JP2022145141A - 回転電機 - Google Patents

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宏之 青木
Hiroyuki Aoki
泰之 渡邊
Yasuyuki Watanabe
圭史 尾崎
Keiji Ozaki
大輔 神田
Daisuke Kanda
拓也 小番
Takuya Koban
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Abstract

【課題】より不都合が少なくなるよう改善された新規な構成の回転電機を得る。【解決手段】実施形態の回転電機は、シャフトと、ステータと、ロータと、ブロア装置と、遮蔽板と、を備える。シャフトは、回転中心の軸方向に延びる冷却通路が設けられた中空状である。ステータは、シャフトの外周面に固定される。ロータは、ステータの外周面と対向して配置され、回転中心回りに回転可能である。ブロア装置は、シャフトの軸方向の一方に位置され、冷却通路に空気流を供給する吹出口と、吹出口から回転中心の径方向外方に延び冷却通路を軸方向の一方から覆うとともにステータから冷却通路内を通り当該冷却通路の外側の端子箱と接続されるケーブルが軸方向に貫通する開口部が設けられたフランジと、を有する。遮蔽板は、冷却通路内で吹出口と端子箱との間の沿面距離を延ばすように設けられる。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、回転電機に関する。
従来、冷却通路が設けられた中空状のシャフトと、シャフトの外周面に固定されたステータと、ステータの外周面と対向して配置されたロータと、シャフトの軸方向の一方に位置され、冷却通路に空気流を供給するブロア装置と、を備えた回転電機が、知られている。
特開平05-344682号公報
この種の回転電機では、より不都合が少なくなるよう改善された新規な構成が得られれば、有益である。
実施形態の回転電機は、シャフトと、ステータと、ロータと、ブロア装置と、遮蔽板と、を備える。シャフトは、回転中心の軸方向に延びる冷却通路が設けられた中空状である。ステータは、シャフトの外周面に固定される。ロータは、ステータの外周面と対向して配置され、回転中心回りに回転可能である。ブロア装置は、シャフトの軸方向の一方に位置され、冷却通路に空気流を供給する吹出口と、吹出口から回転中心の径方向外方に延び冷却通路を軸方向の一方から覆うとともにステータから冷却通路内を通り当該冷却通路の外側の端子箱と接続されるケーブルが軸方向に貫通する開口部が設けられたフランジと、を有する。遮蔽板は、冷却通路内で吹出口と端子箱との間の沿面距離を延ばすように設けられる。
図1は、実施形態の回転電機の例示的かつ模式的な構成図である。 図2は、実施形態の回転電機の遮蔽板を説明する例示的かつ模式的な断面図である。 図3は、第1変形例の回転電機の遮蔽板を説明する例示的かつ模式的な断面図である。 図4は、第2変形例の回転電機の遮蔽板を説明する例示的かつ模式的な断面図である。 図5は、第3変形例の回転電機の遮蔽板を説明する例示的かつ模式的な断面図である。 図6は、第4変形例の回転電機を説明する例示的かつ模式的な断面図である。
以下、本発明の例示的な実施形態および変形例が開示される。以下に示される実施形態および変形例の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および効果は、一例である。本発明は、以下の実施形態および変形例に開示される構成以外によっても実現可能である。また、本発明によれば、構成によって得られる種々の効果(派生的な効果も含む)のうち少なくとも一つを得ることが可能である。
また、以下に開示される実施形態および変形例には、同様の構成要素が含まれる。よって、以下では、それら同様の構成要素には共通の符号が付与されるとともに、重複する説明が省略される。なお、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
[実施形態]
図1は、実施形態の回転電機10の模式的な構成図である。図1に示される回転電機10は、エレベータの巻上機に搭載されるアウタロータ型のモータとして構成されており、ステータ1や、ロータ4、シャフト5、ブロア装置11、後述する遮蔽板16(図2参照)等を備えている。
