JP2945974B1 - 果樹のための防鳥用パイプハウス - Google Patents

果樹のための防鳥用パイプハウス

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伸一 稲葉
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Abstract

【要約】 【課題】 少ない経費と少ない労力でもって、必要なと
きに容易に防鳥用ネットを被覆し、鳥と果実等を確実に
隔離することができる果樹のための防鳥用パイプハウス
を得る。 【解決手段】 上部支持杆10、10aと、該上部支持
杆に摺動自在に配置された複数本の可動止着具20、2
0aと、該可動止着具に先端が止着される長尺状のパイ
プ30と、下方端を地面に差し込んで立ち上がった状態
となった前記長尺状のパイプを利用して果樹全体を被覆
するようにされた防鳥用ネットNとを備える。固定構造
物を用いずに、必要なときのみ容易にセットでき、果実
の収穫作業終了後は、果樹の周囲からすべての部材は取
り去ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は果樹を鳥害から守る
ための防鳥用パイプハウス、特に、過般式でありかつ構
成が簡素化された新規な防鳥用パイプハウスに関する。
【0002】
【従来の技術】果樹のための防鳥対策は現在の果樹栽培
において非常に重要な栽培管理の一つとして位置づけさ
れている。果樹のための防鳥は災害の中でも特に収穫を
間近に迎えた成熟時に集中するため、その経済的打撃も
大きい。そのために栽培現場では、従来、次のような方
法による防鳥対策を講じている。
【0003】1)追い払い法 視覚刺激によるもの(旗、防鳥テープ、かかし、天敵
のモデルなど) 聴覚刺激による(爆音機類、鳥の鳴き声、警戒音、ラ
ジオ、忌避音など) 味覚・臭覚による(忌避剤)。 その他の刺激によるもの(粘着物質、磁力を応用した
防鳥機器など)。
【0004】2)有害駆除法(許可を受け捕獲、捕殺、
狩猟) 3)防鳥ネットなどによる被覆、遮蔽法 現在のところ、その中でも、ネットなどによる遮蔽物に
よって鳥と果実等を隔離する方法が効果のある最良の方
法とされており、現地でもネット被覆等による防鳥法が
採用されるようになってきている。
【0005】
【発明が解決しようとする技術課題】しかし、果樹栽培
現場で果樹にネットなどの遮蔽物を被覆するには、果樹
一本一本が大きいこともあって、ナシなどの棚栽培など
では、中にはその棚だけを利用して簡易な網を張る場合
も見られるが、一般的に果樹栽培園では、防鳥ネット被
覆用すなわち鋼管パイプなどを使用した防鳥ネット専用
棚を果樹園全体に敷設し、それに防鳥ネットを被覆する
ような方法で行われるのが普通であり、多大な経費と労
力を必要とし、防鳥上の大きなネックとなっている。
【0006】一方、今後の農業を取り巻く環境要因を含
め、労力事情などを考えれば、果樹栽培は小木、小樹仕
立てによる軽労化・省力化の方向に進むものと考えら
れ、また、試験供試段階では小単位で実験に供試される
場面も多々ある。このような小木、小樹仕立て法、ある
いは試験供試樹においても、病虫害の防除や防鳥対策
は、一般栽培と同様に重要な管理作業の一環に位置付け
られる。しかし、小木、小樹仕立てや一部の供試樹など
に対して、前記のような従来の大型施設による防鳥対策
を施すことは、経費の面からも、また労力の面からも過
剰投資傾向となる。
【0007】本発明の目的は、現在行われている果樹に
対する防鳥方法が持つ上記のような不都合を解決した新
たな防鳥用パイプハウスを提供することにあり、より具
体的には、従来から用いられているパイプハウスの組み
立て手法を利用して、既存の果樹栽培現場の果樹に対し
て、あるいは、小木、小樹仕立て法や試験供試で小単位
に供試される樹及び育種圃場での交配選抜樹が小単位で
