JP2022158525A - 光電変換装置、機器、基板 - Google Patents

光電変換装置、機器、基板 Download PDF

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Abstract

【課題】 信号線の電位変動が別の回路に伝搬することを抑制する。【解決手段】 光電変換部と、前記光電変換部の電荷をゲートに受ける第1トランジスタと、ゲートに接続された第2トランジスタと、第1トランジスタから信号が出力される信号線と、信号線と第1トランジスタとの間の電気的経路に設けられた第3トランジスタと、第2トランジスタがオフするための電位を供給する第1電位線と、第2トランジスタがオフするための前記電位と共通の電位であって、第3トランジスタがオフするための電位を供給する第2電位線と、第1電位線と第2電位線とに接続されたアイソレータとを備える。【選択図】 図1

Description

本開示は、光電変換装置、機器、基板に関する。
光電変換部を有する画素を備えた光電変換装置が知られている。特許文献1には、画素が備える複数のトランジスタをオフさせる制御信号を、共通の電圧生成回路(負電圧生成回路19)が生成することが記載されている。
特開2011-254544号公報
複数のトランジスタをオフさせる信号の生成において共通の電圧を用いる場合、信号線の電位変動が共通の電圧を介して別の回路に伝搬する。これにより、光電変換装置が出力する信号の精度の低下が生じる。
本開示による技術では、信号線の電位変動が別の回路に伝搬することを抑制する。
本開示の一の側面は、光電変換部と、前記光電変換部の電荷をゲートに受ける第1トランジスタと、前記ゲートに接続された第2トランジスタと、前記第1トランジスタから信号が出力される信号線と、前記信号線と前記第1トランジスタとの間の電気的経路に設けられた第3トランジスタと、前記第2トランジスタがオフするための電位を供給する第1電位線と、前記第2トランジスタがオフするための前記電位と共通の電位であって、前記第3トランジスタがオフするための電位を供給する第2電位線と、前記第1電位線と前記第2電位線とに接続されたアイソレータとを備えることを特徴とする光電変換装置である。
本開示による技術により、信号線の電位変動が別の回路に伝搬することを抑制することができる。
光電変換装置の構成を示した図 画素の構成を示した図 垂直走査回路の構成を示した図 光電変換装置の動作を示した図 光電変換装置の構成を示した図 光電変換装置の構成を示した図 光電変換装置の構成を示した図 垂直走査回路の構成を示した図 画素の構成を示した図 光電変換装置の構成を示した図 画素の構成を示した図 機器の構成を示した図
以下、図面を参照しながら各実施例を説明する。
以下に述べる各実施形態では、光電変換装置の一例として、撮像装置を中心に説明する。ただし、各実施形態は、撮像装置に限られるものではなく、光電変換装置の他の例にも適用可能である。例えば、測距装置(焦点検出やTOF(Time Of Flight)を用いた距離測定等の装置)、測光装置(入射光量の測定等の装置)などがある。
なお、以下に述べる実施例に記載されるトランジスタの導電型は一例のものであって、実施例中に記載された導電型のみに限定されるものでは無い。実施形態中に記載された導電型に対し、導電型は適宜変更できるし、この変更に伴って、トランジスタのゲート、ソース、ドレインの電位は適宜変更される。
例えば、スイッチとして動作させるトランジスタであれば、ゲートに供給する電位のローレベルとハイレベルとを、導電型の変更に伴って、実施例中の説明に対し逆転させるようにすればよい。また、以下に述べる実施例中に記載される半導体領域の導電型についても一例のものであって、実施例中に記載された導電型のみに限定されるものでは無い。実施例中に記載された導電型に対し、導電型は適宜変更できるし、この変更に伴って、半導体領域の電位は適宜変更される。
(実施例1)
図1、図2、図3は実施例1に関わる光電変換装置である、撮像装置の模式図、図4がタイミングチャートである。
図1は撮像装置の構成を示した図である。撮像装置は、画素100が複数行および複数列に渡って配された画素アレイ110を有する。撮像装置は、画素アレイ110を行単位で走査する垂直走査回路120を備える。また、撮像装置は信号線130、電流源140、アイソレータ(抵抗素子)150を備える。さらに撮像装置は、信号処理回路160、負電圧供給回路(電位供給部)170を備える。負電圧供給回路170には、第1電位線152が接続されている。負電圧供給回路170は、少なくとも負電圧を供給する機能を有していればよく、さらに負電圧を生成する機能を有していても良い。例えば、負電圧は光電変換装置の外部で生成し、負電圧供給回路170は外部から供給される負電圧をバッファする回路であってもよい。この第1電位線152に対し、アイソレータ150を介して第2電位線154が接続されている。この第1電位線152、第2電位線154は、垂直走査回路120に接続される。後述するが、第1電位線152は、転送トランジスタをオフにする信号の電位VTXLを供給する配線である。また、第2電位線154は、後述する選択トランジスタをオフにする信号の電位VSELLを供給する配線である。電位VTXL、VSELLは同じ電位である。
