JP2022152560A - 情報処理装置 - Google Patents

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淳 大杉
Atsushi Osugi
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Abstract

【課題】プローブデータが少ない道路に対して渋滞情報を提供する。【解決手段】渋滞が検出された道路である渋滞道路に関する情報を含む渋滞道路情報を取得し、前記渋滞道路を走行する車両から走行画像を取得し、前記走行画像に基づいて、前記渋滞の渋滞範囲を検出する。【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置に関する。
走行中の車両から位置情報などのプローブデータを収集し、この収集されたプローブデータを用いて、渋滞の発生やその渋滞の範囲の検出が行われ、交通量の多い道路では、検出された渋滞の範囲などを含む渋滞情報が提供されている。例えば、特許文献1には、収集されたプローブデータを用いて渋滞の範囲を検出する方法が開示されている。
特開2005-259116号公報
プローブデータを用いた渋滞範囲の検出は、統計的処理を施すことで行われおり、プローブデータを用いて渋滞範囲を検出するためには、多量のプローブデータが必要である。しかしながら、車両検知器やカメラなどの情報収集機器が設置されていない道路やコネクテッドカーの走行が少ない道路(例えば、地方都市の道路)では、収集されるプローブデータが少なく、渋滞範囲や渋滞原因の検出をすることができず、渋滞範囲、渋滞原因などの渋滞情報が提供されていない。
本発明が解決しようとする課題としては、プローブデータが少ない道路に対して渋滞情報を提供することが一例として挙げられる。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、渋滞が検出された道路である渋滞道路に関する情報を含む渋滞道路情報を取得する渋滞道路情報取得部と、前記渋滞道路を走行する車両から走行画像を取得する第1走行画像取得部と、前記走行画像に基づいて、前記渋滞の渋滞範囲を検出する渋滞範囲検出部と、を有する。
請求項14に記載の発明は、コンピュータで実行される情報処理方法であって、渋滞が検出された道路である渋滞道路に関する情報を含む渋滞道路情報を取得する渋滞道路情報取得工程と、前記渋滞道路を走行する車両から走行画像を取得する走行画像取得工程と、前記走行画像に基づいて、前記渋滞の渋滞範囲を検出する渋滞範囲検出工程と、を有する。
請求項15に記載の発明は、請求項14に記載の情報処理方法を、コンピュータにより実行させる。
請求項16に記載の発明は、請求項15に記載の情報処理プログラムを記憶している。
本発明の一実施例に係る渋滞範囲検出システムを示す図である。 端末装置100の制御部110を示す図である。 サーバ装置200の制御部210を示す図である。 渋滞範囲の検出を説明する図である。 本発明の一実施例に係る渋滞検出システムにおける処理動作の一例を示す図である。 渋滞原因の検出を説明する図である。 渋滞原因を検出する際にサーバ装置200において行われる処理動作の一例を示す図である。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置は、渋滞が検出された道路である渋滞道路に関する情報を含む渋滞道路情報を取得する渋滞道路情報取得部と、前記渋滞道路を走行する車両から走行画像を取得する第1走行画像取得部と、前記走行画像に基づいて、前記渋滞の渋滞範囲を検出する渋滞範囲検出部と、を有する。このため、本実施形態では、収集されるプローブデータが少ない道路であっても、渋滞の範囲を検出することが可能である。よって、本実施形態では、プローブデータが少ない道路であっても、渋滞の範囲を含む渋滞情報を提供することが可能である。
前記渋滞道路情報は、前記渋滞が検出された車線の走行方向に関する情報を含んでおり、前記第1走行画像取得部は、前記渋滞道路を、前記走行方向とは逆の方向に走行する車両から走行画像を取得するようにしても良い。このようにすることで、渋滞が撮影された走行画像を取得することが可能になる。
