JP2020061079A - 交通違反車両識別システム、サーバ、及び車両制御プログラム - Google Patents

交通違反車両識別システム、サーバ、及び車両制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】定点カメラ等が設置されていない交差点においても、交通違反車の発見及び違反車を特定する証拠を取得するシステムを提供する。【解決手段】交差点において、第1車両10の車載カメラにより、自車進行方向の信号機の色と対向車両又は横断車両を撮影し、交通違反車両を検出したとき、交通違反の証拠映像、当該交通違反車両の特徴情報(色・車種等)等を、第1車両10からセンター(サーバ)20に送信する。サーバ20は、送信された情報から違反車両の現在又は今後の走行位置を推定し、推定される位置の付近の第2車両30に交通違反車両の特徴情報等を送信する。第2車両30は、交通違反車両のナンバープレート、ドライバー等の映像を撮影して、サーバ20へ送信する。その後、サーバ20は交通違反車両の識別情報(ナンバー等)及び証拠映像をクライアント(警察システム等)に送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、交通違反車両識別システム、サーバ、及び車両制御プログラムに関し、特に、車載カメラを用いて交通違反車両を発見・識別する交通違反車両識別システム、サーバ、及び車両制御プログラムに関する。
従来、交通量の多い交差点等に定点カメラ等を設置し、交通違反等を検出するとともに、違反車のナンバープレートとドライバーを撮影画像から判別し、交通違反の取り締まりや事故対応に利用することが行われている。例えば、特許文献1には、交差点に速度検知センサと近赤外線カメラ等を設置して、カメラでモノクロ画像を取得し、車両の交通違反が検出された場合、モノクロ画像をカラー画像化する交通違反管理システムが開示されている。
特開2017−22484号公報
従来の交通違反管理システムでは、予め交差点等にカメラ等のシステムを設置することが必要であり、多くの交差点で網羅的に交通違反取り締まりを行うためには、膨大な交通インフラ投資が必要であった。また、カメラ等が設置されていない地方の交差点では、信号無視等による車両事故の発生防止や違反車両の特定が困難であった。
従って、上記のような問題点に鑑みてなされた本発明の目的は、定点カメラ等が設置されていない交差点においても、交通違反車両の発見及び交通違反車両を識別する証拠を取得するシステム、サーバ、及び車両制御プログラムを提供することにある。
本発明の一実施形態に係る交通違反車両識別システムは、第1車両及びサーバを備える交通違反車両識別システムであって、前記第1車両は、交差点において、自車進行方向の信号機の色と対向車両又は横断車両を撮影した第1映像を生成し、前記第1映像上で交通違反車両を検出したとき、前記第1映像から抽出した前記交通違反車両の特徴情報を含む違反車両情報と、交通違反の証拠映像を含む前記第1映像の少なくとも一部とを前記サーバに送信し、前記サーバは、前記第1車両から送信された前記第1映像の前記少なくとも一部から前記交通違反車両を一意に識別する識別情報を抽出し、当該識別情報を記憶し、前記サーバは、さらに、前記交通違反車両の前記識別情報と交通違反の前記証拠映像を、クライアントに送信することを特徴とする。
本発明の一実施形態に係るサーバは、第1車両からの交通違反車両の特徴情報を含む違反車両情報と、交通違反の証拠映像を含む第1映像の少なくとも一部とを受信し、前記第1車両から送信された前記第1映像の前記少なくとも一部から前記交通違反車両を一意に識別する識別情報を抽出できた場合は、当該識別情報を記憶し、前記第1車両から送信された前記第1映像の前記少なくとも一部から前記識別情報を抽出できなかった場合は、前記交通違反車両の前記特徴情報を第2車両に送信し、前記第2車両から送信された第2映像の少なくとも一部から前記交通違反車両を一意に識別する前記識別情報を抽出し、前記識別情報を記憶し、さらに、前記交通違反車両の前記識別情報と交通違反の前記証拠映像を、クライアントに送信することを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る車両制御プログラムは、第1車両を制御する車両制御プログラムであって、前記第1車両の制御部に、交差点において撮像部により、自車進行方向の信号機の色と対向車両又は横断車両を撮影した第1映像を生成するステップと、前記第1映像に基づいて、前記対向車両又は前記横断車両の交通違反があるか判定するステップと、交通違反があったとき、前記第1映像から交通違反車両の特徴情報を含む違反車両情報を抽出するステップと、送信部により、前記交通違反車両の特徴情報を含む前記違反車両情報と、交通違反の証拠映像を含む前記第1映像の少なくとも一部とをサーバに送信するステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、定点カメラ等が設置されていない交差点においても、交通違反車両の発見及び交通違反車両を識別する証拠を取得することができる。