垂直走査回路120は、画素アレイ110の画素100に対し、行単位で設けられた制御線を介して接続されている。n行目(nは自然数)の画素100には、制御線102-n、103-n、104-nが配されている。制御線102-nは、信号SEL(n)を伝送する。制御線103-nは、信号RES(n)を伝送する。制御線104-nは信号TX(n)を伝送する。
撮像装置は、図1に示した構成がすべて1つの基板(典型的には半導体基板であるが、ガラス基板等、半導体基板とは異なる基板であっても良い)に収められた、非積層型の撮像装置とすることができる。なお、後述する実施例2のように、複数の基板(典型的には半導体基板であるが、ガラス基板等、半導体基板とは異なる基板であっても良い)が積層された積層型の撮像装置としてもよい。
図2は画素100の構成の一例を示している。画素100は、光電変換部の一例であるフォトダイオード400、転送トランジスタ410、フローティングディフージョン(以下、FDと表記する)420、ソースフォロワトランジスタ430、選択トランジスタ440を有する。転送トランジスタ410は、フォトダイオード400における光電変換によって生じた電荷をFD420に転送する。ソースフォロワトランジスタ430は、FD420の電位に基づく信号を、選択トランジスタ440に出力する。選択トランジスタ440は、ソースフォロワトランジスタ430から出力された信号を信号線130に出力する。
リセットトランジスタ455のゲートは、制御線103-nに接続されている。転送トランジスタ410のゲートは、制御線104-nに接続されている。選択トランジスタ440のゲートは制御線102-nに接続されている。
フォトダイオード400のアノードは、GNDノード450に接続されている。また、ソースフォロワトランジスタ430、リセットトランジスタ455は電源ノード460に接続されている。画素100に含まれるトランジスタは、ここではN型のトランジスタであるとして説明する。この場合、電源ノード460には、典型的には1~6Vの電源電圧が入力される。GNDノード450は接地電位とすることができるが、この電位に限られず、負電位とすることもできる。なお、画素100が備えるトランジスタをP型のトランジスタとしてもよい。この場合、電源ノード460とGNDノード450の電位の大小関係を逆にすればよい。
ソースフォロワトランジスタ430は、ゲートにフォトダイオード400の信号電荷を受ける第1トランジスタの一例である。転送トランジスタ410は、フォトダイオード400とソースフォロワトランジスタ430との間の電気的経路に設けられたトランジスタである。また、ソースフォロワトランジスタ430のゲートに接続された第2トランジスタの一例である。選択トランジスタ440は、ソースフォロワトランジスタ430と信号線130との間の電気的経路に設けられた第3トランジスタの一例である。
図3は、垂直走査回路120の一行分の単位回路の一例を示している。垂直走査回路120の一行分の単位回路は、バッファ121と122を有している。電位VTXL及び電位VTXHはバッファ121、制御線104-nを介して転送トランジスタ410のゲートに供給される。電位VTXLは転送トランジスタ410のゲートのローレベルであり、電位VTXHは転送トランジスタ410のゲートのハイレベルである。画素100のトランジスタはN型である。よって、ローレベルの信号がゲートに与えられた状態ではトランジスタはオフしており、ハイレベルの信号がゲートに与えられた状態ではトランジスタはオンしている。
電位VSELL及び電位VDDHはバッファ122、制御線102-nを介して選択トランジスタ440のゲートに供給される。電位VSELLは選択トランジスタ440のゲートのローレベルであり、電位VDDHは選択トランジスタ440のゲートのハイレベルである。
図1において、信号TX(1)~TX(n)がすべてローレベルにある場合、垂直走査回路120を介して画素アレイ110の全ての画素100の転送トランジスタ410に電位VTXLが供給されている。電位VTXLは負電圧供給回路170に接続されている。また、信号SEL(1)~SEL(n)がすべてローレベルにある場合、垂直走査回路120を介して画素アレイ110の全ての画素100の選択トランジスタ440に電位VSELLが供給されている。この電位VSELLと電位VTXLを垂直走査回路120に供給する第1電位線154と第2電位線152とはアイソレータ150を介して接続されている。
詳細は図4を用いて後述するが、信号線130の電位変動が、信号線130と選択トランジスタ440のゲートとの容量カップリングを通じて制御線102-nに伝搬する。この制御線102-nの電位の変動が、電位VSELLを伝送する第1電位線154に伝搬する。アイソレータ150が設けられていない場合、第1電位線154の電位変動が第2電位線152に伝搬する。これにより、電位VTXLの電位が変動する。この電位VTXLの電位の変動は制御線104-nに伝搬する。この結果、制御線104-nとFD420との容量カップリングにより、電位VTXLが与えられている転送トランジスタ410がオフ状態の画素100のFD420に伝搬する。この結果、画素100が出力する信号の精度が低下する。つまり、信号線130の電位の変動が、転送トランジスタ410がオフ状態にある画素100のFD420の電位変動を生じさせ、当該画素100の信号の精度を低下させる。本開示では、第1電位線154と第2電位線152との間の電気的経路にアイソレータ150を設けている。これにより、信号線130の電位の変動による、転送トランジスタ410がオフ状態にある画素100のFD420の電位変動を生じにくくさせている。これにより、画素100の信号の精度の低下を抑制することができる。
