JP2022144194A - 支柱設置装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】支柱とともに支柱間接続部材を設置することができる支柱設置装置を提供すること。【解決手段】本発明の支柱設置装置は、複数の支柱1を保持する支柱保持機構20と、支柱1を地面に設置する支柱設置機構30と、支柱間接続部材2を保持する支柱間接続部材保持機構40とを有し、支柱間接続部材保持機構40から支柱間接続部材2を繰り出しながら支柱1を順次地面に設置することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、特に動物の侵入又は逃走を阻止する電気柵の設置を行う支柱設置装置に関する。
電気柵は、一般的には支柱を5~6m間隔で設置し、支柱間接続部材を複数段張り巡らせるという作業を全て人手で行っている。
電気柵の設置作業は、同じ場所を何往復もしなければならず、多人数で行う作業であり、多大な労力を要している。
例えば、耕作放棄水田に500m程度の電気柵を設けるには5人で各2時間を要し、野草地に1500m程度の電気柵を設けるには5人で7日を要する。
このように、電気柵の設置作業には、人手と労力がかかる。
今後は更に農業労働人口が減少する懸念もあり、電気柵を1人又は無人で省力的に設置できる装置が必要である。
例えば、特許文献1から特許文献3では、電気柵自体の設置性や運搬性、あるいは盗難防止を目的とした電気柵が提案されている。
特開2011-223963号公報 特開2009-22246号公報 特開2008-79521号公報
しかし、いずれの特許文献にも、電気柵を張り巡らせる支柱を設置するための装置は提案されていない。
そこで本発明は、支柱とともに支柱間接続部材を設置することができる支柱設置装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明の支柱設置装置は、複数の支柱1と、それぞれの前記支柱1の間に設ける支柱間接続部材2とを設置する支柱設置装置であって、複数の前記支柱1を保持する支柱保持機構20と、前記支柱1を地面に設置する支柱設置機構30と、前記支柱間接続部材2を保持する支柱間接続部材保持機構40とを有し、前記支柱間接続部材保持機構40から前記支柱間接続部材2を繰り出しながら前記支柱1を順次前記地面に設置することを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の支柱設置装置において、前記支柱間接続部材保持機構40は、前記支柱1の長さによって高さを変更できることを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載の支柱設置装置において、前記支柱間接続部材保持機構40として、複数のボビン41を有し、前記支柱間接続部材保持機構40は、前記ボビン41の高さを変更できることを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の支柱設置装置において、前記支柱保持機構20に保持された状態の前記支柱1を、所定角度回転させて前記支柱設置機構30に配置することを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の支柱設置装置において、前記支柱設置機構30は、前記支柱1の長さによって高さを変更できることを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の支柱設置装置において、前記支柱保持機構20、前記支柱設置機構30、及び前記支柱間接続部材保持機構40を支持するベースフレーム10と、前記ベースフレーム10を走行させる走行機構60とを有し、前記ベースフレーム10の進行方向となる前方側に草刈機構50を備えたことを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項6に記載の支柱設置装置において、前記支柱設置機構30を、前記ベースフレーム10の後方側に配置し、前記支柱間接続部材保持機構40を、前記ベースフレーム10の前記前方側に配置し、前記支柱保持機構20を、前記支柱設置機構30と前記支柱間接続部材保持機構40との間に配置したことを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、請求項6又は請求項7に記載の支柱設置装置において、前記草刈機構50を、上刃と下刃とからなるトリマー刈刃としたことを特徴とする。