残存樹となった樹などに対して、少ない経費と少ない労
力でもって、容易にネットなどを被覆し、鳥と果実等を
確実に隔離することを可能とした新規な防鳥用パイプハ
ウスを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明よる果樹のための防鳥用パイプハウスは、上
部支持杆と、該上部支持杆に摺動自在に配置された複数
本の可動止着具と、該可動止着具に先端が止着される長
尺状のパイプと、下方端を地面に差し込んで立ち上がっ
た状態となった前記長尺状のパイプを利用して果樹全体
を被覆するようにされた防鳥用ネット、とを備えること
を特徴とする。
【0009】本発明による果樹のための防鳥用パイプハ
ウスは上記の構成であり、防鳥対策を講じる必要がでて
きたときに、前記長尺状のパイプの先端を、前記上部支
持杆に摺動自在に取り付けた可動止着具に止着させ、該
長尺状のパイプの下方端部を、当該果樹の周囲に、直接
あるいは適宜の基礎杭を介して地面に差し込んで立ち上
がった状態とする。その後で、該立ち上がった長尺状の
パイプを利用して、果樹全体を覆うように防鳥用ネット
類を被覆することにより、防鳥用ネットの取り付けは完
了する。
【0010】前記長尺状のパイプの可動止着具及び地面
への差し込み作業はきわめて容易であり、また、取り付
けに恒久的な構造物を必要としないので、低コストでの
施工ができる。さらに、果実の収穫後には、防鳥用ネッ
トをはずし、上部支持杆、可動止着具及び長尺状のパイ
プとをそれぞれ分離して圃場から取り去れば、圃場は元
の状態となり、それ以降の作業に障害となるものは残ら
ない。そして、取り外し後のネット類を含む各分離した
部品は、コンパクトに収納することができるので、翌年
に備えて、資材置き場などに運び込み、容易に保管する
ことができる。
【0011】防鳥用パイプハウスの全体形状は、任意で
あるが、前記上部支持杆を長尺物のものとし、該上部支
持杆を例えば果樹園の施設建物の側面に沿って配置し
て、前記長尺状のパイプを該上部支持杆から施設建物の
側面とは反対側の一側方向に向けて配置して、片屋根状
の形状とする態様、あるいは、該長尺状の上部支持杆か
ら前記長尺状のパイプを両側方向に向けて配置して、細
長いドーム状とする態様、などであってよい。この態様
は、果樹が列状に植生している場合に、好適な態様であ
る。
【0012】さらに、前記上部支持杆をリング状のもの
とし、長尺状のパイプを該リング状の上部支持杆から周
方向に向けて多数本が配置して、全体を多角形状のドー
ム形状としてもよい。この態様は、一本一方の果樹に対
して防鳥ネットを施すのに適している。長尺状のパイプ
の地中への差し込みを安定させるために、果樹の回りに
基礎杭を直接打ち込むか、あるいは、ドリルなどの適宜
の機器を用いて基礎杭用の穴を穿孔し、その穴に基礎杭
を打ち込み、該基礎杭に長尺状のパイプの下方端部を差
し込むようにしてもよい。この態様は、同一場所に毎年
防鳥ネット類を敷設するような場合に有効となる。その
際に、基礎杭の先端部に引き抜き用のフック係止部を形
成してもよく、また、不使用時に基礎杭内に土や雨水な
どが入り込むのを防止するためにキャップを配置するよ
うにしてもよい。 〔発明の詳細な説明〕
【0013】以下、図面を参照して本発明の好ましい態
様を詳細に説明する。図1は、本発明による果樹のため
の防鳥用パイプハウスの一例を示している。このパイプ
ハウスPは、上部支持杆10、該上部支持杆10に摺動
自在に配置された複数本の可動止着具20、該可動止着
具20に上方端が止着される長尺状のパイプ30、及
び、下方端を地面に差し込んで立ち上がった状態となっ
た前記長尺状のパイプ30を利用して果樹Tの全体を被
覆するようにされた防鳥用ネット(図1では図示されな
い)、とを少なくとも備えている。
【0014】図1の例では、果樹Tは建物の軒先(図示
されない)近くに植生しており、建物の近くに仮設した
