JP2022149774A - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】空間における所定の空気環境にユーザを誘導することが可能な情報を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、対象空間における少なくとも空気環境を調整する調整装置の動作情報を取得する動作情報取得部と、対象空間に関する空間情報を取得する空間情報取得部と、対象空間における測定位置の空気環境を測定した測定情報を取得する測定情報取得部と、動作情報、空間情報および測定情報に基づいて、対象空間における測定位置とは異なる特定位置の空気環境を推定する推定部と、推定部が推定した対象空間の空気環境に基づいて、対象空間の空気環境を可視化する可視化情報、または、対象空間内における利用が推奨される場所に関する推奨情報を出力する出力部と、を備える。
【選択図】図6
【解決手段】情報処理装置は、対象空間における少なくとも空気環境を調整する調整装置の動作情報を取得する動作情報取得部と、対象空間に関する空間情報を取得する空間情報取得部と、対象空間における測定位置の空気環境を測定した測定情報を取得する測定情報取得部と、動作情報、空間情報および測定情報に基づいて、対象空間における測定位置とは異なる特定位置の空気環境を推定する推定部と、推定部が推定した対象空間の空気環境に基づいて、対象空間の空気環境を可視化する可視化情報、または、対象空間内における利用が推奨される場所に関する推奨情報を出力する出力部と、を備える。
【選択図】図6
Description
本開示は、情報処理装置およびプログラムに関する。
例えば、特許文献1には、自律移動可能なロボットである移動装置が、環境情報を取得するためのセンサとして、温度センサ、湿度センサ、風量センサ、匂いセンサ、騒音センサ、光量センサ等を備え、制御部、移動装置により所得された環境情報とその環境情報が取得された際の移動装置の位置情報とに基づいて、移動装置が移動する領域における環境情報の分布状況を算出し、環境情報分布状況出力部は、制御部により算出された、移動装置が移動する領域における環境情報の分布状況を出力することが記載されている。
ところで、ユーザがいる空間に対して、空気環境を調整する調整装置によって温度等の環境を調整するということが行われている。しかしながら、空間にいる多くのユーザが満足するような環境を調整装置の調整によって実現するには限界がある。そこで、空間においてユーザが希望する空気環境の場所にユーザを誘導できれば、そのユーザは、満足する空気環境下で空間を利用することが可能になる。
本開示は、空間における所定の空気環境にユーザを誘導することが可能な情報を提供することを目的とする。
本開示は、空間における所定の空気環境にユーザを誘導することが可能な情報を提供することを目的とする。
本開示の情報処理装置は、対象空間における少なくとも空気環境を調整する調整装置の動作情報を取得する動作情報取得部と、前記対象空間に関する空間情報を取得する空間情報取得部と、前記対象空間における測定位置の空気環境を測定した測定情報を取得する測定情報取得部と、前記動作情報、前記空間情報および前記測定情報に基づいて、前記対象空間における前記測定位置とは異なる特定位置の空気環境を推定する推定部と、前記推定部が推定した前記対象空間の空気環境に基づいて、前記対象空間の空気環境を可視化する可視化情報、または、前記対象空間内における利用が推奨される場所に関する推奨情報を出力する出力部と、を備える。この場合、空間における所定の空気環境にユーザを誘導することが可能な情報を提供することが可能になる。
また、前記推定部は、前記対象空間と、当該対象空間における前記調整装置とをモデル化した物理モデルを用いる。この場合、例えば物理モデルを用いない場合に比べ、少ない計算量で、対象空間の空気環境を推定することができる。
また、前記出力部は、前記調整装置の調整に基づく前記対象空間における温度または湿度の分布を可視化する前記可視化情報を出力する。この場合、ユーザに対して、対象空間における温度環境を具体的に見せることが可能になる。
また、前記出力部は、前記調整装置の調整に基づく前記対象空間における風向および風速を可視化する前記可視化情報を出力する。この場合、ユーザに対して、対象空間における風に関する環境を具体的に見せることが可能になる。
また、前記出力部は、前記対象空間の鉛直方向の情報を含む、前記可視化情報または前記推奨情報を出力する。この場合、対象空間の鉛直方向における可視化情報または推奨情報を用いてユーザを誘導することが可能になる。
また、前記出力部は、特定のユーザの設定情報に基づいて、当該特定のユーザに対して推奨する前記推奨情報を出力する。この場合、特定のユーザに特化させた推奨情報を、その特定のユーザに提供することが可能になる。
また、前記対象空間における空気環境とは異なる付加情報を取得する付加情報取得部を備え、前記出力部は、前記可視化情報または前記推奨情報に、前記付加情報を付加する。この場合、空気環境に加えて、空気環境とは別の付加情報を用いてユーザを誘導することが可能になる。
また、前記出力部は、前記可視化情報または前記推奨情報に、当該可視化情報または当該推奨情報が表示装置に表示される際の方向に関する情報を関連付ける。この場合、例えば可視化情報または推奨情報が表示装置に表示される際に、可視化情報または推奨情報を所定の方向に向けて表示することが可能になる。
また、本開示のプログラムは、コンピュータに、対象空間における少なくとも空気環境を調整する調整装置の動作情報を取得する機能と、前記対象空間に関する空間情報を取得する機能と、前記対象空間における測定位置の空気環境を測定した測定情報を取得する機能と、前記動作情報、前記空間情報および前記測定情報に基づいて、前記対象空間における前記測定位置とは異なる特定位置の空気環境を推定する機能と、推定した前記対象空間の空気環境に基づいて、前記対象空間の空気環境を可視化する情報、または、前記対象空間内における利用が推奨される場所に関する情報を出力する機能と、を実現させる。この場合、空間における所定の空気環境にユーザを誘導することが可能な情報を提供することが可能になる。
また、前記推定部は、前記対象空間と、当該対象空間における前記調整装置とをモデル化した物理モデルを用いる。この場合、例えば物理モデルを用いない場合に比べ、少ない計算量で、対象空間の空気環境を推定することができる。
また、前記出力部は、前記調整装置の調整に基づく前記対象空間における温度または湿度の分布を可視化する前記可視化情報を出力する。この場合、ユーザに対して、対象空間における温度環境を具体的に見せることが可能になる。
また、前記出力部は、前記調整装置の調整に基づく前記対象空間における風向および風速を可視化する前記可視化情報を出力する。この場合、ユーザに対して、対象空間における風に関する環境を具体的に見せることが可能になる。
また、前記出力部は、前記対象空間の鉛直方向の情報を含む、前記可視化情報または前記推奨情報を出力する。この場合、対象空間の鉛直方向における可視化情報または推奨情報を用いてユーザを誘導することが可能になる。
また、前記出力部は、特定のユーザの設定情報に基づいて、当該特定のユーザに対して推奨する前記推奨情報を出力する。この場合、特定のユーザに特化させた推奨情報を、その特定のユーザに提供することが可能になる。
また、前記対象空間における空気環境とは異なる付加情報を取得する付加情報取得部を備え、前記出力部は、前記可視化情報または前記推奨情報に、前記付加情報を付加する。この場合、空気環境に加えて、空気環境とは別の付加情報を用いてユーザを誘導することが可能になる。
また、前記出力部は、前記可視化情報または前記推奨情報に、当該可視化情報または当該推奨情報が表示装置に表示される際の方向に関する情報を関連付ける。この場合、例えば可視化情報または推奨情報が表示装置に表示される際に、可視化情報または推奨情報を所定の方向に向けて表示することが可能になる。
