JP2022146747A - 画像処理装置、通信システム、通信方法、及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、通信システム、通信方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】FAX装置は、通信ネットワークを介して管理サーバに迷惑FAXのFAX番号を登録しておき、その後、像データと共にFAX番号を受信した場合に、管理サーバに対して、受信したFAX番号が迷惑FAX番号であるか否かを問い合わせるシステムが提案されている。しかし、FAX装置は予め迷惑FAX番号を管理サーバに登録しているため、登録していない新たなFAX番号を受信した場合には、このFAX番号が迷惑FAX番号等の特定種類のFAX番号であるか否かを判断することができない。【解決手段】画像形成装置3b等が予め管理サーバ5に対して、迷惑FAX番号等の特定種類のFAX番号として登録しておき(S22~S24)、画像処理装置3aが新たなFAX番号を受信した場合には(S41)、管理サーバ5に問い合わせることで(S44~S46)、課題を解決する可能性が向上する。【選択図】図8

Description

本開示内容は、画像処理装置、通信システム、通信方法、及びプログラムに関する。
従来から、ファクシミリ機能が搭載された装置(FAX装置)において、いわゆる「迷惑FAX防止機能」と呼ばれている迷惑FAX防止の技術が提案されている(特許文献1参照)。「迷惑FAX防止機能」は、予め登録した特定相手先からのFAX受信だけを可能にするか、又は予め登録した特定相手先以外からのFAX受信だけを可能にする機能である。これにより、公衆回線網を介して文書等の画像データと共に送られて来たFAX番号が、予め自装置(FAX装置)に登録してある迷惑FAX番号と一致する場合には、FAX装置は受信した画像データを破棄することで、迷惑FAX防止を実現することができる。
更に、近年、FAX装置は、公衆回線網だけでなく、インターネット等の通信ネットワークにも接続することができるようになった。これにより、FAX装置は、通信ネットワークを介して管理サーバに迷惑FAXのFAX番号を登録しておき、その後、画像データと共にFAX番号を受信した場合に、管理サーバに対して、受信したFAX番号が迷惑FAX番号であるか否かを問い合わせるシステムが提案されている(特許文献2参照)。
しかしながら、従来の方法では、予め迷惑FAX番号を管理サーバに登録しなければならないため、FAX装置が、管理サーバで未登録のFAX番号を受信した場合には、このFAX番号が迷惑FAX番号等の特定種類のFAX番号であるか否かを判断することができないという課題が生じる。
請求項1に係る発明は、FAX番号を管理する管理サーバ及び他の画像処理装置と通信する画像処理装置であって、前記他の画像処理装置が送信した当該他の画像処理装置のFAX番号を受信する第1の受信手段と、前記第1の受信手段によって受信された前記FAX番号が所定の条件を満たした場合に、当該FAX番号を前記管理サーバが受信すべく送信する送信手段と、前記FAX番号を受信した前記管理サーバが送信した所定情報を受信する第2の受信手段と、前記所定情報に基づいて、前記FAX番号が特定種類に含まれる可能性がある旨を示す情報を表示手段に表示する表示制御手段と、を有することを特徴とする画像処理装置である。
以上説明したように本発明によれば、画像処理装置が新たなFAX番号を受信した場合であっても、特定種類のFAX番号であるか否かを判断することができないという課題を解決する可能性が向上する。
本発明の実施形態に係る通信システムの概略図である。 MFPのハードウェア構成図である。 管理サーバのハードウェア構成図である。 通信システムの各機能構成図である。 MFPが管理しているテーブルであって、(a)は宛先管理テーブルの概念図、(b)は番号種類管理テーブルの概念図、(c)はFAX管理テーブルの概念図である。 管理サーバが管理しているテーブルであって、(a)は装置管理テーブルの概念図、(b)は登録数管理テーブルの概念図である。 特定種類のFAX番号の登録処理を示したシーケンス図である。 プレビュー画面を表示する処理を示したシーケンス図である。 MFPによるFAX番号の登録処理を示したフローチャートである。 管理サーバによる特定種類のFAX番号の可能性判断の処理を示したフローチャートである。 MFPによるプレビュー画面の表示処理を示したフローチャートである。 MFPによるプレビュー画面の表示例を示した図である。 MFPによるFAX番号の登録処理を示したフローチャートである。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。
〔通信システムの概略〕
図1を用いて、本実施形態に係る通信システム1の全体構構成を説明する。図1は、通信システムの全体構成図である。図1に示す通信システム1は、画像処理装置3a,3b及び管理サーバ5によって構築されている。画像処理装置3a,3bは、公衆回線網99を介してFAXデータの送受信を行う。FAXデータには、文書等の画像データ及び送信元のFAX番号が含まれている。
また、画像処理装置3a,3bは、管理サーバ5によって提供される、特定種類のFAX番号の可能性がある旨を通知する「通知サービス」を受けることができる。そのため、画像処理装置3a,3bは、通信ネットワーク100を介して管理サーバ5と通信することができる。通信ネットワーク100は、インターネット、LAN(Local Area Network)等である。なお、通信システム1には、画像処理装置3a,3b以外にも画像処理装置(画像処理装置3xを除く)が含まれるが、図1では省略する。この画像処理装置3a,3b以外の画像処理装置(画像処理装置3xを除く)も、上記「通知サービス」を受けることができ、通信ネットワーク100を介して管理サーバ5と通信することができる。また、画像処理装置3a,3b以外の画像処理装置(画像処理装置3xを除く)も、公衆回線網99を介してFAXデータの送受信を行うことができる。更に、画像処理装置3a,3b以外の複数の画像処理装置(画像処理装置3xを除く)は、それぞれ、画像形成装置3bとは別の企業に設置されていてもよいし、同じ企業に設置されていてもよい。