図2において、フォトダイオード400で発生した信号電荷は、転送トランジスタ410がオンすることにより、FD420に転送される。転送された信号電荷は、FD420に付随する寄生容量によって信号電圧に変換される。そして、該信号電圧は、ソースフォロワトランジスタ430、選択トランジスタ440を介して信号線130へ出力される。ソースフォロワトランジスタ430は、図1の電流源140とともにソースフォロワ回路を構成する。このソースフォロワ回路により、FD420の信号電圧は、該ソースフォロワ回路にてバッファされて信号線130に出力される。そして、信号処理回路160により更に後段へ読み出される。
図4のタイミングチャートを用いて更に動作について説明する。図4は1行目、2行目、3行目の、3行分の画素100に関わる動作を一例として示している。図4において、信号SEL(1)~(3)は、図1の1~3行の画素100の選択トランジスタ440のゲートに各々入力される。信号RES(1)~(3)は、図1の1~3行の画素100のリセットトランジスタ455のゲートに各々入力される。同様に信号TX(1)~(3)は、図1の1~3行の画素100の転送トランジスタ410のゲートに各々入力される。信号線130の電位として、光が入射している画素100から順次信号が出力される列の信号線130電位を示している。第1電位線152の電位は、アイソレータ150が設けられている場合と比較例としてアイソレータ150が設けられていない場合とを比較して示している。
時刻t0において、信号RES(1)がハイレベルにあり、1行目の画素100のFD420の電位がリセットされる。
時刻t1において、信号SEL(1)がハイレベルとなり、1行目の画素100が選択される。一方で信号SEL(2)、(3)はローレベルである為、2行目、3行目の画素100は非選択の状態である。
時刻t2において、信号RES(1)がローレベルとなり、1行目の画素100のFD420のリセットが解除される。
時刻t3~t4の期間において信号TX(1)がハイレベルとなり、信号SEL(1)が入力される選択トランジスタ440を介して信号線130に出力される。よって、時刻t3~t4の期間において信号線130の電位が低下する。また、この時刻t3~t4の期間において、ローレベルである信号SEL(2)、(3)は、理想的には変動は起こらない。しかし、実際には、信号線130から信号SEL(2)、(3)を含む、全ての非選択行の制御線102-nに容量カップリングする。この結果、制御線102-nに電流が流れて制御線102-nの電位が変動する。この非選択行の制御線102-nの電位変動は第2電位線154に伝搬する。この時、非選択行の1行ずつの制御線102-nの電位変動が合算されて第2電位線154に伝搬することとなる。アイソレータ150が設けられていない場合、この第2電位線154の電位の変動が第1電源線152の電位を変動させることとなる。この第1電源線152の電位変動が電位VTXLの変動を生じさせ、制御線104-nの電位を変動させる。この制御線104-nの電位変動が、制御線104-nとFD420との容量カップリングにより、選択行のFD420の電位を変動させる。この結果、選択行の画素100の出力する信号精度の低下が生じる。光電変換装置が出力する信号を用いて画像を生成する場合には、画質の低下が生じる。
時刻t5において、信号RES(1)がハイレベルとなり、1行目の画素100のFD420の電荷がリセットされる。時刻t5において、信号線130の電位が上昇し、電位低下前の電圧に戻る。
また、同時刻t5において、信号SEL(2)がハイレベルとなり2行目の画素100が選択される。一方、時刻t5において信号SEL(1)がローレベルとなり、信号SEL(3)は引き続きローレベルである。よって、1行目、3行目の画素100は非選択の状態となる。
時刻t6において、信号RES(2)がローレベルとなり、2行目の画素100のFD420のリセットが解除される。
時刻t7~t8の期間において、信号TX(2)がハイレベルとなり、信号SEL(2)が入力される選択トランジスタ440を介して信号線130へ出力される。これにより信号線130の電位が低下する。この時刻t7~t8の期間においても、非選択行の信号SEL(1)、(3)において時刻t3~t4の期間と同様の変動が生じる。よって、選択行のFD420の電位変動が生じる。
同様に、時刻t9以降で3行目の画素100が選択され、1行目、2行目の画素100が非選択の状態となり、時刻t11~t12の期間にTX(3)がハイレベルとなることで、信号線130の電位が低下する。そして、非選択行の信号SEL(1)、(2)においてt3~t4及びt7~t8の期間と同様の変動が生じる。よって選択行のFD420の電位変動が生じる。