また、本開示のプログラムは、コンピュータに、対象空間における少なくとも空気環境を調整する調整装置の動作情報を取得する機能と、前記対象空間に関する空間情報を取得する機能と、前記対象空間における測定位置の空気環境を測定した測定情報を取得する機能と、前記動作情報、前記空間情報および前記測定情報に基づいて、前記対象空間における前記測定位置とは異なる特定位置の空気環境を推定する機能と、推定した前記対象空間の空気環境に基づいて、前記対象空間の空気環境を可視化する情報、または、前記対象空間内における利用が推奨される場所に関する情報を出力する機能と、を実現させる。この場合、空間における所定の空気環境にユーザを誘導することが可能な情報を提供することが可能になる。
以下、添付図面を参照して、本開示の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態の情報システム1の概略図である。
図1に示すように、情報システム1は、対象空間100における空気の温度などの空気環境を調整する空気調和機10と、対象空間100における温度や湿度などの空気質の測定情報を検出する環境センサ20と、ユーザが用いる情報端末装置30と、各種の情報に基づいて予め定められた情報を出力するサーバ装置40と、を有する。
図1に示すように、情報システム1は、対象空間100における空気の温度などの空気環境を調整する空気調和機10と、対象空間100における温度や湿度などの空気質の測定情報を検出する環境センサ20と、ユーザが用いる情報端末装置30と、各種の情報に基づいて予め定められた情報を出力するサーバ装置40と、を有する。
本実施形態の情報システム1では、各々の装置は、ネットワークを介して、相互に情報通信を行えるようになっている。ネットワークは、各装置の間のデータ通信に用いられる通信ネットワークであれば特に限定されず、例えばLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等として良い。データ通信に用いられる通信回線は、有線か無線かを問わず、これらを併用しても良い。
本実施形態の説明において、対象空間100として、オフィス空間の一例を用いている。なお、対象空間100は、空気調和機10による空気環境の調整の対象となる空間であれば、オフィス空間の例に限定されず、他の空間であっても良い。なお、以下の説明において、対象空間100の水平方向を平面方向と呼び、鉛直方向を高さ方向と呼ぶ。
そして、図1に示すように、対象空間100内には、空気調和機10の室内機11と、環境センサ20と、情報端末装置30と、サーバ装置40と、が配置される。さらに、対象空間100には、パソコン111、モニタ112、プリンタ113およびサーバラック114などの発熱する発熱什器と、空気の流れに影響を及ぼすデスク115、書棚116、パーティション117などの非発熱什器とが配置される。
そして、図1に示すように、対象空間100内には、空気調和機10の室内機11と、環境センサ20と、情報端末装置30と、サーバ装置40と、が配置される。さらに、対象空間100には、パソコン111、モニタ112、プリンタ113およびサーバラック114などの発熱する発熱什器と、空気の流れに影響を及ぼすデスク115、書棚116、パーティション117などの非発熱什器とが配置される。
さらに、対象空間100には、窓を介して対象空間100内に影響を与える対象空間100外の温度、湿度、日射量、日射角度等の外部環境を制御するカーテンやブラインド等の窓什器118が設けられている。そして、本実施形態の窓什器118は、カーテンを移動させたり、ブラインドのルーバーの角度を変えたりする駆動部を備えている。そして、窓什器118は、駆動部が制御部によって制御されることで、窓に対する遮蔽面積を変更する。また、窓什器118を制御する制御部は、サーバ装置40と接続している。そして、窓什器118の動作に関する動作情報は、サーバ装置40によって取得される。
空気調和機10は、対象空間100の空気環境を調整する機器である。空気調和機10は、室内機11と室外機12とを有している。なお、図1では、便宜上、対象空間100において室内機11および室外機12がそれぞれ1台である例を示しているが、室内機11および室外機12は、複数設けられていても良い。
室内機11は、対象空間100内に設置され、配管を通ってきた冷媒と対象空間100内の空気との間で熱交換を行うことにより、対象空間100内の空気から熱を吸収したり対象空間100内に熱を排出したりする。室外機12は、対象空間100外に設置され、配管内を通ってきた冷媒と対象空間100外の空気との間で熱交換を行うことにより、対象空間100外に熱を排出したり対象空間100外の空気から熱を吸収したりする。
室内機11は、対象空間100内に設置され、配管を通ってきた冷媒と対象空間100内の空気との間で熱交換を行うことにより、対象空間100内の空気から熱を吸収したり対象空間100内に熱を排出したりする。室外機12は、対象空間100外に設置され、配管内を通ってきた冷媒と対象空間100外の空気との間で熱交換を行うことにより、対象空間100外に熱を排出したり対象空間100外の空気から熱を吸収したりする。
環境センサ20は、サーミスタなどの素子を用いた温度検知センサを用いる。環境センサ20は、対象空間100において例えば室内機11が設けられる位置とは異なる位置に設けられる。例えば、環境センサ20は、空気調和機10に対するユーザの操作を受け付けるリモートコントローラに設けられた温度センサを例示することができる。
環境センサ20は、温度の測定情報に、温度を検知したときの日時の情報である時間情報を関連付ける。そして、環境センサ20は、検知した温度の情報である測定情報を、サーバ装置40に送る。
環境センサ20は、温度の測定情報に、温度を検知したときの日時の情報である時間情報を関連付ける。そして、環境センサ20は、検知した温度の情報である測定情報を、サーバ装置40に送る。
情報端末装置30は、スマートフォンなどの携帯電話、タブレット型端末などの携帯端末機器など、ユーザが持ち歩くことが可能な装置を用いることができる。
本実施形態の情報端末装置30は、例えばモーションセンサによって、表示画面300の位置や向きを特定可能である。モーションセンサには、情報端末装置30の角速度を検出する3軸ジャイロセンサ、情報端末装置30の加速度を検出する3軸加速度センサ、および地磁気を検出して情報端末装置30の絶対方向を検出する3軸地磁気センサを用いることができる。
本実施形態の情報端末装置30は、例えばモーションセンサによって、表示画面300の位置や向きを特定可能である。モーションセンサには、情報端末装置30の角速度を検出する3軸ジャイロセンサ、情報端末装置30の加速度を検出する3軸加速度センサ、および地磁気を検出して情報端末装置30の絶対方向を検出する3軸地磁気センサを用いることができる。
本実施形態の情報端末装置30は、表示画面300にタッチパネルが設けられている。情報端末装置30では、表示画面300をユーザがタッチすることで、表示画面300に表示される画像に対する操作や表示画面300を介した指示を受け付ける。さらに、情報端末装置30の表示画面300には、サーバ装置40から受信した情報が表示される。
さらに、情報端末装置30は、空気調和機10に対する設定温度の設定をユーザから受け付けても良い。この場合、情報端末装置30は、サーバ装置40を介して空気調和機10を制御するリモートコントローラとしても機能することができる。
さらに、情報端末装置30は、空気調和機10に対する設定温度の設定をユーザから受け付けても良い。この場合、情報端末装置30は、サーバ装置40を介して空気調和機10を制御するリモートコントローラとしても機能することができる。
サーバ装置40は、対象空間100の空気環境を調整する空気調和機10などの動作情報と、対象空間100に関する空間情報と、対象空間100における測定位置の空気環境を測定した測定情報とに基づいて、対象空間100における測定位置とは異なる位置(以下、特定位置)の空気環境を推定する。そして、サーバ装置40は、推定した対象空間100の空気環境に基づいて、対象空間100の空気環境を可視化する可視化情報、または、対象空間100内における利用が推奨される場所に関する推奨情報を出力する。
