JP2022156020A - 鞍乗り型車両 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、保護部材や取っ手を最適な場所に備え、運転性を向上させた鞍乗り型車両を提供することを目的とする。
鞍乗り型車両10は、図3に示すように、車体フレーム11と、前輪13を操舵自在に支持するフロントフォーク14と、後輪15を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17(図1参照)とを備える電動の車両である。
鞍乗り型車両10は、乗員がシート17に跨るようにして着座する車両である。シート17は、シートレール39に配置される。
シート17は、リアフレーム20に支持される。
乗員が把持する操舵用のハンドル21は、フロントフォーク14の上端部に取り付けられる。
スイングアーム16の前端部には、ピボット軸22が挿通される。スイングアーム16は、ピボット軸22を中心に上下に揺動する。
後輪15は、スイングアーム16の後端部に支持され、後輪モータ15aを備える。
また、上記の領域にコントローラ24を配置したため、コントローラ24に走行風が当たり易くなり、冷却効果が高められる。クロスパイプ23の上方にはバッテリー25が配置される。
フロントフェンダー26は、フロントフォーク14に取り付けられる。リアフェンダー27及びステップ28は、シート17よりも下方に設けられる。
鞍乗り型車両10の両側面は、サイドカバー29により覆われる。フロントフォーク14の上部は、フロントカバー30により覆われる。
サイドカバー29の上方には、グラブレール72が配置される。グラブレール72は、車両の左右側面に配置され、車体フレーム11に支持される。65は、ナンバープレート、67は、ディスプレイである。
操舵用のハンドル21は折り畳みが可能である。
ハンドル21は、T字状のハンドル軸60と、一対のバー部材61とを備える。ハンドル軸60の縦軸部60Aは、フロントフォーク14の上端部に、第1ロックナット62を介して固定される。ハンドル軸60の横軸部60Bは、一対の第2ロックナット63を介して一対のバー部材61に固定される。バー部材61にはグリップ64と、ブレーキレバー65とが配置される。
第2ロックナット63を反時計方向に回し、外側にスライドさせることで、第2ロックナット63によるロックが外される。一対の第2ロックナット63によるロックが外されると、図5に示すように、節F1の部分を90°回転させて、折り畳みが可能である。図5では、第1ロックナット62、第2ロックナット63の図示を省略する。
コントローラ24には、シート17の位置を検出するシートセンサ31と、ハンドルセンサ32と、ブレーキセンサ33と、キー装置44とが接続される。
また、コントローラ24には、前輪モータ13aと、後輪モータ15aと、バッテリー25とが接続される。バッテリー25には、インバーター34が接続される。インバーター34には、灯体等の電装部品35と、充電用のコンセント36と、出力用のコンセント37とが接続される。
コンセント36は蓋体73で覆われる。スイングアーム16の上辺部には、蓋体73との干渉を防止するため、窪み部74が設けられる。
出力用のコンセント37は、車両の右側面に配置される。コントローラ24の近傍に、充電用のコンセント36と、出力用のコンセント37とが配置されるため、配線を短くできる。
本実施形態において、ステップ28は、図7に示すように、スタンドとして利用可能である。ステップ28は、車体フレーム11の下部に略水平に固定される固定部80と、固定部80に支持される可動部81とを備える。固定部80は、図8、図9に示すように、上面視で略コの字状に形成される。
固定部80の両端には一対の支持部83、84を備える。また、可動部81は、一対の係合部93、94を備える。各係合部93、94は、車両の前後方向において、各支持部83、84の後ろ側に配置される。
各支持部83、84および各係合部93、94は左右対称形状であるため、支持部84および係合部94の説明は省略する。
接続部95を離脱させた状態で、可動部81を下方向に回動させることにより、可動部81は、図7に示すように、ステップS1からサイドスタンドS2に、サイドスタンドS2からメインスタンドS3に変化する。可動部81を、メインスタンドS3からサイドスタンドS2に、サイドスタンドS2からステップS1に戻す手順は、上記手順と逆の手順により行われる。
鞍乗り型車両10は、前輪13を操舵自在に支持するフロントフォーク14と、折り畳みが可能な操舵用のハンドル21と、後輪15を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17と、を備える小型電動車両である。乗員用のシート17は、車両前後方向にスライド可能である。
グラブレール72は、サイドカバー29の上方において、鞍乗り型車両10の左右側面に配置される。グラブレール72の両端部は、ボルト71、71により、車体フレーム11に固定される。
グラブレール72は、車両前後方向に延出し、中央部分には、上下幅が狭くなる幅狭部70を備える。幅狭部70は、車体移動などに用いる取っ手となる。
幅狭部70は、車両中心を含む位置に設けられ、車両の重心近くにおいて幅狭部70を掴んで、車体移動が可能である。
グラブレール(外方部材)72は、図13に示すように、ハンドル21を転舵した際に可動するフロントカバー30の外面よりも車幅方向外方に張り出す。
また、グラブレール72は、シート17より下方、且つステップ28より上方、且つハンドル21とシート17との間に配置される。