記渋滞道路情報は、前記渋滞が検出された位置である渋滞検出位置に関する情報を含んでおり、前記第1走行画像取得部は、前記渋滞道路のうちの前記渋滞検出位置より前記走行方向について前方の領域を、前記走行方向とは逆の方向を走行する車両から走行画像を取得するようにしても良い。このようにすることで、渋滞が撮影された走行画像を取得することが可能になる。
前記渋滞範囲検出部は、前記走行画像に基づいて、前記渋滞の先端を検出し、当該検出された渋滞の先端と、前記渋滞検出位置と、の間の範囲を、前記渋滞の渋滞範囲として検出するようにしても良い。このようにすることで、渋滞道路を走行する車両は、渋滞の先端が検出された後に、走行画像を撮影する必要や、走行画像を送信する必要がなくなる。
前記第1走行画像取得部は、前記渋滞道路を走行する車両に、当該車両に走行画像の送信の要求を送信することで、前記走行画像を取得するようにしても良い。このようにすることで、渋滞が発生したときのみに走行画像を収集すればよくなり、車両に走行画像を常時送信させる必要がなくなる。
前記第1走行画像取得部は、前記渋滞道路を走行する車両に、当該車両の走行画像の送信の要求を、前記渋滞道路に設置された装置からブロードキャストすることで、前記走行画像を取得するようにしても良い。このようにすることで、渋滞道路を走行する多くの車両に、走行画像の送信の要求を行うことが可能になる。
前記情報処理装置は、前記走行画像に基づいて、前記渋滞の渋滞原因を検出する渋滞原因検出部をさらに有するようにしても良い。このようにすることで、渋滞情報に、渋滞原因を含めることが可能になる。
前記情報処理装置は、前記渋滞範囲検出部により検出された前記渋滞の先端の周辺領域を走行する車両から走行画像を取得する第2走行画像取得部をさらに有し、前記渋滞原因検出部は、前記第2走行画像取得部により取得された走行画像に基づいて前記渋滞の渋滞原因を検出するようにしても良い。このようにすることで、渋滞の先端の周辺を渋滞道路とは異なる道路を走行する車両からの走行画像を取得することが可能になる。つまり、このようにすることで、渋滞道路を走行する車両の撮影方向と異なる方向から、渋滞の先端を撮影された走行画像を取得することが可能になり、渋滞道路を走行する車両が撮影した走行画像に基づいて渋滞原因が検出できないときであっても、渋滞原因を検出することが可能になり得る。
前記渋滞道路情報取得部は、前記渋滞道路情報を、前記渋滞を検出した車両から取得するようにしても良い。このようにすることで、プローブデータが少ない道路においても、渋滞の発生を検出することが可能になる。
前記渋滞を検出した車両は、前記渋滞が検出された車線を走行する車両であるようにしても良い。このようにすることで、プローブデータが少ない道路においても、渋滞の発生を検出することが可能になる。
情報処理装置は、前記渋滞道路情報取得部は、前記渋滞道路情報を、前記渋滞を検出した車両から取得し、前記情報処理装置は、前記渋滞範囲に関する情報を、前記渋滞を検出した車両に送信する送信処理部をさらに有するようにしても良い。このようにすることで、渋滞を検出した端末装置の使用者に、渋滞の渋滞範囲を通知することが可能になる。
前記渋滞道路情報取得部は、前記渋滞道路情報を、前記渋滞を検出した車両から取得し、
前記情報処理装置は、前記渋滞範囲および前記渋滞原因に関する情報を、前記渋滞を検出した車両に送信する送信処理部をさらに有するようにしても良い。このようにすることで、渋滞を検出した端末装置の使用者に、渋滞の渋滞範囲と渋滞原因を通知することが可能になる。
本発明の一実施形態に係るシステムは、前記情報処理装置と、車両に設置された端末装置と、を有するシステムであって、前記端末装置は、渋滞を検出する渋滞検出部を有する。このように、本実施形態では、渋滞の発生は端末装置により検出し、渋滞の範囲は情報処理装置により検出する。このため、本実施形態では、収集されるプローブデータが少ない道路であっても、渋滞の範囲を検出することが可能である。よって、本実施形態では、プローブデータが少ない道路であっても、渋滞の範囲を含む渋滞情報を提供することが可能である。
また、本発明の一実施形態に係る情報処理方法は、コンピュータで実行される情報処理方法であって、渋滞が検出された道路である渋滞道路に関する情報を含む渋滞道路情報を取得する渋滞道路情報取得工程と、前記渋滞道路を走行する車両から走行画像を取得する走行画像取得工程と、前記走行画像に基づいて、前記渋滞の渋滞範囲を検出する渋滞範囲検出工程と、を有する。このため、本実施形態では、収集されるプローブデータが少ない道路であっても、渋滞の範囲を検出することが可能である。よって、本実施形態では、プローブデータが少ない道路であっても、渋滞の範囲を含む渋滞情報を提供することが可能である。