なお、本実施形態のサーバ装置40は、情報処理装置の一例として機能する。
また、サーバ装置40の上記機能を空気調和機10の室内機11または室外機12が有する構成としてもよい。この場合は、本実施形態の室内機11または室外機12が、情報処理装置の一例として機能することになる。
なお、本実施形態のサーバ装置40は、情報処理装置の一例として機能する。
また、サーバ装置40の上記機能を空気調和機10の室内機11または室外機12が有する構成としてもよい。この場合は、本実施形態の室内機11または室外機12が、情報処理装置の一例として機能することになる。
図2は、本実施形態のサーバ装置40のハードウェア構成例を示した図である。
図2に示すように、サーバ装置40は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)401と、記憶手段であるRAM(Random Access Memory)402、ROM(Read Only Memory)403、記憶装置404とを備える。RAM402は、主記憶装置(メインメモリ)であり、CPU401が演算処理を行う際の作業用メモリとして用いられる。ROM403にはプログラムや予め用意された設定値等のデータが保持されており、CPU401は、ROM403から直接プログラムやデータを読み込んで処理する。記憶装置404は、プログラムやデータの保存手段である。記憶装置404にはプログラムが記憶されており、CPU401は、記憶装置404に格納されたプログラムを主記憶装置に読み込んで、プログラムを処理する。さらに、記憶装置404には、CPU401による処理の結果が保存される。記憶装置404としては、例えば磁気ディスク装置やSSD(Solid State Drive)等が用いられる。
なお、空気調和機10、環境センサ20および情報端末装置30のハードウェアの基本構成は、上述したサーバ装置40と同様である。
なお、空気調和機10、環境センサ20および情報端末装置30のハードウェアの基本構成は、上述したサーバ装置40と同様である。
図3は、本実施形態のサーバ装置40の機能ブロック図である。
図4は、本実施形態の設定情報取得部45が取得する設定情報の一例である。
図4は、本実施形態の設定情報取得部45が取得する設定情報の一例である。
図3に示すように、本実施形態のサーバ装置40は、対象空間における空気環境を調整する空気調和機10などの調整装置の動作情報を取得する動作情報取得部41と、対象空間100の空間情報を取得する空間情報取得部42と、対象空間100における測定位置の空気環境を測定した測定情報を取得する測定情報取得部43と、を備える。さらに、サーバ装置40は、対象空間100における測定位置とは異なる特定位置の環境を推定する推定部44と、対象空間100を利用するユーザの設定に関する設定情報を取得する設定情報取得部45と、を備える。さらに、サーバ装置40は、対象空間100内に関する付加情報を取得する付加情報取得部46と、推定部44が推定した対象空間100の空気環境に基づいて所定の情報を出力する出力部47と、を備える。
動作情報取得部41は、空気調和機10の動作に関する動作情報や、ブラインド等の窓什器の動作に関する動作情報を取得する。動作情報には、空気調和機10や窓什器118の性能に関する性能情報と、空気調和機10や窓什器118の制御に関する制御情報と、が含まれる。
性能情報には、例えば空気調和機10の暖房能力および冷房能力、室内機11の吹出面積などの空気調和機10の仕様などの情報が含まれる。また、性能情報には、窓什器118による窓の遮蔽可能な面積、窓什器118による窓における断熱性能などの情報が含まれる。
制御情報には、空気調和機10の室内機11の風量、室内機11における風向、室内機11の冷媒の温度などが含まれる。また、制御情報には、窓什器118であるカーテンの移動量やルーバーの角度量などが含まれる。
なお、動作情報取得部41は、空気調和機10や窓什器118、ユーザ等による入力、不図示の外部装置から動作情報を取得することができる。
なお、動作情報取得部41は、空気調和機10や窓什器118、ユーザ等による入力、不図示の外部装置から動作情報を取得することができる。
空間情報取得部42は、対象空間100そのもの情報や、対象空間100に設置される物の情報である空間情報を取得する。
空間情報には、対象空間100の平面方向の広がり、対象空間100の高さ方向の広がりの情報が含まれる。空間情報には、対象空間100の例えば床面積、体積、天井高さ、レイアウトなど対象空間100のサイズや形の情報が含まれる。
空間情報には、対象空間100の方角の情報が含まれる。空間情報は、例えば図1に示す対象空間100における図面上側の壁面が、どの方角を向いているかという方角の情報を含む。
空間情報には、対象空間100の平面方向の広がり、対象空間100の高さ方向の広がりの情報が含まれる。空間情報には、対象空間100の例えば床面積、体積、天井高さ、レイアウトなど対象空間100のサイズや形の情報が含まれる。
空間情報には、対象空間100の方角の情報が含まれる。空間情報は、例えば図1に示す対象空間100における図面上側の壁面が、どの方角を向いているかという方角の情報を含む。
空間情報には、対象空間100に設置される物の情報が含まれる。例えば、空間情報には、対象空間100に設定される空気調和機10の室内機11の高さ方向における位置、平面方向における位置の情報が含まれる。さらに、空間情報には、発熱什器や非発熱什器の位置の情報が含まれる。
さらに、空間情報には、対象空間100における窓の位置やサイズ、窓什器118の位置などの情報が含まれる。
さらに、空間情報には、対象空間100における窓の位置やサイズ、窓什器118の位置などの情報が含まれる。
測定情報取得部43は、例えば環境センサ20や室内機11がそれぞれ測定する測定情報を取得する。測定情報には、温度、湿度、二酸化炭素や匂いなどの空気質の情報が含まれる。本実施形態において、測定情報取得部43は、測定情報として、例えば温度の情報を取得する。具体的には、測定情報取得部43は、対象空間100の所定の位置に設けられる環境センサ20が実測した温度の情報を取得する。さらに、測定情報取得部43は、対象空間100に設置される室内機11に内蔵される温度センサが実測する吸込温度を、温度の情報として取得する。
推定部44は、動作情報、空間情報および測定情報に基づいて、対象空間100における測定情報の測定位置とは異なる特定位置の空気環境を推定する。推定部44は、対象空間100における空気環境の推定のために、対象空間100と、対象空間における空気調和機10や発熱器などの調整装置とをモデル化した物理モデルを用いる。そして、推定部44は、対象空間100に設けられた少なくとも1地点の温度の測定情報と、物理モデルとを用いて、対象空間100において実測されていない地点の温度を推定する。
推定部44は、対象空間100内の複数の位置のうち、温度を求めたい特定位置の温度を推定する。推定部44は、測定情報取得部43が取得した測定情報が示す温度と、特定位置の温度との温度差を、対象空間100内をモデル化した物理モデルを用いて算出する。そして、本実施形態の推定部44が用いる物理モデルには、以下の項が含まれることを例示できる。
本実施形態の物理モデルは、環境センサ20が設置された位置から特定位置への熱拡散率および熱伝導率を規定した項を含む。熱拡散率および熱伝導率は、空間情報取得部42が取得する対象空間100のサイズの情報から算出することができる。
本実施形態の物理モデルは、空気調和機10の室内機11の吹出温度、吹出湿度、風向、風速、風量による特定位置の温度への影響を規定した項を含む。室内機11の吹出温度、吹出湿度、風向、風速、風量は、動作情報取得部41から取得することができる。
