト)を含むことができるが、これに限定されない場合がある。
RANコントローラー102は、「S1」インターフェースを使用して、進化したパケットコア(EPC)を含むコアネットワーク(図には示されていない)と通信するように構成されてもよい。より詳細には、RANコントローラー102は、制御プレーンおよびユーザープレーンのためにそれぞれS1-CおよびS1-Uを使用して、モビリティ管理エンティティ(MME)およびサービングゲートウェイ(S-GW)として識別されるユーザープレーンエンティティ(UPE)を含むコアネットワーク(図に図示せず)と通信してよい。
複数のUE(112a~e)のそれぞれは、すべての基地局(104、106a、106b)からの受信信号強度/品質を定期的に測定し、3GPP規格で定義される基準信号受信電力(RSRP)および基準信号受信品質(RSRQ)値などの信号強度/品質インジケーターを構築する。そして、3GPP規格に定義されているような基準を用いて、A3イベントがトリガーされると、これらの測定結果がサービング基地局(104)に報告される。本発明は、A3イベント(例えば、A1~A6のような複数のイベントのサブスクリプションと、そこで定義される測定値およびハンドオーバー(HO)パラメーターに限定されるものではない。将来のいかなる規格も、同等のHOイベントと、そのようなHOイベントに関連付けられた同等の測定値およびパラメーターを有することが期待される。それらの規格では、そのような等価なイベントがトリガーされると、前記等価な測定値が報告される(1)。測定値レポート(MR)の形式での測定値となる。
さらに、MRは、まず、RANコントローラー(102)に送信される(2)。次いで、RANコントローラー(102)は、提案された開示に従って、ターゲットセル選択を推薦することによって、リアルタイムHOを支援する。さらに、提供されるUEの数、総計算量、エネルギー、メモリー、基地局の無線リソース使用レベル(例えば、PRB使用レベル)などの観点での基地局負荷も、MRによってRANコントローラー(102)に提供される。さらに、例えば、各セルのHOパラメーター(MRと組み合わせて使用される場合、ハンドオーバー関連の決定を支援するパラメーター)もRANコントローラー(102)に提供される。HOパラメーターは、オフセットパラメーター(すなわち、セル個別オフセット(CIO))、ヒステリシスパラメーターおよびそこに定義されたパラメーターをトリガーする時間、または将来の規格の等価パラメーターを含んでもよい。一例では、1つまたは複数のHOパラメーターは、RSRP/RSRQ値(受信信号強度電力または品質)、平均負荷値(すなわち、PRB-物理リソースブロック値)、およびセル個別オフセット値を含むことができるが、これらに限定されない場合がある。ある実施例では、MRはまた、RSRPおよび/またはRSRQ値である信号強度メトリクスを含んでもよい。
ある実施例では、RANコントローラー(102)は、MRおよび/またはHOパラメーターを受信すると、ハンドオーバープロセスをトリガーする。ハンドオーバープロセスは、第1のHOプロセスおよび第2のHOプロセスを含んでもよい。第1のHOプロセスおよび第2のHOプロセスは、サービングセル(110)およびすべての隣接セル(108aおよび108b)上で並行して実行される。ある実施例では、第1のHOプロセスおよび第2のHOプロセスは、並行して同時にトリガーされる。別の実施例では、ハンドオーバープロセスだけがトリガーされる。すなわち、UEの複数のHOは、RANコントローラー(102)によって正確に実行されることができ、このコントローラーは、識別されたターゲット隣接セル(108aおよび108b)のすべてについて、サービングセル(110)から識別されたターゲット隣接セル(108aおよび108b)までの(第1および第2の)HOプロセスを並行して行うように構成することが可能である。
基地局(104、106a、106b)は、使用される技術および用語に応じて、例えば、進化型ノードB(「eNB」)、「eノードB」、「ノードB」、「Bノード」、gNB、またはBTS(基地トランシーバー局)とも呼ばれる無線基地局(RBS)などのアクセスノードを含んでもよい。基地局(104、106aおよび106b)は、サービングセル(110)および隣接セル(108aおよび108b)のいずれかに関連付けられた信号の送受信を処理する論理ノードであってよい。サービングセル(110)および隣接セル(108a、108b)は、「Xn」インターフェースを介して互いに接続してもよい。基地局(104)および隣接基地局(106aおよび106b)は、1つまたは複数のアンテナに接続してもよく、それぞれの基地局は、UEの観点からサービングセル(110)および隣接セル(108aおよび108b)として機能することができる。ある実施例では、基地局(104)は、HOパラメーターまたは更新されたHOパラメーターを、基地局(104)によってサービスされる複数のUE(112a~e)にブロードキャストするよう構成されることができる。HOパラメーターは、一例では、「Xn」インターフェースを用いて隣接の基地局(106aおよび106b)にも通信されることができる。
複数のUE(112a~e)は、コンピューター、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ラップトップまたは電子ノートブック、携帯電話、またはRAN(100)内で音声、オーディオ、ビデオ、メディア、またはデータの交換を開始できる任意の他のデバイス、コンポーネント、要素、またはオブジェクトなど、通信を開始するのに用いられるデバイスであってよい。
