JP2022146780A - 情報処理装置、プログラム、システム、ページデータ生成方法 - Google Patents

情報処理装置、プログラム、システム、ページデータ生成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】CVRを改善できる情報処理装置を提供すること。【解決手段】閲覧者端末にWebサイト505のページデータを提供する情報処理装置であって、第1のページのページデータの要求を受信する通信部と、前記Webサイトに含まれる複数のページの推奨される表示順情報に基づいて、前記第1のページの次に表示される第2のページに関する情報を含む前記第1のページのページデータを生成する画面生成部と、を有し、前記通信部は、前記画面生成部が生成した前記第1のページの前記ページデータを前記閲覧者端末に送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、プログラム、システム、及び、ページデータ生成方法に関する。
従来からテレビ、ラジオ、雑誌、電車広告などのマスメディアを用いて顧客を集めるマーケティングが知られているが、近年ではデジタルチャネルを利用したデジタルマーケティングが活用されるようになった。デジタルマーケティングとは、Webサイト、電子メール、SNS、スマホアプリ、IoT(Internet Of Things)などのあらゆるデジタルチャネルを活用して、適切なプロモーション施策を行い、顧客に関するデータを可視化してマーケティングを行うことをいう。
Webサイトを使ったデジタルマーケティングでは、CVR(Conversion Rate)の改善の重要性が高くなっている。このため、ホームページ活用の専門家が、「CVRの測定→改善提案→改善実施→CVRの測定」を繰り返し行い、専門家の指導に応じて企業側がWebサイトを改善している。
また、Webサイトの改善に必要な措置を提示する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、Webサイトへのアクセスに関する情報を集計し、集計したデータからWebサイトへのアクセスの傾向を分析し、分析された結果に応じて、Webサイトの改善に必要な措置をレコメンド情報として提示する技術が開示されている。
しかしながら、従来の技術では、ホームページを管理する担当者が、提示されたレコメンド情報に基づいてホームページを改善する必要があり、手間がかかっている。
本発明は、CVRを改善できる情報処理装置を提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、閲覧者端末にWebサイトのページデータを提供する情報処理装置であって、第1のページのページデータの要求を受信する通信部と、前記Webサイトに含まれる複数のページの推奨される表示順情報に基づいて、前記第1のページの次に表示される第2のページに関する情報を含む前記第1のページのページデータを生成する画面生成部と、を有し、前記通信部は、前記画面生成部が生成した前記第1のページの前記ページデータを前記閲覧者端末に送信する。
CVRを改善できる情報処理装置を提供することができる。
情報処理システムが行うCVRの改善方法を説明する図である。 情報処理システムのシステム構成図の一例である。 コンピュータシステムのハードウェア構成図の一例である。 閲覧者端末、HP公開サーバ、支援サーバ、及び、MAサーバの機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。 画面生成部が生成するページデータの構成例を示す図である。 支援サーバがページデータを生成するシーケンス図の一例である。 画面生成部がトップページを生成する手順を示すフローチャート図の一例である。 閲覧者端末が表示するトップページの一例を示す図である。 画面生成部が遷移先ページを生成する手順を示すフローチャート図の一例である。 遷移先ページとして商品情報ページの表示例を説明する図である。 サブヘッダーを利用したページの遷移例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態の一例として、情報処理システムと情報処理システムが行うページデータ生成方法について説明する。
<CVRの改善の概略>
まず、本実施形態では、Webサイト505が複数のWebページ(以下、単にページという)を有し、閲覧者の操作に応じて閲覧者端末が表示するページが、あるページから別のページに遷移するものとする。
図1は、本実施形態の情報処理システムが行うCVRの改善方法を説明する図である。図1に示すように、Webサイト505が有する各ページは、主に、ヘッダー501、サブヘッダー502、コンテンツ504、及び、フッター503の構成要素を有している(これらの全てを有さない場合もある)。これら以外の構成要素を有するWebサイトも存在するが、本実施形態では、説明を省略する。
本実施形態の情報処理システムは、ヘッダー501及びフッター503の構成を自動で生成する。詳細は後述されるが、情報処理システムは、ヘッダー501に、予め観測しておいた「CVRが最も大きいルート情報(=推奨アクセスルート)」に含まれるページ名と、該ページ名のページへのリンクを配置する。ヘッダー501は閲覧者の目に触れる機会が大きいので、推奨アクセスルートの順番で閲覧者がWebサイト505を閲覧しやすくなる。
また、情報処理システムは、フッター503に、「ページ管理テーブル(全ページのリスト)」には存在するが、「推奨アクセスルート」には存在しないページのページ名と該ページへのリンクを配置する。フッター503は閲覧者の目に触れる機会が少ないので、CVRが小さいルートに含まれるページを閲覧者が閲覧しにくくなる。また、ページ管理テーブルに存在するページへのリンクを残すことができる。
