JP2022152629A - 測量システム及び点群データ取得方法及び点群データ取得プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】レーザスキャナの点群データ取得範囲を、3次元空間で指定可能とし、点群データの取得量を低減した測量システム及び点群データ取得方法及び点群データ取得プログラムを提供する。【解決手段】ターゲットと測定機1とを具備する測量システムであって、ターゲットは、再帰反射特性を有し、測定機は、ターゲットに測距光を照射し、ターゲットの3次元座標を測定可能なポイント測定ユニット4と、レーザ光線を回転照射して点群データを取得可能なスキャナユニット5と、演算制御部とを具備し、ターゲットを測定対象の近傍に保持し、少なくとも1つの位置でポイント測定ユニットで測定し、演算制御部は、ポイント測定ユニットのターゲット測定結果に基づき測定対象を含む3次元空間の領域を演算し、スキャナユニットは測定対象を含む所定範囲を走査し、点群データを取得し、演算制御部は、点群データの内、領域内に含まれる点群データのみを選択する。【選択図】図3
Description
本発明はレーザスキャナの点群データ取得範囲を、3次元空間で指定可能とした測量システム及び点群データ取得方法及び点群データ取得プログラムに関するものである。
一般的に、レーザスキャナに於いて点群データを取得する場合は、パルス測距光を水平軸心を中心に鉛直回転させ、更に鉛直軸心を中心に水平回転させて鉛直/水平に全周走査し、点群データを取得している。この為、得られるデータ量は膨大なものとなる。ところが、測定者が実際に必要な点群データは、全走査範囲の内の限られた範囲に存在する測定対象に関するものとなっている。
点群データを取得したい測定対象以外のものがある場所でのスキャナによる測定では、測定後に取得済みの点群データから不要部分を除外するデータ処理作業が必要となり、効率化を妨げている。
更に、データ量が膨大であることから、測定対象に関する点群データを抽出する等のデータ処理は、点群データ取得後の後処理となり、現場で状況を確認しつつ作業を進行させるということが困難となっている。
尚、点群データの取得で、水平方向の範囲、鉛直方向の範囲を設定し、設定した範囲内の点群データを取得することも行われるが、奥行方向については存在する物体の全てについて点群データが取得されるので、データ量が膨大となることは避けられない。
更に、取得した点群データを表示装置に表示させ、測定対象を確認する場合、測定対象とは距離の異なる測定点も同時に表示される為、測定対象を識別することが困難であった。
本発明は、レーザスキャナの点群データ取得範囲を、3次元空間で指定可能とし、点群データの取得量を低減した測量システム及び点群データ取得方法及び点群データ取得プログラムを提供するものである。
本発明は、ターゲットと測定機とを具備する測量システムであって、前記ターゲットは、再帰反射特性を有し、前記測定機は、ターゲットに測距光を照射し、反射光を受光し受光結果に基づきターゲットの3次元座標を測定可能なポイント測定ユニットと、レーザ光線を回転照射して点群データを取得可能なスキャナユニットと、演算制御部とを具備し、前記ターゲットを測定対象の近傍に保持し、少なくとも1つの位置で前記ターゲットを前記ポイント測定ユニットで測定し、前記演算制御部は、前記ポイント測定ユニットのターゲット測定結果に基づき前記測定対象を含む3次元空間の領域を演算し、前記スキャナユニットは前記測定対象を含む所定範囲を走査し、点群データを取得し、前記演算制御部は、前記点群データの内、前記領域内に含まれる点群データのみを選択する様構成された測量システムに係るものである。
又本発明は、前記ポイント測定ユニットは追尾機能を有し、前記ターゲットの前記測定対象の周囲の移動を追尾し、追尾しつつ前記ターゲットを測定し、追尾軌跡を取得し、前記演算制御部は、前記追尾軌跡に基づき前記3次元空間の領域を演算する様構成された測量システムに係るものである。
又本発明は、前記ポイント測定ユニットは追尾機能を有し、前記ターゲットの前記測定対象の周囲の移動を追尾し、追尾しつつ前記ターゲットを測定し、追尾軌跡を取得し、前記演算制御部は、前記追尾軌跡の水平面投影図形を演算し、該水平面投影図形を底面として鉛直方向に延びる前記3次元空間の領域を演算する様構成された測量システムに係るものである。
又本発明は、前記ポイント測定ユニットは追尾機能を有し、前記ターゲットの前記測定対象の周囲の移動を追尾し、追尾しつつ前記ターゲットを測定し、追尾軌跡を取得し、前記演算制御部は、前記追尾軌跡を境界とし、追尾軌跡の鉛直上方に高さを設定して前記3次元空間の領域を演算する様構成された測量システムに係るものである。
又本発明は、前記演算制御部が、前記追尾軌跡に内接又は外接する円を演算し、該内接又は外接する円に基づき前記3次元空間の領域を演算する様構成された測量システムに係るものである。
又本発明は、前記演算制御部が、前記追尾軌跡に内接又は外接する多角形を演算し、該内接又は外接する多角形に基づき前記3次元空間の領域を演算する様構成された測量システムに係るものである。
又本発明は、前記演算制御部が、領域設定用パターンを有し、前記ターゲットは前記測定対象の近傍の少なくとも1点で前記ポイント測定ユニットによって領域点として3次元座標が測定され、前記演算制御部は、前記領域点の測定結果と前記領域設定用パターンに基づき前記3次元空間の領域を演算する様構成された測量システムに係るものである。
又本発明は、前記領域設定用パターンは円であり、前記演算制御部は、1点の領域点を円の中心とし、設定された半径と前記領域点に基づき前記3次元空間の領域を演算する様構成された測量システムに係るものである。
又本発明は、前記領域設定用パターンが円であり、前記演算制御部は、2点の領域点の水平座標から2点間の距離を演算し、演算された距離を円の直径として前記3次元空間の領域を演算する様構成された測量システムに係るものである。