さらに、RANコントローラー(102)の構成要素は、適用可能な機能の一部または全部をハードウェアで実行するように適合された1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)を使用して実装されることができる。あるいは、これらの機能は、1つまたは複数の集積回路上の、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって実行されてもよい。他の実施例では、他のタイプの集積回路(例えば、構造化/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他のセミカスタムIC)が使用されてもよく、これらは当技術分野で知られている任意の方法でプログラムされてもよい。各ユニットの機能はまた、1つまたは複数の一般的またはアプリケーション固有のプロセッサーによって実行されるようにフォーマットされた、メモリーに具現化された命令で、全体または部分的に実装されることができる。
図2を図1と併せて参照すると、オープン無線アクセスネットワーク(O-RAN)アーキテクチャー(200)は、サービス管理およびオーケストレーション(SMO)フレームワーク(202)ならびにRAN(100)に接続された無線アクセスネットワーク(RAN)インテリジェントコントローラー(RIC)(208)を含む。SMO(202)は、RAN(100)のデータ収集および提供サービスなどのSMO機能/サービスを提供するように構成される。本明細書では、RAN(100)は、O-RANコンピューティングアーキテクチャー(200)において実装される。RAN(100)は、RAN(100)に配置された基地局(104、106a、106b、106c・・・106n)を用いて、単一の無線アクセス技術(RAT)(4G/5G)または複数のRAT(4Gおよび5G)を実装することができる。SMOフレームワーク(202)のデータ収集は、例えば、無線通信ネットワークおよび複数のUE(112a~e)のうちの少なくとも1つの帯域幅に関連するデータを含んでもよい。
基地局(104、106a、106b、106c・・・106n)は、例えば、使用される技術および用語に応じて、例えば、進化型ノードB(「eNB」)、「eノードB」、「ノードB」、「Bノード」、gNBまたはBTS(基地トランシーバー局)とも呼ばれる、無線基地局(RBS)であってもよい。ある実施例では、基地局(104、106a、106b、106c・・・106n)は、複数のセルに関連付けられた信号の送受信を処理する論理ノードであってよい。基地局(104)は、同一ネットワーク内または他のネットワークのネットワークノード(イントラネットワーク)のいずれかにおいて、「Xn」インターフェースを介して互いに、すなわち、隣接の基地局(106a、106b・・・106n)と接続してもよい。各基地局(104、106a、106b、106c・・・106n)は、1つまたは複数のアンテナに接続してもよい。
図2に戻って参照すると、RIC(208)は、非リアルタイム無線インテリジェントコントローラー(Non-RT-RIC、非RT-RIC)(204)または準リアルタイム無線インテリジェントコントローラー(Near-RT-RIC、準RT-RIC)(206)であり得る。一般に、準リアルタイムRANインテリジェントコントローラー(準RT RIC)は、E2インターフェース上でのきめ細かいデータ収集およびアクションを介してO-RAN要素およびリソースの準リアルタイム制御および最適化を可能にする論理機能である。非リアルタイム無線インテリジェントコントローラー(Non-RT-RIC、非RT-RIC)は、準RT RICにおいて、RAN要素やリソースの非リアルタイム制御・最適化、モデルの学習・更新を含むAI/MLワークフロー、アプリケーション/機能のポリシーベースのガイダンスを可能にする論理的な機能である。サービス管理およびオーケストレーションフレームワークの一部であり、A1インターフェースを使用して準RT RICと通信する。非RT制御機能(制御ループ遅延1秒以上)と準リアルタイム(準RT)制御機能(制御ループ遅延<1秒)はRIC内で切り離される。非RT機能には、サービスおよびポリシー管理、準RT RIC機能の一部に対するRAN分析およびモデルの学習、および非RT RIC最適化が含まれる。さらに、O-CUはO-RAN中央ユニットであり、RRC(Radio Resource Control、無線リソース制御)プロトコル、SDAP(Service Data Adaptation Protocol、サービスデータ適応プロトコル)およびPDCP(Packet Data Convergence Protocol、パケットデータコンバージェンスプロトコル)をホストする論理ノードである。O-CU-CPはO-RAN中央ユニット-制御プレーンであり、RRCおよびPDCPプロトコルの制御プレーン部をホストする論理ノードである。O-CU-UPはO-RAN中央ユニット-ユーザープレーンであり、PDCPプロトコルのユーザープレーン部およびSDAPプロトコルをホストする論理ノードである。O-DUはO-RAN分散ユニット(O-RAN Distributed Unit)であり、下位層の機能分割に基づきRLC/MAC/High-PHY層をホストする論理ノードである。