JP2022149772A - 制御システム、情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】空間において対象となる位置の環境を、予め定められた目標に効率よく制御する。【解決手段】空間における第1位置と異なる、空間における第2位置の環境変化または環境変化の要因を検知する検知部と、検知部による検知に応じて、第1位置および/または第1位置における人や物への影響を予測する予測部と、予測部による予測に応じて、予め定められた目標に近づくように空間の環境を調整する調整装置を制御する制御部と、を備える、制御システム。【選択図】図3

Description

本開示は、制御システム、情報処理装置及びプログラムに関する。
特許文献1には、温湿度設定値管理部に、霜取り運転によって変化するであろう室内湿度(実値)の変化方向(増大方向)とは逆の方向(減少方向)を変更方向として、湿度設定値に対する変更量を設定し、霜取り運転中、温湿度設定値管理部は、制御演算部への湿度設定値を予め設定されている変更量だけ下げる、温湿度制御システムおよび温湿度制御方法が記載されている。
特開2004-20033号公報
環境を調整する調整装置が設けられる空間において、例えば予め設定された環境が変化する場合がある。この場合に、例えば、環境の変化を抑制したい場所ごとに、環境の変化を検知する検知部を多数設置し、検知部による環境の検知に応じて、環境の変化を抑制することが考えられる。しかしながら、この場合には、比較的多くの検知部を設置する必要があったり、変化を抑制したい場所の変更に応じて検知部の設置位置を変えたりする必要が生じる。
本開示は、空間において対象となる位置の環境を、予め定められた目標に効率よく制御することを目的とする。
本開示の制御システムは、空間における第1位置と異なる、当該空間における第2位置の環境変化または当該環境変化の要因を検知する検知部と、前記検知部による検知に応じて、前記第1位置および/または当該第1位置における人や物への影響を予測する予測部と、前記予測部による前記予測に応じて、予め定められた目標に近づくように前記空間の環境を調整する調整装置を制御する制御部と、を備える、制御システムである。
この制御システムによれば、空間において対象となる位置の環境を、予め定められた目標に効率よく制御できるようになる。
前記制御部は、前記予測部が予測した前記影響が、前記空間の環境が前記予め定められた目標に近づくのを妨げる場合に、当該影響が小さくなるように前記調整装置を制御する、ものであってよい。
このようにすれば、空間において対象となる位置の環境を予め定められた目標に制御することが、異なる位置でそれを妨げる環境変化があった場合において可能となる。
前記制御部は、前記予測部が予測した前記影響が、前記空間の環境が前記予め定められた目標に近づくのに寄与する場合に、当該影響を利用して前記調整装置を制御する、ものであってよい。
このようにすれば、空間において対象となる位置の環境を予め定められた目標に制御することが、異なる位置でそれに寄与する環境変化があった場合において可能となる。
前記検知部は、前記第2位置の温度変化を検知し、前記制御部は、前記空間の前記第1位置および/または当該第1位置における人や物の温度が前記予め定められた目標に近づくように、前記調整装置を制御する、ものであってよい。
このようにすれば、空間において対象となる位置の温度を、異なる位置で温度変化があった場合において、予め定められた目標に制御できるようになる。
前記検知部は、前記第2位置における人や物の増減を検知し、前記制御部は、前記空間の前記第1位置および/または当該第1位置における人や物の温度が前記予め定められた目標に近づくように、前記調整装置を制御する、ものであってよい。
このようにすれば、空間において対象となる位置の温度を、異なる位置で人や物の増減があった場合において、予め定められた目標に制御できるようになる。
前記検知部は、前記第2位置における扉または窓の開閉を検知し、前記制御部は、前記空間の前記第1位置および/または当該第1位置における人や物の温度が前記予め定められた目標に近づくように、前記調整装置を制御する、ものであってよい。
このようにすれば、空間において対象となる位置の温度を、異なる位置で扉または窓の開閉があった場合において、予め定められた目標に制御できるようになる。
前記予測部は、前記空間と、当該空間における前記調整装置とをモデル化した物理モデルを用いる、ものであってよい。
このようにすれば、空間において対象となる位置の環境を、空間と、空間における調整装置とを考慮して、予め定められた目標に制御することが、物理モデルを用いない場合に比べ、少ない計算量で可能となる。
前記予測部は、前記調整装置とは異なる、前記空間における環境に影響を及ぼす物をモデル化した前記物理モデルをさらに用いる、ものであってよい。
このようにすれば、空間において対象となる位置の環境を、空間における環境に影響を及ぼす調整装置とは異なる物を考慮して、予め定められた目標に制御することが、物理モデルを用いない場合に比べ、少ない計算量で可能となる。