さらに、本実施形態の物理モデルは、対象空間100外の温度、湿度、日射量、日射角度等の外部環境が特定位置の温度に与える影響を規定した項を含む。ここで、外部環境が特定位置の温度に与える影響は、外部環境が対象空間100の窓140、壁、床、天井を介して与える影響や、外部環境が対象空間100に直接流入することにより与える影響を含む。対象空間100外の温度、湿度、日射量、日射角度は、サーバ装置40を介して外部の情報ソースである例えば気象情報等から特定することができる。
さらに、本実施形態の物理モデルは、発熱什器が対象空間100内の空気の流れを遮断する遮断体として、または、発熱体として、特定位置の温度へ与える影響を規定した項を含む。発熱什器が発熱体として発する熱の情報は、空間情報取得部42が取得する空間情報の発熱什器に関する情報から特定することができる。
さらに、本実施形態の物理モデルは、非熱什器が対象空間100の空気の流れを遮断する遮断体として、特定位置の温度へ与える影響を規定した項を含む。非発熱什器の遮断体としての影響は、空間情報取得部42が取得する空間情報の非発熱什器に関する情報から特定することができる。
さらに、本実施形態の物理モデルは、窓什器118が対象空間100外の外部環境から与えられる影響を制御することによって特定位置の温度に与える影響を規定した項である。窓什器118による制御は、動作情報取得部41が取得する動作情報の窓什器118に関する情報から特定することができる。
推定部44は、以上の項を含む物理モデルを用いて、測定情報取得部43が取得した温度と、特定位置の温度との温度差を算出する。そして、推定部44は、環境センサ20が測定した温度から、算出した温度差を減算することにより、特定位置の温度を推定する。
そして、推定部44は、対象空間100を平面方向および高さ方向において複数のグリッドに分割する。推定部44は、対象空間100を複数の空間領域に分割することで形成された複数のグリッドごとに温度を推定する。このようにして、推定部44は、対象空間100における温度分布を推定する。なお、推定部44は、温度分布に代えて、湿度分布を推定してもよいが、以下では、温度分布を推定するものとして説明する。
さらに、推定部44は、物理モデルに基づいて、特定位置の温度が推定される温度になるまでにかかる時間についても特定する。そして、推定部44は、特定位置の推定温度を時系列データとして保持する。
また、推定部44は、対象空間100と、対象空間100内に設けられる空気調和機10、発熱什器および非発熱什器とをモデル化した物理モデルを用いて、対象空間100における気流の方向および風速を推定する。
なお、推定部44による環境の推定は、上述した物理モデルを用いる例に限定されない。例えば、推定部44は、機械学習によって特定位置の環境を推定しても良い。
この場合、推定部44は、説明変数として、空間情報と、ある時点で取得できる測定情報と、空気調和機10の制御パラメータを用いる。ここで、空間情報には、対象空間100のサイズや対象空間100に設置される空気調和機10、発熱什器、非発熱什器の設置位置の情報を例示できる。測定情報には、環境センサ20の測定温度、室内機11の吸込温度を例示できる。制御パラメータには、室内機11の吹出面積、室内機11の風量に相当するファン回転数、吹出温度に関わる冷媒温度、室内機11のフラップの角度を例示できる。
この場合、推定部44は、説明変数として、空間情報と、ある時点で取得できる測定情報と、空気調和機10の制御パラメータを用いる。ここで、空間情報には、対象空間100のサイズや対象空間100に設置される空気調和機10、発熱什器、非発熱什器の設置位置の情報を例示できる。測定情報には、環境センサ20の測定温度、室内機11の吸込温度を例示できる。制御パラメータには、室内機11の吹出面積、室内機11の風量に相当するファン回転数、吹出温度に関わる冷媒温度、室内機11のフラップの角度を例示できる。
推定部44は、目的変数として、対象空間100に設置された複数の温度検知センサによる実測値や、CFD(Computational Fluid Dynamics)などの数値計算によるシミュレーション値であって、各種のパラメータの変更後の所定時間経過後の値を用いる。
そして、推定部44は、説明変数と目的変数とによって教師あり学習をして得られた学習済みモデルによって、対象空間100における特定位置の温度、気流の方向、風速などの空気環境を推定する。また、本実施形態の推定部44は、学習済みモデルを用いた空気環境の推定の際に、対象空間100における少なくとも1地点にて測定された測定情報を用いることで、推定精度を高めている。
そして、推定部44は、説明変数と目的変数とによって教師あり学習をして得られた学習済みモデルによって、対象空間100における特定位置の温度、気流の方向、風速などの空気環境を推定する。また、本実施形態の推定部44は、学習済みモデルを用いた空気環境の推定の際に、対象空間100における少なくとも1地点にて測定された測定情報を用いることで、推定精度を高めている。
また、推定部44は、例えば対象空間100における空気環境を調整する空気調和機10を制御するためのモデル予測制御により得られた予測モデルを用いて、対象空間100における空気環境を推定するようにしても良い。
設定情報取得部45は、対象空間100を利用するユーザの設定情報を取得する。
図4に示すように、設定情報は、本システムを利用する複数のユーザごとに個別に設定される。そして、設定情報には、ユーザが快適であると感じる温度、湿度、二酸化炭素や匂いなどの空気質の情報、ユーザが快適であると感じる風速の情報などが含まれる。また、設定情報には、ユーザが快適であると感じる温度に関して、鉛直方向において異なる高さの情報が含まれる。図4に示す例では、座った状態のユーザの足元の高さとなる床面から200mm、ユーザの胴体の高さとなる床面から700mm、ユーザの頭部の高さとなる床面から1100mmについて、それぞれユーザが希望する温度の情報が設定される。
図4に示すように、設定情報は、本システムを利用する複数のユーザごとに個別に設定される。そして、設定情報には、ユーザが快適であると感じる温度、湿度、二酸化炭素や匂いなどの空気質の情報、ユーザが快適であると感じる風速の情報などが含まれる。また、設定情報には、ユーザが快適であると感じる温度に関して、鉛直方向において異なる高さの情報が含まれる。図4に示す例では、座った状態のユーザの足元の高さとなる床面から200mm、ユーザの胴体の高さとなる床面から700mm、ユーザの頭部の高さとなる床面から1100mmについて、それぞれユーザが希望する温度の情報が設定される。
設定情報取得部45は、例えば情報端末装置30を介してユーザから具体的な数値の入力を受け付けたり、ユーザに対して数値に対応する指標を示したうえでユーザに選択させたりすることで設定情報を取得することができる。あるいは、設定情報取得部45は、ユーザに数値を入力させたり選択させたりすることなく、設定情報を自動的に判断して取得するようにしてもよい。例えば、ユーザの行動履歴に基づいて設定情報を取得することが考えられる。
付加情報取得部46は、対象空間100内における付加情報を取得する。付加情報は、対象空間100における空気環境とは異なる情報である。例えば、付加情報には、デスク115などの非発熱什器が新品か古物かであることの情報、デスク115の使用者を示す座席表の情報、設置されているパーソナルコンピュータなどの情報処理端末の仕様の情報などが含まれる。付加情報取得部46は、例えばサーバ装置40を管理する管理者から関係情報の入力を受け付けたり、付加情報を管理する外部の管理端末から、付加情報を取得したりすることができる。
出力部47は、推定部44が推定した対象空間100の空気環境に基づいて、対象空間100の空気環境を可視化する可視化情報を出力する。そして、出力部47が出力する可視化情報は、情報端末装置30の表示画面300に表示される。
