JP2022147126A - 自動車 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高圧の充填設備がないと水素を補充できない。【解決手段】 水電解ユニット30に対して電源路40を介してソーラーパネル60か家庭用電源61から電力を供給すると、水電解ユニット30は水タンク31内の水を電気分解して水素と酸素を発生させ、発生された水素は水素サブタンク20の出入経路21から水素サブタンク20へ供給され、供給された水素が水素吸蔵合金22に吸蔵される。水素が供給されていないときは、加熱ユニット50が水素サブタンク20の水素吸蔵合金22を加熱し、水素吸蔵合金22が水素を放出するため、燃料電池12に水素を供給することで所定の電力が出力される。【選択図】 図1

Description

本発明は、水素タンクから水素供給される燃料電池を備えた自動車に関する。
特許文献1に開示される技術は、戸建て住宅や集合住宅対象に水素を供給することが目的であり、高圧のメイン水素タンクを備えている。
特許文献2に開示される技術は、水素供給方法、水素充填方法であり、水素吸蔵合金を使用している。
特許文献3に開示される技術は、水素と酸素との反応によって発生するエネルギを電気に変えて供給している。
特許文献4に開示される技術は、第1水素タンクに加えて高圧水素タンクである第2水素タンクも備えている。
特許文献5に開示される技術は、予備タンクを備え、内部には水素吸蔵合金が収容されている。
特許文献6に開示される技術は、水素ガスを蓄える水素ボンベと、該水素ボンベに並列に設けられた予備水素貯蔵手段を備えている。
特許文献7に開示される技術は、水素を燃料として走行される水素自動車が、水素吸蔵合金を充填してなる燃料タンクを備え、前記水素自動車に水素を供給するための給水素スタンドが、前記燃料タンクに接続されて該燃料タンク内の水素吸蔵合金に対して水素を供給するための水素供給システムを開示している。
特許文献8に開示される技術は、水素を燃料として走行される水素自動車において、水素吸蔵合金に水素を吸蔵させてなり、エンジンに対して水素を供給するための主燃料タンクと、水素ガスを貯留してなり、エンジンの始動時にエンジンに対して水素を供給するための副燃料タンクと、を備えている。
特許文献9に開示される技術は、ソーラーシートを屋外駐車用の遮蔽・車載用太陽光発電装置として使用している。
特許文献10に開示される技術は、折り畳み式太陽電池パネルを収納装着してなる車載用太陽電池パネルを開示している。
特許文献11に開示される技術は、自動車の窓の内面に使用する可撓性のソーラー制御複合シートを開示している。
特開2020-047495号公報 特開2010-223386号公報 特開2003-242992号公報 特開2019-189028号公報 特開2005-273811号公報 特開2005-102470号公報 特開平07-108909号公報 特開平07-101255号公報 特開平11-091363号公報 特開平2-85009号公報 特表昭62-500778号公報
燃料電池自動車は、十分な走行距離を確保するため、高圧・大容量の水素タンクを備えている。このため、高圧の充填設備がないと水素を補充できない。高圧の水素を補充できる充填設備は大型かつ高価となることを避けられない。
特許文献1に開示される技術は、集合住宅対象に水素を供給することが目的であり、高圧のメイン水素タンクを備えている。このため、高圧の水素ガスを補充できる施設が必要であった。
特許文献2に開示される技術は、水素吸蔵合金を備えているが、高圧の充填設備がないと水素を補充できない。
特許文献3に開示される技術は、エネルギ供給機能を有する業務用建物である。
特許文献4に開示される技術は、第2水素タンクは高圧水素タンクであり、高圧の充填設備がないと水素を補充できない。
特許文献5に開示される技術は、予備タンクはメインタンクへの供給源にすぎない。
特許文献6に開示される技術は、予備タンクはメインタンクへの供給源にすぎない。
特許文献7に開示される技術は、水素自動車に水素を供給するための給水素スタンドが、燃料タンクに接続されて該燃料タンク内の水素吸蔵合金に対して水素を供給するための水素供給システムを開示しているに過ぎない。
特許文献8に開示される技術は、エンジンの始動時にエンジンに対して水素を供給するための副燃料タンクを備えているが、副燃料タンクがあるとしても、高圧の充填設備がないと水素を補充できない。
特許文献9に開示される技術は、ソーラーシートを備えているが、水素燃料自動車への水素供給はできない。