また、本開示の情報処理装置は、空間における第1位置と異なる、当該空間における第2位置の環境変化または当該環境変化の要因に関する情報を取得する取得部と、前記取得部による前記情報の取得に応じて、前記第1位置および/または当該第1位置における人や物への影響を予測する予測部と、前記予測部による前記予測に応じて、予め定められた目標に近づく調整を調整装置が行うための制御情報を出力する出力部と、を備える、情報処理装置である。
この情報処理装置によれば、空間において対象となる位置の環境を、予め定められた目標に効率よく制御できるようになる。
また、本開示のプログラムは、コンピュータに、空間における第1位置と異なる、当該空間における第2位置の環境変化または当該環境変化の要因を検知する機能と、前記検知に応じて、前記第1位置および/または当該第1位置における人や物への影響を予測する機能と、前記予測に応じて、予め定められた目標に近づくように前記空間の環境を調整する調整装置を制御する機能と、を実現させるプログラムである。
このプログラムをインストールしたコンピュータによれば、空間において対象となる位置の環境を、予め定められた目標に効率よく制御できるようになる。
本実施の形態が適用される環境制御システムの全体構成例を示した図である。 本実施の形態における情報処理装置のハードウェア構成例を示した図である。 本実施の形態における情報処理装置の機能構成例を示したブロック図である。 本実施の形態における情報処理装置の第1の動作例を示したフローチャートである。 本実施の形態で取得される空間情報を入力するための入力画面の一例を示した図である。 本実施の形態で取得される目標温度の情報を入力するための入力画面の一例を示した図である。 本実施の形態で取得される温度の情報の一例を示した図である。 本実施の形態で予測される各区画の温度の例を示した図である。 本実施の形態で出力される制御パラメータによる空気調和装置の制御の例を示した図である。 本実施の形態における情報処理装置の第2の動作例を示したフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、実施の形態について詳細に説明する。
[環境制御システムの全体構成]
図1は、本実施の形態が適用される環境制御システム10の全体構成例を示した図である。環境制御システム10は、制御システムの一例であり、対象空間100における環境を制御するシステムである。対象空間100における環境には、温度、湿度、二酸化炭素濃度、臭気等、種々のものがあり、環境を調整する調整装置にも、これらの環境ごとに種々のものがあるが、以下では、環境として温度を例にとり、調整装置として空気調和装置を例にとって説明する。図示するように、環境制御システム10は、空気調和装置200と、制御装置300と、温度センサ400と、入出力装置500と、情報処理装置600とを備える。
対象空間100は、環境制御システム10による環境の制御の対象となる空間である。ここでは、対象空間100として、オフィス空間を例にとる。以下の説明において、対象空間100の水平方向を平面方向と呼び、鉛直方向を高さ方向と呼ぶ。対象空間100は、壁110と、扉120と、床130と、天井(図示せず)とに囲まれた空間である。そして、壁110には、窓140が設けられている。また、対象空間100には、後述する空気調和装置200の室内機210a~210c及びリモートコントローラ240(以下、「リモコン」という)と、後述する第3温度センサ430(後付けセンサ)と、後述する入出力装置500とが設置されている。さらに、対象空間100には、図示しないが、照明、パソコン、モニタ、プリンタ等の熱を発する什器(以下、「発熱什器」という)と、机、椅子、ソファー、テーブル、敷物等の熱を発しない什器(以下、「非発熱什器」という)とが配置されている。さらにまた、対象空間100には、図示しないが、窓140を介して対象空間100内に影響を与える対象空間100外の温度、湿度、日射量、日射角度等の外部環境を制御するカーテン、ブラインド等の什器(以下、「窓什器」という)が配置されている。
空気調和装置200は、対象空間100の空気を調和する装置である。空気調和装置200は、室内機210a~210cと、室外機220と、配管230と、リモコン240とを有する。室内機210a~210cは、対象空間100内に設置され、配管230を通ってきた冷媒と対象空間100内の空気との間で熱交換を行うことにより、対象空間100内の空気から熱を吸収したり対象空間100内に熱を排出したりする。室外機220は、対象空間100外に設置され、配管230内を通ってきた冷媒と対象空間100外の空気との間で熱交換を行うことにより、対象空間100外に熱を排出したり対象空間100外の空気から熱を吸収したりする。配管230は、室内機210a~210cと室外機220とをつなぐ管であり、その内部を冷媒が通過する。リモコン240は、空気調和装置200を遠隔から操作するための装置である。尚、図では、室内機210a~210cを示したが、これらを区別する必要がない場合は、室内機210と称することもある。図には、3つの室内機210を示したが、1つ、2つ、又は4つ以上の室内機210を設けてもよい。