4行目以降、いずれのn行目においても同様に非選択行の制御線102-nの電位変動によって、選択行のFD420の電位変動が発生する。図4に示すように、アイソレータ150が設けられていない場合、第1電位線152の電位VTXLの電位変動が大きい。本実施例において、第1電位線152と第2電位線154との間にアイソレータ150を設ける。これにより、第2電位線154から第1電位線152への電位変動の伝搬を抑制することができる。これにより、信号VTXLの変動が抑制される。よって、選択行のFD420の電位変動を抑制することができる。
なお、アイソレータ150の抵抗値は小さすぎると第1電位線152の電位変動の抑制の効果は小さなものとなる。一方で、アイソレータ150の抵抗値が大きすぎると、第1電位線152の電位の変動は抑制可能であるが、第2電位線154への電流供給が抑制される。これにより、電位VSELLの変動が大きくなる。このことから、アイソレータ150の好適な抵抗値は、10Ω以上、1000Ω以下の範囲内とすることが好適である。特に、60Ω以上、150Ω以下の範囲に設定するのが、第1電位線152から第2電位線154への電圧供給と、電位変動の伝搬抑制とを高い次元で両立できる点で好適である。また、配線の寄生抵抗で10Ω以上の抵抗を作る場合、配線面積が大きくなることから、配線レイアウトに制約が生じる。このため、アイソレータ150は、ポリシリコンを備える抵抗素子、半導体基板において不純物を拡散させた拡散領域を備える拡散抵抗を用いることが好適である。
なお、本実施例で説明した画素構造は図2の形態には限定されない。例えば、図11に記載したグローバルシャッタ機能を備える画素にも適用することができる。図11に記載した画素100は、転送トランジスタ410とフォトダイオード400との間に、シャッタトランジスタ490、保持容量480(保持部)を備えている。このシャッタトランジスタ490のゲートには、垂直走査回路120から信号GSが与えられる。信号GSは画素アレイ110の全行の画素100に対して同時にハイレベル、ローレベルに変化する。よって、信号GSがハイレベルに変化すると、画素アレイ110のすべての画素100のフォトダイオード400から、対応する保持容量480に信号電荷が転送される。つまり、グローバルシャッタ動作を行うことができる。このグローバルシャッタ機能を備える。この形態では、転送トランジスタ410が、フォトダイオード400の電荷を保持する保持部である保持容量480とソースフォロワトランジスタのゲートに接続されている。また、この形態においても、転送トランジスタ410は、フォトダイオードに接続されていると言える。また、この形態において、シャッタトランジスタ490のゲートに与えられる、シャッタトランジスタ490がオフする電圧(負電圧でもよい)を、第2電位線154に対してアイソレータを介して接続された電位線から生成するようにしても良い。また、図11に記載の構成に対し、さらに、フォトダイオードに電荷排出用のトランジスタがさらに接続されていても良い。この電荷排出用のトランジスタのゲートに与えられる、電荷排出用のトランジスタがオフする電圧(負電圧でもよい)を、第2電位線154に対してアイソレータを介して接続された電位線から生成するようにしても良い。
また、図2の画素の構成、あるいは図11の画素の構成に対し、さらにFD420に接続される容量値を変更するトランジスタを設けても良い。このトランジスタがオンすることによって、FD420に付加容量が接続される。この付加容量は、トランジスタのチャネル部の容量を用いても良いし、トランジスタとは別に容量素子(MIM容量、MOS容量等)を設けても良い。これにより、FD420と付加容量との合成容量により、信号電荷を電圧に変換する電荷電圧変換係数を小さくすることができる。この容量値を変更するトランジスタのゲートに与えられる、当該トランジスタをオフする電圧(負電圧でもよい)を、第2電位線154に対してアイソレータを介して接続された電位線から生成するようにしても良い。この形態においても、本実施例と同様の効果を得ることができる。
画素100においても、信号線130の電位変動が選択行の画素100のFD420の電位変動を生じさせる点は同様である。よって、アイソレータ150を設けることにより、選択行の画素100の信号精度の低下を抑制することができる。
また、本実施例では1つの画素100が1つのフォトダイオ―ド400を備える例を説明したが、この例に限定されない。1つの画素100が複数のフォトダイオードを備えるようにしてもよい。この場合、1つのマイクロレンズに対し、複数のフォトダイオードを備える構成にすることで、像面位相差方式の焦点検出(測距)を行うことが可能である。また、複数のフォトダイオードを設ける場合、1つのFD420に対して複数のフォトダイオードの電荷が入力される構成とすることができる。この場合には、転送トランジスタは、複数のフォトダイオードのそれぞれに対応するように複数配されるが、リセットトランジスタ、ソースフォロワトランジスタは1つずつとなる。また、別の例として、複数のFD420を1つの画素に設け、複数のフォトダイオードのうちの一部のフォトダイオードの電荷が、一部のFDに入力され、別のフォトダイオードの電荷が、別のFDに入力される構成としてもよい。この場合には、リセットトランジスタ、ソースフォロワトランジスタのそれぞれは1つの画素100において複数配される。なお、選択トランジスタは、フォトダイオードの個数に応じて個数を変更しても良いし、1列の画素100に対応して配される信号線130の本数に応じて変更するようにしても良い。例えば、1列の画素に対し、2本の信号線130を設ける場合、画素100は1つのソースフォロワトランジスタ430に対して複数の選択トランジスタ440を設ける様にしても良い。この複数の選択トランジスタ440のうちの1つが、2本の信号線130のうちの1本に接続され、別の選択トランジスタが、別の信号線130に接続される。これにより、撮像装置の動作モードに応じて、画素100が出力する信号線を適宜切り替えることが可能となる。