O-RUはO-RAN無線ユニット(O-RAN RADIO UNIT)で、下位層の機能分割によりLow-PHY層とRF処理をホストする論理ノードである。3GPPの「TRP」や「RRH」に似ているが、Low-PHY層(FFT/iFFT、PRACH抽出)を含む点でより具体的である。O1インターフェースは、運用および管理のための、サービス管理およびオーケストレーションフレームワークの管理エンティティとO-RAN管理対象要素間のインターフェースであり、FCAPS(障害、構成、アカウンティング、パフォーマンス、セキュリティー)管理、ソフトウェア管理、ファイル管理がこれにより実現される。xAPPは準RT RICプラットフォームに対する独立したソフトウェアプラグインであり、サードパーティーによるRANへの機能拡張性を提供する。準RT RICコントローラーは、異なるオペレーターやベンダーのプログラマブルモジュールをxAPPとして使用することにより、異なる機能性を提供することができる。
非RT-RIC(204)は、非リアルタイムでインテリジェントなRAN最適化をサポートするように構成されることができる。さらに、非RT-RIC(204)は、SMOサービスを活用するように構成することができ、SMO(202)の一部であってもよい。O-RANコンピューティング環境および/またはO-RANアーキテクチャー(200)内でRAN(100)を構成する利点の1つは、非RT-RIC(204)および準RT-RIC(206)の知能化(人工知能(AI)/機械学習(ML))を活用することである。
準RT-RIC(206)は、複数のxAppをホストすることができる。(準RT-RIC(206)において、)xAppは、「E2」インターフェースを使用して、準リアルタイムのRAN(100)情報を収集し、ポリシー/構成および非RT-RIC(204)におけるxAppからの「A1」インターフェースによって提供されるエンリッチメントデータによって導かれる、これらのプリミティブを用いて付加価値の高いサービスを提供する。「O1」インターフェースは、(SMO(202)と統合された)非RT RIC(204)において、学習のためのデータを収集する。
一例では、「E2」および「A1」インターフェースは、制御メッセージ、サブスクリプションメッセージ(例えば、A3イベントおよびA3 RSRP/RSRQレポートに対するサブスクリプションおよびリミテッドタイムサブスクリプション、QCIによるセル負荷情報)、ポリシートリガーメッセージ、指示メッセージ、機械学習(ML)管理およびエンリッチメント情報タイプのメッセージなど、また、RSRP/RSRQ測定値、チャネル品質測定値などからなるリアルタイム測定値を収集するために使用されてもよい。サブスクリプションメッセージは、例えば、RSRP/RSRPイベントメッセージ、A3イベントメッセージ、リミテッドタイムA3イベントメッセージ、QCIによるセル負荷情報などである。ポリシートリガーメッセージは、例えば、スペクトル割り当てポリシー、無線割り当てポリシーなどである。O-RANアーキテクチャー(200)は、上記で詳述したような動作を実行するように構成された少なくとも1つのRANコントローラー(102)を有する仮想ネットワークアーキテクチャーから構成される。
本開示は、オープンRAN(O-RAN)環境(200)において、無線アクセスネットワーク(RAN)コントローラー(102)によるリアルタイムのハンドオーバートリガーのために、サービングセル(110)内に配置された少なくとも1つのユーザー機器を識別することも支援する。O-RAN環境(200)は、少なくとも1つのRANコントローラー(102)を有する仮想ネットワークアーキテクチャーを有する。RANコントローラー(102)は、複数のE2ノードと接続されている。複数のE2ノードは、サービングセル(110)内に配置された複数のユーザー機器(112a~e)と接続されている。さらに、サービングセル(110)は、複数のユーザー機器(112a―e)にサービスを提供するための場所をカバーする。さらに、サービングセル(110)は、複数の隣接セル(108a、108b)に隣接している。
オープンRAN(O-RAN)環境(200)においてRANコントローラー(102)によってHOのためのターゲットセルを識別するための方法に関するフローチャート(300)を示す図3を参照する。O-RAN環境(200)は、RANコントローラー(102)を含む仮想ネットワークアーキテクチャーを有する。RANコントローラー(102)は、サービングセル(110)に配置された複数のユーザー機器(112a~e)と接続されている。さらに、サービングセル(110)は、複数のユーザー機器(112a~e)にサービスを提供するための場所をカバーしている。サービングセル(110)は、複数の隣接セル(108a、108b)に隣接している。フローチャート(300)は、ステップ(302)で開始される。ステップ(302)に続いて、ステップ(304)において、本方法は、(ハンドオーバーの対象となる)複数のユーザー機器(112a~e)の少なくとも1つのアクティブベアラーに関連付けられた少なくとも1つのサービス品質(QoS)クラス識別子(QCI)レベルを取得する。少なくとも1つのQCIレベルは、複数のユーザー機器(112a~e)の少なくとも1つのアクティブベアラー(特に、ハンドオーバーの対象となるもの)がサービスを提供するために必要とするQoS値に対応する。少なくとも1つのアクティブベアラーは、サービスを提供するために、複数のユーザー機器(112a~e)とパケットデータネットワークゲートウェイとの間のアクティブ接続に対応する。