本発明の一実施形態の交通違反車両識別システムの一例の全体図である。 第1車両が交通違反車両を検出する第1の状況について説明する図である。 第1車両が交通違反車両を検出する第2の状況について説明する図である。 第1車両が交通違反車両を検出する第3の状況について説明する図である。 第2車両によって交通違反車両のナンバー等を含む映像を撮影する状況を説明する図である。 本発明の一実施形態の交通違反車両識別システムの動作の一例を示す図である。 第1車両の交通違反車両の検出のフローチャートである。 第2車両の交通違反車両の撮影のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態の交通違反車両識別システムAの一例の全体図である。交通違反車両識別システムAは、第1車両(ここでは、自車両として説明する。)10と、センター(サーバ)20と、第2車両(ここでは、協力者車両として説明する。)30を備える。なお、後述の実施例で説明するように、第2車両30は複数であってもよい。
まず、本発明の交通違反車両識別システムAの概要を説明する。交差点において、第1車両(自車両)10は、車載カメラにより、自車進行方向の信号機の色と対向車両又は横断車両(自車両の前を横切って通過する車両)を撮影する。第1車両10は、撮影した映像から、例えば、自車進行方向が赤信号であるときに交差点に進入する対向車両、又は自車進行方向が青信号であるときに交差点で自車前を横切る車両等を、交通違反車両として検出し、交通違反の証拠映像と、当該交通違反車両の特徴情報(色・車種等)、走行速度、向かった方向、交差点の位置等を含む違反車両情報とを、サーバ20に送信する。
サーバ20は、送信された映像から交通違反車両のナンバー等の識別情報を抽出する。又は、サーバ20は、送信された情報から交通違反車両の現在又は今後の走行位置を推定し、推定される位置の付近の第2車両(協力者車両)30に交通違反車両の特徴情報を送信する。交通違反車両の付近の第2車両30は、特徴情報に基づいて交通違反車両を検出し、交通違反車両のナンバープレート、ドライバー等の映像を撮影して、サーバ20へ送信する。
その後、サーバ20は各車両からの情報を集約し、交通違反車両のナンバー及び証拠映像等をクライアント(例えば、警察が管理するシステム等)に送信(通報)する。このように、本発明は、複数の車両の連携により、車載カメラを用いて交通違反車両の発見と識別を行う。
図1に戻って、システムAを構築する第1車両10、センター(サーバ)20、及び第2車両30のそれぞれの内部構成について説明する。
第1車両10は、撮像部11と、位置情報取得部12と、記憶部13と、制御部14と、通信部15を備えている。
撮像部11は、いわゆる車載カメラであり、ここでは車両前方(外部)の画像を撮像するカメラを含む。撮像部11は、運転中及び停車中に車両前方の連続的な映像を生成し、生成した映像を記憶部13に記録するドライブレコーダであることが望ましい。撮像部11は、自車両が交差点に停止しているとき、信号機の画像とともに、交差点に進入する横断車両(自車両の前を横切って通過する車両)又は対向車両の映像(第1映像)を生成する。
位置情報取得部12は、任意の衛星測位システムに対応する1つ以上の受信機を含む。例えば、位置情報取得部12は、GPS(Global Positioning System)受信機を含んでもよい。位置情報取得部12は、自車両の位置情報を検出する。なお、自車両が停止(又は走行)している位置とともに、車両が向いている方向の情報も取得できることが望ましい。
記憶部13は、各種情報を記録・格納する装置であり、1つ以上のメモリを含む。「メモリ」は、例えば半導体メモリ、磁気メモリ、又は光メモリ等であるが、これらに限られない。記憶部13に含まれる各メモリは、例えば主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能してもよい。記憶部13は、第1車両の動作に関連する任意の情報を記憶する。例えば、記憶部13は、撮像部11で生成した映像や、位置情報取得部12で取得した位置情報を、その生成時の時間情報と関連付けて記憶する。また、生成した映像を制御部14で分析・処理した結果の情報を記憶することも行う。さらに、記憶部13は、自車両の車両制御プログラムの記憶等、車両の動作・制御に関する各種情報を蓄積する。
制御部14は1つ以上のプロセッサを備える。「プロセッサ」は、汎用のプロセッサ、又は特定の処理に特化した専用のプロセッサであってよい。例えば、第1車両10に搭載されたECU(Electronic Control Unit)が、制御部14として機能してもよい。制御部14は、第1車両全体の動作を制御する。例えば、制御部14は、撮像部11、位置情報取得部12、記憶部13、通信部15の制御を行うとともに、自車両の走行・動作に関する全ての制御を行う。制御部14は画像分析を行うことができ、撮像部11で生成した信号機の画像から、信号機の色を検出する。また、制御部14は、交差点に進入する横断車両又は対向車両の映像から、車両の特徴情報(色、形、車種、等)を抽出し、さらに、自車両の前を横切る車両の連続映像から、横断車両の速度を算出することもできる。