図2に示すように、ハンドル21が折り畳まれ、且つ、図7に示すように、可動部81がメインスタンドS3とされるとき、車幅方向の最外方に張り出す部材は、フロントカバー(可動する部材)30である。
フロントカバー30は、ハンドル21を左右に転舵した際に破線示のように車幅方向外方に張り出すが、グラブレール72は、破線示したフロントカバー30の外面軌跡よりも車幅方向外方に張り出す。
図2に示すように、ハンドル21が折り畳まれ、シート17下の空間Kに格納されたとき、グラブレール72は、図13に示すように、車両の最外方に位置する。
乗員が着座するシート17とハンドル21とが近い小型車両において、グラブレール72の前端部72Mは、ハンドル21とシート17との間に配置される。
これによれば、図11に示すように、乗員が着座するシート17とハンドル21とが近い車両などにおいても、乗員が車両に跨ったとき、乗員の足がグラブレール72に接触し、乗員の足を開く方向に乗車姿勢を誘導できるため、ハンドル21を転舵した際に可動するフロントカバー30が、乗員の足に接触せず、運転性が向上する。
この構成によれば、乗員が乗ったとき、足が外方部材に接触し、がに股になるため、ハンドルを転舵した際に可動する部材が乗員の足に接触せず、運転性が向上する。
この構成によれば、この車両を車のトランクなどに横向きに積む際に、外方部材がトランクの底部に当たり、保護部材となる。
この構成によれば、シートを最前方の位置にスライドさせたときにも、ハンドルを転舵した際に可動する部材が乗員の足に接触しない。
この構成によれば、外方部材が保護部材となるだけでなく、幅狭部を備えるため、車両移動時の取っ手にもなる。幅狭部に指を入れて持ちやすくなる。
この構成によれば、幅狭部を車両中心を含む位置に設けることにより、さらに持ちやすい取っ手となる。
13 前輪
13a 前輪モータ
14 フロントフォーク
15 後輪
15a 後輪モータ
17 シート
21 ハンドル
29 サイドカバー
30 フロントカバー(可動する部材)
70 幅狭部
72 グラブレール(外方部材)
Claims (5)
- 車両の側方に外方部材(72)を備え、前記外方部材(72)はハンドル(21)を転舵した際に可動する部材(30)よりも車幅方向外方に張り出すと共に、シート(17)より下方且つステップ(28)より上方且つ前記ハンドル(21)と前記シート(17)との間に配置されることを特徴とする鞍乗り型車両。
- 前記ハンドル(21)が折り畳み可能であり、前記ハンドル(21)の折り畳み時に、前記外方部材(72)が車両の最外方に位置することを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
- 前記シート(17)が車両前後方向にスライド可能であり、前記シート(17)の最前方へのスライド時に、前記外方部材(72)が前記シート(17)の前端部よりも前方に位置することを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両。
- 前記外方部材(72)は車両前後方向に延出し、上下幅が狭くなる幅狭部(70)を備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の鞍乗り型車両。
- 前記幅狭部(70)は車両中心を含む位置に設けられることを特徴とする請求項4に記載の鞍乗り型車両。
Priority Applications (1)
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JP2021059510A JP2022156020A (ja) | 2021-03-31 | 2021-03-31 | 鞍乗り型車両 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2021059510A JP2022156020A (ja) | 2021-03-31 | 2021-03-31 | 鞍乗り型車両 |
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JP2022156020A true JP2022156020A (ja) | 2022-10-14 |
Family
ID=83558713
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH01197189A (ja) * | 1988-02-03 | 1989-08-08 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車 |
JP2013136311A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗型電動車両の車体構造 |
JP2013147150A (ja) * | 2012-01-19 | 2013-08-01 | Honda Motor Co Ltd | 電動車両 |
JP2020117160A (ja) * | 2019-01-25 | 2020-08-06 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両 |
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- 2021-03-31 JP JP2021059510A patent/JP2022156020A/ja active Pending
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