制御装置300は、設定された条件に基づいて、空気調和装置200が動作するように制御する装置である。
温度センサ400は、対象空間100内の所定位置に設置され、その所定位置の温度を測定する。温度センサ400は、第1温度センサ410a~410cと、第2温度センサ420と、第3温度センサ430とを含む。第1温度センサ410a~410cは、それぞれ、室内機210a~210cに設けられた温度センサであり、室内機210a~210cに吸い込まれる空気の温度である吸込温度を測定する。第2温度センサ420は、リモコン240のサーミスタの温度センサであり、リモコン240の周辺の空気の温度を測定する。第3温度センサ430は、対象空間100に後付けで取り付けられた温度センサであり、対象空間100内の空気の温度を測定する。
入出力装置500は、例えば、対象空間100内に配置され、対象空間100そのものの情報と、対象空間100における物の配置の情報とを含む空間情報を入力するユーザ操作を受け付ける。また、入出力装置500は、対象空間100における各位置の目標温度を入力するユーザ操作を受け付ける。その際、入出力装置500は、対象空間100を表す画像オブジェクトを出力し、その画像オブジェクト上にアイコンを配置させることで、空間情報や目標温度を入力させるようにしてよい。また、物の配置の情報は、物の向きの情報を含んでいてもよい。その際、入出力装置500は、その画像オブジェクト上でアイコンの所望の向きに配置させることで、向きの情報を入力させるようにしてもよい。入出力装置500は、例えば、タッチパネルであってよい。
情報処理装置600は、温度センサ400が測定した温度変化またはその温度変化の要因に関する情報と、対象空間100の空間情報および空気調和装置200等の動作情報に応じた物理モデルとを用いて、対象空間100の各位置の温度を予測する。その後、情報処理装置600は、ユーザが入力した各位置の目標温度とこの予測した各位置の温度との差分が小さくなるように、空気調和装置200を制御する。
[情報処理装置のハードウェア構成]
図2は、本実施の形態における情報処理装置600のハードウェア構成例を示した図である。図示するように、情報処理装置600は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)601と、記憶手段であるRAM(Random Access Memory)602、ROM(Read Only Memory)603、記憶装置604とを備える。RAM602は、主記憶装置(メインメモリ)であり、CPU601が演算処理を行う際の作業用メモリとして用いられる。ROM603にはプログラムや予め用意された設定値等のデータが保持されており、CPU601はROM603から直接プログラムやデータを読み込んで処理を実行することができる。記憶装置604は、プログラムやデータの保存手段である。記憶装置604にはプログラムが記憶されており、CPU601は記憶装置604に格納されたプログラムを主記憶装置に読み込んで実行する。また、記憶装置604には、CPU601による処理の結果が格納され、保存される。記憶装置604としては、例えば磁気ディスク装置やSSD(Solid State Drive)等が用いられる。
[情報処理装置の機能構成]
図3は、本実施の形態における情報処理装置600の機能構成例を示したブロック図である。図示するように、本実施の形態における情報処理装置600は、空間情報取得部610と、目標取得部620と、動作情報取得部630と、温度変化情報取得部640と、予測部650と、出力部660とを備える。
空間情報取得部610は、入出力装置500から、対象空間100そのものの情報や、対象空間100における物の配置の情報である空間情報を取得する。
対象空間100そのものの情報は、例えば、対象空間100のサイズの情報を含む。対象空間100のサイズの情報は、換言すれば、対象空間100の平面方向の広がり、対象空間100の高さ方向の広がりの情報であり、例えば、対象空間100の床面積、体積、天井高さ等によって表されるとよい。また、対象空間100そのものの情報は、例えば、対象空間100のレイアウトや形状の情報を含んでもよい。さらに、対象空間100そのものの情報は、例えば、図1に示す対象空間100における図面上側の壁面がどの方角を向いているか等の対象空間100の方角の情報を含んでもよい。
対象空間100における物の配置の情報は、例えば、対象空間100における室内機210、及びリモコン240の配置の情報を含む。空間情報取得部610は、室内機210a~210cの配置の情報を取得する際に、第1温度センサ410a~410cの配置の情報を取得し、リモコン240の配置の情報を取得する際に、第2温度センサ420の配置の情報を取得するとよい。また、対象空間100における物の配置の情報は、例えば、対象空間100における第3温度センサ430の配置の情報を含む。さらに、対象空間100における物の配置の情報は、例えば、対象空間100における窓140及び什器の配置の情報を含む。ここで、対象空間100における物の配置の情報は、対象空間100における物の高さ方向の位置の情報を含んでもよい。また、対象空間100における物の配置の情報は、物の種類によっては、例えば、対象空間100における物の向きの情報を含んでもよい。