また、本実施形態では、情報処理システムが、Webサイトにサブヘッダー502という構成要素を配置する。サブヘッダー502には、推奨アクセスルートにおける次の順番のページ名と該ページへのリンク、又は、推奨アクセスルートで閲覧者が閲覧していないページのうち、最も小さい順番のページ名と該ページへのリンクが配置される。サブヘッダー502を閲覧者が押下すると、推奨アクセスルートの順番でページが表示されるので、情報処理システムは閲覧者に推奨アクセスルートの順番でページを閲覧させることができる。情報処理システムは、閲覧者が推奨アクセスルートを外れても、推奨アクセスルートに引き戻すことができる。
サブヘッダー502は、各ページのどこに表示されてもよい。ページによってサブヘッダー502の場所が変わってもよい。また、サブヘッダー502のヘッダーという呼称は便宜上のものに過ぎず、ヘッダーと似た形式である必要はないし、ヘッダーとして認識される必要もない。ただし、サブヘッダー502は、閲覧者の注意を引く場所に表示されることが好ましい。また、サブヘッダー502は、閲覧者の注意を引く形態(配色や大きさ)で表示されることが好ましい。
このように、本実施形態の情報処理システムは、閲覧者が推奨アクセスルート(CVRが最も大きいルート)に沿ってページを閲覧するようにサブヘッダー502を配置することができる。サブヘッダー502が配置されることで、ホームページ(以下、HPという)は推奨アクセスルートで閲覧者がHPを閲覧するように誘導できる。
<用語について>
Webサイトとは、一般に特定のドメイン名の下にある複数のWebページの集まりをいう。ホームページと呼ばれることもある。
リンクとは、あるページの中に記された他のページの所在を表す情報のことを「ハイパーリンク」といい、これを略した用語である。ユーザがリンクのある場所を押下すると、他のページが表示される。
ヘッダーとは、Webサイトの一番上に表示される情報であり、headerタグにより記述される。ただし、本実施形態では、headerタグが使用されなくてもよい。
フッターとは、Webサイトの一番下に表示される情報であり、footerタグにより記述される。ただし、本実施形態では、footer タグが使用されなくてもよい。
表示順情報は、Webサイトに含まれる複数のページの推奨される表示順である。推奨されるとは、Webサイトの提供者から見てWebサイトの効果を高めることにつながることをいう。本実施形態では、表示順情報は、推奨アクセスルートという用語で説明される。
<システム構成例>
図2は、情報処理システム100のシステム構成図の一例である。情報処理システム100は、通信ネットワークNを介して通信可能な支援サーバ50、CMSサーバ20、MAサーバ40、HP公開サーバ60,管理者端末13、及び、閲覧者端末14を有している。通信可能とは、常時、通信していることまでは要求されず、必要な時に通信できればよい。また、支援サーバ50とCMSサーバ20は一体の場合があり、HPに関するサービスの窓口となるサービスシステム101と呼ばれる場合がある。
通信ネットワークNは、インターネットなどの一般的なネットワークが想定されている。企業内や家庭内のLANが含まれていたり、広域イーサネット(登録商標)や複数のLANから成るWANが含まれていたりしてもよい。ネットワークは、一部又は全体が無線化されていてもよい。無線のネットワークには、無線LAN、WiMAXの他、3G,4G、5Gなどの携帯電話網が含まれてよい。
支援サーバ50、CMSサーバ20、MAサーバ40、及び、HP公開サーバ60はいわゆるサーバ装置であり、情報処理装置の機能を有している。サーバとはネットワークで繋がった他のコンピュータにファイルやデータ等を提供するコンピュータである。Webサーバ、HTTPサーバ、WWWサーバなどと呼ばれる場合がある。ただし、支援サーバ50、CMSサーバ20、MAサーバ40、及び、HP公開サーバ60はサーバ専用の装置である必要はなく、汎用的な情報処理装置でもよい。
支援サーバ50は、管理者に対しCMSサーバ20、及び、MAサーバ40のいわばワンストップサービスを提供するサーバである。支援サーバ50は、Webサイトを作成するためのWebアプリを、CMSサーバ20とMAサーバ40と連携して提供する。支援サーバ50は、主にユーザからサイト作成情報の入力を受け付け、サイト作成情報に応じたHPのテンプレートをCMSサーバ20が作成できるように、HPテンプレート作成用パラメータを生成する。
なお、図2では支援サーバ50とCMSサーバ20が別体であるが、両者は一体の場合がある。
CMSサーバ20は、潜在顧客を顕在化させるリードジェネレーションを行う又は支援するサーバである。例えば、顧客情報の取得、顧客関心情報の取得、顧客のリスト作成等を行う。CMSサーバ20は、具体的には、HP(つまりWebサイト)の作成、更新、管理を行う、HP作成ツールを提供するサーバである。なお、本実施形態では、HPは既に作成されているものとする。
HP公開サーバ60は、HPの閲覧要求を受け付けるサーバである。HP公開サーバ60がWebサイトの各ページのHPデータを有し、閲覧者端末14にページデータを送信してもよいし、支援サーバ50がHPデータを有しておきHP公開サーバ60からの要求でページデータを支援サーバ50に送信してもよい。
MAサーバ40は顕在化された顧客を見込み客化するリードナーチャリングを行う又は支援するサーバである。MAサーバ40は、例えば、メール配信、印刷物発送、開封カウント、そのほかの反響行動の観察、反響集計、確度分析、アプローチ分類、アプローチ判断、確度確認、商談予定取り付け、初訪・再訪、提案、契約などを行う。簡単な例では、HPに対するアクセス解析を行うMAツールを提供する。