通信部15は、自車両とサーバ20との間の通信を行う通信モジュールを含む。また、通信部15は、必要に応じて、サーバ20を介さずに、自車両(第1車両)と他車両(第2車両)との間で車々間通信を行う通信モジュールを含むようにしてもよい。通信部15は、ネットワークに接続する通信モジュール、或いは、4G(4th Generation)及び5G(5th Generation)等の移動体通信規格に対応する通信モジュールを含んでもよい。例えば、第1車両10に搭載されたDCM(Data Communication Module)等の車載通信機が、通信部15として機能してもよい。通信部15は、交通違反車両の特徴情報を通信し、交通違反の証拠となる交差点での映像をサーバ20に送信するとともに、サーバ20から指示や情報を受け取ることができる。
センター(サーバ)20は、サーバ通信部21と、サーバ記憶部22と、サーバ制御部23を備えている。
サーバ通信部21は、サーバ20と第1及び第2車両との間、又はサーバ20とクライアント(警察システム等)との間の通信を行う通信モジュールを含む。サーバ通信部21は、ネットワークに接続する通信モジュールを含んでもよい。サーバ通信部21は、第1車両10又は第2車両30から送信される情報を受信するとともに、第1車両10又は第2車両30に対して情報や指示を送信することができる。さらに、交通違反車両を一意に識別する識別情報(車ナンバー、運転者の写真等)及び交通違反の証拠映像等を、クライアントに送信し、情報提供を行うことができる。
サーバ記憶部22は、各種情報を記録・格納する装置であり1つ以上のメモリを含む。「メモリ」は、例えば半導体メモリ、磁気メモリ、又は光メモリ等であるが、これらに限られない。サーバ記憶部22に含まれる各メモリは、例えば主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能してもよい。サーバ記憶部22は、例えば、第1車両10から送信された情報(交通違反をした車両の特徴情報、交通違反の証拠映像等)、及び、第2車両30から送信された情報(車ナンバー、運転者を撮影した映像等)を蓄積する。また、サーバ記憶部22は、送信された映像をサーバ制御部23で分析・処理した結果の情報を記憶することも行い、さらに、サーバ及びシステム全体の動作・制御に関する各種情報を蓄積する。
サーバ制御部23は1つ以上のプロセッサを備える。「プロセッサ」は、汎用のプロセッサ、又は特定の処理に特化した専用のプロセッサであってよい。サーバ制御部23は、サーバ通信部21、サーバ記憶部22の制御を行うとともに、サーバ及びシステム全体の動作に関する全ての制御を行う。例えば、サーバ制御部23は、第1車両10から得た情報(交通違反車両の走行速度、向かった方向等)を分析して、交通違反車両の現在又は今後の走行位置を推定し、第2車両30を選択し、指示を出す等の処理を行う。また、サーバ制御部23は、第2車両30から得た情報(交通違反車両の映像等)を分析して、交通違反車両のナンバーの読み取り処理或いは、運転者の顔写真の抽出処理等を行う。
第2車両(協力者車両)30は、撮像部31と、位置情報取得部32と、記憶部33と、制御部34と、通信部35を備えている。
撮像部31は、いわゆる車載カメラであり、ここでは車両前方の画像を撮像するカメラを含む。運転中に車外(車両前方)の連続的な映像(第2映像)を生成し、生成した映像を記憶部33に記録するドライブレコーダであることが望ましい。撮像部31は、交通違反車両の映像(特に、ナンバープレートと運転者の画像)を生成する。
位置情報取得部32は、任意の衛星測位システムに対応する1つ以上の受信機を含む。例えば、位置情報取得部32は、GPS受信機を含んでもよい。位置情報取得部32は、第2車両30の位置情報を検出する。ここでは、交通違反車両の映像を生成した場所の位置情報を得ることができる。
記憶部33は、各種情報を記録・格納する装置であり、1つ以上のメモリを含む。「メモリ」は、例えば半導体メモリ、磁気メモリ、又は光メモリ等であるが、これらに限られない。記憶部33は、第2車両の動作に関連する任意の情報を記憶する。例えば、撮像部31で生成した映像や、位置情報取得部32で取得した位置情報を、その生成時の時間情報と関連付けて記憶する。また、車両制御プログラムの記憶等、車両の動作・制御に関する各種情報を蓄積する。
制御部34は1つ以上のプロセッサを備える。「プロセッサ」は、汎用のプロセッサ、又は特定の処理に特化した専用のプロセッサであってよい。例えば、第2車両30に搭載されたECUが、制御部34として機能してもよい。制御部34は、第2車両全体の動作を制御する。例えば、制御部34は、撮像部31、位置情報取得部32、記憶部33、通信部35の制御を行うとともに、自車両の走行・動作に関する全ての制御を行う。制御部34は画像分析を行うことができ、撮像部31で生成した交通違反車両の映像から、車のナンバーの読み取り処理や、運転者の顔写真の抽出等を行ってもよい。