特許文献10に開示される技術は、折り畳み式太陽電池パネルを収納装着してなる車載用太陽電池パネルとあるが、水素燃料自動車への水素供給はできない。
特許文献11に開示される技術は、自動車の窓の内面に使用する可撓性のソーラー制御複合シートとあるが、水素燃料自動車への水素供給はできない。
本発明は、水素タンクから水素供給される燃料電池を備えた自動車であって、出入経路を有して水素急造合金を収容する水素サブタンクと、水タンクを備えるとともに、前記水素サブタンクの入経路に対して水素出力経路を接続される水電解手段と、この水電解手段に対して水電解の電力を供給する電源路と、前記水素サブタンクの低圧水素吸蔵合金に対して水素放出させるための水素放出手段と、前記水素サブタンクの出経路から前記燃料電池に水素を供給する水素供給経路とを備える構成としてある。
前記構成において、水電解手段に対して電源路を介して水電解の電力を供給すると、水電解手段が水を電気分解して水素と酸素を発生させる。水電解手段は水素サブタンクの入経路に対して水素出力経路を接続されているので、発生された水素は水素サブタンクの入経路から水素サブタンクへ供給される。水素サブタンクには低圧水素吸蔵合金が収容されているため、供給された水素が低圧水素吸蔵合金に吸蔵される。
また、水電解手段から水素が供給されていないときは、水素放出手段が水素サブタンクの水素吸蔵合金より水素を放出させる。水素サブタンクの出経路は燃料電池への水素供給経路となっており、燃料電池に水素を供給することで所定の電力が出力される。
水素放出手段は、水素吸蔵合金に応じて適宜対応可能である。その一例として、加熱手段で構成することができる。低圧水素吸蔵合金が水素を吸蔵する際に反応熱を発生するような場合、外部から加熱することによって低圧水素吸蔵合金から水素が放出される。いわゆる可逆反応によって水素を吸蔵したり、放出させたりすることが可能である。
また、本発明の別の態様では、前記電源路に接続されるソーラーパネルを備えている構成としてある。ソーラーパネルに太陽光が照射されると電力が出力されるので、水電解手段に対する水電解のための電力を供給する。
また、本発明の別の態様では、出入経路を有して酸素吸蔵合金を収容する酸素タンクを有し、前記水電解手段は、前記酸素タンクの入経路に対して酸素出力経路を接続され、前記酸素タンクの出経路から前記燃料電池に酸素を供給する酸素供給経路とを備える構成としてある。
前記構成において、水電解手段は水を電気分解すると水素に加えて酸素を発生させ、発生された酸素は酸素出力経路を介して酸素タンクの入経路から供給される。供給された酸素は酸素タンク内の酸素吸蔵合金に吸蔵される。また、酸素タンクが放出する酸素は酸素供給経路となる出経路から燃料電池に供給される。
また、本発明の別の態様では、ガレージ内で酸素を外部に排出する経路を備えた酸素排気手段を有し、前記水電解手段の酸素の出力経路が、前記酸素排気手段に接続可能と構成としてある。ガレージ内で水電解手段が酸素を発生させた場合、酸素排気手段の出力経路を介して外部に排出される。
また、本発明の別の態様では、前記加熱手段は、前記燃料電池の発電時の反応熱を利用する構成としてある。
また、本発明の別の態様では、前記電源路は、フロントガラス、サイド、リアガラスの全部または一部に、ソーラーパネル、巻き取り式のソーラーシートのいずれかを備える構成としてある。
また、本発明の別の態様では、前記ソーラーパネルまたはソーラーシートは、引き上げおよび引き下げ可能な構成としてある。
また、本発明の別の態様では、前記ソーラーパネルまたはソーラーシートは、自動車をオンにした時には引き下げ不能な構成としてある。
また、本発明の別の態様では、車体の扉を遠隔操作で施錠と開錠とが可能であり、前記ソーラーパネルまたはソーラーシートは、遠隔操作による施錠時に引き下げされ、開錠時に引き上げられる構成としてある。
また、本発明の別の態様では、水素タンクから水素供給される燃料電池を備えた自動車であって、自宅などに駐車中の自動車に水タンクと水電解手段を組み込み、高圧の前記水素タンクとは別にサブ媒体としての低圧の水素サブタンクを有し、当該水素サブタンクは水素吸蔵合金媒体を収容し、前記水電解手段で水素および酸素を発生させて前記に水素サブタンクの前記水素吸蔵合金媒体に水素を充填する構成としてある。
また、本発明の別の態様では、低圧の酸素タンクを有し、当該酸素タンクは酸素吸蔵合金媒体を収容し、前記水電解手段で水素および酸素を発生させて前記酸素タンクの前記酸素吸蔵合金媒体に酸素を充填する構成としてある。