又本発明は、前記領域設定用パターンが円であり、前記演算制御部は、2点の領域点の1点を円中心とし、水平座標から2点間の距離を演算し、演算された距離を円の半径として前記3次元空間の領域を演算する様構成された測量システムに係るものである。
又本発明は、前記領域設定用パターンが正方形であり、前記演算制御部は、2点の水平座標から2点間の距離を演算し、演算された距離を正方形の対角線として前記3次元空間の領域を演算する様構成された測量システムに係るものである。
又本発明は、前記ターゲットは前記測定対象の近傍の少なくとも3点で前記ポイント測定ユニットによって領域点として3次元座標が測定され、前記領域設定用パターンは長方形であり、前記演算制御部は、前記3点の水平座標を長方形の3つの頂点座標として長方形を演算し、演算された長方形に基づき前記3次元空間の領域を演算する様構成された測量システムに係るものである。
又本発明は、前記ポイント測定ユニットは追尾機能を有し、前記ターゲットの前記測定対象に沿った移動を追尾し、追尾しつつ前記ターゲットを測定し、追尾軌跡を取得し、前記領域設定用パターンは球体であり、前記演算制御部は、前記追尾軌跡上に領域点を設定し、該領域点を前記球体の中心として前記追尾軌跡に沿って形成される球体の集合により前記3次元空間の領域を演算する様構成された測量システムに係るものである。
又本発明は、前記演算制御部は、複数の領域設定用パターンを有し、前記ターゲットは前記測定対象の近傍の少なくとも2点で前記ポイント測定ユニットによって領域点として3次元座標が測定され、前記演算制御部は、複数の領域設定用パターンの1つを選択し、前記領域点の測定結果と前記選択された領域設定用パターンに基づき前記3次元空間の領域を演算する様構成された測量システムに係るものである。
又本発明は、複数の領域設定用パターンは、少なくとも円パターン、正方形パターン、長方形パターン、球体パターンを含む測量システムに係るものである。
又本発明は、前記スキャナユニットは複数の測定対象を含む様に走査して点群データを取得し、前記演算制御部は、前記測定対象毎に前記3次元空間の領域を設定し、該領域内に含まれる点群データのみを選択する様構成された測量システムに係るものである。
又本発明は、遠隔操作機を更に具備し、該遠隔操作機、前記ポイント測定ユニットの少なくとも一方は表示部を具備し、前記領域内に含まれる前記点群データが前記表示部に表示される測量システムに係るものである。
又本発明は、前記表示部に表示される点群データが、複数の測定対象の内の1つに関するものである測量システムに係るものである。
又本発明は、前記表示部が、タッチパネルであり、表示された点群データに基づき測定対象の測定を可能とした測量システムに係るものである。
又本発明は、UAVを更に具備し、前記ターゲットは前記UAVに設けられた全方位プリズムである測量システムに係るものである。
又本発明は、ターゲットと測定機とを具備する測量システムであって、再帰反射特性を有する前記ターゲットと、ターゲットを追尾しつつ、ターゲットの3次元座標を測定可能なポイント測定ユニットと、ポイント測定ユニットに一体化され、レーザ光線を回転照射して点群データを取得可能なスキャナユニットとを有する前記測定機とを具備する測量システムに於いて、前記ターゲットを測定対象の周囲を移動させるステップと、移動する過程で少なくとも1つの位置の前記ターゲットの3次元座標を取得するステップと、前記1つの3次元座標に基づき前記測定対象を含む3次元空間の閉鎖立体領域を演算するステップと、前記スキャナユニットにより前記測定対象を含む点群データを取得させるステップと、該点群データの内、前記閉鎖立体領域に含まれる点群データのみを選択するステップとを具備する測量システムに於ける点群データ取得方法に係るものである。
更に又本発明は、上記いずれかの測量システムに、上記各ステップを実行させる点群データ取得プログラムに係るものである。
本発明によれば、ターゲットと測定機とを具備する測量システムであって、前記ターゲットは、再帰反射特性を有し、前記測定機は、ターゲットに測距光を照射し、反射光を受光し受光結果に基づきターゲットの3次元座標を測定可能なポイント測定ユニットと、レーザ光線を回転照射して点群データを取得可能なスキャナユニットと、演算制御部とを具備し、前記ターゲットを測定対象の近傍に保持し、少なくとも1つの位置で前記ターゲットを前記ポイント測定ユニットで測定し、前記演算制御部は、前記ポイント測定ユニットのターゲット測定結果に基づき前記測定対象を含む3次元空間の領域を演算し、前記スキャナユニットは前記測定対象を含む所定範囲を走査し、点群データを取得し、前記演算制御部は、前記点群データの内、前記領域内に含まれる点群データのみを選択する様構成されたので、測定対象に関する点群データを取得でき、点群データの取得量を低減でき、測定後に取得済みの点群データから不要部分を除外するデータ処理作業が必要となり、作業効率が向上し、又測定対象の識別が容易になるという優れた効果を発揮する。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説明する。
本発明の実施例に係る測量システムは、測定機、遠隔操作機、ターゲットから構成され、測定機としてはターゲットを追尾して、ターゲットの3次元位置を測定可能な機能と、2次元走査をして点群データを取得可能機能とを具備した測定機が用いられる。
斯かる測定機としては、特許文献1に示される測量装置、或は特許文献3に示されるレーザスキャナ等が挙げられる。
本実施例では、ターゲットを追尾測定可能であり、又点群データの取得が可能な測定機に於いて、点群データの取得前、或は取得後にターゲットを使って実空間の複数の三次元位置を指定し、指定した複数の三次元位置に基づきで測定対象を含む閉鎖された3次元空間の領域(閉鎖立体領域)を作成する。
先ず、図1に於いて、本実施例の概略を説明する。