通信部35は、サーバ20或いは第1車両10との間の通信を行う通信モジュールを含む。通信部35は、ネットワークに接続する通信モジュール、或いは、4G及び5G等の移動体通信規格に対応する通信モジュールを含んでもよい。例えば、第2車両30に搭載されたDCM等の車載通信機が、通信部35として機能してもよい。通信部35は、サーバ20又は第1車両10から交通違反車両の特徴に関する特徴情報を受け取るとともに、当該交通違反車両の映像(特に、ナンバープレートと運転者の画像)をサーバ20に送信する。
図2を用いて、第1車両10が交通違反車両を検出(発見)する第1の状況について説明する。図2は、第1車両(自車両)10が交差点に差しかかった(又は停車状態から発車する)状況を示している。自車進行方向の信号機1が青信号のとき、交差点で自車両の前を横切って通過する車両40を、交通違反(信号無視)車両40(40a)として検出し、当該交通違反車両40aの映像を信号機1の映像とともに、自車両10の撮像部11で生成(撮影)する。この信号無視の判定は、自車進行方向の信号機1が青信号のときは、自車進行方向と直交する道路の信号機は、必ず、赤信号となることに基づく。
第1車両10は、撮像部11で生成した交通違反車両40aの映像を記憶部13に記録するとともに、制御部14で分析し、当該交通違反車両40aの特徴情報(色、形、車種、等)、走行速度、向かった方向等を抽出する。また、第1車両10は、位置情報取得部12により現在位置(交差点の位置)も取得し、交通違反の証拠映像(信号機と交通違反車両の映像)とともに、通信部15により、サーバ20に送信する。或いは、サーバ20を介さずに、自車両(第1車両)10と他車両(第2車両)30との間で車々間通信により直接情報を送信してもよい。
なお、ドライブレコーダ等により長時間の連続映像が生成できる場合は、信号機1の色の検出を車両40が交差点に進入してから通過するまで実施し、その間ずっと青信号であること(車両40が交差点に進入してから色が変わったのではないこと)を確認して、交通違反(信号無視)を判定する。同様に、交通違反の証拠映像としては、交通違反車両40aが交差点に進入してから通過するまでの全体の映像が望ましい。
図3を用いて、第1車両10が交通違反車両を検出(発見)する第2の状況について説明する。図3は、第1車両(自車両)10が交差点で停車している状況を示している。自車進行方向の信号機1が赤信号のとき、交差点で反対車線を走行してくる対向車両40を、交通違反(信号無視)車両40(40b)として検出し、当該交通違反車両40bの映像を信号機1の映像とともに、第1車両10の撮像部11で生成(撮影)する。これは、自車進行方向の信号機1が赤信号のときは、反対車線の信号機も赤信号となっている可能性が高いからである。ただし、交差点によっては、自車進行方向の信号機1が赤信号であっても、反対車線の信号機が青信号となる信号機の制御方法もあることから、各交差点の信号機の制御方法を取得し、これと照らし合わせて交通違反であるかを判定することにより、より正確な判定を行うことができる。
第1車両10は、撮像部11で生成した交通違反車両40bの映像を記憶部13に記録するとともに、制御部14で分析し、当該交通違反車両40bの特徴情報(色、形、車種、等)、走行速度、向かった方向等を抽出する。また、第1車両10は、位置情報取得部12により現在位置(交差点の位置)も取得し、交通違反の証拠映像(信号機と交通違反車両の映像)とともに、通信部15により、サーバ20又は他車両(第2車両)30に送信する。
さらに、反対車線を走行する対向車両40であれば、第1車両10の撮像部11により交通違反車両40bのナンバープレート及び運転者の映像を撮影できる場合もあることから、ナンバープレート及び運転者の顔が撮影された映像が得られた場合は、これをサーバ20に送信する。
なお、ドライブレコーダ等により長時間の連続映像が生成できる場合は、信号機1の色の検出を車両40が交差点に進入してから通過するまで実施し、その間ずっと赤信号であること(車両40が交差点に進入してから色が変わったのではないこと)を確認して、交通違反(信号無視)を判定する。同様に、交通違反の証拠映像としては、交通違反車両40bが交差点に進入してから通過するまでの全体の映像が望ましい。
図4を用いて、第1車両10が交通違反車両を検出(発見)する第3の状況について説明する。図4は、第1車両(自車両)10が交差点で停車している状況を示している。自車進行方向の信号機1が赤信号のとき、交差点で自車両の前を横切って通過する車両40の映像を生成(撮影)し、この車両の走行速度を監視する。この走行速度は、車両40の映像を制御部14で分析することにより推定できる。車両40の走行速度が、自車進行方向と直交する道路の制限速度を超えている場合、交通違反(制限速度超過、いわゆるスピード違反)車両40(40c)として検出し、撮像部11で生成した当該交通違反車両40cの映像を信号機1の映像とともに、記憶部13に記録する。なお、各道路の制限速度は、一般的な交通情報から入手することができる。