なお、以下の説明では、便宜上、回転電機10の回転中心Axの軸方向を、単に軸方向と称し、回転中心Axの径方向を、単に径方向と称し、回転中心Axの周方向を、単に周方向と称する。また、図中、軸方向の他方(ブロア装置11とは反対側)を矢印Xで示し、径方向の外方を矢印Rで示す。
シャフト5は、回転中心Axを中心とした中空の円筒状に構成されている。すなわち、シャフト5の内側には、軸方向に延びる空気流Wの冷却通路18が設けられている。また、シャフト5の円筒部には、径方向に貫通し、ステータ1と後述する端子箱15とを接続するケーブル14が通される開口部5bが設けられている。
ステータ1は、ステータコア2と、コイル3と、を有している。ステータコア2は、回転中心Axを中心とした円環状に構成されている。ステータコア2は、複数の電磁鋼板を軸方向に積層することによって構成された所謂積層コアである。ステータコア2は、シャフト5の外周面5aに固定され、シャフト5と熱的に接続されている。
コイル3は、ステータコア2のティースに巻回されている。ステータ1は、コイル3への通電によって回転電機10の内部に磁界を発生させ、当該磁界との相互作用によってロータ4を回転中心Ax回りの周方向に回転させる。
ロータ4は、ステータ1の径方向外方に位置され、回転中心Axを中心とした円筒状に構成されている。ロータ4の内周面には、マグネット4aが設けられている。マグネット4aは、僅かな径方向の隙間を介してステータコア2の外周面2aと対向して配置されている。
ロータ4の軸方向の両端部は、ブラケット9によって保持(固定)されている。また、一対のブラケット9とシャフト5の外周面5aとの間には、ベアリング6,7が設けられている。ベアリング6,7は、ボールベアリング等である。ロータ4およびブラケット9は、ベアリング6,7を介してシャフト5に回転中心Ax回りに回転可能に支持されている。
図2は、回転電機10の遮蔽板16を説明する模式的な断面図である。図2に示されるように、ブロア装置11は、シャフト5の軸方向の一方に隣接(近接)して位置されている。ブロア装置11は、ブロア12と、ブロアダクト13と、を有している。ブロア12は、ブロアダクト13を介して冷却通路18に空気流W(冷却風)を供給可能である。ブロア12は、ブロア本体等とも称される。
ブロアダクト13は、円筒部13aと、フランジ13bと、を有している。円筒部13aは、軸方向に沿って延び、ブロア12とシャフト5の軸方向の一端面との間に亘っている。円筒部13aの軸方向の他端部、すなわちシャフト5側の端部には、冷却通路18に臨む吹出口13cが設けられている。
フランジ13bは、吹出口13cすなわち円筒部13aの軸方向の他端部から径方向外方に突出している。フランジ13bは、回転中心Axを中心とした円環状の板状に構成されている。フランジ13bは、シャフト5における円筒部の軸方向の一端面と接合され、冷却通路18を軸方向の一方から覆って(塞いで)いる。
また、フランジ13bには、軸方向に貫通し、上述したケーブル14が通される開口部13dが設けられている。ケーブル14は、UVWの三相ケーブル等である。ケーブル14は、ステータ1から冷却通路18内を通って引き回され、冷却通路18の外側の端子箱15と接続される。
端子箱15は、フランジ13bの冷却通路18とは反対側の外面に取り付けられている。端子箱15は、フランジ13bの開口部13dから軸方向の一方に切り起こされた一対の突起の間に保持されうる。すなわち、開口部13dの径方向の幅は、端子箱15の径方向の幅と略同じである。開口部13dは、窓部等とも称される。ケーブル14は、端子箱15を介して外部ケーブル19と接続される。
ここで、本実施形態では、上述したようにフランジ13bに比較的大きな開口部13dが設けられているため、吹出口13cから冷却通路18に吹き出される空気流Wによってシャフト5の内圧が高まった場合に、空気流Wが開口部13dから端子箱15側へと漏れてしまう所謂逆流W1が生じてしまう虞があった。
そこで、本実施形態では、冷却通路18内で吹出口13cと端子箱15との間の沿面距離を延ばすように遮蔽板16が設けられている。具体的には、遮蔽板16は、フランジ13bの冷却通路18側の内面と対向して配置され、開口部13dを軸方向の他方から覆って(塞いで)いる。遮蔽板16は、フランジ13bから冷却通路18内に突出した面によって沿面距離を稼いでいる。
