JP2022152972A - 高炉の装入物の表面プロフィールの検出方法及びそのための物体検出装置、並びに高炉の操業方法 - Google Patents

高炉の装入物の表面プロフィールの検出方法及びそのための物体検出装置、並びに高炉の操業方法 Download PDF

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【課題】高炉1の内壁1aの近傍で発生する、内壁1aと装入物20の両方で反射する距離信号を削除して、装入物20の表面プロフィールをより正確に検出する。【解決手段】高炉1の装入物20の表面プロフィールを検出する際に、予め、高炉1の高さ(Z)と、高さ(Z)における高炉1の半径(R)との関係(Z-R)を求めておき、測定した測定点Pの高さ方向の座標(Pz)における、測定点Pの高炉1の軸線までの距離(Rp)と、関係(Z-R)から求めた座標(Pz)と同じ高さにおける高炉1の半径(R′)と、を比較し、(Rp)が(R′)よりも大きいときに、実際に測定された距離信号群から測定点Pを削除する。【選択図】図1

Description

本発明は、高炉の装入物の表面プロフィールの検出方法及びそのための物体検出装置に関する。また、本発明は、前記の表面プロフィールの検出方法または物体検出装置を用いた高炉の操業方法に関する。
高炉の炉内に供給された鉄鉱石やコークス、石灰(以下、まとめて「装入物」ともいう。)の表面プロフィールを検出し、装入物の表面プロフィールを基に装入物を補給して安定な操業を行うことが行われている。高炉では、装入物の堆積状態を適正にして、炉内のガスの流れを安定させることにより、燃料費低減や高炉の長寿命化が可能となる。適正な堆積状態を得るためには、これら装入物の表面プロフィールを短時間で正確に測定し、予め求めておいた理論的な堆積状態、即ち「理論堆積プロフィール」となるように装入物を補給する必要がある。炉内は高温で、水蒸気や装入物の一部が浮遊していることから、検出波としてマイクロ波やミリ波が好適である。
このような高炉の装入物の表面プロフィールを検出するために、本出願人も先に特許文献1や特許文献2に示す物体検出装置等を提案している。何れの物体検出装置も、検出波を反射板にて高炉の内部へと送信する構成にするとともに、反射板の反射面の高炉側への傾斜角度を可変にするとともに、特許文献1の物体検出装置では反射板を設置した回転板、特許文献2では反射板を設置したガイドパイプをその軸線を中心にして周方向に回動可能にし、反射板の傾斜角度及び回転板やガイドパイプの回動角度を制御することにより、装入物の表面を線状または面状に走査し、その反射検出波を受信して装入物の表面プロフィールを線状または面状に検出している。
国際公開第2020/241008号 特許第5391458号公報
図1は、物体検出装置における検出波Mの送受信を示す模式図であるが、高炉1の炉頂近傍の開口部2に設置された物体検出装置100のa点から検出波Mが炉内の装入物20に向けて送信され、装入物20の表面で反射された検出波Mが物体検出装置100のa点に入射し、a点から検出波Mの反射位置までの距離が検出される。
その際、高炉1の内壁近傍では、検出波Mは内壁1aのb点で反射してから装入物20の表面に入射する。そして、内壁1aのb点で反射した検出波Mbは、内壁1aの近傍、例えば装入物20の表面のc点に位置する装入物20aに入射し、その反射波Mbrが内壁1aのb点に至り、b点で反射して物体検出装置100で受信される。装入物20である鉄鉱石やコークス、石灰はその直径が数cmの粒体であり、装入物20aに入射した検出波Mbは、反射波Mbrのように、装入物20aに入射した方向にも帰る。このときの検出波Mの伝搬経路を点線で示すが、a点からb点までと、b点からc点までの合計(伝搬距離L1)となる。
一方、物体検出装置100のa点からの検出波Mが、内壁1aのb点で反射せずに直進した場合、検出波Mの伝搬経路は、a点からb点に向かって高炉1の外部にまで延びるものとなる。そして、伝搬経路上で、b点からc点に相当する距離だけ炉外にある位置はd点となる。このときの検出波Mの伝搬経路は、a点からd点までの直線距離(伝搬距離L2)となるが、伝搬距離L1と同距離にある。そのため、物体検出装置100では、伝搬距離L2に相当するd点からの距離信号として受信される。
このように、特に高炉1の内壁1aの近傍における装入物20の表面プロフィールが正確に測定されていないおそれがある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、高炉1の外部の測定点を排除して装入物の表面プロフィールをより正確に検出することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、下記の高炉の装入物の表面プロフィールの検出方法、物体検出装置及び高炉の操業方法を提供する。