また、本発明の一実施形態に係る情報処理プログラムは、上記の情報処理方法を、コンピュータに実行させる。このため、本実施形態では、コンピュータを用いて、プローブデータが少ない道路であっても、渋滞の範囲を含む渋滞情報を提供することが可能である。
また、本発明の一実施形態に係るコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、上記の振動信号生成プログラムを記憶している。このため、本実施形態では、上記の情報処理プログラムを、機器に組み込む以外にも単体で流通することが可能であり、バージョンアップ等を容易に行うことが可能である。
<渋滞範囲検出システム>
図1は、本発明の一実施例に係る渋滞範囲検出システムを示す図である。渋滞範囲検出システムは、端末装置100と、サーバ装置200と、を有する。
本実施例では、車両が走行している道路が渋滞をしていることを端末装置100が検出し、この渋滞が検出された道路(渋滞道路)に関する情報(渋滞道路情報)をサーバ装置200に送信する。そして、渋滞道路情報を受信したサーバ装置200が、渋滞道路を走行する他の車両から走行画像を取得し、取得された走行画像に基づいて、この渋滞の渋滞範囲を検出する。端末装置100は、車両に設置された装置(例えば、ドライブレコーダ)や、車両に乗車した者が携帯する装置(例えば、スマートフォン)である。
端末装置100は、制御部110と、記憶部120と、通信部130と、移動方向取得部140と、位置情報信号受信部150と、を有する。制御部110は、コンピュータにより構成される。記憶部120は、情報を記憶する記憶する記憶装置であり、例えば、ハードディスクやメモリである。通信部130は、他の装置との間で情報の送受信を行うための通信装置である。移動方向取得部140は、端末装置100の移動方向を取得するための装置であり、例えば、加速度センサである。位置情報信号受信部150は、例えば、GPS(Global Positioning System)を含むGNSS(Global Navigation Satellite System)を構成する衛星から発信された信号を受信するアンテナである。
図2は、端末装置100の制御部110を示す図である。制御部110は、渋滞検出部111と、渋滞道路情報送信処理部112と、を有する。
渋滞検出部111は、渋滞を検出する。渋滞検出部111は、端末装置100が車両に設置された装置でならば、端末装置100が設置された車両が走行する車線における渋滞を検出し、端末装置100が車両に乗車した者の携帯する装置であれば、その者が乗車した車両が走行する車線における渋滞を検出する。
渋滞を検出する方法は、渋滞の発生が検出できる方法であれば、どのようなものであっても良い。渋滞検出部111は、例えば、位置情報信号受信部150により端末装置100の位置(つまり、車両の位置)に情報を取得し、この位置の時間変化に基づいて、渋滞の発生を検出する。また、渋滞検出部111は、前方車両の画像を取得し、前方車両のブレーキランプの点灯状態の時間変化などに基づいて、渋滞の発生を検出するようにしても良い。
渋滞道路情報送信処理部112は、渋滞検出部111により渋滞が検出された道路(渋滞道路)に関する情報である渋滞道路情報を通信部130によりサーバ装置200に送信する。渋滞道路情報は、例えば、渋滞が検出された位置(渋滞検出位置)に関する情報を含む。このとき、渋滞道路情報送信部112は、例えば、渋滞検出部111により渋滞が検出されたときの端末装置100の位置を位置情報信号受信部150により取得することで、渋滞検出位置を取得する。
また、渋滞道路情報は、渋滞が発生した車線の走行方向(渋滞車線走行方向)を含むようにしても良い。このとき、渋滞道路情報送信処理部112は、例えば、端末装置100の移動方向(つまり、車両の移動方向)を移動方向取得部140により取得することで、渋滞車線走行方向を取得する。
また、渋滞道路情報は、渋滞が発生した道路や車線を識別する識別情報などを含むようにしても良い。