第1車両10は、撮像部11で生成した交通違反車両40cの映像を記憶部13に記録するとともに、制御部14で分析し、当該交通違反車両40cの特徴情報(色、形、車種、等)、走行速度、向かった方向等を抽出する。また、第1車両10は、位置情報取得部12により現在位置(交差点の位置)も取得し、交通違反の証拠映像(信号機と交通違反車両の映像)とともに、通信部15により、サーバ20又は他車両(第2車両)30に送信する。
なお、交通違反の証拠映像としては、交通違反車両40cが交差点に進入してから通過するまでの全体の映像が望ましい。
図5は、第2車両(協力者車両)30によって交通違反車両40のナンバー等を撮影する状況を説明する図である。図5に、例えば、図2又は図4で横断車両の映像から交通違反車両40を検出した後の交通違反車両識別システムAの制御の一例を示す。
上述したように、第1車両10は、自車両の撮像部(車載カメラ)11により、自車進行方向の信号機1と自車前の前を横切って通過する車両40を撮影し、交通違反を検出すると、当該交通違反車両40の特徴情報(色、形、車種、等)、走行速度、向かった方向、交差点の位置等を含む違反車両情報と、交通違反の証拠映像とを、サーバ20に送信する。
第2車両(協力車両)30に交通違反車両のナンバー等の映像撮影を指示する一つの方法は、交通違反を検出した交差点の周囲にいる複数の第2車両30に、同時に、第1車両からの違反車両情報(交通違反車両40の特徴情報(色、形、車種、等)、走行速度、向かった方向、交差点の位置等)を送信することである。この場合は、各第2車両30が交通違反車両40とすれ違う可能性を判断し、自車両の車外を撮影した第2映像を生成し、交通違反車両のナンバープレート等の映像撮影を行い、映像撮影に成功した場合にサーバ20に映像を送信する。
第2車両(協力車両)30に交通違反車両のナンバー等の映像撮影を指示する別の方法は、特定の第2車両30に映像撮影を指示する方法である。サーバ20は、各道路を走行する第2車両30(30a,30b,・・)の位置を把握している。サーバ20は、第1車両10からの情報(交通違反車両40の走行速度、向かった方向、交差点の位置等)を元に、現在又は今後の交通違反車両40の位置を推定する。そして、交通違反車両40の推定位置の近傍を走行する第2車両(協力者車両)30、望ましくは、交通違反車両40が走行する道路の反対車線を走行する車両であって、交通違反車両40と最初にすれ違う第2車両30aに、当該交通違反車両40の特徴情報(色、形、車種、等)と推定位置等、交通違反車両40の検出に必要な情報を送信し、交通違反車両40の映像(特に、ナンバープレートと運転者の画像)の撮影を指示する。
第2車両30aは、交通違反車両40の特徴情報等に基づいて、反対車線を通過する対向車両から交通違反車両(交通違反車両の特徴情報に該当する車両)40を検出し、運転者の操作に基づき又は自動的に、交通違反車両40の映像(ナンバープレートと運転者の少なくとも一方の画像)を撮影して、サーバ20に送信する。また、仮に映像撮影に失敗した場合は、失敗した旨の連絡をサーバ20に送信する。
サーバ20は、第2車両30aから映像撮影に失敗した旨の連絡を受けた場合、第2車両30aから送信された映像からナンバー等の識別情報が抽出できなかった場合等は、他の車両による映像撮影を試みる。すなわち、交通違反車両40の現在の推定位置の近傍を走行する他の第2車両(協力者車両)30、望ましくは、交通違反車両40が走行する道路の反対車線を走行する車両であって、交通違反車両40と次にすれ違う第2車両30bに、当該交通違反車両40の特徴情報(色、形、車種、等)及び推定位置等、交通違反車両40の検出に必要な情報を送信し、交通違反車両40の映像(特に、ナンバープレートと運転者の画像)の撮影を指示する。このように、1両目の車両で交通違反車両の映像の撮影を失敗した場合には、交通違反車両40に対して対向方向から走ってくる2両目の車両で交通違反車両40の映像を撮影するよう、リトライする。
次の第2車両30bは、交通違反車両40の特徴情報等に基づいて、交通違反車両40を特定し、運転者の操作に基づき又は自動的に、交通違反車両40の映像(ナンバープレートと運転者の少なくとも一方の画像)を撮影して、サーバ20に送信する。また、仮に映像撮影に失敗した場合は、失敗した旨の連絡をサーバ20に送信する。
交通違反車両40の映像(ナンバープレート、運転者の画像等)が撮影できるまで、この動作を繰り返した後、サーバ20は各車両からの情報を集約する。サーバ20は、第2車両30からの映像に基づいて、交通違反車両40のナンバー及び運転手の顔写真を抽出し、クライアント(例えば、警察が管理するシステム等)に交通違反車両40を一意に識別する識別情報(ナンバー等)を、交通違反の証拠映像とともに送信する。なお、第2車両による交通違反車両40の映像撮影(その後の識別情報の抽出)が複数回失敗した場合は、交通違反車両40に改造(ナンバープレートを覆い隠す等)が行われている可能性もあるので、所定回数でリトライを中止してもよい。この場合は、交差点で撮影された交通違反の証拠映像と車両の特徴情報のみをクライアントに送信することとなる。