(1)アンテナから検出波を、高炉の内部に堆積している装入物に向けて送信し、前記装入物の表面を面状または線状に走査し、前記表面で反射された前記検出波を前記アンテナで受信して前記装入物までの距離を測定し、その距離信号を基に前記装入物の表面プロフィールを検出する方法において、
予め設定してある、前記高炉の高さ(Z)と、前記高さ(Z)における前記高炉の半径(R)との関係を基に、
前記高炉の中心からの距離が、前記高さ(Z)における前記半径(R)よりも大きい距離信号を、実際に測定された距離信号群から削除することを特徴とする高炉の装入物の表面プロフィールの検出方法。
(2)アンテナから検出波を、高炉の内部に堆積している装入物に向けて送信し、前記装入物の表面を面状または線状に走査し、前記表面で反射された前記検出波を前記アンテナで受信して前記装入物までの距離を測定し、その距離信号を基に前記装入物の表面プロフィールを検出する物体検出装置において、
予め設定してある、前記高炉の高さ(Z)と、前記高さ(Z)における前記高炉の半径(R)との関係を基に、
前記高炉の中心からの距離が、前記高さ(Z)における前記半径(R)よりも大きい前記距離信号を、実際に測定された距離信号群から削除することを特徴とする物体検出装置。
(3)上記(2)記載の物体検出装置を用いて、前記装入物の供給を制御して操業することを特徴とする高炉の操業方法。
本発明によれば、高炉の外部における測定点を排除するため、装入物の表面プロフィールをより正確に検出することができ、高炉の良好な操業を安定して行うことができる。
図1は、高炉の装入物の表面プロフィールを検出するために用いられる物体検出装置の概略を示す模式図である。 図2は、内壁1aの外部にあるd点からの距離信号を含めた場合に得られる、装入物の表面プロフィールを面状に示す図である。 図3は、内壁1aの外部の距離信号を削除した場合に得られる、装入物の表面プロフィールを面状に示す図である。 図4は、物体検出装置の一例を示す断面図である。
以下、本発明に関して図面を参照して詳細に説明する。
図1にて説明したように、高炉1の内壁1aの近傍の装入物20を測定しようとすると、高炉1の外部にある位置(例えばd点)からの距離信号も受信している。測定結果を図2に示すが、図2は高炉1に堆積している装入物20の表面の全面を示している。図中、高炉1の内壁1aを円で示し、物体検出装置100は図中の右上方に設置されているものとする。
図中、円(内壁1a)の内部に大量の計測点(図中、斜線で示す)があり、装入物20の表面プロフィールが測定されている。また、内壁1aの左側外方にも測定点Sが数多く点在しており、これら測定点Sが、図1のd点に相当する。内壁1aの左側に行くほど、内壁1aの外側に測定点が現れやすい。
そこで、図3に示すように、内壁1aの外側にある測定点Sを削除する。削除するには、先ず、高炉1の高さ(Z)と、この高さ(Z)における高炉1の半径(R)との関係(Z-R)を求めておく。高炉1の高さ(Z)と半径(R)との関係(Z-R)は、高炉1が空の状態で物体検出装置100により実際に測定してもよいし、高炉1の設計諸元から入手することもできる。
次いで、物体検出装置100による装入物20の表面をX方向及びY方向に走査し、各測定点でのX方向(紙面の左右方向)及びY方向(紙面の上下方向)、更には高さ(Z)方向(紙面の表裏方向)の位置情報(X,Y,Z)を得る。
この時、高炉1の外部にある測定点P(例えば、図2の符号P)の座標(Px,Py,Pz)は、物体検出装置100のa点から送信された検出波Mが内壁1a及び装入物20に反射してa点に帰る距離信号である。また、図2に示すように、測定点Pの高炉1の軸線からの距離、即ち半径をRpとすると、関係(Z-R)から求めたPzと同じ高さにおける実際の高炉1の半径(R′)よりも半径(Rp)が大きくなり、この測定点Pが高炉1の外部になると判断して削除する。
このように高炉1の内壁1aの内外の測定点を区分することにより、図3に示すような、より明確で、正確な装入物20の表面プロフィールを得ることができる。
上記した高炉1の外側に位置する装入物からの距離信号を削除する検出方法は、例えば、特許文献1に示されている物体検出装置にも適用することができる。装置の詳細は特許文献1を参照でき、ここでは装置の主要部分を示す。
図4に示すように、物体検出装置100は、高炉1の炉頂近傍の開口部2に設置される。物体検出装置100は、符号Yで示すように高炉1の開口部2に対して水平に回転する回転板120を備える。回転板120は、中央部に開口121を有する円環状の円板である。回転板120には、円筒状の回転軸110が取り付けられており、その内部にアンテナ135を収容しており、回転板120の開口121と同心状に取り付けられる。