また、本実施例ではアイソレータの一例として抵抗素子を用いたが、この例に限定されるものではない。本実施例では、アイソレータ150を介した電圧供給により、第1電位線152から第2電位線154に共通の電位が供給される形態としていた。第2電位線154に対し、負電圧供給回路170が第1電位線152を介さずに電位を供給するようにしても良く、この場合、アイソレータとして容量素子を利用することも可能である。
また、本実施例では、電位VTXL、VSELLが負電位である例を説明したが、この例に限定されるものではなく、接地電位や、正電位であっても良い。また、電位VTXL、VSELLは、同じ電位である例を示したが、光電変換装置の動作や、アイソレータ160の抵抗値により、完全に同一の電位とはならない場合もある。このような場合も含め、電位VTXL、VSELLは共通の電位として取り扱うことができる。
(実施例2)
本実施例について、実施例1と異なる点を中心に説明する。
図5、図6に実施例2に関わる撮像装置の模式図を示す。以下では、実施例1との相違点を中心に説明する。
本実施例は、複数の基板が積層された撮像装置に関する。
図5では、画素アレイ110が第一基板200に配置されている。
図6においては、第二基板300に、垂直走査回路120、アイソレータ150、VTXLが入力される電源パッド180、信号VSELLが入力される電源パッド190が配置されている。本実施例では、アイソレータ150、電源パッド180、電源パッド190はそれぞれ6箇所配置されている。アイソレータ150は、垂直走査回路120と電源パッド180、190の間に配置されている。電源パッド180を介して、第二基板300の外部に負電圧供給回路170が接続されている。なお、別の例として、負電圧供給回路170が第二基板300に配置されていても良い。電源パッド180と接地電位ノード(以下、GNDと表記することがある)との間には、バイパスコンデンサ310が接続されている。電源パッド190とGNDとの間にはバイパスコンデンサ320が接続されている。画素アレイ110と垂直走査回路120の信号SEL(1)~SEL(n)、RES(1)~RES(n)、TX(1)~TX(n)が接続されるように、第一基板200と第二基板300は、貼り合わされる。第一基板200は光入射面から見て上、第二基板300が下となるように、第一基板200と第二基板300は貼り合わされる。この第一基板と第二基板は、電気的に接続される。この電気的な接続は、TSV(Through Silicon Via)構造によって行うことができる。また、別の接続方法として、第一基板、第二基板のそれぞれの貼合せ面に絶縁膜および絶縁膜の溝に設けられた導電部材を設け、絶縁膜同士、導電部材同士を接合するハイブリッドボンディングとすることもできる。なお、複数基板の電気的な接続は、これらの形態に限定されるものではなく、マイクロバンプを用いるようにしても良く、種々の接続方法を採用しうる。ここで、電位VTXLが6箇所の電源パッド180を介して撮像装置の外部から入力される。さらに、電源パッド180とGNDとの間にバイパスコンデンサ310を配置している。これにより、電源バッド180が1箇所である場合やバイパスコンデンサ310が設けられていない場合と比べて、電位VTXLの変動を更に抑制することができる。また、電位VSELLが6箇所のアイソレータ150を介して入力されることによって、1箇所である場合に比べて、第二基板300面内のVSELL電位を均一にして画質劣化を抑制することが可能である。さらに電源パッド190とGNDとの間にバイパスコンデンサ320を配置することによって、アイソレータ150の配置によって電位VSELLの変動を抑制することもできる。
なお、本実施例では、2つの基板を積層した構成を示したが、この基板の数に限定されず、さらに多くの基板を積層した形態としても良い。
(実施例3)
本実施例について、実施例1と異なる点を中心に説明する。
実施例1では、転送トランジスタのゲートに接続される制御線から由来するFDの電位変動を抑制した。本実施例では、リセットトランジスタのゲートに接続される制御線から由来するFDの電位変動を抑制する。
図7、図8に実施例3に関わる撮像装置の模式図を示す。図7は、図1の電位VTXLが電位VPRESLになっている以外は図1と同様である。電位VRESLは、図1に示したリセットトランジスタ455のゲートに与えられる、ローレベルの電位である。電位VRESLは、垂直走査回路120、制御線103-nを介して、オフに設定するリセットトランジスタ455のゲートに供給される。負電圧供給回路170は、第3電位線153を介して電位VRESLを垂直走査回路120に供給する。電位VRESLは、電位VSELLと同じ電位である。