図1中、1は測定機であり、2はプリズム等の再帰反射体のターゲット、3は遠隔操作機を示している。
前記測定機1は所定の位置、例えば、測定対象に対して既知化された位置に設置される。前記測定機1は、ポイント測定ユニット4とスキャナユニット5を有し、前記ポイント測定ユニット4と前記スキャナユニット5とは一体化されている。
前記ポイント測定ユニット4は、前記ターゲット2を追尾し、その時々の該ターゲット2の3次元座標をリアルタイムで測定する機能を有する。前記ポイント測定ユニット4にはトータルステーション等が含まれる。
前記スキャナユニット5は、パルス測距光を走査し、点群データを取得する機能を有し、スキャナユニット5としては水平1軸でパルス測距光を回転照射するもの、水平、鉛直の2軸で回転照射するもの、或はパルス測距光を水平/鉛直方向に往復走査するもの等が含まれる。
前記ターゲット2はポールに取付けられた全周プリズム、或は簡便に持運び可能に取手に取付けられた全周プリズムであっても良い。
図1は、測定対象6として、組立て初期の柱の鉄筋を示している。
測定作業者が、前記ターゲット2持ち、前記測定対象6の周囲を移動する。前記ポイント測定ユニット4は前記ターゲット2を追尾し、所定点の該ターゲット2の3次元座標を測定する。尚、所定点の3次元座標としては、移動方向が変った点、即ち角の位置の座標となる。尚、前記測定対象6を一周した軌跡から、前記所定点を選択し、該所定点の3次元座標を決定しても良い。又、前記測定対象6の後方で、前記ターゲット2が高くなっているのは、追尾光が前記測定対象6で遮られない様にする為である。
本実施例の場合、所定点の数は前記測定対象6の形状に対応して、4点となっている。4点で形成される図形の水平面形状(水平面に投影した形状)を断面とし、鉛直に延びる3次元空間が点群データ取得領域(以下、データ取得領域)として設定される。尚、測定対象が鉛直方向に有限の場合、測定対象の高さが分っている場合は、高さも指定して閉鎖された3次元空間のデータ取得領域を指定しても良い。前記4点の3次元座標は既知となっているので、データ取得領域の境界も既知となっている。
前記スキャナユニット5による点群データの取得は、領域設定の前工程として、測定対象を含む広い範囲で走査してもよく、或は測定対象に対して領域設定した後、設定された領域に限定して走査し、点群データを取得し果てもよい。
点群データの取得後、データ取得領域の境界を閾値として、点群データの測定値(3次元座標)が前記データ取得領域に含まれるかどうかを判断することで、前記データ取得領域の点群データを抽出でき、更に抽出した点群データから測定対象を判別でき、又測定対象に関する点群データを容易に抽出することができる。
尚、広範囲に点群データを取得する場合は、複数の測定対象がある場合、一度の点群データの取得で、後は領域設定の作業のみとなり、作業効率がよい。又、測定対象が1つの場合、データ取得領域に限定して走査することで、データ量を少なくでき効果的である。
次に、図2~図5により、前記測定機1について更に説明する。
図2で示す測定機1では、ポイント測定ユニット4としてトータルステーションが使用され、スキャナユニット5として水平回転軸を中心にレーザ光線が回転照射される、1軸回転照射のレーザスキャナが使用されている。
該測量システム1は、ポイント測定ユニット4(以下、TSユニット4と称す)、2次元レーザキャナであるスキャナユニット5(以下、LSユニット5と称す)、演算制御部7を具備する。該演算制御部7は、前記TSユニット4の作動と前記LSユニット5の作動とを統合制御すると共に、前記TSユニット4、前記LSユニット5で取得したデータのマッチング、補正等のデータ処理を行う。尚、前記演算制御部7は、前記TSユニット4に設けられるTS演算制御部21(後述)、前記LSユニット5に設けられるLS演算制御部38(後述)のいずれかに兼用させてもよい。
所定の位置に三脚8が設置され、該三脚8に前記TSユニット4が設けられ、該TSユニット4の上面に前記LSユニット5が設けられている。
前記TSユニット4は第1機械基準点(図示せず)を有しており、該第1機械基準点を通過する鉛直線9上に前記LSユニット5の第2機械基準点が存在する様に、前記TSユニット4、前記LSユニット5は構成され、第1機械基準点と第2機械基準点との間の距離は既知となっている。
先ず、前記TSユニット4の概略構成を説明する。
該TSユニット4の下端部は整準機能を有する基盤部11となっており、該基盤部11に水平回転駆動部12が収納されている。該水平回転駆動部12は鉛直に延びる水平回転軸13を有し、該水平回転軸13の軸心は前記鉛直線9と合致している。
前記水平回転軸13の上端に水平回転部である托架部14が取付けられている。該托架部14の上面に前記LSユニット5が設けられている。
前記托架部14には鉛直回転軸15を介して、鉛直回転部である望遠鏡部16が回転自在に支持されている。
前記望遠鏡部16には、測距光軸を有する望遠鏡17が設けられ、前記望遠鏡部16にはTS測距部22(後述)等が収納されている。前記測距光軸は前記鉛直線9と交差すると共に前記鉛直回転軸15の軸心と直交する。前記測距光軸と前記鉛直線9との交差点を第1機械基準点としてもよい。
前記托架部14には鉛直回転駆動部18が収納され、該鉛直回転駆動部18は前記鉛直回転軸15に連結されている。前記鉛直回転駆動部18によって前記鉛直回転軸15を介し前記望遠鏡部16が鉛直方向に回転される。前記鉛直回転軸15には鉛直角検出器19が設けられ、該鉛直角検出器19により前記鉛直回転軸15の鉛直回転角がリアルタイムで検出され、更に該望遠鏡部16(即ち、前記測距光軸)の鉛直角が検出される。
前記托架部14は、前記水平回転駆動部12によって前記水平回転軸13を介し水平方向に全周回転される。又、前記水平回転軸13には水平角検出器20が設けられ、該水平角検出器20により前記托架部14の水平回転角(即ち、前記測距光軸の水平角)が検出され、更に該托架部14の水平角がリアルタイムで検出される。