左右の支柱11、11の先端に前記上部支持杆としての
横桟10を固定し、該横桟10に対して可動止着具20
を摺動自在に装着して、そこに前記長尺状のパイプ30
の上方端を差し込み固定している。なお、建物側に適宜
の部材があれば、左右の支柱11、11に代えて、その
部材をそのまま利用してもよい。
【0015】図1のA部分の拡大図である図2によく示
すように、前記可動止着具20は、横桟10に沿って移
動自在である円管状基部21と、そこから突出する受け
具22と、該受け具22に立設されたストッパー23と
からなり、長尺状のパイプ30の上方端は前記受け具2
2に差し込まれて固定される。図で、12は横桟10に
平行に設けられた第2の横桟であり、図示のように、該
第2の横桟12に前記ストッパー23が当接することに
より、可動止着具20の上方への回動は規制される。そ
のために、長尺状のパイプ30の上方端を可動止着具2
0へ差し込む作業は容易となる。
【0016】前記長尺状のパイプ30の下方端は作業者
が地面に直接差し込むか、あるいは図1で40として示
すような基礎杭を用いて固定してもよい。この基礎杭4
0は図3(a)に示すように、基板41の下方にスパイ
ク42,42が突設され、上方には長尺状のパイプ30
を受け入れる受け具43が取り付けてある。この場合
に、作業者は、最初に前記基礎杭40を地面の所定位置
に打ち込み、その後で、受け具43に長尺状のパイプ3
0の下方端を差し込むようにする。
【0017】図3(b)は基礎杭の他の形態であり、こ
の基礎杭40bは先端を先鋭化した金属パイプであり、
必要に応じてドリルなどの作業機で地面に埋め込み穴を
形成し、そこに基礎杭40bを挿入する。もちろん、直
接地面に打ち込んでもよい。図3(c)は基礎杭のさら
に他の形態であり、この基礎杭40cは前記基礎杭40
bと同様なものであるが、その先端部に埋め込み穴から
の抜き出しのときにフックなどの作業具(図示されな
い)を引っかけるためのリング44を固定している。ま
た、キャップ45も備えており、長尺状のパイプ30を
差し込まないときに、先端にキャップ45を取り付ける
ことにより基礎杭40cの中に水や土が入り込むのを防
止する。図3(b)、(c)に示す形態の基礎杭40
b,40cは、地表面から突出する部分が少ないので、
長尺状のパイプ30を差し込まないとき、すなわち、防
鳥対策を講じる必要のないときに、そのまま地中に残し
ておいても、他の果樹園作業に大きな影響を与えない利
点がある。
【0018】図4は、防鳥用パイプハウスPの他の形態
を示している(なお、ここでも防鳥用ネットは図示され
ない)。この形態は、図1に示したパイプハウスが片屋
根式であるのに対して、横桟10の両側に長尺状のパイ
プ30を取り付けて横長ドーム状(トンネル状)とした
ものである。組み立て方は図1の場合と同様である。こ
の形態のものは、圃場に列状に植生している果樹に対し
て防鳥用ネットを被覆するのに特に有効である。
【0019】上記の形態の防鳥用パイプハウスは、長尺
状のパイプ30の上方端を止着する可動止着具20が上
部支持杆(横桟)10に摺動自在に配置されているの
で、長尺状のパイプ30の間隔を任意に設定することが
でき、果樹Tの植生環境に応じたネットがけを容易に行
うことができる。また、上部支持杆(横桟)10の長さ
を変えることにより、任意の長さの防鳥用パイプハウス
を容易に作ることができる。
【0020】図5〜図9は、本発明による防鳥用パイプ
ハウスPのさらに他の形態を示している。この例では、
上部支持杆10はリング状の円杆10aであり、該円杆
10aに対して、複数本の上部支持杆20aが周方向に
向けて摺動自在に取り付けてある。そして、該上部支持
杆20aに長尺状のパイプ30の上方端が差し込み固定
される。
【0021】図6は、上部支持杆20aの二つの形態を
示している。図6(a)の上部支持杆20aは、パイプ
