JP2022144165A - ソフトウェア配信システム、ソフトウェア配信システムの制御方法、ならびに記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022144165000001
【課題】デバイスにファームウェア等のソフトウェアを配信する際にユーザにかかる負荷を低減するソフトウェア配信システムを提供する。
【解決手段】ソフトウェアのバージョンアップを受ける画像処理である印刷装置100と、管理PC110と、ソフトウェアの配信を行うサーバー120とが、ネットワーク130を介して相互に接続されるソフトウェア配信システムであって、画像処理装置は、ユーザによるソフトウェア配信要求を指示する手段と、ユーザを管理するユーザ管理手段と、ソフトウェア更新処理を行うソフトウェア更新手段と、を有する。ソフトウェア更新手段は、指示手段によるソフトウェア配信要求指示を受け付けると、ユーザ情管理手段によって取得した情報を、ソフトウェア配信サーバー120に通知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ソフトウェア配信方法及びそのシステムに関するものである。
画像処理装置において、画面を操作しソフトウェアの更新を指示する機能を有するものがある。
特開2002-268892号公報
特許文献1記載のソフトウェア配信システムは、ソフトウェアのバージョンアップを受けるクライアントと、ソフトウェアの配信を行うサーバーからなる。予めクライアント側の意思に基づいたバージョンアップ用ソフトの配信条件(例えば、ダウンロード時刻、更新プログラム適用時刻)を設定しサーバーが記憶し、クライアントに配信条件を送付する。
クライアントは、受信した配信条件をもとに、バージョンアップスケジュールを作成し、バージョンアップ用ソフトウェアをサーバーから受信し、ソフトウェアをバージョンアップする。
しかしながら、サーバー側に、クライアント毎、ソフトウェア毎の配信設定をあらかじめ設定しておく必要があるため、クライアントが増えた場合、配信対象のソフトウェアが変更になった場合等は、サーバーに格納した設定を更新する必要がある。
そこで、クライアント側で、予め決められた配信設定を有し、ソフトウェア配信時に適用する改良が考えられる。予めサーバーに配信条件を格納する必要がないため、クライアントが増えた等の配信条件が変わった場合でも、サーバー側設定を変更する必要がない。しかしながら、クライアント側で固定設定には適しない配信設定がある。例えばユーザ毎に変化する値である。
そこで本発明は、デバイスにファームウェア等のソフトウェアを配信する際にユーザにかかる負荷を低減することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明は、ソフトウェアのバージョンアップを受ける画像処理装置とソフトウェアの配信を行うサーバーからなるソフトウェア配信システムであって、前記画像処理装置は、ユーザによるソフトウェア配信要求を指示する手段を設け、ユーザを管理するユーザ管理手段を設け、ソフトウェア更新処理を行うソフトウェア更新手段を設け、前記ソフトウェア更新手段は、前記指示手段によるソフトウェア配信要求指示を受け付けると、前記ユーザ情管理手段によって取得した情報を、ソフトウェア配信サーバーに通知する。
本発明によれば、デバイスにファームウェア等のソフトウェアを配信する際にユーザにかかる負荷を低減する。
本発明の好適な実施の形態に係る、画像処理装置の一例である複合機を備えるネットワークシステムを構成する図である。 画像処理装置、及び情報処理装置の装置構成例を示す図である。 画像処理装置ソフトウェアのブロック図である。 画像処理装置の画面に表示されるホーム画面の一例である。 画像処理装置の画面に表示されるソフトウェア更新画面の一例である。 画像処理装置の画面に表示される管理者専用の画面である。 本発明の第一の実施例におけるソフト更新処理のフローの一例である。 ソフトウェア配信処理のフローの一例である。 各種設定値の一例である。 本発明の第二の実施例における、ソフト更新処理のフローの一例である。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(第一の実施の形態)
図1は、本発明のシステム構成の一例を示す図である。なお、本実施形態の機能が実行されるのであれば、単体の機器で構成されていてもよいし、複数の機器から構成されていてもよい。ユーザ毎に変化する設定値としてメールアドレスを例にとって説明する。
本発明のシステムは、印刷装置100と、管理PC110と、コンテンツ配信サーバー120を含む。印刷装置100は、本実施形態では、印刷部、スキャナ部等の複数の機能を持つ複合機とする。管理PC110は、管理者が使う情報処理装置である。