なお、図1では、画像処理装置3aはA社の利用者A1によって操作され、画像処理装置3aはB社の利用者B1によって操作される場合が示されている。
また、図1では、通信システム1には含まれない画像処理装置3xが、公衆回線網99を介して画像処理装置3a,3bとFAXデータの送受信を行う。
画像処理装置3a,3b,3xはFAXデータの送受信を行う装置の一例である。画像処理装置3a,3b,3x及び画像処理装置3a,3b以外の画像処理装置(画像処理装置3xを除く)の総称を示す場合、以下「画像処理装置3」と記載する。また、画像処理装置3は、FAX装置、又はMFP(Multifunction Peripheral/Product/Printer)などである。MFPは、ファックス機能、プリンタ機能、スキャナ機能、及びコピー機能などの複数の機能を実現した複合機である。
本実施形態において、画像処理装置3xは、画像処理装置3aに対して迷惑なFAXデータを送信する可能性がある装置として説明する。迷惑なFAXデータとしては、例えば、画像処理装置3aの管理者に一方的に送信する広告データや、宛先のFAX番号を誤ってしまうことで本来送る予定がない画像処理装置3aに対して送られるFAXデータなどが挙げられる。
なお、迷惑なFAXデータは、特定種類のFAXデータの一例である。特定種類のFAXデータには、画像処理装置3aの管理者が意図していない(例えば、アドレス帳に登録していない)他の画像処理装置から送られて来たFAXデータ、一定枚数以上(例えば、50枚以上)の画像によるFAXデータ等、客観的に判断できるFAXデータも含まれる。
送信元の画像処理装置3xは、FAX番号を指定して宛先の画像処理装置3aにFAX送信を行う。宛先の画像処理装置3aは、送信元の画像処理装置3xからFAXデータ(文章等の画像データ及び画像処理装置3xのFAX番号)を受信する。画像処理装置3aは受信した画像データを後述の記憶部3000aに一旦保存する。画像処理装置3aは受信した画像データを、種々の方法で出力する。
例えば、画像処理装置3aはFAX受信した文画像データの画像を利用者操作に従い、自装置(画像処理装置3a)又は他装置(例えばプリンタ)のプリンタ機能を利用して印刷する。また、画像処理装置3aはFAX受信した画像データを利用者操作に従い後述のパネル表示部340aなどに表示する。また、画像処理装置3aはFAX受信した画像データを利用者操作に従い管理サーバ5又は、他の装置(例えばPC)に転送する。なお、FAX受信した画像データの画像処理装置3aによる印刷、表示、又は転送は、FAX受信した画像データの出力の一例である。
画像処理装置3aは送信元の画像処理装置3xからFAX受信した画像データの未読状態及び既読状態を管理する情報処理装置の一例である。画像処理装置3aは未出力の画像データを未読状態として管理し、出力済みの画像データを既読状態として管理する。このように、未読状態の画像データとは、FAX受信した画像データのうち、利用者が種々な方法で出力していない(確認していない)画像データである。
管理サーバ5は、迷惑FAX等の特定種類のFAXのFAX番号等を管理するサーバである。なお、管理サーバ5は、単一のコンピュータによって構築されていてもよいし、複数のコンピュータによって構築されていてもよい。
〔ハードウェア構成〕
続いて、図2及び3を用いて、画像処理装置3、及び管理サーバ5のハードウェア構成について説明する。
<画像処理装置>
図2は、画像処理装置のハードウェア構成図である。図2に示されているように、画像処理装置3は、コントローラ310、近距離通信回路320、エンジン制御部330、操作パネル340、ネットワークI/F350、及び公衆回線I/F360を備えている。
これらのうち、コントローラ310は、コンピュータの主要部であるCPU301、システムメモリ(MEM-P)302、ノースブリッジ(NB)303、サウスブリッジ(SB)304、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)306、記憶部であるローカルメモリ(MEM-C)307、HDDコントローラ308、及び、記憶部であるHD309を有し、NB303とASIC306との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス321で接続した構成となっている。
これらのうち、CPU301は、画像処理装置3の全体制御を行う制御部である。NB303は、CPU301と、MEM-P302、SB304、及びAGPバス321とを接続するためのブリッジであり、MEM-P302に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCI(Peripheral Component Interconnect)マスタ及びAGPターゲットとを有する。
MEM-P302は、コントローラ310の各機能を実現させるプログラムやデータの格納用メモリであるROM302a、プログラムやデータの展開、及びメモリ印刷時の描画用メモリなどとして用いるRAM302bとからなる。なお、RAM302bに記憶されているプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、CD-R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