図8は、図3と同様に垂直走査回路120の一行分の単位回路の一例を示している。垂直走査回路120の一行分の単位回路は、バッファ122と123を有している。バッファ122の構成は図3と同様である。電位VRESL及び電位VRESHはバッファ123を介してリセットトランジスタ455のゲートに接続される。電位VRESLはリセットトランジスタのゲートに供給されるローレベルの電位である。また、電位VRESHはリセットトランジスタ455のゲートに供給されるハイレベルの電位である。
図7において、制御線103-nは、垂直走査回路120を介して第3電位線153(第1電位線の別の一例)に接続される。また、第3電位線153は負電圧供給回路170に接続されている。また、制御線102-nは、垂直走査回路120を介して第2電位線154に接続される。第2電位線154と、第3電位線153は、アイソレータ150を介して接続されている。これにより、信号線130、制御線102-n、第2電位線154の電位変動が、第3電位線153に伝搬するのを抑制することができる。アイソレータ150が設けられていない場合、第3電位線153の電位変動が制御線103-nに伝搬する。そして、制御線103-nとFD420の容量カップリングによって、選択行の画素100のFD420の電位変動が生じる。一方、アイソレータ150を備えることにより、制御線103-nを介した、選択行の画素100のFD420の電位変動を抑制することができる。これにより、選択行の画素100の出力する信号の精度の低下を抑制することができる。
また、本実施例は実施例1と組み合わせることが可能である。つまり、図1に示したように、第2電位線154と第1電位線152とをアイソレータを介して接続する。そして、図8に示したように、第2電位線154と第3電位線153とを別のアイソレータを介して接続する。つまり、第2電位線154に対して、第1電位線152と、第3電位線153のそれぞれがアイソレータを介して接続される形態とすることができる。この形態は、実施例1の効果と、本実施例の効果の両方の効果を得ることができ、選択行の画素100の信号精度の低下をより抑制することができる。
(実施例4)
本実施例について、実施例1と異なる点を中心に説明する。
図9、図10に実施例4に関わる撮像装置の模式図を示す。図9は、画素100の別の構成の一例を示している。図9が図2と異なるのは、フォトダイオード400のGNDノード450がノード470となっている点である。図10は、図1と同様の箇所を示しているが、画素100からのノード470が負電圧供給回路170に接続されている点が図1と異なる。ノード470が負電圧供給回路170に接続されることで、画素の基準電位は負電位となる。電位VSELLはアイソレータ150を介して、ノード470に接続されている。
これにより、電源電位460や電位VTXHの電位を下げても転送トランジスタ410の転送特性が低下することを抑制することができる。また電源電位460、電位VTXHの電位を下げることが可能になることで、消費電力を低減できる。また、アイソレータ150を備えることにより、信号線130の電位変動が由来の第2電位線154による変動が、ノード470に伝搬することを抑制することができる。これにより、ノード470とFD420との容量カップリングによるFD420の電位変動を抑制することができる。
さらに、実施例1と同様に電位VSELLはアイソレータ150を介して、電位VTXLに接続されていてもよい。これにより、実施例1の効果をあわせて得ることが可能となる。また、実施例2、3と組み合わせることも可能である。
図2で示した画素100は一例であり、これに限られるものではない。また、一画素列に信号線130が一本の例を示したが、これに限られるものではない。4本や8本や12本などでも構わない。信号処理回路160はゲインアンプやADCを含んでも構わない。
(実施例5)
本実施例は実施例1~4のいずれにも適用可能である。図12(a)は本実施形態の半導体装置930を備えた機器9191を説明する模式図である。半導体装置930を備える機器9191について詳細に説明する。半導体装置930は、上述のように、半導体層10を有する半導体デバイス910のほかに、半導体デバイス910を収容するパッケージ920を含むことができる。パッケージ920は、半導体デバイス910が固定された基体と、半導体デバイス910に対向するガラスなどの蓋体と、を含むことができる。パッケージ920は、さらに、基体に設けられた端子と半導体デバイス910に設けられた端子とを接続するボンディングワイヤやバンプなどの接合部材を含むことができる。
機器9191は、光学装置940、制御装置950、処理装置960、表示装置970、記憶装置980、機械装置990の少なくともいずれかを備えることができる。光学装置940は、半導体装置930に対応する。光学装置940は、例えばレンズやシャッター、ミラーである。制御装置950は、半導体装置930を制御する。制御装置950は、例えばASICなどの半導体装置である。