遮蔽板16は、開口部13dに沿って径方向および周方向に延びている。遮蔽板16は、開口部13dよりも一回り大きな板状に構成されている。遮蔽板16は、溶接や接着剤等によってフランジ13bの冷却通路18側の内面における開口部13dの周縁部と接合されうる。遮蔽板16は、鉄やアルミニウム等の金属材料によって作られている。
また、遮蔽板16には、ケーブル14を保持する貫通孔16rが設けられている。貫通孔16rは、各ケーブル14の外周面に沿った丸穴である。なお、貫通孔16rの形状は、この例には限定されず、四角形状や、U字形状、あるいは三つのケーブル14を収容可能な長穴等であってもよい。
また、ケーブル14と貫通孔16rとの間には、ブッシュ等の介在部材(弾性部材)が設けられてもよい。介在部材によってケーブル14をより安定して保持することができたり、ケーブル14と貫通孔16rとの間の隙間からの空気流Wの漏れをより抑制できたりする。
以上のように、本実施形態では、回転電機10は、回転中心Axの軸方向に延びる冷却通路18が設けられた中空状のシャフト5と、シャフト5の外周面5aに固定されたステータ1と、ステータ1の外周面2aと対向して配置され、回転中心Ax回りに回転可能なロータ4と、シャフト5の軸方向の一方に位置され、冷却通路18に空気流Wを供給する吹出口13cと、吹出口13cから回転中心Axの径方向外方に延び冷却通路18を軸方向の一方から覆うとともにステータ1から冷却通路18内を通り当該冷却通路18の外側の端子箱15と接続されるケーブル14が軸方向に貫通する開口部13dが設けられたフランジ13bと、を有したブロア装置11と、冷却通路18内で吹出口13cと端子箱15との間の沿面距離を延ばすように設けられた遮蔽板16と、を備える。
このような構成によれば、遮蔽板16によって吹出口13cと端子箱15との間の沿面距離を稼ぐことができ、ひいてはシャフト5の内圧が高まった場合に吹出口13cから開口部13dを経由して端子箱15へと向かう空気流Wの流量(流速)が減りやすい。これにより、端子箱15側への空気流Wの漏れや、当該漏れによって生じる端子箱15の振動や騒音を抑制することができる。また、空気流Wの漏れによる通風損失の悪化を抑制することで、シャフト5と空気流Wとの熱交換による放熱性が向上し、ひいてはステータ1の冷却性をより高めることができる。
また、本実施形態では、遮蔽板16が開口部13dを覆うように設けられているため、開口部13dから端子箱15側への空気流Wの漏れや、当該漏れによって生じる端子箱15の振動や騒音をより抑制することができる。
なお、本実施形態では、遮蔽板16が金属材料によって構成された場合が例示されたが、この例には限定されず、ゴムによって構成されてもよい。
このような構成によれば、遮蔽板16が可撓性(弾性)を有するため、ケーブル14の貫通孔16rへの組付性をより向上できたり、ケーブル14と貫通孔16rとの間の隙間をより小さくできたりする。また、遮蔽板16が開口部13dを覆うように設けられた場合には、端子箱15側へと向かう空気流Wによって遮蔽板16とフランジ13bとの間の密着性が高まりやすく、ひいては端子箱15側への空気流Wの漏れをより一層抑制することができる。
[第1変形例]
図3は、第1変形例の回転電機10Aの断面図である。回転電機10Aは、上記実施形態の回転電機10と同様の構成を備えている。よって、回転電機10Aは、当該同様の構成に基づく上記実施形態と同様の作用および効果を得ることができる。
ただし、本変形例では、図3に示されるように、遮蔽板16が軸方向に沿って延びた第一部分16aを有している点が、上記実施形態と相違している。第一部分16aは、フランジ13bの冷却通路18側の内面から軸方向の他方に延び、開口部13dの周囲を覆って(囲って)いる。
すなわち、第一部分16aは、軸方向から見た場合に、径方向外方(下方)に向けて開放された略U字状に構成されている。遮蔽板16は、溶接や接着剤等によってフランジ13bの冷却通路18側の内面およびシャフト5の内周面5cと接合されている。