前記水平回転駆動部12、前記鉛直回転駆動部18によって回転駆動部が構成され、該回転駆動部により、前記望遠鏡部16が鉛直、水平の2方向に所要の状態で回転される。又、前記鉛直角検出器19、前記水平角検出器20は方向角検出器を構成し、鉛直角、水平角(即ち、前記測距光軸の方向角)をリアルタイムで検出する様になっている。
前記托架部14の内部には、トータルステーション演算制御部(以下、TS演算制御部)21が設けられ、該TS演算制御部21によって前記TS測距部22(後述)、前記水平回転駆動部12、前記鉛直回転駆動部18等が制御される。
図4を参照して前記TSユニット4について更に説明する。
図3に示される様に、前記TSユニット4は、主にトータルステーション測距部(以下、TS測距部)22、トータルステーション測角部(以下、TS測角部)23、追尾部24、TS通信部25、操作部26、表示部27、撮像部28、トータルステーション記憶部(以下、TS記憶部)29、前記TS演算制御部21、前記水平回転駆動部12、前記鉛直回転駆動部18によって構成される。前記TS測角部23は、前記水平角検出器20、前記鉛直角検出器19によって構成される。尚、前記水平角検出器20、前記鉛直角検出器19としては、エンコーダが用いられてもよい。
前記TS測距部22は測距光を前記ターゲット2に対して照射し、該ターゲット2からの反射光を受光して測距し、測距結果を前記TS演算制御部21に入力する。
前記TS測角部23は、前記鉛直角検出器19からの検出結果、前記水平角検出器20からの検出結果に基づき測距時の前記ターゲット2(測定点)の水平角、鉛直角を求め、検出角度を前記TS演算制御部21に入力する。
該TS演算制御部21は、前記TS測距部22の測距結果、前記TS測角部23の測角結果に基づき測定点の3次元座標を演算し、演算結果を前記TS記憶部29に格納する。
前記追尾部24は、追尾光を前記測距光と同軸、或は平行に射出し、前記ターゲット2からの反射光を受光し、追尾状態を前記TS演算制御部21に入力する。
前記TS演算制御部21は、ターゲット2が移動した場合に前記ターゲット2からの反射光を常に前記追尾部24が受光し得る様に、前記望遠鏡17が前記ターゲット2を視準する様に、前記水平回転駆動部12、前記鉛直回転駆動部18を駆動制御する。
該撮像部28は、測定対象を含む測定方向の画像(背景画像)を取得し、画像データを前記TS演算制御部21に入力する。該TS演算制御部21は、画像データを前記測距、測角データと関連付けて前記TS記憶部29に格納する。或は、画像データと前記LSユニット5が取得した点群データとを重合する等の画像処理を行う。
前記TS通信部25は、前記遠隔操作機3からの操作指令を受信し、或は前記TS測距部22の測距結果、前記TS測角部23の測角結果、前記撮像部28が取得した画像データ、前記LSユニット5により取得した点群データ等、制御信号、データの送受信を行う。
前記操作部26からは、前記TSユニット4、前記LSユニット5に対する、測定条件の入力、測定開始等操作指令を入力し、前記表示部27には入力した測定条件、測定状況、測定結果等が表示される。尚、前記表示部27をタッチパネルとし、表示部と操作部とを兼用させ、前記操作部26を省略してもよい。
前記TS記憶部29には、前記撮像部28による画像取得を制御する撮像プログラム、前記TS測距部22による測距を制御する測距プログラム、前記TS測角部23による水平角検出、鉛直角検出の取得、角度検出の結果に基づき方向角を演算する角度測定プログラム、前記追尾部24による追尾を実行する追尾プログラム、前記撮像部28で取得した画像を処理する画像処理プログラム、指定された複数の3次元位置(3次元座標)に基づいて測定対象を含む3次元空間の領域を設定する領域設定プログラム、前記LSユニット5で取得した点群データがデータ取得領域内かどうかを判断し、データ取得領域内の点群データを抽出する、或はデータ取得領域外の点群データを消去する点群データ抽出プログラム、等のプログラム、或は3次元空間の領域を設定する為のパターン等、が格納される。
又、前記TS記憶部29にはデータ格納領域が形成され、該データ格納領域には前記撮像部28で取得した画像データ、前記TS測距部22で取得した測距データ、前記TS測角部23で取得した測角データ、等のデータが格納される。前記画像データ、点群データ、前記測距データ及び前記測角データは、相互に関連付けられる。
前記TS演算制御部21は、格納されたデータに基づき所要の演算を行い、又格納されたプログラムに基づき測距、測角、追尾等、所要の制御を行う。
図3に示される様に、前記LSユニット5は、中央に凹部31が形成され、該凹部31に走査鏡32が収納されている。該走査鏡32は水平な軸心を有する走査回転軸33により回転自在に支持され、該走査回転軸33を介して走査モータ34により回転される様になっている。
又、前記走査回転軸33にはレーザスキャナ鉛直角検出器(以下LS鉛直角検出器)35が設けられている。該LS鉛直角検出器35は前記走査回転軸33の回転角(鉛直角、即ち、前記走査鏡32の回転角)をリアルタイムで検出する様になっている。尚、前記LS鉛直角検出器35としては、エンコーダが用いられてもよい。
前記LSユニット5は、前記走査鏡32と対向する部位にLS距離測定部36を具備している。前記LS距離測定部36からは前記走査鏡32に向って走査光(パルスレーザ光線)37が射出される。
該走査光37の光軸は前記走査回転軸33の軸心と合致しており、前記走査鏡32によって直角に偏向される。前記走査鏡32が前記走査回転軸33を中心に回転されることで、前記走査鏡32によって偏向された前記走査光37が、前記走査回転軸33の軸心と直交する平面内を回転照射される様になっている。前記走査回転軸33の軸心(即ち、前記走査光37の光軸)と前記走査鏡32との交差点は、前記LSユニット3の第2機械基準点となっている。