CMSサーバ20とMAサーバ40は別々のサーバでなくてもよく、1つのサーバがCMSツールとMAツールを提供する形態もあり得る。また、実際には数多くのCMSサーバ20とMAサーバ40が存在し、支援サーバ50はそれぞれのCMSサーバ20及びMAサーバ40と連携することができる。どのCMSサーバ20又はMAサーバ40を使用するかについては、支援サーバ50がCMSサーバ20又はMAサーバ40の機能やコストから選択する方法が考えられる。ユーザがCMSサーバ20又はMAサーバ40を選択することが困難、又は煩わしくないのであれば、ユーザが指定する方法が考えられる。支援サーバ50は、ユーザがCMSサーバ20又はMAサーバ40を選択する指標(機能、人気度など)を提示してもよい。
また、支援サーバ50、CMSサーバ20、MAサーバ40、又は、HP公開サーバ60は、クラウドシステムに対応していてよい。クラウドシステムとは、クラウドコンピューティングを利用したシステムであり、クラウドコンピューティングは、インターネットなどのコンピュータネットワークを経由して、コンピュータ資源をサービスの形で提供する利用形態である。ただし、支援サーバ50、CMSサーバ20、MAサーバ40、及び、HP公開サーバ60の1つ以上がオンプレミスにあるオンプレミス型クラウドシステムも知られている。
管理者端末13は、管理者が使用する端末装置であり、通信機能と表示機能を有する汎用的な情報処理装置である。管理者とはHPを作成、運用、改善等する者である。管理者端末13となりうる情報処理装置としては、例えば、PC(Personal Computer)、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話、時計型などのウェアラブルPCがある。この他、電子黒板、テレビ会議端末、デジタルサイネージ端末、又はカーナビなど、ブラウザソフトが動作する装置であればよい。管理者端末13は1台以上でよい。
閲覧者端末14は、HPの閲覧者が使用する端末装置であり、通信機能と表示機能を有する汎用的な情報処理装置である。閲覧者端末14の一例は管理者端末13と同様でよい。閲覧者端末14は複数あることが想定される。
なお、管理者端末13と閲覧者端末14ではブラウザソフトが動作する。支援サーバ50はページデータ(各ページの画面情報)を管理者端末13に送信する。また、CMSサーバ20はHP公開サーバ60でHPを公開するので、HP公開サーバ60はHPのページデータを閲覧者端末14に送信する。ページデータはHTML、XML、スクリプト言語(JavaScript:登録商標)、及び、CSS(Cascade Style Sheet)などで記述されている。WebサイトはWebアプリにより提供されてもよい。Webアプリとは、明確な定義はないが、ブラウザソフト上で動作するスクリプト言語(例えばJavaScript(登録商標))によるプログラムとWebサーバ側のプログラムが協調することによって動作し、ブラウザ上で使用されるソフトウェア又はその仕組みを言う。なお、管理者端末13と閲覧者端末14ではブラウザソフトでなく、同等の機能を有するアプリケーションソフトが動作してもよい。
<<支援サーバ、CMSサーバ、MAサーバ、HP公開サーバ、管理者端末、及び、閲覧者端末のハードウェア構成例>>
支援サーバ50、CMSサーバ20、MAサーバ40、HP公開サーバ60、管理者端末13、及び、閲覧者端末14は、例えば図3に示すハードウェア構成のコンピュータシステムにより実現される。図3は本実施形態に係るコンピュータシステム300の一例のハードウェア構成図である。
図3に示されているように、コンピュータシステム300は、コンピュータによって構築されており、図3に示されているように、CPU201、ROM202、RAM203、HD204、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ205、ディスプレイ206、外部機器接続I/F208(Interface)、ネットワークI/F209、バスライン210、キーボード211、ポインティングデバイス212、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ214、メディアI/F216を備えている。
これらのうち、CPU201は、コンピュータシステム300全体の動作を制御する。ROM202は、IPL等のCPU201の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。HD204は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ205は、CPU201の制御に従ってHD204に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。ディスプレイ206は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。外部機器接続I/F208は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやプリンタ等である。ネットワークI/F209は、通信ネットワークNを利用してデータ通信をするためのインターフェースである。バスライン210は、図3に示されているCPU201等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
また、キーボード211は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス212は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。DVD-RWドライブ214は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW513に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、DVD-RWは、これに限らず、DVD-R等であってもよい。メディアI/F216は、フラッシュメモリ等の記録メディア215に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