SB304は、NB303とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。ASIC306は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス321、PCIバス322、HDD308およびMEM-C307をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC306は、PCIターゲットおよびAGPマスタ、ASIC306の中核をなすアービタ(ARB)、MEM-C307を制御するメモリコントローラ、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などを行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)、並びに、スキャナ部331及びプリンタ部332との間でPCIバス322を介したデータ転送を行うPCIユニットとからなる。なお、ASIC306には、USB(Universal Serial Bus)のインターフェースや、IEEE1394(Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)のインターフェースを接続するようにしてもよい。
MEM-C307は、コピー用画像バッファ及び符号バッファとして用いるローカルメモリである。HD309は、画像データの蓄積、印刷時に用いるフォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。HD309は、CPU301の制御にしたがってHD309に対するデータの読出又は書込を制御する。AGPバス321は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースであり、MEM-P302に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレータカードを高速にすることができる。
また、近距離通信回路320には、近距離通信回路320aが備わっている。近距離通信回路320は、NFC、Bluetooth等の通信回路である。
更に、エンジン制御部330は、スキャナ部331及びプリンタ部332によって構成されている。また、操作パネル340は、現在の設定値や選択画面等を表示させ、操作者からの入力を受け付けるタッチパネル等のパネル表示部340a、並びに、濃度の設定条件などの画像形成に関する条件の設定値を受け付けるテンキー及びコピー開始指示を受け付けるスタートキー等からなる入力キー340bを備えている。コントローラ310は、画像処理装置3全体の制御を行い、例えば、描画、通信、操作パネル340からの入力等を制御する。スキャナ部331又はプリンタ部332には、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれている。
なお、画像処理装置3は、操作パネル340のアプリケーション切り替えキーにより、ドキュメントボックス機能、コピー機能、プリンタ機能、およびファクシミリ機能を順次に切り替えて選択することが可能となる。ドキュメントボックス機能の選択時にはドキュメントボックスモードとなり、コピー機能の選択時にはコピーモードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリンタモードとなり、ファクシミリ機能の選択時にはファクシミリモードとなる。
また、ネットワークI/F350は、通信ネットワーク100を利用してデータ通信をするためのインターフェースである。公衆回線I/F360は、公衆回線網99を介して画像データのFAX送受信をするためのインタフェースである。近距離通信回路320、ネットワークI/F350及び公衆回線I/F360は、PCIバス322を介して、ASIC306に電気的に接続されている。
<管理サーバ>
図5は、管理サーバのハードウェア構成図である。
図5に示されているように、管理サーバ5は、コンピュータによって構築されており、図5に示されているように、CPU501、ROM502、RAM503、HD504、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ505、ディスプレイ506、外部機器接続I/F(Interface)508、ネットワークI/F509、データバス510、キーボード511、ポインティングデバイス512、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ514、メディアI/F516を備えている。
これらのうち、CPU501は、管理サーバ5全体の動作を制御する。ROM502は、IPL等のCPU501の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。HD504は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ505は、CPU501の制御にしたがってHD504に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。ディスプレイ506は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。外部機器接続I/F508は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやプリンタ等である。ネットワークI/F509は、通信ネットワーク100を利用してデータ通信をするためのインターフェースである。バスライン510は、図5に示されているCPU501等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
また、キーボード511は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス512は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。DVD-RWドライブ514は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW513に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、DVD-RWに限らず、DVD-RやBlu-ray Disc(ブルーレイディスク)等であってもよい。メディアI/F516は、フラッシュメモリ等の記録メディア515に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
