JP2022157875A - 直動案内軸受装置の仮軸 - Google Patents

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一弘 西尾
Kazuhiro Nishio
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Abstract

【課題】長尺スライダに適用するための標準長仮軸の連結作業を不要にした、直動案内軸受装置の仮軸を提供する。【解決手段】軸方向に延びた案内レールと、前記案内レールに対して前記軸方向に移動可能に設置されたスライダとを有する直動案内軸受装置の前記スライダを仮に保持する直動案内軸受装置の仮軸30は、標準的な長さのスライダに適合した長さを有する2本の仮軸が、その軸方向の端部同士が繋がった状態にて1本に成形されている。【選択図】図2

Description

本発明は、直動案内軸受装置のスライダを仮に保持する仮軸に関する。
従来から、直動案内軸受装置は、工作機械やロボットなどに広く取り付けられている。直動案内軸受装置のスライダを案内レールに装着する際、スライダに設けられた転動体が転動体の転動溝から脱落するのを防止するために、案内レールを模して成型された仮軸を介してスライダが保持される。仮軸の断面は、直動案内軸受装置における案内レールの断面形状とほぼ同一の形状を呈している。そして、案内レールの軸方向(すなわち長手方向)の端部に仮軸を配置し、仮軸上のスライダを案内レール上に乗り移らせることにより、スライダを案内レールに装着する。
近年、直動案内軸受装置においては、高運動精度、高剛性及び高負荷容量を実現する製品が増加しており、それに伴って全長の長い長尺スライダも開発されている。そのため、図1(a)に示すように、従来の標準的な長さのスライダ(以下、「標準長スライダ」という。)1に適合した仮軸(以下、「標準長仮軸」という。)10の場合、標準長仮軸10に対して標準長スライダ1は収まるものの、例えば図1(b)に示すように、標準長スライダ1に対して2~2.5倍の長さである長尺のスライダ(以下、「長尺スライダ」という。)1Aに対しては標準長仮軸10では収まらない。そのため、図1(c)に示すように、長尺スライダ1Aに対しては、長尺の仮軸(以下、「長尺仮軸」という。)20を別途用意しなければならない。その際、長尺仮軸20を樹脂製にした場合には金型の作製に納期やコストの点で不利となる為、既存の金属製の案内レールを仮軸として代用していた。
ここで本出願人は、長尺スライダに対しても適用可能な仮軸として、特許文献1に示す仮軸を提案している。特許文献1では、軸方向に連結する連結手段を有する標準長仮軸を2本用い、連結手段にて連結する構成を提案している。個々の仮軸を樹脂製にしても、十分な機械的強度を確保でき、材料費や加工費を大きく低減できるなどの利点を有する。
特許第5807390号公報
しかしながら上記特許文献1では、標準長仮軸を2本用いている。そのため、長尺スライダに適用する都度、標準長仮軸の連結作業が必要になるといった課題がある。
そこで本発明は、長尺スライダに適用するための標準長仮軸の連結作業を不要にした、直動案内軸受装置の仮軸を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、下記(1)に示す直動案内軸受装置の仮軸を提供する。
(1) 軸方向に延びた案内レールと、前記案内レールに対して前記軸方向に移動可能に設置されたスライダとを有する直動案内軸受装置の前記スライダを仮に保持する直動案内軸受装置の仮軸であって、
標準的な長さのスライダに適合した長さを有する2本の仮軸が、その軸方向の端部同士が繋がった状態にて1本に成形されていることを特徴とする直動案内軸受装置の仮軸。
また、直動案内軸受装置の仮軸に係る本発明の好ましい実施形態は、以下の(2)又は(3)に関する。
(2) 前記軸方向の中央部に分離孔を有し、前記分離孔により2分割可能であることを特徴とする上記(1)に記載の直動案内軸受装置の仮軸。