<機能について>
次に、図4を用いて支援サーバ50、MAサーバ40、HP公開サーバ60、及び、閲覧者端末14の機能について説明する。図4は、閲覧者端末14、HP公開サーバ60、支援サーバ50、及び、MAサーバ40の機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。
<<閲覧者端末>>
閲覧者端末14は、第1通信部21、操作受付部22、及び表示制御部23を有する。閲覧者端末14が有するこれら各機能部は、図3に示された各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203に展開されたプログラムに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。このプログラムは、例えばブラウザソフトでよい。
第1通信部21は、HP公開サーバ60と各種の情報を送受信する。本実施形態では、第1通信部21は、HPの閲覧要求(URL)をHP公開サーバ60に送信し、HP公開サーバ60からHPのページデータを受信する。
表示制御部23は、第1通信部21が受信したページデータを解析してディスプレイ206に表示する。すなわち、表示制御部23は、HP(Webページ)を表示する。HPによって、閲覧者はページを遷移させたり、お問い合わせページの入力欄に情報を入力したりできる。
操作受付部22は、閲覧者端末14に対する各種の操作を受け付ける。操作受付部22は、例えば、HPに対する各種の入力、情報の受信指示、及び、送信指示を受け付ける。
<<HP公開サーバ>>
HP公開サーバ60は、第2通信部61を有する。本実施形態では、HP公開サーバ60は支援サーバ50にHPのページデータを中継するだけで、ページデータの生成等は支援サーバ50が行う。第2通信部61は要求されたHPのURLを支援サーバ50に送信し、支援サーバ50から送信されるページデータを閲覧者端末14に送信する。
<<支援サーバ>>
支援サーバ50は、第3通信部51、画面生成部52、アクセス履歴記録部53、及び、推奨アクセスルート決定部49、を有する。支援サーバ50が有するこれら各機能部は、図3に示された各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203に展開されたプログラムに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。このプログラムは、プログラム配信用のサーバから配信されるか又は記憶媒体に記憶された状態で配布される。
第3通信部51は、HP公開サーバ60及びMAサーバ40と各種の情報を送受する。詳細は後述される。
画面生成部52は、閲覧要求されたHPのコンテンツ504に対し、ヘッダー501、フッター503、及び、サブヘッダー502を配置してページデータを生成する。
アクセス履歴記録部53は、推奨アクセスルート57のページごとに閲覧者が閲覧したか否かを推奨アクセスルート管理テーブル58に記録する。また、アクセス履歴記録部53は、HPがどの順番でアクセスされたかをアクセス履歴管理テーブル56に記録する。
推奨アクセスルート決定部49は、アクセス履歴管理テーブル56に基づいて推奨アクセスルート57を決定する。
また、支援サーバ50は、図3に示されたHD204等に構築される、記憶部59を有している。記憶部59には、ページ管理テーブル54、HPデータ55、アクセス履歴管理テーブル56、推奨アクセスルート57、及び、推奨アクセスルート管理テーブル58が記憶される。このうちHPデータ55はHPのコンテンツ504であり、HPによって様々であるため説明は省略する。
Figure 2022146780000002
表1は、ページ管理テーブル54の一例を示す。ページ管理テーブル54は、HPが有するページの書誌情報などである。HPはURLにより特定される。
・ページIDはHPが有する各ページの識別情報である。
・ページ名は、管理者にとってわかりやすいページの名称であり、例えばページのタイトルである。
・ページパスは、HPのトップページから当該ページへ遷移するためのパス(フォルダ名)である。
Figure 2022146780000003
表2は、アクセス履歴管理テーブル56の一例を示す。アクセス履歴管理テーブル56は、HPが有するページに対する各閲覧者のアクセス履歴が記録されたものである。
・アクセスIDは、閲覧者端末14のアクセスごとに割り当てられる識別情報である。例えば、アクセスIDとしてセッションIDが使用されてもよい。
・アクセス日時は、閲覧者がHPのトップページにアクセスした日時である。
・アクセス元は、例えば閲覧者端末14のIPアドレスである。
・アクセスルートは、閲覧者がHP内の各ページを閲覧した順番である。
・CV判断は、MAサーバ40からCV成功が通知されると「成功」となる。デフォルト値は「失敗」である。CV成功かどうかは、一例として、問い合わせがあったかどうかに基づくものとするが、CV成功の判断基準は管理者等が定義できる。例えば、商品の購入や申込みなどがCV成功の基準となる場合もある。本実施形態では、閲覧者がお問い合わせすると、HPに埋め込まれた「MAタグ」によってMAサーバ40に問い合わせがあった旨が通知される。この通知が支援サーバ50にも送信され、支援サーバ50はCV成功かどうかを判断する。
Figure 2022146780000004