コンテンツ配信サーバー120は、ファームウェアやアプリケーションを蓄積し、印刷装置100に配信するためコンテンツサーバーである。
更に、印刷装置100と管理PC110とコンテンツ配信サーバー120とは、ネットワーク130を介し、相互に接続されている。
本実施形態において、本システムは、1つの印刷装置を含むものとする。しかし、前記システム内の印刷装置は、1つに限定されない。前記システムは、複数の印刷装置を含むこととしてもよいし、複合機以外の印刷装置を含むこととしてもよい。
印刷装置100は、記憶部101、印刷制御部102等を機能構成として含む。記憶部101は、印刷やファクス等のジョブデータやログ、画面操作の履歴等を保存・蓄積する。
印刷制御部102は、ネットワーク130を介し受信した画像データの印刷を制御する。印刷装置100は、図1に示した機能構成以外に、FAX送受信部、ライセンス管理部、ネットワーク部等を有していてもよい。
管理PC110は、情報処理装置としての管理PCである。システムの管理者は、管理PC110に予め供えられている管理ツールを用いて、印刷装置100や他の印刷装置を管理する。
コンテンツ配信サーバー120は、記憶部121にファームウェア、アプリケーションを格納し、ネットワーク130を介し印刷装置100に配信する。
図2は、印刷装置100、管理PC110のハードウェア構成等の一例を示す図である。管理PC110のハードウェア構成の詳細を説明する。
CPU200は、管理PC110における処理を制御する。CPU200は、ハードディスク装置(HD)205に格納されているアプリケーションプログラム、プリンタードライバープログラム、OSのプログラム、制御プログラム等を実行する。更に、CPU200は、RAM202にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行う。
CPU200が、ROM201又はHD205に記憶されたプログラムに基づき処理を実行することによって、管理PCの機能が実現される。
ROM201は、記憶部である。ROM201は、内部に基本I/Oプログラム等のプログラム、文書処理に使用するフォントデータ、テンプレート用データ等の各種データを記憶する。
RAM202は、一時記憶部である。RAM202は、CPU200の主メモリ、ワーク領域等として機能する。
FDドライブ203は、記憶媒体読み込み部であるフレキシブルディスクドライブである。CPU200は、FDドライブ203を介して、記憶媒体としてのフレキシブルディスク(FD)204に記憶されたプログラム等を管理PC110にロードすることができる。なお、記憶媒体は、FDに限らず、CD-ROM、CD-R、CD-RW、PCカード、DVD、ICメモリカード、MO、メモリスティック等、でもよい。FD204は、コンピュータによって読み取り可能なプログラムを格納する。
ハードディスク装置(HD)205は外部記憶部の一つであり、大容量メモリとして機能するハードディスクである。ハードディスク装置(HD)205は、アプリケーションプログラム、プリンタードライバープログラム、OS、制御プログラム、関連プログラム等を格納する。
キーボード(KBD)206は、ユーザの入力を受け付ける入力部である。表示部(CRT)207は、キーボード206から入力されたコマンドや、アプリケーションプログラムを表示するディスプレイ等の表示部である。
システムバス208は、管理PC110内のデータの流れを司るものである。ポインティングデバイス(PD)209は、ユーザの指示を受け付ける指示部である。
双方向インターフェィス211は、入出力部である。管理PC110は、双方向インターフェィス211を介して外部装置とのデータのやり取りを行う。コンテンツ配信サーバー120は、管理PC110と同様なハードウェア構成である。
次に印刷装置100(以下MFP100)のハードウェア構成の詳細を説明する。MFP100は、ハードディスク装置(HD)228(以下、HD228)と、接続部226と、データ制御部225と、操作部224と、外部メモリ223と、CPU220と、RAM222と、ROM221と、を含む。MFP100のハードウェア構成要素は、システムバス227を介して互いに接続されている。
CPU220は、MFP100の全体制御を司る制御装置である。CPU220は、ROM221又は外部メモリ223に記憶された制御プログラムに基づいて、接続部226を介して受信した印刷制御コマンド(送信データ)から画像信号をデータ制御部225に送信する。
CPU220が、ROM221又はHD228に記憶されたプログラムに基づき処理を実行することによって、MFP100の機能を実現する。例えば、後述のファームウェアアップデート部、アプリアップデート部の機能を実現する。