回転照射された前記走査光37が測定対象を走査し、該測定対象で反射された反射走査光37′(図示せず)は前記走査鏡32を経て前記LS距離測定部36に入射し、該LS距離測定部36では前記反射走査光37′を受光することで、パルス光の往復時間を求めてパルス光毎に測距する(Time Of Flight)様になっている。
又、前記走査鏡32の鉛直角は、前記LS鉛直角検出器35によりリアルタイムで検出されており、各パルス光毎に測距されると共に各パルス光毎に鉛直角が検出されている。
前記LSユニット3は、前記走査光37を鉛直方向に回転照射し、鉛直角を検出するので、距離と鉛直角の2次元の座標を有する2次元点群データを取得する。取得された2次元点群データは、レーザスキャナ演算制御部(後述)を介してレーザスキャナ記憶部に格納される。
図5を参照して、前記LSユニット5について更に説明する。
前記LSユニット5は、主に前記LS鉛直角検出器35、前記LS距離測定部36、LS測角部40、レーザスキャナ演算制御部(以下LS演算制御部)38、前記走査モータ34、レーザスキャナ記憶部(以下LS記憶部)39によって構成される。
前記LS記憶部39には、前記LS距離測定部36から発せられる前記走査光37を回転照射し、パルス光毎に測距するためのLS測距プログラム、前記走査鏡32の角度をリアルタイムで検出する角度検出プログラム、前記TSユニット4で取得される各種データと前記LSユニット5で取得されるデータ間の同期、関連付けを行う為のデータ関連付けプログラム等のプログラムが格納され、又前記LS記憶部39にはデータ格納領域が形成され、該データ格納領域にはパルス光毎の測距結果及び測角結果(点群データ)が格納される。尚、前記LS記憶部39には前記TS記憶部29の一部が割当てられてもよい。
前記LS演算制御部38は、前記LS測角部40の発光制御、前記走査モータ34の制御(前記走査鏡32の回転制御)等を行い、点群データの取得を制御する。更に、前記LS演算制御部38は、データ格納領域にパルス光毎の測距結果と測角結果とを関連付けて前記LS記憶部39に格納する。
図6を参照して前記遠隔操作機3の概略構成を説明する。
前記遠隔操作機3は、演算機能を有する端末演算処理部41、端末記憶部42、端末通信部43、操作部44、表示部45を有している。
該端末記憶部42には、前記測定機1と通信を行う為の通信プログラム、操作画面や点群データ等の測定結果、カメラで取得された画像等を表示する為の表示プログラム、タッチパネル等を介して指示を入力する為の操作プログラム等のプログラムが格納される。
前記端末通信部43は、前記測定機1との間で通信を行う。又、前記操作部44は前記表示部45と一体に設けられたコントローラのボタン等を介して各種指示を入力し、前記測定機1の遠隔操作を行う。
前記表示部45は、前記TSユニット4で取得された測定結果、前記LSユニット5で取得した点群データ等が表示される。
尚、前記表示部45の全てをタッチパネルとしてもよい。該表示部45が全てタッチパネルである場合には、前記操作部44を省略してもよい。
図1、図7を参照して、本実施例の領域設定の作用について説明する。
STEP:01 測定機1を所定位置に設置する。
STEP:02 作業者がターゲット2を保持し、前記測定機1(TSユニット4)に前記ターゲット2の追尾を開始させる。
STEP:03 前記ターゲット2を測定対象6の近傍に位置させた時に領域設定を開始する。
STEP:04 前記TSユニット4による追尾が途絶えない様に前記ターゲット2を保持し、前記測定対象6の周囲を移動する。図1に示される様に、前記測定対象6の背後を移動する場合は、該測定対象6によって追尾光の光路が遮られない様に、前記ターゲット2を測定対象6の上方に支持する。前記TSユニット4は前記ターゲット2を追尾しつつ、位置測定する。
STEP:05 前記ターゲット2が前記測定対象6を一周することで、領域の境界が指定される。前記測定対象6を囲む前記ターゲット2の軌跡の水平投影図が領域の水平断面であり、設定される領域は該水平断面を底面とし、前記測定対象6を含む高さによって規定される3次元空間である。尚、前記測定対象6の高さが分っている場合、或は有限の場合は、3次元空間の高さを、前記ターゲット2で指定してもよく、或は前記操作部26より数値で指定して、データ取得領域を閉鎖された3次元空間としてもよい。又、前記ターゲット2の追尾軌跡が形成する境界に対し、鉛直上方に高さを設定することで、天井から吊下がっている器材等を測定対象とし、前記追尾軌跡を下限とする領域設定をすることもできる。
前記TS演算制御部21、又は前記端末演算処理部41は、前記ターゲット2の軌跡(追尾軌跡)を取得し、更に、前記水平投影図、及び前記データ取得領域を演算する。
STEP:06 前記操作部26から前記データ取得領域を含む所定範囲(水平角)を走査範囲として設定し、或は得られた領域に基づき前記TS演算制御部21が走査範囲を設定し、前記LSユニット5による走査を開始する。尚、高低角について走査範囲を設定してもよいが、水平角の設定だけでもよい。
STEP:07 前記走査鏡32の回転、前記水平回転駆動部12による水平回転の協働により、設定された所定範囲を走査し、点群データを取得する。
STEP:08 取得した点群データの各測定点の3次元座標値と前記データ取得領域と比較し、該データ取得領域に含まれる3次元座標値を有する測定点を選択する。この選択によって、前記データ取得領域に対して水平角方向に外れた点、奥行方向で外れた点が削除される。
この選択工程が実行されることで、得られる点群データは前記測定対象6に関するもののみとなる。
STEP:09 選択された点群データを、前記測定機1の前記表示部27に、又は前記遠隔操作機3の前記表示部45に表示させる。
取得された点群データ46を、前記表示部27又は前記表示部45に表示させた状態を図8に示す。該点群データ46は、前記測定対象6に関するものであり、膨大な点群データから測定対象6に関する点群データを抽出する作業が省略できる。