加えて、対象空間100における物の配置の情報は、物の性能に関する性能情報を含んでもよい。性能情報とは、空気調和装置200の場合は、例えば、暖房能力および冷房能力、室内機210の吹出面積等の空気調和装置200の仕様等の情報である。また、性能情報とは、窓什器の場合は、例えば、窓什器による窓の遮蔽可能な面積、窓什器による窓における断熱性能等の情報である。このような性能情報は、記憶装置604(図2参照)に予め記憶しておくとよい。
目標取得部620は、入出力装置500から、対象空間100における各位置の目標温度を取得する。
動作情報取得部630は、空気調和装置200の動作に関する動作情報や、ブラインド等の窓什器の動作に関する動作情報を取得する。
動作情報は、例えば、空気調和装置200の室内機210の風量、室内機210における風向、室内機210の冷媒の温度を含む。動作情報取得部630は、このような動作情報を制御装置300から取得するとよい。また、動作情報は、例えば、窓什器であるカーテンの移動量やルーバの角度量を含む。動作情報取得部630は、このような動作情報を不図示の窓什器制御装置や不図示の窓什器撮影用のカメラの画像から取得するとよい。
温度変化情報取得部640は、何らかの要因が発生して対象空間100内の温度が変化した際に、その温度の変化に関する温度変化情報を取得する。温度変化情報取得部640は、第1の動作および第2の動作の少なくとも何れか一方を行うことにより、温度変化情報を取得する。温度が変化した位置または要因が発生した位置は第2位置の一例であり、後述する温度予測の対象となる特定位置は第1位置の一例である。
温度変化情報取得部640は、第1の動作では、何らかの要因に基づいて対象空間100内の温度が変化した後に、第1温度センサ410a~410c、第2温度センサ420、及び、第3温度センサ430が測定した温度の情報を、温度変化情報として取得する。ここで、対象空間100内の温度変化の要因には、例えば、対象空間100の中央部分に人や物が集まったことや、対象空間100の扉120または窓140が開けられたことがある。本実施の形態では、空間における第1位置と異なる、空間における第2位置の環境変化に関する情報を取得する取得部の一例として、温度変化情報取得部640を設けている。また、環境変化に関する情報を取得することは、環境変化を検知することと捉えることもできる。その意味で、本実施の形態では、第2位置の環境変化を検知する検知部の一例として、温度変化情報取得部640を設けている、とも言える。また、本実施の形態では、第2位置の温度変化を検知する検知部の一例として、温度変化情報取得部640を設けている、とも言える。あるいは、温度センサ400を検知部の一例と捉えてもよい。
温度変化情報取得部640は、第2の動作では、対象空間100内の温度変化の要因に関する情報を、温度変化情報として取得する。対象空間100内の温度変化の要因に関する情報とは、例えば、対象空間100の中央部分に人や物が集まったことを示す情報である。この情報は、例えば、不図示のカメラで撮像した対象空間100の中央部分の画像を解析することにより、取得されるとよい。また、対象空間100内の温度変化の要因に関する情報とは、例えば、対象空間100の扉120または窓140が開けられたことを示す情報であってもよい。この情報は、例えば、扉120または窓140に設置された不図示の開閉センサからセンサ信号を受信することにより、取得されるとよい。本実施の形態では、空間における第1位置と異なる、空間における第2位置の環境変化の要因に関する情報を取得する取得部の一例として、温度変化情報取得部640を設けている。また、環境変化の要因に関する情報を取得することは、環境変化の要因を検知することと捉えることもできる。その意味で、本実施の形態では、第2位置の環境変化の要因を検知する検知部の一例として、温度変化情報取得部640を設けている、とも言える。また、本実施の形態では、第2位置における人や物の増減を検知する検知部や、第2位置における扉または窓の開閉を検知する検知部の一例として、温度変化情報取得部640を設けている、とも言える。あるいは、カメラや開閉センサ等を検知部の一例と捉えてもよい。
予測部650は、空間情報、動作情報および温度変化情報に基づいて、対象空間100における温度が変化した位置または温度変化の要因が発生した位置とは異なる特定位置の温度を予測する。予測部650は、対象空間100における温度の予測のために、対象空間100と、対象空間100における空気調和装置200と、対象空間100における環境に影響を及ぼす什器等をモデル化した物理モデルを用いる。そして、予測部650は、対象空間100における少なくとも1つの位置の温度変化情報と、物理モデルとを用いて、対象空間100において温度が測定されていない特定位置の温度を予測する。