本実施形態の出力部47は、空気調和機10や窓什器118の調整に基づく対象空間100の温度分布を可視化した情報を出力する。なお、出力部47は、温度分布に代えて、湿度分布を可視化した情報を出力してもよいが、以下では、温度分布を可視化した情報を出力するものとして説明する。また、出力部47は、空気調和機10や窓什器118の調整に基づく対象空間100における風向および風速を可視化した可視化情報を出力する。
本実施形態の出力部47は、空気調和機10や窓什器118の調整に基づく対象空間100の温度分布を可視化した情報を出力する。なお、出力部47は、温度分布に代えて、湿度分布を可視化した情報を出力してもよいが、以下では、温度分布を可視化した情報を出力するものとして説明する。また、出力部47は、空気調和機10や窓什器118の調整に基づく対象空間100における風向および風速を可視化した可視化情報を出力する。
また、出力部47は、推定部44が推定した対象空間100の空気環境に基づいて、対象空間100の鉛直方向において異なる高さごとの可視化情報を作成する。そして、出力部47は、対象空間100の鉛直方向の情報を含む、可視化情報を出力する。
さらに、出力部47は、空間情報取得部42から空間情報を取得する。そして、出力部47は、可視化情報に、対象空間100の空間情報を関連付けて出力する。これによって、出力部47は、可視化情報が情報端末装置30の表示画面300に表示される際、対象空間100を示す平面図などに併せて可視化情報が表示されるようにする。
また、出力部47は、空間情報取得部42から取得した空間情報を用いて、可視化情報に方角を関連付ける。これによって、情報端末装置30の表示画面300に可視化情報が表示される際、表示画面300に表示される可視化情報の向きが、対象空間100における実際の方角と合うようにする。
出力部47は、推定部44が推定した対象空間100の空気環境に基づいて、対象空間100内においてユーザの利用が推奨される場所に関する推奨情報を出力する。推奨情報は、対象空間100の空気環境に基づいて特定される情報である。そして、出力部47が出力する推奨情報は、情報端末装置30の表示画面300に表示される。
本実施形態の出力部47は、推定部44による対象空間100の空気環境の情報と、設定情報取得部45が取得する設定情報とを用いて、対象となる特定のユーザの利用が推奨される対象空間100における場所を特定する。具体的には、出力部47は、設定情報取得部45が取得した設定情報を参照し、対象となるユーザが希望する温度や風速などの空気環境の条件を取得する。そして、出力部47は、推定部44が空気環境を推定した対象空間100において、対象となるユーザが希望する空気環境の条件を満たす場所を特定する。出力部47は、特定した場所の情報を、対象となるユーザの利用が推奨される場所として出力する。
また、出力部47は、対象となるユーザに推奨情報を出力する際に、複数の場所に関する情報を出力する。
本実施形態の出力部47は、推定部44が空気環境を推定した対象空間100において、対象となるユーザが希望する空気環境の条件を満たす場所を特定する際に、条件を満たす複数の場所を特定する。また、出力部47は、複数の場所が特定された際に、複数の場所に順位付けを行う。順位付けは、設定情報から得られるユーザが希望する条件に基づいて、複数の場所のうち条件により合致する場所の順位を高くする。そして、出力部47は、推奨情報として複数の場所を出力する際に、特定した順位の情報を併せて出力する。
本実施形態の出力部47は、推定部44が空気環境を推定した対象空間100において、対象となるユーザが希望する空気環境の条件を満たす場所を特定する際に、条件を満たす複数の場所を特定する。また、出力部47は、複数の場所が特定された際に、複数の場所に順位付けを行う。順位付けは、設定情報から得られるユーザが希望する条件に基づいて、複数の場所のうち条件により合致する場所の順位を高くする。そして、出力部47は、推奨情報として複数の場所を出力する際に、特定した順位の情報を併せて出力する。
また、出力部47は、推定部44が推定した対象空間100の空気環境に基づいて、対象空間100の鉛直方向における異なる高さごとの推奨情報を作成する。そして、出力部47は、対象空間100の鉛直方向の情報を含む、推奨情報を出力する。
出力部47は、設定情報取得部45が取得した設定情報の参照し、対象となるユーザが希望する鉛直方向における温度の条件を取得する。例えば、対象となるユーザの設定情報が、足下の高さの温度を示している場合、出力部47は、推定部44が空気環境を推定した対象空間100において、この条件を満たす場所を特定する。そして、出力部47は、特定した場所を推奨情報として出力する。
出力部47は、設定情報取得部45が取得した設定情報の参照し、対象となるユーザが希望する鉛直方向における温度の条件を取得する。例えば、対象となるユーザの設定情報が、足下の高さの温度を示している場合、出力部47は、推定部44が空気環境を推定した対象空間100において、この条件を満たす場所を特定する。そして、出力部47は、特定した場所を推奨情報として出力する。
さらに、出力部47は、空間情報取得部42から空間情報を取得する。そして、出力部47は、推奨情報に、対象空間100の空間情報を関連付けて出力する。これによって、出力部47は、推奨情報が情報端末装置30の表示画面300にて表示される際、対象空間100を示す平面図などに併せて推奨情報が表示されるようにする。
また、出力部47は、空間情報取得部42から取得した空間情報を用いて、推奨情報に方角を関連付ける。これによって、推奨情報が情報端末装置30の表示画面300に表示される際、表示画面300に表示される推奨情報の向きが、実際の対象空間100における方角と合うようにする。
さらに、出力部47は、対象空間100における空気環境とは異なる情報である付加情報を付加して出力する。出力部47は、付加情報取得部46から付加情報を得る。そして、出力部47は、可視化情報または推奨情報に、対象空間100の空間情報を関連付けて出力する。これによって、出力部47は、可視化情報または推奨情報が情報端末装置30の表示画面300にて表示される際、可視化情報または推奨情報に付加情報が併せて表示されるようにする。
続いて、サーバ装置40の動作について具体的に説明する。
図5は、本実施形態のサーバ装置40の動作フローの一例である。
図5は、本実施形態のサーバ装置40の動作フローの一例である。
図5に示すように、サーバ装置40では、情報端末装置30からユーザによるログインを受け付ける(ステップ101)。
そして、サーバ装置40の設定情報取得部45は、ログインしたユーザの設定情報を取得する(ステップ102)。
さらに、サーバ装置40の推定部44は、動作情報取得部41から取得した空気調和機10などの動作情報、空間情報取得部42から取得した対象空間100の空間情報、および測定情報取得部43から取得した対象空間100における測定位置の測定情報に基づいて、対象空間100の空気環境を推定する(ステップ103)。
そして、サーバ装置40の設定情報取得部45は、ログインしたユーザの設定情報を取得する(ステップ102)。
さらに、サーバ装置40の推定部44は、動作情報取得部41から取得した空気調和機10などの動作情報、空間情報取得部42から取得した対象空間100の空間情報、および測定情報取得部43から取得した対象空間100における測定位置の測定情報に基づいて、対象空間100の空気環境を推定する(ステップ103)。
そして、サーバ装置40の出力部47は、推定部44が推定した対象空間100の空気環境の情報を用いて、対象空間100における空気環境を可視化した可視化情報を作成する(ステップ104)。
また、サーバ装置40の出力部47は、推定部44が推定した対象空間100の空気環境の情報と、設定情報取得部45が取得したユーザの設定情報とに基づいて、ログインしたユーザの利用を推奨する場所に関する推奨情報を作成する(ステップ105)。
また、サーバ装置40の出力部47は、推定部44が推定した対象空間100の空気環境の情報と、設定情報取得部45が取得したユーザの設定情報とに基づいて、ログインしたユーザの利用を推奨する場所に関する推奨情報を作成する(ステップ105)。