サーバ装置200は、制御部210と、記憶部220と、通信部230と、を有する。制御部210は、コンピュータにより構成される。記憶部220は、情報を記憶する記憶する記憶装置であり、例えば、ハードディスクやメモリである。通信部230は、他の装置との間で情報の送受信を行うための通信装置である。
図3は、サーバ装置200の制御部210を示す図である。制御部210は、渋滞道路情報取得部211と、第1走行画像取得部212と、渋滞範囲検出部213と、を有する。
渋滞道路情報取得部211は、端末装置100から送信された渋滞道路情報を通信部230により受信することで、渋滞道路情報を取得する。
第1走行画像取得部212は、渋滞道路情報に基づいて、渋滞道路を走行する車両から当該車両が撮影した走行画像を取得する。取得される走行画像は、静止画であっても良いし、動画であっても良い。
第1走行画像取得部212は、例えば、あらかじめ車両から走行画像を収集し、記憶部120に蓄積するようにし、この記憶部120に蓄積された走行画像から、渋滞道路を走行する車両の走行画像を抽出することで、渋滞道路を走行する車両の走行画像を取得しても良い。
また、第1走行画像取得部212は、渋滞道路を走行する車両に、走行画像の送信の要求を送信し、送信の要求を受けた車両から送信された走行画像を受信することで、渋滞道路を走行する車両から走行画像を取得するようにしても良い。このようにすることで、渋滞が発生したときのみに走行画像を収集すればよくなり、車両に走行画像を常時送信させる必要がなくなる。
また、走行画像の送信の要求を送信する際に、第1走行画像取得部212は、送信先の車両を特定して走行画像の送信の要求を送信するようにしても良いし、渋滞道路に設置された装置を用いて、走行画像の送信の要求を、渋滞道路を走行する車両にブロードキャストするようにしても良い。走行画像の送信の要求をブロードキャストする場合は、渋滞道路を走行する多くの車両に、走行画像の送信の要求を行うことが可能になる。
渋滞範囲検出部213は、第1走行画像取得部212により取得された走行画像に基づいて、渋滞の渋滞範囲を検出する。
このとき、第1走行画像取得部212は、渋滞道路を、渋滞車線走行方向とは逆の方向を走行する車両から走行画像を取得するようにすると良い。特に、第1走行画像取得部212は、渋滞道路のうちの渋滞検出位置より渋滞車線走行方向について前方の領域を、走行方向とは逆の方向を走行する車両から走行画像を取得するようにすると良い。図4に示すように、渋滞道路のうちの渋滞検出位置より渋滞車線走行方向について前方の領域(図4の領域FR)を、渋滞車線走行方向とは逆の方向に走行する車両(図4の車両AM1、AM2)は、走行中に、渋滞を撮影することが可能であり、渋滞範囲検出部213は、この車両により撮影された画像を用いることで、この渋滞の渋滞範囲を検出することが可能である。
渋滞範囲検出部213は、渋滞の先端、後端の両方を検出することで、渋滞の範囲を検出するようにしても良いし、渋滞の先端のみを検出し、この検出された渋滞の先端と渋滞検出位置との間を渋滞の範囲を検出するようにしても良い。走行画像に基づいて検出された渋滞の先端と渋滞検出位置との間の範囲を渋滞の渋滞範囲として検出する場合は、第1走行画像取得部212は、渋滞の先端が検出された後の走行画像を取得する必要がない。つまり、渋滞道路を走行する車両は、渋滞の先端が検出された後に、走行画像を撮影する必要や、走行画像を送信する必要がなくなる。
このように、本実施例では、渋滞道路を走行する車両により渋滞を検出した後に、渋滞道路を走行する他の車両の走行画像に基づいて、この渋滞の範囲を検出する。このため、本実施例では、収集されるプローブデータが少ない道路であっても、渋滞の範囲を検出することが可能である。よって、本実施例では、プローブデータが少ない道路であっても、渋滞の範囲を含む渋滞情報を提供することが可能である。
情報処理装置200は、検出された渋滞範囲に関する情報を、渋滞を検出した端末装置1000に送信する送信処理部214をさらに有するようにすると良い。このようにすることで、渋滞を検出した端末装置の使用者に、渋滞の渋滞範囲を通知することが可能になる。