予測部650は、第1温度センサ410a~410c、第2温度センサ420、及び、第3温度センサ430の何れかが測定した温度から特定位置の温度を減算した温度差を、物理モデルを用いて算出する。
この物理モデルは、温度センサ400が設置された位置から特定位置への熱拡散率および熱伝導率を規定した項を含む。熱拡散率および熱伝導率は、空間情報取得部610が取得する対象空間100のサイズの情報から算出されるとよい。
この物理モデルは、空気調和装置200の室内機210の吹出温度、吹出湿度、風向、風速、風量による特定位置の温度への影響を規定した項を含む。室内機210の吹出温度、吹出湿度、風向、風速、風量は、動作情報取得部630により取得されるとよい。
この物理モデルは、対象空間100外の温度、湿度、日射量、日射角度等の外部環境が特定位置の温度に与える影響を規定した項を含む。ここで、外部環境が特定位置の温度に与える影響は、外部環境が対象空間100の窓140、壁110、床130、天井を介して与える影響や、外部環境が対象空間100に直接流入することにより与える影響を含む。対象空間100外の温度、湿度、日射量、日射角度は、外部の情報ソースである例えば気象情報等から取得されるとよい。
この物理モデルは、発熱什器が対象空間100内の空気の流れを遮断する遮断体として、また、発熱体として、特定位置の温度へ与える影響を規定した項を含む。発熱什器が発熱体として発する熱の情報や、発熱什器の遮断体としての影響は、空間情報取得部610が取得する空間情報の発熱什器に関する情報から取得されるとよい。
この物理モデルは、非発熱什器が対象空間100の空気の流れを遮断する遮断体として、特定位置の温度へ与える影響を規定した項である。非発熱什器の遮断体としての影響は、空間情報取得部610が取得する空間情報の非発熱什器に関する情報から取得されるとよい。
この物理モデルは、窓什器が対象空間100外の外部環境から与えられる影響を制御することによって特定位置の温度に与える影響を規定した項を含む。窓什器を制御することによる影響は、動作情報取得部630が取得する動作情報の窓什器に関する情報から取得されるとよい。
予測部650は、以上の項を含む物理モデルを用いて、温度変化情報取得部640が取得した測定した温度と、特定位置の温度との温度差を算出する。そして、予測部650は、温度変化情報取得部640が取得した温度から、算出した温度差を減算することにより、特定位置の温度を予測する。
なお、予測部650による温度の予測は、上述した物理モデルを用いる例に限定されない。例えば、予測部650は、機械学習によって特定位置の温度を予測してもよい。
この場合、予測部650は、説明変数として、空間情報と、ある時点で検知できる温度と、空気調和装置200の制御パラメータとを用いる。ここで、空間情報とは、例えば、対象空間100のサイズや、対象空間100に設置される空気調和装置200、発熱什器、非発熱什器等の設置位置の情報である。検知できる温度とは、例えば、第1温度センサ410a~410cが検知する室内機210の吸込温度や、第2温度センサ420が検知するリモコン240の周辺の空気の温度、第3温度センサ430が検知する対象空間100内の空気の温度である。制御パラメータとは、例えば、室内機210の吹出面積、室内機210の風量に相当するファン回転数、吹出温度に関わる冷媒温度、室内機210のフラップの角度である。
また、この場合、予測部650は、目的変数として、対象空間100に設置された複数の温度センサによる実測値や、CFD(Computational Fluid Dynamics)等の数値計算によるシミュレーション値であって、各種のパラメータの変更後の所定時間経過後の値を用いる。
そして、予測部650は、説明変数と目的変数とによって教師あり学習をして得られた学習済みモデルによって、対象空間100における特定位置の温度を予測する。また、予測部650は、学習済みモデルを用いた温度の予測の際に、対象空間100における少なくとも1つの位置で検知された温度を用いることで、予測精度を高めている。
また、予測部650は、例えば対象空間100における空気環境を調整する空気調和装置200を制御するためのモデル予測制御により得られた予測モデルを用いて、対象空間100における特定位置の温度を予測するようにしてもよい。
本実施の形態では、第1位置および/または第1位置における人や物への影響を予測する予測部の一例として、予測部650を設けている。
出力部660は、目標取得部620が取得した各位置の目標温度と、予測部650が予測した各位置の温度との差が小さくなるように空気調和装置200を制御するための制御パラメータを制御装置300に出力する。ここで、制御パラメータとは、例えば、空気調和装置200の吹出面積、ファン回転数(風量)、冷媒温度(吹出温度)、フラップ角度等である。本実施の形態では、予め定められた目標に近づく調整を調整装置が行うための制御情報を出力する出力部の一例として、出力部660を設けている。また、調整を調整装置が行うための制御情報を出力することは、調整する調整装置を制御することと捉えることもできる。その意味で、本実施の形態では、空間の環境を調整する調整装置を制御する制御部の一例として、出力部660を設けている、とも言える。また、本実施の形態では、空間の第1位置および/または第1位置における人や物の温度が予め定められた目標に近づくように、調整装置を制御する制御部の一例として、出力部660を設けている、とも言える。あるいは、制御装置300を制御部の一例と捉えてもよい。