ステップ(306)において、本方法は、複数の隣接セル(108a、108b)のそれぞれについて、受信信号強度値、第1の負荷値、および複数の第2の負荷値を取得する。受信信号強度値は、基準信号受信電力(RSRP)および基準信号受信品質(RSRQ)のうちの1つを含む。第1の負荷値は、複数の隣接セル(108a、108b)のそれぞれの平均物理リソースブロック(PRB)利用率値を含む。複数の第2の負荷値は、複数の隣接セル(108a、108b)のそれぞれの少なくとも1つのQCIレベルによる平均PRB利用率値を含む。
ステップ(308)において、本方法は、(ハンドオーバーの対象となる)複数のユーザー機器(112a~e)の少なくとも1つのQCIレベルと、受信信号強度値、複数の隣接セル(108a、108b)のそれぞれの第1の負荷値および複数の第2の負荷値とに基づいて、複数の隣接セル(108a、108b)からターゲットセルを選択する。フローチャート(300)の方法は、ステップ(310)で終了する。
本方法は、少なくとも1つのQCIレベルのそれぞれについて少なくとも1つのオーダー番号を識別する別のステップを含んでもよい。この識別は、少なくとも1つのオーダー番号と、少なくとも1つのQCIレベル、1つまたは複数の利用可能なパケット遅延バジェット、および1つまたは複数の利用可能なパケットエラー損失率許容値との予め定義されたマッピングに基づく。さらに、本方法は、ネストされたデュアルレベル閾値プロセスを用いて複数の隣接セル(108a、108b)のソーティングを行うさらに別のステップを含んでもよい。一例において、ターゲットセルは、ソーティングされた複数の隣接セルから選択される。ネストされたデュアルレベル閾値プロセスは、複数の隣接セル(108a、108b)のそれぞれの受信信号強度値を少なくとも2つの閾値信号強度値と比較するステップを含んでもよい。ネストされたデュアルレベル閾値プロセスは、複数の隣接セル(108a、108b)のそれぞれの平均物理リソースブロック(PRB)利用率値を少なくとも2つの閾値物理リソースブロック(PRB)利用率値と比較する別のステップを含んでもよい。
さらに、本方法は、少なくとも1つのQCIレベルまたはQCI値のそれぞれについて少なくとも1つのオーダー番号を識別するさらに別のステップを含んでもよい。一例では、この識別は、少なくとも1つのオーダー番号と、少なくとも1つのQCIレベルまたはQCI値と、1つまたは複数の利用可能なパケット遅延バジェット、および1つまたは複数の利用可能なパケットエラー損失率許容値との予め定義されたマッピングに基づく。本方法は、ハンドオーバーの対象となる複数のユーザー機器(112a~e)の少なくとも1つのQCIレベルまたはQCI値のそれぞれに対して、少なくとも1つの識別されたオーダー番号から最も低いオーダー番号を割り当てるさらに別のステップを含んでもよい。本方法は、複数の隣接セル(108a、108b)を少なくとも2つの閾値信号強度値および少なくとも2つの閾値物理リソースブロック(PRB)利用率値と比較することによって、複数の隣接セル(108a、108b)のソーティングを行うさらに別のステップを含んでもよい。本方法は、ソーティングされた複数の隣接セルからターゲットセルを選択するさらに別のステップを含んでもよい。一例において、ターゲットセルは、ハンドオーバーの対象となるユーザー機器におけるアクティブベアラーに割り当てられた最も低いオーダー番号以下の各オーダー番号に対して複数の第2の負荷値の最小合計を有する。
一例では、複数の隣接セル(108a、108b)のそれぞれの複数の第2の負荷値は、各隣接セルに対して9つの平均負荷レベルを含んでもよい。別の実装では、複数の隣接セル(108a、108b)のそれぞれの複数の第2の負荷値は、任意の数の負荷レベルを含んでもよい。
フローチャート(300)は、上記に述べられたプロセスステップを有するように説明されているが、しかしながら、当業者は、フローチャート(300)が、本開示の上記のすべての実装を可能にし得る、より多い/少ない数のプロセスステップを有してもよいことを理解するであろうことに留意されたい。
図4は、QoSクラス識別子(QCI)、遅延バジェット、および損失優先度に基づく順序付けのためのテーブル(400)である。テーブル(400)は、1~9の範囲のオーダー番号を有する。一例では、オーダー番号が1である場合、QCI値は3に等しく、遅延バジェットは50msであり、損失優先順位は3に等しい。別の実施例では、オーダー番号が2である場合、QCI値は5に等しく、遅延バジェットは100msであり、損失優先順位は1に等しい。さらに別の実施例では、オーダー番号が3である場合、QCI値は1に等しく、遅延バジェットは100msであり、損失優先度は2に等しい。さらに別の実施例では、オーダー番号が4である場合、QCI値は7に等しく、遅延バジェットは100msであり、損失優先度は7に等しい。さらに別の実施例では、オーダー番号が5である場合、QCI値は2に等しく、遅延バジェットは150msであり、損失優先度は4に等しい。さらに別の実施例では、オーダー番号が6である場合、QCI値は4に等しく、遅延バジェットは300msであり、損失優先度は5に等しい。さらに別の実施例では、オーダー番号が7である場合、QCI値は6に等しく、遅延バジェットは300msであり、損失優先度は6に等しい。さらに別の実施例では、オーダー番号が8である場合、QCI値は8であり、遅延バジェットは300msであり、損失優先度が8である。さらに別の実施例では、オーダー番号が9である場合、QCI値は9に等しく、遅延バジェットは300msであり、損失優先順位は9に等しい。