表3は、推奨アクセスルート57の一例を示す。推奨アクセスルート57は、表示されるページの次に表示すべきページの順番を記述した情報であり、本実施形態では、例えばCVRが最も大きいアクセスルートである。
・順番は、推奨アクセスルート57においてHP内のページが閲覧される順番である。
・アクセスルートは、推奨アクセスルート57に含まれる各ページのページ名(又はページID)である。
推奨アクセスルート決定部49は、アクセス履歴管理テーブル56の各アクセスルートでCV判断が「成功」になった回数を集計し、CV判断が「成功」の回数が最も多いアクセスルートを推奨アクセスルート57として特定する。あるいは、推奨アクセスルート決定部49は、各アクセスルートの数に対するCV判断が「成功」の数の割合が最も高いアクセスルートを推奨アクセスルート57としてもよい。
また、推奨アクセスルート57は、CV判断が「成功」の回数が最も多い1つに限らず、上位数個の推奨アクセスルート57があってもよい。
また、推奨アクセスルート決定部49は、全てのアクセス履歴で集計してもよいし、予め定められた所定の期間のアクセス履歴で集計してもよい。更に、集計処理は自動的に行われてもよいし、管理者の指示で行われてもよい。推奨アクセスルート決定部49が所定のタイミングで(例えば、夜間処理)で実行する場合、定期的に(例えば、1時間1回で集計)行ってもよいし、リアルタイムで(新しいアクセス履歴が登録したら直ちに集計)行ってもよい。
また、 CV判断が「成功」になった回数の集計において、推奨アクセスルート決定部49は、同じアクセスルートを連続で含めば、同じアクセスルートと判断してもよい。例えば、「商品情報⇒導入事例⇒問い合わせ」といったアクセスルートでCVが「成功」になった場合に、このアクセスルートを含む「社長あいさつ⇒商品情報⇒導入事例⇒問い合わせ」というアクセスルートは、CV判断が「成功」として集計されてよい。
Figure 2022146780000005
表4は、推奨アクセスルート管理テーブル58の一例を示す。推奨アクセスルート管理テーブル58は、推奨アクセスルート57のうち閲覧者が閲覧したページをリアルタイムに記録する一時的なテーブルである(セッションが切れると消去される)。
・順番は、推奨アクセスルート57においてHP内のページが閲覧される順番である。
・アクセスルートは、推奨アクセスルート57が有するページのページ名(又はページID)である。
・アクセス済みは、閲覧された場合にYesとなる(初期値はNo)。
<<MAサーバ>>
MAサーバ40は、第4通信部41とアクセス管理部42を有する。MAサーバ40が有するこれら各機能部は、図3に示された各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203に展開されたプログラムに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。
第4通信部41は、支援サーバ50と各種の情報を送受する。本実施形態では、第4通信部41は閲覧者端末14からMAタグの実行により送信される情報を受信し、これに基づいて問い合わせがあった旨を支援サーバ50に通知する。
アクセス管理部42は、MAタグの実行により送信される情報(本実施形態では、問い合わせ内容に付随する情報)に基づいて、問い合わせがあった旨を生成する。
<各ページの構成>
図5は、画面生成部52が生成するページデータの構成例を示す図である。ページデータは、上から順に、ヘッダー501、サブヘッダー502、コンテンツ504、及び、フッター503の要素を有している。このため、画面生成部52は、図5のようなテンプレートに、ヘッダー501、サブヘッダー502、コンテンツ504、及び、フッター503のHTMLデータを配置することでページデータを生成する。HPのヘッダー領域にはヘッダー501が表示され、HPのフッター領域にはフッター503が表示され、コンテンツ領域にはコンテンツ504が表示され、サブヘッダー領域にはサブヘッダー502が表示される。
・ヘッダー501には、推奨アクセスルート57に含まれる各ページのページ名とリンクが、左から右に向かって、順番が大きくなるように配置される。
・サブヘッダー502は、閲覧者のアクセスに応じて、表示するメッセージが動的に切り替わる領域である。このメッセージに、推奨アクセスルート57に従って閲覧者にHPを閲覧させるためのページ名とリンク、又は、推奨アクセスルート57に閲覧者を引き戻すためのページ名とリンクが配置される。
・コンテンツ504は、HPデータ55の任意のページのページデータである。閲覧者のアクセスに応じてHPのコンテンツ504が表示される固定の領域である。
・フッター503には、推奨アクセスルート57に含まれていない各ページのページ名とリンクが、左から右に向かって、ページIDが大きくなるように配置される。
図5では、HPが表のように(閲覧者端末14等で表示された状態で)示されているが、ページデータのテンプレートはHTMLデータが格納される例えばエディターなどである。
<情報処理システムの全体動作>
次に、図6を参照して、情報処理システム100の全体動作を説明する。図6は、支援サーバ50がページデータを生成するシーケンス図の一例である。なお、まずは全体動作を説明し、詳細な処理は図7,図9のフローチャート図で説明する。
S1:閲覧者が閲覧者端末14を操作して、HPのトップページを表示する操作を入力する。操作受付部22がこの操作を受け付ける。
S2:閲覧者端末14の第1通信部21は、トップページのページデータの要求をHP公開サーバ60に送信する。トップページのページデータはURLにより特定される。また、閲覧者端末14のIPアドレスなども含まれる。
S3:HP公開サーバ60の第2通信部61はトップページのページデータの要求を受信し、該要求を支援サーバ50に転送する。