前記TS演算制御部21、又は前記端末演算処理部41は、表示された画像(点群)上の所望の点を指定することで、指定した点の3次元座標を求めると共に3次元座標から指定した点の位置、高さの情報を演算する。更に、2点(a,b)を指定することで、2点間の距離(幅、奥行等)が演算される。従って、前記画像から、測定対象6についての3次元の情報が容易に得られる。
上記実施例では、前記ターゲット2を追尾して得られた軌跡により領域を設定したが、図1では軌跡に基づき4点を指定して、領域を設定している。
前記測定対象6の周りを移動し得られた軌跡上の4点、例えば、該測定対象6の4角に対応する位置(点)を選択し、4点を直線で結び形成される4角形を領域の境界としたものである。この場合も、の水平投影図を領域の水平断面とし、前記測定対象6を含む高さによって規定される3次元空間を領域として設定するものである。尚、水平断面の形状は、4角形に限らず、前記測定対象6の形状に対応し、4点以上、5点、6点を選択し、5角形、6角形等の多角形としてもよい。
この領域設定とすると、領域の形状が簡単となり、前記STEP:08の点群データの各測定点が領域に含まれるかどうかの判断容易になる。
又、この方法では、領域が平面で形成されるので、領域の設定自体が容易となる。
前記ターゲット2の追尾軌跡に基づく領域設定の他の例について、図9、図10(A)、図10(B)、図10(C)を参照して説明する。
図9中、48はターゲット2を追尾して得られた軌跡を示している。又、図10(A)、図10(B)、図10(C)に於いて、48′は前記軌跡48を水平面に投影して得られた投影軌跡48′を示している。
図10(A)に示す領域設定では、前記TS演算制御部21又は前記端末演算処理部41が、前記投影軌跡48′に外接する外接4角形51を演算し、該外接4角形51を底面とする柱状の3次元空間を演算し、該3次元空間をデータ取得領域としたものである。
又、図10(B)に示す領域設定では、前記TS演算制御部21又は前記端末演算処理部41が、前記投影軌跡48′に内接する内接円52を演算し、該内接円52を底面とする柱状の3次元空間を演算し、該3次元空間をデータ取得領域としたものである。
又、図10(C)に示す領域設定では、同様に、前記投影軌跡48′に外接する外接円53を求め、該外接円53を底面とする柱状の3次元空間を演算し、該3次元空間をデータ取得領域としたものである。
尚、前記投影軌跡48′基づき領域を設定する場合、外接、内接させる領域形状については、矩形、円に限らず、3角形、平行4辺形、楕円等であってもよい。測定対象の形状、大きさ等を考慮して適宜選択すればよい。
図11~図13は、領域設定の他の例を示している。
該他の領域設定では、先ず領域形状(領域パターン)を選択し、前記ターゲット2により複数の領域点を設定し、該領域点をTSユニット4により測定し、測定された領域点と選択された領域パターンとで領域を設定するものである。この領域設定例では、前記ターゲット2により複数点を測定するだけでよいので、領域設定作業が簡単になる。
図11は領域パターンとして円パターン55が選択された場合を示している。
図11(A)は、直径を指定することで円パターン55が形成される場合を示している。この場合、設定される領域点は前記円パターン55の直径の両端の2点(56a,56b)となる。
図11(B)は、前記ターゲット2により中心位置と半径を指定することで円パターン55が形成される場合を示している。この場合、設定される領域点は前記円パターン55の中心と半径の先端の2点(56c,56d)となる。或は、前記ターゲット2により中心位置を指定し、水平投影図上の半径距離を前記操作部26、或は前記遠隔操作機3から数値にて設定してもよい。
図12は、上記した図11(A)の円パターン55により領域を設定する場合を示している。又、測定対象6としては、柱を示している。尚、作業者が前記測定機1に対して測定等の指示をする場合は、前記遠隔操作機3を介して行われる。
前記測定対象6の近傍、測定機1で測定可能な任意の位置Aにターゲット2を保持し、該測定機1により該ターゲット2の位置(3次元座標)を測定する(図12(A))。
次に、前記測定対象6の反対側に移動し、前記ターゲット2を位置Bに保持して該ターゲット2の位置(3次元座標)を測定する。位置Aの3次元座標、位置Bの3次元座標の内、水平面座標に基づき2点間の水平距離を求める。求められた水平距離を直径とする円パターン55を作成する(図12(B))。
該円パターン55を底面とする円柱状の3次元空間を領域57として設定する。尚、高さについては、設定したい高さに、前記ターゲット2を保持して該ターゲットの位置を測定して高さを設定するか、或は設計図等で、高さが分っている場合は、前記遠隔操作機3により数値を入力してもよい(図12(C))。
図13(A)、図13(B)は領域パターンが矩形である場合を示している。
又、図13(A)は領域パターンとして正方形パターン57が選択された場合を示している。領域パターンが正方形パターン57の場合は、対角の2点(58a,58b)を領域点として設定することで、それぞれの点が測定され、2点の測定結果に基づき前記正方形パターン57が作成される。高さの設定については、前記円パターン55の場合と同様である。
図13(B)は領域パターンとして長方形パターン57′が選択された場合を示している。領域パターンが長方形パターン57′の場合は、対角の2点(58a,58b)ともう1つの頂角の点(58c)、計3点を領域点として設定することで、同様に、それぞれの点が測定され、3点の測定結果に基づき前記長方形パターン57′が作成される。
図11~図13では、領域パターンを円、矩形のとしたが、3角形、5角形等の多角形、或は楕円等、種々の平面図形を領域パターンとして使用可能であることは言う迄もない。