HD228は、大容量の記憶装置である。HD228は、フォントデータや印刷ジョブ等のデータを記憶する。HD228は、複数のハードディスクで構成されていてもよい。MFP100は、MFP100がジョブログの記録などに通常利用しているハードディスクとは別にバックアップデータの記憶用のハードディスクを別個に持つこととしてもよい。また、HD228は、外部装置である記憶装置と置き換えることができる。HD228を外部の記憶装置と置き換える場合、MFP100は、接続部226を介し、外部の記憶装置との間でデータの送受信を行う。
RAM222は、CPU220の主メモリとして、CPU220による制御実行の際、ワークデータエリアとして使用される一時記憶領域を備えている。
外部メモリ223は、オプションとしても接続され、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶する。
ROM221は内部メモリであり、外部メモリと同様に、各種データやMFPを制御する制御プログラム等を記憶している。
データ制御部225は、印刷エンジンであり、CPU220により制御され、ROM221、外部メモリ223等に記憶された制御プログラムにより、システムバス227を介して出力された画像信号を受信し、実際の印刷処理を行う。
操作部224は、操作パネルや操作スイッチ等の入力部、及びLED、液晶パネル等の表示部等から構成され、オペレータの操作を受け、結果を表示する。オペレータは、操作部224を介して印刷装置の設定情報の設定や、前記設定情報の確認等をすることができる。
接続部226は、双方向インターフェィス211を介して管理PCの接続部210に接続し、印刷制御コマンド(送信データ)の受信や、MFPの状態等の通知等を行う。
表示部(LCD)229は、ディスプレイ(表示部)であり、MFP100へのログイン画面や、MFP100にインストールされたアプリケーションプログラムの画面を表示する。
図3は、MFP100のソフトウェア構成を示す図である。ここに示されている各構成部を実現するプログラムはROM221又はHD228に記憶されている。そして、それらのプログラムはRAM222にロードされ、CPU220が実行することで、各構成部が実現される。
301はファームウェア記憶部であり、MFP100で動作するファームウェアをHDD228に記憶する。302はアプリケーション記憶部であり、MFP100で動作するアプリケーションをHD228に記憶する。
303はソフトウェア更新部であり、ファームウェア記憶部301が記憶しているフォームウェア、および、アプリケーション記憶部302が記憶しているアプリケーションをアップデートする。
304はアップデート結果判定部であり、ソフトウェア更新部303によってアップデートした結果を判定し、結果コードを作成する。
305はアップデート結果通知部であり、アップデート結果判定部304によって作成された結果コードをコンテンツ配信サーバー120に送信する。
306はユーザ管理部であり、MFP100へログイン機能を提供し、ユーザ情報を管理する。ユーザ情報は、HD228等の記憶装置に適宜格納される。
図4は、MFP100のLCD229に表示されるホーム画面の一例である。400ホーム画面は、MFP100が起動完了すると表示される。図示しない他の画面から、ユーザの操作によって遷移可能である。
401プリントアイコンをユーザによって押下されると、図示しないプリンタ機能画面を表示する。402ファックスアイコンをユーザによって押下されると、図示しないFAX機能画面を表示する。403スキャンして保存アイコンをユーザによって押下されると、図示しないスキャナ機能画面を表示する。404ソフトウェア更新ボタンをユーザによって押下されると、後述のソフトウェア更新画面を表示する。
図5は、ソフトウェア更新処理中にMFP100のLCD229に表示される画面の一例である。
図5(a)は、使用許諾書表示画面の一例である。ダウンロード対象のソフトウェアに使用許諾書が添付されている場合は、本画面を表示し、図中502に使用許諾書を表示する。添付されていない場合は、本画面は表示されない。
503「同意する」ボタンをユーザによって押下されると、以降の処理を継続する。504「同意しない」ボタンをユーザによって押下されると、以降の処理を中断し、ソフトウェア更新処理を中止する。
図5(b)は、ソフトウェアの更新画面の一例である。図中512に更新中を示すメッセージを表示する。513「中止する」ボタンをユーザによって押下されると、以降の処理を中断し、ソフトウェアの更新処理を終了する。
図5(c)は、シャットダウン中画面の一例である。図中522にシャットダウン中を示すメッセージを表示する。本画面を表示後に、MFP100は自動で再起動を行う。
図6は、MFP100のLCD229に表示される管理者専用の画面の一例である。MFP100に管理者としてログインしたユーザにのみ閲覧、編集が許可される。