S4:支援サーバ50の第3通信部51はトップページのページデータの要求を受信し,URLで特定されるトップページのページデータを生成する。なお、詳細は、図7にて説明する。アクセス履歴記録部53はアクセスIDを採番し、アクセス履歴管理テーブル56と推奨アクセスルート管理テーブル58を生成する。アクセス履歴記録部53は、アクセスID、アクセス日時、アクセス元、アクセスルート(徐々に増える)をアクセス履歴管理テーブル56に登録する。アクセス履歴記録部53は、アクセスID、アクセス日時、アクセス元、順番、及び、アクセスルート(推奨アクセスルート57と同じもの)を推奨アクセスルート管理テーブル58に記録する。第3通信部51はトップページのページデータをHP公開サーバ60に送信する。
S5~S6:トップページのページデータは閲覧者端末14に送信される。この場合、アクセスIDも送信される。
S7:閲覧者端末14の第1通信部21はトップページのページデータを受信し、表示制御部23がトップページを表示する。トップページの一例を図8に示す。
S8:閲覧者が閲覧者端末14を操作して、トップページから別のページに遷移する操作を入力する。操作受付部22がこの操作を受け付ける。
S9:閲覧者端末14の第1通信部21は、画面遷移要求をHP公開サーバ60に送信する。画面遷移要求にはURLが含まれる。また、閲覧者端末14のIPアドレスやアクセスIDなども含まれる。
S10:HP公開サーバ60の第2通信部61は画面遷移要求を受信し、該要求を支援サーバ50に転送する。
S11:支援サーバ50の第3通信部51は画面遷移要求を受信し、URLで特定される遷移先ページのページデータを生成する。なお、詳細は、図9にて説明する。第3通信部51は遷移先ページのページデータをHP公開サーバ60に送信する。
S12:また、アクセス履歴記録部53は、アクセス履歴管理テーブル56のアクセスルートに遷移先ページのページ名を記録する。
S13~S14:遷移先ページのページデータは閲覧者端末14に送信される。
S15:閲覧者端末14の第1通信部21は遷移先ページのページデータを受信し、表示制御部23が遷移先ページを表示する。遷移先ページの一例を図10に示す。
閲覧者はステップS8~S15を繰り返し、閲覧者端末14に任意のページを表示させる。
S16:閲覧者が閲覧者端末14を操作して、お問い合わせページに情報を入力し、送信する操作を入力する。操作受付部22がこの操作を受け付ける。
S17:お問い合わせページにはMAタグが埋め込まれており、MAタグに含まれるJavaScript(登録商標)がMAサーバ40に送信する情報を収集する。MAサーバ40に送信する情報は、例えば、アクセスID、入力された内容、MAタグに含まれる送信先のメールアドレス(入力された内容の転送先)、及び、現在のページのURL等である。
S18:閲覧者端末14の第1通信部21はこれらMA情報をMAサーバ40に送信する。
S19:MAサーバ40の第4通信部41はMA情報を受信し、アクセス管理部42が現在のURLに基づいて、URLとアクセスIDを指定して問い合わせがあった旨を支援サーバ50に送信する。
S20:支援サーバ50の第3通信部51は問い合わせがあった旨を受信して、アクセス履歴記録部53は問い合わせがあったため、CV成功と判断する。アクセス履歴記録部53がURLとアクセスIDで特定されるアクセス履歴管理テーブル56のCV判断の欄に成功を登録する。
アクセス履歴管理テーブル56にCV判断が蓄積されることで、推奨アクセスルート決定部49が推奨アクセスルート57を決定できる。
<トップページの生成>
図7は、画面生成部52がトップページを生成する手順を示すフローチャート図の一例である。
画面生成部52は、推奨アクセスルート57に含まれる各ページのページ名を、左から右に向かって、順番が大きくなるように図5のテンプレートのヘッダー501に配置する(S101)。
画面生成部52は、推奨アクセスルート57に含まれる各ページのうち、順番1のページのページ名を推奨アクセスルート57から取得する(S102)。
画面生成部52は、取得したページ名に基づいてメッセージを生成し、生成したメッセージを初期値として、図5のテンプレートのサブヘッダー502に配置する(S103)。メッセージはひな形が決まっている。例えば、「<ページ名>をご覧ください。」がひな形である。画面生成部52はステップS102のページ名を<ページ名>に代入することで、メッセージを生成する。ページ名には該ページへのリンクが埋め込まれる。
画面生成部52は、要求されたトップページのコンテンツ504をHPデータ55から取得して、図5のテンプレートのコンテンツ504に配置する(S104)。
画面生成部52は、ページ管理テーブル54のページのうち、推奨アクセスルート57に含まれていない各ページのページ名を、左から右に向かって、ページIDが大きくなるように、図5のテンプレートのフッター503に配置する(S105)。
以上でトップページが生成された。なお、ステップS101、S102、S103、S104、S105の処理の順は入れ替え可能である。
図8は閲覧者端末14が表示するトップページの一例である。ヘッダー501には、推奨アクセスルート57の各ページ名が、順番が大きくなるように左から右に表示されている。各ページ名にはページ管理テーブル54のページパスがリンクとして埋め込まれている。
サブヘッダー502には、推奨アクセスルート57に含まれる順番1のページ名(商品情報)を用いたメッセージが表示されている。ページ名には商品情報ページへのリンクが埋め込まれている。
コンテンツ504には、トップページの内容が表示されている。
フッター503には、推奨アクセスルート57に含まれていない各ページ名が、左から右に向かって、ページIDが大きくなるように配置されている。各ページ名にはページ管理テーブル54のページパスがリンクとして埋め込まれている。
<遷移先ページの生成>