次に、図14は領域パターンを平面図形ではなく、立体図形とした例を示している。
又、図14では、一例として、門型フレーム59を測定対象としている。
追尾が行われている状態で、ターゲット2を前記門型フレーム59に沿って移動させる。前記測定機1で前記ターゲット2を追尾しつつ、測定を実行し、該ターゲット2の軌跡60を測定する。
立体領域パターンとして、球体61を選択し、該球体61の半径を設定する。前記軌跡60上に領域点を設定する。領域点を中心とする前記球体61が作成される。更に、領域点を所定ピッチで設定することで、前記軌跡60に沿って前記球体61が所定ピッチで形成される。而して、該球体61の集合によって前記門型フレーム59を含む領域が形成される。尚、前記軌跡60を構成する各測定点毎に前記球体61を作成してもよい。
又、前記半径の設定は、事前、事後のいずれでもよい。事前に設定すれば、該ターゲット2の軌跡60を測定すると平行して、領域が作成される。
又、前記門型フレーム59の一部について、例えば角部について点群データが必要な場合は、角部を含む様な球体61により領域を作成してもよい。
尚、立体領域パターンとしては、立方体であってもよい。この場合、1辺の長さを設定すれば形状が特定される。
図16は、領域設定の応用例を示している。
該応用例では、測定対象が複数ある場合、前記LSユニット5によるレーザ走査範囲を複数の測定対象(家、木1、木2)が含まれる様に設定し、走査範囲全体の点群データを取得する。
各測定対象に対して、個別に領域62a,62b,62cを設定する。走査範囲全体の点群データから領域62a,62b,62cに含まれる点群データを残し、他の点群データを削除する。不要の点群データを削除することで、測定対象の観察が容易となる。
更に、前記表示部27又は表示部45に測定対象毎の点群を表示させることもできる。
図17は、測定対象(木1)を表示している。測定対象(木1)を個別に表示することで、測定対象個々についての詳細な測定が可能となる。
図18を参照して、他の実施例の領域設定の作用について説明する。
STEP:11 測定機1を所定位置に設置する。
STEP:12 前記TSユニット4の操作部26又は前記遠隔操作機3の操作部44より領域パターン(円パターン55、正方形パターン57、長方形パターン57′、球体61等)を選択する。
STEP:13,14 前記ターゲット2を測定対象6の近傍に位置させ、前記TSユニット4により前記ターゲット2を測定し、更に前記ターゲット2を他の位置に移動させ、同様に測定する。複数位置でのターゲットの位置を測定し、領域点として設定する。
STEP:15 前記選択した領域パターン、及び設定した領域点の3次元座標に基づき領域の水平面投影形状を演算する。測定領域の高さを指定し、領域を設定する。
STEP:16 前記操作部26又は前記操作部44から前記領域を含む所定範囲(水平角)を走査範囲として設定し、或は得られた領域に基づき前記TS演算制御部21が走査範囲を設定し、前記LSユニット5による走査を開始する。
STEP:17 前記走査鏡32の回転、前記水平回転駆動部12による水平回転の協働により、設定された所定範囲を走査し、点群データを取得する。
STEP:18 取得した点群データの各測定点の3次元座標値と前記領域と比較し、該領域に含まれる3次元座標値を有する測定点を選択する。この選択によって、前記領域に対して水平方向に外れた点、奥行方向で外れた点が削除される。
STEP:19 選択された点群データを、前記測定機1の前記表示部27に、又は前記遠隔操作機3の前記表示部45に表示させる。
表示された画像(点群)に基づき、前記測定対象6についての詳細測定が実行できる。
尚、上記測量システムにUAV(無人飛行装置)を追加し、該UAVに前記ターゲット2として全周プリズムを搭載し、該UAVを測定対象の周囲を移動させ、該ターゲット2を追尾測定し、測定結果に基づき領域を設定してもよい。
1 測定機
2 ターゲット
3 遠隔操作機
4 TSユニット
5 LSユニット
6 測定対象
7 演算制御部
16 望遠鏡部
21 TS演算制御部
22 TS測距部
23 TS測角部
24 追尾部
25 TS通信部
27 表示部
29 TS記憶部
36 LS距離測定部
38 LS演算制御部
39 LS記憶部
41 端末演算処理部
43 端末通信部
44 操作部
45 表示部
2 ターゲット
3 遠隔操作機
4 TSユニット
5 LSユニット
6 測定対象
7 演算制御部
16 望遠鏡部
21 TS演算制御部
22 TS測距部
23 TS測角部
24 追尾部
25 TS通信部
27 表示部
29 TS記憶部
36 LS距離測定部
38 LS演算制御部
39 LS記憶部
41 端末演算処理部
43 端末通信部
44 操作部
45 表示部
Claims (22)
- ターゲットと測定機とを具備する測量システムであって、前記ターゲットは、再帰反射特性を有し、前記測定機は、ターゲットに測距光を照射し、反射光を受光し受光結果に基づきターゲットの3次元座標を測定可能なポイント測定ユニットと、レーザ光線を回転照射して点群データを取得可能なスキャナユニットと、演算制御部とを具備し、前記ターゲットを測定対象の近傍に保持し、少なくとも1つの位置で前記ターゲットを前記ポイント測定ユニットで測定し、前記演算制御部は、前記ポイント測定ユニットのターゲット測定結果に基づき前記測定対象を含む3次元空間の領域を演算し、前記スキャナユニットは前記測定対象を含む所定範囲を走査し、点群データを取得し、前記演算制御部は、前記点群データの内、前記領域内に含まれる点群データのみを選択する様構成された測量システム。
- 前記ポイント測定ユニットは追尾機能を有し、前記ターゲットの前記測定対象の周囲の移動を追尾し、追尾しつつ前記ターゲットを測定し、追尾軌跡を取得し、前記演算制御部は、前記追尾軌跡に基づき前記3次元空間の領域を演算する様構成された請求項1に記載の測量システム。