なお、対象空間100内の温度変化の要因には、目標取得部620が取得した各位置の目標温度と、予測部650が予測した各位置の温度との差を小さくすることについて、これを妨げる要因と、これに寄与する要因とがある。
差を小さくすることを妨げる要因が発生した場合、出力部660は、その要因による影響を小さくするような制御パラメータを出力する。このような要因の例としては、対象空間100の温度を下げたい場合に、対象空間100の中央部分に人や物が集まるというものがある。この場合、出力部660は、例えば、冷房の風量を大きくするためにファン回転数を多くし、対象空間100の外周部分に風が当たるようにフラップ角度を調整した制御パラメータを出力するとよい。また、このような要因の例としては、対象空間100の温度を上げたい場合に、対象空間100の扉120または窓140が開いて冷たい空気が侵入してくるというものもある。この場合、出力部660は、例えば、暖房の風量を大きくするためにファン回転数を多くし、対象空間100の扉120または窓140とは反対側に風が当たるようにフラップ角度を調整した制御パラメータを出力するとよい。
差を小さくすることに寄与する要因が発生した場合、出力部660は、その要因による影響を利用することを前提とした制御パラメータを出力する。このような要因の例としては、対象空間100の温度を上げたい場合に、対象空間100の中央部分に人や物が集まるというものがある。この場合、出力部660は、例えば、暖房の風量を人や物の熱を利用できる分小さくするためにファン回転数を多くせずに、対象空間100の外周部分に風が当たるようにフラップ角度を調整した制御パラメータを出力するとよい。また、このような要因の例としては、対象空間100の温度を下げたい場合に、冷えた物が対象空間100の扉120の近くに搬入されてくるというものもある。この場合、出力部660は、例えば、冷房の風量を冷えた物の冷気を利用できる分小さくするためにファン回転数を多くせずに、対象空間100の扉120とは反対側に風が当たるようにフラップ角度を調整した制御パラメータを出力するとよい。
[情報処理装置の第1の動作例]
(動作フロー)
図4は、本実施の形態における情報処理装置600の第1の動作例を示したフローチャートである。この第1の動作例は、温度変化情報取得部640が第1の動作を行う場合の動作例である。なお、ここでは、第1温度センサ410a~410c、第2温度センサ420、第3温度センサ430を温度センサ400で代表させて説明するものとする。
図示するように、情報処理装置600では、まず、空間情報取得部610が、対象空間100そのものの情報や、対象空間100における物の配置の情報である空間情報を取得する(ステップ701)。また、目標取得部620が、対象空間100における各位置の目標温度の情報を取得する(ステップ702)。
次に、情報処理装置600では、動作情報取得部630が、対象空間100における空気調和装置200等の動作に関する動作情報を取得する(ステップ703)。また、温度変化情報取得部640が、温度センサ400で測定された温度の情報を取得する(ステップ704)。
次いで、情報処理装置600では、予測部650が、ステップ704で取得された温度の情報を物理モデルに入力することにより、対象空間100における各位置の温度を予測する(ステップ705)。ここで、物理モデルは、ステップ701で取得された空間情報と、ステップ703で取得された動作情報とに基づくものとすればよい。
その後、情報処理装置600では、出力部660が、空気調和装置200を制御する制御パラメータを制御装置300に出力する(ステップ706)。具体的には、出力部660は、ステップ702で取得された対象空間100における各位置の目標温度と、ステップ705で予測された対象空間100における各位置の温度との差が小さくなるような制御パラメータを出力する。
(具体例)
図5は、図4のステップ701で取得される空間情報を入力するための入力画面の一例である入力画面810を示した図である。
図示するように、入力画面810には、対象空間100を三次元で表す画像オブジェクトである対象空間オブジェクト811が表示されている。この状態で、ユーザは、画像オブジェクトを対象空間オブジェクト811上に配置することにより、物の配置の情報を入力する。図では、ユーザは、室内機210a,210bを表す室内機オブジェクト812a,812bを対象空間オブジェクト811上に配置することにより、室内機210a,210bの配置の情報を入力している。また、ユーザは、リモコン240を表すリモコンオブジェクト813を対象空間オブジェクト811上に配置することにより、リモコン240の配置の情報を入力している。さらに、ユーザは、第3温度センサ430(後付けセンサ)を表す後付けセンサオブジェクト814を対象空間オブジェクト811上に配置することにより、第3温度センサ430の配置の情報を入力している。