図6(a)は、管理者専用画面の基本画面である。602「ソフトウェアの登録/更新」ボタンをユーザによって押下されると、図6(b)を表示する。603「閉じる」ボタンをユーザによって押下されると、図4のホーム画面401を表示する。
図6(b)は、ソフトウェアの登録/更新メニュー画面の一例である。
612「アプリケーション/オプションのインストール」ボタンをユーザによって押下されると、図示しない「アプリケーション/オプションのインストール」画面を表示する。
613「ファームウェアのアップデート」ボタンをユーザによって押下されると、図6(c)画面を表示する。
614「ソフトウェアの管理設定」ボタンをユーザによって押下されると、図示しない「ソフトウェアの管理設定」画面を表示する。615「閉じる」ボタンをユーザによって押下されると、図4のホーム画面を表示する。
図6(c)は、配信設定画面の一例である。622「配信時間」は、ソフトウェアの配信時間を即時・日時の指定が可能である。日時指定の場合は、時刻をyyyy/mm/ddmm:ssフォーマットで入力可能である。
623「適用タイミング」は、配信済のソフトウェアの適用時間を、自動・手動・日時の指定が可能である。「自動」の場合は、ソフトウェアの配信完了後、ソフトウェアの適用する時刻を自動で決定する。「手動」の場合は、ユーザが任意の時刻に、図示しない「ダウンロード済ソフトウェア」画面から、適用を指示できる。「日時」の場合は、適用時刻をyyyy/mm/dd mm:ssフォーマットで入力可能である。
624「差分配信」は、配信するソフトウェアについて、更新されている差分のソフトウェアのみか、更新されていないソフトウェアを含めて配信対象のソフトウェアすべてかを決定する。「ON」の場合は、差分のみ配信する。「OFF」の場合は、すべてのソフトウェアを配信する。
625「Eメール」は、メールアドレスを入力可能である。626「コメント」欄には、任意の文字列を入力可能である。627「キャンセル」ボタンユーザによって押下されると、本画面の入力をクリアして図4のホーム画面を表示する。628「戻る」ボタンをユーザによって押下されると、図6(b)の画面を表示する。629「次へ」ボタンをユーザによって押下されると、ソフトウェアの更新処理を実行する。
本画面の各種設定値は、HD228等の記憶装置に予め確保さえた領域に適宜保存され、ソフトウェア更新部303によって取り出し、ソフトウェア更新処理におけるパラメータとして利用される。
図9は、HD228等の記憶装置に予め確保された領域に適宜保存される各種設定値の一例である。図9(a)の例では、それぞれ
「配信時間」は『2020/12/1 1:00』
「適用時刻」は『自動』
「差分配信」は『ON』
「Eメール」は『admin@xxx.xx』
「コメント」は『定期アップデート』
を設定されている。
図7を用いて、ソフトウェア更新部303によるソフトウェア更新処理の基本フローを説明する。説明の簡便のため、更新対象となるソフトウェアとしてファームウェアを例とする。また、配信設定としてEメールアドレスを例にとる。Eメールアドレスは配信時にコンテンツ配信サーバー120に通知され、コンテンツ配信サーバー120による配信の結果通知や配信済ソフトウェアの更新のお知らせに利用される。
ソフトウェア更新部303は、S701で呼び出しイベントが発生したか判断する。MFP100に予め備えられた、図示しないイベント送付手段は、操作部224を介し、ユーザによる操作を検知し、キーボード操作、マウスクリック等の操作情報をソフトウェア更新部303に適宜通知されるとする。
図4における404「ソフトウェア更新」アイコンまたは、「ファームウェアのアップデート」ボタンを押下された情報が通知された場合は、呼び出しイベントが発生したと判断する。
S701で呼び出しイベントが発生したと判断しなかった場合は、S701を繰り返す。S701で呼び出しイベントが発生したと判断した場合は、S702で呼び出し元がホーム画面から判断する。すなわち、S701で取得したイベントが404「ソフトウェア更新」アイコンを押下したイベントの場合は、ホーム画面からの呼び出しと判断する。
S702で呼び出し元がホーム画面と判断しなかった場合は、S703で更新設定画面を表示する。すなわち、図6(c)に図示する設定画面をLCD229に表示する。
ユーザにより、図6(c)の629「次」へボタン押下されると、設定画面の各種設定をRAM222に予め確保したワークエリアに保存する。
次に、S704でソフトウェア情報を取得する。MFP100に予め備えられたファームウェア情報取得手段により、現在のファームウェアのバージョン情報含む、ファームウェア情報を取得する。さらに、通信手段を介しコンテンツ配信サーバー120から、コンテンツサーバー120に格納済のファーム情報の一覧を取得する。