さらに、サーバ装置40の出力部47は、付加情報取得部46から付加情報を取得する(ステップ106)。そして、出力部47は、作成した可視化情報および推奨情報に、付加情報を関連付ける(ステップ107)。
そして、出力部47は、付加情報が関連付けられた可視化情報および推奨情報を、ログインしているユーザの情報端末装置30に対して出力する(ステップ108)。
そして、出力部47は、付加情報が関連付けられた可視化情報および推奨情報を、ログインしているユーザの情報端末装置30に対して出力する(ステップ108)。
続いて、サーバ装置40が出力した情報に基づいて、情報端末装置30の表示画面300に表示される提示画面について具体的に説明する。
図6は、本実施形態の情報端末装置30の表示画面300に表示される提示画面500の一例の図である。
図6に示すように、情報端末装置30の表示画面300には、提示画面500が表示される。そして、提示画面500には、対象空間100の平面図51と、温度分布表示52と、風速表示53と、推奨エリア表示54と、推奨ポイント表示55と、変更ボタン56とが表示される。
平面図51は、本実施形態において対象空間100の一例として示すオフィス空間を鉛直方位における上側からみた図である。平面図51は、対象空間100の模式図であっても良く、対象空間100を実際に撮影した写真であっても良い。
温度分布表示52は、推定部44が推定した対象空間100の空気環境を可視化した可視化情報の一例である。そして、温度分布表示52は、対象空間100における温度分布を示す。図6に示す例では、温度分布表示52は、第1の温度であることを示す第1温度領域521と、第2の温度であることを示す第2温度領域522と、第3の温度であることを示す第3温度領域523と、を有する。第1温度領域521、第2温度領域522および第3温度領域523は、それぞれ異なる色で表示される。また、温度分布表示52は、各領域の色に対応する温度を示す凡例52Gが表示される。
そして、温度分布表示52は、平面図51に重畳させて表示される。これによって、ユーザは、ユーザが利用する対象空間100の温度を視覚的に把握できる。
そして、温度分布表示52は、平面図51に重畳させて表示される。これによって、ユーザは、ユーザが利用する対象空間100の温度を視覚的に把握できる。
風速表示53は、推定部44が推定した対象空間100の空気環境を可視化した可視化情報の一例である。そして、風速表示53は、対象空間100における場所ごとの風速を示す。図6に示す例では、風速表示53は、複数の矢印画像53Aによって表示される。そして、風速表示53では、個々の矢印画像53Aの向きが気流の方向を示し、個々の矢印画像53Aの長さが風速の大きさを示す。
そして、風速表示53は、平面図51に重畳させて表示される。これによって、ユーザは、ユーザが利用する対象空間100における風速分布を視覚的に把握できる。
そして、風速表示53は、平面図51に重畳させて表示される。これによって、ユーザは、ユーザが利用する対象空間100における風速分布を視覚的に把握できる。
推奨エリア表示54は、対象空間100内における利用が推奨される場所に関する情報を示す推奨情報の一例である。そして、推奨エリア表示54は、推定部44が空気環境を推定した対象空間100において、対象ユーザの設定情報の条件を満たす領域を示す。推奨エリア表示54は、対象空間100を示す平面図51上に、条件を満たす領域を指し示す指示画像54Sと、推奨する場所であることを示すメッセージ54Mとを表示する。
図6に示す例では、対象ユーザが快適と感じる温度が26℃であるという設定情報に対応して、推奨エリア表示54の指示画像54Sは、推定される空気環境が26℃である第2温度領域522を指し示している。
図6に示す例では、対象ユーザが快適と感じる温度が26℃であるという設定情報に対応して、推奨エリア表示54の指示画像54Sは、推定される空気環境が26℃である第2温度領域522を指し示している。
推奨ポイント表示55は、対象空間100内における利用が推奨される場所に関する情報を示す推奨情報の一例である。推奨ポイント表示55は、推奨エリア表示54と比較して、より詳細に、対象ユーザの設定情報の条件を満たす場所を示す。推奨ポイント表示55は、対象空間100を示す平面図51上にて、条件を満たす場所を示す。
さらに、推奨ポイント表示55は、複数設けられる。そして、推奨ポイント表示55は、ユーザの設定情報に基づいて、条件により合致する場所の順位を示す。複数の推奨ポイント表示55は、例えば条件に最も合致する場所に第1点画像551を示し、第1点画像551の次に条件に合致する場所に第2点画像552を示し、第2点画像552の次に条件に合致する場所に第3点画像553を示す。このように、推奨ポイント表示55は、ユーザにとって適切な空気環境のうち、複数の推奨ポイント表示55によって、候補となる場所を順位付けて示す。
変更ボタン56は、表示画面300に表示される可視化情報および推奨情報の高さの条件を変更する操作を受け付けるボタン画像である。図6に示す例では、床面から700mmにおける可視化情報および推奨情報を示している。これに対して、変更ボタン56は、ユーザによって操作されることで、可視化情報および推奨情報の高さを変更する。そして、変更ボタン56が操作されることで、異なる高さごとに、可視化情報および推奨情報の内容が変更される。
以上説明したように、ユーザは、情報端末装置30の表示画面300に表示される可視化情報や推奨情報を、対象空間100においてユーザが移動すべき場所を判断する際に参考にすることができる。これによって、情報システム1では、空間における所定の空気環境にユーザを誘導することが可能な情報を提供する。
なお、図6に示す例では、情報端末装置30の表示画面300に、可視化情報と推奨情報との両方を併せて表示しているが、必ずしも可視化情報と推奨情報とを同時に表示する必要はない。例えば、表示画面300に可視化情報だけが表示される場合であっても、ユーザは、可視化情報に基づいて、自身が利用する場所を判断することができる。同様に、表示画面300に推奨情報だけが表示される場合であっても、ユーザは、推奨情報に基づいて、自身が利用する場所を判断することができる。
続いて、本実施形態の情報端末装置30の表示画面300の向きに応じた、表示画面300に表示される提示画面500の向きの変更について説明する。
図7は、本実施形態の情報端末装置30の表示画面300に表示される提示画面500の向きの説明図である。
図7は、本実施形態の情報端末装置30の表示画面300に表示される提示画面500の向きの説明図である。
サーバ装置40は、提示画面500に表示される平面図51、可視化情報および推奨情報に、方向として方角の情報を関連付けている。一方、情報端末装置30は、モーションセンサによって、表示画面300が向く方角を特定する。そして、情報端末装置30は、表示画面300に表示される提示画面500の情報の方角が、対象空間100における実際の方角と合致するように提示画面500の表示を制御する。このように、本実施形態の情報システム1では、情報端末装置30の表示画面300に表示される提示画面500の情報の向きが、情報端末装置30を持つユーザがいる対象空間100の向きに合うようにしている。
このように、本実施敬体の情報システム1では、情報端末装置30を持つユーザの目の前の対象空間100の光景と、表示画面300に表示される提示画面500の向きとを一致させることで、ユーザが提示画面500の示す内容と実際の対象空間100との関係を把握し易くしている。
次に、付加情報が付加された提示画面600について説明する。
図8は、本実施形態の情報端末装置30の表示画面300に表示される付加情報が付加された提示画面600の一例を示す図である。
図8は、本実施形態の情報端末装置30の表示画面300に表示される付加情報が付加された提示画面600の一例を示す図である。