〔実施形態の機能構成〕
次に、図2乃至図4を用いて、本実施形態の機能構成について説明する。図4は、通信システム1の各機能構成図である。
<画像処理装置3a>
まずは、図2及び図4を用いて、画像処理装置3aの機能構成について説明する。
図4に示されているように、画像処理装置3aは、送受信部31a、受付部32a、表示制御部34a、判断部35a、及び記憶・読出処理部39aを有している。これら各部は、図2に示されている各構成要素のいずれかが、HD309からRAM302b上に展開された画像形成用のプログラムに従ったCPU301からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。また、画像処理装置3aは、図2に示されているROM302a、RAM302b、及びHD309によって構築される記憶部3000aを有している。
(宛先管理テーブル)
図5(a)は、宛先管理テーブルを示す概念図である。記憶部3000aには、宛先管理テーブルによって構成されている宛先管理DB(Data Base)3001aが構築されている。この宛先管理テーブルでは、宛先名及びFAX番号が関連付けて記憶されて管理されている。これらのうち、宛先名は、画像処理装置が設置されている企業等の名称である。FAX番号は、この画像処理装置のFAX番号である。宛先管理テーブルは、宛先のアドレス帳としての役割を果たす。
(番号種類管理テーブル)
図5(b)は、番号種類管理テーブルを示す概念図である。記憶部3000aには、番号種類管理テーブルによって構成されている番号種類管理DB3002aが構築されている。この番号種類管理テーブルでは、FAX番号及び特定種類のFAX番号の有無が関連付けて記憶されて管理されている。特定種類のFAX番号として登録された場合には「1」として管理され、特定種類のFAX番号でないとして登録された場合には「0」として管理される。
(FAX管理テーブル)
図5(c)は、FAX管理テーブルを示す概念図である。記憶部3000aには、FAX管理テーブルによって構成されている宛先管理DB3001cが構築されている。このFAX管理テーブルでは、FAXデータを識別するためのデータID(Identification)、送信元のFAX番号、及びFAXデータのうちの画像データのファイル名が連付けて記憶されて管理されている。実際の画像データのファイルは、記憶部3000aに記憶される。
(画像処理装置3aの各機能構成)
次に、図2及び図4を用いて、画像処理装置3aの各機能構成について更に詳細に説明する。
画像処理装置3aの送受信部31aは、公衆回線I/F360に対するCPU301の処理によって実現され、公衆回線網99を介して、他の装置(例えば、画像処理装置3b,3x)との間でFAXデータ(または情報)の送受信を行う。
受付部32aは、主に、操作パネル340に対するCPU301の処理によって実現され、利用者から各種の選択又は入力を受け付ける。
表示制御部34aは、主に、パネル表示部340aに対するCPU301の処理によって実現され、パネル表示部340aに各種画像を表示させる。
判断部35aは、主に、CPU301の処理によって実現され、各種判断を行う。
画像処理装置3aの送受信部31aは、ネットワークI/F350に対するCPU301の処理によって実現され、通信ネットワーク100を介して、他の装置(例えば、管理サーバ5)との間で各種データ(または情報)の送受信を行う。
記憶・読出処理部39aは、主に、CPU301の処理によって実現され、記憶部3000aに、各種データ(または情報)を記憶したり、記憶部3000aから各種データ(または情報)を読み出したりする。
なお、送受信部31aが第1の送受信部の場合、送受信部38aが第2の送受信部である。
<画像処理装置3b>
画像処理装置3bは、画像処理装置3aと同様の機能構成及びDBを有し、図4では、符号の末尾が「a」から「b」に変わっただけで、各機能の内容は同じであるため、画像処理装置3bの各機能構成及び各DBの説明を省略する。
<管理サーバ5>
続いて、図3及び図4を用いて、管理サーバ5の機能構成について説明する。
図4に示されているように、管理サーバ5は、送受信部51、認証部53、判断部55、及び記憶・読出処理部59を有している。これら各部は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開された管理用のプログラムに従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。また、画像処理装置3aは、図2に示されているROM502、RAM503、及びHD504によって構築される記憶部5000を有している。
(装置管理テーブル)
図6(a)は、装置管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、装置管理テーブルによって構成されている装置管理DB5001が構築されている。この装置管理テーブルでは、画像処理装置を識別するための装置ID、この装置IDで示される画像処理装置を使用する企業の名称(使用企業名)が関連付けて記憶されて管理されている。
(登録数管理テーブル)
図6(b)は、登録数管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、登録数管理テーブルによって構成されている登録数管理DB5002が構築されている。この登録数管理テーブルでは、FAX番号及び特定種類のFAX番号の登録数が関連付けて記憶されて管理されている。特定種類のFAX番号の登録数は、管理サーバ5が、上述の「通知サービス」の提供を受けている画像処理装置3a,3b等から特定種類のFAX番号の登録要求を受信した場合に、画像処理装置毎に1カウントする数である。