次に、S705で更新可能か判断する。すなわち、S704で取得した現在のファームバージョンより新しいバージョンのファームウェアが、コンテンツ配信サーバー120から取得したファーム情報一覧の中に存在する場合は、更新可能と判断する。
S705で更新可能と判断した場合は、S706で後述のソフトウェア配信処理を行う。S702で呼び出し元がホーム画面と判断した場合は、S707でユーザ情報を取得する。すなわち、ユーザ管理部306が提供しているログイン情報取得手段によって、現在MFP100にログインしているユーザの情報を取得する。
次にS708で、管理者ユーザか判断する。すなわち、S707で取得したユーザ情報に管理者を示す情報が含まれる場合は、現在ログインしているユーザが管理者と判断する。
S708で管理者ユーザと判断した場合は、S709で、ユーザ情報からメールアドレスを取得する。ユーザ管理部306が提供している機能を利用し、現在のログインユーザのEメールアドレスを取得する。例えば、『user1@xxx.xx』が取得できたとする。
S710で設定値を設定する。すなわち、ソフトウェア更新処理のパラメータとして、「配信時間」に『即時』、「適用タイミング」に『自動』、「差分配信」に『ON』、「コメント」に空を設定する。さらに、設定「Eメール」の値としてS709で取得したEメールアドレスを設定する。図9(b)に、RAM222に予め確保したワークエリアに保存したパラメータの例を示す。「Eメール」の値として『user1@xxx.xx』が登録されている。次に、ソフトウェア更新部303はS704へ進む。
S708で管理者ユーザと判断しなかった場合は、S711で、権限エラー表示する。すなわち、図示しないエラー画面をLCD229に表示し、権限不足により処理を終了する旨をユーザに通知する。エラー画面を介してユーザの承認を得て、S701へ進む。
S705で更新可能と判断しなかった場合は、S712で、更新不可表示する。すなわち、図示しないエラー画面をLCD229に表示、更新可能なファームウェアが配信サーバーに登録されていない旨をユーザに通知する。エラー画面を介してユーザの確認を得て、S701へ進む。
次に図8を使って、S706のソフトウェア配信処理を説明する。説明の簡便のため、ダウンロードするファームウェアは1種類の最新バージョンを1つのみとする。また、各ステップにおけるエラー処理は説明を省略する。
ソフトウェア更新部303は、S801でパラメータを取り出す。すなわちRAM222に予め確保したワークエリアに保存したソフトウェアの更新処理における各種設定値を取り出す。
S802で、即時送信か判断する。すなわち、S801で取り出した設定値のうち「配信時間」が『即時』を示す値になっている場合は、即時送信と判断する。
S802で即時送信と判断した場合は、S803で、ダウンロードする。すなわち、コンテンツ配信サーバー120が提供している通信手段を用いて、最新ファームウェアをMFP100にダウンロードし、HD228等の記憶装置に予め確保したワークエリアに適宜保存する。ダウンロード元情報としてEメールアドレスとコメントとして、それぞれ、S801で取り出した設定値の「Eメール」と「コメント」の値をコンテンツ配信サーバー120に通知する。
次に、S804で、自動適用か判断する。すなわち、S801で取り出した設定値のうち、「適用タイミング」が『自動』を示す値になっている場合は自動適用と判断する。S804で自動適用と判断した場合は、S805で、アップデートする。LCD229に図5(b)に示すアップデート中画面を表示し、S802でダウンロードしたファームウェアMFP100を適用する。
なお、S803でダウンロードしたファームウェアに使用許諾書が含まれている場合は、アップデート実行前に図示しないステップにより、図5(a)に図示する使用許諾画面をLCD229に表示する。ユーザにより「同意しない」ボタン504を押下されると、ソフトウェア更新処理を終了する。ユーザにより「同意する」ボタン503を押下されると、アップデート処理を開始する。
次に、S806で再起動する。LCD229に図5(c)に示す再起動画面を表示し、MFP100の再起動処理を行う。なお、再起動指示によるMFP100のシャットダウンが完了すると再起動画面は消去される。
S802で即時配信と判断しなかった場合は、S807で、タイマー設定する。すなわち、図示しないタイマー部に新規ダウンロードタスクを登録し、S801で取り出した、「配信時間」をタイマー指定時刻とする。指定時刻になると、コンテンツ配信サーバー120からファームウェアをダウンロードし、HD228等の記憶装置に適宜保存する。
S804で自動適用と判断しなかった場合は、S808で、適用時刻を設定する。図示しないタイマー部に新規アップデードタスクを登録し、S801で取り出した「適用時間」をタイマー指定時刻とする。指定時刻になると、S803でダウンロードしたファームウェアを適用する。