図5は、QoSクラス識別子(QCI)に基づくサービスを示す例示的なテーブル(500)である。) このテーブル例は、Wikipedia(https://en.wikipedia.org/wiki/QoS_Class_Identifier)などの公開ソースで入手可能である。このテーブル(500)は、単に例示の目的で示されており、本発明の範囲を限定するものではない。このテーブルは、QCI、リソースタイプ、優先度、パケット遅延バジェット、およびパケットエラー損失率許容値に基づくサービスの実装のためのさまざまなパラメーターを含む。一例として、会話音声サービスは、QCIが1であり、リソースタイプが優先度2を有するGBRであり、パケット遅延バジェットが10-2に等しいパケットエラー損失率許容値を有する100msである場合に達成されることが可能である。同様に、他のタイプのサービスは、QCI、リソースタイプ、優先度、パケット遅延バジェット、およびパケットエラー損失率許容値の異なる値で達成されることができる。
図6を参照すると、HOターゲットセルのQoSセンシティブな識別のための方法を示すフローチャート(600)である。ステップ(602)は、A3イベントを引き起こしている複数のUE(112a~e)(またはハンドオーバーの対象となるUE)内の少なくとも1つのアクティブベアラーに関連付けられたQCI/5QIレベルを考慮するための方法である。さらに、本方法は、テーブル(400)を用いて、これらのQCI/5QIのそれぞれのオーダー#を識別する。さらに、本方法は、これらの順位のうち最も低い順位を、A3イベントを引き起こしている複数のUE(112a~e)(すなわち、ハンドオーバーの対象となるUE)の順位として指定する。ステップ(602)に続いて、ステップ(604)において、A3イベントを引き起こしている複数のUE(112a~e)からのRSRP/RSRQ測定報告において識別された各隣接セルについて、本方法は、RSRP/RSRQ値、ならびに「平均」合計およびQCI/5QI負荷値による値を収集する。
さらに、ステップ(606)において、本方法は、RSRP/RSRQ値の降順で隣接セルを集計する。隣接セルのRSRP/RSRQ値がTH0以下である場合、その隣接セルはテーブルから除外される。さらに、ステップ(608)において、テーブルの各行(すなわち、各隣接セル)には、その隣接セルに対する「平均」総負荷値が別の列で入力される。「平均」総負荷値が利用可能でない場合、本方法は対応するエントリーを「NA」として入力する。
ステップ(610)において、本方法は、TH1およびTH2閾値を使用して、優秀なRSRP/RSRQ(T1)、優良なRSRP/RSRQ(T2)、および良好なRSRP/RSRQ(T3)値に対応する三つのバンドにテーブルを分割する。すなわち、TH2を超えたRSRP/RSRQ値を持つすべての隣接セルは優秀なRSRP/RSRQバンドに、TH1以下のRSRP/RSRQ値を持つすべての隣接セルは良好なRSRP/RSRQバンドに、残りの隣接セルは優良なRSRP/RSRQバンドにある。優秀なRSRP/RSRQ(T1)値に対応するバンドから始めてこれらのバンドのそれぞれを横断するために一時変数n=1を設定する。
ステップ(612)において、本方法は、考慮中のRSRP/RSRQバンドにおいて、閾値PRBTH1以下の「平均」総負荷値を有するすべての隣接セルを識別する。任意の隣接セルが識別された場合、本方法は、HO推薦のための隣接セルの選択のためにステップ(620)に進む。さもなければ、本方法はステップ(614)に進む。また、ステップ(614)において、本方法は、PRBTH2の閾値を有するステップ(612)でリストアップされた同じタスクを実行する。
ステップ(616)において、本方法は、「NA」(すなわち、いかなるセル負荷も考慮せずに)としてマークされた「平均」総負荷値を有する隣接セルを考慮して、ステップ(612)で説明したタスクを実行する。ステップ(618)において、本方法は、次のRSRP/RSRQバンドについてステップ(612、614、616)を繰り返すための一時変数nの値を増加させる。すべての優秀、優良および良好なRSRP/RSRQバンドが考慮された場合、ステップ(622)でxApp-4の実行を停止する。
また、ステップ(620)において、識別された隣接セルのうち、本方法は、(ステップ(602)で指定された)複数のUE(112a~e)(またはハンドオーバーの対象となるUE)の順位より大きくないすべての順位の「平均」負荷値の和が最も小さい隣接セルを識別することによって、HO推薦のための隣接セルを見つける。1つの実装では、ステップ(620)において、各隣接セルについて、9つの「平均」負荷値が維持され、n=1,2,…,9について、n番目の値は、すべての順位≦nについての「平均」負荷の合計を表す。ターゲットセルの推薦について、識別されたすべての隣接セルから、本方法は、最小m番目の値を有するターゲットセルを選択する。ここに、mは、ハンドオーバーの対象となるUEに対する順位とする。フローチャート(600)は、ステップ(622)で終了し、このターゲットセル推薦xAppの実行を、その実行をトリガーしたA3イベントに対して停止させる。