以上説明したように、本発明では低圧水素吸蔵合金はサブタンクとして使う。メインは高圧水素タンクである。また、低圧酸素吸蔵媒体も用いることが可能なシステムである。また、酸素を酸素低圧吸蔵媒体に供給するか、あるいは外部に安全に排出する構造できるシステムである。
本発明を適用した場合、高圧の水素タンクを当初満タンにしておき、普段は水素サブタンクを利用することにより、日常的な利用に障害はなく、水素ステーションへの走行回数を大幅に減らせ、よりエコとなる。電源は、家庭用電源を利用してガレージで水素を発生させて水素サブタンクへ補充しても良いし、屋外で駐車中にソーラーパネルを電源として利用し、屋外で水素サブタンクへ補充しても良い。
本特許では低圧水素吸蔵合金は水素サブタンクとして使う。メインは高圧の水素タンクである。また、低圧酸素吸蔵媒体も用いることが可能である。
燃料電池自動車の概略構成図である。 ガレージの排気装置を示す図である。 水素の吸蔵時を示す図である。 水素の放出時を示す図である。
以下、図面にもとづいて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる燃料電池自動車の概略構成図である。
水素自動車あるいは燃料電池自動車と呼ばれる自動車100は、水素タンク11と、この水素タンク11から水素を供給される燃料電池12とを備え、燃料電池12が出力する電力は制御ユニット13を介してモーター14に供給される。モーター14の回転駆動力はタイヤ15に伝達され、同タイヤ15が回転駆動されて当該自動車100は走行する。燃料電池12は、水素タンク11から供給される水素および周囲の酸素とが反応して発電する。燃料電池12での発電量は制御ユニット13によっても制御される。以上が、一般的な自動車100の概略構成である。
本実施例では、出入経路21を有して水素吸蔵合金22を収容する低圧水素サブタンク20と、水タンク31を備えるとともに水素サブタンク20の出入経路21に対して水素出力経路32を接続される水電解ユニット(水電解手段)30と、この水電解ユニット30に対して水電解の電力を供給する電源路40と、水素サブタンク20の水素吸蔵合金22を加熱する加熱ユニット(水素放出手段としての加熱手段)50と、水素サブタンク20の出入経路21から燃料電池12に水素を供給する水素供給経路23とを備えている。なお、本実施例では、水素サブタンク20の出入経路21が、出経路と入経路とを兼用しているが、個別に形成してもよい。また、加熱ユニット50に加え、水素サブタンク20の水素吸蔵合金22を冷却する冷却ユニット51も備えている。
また、電源路40に対して電気的に接続されて車外、特に上面に装着されるソーラーパネル60を備えている。
さらに、自動車100は、出入経路71を有して酸素吸蔵合金72を収容する酸素タンク70を有しており、水電解ユニット30は、酸素タンク70の出入経路71に対して酸素出力経路33を接続されているとともに、酸素タンク70から燃料電池12に酸素を供給する酸素供給経路73とを備えている。
なお、燃料電池12と水素サブタンク20の水素吸蔵合金22は熱伝導部材で連結可能となっており、燃料電池12の発電時の反応熱は加熱ユニット50としても作用する。
図2は、ガレージの排気装置を示す図である。
この自動車が普段駐車するガレージ80内には、水電解ユニット30の酸素出力経路33を介して接続される接続路34を備えた酸素排気ユニット(酸素排気手段)81を有しており、当該酸素排気ユニット81は酸素をガレージ80の外部に排出する排気経路82を備えている。酸素出力経路33は、水電解ユニット30の酸素の出力経路に相当し、酸素排気ユニット81に接続可能となっている。
図3は、水素の吸蔵時を示す図である。
前記構成において、水電解ユニット30に対して電源路40を介してソーラーパネル60、あるいは家庭用電源61から水電解の電力を供給する。すると、水電解ユニット30は水タンク31内の水を電気分解して水素と酸素を発生させる。水電解ユニット30は水素サブタンク20の出入経路21に対して水素出力経路32を接続されているので、発生された水素は水素サブタンク20の出入経路21から水素サブタンク20へ供給される。水素サブタンク20には水素吸蔵合金22が収容されているため、供給された水素が水素吸蔵合金22に吸蔵され、反応熱が発生する。
また、水電解ユニット30は水を電気分解すると水素に加えて酸素を発生させており、発生された酸素は酸素出力経路33を介して酸素タンク70の出入経路71から供給される。供給された酸素は酸素タンク70内の酸素吸蔵合金72に吸蔵される。また、酸素タンク70が放出する酸素は酸素供給経路73となる出入経路から燃料電池12に供給される。