状の受け具22aと、その先端に熔着した半円状基部2
1aとで構成されており、該半円状基部21a内を前記
円杆10aが通過する。図6(b)の上部支持杆20a
では、前記半円状基部21aが止め杆25と該止め杆2
5に係脱可能な揺動フック26とから構成されており、
揺動フック26に円杆10aを衝接させて押し開くこと
により、半円状基部21aの中に円杆10aが入り込
み、両者は摺動自在な状態で一体化される。この態様の
上部支持杆20aは、円杆10aに対して着脱が自在で
あり、使用しないときの収納が容易であるとともに、取
り付け本数を自由に調整できる利点がある。好ましく
は、揺動フック26はバネ(図示しない)により閉じる
方向に付勢される。
【0022】図7は、上記の上部支持杆20aを円杆1
0aに多数本(図の例では6本)取り付けた状態を示す
平面図部あり、それぞれの上部支持杆20aの受け具2
2aに長尺状のパイプ30の上方端が差し込み固定さ
れ、それが、全体として立ち上げられ、図5に示すよう
に、果樹Tの位置に長尺状のパイプ30の下方端を地面
に直接あるいは基礎杭40を介して差し込むことによ
り、防鳥用パイプハウスPが組み立てられる。
【0023】組み立てに際して、各上部支持杆20aと
円杆10aとが、図7に示した状態では、各上部支持杆
20aは円杆10aに対して自由に移動する状態にあ
り、長尺状のパイプ30の下方端を地面へ差し込むとき
に、安定性を欠く恐れがある。図8は、そのような場合
に、各上部支持杆20aの周方向への移動を阻止するの
に用いられる押さえ具50を示している。押さえ具50
は、お椀状の下方受け具51と上方キャップ55と、両
者を締め付け固定するボルト57及びナット58とから
なる。前記下方受け具51は中央開口51aを有すると
ともに、周壁と該中央開口51aとの間に前記円杆10
aが入り込むようにされており、かつ、その周縁には6
個の切り欠き52が形成されている。
【0024】従って、下方受け具51に、図7に示した
状態の上部支持杆20aと円杆10aとを組み付ける
と、円杆10aは下方受け具51の中に入り込み、各上
部支持杆20aは6個の切り欠き52にそれぞれ係合し
た状態となって、各上部支持杆20aの周方向の移動は
阻止された状態となる。その状態で上から上方キャップ
55を被せ、ボルト57を穴56から挿入して先端を下
方受け具51の下方に延出させ、ナット58により締め
付けることにより、組み付けは終了する。なお、その状
態で、各上部支持杆20aの上下方向への回動はある程
度自由であり、長尺状のパイプ30の地中への差し込み
は安定して行うことができる。なお、多少の周方向への
移動が組み立てのときに望まれる場合には、切り欠き5
2を持たない下方受け具51を用いることもできる。
【0025】図9は、上記のようにして押さえ具50を
用いて上部支持杆20aを止め付けたものに、長尺状の
パイプ30の上方端を差し込み、それを全体として立ち
上げた後、該長尺状のパイプ30を利用して防鳥熔ネッ
トNを被覆した状態を示している。
【0026】
【発明の効果】上記のようであり、本発明の果樹のため
の防鳥用パイプハウスによれば、通常時には、果樹Tの
周囲に防鳥ネットを張るための固定構造物を設ける必要
はなく、必要な果樹栽培作業を支障なく遂行することが
できる。防鳥対策が必要となったときに、必要な材料を
資材置き場から持ち出して、上記のようにして長尺状の
パイプを果樹の周囲に固定し、該長尺状のパイプを利用
して果樹全体に防鳥用ネットを被覆すればよい。
【0027】果実の収穫作業終了後は、防鳥用ネットを
取り外し、長尺状のパイプを抜き取り、必要に応じて基
礎杭を地中から抜き出し、また、横桟なども取り外す。
それにより、すべての部材は分離されて容易に持ち運び
可能となる。そのまま資材置き場に運び込み、翌年まで
保管しておく。搬出後は、果樹の周囲に固定構造物はな
くなるので、収穫以降の管理作業も支障なく行うことが