請求項9記載の本発明は、請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の支柱設置装置において、前記支柱保持機構20は、前後方向に配置されるガイダー21を有し、前記支柱1を、前記ベースフレーム10の前記前方側から前記ガイダー21に装填することを特徴とする。
請求項10記載の本発明は、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の支柱設置装置において、少なくとも進行方向の前方、及び前記地面に設置された前記支柱1を撮影する撮影手段70を有することを特徴とする。
本発明の支柱設置装置によれば、複数の支柱を保持し、支柱間接続部材保持機構から支柱間接続部材を繰り出しながら支柱設置機構によって支柱を順次地面に設置することで、支柱間接続部材を支柱とともに設置することができる。
本発明の第1実施例による支柱設置装置を前方から見た概念図 同支柱設置装置を後方から見た概念図 同支柱設置装置での支柱設置機構への支柱の供給動作を示す要部概念図 同支柱設置装置での支柱設置機構の設置動作を示す概念図 本発明の第2実施例による支柱設置装置を前方から見た概念図 同支柱設置装置を後方から見た概念図 同支柱設置装置での支柱設置機構の設置動作を示す概念図
本発明の第1の実施の形態による支柱設置装置は、複数の支柱を保持する支柱保持機構と、支柱を地面に設置する支柱設置機構と、支柱間接続部材を保持する支柱間接続部材保持機構とを有し、支柱間接続部材保持機構から支柱間接続部材を繰り出しながら支柱を順次地面に設置するものである。
本実施の形態によれば、複数の支柱を保持し、支柱間接続部材保持機構から支柱間接続部材を繰り出しながら支柱設置機構によって支柱を順次地面に設置することで、支柱間接続部材を支柱とともに設置することができる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による支柱設置装置において、支柱間接続部材保持機構は、支柱の長さによって高さを変更できるものである。
本実施の形態によれば、例えば対象動物に応じた長さの支柱を用いることができる。
本発明の第3の実施の形態は、第1又は第2の実施の形態による支柱設置装置において、支柱間接続部材保持機構として、複数のボビンを有し、支柱間接続部材保持機構は、ボビンの高さを変更できるものである。
本実施の形態によれば、例えば対象動物に応じて支柱間接続部材幅を変更することができる。
本発明の第4の実施の形態は、第1から第3のいずれかの実施の形態による支柱設置装置において、支柱保持機構に保持された状態の支柱を、所定角度回転させて支柱設置機構に配置するものである。
本実施の形態によれば、支柱設置機構に配置する際に支柱を所定角度回転させるため、支柱保持機構に保持された状態では、フックが他の支柱に干渉しないように並べることができ、限られたスペースでの保持できる支柱の本数を多くすることができる。
本発明の第5の実施の形態は、第1から第4のいずれかの実施の形態による支柱設置装置において、支柱設置機構は、支柱の長さによって高さを変更できるものである。
本実施の形態によれば、例えば対象動物に応じた長さの支柱を用いることができる。
本発明の第6の実施の形態は、第1から第5のいずれかの実施の形態による支柱設置装置において、支柱保持機構、支柱設置機構、及び支柱間接続部材保持機構を支持するベースフレームと、ベースフレームを走行させる走行機構とを有し、ベースフレームの進行方向となる前方側に草刈機構を備えたものである。
本実施の形態によれば、漏電防止のための草刈りを行いながら、支柱及び支柱間接続部材を設置することができる。
本発明の第7の実施の形態は、第6の実施の形態による支柱設置装置において、支柱設置機構を、ベースフレームの後方側に配置し、支柱間接続部材保持機構を、ベースフレームの前方側に配置し、支柱保持機構を、支柱設置機構と支柱間接続部材保持機構との間に配置したものである。