(管理サーバ5の各機能構成)
次に、図3及び図4を用いて、管理サーバ5の各機能構成について更に詳細に説明する。
管理サーバ5の送受信部51は、ネットワークI/F509に対するCPU301の処理によって実現され、通信ネットワーク100を介して、他の装置(例えば、画像処理装置3a,3b)との間で各種データ(または情報)の送受信を行う。
認証部53は、主に、CPU501の処理によって実現され、画像処理装置の認証を行う。
判断部55は、主に、CPU501の処理によって実現され、各種判断を行う。
記憶・読出処理部59は、主に、CPU501の処理によって実現され、記憶部5000に、各種データ(または情報)を記憶したり、記憶部5000から各種データ(または情報)を読み出したりする。
〔実施形態の処理又は動作〕
続いて、図7乃至図13を用いて、本実施形態の処理又は動作について説明する。
<特定種類のFAX番号の登録処理>
まず、図7を用いて、特定種類のFAX番号の登録処理について説明する。図7は、特定種類のFAX番号の登録処理を示したシーケンス図である。
図7に示されているように、利用者Bが画像処理装置3bを操作することで、記憶・読出処理部59bは、送受信部18bによって受信されたFAX番号を、迷惑FAX番号等の特定種類のFAX番号に含めるものとして自装置(画像処理装置3b)の番号種類管理DB3002bに登録する(S21)。この場合、図5(b)に示されているように、送受信部18bによって受信されたFAX番号を新たなレコードして登録すると共に「特定種類のFAX番号」の項目を「1」として登録する。「1」は特定種類のFAX番号として登録する場合、「0」は特定種類のFAX番号としては登録しない場合を示している。
次に、送受信部38bは、通信ネットワーク100を介して管理サーバ5に対し、特定種類のFAX番号の登録要求を送信する(S22)。この登録要求には、画像処理装置3bを識別するための装置ID、及び送信元である画像処理装置3bのFAX番号)が追加されている。これにより、管理サーバ5の送受信部51は、特定種類のFAX番号の登録要求を受信する。
次に、管理サーバ5では、認証部53がステップS22によって受信された装置IDを利用して、送信元の画像処理装置3bが、管理サーバ5によって上述の「通知サービス」を受ける装置であるか否かの認証を行う(S23)。具合的には、記憶・読出処理部59が、送受信手段51によって受信された装置IDを検索キーとして装置管理DB5001を検索することにより、同じ装置ID及び対応する使用企業名の組が管理されている場合には、認証部53は、画像処理装置3bが通知サービスを受ける正当な装置であると判断する。なお、装置管理DB5001に、同じ装置ID及び対応する使用企業名の組が管理されていない場合には、認証部53は、画像処理装置3bが通知サービスを受ける正当な装置ではないと判断する。
ここでは、認証部53が、通知サービスを受ける正当な装置であると判断した場合について続けて説明する。
記憶・読出処理部59は、登録数管理DB5002に対して、ステップS22で受信されたFAX番号と同じFAX番号に関連付けられている「特定種類のFAX番号登録数」のフィールドの数を1カウントアップする(S24)。なお、登録数管理DB5002に、ステップS22で受信されたFAX番号と同じFAX番号が管理されていなかった場合には、記憶・読出処理部59は、受信されたFAX番号と同じFAX番号を新たなレコードとして作成すると共に、「特定種類のFAX番号登録数」を「1」として管理する。
そして、管理サーバ5の送受信部51は、通信ネットワーク100を介して画像処理装置3bに対し、ステップS22に対する応答の情報を送信する(S25)。この応答には、登録完了又は登録不可の旨の情報が含まれている。これにより、画像処理装置3bの送受信部38bは、応答を受信する。
次に、画像処理装置3bでは、表示制御部34bが、応答結果を表示する(S26)。
以上により、利用者B1は、他の画像処理装置から受信した当該他の画像処理装置のFAX番号を特定種類のFAX番号として登録することができたか否かを把握することができる。
<プレビュー画面を表示する処理>
続いて、図8乃至図13を用いて、FAX番号が特定種類に含まれる可能性がある旨を示すプレビュー画面を表示する処理を説明する。図8は、プレビュー画面を表示する処理を示したシーケンス図である。
まず、画像処理装置3aの送受信部31aは、公衆回線網99を介して、画像処理装置3xが送信したFAXデータを受信する(S41)。このFAXデータには、文書等の画像データ及び送信元である画像処理装置3xのFAX番号が含まれている。
次に、画像処理装置3aでは、記憶・読出処理部39aが、FAX管理DB3003aにFAXデータを一旦(一時的に)記憶する(S42)。この場合、記憶・読出処理部39aは、図5(c)に示されているように、固有のデータIDを生成する。そして、記憶・読出処理部39aは、この生成したデータID、ステップS41で受信された送信元のFAX番号及び画像データのファイル名を関連付けて管理する。
次に、画像処理装置3aは、FAX番号の登録確認処理を行う(S43)。
(FAX番号の登録確認処理)
ここで、図9を用いて、FAX番号の登録確認処理について説明する。図9は、画像処理装置によるFAX番号の登録処理を示したフローチャートである。
まず、記憶・読出処理部39aは、ステップS41で受信された送信元のFAX番号を検索キーとして宛先管理DB3001aを検索する(S101)。
次に、判断部35aは、送信元のFAX番号が、宛先管理DB3001aに登録済であるか否かを判断する(S102)。そして、登録済の場合には、送受信部38aは、発呼を開始する(S103)。その後は、ステップS43へ進むみ、ステップS42の処理は終了する。