図5は、本実施例に係る渋滞検出システムにおける処理動作の一例を示す図である。端末装置100の渋滞検出部110が、渋滞を検出する(S501)。端末装置100の渋滞道路情報送信処理部120が、渋滞検出部111により渋滞が検出された道路(渋滞道路)に関する情報である渋滞道路情報を通信部130によりサーバ装置200に送信する(S502)。サーバ装置200の渋滞道路情報取得部211は、端末装置100から送信された渋滞道路情報を通信部230により受信することで、渋滞道路情報を取得する(S503)。サーバ装置200の第1走行画像取得部212が、渋滞道路情報に基づいて、渋滞道路を走行する車両から走行画像を取得する(S504)。サーバ装置200の渋滞範囲検出部213が、第1走行画像取得部212により取得された走行画像に基づいて、渋滞の渋滞範囲を検出する(S505)。
上記では、端末装置100が渋滞検出部110を有しているが、サーバ装置200が、渋滞検出部110と同様の機能を有するようにしても良い。このとき、サーバ装置200は、端末装置100から端末装置100の位置に関する情報を取得し、この端末装置100の位置の時間変化に基づいて、渋滞を検出するようにすると良い。
<渋滞原因検出部215>
情報処理装置200は、走行画像に基づいて、渋滞の渋滞原因を検出する渋滞原因検出部215をさらに有するようにしても良い。このようにすることで、渋滞情報に、渋滞原因を含めることが可能になる。渋滞原因検出部215は、例えば、渋滞の先端における画像に、事故や工事、落下物などの渋滞原因が写っていることを、画像認識技術により確認することで、渋滞原因を検出する。
第1走行画像取得部212により取得された走行画像、つまり、渋滞道路を走行する車両により撮影された画像では、渋滞原因を検出できないことがある。そこで、情報処理装置200は、渋滞範囲検出部215により検出された渋滞の先端の周辺領域を走行する車両から当該車両が撮影した走行画像を取得する第2走行画像取得部216をさらに有するようにすると良い。そして、渋滞原因検出部215は、この第2走行画像取得部216により取得された走行画像に基づいて、渋滞原因を検出するようにすると良い。
このようにすることで、渋滞の先端の周辺を渋滞道路とは異なる道路を走行する車両からの走行画像を取得することが可能になる。つまり、このようにすることで、渋滞道路を走行する車両の撮影方向と異なる方向から、渋滞の先端を撮影された走行画像を取得することが可能になり、渋滞道路を走行する車両が撮影した走行画像に基づいて渋滞原因が検出できないときであっても、渋滞原因を検出することが可能になり得る。
図6に示すように、渋滞の先端の周辺領域(図6の領域PR)を走行する車両(図6の車両PAM1、PAM2、PAM3など)は、走行中に、渋滞道路を走行する車両(図6の車両AM)の撮影方向と異なる方向から、渋滞の先端を撮影することが可能であり、渋滞範囲検出部213は、渋滞道路を走行する車両が撮影した走行画像に基づいて渋滞原因が検出できないときであっても、渋滞原因を検出することが可能になり得る。
図7は、渋滞原因を検出する際にサーバ装置200において行われる処理動作の一例を示す図である。渋滞原因検出部215が、第1走行画像取得部212により取得された走行画像に基づいて、渋滞原因を検出する(S701)。渋滞原因を検出できたならば(S702、YES)、処理処理を終了する。
渋滞原因を検出できなかったならば(S702、NO)、第2走行画像取得部216が、渋滞の先端の周辺領域を走行する車両から当該車両が撮影した走行画像を取得する(S703)。渋滞原因検出部215が、第2走行画像取得部216により取得された走行画像に基づき、渋滞原因を検出する(S704)。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に記載した本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更が可能である。
100 端末装置
110 制御部
111 渋滞検出部
112 渋滞道路情報送信処理部
120 記憶部
130 通信部
140 移動方向取得部
150 位置情報信号受信部
200 サーバ装置
210 制御部
211 渋滞道路情報取得部
212 第1走行画像取得部
213 渋滞範囲検出部
214 送信処理部
215 渋滞原因検出部
216 第2走行画像取得部

Claims (16)

  1. 渋滞が検出された道路である渋滞道路に関する情報を含む渋滞道路情報を取得する渋滞道路情報取得部と、
    前記渋滞道路を走行する車両から走行画像を取得する第1走行画像取得部と、
    前記走行画像に基づいて、前記渋滞の渋滞範囲を検出する渋滞範囲検出部と、を有する情報処理装置。