アンテナ135は、導波管133を介して検出波Mの送受信手段130に接続している。導波管133は、送受信手段130側の上端部分に分離部分180があり、送受信手段130が回転しない構成となっている。また、導波管133は、回転軸110の軸線と一致している。尚、アンテナ135には、検出波Mの指向性を高めるために、誘電体レンズ136を付設してもよい。
回転軸110の外周面にはギア112が設けられており、ギア112には、モータ113のギア155が噛合している。従って、モータ113を駆動させることにより、回転軸110が図中の符号Yで示すように回動し、それに伴って回転板120が、回転軸110と同方向に、高炉1の開口部2に対して水平に回転する。
回転板120の下方の、高炉1の開口部2との間の空間には、炉内に検出波Mを送信し、受信するための角度固定反射板138と、角度可変反射板140とが配設されている。
角度固定反射板138は、その反射面の傾斜角度が45°に固定されている反射板であり、第1の角度固定反射板138A、第2の角度固定反射板138B、第3の角度固定反射板138Cで構成されている。第1の角度固定反射板138Aは、回転板120の開口121を通じてアンテナ135のアンテナ面と対向している。第2の角度固定反射板138Bは、第1の角度固定反射板138Aと対向配置しており、第2の角度固定反射板138Bとは第3の角度固定反射板138Cが対向配置している。そのため、図中の一点鎖線で示すように、アンテナ135から送信された検出波Mは、第1の角度固定反射板138Aで反射されて第2の角度固定反射板138Bに送られ、第2の角度固定反射板138Bで反射された後、第3の角度固定反射板138Cに送られる。そして、第3の角度固定反射板138Cで反射されて、角度可変反射板140に送られる。
これら第1の角度固定反射板138A、第2の角度固定反射板138B及び第3の角度固定反射板138Cは、回転板120から高炉1の開口部2に向かって垂下する固定部材(図示せず)に取り付けられる。あるいは、回転板120から高炉1の開口部2に向かって延び、回転板120の周縁に取り付けられる側壁170に、第1の角度固定反射板138A、第2の角度固定反射板138B及び第3の角度固定反射板138Cが取り付けられる。
尚、検出波Mとしては、炉内が高温で、粉塵や水蒸気が存在していることからマイクロ波やミリ波が用いられる。
角度可変反射板140は、反射面140aの傾斜角度が図中の符号Xで示す方向に可変する反射板である。この角度可変反射板140では、反射面140aとは反対側の面(裏面)の中心に、リンク機構117の第1リンク117aが固定されており、第1リンク117aには第2リンク117bが連結している。また、第2リンク117bには、回転軸110の開口121を通じて回転軸110の内部を貫通する連結棒114が連結しており、連結棒114の第2リンク117bとは反対側の端部にラックギア118が形成されている。
連結棒114は、アンテナ135と送受信手段130とを接続する導波管133を内管とする外管部114aを有し、外管部114aの外周面にラックギア118が形成されている。このラックギア118には、モータ125のギア119が噛合しており、モータ125を駆動することによりギア119が回転し、ラックギア118で直線運動に変換される。ここで、モータ125には、エンコーダ126が接続しており、モータ125の回転量、更にはギア119の回転量が検出される。
また、連結棒114は、回転軸110の内部で、アンテナ135を避けるように回転板120に向かって延びる中間部114bを有している。外管部114aの回転軸110側の端部は外方に屈曲しており、この屈曲部分に中間部114bが連続している。中間部114bは、回転板120の開口121を通じて高炉1の開口部2に延びる下端部114cを有している。この下端部114cが、リンク機構117の第2リンク117bに連結している。
連結棒114はこのように構成され、モータ125の回転がギア119を通じてラックギア118により直線運動に変換され、図中に符号Hで示すように、連結棒114が角度可変反射板140の側、あるいは反対側へと直線状に移動する。
そして、連結棒114が角度可変反射板140の側へと移動(図中の下降)すると、リンク機構117を介して角度可変反射板140の反射面140aが高炉1の内壁を向くように傾斜し、連結棒114が角度可変反射板140とは反対側へと移動(図中の上昇)すると、リンク機構117を介して角度可変反射板140の反射面140aが高炉1の軸線を向くように傾斜する。即ち、連結棒114の下降及び上昇により、角度可変反射板140の反射面140aの傾斜を、図中の符号X方向に変えることができる。
それに伴って、角度固定反射板138の第3の角度固定反射板138Cから角度可変反射板140に送られた検出波Mは、符号Zで示すように図中左右方向に振られ、回転板120の径方向に沿った線状となって炉内に送られる。