一方、登録済でない場合(登録していない場合)には(S102;NO)、記憶・読出処理部39aが、送信元のFAX番号を検索キーとして、番号種類管理DB3002aにおいて同じFAX番号を検索する(S104)。
次に、判断部35aが、番号種類管理DB3002aに送信元のFAX番号と同じFAX番号が登録されているか否かを判断する(S105)。そして、送信元のFAX番号と同じFAX番号が登録されていない場合には(S105;NO)、送受信部38aは、発呼を開始する(S106)。その後は、ステップS43,S44へ進み、ステップS42の処理は終了する。
また、送信元のFAX番号と同じFAX番号が登録されている場合には(S105;YES)、更に判断部35aは、送信元のFAX番号と同じFAX番号が「特定種類のFAX番号」として登録済であるか否かを判断する(S107)。図5(b)において、「1」は登録済みの状態を示し、「0」は登録済ではない状態(未登録)を示す。そして、登録済みでない場合には(S107;NO)、送受信部38aは、発呼を開始する(S108)。その後は、ステップS43へ進み、ステップS42の処理は終了する。一方、登録済の場合には(S107;YES)、送受信部38aは、公衆回線を切断する(S109)。これにより、ステップS42の処理は終了する。
以上により、FAX番号の登録確認処理は終了する。
続けて、上記ステップ105で、送信元のFAX番号と同じFAX番号が登録されている場合(S105;NO)について説明する。
図8に戻り、画像処理装置3aの送受信部38aが、通信ネットワーク100を介して管理サーバ5に対し、特定種類のFAX番号の可能性結果の要求を送信する(S44)。この要求には、ステップS41で受信された送信元のFAX番号が追加されている。これにより、管理サーバ5の送受信部51は、特定種類のFAX番号の可能性結果の要求を受信する。
次に、管理サーバ5は、特定種類のFAX番号の可能性判断の処理を行う(S45)。
(特定種類のFAX番号の可能性判断の処理)
ここで、図10を用いて、特定種類のFAX番号の可能性判断の処理について説明する。図10は、管理サーバによる特定種類のFAX番号の可能性判断の処理を示したフローチャートである。
図10に示されているように、管理サーバ5の記憶・読出処理部59が、ステップS44で受信された送信元である画像処理装置3xのFAX番号を検索キーとして登録数管理DB5002を検索することにより、対応する「特定種類のFAX番号登録数」を読み出す(S201)。次に、判断部55は、特定種類のFAX番号登録数が所定値以上(例えば、10以上)であるか否かを判断する(S202)。そして、特定種類のFAX番号登録数が所定値以上でない場合には(S202;NO)、判断部55は、送信元である画像処理装置3xのFAX番号が、迷惑FAX番号等の特定種類に含まれないと判断する(S203)。一方、特定種類のFAX番号登録数が所定値以上である場合には(S202;YES)、判断部55は、送信元である画像処理装置3xのFAX番号が、迷惑FAX番号等の特定種類に含まれる可能性があると判断する(S204)。
以上により、特定種類のFAX番号の可能性判断の処理は終了する。
続いて、図8に戻り、管理サーバ5の送受信部51が、通信ネットワーク100を介して画像処理装置3aに対し、ステップS44に対する応答を送信する(S46)。この応答には、所定情報の一例として、登録完了又は登録不可の旨の情報が含まれている。これにより、画像処理装置3bの送受信部38bは、応答を受信する。この応答には、可能性が高い又は可能性が低い旨の情報が含まれている。これにより、画像処理装置3aの送受信部38aは、応答を受信する。
次に、画像処理装置3aは、プレビュー画面の表示処理を行う(S47)。
(プレビュー画面の表示処理)
ここで、図11を用いて、画像処理装置によるプレビュー画面の表示処理について説明する。図11は、画像処理装置によるプレビュー画面の表示処理を示したフローチャートである。
図11に示されているように、画像処理装置3aの判断部35aは、ステップS46で受信された応答内容に基づいて、送信元である画像処理装置3xのFAX番号が、迷惑FAX番号等の特定種類に含まれる可能性があるか否かを判断する(S121)。そして、特定種類に含まれる可能性がある場合には(S121;YES)、表示制御部34aは、画像処理装置3aのパネル表示部340a上に、図12に示されているようなプレビュー画面3101を表示する(S122)。
ここで、図12に示されているように、プレビュー画面3101左側には、送信元である画像処理装置3xが送信した画像データに係るプレビュー画像3102が表示されている。また、プレビュー画面3101の右側には、FAX番号の表示領域3103、メッセージ表示領域3104、「特定種類のFAX番号として登録」ボタン3105、「特定種類外のFAX番号として登録」ボタン3106、「アドレス帳登録」ボタン3107、及び「保留」ボタン3108が表示されている。
これらのうち、FAX番号の表示領域3103には、ステップS41によって受信された、送信元である画像処理装置3xのFAX番号が表示されている。
メッセージ表示領域3104には、上記ステップS121において、判断部35aが判断した内容が表示される。換言すると、メッセージ表示領域3104には、ステップS46で受信された応答内容が表示される。ここでは、特定種類に含まれる可能性がある場合(S121;YES)の表示例として、「FAX番号が特定種類に含まれる可能性あり」である旨が表示されている。また、図12に示されているように、表示制御部34aが「一定数以上の画像処理装置で迷惑FAX番号として登録済」と表示することで、他の画像処理装置3b等の一定数以上の画像処理装置から迷惑FAX番号として管理サーバ5に登録した旨を表してもよい。