- 前記ポイント測定ユニットは追尾機能を有し、前記ターゲットの前記測定対象の周囲の移動を追尾し、追尾しつつ前記ターゲットを測定し、追尾軌跡を取得し、前記演算制御部は、前記追尾軌跡の水平面投影図形を演算し、該水平面投影図形を底面として鉛直方向に延びる前記3次元空間の領域を演算する様構成された請求項1に記載の測量システム。
- 前記ポイント測定ユニットは追尾機能を有し、前記ターゲットの前記測定対象の周囲の移動を追尾し、追尾しつつ前記ターゲットを測定し、追尾軌跡を取得し、前記演算制御部は、前記追尾軌跡を境界とし、追尾軌跡の鉛直上方に高さを設定して前記3次元空間の領域を演算する様構成された請求項1に記載の測量システム。
- 前記演算制御部は、前記追尾軌跡に内接又は外接する円を演算し、該内接又は外接する円に基づき前記3次元空間の領域を演算する様構成された請求項3又は請求項4に記載の測量システム。
- 前記演算制御部は、前記追尾軌跡に内接又は外接する多角形を演算し、該内接又は外接する多角形に基づき前記3次元空間の領域を演算する様構成された請求項3又は請求項4に記載の測量システム。
- 前記演算制御部は、領域設定用パターンを有し、前記ターゲットは前記測定対象の近傍の少なくとも1点で前記ポイント測定ユニットによって領域点として3次元座標が測定され、前記演算制御部は、前記領域点の測定結果と前記領域設定用パターンに基づき前記3次元空間の領域を演算する様構成された請求項1に記載の測量システム。
- 前記領域設定用パターンは円であり、前記演算制御部は、1点の領域点を円の中心とし、設定された半径と前記領域点に基づき前記3次元空間の領域を演算する様構成された請求項7に記載の測量システム。
- 前記領域設定用パターンは円であり、前記演算制御部は、2点の領域点の水平座標から2点間の距離を演算し、演算された距離を円の直径として前記3次元空間の領域を演算する様構成された請求項7に記載の測量システム。
- 前記領域設定用パターンは円であり、前記演算制御部は、2点の領域点の1点を円中心とし、水平座標から2点間の距離を演算し、演算された距離を円の半径として前記3次元空間の領域を演算する様構成された請求項7に記載の測量システム。
- 前記領域設定用パターンは正方形であり、前記演算制御部は、2点の水平座標から2点間の距離を演算し、演算された距離を正方形の対角線として前記3次元空間の領域を演算する様構成された請求項7に記載の測量システム。
- 前記ターゲットは前記測定対象の近傍の少なくとも3点で前記ポイント測定ユニットによって領域点として3次元座標が測定され、前記領域設定用パターンは長方形であり、前記演算制御部は、前記3点の水平座標を長方形の3つの頂点座標として長方形を演算し、演算された長方形に基づき前記3次元空間の領域を演算する様構成された請求項7に記載の測量システム。
- 前記ポイント測定ユニットは追尾機能を有し、前記ターゲットの前記測定対象に沿った移動を追尾し、追尾しつつ前記ターゲットを測定し、追尾軌跡を取得し、前記領域設定用パターンは球体であり、前記演算制御部は、前記追尾軌跡上に領域点を設定し、該領域点を前記球体の中心として前記追尾軌跡に沿って形成される球体の集合により前記3次元空間の領域を演算する様構成された請求項7に記載の測量システム。
- 前記演算制御部は、複数の領域設定用パターンを有し、前記ターゲットは前記測定対象の近傍の少なくとも2点で前記ポイント測定ユニットによって領域点として3次元座標が測定され、前記演算制御部は、複数の領域設定用パターンの1つを選択し、前記領域点の測定結果と前記選択された領域設定用パターンに基づき前記3次元空間の領域を演算する様構成された請求項1に記載の測量システム。
- 複数の領域設定用パターンは、少なくとも円パターン、正方形パターン、長方形パターン、球体パターンを含む請求項14に記載の測量システム。
- 前記スキャナユニットは複数の測定対象を含む様に走査して点群データを取得し、前記演算制御部は、前記測定対象毎に前記3次元空間の領域を設定し、該領域内に含まれる点群データのみを選択する様構成された請求項1~請求項15のうちいずれか1項に記載の測量システム。
- 遠隔操作機を更に具備し、該遠隔操作機、前記ポイント測定ユニットの少なくとも一方は表示部を具備し、前記領域内に含まれる前記点群データが前記表示部に表示される請求項1~請求項16のうちいずれか1項に記載の測量システム。
- 前記表示部に表示される点群データは、複数の測定対象の内の1つに関するものである請求項17に記載の測量システム。
- 前記表示部は、タッチパネルであり、表示された点群データに基づき測定対象の測定を可能とした請求項18に記載の測量システム。
- UAVを更に具備し、前記ターゲットは前記UAVに設けられた全方位プリズムである請求項1~請求項14のうちいずれか1項に記載の測量システム。
- ターゲットと測定機とを具備する測量システムであって、再帰反射特性を有する前記ターゲットと、ターゲットを追尾しつつ、ターゲットの3次元座標を測定可能なポイント測定ユニットと、ポイント測定ユニットに一体化され、レーザ光線を回転照射して点群データを取得可能なスキャナユニットとを有する前記測定機とを具備する測量システムに於いて、前記ターゲットを測定対象の周囲を移動させるステップと、移動する過程で少なくとも1つの位置の前記ターゲットの3次元座標を取得するステップと、前記1つの3次元座標に基づき前記測定対象を含む3次元空間の閉鎖立体領域を演算するステップと、前記スキャナユニットにより前記測定対象を含む点群データを取得させるステップと、該点群データの内、前記閉鎖立体領域に含まれる点群データのみを選択するステップとを具備する測量システムに於ける点群データ取得方法。
- 請求項1~請求項13のいずれかの測量システムに、請求項21に記載の各ステップを実行させる点群データ取得プログラム。
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