図9は、画面生成部52が遷移先ページを生成する手順を示すフローチャート図の一例である。
画面生成部52は、遷移先ページのURLに基づいて、コンテンツ504をHPデータ55から取得して、遷移先ページ(第1のページの一例)に切り替える(S201)。
次に、画面生成部52は、遷移先ページのページパスをページ管理テーブル54にて特定し、該ページパスに対応するページ名をページ管理テーブル54から取得する(S202)。
次に、アクセス履歴記録部53は、推奨アクセスルート管理テーブル58において、遷移先ページのページ名に対応する「アクセス済み」項目に「Yes」を設定する(S203)。推奨アクセスルート管理テーブル58に遷移先ページが登録されていない場合は不要である。
次に、画面生成部52は、遷移先ページのページ名が推奨アクセスルート57に含まれるか否かを判断する(S204)。
遷移先ページのページ名が推奨アクセスルート57に含まれる場合、画面生成部52は、推奨アクセスルート57から遷移先ページの次の順番に対応するページ(第2のページの一例)のページ名を取得する(S205)。
遷移先ページのページ名が推奨アクセスルート57に含まれない場合、画面生成部52は、推奨アクセスルート管理テーブル58において、「アクセス済み」項目の項目値が「No」のページ名のうち、順番が最も小さいページ(第2のページの一例)のページ名を取得する(S206)。
画面生成部52は、取得したページ名に基づいてメッセージを生成し、生成したメッセージをサブヘッダー502に配置する(S207)。メッセージにはひな形がある。ひな形は、例えば、「<ページ名>をご覧ください。」である。「商品情報」が遷移先ページであるとすれば、画面生成部52は、「商品情報」の次のページである「導入事例」のページ名を<ページ名>に代入することで、メッセージを生成する。
図10は、遷移先ページとして商品情報ページの表示例を説明する図である。ヘッダー501とフッター503は図8のトップページと同じになる。図10は、遷移先ページのページ名が推奨アクセスルート57に含まれる場合の例である。含まれない場合については図11にて説明する。
推奨アクセスルート57において遷移先ページである商品情報ページの次のページ名は、導入事例である。サブヘッダー502には、この導入事例というページ名がメッセージ506に表示されている。コンテンツ504には、遷移先ページである商品情報ページのコンテンツ504が表示されている。
<ヘッダー、フッター、サブヘッダーを利用したページの遷移例>
以上説明したように、HPの各ページにヘッダー501、及び、サブヘッダー502が配置されることで、HPは推奨アクセスルート57で閲覧者がHPを閲覧するように誘導できる。
図11は、サブヘッダー502を利用したページの遷移例を示す図である。図11の上段のルートは、推奨アクセスルート57である。
すなわち、
商品情報ページ → 導入事例ページ → お問い合わせページ
という推奨アクセスルート57で各ページが表示される場合を示す。
このため、閲覧者端末14が商品情報ページを表示する場合、画面生成部52はヘッダー501の左から順に「商品情報ページ」「導入事例ページ」「お問い合わせページ」のリンクを配置する。
また、推奨アクセスルート57において、画面生成部52は、
・「商品情報ページ」571のサブヘッダー502のメッセージ506に、推奨アクセスルート57における「商品情報ページ」571の次の順番に対応する「導入事例ページ」のページ名に設定する。
・「導入事例ページ」572のサブヘッダー502のメッセージ506に、推奨アクセスルート57における「導入事例ページ」572の次の順番に対応する「お問い合わせページ」のページ名を設定する。
・推奨アクセスルート57において「お問い合わせページ」573の次の順番に対応するページがないので、「お問い合わせページ」573にはサブヘッダー502がない。
フッター503には、ページ管理テーブル54のうち推奨アクセスルート57にないページへのリンクが配置されるので、「商品情報ページ」571、「導入事例ページ」572、及び、「お問い合わせページ」573には、「会社情報ページ」「社長あいさつページ」がページID順に配置される。
一方、図11の下段は、推奨アクセスルート57に含まれないページである。例えば、「会社情報ページ」581と「社長あいさつページ」582は、推奨アクセスルート57に含まれない。
ヘッダー501、及びフッター503の生成方法は推奨アクセスルート57と同じである。画面生成部52は、以下のサブヘッダー502を配置する。
・「会社情報ページ」581はトップページから遷移している。画面生成部52は、「会社情報ページ」581のサブヘッダー502に、推奨アクセスルート管理テーブル58でアクセス済みがNoで順番が最も小さい「商品情報ページ」571のページへのリンクを配置する。
・「社長あいさつページ」582は「商品情報ページ」571から遷移している。画面生成部52は、「社長あいさつページ」582のサブヘッダー502に、推奨アクセスルート管理テーブル58でアクセス済みがNoで順番が最も小さい「導入事例ページ」572のページへのリンクを配置する。
従って、推奨アクセスルート57に含まれないページを閲覧者が表示しても、閲覧者がサブヘッダー502を押下することで、推奨アクセスルート57に引き戻すことができる。
<主な効果>
本実施形態の情報処理システムは、閲覧者が推奨アクセスルート(CVRが最も大きいルート)に沿ってページを閲覧するようにページ名とリンクが配置されたサブヘッダー502を配置することができる。サブヘッダー502が配置されることで、HPは推奨アクセスルートで閲覧者がHPを閲覧するように誘導できる。
<その他の適用例>