できる。そのために、少ない経費と少ない労力でもっ
て、容易に防鳥ネットなどを被覆し、鳥と果実等を確実
に隔離することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による果樹のための防鳥用パイプハウス
の一例を示す図(防鳥用ネットは図示されない)。
【図2】パイプ上方端の固定態様を説明する図。
【図3】パイプ下方端の地面への固定態様を説明する
図。
【図4】本発明による果樹のための防鳥用パイプハウス
の他の例を示す図(防鳥用ネットは図示されない)。
【図5】本発明による果樹のための防鳥用パイプハウス
のさらに他の例を示す図(防鳥用ネットは図示されな
い)。
【図6】パイプ上方端を固定する上部支持杆を説明する
図。
【図7】上部支持杆と円杆との組み付け態様を説明する
図。
【図8】上部支持杆の周方向への移動を阻止するのに用
いる押さえ具を説明する図。
【図9】本発明による果樹のための防鳥用パイプハウス
のさらに他の例を示す図。
【符号の説明】
10、10a…上部支持杆(横桟、円杆)、20、20
a…パイプ上方端固定用の可動止着具、30…長尺状の
パイプ、40…基礎杭、T…果樹
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯泉 斗志雄 茨城県つくば市谷田部1275−3 (72)発明者 土居 克人 茨城県つくば市上郷7130−4 (72)発明者 宮本 和美 茨城県新治郡千代田町横堀451−9 (72)発明者 飯島 正博 茨城県つくば市春日1−2−201−308 (72)発明者 稲葉 伸一 茨城県つくば市並木3−706−102 (72)発明者 石井 健一 茨城県新治郡八郷町大字下林382 (72)発明者 青葉 裕二 茨城県水海道市橋本町3204−2 (72)発明者 寺田 恒夫 茨城県つくば市篠崎960−2 (72)発明者 鈴木 勝征 茨城県土浦市大字右籾2448−10 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01G 13/02 A01G 13/10

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部支持杆と、該上部支持杆に摺動自在
    に配置された複数本の可動止着具と、該可動止着具に先
    端が止着される長尺状のパイプと、下方端を地面に差し
    込んで立ち上がった状態となった前記長尺状のパイプを
    利用して果樹全体を被覆するようにされた防鳥用ネッ
    ト、とを備えることを特徴とする果樹のための防鳥用パ
    イプハウス。
  2. 【請求項2】 前記上部支持杆は長尺物であり、前記長
    尺状のパイプは該長尺状の上部支持杆から一側方向にの
    み向けて配置されていることを特徴とする請求項1記載
    の果樹のための防鳥用パイプハウス。
  3. 【請求項3】 前記上部支持杆は長尺物であり、前記長
    尺状のパイプは該長尺状の上部支持杆から両側方向に向
    けて配置されていることを特徴とする請求項1記載の果
    樹のための防鳥用パイプハウス。
  4. 【請求項4】 前記上部支持杆はリング状であり、前記
    長尺状のパイプは該リング状の上部支持杆から周方向に
    向けて多数本が配置されていることを特徴とする請求項
    1記載の果樹のための防鳥用パイプハウス。
  5. 【請求項5】 防鳥対策を施そうとする果樹の周囲の地
    面に直接打ち込まれた基礎杭、あるいは穿孔した穴に差
    し込まれた基礎杭を用い、該基礎杭に、前記長尺状のパ
    イプの下方端を差し込んで固定されていることを特徴と
    する請求項1ないし4いずれか記載の防鳥用パイプハウ
    ス。
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