水電源ユニット30への電源路40には、ソーラーパネル60も接続されており、このソーラーパネル60は太陽光の照射を受けやすい自動車100の上面に装着されている。ソーラーパネル60に太陽光が照射されると電力が出力されるので、電源路40を介して水電解ユニット30に水電解のための電力を供給する。
図4は、水素の放出時を示す図である。
また、水電解ユニット30から水素が供給されていないときは、加熱ユニット50が水素サブタンク20の水素吸蔵合金22を加熱することができ、水素吸蔵合金22が加熱されることにより水素を放出する。水素サブタンク20の出入経路21は燃料電池12への水素供給経路23となっており、燃料電池12に水素を供給することで所定の電力が出力される。なお、水素の供給圧力が低い場合には図示しないポンプで加圧している。
一旦、燃料電池12での発電が開始されると、燃料電池12自体も反応熱を発生するので、この反応熱を水素サブタンク20内の水素吸蔵合金22に伝達することで、加熱ユニット50による加熱を不要としたり、加熱ユニット50が不足分の熱量だけを補足する。このように、加熱ユニット50は、燃料電池12の発電時の反応熱を利用している。
本実施例では、酸素タンク70を備えているが、必須ではない。例えば、この自動車100が普段駐車することになるガレージ80には、酸素排気ユニット81が設置されており、水電解ユニットの酸素出力経路33は酸素排気ユニット81に接続可能となっている。ガレージ80内で水電解ユニット30が酸素を発生させた場合、酸素排気ユニット81の接続路34を介して外部に排出される。
現状では水素吸蔵媒体は、400km程度の航続距離を実現するためには4kgの水素が必要になるが、これを吸蔵するためには計300kgの合金が必要といわれている。しかし、自動車に搭載するには重すぎるため、低圧水素吸蔵合金媒体の水素自動車への利用は非現実的である。
自動車の通常利用を考えると、スーパーなどに買い物などの日常的な水素利用だけを考えると、50km程度走れれば十分である。すなわち、メインの高圧水素タンクが充填されていれば、50km程度だけ走れるためのサブタンクで十分となる。
上述したように、水素吸蔵媒体は、400km程度の航続距離を実現するためには4kgの水素が必要になので、50km程度の走行を可能とするのに必要な水素を吸蔵するための合金の量(Xkg)は、
400km:300kg=50km:Xkg
X=37.5kg
となる。すなわち、37.5kgの低圧水素吸蔵合金媒体を自動車100に積載すればよく、同時に37.5kgの低圧酸素吸蔵合金媒体も積載しても良い。
このように、自動車100には、専用の設備で水素を充填されるための(高圧)水素タンク11に加えて、サブとしての水素サブタンク20に水素吸蔵合金22(媒体)を搭載することは十分に現実的と言える。なお、水素吸蔵合金22への水素の吸蔵と放出は低圧の環境下において十分に利用可能である。
なお、水素吸蔵合金22を備える水素サブタンク20と、メインの(高圧)水素タンクへ11との切り替えは、適宜変更可能である。
さらに、自宅などに駐車中の水素自動車100、あるいはまた水素燃料電池自動車100に水タンク31と、水電解ユニット(水電気分解装置)30を組み込んで水素および酸素を発生させる。そして、メインの(高圧)水素タンク11とは別にサブとしての水素サブタンク20内の水素吸蔵合金に水素を充填することができる。更に、酸素吸蔵合金を利用するようにしてもよい。すなわち、酸素タンク70内の酸素吸蔵合金72を装填した自動車100であれば酸素も充填できる。
自動車100に酸素吸蔵合金72を装着していない場合は、閉鎖されたガレージ80から酸素を外部に排出できるように酸素排気ユニット81を設置する。同様に外に車を止めた場合も外部に酸素を排出する。
また、電気自動車にも同様な水のタンク、水の電気分解装置を組み込み水素および酸素を発生させメインの高圧水素タンクとは別にサブとして、低圧水素吸蔵合金媒体に水素を充填することができる。その水素を利用し発電し、随時バッテリーに蓄電する。
また、車、トラックやバスなどで、ソーラーパネルなどのソーラー発電機能を装着している場合(天井や、側面などに容易にソーラーパネルなど装着可能)、屋外に駐車している、あるいは走行している場合も車両に搭載した水電気分解装置で水素、あるいはまた酸素充填ができ、それを利用することが可能である