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、支援サーバ50、HP公開サーバ60、及び、MAサーバ40は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。同様に、閲覧者端末14は、互いに通信するように構成された複数のコンピューティングデバイスを含むことができる。
また、図4などの構成例は、閲覧者端末14、支援サーバ50、HP公開サーバ60、及び、MAサーバ40による処理の理解を容易にするために、主な機能に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって本願発明が制限されることはない。閲覧者端末14、支援サーバ50、HP公開サーバ60、及び、MAサーバ40の処理は、処理内容に応じて更に多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割することもできる。
14 閲覧者端末
20 CMSサーバ
40 MAサーバ
50 支援サーバ
60 HP公開サーバ
100 情報処理システム
特開2019-079474号公報

Claims (11)

  1. 閲覧者端末にWebサイトのページデータを提供する情報処理装置であって、
    第1のページのページデータの要求を受信する通信部と、
    前記Webサイトに含まれる複数のページの推奨される表示順情報に基づいて、前記第1のページの次に表示される第2のページに関する情報を含む前記第1のページのページデータを生成する画面生成部と、を有し、
    前記通信部は、前記画面生成部が生成した前記第1のページの前記ページデータを前記閲覧者端末に送信する情報処理装置。
  2. 前記画面生成部は、前記第2のページに関する情報として、前記第2のページのページ名を前記第1のページに配置し、前記第2のページのページ名に前記第2のページの所在を表す情報を埋め込む請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1のページが前記表示順情報に含まれる場合、前記画面生成部は、
    前記表示順情報において前記第1のページの次の順番のページを前記第1のページの次に表示される前記第2のページに決定する請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1のページが前記表示順情報に含まれない場合、前記画面生成部は、
    前記表示順情報のページのうち前記閲覧者端末が表示したか否かがページごとに登録されている管理テーブルに基づいて、前記閲覧者端末が表示していないページのうち、前記表示順情報において最も順番が小さいページを、前記第1のページの次に表示される前記第2のページに決定する請求項1又2に記載の情報処理装置。
  5. 前記画面生成部は、予め定められているメッセージのひな形に前記第2のページのページ名を設定し、前記メッセージを前記第1のページに配置する請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記画面生成部は、前記表示順情報に含まれる各ページのページ名を、左から右に向かって、順番が大きくなるように前記第1のページのヘッダー領域に配置する請求項1~5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記画面生成部は、前記表示順情報に含まれていない前記Webサイトの各ページのページ名を、左から右に向かって、ページIDが大きくなるように前記第1のページのフッター領域に配置する請求項1~6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記表示順情報は、CVRが最も大きい複数のページの表示順である請求項1~7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 閲覧者端末にWebサイトのページデータを提供する情報処理装置を、
    第1のページのページデータの要求を受信する通信部と、
    前記Webサイトに含まれる複数のページの推奨される表示順情報に基づいて、前記第1のページの次に表示される第2のページに関する情報を含む前記第1のページのページデータを生成する画面生成部、として機能させ、
    前記通信部は、前記画面生成部が生成した前記第1のページの前記ページデータを前記閲覧者端末に送信するプログラム。
  10. 閲覧者端末と前記閲覧者端末にWebサイトのページデータを提供する情報処理装置とを有するシステムであって、
    前記情報処理装置は、
    第1のページのページデータの要求を受信する通信部と、
    前記Webサイトに含まれる複数のページの推奨される表示順情報に基づいて、前記第1のページの次に表示される第2のページに関する情報を含む前記第1のページのページデータを生成する画面生成部と、を有し、
    前記通信部は、前記画面生成部が生成した前記第1のページの前記ページデータを前記閲覧者端末に送信し、
    前記閲覧者端末は、
    前記情報処理装置から受信した前記第1のページの前記ページデータを表示する表示制御部を有するシステム。
  11. 閲覧者端末にWebサイトのページデータを提供する情報処理装置が行うページデータ生成方法であって、
    通信部が、第1のページのページデータの要求を受信するステップと、
    画面生成部が、前記Webサイトに含まれる複数のページの推奨される表示順情報に基づいて、前記第1のページの次に表示される第2のページに関する情報を含む前記第1のページのページデータを生成するステップと、
    前記通信部が、前記画面生成部が生成した前記第1のページの前記ページデータを前記閲覧者端末に送信するステップと、
    を有するページデータ生成方法。
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