図8に示すように、情報端末装置30の表示画面300には、提示画面600が表示される。そして、提示画面600には、対象空間100の平面図51と、温度分布表示52と、推奨エリア表示54と、座席表示61と、什器詳細表示62と、ユーザ位置表示63と、が表示される。
座席表示61は、対象空間100における空気環境とは異なる付加情報の一例である。座席表示61は、付加情報取得部46が取得した付加情報に基づいて表示される。そして、座席表示61は、対象空間100の平面図51として表示されるデスク115の使用者の情報を示す。
什器詳細表示62は、対象空間100における空気環境とは異なる付加情報の一例である。什器詳細表示62は、付加情報取得部46が取得した付加情報に基づいて表示される。そして、什器詳細表示62は、対象空間100の平面図51として表示されるデスク115が新しい物であるか、古い物であるかの情報を示す。
そして、提示画面600を参照するユーザは、可視化情報や推奨情報に加えて、付加情報が示す内容を参照したうえで、自身が利用する対象空間100の場所の判断を行うことができる。
ユーザ位置表示63は、対象空間100に情報端末装置30を持つユーザがいる場合に、対象空間100の平面図51の位置に対応させて、ユーザの位置を表示画面300に表示させる。これによって、本実施形態の情報システム1では、提示画面600上に表示される平面図51上でのユーザ位置表示63と、ユーザがいる実際の対象空間100における位置とを把握し易くしている。
次に、出力部47が出力する可視化情報および推奨情報の他の例について説明する。
本実施形態において、出力部47は、推定部44が推定した対象空間100における現状の温度等の空気環境を用いて、可視化情報や推奨情報を出力している。
本実施形態において、出力部47は、推定部44が推定した対象空間100における現状の温度等の空気環境を用いて、可視化情報や推奨情報を出力している。
ここで、推定部44は、例えば上述した対象空間100および対象空間100に設置される空気調和機10や窓什器118をモデル化した物理モデルに基づいて、対象空間100において空気調和機10が調整することが可能な温度などの範囲を推定しても良い。具体的には、対象空間100を複数のグリッドに分割する。そして、推定部44は、例えば動作情報等のパラメータを変化させることで、複数のグリッドごとの温度変化の範囲を算出する。そして、出力部47は、推定部44が推定した、調整可能な温度の範囲を、複数のグリッドごとに出力する。例えば、出力部47は、対象空間100における、あるグリッドが、空気調和機10によってX℃からY℃までの範囲のいずれかの温度に調整することが可能である、という内容の情報を出力する。
このように、出力部47は、現状の温度を示す可視化情報や、現状の温度に基づく推奨情報のみならず、空気調和機10が調整可能な温度の範囲を出力する。そして、この調整可能な温度の範囲を出力し、情報端末装置30の表示画面300に表示することで、対象空間100を利用するユーザを誘導しても良い。
本実施形態におけるサーバ装置40が行う処理は、例えば、アプリケーションソフトウェア等のプログラムとして用意される。
このプログラムは、コンピュータに、対象空間100における少なくとも空気環境を調整する空気調和機10や窓什器118などの調整装置の動作情報を取得する機能と、対象空間100に関する空間情報を取得する機能と、対象空間100における測定位置の空気環境を測定した測定情報を取得する機能と、動作情報、空間情報および測定情報に基づいて、対象空間における測定位置とは異なる特定位置の空気環境を推定する機能と、推定した対象空間の空気環境に基づいて、対象空間の空気環境を可視化する情報、または、対象空間内における利用が推奨される場所に関する情報を出力する機能と、を実現させるプログラムである。
なお、本実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD-ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
ここで、上記にて説明した実施形態の各々は、以下のように捉えることができる。
本開示のサーバ装置40は、対象空間100における少なくとも空気環境を調整する空気調和機10の動作情報を取得する動作情報取得部41と、対象空間100に関する空間情報を取得する空間情報取得部42と、対象空間100における測定位置の空気環境を測定した測定情報を取得する測定情報取得部43と、動作情報、空間情報および測定情報に基づいて、対象空間100における測定位置とは異なる特定位置の空気環境を推定する推定部44と、推定部44が推定した対象空間100の空気環境に基づいて、対象空間100の空気環境を可視化する可視化情報、または、対象空間100内における利用が推奨される場所に関する推奨情報を出力する出力部47と、を備える。この場合、対象空間100における所定の空気環境にユーザを誘導することが可能な情報を提供することが可能になる。
なお、動作情報には、空気調和機10に限定されず、例えば窓什器118など、対象空間100における少なくとも空気環境を調整する調整装置の情報が含まれる。また、空気環境には、温度、湿度、二酸化炭素、匂いなどの空気質が含まれる。
本開示のサーバ装置40は、対象空間100における少なくとも空気環境を調整する空気調和機10の動作情報を取得する動作情報取得部41と、対象空間100に関する空間情報を取得する空間情報取得部42と、対象空間100における測定位置の空気環境を測定した測定情報を取得する測定情報取得部43と、動作情報、空間情報および測定情報に基づいて、対象空間100における測定位置とは異なる特定位置の空気環境を推定する推定部44と、推定部44が推定した対象空間100の空気環境に基づいて、対象空間100の空気環境を可視化する可視化情報、または、対象空間100内における利用が推奨される場所に関する推奨情報を出力する出力部47と、を備える。この場合、対象空間100における所定の空気環境にユーザを誘導することが可能な情報を提供することが可能になる。
なお、動作情報には、空気調和機10に限定されず、例えば窓什器118など、対象空間100における少なくとも空気環境を調整する調整装置の情報が含まれる。また、空気環境には、温度、湿度、二酸化炭素、匂いなどの空気質が含まれる。
また、推定部44は、対象空間100と、対象空間100における空気調和機10とをモデル化した物理モデルを用いる。この場合、例えば物理モデルを用いない場合に比べ、少ない計算量で、対象空間100の空気環境を推定することができる。
なお、モデル化する対象の機器は、空気調和機10に限定されず、例えば窓什器118など、対象空間100における少なくとも空気環境を調整する調整装置であれば良い。
なお、モデル化する対象の機器は、空気調和機10に限定されず、例えば窓什器118など、対象空間100における少なくとも空気環境を調整する調整装置であれば良い。
また、出力部47は、空気調和機10の調整に基づく対象空間100における温度分布を可視化する情報を出力する。この場合、ユーザに対して、対象空間100における温度環境を具体的に見せることが可能になる。
なお、調整する機器は、空気調和機10に限定されず、例えば窓什器118など、対象空間100における少なくとも空気環境を調整する調整装置であれば良い。
なお、調整する機器は、空気調和機10に限定されず、例えば窓什器118など、対象空間100における少なくとも空気環境を調整する調整装置であれば良い。
また、出力部47は、空気調和機10の調整に基づく対象空間100における風向および風速を可視化する情報を出力する。この場合、ユーザに対して、対象空間100における風に関する環境を具体的に見せることが可能になる。
なお、調整する機器は、空気調和機10に限定されず、例えば窓什器118など、対象空間100における少なくとも空気環境を調整する調整装置であれば良い。
なお、調整する機器は、空気調和機10に限定されず、例えば窓什器118など、対象空間100における少なくとも空気環境を調整する調整装置であれば良い。