ここで、対象空間オブジェクト811は、ユーザが入力画面810において対象空間100のサイズに応じた三次元の図面を作成することにより、表示されるようにするとよい。また、室内機オブジェクト812a,812b、リモコンオブジェクト813、後付けセンサオブジェクト814等は、ユーザが入力画面810において用意されたリストから選択することにより、配置されるようにするとよい。
図6は、図4のステップ702で取得される目標温度の情報を入力するための入力画面の一例である入力画面820を示した図である。
図示するように、入力画面820には、対象空間100の区画150a~150fをそれぞれ三次元で表す画像オブジェクトである区画オブジェクト821a~821fが表示されている。この状態で、ユーザは、区画150a~150fを表す区画オブジェクト821a~821fの近傍に目標温度を配置することにより、区画150a~150fにおける目標温度を入力する。図では、ユーザは、区画150aにおける目標温度として24℃を、区画150bにおける目標温度として24℃を、区画150cにおける目標温度として26℃を、それぞれ入力している。また、ユーザは、区画150dにおける目標温度として22℃を、区画150eにおける目標温度として22℃を、区画150fにおける目標温度として26℃を、それぞれ入力している。
図7は、図4のステップ704で取得される温度の情報の例を示した図である。なお、ここでは、温度変化の要因が対象空間100の中央部分に人が集まったことである場合を例にとる。
図示するように、対象空間100の中央部分に人の集まりCができている。これにより、室内機210aに設けられた第1温度センサ410aが測定した吸込温度は24℃となっており、室内機210bに設けられた第1温度センサ410bが測定した吸込温度は25℃となっている。また、リモコン240に設けられた第2温度センサ420が測定した温度は24℃となっている。さらに、後付けセンサである第3温度センサ430が測定した温度は26℃となっている。
図8は、図4のステップ705で予測される各区画の温度の例を示した図である。
図示するように、予測部650は、図7に示した温度の情報を説明変数として物理モデルに入力することにより、区画150a~150fの温度を予測する。予測部650は、区画150aの温度を24℃と予測し、区画150bの温度を24℃と予測し、区画150cの温度を26℃と予測したとする。また、区画150dの温度を24℃と予測し、区画150eの温度を22℃と予測し、区画150fの温度を26℃と予測したとする。
ここで、区画150a~150fの予測された温度のうち、斜線ハッチングを施した区画150dの温度のみ、図6の入力画面820で入力された目標温度と異なっている。具体的には、図6の入力画面820で入力された区画150dの目標温度は22℃となっているのに対し、図8に示した区画150dの予測された温度は24℃となっている。一方で、図6の入力画面820で入力された区画150d以外の区画の目標温度と、図8に示した区画150d以外の予測された温度とは同じになっている。
図9は、図4のステップ706で出力される制御パラメータによる空気調和装置200の制御の例を示した図である。
前述したように、図6の入力画面820で入力された区画150dの目標温度は、図8に示した区画150dの予測された温度よりも低い。そこで、図示するように、出力部660は、制御パラメータにより、室内機210aのフラップ角度を風量が増大する角度に変更する。一方で、前述したように、図6の入力画面820で入力された区画150c,150fの目標温度と、図8に示した区画150c,150fの予測された温度とは同じである。そこで、図示するように、出力部660は、制御パラメータにより、室内機210bの運転を停止させる。
[情報処理装置の第2の動作例]
図10は、本実施の形態における情報処理装置600の第2の動作例を示したフローチャートである。この第2の動作例は、温度変化情報取得部640が第2の動作を行う場合の動作例である。なお、ここでは、第1温度センサ410a~410c、第2温度センサ420、第3温度センサ430を温度センサ400で代表させて説明するものとする。
図示するように、情報処理装置600では、まず、空間情報取得部610が、対象空間100そのものの情報や、対象空間100における物の配置の情報である空間情報を取得する(ステップ751)。また、目標取得部620が、対象空間100における各位置の目標温度の情報を取得する(ステップ752)。
次に、情報処理装置600では、動作情報取得部630が、対象空間100における空気調和装置200等の動作に関する動作情報を取得する(ステップ753)。また、温度変化情報取得部640が、対象空間100における温度変化の要因に関する情報を取得する(ステップ754)。