「特定種類のFAX番号として登録」ボタン3105は、番号種類管理DB3002aに、FAX番号の表示領域3103に表示されているFAX番号を登録する場合に押下されるボタンである。利用者A1によって、このボタン3105が押下されると、受付部32aはFAX番号の登録を受け付け、記憶・読出処理部39aは、番号種類管理DB3002aに、表示領域3103で表示されているFAX番号を新しいレコードとして登録する。この場合、記憶・読出処理部39aは、この新しいレコードにおいて、FAX番号と関連付けて「特定種類のFAX番号」のフィールドに「1」を登録する。
「特定種類外のFAX番号として登録」ボタン3106は、番号種類管理DB3002aに、FAX番号の表示領域3103に表示されているFAX番号を登録する場合に押下されるボタンである。利用者A1によって、このボタン3106が押下されると、受付部32aはFAX番号の登録を受け付け、記憶・読出処理部39aは、番号種類管理DB3002aに、表示領域3103で表示されているFAX番号を新しいレコードとして登録する。この場合、記憶・読出処理部39aは、この新しいレコードにおいて、FAX番号と関連付けて「特定種類のFAX番号」のフィールドに「0」を登録する。
「アドレス帳登録」ボタン3107は、FAX番号のアドレス帳に、FAX番号の表示領域3103に表示されているFAX番号を登録する場合に押下されるボタンである。利用者A1によって、このボタン3105が押下されると、受付部32aはFAX番号の登録を受け付け、記憶・読出処理部39aは、宛先管理DB3001aに、表示領域3103で表示されているFAX番号を新しいレコードとして登録する。この場合、利用者A1は、操作パネル340で宛先名を入力すると、受付部32aは宛先名の入力を受け付け、記憶・読出処理部39aは、この新しいレコードにおいて、FAX番号と関連付けて宛先名を登録する。
「保留」ボタン3106は、上記各ボタン3105,3106,3107を押下することでいずれかの登録を行う場合以外に押下されるボタンである。例えば、利用者A1が、表示領域3103に表示されているFAX番号を、特定種類のFAX番号として登録すべきか迷った場合に、ひとまず登録しないでおくときに、「保留」ボタン3106は利用者A1によって押下される。
なお、上記ステップS121において、特定種類に含まれる可能性がない場合には(S121;NO)、表示制御部34aは、画像処理装置3aのパネル表示部340a上に、図12に示されているようなプレビュー画面3101のうちメッセージ表示領域3104に何も表示しない状態の画面を表示する(S123)。
以上により、プレビュー画面の表示処理は終了する。
続いて、図8に戻り、画像処理装置3aは、FAX番号の登録処理を行う(S48)。
(FAX番号の登録処理)
ここで、図13を用いてFAX番号の登録処理について説明する。図13は、画像処理装置によるFAX番号の登録処理を示したフローチャートである。
まず、利用者A1が、図12におけるいずれかのボタン3105,3106,3107,3108を押下すると、受付部32aはいずれかのボタン3105,3106,3107,3108の押下を受け付ける(S141)。
次に、判断部35aは、「アドレス帳登録」ボタン3107が押下されたか否かを判断する(S142)。「アドレス帳登録」ボタン3107が押下された場合には(S142;YES)、記憶・読出処理部39aは、宛先管理DB3001aに、表示領域3103で表示されているFAX番号を新しいレコードとして登録する(S143)。この場合、利用者A1は、操作パネル340で宛先名を入力すると、受付部32aは宛先名の入力を受け付け、記憶・読出処理部39aは、この新しいレコードにおいて、FAX番号と関連付けて宛先名を登録する。これにより、図13に示されている処理は終了する。
一方、ステップS142において、「アドレス帳登録」ボタン3107が押下されなかった場合には(S142;NO)、更に判断部35aは、「保留」ボタン3108が押下されたか否かを判断する(S144)。「保留」ボタン3108が押下された場合には(S144;YES)、図13に示されている処理は終了する。
一方、ステップS144において、「保留」ボタン3108が押下されなかった場合には(S144;NO)、更に判断部35aは、「特定種類のFAX番号として登録」ボタン3105又は「特定種類外のFAX番号として登録」ボタン3106が押下されたことを判断する(S144)。「特定種類のFAX番号として登録」ボタン3105が押下された場合には(S145;特定種類)、記憶・読出処理部39aは、番号種類管理DB3002aに、表示領域3103で表示されているFAX番号を新しいレコードとして登録する(S146)。この場合、記憶・読出処理部39aは、この新しいレコードにおいて、FAX番号と関連付けて「特定種類のFAX番号」のフィールドに「1」を登録することで、送信元である画像処理装置3xのFAX番号を、特定種類に含めるものとして登録する。これにより、図13に示されている処理が終了する。
更に、この場合、画像処理装置3aは、図7に示されている画像処理装置3bと同様の処理(S21,S22,S25,S26)を実行すると共に、管理サーバ5も同様の処理(S22,S23,S24,S25)を実行する。換言すると、図7に示されている画像処理装置3bは、処理(S21,S22,S25,S26)を実行する前に、図8に示されている画像処理装置3aと同様の処理(S41,S42,S43,S44,S46,S47,S48)を実行する。
一方、「特定種類のFAX番号として登録」ボタン3105が押下された場合には(S145;特定種類外)、記憶・読出処理部39aは、番号種類管理DB3002aに、表示領域3103で表示されているFAX番号を新しいレコードとして登録する(S147)。この場合、記憶・読出処理部39aは、この新しいレコードにおいて、FAX番号と関連付けて「特定種類のFAX番号」のフィールドに「0」を登録することで、送信元である画像処理装置3xのFAX番号を、特定種類に含めないものとして登録する。これにより、図13に示されている処理が終了する。
以上により、FAX番号の登録処理は終了すると共に、本実施形態の処理又は動作が終了する。
〔実施形態の主な効果〕