このように、本変形例によれば、遮蔽板16の第一部分16aによって吹出口13cと端子箱15との間の沿面距離を稼ぐことができる。これにより、シャフト5の内圧が高まった場合に吹出口13cから端子箱15へと向かう空気流Wの流量(流速)が減りやすく、ひいては端子箱15側への空気流Wの漏れや、当該漏れによって生じる端子箱15の振動や騒音を抑制することができる。
また、本変形例によれば、第一部分16aによって吹出口13cから吹き出された空気流Wを軸方向の他方に向けて整流(ガイド)することができるという利点もある。
[第2変形例]
図4は、第2変形例の回転電機10Bの断面図である。回転電機10Bは、上記実施形態の回転電機10と同様の構成を備えている。よって、回転電機10Bは、当該同様の構成に基づく上記実施形態と同様の作用および効果を得ることができる。
ただし、本変形例では、図4に示されるように、遮蔽板16が第一部分16aと第二部分16bと第三部分16cとを有し、シャフト5の内周面5cに沿って周方向に延びている点が、上記実施形態と相違している。
第一部分16aは、回転中心Axを中心とした円筒状に構成されている。第一部分16aは、フランジ13bの冷却通路18側の内面から軸方向の他方に延び、開口部13dの径方向内方(上方)を覆っている。
第二部分16bは、回転中心Axを中心とした円環状に構成されている。第二部分16bは、第一部分16aから第三部分16cを介して径方向外方に延び、溶接や接着剤等によってシャフト5の内周面5cと接合されている。また、第二部分16bには、ケーブル14を保持する貫通孔16rが設けられている。
第三部分16cは、回転中心Axを中心とした円筒状かつ軸方向の他方に向かうにつれて径方向外方に広がるテーパ状(ラッパ状)に構成されている。第三部分16cは、第一部分16aと第二部分16bとの間に位置され、当該第一部分16aと第二部分16bとを接続している。
このように、本変形例によれば、遮蔽板16の少なくとも第一部分16aおよび第二部分16bによって吹出口13cと端子箱15との間の沿面距離を稼ぐことができる。これにより、端子箱15側への空気流Wの漏れや、当該漏れによって生じる端子箱15の振動や騒音を抑制することができる。
また、本変形例によれば、テーパ状の第三部分16cによって空気流Wをシャフト5の内周面5cに向けてガイドすることができるため、シャフト5と空気流Wとの熱交換による放熱性が向上し、ひいてはステータ1の冷却性をより高めることができるという利点もある。
[第3変形例]
図5は、第3変形例の回転電機10Cの断面図である。回転電機10Cは、上記実施形態の回転電機10と同様の構成を備えている。よって、回転電機10Cは、当該同様の構成に基づく上記実施形態と同様の作用および効果を得ることができる。
ただし、本変形例では、図5に示されるように、フランジ13bが遮蔽板16を兼ねている点が、上記実施形態と相違している。具体的には、本変形例では、ブロアダクト13の円筒部13aおよびフランジ13bが、シャフト5の内側に挿入されている。
フランジ13bは、シャフト5の内側で吹出口13cから径方向外方に延び、溶接や接着剤等によってシャフト5の内周面5cと接合されている。フランジ13bには、ケーブル14を保持する開口部13dが設けられている。ケーブル14と開口部13dとの間には、隙間を埋めるブッシュ等の介在部材が設けられうる。
また、本変形例では、端子箱15は、シャフト5の円筒部の軸方向の一端面に固定されている。なお、端子箱15の取付方法は、この例には限定されず、シャフト5の円筒部と端子箱15との間に、端子箱15の取付用のプレートが設けられてもよい。
このように、本変形例によれば、フランジ13bが遮蔽板16を兼ねているため、吹出口13cと端子箱15との間の沿面距離を稼ぐことができつつ、部品点数を削減してより簡素な構成とすることができる。
[第4変形例]
図6は、第4変形例の回転電機10Dの断面図である。回転電機10Dは、上記実施形態の回転電機10と同様の構成を備えている。よって、回転電機10Dは、当該同様の構成に基づく上記実施形態と同様の作用および効果を得ることができる。