以上説明した第1の実施の形態の方法によれば、ソフトウェア更新処理の際に、更新処理の指示手段に応じて設定値を自動で設定することができる。さらに、ユーザ毎に変化する設定値をユーザ毎に自動設定が可能になる。そのため、ソフトウェア更新指示者の操作負荷を軽減することができる。
(第二の実施の形態)
第一の実施の形態では、MFP100にログインしているユーザのメールアドレスが取得できるとしていた。ところがMFP100の運用形態によっては、Eメールアドレスが取得できないことがある。例えば、ユーザを特定しない部門IDによるログインの場合である。複数のユーザが同一のIDでMFP100ログインすることが可能である。この場合は、ユーザを特定できず、ログインユーザに紐づくメールアドレスを取得することができない。そこで、ログインユーザのEメールアドレスの代わりに、MFP100に設定された機器管理者をソフトウェア更新処理において、コンテンツサーバーに通知する改良が考えられる。
機器管理者はMFP100の設置時に任意のEメールアドレスを設定でき、ユーザ管理部306提供の機能によりソフトウェア更新部303によって取得可能とする。説明の簡便のため、第一の実施の形態と異なる点のみ説明する。
図10を用いて、 ソフトウェア更新部303によるソフトウェア更新処理の基本フローを説明する。図7のフローにおけるS701~S709およびS710~S712は、図10のフローにおけるS1001~S1009およびS1013~S1014と同一であるため、説明を省略する。
ソフトウェア更新部303は、S1010で機器管理者が登録済か判断する。すなわち、ユーザ管理部306提供の機能により、MFP100に機器管理者のEメールアドレスが登録済の場合は、機器管理者が登録済と判断する。
S1010で機器管理者が登録と判断した場合は、S1011で、機器管理者を取得するユーザ管理部306提供の機能により、MFP100に機器管理者のEメールアドレスを取得する。例えば、『device_admin@xxx.xx』が取得できたとする。
S1012で、設定値を設定する。すなわち、ソフトウェア更新処理のパラメータとして、「配信時間」に『即時』、「適用タイミング」に『自動』、「差分配信」に『ON』、「コメント」に空を設定する。さらに、設定「Eメール」の値としてS709または、S1011いずれかで取得したEメールアドレスを設定する。図9(c)に、RAM222に予め確保したワークエリアに保存したパラメータの例を示す。「Eメール」の値として『device_admin@xxx.xx』が登録されている。
次に、ソフトウェア更新部303はS1004へ進む。S1010で機器管理者が登録と判断しなかった場合は、S1013に進む。
以上説明した第二の実施の形態の方法によれば、ログイン情報からメールアドレスが特定できない場合でも、機器管理者をEメールアドレスへの設定が可能となる。
100 MFP
120 コンテンツ配信サーバー
229 LCD
228 HD

Claims (5)

  1. ソフトウェアのバージョンアップを受ける画像処理装置とソフトウェアの配信を行うサーバーからなるソフトウェア配信システムであって、
    前記画像処理装置は、ユーザによるソフトウェア配信要求を指示する手段を有し、
    ユーザを管理するユーザ管理手段を有し、
    ソフトウェア更新処理を行うソフトウェア更新手段を有し、
    前記ソフトウェア更新手段は、
    前記指示手段によるソフトウェア配信要求指示を受け付けると、前記ユーザ情管理手段段によって取得した情報を、ソフトウェア配信サーバーに通知することを特徴とするソフトウェア配信システム。
  2. ソフトウェアのバージョンアップを受ける画像処理装置とソフトウェアの配信を行うサーバーからなるソフトウェア配信システムの制御方法であって、
    前記画像処理装置は、ユーザによるソフトウェア配信要求を指示するステップを有し、
    ユーザ情報を取得するステップを有し、
    ソフトウェアの配信処理を行うソフトウェア配信ステップを有し、
    ソフトウェア配信要求指示を受け付けると、前記ユーザ情報取ステップによって取得した情報を、ソフトウェア配信サーバーに通知するステップを有すことを特徴とするソフトウェア配信システムの制御方法。
  3. 請求項1または2記載の取得した情報とは、画像処理装置のログインユーザのメールアドレスあることを特徴とする。
  4. 請求項1または2記載の取得した情報とは、画像処理装置に設定された管理者ユーザのメールアドレスあることを特徴とする。
  5. 請求項2記載の制御方法を画像処理装置に機能させるためのプログラムを画像処理装置が読み取り可能に記憶した記憶媒体。
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