本実施の形態によれば、走行動作と支柱設置動作とを繰返して支柱及び支柱間接続部材を設置できる。また本実施の形態によれば、支柱設置機構と支柱間接続部材保持機構との間の距離を確保することで、支柱の設置によって支柱間接続部材が下方に変位しても支柱間接続部材の巻き出しをスムーズに行えるとともに、支柱設置機構と支柱間接続部材保持機構との間で保持できる支柱数を増やすことができる。
本発明の第8の実施の形態は、第6又は第7の実施の形態による支柱設置装置において、草刈機構を、上刃と下刃とからなるトリマー刈刃としたものである。
本実施の形態によれば、走行動作と共に、支柱間接続部材からの漏電防止のための除草動作を行うことができる。
本発明の第9の実施の形態は、第6から第8のいずれかの実施の形態による支柱設置装置において、支柱保持機構は、前後方向に配置されるガイダーを有し、支柱を、ベースフレームの前方側からガイダーに装填するものである。
本実施の形態によれば、支柱の設置動作に支障を与えることなく、支柱を補充することができる。
本発明の第10の実施の形態は、第1から第9のいずれかの実施の形態による支柱設置装置において、少なくとも進行方向の前方、及び地面に設置された支柱を撮影する撮影手段を有するものである。
本実施の形態によれば、支柱設置予定場所の確認と、設置された支柱の状態とを遠隔から確認できる。
以下本発明の第1実施例による支柱設置装置について説明する。
図1は本実施例による支柱設置装置を前方から見た概念図、図2は同支柱設置装置を後方から見た概念図である。
本実施例による支柱設置装置は、ベースフレーム10に、複数の支柱1を保持する支柱保持機構20と、支柱1を地面に設置する支柱設置機構30と、支柱間接続部材2を保持する支柱間接続部材保持機構40と、草刈機構50とを有している。本実施例では、支柱間接続部材2を架線とした電気柵設置装置を用いて説明するが、支柱間接続部材2を、有刺鉄線、ロープ、ワイヤー、網、又はテープとすることもできる。
ベースフレーム10は、支柱保持機構20と、支柱設置機構30と、支柱間接続部材保持機構40と、草刈機構50とを支持し、走行機構60によって移動することができる。
ベースフレーム10の後方側に支柱設置機構30を配置し、ベースフレーム10の前方側に支柱間接続部材保持機構40を配置し、支柱設置機構30と支柱間接続部材保持機構40との間に支柱保持機構20を配置している。
また、ベースフレーム10の進行方向となる前方側に、草刈機構50を配置している。
ベースフレーム10の後方側に支柱設置機構30を配置し、ベースフレーム10の前方側に支柱間接続部材保持機構40を配置しているので、支柱設置機構30と支柱間接続部材保持機構40との間の距離を確保でき、支柱1の設置によって支柱間接続部材2が下方に変位しても支柱間接続部材2の巻き出しをスムーズに行えるとともに、支柱設置機構30と支柱間接続部材保持機構40との間で保持できる支柱数を増やすことができる。
支柱保持機構20は、ベースフレーム10の前後方向に配置されるガイダー21を有しており、このガイダー21によって、支柱1を鉛直方向に立てた状態で保持する。
ガイダー21の一方(ベースフレーム10の前方)側は開放されており、ガイダー21の他方(ベースフレーム10の後方)側には支柱設置機構30が配置される。
支柱1は、ベースフレーム10の前方側からガイダー21に装填することができる。ガイダー21には、20本の支柱1を装填できることが好ましく、更には30本の支柱1を装填できることが好ましい。
このようにガイダー21の一方を開放し、ガイダー21の他方に支柱設置機構30を配置することで、支柱1の設置動作に支障を与えることなく、支柱1を支柱保持機構20に補充することができる。
支柱設置機構30は、支柱1の長さによって高さを変更できることで、対象動物に応じた長さの支柱1を用いることができる。
例えば、対象動物が「イノシシ」「クマ」「ハクビシン/アライグマ」であれば1.0mの長さの支柱1が適しており、対象動物が「ヒツジ」「ウシ」であれば1.5mの長さの支柱1が適しており、対象動物が「ウマ」「シカ」「サル」であれば2.0mの長さの支柱1が適している。
支柱間接続部材保持機構40は、複数のボビン41と、これらのボビン41を回動自在に支持する軸部42と、軸部42を支持する支柱間接続部材保持フレーム43とを有している。ボビン41は、例えば200m、又は400m巻きを用いる。