図5では、交差点において、第1車両10の前方を横切って通過する横断車両40を追跡する場合を説明した。同様に、第1車両10の対向車両40が交通違反をし、且つ、第1車両10が交通違反車両40のナンバープレートや運転者の映像撮影に失敗した場合には、サーバ20は、第1車両10の後続車である第2車両30に、交通違反車両40の映像の撮影を指示する。
また、図5では、第1車両10からの情報を、サーバ20を介して第2車両30に送信したが、交通違反車両40cの特徴情報(色、形、車種、等)、走行速度、向かった方向等を、第1車両10が周囲の第2車両30に車々間通信を利用して直接送信してもよい。このとき、各第2車両30は、交通違反車両40の走行速度及び向かった方向等から交通違反車両40とすれ違う可能性を判断し(これは、制御部34による分析であってよい)、交通違反車両40の映像の撮影を試みる。なお、撮影した交通違反車両40の映像は、この場合もサーバ20に送信して集約される。
図6に、本発明の一実施形態の交通違反車両識別システムAの動作の一例を示す。
図6に記載されるように、最初に第1車両10は、交通違反車両の検出(ステップ11(S11))を行う。交通違反車両の検出は、図7のフローチャートに基づいて、次のステップにより行われる。
ステップ101(S101):第1車両10は、交差点で撮像部11により映像(第1映像)を生成し、自車両進行方向の信号機の色を検出する。なお、以下の各ステップの動作主体は、第1車両10である。
ステップ102(S102):自車両進行方向の信号機の色が青であるか判定する。青であればステップ103へ、赤であればステップ107へ進む。
ステップ103(S103):自車両の前の道路の横断車両(車側面)を監視する。
ステップ104(S104):信号無視の違反があるか判定する。なお、自車両進行方向の信号機の色が青であるので、自車両の前を横切る横断車両があれば、これを信号無視違反と判定し、ステップ105に進む。信号無視違反が無ければ、始め(S101)に戻る。
ステップ105(S105):信号無視を行った横断車両の映像から、横断車両(交通違反車両)の特徴情報を抽出する。例えば、交通違反車両の色、形、車種、等の特徴情報を分析・抽出する。さらに、走行速度、向かった方向等も抽出する。その後、ステップ106に進む。
ステップ106(S106):ステップ105で抽出した交通違反車両の特徴情報を含む違反車両情報を、センター(サーバ)20又は第2車両30に通知する。また、交通違反の証拠映像(信号機と交通違反車両の映像)を含む第1映像の少なくとも一部をサーバ20に送信する。送信後、処理フローを終了する。
ステップ107(S107):自車両進行方向の信号機の色が赤であるとき、反対車線の対向車両(車正面)を監視する。
ステップ108(S108):信号無視の違反があるか判定する。なお、自車両進行方向の信号機の色が赤であるので、対向車両が交差点内に進入してきた場合は、これを信号無視違反と判定し、ステップ109に進む。信号無視違反が無ければ、次のステップ110に進む。
ステップ109(S109):信号無視を行った対向車両の映像から、対向車両(交通違反車両)の特徴情報を抽出する。例えば、交通違反車両の色、形、車種、等の特徴情報を分析・抽出する。さらに、走行速度、向かった方向等も抽出する。その後、ステップ106に進む。
ステップ110(S110):対向車両の信号無視が無い場合は、自車両の前の道路の横断車両(車側面)を監視する。
ステップ111(S111):交差点で自車両の前を横切って通過する車両の映像を生成し、映像を分析してこの車両の走行速度を監視する。横断車両の走行速度が、自車進行方向と直交する道路の制限速度を超えている場合、スピード違反と判定し、ステップ112に進む。スピード違反が無ければ、始め(S101)に戻る。
ステップ112(S112):スピード違反を行った横断車両の映像から、横断車両(交通違反車両)の特徴情報を抽出する。例えば、交通違反車両の色、形、車種、等の特徴情報を分析・抽出する。さらに、走行速度、向かった方向等も抽出する。その後、ステップ106に進む。
なお、図7に示すフローチャートを実行するプログラムを、第1車両10の車両制御プログラムとして構成することができる。すなわち、第1車両の制御部に、交差点において撮像部11により、自車進行方向の信号機の色と対向車両又は横断車両を撮影した第1映像を生成するステップと、第1映像に基づいて、前記対向車両又は前記横断車両の交通違反があるか判定するステップと、交通違反があったとき、第1映像から交通違反車両の特徴情報を含む違反車両情報を抽出するステップと、送信部により、前記交通違反車両の特徴情報を含む前記違反車両情報と、交通違反の証拠映像を含む前記第1映像の少なくとも一部とをサーバに送信するステップと、を実行させる車両制御プログラムとすることができる。
図6に戻って、交通違反車両の検出フローにより、第1車両10から、交通違反車両の特徴情報を含む違反車両情報、及び、交通違反の証拠映像(信号機と交通違反車両の映像)がサーバ20に送信される。