次いで、情報処理装置600では、予測部650が、温度センサ400で測定された温度の情報を物理モデルに入力することにより、対象空間100における各位置の温度を予測する(ステップ755)。ここで、物理モデルは、ステップ751で取得された空間情報と、ステップ753で取得された動作情報とに基づくものとすればよい。
その後、情報処理装置600では、出力部660が、空気調和装置200を制御する制御パラメータを制御装置300に出力する(ステップ756)。具体的には、出力部660は、ステップ752で取得された対象空間100における各位置の目標温度と、ステップ755で予測された対象空間100における各位置の温度との差が小さくなるような制御パラメータを出力する。
[プログラム]
本実施の形態における情報処理装置600が行う処理は、例えば、アプリケーションソフトウェア等のプログラムとして用意される。
このプログラムは、コンピュータに、空間における第1位置と異なる、当該空間における第2位置の環境変化または当該環境変化の要因を検知する機能と、前記検知に応じて、前記第1位置および/または当該第1位置における人や物への影響を予測する機能と、前記予測に応じて、予め定められた目標に近づくように前記空間の環境を調整する調整装置を制御する機能と、を実現させるプログラムである。
尚、本実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD-ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
10…環境制御システム、100…対象空間、200…空気調和装置、300…制御装置、400…温度センサ、500…入出力装置、600…情報処理装置、610…空間情報取得部、620…目標取得部、630…動作情報取得部、640…温度変化情報取得部、650…予測部、660…出力部

Claims (10)

  1. 空間における第1位置と異なる、当該空間における第2位置の環境変化または当該環境変化の要因を検知する検知部と、
    前記検知部による検知に応じて、前記第1位置および/または当該第1位置における人や物への影響を予測する予測部と、
    前記予測部による前記予測に応じて、予め定められた目標に近づくように前記空間の環境を調整する調整装置を制御する制御部と、
    を備える、制御システム。
  2. 前記制御部は、前記予測部が予測した前記影響が、前記空間の環境が前記予め定められた目標に近づくのを妨げる場合に、当該影響が小さくなるように前記調整装置を制御する、
    請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記制御部は、前記予測部が予測した前記影響が、前記空間の環境が前記予め定められた目標に近づくのに寄与する場合に、当該影響を利用して前記調整装置を制御する、
    請求項1に記載の制御システム。
  4. 前記検知部は、前記第2位置の温度変化を検知し、
    前記制御部は、前記空間の前記第1位置および/または当該第1位置における人や物の温度が前記予め定められた目標に近づくように、前記調整装置を制御する、
    請求項1に記載の制御システム。
  5. 前記検知部は、前記第2位置における人や物の増減を検知し、
    前記制御部は、前記空間の前記第1位置および/または当該第1位置における人や物の温度が前記予め定められた目標に近づくように、前記調整装置を制御する、
    請求項1に記載の制御システム。
  6. 前記検知部は、前記第2位置における扉または窓の開閉を検知し、
    前記制御部は、前記空間の前記第1位置および/または当該第1位置における人や物の温度が前記予め定められた目標に近づくように、前記調整装置を制御する、
    請求項1に記載の制御システム。
  7. 前記予測部は、前記空間と、当該空間における前記調整装置とをモデル化した物理モデルを用いる、
    請求項1に記載の制御システム。
  8. 前記予測部は、前記調整装置とは異なる、前記空間における環境に影響を及ぼす物をモデル化した前記物理モデルをさらに用いる、
    請求項7に記載の制御システム。
  9. 空間における第1位置と異なる、当該空間における第2位置の環境変化または当該環境変化の要因に関する情報を取得する取得部と、
    前記取得部による前記情報の取得に応じて、前記第1位置および/または当該第1位置における人や物への影響を予測する予測部と、
    前記予測部による前記予測に応じて、予め定められた目標に近づく調整を調整装置が行うための制御情報を出力する出力部と、
    を備える、情報処理装置。
  10. コンピュータに、
    空間における第1位置と異なる、当該空間における第2位置の環境変化または当該環境変化の要因を検知する機能と、
    前記検知に応じて、前記第1位置および/または当該第1位置における人や物への影響を予測する機能と、
    前記予測に応じて、予め定められた目標に近づくように前記空間の環境を調整する調整装置を制御する機能と、
    を実現させるプログラム。
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