検出波Mは、炉内に堆積している装入物の表面で反射され、送信時と同経路を辿って送受信手段130で受信される。送受信はFMCW方式で行われ、送受信手段130に接続するアンテナ135から送信された検出波Mは、角度固定反射板138A~138Cで反射されて角度可変反射板140に送られ、角度可変反射板140から所定の角度で送信された検出波M(送信波)は、高炉1の開口部2を通じて炉内へと送られた後、装入物の表面で反射され、その反射波が逆の経路(角度可変反射板140→角度固定反射板138C~138A→アンテナ135→送受信手段130)を辿って送受信手段130で検波される。そして、送信波と反射波との周波数差(ビート周波数)から送受信手段130と装入物の表面との間の距離情報が得られる。
この線状の検出波Mの送受信を、回転軸110を中心にして回転板120を回転させながら行うことにより、高炉1の炉内全域にわたる円形の走査領域における距離情報が得られる。
このとき、モータ113に接続するエンコーダ150により、回転板120の回転位置に相当する回転軸110の回動角度が検出されるため、走査領域における検出波Mの位置情報が得られる。また、エンコーダ126によるモータ125及びギア119の回転量から、角度可変反射板140の反射面140aの傾斜角度が検出され、回転板120の径方向における位置情報が検出される。これら距離情報と位置情報とから、装入物の全面の表面プロフィールが得られる。
そして、ある測定点P(例えば、図2の符号P)での距離信号と反射板の傾斜角度とから測定点Pの位置座標(Px,Py,Pz)を算出する。この時の測定点の高さ(Pz)の位置における、予め求めておいた実際の高炉1の半径(R′)と、この高さ(Pz)における測定点Pの高炉1の中心からの半径(Rp)とを比較する。この測定点Pにおける半径(Rp)が高炉1の半径(R′)よりも大きい場合は、この測定点が高炉1の外部に存在していると見做して削除する。
このようにして、補正回路200により高炉1の外部の測定点を削除する。補正回路200は、送受信手段130に接続されており、装入物20の全面の表面プロフィールのデータから高炉1の外部の測定点を削除して表示装置(図示せず)等に表示する。
以上、本発明によれば、高炉1の内壁1aの近傍で発生する、内壁1aと装入物20の両方で反射する距離信号を削除して、装入物20の表面プロフィールをより正確に検出することができる。
1 高炉
1a 内壁
2 開口部
100 物体検出装置
114 連結棒
117 リンク機構
120 回転板
126 エンコーダ(X方向)
130 送受信手段
135 アンテナ
138、138A、138B、138C 角度固定反射板
140 角度可変反射板
150 エンコーダ(Y方向)
200 補正回路

Claims (3)

  1. アンテナから検出波を、高炉の内部に堆積している装入物に向けて送信し、前記装入物の表面を面状または線状に走査し、前記表面で反射された前記検出波を前記アンテナで受信して前記装入物までの距離を測定し、その距離信号を基に前記装入物の表面プロフィールを検出する方法において、
    予め、前記高炉の高さ(Z)と、前記高さ(Z)における前記高炉の半径(R)との関係(Z-R)を求めておき、
    測定した測定点Pの高さ方向の座標(Pz)における、前記測定点Pの前記高炉の軸線までの距離(Rp)と、
    前記関係(Z-R)から求めた前記座標(Pz)と同じ高さにおける前記高炉の半径(R′)と、を比較し、
    前記(Rp)が前記(R′)よりも大きいときに、実際に測定された距離信号群から前記測定点Pを削除することを特徴とする高炉の装入物の表面プロフィールの検出方法。
  2. アンテナから検出波を、高炉の内部に堆積している装入物に向けて送信し、前記装入物の表面を面状または線状に走査し、前記表面で反射された前記検出波を前記アンテナで受信して前記装入物までの距離を測定し、その距離信号を基に前記装入物の表面プロフィールを検出する物体検出装置において、
    予め、前記高炉の高さ(Z)と、前記高さ(Z)における前記高炉の半径(R)との関係(Z-R)を求めておき、
    測定した測定点Pの高さ方向の座標(Pz)における、前記測定点Pの前記高炉の軸線までの距離(Rp)と、
    前記関係(Z-R)から求めた前記座標(Pz)と同じ高さにおける前記高炉の半径(R′)と、を比較し、
    前記(Rp)が前記(R′)よりも大きいときに、実際に測定された距離信号群から前記測定点Pを削除することを特徴とする物体検出装置。
  3. 請求項2記載の物体検出装置を用いて、前記装入物の供給を制御して操業することを特徴とする高炉の操業方法。
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