交通違反車両が第1車両10の対向車両であって、第1車両10から送信された交通違反車両の映像から、交通違反車両の識別情報(ナンバー等)が抽出できる場合は、次の交通違反車両の位置推定(S12)等を行うことなく、直ちにナンバー及び運転者の顔写真を識別(識別情報を抽出)する段階(S16)に進んでよい。
サーバ20は、送信された交通違反車両の走行速度、向かった方向等から、交通違反車両の現在又は今後の位置を推定する(ステップ12(S12))。そして、交通違反車両が走行する道路の反対車線を走行する車両であって、交通違反車両と最初にすれ違う第2車両30aに、当該交通違反車両の特徴情報(色、形、車種、等)及び推定位置等、交通違反車両40の検出に必要な情報を送信し、交通違反車両の映像(特に、ナンバープレートと運転者の画像)の撮影を指示する。
第2車両30aは、交通違反車両の撮影を行う(ステップ13(S13))。交通違反車両の撮影は、図8のフローチャートに基づいて、次のステップにより行われる。
ステップ201(S201):第2車両30は、サーバ20から(又は、第1車両10から直接)、交通違反車両の特徴情報(色、形、車種、等)を受信する。なお、以下の各ステップの動作主体は、第2車両30である。
ステップ202(S202):第2車両30は撮像部31により自車両の車外を撮影した映像(第2映像)を生成し、当該映像上で反対車線を通過する対向車両から交通違反車両の特徴情報に該当する車両を検出し、交通違反車両(特に、ナンバープレートと運転者)を撮影する。
ステップ203(S203):交通違反車両のナンバープレートと運転者画像を撮影できたか判定する。撮影できた場合はステップ204に進み、できなかった場合はステップ205に進む。
ステップ204(S204):交通違反車両のナンバープレートと運転者の顔の少なくとも一方を含む画像を、サーバ20に送信する。送信後、処理フローを終了する。
ステップ205(S205):交通違反車両の映像を撮影できなかった場合は、サーバ20に画像撮影失敗の通知をする。通知後、処理フローを終了する。
図6に戻って、ここでは、第2車両30aが交通違反車両の画像を撮影できなかったとする。交通違反車両の撮影フローに従い、第2車両30aから、画像撮影失敗の通知がサーバ20に送信される。
画像撮影が失敗した場合は、サーバ20は、交通違反車両の映像撮影をリトライするかの判断を行う(ステップ14(S14))。具体的には、リトライを行う回数を予め設定しておくことが望ましい。これは、リトライ回数が多くなると交通違反車両の位置の推定が困難になるためと、交通違反車両に改造(ナンバープレートを覆い隠す等)が行われている可能性があり、この場合は識別情報の画像撮影自体が困難だからである。
所定のリトライ回数以内であれば、サーバ20は、交通違反車両が走行する道路の反対車線を走行する車両であって、交通違反車両と次にすれ違う第2車両30bに、当該交通違反車両の特徴情報(色、形、車種、等)及び推定位置等、必要な情報を送信し、交通違反車両の映像(特に、ナンバープレートと運転者の画像)の撮影を指示する。
第2車両30bは、図8の交通違反車両の撮影フローに従い、交通違反車両の撮影を行う(ステップ15(S15))。撮影が成功した場合は、第2車両30aは、交通違反車両のナンバープレートと運転者の顔の少なくとも一方を含む画像を、サーバ20に送信する。
サーバ20は、第2車両30から送信された画像に基づいて、交通違反車両のナンバー、及び運転者の顔写真を識別(識別情報を抽出)する(ステップ16(S16))。そして、クライアント(例えば、警察が管理するシステム等)に交通違反車両の識別情報(ナンバー、顔写真等)を、交通違反の証拠映像とともに送信する(ステップ17(S17))。なお、サーバ20に蓄積している情報をさらにクライアントに送信してもよい。
ここで、クライアントに提供する情報(すなわち、警察向けにサーバ20に蓄積すべき情報項目、及びそのデータ形式の例)としては、例えば、次のようなものが想定される。
・発生日時 :2018.10.11.23:33
・違反車両速度:50.0km/h
・位置情報 :38.33333,135.22222
・位置情報詳細:○○県○○市○○
・違反内容 :信号無視
・ナンバー :品川500 さ00-00
・違反情報詳細:ブレーキ有無、アクセル開度等
・画像サムネイル:運転者顔画像、証拠映像
上記の実施の形態では、交通違反車両識別システムAの構成と動作について説明したが、本発明はこれに限らず、交通違反車両識別方法として構成されてもよい。すなわち、本発明は、図6の処理及びデータの流れに従って、複数の車両及びサーバにより交通違反車両を検出・識別する方法として構成されてもよい。
上述の実施形態は代表的な例として説明したが、本発明の趣旨及び範囲内で、多くの変更及び置換ができることは当業者に明らかである。したがって、本発明は、上述の実施形態によって制限するものと解するべきではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。例えば、実施形態に記載の複数の構成ブロックを1つに組み合わせたり、あるいは1つの構成ブロックを分割したりすることが可能である。
1 信号機
10 第1車両(自車両)
11 撮像部