(3) 前記分離孔における軸方向の寸法が、前記スライダにおける転動体の直径よりも小さいことを特徴とする上記(2)に記載の直動案内軸受装置の仮軸。
本発明に係る直動案内軸受装置の仮軸によれば、長尺スライダに適用する都度、標準長仮軸を連結する作業が不要になり、作業低減に有効である。また、仮軸を2分割することにより、標準長スライダにも適用可能であり、汎用性も高まる。
図1(a)は、標準長スライダを標準長仮軸で保持した状態を示す側面図である。図1(b)は、長尺スライダを標準長仮軸で保持した状態を示す側面図である。図1(c)は、長尺スライダを長尺仮軸で保持した状態を示す側面図である。 図2(a)は、本発明の仮軸の一例を示す上面図であり、図2(b)は、その側面図である。 図3は、図2の仮軸で長尺スライダを保持した状態を示す側面図である。 図4(a)は、軸方向の中央部に分離孔を有する仮軸の一例を示す側面図であり、図4(b)は、分離孔で2本の仮軸に分離した状態を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態について説明するが、本発明は以下に示す実施形態に限定されない。また、以下に示す実施形態では、本発明を実施するために技術的に好ましい限定がなされているが、この限定は本発明の必須要件ではない。
図2(a)は、本発明の仮軸30の一例を示す上面図であり、図2(b)は、その側面図である。仮軸30は、従来の標準的な長さのスライダに適合した長さの仮軸として、例えば図1に示した2本の標準長仮軸10を、その軸方向の端部同士を繋げて1本の仮軸30にしたものである。すなわち、仮軸30の長さ(軸方向の寸法)は、標準長仮軸10の長さ(L)の2倍(2L)になる。
また、仮軸30は、全体を樹脂製としており、押出成形法などにより成形可能である。これにより、軽量化された仮軸30を、低コストで作製可能としている。
図3に示すように、仮軸30の長さ(2L)は、長尺スライダ1Aの長さよりも大きく設定されている。そのため、標準的な長さのスライダよりも長い長尺スライダ1Aに適用する場合であっても、長尺スライダ1Aが仮軸30に十分に収まる。したがって、仮軸30は、長尺スライダ1Aを安定して保持することができる。
更に仮軸30は、図4(a)に示すように、軸(長さ)方向の中央部に分離孔40を有することもできる。分離孔40は、仮軸30の全幅(すなわち紙面の表裏方向)に渡って形成された溝である。
なお、分離孔40における軸方向の寸法は、保持するスライダの転動体の脱落を防ぐために、転動体の直径よりも小さく設定されているのがよい。
そして、図4(b)に示ように、仮軸30を分離孔40で左右に2分割する。分割された分割仮軸30A、30Bはそれぞれ、標準長仮軸10に相当する。そのため、分割仮軸30A、30Bをそのまま標準長スライダ1(図1参照)に適用することができる。したがって、標準長スライダ1にも適用可能であり、仮軸30の汎用性も高まる。
なお、仮軸30を分割するためには、分離孔40を挟んで、図中の下方に荷重を付加して折り曲げることにより、容易に行うことができる。また、分離孔40に切断治具を差し入れて、切断してもよい。
1 標準長スライダ
1A 長尺スライダ
10 標準長仮軸
20 長尺仮軸
30 仮軸
30A、30B 分割仮軸
40 分離孔

Claims (3)

  1. 軸方向に延びた案内レールと、前記案内レールに対して前記軸方向に移動可能に設置されたスライダとを有する直動案内軸受装置の前記スライダを仮に保持する直動案内軸受装置の仮軸であって、
    標準的な長さのスライダに適合した長さを有する2本の仮軸が、その軸方向の端部同士が繋がった状態にて1本に成形されていることを特徴とする直動案内軸受装置の仮軸。
  2. 前記軸方向の中央部に分離孔を有し、前記分離孔により2分割可能であることを特徴とする請求項1に記載の直動案内軸受装置の仮軸。
  3. 前記分離孔における軸方向の寸法が、前記スライダにおける転動体の直径よりも小さいことを特徴とする請求項2に記載の直動案内軸受装置の仮軸。
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