水素吸蔵合金への水素供給、あるいはまた酸素吸蔵合金への酸素供給は低圧なので、家庭で水素を充填することができるにもかかわらず、高額な水素ディスペンサーは不要となる。また、10気圧(1MPa)以下なので安全に水素、あるいはまた、酸素を自動車100に充填できる。
ただ、路上駐車の車には10~20kg程度の取り外し取り付け可能な水素吸蔵合金あるいはまた酸素吸蔵合金を利用すればよい。水素吸蔵合金、酸素吸蔵合金に自宅で、水電気分解してそれぞれ充填、車に搬入・設置できてもよい。酸素吸蔵合金のない車の場合、酸素は自宅から排出する。
10~20kgの低圧水素吸蔵合金や低圧酸素吸蔵合金を利用した場合の走行距離Ykmは現状で以下のようになる。
400km:300kg=Y:20kg
Y=26.7km
走行できる。
400km:300kg=Y:10kg
Y=13.35km
走行できる。
また、屋外での駐車の場合、車のフロントガラス、サイド、リアガラスに、ソーラーパネルや巻き取り式のソーラーシートを設置すれば、水の電気分解で低圧水素吸蔵合金媒体 に充填できる。酸素吸蔵合金媒体があれば、酸素も充填できる。
これは、駐車時にフロントガラス、サイド、リアガラスの内側に沿って、ソーラーパネルや巻き取り式のソーラーシートを引き上げるまた、引き下げる構造とすれば良い。
視界安全のため、ソーラーパネルや巻き取り式のソーラーシートを引き上げる場合、駐車した車から降りてからソーラーパネルや巻き取り式のソーラーシートを引き上げるためにはリモコンを使用する。同時に車をロックするようにしても良い。
駐車した車に乗車する場合にもリモコンで、開錠と同時にソーラーパネルや巻き取り式のソーラーシートが引き下げられるようにする。
なお、車をスイッチオンした場合、視界安全のため、ソーラーパネルや巻き取り式のソーラーシートは、一切上がらないようにしてもよい。
自宅などに駐車中の水素自動車、あるいはまた燃料電池自動車に水のタンク、水の電気分解装置を組み込み水素および酸素を発生させメインの高圧水素タンクとは別にサブ媒体として、低圧水素吸蔵合金媒体に水素を充填する車。
更に、低圧酸素吸蔵合金媒体を搭載していれば酸素を充填できる。
ただし、車に低圧酸素吸蔵合金媒体がない場合は、閉鎖されたガレージの場合酸素を外部に排出する。
同様に外に車を止めた場合も外部に酸素を排出する。
なお、本発明は前記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・前記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって前記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が前記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
100…自動車、11…水素タンク、12…燃料電池、13…制御ユニット、14…モーター、15…タイヤ、20…水素サブタンク、21…出入経路、22…水素吸蔵合金、23…水素供給経路、30…水電解ユニット、31…水タンク、32…水素出力経路、33…酸素出力経路、34…接続路、40…電源路、50…加熱ユニット、51…冷却ユニット、60…ソーラーパネル、61…家庭用電源、70…酸素タンク、71…出入経路、72…酸素吸蔵合金、73…酸素供給経路、80…ガレージ、81…酸素排気ユニット、82…排気経路。
また、本発明の別の態様では、前記加熱手段は、前記燃料電池の発電時の反応熱を利用する構成としてある。
また、本発明の別の態様では、前記電源路は、フロントガラス、サイド、リアガラスの全部または一部に、ソーラーパネル、巻き取り式のソーラーシートのいずれかを備える構成としてある。
また、本発明の別の態様では、前記ソーラーパネルまたはソーラーシートは、引き上げおよび引き下げ可能な構成としてある。
また、本発明の別の態様では、前記ソーラーパネルまたはソーラーシートは、自動車をオンにした時には引き上げ不能な構成としてある。
また、本発明の別の態様では、車体の扉を遠隔操作で施錠と開錠とが可能であり、前記ソーラーパネルまたはソーラーシートは、遠隔操作による施錠時に引き上げられ、開錠時に引き下げられる構成としてある。
本発明は、水素タンクから水素供給される燃料電池を備えた自動車であって、出入経路を有して水素吸蔵合金を収容する水素サブタンクと、水タンクを備えるとともに、前記水素サブタンクの入経路に対して水素出力経路を接続される水電解手段と、この水電解手段に対して水電解の電力を供給する電源路と、前記水素サブタンクの低圧水素吸蔵合金に対して水素放出させるための水素放出手段と、前記水素サブタンクの出経路から前記燃料電池に水素を供給する水素供給経路とを備える構成としてある。