支柱間接続部材保持機構40は、支柱1の長さによって高さを変更できる。支柱間接続部材保持機構40の高さの変更は、長さの異なる軸部42に取り換えるか、又は軸部42を複数部材のジョイント連結とすることで行える。
支柱間接続部材保持機構40は、支柱1の長さによって高さを変更できることで、対象動物に応じた長さの支柱1を用いることができる。
支柱間接続部材保持機構40は、ボビン41の高さやボビン41の個数を変更できる。それぞれのボビン41の高さや個数を変更することで、対象動物に応じて支柱間接続部材幅と支柱間接続部材段数を変更できる。
例えば、対象動物が「ウシ」であれば支柱間接続部材幅が30cmで支柱間接続部材段数が3段、対象動物が「ヒツジ」であれば最下段から3段目までの支柱間接続部材幅が15cm、3段目と4段目との支柱間接続部材幅が20cm、4段目と5段目との支柱間接続部材幅が25cmで支柱間接続部材段数が5段、対象動物が「ウマ」であれば最下段から3段目までの支柱間接続部材幅が30cmで支柱間接続部材段数が3段、対象動物が「シカ」であれば最下段から3段目までの支柱間接続部材幅が30cm、3段目と4段目との支柱間接続部材幅が45cmで支柱間接続部材段数が4段、対象動物が「イノシシ」であれば支柱間接続部材幅が20cmで支柱間接続部材段数が3段、対象動物が「クマ」であれば支柱間接続部材幅が15cmで支柱間接続部材段数が4段、対象動物が「ハクビシン/アライグマ」であれば支柱間接続部材幅が10cmで支柱間接続部材段数が4段、対象動物が「キツネ/タヌキ」であれば支柱間接続部材幅が15cmで支柱間接続部材段数が3段、対象動物が「サル」であれば最下段から4段目までの支柱間接続部材幅が15cm、5段目から8段目との支柱間接続部材幅が20cmで支柱間接続部材段数が8段のように変更できる。
草刈機構50は、上刃と下刃とからなるトリマー刈刃とすることが好ましい。このように、草刈機構50を備えることで、走行動作と共に、漏電防止のための草刈りを行いながら、支柱1及び支柱間接続部材2を設置することができる。
走行機構60は、図示するように6輪機構か又はクローラーが好ましいが、4輪機構や8輪機構であってもよい。
本実施例による支柱設置装置は、進行方向の前方と、地面に設置された支柱1とを少なくとも撮影する撮影手段70を備えていることが好ましい。撮影手段70は、動画撮影できるものが好ましく、360°全方位を撮影できることが更に好ましい。
このように本実施例による電気柵設置装置は、撮影手段70を備え、更には通信手段によって撮影情報を送信することで、支柱設置予定場所の確認と、設置された支柱1の状態とを遠隔から確認することができる。
図3は同支柱設置装置での支柱設置機構への支柱の供給動作を示す要部概念図である。
図3(a)は、支柱保持機構20に保持された状態での支柱1の向きを示しており、図3(b)では、図3(a)の状態の支柱1を45°回転させた状態、図3(c)は図3(a)の状態の支柱1を90°回転させた状態を示している。
支柱設置機構30は、設置治具31を有している。
支柱1の一つの面1aには、複数のフック3を有している。フック3は、一つの面1aに平行に、一つの面1aから突出して設けている。
図3(a)に示す状態では、フック3は前後方向に向いているが、図3(c)に示す状態では、フック3は左右方向に向く。従って、支柱間接続部材2は、フック3に深く係止される。
本実施例による支柱設置装置では、このように、支柱保持機構20に保持された状態の支柱1を、所定角度回転させて支柱設置機構30に配置する。
従って、本実施例によれば、支柱1を所定角度回転させることで、支柱間接続部材2を引っ掛けるフック3の方向を変更でき、フック3の方向を変更することで、支柱間接続部材2を確実にフック3に引っ掛けることができる。また、本実施例によれば、支柱設置機構30に配置する際に支柱1を所定角度回転させるため、支柱保持機構20に保持された状態では、フック3が他の支柱1に干渉しないように並べることができ、限られたスペースでの保持できる支柱1の本数を多くすることができる。
図4は同支柱設置装置での支柱設置機構の設置動作を示す概念図である。
図4(a)では、支柱1は、図3(c)に示すように90°回転させた状態にあり、この状態で、設置治具31を駆動機構32によって支柱1の方向(図4(a)の矢印の方向)に移動させる。