フローチャート(600)は、上記に述べられたプロセスステップを有するように説明されているが、しかしながら、当業者は、フローチャート(600)が、本開示の上記のすべての実装を可能にし得る、より多い/少ない数のプロセスステップを有してもよいことを理解するであろうことに留意されたい。
フローチャート(600)におけるさまざまなアクション、行為、ブロック、ステップなどは、提示された順序で実行されてもよいし、異なる順序で実行されてもよいし、または同時に実行されてもよい。さらに、いくつかの実施例では、本開示の範囲から逸脱することなく、アクション、行為、ブロック、ステップなどのいくつかが省略、追加、修正、スキップなどされてもよい。
一例において、フローチャート(600)の方法は、QoS要件に基づいて、複数のUE(112a~e)のHOを可能にする。別の実施例では、フローチャート(600)における方法は、効率的なリソース利用を可能にする。さらに別の実施例では、フローチャート(600)の方法は、低遅延および正確な移動ロードバランシングを可能にする。1つの実装において、複数のUE(112a~e)のHOに対するQoS要件に基づくトラフィッククラスの考慮は、リソースの有効利用を提供し、それによって複数のUE(112a~e)による最も要求の厳しい要件を満足させる。実施例の1つにおいて、フローチャート(600)の方法は、QCI値を用いてHOのためのターゲットセルを識別することを可能にする。
本明細書で開示される実装は、少なくとも1つのハードウェアデバイス上で動作し、要素を制御するためのネットワーク管理機能を実行する少なくとも1つのソフトウェアプログラムを使用して実装されることができる。
本発明の他の実装は、本明細書の検討および発明の実施から当業者に明らかになるであろう。本発明の前述の書面による説明により、当業者は、現在その最良の態様であると考えられているものを製造および使用することができるが、当業者は、本明細書の具体的な実装、方法および実施例の変形、組み合わせおよび等価物の存在を理解し、評価するであろう。したがって、本発明は、上述した実装、方法、および実施例によって限定されるべきではなく、本発明の範囲内のすべての実装および方法によって限定されるべきものである。本明細書および実施例は例示的なものとみなされ、本発明の真の範囲は特許請求の範囲によって示されることが意図されている。
本明細書に記載された方法およびプロセスは、より少ないまたは追加のステップまたは状態を有していてもよく、これらのステップまたは状態は異なる順序で実行されてもよい。すべてのステップまたは状態を達成する必要はない。本明細書に記載された方法およびプロセスは、1つまたは複数の汎用コンピューターによって実行されるソフトウェアコードモジュールに具現化され、それを介して完全にまたは部分的に自動化されてもよい。コードモジュールは、任意の種類のコンピューター可読媒体または他のコンピューター記憶装置に格納されてもよい。本方法の一部またはすべては、代替的に、専用のコンピューターハードウェアで全体的にまたは部分的に具現化されてもよい。
開示された方法の結果は、揮発性および/または不揮発性メモリー(例えば、磁気ディスクストレージ、光学ストレージ、EEPROMおよび/またはソリッドステートRAM)を使用するリレーショナルデータベースおよびフラットファイルシステムなどの、任意のタイプのコンピューターデータリポジトリに格納されてもよい。
本明細書に開示された実装に関連して説明されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、ルーチン、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピューターソフトウェア、または両者の組み合わせとして実装することができる。ハードウェアとソフトウェアのこの交換性を明確に説明するために、さまざまな例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、およびステップを、その機能性に関して、一般的に上記で説明してきた。このような機能がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定のアプリケーションやシステム全体に課せられた設計上の制約によって決まる。説明した機能性は、特定のアプリケーションによって異なる方法で実装することができるが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を引き起こすものと解釈されるべきではない。
さらに、本明細書に開示された実装に関連して説明されたさまざまな例示的な論理ブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサーデバイスなどの機械、デジタルシグナルプロセッサー(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブルロジックデバイス、離散ゲートまたはトランジスタロジック、離散ハードウェアコンポーネント、または本明細書に記載された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組み合わせなどによって実装または実行することが可能である。汎用プロセッサーデバイスは、マイクロプロセッサーとすることができるが、代替的に、プロセッサーデバイスは、コントローラー、マイクロコントローラー、またはステートマシン、これらの組み合わせ、またはそのようなものとすることができる。