また、出力部47は、対象空間100の鉛直方向の情報を含む、対象空間100の空気環境を可視化した情報、または、対象空間100内における利用が推奨される場所に関する情報を出力する。この場合、対象空間100の鉛直方向における可視化情報または推奨情報を用いて、ユーザを誘導することが可能になる。
また、出力部47は、特定のユーザに対して対象空間100内における利用が推奨される場所に関する推奨情報を出力する。この場合、例えば、特定のユーザから受け付けた設定情報を用いて推奨情報を作成し、その特定のユーザに特化させた推奨情報を、その特定のユーザに提供することが可能になる。
また、対象空間100における空気環境とは異なる付加情報を取得する付加情報取得部46を備え、出力部47は、対象空間100の空気環境を可視化した情報、または、対象空間内における利用が推奨される場所に関する情報に、付加情報を付加した情報を出力する。この場合、空気環境に加えて、空気環境とは別の付加情報を用いてユーザを誘導することが可能になる。
また、出力部47は、対象空間100の空気環境を可視化した情報、または、対象空間内における利用が推奨される場所に関する情報に、情報が情報端末装置30の表示画面300に表示される際の方向に関する情報を関連付けて出力する。この場合、例えば可視化情報または推奨情報が例えば情報端末装置30の表示画面300に表示される際に、可視化情報または推奨情報を所定の方向に向けて表示することが可能になる。
ここで、例えば、動作情報取得部41、空間情報取得部42、測定情報取得部43、推定部44、設定情報取得部45、付加情報取得部46および出力部47の各種機能は、サーバ装置40のみが実現することに限定されない。これらの機能の一部または全部を、例えば情報端末装置30が実現しても良い。
さらに、上記で説明した各構成は、上記の各実施形態に限られるものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で変更できる。言い換えると、特許請求の範囲の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解される。
上記にて説明した構成に限らず、上記にて説明した各構成の一部を省略したり、上記にて説明した各構成に対して他の機能を付加したりしても良い。
上記にて説明した構成に限らず、上記にて説明した各構成の一部を省略したり、上記にて説明した各構成に対して他の機能を付加したりしても良い。
1…情報システム、10…空気調和機、20…環境センサ、30…情報端末装置、40…サーバ装置、41…動作情報取得部、42…空間情報取得部、43…測定情報取得部、44…推定部、45…設定情報取得部、46…付加情報取得部、47…出力部、51…平面図、52…温度分布表示、53…風速表示、54…推奨エリア表示、55…推奨ポイント表示、600…提示画面、300…表示画面、500…提示画面
Claims (9)
- 対象空間における少なくとも空気環境を調整する調整装置の動作情報を取得する動作情報取得部と、
前記対象空間に関する空間情報を取得する空間情報取得部と、
前記対象空間における測定位置の空気環境を測定した測定情報を取得する測定情報取得部と、
前記動作情報、前記空間情報および前記測定情報に基づいて、前記対象空間における前記測定位置とは異なる特定位置の空気環境を推定する推定部と、
前記推定部が推定した前記対象空間の空気環境に基づいて、
前記対象空間の空気環境を可視化する可視化情報、または、前記対象空間内における利用が推奨される場所に関する推奨情報を出力する出力部と、
を備える、情報処理装置。 - 前記推定部は、前記対象空間と、当該対象空間における前記調整装置とをモデル化した物理モデルを用いる、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記出力部は、前記調整装置の調整に基づく前記対象空間における温度または湿度の分布を可視化する前記可視化情報を出力する、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記出力部は、前記調整装置の調整に基づく前記対象空間における風向および風速を可視化する前記可視化情報を出力する、請求項1または3に記載の情報処理装置。
- 前記出力部は、前記対象空間の鉛直方向の情報を含む、前記可視化情報または前記推奨情報を出力する、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記出力部は、特定のユーザの設定情報に基づいて、当該特定のユーザに対して推奨する前記推奨情報を出力する、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記対象空間における空気環境とは異なる付加情報を取得する付加情報取得部を備え、
前記出力部は、前記可視化情報または前記推奨情報に、前記付加情報を付加する、請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記出力部は、前記可視化情報または前記推奨情報に、当該可視化情報または当該推奨情報が表示装置に表示される際の方向に関する情報を関連付ける、請求項1に記載の情報処理装置。
- コンピュータに、
対象空間における少なくとも空気環境を調整する調整装置の動作情報を取得する機能と、
前記対象空間に関する空間情報を取得する機能と、
前記対象空間における測定位置の空気環境を測定した測定情報を取得する機能と、
前記動作情報、前記空間情報および前記測定情報に基づいて、前記対象空間における前記測定位置とは異なる特定位置の空気環境を推定する機能と、
推定した前記対象空間の空気環境に基づいて、前記対象空間の空気環境を可視化する情報、または、前記対象空間内における利用が推奨される場所に関する情報を出力する機能と、
を実現させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021052076A JP2022149774A (ja) | 2021-03-25 | 2021-03-25 | 情報処理装置およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021052076A JP2022149774A (ja) | 2021-03-25 | 2021-03-25 | 情報処理装置およびプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022149774A true JP2022149774A (ja) | 2022-10-07 |
Family
ID=83464796
Family Applications (1)
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JP2021052076A Pending JP2022149774A (ja) | 2021-03-25 | 2021-03-25 | 情報処理装置およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2022149774A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7389361B2 (ja) | 2021-03-25 | 2023-11-30 | ダイキン工業株式会社 | 情報処理装置、空気調和システムおよびプログラム |
-
2021
- 2021-03-25 JP JP2021052076A patent/JP2022149774A/ja active Pending
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JP7389361B2 (ja) | 2021-03-25 | 2023-11-30 | ダイキン工業株式会社 | 情報処理装置、空気調和システムおよびプログラム |
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