図4(b)は、設置治具31を降下させはじめた状態を示している。設置治具31の降下動作は、駆動機構33によって行う。図示のように、駆動機構33自体も図示しない他の駆動機構によって降下させることが好ましい。
図4(c)は、図4(b)の状態から更に設置治具31を降下させることで、支柱1を地面に設置した状態を示している。
図4(d)では、支柱1の設置動作の後に、設置治具31を上昇させている状態を示している。設置治具31の上昇は、駆動機構33の回転方向を逆にして行う。設置治具31を上昇させることで、支柱1は、設置治具31による拘束から解放されるため、地面に設置された状態で支柱設置装置から離れる。
本実施例による支柱設置装置では、このように、支柱間接続部材保持機構40から支柱間接続部材2を繰り出しながら支柱1を順次地面に設置することで、複数の支柱1と、それぞれの支柱1の間に設ける支柱間接続部材2とを設置する。
本実施例によれば、複数の支柱1を保持し、支柱間接続部材保持機構40から支柱間接続部材2を繰り出しながら支柱設置機構30によって支柱1を順次地面に設置することで、支柱間接続部材2を支柱1とともに設置することができる。
なお、本実施例では、駆動機構33として一部のギアを図示し、圧搾機構によって支柱1を設置するものであるが、物理的にハンマーの落下や遠心力によって支柱1を設置するものでもよく、更には、ボールねじによる回転によって支柱1を設置するものであってもよい。
また、本実施例では、駆動機構33として一部のギアを図示し、圧搾機構によって支柱1を設置するものであるが、物理的にハンマーの落下や遠心力によって支柱1を設置するものでもよく、更には、ボールねじによる回転によって支柱1を設置するものであってもよい。
以下本発明の第2実施例による支柱設置装置について説明する。
図5は本実施例による支柱設置装置を前方から見た概念図、図6は同支柱設置装置を後方から見た概念図である。なお、第1実施例による支柱設置装置と同一機能部材には同一符号を付して説明を省略する。
本実施例では、支柱間接続部材2をテープとし、支柱間接続部材(テープ)2を用いてシート材2Xを設置するものであり、シート材2Xとしては、例えば樹脂製フィルムや網材を用いることができる。
本実施例では、シート材2Xを保持するシート材保持機構80を、ベースフレーム10の後方側に配置している。
従って、ベースフレーム10は、支柱保持機構20と、支柱設置機構30と、支柱間接続部材保持機構40と、草刈機構50と、シート材保持機構80とを支持し、走行機構60によって移動することができる。
本実施例においても、支柱1の一つの面1aにはフック3を有している。第1実施例では、フック3は、支柱間接続部材2を係止する機能として用いられるが、本実施例では支柱1の地面への設置動作を行う機能として用いられる。詳細は図7を用いて後述する。
図示による説明を省略するが、図3で説明したように、本実施例においても、支柱保持機構20に保持された状態の支柱1を、所定角度回転させて支柱設置機構30に配置する。
従って、支柱設置機構30に配置する際に支柱1を所定角度回転させるため、支柱保持機構20に保持された状態では、フック3が他の支柱1に干渉しないように並べることができ、限られたスペースでの保持できる支柱1の本数を多くすることができる。
図7は同支柱設置装置での支柱設置機構の設置動作を示す概念図である。
図7に示すように、本実施例による支柱1は、スライド機構1xと、スライド機構1xの先端に設けた脚部1yとを備えている。スライド機構1xには、係止部1zを設けている。
図7(a)は、スライド機構1xが支柱1から延出していない状態を示しており、この状態では、脚部1yは支柱1の軸方向に向いている。
図7(a)に示す状態から、設置治具31を係止部1zに当接させ、設置治具31を降下させる。
そして図7(b)に示すように、設置治具31の降下によってスライド機構1xは下方に移動し、スライド機構1xの移動によって、脚部1yは地面側端部が地面に当接することで放射状に拡大する。
図7(c)は、スライド機構1xが地面に到達した状態を示しており、この状態では脚部1yが地面で広がることで支柱1が設置される。
本実施例による支柱設置装置では、このように、支柱間接続部材保持機構40から支柱間接続部材2を繰り出しながら支柱1を順次地面に設置することで、複数の支柱1と、それぞれの支柱1の間に設ける支柱間接続部材2とを設置する。