プロセッサーデバイスは、コンピューター実行可能な命令を処理するように構成された電気回路を含むことができる。別の実施例では、プロセッサーデバイスは、FPGA、または、コンピューター実行可能な命令を処理することなく論理演算を行う他のプログラマブルデバイスを含む。プロセッサーデバイスは、例えば、DSPとマイクロプロセッサーの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサー、DSPコアと組み合わせた1つまたは複数のマイクロプロセッサー、またはその他のそのような構成などといった、コンピューティングデバイスの組み合わせとして実装することも可能である。本明細書では、主にデジタル技術について説明しているが、プロセッサーデバイスは、主にアナログコンポーネントを含むこともできる。コンピューティング環境は、いくつか例を挙げると、マイクロプロセッサーに基づくコンピューターシステム、メインフレームコンピューター、デジタルシグナルプロセッサー、ポータブルコンピューティングデバイス、デバイスコントローラー、またはアプライアンス内の計算エンジンなど、任意のタイプのコンピューターシステムを含むことができるが、これらに限定されない。
本明細書に開示された実装に関連して説明された方法、プロセス、ルーチン、またはアルゴリズムの要素は、ハードウェアに直接具現化されることも、プロセッサーデバイスによって実行されるソフトウェアモジュールに具現化されることも、またはその2つの組み合わせに具現化されることもできるが可能である。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリー、フラッシュメモリー、ROMメモリー、EPROMメモリー、EEPROMメモリー、レジスター、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または任意の他の形態の非一時的なコンピューター可読記憶媒体に格納することが可能である。例示的な記憶媒体は、プロセッサーデバイスが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサーデバイスに結合されることができる。代替案では、記憶媒体は、プロセッサーデバイスと一体化させることができる。プロセッサーデバイスと記憶媒体は、ASICに格納することができる。このASICは、ユーザー端末に搭載することができる。代替案では、プロセッサーデバイスと記憶媒体は、ユーザー端末内の個別のコンポーネントとして存在することができる。
本明細書で使用されている、特に「ことができる」、「してもよい」、「など(といった)」などの条件付き言語は、特に別段の記載がない限り、または使用されている文脈内で別段理解されない限り、一般的に、特定の実施例が特定の特徴、要素、および/またはステップを含むが、一方の他の実施例がこれらの特定の特徴、要素、および/またはステップを含まないことを伝えることを意図している。したがって、このような条件付き言語は、特徴、要素および/またはステップが1つまたは複数の実施例に何らかの形で必要であること、または1つまたは複数の実施例が、他の入力やプロンプトの有無にかかわらず、これらの特徴、要素、および/またはステップが特定の実施例に含まれているか、または実行されるかどうかを決定するためのロジックを必ず含むことを意味するようには、一般的に意図されていない。「で構成する」、「含む/含まれる」、「有する」などの用語は同義であり、包括的に、オープンエンドで使用されており、追加の要素、特徴、行為、操作などを除外するものではない。また、「または」という用語は、(排他的な意味ではなく)包括的な意味で使用されており、したがって、例えば、要素のリストをつなぐために使用される場合、「または」という用語は、リスト内の要素の1つ、いくつか、またはすべてを意味する。
「X、Y、Zのうちの少なくとも1つ」という文のような分離表現は、特に明記しない限り、項目、用語などがX、Y、Zのいずれか、またはそれらの任意の組み合わせ(例えば、X、Y、および/またはZ)であってもよいことを示すために一般的に使用されるものとして、文脈に応じて理解されている。そのような分離表現は、一般的に、特定の実装が、Xの少なくとも1つ、Yの少なくとも1つ、またはZの少なくとも1つがそれぞれ存在することを必要とすることを意図しておらず、それを示唆するべきではない。
上記の詳細な説明は、さまざまな実装に適用される新規な特徴を示し、説明し、指摘してきたが、本開示の範囲から逸脱することなく、図示されたデバイスまたはアルゴリズムの形態および詳細におけるさまざまな省略、置換、および変更を行うことができると理解することができる。本明細書に記載された特定の実装は、いくつかの特徴が他のものとは別々に使用または実施され得るため、本明細書に規定された特徴および利点のすべてを提供しない形態内で具現化されることができることが認識できる。
特定の実装の前述の説明は、本明細書の実装の一般的な性質を十分に明らかにするため、他の者は、現在の知識を適用することによって、一般的な概念から逸脱することなく、そのような特定の実装を容易に修正および/またはさまざまな用途に適合することができ、したがって、そのような適合および修正は、開示した実装の意味および等価物の範囲で理解されるべきであり、そうするように意図されている。本明細書で採用された言い回しまたは用語は、説明のためのものであり、限定するためのものではないことを理解されたい。したがって、本明細書における実装は、好ましい実装の観点から説明されてきたが、当業者は、本明細書に記載された本発明の精神および範囲内で変更を加えて実装を行うことができることを認識するものと思われる。