処理装置960は、半導体装置930から出力された信号を処理する。処理装置960は、AFE(アナログフロントエンド)あるいはDFE(デジタルフロントエンド)を構成するための、CPUやASICなどの半導体装置である。表示装置970は、半導体装置930で得られた情報(画像)を表示する、EL表示装置や液晶表示装置である。記憶装置980は、半導体装置930で得られた情報(画像)を記憶する、磁気デバイスや半導体デバイスである。記憶装置980は、SRAMやDRAMなどの揮発性メモリ、あるいは、フラッシュメモリやハードディスクドライブなどの不揮発性メモリである。
機械装置990は、モーターやエンジンなどの可動部あるいは推進部を有する。機器9191では、半導体装置930から出力された信号を表示装置970に表示したり、機器9191が備える通信装置(不図示)によって外部に送信したりする。そのために、機器9191は、半導体装置930が有する記憶回路や演算回路とは別に、記憶装置980や処理装置960をさらに備えることが好ましい。機械装置990は、半導体装置930から出力され信号に基づいて制御されてもよい。
また、機器9191は、撮影機能を有する情報端末(例えばスマートフォンやウエアラブル端末)やカメラ(例えばレンズ交換式カメラ、コンパクトカメラ、ビデオカメラ、監視カメラ)などの電子機器に適する。カメラにおける機械装置990はズーミングや合焦、シャッター動作のために光学装置940の部品を駆動することができる。あるいは、カメラにおける機械装置990は防振動作のために半導体装置930を移動することができる。
また、機器9191は、車両や船舶、飛行体などの輸送機器であり得る。輸送機器における機械装置990は移動装置として用いられうる。輸送機器としての機器9191は、半導体装置930を輸送するものや、撮影機能により運転(操縦)の補助および/または自動化を行うものに好適である。運転(操縦)の補助および/または自動化のための処理装置960は、半導体装置930で得られた情報に基づいて移動装置としての機械装置990を操作するための処理を行うことができる。あるいは、機器9191は内視鏡などの医療機器や、測距センサなどの計測機器、電子顕微鏡のような分析機器、複写機などの事務機器、ロボットなどの産業機器であってもよい。
上述した実施形態によれば、良好な画素特性を得ることが可能となる。従って、半導体装置の価値を高めることができる。ここでいう価値を高めることには、機能の追加、性能の向上、特性の向上、信頼性の向上、製造歩留まりの向上、環境負荷の低減、コストダウン、小型化、軽量化の少なくともいずれかが該当する。
従って、本実施形態に係る半導体装置930を機器9191に用いれば、機器の価値をも向上することができる。例えば、半導体装置930を輸送機器に搭載して、輸送機器の外部の撮影や外部環境の測定を行う際に優れた性能を得ることができる。よって、輸送機器の製造、販売を行う上で、本実施形態に係る半導体装置を輸送機器へ搭載することを決定することは、輸送機器自体の性能を高める上で有利である。特に、半導体装置で得られた情報を用いて輸送機器の運転支援および/または自動運転を行う輸送機器に半導体装置930は好適である。
以上、説明した実施形態は、技術思想を逸脱しない範囲において適宜変更が可能である。なお、本明細書の開示内容は、本明細書に記載したことのみならず、本明細書および本明細書に添付した図面から把握可能な全ての事項を含む。また本明細書の開示内容は、本明細書に記載した概念の補集合を含んでいる。すなわち、本明細書に例えば「AはBよりも大きい」旨の記載があれば、「AはBよりも大きくない」旨の記載を省略しても、本明細書は「AはBよりも大きくない」旨を開示していると云える。なぜなら、「AはBよりも大きい」旨を記載している場合には、「AはBよりも大きくない」場合を考慮していることが前提だからである。
[変形実施形態]
本発明は、上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、いずれかの実施形態の一部の構成を他の実施形態に追加した例や、他の実施形態の一部の構成と置換した例も、本発明の実施形態に含まれる。
なお、上記実施例は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100 画素
110 画素アレイ
150 アイソレータ
152 第1電位線
154 第2電位線
400 フォトダイオード(光電変換部)
410 転送トランジスタ
420 フローティングディフュージョン
430 ソースフォロワトランジスタ
440 選択トランジスタ
455 リセットトランジスタ

Claims (19)

  1. 光電変換部と、
    前記光電変換部の電荷をゲートに受ける第1トランジスタと、
    前記ゲートに接続された第2トランジスタと、
    前記第1トランジスタから信号が出力される信号線と、
    前記信号線と前記第1トランジスタとの間の電気的経路に設けられた第3トランジスタと、
    前記第2トランジスタがオフするための電位を供給する第1電位線と、
    前記第2トランジスタがオフするための前記電位と共通の電位であって、前記第3トランジスタがオフするための電位を供給する第2電位線と、
    前記第1電位線と前記第2電位線とに接続されたアイソレータとを備えることを特徴とする光電変換装置。
  2. 前記アイソレータが抵抗素子であることを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
  3. 前記抵抗素子の抵抗値が10Ω以上であることを特徴とする請求項2に記載の光電変換装置。