本発明を適用した場合、高圧の水素タンクを当初満タンにしておき、普段は水素サブタンクを利用することにより、日常的な利用に障害はなく、水素ステーションへの走行回数を大幅に減らせ、よりエコとなる。電源は、家庭用電源を利用してガレージで水素を発生させて水素サブタンクへ補充する。また、屋外で駐車中にソーラーパネルを電源として利用し、屋外で水素サブタンクへ補充しても良い。
ただ、路上駐車の車には10~20kg程度の取り外し取り付け可能な水素吸蔵合金あるいはまた酸素吸蔵合金を利用すればよい。水素吸蔵合金、酸素吸蔵合金に自宅で、家庭用電源を利用して水電気分解してそれぞれ充填、車に搬入・設置できてもよい。酸素吸蔵合金のない車の場合、酸素は自宅から排出する。

Claims (12)

  1. 水素タンクから水素供給される燃料電池を備えた自動車であって、
    出経路と入経路を有して低圧水素吸蔵合金を収容する水素サブタンクと、
    水タンクを備えるとともに、前記水素サブタンクの入経路に対して水素出力経路を接続される水電解手段と、
    この水電解手段に対して水電解の電力を供給する電源路と、
    前記水素サブタンクの低圧水素吸蔵合金に対して水素放出させるための水素放出手段と、
    前記水素サブタンクの出経路から前記燃料電池に水素を供給する水素供給経路とを備えることを特徴とする自動車。
  2. 前記水素放出手段は、前記低圧水素吸蔵合金を加熱させる加熱手段であることを特徴とする請求項1に記載の自動車。
  3. 前記電源路に接続されるソーラーパネルを備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動車。
  4. 出入経路を有して低圧酸素吸蔵合金を収容する酸素タンクを有し、
    前記水電解手段は、前記酸素タンクの入経路に対して酸素出力経路を接続され、前記酸素タンクの出経路から前記燃料電池に酸素を供給する酸素供給経路とを備えることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれかに記載の自動車。
  5. ガレージ内で酸素を外部に排出する経路を備えた酸素排気手段を有し、
    前記水電解手段の酸素の出力経路が、前記酸素排気手段に接続可能であることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれかに記載の自動車。
  6. 前記加熱手段は、前記燃料電池の発電時の反応熱を利用することを特徴とする請求項2~請求項5のいずれかに記載の自動車。
  7. 前記電源路は、フロントガラス、サイド、リアガラスの全部または一部に、ソーラーパネル、巻き取り式のソーラーシートのいずれかを備えることを特徴とする請求項1~請求項6のいずれかに記載の自動車。
  8. 前記ソーラーパネルまたはソーラーシートは、引き上げおよび引き下げ可能であることを特徴とする請求項7に記載の自動車。
  9. 前記ソーラーパネルまたはソーラーシートは、自動車をオンにした時には引き上げ不能としてあることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の自動車。
  10. 車体の扉を遠隔操作で施錠と開錠とが可能であり、前記ソーラーパネルまたはソーラーシートは、遠隔操作による施錠時に引き上げられ、開錠時に引き下げられることを特徴とする請求項7~請求項9のいずれかに記載の自動車。
  11. 水素タンクから水素供給される燃料電池を備えた自動車であって、
    自宅などに駐車中の自動車に水タンクと水電解手段を組み込み、
    高圧の前記水素タンクとは別にサブ媒体としての低圧の水素サブタンクを有し、
    当該水素サブタンクは低圧水素吸蔵合金媒体を収容し、
    前記水電解手段で水素および酸素を発生させて前記に水素サブタンクの前記低圧水素吸蔵合金媒体に水素を充填することを特徴とする自動車。
  12. 低圧の酸素タンクを有し、当該酸素タンクは酸素吸蔵合金媒体を収容し、
    前記水電解手段で水素および酸素を発生させて前記酸素タンクの前記酸素吸蔵合金媒体に酸素を充填することを特徴とする請求項11に記載の自動車。
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