以上説明したように本発明によれば、画像形成装置3b等が予め管理サーバ5に対して、迷惑FAX番号等の特定種類のFAX番号として登録しておき(S22~S24)、画像処理装置3aが新たなFAX番号を受信した場合には(S41)、管理サーバ5に問い合わせることで(S44~S46)、新たなFAX番号が特定種類のFAX番号であるか否かを判断することが可能できないという課題を解決する可能性が向上する。
〔補足〕
上記実施形態では、画像処理装置3a、管理サーバ5、及び画像処理装置3bは、通信ネットワーク100を介して通信しているが、これら各装置(サーバ)間に他の装置が介在して通信を中継してもよい。同じく、上記実施形態では、画像処理装置3a、画像処理装置3b、及び画像処理装置3xは、公衆回線網99を介して通信しているが、これら各装置の間に他の装置が介在して通信を中継してもよい。
また、上記管理サーバ5は、単純に「サーバ」と呼んでも良い。
更に、上記各プログラムは、DVD等の記録媒体に記録されることで、流通されるようにしてもよい。
また、上記実施形態で説明した各CPUは、1つの装置に複数設けられていてもよい。
更に、上記実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)、SOC(System on a chip)、GPU(Graphics Processing Unit)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
1 通信システム
3a 画像処理装置(自装置の一例)
3b 画像処理装置(他の画像処理装置の一例)
3x 画像処理装置
5 管理サーバ
31a 送受信部(第1の受信手段の一例)
32 受付部(受付手段の一例)
34 表示制御部(表示制御手段の一例)
35 判断部
38 送受信部(送信手段の一例、第2の受信手段の一例)
39a 記憶・読出処理部(破棄手段の一例)
340a パネル表示部(表示手段の一例)
3000a 記憶部(記憶手段の一例)
特開2000-022850号公報 特開2004-274160号公報

Claims (10)

  1. FAX番号を管理する管理サーバ及び他の画像処理装置と通信する画像処理装置であって、
    前記他の画像処理装置が送信した当該他の画像処理装置のFAX番号を受信する第1の受信手段と、
    前記第1の受信手段によって受信された前記FAX番号が所定の条件を満たした場合に、当該FAX番号を前記管理サーバが受信すべく送信する送信手段と、
    前記FAX番号を受信した前記管理サーバが送信した所定情報を受信する第2の受信手段と、
    前記所定情報に基づいて、前記FAX番号が特定種類に含まれる可能性がある旨を示す情報を表示手段に表示する表示制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記FAX番号が所定の条件を満たした場合には、前記第1の受信手段は画像データを受信し、
    前記表示制御手段は、前記FAX番号が特定種類に含まれる可能性がある旨を示す情報を、前記画像データに係る画像を表示するプレビュー画面に表示することを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1乃至2のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、
    前記FAX番号を特定種類に含めるための受け付けを行う受付手段と、
    前記受付手段によって前記FAX番号を特定種類に含めるための受け付けが行われた場合に、前記FAX番号を前記特定種類に含めるものとして記憶する記憶手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記プレビュー画面内に、前記受付手段を実行するための受付情報を表示することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記受付情報は、受付ボタンであることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 請求項3乃至5のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、
    前記受信手段は、前記記憶手段が前記FAX番号を前記特定種類に含めるものとして記憶した後、前記他の画像処理装置が送信した前記FAX番号を受信した場合には、当該FAX番号元である前記他の画像処理装置からの新たな画像データを受信しないこと
    を特徴とする画像処理装置。
  7. 前記受付手段によって前記FAX番号を特定種類に含めるための受け付けが行われた場合に、前記管理サーバが受信して前記FAX番号を特定種類として1カウントアップするために、前記送信手段は前記FAX番号を送信することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像処理装置と、
    前記管理サーバと、
    を含む通信システム。
  9. FAX番号を管理する管理サーバ及び他の画像処理装置と通信する画像処理装置が実行する通信方法であって、
    前記他の画像処理装置が送信した画像データ及び当該他の画像処理装置のFAX番号を受信する第1の受信ステップと、
    前記管理サーバが受信するように、前記第1の受信ステップによって受信された前記FAX番号を送信する送信ステップと、
    前記FAX番号を受信した前記管理サーバが送信した所定情報を受信する第2の受信ステップと、
    前記所定情報に基づいて、前記FAX番号が特定種類に含まれる可能性がある旨を示す情報を表示手段に表示する表示制御ステップと、
    を実行することを特徴とする通信方法。
  10. コンピュータに、請求項9に記載の方法を実行させるプログラム。
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