  4. 前記抵抗素子の抵抗値が1000Ω以下であることを特徴とする請求項2または3に記載の光電変換装置。
  5. 前記抵抗素子の抵抗値が60Ω以上、150Ω以下であることを特徴とする請求項2~4のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  6. 前記抵抗素子は、ポリシリコンを含むことを特徴とする請求項2~5のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  7. 前記抵抗素子は、不純物が基板の中に拡散された拡散領域を含むことを特徴とする請求項2~5のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  8. さらに電位供給部を備え、前記電位供給部に前記第1電位線が接続され、前記第2電位線は、前記アイソレータを介して前記電位供給部に接続されていることを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  9. 各々が前記光電変換部、前記第1トランジスタ、前記第2トランジスタ、前記第3トランジスタを有し、複数行に渡って配された複数の画素と、
    前記複数行の画素を行単位で走査する垂直走査回路とを備え、
    前記第1電位線、前記第2電位線が前記垂直走査回路に接続されていることを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  10. 各々が前記光電変換部、前記第1トランジスタ、前記第2トランジスタ、前記第3トランジスタを有し、複数行に渡って配された複数の画素と、
    前記複数行の画素を行単位で走査する、複数の垂直走査回路と、
    複数の前記第1電位線と、複数の前記第2電位線と、複数の前記アイソレータとを備え、
    前記複数の垂直走査回路のそれぞれに対して、前記複数の第1電位線の少なくとも1つと、前記複数の第2電位線の少なくとも1つと、前記複数のアイソレータの少なくとも1つとが対応して配されていることを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  11. 前記複数の第1電位線の1つと、前記複数の第2電位線の1つに対して、複数の前記アイソレータが接続されていることを特徴とする請求項10に記載の光電変換装置。
  12. 前記第1電位線が接続された複数のパッドとを備え、
    前記複数のアイソレータのそれぞれは、前記複数のパッドの1つに対応して設けられていることを特徴とする請求項10または11に記載の光電変換装置。
  13. 前記共通の電位が負電圧であることを特徴とする請求項1~12のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  14. 前記第2トランジスタは、前記光電変換部に接続されていることを特徴とする請求項1~13のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  15. 前記第2トランジスタは、前記光電変換部の電荷を保持する保持部に接続されていることを特徴とする請求項1~13のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  16. 前記第2トランジスタは、電源電圧に接続されていることを特徴とする請求項1~13のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  17. 前記第2トランジスタは、前記ゲートに接続される容量の容量値を切り替えるトランジスタであることを特徴とする請求項1~13のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  18. 請求項1~17のいずれか1項に記載の光電変換装置を備える機器であって、
    前記光電変換装置に対応した光学装置、
    前記光電変換装置を制御する制御装置、
    前記光電変換装置から出力された信号を処理する処理装置、
    前記光電変換装置で得られた情報を表示する表示装置、
    前記光電変換装置で得られた情報を記憶する記憶装置、および、
    前記光電変換装置で得られた情報に基づいて動作する機械装置、の少なくともいずれかを更に備えることを特徴とする機器。
  19. 光電変換部と、
    前記光電変換部の電荷をゲートに受ける第1トランジスタと、
    前記ゲートに接続された第2トランジスタと、
    前記第1トランジスタから信号が出力される信号線と、
    前記信号線と前記第1トランジスタとの間の電気的経路に設けられた第3トランジスタとが配された基板に積層するための基板であって、
    前記第2トランジスタがオフするための電位を供給する第1電位線と、
    前記第2トランジスタがオフするための前記電位と共通の電位であって、前記第3トランジスタがオフするための電位を供給する第2電位線と、
    前記第1電位線と前記第2電位線とに接続されたアイソレータとを備えることを特徴とする基板。
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