12 位置情報取得部
13 記憶部
14 制御部
15 通信部
20 センター(サーバ)
21 サーバ通信部
22 サーバ記憶部
23 サーバ制御部
30 第2車両
31 撮像部
32 位置情報取得部
33 記憶部
34 制御部
35 通信部
40 交通違反車両
A 交通違反車両識別システム

Claims (7)

  1. 第1車両及びサーバを備える交通違反車両識別システムであって、
    前記第1車両は、交差点において、自車進行方向の信号機の色と対向車両又は横断車両を撮影した第1映像を生成し、前記第1映像上で交通違反車両を検出したとき、前記第1映像から抽出した前記交通違反車両の特徴情報を含む違反車両情報と、交通違反の証拠映像を含む前記第1映像の少なくとも一部とを前記サーバに送信し、
    前記サーバは、前記第1車両から送信された前記第1映像の前記少なくとも一部から前記交通違反車両を一意に識別する識別情報を抽出し、当該識別情報を記憶し、
    前記サーバは、さらに、前記交通違反車両の前記識別情報と交通違反の前記証拠映像を、クライアントに送信する、交通違反車両識別システム。
  2. 請求項1に記載の交通違反車両識別システムにおいて、
    前記交通違反車両識別システムは、更に第2車両を備え、
    前記サーバは、前記第1車両から送信された前記第1映像の前記少なくとも一部から前記識別情報を抽出できなかった場合、前記交通違反車両の前記特徴情報を前記第2車両に送信し、
    前記第2車両は、自車両の車外を撮影した第2映像を生成し、前記特徴情報に基づいて、前記第2映像上で前記交通違反車両を検出したとき、前記交通違反車両を含む前記第2映像の少なくとも一部を前記サーバへ送信し、
    前記サーバは、前記第2映像の前記少なくとも一部に基づいて、前記交通違反車両を一意に識別する前記識別情報を抽出し、前記識別情報を記憶する、
    交通違反車両識別システム。
  3. 請求項2に記載の交通違反車両識別システムにおいて、
    前記違反車両情報は、さらに前記交通違反車両の走行速度と向かった方向を含み、
    前記サーバは、前記第1車両から送信された前記違反車両情報から前記交通違反車両の現在又は今後の走行位置を推定し、推定される位置の付近の前記第2車両に前記交通違反車両の前記特徴情報を送信する、
    交通違反車両識別システム。
  4. 請求項3に記載の交通違反車両識別システムにおいて、
    前記サーバは、前記第2車両から送信された前記第2映像の前記少なくとも一部から前記識別情報を抽出できなかった場合、再度、前記第1車両から送信された前記違反車両情報から前記交通違反車両の現在又は今後の走行位置を推定し、推定される位置の付近の他の第2車両に前記交通違反車両の前記特徴情報を送信し、
    前記識別情報を抽出できるまで、又は、所定回数、推定される位置の付近の他の第2車両に前記交通違反車両の前記特徴情報を送信することを繰り返す、
    交通違反車両識別システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の交通違反車両識別システムにおいて、
    前記第1車両は、自車進行方向が赤信号であるときに交差点に進入する対向車両、自車進行方向が青信号であるときに交差点で自車前を横切る車両、又は、自車進行方向が赤信号であるときに道路の制限速度を超えた走行速度で自車前を横切る車両を、前記交通違反車両として検出する、交通違反車両識別システム。
  6. 第1車両からの交通違反車両の特徴情報を含む違反車両情報と、交通違反の証拠映像を含む第1映像の少なくとも一部とを受信し、
    前記第1車両から送信された前記第1映像の前記少なくとも一部から前記交通違反車両を一意に識別する識別情報を抽出できた場合は、当該識別情報を記憶し、
    前記第1車両から送信された前記第1映像の前記少なくとも一部から前記識別情報を抽出できなかった場合は、前記交通違反車両の前記特徴情報を第2車両に送信し、
    前記第2車両から送信された第2映像の少なくとも一部から前記交通違反車両を一意に識別する前記識別情報を抽出し、前記識別情報を記憶し、
    さらに、前記交通違反車両の前記識別情報と交通違反の前記証拠映像を、クライアントに送信する、
    サーバ。
  7. 第1車両を制御する車両制御プログラムであって、
    前記第1車両の制御部に、
    交差点において撮像部により、自車進行方向の信号機の色と対向車両又は横断車両を撮影した第1映像を生成するステップと、
    前記第1映像に基づいて、前記対向車両又は前記横断車両の交通違反があるか判定するステップと、
    交通違反があったとき、前記第1映像から交通違反車両の特徴情報を含む違反車両情報を抽出するステップと、
    送信部により、前記交通違反車両の特徴情報を含む前記違反車両情報と、交通違反の証拠映像を含む前記第1映像の少なくとも一部とをサーバに送信するステップと、
    を実行させる車両制御プログラム。
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