ただし、本変形例では、図6に示されるように、端子箱15がシャフト5のブロア装置11とは反対側に設けられている点が、上記実施形態と相違している。端子箱15は、シャフト5の円筒部の端面に固定されている。なお、端子箱15の取付方法は、この例には限定されず、シャフト5の円筒部と端子箱15との間に、端子箱15の取付用のプレートが設けられてもよい。
このように、本変形例では、回転電機10Dは、シャフト5の軸方向の一方に位置され、冷却通路18に空気流Wを供給する吹出口13cと、吹出口13cから回転中心Axの径方向外方に延び冷却通路18を軸方向の一方から覆うフランジ13bと、を有したブロア装置11と、シャフト5の軸方向の他方に設けられ、ステータ1から冷却通路18内を通り当該冷却通路18の外側に延びたケーブル14と接続可能な端子箱15と、を備える。
このような構成によれば、吹出口13cと端子箱15との間の沿面距離を稼ぐことができるようになるため、シャフト5の内圧が高まった場合に生じる空気流Wの漏れや、当該漏れによって生じる端子箱15の振動や騒音を抑制することができる。また、空気流Wの漏れによる通風損失の悪化を抑制することで、シャフト5と空気流Wとの熱交換による放熱性が向上し、ひいてはステータ1の冷却性をより高めることができる。
以上、本発明の実施形態および変形例が例示されたが、上記実施形態および変形例は一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態および変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。また、各構成や、形状、等のスペック(構造や、種類、方向、形式、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。
1…ステータ、2a…外周面、4…ロータ、5…シャフト、5a…外周面、10,10A~10D…回転電機、11…ブロア装置、13b…フランジ、13c…吹出口、13d…開口部、14…ケーブル、15…端子箱、16…遮蔽板、18…冷却通路、Ax…回転中心、R…径方向、W…空気流、W1…経路、X…軸方向。

Claims (6)

  1. 回転中心の軸方向に延びる冷却通路が設けられた中空状のシャフトと、
    前記シャフトの外周面に固定されたステータと、
    前記ステータの外周面と対向して配置され、前記回転中心回りに回転可能なロータと、
    前記シャフトの前記軸方向の一方に位置され、前記冷却通路に空気流を供給する吹出口と、前記吹出口から前記回転中心の径方向外方に延び前記冷却通路を前記軸方向の一方から覆うとともに前記ステータから前記冷却通路内を通り当該冷却通路の外側の端子箱と接続されるケーブルが前記軸方向に貫通する開口部が設けられたフランジと、を有したブロア装置と、
    前記冷却通路内で前記吹出口と前記端子箱との間の沿面距離を延ばすように設けられた遮蔽板と、
    を備えた、回転電機。
  2. 前記遮蔽板は、前記フランジから前記軸方向に沿って延びた第一部分を有した、請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記第一部分は、前記回転中心の周方向に沿って延びた円筒状に構成され、
    前記遮蔽板は、前記第一部分から前記径方向外方に延び前記シャフトの内周面と接合された円環状の第二部分を有した、請求項2に記載の回転電機。
  4. 前記フランジが、前記遮蔽板を兼ねた、請求項1~3のうちいずれか一つに記載の回転電機。
  5. 前記遮蔽板は、ゴムによって作られた、請求項1~4のうちいずれか一つに記載の回転電機。
  6. 回転中心の軸方向に延びる冷却通路が設けられた中空状のシャフトと、
    前記シャフトの外周面に固定されたステータと、
    前記ステータの外周面と対向して配置され、前記回転中心回りに回転可能なロータと、
    前記シャフトの前記軸方向の一方に位置され、前記冷却通路に空気流を供給する吹出口と、前記吹出口から前記回転中心の径方向外方に延び前記冷却通路を前記軸方向の一方から覆うフランジと、を有したブロア装置と、
    前記シャフトの前記軸方向の他方に設けられ、前記ステータから前記冷却通路内を通り当該冷却通路の外側に延びたケーブルと接続可能な端子箱と、
    を備えた、回転電機。
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