  2. 前記渋滞道路情報は、前記渋滞が検出された車線の走行方向に関する情報を含んでおり、
    前記第1走行画像取得部は、前記渋滞道路を、前記走行方向とは逆の方向に走行する車両から走行画像を取得する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 記渋滞道路情報は、前記渋滞が検出された位置である渋滞検出位置に関する情報を含んでおり、
    前記第1走行画像取得部は、前記渋滞道路のうちの前記渋滞検出位置より前記走行方向について前方の領域を、前記走行方向とは逆の方向を走行する車両から走行画像を取得する、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記渋滞範囲検出部は、前記走行画像に基づいて、前記渋滞の先端を検出し、当該検出された渋滞の先端と、前記渋滞検出位置と、の間の範囲を、前記渋滞の渋滞範囲として検出する、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1走行画像取得部は、前記渋滞道路を走行する車両に、当該車両の走行画像の送信の要求を送信することで、前記走行画像を取得する、請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第1走行画像取得部は、前記渋滞道路を走行する車両に、当該車両の走行画像の送信の要求を、前記渋滞道路に設置された装置からブロードキャストすることで、前記走行画像を取得する、請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記走行画像に基づいて、前記渋滞の渋滞原因を検出する渋滞原因検出部をさらに有する、請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記渋滞範囲検出部により検出された前記渋滞の先端の周辺領域を走行する車両から走行画像を取得する第2走行画像取得部をさらに有し、
    前記渋滞原因検出部は、前記第2走行画像取得部により取得された走行画像に基づいて前記渋滞の渋滞原因を検出する、請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記渋滞道路情報取得部は、前記渋滞道路情報を、前記渋滞を検出した車両から取得する、請求項1から8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 前記渋滞を検出した車両は、前記渋滞が検出された車線を走行する車両である、請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記渋滞道路情報取得部は、前記渋滞道路情報を、前記渋滞を検出した車両から取得し、
    前記情報処理装置は、前記渋滞範囲に関する情報を、前記渋滞を検出した車両に送信する送信処理部をさらに有する、請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  12. 前記渋滞道路情報取得部は、前記渋滞道路情報を、前記渋滞を検出した車両から取得し、
    前記情報処理装置は、前記渋滞範囲および前記渋滞原因に関する情報を、前記渋滞を検出した車両に送信する送信処理部をさらに有する、請求項7または8に記載の情報処理装置。
  13. 請求項1から12のいずれか一項に載の情報処理装置と、
    車両に設置された端末装置と、を有するシステムであって、
    前記端末装置は、渋滞を検出する渋滞検出部を有する、システム。
  14. コンピュータで実行される情報処理方法であって、
    渋滞が検出された道路である渋滞道路に関する情報を含む渋滞道路情報を取得する渋滞道路情報取得工程と、
    前記渋滞道路を走行する車両から走行画像を取得する走行画像取得工程と、
    前記走行画像に基づいて、前記渋滞の渋滞範囲を検出する渋滞範囲検出工程と、を有する、情報処理方法。
  15. 請求項14に記載の情報処理方法を、コンピュータに実行させる情報処理プログラム。
  16. 請求項15に記載の情報処理プログラムを記憶しているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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