Claims (6)

  1. オープンRAN(O-RAN)環境(200)において無線アクセスネットワーク(RAN)コントローラー(102)によってハンドオーバー(HO)のためのターゲットセルを識別する方法であって、O-RAN環境(200)は、RANコントローラー(102)を含む仮想ネットワークアーキテクチャーを有し、RANコントローラー(102)は、1つまたは複数のE2ノードを介してサービングセル(110)に配置された複数のユーザー機器(112a、112b、112c、112d、112e)と接続されており、サービングセル(110)は、複数のユーザー機器(112a~e)にサービスを提供する場所をカバーし、サービングセル(110)は、複数の隣接セル(108a、108b)に隣接する方法において、
    複数のユーザー機器(112a~e)の少なくとも1つのアクティブベアラーに関連付けられた少なくとも1つのサービス品質(QoS)クラス識別子(QCI)レベルを取得するステップであって、少なくとも1つのQCIレベルは、複数のユーザー機器(112a~e)の少なくとも1つのアクティブベアラーがサービスを提供するために必要とするQoS値に対応し、少なくとも1つのアクティブベアラーは、サービスを提供するために、複数のユーザー機器(112a~e)からの少なくとも1つのユーザー機器とパケットデータネットワークゲートウェイとの間のアクティブ接続に対応しているステップと、
    複数の隣接セル(108a、108b)のそれぞれについて、受信信号強度値、第1の負荷値および複数の第2の負荷値を取得するステップであって、受信信号強度値は、基準信号受信電力(RSRP)および基準信号受信品質(RSRQ)のうちの1つを含み、第1の負荷値は、複数の隣接セル(108a、108b)のそれぞれの平均物理リソースブロック(PRB)値を含み、複数の第2の負荷値は、複数の隣接セル(108a、108b)のそれぞれの少なくとも1つのQCIレベルによる平均PRB値を含むステップと、
    複数のユーザー機器(112a~e)の少なくとも1つのQCIレベルと、受信信号強度値、複数の隣接セル(108a、108b)のそれぞれの第1の負荷値および複数の第2の負荷値とに基づいて、複数の隣接セル(108a、108b)からターゲットセルを選択するステップと
    を含む方法。
  2. 少なくとも1つのQCIレベルのそれぞれについて少なくとも1つのオーダー番号を識別するステップをさらに含み、前記識別は、少なくとも1つのオーダー番号と、少なくとも1つのQCIレベル、1つまたは複数の利用可能なパケット遅延バジェット、および1つまたは複数の利用可能なパケットエラー損失率許容値との予め定義されたマッピングに基づく、請求項1に記載の方法。
  3. ネストされたデュアルレベル閾値プロセスを用いて複数の隣接セル(108a、108b)のソーティングを行うステップをさらに含み、ターゲットセルは、ソーティングされた複数の隣接セルから選択される、請求項1に記載の方法。
  4. ネストされたデュアルレベル閾値プロセスを用いて、複数の隣接セル(108a、108b)のソーティングを行うステップをさらに含み、
    ターゲットセルは、ソーティングされた複数の隣接セルから選択され、
    ネストされたデュアルレベル閾値プロセスは、
    複数の隣接セル(108a、108b)のそれぞれの受信信号強度値を少なくとも2つの閾値信号強度値と比較するステップ、および
    複数の隣接セル(108a、108b)のそれぞれの平均物理リソースブロック(PRB)利用率値を少なくとも2つの閾値物理リソースブロック(PRB)利用率値と比較するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 少なくとも1つのQCI値のそれぞれについてオーダー番号を識別するステップであって、オーダー番号の識別は、前記オーダー番号と、少なくとも1つのQCI値、1つまたは複数の利用可能なパケット遅延バジェット、および1つまたは複数の利用可能なパケットエラー損失率許容値との予め定義されたマッピングに基づくステップと、
    UEのための各アクティブベアラーの少なくとも1つのQCI値のそれぞれに対して、識別されたオーダー番号から最も低いオーダー番号を割り当てるステップと、
    複数の隣接セルのそれぞれの受信信号強度およびPRB利用率値を、少なくとも2つの受信信号強度閾値および隣接セルのそれぞれの第1の負荷値と比較することによって、隣接セルのソーティングを行うステップと、
    ソーティングされた複数の隣接セルからターゲットセルを選択するステップであって、ターゲットセルが、UE内の1つまたは複数のアクティブベアラーに関連付けられた、割り当てられた最も低いオーダー番号以下の各オーダー番号に対して複数の第2の負荷値の最小合計を有するステップと
    をさらに含む請求項1に記載の方法。
  6. 複数の隣接セル(108a、108b)のそれぞれの複数の第2の負荷値は、9つの平均負荷レベルを含む、請求項1に記載の方法。
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