本実施例によれば、複数の支柱1を保持し、支柱間接続部材保持機構40から支柱間接続部材2を繰り出しながら支柱設置機構30によって支柱1を順次地面に設置することで、支柱間接続部材2を支柱1とともに設置することができる。
本実施例による支柱設置装置では、走行動作と支柱設置動作とを繰返して支柱1及び支柱間接続部材2を設置することができる。
なお、本実施例では、制御機構について説明を省略しているが、走行と停車、及び支柱設置動作とその停止を制御機構が行うことで、一人の操作で又は遠隔操作による運転を行える。
本発明による支柱設置装置は、放牧地における電牧柵や害獣対策としての電気柵に適している。また、自動で支柱間接続部材を設置できることから、人の往来を区別することができ、コロナ対策としても有効である。
1 支柱
1a 面
1x スライド機構
1y 脚部
1z 係止部
2 支柱間接続部材
2X シート材
3 フック
10 ベースフレーム
20 支柱保持機構
21 ガイダー
30 支柱設置機構
31 設置治具
32、33 駆動機構
40 支柱間接続部材保持機構
41 ボビン
42 軸部
43 支柱間接続部材保持フレーム
50 草刈機構
60 走行機構
70 撮影手段
80 シート材保持機構

Claims (10)

  1. 複数の支柱と、それぞれの前記支柱の間に設ける支柱間接続部材とを設置する支柱設置装置であって、
    複数の前記支柱を保持する支柱保持機構と、
    前記支柱を地面に設置する支柱設置機構と、
    前記支柱間接続部材を保持する支柱間接続部材保持機構と
    を有し、
    前記支柱間接続部材保持機構から前記支柱間接続部材を繰り出しながら前記支柱を順次前記地面に設置する
    ことを特徴とする支柱設置装置。
  2. 前記支柱間接続部材保持機構は、前記支柱の長さによって高さを変更できる
    ことを特徴とする請求項1に記載の支柱設置装置。
  3. 前記支柱間接続部材保持機構として、複数のボビンを有し、
    前記支柱間接続部材保持機構は、前記ボビンの高さを変更できる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の支柱設置装置。
  4. 前記支柱保持機構に保持された状態の前記支柱を、所定角度回転させて前記支柱設置機構に配置する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の支柱設置装置。
  5. 前記支柱設置機構は、前記支柱の長さによって高さを変更できる
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の支柱設置装置。
  6. 前記支柱保持機構、前記支柱設置機構、及び前記支柱間接続部材保持機構を支持するベースフレームと、
    前記ベースフレームを走行させる走行機構と
    を有し、
    前記ベースフレームの進行方向となる前方側に草刈機構を備えた
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の支柱設置装置。
  7. 前記支柱設置機構を、前記ベースフレームの後方側に配置し、
    前記支柱間接続部材保持機構を、前記ベースフレームの前記前方側に配置し、
    前記支柱保持機構を、前記支柱設置機構と前記支柱間接続部材保持機構との間に配置した
    ことを特徴とする請求項6に記載の支柱設置装置。
  8. 前記草刈機構を、上刃と下刃とからなるトリマー刈刃とした
    ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の支柱設置装置。
  9. 前記支柱保持機構は、前後方向に配置されるガイダーを有し、
    前記支柱を、前記ベースフレームの前記前方側から前記ガイダーに装填する
    ことを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の支柱設置装置。
  10. 少なくとも進行方向の前方、及び前記地面に設置された前記支柱を撮影する撮影手段を有する
    ことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の支柱設置装置。
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